JPH09305847A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH09305847A
JPH09305847A JP11681096A JP11681096A JPH09305847A JP H09305847 A JPH09305847 A JP H09305847A JP 11681096 A JP11681096 A JP 11681096A JP 11681096 A JP11681096 A JP 11681096A JP H09305847 A JPH09305847 A JP H09305847A
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door body
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Hiroyuki Otsuki
裕之 大槻
Masakatsu Matoba
正勝 的場
Kenichi Matsuyama
賢一 松山
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Glory Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品コラム3の前面で商品を支える前支え部
材9が前方へ引き起こされたまま扉体2を閉じても、前
支え部材9と扉体2が接触するのを防止する。 【解決手段】 商品コラム3の前面で商品を支える支え
位置と前方に引き起こして商品コラム3の前面を開口す
る退避位置に揺動可能に前支え部材9を設ける。前支え
部材9を退避位置から支え位置に戻す押え位置と前支え
部材9の前方への引き起こしを許容する許容位置に移動
可能に押え部材24を設ける。扉体2の開放時に押え部材
24を許容位置に移動させるとともに扉体2の閉鎖時に押
え部材24を押え位置に移動させる連動機構44を設ける。
扉体2の開放に連動して連動機構44で押え部材24を許容
位置に移動させ、前支え部材9の支え位置から退避位置
への引き起こしを許容する。扉体2を閉鎖に連動して連
動機構44により押え部材24を押え位置に移動させ、退避
位置に引き起こしたままの前支え部材9を支え位置に戻
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売機本体の前面
の扉体を開放して販売機本体内の商品コラムに商品を集
積収納するようにした自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばたばこなどの矩形の商品を
販売する自動販売機は、販売機本体およびこの販売機本
体の前面に開閉可能に設けられた扉体を有し、販売機本
体内に商品を種類別に集積収納する複数の商品コラムが
配置され、各商品コラムから商品を1個ずつ投出して販
売するように構成されている。
【0003】このような自動販売機では、例えば、実開
平1−116883号公報に記載されているように、各
商品コラムの前面に、商品コラムの前面に垂下されて商
品を支える支え位置と上縁近傍を軸として前方に引き起
こされる退避位置の間を揺動可能として前支え部材が配
置されている。前支え部材の退避位置での状態は、ほぼ
水平で、先端が販売機本体の前方に突出するような状態
となる。
【0004】そして、商品補充時には、扉体を開き、前
支え部材を退避位置まで引き上げて商品コラムの前面を
開口させ、この開口部分を通じて商品を補充する。補充
後、前支え部材を支え位置に戻してから扉体を閉じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動販売機では、商品補充後、前支え部材を支え位置に
戻してから扉体を閉じれば問題はないが、複数の商品コ
ラムに対して補充作業を行った場合等に、前支え部材を
支え位置に戻すのを忘れることがあり、忘れたまま扉体
を閉じると、扉体の裏面(商品シュート等)と退避位置
にある前支え部材の先端が接触し、どちらか一方あるい
は両方が変形、破損してしまう問題がある。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、前支え部材が引き起こされた状態のまま扉体を閉じ
ても、前支え部材と扉体のどちらも変形、破損すること
がない自動販売機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動販売
機は、商品を集積収納する商品コラムが配置される販売
機本体と、この販売機本体の前面に開閉可能に取り付け
られる扉体と、前記商品コラムの前面に配置され、商品
コラムの前面で商品を支える支え位置と前方に引き起こ
されて商品コラムの前面を開口する退避位置の間を揺動
可能に設けられた前支え部材と、この前支え部材を退避
位置から支え位置に戻す押え位置と前支え部材の前方へ
の引き起こしを許容する許容位置との間を移動可能に設
けられた押え部材と、前記扉体の開放時に前記押え部材
を許容位置に移動させるとともに扉体の閉鎖時に押え部
材を押え位置に移動させる連動機構とを具備しているも
のである。
【0008】そして、商品補充時に、扉体を開いて販売
機本体の前面を開放すると、扉体の開放に連動して連動
機構により押え部材が許容位置に移動され、前支え部材
の支え位置から退避位置への引き起こしが許容される。
商品を補充しようとする商品コラムの前支え部材を退避
位置に引き起こし、開放された商品コラムの前面から商
品を挿入、補充する。また、商品補充作業後、扉体を閉
じる動作に合わせて連動機構により押え部材が押え位置
に移動され、退避位置に引き起こされた状態のままにな
っている前支え部材が支え位置に自動的に戻され、扉体
と前支え部材の接触が防止される。
【0009】請求項2記載の自動販売機は、商品を集積
収納する商品コラムが左右方向に複数列配置される販売
機本体と、この販売機本体の前面にその販売機本体の一
側を回動支点として開閉可能に取り付けられる扉体と、
前記各商品コラムの前面に配置され、商品コラムの前面
に垂下されて商品を支える支え位置と上縁近傍を軸とし
て前方に引き起こされる退避位置の間を揺動可能に設け
られた前支え部材と、この各前支え部材を退避位置から
支え位置に戻す押え位置と前支え部材の引き起こしを許
容する許容位置との間を移動可能に設けられた押え部材
と、前記販売機本体の内側面に上下方向に昇降可能に設
けられ、上昇により前記押え部材を押え位置に移動させ
るとともに下降により押え部材を許容位置に移動させる
昇降部材と、前記販売機本体の上側内面に左右方向に移
動可能に設けられたスライド部材と、前記昇降部材とス
ライド部材を連結し、スライド部材の一側方向への移動
により昇降部材を下降させるとともにスライド部材の他
側方向への移動により昇降部材を上昇させる連動手段
と、前記扉体に一端が回動可能に取り付けられ、前記ス
ライド部材に他端が係合され、扉体を開くときにスライ
ド部材を一側方向へ移動させるとともに扉体を閉じると
きにスライド部材を他側方向へ移動させる連結部材とを
具備しているものである。
【0010】そして、商品補充時に、扉体を開いて販売
機本体の前面を開放すると、扉体を開く動作に合わせて
連結部材によりスライド部材が一側方向へ移動され、こ
のスライド部材により連動手段を介して昇降部材が下降
され、この昇降部材により押え部材が許容位置に移動さ
れ、前支え部材の支え位置から退避位置への引き起こし
が許容される。商品を補充しようとする商品コラムの前
支え部材を退避位置に引き起こし、開放された商品コラ
ムの前面から商品を挿入、補充する。また、商品補充作
業後、扉体を閉じる動作に合わせて連結部材によりスラ
イド部材が他側方向へ移動され、このスライド部材によ
り連動手段を介して昇降部材が上昇され、この昇降部材
により押え部材が押え位置に移動され、退避位置に引き
起こされた状態のままになっている前支え部材が支え位
置に自動的に戻され、扉体と前支え部材の接触が防止さ
れる。
【0011】請求項3記載の自動販売機は、請求項2記
載の自動販売機において、スライド部材は、連結部材の
他端が移動可能に係合される係合溝を有し、この係合溝
に、所定角度以上に開放された扉体を閉じるときに連結
部材の他端が係合する第1の係合部、および所定角度以
内に開放された扉体を閉じるときに連結部材の他端が係
合する第2の係合部を設け、所定角度以上に開放された
扉体を所定角度以下に閉じるときの連結部材の他端の移
動経路上に、連結部材の他端と第1の係合部の係合を解
除する係合解除手段を設けたものである。
【0012】そして、扉体が所定角度以上に大きく開放
されて補充作業が行なわれた場合、扉体が閉じられる途
中で開放角度が所定角度に達すると、連結部材の他端が
スライド部材の第1の係合部に係合してそのスライド部
材が他側方向へ押動され、この押動により押え部材が押
え位置に移動され、前支え部材が支え位置に戻される。
なお、扉体が所定角度以下に閉じられる際、係合解除手
段により連結部材の他端とスライド部材の第1の係合部
の係合が解除され、さらに、扉体が所定角度以下まで閉
じられると、連結部材の他端が第2の係合部に係合して
スライド部材が他端方向に押動される。また、扉体が所
定角度以内にあまり大きく開かれないで補充作業が行な
われた場合、扉体が閉じられると、連結部材の他端がス
ライド部材の第2の係合部に係合してスライド部材が他
側方向へ押動され、この押動により押え部材が押え位置
に移動され、前支え部材が支え位置に戻される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機の一実
施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図5は自動販売機の内部構造を示す正面図
を示す(実際には、販売機本体と扉体が開き止め部材で
連結されており、180度開放されることはない)。
【0015】自動販売機は、前面が開放された箱形形状
の販売機本体1、および販売機本体1の前面に販売機本
体の一側(左側)を回動支点として開閉可能に取り付け
られる扉体2を有している。
【0016】販売機本体1内には、左右方向に複数列、
上下方向に複数段の商品コラム3が配置されている。各
商品コラム3は、前方が開放されたばこなどの矩形商品
を前後2列に集積収納する収納部4、および収納部4の
下方に配置され最下位の商品から順に前方へ投出する商
品投出機構5を有している。各収納部4の左右両側には
仕切坂6が配設されている。
【0017】販売機本体1内の右寄りの位置には商品の
収納量が多い商品コラム3が複数列に1段ずつ配置され
(第1の商品コラム群3aと呼ぶ)、左寄りの上方位置に
は商品の収納量が比較的少ない商品コラム3が複数列に
2段ずつ配置され(第2、3の商品コラム群3b,3cと呼
ぶ)、その下方には商品の収納量が中程度の商品コラム
3が複数列に1段ずつ配置される(第4の商品コラム群
3dと呼ぶ)。
【0018】第1および第4の商品コラム群3a,3dに属
する各商品コラム3の収納部4の前面には、収納部4の
底面との間にその底面上に載る1つの商品のみが商品投
出機構5によって前方へ押し出されて投出可能とする間
隔をあけて厚み規制部材7が配設され、この厚み規制部
材7と収納部4の天井部との間に棒材にて構成される前
支え部材8が取り付けられる。この前支え部材8は、販
売待機時には収納部4の前面中央に位置して商品の前面
を支え、商品の補充作業時にはやや側方に回動、退避さ
れて商品の挿入を許容するように構成されている。
【0019】第2および第3の商品コラム群3b,3cに属
する各商品コラム3の収納部4の前部には、上端を軸と
して回動可能に支持される板材にて構成される前支え部
材(厚み規制部材としても兼用される)9が取り付けら
れる。この前支え部材9は、販売待機時には、垂下姿勢
(支え位置)をとって商品の前面を支えるとともに、そ
の下端が収納部4の底面上に載る1つの商品のみが商品
投出機構5によって前方へ押し出されて投出可能とする
厚み規制部材として作用する。商品の補充作業時には、
下端を手前に引き起こして水平姿勢(退避位置)とする
ことにより商品の補充が可能となる。
【0020】また、扉体2は、販売機本体1の前面全域
を覆う外扉体10、および外扉体10の内側に回動可能に取
り付けられる内扉体11を有している。外扉体10は、一側
(左側)上下部が販売機本体1から前方に突出された図
示しない支持部材に対して回動軸12(図1に示す)を支
点として回動自在に支持されている。外扉体10の前面に
は、図示しないが、選択ボタンを有する見本展示部、貨
幣の投入口や返却レバー等を備える操作部、商品が払い
出される商品取出口が配設され、また、外扉体10の内面
には、貨幣処理部等が配設されている。そして、外扉体
10を開放すると内扉体11が一緒に開放されて商品補充が
行なわれ、また、開放された外扉体10に対して内扉体11
を開放することにより貨幣処理部等をメンテナンスする
ことができる。
【0021】外扉体10の裏面には、商品取出口に通じる
下部シュート13が取り付けられている。第1および第4
の商品コラム群3a,3dに属する各商品コラム3から投出
された商品は、下部シュート13を通じて商品取出口に案
内される。
【0022】内扉体11の裏面(販売機本体1に対向する
側)には商品シュート14が配置されている。この商品シ
ュート14には、第2および第3の商品コラム群3b,3cに
属する各商品コラム3の投出位置に対向する位置に受入
口15が形成され、下部シュート13の上方に排出口16が形
成されている。第2および第3の商品コラム群3b,3cに
属する各商品コラム3から投出された商品は、商品シュ
ート14に受け入れられ、下部シュート13を通じて商品取
出口に案内される。
【0023】次に、図1(b) ないし図3において、第2
および第3の商品コラム群3b,3cに属する各商品コラム
3の部分について説明する。図1(b) は自動販売機の一
部の正面図、図2(a)(b)は商品コラムの周辺の側面図、
図3(a) は商品コラムの周辺を拡大した平面図、図3
(b) は商品コラムの周辺を拡大した側面図を示す。
【0024】前支え部材9の上端は各商品コラム3の上
方に固定的に配設される支持部材21に嵌合され、水平な
支軸22を支点として商品コラム3の前面で商品を支える
支え位置(図1や図2(b) などに示される前支え部材9
の垂下姿勢)と前方に引き起こされて商品コラム3の前
面を開口する退避位置(図2(a) の下側の前支え部材9
の水平姿勢)の間を揺動可能に支持される。この前支え
部材9は、支え位置と退避位置において固定可能であ
り、それらの中間位置においては支え位置へ向けて付勢
がかけられる。また、退避位置における固定はあまり強
いものではなく、退避位置にある前支え部材9に上方か
ら力を加えると固定が解除され、中間位置となり、さら
に付勢によって支え位置に移動して固定される。
【0025】第2および第3の商品コラム群3b,3cに属
する各商品コラム3の周辺には、前支え部材押え機構23
が配設されている。この前支え部材押え機構23は、第2
および第3の商品コラム群3b,3cの前部上方にそれぞれ
横設される一対の押え部材24を有しているとともに、販
売機本体1の一側(左側)内面に配設される取付部材2
5、昇降部材26および一対の回動部材27を有している。
【0026】各押え部材24は、線材にて構成され、中央
部分に押え部28が形成されているとともに、両端にクラ
ンク状に屈曲する取付部29が形成されている。この各押
え部材24の取付部29が第2および第3の商品コラム群3
b,3cの上方両側面位置に配設される回動支持部30にそ
れぞれ回動可能に軸支され、押え部が第2および第3の
商品コラム群3b,3cの各前支え部材9の前方にそれぞれ
配置される。そして、各押え部材24は、図2(a) に示す
ように押え部28が前支え部材9の前側上方に退避して前
支え部材9の前方への引き起こしを許容する許容位置
と、図2(b) に示すように押え部28が降下して前支え部
材9を押える押え位置との間を移動可能とされている。
【0027】取付部材25は販売機本体1の左側内面に固
定的に取り付けられ、この取付部材25には上下に3つの
スライドピン31が立設されている。
【0028】昇降部材26は、取付部材25の各スライドピ
ン31が挿通される上下に3つの縦長のスライド溝32を有
し、そのスライド溝32の上下縁部がスライドピン31に係
合する範囲内で取付部材25に対して昇降可能に取り付け
られている。下側の2つのスライド溝32の前側には係合
ピン33がそれぞれ立設されている。そして、昇降部材26
は、図示しないばねによって下方に向けて付勢されてい
る。
【0029】各回動部材27は、クランク形状の断面を有
する板材にて形成され、その中央近傍位置が昇降部材26
の下側2つの各スライド溝32を貫通して突出する各スラ
イドピン31にそれぞれ回動自在に軸支されている。各回
動部材27の前端近傍には昇降部材26の係合ピン33が係合
する長孔34が形成され、回動部材27の後端には押え部材
24の押え部28が係合されるほぼL字状の溝部35が形成さ
れている。そして、図2(a) に示すように、昇降部材26
が下降されると、係合ピン33に押動されてスライドピン
31を中心に回動部材27の前端が下降するように回動さ
れ、押え部材24の押え部28が許容位置に移動され、ま
た、図2(b) に示すように、昇降部材26が上昇される
と、係合ピン33に押動されてスライドピン31を中心に回
動部材27の前端が上昇するように回動され、押え部材24
の押え部28が押え位置に移動される。
【0030】次に、図1および図4において、扉体2の
開閉動作に関連する部分について説明する。図1(a) は
自動販売機の一部の平面図、図1(b) は自動販売機の一
部の正面図、図4(a) は連動機構の固定部分の平面図、
(b) は連動機構の可動部分の平面図を示す。
【0031】扉体2(外扉体10)と販売機本体1は連結
部材としての開き止め部材41によって連結されており、
この開き止め部材41により、扉体2が所定の最大角度以
上は開かなくなっているとともに、この最大角度以下の
所定の角度で固定できるようになっている。開き止め部
材41の一端は扉体2の天井部裏側に取り付けられた取付
金具42に回動可能に軸支され、他端には摺動ピン43が立
設され、販売機本体1の天井部裏側に配置される連動機
構44に繋がれている。
【0032】連動機構44は、販売機本体1の天井部裏側
に固定的に取り付けられる固定部材45、および固定部材
45の下面にスライド可能に取り付けられるスライド部材
46を有している。
【0033】固定部材45の前後にはスライド部材46を左
右方向に移動可能に支持する支持部47,48が形成され、
固定部材45の下面に突出して一対のスライドピン49が設
けられている。
【0034】さらに、固定部材45には、開き止め部材41
の摺動ピン43が摺動可能な摺動溝50が形成されている。
この摺動溝50は、固定部材45の右端奥側から左方向に延
びて販売機本体1の前面にほぼ平行な平行部51、平行部
51の左端から斜め手前に延びる傾斜部52にて構成されて
いる。平行部51の途中位置、平行部51と傾斜部52の結合
位置近傍および傾斜部52の先端位置には、溝の奥側の縁
部が後方に後退して摺動ピン43が係合可能な第1ないし
第3の係止部53,54,55が形成されている。摺動溝50の
傾斜部52の全域と平行部51の右寄り半分程度は摺動ピン
43が摺動可能な程度の幅を有するが、平行部51の残りの
左寄り半分程度の部分はやや広い幅を有し、この広い幅
の部分の右端には奥側の縁部が傾斜状に溝中央側に突出
して狭い幅の部分に接続されている。この傾斜状に溝中
央側に突出する部分が係合解除手段としての係合解除部
56とされる。
【0035】スライド部材46には、固定部材45の各スラ
イドピン49が挿通される一対のスライド溝57が形成さ
れ、スライド部材46の前後縁部が固定部材45の支持部4
7,48によって支持されるとともに、スライド溝57の左
右縁部がスライドピン49に係合する範囲内で固定部材45
に対して左右方向にスライド可能に取り付けられてい
る。
【0036】さらに、スライド部材46には、開き止め部
材41の摺動ピン43が係合可能な係合溝60が形成されてい
る。この係合溝60は、固定部材45の摺動溝50と同様に、
スライド部材46の右端奥側から左方向に延びて販売機本
体1の前面にほぼ平行な平行部61、平行部61の左端から
斜め手前に延びる傾斜部62にて構成されている。この係
合溝60の溝幅は摺動溝50より広く、摺動溝50と各係止部
53〜55を合わせた程度の幅を有する。平行部61の左寄り
位置には奥側の縁部から左側面が垂直状で右側面が傾斜
状の第1の係合部63が形成され、平行部61の右側縁には
第2の係合部64が形成されている。
【0037】そして、開き止め部材41の摺動ピン43は、
固定部材45にスライド部材46を取り付けた状態において
固定部材45の摺動溝50とスライド部材46の係合溝60が重
なった部分に挿通される。
【0038】また、固定部材45の左端奥側と取付部材25
の上端とに案内管65の各端部がそれぞれ連結され、この
案内管65内に連動手段としてのワイヤ66が挿通され、こ
のワイヤ66の一端がスライド部材46の左端奥側に連結さ
れ、ワイヤ66の他端が昇降部材26の上端に連結されてい
る。
【0039】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0040】販売待機時においては、扉体2は閉じら
れ、各商品コラム3の前支え部材8,9は収納部4の前
面に位置する。
【0041】扉体2が閉じられることにより、図1(a)
に示すように、開き止め部材41により連動機構44のスラ
イド部材46が右方向に移動される。すなわち、開き止め
部材41の摺動ピン43が、固定部材45の摺動溝50の平行部
51の右端近傍に移動するとともに、スライド部材46の係
合溝60の平行部61の右端縁部の第2の係合部64に当接し
て、スライド部材46が右方向に押し付けられている。こ
のスライド部材46の右方向への移動により、図2(b) に
示すように、ワイヤ66を介して前支え部材押え機構23の
昇降部材26が引き上げられ、回動部材27が図2(b) 時計
回り方向に回動され、押え部材24の押え部28が押え位置
に押し下げられる。
【0042】そして、貨幣が投入されて選択ボタンが押
下されると、選択された商品が収納される商品コラム3
の商品投出機構5が駆動され、最下位商品が前方に押し
出される。このとき、第1あるいは第4の商品コラム群
3a,3dに属する商品コラム3の商品が選択された場合、
投出される最下位商品の上側に載る次位商品は固定的に
設けられた厚み規制部材7によって規制され、最下位商
品のみが投出される。投出された商品は、下部シュート
13を通じて商品取出口に案内される。また、第2あるい
は第3の商品コラム群3b,3cに属する商品コラム3の商
品が選択された場合、投出される最下位商品の上側に載
る次位商品は前支え部材9の下端部(厚み規制部材を兼
ねる)によって規制され、最下位商品のみが投出され
る。投出された商品は、内扉体11の裏面に形成された商
品シュート14に受け入れられ、下部シュート13を通じて
商品取出口に案内される。
【0043】また、商品補充時には、扉体2を回動し
て、販売機本体1の前面が開放される。扉体2が開かれ
ることにより、図6および図7に示すように、開き止め
部材41の摺動ピン43が、固定部材45の摺動溝50の左方向
に移動され、扉体2の開放角度に応じて平行部51の左寄
り途中や傾斜部52に移動する。開き止め部材41の摺動ピ
ン43が摺動溝50の第1ないし第3の係止部53〜55のいず
れかに係合することにより、対応した各開放角度で扉体
2が仮止めされる。
【0044】開き止め部材41の摺動ピン43が左方向に移
動することにより、スライド部材46の右方向への押し付
けが解除され、図2(a) に示すように、左方向への移動
が可能になったスライド部材46にワイヤ66を介して連結
された昇降部材26がばね付勢によって下降する。昇降部
材26の下降に伴って、回動部材27が図2(a) 反時計回り
方向に回動され、押え部材24の押え部28が退避位置に押
し上げられる。これにより、第2および第3の商品コラ
ム群3b,3cに属する商品コラム3において、前支え部材
9が引き上げ可能となる。なお、スライド部材46は、固
定部材45のスライドピン49にスライド溝57の右端が係合
することにより、左方向への移動が規制される。
【0045】第1あるいは第4の商品コラム群3a,3dに
属する商品コラム3に商品を補充する場合、商品コラム
3の前支え部材8を回動、退避して商品を補充する。作
業後は、前支え部材8を定位置に戻す。
【0046】第2あるいは第3の商品コラム群3b,3cに
属する商品コラム3に商品を補充する場合、商品コラム
3の前支え部材9の下端を手前に引き上げて退避させ、
商品を補充する。なお、前支え部材9を退避位置まで引
き上げると、その退避位置で前支え部材9が仮止めされ
る。作業後は、前支え部材9を定位置に戻す。
【0047】そして、商品補充作業を行うために扉体2
が第1の所定角度(約70度)以上に大きく開放された
場合の復帰動作について説明する。
【0048】図6(a) に示すように、扉体2が第1の所
定角度(約70度)以上に大きく開放されると、開き止
め部材41の摺動ピン43が固定部材45の摺動溝50の傾斜部
52に係合する。
【0049】図6(b) に示すように、商品補充後、扉体
2が第1の所定角度(約70度)まで閉じられると、開
き止め部材41の摺動ピン43が、固定部材45の摺動溝50の
平行部51に係合した後、スライド部材46の第1の係合部
63に係合する。
【0050】扉体2がさらに閉じられると、スライド部
材46が右方向に押動され、ワイヤ66を介して昇降部材26
が引き上げられ、回動部材27が図2(b) 時計回り方向に
回動され、押え部材24の押え部28が押え位置に移動す
る。このとき、退避位置に引き上げられた状態のまま支
え位置に戻し忘れていた前支え部材9があっても、押え
部材24の押え部28により前支え部材9が下方へ押動され
て支え位置に戻される。
【0051】図7(a) に示すように、扉体2がさらに閉
じられ、開き止め部材41の摺動ピン43が固定部材45の係
合解除部56に達すると、係合解除部56に沿って摺動ピン
43が前方へ押し出され、摺動ピン43と第1の係合部63の
係合が解除される。この係合が解除されると、スライド
部材46が左方向に移動可能となり、図2(a) に示すよう
に、左方向への移動が可能になったスライド部材46にワ
イヤ66を介して連結された昇降部材26がばね付勢によっ
て下降する。昇降部材26の下降に伴って、回動部材27が
図2(a) 反時計回り方向に回動され、押え部材24の押え
部28が退避位置に押し上げられる。
【0052】図7(b) に示すように、扉体2が第2の所
定角度(約50度)まで閉じられ、摺動ピン43がスライ
ド部材46の係合溝60の右端部の第2の係合部64に当接す
ると、再びスライド部材46が右方向に押動され、ワイヤ
66を介して昇降部材26が引き上げられる(但し、ここで
は何の役目も果たさない)。
【0053】そして、扉体2が完全に閉じられると、図
1(a) に示す待機状態に戻る。
【0054】次に、商品補充作業を行なうために扉体2
が第1の所定角度(約70度)以内であまり大きく開放
されなかった場合の復帰動作について説明する。
【0055】扉体2が第2の所定角度(約50度)以上
でかつ第1の所定角度(約70度)以内の範囲内に開放
されると、開き止め部材41の摺動ピン43が固定部材45の
摺動溝50の平行部51に位置する。つまり、摺動ピン43は
摺動溝50の係合解除部56の近傍に位置しており(図7
(a) に近い状態)、このとき、スライド部材46は左方向
に移動していて、摺動ピン43はスライド部材46の第1の
係合部63と第2の係合部64との間に位置する。
【0056】図7(b) に示すように、商品補充後、扉体
2が第2の所定角度(約50度)まで閉じられると、摺
動ピン43がスライド部材46の係合溝60の右端部の第2の
係合部64に当接する。さらに扉体2が閉じられると、ス
ライド部材46が右方向に押動され、ワイヤ66を介して昇
降部材26が引き上げられ、回動部材27が図2(b) 時計回
り方向に回動され、押え部材24の押え部28が押え位置に
移動する。このとき、退避位置に引き上げられた状態の
まま支え位置に戻し忘れていた前支え部材9があって
も、押え部材24の押え部28により前支え部材9が下方へ
押動されて支え位置に戻される。
【0057】そして、扉体2が完全に閉じられると、図
1(a) に示す待機状態に戻る。
【0058】以上のように、扉体2の開放に連動して開
き止め部材41によりスライド部材46を左方向へ移動さ
せ、このスライド部材46によりワイヤ66を介して昇降部
材26を下降させ、この昇降部材26により押え部材24を許
容位置に移動させ、前支え部材9の支え位置から退避位
置への引き起こしを許容し、かつ、扉体2の閉鎖に連動
して開き止め部材41によりスライド部材46を他側方向へ
移動させ、このスライド部材46によりワイヤ66を介して
昇降部材26を上昇させ、この昇降部材26により押え部材
24を押え位置に移動させるため、前支え部材9が退避位
置に引き起こされた状態のまま扉体2を閉じても、押え
部材24によりその前支え部材9を支え位置に自動的に戻
し、扉体2と前支え部材9のどちらの変形、破損も防止
できる。
【0059】また、第1の所定角度(約70度)以上に
開放された扉体2を閉じるときに、開き止め部材41の摺
動ピン43が第1の係合部63に係合してスライド部材46を
右方向へ移動させるとともに、扉体2を第1の所定角度
(約70度)以下に閉じられる際に固定部材45の係合解
除部56により摺動ピン43と第1の係合部63の係合を解除
し、かつ、第1の所定角度(約70度)以内に開放され
た扉体2を閉じるときに、開き止め部材41の摺動ピン43
が第2の係合部64に係合してスライド部材46を右方向へ
移動させるため、扉体2を大きく開いた場合および扉体
2を小さく開いた場合のいずれでも、退避位置に引き起
こされた状態のままの前支え部材9を支え位置に確実に
戻すことができる。
【0060】このように、扉体2に連動して前支え部材
押え機構23を2回作動させることは次の理由からによ
る。扉体2を大きく開いて例えば第1の所定角度(約7
0度)まで閉じたときだけ前支え部材押え機構23を作動
させるように設定した場合、扉体2を第1の所定角度
(約70度)以下開いて補充作業を行なった後に扉体2
を閉じると、前支え部材押え機構23が作動されずに、前
支え部材9が扉体2に接触し、破損するという問題が生
じる。逆に、比較的小さい角度まで閉じたときだけに前
支え部材押え機構23を作動させるように設定した場合、
扉体2を大きく開いて補充作業を行なった後に扉体2を
閉じるときに、前支え部材押え機構23が作動する前に扉
体2の回動軸12に比較的近い位置の商品コラム3の前支
え部材9が扉体2に接触し、破損するという問題が生じ
る。したがって、扉体2に連動して前支え部材押え機構
23を2回作動させることにより、扉体2を大きく開いた
場合および扉体2を小さく開いた場合のいずれでも、退
避位置に引き起こされた状態のままの前支え部材9を支
え位置に確実に戻すことができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の自動販売機によれば、扉
体の開放に連動して連動機構により押え部材を許容位置
に移動させ、前支え部材の支え位置から退避位置への引
き起こしを許容し、かつ、扉体の閉鎖に連動して連動機
構により押え部材を押え位置に移動させるため、前支え
部材が退避位置に引き起こされた状態のまま扉体を閉じ
ても、押え部材によりその前支え部材を支え位置に自動
的に戻し、前支え部材と扉体のどちらの変形、破損も防
止できる。
【0062】請求項2記載の自動販売機によれば、扉体
の開放に連動して連結部材によりスライド部材を一側方
向へ移動させ、このスライド部材により連動手段を介し
て昇降部材を下降させ、この昇降部材により押え部材を
許容位置に移動させ、前支え部材の支え位置から退避位
置への引き起こしを許容し、かつ、扉体の閉鎖に連動し
て連結部材によりスライド部材を他側方向へ移動させ、
このスライド部材により連動手段を介して昇降部材を上
昇させ、この昇降部材により押え部材を押え位置に移動
させるため、前支え部材が退避位置に引き起こされた状
態のまま扉体を閉じても、押え部材によりその前支え部
材を支え位置に自動的に戻し、前支え部材と扉体のどち
らの変形、破損も防止できる。
【0063】請求項3記載の自動販売機によれば、請求
項2記載の自動販売機の効果に加えて、所定角度以上に
開放された扉体を閉じるときに、連結部材の他端が第1
の係合部に係合してスライド部材を他側方向へ移動させ
るとともに、扉体を所定角度以下に閉じられる際に係合
解除手段により連結部材の他端と第1の係合部の係合を
解除し、かつ、所定角度以内に開放された扉体を閉じる
ときに、連結部材の他端が第2の係合部に係合してスラ
イド部材を他側方向へ移動させるため、扉体を大きく開
いた場合および扉体を小さく開いた場合のいずれでも、
退避位置に引き起こされた状態のままの前支え部材を支
え位置に確実に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の一実施の形態を示し、
(a) は自動販売機の一部の平面図、(b) は自動販売機の
一部の正面図である。
【図2】同上実施の形態の商品コラムの周辺の側面図を
示し、(a) は扉体の開放状態(押え部材が許容位置に移
動した状態)の側面図、(b) は扉体の閉鎖状態(押え部
材が押え位置に移動した状態)の側面図である。
【図3】同上実施の形態の商品コラムの周辺を拡大して
示し、(a) は扉体の閉鎖状態(押え部材が押え位置に移
動した状態)の平面図、(b) は扉体の閉鎖状態(押え部
材が押え位置に移動した状態)の側面図である。
【図4】同上実施の形態の連動機構を示し、(a) は連動
機構の固定部分の平面図、(b)は連動機構の可動部分の
平面図である。
【図5】同上実施の形態の自動販売機の内部構造を示す
正面図である。
【図6】同上実施の形態の連動機構の動作を示し、(a)
は扉体を所定角度以上に開いた状態の平面図、(b) は扉
体を閉じる際の連結部材が第1の係合部に係合した状態
の平面図である。
【図7】同上実施の形態の連動機構の動作を示し、(a)
は扉体を所定角度以内に開いた状態の平面図、(b) は扉
体を閉じる際の連結部材が第2の係合部に係合した状態
の平面図である。
【符号の説明】
1 販売機本体 2 扉体 3 商品コラム 9 前支え部材 24 押え部材 26 昇降部材 41 連結部材としての開き止め部材 44 連動機構 46 スライド部材 56 係合解除手段としての係合解除部 60 係合溝 63 第1の係合部 64 第2の係合部 66 連動手段としてのワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 賢一 兵庫県姫路市大津区平松352番地の3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を集積収納する商品コラムが配置さ
    れる販売機本体と、 この販売機本体の前面に開閉可能に取り付けられる扉体
    と、 前記商品コラムの前面に配置され、商品コラムの前面で
    商品を支える支え位置と前方に引き起こされて商品コラ
    ムの前面を開口する退避位置の間を揺動可能に設けられ
    た前支え部材と、 この前支え部材を退避位置から支え位置に戻す押え位置
    と前支え部材の前方への引き起こしを許容する許容位置
    との間を移動可能に設けられた押え部材と、 前記扉体の開放時に前記押え部材を許容位置に移動させ
    るとともに扉体の閉鎖時に押え部材を押え位置に移動さ
    せる連動機構とを具備していることを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】 商品を集積収納する商品コラムが左右方
    向に複数列配置される販売機本体と、 この販売機本体の前面にその販売機本体の一側を回動支
    点として開閉可能に取り付けられる扉体と、 前記各商品コラムの前面に配置され、商品コラムの前面
    に垂下されて商品を支える支え位置と上縁近傍を軸とし
    て前方に引き起こされる退避位置の間を揺動可能に設け
    られた前支え部材と、 この各前支え部材を退避位置から支え位置に戻す押え位
    置と前支え部材の引き起こしを許容する許容位置との間
    を移動可能に設けられた押え部材と、 前記販売機本体の内側面に上下方向に昇降可能に設けら
    れ、上昇により前記押え部材を押え位置に移動させると
    ともに下降により押え部材を許容位置に移動させる昇降
    部材と、 前記販売機本体の上側内面に左右方向に移動可能に設け
    られたスライド部材と、 前記昇降部材とスライド部材を連結し、スライド部材の
    一側方向への移動により昇降部材を下降させるとともに
    スライド部材の他側方向への移動により昇降部材を上昇
    させる連動手段と、 前記扉体に一端が回動可能に取り付けられ、前記スライ
    ド部材に他端が係合され、扉体を開くときにスライド部
    材を一側方向へ移動させるとともに扉体を閉じるときに
    スライド部材を他側方向へ移動させる連結部材とを具備
    していることを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 スライド部材は、連結部材の他端が移動
    可能に係合される係合溝を有し、この係合溝に、所定角
    度以上に開放された扉体を閉じるときに連結部材の他端
    が係合する第1の係合部、および所定角度以内に開放さ
    れた扉体を閉じるときに連結部材の他端が係合する第2
    の係合部を設け、 所定角度以上に開放された扉体を所定角度以下に閉じる
    ときの連結部材の他端の移動経路上に、連結部材の他端
    と第1の係合部の係合を解除する係合解除手段を設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
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