JPH10162207A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH10162207A
JPH10162207A JP8323838A JP32383896A JPH10162207A JP H10162207 A JPH10162207 A JP H10162207A JP 8323838 A JP8323838 A JP 8323838A JP 32383896 A JP32383896 A JP 32383896A JP H10162207 A JPH10162207 A JP H10162207A
Authority
JP
Japan
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coin
moving body
product
coins
stock
Prior art date
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Pending
Application number
JP8323838A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Takeda
行夫 武田
Koji Yamazaki
浩嗣 山崎
Shigeyuki Horiuchi
繁行 堀内
Hiroshi Shimizu
弘 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HORIUCHI SEISAKUSHO KK
KOKUSAI DENGIYOU KK
KOKUSAI DENGYO KK
Koyo Corp
Original Assignee
HORIUCHI SEISAKUSHO KK
KOKUSAI DENGIYOU KK
KOKUSAI DENGYO KK
Koyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by HORIUCHI SEISAKUSHO KK, KOKUSAI DENGIYOU KK, KOKUSAI DENGYO KK, Koyo Corp filed Critical HORIUCHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP8323838A priority Critical patent/JPH10162207A/ja
Publication of JPH10162207A publication Critical patent/JPH10162207A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 純機械式であって、かつ複数枚の硬貨の投入
により商品の取り出しを行うことができる自動販売機を
提供する。 【解決手段】 5枚の100円硬貨Bを投入口51から
投入すると、4枚が挿入筒55に収納され、5枚目がス
トック部49に収納されて移動体39の逃がし孔66を
塞ぐ。押しボタン61を押し込むと、押込ピン63が最
上段の硬貨Bを介して移動体39を奥方に押し込む。そ
の時受部56が離間するので、残された4枚の硬貨Bが
落下する。移動体39の移動に伴い駆動バー42が取出
レバー18を回動させ、最下段の商品パッケージGを商
品取出口14に放出するとともに、受け板29が残った
商品パッケージG群を受ける。押しボタン61を離す
と、復動する途中で挟持されていた硬貨Bが落下する。
取出レバー18と受け板29も復動して、商品パッケー
ジG群が収納空間10の底部に揃って降ろされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式の自動販売
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機の普及には目を見張る
ものがある。一般的な自動販売機では、扱う商品が多種
類であり、また料金もまちまちであったりするので、電
気作動方式を採用せざるを得ないのであるが、扱う商品
が単一であるような簡易なものでは、省エネを図ってラ
ンニングコストを抑える上から、電気作動ではなくて純
機械式とすることが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような純機械式
の自動販売機の一例として、実開平3−25968号公
報に開示されたものが知られている。しかしながらこの
ものは、特定の硬貨を1枚投入した場合に限って商品の
払い出しが可能な構造であって、使用範囲が限定されて
いた。そのため、純機械式を踏襲しつつ、使用範囲を広
げるべく複数枚の硬貨の投入によっても商品の取り出し
を行うことができるようにした自動販売機の出現が切望
されていた。本発明の自動販売機は、上記のような要望
に応えるべく完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動販売機は、箱状に形成された本体内に設けられ、商品
パッケージを複数個積み重ね状に収納可能とした商品収
納部と、前記本体に開口された硬貨投入口から投入され
た硬貨を所定枚数縦向きに積んで収納し得る硬貨ストッ
クと、この硬貨ストックに収納された所定枚数の硬貨の
うちの最上段の硬貨の一方側に配設され、操作部材を介
して進出駆動される押圧部材と、前記最上段の硬貨の他
方側に配設されるとともに前記押圧部材の進入を許容す
る逃がし部を設け、この逃がし部の前記押圧部材側の面
を前記最上段の硬貨が塞ぐことで前記押圧部材の進出に
伴う一体的な押し込み移動が可能とされた移動体と、こ
の移動体の移動に伴って回動して前記商品収納部に収納
された商品パッケージを本体に設けられた商品取出口に
放出する取出レバーとを、具備した構成としたところに
特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記押圧部材と前記移動体には元位置への復帰用の
復帰ばねが個別に備えられるとともに、復帰途中におい
て前記移動体のみを一旦停止させる手段が設けられ、ま
た移動体には前記硬貨ストックに収納された最下段の硬
貨を受ける受部が設けられており、前記硬貨ストックに
所定枚数の硬貨が収納されて前記押圧部材の進出により
商品パッケージの取り出しが行われた際、前記移動体の
押し込み移動に伴い受部が離反することで最上段を除く
他の硬貨が硬貨ストックから落下し、一方押圧部材と移
動体との間に介在された最上段の硬貨は、前記押圧部材
と移動体とが元位置に復帰する過程で互いに離間するこ
とで落下する構成としたところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記商品収納部には商品パッケージ
の残存数が無くなったことを検知する検知部材が設けら
れるとともに、前記硬貨投入口には前記検知部材と連結
されて前記商品パッケージの残存数が無くなった場合に
その硬貨投入口を塞ぐシャッタが備えられている構成と
したところに特徴を有する。
【0007】請求項4の発明は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3の発明において、前記取出レバーは、常に
は商品収納部の外に退避しており、その回動に伴い商品
収納部内に進出することで最下段の商品パッケージを押
し出すようになっているとともに、その商品収納部には
最下段を除く他の商品パッケージを受けることが可能な
受け板が進退可能に設けられており、前記取出レバーが
進出して最下段の商品パッケージを押し出すのに伴い前
記受け板が進出してその上方の商品パッケージ群を受
け、取出レバーが退避位置に戻るのに伴い受け板が後退
して受けていた商品パッケージ群を降下させる構成とし
たところに特徴を有する。
【0008】請求項5の発明は、請求項1、請求項2、
請求項3または請求項4の発明において、前記硬貨スト
ックの側方には、この硬貨ストックに収納される規定枚
数の硬貨の合計金額と同一金額の高額硬貨を一枚だけ硬
貨投入口から投入して収納可能な別の硬貨ストックが設
けられ、この高額硬貨の介在によっても前記押圧部材の
進出により前記移動体の一体的な押し込み移動が可能と
されている構成としたところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>硬貨投入口から硬貨を所定枚数投入
したのち操作部材により押圧部材を進出させると、硬貨
ストックに収納された最上段の硬貨を介して移動体が一
体的に押し込み移動され、それに伴い取付レバーが回動
することで商品収納部に収納された商品パッケージが商
品取出口に放出される。硬貨の投入枚数が不足している
場合には、押圧部材が進出操作されても逃がし部に進入
するだけで移動体は移動せず、したがって商品パッケー
ジの取り出しはできない。硬貨ストックに収納される硬
貨の規定枚数を変更することで、料金の異なった商品の
払い出しに対応できる。すなわち使用範囲が広げられ
る。
【0010】<請求項2の発明>投入された硬貨は、最
上段のもの除く他の硬貨が移動体の押し込み移動に伴っ
て硬貨ストックから落下し、最上段の硬貨は押圧部材と
移動体の復動時にその間から抜け落ちてそれぞれ回収さ
れる。
【0011】<請求項3の発明>商品収納部に商品パッ
ケージのストックが無くなったことが検知されると、シ
ャッタが硬貨投入口を塞ぐ。ストックの無いことが確実
に判別し得るとともに、商品未払いのトラブルを未然に
防止することができる。
【0012】<請求項4の発明>取出レバーが最下段の
商品パッケージを放出している間、受け板が進出してそ
れよりも上の商品パッケージを受けており、取出レバー
が退避位置に戻ると、受け板が後退して受けていた商品
パッケージ群をまとめて降下させる。 <請求項5の発明>複数枚の低額硬貨と、1枚の高額硬
貨のいずれによっても商品の払い出しができ、より使い
勝手に優れたものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図22に基づいて説明する。図1ないし図5にお
いて、符号1は自動販売機の本体であって、複数枚の板
金を組み立てることで前面の開口された縦長の箱状に形
成されており、開口部には、鍵2付きの扉3が蝶番4を
介して開閉可能に取り付けられている。この本体1は、
図示しないボルト等によって壁面に取り付けられたり、
アングル等を介して他の自動販売機の側面に取り付ける
ことが可能である。
【0014】本体1内の一側(正面から見て右側)に
は、図示しない商品を包装した箱形の商品パッケージG
を収納する商品収納体5が設置されている。この商品収
納体5は、図6にも示すように、断面門形をなして奥行
き方向に細長い基台6を備え、この基台6の奥縁よりも
少し前方の位置に背面板7が立てられているとともに、
左右両側に側板8が立てられている。これらの側板8
は、その前縁が下方に向かうにしたがって次第に前方に
突出した斜め姿勢に形成され、両側板8の対応する面に
おける背面板7から所定寸法前方に離間した位置には、
一対の縦方向のガイド9が取り付けられている。したが
って背面板7、両側板8並びにガイド9の間に上記した
商品パッケージGの収納空間10が構成され、この実施
形態では、基台6で受けられつつ最大12個の商品パッ
ケージGが積まれて収納可能となっている。
【0015】基台6における収納空間10の前方位置に
は、図3に示すように、その基台6の上面を下方に切り
下げることによって、スライダ12付きの商品放出口1
1が形成されている。この商品放出口11は基台6の前
面開口部に連通しており、この開口部は、上記した扉3
の右下角に開口された商品取出口14と対応している。
なお、上記した商品放出口11の前縁の上下両面には、
それぞれ所定寸法突出した返し部15,16が形成され
ており、上側の返し部15は商品パッケージGを突き当
てて商品放出口11に導き、下側の返し部16は商品の
盗難を防止するように機能する。
【0016】商品収納体5には、商品パッケージGの取
り出し用の取出レバー18が設けられている。この取出
レバー18は、図6に示すように、左右一対のアーム1
9の下端部の間に押出部20をわたした形状に形成され
ており、一方、商品収納体5には、背面板7の下端部か
ら両側板8にわたって、上記の取出レバー18の押出部
20を挿通可能とする挿通溝21が切られている。取出
レバー18は、その押出部20を挿通溝21に対応させ
つつ両側板8の外面を挟むように装着され、両側板8の
上方位置に突設された軸22を中心として揺動可能に支
持されている。取出レバー18の両アーム19における
軸22よりも下方の位置と、その後方側において側板8
に立てられたピン23との間には引張コイルばね24が
装着され、その弾縮力により取出レバー18に対して常
には押出部20が後退する方向(図3の反時計回り方
向)の揺動力が付勢され、一方のアーム19が対応する
側板8に突設されたストッパ25(図6参照)に当たる
ことでその揺動が規制され、このとき図3に示すよう
に、取出レバー18の押出部20は収納空間10の背面
の外側に退避している。また、取出レバー18が詳しく
は後記する駆動バー42によって、引張コイルばね24
の弾力に抗して前方に揺動されると、押出部20が挿通
溝21を通って収納空間10内の下端部分に突出し、積
載して収納された商品パッケージG群の内の最下段の商
品パッケージGを前方に押し出すことができるようにな
っている。
【0017】商品収納体5の背面板7の裏面側における
挿通溝21の上方位置には、一方の側板8から突出する
ようにして水平な支持軸26が設けられている。この支
持軸26の先端側(商品収納体5の幅方向の中央部分)
には、所定幅の基板28の下端に受け板29を前方に直
角曲げして形成した受け部材27が、前後方向の揺動可
能に支持されている。受け板29は、上記の取出レバー
18の押出部20の直上位置において、挿通溝21を通
して収納空間10内に進退可能となっている。上記の支
持軸26の基端側にはねじりコイルばね31が装着さ
れ、その両端が受け部材27の基板28と背面板7との
間に掛止されることで、受け部材27には前方への揺動
力が付勢されている。一方、受け板29の後端側の下面
にはストッパ片30が切り起こして形成され、このスト
ッパ片30は取出レバー18の押出部20と、挿通溝2
1の下縁にそれぞれ当接可能であって、それらに当接す
ることにより、受け部材27の前方への揺動がそれぞれ
規制されるようになっている。
【0018】したがって、図7に示すように、取出レバ
ー18が退避位置で保持されている際には、受け部材2
7は、ストッパ片30が取出レバー18の押出部20に
突き当たることで前方への揺動が規制されて、受け板2
9が同じく収納空間10の背面の外側に退避する。一
方、図8に示すように、取出レバー18が前方に回動駆
動されると、受け部材27も同方向に揺動して、受け板
29が挿通溝21を通して空になった最下段の商品パッ
ケージGの収納空間10内に突出し、ストッパ片30が
挿通溝21の下縁に当接したところでそれ以上の揺動が
規制される。このとき受け板29は水平姿勢を取って、
押し出された最下段の商品パッケージGを除くそれより
も上の商品パッケージG群を受けることができるように
なっている。また、図9に示すように、取出レバー18
が退避位置に復動すると、ストッパ片30が押出部20
で押されることによって、受け部材27も退避位置に復
動するようになっている。
【0019】次に、取出レバー18の駆動側の機構につ
いて説明する。上記した本体1内の正面から見た左上の
隅部には、メカボックス33が取り付けられている。こ
のメカボックス33は、左右一対の側板34の後縁側に
後面板35をわたして結合することで外形直方体状に組
み付けられ、本体1の前面の開口部よりも少し内側に入
った位置から、奥行き方向の中央部よりも少し奥方の位
置にわたって取り付けられている。このメカボックス3
3内には、奥行き方向の中央部よりも少し前方位置にお
いて、図10にも示すように厚肉の仕切板37が張られ
ている。その仕切板37の奥側(図10では手前側)に
は、一対の側板40の前縁の間に被押圧板41を張った
移動体39が、両側板40間を貫通して設けられた駆動
バー42を、図1に示すように、メカボックス33の両
側板34に形成された前後方向のガイド溝43に嵌め
て、前後方向の摺動可能に収納されている。
【0020】メカボックス33の後面板35と移動体3
9の被押圧板41との間には、図3,5に示すように、
各板35,41に対向状に突設されたボス部45に両端
を嵌めるようにして圧縮コイルばね46が装着され、そ
の圧縮コイルばね46の弾拡力により、移動体39に対
して被押圧板41が仕切板37に接近する前方への移動
力が付勢されている。また、上記した駆動バー42の正
面から見た左側の端部はガイド溝43から僅かに突出す
る一方、右側の端部は大きく突出しており、上記の商品
収納体5に装備された取出レバー18の左側のアーム1
9を駆動可能となっている。移動体39が前方に移動付
勢されて、駆動バー42が図3の実線に示すようにガイ
ド溝43の手前側の端部にあるときには、退避位置にあ
る取出レバー18のアーム19の上端部の手前側に位置
するようになっている。
【0021】上記した仕切板37と移動体39の被押圧
板41との間には、500円硬貨Aのストック部48
と、100円硬貨Bのストック部49とが左右に並んで
形成されるようになっている。本体1の上面には、図1
及び図4に示すように、各ストック部48,49の上方
に対応して、500円硬貨Aと100円硬貨Bの投入口
50,51が並んで形成されている。500円硬貨Aの
ストック部48は詳細には、図10に示すように、仕切
板37の裏面の正面から見た左側に、左右一対の縦向き
のガイドレール52が500円硬貨Aの直径にほぼ等し
い間隔を開けて形成され、それぞれの下端が内方に狭め
られている。なお、幅狭部53の対応間隔は、500円
硬貨Aの直径よりも僅かに小さい程度であって、100
円硬貨B等の他の硬貨はその間を通過するようになって
いる。したがって移動体39が前方に移動付勢されてい
ると、被押圧板41がガイドレール52に当たることで
移動体39が停止されてストック部48が構成され、5
00円硬貨Aが投入口50から投入されると、図4に示
すように、ストック部48に挿入されて幅狭部53で受
けられることにより、1枚だけ収納されるようになって
いる。
【0022】一方、100円硬貨Bのストック部49の
方は、仕切板37の裏面の右側に、左右一対の縦向きの
ガイドレール54(一方は500円硬貨A側と兼用)が
100円硬貨Bの直径にほぼ等しい間隔を開けて形成さ
れている。またそのガイドレール54の下方に連通する
ようにして、100円硬貨Bを縦向きに4枚程度積み重
ねて挿入することが可能な挿入筒55が設けられてい
る。この挿入筒55は上下両面が開口されているが、移
動体39には挿入筒55の下側の開口を部分的に閉鎖可
能な受部56が一体的に設けられていて、移動体39が
前方位置にある場合には、その受部56が挿入筒55の
下側の開口を閉じるようになっている。そして、5枚の
100円硬貨Bが投入口51から順次に投入されると、
図4に示すように、受部56で受けられつつ4枚目の途
中まで挿入筒55内に収納され、5枚目の100円硬貨
Bがストック部49内において、上記の500円硬貨A
の収納高さとほぼ同じ高さ位置で収納されるようになっ
ている。
【0023】前記したメカボックス33の前面の下縁に
は、図3に示すように取付板58が垂下して形成され、
その前面に取付孔60を開口した支持ブロック59が取
り付けられている。その取付孔60には、押しボタン6
1が摺動自由に嵌装されている。押しボタン61の奥端
面には、支持板62が立ち上がって取り付けられてお
り、この支持板62の裏面側には、一対の押込ピン63
が左右に並んで突設されている。これらの押込ピン63
は、500円硬貨Aの収納位置と、100円硬貨Bの最
上段の収納位置とに対応して設けられている。また、上
記した仕切板37と被押圧板41には、両押込ピン63
の位置と対応して、それぞれ押込ピン63が嵌入可能な
一対ずつの逃がし孔65,66が開口されている。
【0024】両押込ピン63にはそれぞれ圧縮コイルば
ね67が嵌装されて、その奥端が仕切板37の逃がし孔
65の前面の口縁に当てられており、両圧縮コイルばね
67の弾拡力によって支持板62並びに押しボタン61
に対して手前側への移動力が付勢され、支持板62が取
付板58の裏面に当たることでその移動が規制されてい
る。そのとき、両押込ピン63の先端が仕切板37の逃
がし孔65内に嵌入した状態にあるとともに、押しボタ
ン61は、図1,3に示すように、扉3に開口された窓
孔68を通してその手前側に突出して、外部からの押し
込み操作が可能とされている。
【0025】すなわち500円硬貨Aが入れられるか、
あるいは5枚の100円硬貨Bが入れられると、500
円硬貨Aあるいは最上段の100円硬貨Bが被押圧板4
1の逃がし孔66の前面を塞ぐため、押しボタン61を
押し込むと、いずれかの押込ピン63が硬貨AまたはB
を介して被押圧板41を押圧することで、移動体39が
一体に押し込まれ、そうでないときは、押しボタン61
を押し込んだとしても、押込ピン63が被押圧板41の
逃がし孔66に入り込むだけで、移動体39の押し込み
ができないようになっている。なお、移動体39が押し
込まれた際、図3の鎖線に示すように、受部56が一体
的に移動して100円硬貨Bの挿入筒55の下面を開放
するようになっている。
【0026】また、押しボタン61の押し込み動作に伴
い、硬貨AまたはBを挟持しつつ移動体39が一体的に
押し込まれたのち、押しボタン61の押込力を除去する
と、移動体39は圧縮コイルばね46の復元弾力によ
り、また押しボタン61は圧縮コイルばね67の復元弾
力によりそれぞれ手前側に復動するが、この復動時にお
いて移動体39のみを途中で短時間停止させるようにな
っている。これは、移動体39を短時間停止させること
で押込ピン63と移動体39の被押圧板41の間隔を瞬
間的に開き、硬貨AまたはBの挟持力を除去してそれを
落下させるためである。
【0027】そのため、図14に示すように、メカボッ
クス33における仕切板37を設けた部分の底面の下方
位置には、側板34に近い位置において係止レバー69
が備えられている。この係止レバー69は前後方向に細
長く、その奥側の端部に上向きの係止突部70が形成さ
れているとともに、手前側の端部に内方に直角曲げされ
た被押圧部71が形成されており、中央部分において側
板34から突設された軸72によって回動自由に支持さ
れている。この係止レバー69はねじりコイルばねの弾
力によって、図14の時計回り方向の回動力が付勢され
ており、側板34から突設されたストッパ74に当たる
ことで略水平姿勢で保持されている。一方、押しボタン
61と一体の支持板62における側板34側の端縁に
は、押しボタン61の押し込み操作に伴って係止レバー
69の被押圧部71を押圧可能な2枚のカム片75,7
6が設けられている。一方は固定のカム片75であって
奥側の端縁が傾斜縁77とされている。もう一方は可動
のカム片76であって、底縁の水平部分が固定のカム片
75のそれより長く取られ、また少し下方に位置してお
り、長孔78を介して前後方向の移動可能となってい
る。
【0028】すなわち、図14に示すように、硬貨B
(A)が介在された状態で押しボタン61が押し込まれ
て、移動体39が一体的に押し込まれると、その途中で
まず可動のカム片76の先端が被押圧部71に当たって
そのカム片76が後退(同図の左方向へ移動)し、その
のち図15に示すように固定のカム片75の傾斜縁77
が被押圧部71に当たってそれを押すことで、図16に
示すように係止レバー69がねじりコイルばねの弾力に
抗して反時計回り方向に回動し、係止突部70が移動体
39の下縁に係止可能に突出する。引き続いて押しボタ
ン61が押し込まれると、図17のように被押圧部71
が可動のカム片76の底縁に沿って移動しつつ係止レバ
ー69が上記の係止姿勢に保持され、移動体39も所定
位置まで押し込まれる。
【0029】押しボタン61の押込力が除去されると、
押しボタン61並びに移動体39がそれぞれ圧縮コイル
ばね67,46の復元弾力によって復動するが、復動直
後には、係止レバー69の被押圧部71が摩擦力により
可動のカム片76を相対的に右側に引き出しつつ、押し
ボタン61と移動体39とが一体的に復動し、したがっ
て硬貨Bは挟持されたままであり、所定距離復動する
と、図18に示すように、移動体39が突出した係止突
部70に突き当たる。これにより移動体39の復動が停
止され、一方押しボタン61は、可動のカム片76の底
縁に被押圧部71を摺接させて係止レバー69を係止姿
勢に保持しつつ単独で復動する。これにより図19に示
すように、押込ピン63が硬貨Bから離間してその挟持
力が除去され、硬貨Bが落下されるようになっている。
その後は、係止レバー69がカム片76から外れて時計
回り方向に復動することにより、係止突部70による移
動体39に対する係止が解除され、押しボタン61とも
ども移動体39も元位置に復動される。なお、本体1内
のメカボックス33の下方位置には、落下した硬貨A,
Bを収納する硬貨ボックス80が載置されるようになっ
ている。
【0030】また、商品収納体5に収納された商品パッ
ケージGが無くなった場合に、それを検知する手段が備
えられている。収納空間10の底面となる部分の基台6
には、図3,5に示すように検知用孔82が開口されて
いる。一方、検知レバー83が備えられており、この検
知レバー83は鋼線を素材として形成され、一端側に上
方に突出した検知部84が設けられている。この検知レ
バー83が、図6に示すように、基台6の一方(正面か
ら見て左側)の脚部85に形成された開口86を通し
て、検知部84が上記の検知用孔82の位置に対応した
左右方向の向きで配されている。この検知レバー83に
おける脚部85から少し突出した位置にある長さ方向の
略中央部が、その脚部85の外面に設けられたブラケッ
ト87上の軸88で支持されており、検知部84が検知
用孔82の上面に突出する位置と、下面側に退避する位
置との間の所定角度範囲で揺動可能となっている。そし
て、検知レバー83における外方突出端にウエイト89
が固着され、検知レバー83に対して検知部84が検知
用孔82の上面に突出する方向の揺動力が付勢されてい
る。
【0031】また、上記した投入口50,51の下面側
には、両投入口50,51にわたっつて開閉し得るシャ
ッタ91が、仕切板37の上面に載せられて前後方向の
移動自由に装備されている。図21に示すように、その
シャッタ91の手前側の縁部に形成された取付板92
と、メカボックス33の手前側の縁部に設けられた取付
棒93との間には左右一対の引張コイルばね94が装着
され、常にはその弾力によりシャッタ91が手前側に引
っ張られて両投入口50,51を開くようになってい
る。上記のシャッタ91の奥側の縁部には連結紐96の
一端が固着され、その連結紐96の他端が奥側に延出さ
れたのち、メカボックス33の後面板35に設けられた
回曲部材97を回曲して垂下され、上記した検知レバー
83における外方突出端側に連結具98を介して連結さ
れている。
【0032】したがって商品収納体5に商品パッケージ
Gが残っていて、収納空間10の底面で受けられている
ときには、商品パッケージGが検知部84を押圧するこ
とで、検知レバー83が図4の実線に示すように時計回
り方向に揺動し、すなわち検知レバー83のウエイト8
9側の端部が持ち上げられているので、図21に示すよ
うに、シャッタ91が引張コイルばね94の弾力で手前
側に引っ張られることが許容されて、両投入口50,5
1は開放されている。一方、商品パッケージGが無くな
ると、ウエイト89の重量により検知部84が検知用孔
82を通してその上面側に突出しつつ、検知レバー83
が図4の鎖線に示すように反時計回り方向に揺動して連
結紐96を引っ張るため、図22に示すように、シャッ
タ91が引張コイルばね94の弾力に抗して奥方に引っ
張られて両投入口50,51を閉じるようになってい
る。なお、扉3の右上部には、透明樹脂板101を張っ
たサンプル窓102が開口され、その裏面側には、図2
に示すように、商品パッケージGのサンプルSを収容す
る収容部103が設けられている。
【0033】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作動を説明する。商品を払い出す場合は、5
枚の100円硬貨Bを対応する投入口51から順次に投
入すると、挿入筒55に4枚の100円硬貨Bが収納さ
れたのち5枚目の100円硬貨Bがストック部49に収
納されて、図11に示すように、移動体39の被押圧板
41の一方の逃がし孔66の前面を塞ぐ。続いて、押し
ボタン61を押し込むと、図12に示すように、対応す
る押込ピン63が最上段の100円硬貨Bを介して被押
圧板41すなわち移動体39を奥方に押し込む。その
時、移動体39に設けられた受部56が挿入筒55の下
面から離間するので、残された4枚の100円硬貨Bが
硬貨ボックス80内に落下する。
【0034】移動体39が押し込まれると、一体的に設
けられた駆動バー42が取出レバー18の上端部を押圧
することで、取出レバー18を図8の時計回り方向に回
動させ、下端の押出部20が挿通溝21から収納空間1
0内に突出し、最下段の商品パッケージGを手前側に押
し出して商品放出口11から商品取出口14に放出す
る。この間、受け部材27の受け板29が最下段の収納
空間10内に突出し、残った上方の商品パッケージG群
が受け板29により受けられる。
【0035】押しボタン61の押圧力を除去すると、押
しボタン61並びに移動体39がばね力により復動する
が、既述したように、復動する途中で移動体39が短時
間停止され、押込ピン63が離間することで挟持されて
いた100円硬貨Bが硬貨ボックス80内に落下する。
その後、押しボタン61及び移動体39が元の位置に復
動する。それとともに、図9に示すように、取出レバー
18が退避位置に復動し、また受け部材27も退避位置
に復動することによって、受けていた商品パッケージG
群が収納空間10の底部に揃って降ろされる。
【0036】また500円硬貨Aによっても払い出しが
可能であって、その場合は、対応する投入口50から5
00円硬貨Aを一枚投入すると、それがストック部48
に収納されて移動体39の被押圧板41の他方の逃がし
孔66の前面を塞ぐ。そして押しボタン61を押し込む
と、対応する押込ピン63が500円硬貨Aを介して被
押圧板41すなわち移動体39を奥方に押し込み、同様
に取出レバー18を図3の時計回り方向に揺動させて商
品パッケージGを放出し、受け部材27により残った上
方の商品パッケージG群が受けられる。押しボタン61
の押圧力を除去すると、押しボタン61並びに移動体3
9がばね力により復動し、上記と同様に途中で移動体3
9が短時間停止されることで、挟持されていた500円
硬貨Aが硬貨ボックス80内に落下する。それととも
に、取出レバー18並びに受け部材27が退避位置に復
動し、商品パッケージG群が収納空間10の底部に揃っ
て降ろされる。
【0037】なお、100円硬貨Bにより払い出しを行
う場合において、図13に示すように100円硬貨Bが
4枚しか投入されていない場合のように、規定の5枚が
投入されていない状態で押しボタン61を押した場合
は、押込ピン63が移動体39の被押圧板41の逃がし
孔66にそのまま嵌入されるだけで移動体39の押し込
みが行われず、したがって取出レバー18の駆動もでき
ないために商品パッケージGの払い出しは行われない。
これは500円硬貨Aが投入されていない場合も同様で
ある。また、正規に硬貨AまたはBが投入されないで押
しボタン61が押された場合、移動体39を復動時に短
時間停止させるべく機能する係止レバー69は、図20
に示すように、係止突部70を単に移動体39の底面の
逃がし溝100に嵌入しつつ回動される。
【0038】また、図21に示すように商品パッケージ
Gが1個だけ残っていて、それが払い出されると、検知
レバー83が図22の矢線方向に揺動して連結紐96を
引っ張るため、シャッタ91が引張コイルばね94の弾
力に抗して奥方に引っ張られて両投入口50,51を閉
じる。そのため100円硬貨Bと500円硬貨Aのいず
れもが投入不能となり、これにより商品パッケージGの
ストックが無くなったことが検知される。その場合は、
扉3を開けて商品収納体5に新たに商品パッケージGを
収納すればよい。
【0039】このように本実施形態の自動販売機は、純
機械式であるのでランニングコストが掛からないことに
加え、100円硬貨5枚と、500円硬貨1枚のいずれ
によっても商品の払い出しができるので、使い勝手に優
れたものとなる。また、商品パッケージGのストックが
無くなると硬貨の投入口50,51が閉じられるので、
硬貨を投入することができなくなり、ストックの無いこ
とが確実に判別できるとともに、商品未払いのトラブル
も未然に防止できる。さらに、商品収納体5内におい
て、商品パッケージGが払い出された後に残った商品パ
ッケージG群を順次に降下させる動作もスムーズに行う
ことができる。
【0040】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明の特徴の一つは、同一種類の硬貨を複数枚
縦に積み上げてストックし、所定枚数ストックされた場
合に限って商品の払い出しができるところにあるから、
例えば100円硬貨が4枚とか500円硬貨が3枚と
か、硬貨ストックに収納される硬貨の枚数を変更した仕
様とすることで、料金の異なった商品の払い出しに対応
でき、使用範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の内部構造を示す斜視図で
ある。
【図2】扉の裏面構造を示す分解斜視図である。
【図3】内部構造を示す縦断面図である。
【図4】扉を外した正面図である。
【図5】内部構造を示す平断面図である。
【図6】商品収納体を背面から見た斜視図である。
【図7】取出レバーが退避位置にある状態を示す概略側
面図である。
【図8】取出レバーが回動駆動された状態の概略側面図
である。
【図9】取出レバーが退避位置に復動した状態の概略側
面図である。
【図10】メカボックス部分の斜視図である。
【図11】押しボタンの押し込み動作直後の状態を示す
縦断面図である。
【図12】押しボタンの押し込み動作が行われた状態の
縦断面図である。
【図13】硬貨が正規に投入されていない状態で押しボ
タンの押し込み動作が行われた場合の縦断面図である。
【図14】係止レバーの作動を示すものであって押しボ
タンの押し込み動作前の状態を示す縦断面図である。
【図15】その押し込み途中の状態の縦断面図である。
【図16】係止レバーが回動された状態の縦断面図であ
る。
【図17】押しボタンの押し込みが完了した状態の縦断
面図である。
【図18】復動初期の状態の縦断面図である。
【図19】移動体のみが停止された状態の縦断面図であ
る。
【図20】硬貨が正規に投入されていない状態で押しボ
タンの押し込み動作が行われた場合の縦断面図である。
【図21】シャッタが開いている場合の概略斜視図であ
る。
【図22】シャッタが閉じた場合の概略斜視図である。
【符号の説明】 A…500円硬貨 B…100円硬貨 G…商品パッケージ 1…本体 5…商品収納体 10…収納空間 14…商品取出口 18…取出レバー 20…押出部 27…受け部材 29…受け板 39…移動体 41…被押圧板 42…駆動バー 46,67…圧縮コイルばね(復帰ばね) 48,49…ストック部 50,51…硬貨投入口 55…挿入筒 56…受部 61…押しボタン(操作部材) 63…押込ピン(押圧部材) 66…逃がし孔(逃がし部) 69…係止レバー 75,76…カム片 83…検知レバー 91…シャッタ 96…連結紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 浩嗣 愛知県名古屋市昭和区円上町27番14号 國 際電業株式会社内 (72)発明者 堀内 繁行 愛知県江南市宮田町河沼108 株式会社堀 内製作所内 (72)発明者 清水 弘 愛知県名古屋市中区松原二丁目4番11号 株式会社光洋内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状に形成された本体内に設けられ、商
    品パッケージを複数個積み重ね状に収納可能とした商品
    収納部と、 前記本体に開口された硬貨投入口から投入された硬貨を
    所定枚数縦向きに積んで収納し得る硬貨ストックと、 この硬貨ストックに収納された所定枚数の硬貨のうちの
    最上段の硬貨の一方側に配設され、操作部材を介して進
    出駆動される押圧部材と、 前記最上段の硬貨の他方側に配設されるとともに前記押
    圧部材の進入を許容する逃がし部を設け、この逃がし部
    の前記押圧部材側の面を前記最上段の硬貨が塞ぐことで
    前記押圧部材の進出に伴う一体的な押し込み移動が可能
    とされた移動体と、 この移動体の移動に伴って回動して前記商品収納部に収
    納された商品パッケージを本体に設けられた商品取出口
    に放出する取出レバーとを、具備したことを特徴とする
    自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材と前記移動体には元位置へ
    の復帰用の復帰ばねが個別に備えられるとともに、復帰
    途中において前記移動体のみを一旦停止させる手段が設
    けられ、また移動体には前記硬貨ストックに収納された
    最下段の硬貨を受ける受部が設けられており、前記硬貨
    ストックに所定枚数の硬貨が収納されて前記押圧部材の
    進出により商品パッケージの取り出しが行われた際、前
    記移動体の押し込み移動に伴い受部が離反することで最
    上段を除く他の硬貨が硬貨ストックから落下し、一方押
    圧部材と移動体との間に介在された最上段の硬貨は、前
    記押圧部材と移動体とが元位置に復帰する過程で互いに
    離間することで落下する構成としたことを特徴とする請
    求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記商品収納部には商品パッケージの残
    存数が無くなったことを検知する検知部材が設けられる
    とともに、前記硬貨投入口には前記検知部材と連結され
    て前記商品パッケージの残存数が無くなった場合にその
    硬貨投入口を塞ぐシャッタが備えられていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記取出レバーは、常には商品収納部の
    外に退避しており、その回動に伴い商品収納部内に進出
    することで最下段の商品パッケージを押し出すようにな
    っているとともに、その商品収納部には最下段を除く他
    の商品パッケージを受けることが可能な受け板が進退可
    能に設けられており、前記取出レバーが進出して最下段
    の商品パッケージを押し出すのに伴い前記受け板が進出
    してその上方の商品パッケージ群を受け、取出レバーが
    退避位置に戻るのに伴い受け板が後退して受けていた商
    品パッケージ群を降下させる構成としたことを特徴とす
    る請求項1、請求項2または請求項3記載の自動販売
    機。
  5. 【請求項5】 前記硬貨ストックの側方には、この硬貨
    ストックに収納される規定枚数の硬貨の合計金額と同一
    金額の高額硬貨を一枚だけ硬貨投入口から投入して収納
    可能な別の硬貨ストックが設けられ、この高額硬貨の介
    在によっても前記押圧部材の進出により前記移動体の一
    体的な押し込み移動が可能とされていることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の
    自動販売機。
JP8323838A 1996-12-04 1996-12-04 自動販売機 Pending JPH10162207A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020074227A (ja) * 2015-09-30 2020-05-14 日本電気株式会社 精算装置、および、pos装置
US11908289B2 (en) 2015-09-30 2024-02-20 Nec Corporation POS device and control method

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JP2020074227A (ja) * 2015-09-30 2020-05-14 日本電気株式会社 精算装置、および、pos装置
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