JP4173217B2 - 商品収納投出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品収納部に集積収納される商品を、商品収納部の下方に配置される投出機構によって投出する商品収納投出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の商品収納投出装置の一例として、図12に商品コラムの斜視図を示す。
【0003】
この商品コラムでは、左右を仕切板1に、後方を後面板2に、上方を天井板3に囲まれる商品収納部4の収納空間5に商品が上下方向に集積状態で収納される。収納空間5の下方には、最下位商品を前方に押し出す投出機構6が配置される。収納空間5の前方下部には、横方向に並設されるとともに投出高さ位置が等しい複数の収納空間5にわたって支持部材7が横設され、この支持部材7に各収納空間5の位置に対応して前方規制部材8が取り付けられる。この前方規制部材8は、取付ビス9を前方規制部材8に形成される長孔10を通じて支持部材7に締めることにより、前後方向に調整可能に支持される。前方規制部材8の後方下部には、収納空間5から投出される商品を1個に規制する厚み規制部11が形成され、前方規制部材8の上面には前支え部材12の下端支持部13が形成される。
【0004】
前支え部材12は、上下両端が屈曲されて軸部12aが形成されるとともに、上下両端間に商品支え部12bが形成された棒材であり、上端が天井板3の係合孔3aに、下端が前方規制部材8の下端支持部13にそれぞれ軸支され、商品支え部12bが収納空間5の前方に位置する商品支え位置と側方に回避される開放位置との間を回動可能となっている。
【0005】
そして、収納および投出しようとする商品の大きさに合わせて前方規制部材8の前後位置を調整する際には、取付ビス9をドライバー等で緩めて前方規制部材8をずらし、所定の位置で取付ビス9を締める。このときに前方規制部材8の設定位置がわかり易いように、前方規制部材8の長孔の縁部上面には設定表示14がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術においては、前方規制部材8が取付ビス9によって支持部材7に取り付けられる構造であるため、前方規制部材8の設定作業にドライバー等が必要で、工具が無いと作業できず、また、商品収納投出装置が自動販売機内の比較的高い位置に設けられている場合、ドライバー等を使うのは作業しにくい。
【0007】
しかも、前方規制部材8を取り付けるために支持部材7や取付ビス9などが必要で、部品点数が多く、組立工数を含めてコストが高くなる。商品収納投出装置は、1台の自動販売機に多数設置されるものであり、1個の商品収納投出装置あたりのコスト高は自動販売機に何倍にもなって影響する。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、前方規制部材の位置調整を着脱構造の採用によってドライバー等の工具を必要とせずに容易に行なえ、しかも、部品点数を削減して構造を簡単にし、組立工数を含めて安価にできる商品収納投出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
求項記載の商品収納投出装置は、側面を仕切板によって仕切られ商品を集積収納する商品収納部と、この商品収納部の下方に配置され最下位の商品から順に投出方向前方へ投出する投出機構と、前記商品収納部の前方下部に位置し最下位の商品上に集積される次位の商品の前方への移動を規制する前方規制部材を有する商品収納投出装置において、前記仕切板の前縁下部から前方に突出される突出部と、この突出部に形成される被挟持部と、前記前方規制部材の一側に形成され、前記被挟持部を着脱可能に挟持して前方規制部材を仕切板に取り付ける挟持部とを備え、前記被挟持部および挟持部の少なくとも一方が、前後方向に複数個形成されているものである。
【0010】
前方規制部材の挟持部によって、仕切板の突出部に形成される被挟持部を挟持し、前方規制部材を商品収納部の前方下部に配置する。挟持部と被挟持部との組み合わせ位置を選択することにより、前方規制部材の前後位置を調整する。
【0011】
請求項記載の商品収納投出装置は、請求項記載の商品収納投出装置において、前方規制部材から上方に延設され、商品収納部の前面に位置して商品収納部に収納される商品の前面を規制する前支え部を備えているものである。
【0012】
前方規制部材を前後に移動させることにより、商品収納部の前面を構成する前支え部も移動し、商品を適切に集積する。
【0013】
請求項記載の商品収納投出装置は、請求項1または2記載の商品収納投出装置において、前方規制部材の挟持部は、仕切板の被挟持部を受け入れるスリット、およびこのスリットを閉じる方向に付勢する付勢手段を有しているものである。
【0014】
挟持部の付勢手段による付勢に抗してスリットに仕切板の被挟持部を受け入れることで、挟持部を被挟持部に対して着脱可能とするとともに挟持状態を維持可能とする。
【0015】
請求項4記載の商品収納投出装置は、側面を仕切板によって仕切られ商品を集積収納する商品収納部と、この商品収納部の下方に配置され最下位の商品から順に投出方向前方へ投出する投出機構と、最下位の商品上に集積される次位の商品の前方への移動を規制する前方規制部材とを有する商品収納投出装置において、前記商品収納部の天井部に折り曲げ形成され、前後方向に所定の間隔をあけて複数の位置決めスリットが形成される垂直面、およびこの垂直面の下端から水平に延びる水平面を有する取付突起を備え、前記前方規制部材は、前記取付突起に挿入されて前記垂直面および前記水平面に前後方向移動可能に係合される取付部、この取付部から下方に延びて前記商品収納部内の商品を後縁で支える前支え部、および最下位商品上に集積される次位の商品の前方への移動を規制する厚み規制部を有し、前記取付部の前記取付突起に係合する側部位置には板ばね部が前方へ突出形成され、この板ばね部の前端に操作用摘み部が形成されているとともに板ばね部の中間外側面に前記位置決めスリットに入り込んで前記前方規制部材の前後位置が設定される位置決め突起が突出形成されているものである。
【0016】
前支え部材を取付突起に挿入すると、板ばね部の位置決め突起が取付突起の位置決めスリットに入り込んで前支え部材の前後位置が設定され、さらに、操作用摘み部を操作して位置決め突起を位置決めスリットから退避させて前支え部材を前後に移動させ、所定の位置決めスリットの位置で操作用摘み部を離すと、板ばね部の弾性により位置決め突起が位置決めスリットに入り込んで前支え部材が位置決めされるので、前方規制部材の位置調整を着脱構造の採用によってドライバー等の工具を必要とせずに容易に行なえ、しかも、部品点数を削減して構造を簡単にし、組立工数を含めて安価にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図11を参照して説明する。
【0018】
まず、タバコなどの商品の自動販売機の内部構成を図7および図8に示す。
【0019】
自動販売機は、前面が開口される箱型の本体21、およびこの本体21の前面に一側を軸として開閉可能に取り付けられた扉体22を有している。
【0020】
本体21内には、幅方向を仕切板23によって仕切られ商品を前後2列に集積状態で収納する商品収納部24、およびこの商品収納部24内の商品を下方から順に前方へ投出する投出機構としての投出ユニット25によって構成される商品コラム26,27,28が複数列・複数段に配置されている。
【0021】
これら商品コラム26,27,28は、通常商品用、景品付き商品(通常商品の側面にライター等の景品を付けたもの。厚み等は通常商品と同じであるが、幅が景品分だけ広い。)用、5個の通常商品を重ねてパックしたパック商品用の3種類の商品に対応して設けられている。通常商品用の商品コラム26と景品付き商品用の商品コラム27については、収納量の異なる2種類が設定され、収納量が少ない各商品コラム26a,27aが上側の1〜3段目にそれぞれ配置され、収納量の多い各商品コラム26b,27bが上から4段目に配置されている。最下段には、パック商品用の商品コラム28が配置されている。各商品コラム26,27,28は本体21内に複数段に配設される棚板29上に取り付けられている。
【0022】
本体21の下部位置には搬送ベルト30が張設されている。この搬送ベルト30は、前述した3種類の各商品を載置可能とするベルト幅を有し、前後(搬送ベルト30の幅方向)がガイド板31によって挟まれている。
【0023】
搬送ベルト30は駆動モータ32によって回動されるようになっており、ベルト上に載置された商品を側方(図7では右方向)へ搬送し、末端に形成される商品取出空間33に送り込むことができる。さらに、搬送ベルト30の直上には、張設方向に沿って有無検知センサ34が配置され、搬送ベルト30上に商品が載置されているか否かが検知される。
【0024】
本体21の下部には転倒防止脚35が取り付けられている。
【0025】
また、扉体22の前面には、図示しないが、選択ボタンを有する見本展示部、操作部(硬貨投入口、紙幣投入口、返却レバー、表示部等を有する)、商品取出口36、広告部等が形成されている。商品取出口36は、扉体22の閉鎖状態において、本体21側の商品取出空間33の前方(扉体22を正面から見て右下)に位置されている。
【0026】
扉体22の裏面には、図示しないが、硬貨処理部、紙幣処理部等が配置されている。さらに、扉体22の裏面は開閉可能な中扉37によって覆われ、この中扉37にはシュート部38が形成されており、扉体22の閉鎖状態において本体21側の商品コラム26,27の前方に位置し、各商品コラム26,27から投出された商品を各受入口38aから受け入れ、下方の排出口38bから排出する。このシュート部38の排出口38bは、扉体22の閉鎖時において本体21側の搬送ベルト30および商品取出空間33の上方に位置されている。
【0027】
次に、収納量の多い通常商品用の商品コラム26bの構成を図1および図2に示す。
【0028】
各商品コラム26bは、両側を仕切板23により仕切られて商品を前後2列に集積収納する商品収納部24を有しているとともに、この商品収納部24の下部に配置される投出ユニット25を有している。すなわち、本体21内に配置される棚板29に、仕切板23が立設されるとともに、各仕切板23の間に投出ユニット25が載置されている。
【0029】
各商品コラム26bの正面から向かって左側の仕切板23には、商品収納部24の前方規制部材41、前支え部としての棒状の前支え部材42および後面部材43がそれぞれ取り付けられている。右側の仕切板23には、隣接する商品収納部24用の各部材41〜43が取り付けられている。
【0030】
仕切板23の前縁下端近傍には前方に突出する突出部51が形成され(図3参照)、この突出部51に前方規制部材41が着脱可能に取り付けられる被挟持部52が形成されている。被挟持部52には、上縁に縦長の挿入スリット53が2本形成され、各挿入スリット53の下方には側に突出して右側が凹状となる係止凹部54がそれぞれ形成され、突出部51の前端が右側に折り曲げられて前側の折曲部55が形成されている。挿入スリット53や係止凹部54を囲んで右側に突出する段差56が形成されている。この段差56は、仕切板23に強度を持たせるとともに、前方規制部材41を取り付けたときに逃げを作ることを目的とする(なお、仕切板23と前方規制部材41の取付方法については後述する。)。
【0031】
仕切板23の上縁前端が右方向に折り曲げられて上側の折曲部57が形成され、この折曲部57には前後2個の図示しない支持孔が形成されている。この支持孔は、前支え部材42の上端を支持するもので、いずれの支持孔が使用されるかは商品コラム26bの設定に応じて選択される。
【0032】
仕切板23の後縁には、下部域を残して右方向に折り曲げられる後側の折曲部58が形成されている。後側の折曲部58に近い仕切板23の本体部分には、後面部材43を取り付けるための取付孔59が上下2個ずつ前後3組設けられている。後面部材43は、側面部60および後面部61からなる略L字断面の板材によって構成され、側面部60には仕切板23の取付孔59に係合する取付突起62が突設されている。そして、収納、投出しようとする商品のサイズに合わせて取付孔59が選択され、後面部材43の位置が調節される。このとき、取付孔59の組合わせを間違えて後面部材43を斜めに取り付けようとすると、後面部材43の後面部61と仕切板23の後側の折曲部58とが干渉して、取付突起62が取付孔59に係合しないようになっており、後面部材43の付け間違いが生じなくなっている。
【0033】
また、仕切板23の突出部51に取り付けられる前方規制部材41と仕切板23の上側の折曲部57との間に、棒状の前支え部材42が配置されている。この前支え部材42は、中間部の支え部71および両端のクランク状に屈曲されたクランク部72を有する合成樹脂製の棒材からなり、上端が上側の折曲部57の図示しない支持孔に挿入され、下端が前方規制部材41の後述する軸支部に挿入される。前支え部材42は、両端部を軸にクランク部72を介して支え部71を回動させることにより、商品収納部24の前方に位置して商品の前面を支える支え位置と、側方に退避して商品の補充を可能とする退避位置との間で移動可能になっている。
【0034】
また、投出ユニット25は、この投出ユニット25の上面より突出する投出部材81を有し、この投出部材81が図示しない駆動モータの駆動によって前後方向に移動される。投出部材81は、商品収納部24の前後方向の略全域にわたって移動可能に構成されており、通常商品の長手方向長さの約2倍程度のストロークを有している。そして、商品収納部24の後面よりやや後方に第1待機位置(図1の実線位置)が設定され、中間近傍に第2待機位置(図1の右側の2点鎖線位置)が設定される。投出部材81は、1回目の投出指令に基づいて第1待機位置から第2待機位置に移動し、2回目の投出指令に基づいて第2待機位置から最前位置(図1の左側の2点鎖線位置)に達した後に後退して第1待機位置に戻る。
【0035】
投出部材81は商品より薄い厚みを有する部材であり、後方には投出部材81と同じ断面形状を有する載置部材82が複数個連結されている。載置部材82は投出ユニット25の後端近傍において下方に案内され、下位の商品コラムすなわち商品コラム26bの場合にはパック商品用の商品コラム28の後方に垂下される。
【0036】
投出ユニット25の上面には、前後2列に収納される商品の各収納位置に対応して、商品の有無検知機構83の図示しないマイクロスイッチを動作させる売切検知レバー84が突出配置されており、この売切検知レバー84が商品で下方へ押動された状態で商品有りが検知され、売切検知レバー84が上方へ突出した状態で商品無しが検知される。
【0037】
投出ユニット25の上面には、前後方向の中央近傍に段差85が形成され、この段差85の介して前側が若干高く形成されている。
【0038】
次に、前方規制部材41の構成を図4に示す。図4の(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は正面図である。
【0039】
前方規制部材41には、板状の本体部91の後端下方に厚み規制部92、後端上方に前支え部材42の取付部93、左端上方に仕切板23に取り付けられる接続部94、右端下方に商品の姿勢を制御する姿勢制御部95を有し、合成樹脂によって一体成形されている。
【0040】
厚み規制部92は、その下端と投出ユニット25の上面との間に、商品1個分の厚みより大きく2個分の厚みより小さい間隔の投出口96(図1参照)が形成されるように設定されている。
【0041】
取付部93には、前支え部材42の下端を回動可能に軸支する軸支部97が形成され、前支え部材42の支え部71を支え位置に保持するようにクランク部72の水平部分が挿入される支持溝98が形成されている。そして、前支え部材42を持ち上げてクランク部72の水平部分を支持溝98から外して前支え部材42を回動すると、支え部71が商品収納部24の前方から手前側方に退避される。
【0042】
接続部94には、接続部本体94aから突出して仕切板23の挿入スリット53に挿入される挟持部としての3個の挿入突起(奥側から第1〜3挿入突起とする)101〜103が突設されるとともに、係止凹部54に挿入される係止突起104が突設され、さらに、前側の折曲部55が挿入される溝部105が形成されている。各挿入突起101〜103は、接続部本体94aから延びるつなぎ部106およびこのつなぎ部106の先端から横方向(前後方向)へ広がる付勢手段としての押え部107を有し、接続部本体94aと押え部107との間にスリット108が形成されている。つなぎ部106は仕切板23の挿入スリット53の幅と略同じ幅を有し、スリット108の間隔は仕切板23の厚みより若干小さく設定されて押え部107がスリット108を閉じる方向に付勢する付勢手段として機能している。但し、前支え部材42が合成樹脂によって形成されておりある程度の弾性を有するので、押え部107が押し広げられて仕切板23が入り込むことができる。係止突起104は、接続部本体94aから突出しているが、根元部分が弾性的に支持されているので、接続部本体94a側に押し下げることが可能に構成されている。溝部105は仕切板23の前側の折曲部55が進入できる形状を有している。
【0043】
姿勢制御部95は本体部91の下面に形成され、後方から前方に進むにつれて突出量が大きくなる傾斜面95aを有する。傾斜面95aの中間近傍より前寄りの部分は、厚み規制部92の下端より下方に突出する。
【0044】
そして、図5および図6に示すように、前方規制部材41を仕切板23に取り付ける際には、比較的大きいサイズの商品に合わせる前寄りの第1設定位置(図6(c)参照)と、比較的小さいサイズの商品に合わせる後寄りの第2設定位置(図6(b)参照)との2通りの設定が可能である。
【0045】
第1設定位置に設定する場合、図6(c)に示すように、第1挿入突起101および第2挿入突起102を仕切板23の各挿入スリット53に挿入する。各挿入突起101,102の押え部107が押し広げられ、接続部本体94aと押え部107によって仕切板23が挟持される。さらに、挿入途中には仕切板23によって接続部本体94a側に押し下げられていた係止突起104が後側の係止凹部54に入り込むことにより、前方規制部材41が仕切板23に保持される。このとき、仕切板23の前側の折曲部55は前方規制部材41の溝部105に入り込む。
【0046】
第2設定位置に設定する場合、図6(b)に示すように、第2挿入突起102および第3挿入突起103を仕切板23の挿入スリット53に挿入する。各挿入突起102,103の押え部107が押し広げられ、接続部本体94aと押え部107によって仕切板23が挟持される。さらに、挿入途中には仕切板23によって接続部本体94a側に押し下げられていた係止突起104が前側の係止凹部54に入り込むことにより、前方規制部材41が仕切板23に保持される。このとき、仕切板23の前側の折曲部55は前方規制部材41の前面に沿わされる。
【0047】
次に、収納量の多い景品付き商品用の商品コラム27bの場合には、仕切板23が広い間隔をあけて配置され、投出ユニット25と仕切板23の間にはスペーサ111が挿入される。その他の部分は、上述した収納量の多い通常商品用の商品コラム26bと同じ構造に構成されている。
【0048】
次に、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26aの構成を図9および図10に示す。
【0049】
各商品コラム26aは、両側を仕切板23により仕切られて商品を前後2列に集積収納する商品収納部24を有しているとともに、この商品収納部24の下部に配置される投出ユニット25を有している。すなわち、本体21内に配置される棚板29に、仕切板23が立設され、各仕切板23の間に投出ユニット25が載置されている。
【0050】
仕切板23の後縁には、下部域を残して右方向に折り曲げられる後側の折曲部58が形成されている。後側の折曲部58に近い仕切板23の本体部分には、後面部材43を取り付けるための取付孔59が上下2個ずつ前後3組設けられている。後面部材43は、側面部60および後面部61からなる略L字断面の板材によって構成され、側面部60には仕切板23の取付孔59に係合する取付突起62が突設されている。そして、収納、投出しようとする商品のサイズに合わせて取付孔59が選択され、後面部材43の位置が調節される。このとき、取付孔59の組合わせを間違えて後面部材43を斜めに取り付けようとすると、後面部材43の後面部61と仕切板23の後側の折曲部58とが干渉して、取付突起62が取付孔59に係合しないようになっており、後面部材43の付け間違いが生じなくなっている。
【0051】
商品収納部24の天井部分すなわち上側の棚板29には、後述する前支え部材126を取り付ける取付突起(前側から第1取付突起、第2取付突起とする)121,122が屈曲形成されている。第1取付突起121は、天井部分から垂直に下方に延びる垂直面123、およびこの垂直面123の下端から水平に延びる水平面124を有し、垂直面123には前後方向に所定の間隔をあけて複数の位置決めスリット125が形成されている。第2取付突起122は、根元部分が細く、先端が広がる形状に形成されている。
【0052】
商品収納部24の天井部分に取り付けられる前支え部材126は、各取付突起121,122に係合される取付部127、取付部127の先端から下方に延びる前支え部128および厚み規制部129を有し、合成樹脂によって一体成形されている。
【0053】
取付部127の後寄り部分には、第2取付突起122を受け入れるとともに受け入れ状態で前後にスライド可能に係合される凹部130が形成されている。取付部127の前寄り部分は、第1取付突起121に挿入されて垂直面123および水平面124に接合保持されるもので、この取付部127の第1取付突起121に係合する側部位置には、板ばね部131が前方へ突出形成され、この板ばね部131の先端に操作用摘み部132が形成されているとともに中間外側面に位置決め突起133が突出形成されている。
【0054】
そして、前支え部材126を第1取付突起121に挿入すると、板ばね部131の位置決め突起133が第1取付突起121の位置決めスリット125に入り込んで前支え部材126の前後位置が設定される。操作用摘み部132を操作して位置決め突起133を位置決めスリット125から退避させて前支え部材126を前後に移動させ、所定の位置決めスリット125の位置で操作用摘み部132を離すと、板ばね部131の弾性により位置決め突起133が位置決めスリット125に入り込んで前支え部材126が位置決めされる。
【0055】
前支え部材126の前支え部128は、商品収納部24内の商品を後縁で支える。前支え部材126の厚み規制部129は投出時において投出される最下位商品上に載っている次位商品の連れ出しを規制するため、投出ユニット25の上面との間には商品が1個だけ通過可能な間隙の投出口96が形成されている。
【0056】
投出ユニット25は、収納量の多い通常商品用の商品コラム26bと同じ構造のものが取り付けられる。
【0057】
次に、収納量の少ない景品付き商品用の商品コラム27aの場合には、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26aと比較して、仕切板23が景品分だけ広い間隔をあけて配置され、投出ユニット25と仕切板23の間にはスペーサ111が挿入される。その他の部分は、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26aと同じ構造に構成されている。
【0058】
次に、パック商品用の商品コラム28の構成を図11に示す。
【0059】
この商品コラム28では、棚板29上に投出ユニット25が載置され、この投出ユニット25を挟むように2枚の仕切板23が立設されている。仕切板23の後方位置には後面部材43が取り付けられ、両仕切板23および後面部材43によって商品収納部24が形成されている。仕切板23および後面部材43は、商品収納部24に収納しようとするパック商品Pのサイズに合わせて調節可能になっている。なお、図11では、仕切板23の間隔が通常商品の厚みの5倍程度に設定される。
【0060】
商品収納部24の前面上方の天井部分すなわち上側の棚板29には、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26aと同様に、各取付突起121,122が形成されるとともにこの各取付突起121,122に前支え部材126の取付部127が取り付けられている。但し、前支え部材126の前支え部128は、取付部127に対して支軸141で回動可能に軸支され、商品収納部24の前面に垂下されてパック商品Pの前面を支える垂下位置と、手前に約90度引き上げられて商品収納部24の前面を開放する開放位置との間を回動可能に軸支され、各位置で保持可能となっている。垂下位置をとる前支え部128の下端の厚み規制部129と投出ユニット25の上面との間には、パック商品Pが1個だけ通過可能な間隔の投出口96が形成される。
【0061】
なお、前支え部128の先端には、図示しない先端部材を取り付け可能なネジ孔が形成されている。この先端部材は、通常商品を収納投出する場合に取り付けられもので、この先端部材の先端と投出ユニット25の上面との間隔を、通常商品の厚みにあわせて調節することができるようになっている。但し、パック商品Pを収納投出する場合は、大きな間隔が必要となる上、細かい調整は必要としないので取り外されている。
【0062】
商品収納部24の天井部分の前後方向中央近傍には中板142が取り付けられている。この中板142は、垂下されて商品収納部24内を前後に仕切る垂下位置と、上端を軸として手前に約90度引き上げられ商品収納部24の後部を開放する開放位置との間を回動可能とされる。中板142の上端部分は側方に突出し、仕切板23に開口される取付孔143に係合され、下方に延びる下方切欠部143aに挿入されると垂下位置で保持され、前方に延びる前方切欠部143bに挿入されると開放位置に保持される。垂下位置をとる中板142の下端と投出ユニット25の上面との間には、パック商品Pが1個だけ通過可能な間隔が形成されている。
【0063】
投出ユニット25は他の商品コラム26,27と共通であり、投出ユニット25と仕切板23の間にはスペーサ111が挿入される。
【0064】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0065】
まず、商品コラム26〜28の調整について説明する。
【0066】
各商品コラム26〜28は、商品のサイズに応じて収納部の前後長さを調整する必要がある。
【0067】
各商品コラム26〜28とも、後面部材43を移動させる場合は、後面部材43を仕切板23から取り外し、所定の位置において取付突起62と取付孔59を係合させればよい。
【0068】
また、収納量の多い通常商品用の商品コラム26bおよび景品付き通常商品用の商品コラム27bの前方規制部材41を移動させる場合には、まず、前支え部材42を取り外す。つまり、前支え部材42を湾曲させて、前支え部材42の上端を仕切板23の上側の折曲部57の支持孔から抜き取り、前支え部材42の下端を前方規制部材41の軸支部97から抜き取る。続いて、前方規制部材41を第1設定位置あるいは第2設定位置のいずれか一方に移動させ、前支え部材42を元に戻せば、調整が完了する。
【0069】
また、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26a、景品付き通常商品用の商品コラム27aおよびパック商品用の商品コラム28の前支え部材126を移動させる場合には、前支え部材126の操作用摘み部132を押さえて位置決め突起133を第1取付突起121の位置決めスリット125から退避させた状態で、前支え部材126を前後方向にスライドさせる。設定しようとする位置において操作用摘み部132を開放すれば、板ばね部131の作用により位置決め突起133が外方へ移動して、所定の位置決めスリット125に係合し、調整が完了する。
【0070】
次に、商品の補充について説明する。
【0071】
収納量の多い通常商品用の商品コラム26bおよび景品付き通常商品用の商品コラム27bについては、前支え部材42を回動させて商品収納部24の前面を開放し、収納しようとする各商品の長辺が前後に沿う向きに、前後2列に集積状態で収納する。最下位の商品によって売切検知レバー84が押さえられると、有無検知機構83は商品有りを検知する。次に、前支え部材42を回動させて商品収納部24の前面に戻し、商品の崩れ等を防止する。
【0072】
また、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26aおよび景品付き通常商品用の商品コラム27aについては、商品を縦にして前支え部材126の前支え部128を避けて商品収納部24に挿入し、商品収納部24内で水平姿勢に戻し、前後2列に集積する。
【0073】
また、パック商品用の商品コラム28の場合、前支え部材126と中板142を手前に引き起こし、奥側にパック商品Pを集積する。パック商品Pは、個々の商品の集積方向が商品収納部24に幅方向に沿う姿勢で、奥側に上下に2個集積する。続いて、中板142を垂下姿勢に戻し、奥側と同じように手前側にパック商品Pを上下に2個集積し、前支え部128を垂下姿勢に戻す。
【0074】
次に、商品の販売について説明する。
【0075】
利用者が購入操作(貨幣の投入、商品の選択)を行なうと、対応する商品コラム26〜28の投出ユニット25が駆動される。
【0076】
収納量の多い通常商品用の商品コラム26bあるいは景品付き通常商品用の商品コラム27bの商品が選択された場合、投出部材81が第1待機位置から第2待機位置へ前進するか、第2待機位置から最前位置に達した後に第1待機位置へ後退し、駆動が停止される。この投出部材81の移動により、前列最下位商品が前方へ投出される。前列最下位商品の移動につられて移動しようとする次位商品は、前方規制部材41の厚み規制部92によって規制される。さらに、上方に集積された商品が崩れそうになっても、前支え部材42によって支えられる。商品コラム26b,27bから投出された商品は、受入口38aからシュート部38内に送り込まれ、シュート部38を通じて下方に案内され、排出口38bから搬送ベルト30上に放出される。
【0077】
また、収納量の少ない通常商品用の商品コラム26aあるいは景品付き通常商品用の商品コラム27aの商品が選択された場合、投出部材81が第1待機位置から第2待機位置へ前進するか、第2待機位置から最前位置に達した後に第1待機位置へ後退し、駆動が停止される。この投出部材81の移動により、前列最下位商品が前方へ投出される。前列最下位商品の移動につられて移動しようとする次位商品は、前支え部材126の厚み規制部129によって規制される。上方に集積された商品が崩れそうになっても、前支え部材126の前支え部128によって支えられる。商品コラム26a,27aから投出された商品は、受入口38aからシュート部38内に送り込まれ、シュート部38を通じて下方に案内され、排出口38bから搬送ベルト30上に放出される。
【0078】
また、パック商品用の商品コラム28のパック商品Pが選択された場合、対応する商品コラム28の投出ユニット25が駆動され、最下位パック商品Pが前方に投出される。投出されたパック商品Pは搬送ベルト30上に放出される。但し、商品取出空間33の直上に位置する商品コラム28から投出されたパック商品Pは、直接商品取出空間33に送り込まれる。
【0079】
そして、搬送ベルト30は、商品の選択動作と前後して図7中、時計回り方向への駆動が開始されており、載置された商品は側方へ搬送されて商品取出空間33に送り込まれる。商品取出空間33内の商品は、利用者によって扉体22の商品取出口36を通じて取り出される。
【0080】
商品が商品取出空間33に送り込まれると、有無検知センサ34が透光状態となり、この状態が所定時間(第1の所定時間。内蔵される計時手段によって計時される。)以上継続し、かつ次の選択動作もなされなければ、一連の販売動作が完了したものと判断され、搬送ベルト30の駆動モータ32が停止される。
【0081】
以上のように、前方規制部材41を、商品収納部24の前方下部位置で、かつ仕切板23に対して前後方向の複数位置のいずれかに着脱可能に取り付けるので、前方規制部材41の位置調整を着脱構造の採用によってドライバー等の工具を必要とせずに容易に行なえ、しかも、従来必要とした支持部材やビスなどの部品を削減して構造を簡単にし、組立工数を含めて安価にできる。
【0082】
また、前方規制部材41に挟持部として各挿入突起101〜103を設け、この各挿入突起101〜103を仕切板23の突出部51の被挟持部52を着脱可能に挟持することにより、前方規制部材41を仕切板23に容易かつ確実に取り付けることができる。さらに、各挿入突起101〜103の付勢手段としての押え部107による付勢に抗してスリット108内に、仕切板23の被挟持部52を受け入れることで、各挿入突起101〜103を被挟持部52に対して容易に着脱できるとともに挟持状態を確実に保持できる。
【0083】
なお、前記実施の形態では、挟持部としての各挿入突起101〜103を前後方向に複数個設けて、前方規制部材41の位置調整を行なえるようにしていたが、被挟持部52側を前後方向に複数個形成するようにしても、それら両方をそれぞれ前後方向に複数個形成するようにしても、同様に調整を行なえる。
【0084】
また、前方規制部材41の仕切板23への着脱構造は、前方規制部材41の挟持部および仕切板23の被挟持部に限らず、前方規制部材41を仕切板23に対して前後方向に位置調整可能に着脱可能に構成されれば、どのような構造を用いてもよい。
【0085】
【発明の効果】
求項記載の商品収納投出装置によれば、前方規制部材の挟持部で、仕切板の突出部の被挟持部を着脱可能に挟持することにより、前方規制部材を仕切板に取り付けることができ、かつ、少なくとも一方が前後方向に複数個形成される被挟持部と挟持部との組み合わせ位置の選択によって前方規制部材を前後方向に調整可能とするので、前方規制部材の位置調整を着脱構造の採用によってドライバー等の工具を必要とせずに容易に行なえ、しかも、部品点数を削減して構造を簡単にし、組立工数を含めて安価にできる。
【0086】
請求項記載の商品収納投出装置によれば、請求項記載の商品収納投出装置の効果に加えて、前方規制部材を前後方向に移動させることにより、商品収納部の前面を構成する前支え部も移動し、商品を適切に集積できる。
【0087】
請求項記載の商品収納投出装置によれば、請求項1または2記載の商品収納投出装置の効果に加えて、挟持部の付勢手段による付勢に抗してスリットに、仕切板の被挟持部を受け入れることで、挟持部を被挟持部に対して容易に着脱できるとともに挟持状態を確実に保持できる。
【0088】
請求項4記載の商品収納投出装置によれば、前支え部材を取付突起に挿入すると、板ばね部の位置決め突起が取付突起の位置決めスリットに入り込んで前支え部材の前後位置が設定され、さらに、操作用摘み部を操作して位置決め突起を位置決めスリットから退避させて前支え部材を前後に移動させ、所定の位置決めスリットの位置で操作用摘み部を離すと、板ばね部の弾性により位置決め突起が位置決めスリットに入り込んで前支え部材が位置決めされるので、前方規制部材の位置調整を着脱構造の採用によってドライバー等の工具を必要とせずに容易に行なえ、しかも、部品点数を削減して構造を簡単にし、組立工数を含めて安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す自動販売機の商品コラムの側面図である。
【図2】 同上商品コラムの正面図である。
【図3】 同上商品コラムの仕切板の一部の側面図である。
【図4】 同上商品コラムの前方規制部材を示し、(a)は左側面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)は正面図である。
【図5】 同上仕切板に前方規制部材を取り付ける状態を示し、(a)は分離状態の側面図、(b)は取付状態の側面図である。
【図6】 同上仕切板に前方規制部材を取り付ける状態を示し、(a)は仕切板の平面図、(b)は第2の設定位置での取付状態の平面図、(c)は第1の設定位置での取付状態の平面図である。
【図7】 同上自動販売機の扉体を開いた状態の内部機構を示す正面図である。
【図8】 同上自動販売機の扉体を開いた状態の内部機構を示す側面図である。
【図9】 同上自動販売機の他の商品コラムの側面図である。
【図10】 同上他の商品コラムに取り付けられる前支え部材を示し、(a)は分離状態の斜視図、(b)は取付状態の斜視図である。
【図11】 同上他の商品コラム(パック商品用)の側面図である。
【図12】 従来の商品コラムの斜視図である。
【符号の説明】
23 仕切板
24 商品収納部
25 投出機構としての投出ユニット
41 前方規制部材
42 前支え部としての前支え部材
51 突出部
52 被挟持部
101〜103 挟持部としての挿入突起
107 付勢手段としての押え部
108 スリット
121 取付突起
123 垂直面
124 水平面
125 位置決めスリット
126 前方規制部材
127 取付部
128 前支え部
129 厚み規制部
131 板ばね部
132 操作用摘み部
133 位置決め突起

Claims (4)

  1. 側面を仕切板によって仕切られ商品を集積収納する商品収納部と、この商品収納部の下方に配置され最下位の商品から順に投出方向前方へ投出する投出機構と、前記商品収納部の前方下部に位置し最下位の商品上に集積される次位の商品の前方への移動を規制する前方規制部材を有する商品収納投出装置において、
    前記仕切板の前縁下部から前方に突出される突出部と、
    この突出部に形成される被挟持部と、
    前記前方規制部材の一側に形成され、前記被挟持部を着脱可能に挟持して前方規制部材を仕切板に取り付ける挟持部とを備え、
    前記被挟持部および挟持部の少なくとも一方が、前後方向に複数個形成されていることを特徴とする商品収納投出装置。
  2. 前方規制部材から上方に延設され、商品収納部の前面に位置して商品収納部に収納される商品の前面を規制する前支え部を備えていることを特徴とする請求項記載の商品収納投出装置。
  3. 前方規制部材の挟持部は、仕切板の被挟持部を受け入れるスリット、およびこのスリットを閉じる方向に付勢する付勢手段を有していることを特徴とする請求項1または2記載の商品収納投出装置。
  4. 側面を仕切板によって仕切られ商品を集積収納する商品収納部と、この商品収納部の下方に配置され最下位の商品から順に投出方向前方へ投出する投出機構と、最下位の商品上に集積される次位の商品の前方への移動を規制する前方規制部材とを有する商品収納投出装置において、
    前記商品収納部の天井部に折り曲げ形成され、前後方向に所定の間隔をあけて複数の位置決めスリットが形成される垂直面、およびこの垂直面の下端から水平に延びる水平面を有する取付突起を備え、
    前記前方規制部材は、前記取付突起に挿入されて前記垂直面および前記水平面に前後方向移動可能に係合される取付部、この取付部から下方に延びて前記商品収納部内の商品を後縁で支える前支え部、および最下位商品上に集積される次位の商品の前方への移動を規制する厚み規制部を有し、
    前記取付部の前記取付突起に係合する側部位置には板ばね部が前方へ突出形成され、この板ばね部の前端に操作用摘み部が形成されているとともに板ばね部の中間外側面に前記位置決めスリットに入り込んで前記前方規制部材の前後位置が設定される位置決め突起が突出形成されていることを特徴とする商品収納投出装置。
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