JPH08282218A - リム・ガードを備えた偏平空気入りタイヤ - Google Patents
リム・ガードを備えた偏平空気入りタイヤInfo
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- JPH08282218A JPH08282218A JP7085179A JP8517995A JPH08282218A JP H08282218 A JPH08282218 A JP H08282218A JP 7085179 A JP7085179 A JP 7085179A JP 8517995 A JP8517995 A JP 8517995A JP H08282218 A JPH08282218 A JP H08282218A
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- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C13/001—Decorating, marking or the like
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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- B60C13/002—Protection against exterior elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C13/00—Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
- B60C13/02—Arrangement of grooves or ribs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、タイヤ・ビード部の放熱効
果に優れ、燃費性能の良いタイヤであって、大きな文字
を刻印できるタイヤを提供することである。 【構成】上記目的を達成するために、本発明による空気
入りタイヤは、タイヤ最大幅に対するタイヤ高さの比で
あるアスペクト・レシオが６０以下で、タイヤ最大幅の
位置近傍とリム・ライン近傍との間に、タイヤ軸方向外
側にゴムが隆起した環状リブよりなるリム・ガードを備
えた空気入りタイヤにおいて（１）正規リムにリム組み
し、正規内圧を充填したときに、該環状リブがリム・フ
ランジよりタイヤ軸方向外側へ隆起していて、（２）該
環状リブの子午線断面形状がほぼ三角形であり、ラジア
ル方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さよ
り大きく、（３）該環状リブの少なくとも該ラジアル方
向外側の辺の一部に多数のリッジを設けたことを特徴と
する空気入りタイヤである。
果に優れ、燃費性能の良いタイヤであって、大きな文字
を刻印できるタイヤを提供することである。 【構成】上記目的を達成するために、本発明による空気
入りタイヤは、タイヤ最大幅に対するタイヤ高さの比で
あるアスペクト・レシオが６０以下で、タイヤ最大幅の
位置近傍とリム・ライン近傍との間に、タイヤ軸方向外
側にゴムが隆起した環状リブよりなるリム・ガードを備
えた空気入りタイヤにおいて（１）正規リムにリム組み
し、正規内圧を充填したときに、該環状リブがリム・フ
ランジよりタイヤ軸方向外側へ隆起していて、（２）該
環状リブの子午線断面形状がほぼ三角形であり、ラジア
ル方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さよ
り大きく、（３）該環状リブの少なくとも該ラジアル方
向外側の辺の一部に多数のリッジを設けたことを特徴と
する空気入りタイヤである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤに関する
もので、特に、リム・ガードを備えた空気入りタイヤに
関するものである。
もので、特に、リム・ガードを備えた空気入りタイヤに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、タイヤ断面最大幅に対するタイ
ヤ断面高さの比であるアスペクト・レシオが６０以下の
偏平空気入りタイヤでは、タイヤをリム組みしたときに
リム・フランジがタイヤ断面最大幅を越えて突出し、タ
イヤ走行時に縁石こすれなどによってリム・フランジが
損傷しやすい傾向がある。そこで、タイヤ最大幅の位置
近傍とリム・ライン近傍との間に、タイヤ軸方向外側に
ゴムが隆起した子午線断面形状が台形またはほぼ台形の
環状リブよりなるリム・ガードを備えた空気入りタイヤ
が提案され実用化されている。
ヤ断面高さの比であるアスペクト・レシオが６０以下の
偏平空気入りタイヤでは、タイヤをリム組みしたときに
リム・フランジがタイヤ断面最大幅を越えて突出し、タ
イヤ走行時に縁石こすれなどによってリム・フランジが
損傷しやすい傾向がある。そこで、タイヤ最大幅の位置
近傍とリム・ライン近傍との間に、タイヤ軸方向外側に
ゴムが隆起した子午線断面形状が台形またはほぼ台形の
環状リブよりなるリム・ガードを備えた空気入りタイヤ
が提案され実用化されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年、リム・フランジ
をタイヤ走行時に縁石こすれなどによって生じる損傷か
ら確実に守るために、また、ファッション性からも、子
午線断面形状が台形またはほぼ台形の大きなリム・ガー
ドを備えた空気入りタイヤが、特にアスペクト・レシオ
が６０以下の偏平空気入りタイヤでは、主流となりつつ
ある。しかしながら、子午線断面形状が台形またはほぼ
台形の大きなリム・ガードを備えた空気入りタイヤで
は、タイヤ・ビード部の放熱が妨げられて、ビード部が
発熱し、セパレーションなどのビード部故障が発生しや
すい。また、タイヤ重量が増加し、燃料消費量が増加す
るという欠点があった。さらに、超偏平空気入りタイヤ
では、サイドウオールの高さが小さくなり、ブランド名
などの文字を刻印する範囲が極めて狭くなり、小さな文
字しか刻印できないという不具合が生じていた。
をタイヤ走行時に縁石こすれなどによって生じる損傷か
ら確実に守るために、また、ファッション性からも、子
午線断面形状が台形またはほぼ台形の大きなリム・ガー
ドを備えた空気入りタイヤが、特にアスペクト・レシオ
が６０以下の偏平空気入りタイヤでは、主流となりつつ
ある。しかしながら、子午線断面形状が台形またはほぼ
台形の大きなリム・ガードを備えた空気入りタイヤで
は、タイヤ・ビード部の放熱が妨げられて、ビード部が
発熱し、セパレーションなどのビード部故障が発生しや
すい。また、タイヤ重量が増加し、燃料消費量が増加す
るという欠点があった。さらに、超偏平空気入りタイヤ
では、サイドウオールの高さが小さくなり、ブランド名
などの文字を刻印する範囲が極めて狭くなり、小さな文
字しか刻印できないという不具合が生じていた。
【０００４】本発明の目的は、上記のような従来技術の
不具合を解消して、タイヤ・ビード部の放熱効果に優
れ、燃費性能の良いタイヤであって、大きな文字を刻印
できるタイヤを提供することである。
不具合を解消して、タイヤ・ビード部の放熱効果に優
れ、燃費性能の良いタイヤであって、大きな文字を刻印
できるタイヤを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による空気入りタイヤは、タイヤ最大幅に対
するタイヤ高さの比であるアスペクト・レシオが６０以
下で、タイヤ最大幅の位置近傍とリム・ライン近傍との
間に、タイヤ軸方向外側にゴムが隆起した環状リブより
なるリム・ガードを備えた空気入りタイヤにおいて
（１）正規リムにリム組みし、正規内圧を充填したとき
に、該環状リブがリム・フランジよりタイヤ軸方向外側
へ隆起していて、（２）該環状リブの子午線断面形状が
ほぼ三角形であり、ラジアル方向外側の辺の長さがラジ
アル方向内側の辺の長さより大きく、（３）該環状リブ
の少なくとも該ラジアル方向外側の辺の一部に多数のリ
ッジを設けたことを特徴とする空気入りタイヤである。
に、本発明による空気入りタイヤは、タイヤ最大幅に対
するタイヤ高さの比であるアスペクト・レシオが６０以
下で、タイヤ最大幅の位置近傍とリム・ライン近傍との
間に、タイヤ軸方向外側にゴムが隆起した環状リブより
なるリム・ガードを備えた空気入りタイヤにおいて
（１）正規リムにリム組みし、正規内圧を充填したとき
に、該環状リブがリム・フランジよりタイヤ軸方向外側
へ隆起していて、（２）該環状リブの子午線断面形状が
ほぼ三角形であり、ラジアル方向外側の辺の長さがラジ
アル方向内側の辺の長さより大きく、（３）該環状リブ
の少なくとも該ラジアル方向外側の辺の一部に多数のリ
ッジを設けたことを特徴とする空気入りタイヤである。
【０００６】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、環状リブの子午線断面のラジアル
方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さの
１．２乃至２倍であることが好ましい。
空気入りタイヤでは、環状リブの子午線断面のラジアル
方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さの
１．２乃至２倍であることが好ましい。
【０００７】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、リッジがラジアル方向に対し０乃
至７０度、好ましくは０乃至５５度の方向にほぼ直線状
に延びていることことが好ましい。
空気入りタイヤでは、リッジがラジアル方向に対し０乃
至７０度、好ましくは０乃至５５度の方向にほぼ直線状
に延びていることことが好ましい。
【０００８】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、リッジの側壁角度が同一またはほ
ぼ同一であることが好ましい。
空気入りタイヤでは、リッジの側壁角度が同一またはほ
ぼ同一であることが好ましい。
【０００９】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、リッジの側壁角度がラジアル方向
に対し４５度であることが好ましい。
空気入りタイヤでは、リッジの側壁角度がラジアル方向
に対し４５度であることが好ましい。
【００１０】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、リッジの断面形状が相似形である
ことが好ましい。
空気入りタイヤでは、リッジの断面形状が相似形である
ことが好ましい。
【００１１】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、リッジの高さの差が０．３ないし
２ｍｍ、好ましくは０．４ないし１．５ｍｍであること
が好ましい。
空気入りタイヤでは、リッジの高さの差が０．３ないし
２ｍｍ、好ましくは０．４ないし１．５ｍｍであること
が好ましい。
【００１２】上記目的を達成するために、本発明による
空気入りタイヤでは、リッジの高さが同一またはほぼ同
一であることが好ましい。
空気入りタイヤでは、リッジの高さが同一またはほぼ同
一であることが好ましい。
【００１３】
【作用】本発明による空気入りタイヤは、アスペクト・
レシオが６０以下で、タイヤ軸方向外側にゴムが隆起し
た環状リブよりなるリム・ガードをタイヤ最大幅の位置
近傍とリム・ライン近傍との間に備え、正規リムにリム
組みし正規内圧を充填したときに、環状リブがリム・フ
ランジよりタイヤ軸方向外側へ隆起していて、環状リブ
の子午線断面形状がほぼ三角形であり、ラジアル方向外
側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さより大き
く、環状リブの少なくともラジアル方向外側の辺の一部
に多数のリッジを設けてある。「アスペクト・レシオ」
とは、タイヤ子午線断面最大幅に対するタイヤ子午線断
面高さの比であり、通常百分率で表し％を省略してい
る。「タイヤ最大幅」とは、サイド部に設けられた文字
やホワイト・ラインまたはサイド・カット防止用のプロ
テクターやリム・フランジ保護のリム・ガードを除いて
測定されたタイヤ最大幅を指す。「リム・ライン」と
は、タイヤをリムに組んだときにリム・フランジの若干
ラジアル方向外側に位置してタイヤのビード部表面に環
状に設けられた小さなリッジであって、タイヤとリムが
同心円状態で組まれているか否かをチェックするための
ものである。本発明による空気入りタイヤは、上記のよ
うに、リム・ガードを形成する環状リブの子午線断面形
状がほぼ三角形であるので、従来の子午線断面形状がほ
ぼ台形のリム・ガードと比べるとリム・ガードの放熱性
に優れ、タイヤ重量増加を抑制することができるととも
に、文字の刻印可能範囲が広くなる。
レシオが６０以下で、タイヤ軸方向外側にゴムが隆起し
た環状リブよりなるリム・ガードをタイヤ最大幅の位置
近傍とリム・ライン近傍との間に備え、正規リムにリム
組みし正規内圧を充填したときに、環状リブがリム・フ
ランジよりタイヤ軸方向外側へ隆起していて、環状リブ
の子午線断面形状がほぼ三角形であり、ラジアル方向外
側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さより大き
く、環状リブの少なくともラジアル方向外側の辺の一部
に多数のリッジを設けてある。「アスペクト・レシオ」
とは、タイヤ子午線断面最大幅に対するタイヤ子午線断
面高さの比であり、通常百分率で表し％を省略してい
る。「タイヤ最大幅」とは、サイド部に設けられた文字
やホワイト・ラインまたはサイド・カット防止用のプロ
テクターやリム・フランジ保護のリム・ガードを除いて
測定されたタイヤ最大幅を指す。「リム・ライン」と
は、タイヤをリムに組んだときにリム・フランジの若干
ラジアル方向外側に位置してタイヤのビード部表面に環
状に設けられた小さなリッジであって、タイヤとリムが
同心円状態で組まれているか否かをチェックするための
ものである。本発明による空気入りタイヤは、上記のよ
うに、リム・ガードを形成する環状リブの子午線断面形
状がほぼ三角形であるので、従来の子午線断面形状がほ
ぼ台形のリム・ガードと比べるとリム・ガードの放熱性
に優れ、タイヤ重量増加を抑制することができるととも
に、文字の刻印可能範囲が広くなる。
【００１４】本発明による空気入りタイヤでは、リム・
ガードを形成する環状リブの少なくともラジアル方向外
側の辺の一部に多数のリッジを設けてあるので、環状リ
ブの表面積が増加し、リム・ガードの放熱性に優れてい
るとともに、文字の視認性がよくなる。
ガードを形成する環状リブの少なくともラジアル方向外
側の辺の一部に多数のリッジを設けてあるので、環状リ
ブの表面積が増加し、リム・ガードの放熱性に優れてい
るとともに、文字の視認性がよくなる。
【００１５】本発明による空気入りタイヤは、リム・ガ
ードを形成する環状リブの子午線断面形状が、ラジアル
方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さより
大きいので、歪によるクラック発生を防止することがで
きる。本発明による空気入りタイヤでは、環状リブの子
午線断面のラジアル方向外側の辺の長さがラジアル方向
内側の辺の長さの１．２乃至２倍であることが好まし
い。この値が１．２より小さくなると、環状リブのリム
・ガードにクラックが発生しやすくなり、２倍より大き
くなると、タイヤ重量増加を抑制することができない。
ードを形成する環状リブの子午線断面形状が、ラジアル
方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さより
大きいので、歪によるクラック発生を防止することがで
きる。本発明による空気入りタイヤでは、環状リブの子
午線断面のラジアル方向外側の辺の長さがラジアル方向
内側の辺の長さの１．２乃至２倍であることが好まし
い。この値が１．２より小さくなると、環状リブのリム
・ガードにクラックが発生しやすくなり、２倍より大き
くなると、タイヤ重量増加を抑制することができない。
【００１６】本発明による空気入りタイヤでは、リッジ
がラジアル方向に対し０乃至７０度、好ましくは０乃至
５５度の方向にほぼ直線状に延びているので、光線の反
射が微妙に変化し、装飾体に設けられた文字、数字、記
号又は図形などの標章が視覚上認識し易くなる。
がラジアル方向に対し０乃至７０度、好ましくは０乃至
５５度の方向にほぼ直線状に延びているので、光線の反
射が微妙に変化し、装飾体に設けられた文字、数字、記
号又は図形などの標章が視覚上認識し易くなる。
【００１７】本発明による空気入りタイヤでは、リッジ
の側壁角度が同一またはほぼ同一であることが、モール
ド作成の加工上好ましい。本発明による空気入りタイヤ
では、リッジの側壁角度がラジアル方向に対し４５度で
あることが、モールド作成の加工上好ましい。
の側壁角度が同一またはほぼ同一であることが、モール
ド作成の加工上好ましい。本発明による空気入りタイヤ
では、リッジの側壁角度がラジアル方向に対し４５度で
あることが、モールド作成の加工上好ましい。
【００１８】本発明による空気入りタイヤでは、リッジ
の断面形状が相似形であることが、モールド作成の加工
上好ましい。本発明による空気入りタイヤでは、リッジ
の高さの差が０．３ないし２ｍｍ、好ましくは０．４な
いし１．５ｍｍであることが、放熱効果を高めるために
好ましい。本発明による空気入りタイヤでは、リッジの
高さが同一またはほぼ同一であることが、モールド作成
の加工好ましい。
の断面形状が相似形であることが、モールド作成の加工
上好ましい。本発明による空気入りタイヤでは、リッジ
の高さの差が０．３ないし２ｍｍ、好ましくは０．４な
いし１．５ｍｍであることが、放熱効果を高めるために
好ましい。本発明による空気入りタイヤでは、リッジの
高さが同一またはほぼ同一であることが、モールド作成
の加工好ましい。
【００１９】
【実施例】以下、本発明にしたがう実施例のタイヤ及び
従来例のタイヤについて図面を参照して説明する、タイ
ヤ・サイズは、いずれも、２２５／５５Ｒ１８で、アス
ペクト・レシオが５５（％）である。
従来例のタイヤについて図面を参照して説明する、タイ
ヤ・サイズは、いずれも、２２５／５５Ｒ１８で、アス
ペクト・レシオが５５（％）である。
【００２０】図１は本発明による実施例１のタイヤの側
面図の一部であり、図２は実施例１のタイヤの環状リブ
（Ｒ）よりなるリム・ガードの子午線断面図であり、図
３は図１のＡ〜Ａ断面の一部拡大断面図である。図１乃
至３に示す実施例１のタイヤは、タイヤ最大幅の位置
（Ｍ）近傍とリム・ライン（Ｌ）近傍との間に、タイヤ
軸方向外側にゴムが隆起した環状リブ（Ｒ）よりなるリ
ム・ガードを備えている。環状リブ（Ｒ）の子午線断面
形状は、図示のように、ほぼ三角形であり、最大厚さ
（Ｗ）が８．４ｍｍで、ラジアル方向外側の辺（１）の
長さが２３．５ｍｍで、ラジアル方向内側の辺（２）の
長さが１４．５ｍｍであり、したがってラジアル方向外
側の辺（１）の長さがラジアル方向内側の辺（２）の長
さの１．６１倍である。環状リブ（Ｒ）のラジアル方向
外側端の高さ（Ｈ２）は２８．５ｍｍで、最大厚さ
（Ｗ）の位置までの高さ（Ｈ１）は５２ｍｍである。実
施例１のタイヤでは、リム・ガードを形成する環状リブ
（Ｒ）のラジアル方向外側の辺（１）に多数のリッジ
（Ｄ）が設けられている。このリッジ（Ｄ）はラジアル
方向に対し５５度の方向にほぼ直線状に延びていて、リ
ッジ（Ｄ）の間隔は２３．５ｍｍで、その側壁角度がラ
ジアル方向に対し４５度で、その高さも幅もすべて同じ
である。
面図の一部であり、図２は実施例１のタイヤの環状リブ
（Ｒ）よりなるリム・ガードの子午線断面図であり、図
３は図１のＡ〜Ａ断面の一部拡大断面図である。図１乃
至３に示す実施例１のタイヤは、タイヤ最大幅の位置
（Ｍ）近傍とリム・ライン（Ｌ）近傍との間に、タイヤ
軸方向外側にゴムが隆起した環状リブ（Ｒ）よりなるリ
ム・ガードを備えている。環状リブ（Ｒ）の子午線断面
形状は、図示のように、ほぼ三角形であり、最大厚さ
（Ｗ）が８．４ｍｍで、ラジアル方向外側の辺（１）の
長さが２３．５ｍｍで、ラジアル方向内側の辺（２）の
長さが１４．５ｍｍであり、したがってラジアル方向外
側の辺（１）の長さがラジアル方向内側の辺（２）の長
さの１．６１倍である。環状リブ（Ｒ）のラジアル方向
外側端の高さ（Ｈ２）は２８．５ｍｍで、最大厚さ
（Ｗ）の位置までの高さ（Ｈ１）は５２ｍｍである。実
施例１のタイヤでは、リム・ガードを形成する環状リブ
（Ｒ）のラジアル方向外側の辺（１）に多数のリッジ
（Ｄ）が設けられている。このリッジ（Ｄ）はラジアル
方向に対し５５度の方向にほぼ直線状に延びていて、リ
ッジ（Ｄ）の間隔は２３．５ｍｍで、その側壁角度がラ
ジアル方向に対し４５度で、その高さも幅もすべて同じ
である。
【００２１】図４乃至９に実施例２乃至７のタイヤの側
面図の一部を示す。図４に示す実施例２のタイヤは、リ
ム・ガードを形成する環状リブ（Ｒ）のラジアル方向外
側の辺（１）に多数のリッジ（Ｄ）が設けられているだ
けでなくブランド名も刻印されていることを除いて、実
施例１のタイヤのとほぼ同じである。図５乃至９に側面
図の一部を示す実施例３乃至７のタイヤは、リム・ガー
ドを形成する環状リブ（Ｒ）のラジアル方向外側の辺
（１）に設けられている多数のリッジ（Ｄ）のデザイン
が異なることを除いて、実施例１のタイヤとほぼ同じで
ある。
面図の一部を示す。図４に示す実施例２のタイヤは、リ
ム・ガードを形成する環状リブ（Ｒ）のラジアル方向外
側の辺（１）に多数のリッジ（Ｄ）が設けられているだ
けでなくブランド名も刻印されていることを除いて、実
施例１のタイヤのとほぼ同じである。図５乃至９に側面
図の一部を示す実施例３乃至７のタイヤは、リム・ガー
ドを形成する環状リブ（Ｒ）のラジアル方向外側の辺
（１）に設けられている多数のリッジ（Ｄ）のデザイン
が異なることを除いて、実施例１のタイヤとほぼ同じで
ある。
【００２２】図１０乃至１３には環状リブ（Ｒ）のラジ
アル方向外側の辺（１）に設けられている多数のリッジ
（Ｄ）の拡大断面図の変形例を示す。
アル方向外側の辺（１）に設けられている多数のリッジ
（Ｄ）の拡大断面図の変形例を示す。
【００２３】図１４に示すタイヤは従来例のタイヤであ
り、ほぼ台形の子午線断面形状の環状リブ（Ｒ）がタイ
ヤ最大幅の位置（Ｍ）近傍とリム・ライン（Ｌ）近傍と
の間に周方向に連続して備えられている。環状リブ
（Ｒ）の子午線断面形状は、図示のようにほぼ台形であ
り、最大厚さ（Ｗ）が６ｍｍで、ラジアル方向外側の辺
（１）の長さが１９．１ｍｍで、ラジアル方向内側の辺
（２）の長さが１１．５ｍｍであり、環状リブ（Ｒ）の
ラジアル方向外側端の高さ（Ｈ２）は５２ｍｍであり、
ラジアル方向外側の辺（１）のラジアル方向最内側の位
置までの高さ（Ｈ３）は３２．９ｍｍであり、ラジアル
方向内側の辺（２）のラジアル方向最外側の位置までの
高さ（Ｈ１）は２８．５ｍｍであることを除いて、実施
例１のタイヤとほぼ同じである。
り、ほぼ台形の子午線断面形状の環状リブ（Ｒ）がタイ
ヤ最大幅の位置（Ｍ）近傍とリム・ライン（Ｌ）近傍と
の間に周方向に連続して備えられている。環状リブ
（Ｒ）の子午線断面形状は、図示のようにほぼ台形であ
り、最大厚さ（Ｗ）が６ｍｍで、ラジアル方向外側の辺
（１）の長さが１９．１ｍｍで、ラジアル方向内側の辺
（２）の長さが１１．５ｍｍであり、環状リブ（Ｒ）の
ラジアル方向外側端の高さ（Ｈ２）は５２ｍｍであり、
ラジアル方向外側の辺（１）のラジアル方向最内側の位
置までの高さ（Ｈ３）は３２．９ｍｍであり、ラジアル
方向内側の辺（２）のラジアル方向最外側の位置までの
高さ（Ｈ１）は２８．５ｍｍであることを除いて、実施
例１のタイヤとほぼ同じである。
【００２４】上記実施例１のタイヤと上記従来例のタイ
ヤの環状リブ（Ｒ）のゴム量、放熱効果および文字刻印
可能範囲を従来例のタイヤの値を１００として、指数表
示で表１に示す。ゴム量は数字が小さいほど少ない（優
れている）ことを示し、放熱効果および文字刻印可能範
囲は数字が大きいほど優れていることを示す。放熱効果
の試験条件は、内圧２．４ ｋｇ／ｃｍ2 および荷重７
４０ｋｇで一定の速度モードで一定時間走行後、環状リ
ブ（Ｒ）よりなるリム・ガード内側の個所を、周上４ヶ
所温度を測定しその平均値を、従来例のタイヤの値を１
００として、指数表示で示してある。
ヤの環状リブ（Ｒ）のゴム量、放熱効果および文字刻印
可能範囲を従来例のタイヤの値を１００として、指数表
示で表１に示す。ゴム量は数字が小さいほど少ない（優
れている）ことを示し、放熱効果および文字刻印可能範
囲は数字が大きいほど優れていることを示す。放熱効果
の試験条件は、内圧２．４ ｋｇ／ｃｍ2 および荷重７
４０ｋｇで一定の速度モードで一定時間走行後、環状リ
ブ（Ｒ）よりなるリム・ガード内側の個所を、周上４ヶ
所温度を測定しその平均値を、従来例のタイヤの値を１
００として、指数表示で示してある。
【００２５】
【表１】
【００２６】
【発明の効果】本発明では、タイヤ・ビード部の放熱効
果に優れ、燃費性能の良い、しかも文字刻印可能範囲の
広いリム・ガードを備えたタイヤを提供することが可能
となった。
果に優れ、燃費性能の良い、しかも文字刻印可能範囲の
広いリム・ガードを備えたタイヤを提供することが可能
となった。
【図１】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図２】本発明による実施例のタイヤのリム・ガードの
子午線断面図である。
子午線断面図である。
【図３】本発明による実施例のタイヤのリム・ガードの
一部拡大断面図である。
一部拡大断面図である。
【図４】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図５】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図６】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図７】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図８】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図９】本発明による実施例のタイヤの側面図の一部で
ある。
ある。
【図１０】本発明による実施例のタイヤのリム・ガード
の一部拡大断面図部である。
の一部拡大断面図部である。
【図１１】本発明による実施例のタイヤのリム・ガード
の一部拡大断面図部である。
の一部拡大断面図部である。
【図１２】本発明による実施例のタイヤのリム・ガード
の一部拡大断面図部である。
の一部拡大断面図部である。
【図１３】本発明による実施例のタイヤのリム・ガード
の一部拡大断面図部である。
の一部拡大断面図部である。
【図１４】従来例のリム・ガードの正面図およびその要
部断面図である。
部断面図である。
Ｄ リッジ Ｌ リム・ライン Ｍ タイヤ最大幅の位置 Ｒ 環状リブ １ ラジアル方向外側の辺 ２ ラジアル方向内側の辺
Claims (8)
- 【請求項１】 タイヤ最大幅の位置近傍とリム・ライン
近傍との間に、タイヤ軸方向外側にゴムが隆起した環状
リブよりなるリム・ガードを備えた、アスペクト・レシ
オが６０以下の空気入りタイヤにおいて、（１）正規リ
ムにリム組みし、正規内圧を充填したときに、該環状リ
ブがリム・フランジよりタイヤ軸方向外側へ隆起してい
て、（２）該環状リブの子午線断面形状がほぼ三角形で
あり、ラジアル方向外側の辺の長さがラジアル方向内側
の辺の長さより大きく、（３）該環状リブの少なくとも
該ラジアル方向外側の辺の一部に多数のリッジを設けた
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項２】 該環状リブの子午線断面形状のラジアル
方向外側の辺の長さがラジアル方向内側の辺の長さの
１．２乃至２倍であることを特徴とする請求項１記載の
空気入りタイヤ。 - 【請求項３】 該リッジがラジアル方向に対し０乃至７
０度、好ましくは０乃至５５度の方向にほぼ直線状に延
びていることを特徴とする請求項１乃至２記載の空気入
りタイヤ。 - 【請求項４】 該リッジの側壁角度が同一またはほぼ同
一であることを特徴とする請求項１乃至３記載の空気入
りタイヤ。 - 【請求項５】 該リッジの側壁角度がラジアル方向に対
し４５度であることを特徴とする請求項１乃至４記載の
空気入りタイヤ。 - 【請求項６】 該リッジの断面形状が相似形であること
を特徴とする請求項１乃至５記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項７】 該リッジの高さの差が０．３ないし２ｍ
ｍ、好ましくは０．４ないし１．５ｍｍであることを特
徴とする請求項１乃至６記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項８】 該リッジの高さが同一またはほぼ同一で
あることを特徴とする請求項１乃至５記載の空気入りタ
イヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7085179A JPH08282218A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | リム・ガードを備えた偏平空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7085179A JPH08282218A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | リム・ガードを備えた偏平空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08282218A true JPH08282218A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13851442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7085179A Pending JPH08282218A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | リム・ガードを備えた偏平空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
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|---|---|---|---|
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