JPH0827399A - 艶消し塗膜 - Google Patents

艶消し塗膜

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JPH0827399A
JPH0827399A JP6164412A JP16441294A JPH0827399A JP H0827399 A JPH0827399 A JP H0827399A JP 6164412 A JP6164412 A JP 6164412A JP 16441294 A JP16441294 A JP 16441294A JP H0827399 A JPH0827399 A JP H0827399A
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大輔 須佐
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    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/40Additives
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 艶消し効果の高い艶消し塗膜を提供する。 【構成】 艶消し塗膜1は、塗膜形成主要素として合成
樹脂成分3を含み、また艶消し剤4として、平均粒径D
1 がD1 ≦2μmのシリカ粒子5および平均粒径D2
8μm≦D2 ≦50μmの合成樹脂粒子6をそれぞれ含
む。合成樹脂成分3の100重量部に対する艶消し剤4
の配合重量割合Pwは20重量部≦Pw≦100重量部
に設定される。シリカ粒子5の配合重量をW1 とし、一
方、合成樹脂粒子6の配合重量をW2 としたとき、それ
らの重量比Wr=W1 /W2 は20/80≦Wr≦70
/30に設定される。塗膜厚さtは8μm≦t≦30μ
mに設定される。主として、膜面7に分散するシリカ粒
子5が60°入射光L1 を吸収および/または乱反射
し、主として、膜面7に部分的に突出する合成樹脂粒子
6およびそれ6の表面に付着したシリカ粒子5が85°
入射光L2 を乱反射および/または吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は艶消し塗膜、例えば各種
合成樹脂製品の表面に存する艶消し塗膜の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種艶消し塗膜としては、塗膜
形成主要素として合成樹脂成分を含み、また艶消し剤と
してシリカ粒子および合成樹脂粒子をそれぞを含むもの
が知られている(例えば、特開平4−353576号公
報、特開平5−117548号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の艶
消し塗膜の膜面には、それを見る方向によって、艶消し
が十分になされているように見える面と、逆に光って見
える面とが存在し、これは膜面に沿ってそれを見た場合
に著しい、といった問題がある。
【0004】この現象の発生は、合成樹脂素材に艶消し
塗膜を形成し、その後合成樹脂素材に成形加工を施して
合成樹脂製品を得る場合、延伸度合が小さいか、または
延伸を受けなかった部分と延伸度合が大きい部分との間
で顕著となり、合成樹脂製品の商品的価値を低下させる
原因となる。
【0005】本発明者等は従来の艶消し塗膜について種
々検討を行った結果、前記現象の発生理由は、従来の艶
消し塗膜が、その膜面の垂線に対し傾斜角が60°の入
射光、つまり60°入射光に関する光沢度のみを考慮し
たことにあり、前記現象の発生を回避するためには、前
記垂線に対し傾斜角が85°の入射光、つまり85°入
射光に関する光沢度をも考慮に入れて、これら60°,
85°入射光に関する両光沢度を共に極力低くしなけれ
ばならない、という結論に達した。
【0006】本発明は、合成樹脂成分に対する艶消し剤
の配合量、艶消し剤の平均粒径、艶消し剤におけるシリ
カ粒子と合成樹脂粒子の配合比および塗膜厚さについて
特定の相関関係を成立させることによって、60°,8
5°入射光に関する光沢度を共に極力低くし、これによ
り艶消し効果の高い前記艶消し塗膜を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る艶消し塗膜
は、塗膜形成主要素として合成樹脂成分を含み、また艶
消し剤として、平均粒径D1 がD1 ≦2μmのシリカ粒
子および平均粒径D2が8μm≦D2 ≦50μmの合成
樹脂粒子をそれぞれ含み、前記合成樹脂成分の100重
量部に対する前記艶消し剤の配合重量割合Pwを20重
量部≦Pw≦100重量部に設定し、また前記艶消し剤
において、前記シリカ粒子の配合重量をW1 とし、一
方、前記合成樹脂粒子の配合重量をW2 としたとき、そ
れらの重量比Wr=W1 /W2 を20/80≦Wr≦7
0/30に設定し、さらに塗膜厚さtを8μm≦t≦3
0μmに設定することを特徴とする。
【0008】
【作用】前記艶消し塗膜においては、シリカ粒子が合成
樹脂粒子の表面に付着したり、また単独で、膜面および
合成樹脂成分中に分散し、また一部の合成樹脂粒子の一
部分が膜面に突出する。
【0009】これにより、60°入射光は、主として膜
面のシリカ粒子により吸収および/または乱反射され、
一方、85°入射光は、主として、一部分を膜面に突出
させた合成樹脂粒子およびその合成樹脂粒子の表面に付
着したシリカ粒子により乱反射および/または吸収され
る。
【0010】これにより、60°,85°入射光に関す
る艶消し塗膜の両光沢度を共に低くすると共にそれら光
沢度の差を極力小さくして、艶消し効果を大いに高める
ことができる。
【0011】これは、合成樹脂素材に艶消し塗膜を形成
し、その合成樹脂素材に成形加工を施して合成樹脂製品
を得た場合についても同様である。
【0012】ただし、シリカ粒子の平均粒径D1 がD1
>2μmでは60°入射光に対する吸収および/または
乱反射が不十分となる。シリカ粒子の平均粒径D1 の下
限値はD1 =0.01μmであり、D1 <0.01μm
では前記同様に60°入射光に対する吸収および/また
は乱反射が不十分となり、その上、このような平均粒径
1 を持つシリカ粒子は製造が難しくなる。
【0013】また合成樹脂粒子の平均粒径D2 がD2
8μmでは塗膜厚さtとの関係から、その合成樹脂粒子
の膜面からの突出量が少なくなるため、85°入射光に
対する乱反射および/または吸収が不十分となる。一
方、D2 >50μmでは、塗膜厚さtとの関係から合成
樹脂粒子の突出量が増すためその粒子が脱落し易くな
る。このことから、平均粒径D2 と塗膜厚さtとの関係
はD2 /2<tであることが望ましい。
【0014】さらに、艶消し剤の配合量割合PwがPw
<20重量部ではその添加効果が無く、一方、Pw>1
00重量部では艶消し塗膜の白化および割れが発生す
る。
【0015】またシリカ粒子と合成樹脂粒子の重量比W
rがWr<20/80では、シリカ粒子の配合重量が小
となるため60°入射光に対する吸収および/または乱
反射が不十分となり、一方、Wr>70/30では、合
成樹脂粒子の配合重量が小となるため85°入射光に対
する乱反射および/または吸収が不十分となる。重量比
Wrは、好ましくは25/75≦Wr≦45/55であ
る。
【0016】さらに塗膜厚さtがt<8μmでは、合成
樹脂粒子の平均粒径D2 との関係からその合成樹脂粒子
が脱落し易くなり、一方、t>30μmでは前記成形加
工において、艶消し塗膜の白化および割れが発生し、ま
た合成樹脂粒子がその塗膜内に埋没され易くなるため8
5°入射光に対する乱反射および/または吸収が不十分
となる。
【0017】
【実施例】図1において、透明な艶消し塗膜1はPVC
(ポリ塩化ビニル)シート2の表面に形成されている。
その艶消し塗膜1は、塗膜形成主要素として合成樹脂成
分3を含み、また艶消し剤4として、平均粒径D1 がD
1 ≦2μmのシリカ粒子5および平均粒径D2 が8μm
≦D2 ≦50μmで透明の合成樹脂粒子6をそれぞれ含
む。
【0018】合成樹脂成分3の100重量部に対する艶
消し剤4の配合重量割合Pwは20重量部≦Pw≦10
0重量部に設定される。また艶消し剤4において、シリ
カ粒子5の配合重量をW1 とし、一方、合成樹脂粒子6
の配合重量をW2 としたとき、それらの重量比Wr=W
1 /W2 は20/80≦Wr≦70/30に設定され
る。さらに塗膜厚さtは8μm≦t≦30μmに設定さ
れる。
【0019】このような構成の艶消し塗膜1において
は、その膜面7に一部の合成樹脂粒子6の一部分が突出
しており、またシリカ粒子5は単独および/または凝集
して、合成樹脂粒子6表面に付着したり、また単独で、
膜面7および合成樹脂成分3中に分散する。
【0020】艶消し塗膜1の光沢度Gs(グロス)測定
は、JIS Z 8741に則って行われる。そこで、
60°入射光L1 は膜面7の垂線aに対する傾斜角が6
0°の入射光と定義し、また85°入射光は前記垂線a
に対する傾斜角が85°の入射光L2 と定義する。
【0021】また艶消し塗膜1において、60°入射光
1 に関する光沢度Gs(60)は、一般に0%≦Gs
(60)≦10%であり、また85°入射光L2 に関す
る光沢度Gs(85)も同様である。
【0022】前記構成の艶消し塗膜1においては、60
°入射光L1 は、主として膜面7のシリカ粒子5により
吸収および/または乱反射され、その光沢度Gs(6
0)はGs(60)≦10%となる。一方、85°入射
光L2 は、主として、一部分を膜面7に突出させた合成
樹脂粒子6およびその合成樹脂粒子6の表面に付着した
シリカ粒子5により乱反射および/または吸収され、そ
の光沢度Gs(85)はGs(85)≦10%となる。
【0023】これにより、60°,85°入射光L1
2 に関する艶消し塗膜1の両光沢度Gs(60)、G
s(85)を共に極力低くすると共にそれら光沢度の
差、つまりGs(60)とGs(85)との差の絶対値
を極力小さくして、艶消し効果を大いに高めることがで
きる。
【0024】これは、PVCシート2に艶消し塗膜1を
形成し、そのPVCシート2に、例えば真空成形加工を
施して合成樹脂製品を得た場合についても同様である。
【0025】合成樹脂粒子6による乱反射を向上させる
ために、合成樹脂粒子6として、その粒径Dが2μm≦
D≦100μmの範囲でばらついているものを用いるの
が良い。この場合、合成樹脂粒子6において、最大のも
のの粒径をDmaxとし、最小のものの粒径をDmin
としたとき、それらの粒径差ΔD=Dmax−Dmin
はΔD≧10μmが適当である。
【0026】また合成樹脂成分3、艶消し剤4および添
加剤を含む透明な塗膜形成成分の配合重量をW3 とした
とき、シリカ粒子5の重量比率Wp=(W1 /W3 )×
100はWp≦40重量%に設定するのが望ましい。W
p>40重量%では、艶消し塗膜1の透明度が低下して
PVCシート2の色がぼやけるからである。
【0027】さらに、例えばPVCシート2に、その艶
消し塗膜1を型面に向けて真空成形加工を施した場合、
合成樹脂粒子6の潤滑作用によって艶消し塗膜1の局部
的変形が防止されることと、合成樹脂粒子6の表面に付
着したシリカ粒子5の分散状態が成形前とあまり変わら
ないこと等によって、成形後においてもシリカ粒子5お
よび合成樹脂粒子6による均一な艶消し作用が得られ
る。
【0028】その上、合成樹脂粒子6の膜面7からの部
分的突出により、艶消し塗膜1の摩擦係数が下げられる
ので、その塗膜1と他部材との擦れ音を低減することが
でき、また膜面7の接触面積が小さくなるので、シリカ
粒子5による保湿性と相俟って肌触りを良好にすること
ができる。
【0029】塗膜形成主要素である合成樹脂成分3に
は、常温硬化型塗料、常温乾燥型塗料加熱硬化型塗料等
に用いられているものが該当する。例えば、ポリウレタ
ン樹脂、アクリル変性ウレタン樹脂、ウレタンアクリル
塩化ビニル樹脂、シリコーン化ウレタン樹脂、アクリル
樹脂、アルキッド樹脂、アミノアルキッド樹脂、エポキ
シ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、シリコーン変性
ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、アクリル塩化ビニ
ル樹脂を挙げることができる。これら合成樹脂成分3に
おいて、特にウレタン系樹脂は肌触りを良好にし、また
艶消し塗膜1の成形性を向上させる効果を有する。
【0030】透明な合成樹脂粒子6としては、ウレタン
粒子、アクリル粒子、エポキシ粒子、ナイロン粒子等が
用いられる。これら合成樹脂粒子6において、特に、ウ
レタン粒子は前記擦れ音低減効果が高く、またナイロン
粒子は肌触りを向上させる効果を有する。
【0031】添加剤には充填剤、潤滑剤、耐光耐熱安定
剤、消泡剤、沈降防止剤等が含まれる。充填剤にはタル
ク、炭酸カルシウム、コラーゲン粉末、カーボンブラッ
ク、酸化チタン(TiO2 )粉末等が該当する。また潤
滑剤にはフッ素ゴム、シリコーンオイル等が該当する。
さらに耐光耐熱安定剤にはヒンダードアミン、ベンゾト
リアゾール等が該当する。
【0032】艶消し塗料(クリヤ)の調製に当っては、
(a)合成樹脂成分3、艶消し剤4および添加剤を含む
塗膜形成成分に、その重量の2倍の溶剤を加えて1次混
練する、(b)1次混練物に、さらに溶剤を加えて2次
混練する、(c)2次混練物を濾過して原液を採取す
る、(d)原液を希釈する、(e)希釈液を濾過して艶
消し塗料を得る、といった手段が採用される。これら1
次、2次混練工程、主として1次混練工程で、合成樹脂
粒子6の表面にシリカ粒子5が付着する。この場合、シ
リカ粒子5を予め合成樹脂粒子6の表面に埋込み等によ
って担持させておくことも可能である。
【0033】溶剤としては、トルエン、キシレン、メチ
ルエチルケトン、イソプロパノール等が単独で、または
混合液として用いられる。
【0034】塗装に当っては、スプレー塗装、グラビア
印刷等が適用される。
【0035】以下、具体例について説明する。
【0036】合成樹脂成分3として、アクリル変性ウレ
タン樹脂を選定した。艶消し剤4におけるシリカ粒子5
として、平均粒径D1 =0.2μmのシリカ粒子(富士
シリシア社製、商品名サイシリア350)と、平均粒径
1 =0.04μmのシリカ粒子(アエロジル社製、商
品名エロジルTT−600)を選定し、また合成樹脂粒
子6として、平均粒径D2 がD2 =15μmで透明のウ
レタン粒子(根上工業社製、商品名アートパール、C−
400)を選定した。このウレタン粒子6における最大
のものの粒径DmaxはDmax=30μmであり、ま
た最小のものの粒径DminはDmin=5μmであっ
た。したがって粒径差ΔD=Dmax−DminはΔD
=25μmであり、また粒径Dは5μm≦D≦30μm
の範囲でばらついていた。
【0037】添加剤としては耐光耐熱安定剤(ベンゾト
リアゾール)を選定し、さらに溶剤として、前記4種の
混合液をを選定した。 (A) アクリル変性ウレタン樹脂、平均粒径D1
0.2μmのシリカ粒子を含む艶消し剤、耐光耐熱安定
剤および溶剤を用い、それらを下記重量比率にて混合し
た。
【0038】 アクリル変性ウレタン樹脂 4.46重量% 艶消し剤 1.34重量% 耐光耐熱安定剤 0.09重量% 溶 剤 94.11重量% 艶消し剤4においては、前記重量比率にてシリカ粒子5
とウレタン粒子6との重量比Wrを変化させ、また比較
のため艶消し剤として平均粒径D1 =0.2μmのシリ
カ粒子5のみを用いた混合物およびウレタン粒子6のみ
を用いた混合物を用意した。
【0039】次いで各種混合物を用い、前記と同様の方
法で各種艶消し塗料を調製した。その後、各艶消し塗料
を用い、スプレー塗装の適用下で、PVCシート2の表
面に透明な艶消し塗膜1を形成した。
【0040】この場合、各艶消し塗膜1の実施例1〜
4、比較例1a,2aにおける塗膜厚さtはt=10μ
mであった。また実施例1〜4、比較例1a,2aにお
いて、アクリル変性ウレタン樹脂100重量部に対する
シリカ粒子5および/またはウレタン粒子6の配合重量
割合Pwは30重量部であり、さらに実施例1〜4およ
び比較例1a,2aにおいて、シリカ粒子5とウレタン
粒子6との重量比Wr、および塗膜形成成分に対するシ
リカ粒子5の重量比率Wpは表1の通りであった。
【0041】
【表1】 実施例1〜4、比較例1a,2aについて、60°,8
5°入射光L1 ,L2による両光沢度Gs(60)およ
びGs(85)を求め、シリカ粒子5とウレタン粒子6
との重量比Wrと、両光沢度Gs(60)、Gs(8
5)の関係を調べたところ、図2の結果を得た。図中、
点1〜4,1a,2aは実施例1〜4、比較例1a,2
aにそれぞれ対応する。
【0042】図2より、シリカ粒子5の平均粒径D1
1 ≦2μm、ウレタン粒子6の平均粒径D2 が8μm
≦D2 ≦50μm、艶消し剤4の配合重量割合Pwが2
0重量部≦Pw≦100重量部、塗膜厚さtが8μm≦
t≦30μmにおいて、前記重量比Wrを20/80≦
Wr≦70/30に設定すると、両光沢度Gs(6
0)、Gs(85)を共に極力低くすると共にそれら光
沢度Gs(60)、Gs(85)の差の絶対値を極力小
さくして、艶消し効果を大いに高めることができる。最
適な前記重量比Wrは、両光沢度Gs(60)、Gs
(85)の差の絶対値が最小となるWr=30/70で
ある。
【0043】比較例1aのように、シリカ粒子5の配合
重量W1 =0では、光沢度Gs(60)が極端に高くな
り、一方、比較例2aのように、ウレタン粒子6の配合
重量W2 =0では光沢度Gs(85)が高くなる。 (B) アクリル変性ウレタン樹脂、平均粒径D1
0.04μmのシリカ粒子を含む艶消し剤、耐光耐熱安
定剤および溶剤を用い、それらを下記重量比率にて混合
した。
【0044】 アクリル変性ウレタン樹脂 4.15重量% 艶消し剤 1.66重量% 耐光耐熱安定剤 0.08重量% 溶 剤 94.11重量% 艶消し剤4においては、前記重量比率にてシリカ粒子5
とウレタン粒子6との重量比Wrを変化させ、また比較
のため艶消し剤として平均粒径D1 =0.04μmシリ
カ粒子5のみを用いた混合物およびウレタン粒子6のみ
を用いた混合物を用意した。
【0045】次いで各種混合物を用い、前記と同様の方
法で各種艶消し塗料を調製した。その後、各艶消し塗料
を用い、スプレー塗装の適用下で、PVCシート2の表
面に透明な艶消し塗膜1を形成した。
【0046】この場合、各艶消し塗膜1の実施例5〜
8、比較例3a,4aにおける塗膜厚さtはt=10μ
mであった。また実施例5〜8、比較例3a,4aにお
いて、アクリル変性ウレタン樹脂100重量部に対する
シリカ粒子5および/またはウレタン粒子6の配合重量
割合Pwは40重量部であり、さらに実施例5〜8およ
び比較例3a,4aにおいて、シリカ粒子5とウレタン
粒子6との重量比Wr、および塗膜形成成分に対するシ
リカ粒子5の重量比率Wpは表2の通りであった。
【0047】
【表2】 実施例5〜8、比較例3a,4aについて、60°,8
5°入射光L1 ,L2による両光沢度Gs(60)およ
びGs(85)を求め、シリカ粒子5とウレタン粒子6
との重量比Wrと、両光沢度Gs(60)、Gs(8
5)の関係を調べたところ、図3の結果を得た。図中、
点5〜8,3a,4aは実施例5〜8、比較例3a,4
aにそれぞれ対応する。
【0048】図3より、シリカ粒子5の平均粒径D1
1 ≦2μm、ウレタン粒子6の平均粒径D2 が8μm
≦D2 ≦50μm、艶消し剤4の配合重量割合Pwが2
0重量部≦Pw≦100重量部、塗膜厚さtが8μm≦
t≦30μmにおいて、前記重量比Wrを20/80≦
Wr≦70/30に設定すると、両光沢度Gs(6
0)、Gs(85)を共に極力低くすると共にそれら光
沢度Gs(60)、Gs(85)の差の絶対値を極力小
さくして、艶消し効果を大いに高めることができる。最
適な前記重量比Wrは、両光沢度Gs(60)、Gs
(85)の差の絶対値が最小となるWr=43/57で
ある。
【0049】比較例3aのように、シリカ粒子5の配合
重量W1 =0では、光沢度Gs(60)が高くなり、一
方、比較例4aのように、ウレタン粒子6の配合重量W
2 =0では光沢度Gs(85)が極端に高くなる。 (c) 図4は、艶消し剤としてシリカ粒子のみを用い
た比較例艶消し塗膜において、アクリル変性ウレタン樹
脂100重量部に対するシリカ粒子の配合重量割合と両
光沢度Gs(60)、Gs(85)との関係を示す。シ
リカ粒子としては平均粒径D1 =0.2μmのものが用
いられた。
【0050】図4から、シリカ粒子のみを用いると、光
沢度Gs(85)が高い領域で大いにばらつき、また両
光沢度Gs(60)、Gs(85)の差の絶対値が大き
いことが判る。 (D) 図5は艶消し塗膜1において、アクリル変性ウ
レタン樹脂100重量部に対するシリカ粒子5およびウ
レタン粒子6の配合重量割合Pwと両光沢度Gs(6
0)、Gs(85)の関係を示す。図中、点9〜14、
5aは実施例9〜14、比較例5aにそれぞれ対応す
る。
【0051】実施例9〜14、比較例5aにおいて、シ
リカ粒子5としては平均粒径D1 =0.2μmのものが
用いられ、シリカ粒子5およびウレタン粒子6の重量比
WrはWr=30/70に、また塗膜厚さtはt=10
μmにそれぞれ設定された。図2より、Wr=30/7
0ということは、Gs(60)≒Gs(85)であり、
したがって図5において、各括弧内のパーセンテージ
は、Gs(60)およびGs(85)の値を示す。
【0052】実施例9〜14、比較例5aにおいて、塗
膜形成成分に対するシリカ粒子5の重量比率Wpは表3
の通りである。
【0053】
【表3】 図5から明らかなように、前記配合重量割合Pwを20
重量部≦Pw≦100重量部に設定すると、両光沢度G
s(60)、Gs(85)を共に大幅に低くすることが
できる。 (E) 図6は艶消し塗膜1において、アクリル変性ウ
レタン樹脂100重量部に対するシリカ粒子5およびウ
レタン粒子6の配合重量割合Pwと両光沢度Gs(6
0)、Gs(85)との関係を示す。図中、点15〜1
9は実施例15〜19にそれぞれ対応する。比較のた
め、図6に前記実施例9〜13の光沢度Gs(60)、
Gs(85)も示す(点9〜13)。
【0054】実施例15〜19において、シリカ粒子5
としては平均粒径D1 =0.04μmのものが用いら
れ、シリカ粒子5およびウレタン粒子6の重量比Wrは
Wr=40/60に、また塗膜厚さtはt=10μmに
それぞれ設定された。図3より、Wr=40/60とい
うことは、Gs(60)≒Gs(85)であり、したが
って図6において、各括弧内のパーセンテージは、Gs
(60)およびGs(85)の値を示す。
【0055】実施例15〜19において、塗膜形成成分
に対するシリカ粒子5の重量比率Wpは表4の通りであ
る。
【0056】
【表4】 図6から明らかなように、シリカ粒子5としては、その
平均粒径D1 が大きい方が両光沢度Gs(60)、Gs
(85)が低くなることが判る。 (F) 図7は車両用インストルメントパネル8を示
し、そのインストルメントパネル8は、心材と、その心
材に接着された表皮としての、艶消し塗膜1を有するP
VCシート2とよりなる。インストルメントパネル8の
製造に当っては、先ず、PVCシート2を、その艶消し
塗膜1を型面に向けて真空成形し、引続き、予め成形さ
れている心材に接着する、といった手段が採用される。
この場合、比較的平坦な部分が延伸度合が小さな部分A
であり、凸弧状部分が延伸度合が大きな部分Bである。
【0057】表5は、インストルメントパネル8におけ
る艶消し塗膜1の実施例20および比較例6aの組成を
示す。
【0058】
【表5】 表6,7は、実施例20および比較例6aに関する延伸
度合が小さな部分Aと延伸度合が大きな部分Bにおける
両光沢度Gs(60)、Gs(85)を示し、表6はP
VCシート2が黒色の場合に、また表7はPVCシート
2が灰色の場合にそれぞれ該当する。
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】 表6,7から明らかなように、実施例20においては延
伸度合が小さな部分Aおよび延伸度合が大きな部分Bの
両者において、両光沢度Gs(60)、Gs(85)が
共に低く、またそれら光沢度Gs(60)、Gs(8
5)の差の絶対値が、比較例6aに比べて小さいことが
判る。 (G) 図8は車両用ドアライニング9を示し、そのド
アライニング9は、心材と、その心材に接着された表皮
としての、艶消し塗膜1を有するPVCシート2とより
なる。その製造方法はインストルメントパネル8の場合
と略同じである。この場合、比較的平坦な部分が延伸度
合が小さな部分Aであり、凹弧状部分が延伸度合が大き
な部分がBである。
【0061】表8は、ドアライニング9における艶消し
塗膜1の実施例21および比較例7aに関する延伸度合
が小さな部分Aと延伸度合が大きな部分Bにおける両光
沢度Gs(60)、Gs(85)を示す。この場合、P
VCシート2は黒色である。
【0062】実施例21における組成は前記実施例20
のそれと同一であり、また比較例7aにおける組成は前
記比較例6aのそれと同一である。
【0063】
【表8】 表8から明らかなように、実施例21においては延伸度
合が小さな部分Aおよび延伸度合が大きな部分Bの両者
において、両光沢度Gs(60)、Gs(85)が共に
比較例7aに比べて低く、またそれら光沢度Gs(6
0)、Gs(85)の差の絶対値が、比較例7aに比べ
て小さいことが判る。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、前記のように構成する
ことによって、60°入射光および85°入射光に関す
る両光沢度を共に極力低くして、艶消し効果の高い艶消
し塗膜を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】艶消し塗膜の概略を示す断面図である。
【図2】シリカ粒子およびウレタン粒子の重量比Wrと
光沢度Gs(60)、Gs(85)との関係の一例を示
すグラフである。
【図3】シリカ粒子およびウレタン粒子の重量比Wrと
光沢度Gs(60)、Gs(85)との関係の他例を示
すグラフである。
【図4】アクリル変性ウレタン樹脂100重量部に対す
るシリカ粒子の配合重量割合Pwと光沢度Gs(6
0)、Gs(85)との関係を示すグラフである。
【図5】アクリル変性ウレタン樹脂100重量部に対す
るシリカ粒子およびウレタン粒子の配合重量割合Pwと
光沢度Gs(60)、Gs(85)との関係の一例を示
すグラフである。
【図6】アクリル変性ウレタン樹脂100重量部に対す
るシリカ粒子およびウレタン粒子の配合重量割合Pwと
光沢度Gs(60)、Gs(85)との関係の他例を示
すグラフである。
【図7】車両用インストルメントパネルの斜視図であ
る。
【図8】車両用ドアライニングの斜視図である。
【符号の説明】
1 艶消し塗膜 3 合成樹脂成分 4 艶消し剤 5 シリカ粒子 6 合成樹脂粒子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このように構成すると、60°入射光は、
主として膜面のシリカ粒子により吸収および/または乱
反射され、一方、85°入射光は、主として、一部分を
膜面に突出させた合成樹脂粒子およびその合成樹脂粒子
の表面に付着したシリカ粒子により乱反射および/また
は吸収される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】塗膜形成主要素である合成樹脂成分3に
は、常温硬化型塗料、常温乾燥型塗料加熱硬化型塗料
等に用いられているものが該当する。例えば、ポリウレ
タン樹脂、アクリル変性ウレタン樹脂、ウレタンアクリ
ル塩化ビニル樹脂、シリコーン化ウレタン樹脂、アクリ
ル樹脂、アルキッド樹脂、アミノアルキッド樹脂、エポ
キシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、シリコーン変
性ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂、アクリル塩化ビ
ニル樹脂を挙げることができる。これら合成樹脂成分3
において、特にウレタン系樹脂は肌触りを良好にし、ま
た艶消し塗膜1の成形性を向上させる効果を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】添加剤としては耐光耐熱安定剤(ベンゾト
リアゾール)を選定し、さらに溶剤として、前記4種の
混合液を選定した。 (A) アクリル変性ウレタン樹脂、平均粒径D1
0.2μmのシリカ粒子を含む艶消し剤、耐光耐熱安定
剤および溶剤を用い、それらを下記重量比率にて混合し
た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】比較例3aのように、シリカ粒子5の配合
重量W1 =0では、光沢度Gs(60)が高くなり、一
方、比較例4aのように、ウレタン粒子6の配合重量W
2 =0では光沢度Gs(85)が極端に高くなる。 () 図4は、艶消し剤としてシリカ粒子のみを用い
た比較例艶消し塗膜において、アクリル変性ウレタン樹
脂100重量部に対するシリカ粒子の配合重量割合と両
光沢度Gs(60)、Gs(85)との関係を示す。シ
リカ粒子としては平均粒径D1 =0.2μmのものが用
いられた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 雅躬 茨城県取手市野々井254−32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗膜形成主要素として合成樹脂成分
    (3)を含み、また艶消し剤(4)として、平均粒径D
    1 がD1 ≦2μmのシリカ粒子(5)および平均粒径D
    2 が8μm≦D2 ≦50μmの合成樹脂粒子(6)をそ
    れぞれ含み、前記合成樹脂成分(3)の100重量部に
    対する前記艶消し剤(4)の配合重量割合Pwを20重
    量部≦Pw≦100重量部に設定し、また前記艶消し剤
    (4)において、前記シリカ粒子(5)の配合重量をW
    1 とし、一方、前記合成樹脂粒子(6)の配合重量をW
    2 としたとき、それらの重量比Wr=W1 /W2 を20
    /80≦Wr≦70/30に設定し、さらに塗膜厚さt
    を8μm≦t≦30μmに設定することを特徴とする艶
    消し塗膜。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂粒子(6)として、その粒
    径Dが2μm≦D≦100μmの範囲でばらついている
    ものを用いる、請求項1記載の艶消し塗膜。
  3. 【請求項3】 前記合成樹脂粒子(6)において、最大
    のものの粒径をDmaxとし、最小のものの粒径をDm
    inとしたとき、それらの粒径差ΔD=Dmax−Dm
    inをΔD≧10μmに設定する、請求項2記載の艶消
    し塗膜。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂成分(3)、艶消し剤
    (4)および添加剤を含む塗膜形成成分の配合重量をW
    3 としたとき、前記シリカ粒子(5)の重量比率Wp=
    (W1 /W3 )×100をWp≦40重量%に設定す
    る、請求項1,2または3記載の艶消し塗膜。
  5. 【請求項5】 少なくとも一部の前記合成樹脂粒子
    (6)の表面に、少なくとも一部の前記シリカ粒子
    (5)が付着している、請求項1,2,3または4記載
    の艶消し塗膜。
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