JPS61252A - クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物 - Google Patents
クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物Info
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- JPS61252A JPS61252A JP59120216A JP12021684A JPS61252A JP S61252 A JPS61252 A JP S61252A JP 59120216 A JP59120216 A JP 59120216A JP 12021684 A JP12021684 A JP 12021684A JP S61252 A JPS61252 A JP S61252A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明はクロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物に係
り、特に加硫又は加橋後の表面光沢が良好で、しかも耐
久性に優れ、エスカレータハンドレール用に好適するク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物に関する。
り、特に加硫又は加橋後の表面光沢が良好で、しかも耐
久性に優れ、エスカレータハンドレール用に好適するク
ロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物に関する。
（発明の技術的背景及びその問題点）
一般にエスカレータ−ハンドレールは、第１１Ｎに示す
ようにｍ線１を埋設した断面Ｃ型の帆布心２上に化粧ゴ
ム層３を加硫又は架橋接着させて構成されている。
ようにｍ線１を埋設した断面Ｃ型の帆布心２上に化粧ゴ
ム層３を加硫又は架橋接着させて構成されている。
而してエスカレータ−ハンドレールは、デパート、スー
パーマーケット、空港その他多くの人が集まる場所に布
設されるため上記化粧ゴム層３には次のような特性が要
求されている。
パーマーケット、空港その他多くの人が集まる場所に布
設されるため上記化粧ゴム層３には次のような特性が要
求されている。
■表面の光沢が良好なこと。
■長期にわたって使用しても光沢が損なわれないこと
■長期にわたって使用してもゴムに亀裂やへたりが生じ
ないこと 従来エスカレータ−ハンドレールの化粧ゴムとしては、
クロロスルホン化ポリエチレンゴムアルいは塩素化ポリ
エチレンゴムが使用されているが上記の各特性において
充分満足できるものではなかった。
ないこと 従来エスカレータ−ハンドレールの化粧ゴムとしては、
クロロスルホン化ポリエチレンゴムアルいは塩素化ポリ
エチレンゴムが使用されているが上記の各特性において
充分満足できるものではなかった。
一方、成型後化粧ゴム層表面にシリコーンオイルあるい
はポリウレタン等をコーティングし光沢を出そうとする
試みもなされているが、シリコーンオイルの場合は塗布
後すぐに光沢がなくなり、またポリウレタンの場合には
数夕月後にひび割れが入り、かえって美感を損ねてしま
うという問題があった。
はポリウレタン等をコーティングし光沢を出そうとする
試みもなされているが、シリコーンオイルの場合は塗布
後すぐに光沢がなくなり、またポリウレタンの場合には
数夕月後にひび割れが入り、かえって美感を損ねてしま
うという問題があった。
また配合面では、クロロスルホン化ポリエチレンゴムに
炭酸カルシウム等の充填剤、ジオクチル７タレート等の
可塑剤を配合し、さらに酸化マグｉ ネシウム
とチアゾール系加硫促進剤を配合することが知られてい
るが、これらのゴムでは初期の光沢はあっても耐久性が
不充分であって長期にわたつて使用した場合光沢が失な
われかつ変色するという難点があった。
炭酸カルシウム等の充填剤、ジオクチル７タレート等の
可塑剤を配合し、さらに酸化マグｉ ネシウム
とチアゾール系加硫促進剤を配合することが知られてい
るが、これらのゴムでは初期の光沢はあっても耐久性が
不充分であって長期にわたつて使用した場合光沢が失な
われかつ変色するという難点があった。
また成型時の金型表面の平滑性を向上させて光沢を増す
方法も考えられるが、このような方法で得られる光沢は
使用により短時日で失なわれてしまう。
方法も考えられるが、このような方法で得られる光沢は
使用により短時日で失なわれてしまう。
（発明の目的）
本発明の目的はチアゾール系加硫促進剤を配合しないゴ
ム配合組成物を用いることにより組成物を改善改質し、
長期使用時の表面光沢の損失を防止したクロロスルホン
化ポリエチレンゴム組成物を提供しようとするものであ
る。
ム配合組成物を用いることにより組成物を改善改質し、
長期使用時の表面光沢の損失を防止したクロロスルホン
化ポリエチレンゴム組成物を提供しようとするものであ
る。
（発明の概要）
本発明はクロロスルホン化ポリエチレンゴムと有効量の
加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤を主成分とするクロジス
ルホン化ポリエチレンゴム組成物において、前記加硫剤
が少なくとも酸化マグネシウムおよび／又は水酸化カル
シウムを含むことを特徴としている。
加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤を主成分とするクロジス
ルホン化ポリエチレンゴム組成物において、前記加硫剤
が少なくとも酸化マグネシウムおよび／又は水酸化カル
シウムを含むことを特徴としている。
本発明に使用されるクロロスルホン化ポリエチレンゴム
としては一般に市販されているものを使用することがで
き、例えばへイパロン＃４ｏ、ハイパ四ン＃４０Ｓ（い
ずれも米国イー・アイ・デュポン社製商品名）などがあ
る。
としては一般に市販されているものを使用することがで
き、例えばへイパロン＃４ｏ、ハイパ四ン＃４０Ｓ（い
ずれも米国イー・アイ・デュポン社製商品名）などがあ
る。
り０ロスルホン化ポリ工チレンゴムｉｏｏ重量部に対し
加硫助剤（酸化マグネシウムおよび／又は水酸化カルシ
ウム）の添加量は２重量部未満では充分な加硫度が得ら
れず、引張強さ、硬さ、圧縮永久歪みなどの緒特性が低
下し易＜３０重量部を越えると硬くなり、伸びが低下し
易く、また光沢低下の原因となるので２〜３０重量部の
範囲が好ましい。
加硫助剤（酸化マグネシウムおよび／又は水酸化カルシ
ウム）の添加量は２重量部未満では充分な加硫度が得ら
れず、引張強さ、硬さ、圧縮永久歪みなどの緒特性が低
下し易＜３０重量部を越えると硬くなり、伸びが低下し
易く、また光沢低下の原因となるので２〜３０重量部の
範囲が好ましい。
尚、水酸化カルシウムとしてはカルビット（近在化学工
業社製商品名）等を使用することができる。
業社製商品名）等を使用することができる。
又、加硫剤としてはマレイミド化合物、エポキシ樹脂が
使用でき、このマレイミド化合物としてはＮ 、 Ｎ’
−ｔａ −ｙエニレンジマレイミド（ＨＶＡ＃２ ；
ｆユ・ボン社製商品名）等が、エポキシ樹脂としては
ＧＹ−２５０（チバ・ガイギー社製商品名）等がある。
使用でき、このマレイミド化合物としてはＮ 、 Ｎ’
−ｔａ −ｙエニレンジマレイミド（ＨＶＡ＃２ ；
ｆユ・ボン社製商品名）等が、エポキシ樹脂としては
ＧＹ−２５０（チバ・ガイギー社製商品名）等がある。
さらに加硫促進剤はチオウレア加硫促進剤単独あるいは
チオウレア加硫促進剤とチウラム系加硫促進剤を組み合
せて使用可能でありチオウレア加硫促進剤としてはエチ
レンチオ尿素（デュ・ボン社製ＮＡ−２２）等が又、チ
ウラム系加硫促進剤としてはジペンタメチレンチウラム
・テトラスルフィド（入内新興化学社製商品名；ツク七
う−ＴＲＡ）等が使用できる。
チオウレア加硫促進剤とチウラム系加硫促進剤を組み合
せて使用可能でありチオウレア加硫促進剤としてはエチ
レンチオ尿素（デュ・ボン社製ＮＡ−２２）等が又、チ
ウラム系加硫促進剤としてはジペンタメチレンチウラム
・テトラスルフィド（入内新興化学社製商品名；ツク七
う−ＴＲＡ）等が使用できる。
り四ロスルホン化ポリエチレンゴムにけ補強剤、充填剤
、軟化剤、加工助剤、老化防止剤などを必要に応じて適
寅配合することができる。
、軟化剤、加工助剤、老化防止剤などを必要に応じて適
寅配合することができる。
本発明のゴム組成物は、ミキシングロールあるいはバン
バリーミキサ−を用いて常法により混合される。
バリーミキサ−を用いて常法により混合される。
このようにして得られる本発明のゴム組成物は、金型に
充填し加硫又は架橋成型することにより表面光沢の優れ
た成型品を得ることができる。更に加硫又は架橋成型後
の表面光沢は下塗り成型のはだに大きく影響を受けるが
、本発明のゴム組成物はロール分押出しの際の下造りノ
１ダも極めて平滑である。
充填し加硫又は架橋成型することにより表面光沢の優れ
た成型品を得ることができる。更に加硫又は架橋成型後
の表面光沢は下塗り成型のはだに大きく影響を受けるが
、本発明のゴム組成物はロール分押出しの際の下造りノ
１ダも極めて平滑である。
なお、加硫又は架橋成型時の金型は、表面クシムメッ午
を施し、鏡面に仕上げることが望ましい。
を施し、鏡面に仕上げることが望ましい。
（発明の実施例）
以下本発明の実施例について説明するＱ実施例１〜４
第１表の配合の組成物をバンバリーミキサ−を用いて１
５０℃で６分間混練し、得られたゴム組成物を用いて圧
力１００ｋｇ／ｄＳ渇度１５０℃、加熱時間２０分間の
条件で厚さ２闘の試験シートを製造した。
５０℃で６分間混練し、得られたゴム組成物を用いて圧
力１００ｋｇ／ｄＳ渇度１５０℃、加熱時間２０分間の
条件で厚さ２闘の試験シートを製造した。
以下余白
角
’１
なお、表中の配合成分はそれぞれ以下に示すものである
。
。
炭酸マグネシウム：神島化学社製
Ｉ）ＯＦ ：大へ化学社製、ジオクチル７タレートマグ
ネシア：神島化学社製 カルビット：近在化学工業社製、水醗化カルシウム ＨＶＡ＃２ ：デュポン社製、マレイミド化合物ＧＹ−
ｚｓｏ：チバ・ガイギー社製、エポキシ樹脂 ＮＡ−２２７デユポン社製、エチレン・チオ尿素 ツクセラーＴＲＡ ：穴内新興化学社製、ジペンタメチ
レンチウラム・テト ジスルフィド ツクセラーＤＭ：大内新興化学社製、ジベンゾチアジル
・ジスルフィド ツクラックＮ８−６：穴内新興化学社製、老化防止剤 得られたシートの特性は第２表の通りであった。
ネシア：神島化学社製 カルビット：近在化学工業社製、水醗化カルシウム ＨＶＡ＃２ ：デュポン社製、マレイミド化合物ＧＹ−
ｚｓｏ：チバ・ガイギー社製、エポキシ樹脂 ＮＡ−２２７デユポン社製、エチレン・チオ尿素 ツクセラーＴＲＡ ：穴内新興化学社製、ジペンタメチ
レンチウラム・テト ジスルフィド ツクセラーＤＭ：大内新興化学社製、ジベンゾチアジル
・ジスルフィド ツクラックＮ８−６：穴内新興化学社製、老化防止剤 得られたシートの特性は第２表の通りであった。
第 ２ 表
なおムー二粘度はＪＩ８ Ｋ ６３００に、光沢は
ＪＩ８ Ｚ ８７４１ ６０度鏡面光沢試験に準拠
。
ＪＩ８ Ｚ ８７４１ ６０度鏡面光沢試験に準拠
。
光沢の◎はグロスメーターで光沢度８０以上○は 同
７０付近である。
７０付近である。
（発明の効果）
以上の実施例からも明らかなように本発明によれば長時
間使用後においてもほとんど変色がなくかつ耐久性に優
れた表面光沢を有し、しかも機械的特性において従来品
とそん色のない成型品を得ることができる。
間使用後においてもほとんど変色がなくかつ耐久性に優
れた表面光沢を有し、しかも機械的特性において従来品
とそん色のない成型品を得ることができる。
図面ハエスカレータへンドレールの断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、クロロスルホン化ポリエチレンゴムと有効量の加硫
剤、加硫促進剤、加硫助剤を主成分とするクロロスルホ
ン化ポリエチレンゴム組成物において、前記加硫助剤が
少なくとも酸化マグネシウムおよび／又は水酸化カルシ
ウムを含むことを特徴とするクロロスルホン化ポリエチ
レンゴム組成物。 ２、加硫剤がマレイミド化合物あるいはエポキシ樹脂で
ある特許請求の範囲第１項記載のクロロスルホン化ポリ
エチレンゴム組成物。 ３、加硫促進剤が少なくともチオウレア系加硫促進剤を
含む特許請求の範囲第１項あるいは第２項記載のクロロ
スルホン化ポリエチレンゴム組成物。 ４、加硫促進剤がペンタエリスリトールである特許請求
の範囲第１項あるいは第２項記載のクロロスルホン化ポ
リエチレンゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59120216A JPS61252A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59120216A JPS61252A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252A true JPS61252A (ja) | 1986-01-06 |
Family
ID=14780762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59120216A Pending JPS61252A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61252A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4702769A (en) * | 1982-05-21 | 1987-10-27 | Toshiba Tungaloy Co., Ltd. | Sintered alloy for decoration |
| JPS6448843A (en) * | 1987-08-17 | 1989-02-23 | Tosoh Corp | Chlorosulfonated ethylene/alpha-olefin copolymer composition |
| WO2007053873A2 (de) * | 2005-11-09 | 2007-05-18 | Semperit Aktiengesellschaft Holding | Handlauf für rolltreppen aus mehrerem thermoplastischen elastomersegmenten |
| JP2018053235A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | アキレス株式会社 | クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物およびクロロスルホン化ポリエチレンゴム引布 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP59120216A patent/JPS61252A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4702769A (en) * | 1982-05-21 | 1987-10-27 | Toshiba Tungaloy Co., Ltd. | Sintered alloy for decoration |
| JPS6448843A (en) * | 1987-08-17 | 1989-02-23 | Tosoh Corp | Chlorosulfonated ethylene/alpha-olefin copolymer composition |
| WO2007053873A2 (de) * | 2005-11-09 | 2007-05-18 | Semperit Aktiengesellschaft Holding | Handlauf für rolltreppen aus mehrerem thermoplastischen elastomersegmenten |
| WO2007053873A3 (de) * | 2005-11-09 | 2007-09-27 | Semperit Ag Holding | Handlauf für rolltreppen aus mehrerem thermoplastischen elastomersegmenten |
| US8006823B2 (en) | 2005-11-09 | 2011-08-30 | Semperit Aktiengesellschaft Holding | Handrail |
| JP2018053235A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | アキレス株式会社 | クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物およびクロロスルホン化ポリエチレンゴム引布 |
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