JPH08249536A - 自動販売機のストッカー装置 - Google Patents

自動販売機のストッカー装置

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Publication number
JPH08249536A
JPH08249536A JP5308795A JP5308795A JPH08249536A JP H08249536 A JPH08249536 A JP H08249536A JP 5308795 A JP5308795 A JP 5308795A JP 5308795 A JP5308795 A JP 5308795A JP H08249536 A JPH08249536 A JP H08249536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable segment
segment
movable
carry
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5308795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
広志 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5308795A priority Critical patent/JPH08249536A/ja
Publication of JPH08249536A publication Critical patent/JPH08249536A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気設備を増設することなしにゾーン冷却ま
たはゾーン加熱を実現できるストッカー装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 商品を搬出路に充填してストックしたとき
に、その部分の可動セグメント14は商品に押されて下
方に揺動し、側壁10a,10bに形成されている通気
孔19が可動セグメントの側板18で閉塞されて、庫内
の空気調和用の空気流Aは上方に向かって流れる。ま
た、商品が払い出されると、無くなった商品に対応する
搬出路部分の可動セグメント14が上方に揺動し、可動
セグメントの側板18で閉塞されていた通気孔19が開
放されて、庫内の空気調和用の空気流Aはその通気孔1
9から流れ出て、残っている商品だけをゾーン冷却また
はゾーン加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶飲料などの自動販売機
におけるストッカー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のストッカー装置は、湾曲するセ
グメントを複数上下方向に配列した路壁面フレームを2
列互いに対向して配置し、対向するセグメントの位置を
互いに上下方向にずらして2列の壁面フレームの間を蛇
行状の搬出路に形成し、この搬出路に商品をストックす
るとともに、販売機本体の奥行きを小さくしたストッカ
ー装置はすでに提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このストッカー装置に
おいて、商品のストックされている部分だけを冷却する
ゾーン冷却を実施しようとすると、冷気の吸込口を上下
方向に複数設け、各吸込口を格別に開閉する開閉蓋を設
け、商品がストックされている高さを電気的に検出して
商品がストックされている高さ近傍位置の吸込口に対応
する開閉蓋を閉塞するように構成される。
【0004】なお、冷却の場合を説明したが加熱の場合
も同様である。ゾーン冷却またはゾーン加熱を実施する
ことによって省エネルギーを実現できるが、電気設備が
大掛かりになる問題がある。
【0005】本発明は電気設備を増設することなしにゾ
ーン冷却またはゾーン加熱を実現できるストッカー装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機のス
トッカー装置は、一対の側壁の間に、湾曲するセグメン
トを複数上下方向に配列した路壁面フレームを2列互い
に対向して配置し、対向するセグメントの位置を互いに
上下方向にずらして2列の路壁面フレームの間を商品の
ストックが可能な蛇行状の搬出路に形成し、一方の路壁
面フレームを固定セグメントで構成し、他方の路壁面フ
レームを振り子式の可動セグメントで構成し、前記可動
セグメントを前記固定セグメントの側に付勢する手段を
設け、可動セグメントの少なくとも一側に側板を設け、
前記一対の側壁のうちの少なくとも一方には、開放位置
の可動セグメントの前記側板で閉塞され、閉塞位置の可
動セグメントの前記側板で開放される通気孔を設けたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】この構成によると、商品を搬出路に充填してス
トックしたときに、その部分の可動セグメントは商品に
押されて下方に揺動し、側壁に形成されている通気孔が
可動セグメントの側板で閉塞されて、庫内の空気調和用
の空気流は上方に向かって流れる。また、商品が払い出
されると、無くなった商品に対応する搬出路部分の可動
セグメントが上方に揺動し、可動セグメントの側板で閉
塞されていた通気孔が開放されて、庫内の空気調和用の
空気流はその通気孔から流れ出る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図3の(a)(b)と図4に示すよう
に、自動販売機本体1と外扉2とで囲まれた庫内には、
断熱構造の内箱3が据え付けられている。この実施例で
は、内箱3の内部が隔壁3aによって第1室4aと第2
室4bとに仕切られている。
【0009】内箱3の第1室4aには庫内の奥行方向に
4コラムのストッカー装置51 ,5 2 が設けられてい
る。第2室4bには庫内の奥行方向に4コラムのストッ
カー装置53 が設けられている。
【0010】内箱3の第1室4a,第2室4bの内部は
仕切壁6によって上室7aと下室7bとに仕切られてお
り、下室7bには冷凍サイクルに接続されたエバポレー
タ8が設置されている。また、内箱3の奥端側からエバ
ポレータ8の吸気側の間にはダクト9が設置されてい
る。
【0011】ストッカー装置51 〜53 は何れも同じ構
成であるため、ストッカー装置51を例に挙げて説明す
る。図5に示すように一対の側壁10a,10bの間に
は、仕切板11で区切って4つのコラムが形成されてい
る。各コラムは次のように構成されている。
【0012】12は湾曲する固定セグメントで、商品の
搬出路13を形成する一方の路壁面フレームを構成する
ように上下方向に複数配列されている。14は振り子式
の湾曲する可動セグメントで、固定セグメント12に対
向して商品の搬出路13を形成する他方の路壁面フレー
ムを構成するように上下方向に複数配列されている。こ
れら固定セグメント12、可動セグメント14は湾曲内
面が互いに相対向するように配置されるとともに、その
配置位置は互いに上下方向でセグメント長さの1/2だ
けずらされている。15は可動セグメント14の上端が
固定された回転軸で、適宜の軸受機構により水平に支承
されている。
【0013】図2に示す16は、回転軸15に回動自在
に支持されたばね体で、一端は固定軸17に係止され、
他端は可動セグメント14を背面から付勢し、可動セグ
メント14を回転軸15を中心に回動させて先端部を搬
出路13の方へ押しやるように動作する。
【0014】可動セグメント14は両側に前記の側壁1
0a,10bに沿って伸びる側板18が設けられてお
り、側壁10a,10bには可動セグメント14に対応
して通気孔19が穿設されている。
【0015】このように構成したため、可動セグメント
14は搬出路13に商品がストックされていないときは
上方に揺動し、その先端部は対向する固定セグメント1
2に接触して停止している。
【0016】また、可動セグメント14は搬出路2に商
品がストックされているときは商品に押されて下方に揺
動し、その先端部はたとえば下方の可動セグメント14
の回転軸15の部分に接触して停止する。
【0017】図5において、各組の各搬出路13へは、
上部に設けられた各商品送り込み部20を介して商品が
投入され、各搬出路2に振り分けてストックされる。こ
のとき、図1に示すように搬出路13で商品がストック
されている部分では、可動セグメント14は商品により
押し下げられて側板18によって側壁10a,10bの
その押し下げられた可動セグメント14に対応した部分
の通気孔19が閉塞される。
【0018】また、商品が払い出された部分の可動セグ
メント14は上方に揺動してその上方に揺動した可動セ
グメントに対応した部分の通気孔19が全開される。し
たがって、エバポレータ8のファンを運転して吹き出さ
れた冷気は、シュート21の通気穴を介してストッカー
装置51 の下端から搬出路13に流入し、積み上げられ
た最上段の商品の次の可動セグメント14に対応する位
置の通気孔19が全開され、この通気孔19からストッ
カー装置51 の外部に吸い出された冷気は図3,図4に
矢印Aで示すようにダクト9を介してエバポレータ8の
吸気側に吸い込まれて循環する。
【0019】所定数の商品が払い出される度に図1の
(a)から図1の(b)に示すように上方から順に可動
セグメント14が上方に揺動して全開される通気孔19
が下方に向かって増えて行くので、循環する冷気のパス
が次第に小さくなる。
【0020】さらに、一列の商品が売り切れると最下端
の可動セグメント14が上方に揺動して塞がれて冷気が
売り切れの搬出路13に入り込まないため、売り切れに
なっていないコラムの搬出路13に冷気を有効に供給で
きる。
【0021】上記の実施例では、商品を冷却する場合を
例に挙げて説明したが、商品を温める場合も同様であ
る。上記の実施例では、可動セグメント14の両側に側
板18を設け、側壁10a,10bに設けた通気孔19
を開閉したが、可動セグメント14の一側に側板18を
設け、側壁10a,10bの一方に設けた通気孔19を
可動セグメント14の側板18で開閉するように構成す
ることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可動セグ
メントの少なくとも一側に側板を設け、一対の側壁のう
ちの少なくとも一方には開放位置の可動セグメントの前
記側板で閉塞され、閉塞位置の可動セグメントの前記側
板で開放される通気孔を設けたため、商品が払い出され
ることによって回動する可動セグメントを利用して空気
の流れるパスを自動的に小さくすることができ、構成簡
潔にして省エネルギーを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストッカー装置の要部の縦断側面図で
ある。
【図2】同実施例の可動セグメントの斜視図である。
【図3】同実施例のストッカー装置を備えた自動販売機
の縦断正面図と縦断側面図である。
【図4】同実施例のストッカー装置を備えた自動販売機
の横断平面図である。
【図5】同実施例のストッカー装置の全体の縦断側面図
である。
【符号の説明】
6 仕切壁 10a,10b 側壁 12 固定セグメント 13 搬出路 14 可動セグメント 16 ばね体 18 可動セグメントの側板 19 通気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側壁の間に、湾曲するセグメント
    を複数上下方向に配列した路壁面フレームを2列互いに
    対向して配置し、対向するセグメントの位置を互いに上
    下方向にずらして2列の路壁面フレームの間を商品のス
    トックが可能な蛇行状の搬出路に形成し、一方の路壁面
    フレームを固定セグメントで構成し、他方の路壁面フレ
    ームを振り子式の可動セグメントで構成し、前記可動セ
    グメントを前記固定セグメントの側に付勢する手段を設
    け、可動セグメントの少なくとも一側に側板を設け、前
    記一対の側壁のうちの少なくとも一方には、開放位置の
    可動セグメントの前記側板で閉塞され、閉塞位置の可動
    セグメントの前記側板で開放される通気孔を設けた自動
    販売機のストッカー装置。
JP5308795A 1995-03-14 1995-03-14 自動販売機のストッカー装置 Pending JPH08249536A (ja)

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JPH08249536A true JPH08249536A (ja) 1996-09-27

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ID=12933006

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JP (1) JPH08249536A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122213A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機の冷却加温機構
JP2007199836A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122213A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機の冷却加温機構
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