JP2022117745A - 物品販売機 - Google Patents

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由貴葉 齋藤
Yukiha Saito
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Abstract

【課題】機械室の下方に、熱影響を及ぼさずに物品を収納可能にする物品販売機を提供することを目的とする。【解決手段】内部に物品を収納する商品保管庫11と、機械室21と、を有する箱状の本体3と、冷媒を循環させて商品保管庫11の内部を温調する温調装置と、を有し、外気と熱交換する温調装置のコンデンサ30が機械室21に備えられた自動販売機1であって、本体3内であって機械室21の下方に配置され物品を収納する倉庫23を備え、機械室21と倉庫23とを区画する仕切り台15に排気口42が設けられ、仕切り台15の下部に排気口42を覆い、コンデンサ30により熱交換された外気を仕切り台15の排気口42から倉庫23の外部に導くダクト50を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、物品を販売する物品販売機において、庫内の温調風の循環構造に関する。
箱状のキャビネット内に設けられた棚に複数の種類の物品を収納し、購入者が選択した物品を自動的に搬出する構成の物品販売機が使用されている。例えば、特許文献1に記載された物品販売機(自動販売機)では、キャビネット内(庫内)に前後左右方向に複数並べて配置された物品収納棚を備え、購入者が選択した物品を搬出機構によって物品収納棚から下方に落下させ、商品送出シュートを転動させて、キャビネットの前面に備えた物品取り出し口に物品を搬出する。
特許文献1に記載された物品販売機には、庫内を温調するための温調装置が備えられている。当該物品販売機では、庫室(商品収納庫)の下部にエバポレータ等の熱交換器を備えるとともに、エバポレータによって熱交換された温調風が庫内を循環するように構成されている。
また、物品販売機には、コンデンサ等の熱交換器及びコンプレッサが備えられるとともに、コンプレッサ、コンデンサ、エバポレータを通過してコンプレッサに戻る冷媒が循環する循環路が備えられている。コンプレッサ及びコンデンサは、物品販売機の最下部に設けられた機械室に備えられている。機械室の例えば前後には開口部が備えられ、機械室を外気が通過可能に構成されている。
特許第3070948号公報
上記のように下部に機械室を備えた物品販売機の多くは、キャビネットの前面下部に設けられた開口部から外気を取り込み、コンデンサを通過させた外気を、キャビネットの後方に設けられた排気口から排出する。更に、排気性を向上させるために、機械室の下壁を設置面より浮かせ、下壁の特にコンデンサやコンプレッサの後方位置に開口部を設け、コンデンサやコンプレッサの周囲を通過して熱交換された外気を外部に放出する構成が多く採用されている。
一方、物品販売機において、設置箇所に在庫品等の物品を保管する要求がある。そこで、上記のような温調装置を備えた物品販売機において、機械室の更に下方に収納庫を備えた物品販売機が企画されている。
しかしながら、上記のように、機械室の下壁にはコンデンサを通過して熱交換された外気を外部へ排出するための排気口が備えられていることが多い。この下壁を機械室の下方に収納庫を備えた物品販売機に流用すると、コンデンサやコンプレッサの周囲を通過して熱交換された外気、即ち温風が収納庫に流入し、収納庫内に保管している物品に熱影響を及ぼしてしまう虞がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、機械室の下方に、熱影響を及ぼさずに物品を収納可能にする物品販売機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の物品販売機は、内部に販売する物品を収納する庫室と、機械室と、が形成された箱状のキャビネットと、冷媒を循環させて前記庫室の内部を温調する温調装置と、を有し、前記機械室に冷媒と外気とを熱交換する前記温調装置の熱交換器が備えられた物品販売機であって、前記キャビネット内であって前記機械室の下方に配置され物品を収納する倉庫を備え、前記機械室と前記倉庫とを区画する仕切り部に排気口が設けられ、前記仕切り部の下部に前記排気口を覆い、前記熱交換器により熱交換された外気を前記仕切り部の排気口から前記倉庫の外部に導くダクトを備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記キャビネットの前部に、前記熱交換器に外気を導入する外部吸気口を備え、前記キャビネットの後部に、熱交換後の外気を前記ダクトを介して外部に排出する外部排気口を備えるとよい。
好ましくは、前記ダクトは、前記開口部から前記キャビネットの後方に延長され、後端部において前記キャビネットの外部と連通しているとよい。
好ましくは、前記ダクトは、前記倉庫の左右方向の端部近傍まで左右方向の少なくともいずれか一方に延長し、当該延長方向の端部にダクト排気口が備えられ、更に、前記キャビネットの前記ダクト排気口の近傍に前記外部排気口を備えるとよい。
好ましくは、前記ダクトは、下流側端部において屈曲し、当該下流側端部に前記ダクトから熱交換後の外気を排出するダクト排気口を備え、前記ダクト排気口からの熱交換後の外気の排出方向が前記倉庫内を除く方向に規定されているとよい。
好ましくは、前記キャビネットは、前記倉庫の側方に内部空間を有する支柱部を有し、前記ダクトは、前記支柱部まで側方に延長されて、前記支柱部の内部空間と連通し、熱交換後の外気を外部に排出する外部排気口は、前記支柱部に面して配置されているとよい。
好ましくは、前記キャビネットは前部に開閉可能な扉部を有し、前記仕切り部の前端部は、閉状態の扉部に当接、または近接した位置まで前方に延びており、前記外部吸気口は、前記倉庫に面して前記扉部に備えられ、前記仕切り部の前部に、前記機械室と前記倉庫とを連通する吸気口を設けるとよい。
本発明によれば、機械室の下方に倉庫が備えられることで、倉庫に物品等を収納することができる。そして、機械室と倉庫とを区画する仕切り部に排気口が設けられていることで、熱交換器において熱交換された外気を排気口から機械室の外部に排出することができる。仕切り部の排気口から排出された熱交換後の外気は、ダクトを介して倉庫の外部に導かれる。
これにより、熱交換後の外気が倉庫内に流入することを抑制し、倉庫内の温度変化を抑え、倉庫内に保管した物品の熱劣化を抑制することが可能になる。
また、機械室と倉庫とを区画する仕切り部に排気口が設けられているので、当該仕切り部を機械室の下方に倉庫を有しない物品販売機において、設置面と離間して配置されたキャビネットの下壁に使用することができ、部品の共通化を図ることができる。
本発明の実施形態の自動販売機の前方斜視図である。 外扉を開いた状態の本実施形態の自動販売機の本体の下部の構造を示す正面図である。 本実施形態の自動販売機の内部構造を示す縦断面図である。 仕切り台の構造を示す下面図である。 自動販売機の下部の構造を示す縦断面図である。 他の実施形態のダクトの形状を示す下面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態である自動販売機1(物品販売機)の前方斜視図である。図1は、外扉5を開いた状態を示している。
なお、以降、自動販売機1の外扉5側を前方、自動販売機1の内部から前方を視て右手方向を右方、自動販売機1の内部から前方を視て左手方向を左方として説明する。
自動販売機1は、飲料等の商品を顧客に無人で提供することが可能な装置である。図1に示すように、自動販売機1は、本体3及び外扉5(扉部)を備えている。
本体3は、前面が開口した箱状に形成されており、前面の開口部を外扉5が開閉可能に構成されている。なお、本体3と外扉5が本発明のキャビネットに該当する。
本体3は、内部に商品保管庫11(庫室)及び下部収納室13を有している。商品保管庫11と下部収納室13とは仕切り板14(図2、3に記載)によって区画され、商品保管庫11の下方に下部収納室13が配置されている。商品保管庫11は、商品を所定の温度となるよう温度管理をしつつ商品を保管することが可能である。この商品保管庫11は、上部に補充口11aが、下部に搬出口11bがそれぞれ形成されている。商品保管庫11は、作業者(販売者)によって補充口11aから補充された商品を、商品の種類ごとに略上下方向に並べて保管し、顧客が指定した商品を搬出口11bから搬出することが可能である。
図2は、外扉5を開いた状態の本実施形態の自動販売機1の下部の内部構造を示す正面図である。図2には、図1中の範囲Aの正面図が示されている。図2においては、後述する仕切り板37を外して図示している。図3は、本実施形態の自動販売機1の内部構造を示す縦断面図である。
図2、3に示すように、下部収納室13は、本体3の商品保管庫11の下方に形成された、前後方向に延びる空間である。具体的には、下部収納室13は、上下方向で仕切り板14と本体3の底壁3aとの間に、左右方向で後述する脚部9(支柱部)の内側壁9aとの間に、前後方向で外扉5と本体の後壁3bとの間に形成された空間である。
下部収納室13は、更に仕切り台15(仕切り部)によって上下方向に区画されている。仕切り台15は、例えば下部収納室13の上下方向略中央位置に配設される板部材であり、左右両端が、前後方向に延びるレール16を介して脚部9の内側壁9aに固定されている。下部収納室13は、仕切り台15によって上下に仕切られて、機械室21と倉庫23とが形成されている。また、本体3の底壁3aは、自動販売機1の設置面より数cm程度上方に離間して配置されている。
機械室21は、下部収納室13の上側に形成された空間である。本体3内には、電力が供給されることで稼働して商品保管庫11内の温度を調整することが可能な温調装置が備えられている。したがって、商品保管庫11は、保管されている商品を、温調装置によって温度を管理しつつ保管することができる。
本実施形態の自動販売機1は、温調装置として冷媒を循環させる冷媒回路を備え、商品保管庫11内を冷却可能に構成されている。機械室21には、上記の温調装置における熱交換器として冷媒回路に備えられたコンデンサ30(凝縮器)が備えられている。
倉庫23は、下部収納室13の下側に、すなわち本体3の最下部に形成された空間である。この倉庫23は、例えば商品保管庫11に補充される商品の予備や、災害対応用の備品等を保管するために用いられる。
図1に示すように、外扉5における倉庫23の前方の位置には、小窓31が形成されている。小窓31は蓋32によって開閉可能に閉じられており、蓋32は小窓31を閉じた状態で施錠可能に構成されている。
図1、2に示すように、本体3の左右幅に対して、機械室21及び倉庫23の左右幅が小さく、機械室21及び倉庫23の左右には、略閉鎖された矩形箱状の空間を有する脚部9が形成されている。脚部9内の空間やその前方の外扉5には、制御機器や電源機器等の各種機器、あるいは自動販売機1に投入された貨幣等の仕分けをするコインメックやビルバリデータ、硬貨等を貯蔵する金庫等が備えられている。
図3に示すように、機械室21には、前方から順番に、温調装置のコンデンサ30、コンデンサファン35、コンプレッサ36が備えられている。
図1~3に示すように、機械室21の前面には仕切り板37が設けられ、当該仕切り板37にはコンデンサ30に面して吸気口38が備えられている。また、外扉5の下端部と本体3の底壁3aの前端部との間には外部吸気口39が形成されている。一方、後壁3bには、機械室21に面して外部排気口40が備えられている。コンデンサファン35は、コンデンサ30の後方に隣接して配置されており、作動時に機械室21の前方から後方に向けて送風させる。
図4は、仕切り台15の構造を示す下面図である。図4は、本体3の底壁3aを外した状態での自動販売機1の下面図である。図5は、自動販売機1の下部の構造を示す縦断面図である。
図4、5に示すように、機械室21と倉庫23との間に設けられた仕切り台15には、複数の吸気口41が設けられている。吸気口41は、コンデンサ30の前方及び下方にかけて数cm程度前後方向に延びた細幅の穴である。吸気口41が数個左右方向に並べられて吸気口群が形成されている。更にこの数個の吸気口群が、仕切り台15に左右方向に数個並べて備えられている。また、仕切り台15のコンデンサファン35の後方位置には、排気口42が備えられている。排気口42は吸気口41と同様に数cm程度前後方向に延びた細幅の穴であり、左右方向に数個並べられて排気口群が形成されている。排気口群は、仕切り台15に前後方向及び左右方向に数個並べて備えられている。排気口42は、コンデンサ30を通過して熱交換された外気の一部を下方に排出するための開口部である。
機械室21と倉庫23との間の仕切り台15は、機械室21の下方に倉庫23を有しない従来の自動販売機に使用されている機械室21の底板、即ち本体3の底壁の構成を流用している。なお、この従来の自動販売機では、機械室21の底板は、設置面より上方に離間して配置されている。
本実施形態では、仕切り台15にダクト50を備えている。ダクト50は、例えば仕切り台15にボルト等で固定されている。ダクト50は、仕切り台15の排気口42の下方を覆い、機械室21の後端部まで後方に延び、後方に向けて開口している。ダクト50の上下高さは数cm程度であり、左右幅は例えば倉庫23の幅の略半分の長さである。ダクト50の後端は、本体3の後壁3bの外部排気口40を介して本体3の外部と連通している。
本実施形態の自動販売機1では、コンデンサファン35を作動させることで、外部吸気口39から外気を導入し、外扉5と仕切り台15の前端との間、仕切り板37の吸気口38を通過して、あるいは仕切り台15の吸気口41を通過して、機械室21の前部に外気が導かれる。外気は機械室21内においてコンデンサ30を通過して熱交換して温められ、後方の外部排気口40から排出される。コンデンサ30を通過して温められた外気のうち、一部は排気口42からダクト50内に流入するが、機械室21の下方の倉庫23内に流入せずに、ダクト50の後方から外部に排出される。
以上のように、本実施形態の自動販売機1では、機械室21の下方に倉庫23を備え、商品等の物品を保管しておくことが可能である。機械室21と倉庫23との間の仕切り台15は、機械室21の下方に倉庫を備えていない従来の自動販売機において使用されている本体の底壁の構成を流用しているので、部品の製造共通化を図ることができる。
しかしながら、本実施形態の自動販売機1のように、仕切り台15の下方に倉庫23が設けられた場合には、仕切り台15に設けられている排気口42から排出された熱交換後の温められた外気の一部が、倉庫23内に収納した物品に向かって排出されてしまう虞がある。そこで、本実施形態の自動販売機1では、仕切り台15にダクト50を備えており、仕切り台15の排気口42から排出された熱交換後の温められた外気、即ち温風がダクト50によって後方に排出され、倉庫23内に熱交換後の温風が直接流入することを防止できる。これにより、倉庫23内に保管された物品が熱交換後の温風によって加熱されることを防止して、倉庫23内の物品の劣化を防止することができる。
また、外扉5に外部吸気口39が備えられるとともに、ダクト50から本体3の後方に温風が排出されるので、ダクト50から排出された温風が外部吸気口39から再び吸入され難くなり、機械室21の温度が上昇することを抑制することができる。これにより、コンデンサ30における熱交換性を向上させるとともに、コンプレッサ36等の過度な温度上昇を抑えて温調装置の保護を図ることができる。
図6は、他の実施形態のダクト60の形状を示す下面図である。
図6に示すように、ダクト60の左右幅を倉庫23の左右方向の端部近傍まで、即ち脚部9の内側壁9aに近づいた位置まで左右に延長し、ダクト60の延長方向の端部に開口部61(ダクト排気口)を更に設けてもよい。このような形状にすることで、仕切り台15の排気口42からダクト60内に流入した温風の一部がダクト60の左右の開口部61から排出される。ダクト60の左右の開口部61から排出された温風は、倉庫23内に流入するものの、脚部9の内側壁9aに沿って移動する。この場合、内側壁9aが鋼板等の熱伝導性の高いものであれば、ダクト60の左右の開口部61から排出された温風が内側壁9aに沿って通過することで、温風の温度を低下させることができる。更に、例えば倉庫23の後方の後壁3b等、開口部61の近傍に倉庫23から外部に温風を排出する排気口(外部排気口)を設けるとよい。これにより、ダクト60によって、仕切り台15の排気口42から排出された温風が仕切り台15を支持するレール16を伝い、間接的に倉庫23の外部に排出されることになる。したがって、仕切り台15の排気口42から排出された温風が倉庫23内の物品に直接吹き付けられることが抑制され、倉庫23内の物品の保護を図ることができる。
あるいは、脚部9の内側壁9aに、ダクト60の左右の開口部61に面して開口部を設けるとよい。更に、例えば本体3の後壁3b、底壁3a、左右側壁に脚部9内から外部に空気を排出する外部排気口を有していれば、ダクト60の左右の開口部61から排出された温風を、脚部9の内部空間を経由して、外部に排出することができる。
このように、脚部9の内側壁9aに開口部を設け、当該開口部に向かってダクト60を内側壁9aまで左右方向に延ばすことで、ダクト60の左右の開口部61から倉庫23内に温風が流入することを抑制し、倉庫内の物品の加熱を抑制することができる。
また、ダクト50、60について、後端部あるいは左右端部、即ち下流側端部を下方に屈曲して、本体3の底壁3aよりも下方に延ばし、その下端部に開口部(ダクト排気口)を設けるとよい。これにより、ダクト50、60から温風を本体3の底壁3aの下方に排出することができる。本体3の底壁3aと設置面とは間隔を有するので、底壁3aの下方に排出された温風は、前後左右のいずれの方向にも排出されることが可能となり、効率よくダクト50、60から温風を排出することが可能となる。このように、ダクト50、60の下流側端部を屈曲することで、ダクト50、60からの温風の排出方向を任意に規定することができる。なお、前述のように本体3の外部に排出された温風が再度外部吸気口39から吸入されないように、本体3の外部に温風を排出する開口部は本体3の後部に配置されることが望ましい。。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。ダクト50、60や各開口部の形状、その他自動販売機内の詳細な構造について、適宜変更することができる。
例えば、仕切り台15の前端部を、閉状態の外扉5の内壁面に当接あるいは近接する位置まで前方に延長した構造にしてもよい。このように構成することで、コンデンサファン35の作動時に、外部吸気口39から導入した外気が、外扉5と仕切り台15の前端との間から機械室21側に流入し難くなるが、仕切り台15の吸気口41から機械室21の前部に外気を導くことができる。
仕切り台15の前端部と外扉5との隙間を少なくすることで、蓋32を抉じ開けて小窓31から機械室21側に手や器具を入れることを抑制することができ、防犯上有効な構造にすることが可能になる。
また、ダクト50、60の流路断面積を下流側に向かって大きくするとよい。このような構成にすることで、ダクト50、60における温風の通過抵抗を抑制し、排気効率を向上させることができる。
本発明は、飲料、お菓子、弁当等、各種物品を収納し販売する物品販売機に広く適用可能である。
1 自動販売機(物品販売機)
3 本体(キャビネット)
5 外扉(扉部、キャビネット)
9 脚部(支柱部)
11 商品保管庫(庫室)
15 仕切り台(仕切り部)
21 機械室
23 倉庫
30 コンデンサ(熱交換器、温調装置)
39 外部吸気口
40 外部排気口
41 吸気口
42 排気口
50、60 ダクト
61 開口部(ダクト排気口)

Claims (7)

  1. 内部に販売する物品を収納する庫室と、機械室と、が形成された箱状のキャビネットと、
    冷媒を循環させて前記庫室の内部を温調する温調装置と、を有し、
    前記機械室に冷媒と外気とを熱交換する前記温調装置の熱交換器が備えられた物品販売機であって、
    前記キャビネット内であって前記機械室の下方に配置され物品を収納する倉庫を備え、
    前記機械室と前記倉庫とを区画する仕切り部に排気口が設けられ、
    前記仕切り部の下部に前記排気口を覆い、前記熱交換器により熱交換された外気を前記仕切り部の排気口から前記倉庫の外部に導くダクトを備えたことを特徴とする物品販売機。
  2. 前記キャビネットの前部に、前記熱交換器に外気を導入する外部吸気口を備え、
    前記キャビネットの後部に、熱交換後の外気を前記ダクトを介して外部に排出する外部排気口を備えたことを特徴とする請求項1に記載の物品販売機。
  3. 前記ダクトは、前記排気口から前記キャビネットの後方に延長され、後端部において前記キャビネットの外部と連通していることを特徴とする請求項1または2に記載の物品販売機。
  4. 前記ダクトは、前記倉庫の左右方向の端部近傍まで左右方向の少なくともいずれか一方に延長し、当該延長方向の端部にダクト排気口が備えられ、
    更に、前記キャビネットの前記ダクト排気口の近傍に熱交換後の外気を外部に排出する外部排気口を備えたことを特徴とする請求項1に記載の物品販売機。
  5. 前記ダクトは、下流側端部において屈曲し、当該下流側端部に前記ダクトから熱交換後の外気を排出するダクト排気口を備え、前記ダクト排気口からの熱交換後の外気の排出方向が前記倉庫内を除く方向に規定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の物品販売機。
  6. 前記キャビネットは、前記倉庫の側方に内部空間を有する支柱部を有し、
    前記ダクトは、前記支柱部まで側方に延長されて、前記支柱部の内部空間と連通し、
    熱交換後の外気を外部に排出する外部排気口は、前記支柱部に面して配置されていることを特徴とする請求項4または5に記載の物品販売機。
  7. 前記キャビネットは前部に開閉可能な扉部を有し、
    前記仕切り部の前端部は、閉状態の扉部に当接、または近接した位置まで前方に延びており、
    前記外部吸気口は、前記倉庫に面して前記扉部に備えられ、
    前記仕切り部の前部に、前記機械室の前記熱交換器の上流側と前記倉庫とを連通する吸気口を設けたことを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の物品販売機。
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