JPH082290A - センターコンソールモジュール - Google Patents

センターコンソールモジュール

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JPH082290A
JPH082290A JP6143117A JP14311794A JPH082290A JP H082290 A JPH082290 A JP H082290A JP 6143117 A JP6143117 A JP 6143117A JP 14311794 A JP14311794 A JP 14311794A JP H082290 A JPH082290 A JP H082290A
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center console
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啓三 西谷
Shinichi Okamoto
進一 岡本
Daisuke Takahashi
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    • B60K35/50
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Arrangement of adaptations of instruments
    • B60K35/10

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に対する組付性がよく、自動搭載または
自動組付けを容易にする構造をもつセンターコンソール
モジュールを提供することを課題とする。 【構成】 インストルメントパネルPと分離して形成し
たセンターコンソールパネル2に対して、複数の電装品
3を搭載すると共に、一端に可動式多極コネクタ13,
14を有しかつ中間に複数の電装品用コネクタ9を有す
るモジュールワイヤハーネス5を内設する。そして、各
電装品用コネクタ9を対応する電装品3と接続する一
方、前記可動式多極コネクタ13,14をインストルメ
ントパネルワイヤハーネス16またはカウルワイヤハー
ネス17と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センターコンソールモ
ジュールに関し、車両に対する組付性、自動搭載または
自動組付を容易にできるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図21は従来のインストルメントパネル
周辺のワイヤハーネス(W/H)の配索状態を示す(特
開昭61−271707号公報)。61はインストルメ
ントパネル、62はそれに一体的に形成されたセンター
コンソールパネルであり、パネル61の表面のパッド内
にハーネス板64と電子回路パターン部65とから成る
ワイヤハーネス63が配索されている。そして、センタ
ーコンソールパネル62に向かう複数のワイヤハーネス
66はパネル61の左右を渡るインパネワイヤハーネス
63から分岐してのびており、これらの分岐ワイヤハー
ネス66群の端末のコネクタ67は車両のメイン組立ラ
インで、種々の電装品と結合される。
【0003】従来のセンターコンソール部のワイヤハー
ネス66群は、インパネワイヤハーネス63から分岐さ
れた長い接続形態を有し、電装品とのコネクタ結合作業
数が多く、しかも狭い車室内で窮屈な姿勢でめくら作業
を余儀なくされていた。そのため、センターコンソール
パネルおよびワイヤハーネスの搭載や組付けの自動化は
困難であり、ワイヤハーネスの製造性も悪く、作業者に
大きな負担がかかる点が問題になっていた。
【0004】また、センターコンソール部には、ラジ
オ、ステレオ、CRT、エアコンスイッチ等の多数の電
装品が配置されるが、これらは車種やグレードの格差に
よって異なる。そのため、部品の探索や組付方法等の相
違で作業者に大きな負担となるだけでなく、グレード毎
にワイヤハーネスを用意しなければならず、この品番増
加がワイヤハーネスの生産性向上の大きな阻害要因とな
っていた。
【0005】さらに、現在センターコンソールパネル6
2に配備される電装品の回路の大半は、インストルメン
トパネルのサブライン化を進めるために、インパネワイ
ヤハーネス63を通過している。従って、例えばエアコ
ン(A/C)システムのように、そのスイッチやコント
ローラがセンターコンソールパネル62にあり、そのア
クチュエータがダッシュパネル付近にある場合でも、カ
ウルワイヤハーネスに直接接続しないで、わざわざイン
パネワイヤハーネス63を経由させていた。
【0006】図22は上記のようなワイヤハーネス間の
接続図であり、センターコンソールパネル62内のエア
コン用スイッチおよびコンピュータ68の接続のための
ワイヤハーネス66′がインパネワイヤハーネス63′
およびジャンクションブロック69を介してカウルワイ
ヤハーネス70に接続されている。そのために、インパ
ネワイヤハーネス63′の回路数が増加して複雑になる
ほかに、接続ポイント数が増えて、ワイヤハーネス全体
の電気的接続の信頼性が低下する、という問題があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の有
する種々の問題点を解決するためになされたものであ
り、車両に対する組付性がよく、自動搭載または自動組
付けを容易にする構造をもつセンターコンソールモジュ
ールを提供することを課題とする。本発明の他の課題
は、車種やグレード毎にワイヤハーネスの構成を大巾に
変える必要がなく、従って品番削減とワイヤハーネスの
標準化により生産性向上を達成できるセンターコンソー
ルモジュールを提供するにある。本発明の別の課題は、
内部のワイヤハーネスのみならず、インパネハーネスの
簡素化も同時に行うことができるセンターコンソールモ
ジュールを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のセンターコンソールモジュールは、請求項
1に記載のように、インストルメントパネルと分離して
センターコンソールパネルを設け、該センターコンソー
ルパネルに複数の電装品を搭載すると共に、一端に可動
式多極コネクタを有しかつ中間に複数の電装品用コネク
タを有するモジュールワイヤハーネスを該センターコン
ソールパネルに内設し、前記複数の電装品用コネクタを
対応する電装品と接続すると共に、前記可動式多極コネ
クタをインストルメントパネルワイヤハーネスまたはカ
ウルワイヤハーネスと接続する構造としたことを特徴と
する。前記複数の電装品は、請求項2に記載のように、
シガライタ、ドア系スイッチ、時計、T/Cインジケー
タなどの標準品と、CRT、エアコン、ラジオ/ステレ
オなどのグレード・オプション品で構成され、前記モジ
ュールワイヤハーネスが、前記標準品とグレード・オプ
ション品とに対応するボディ系ワイヤハーネスとA/V
系ワイヤハーネスとに二分割して形成されていることが
好ましい。
【0009】前記モジュールワイヤハーネスの好ましい
形態は、請求項3に記載のように、複数の導体を絶縁シ
ートに並設し、可撓性を有してフラット状に形成された
回路体と、該回路体の所望の導体と永久接続された機能
回路組込型のジャンクションボックス(以下、機能ボッ
クスという)と、該機能ボックスにFFCを介して接続
された電装品用コネクタとを備えて成るものである。ま
た、モジュールワイヤハーネスの更に好ましい形態は、
請求項4に記載のように、前記回路にECU用コネクタ
を備えたW/H用クリップが取付けられ、該W/H用ク
リップには前記複数の電装品から選ばれる特定の電装品
を制御する電子制御ユニットが着脱可能に装着されてい
ることである。
【0010】前記センターコンソールモジュールと、イ
ンパネワイヤハーネスおよびカウルワイヤハーネスとの
接続構造は、請求項5に記載のように、前記インストル
メントパネルの中央部の取付口に、インストルメントワ
イヤハーネスおよびカウルワイヤハーネスの端末のコネ
クタを一体化して成る集合コネクタを設け、該集合コネ
クタに前記モジュールワイヤハーネスの端末の可動式多
極コネクタを接続する構造とすることが好ましい。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、センターコンソール
パネルはインパネと分離して設けてあるから、それに搭
載する電装品やモジュールワイヤハーネスの配設および
電装品との接続はすべて車両のサブ組立ラインで組み立
てることができ、作業者は狭い車室での窮屈な姿勢から
解放され、センターコンソールパネルのインストルメン
トパネルに対する組付性が良好であり、従って搭載や組
付けの自動化も容易になる。請求項2の発明によれば、
モジュールワイヤハーネスは、ボディ系とA/V系の二
つに分割形成されるから、ワイヤハーネスの標準化と簡
素化による生産性向上と共に、グレード毎に多品番のワ
イヤハーネスを用意する煩わしさが減少し、グレードに
よる変更にも容易に対応できる。
【0012】請求項3の発明によれば、モジュールワイ
ヤハーネスを構成する回路体は可撓性を有してフラット
状に形成されるので、配設スペースをあまりとらず、セ
ンターコンソールパネルの左右内壁を利用して容易に配
設することができ、電装品と電装品用コネクタとの結合
作業も簡単にできる。また、請求項4の発明によれば、
W/H用クリップを介して簡単に電子制御ユニットを取
付けることができるので、グレードの格差による電装品
の変更や追加に容易に対処できる。
【0013】請求項5の発明によれば、モジュールワイ
ヤハーネスを集合コネクタに対して嵌合することによ
り、インパネおよびカウルワイヤハーネスに直接に、か
つ一括して接続することができ、組付性向上と共に、イ
ンパネワイヤハーネスの回路数削減による簡素化を図る
ことができる。
【0014】
【実施例】図1はセンターコンソールモジュール(以
下、モジュールという)の分解斜視図を示す。モジュー
ル1は、インストルメントパネルPと分離した骨格部品
としてのセンターコンソールパネル2、複数の電装品3
と電子制御ユニット(ECU)4、ボディ系ワイヤハー
ネス(以下、ボディ系W/Hという)5Aと、AV系ラ
インのワイヤハーネス(以下、AV系W/Hという)5
Bとから成るモジュールワイヤハーネス5、およびフィ
ニッシュパネル6で構成される。
【0015】図2はAV系W/H5Aとボディ系W/H
5Bの斜視図を示す。各W/H5A,5Bは、可撓性の
あるフラット状の回路体7と、この回路体7に適度の角
度をつけて曲げ形状を保持する曲げクリップ8と、各電
装品3と着脱可能に接続される電装品用コネクタ9を備
えた機能ボックス10と、ECU用コネクタ11を備
え、かつ回路体7を保持してECU4をガイドするW/
H用クリップ12と、インパネおよびカウルW/Hとの
接続を行なう可動式多極コネクタ13またはAV系用の
可動式多極コネクタ14とで構成されており、AV系用
の可動式多極コネクタ14は上記インパネおよびカウル
W/Hとの接続と共に前記センターコンソールパネル2
の前方に集約される電装品であるCRT3AのためのC
RT用コネクタ15を備えている。
【0016】図3はモジュール1の内部回路の構成を示
す。インストルメントパネルP(図1参照)の中心に位
置するモジュール1のセンターコンソールパネル2に
は、車種やグレードによらず共通して装備されるシガラ
イタ、ドア系スイッチ等の標準(装備)品のための回路
と、車種やグレードにより異なるCRT、エアコンスイ
ッチ等のグレード・オプション(装備)品のための回路
との2種があり、従来はこれらの回路が混在した1回路
のワイヤハーネスが製作されていた。しかし、このよう
なワイヤハーネスの回路構成は、車種、グレード毎に異
なるから、部品の探索や組付方法の相違などにより組付
作業者に大きな負担であった。また、センターコンソー
ルパネルを通過する回路は、インパネW/Hの最も長い
分岐エリアであり、更にグレード毎に回路構成が異なる
ため、多種類の回路体を用意しなければならず、ワイヤ
ハーネスの生産性向上の阻害要因となっていた。
【0017】そこで、本発明のモジュール内ワイヤハー
ネス5は、自動車に標準装備される回路(ボディ系W/
H)5Aと、グレード格差やオプション性のある回路
(AV系W/H)5Bとに二分割して形成されている。
ボディ系W/H5Aには、前後のシガライタ3a,3
b、ドア系スイッチ3c、T/Cインジケータ3d、時
計3e、およびシフトロックコントロール(図示せず)
などの電装品用の回路が形成されている。また、AV系
W/H5Bには、CRT3A、ラジオ/ステレオ3B、
エアコンSW3C、エアコンコンピュータ3D、および
シートコントローラ3Eなどの回路が形成されている。
ボディ系W/H5A、AV系W/H5Bは、それぞれ端
部の可動式多極コネクタ13,14によりインパネW/
H16またはカウルW/H17のコネクタ18,19に
接続される。
【0018】後述するように、センターコンソールパネ
ル2の右内側に配索されるボディ系W/H5Aの回路体
7は、車種やグレードによって殆ど変らないから、印刷
回路体やFFC回路体といった量産に適した回路体で製
作するのが好ましい。一方、左内側に配索されるAV系
W/H5Bの回路体7′は、グレードにより異なり、複
数の回路体を用意する必要があるので、上記回路体7と
は別に通常の電線集束形状のものを使用してもよく、こ
れにより、対応がしやすくなる。
【0019】なお、将来センターコンソールパネル2内
にチューナやアンプ等のユニットを搭載する場合には、
それらの回路をAV系W/H5Bに採り入れることによ
り、車両全体の回路数を削減し、接続の信頼性や部品組
付数の削減を図ることが可能となる。また、LANシス
テム時の対応としては、先端の可動式多極コネクタ1
3,14にノードを集約設定し、そのユニットからボデ
ィ系W/H5AとAV系W/H5Bに流れていくように
構成すれば、上記と同様の効果が期待される。
【0020】モジュール1の組立および車両への組付け
は次のようにして行なわれる。図1において、まず、車
両組付けサブラインにおいて、センターコンソールパネ
ル2の内面両側にボディ系W/H5AとAV系W/H5
Bを組付ける。次いで、各W/H用クリップ12にEC
U4を接続固定する。さらに、パネル2の表側から各種
電装品3(CRT3A,ラジオ/ステレオ3B,ドア系
スイッチ3c,T/Cインジケータ3dなど)を接続固
定した後、フィニッシュパネル6を取付ける。
【0021】以上でモジュール1の組立が終了する。次
に、車両組付けメインラインにおいて、モジュール1を
車両の所定位置に投入固定し、同時に予め固定されてい
る図示しないシートやフロアコネクタと接続する。最後
に、可動式多極コネクタ13,14を操作してインスト
ルメントパネルP内の集合コネクタ20によりインパネ
およびカウルW/H16,17のコネクタ18,19と
結合する。これにより、組付けが完了する。
【0022】モジュール1は、上記のように、センター
コンソール2を核としてメカニカル部品(例えばシフト
レバー)を除く各種電装品3(3A〜3E、3a〜3
e)やボディ系W/H5A、AV系W/H5Bといった
全ての部品を組み込んであるから、次のような効果が得
られる。 サブラインでモジュールとして組み立てられ、電気
的接続の信頼性を含めた完成度が高い。 全体として自動搭載化が容易な形態であり、集合コ
ネクタ20によりモジュール1の一括接続が可能であ
る。 車室内にそれぞれ点在して取付けていた部品(電装
品3)のサブライン組付け化が可能となる。 組付け方法の統一化が可能であり、混流生産への対
応力が高い。 インパネW/Hの最も長い分岐部分がボディ系W/
H5AとAV系W/H5Bの二つに分割形成されるの
で、W/Hが簡素化される。
【0023】また、モジュール内W/Hの上記二分割に
より、 インパネW/Hからの大きな分岐がなくなり、W/
Hの生産性と車両への組付性が著しく向上し、 回路体7,7′が標準回路(5A)とグレード別回
路(5B)とに分割されるので回路体自体の生産性が向
上し、 さらに、二分割によってセンターコンソールパネル
2内への配設が容易となるほか、組付け後の物流時にお
ける信頼性が向上する、 といった効果が得られる。
【0024】図4は回路体7(7′)と機能ボックス1
0の回路の接続構造の説明図、図5は同じく機能ボック
ス10の分解斜視図である。ボディ系W/H5A(また
はAV系W/H5B)を構成する回路体7は、複数本の
導体21をポリエチレン、ポリエステルなどの合成樹脂
フィルムまたはシート(以下、絶縁シート)22でサン
ドウィッチして成るフラット状の可撓性のある回路体
(FFC)として形成され、導体21としては印刷方式
による銅箔のほか、条材、細径の単線、被覆線が使用さ
れる。
【0025】機能ボックス10は、プリント配線板23
に抵抗、コンデンサ、トランジスタなどのチップ部品2
4やリレー25などの電子部品を組み込み、これを下ケ
ース26と上ケース27に収納して形成される。電装品
用コネクタ9は、コネクタハウジング28内に複数の雌
端子(図示せず)を収容して成り、該雌端子とプリント
配線板23との接続はFFC29により行われる。ま
た、プリント配線板23と回路体7との接続は、絶縁シ
ート22に所望の導体21に面して予め窓22aを開け
ておき、この窓22aを通じてプリント配線板23の銅
箔回路23aの接続部23bと導体21とをレーザ電極
30により溶接し、永久接続する。レーザ溶接に代えて
通常の半田付けやスポット溶接を行ってもよい。
【0026】なお、回路体7、プリント配線板23およ
び下ケース26の相互間の位置決めとずれ防止のため
に、下ケース26には位置決めボス26a、回路体7と
プリント配線板23には位置決め孔23cを設けておく
のが好ましい。また、電装品用コネクタ9のコネクタハ
ウジング28には、外周の側面にロッキングアーム28
aを設け、一方の端面には嵌合ガイド用の突条28bが
設けてある。
【0027】図6は電子制御ユニット4とECU用コネ
クタ11を備えたW/H用クリップ12の分離状態の拡
大斜視図、図7は図6の回路体7部分とECU用コネク
タ11の接続構造を示す斜視図、図8(A)は図6のW
/H用クリップ12の開いた状態の斜視図、(B)はそ
の閉じた状態の側面図、図9はW/H用クリップ12の
組付状態を示す斜視図である。図6において、電子制御
ユニット4は薄い箱形の絶縁ケース31内に図示しない
制御回路板を収容して成り、該制御回路板はプリント配
線板にcpuを組み込んで形成される。絶縁ケース31
の上端部にはECU用コネクタ11に対応するコネクタ
部32が形成されており、左右両端面にはスライド用突
条33と共にロック用突起34aを有する可撓性のロッ
クアーム34が設けられている。
【0028】図7において、回路体7にはFFCから成
る分岐回路35を介してECU用コネクタ11が接続さ
れており、回路体7の所望の導体21と分岐回路35の
導体21′とは図4の場合と同様にレーザ溶接などによ
り永久接続され、ECU用コネクタ11の左右両端面に
は係止用の凹み11aが設けられている。
【0029】ワイヤハーネス用クリップ12は、回路体
7を載置するベース部36、その下端縁中央部からL形
に直交して形成されたコネクタホルダ部37、およびベ
ース部36の両端の下端縁からヒンジ39を介して連成
されたガイド腕部38,38から成る。
【0030】コネクタホルダ部37の両側の内面にはE
CU用コネクタ11の前記凹み11aに係合する突起3
7aが設けられている。両側のガイド腕部38,38の
対向面にはそれぞれ電子制御ユニット4の前記スライド
用突条33に対する案内溝38aとロックアーム34の
ロック用突起34aに係合する凹み38bが設けられて
いる。また、ガイド腕部38はベース部36との対向面
に回路体7の押さえ用突条38cを有し、更に自由端に
はロック爪38dが突設してある。この押さえ用突条3
8cおよびロック爪38dと対応して、ベース部36に
は回路体7の押さえ用溝36aとロック凹部36bが設
けられている。また、ベース部36の背面には前記セン
ターコンソールパネル2の内壁の孔(図示せず)に差し
込むピンクリップ40が突設されている。
【0031】回路体7とW/H用クリップ12の組付け
および電子制御ユニット4の接続は次のようにして行
う。まず、ベース部36に回路体7を載せて、分岐回路
35で接続された分岐コネクタであるECU用コネクタ
11をコネクタホルダ部37に差し込み、突起37aと
凹み11aにより両者をロックする(図8(A),図
9)。次いで、両側のガイド腕部38をヒンジ39によ
りベース部36側に回し、その先端のロック爪38dを
ベース部36の上縁のロック凹部36bに係合させ、ロ
ックする。これにより、回路体7は押さえ用溝36aと
押さえ用突条38cにより一部凹んだ状態で挟持され、
ずれが確実に防止される。このW/H用クリップ12の
背面のピンクリップ40を前記センターコンソールパネ
ル2の内壁の孔に差し込み、固定する。そこで両側のガ
イド腕部38の案内溝38aと電子制御ユニット4のス
ライド用突条33によって該ユニット4をW/H用クリ
ップ12にスライド嵌合する。スライドにより、ECU
用コネクタ11とユニット4のコネクタ部32は自動的
に接続される。また、ロックアーム34のロック用突起
34aが案内溝38a内の凹み38bと係合して、両者
はロックされる。
【0032】このように、回路体7およびECU用コネ
クタ11とW/H用クリップ12の組付け作業は簡単で
あり、電子制御ユニット4の接続もスライドにより容易
にできる。メンテナンス時には、ユニット4のロックア
ーム34を指先で押圧しロックを解除し、スライドする
だけでユニット4を取り外すことができる。従って、W
/H用クリップ12の採用により、EUC用コネクタ1
1と電子制御ユニット4のコネクタ部32の位置合わせ
が簡単にでき、組付けの作業性が良く、ユニット4のメ
ンテナンスも容易となる。また、全体がコンパクトに形
成されるので、狭いセンターコンソールパネル2内部で
の取付けに適した省スペース型となり、部品点数の削減
ができる。
【0033】上記電子制御ユニット4と機能ボックス1
0とは共に各種電装品3の作動を制御する点で共通する
が、オプションによる相違性の大小で使いわける。即
ち、相違性が少ないか無いものは機能ボックス10で処
理する。一方、オプションによる相違性の大きいもの
は、着脱可能とすることによりオプション対応性を高め
ると共にメンテナンス性も向上させるため、電子制御ユ
ニット4で処理する。例えば、図2のボディ系W/H5
A中、左側の機能ボックス10ではT/Cインジケータ
で警報ブザーや音声出力を制御し、右側ではドアスイッ
チでのドアロックやドアウインドの制御を行う。また、
同じくボディ系W/H5A中の電子制御ユニット4で
は、シートアクチュエータのHi ,Lo グレードを制御
し、A/V系W/H5Bの電子制御ユニット4では、ラ
ジオ/ステレオのHi ,Lo グレードを制御する。
【0034】図10は可動式多極コネクタ13の分解斜
視図、図11はその組立状態の一部切欠斜視図、図12
(A)はそのスライド式コネクタ端子の拡大斜視図、
(B)はそのスライド部の断面図である。可動式多極コ
ネクタ13は、複数の端子収容室41を備えた揺動ハウ
ジング40、これを揺動可能に収容するスライドハウジ
ング42、このハウジング42をスライド可能に収容す
るベースハウジング43、該ハウジング43に装着され
てスライドハウジング42を進退させる円盤カム44、
および上記端子収容室41に収容係止されるスライド式
コネクタ端子45とから成る。
【0035】図10および図11に示すように、揺動ハ
ウジング40は外周壁の両側面に耳状の突条40aを有
する。スライドハウジング42は側板部42Aとコ字状
の枠板部42Bをありほぞ42aとあり溝42bにより
嵌合し、全体を前後が開口した枠体としたものであり、
揺動ハウジング40を前後および上下にスライド可能に
収容する大きさに形成されている。このスライドハウジ
ング42の一方の側板部42Aと枠板部42Bの対向面
には、揺動ハウジング40の突条40aよりも十分大き
な縦長の窓42cが開設され、また、底面にはボス状の
カム従動子42dが螺着してある。そこで、枠板部42
Bに揺動ハウジング40を入れて側板部42Aを嵌合す
ることにより該揺動ハウジング40は突条40aと窓4
2cとの寸法差内で前後および上下に微小移動、すなわ
ち揺動可能に収容される。
【0036】ベースハウジング43もスライドハウジン
グ42と同様に前後が開口した枠体であるが、一方の開
口端側(図11の右側)に隔壁43Aを設けて前方にハ
ウジング収容部43B、後方に回路体固定部43Cを区
画形成している。ハウジング収容部43Bにおいて、そ
の底壁43aには円盤カム44に対する着座43bが凹
設され、着座43bには操作孔43cが開孔してある。
この着座43bに装着される円盤カム44は円盤状のカ
ム本体44aの上面にカム溝44bを設け、下面に操作
用ノブ44cを設けて成る。カム溝44bは回転中心O
から次第に遠ざかる方向に形成されている。また、操作
用ノブ44cはソケットレンチ、スパナ等の工具で操作
し易いようにするため、外形を6角ナット状又は4角柱
等にするのが好ましい。
【0037】一方、ベースハウジング43の回路体固定
部43Cにおいて、図15に示すように、その底壁部分
には回路体受座43dが凹設され、隔壁43Aには複数
のタブ圧入孔43eが設けられると共に背面に段部43
fが突設されている。回路体受座43dには、回路体7
の端部がスペーサ46を介して固定され(図12(A)
参照)、回路体7の前記導体21には複数のブスバー4
7の基端が永久接続されている。ブスバー47は中間が
L形に折曲され、先端部は隔壁43Aのタブ圧入孔43
eを貫通してハウジング収容部43B内に突入し、先端
にはコネクタ端子45がスライド可能に接続されてい
る。なお、複数のブスバー47のなかで、後列に位置す
るものは、段部43fにより支持されている。
【0038】コネクタ端子45は導電性金属板から打抜
き、折曲加工により一体に形成され、図12(A)に示
すように、前方にタブ状の雄端子部45A、中間に弯曲
形成された揺動部45B、後方にスライド部45Cを連
成して成る。スライド部45Cは、基板45aの両側か
ら一対の弾性挟持片45b,45bと45b′,45
b′を前後に連成して成り、各弾性挟持片45b、45
b′の自由端には基板部45aと対向する弯曲部45b
1 が形成されると共に、基板45aには弯曲部45b1
と対向して複数の突部45cが打出しにより形成されて
いる。また、上記雄端子部45Aの中間には係止孔45
dが設けられている。
【0039】上記コネクタ端子45は、スライド部45
Cにおける基板45aと前後二対の弾性挟持片45b,
45b、45b′,45b′間にブスバー47の先端部
を嵌挿することにより、該ブスバー47に対してスライ
ド可能に接続される。スライドは対向する弯曲部45b
1 と打出し突起45cとに挟持されつつ円滑に行われ
る。一方、コネクタ端子45の前方の雄端子部45Aは
揺動ハウジング40の端子収容室41に挿着され、ここ
で該収容室内壁に設けた可撓性係止腕41a(図15参
照)の突起41bが係止孔45dに係合することにより
係止される。これにより、揺動ハウジング40(または
スライドハウジング42)が矢線Pの如くに進退する
と、端子収容室41に係止されたコネクタ端子45はス
ライド部45Cによりブスバー47に対してスライドす
る。
【0040】次に、図13〜図16を参照して可動式多
極コネクタ13と相手方コネクタの嵌合、離脱について
説明する。図13において、20は揺動ハウジング40
に対する相手方の集合コネクタである(図1,図18参
照)。ベースハウジング43において、揺動ハウジング
40を収納したスライドハウジング42のカム従動子4
2dが円盤カム44のカム溝44bの回転軸Oの至近位
置にある。そこで、円盤カム44を矢線Qのように時計
と反対向きに回動すると、カム溝44bに係合するカム
従動子42dによりスライドハウジング42が集合コネ
クタ20側に矢線P′の如く前進する。そして、図14
のようにカム従動子42dがカム溝44bの終端に達す
ると、揺動ハウジング40と集合コネクタ20との嵌合
が完結する。
【0041】図15は図13に対応する可動式多極コネ
クタ13の縦断面である。そこで、円盤カム44の操作
用ノブ44cをソケットレンチ(図示せず)で矢線Qの
ように回すと、揺動ハウジング40が前進して相手方の
集合コネクタ20と嵌合する。
【0042】揺動ハウジング40と集合コネクタ20と
の嵌合に際し、両者間に上下左右方向に多少の位置
(軸)ずれがあっても、揺動ハウジング40はスライド
ハウジング42に対して揺動可能に収容されているので
(突条40aと窓42c)、集合コネクタ20に容易に
位置合わせされる。そして、端子収容室41に係止され
たコネクタ端子45もスライド部45Cにより揺動ハウ
ジング40と共に前進し、その雄端子部45Aが集合コ
ネクタ20内の雌端子48に嵌挿される。この雌端子4
8とコネクタ端子45との嵌挿に際し、大きな挿入抵抗
があっても揺動部45Bにより衝撃が吸収されるので、
ブスバー47と回路体7との永久接続部に直接外力が作
用するのを防止する。
【0043】上記可動式多極コネクタ13の円盤カム4
4の操作用ノブ44cは、図1におけるセンターコンソ
ールパネル2の側壁前方の孔49から外部に突出するの
で、該コネクタ13と集合コネクタ20との嵌合、離脱
を外から容易に行うことができる。
【0044】図17はAV系W/H5Bの端部の可動式
多極コネクタ14の一部切欠斜視図を示す。この可動式
多極コネクタ14は、CRT用コネクタ15を除き、前
記可動式多極コネクタ13と同様に、複数の端子収容室
41′を有する揺動ハウジング40′、スライドハウジ
ング42′、ベースハウジング43′、円盤カム44′
およびスライド式コネクタ端子45′とから構成されて
いるので、この可動部分については説明を省略する。そ
して、CRT用コネクタ15は揺動ハウジング41′と
は逆向きの斜上方に開口し、コネクタ端子45′にスラ
イド可能に接続されたブスバー47′の先端に形成され
た雌端子部48′が収容され、CRT3A(図1参照)
の図示しないコネクタに接続される。可動式コネクタ1
4のセンターコンソールパネル2への取付けは可動式多
極コネクタ13と同様である。
【0045】図18はインストルメントパネルPにおけ
る集合コネクタの取付構造を示す。即ち、インストルメ
ントパネルPの中央部にはモジュール1に対する取付口
50が設けられ、該取付口50の両側下端部にはモジュ
ール1を支持する台座50aが形成されている。集合コ
ネクタ20,20′は前後が開口した枠体として形成さ
れており、取付口50の両壁面50bに対して図示しな
いスペーサを介して固定されている。各コネクタは中央
隔壁20aにより上下に二分され、上部にはインパネW
/H16の端部のコネクタ18が、下部にはカウルW/
H17の端部のコネクタ19がそれぞれ挿着され、ロッ
クされている。20bはロックアーム、20cはロック
孔である。これら集合コネクタ20,20′とモジュー
ル1の前記可動式多極コネクタ13,14との接続は前
述した通りである。
【0046】モジュール1に上記可動式多極コネクタ1
3,14を採用したことにより、次のような効果が得ら
れる。即ち、モジュール1全体をインストルメントパネ
ルPに組付ける際、ターミナル(コネクタ端子45)の
接触部(雄端子部45A)の信頼性が向上する。また、
メンテナンス時のモジュール1の取外しや再組付けにお
いても、同様の信頼性を確保できる。可動式多極コネク
タ13,14はいずれも揺動機構を備えているので、ラ
フな位置合わせや過激な動作で組み付けを行うロボット
でも対応が可能となり、自動組付けが容易となる。更
に、可動式多極コネクタ13,14は円盤カムの回動操
作をソケットレンチなどの工具を用いることにより小さ
い力(低挿入力)で行うことができる。
【0047】また、集合コネクタ20(20′)の採用
により、従来センターコンソールモジュールW/H6
6′→インパネW/H63′→カウルW/H70となっ
ていた経路(図22参照)を、図19に示すようにモジ
ュールW/H(ボディ系W/H5A,AV系W/H5
B)→カウルW/H17のように直接に接続できる。こ
れに伴い、インパネW/H16自体の回路数が削減さ
れ、ストレート配索も容易となる。その結果、インパネ
W/H16を経由してカウルW/H17に接続する回路
が大巾に減少し、インパネW/H16自体が非常に簡素
化される。また、集合コネクタ20,20′にモジュー
ル1と他のW/Hとの接続、離脱を一括して行うことが
でき、作業性が良い。さらに、経由回路の削減によりコ
ネクタ結合による接続ポイント数が減少し、W/H接続
の信頼性が向上するほか、インストルメントパネルPの
周辺のW/Hが簡素化されるので、W/H自体の製造性
が向上する。
【0048】図20(A)は図2の曲げクリップ8の拡
大斜視図、(B)はその使用状態の斜視図である。この
曲げクリップ8は、回路体7を屈曲させて保持する隆起
部54を有する保持台51と、この隆起部54が嵌入す
る開口部56を有する挟持板52を可撓性ヒンジ53に
より開閉自在に連結して構成されており、隆起部54は
一端54aから他端54bに向けてその高さが漸次増大
する円弧状隆起の連続体で形成されている。この保持台
51と挟持板52は結合部55およびこれに係合する係
止部7によりロックされる。
【0049】上記曲げクリップ8の隆起部54にフラッ
ト状の回路体7を載せて保持台51と挟持板52を閉じ
て結合部55および係止部7によりロックすると、回路
体7は隆起部7により所定の角度で曲げられ、即ち方向
が転換され、保持面51aおよび挟持面52aにより挟
持固定される。このようにして、回路体7はセンターコ
ンソールパネル2の配設部の形状に応じて無理なく方向
を変えることができる。
【0050】
【効果】以上説明したように、本発明のセンターコンソ
ールモジュールは、インストルメントパネルと分離して
センターコンソールパネルを設け、該センターコンソー
ルパネルに複数の電装品を搭載すると共に、一端に可動
式多極コネクタを有しかつ中間に複数の電装品用コネク
タを有するモジュールワイヤハーネスを該センターコン
ソールパネルに内設し、前記複数の電装品用コネクタを
対応する電装品と接続すると共に、前記可動式多極コネ
クタをインストルメントパネルワイヤハーネスまたはカ
ウルワイヤハーネスと接続する構造としたものであるか
ら(請求項1)、センターコンソールパネルの組立は車
両のサブ組立ラインで行うことができ、また、インスト
ルメントパネルに対する組付性が良好であり、搭載、組
付けの自動化も容易になる。
【0051】また、モジュールワイヤハーネスがボディ
系とA/V系の二つに分割形成されるから(請求項
2)、ワイヤハーネスの標準化と簡素化による生産性向
上が期待され、従来のグレード毎の多品番のワイヤハー
ネスを大巾に減少させ、変更も容易に対応できる。モジ
ュールワイヤハーネスの回路体を可撓性を有するフラッ
ト状にすることにより(請求項3)、配設スペースが減
少し、センターコンソールパネルの左右内壁に容易に配
設でき、電装品と電装品用コネクタとの結合作業も簡単
になる。
【0052】さらに、上記回路体にはW/H用クリップ
を介して簡単に電子制御ユニットを取付けることができ
るので(請求項4)、グレードの格差による電装品の変
更や追加が容易である。請求項5の発明によれば、上記
可動式多極コネクタと集合コネクタとの嵌合により、モ
ジュールワイヤハーネスをインパネおよびカウルワイヤ
ハーネスに対して直接、一括接続することができ、組付
性がさらに改善され、しかもインパネワイヤハーネスの
回路数削減による簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すセンターコンソールモ
ジュールの分解斜視図である。
【図2】図1のボディ系W/H5AとAV系W/H5B
の拡大斜視図である。
【図3】図2のW/H5A,5Bの回路内容の説明図で
ある。
【図4】図2の回路体7と機能ボックス10の回路の接
続構造の説明図である。
【図5】図2の機能ボックス10の分解斜視図である。
【図6】図2の電子制御ユニット4とW/H用クリップ
12の部分の拡大斜視図である。
【図7】図6の回路体7部分とECU用コネクタ11の
接続構造を示す斜視図である。
【図8】(A)は図6のW/H用クリップ12の開いた
状態の斜視図、(B)は閉じた状態の側面図である。
【図9】図6のW/H用クリップ12の組付け状態の斜
視図である。
【図10】図2の可動式多極コネクタ13の分解斜視図
である。
【図11】図10の可動式多極コネクタ13の組立状態
の一部切欠斜視図である。
【図12】(A)は図11のスライド式コネクタ端子4
5の拡大斜視図、(B)はそのスライド部45Cの断面
図である。
【図13】図11の可動式多極コネクタ13の円盤カム
44の作用の説明図であり、相手方コネクタとの嵌合前
を示す。
【図14】図13に続く嵌合後を示す説明図である。
【図15】図13に対応する可動式多極コネクタの断面
図である。
【図16】同じく図14に対応する縦断面図である。
【図17】図2の可動式多極コネクタ14の要部切欠拡
大斜視図である。
【図18】図2の集合コネクタ20の部分の拡大斜視図
である。
【図19】本発明のセンターコンソールモジュールによ
るW/Hの配索図である。
【図20】(A)は図2の曲げクリップ8の拡大斜視
図、(B)はその使用状態の説明図である。
【図21】従来のセンターコンソールW/HとカウルW
/Hの配索図である。
【図22】従来のセンターコンソールW/Hの配索の説
明図である。
【符号の説明】
1 センターコンソールモジュール 2 センターコンソールパネル 3 電装品 5 モジュールワイヤハーネス 5A ボディ系ワイヤハーネス 5B A/V系ワイヤハーネス 7 回路体 9 電装品用コネクタ 10 機能ボックス 11 ECU用コネクタ 12 W/H用クリップ 13,14 可動式多極コネクタ 16 インパネワイヤハーネス 17 カウルワイヤハーネス 18,19 コネクタ 20 集合コネクタ 21 導体 22 絶縁シート 29 FFC 40 揺動ハウジング 41 端子収容室 42 スライドハウジング 42d カム従動子 43 ベースハウジング 44 円盤カム 44b カム溝 45 コネクタ端子 45A 雄端子部 45B 揺動部 45C スライド部 45b 弾性挟持片 47 ブスバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルと分離してセン
    ターコンソールパネルを設け、該センターコンソールパ
    ネルに複数の電装品を搭載すると共に、一端に可動式多
    極コネクタを有しかつ中間に複数の電装品用コネクタを
    有するモジュールワイヤハーネスを該センターコンソー
    ルパネルに内設し、前記複数の電装品用コネクタを対応
    する電装品と接続すると共に、前記可動式多極コネクタ
    をインストルメントパネルワイヤハーネスまたはカウル
    ワイヤハーネスと接続する構造としたことを特徴とする
    センターコンソールモジュール。
  2. 【請求項2】 前記複数の電装品がシガライタ、ドア系
    スイッチ、時計、T/Cインジケータなどの標準品と、
    CRT、エアコン、ラジオ/ステレオなどのグレード・
    オプション品とで構成され、前記モジュールワイヤハー
    ネスが、前記標準品とグレード・オプション品とに対応
    するボディ系ワイヤハーネスとA/V系ワイヤハーネス
    とに二分割して形成されている請求項1のセンターコン
    ソールモジュール。
  3. 【請求項3】 前記モジュールワイヤハーネスが、複数
    の導体を絶縁シートに並設し、可撓性を有してフラット
    状に形成された回路体と、該回路体の所望の導体と永久
    接続された機能回路組込型のジャンクションボックス
    (以下、機能ボックスという)と、該機能ボックスにF
    FCを介して接続された電装品用コネクタとを備えて成
    る請求項1または2に記載のセンターコンソールモジュ
    ール。
  4. 【請求項4】 前記モジュールワイヤハーネスの回路体
    にさらにECU用コネクタを備えたW/H用クリップが
    取付けられ、該W/H用クリップには前記複数の電装品
    から選ばれる特定の電装品を制御する電子制御ユニット
    が着脱可能に装着されている請求項3に記載のセンター
    コンソールモジュール。
  5. 【請求項5】 前記インストルメントパネルの中央部の
    取付口に、インストルメントワイヤハーネスおよびカウ
    ルワイヤハーネスの端末のコネクタを一体化して成る集
    合コネクタを設け、該集合コネクタに前記モジュールワ
    イヤハーネスの端末の可動式多極コネクタを接続する構
    造としたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載のセンターコンソールモジュール。
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