JPH08208727A - 改良されたポリマー形成方法 - Google Patents
改良されたポリマー形成方法Info
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Abstract
マーの溶解を促進する有機溶媒又は大量の界面活性剤を
添加することなく、重合単位として、水への溶解度が小
さい少なくとも一つのモノマーを含むポリマーを、溶液
又はエマルション重合によって、水性系中で形成する。 【解決手段】 本発明の改良されたポリマー形成方法
は、重合単位として、水への溶解度が小さい少なくとも
1つのモノマーを含むポリマーを水性系において形成す
る方法であって、(a)水への溶解度が小さい少なくと
も一つのモノマーを、疎水性キャビティを有する高分子
有機化合物と複合化する工程;及び、(b)ポリマーの
総重量を基準として、約0.1重量%〜約100重量%
の前記の複合化されたモノマーの水への溶解度の小さい
モノマーと、ポリマーの総重量を基準として、約0重量
%〜約99.9重量%の水への溶解度が大きい少なくと
も一つのモノマーとを、水性系において重合させる工
程:を含む方法である。
Description
水性キャビティを有する高分子有機化合物を用い、水性
系中で、重合単位として、水への溶解度が小さい少なく
とも一つのモノマーを含むポリマーを形成する改良され
た方法に関する。
に、広く行われており、溶液重合の場合、原料モノマー
及び得られるポリマーは水溶性であり、エマルション重
合の場合、原料モノマーは、水への溶解度はそれほど低
いわけではない。しかしながら、水性重合が、(a)水
への溶解度が小さい少なくとも一つのモノマーの溶液重
合である場合;又は、(b)水への溶解度が非常に小さ
い少なくとも一つのモノマーのエマルション重合の場合
には、いくつかの問題がある。また、水性溶液重合の生
成物が、水への溶解度が小さい最終ポリマーである場合
も問題がある。
製品中のモノマーの液滴の存在によって示される水への
溶解度が小さいモノマーの不十分な転化; (2)多量のゲル又は凝塊; (3)溶液重合中のエマルション若しくは懸濁ポリマー
の生成、又はエマルション重合中の大きな懸濁ポリマー
粒子の生成; (4)相分離又はモノマーの液滴若しくは大きな懸濁粒
子又はクリーミング;及び (5)示差走査熱量計により測定される複数のガラス転
移温度によって示される2つの型のモノマーの重合中の
不均一な分布に起因する、水への溶解度が大きいモノマ
ー及び水への溶解度が小さいモノマーの異常な(非動的
な)分布; が含まれる。
際のこれらの問題を克服するための: (a)(i)水への溶解度の小さい他のモノマー;又
は、(ii)水への溶解度の大きいモノマー;を有する
水への溶解度の小さいモノマーから、水性系中、水性溶
液重合又はエマルション重合によって; (b)水への溶解度が大きいモノマーから形成された場
合でも、水への溶解度が小さいポリマーを得る;という
試みは、従来、水への溶解度が小さいモノマー又は最終
ポリマーを溶解する際、次のような補助手段: (a)モノマーの総重量を基準として、少なくとも約5
〜30重量%の有機溶媒の添加; (b)水への溶解度の小さいモノマー用の溶媒として機
能するコモノマーの使用;又は、 (c)大量の界面活性剤の使用;の少なくとも一つがな
ければ満足するものにはならなかった。
は、反応を容易にする芳香族、飽和脂肪族、脂環式及び
ハロゲン化溶媒を含む有機溶媒を必要とする溶液重合に
よる、アクリル酸と疎水性非イオン性界面活性アクリレ
ートとのコポリマー合成を開示している。また、米国特
許4,734,205号は、重合を生じさせるために大
量の界面活性剤を必要とする、アクリルアミド、アクリ
ル酸又はその塩と、疎水性アルキルアクリルアミド又は
アルキル(メタ)アクリレートとのコポリマーの合成を
開示している。
安全性、健康及び環境問題を引き起こす。また、溶媒の
添加は、それが添加される水性系を不安定にさせること
もある。
ー又は最終ポリマーの溶解を促進する有機溶媒又は大量
の界面活性剤を添加することなく、また、有機溶媒及び
大量の界面活性剤に伴う安全性、健康、環境及び安定性
の問題を生じさせることなく、重合単位として、水への
溶解度が小さい少なくとも一つのモノマーを含むポリマ
ーを、溶液又はエマルション重合によって、水性系中で
形成する方法を見い出した。
くとも1つのモノマーを含むポリマーを形成する水性重
合法であって、(a)水への溶解度が小さい少なくとも
一つのモノマーを、疎水性キャビティ(hydrophobic cav
ity)を有する高分子有機化合物と複合化する(complex)
工程;及び、(b)ポリマーの総重量を基準として、約
0.1重量%〜約100重量%の前記の複合化されたモ
ノマーの水への溶解度が小さいモノマー成分と、ポリマ
ーの総重量を基準として、約0重量%〜約99.9重量
%の水への溶解度が大きい少なくとも一つのをモノマー
とを、水性系において重合させる工程:を含む方法に関
する。
リマーの水性溶液の形成にも有用である。該方法は、従
来、水への溶解度が小さいモノマーの溶解を促進させる
有機溶媒、コモノマー又は大量の界面活性剤を添加しな
いとうまく製造できなかった、水への溶解度が小さいモ
ノマーの水溶液ポリマー又はエマルションポリマー、特
にランダムコポリマーを、水性系中で重合させるために
有用である。また、該方法は、水溶液及びエマルション
重合で使用される水への溶解度が小さい連鎖移動剤の効
率を改良するのに有用である。
とは、水中で完全に溶解することを意味し;用語”水へ
の溶解度が小さい(having low water solubility)”と
は、水への溶解度が25〜50℃で200ミリモル/リ
ットル以下であることを意味し;用語”水への溶解度が
非常に小さい(having very low water solubility)”と
は、水への溶解度が25〜50℃で50ミリモル/リッ
トル以下であることを意味し;及び用語”水への溶解度
が大きい(having high water solubility)”とは、水へ
の溶解度が25〜50℃で200ミリモル/リットルよ
り大きいことを意味する。本明細書で使用される用語”
(メタ)アクリレート”とは、メタクリレート及びアク
リレートを意味し、用語”(メタ)アクリル”とは、メ
タクリル及びアクリルを意味し、及び用語”(メタ)ア
クリルアミド”とは、メタクリルアミド及びアクリルア
ミドを意味する。本明細書で使用される用語”水性系”
とは、水を連続相とし、ポリマーを形成し、又はポリマ
ーを貯蔵及び供給するために、有機溶媒又は大量の界面
活性剤を必要としない系で形成され、供給されるポリマ
ーを意味する。
くとも1つのモノマーを含むポリマーを形成する水性重
合法であって、(1)水への溶解度が小さいモノマー
を、疎水性キャビティを有する高分子有機化合物と複合
化する工程;及び、(2)ポリマーの総重量を基準とし
て、約0.1重量%〜約100重量%の前記の複合化さ
れたモノマーの水への溶解度が小さいモノマー成分と、
ポリマーの総重量を基準として、約0重量%〜約99.
9重量%の水への溶解度が大きい少なくとも一つのをモ
ノマーとを、水性系において重合させる工程:を含む方
法である。
リマーの水性溶液の形成にとっても有用である。溶液ポ
リマーの場合、疎水性キャビティを有する高分子有機化
合物を、ポリマーが形成された後、任意の第3工程にお
いて該ポリマーから解離する(decomplex)ことができ
る。エマルションポリマーの場合、疎水性キャビティを
有する高分子有機化合物は、ポリマーが形成される際又
は前に、ポリマーから自動的に解離すると考えられてお
り、更なる解離は必要ではない。
を使用することなくポリマーを製造する方法を提供する
ものであるが、これらの溶媒及び界面活性剤は重合中に
存在させることができる。しかしながら、重合中、溶媒
が存在せず、またより低量の界面活性剤しか存在しない
ことが好ましい。重合工程において、有機溶媒及び大量
の界面活性剤を含むことも可能である。
のモノマーと疎水性キャビティを有する高分子有機化合
物とを複合化する。本発明の方法で有用な疎水性キャビ
ティを有する高分子有機化合物には、シクロデキストリ
ン及びシクロデキストリン誘導体;シクロイヌロヘキソ
ース(cycloinulohexose)、シクロイヌロヘプトース(cyc
loinuloheptose)及びシクロイヌロクトース(cycloinulo
ctose)などの疎水性キャビティを有する環状少糖類;カ
リキサレン(calyxarene);及びキャビタンド(cavitand)
が挙げられる。
トリン及びシクロデキストリン誘導体は、個別の重合条
件のもとに選択されるシクロデキストリン及びシクロデ
キストリン誘導体の溶解度によってのみ制限される。本
発明の方法に有用である適当なシクロデキストリンに
は、制限されるものではないが、α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン及びγ−シクロデキストリ
ンが挙げられる。本発明の方法に有用である適当なシク
ロデキストリン誘導体には、制限されるものではない
が、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン
及びγ−シクロデキストリンのメチル、トリアセチル、
ヒドロキシプロピル及びヒドロキシエチル誘導体が挙げ
られる。好ましいシクロデキストリン誘導体はメチル−
β−シクロデキストリンである。
ース、シクロイヌロヘプトースなどの疎水性キャビティ
を有する環状少糖類は、Takaiなどの、Journal of Orga
nicChemistry, 1994, volume 59, number11, 2967-2975
ページに説明されている。本発明の方法で有用なカリキ
サレンは、米国特許第4,699,966号、国際公開
番号WO89/08092号、並びに日本国特許公開番
号1988/197544号及び1989/00783
7号に開示されている。
リア特許出願22522A/89、及びMoranなどの、J
ournal of the American Chemical Society, volume18
4, 1982, 5826-5828ページに開示されている。
水への溶解度が小さいモノマーには、制限されるもので
はないが、第一アルケンなどのα,β−エチレン性不飽
和モノマー;スチレン及びアルキル置換スチレン;α−
メチルスチレン;ビニルトルエン;ビニル2−エチルヘ
キサノエート、ビニルネオデカノエートなどのC4〜C3
0カルボン酸のビニルエステル;塩化ビニル;塩化ビニ
リデン;オクチルアクリルアミド及びマレイン酸アミド
などのN−アルキル置換(メタ)アクリルアミド;ステ
アリルビニルエーテルなどの、(C3〜C30)アルキル
基を有するビニルアルキル又はビニルアリールエーテ
ル;メチルメタクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート、オレイル(メタ)
アクリレート、パルミチル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリル酸
の(C1〜C30)アルキルエステル;脂肪酸及び脂肪ア
ルコールから誘導されるものなどのような(メタ)アク
リル酸の不飽和ビニルエステル;ペンタエリトリトール
(pentaerythritol)トリアクリレートなどの多官能性モ
ノマー;コレステロールから誘導されるモノマーなどが
挙げられる。疎水性モノマーは、ヒドロキシ、アミド、
アルデヒド、ウレイド、ポリエーテルなどの官能基を含
むことができる。また、本発明の方法は、モノマーの水
への溶解度が25〜50℃で少なくとも200ミリモル
/リットルであるが、それらの最終ホモポリマーは、水
への溶解度が25〜50℃で200ミリモル/リットル
以下であるもの、例えば、エチレン、酢酸ビニル、C18
H37−(エチレンオキシド)20メタクリレート及びC12
H25−(エチレンオキシド)23メタクリレートのよう
な、長鎖アルコキシ−又はアルキルフェノキシ(ポリア
ルキレンオキシド)(メタ)アクリレートなどの界面活
性剤モノマーを重合する場合に有用である。
物は、2つの方法: (1)疎水性キャビティを有する高分子有機化合物を、
水への溶解度が小さいモノマーと別途混合し、他のモノ
マーと共に複合化された混合物を反応容器に充填する方
法;又は、(2)疎水性キャビティを有する高分子有機
化合物を、モノマー混合物の充填前、充填中、又は充填
後に、反応容器に添加する方法;のいずれかで、水への
溶解度が小さいモノマーと複合化することができる。
れる、疎水性キャビティを有する高分子有機化合物のモ
ル比は、高分子有機化合物のタイプ及びモノマーのタイ
プにより変化する。一般に、高分子有機化合物とモノマ
ーとのモル比は、約5:1〜約1:5000、好ましく
は約1:1〜約1:1000、及びもっとも好ましくは
約1:1〜約1:500である。溶液中で会合するポリ
マーを形成する溶液重合の場合には、余分な高分子有機
化合物が最終ポリマー溶液の粘度の低減に役立つため、
化学量論の範囲、例えば約5:1〜約1:2のモル比を
有することが好ましい。もしそうでなければ、触媒量(c
atalytic range)、例えば約1:10〜約1:1000
のモル比でのみ一般に必要とされている。
約0.1重量%〜約100重量%の複合化されたモノマ
ーの水への溶解度が小さいモノマー成分を、ポリマーの
総重量を基準として約0重量%〜約99.9重量%の水
への溶解度が大きい少なくとも一つのモノマー又は水へ
の溶解度が小さい他のモノマーと、水性系中で重合させ
ることである。
大きい適当な任意のモノマーには、制限されるものでは
ないが、アクリル酸及びメタクリル酸、アクリロキシプ
ロピオン酸、(メタ)アクリロキシプロピオン酸、イタ
コン酸、マレイン酸又は無水物、フマル酸、クロトン
酸、モノアルキルマレイン酸、モノアルキルフマル酸、
モノアルキルイタコン酸などの少なくとも一つのカルボ
ン酸基を含むモノマーのような酸官能基を有するα,β
−モノエチレン性不飽和モノマー;酸置換(メタ)アク
リレート及びスルホエチルメタクリレート;2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸のような酸置
換(メタ)アクリルアミド;ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、tert−ブチルアミノエチルメタクリレート
及びジメチルアミノプロピルメタクリルアミドなどを含
むアミン−置換メタクリレートのような、塩基性置換
(メタ)アクリレート及び(メタ)アクリルアミド;ア
クリロニトリル;ジアセトンアクリルアミドのような
(メタ)アクリルアミド及び置換(メタ)アクリルアミ
ド;(メタ)アクロレイン;メチルアクリレートなどが
挙げられる。
子化合物; (b)水への溶解度が小さい少なくとも一つのモノマ
ー;及び (c)水;を含む。
た公知のフリーラジカル水性溶液重合又はエマルション
重合手段によって調製することができる。該重合は、バ
ッチ、半連続又は連続反応で行うことができる。また、
該重合は、逐次重合の一部として行うこともできる。本
発明は、有機溶媒を使用することなくポリマーを製造す
る方法を提供するが、これらの溶媒は、実際には重合中
存在していてもよい。しかしながら、溶媒は重合中存在
しないことが好ましい。フリーラジカル開始剤は、水性
溶液及びエマルション重合中で利用される。適当なフリ
ーラジカル開始剤は、過酸化水素;tert−ブチルヒドロ
ペルオキシド;ナトリウム、カリウム、リチウム及びア
ンモニウムの過硫酸塩が挙げられる。還元剤、例えば、
アルカリ金属のピロ亜硫酸塩、ヒドロ亜硫酸塩、及び次
亜硫酸塩などの重亜硫酸塩;及びホルムアルデヒドスル
ホキシル酸ナトリウム又はアスコルビン酸などの還元糖
を、レドックス系を形成する開始剤と組み合わせて使用
することができる。開始剤の量は、充填されたモノマー
の0.01重量%〜約2重量%であり、これと対応して
0.01重量%〜約2重量%の範囲の還元剤を使用する
ことができる。鉄塩などの遷移金属触媒も使用すること
ができる。
溶液重合中、約10℃〜120℃の範囲である。過硫酸
塩系の場合、温度は60℃〜90℃の範囲が好ましい。
レドックス系においては、温度は20℃〜70℃の範囲
が好ましい。
マルション又はポリマーエマルションを製造するために
使用される乳化剤又は分散剤は、アニオン性、カチオン
性、又は非イオン性である。また、いずれか2つの型の
混合物も使用することができる。適当な非イオン性乳化
剤には、制限されるものではないが、エトキシル化(eth
oxylated)オクチルフェノール、エトキシル化ノニルフ
ェノール、エトキシル化脂肪アルコールなどが挙げられ
る。適当なアニオン性乳化剤には、制限されるものでは
ないが、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ノニルフェノール、オクチルフェ
ノール及び脂肪アルコールの硫酸及びエトキシル化誘導
体、エステル化スルホ琥珀酸などが挙げられる。適当な
カチオン性乳化剤には、制限されるものではないが、塩
化ラウリルピリジニウム、酢酸セチルジメチルアミン、
(C8〜C18)塩化アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウムなどが挙げられる。乳化剤の量は、充填されるモノ
マーの総量を基準として、約0.1重量%〜約10重量
%である。
任意の第3工程では、解離剤(decomplexing agents)、
すなわち疎水性キャビティを有する高分子有機化合物に
親和性を有する材料を添加することによって、該ポリマ
ーから、疎水性キャビティを有する高分子有機化合物を
解離する。溶液重合の場合、疎水性キャビティを有する
高分子有機化合物は、ポリマーを形成した後、該ポリマ
ーから解離することができる。エマルションポリマーの
場合、疎水性キャビティを有する高分子有機化合物は、
ポリマーが形成される前に、ポリマーから自動的に解離
され、更なる解離は一般的には必要でない。
いが、非イオン性、アニオン性及びカチオン性界面活性
剤を含む公知の界面活性剤;及び、例えば、エタノール
やTEXANOL(商品名)溶媒などの有機溶媒が挙げ
られる。有機溶媒は好ましくはない。本発明者は、解離
を完全に行うためには、ポリマーに添加された、疎水性
キャビティを有する高分子有機化合物1モル当たり、解
離剤を約1〜10モル用いることが好ましいことを見い
出した。
応体を添加、混合することによって容易に行われる。特
別な精製工程や分離工程は室温では要求されない。本発
明の方法によって製造されるポリマーを含む配合中に、
疎水性キャビティを有する高分子有機化合物を解離する
のに有効な量でいずれかの解離剤を含む場合には、解離
工程を行わせるための界面活性剤の更なる添加は不要で
ある。
法によって製造される溶液コポリマーは、米国特許第
5,137,571号に説明されているように、有利に
使用することができる。この特許は、シクロデキストリ
ン及びシクロデキストリン誘導体を用いる会合性増粘剤
の粘度を抑制する方法を開示している。本発明の溶液コ
ポリマーを形成した後、それらがシクロデキストリン又
はシクロデキストリン誘導体から解離される前に、溶液
コポリマーを、コーティング組成物中に直接添加し、そ
こで解離を行わせることができる。
性溶液及びエマルション重合中で使用される、水への溶
解度が小さい連鎖移動剤の効率を改良するのに有用であ
ることを見い出した。本発明の方法は、エマルション重
合反応中、生成ポリマーの分子量を減らすのに必要な、
水への溶解度が小さい連鎖移動剤の使用量を減らす。該
方法には: (1) 水への溶解度の小さい連鎖移動剤を疎水性キャ
ビティを有する高分子有機化合物と複合化させる工程;
及び、(2) エマルション重合反応系に該複合体を添
加する工程;を含む。これら2つの工程は、その場で行
うことができ、別個の容器中で行う必要はない。
としては、n−ドデシルメルカプタン、チオフェノール
のような疎水性メルカプタン;疎水性ポリメルカプタ
ン;ブロモトリクロロメタンのような疎水性ハロゲン化
合物などが挙げられる。水への溶解度が小さい連鎖移動
剤と複合化された疎水性キャビティを有する高分子有機
化合物とのモル比は、疎水性キャビティを有する高分子
有機化合物のタイプと水への溶解度が小さい連鎖移動剤
のタイプによって変化する。一般に、疎水性キャビティ
を有する高分子有機化合物と、水への溶解度が小さい連
鎖移動剤とのモル比は、約1:1〜約1:5000、好
ましくは約1:2〜1:1000である。
明の方法は、従来、疎水性モノマーの溶解を促進するた
めの、溶媒又は界面活性剤の添加なしでは製造すること
ができなかった、水への溶解度の小さいモノマーのコポ
リマー、特にランダムコポリマーを形成するために使用
することができる。本明細書で使用される”ランダムコ
ポリマー”とは、モノマー単位がランダムに配置され、
モノマー単位の反復ブロックを形成しない、少なくとも
2つの異なるモノマーから形成されるポリマーを意味す
る。エマルションポリマーの場合、ランダム性の有無
は: (1)攪拌機のシャフト付近にたまるモノマー及び最終
製品中のモノマーの液滴の存在によって示される、水へ
の溶解度が小さいモノマーの不十分な転化; (2)多量のゲル又は凝塊; (3)エマルション重合中の大きな懸濁ポリマーの生
成; (4)相分離又はモノマーの液滴若しくは大きな懸濁粒
子のクリーミング;及び、 (5)示差走査熱量計によって測定される複数のガラス
転移温度によって示される2つの型のモノマーの重合中
の不均一な分布に起因する、水への溶解度が大きいモノ
マーと水への溶解度が小さいモノマーとの異常な(非動
的な)分布;によって判定することができる。
は、どのくらい効果的に溶液ポリマーが増粘できるかに
よって判定することができ、複合化されたものと解離さ
れたものとのポリマーの溶解された溶液の粘度を比較す
ることによって決定することができる。2つの溶液の粘
度がほぼ同じ場合は、水への溶解度が小さいモノマー
は、水への溶解度が大きいモノマーと共には、ポリマー
中に組み込まれていない。解離された溶解された溶液の
粘度が、複合化された溶液の粘度よりも大きい場合に
は、水への溶解度が小さいモノマーはポリマー中に組み
込まれており、疎水性キャビティを有する高分子有機化
合物を解離したときに、相互作用を起こし、増粘させる
ために使用できる。
ーは: (a)コポリマーの総重量を基準として、約1.0重量
%〜約99.0重量%の、水への溶解度の小さいモノマ
ー;及び、(b)コポリマーの総重量を基準として、約
1.0重量%〜約99.0重量%の、少なくとも一つの
水への溶解度の大きいモノマー;のランダム配列を有す
るが、ランダムコポリマーは、有機溶媒又は大量の界面
活性剤の非存在下に、水中で、水性溶液又はエマルショ
ン重合によって形成することができる。
の耐水性及び接着性を改良する方法など、疎水性が望ま
れるいかなる方法においても有用であり、例えば、ペイ
ント、木材コーティング、インキを含む建築用及び工業
用コーティング;紙用コーティング;織布及び不織布用
結合剤及び仕上げ剤;接着剤;マスチック;床磨き剤;
皮革コーティング;プラスチック;プラスチック用添加
剤;石油添加剤などのような用途において有用である。
また、本発明の新規なコポリマーにより、例えば、増粘
剤、レオロジー改良剤、分散剤;配合用化学物質など、
水への溶解度が小さいモノマーと水への溶解度が大きい
モノマーのいずれも必要とされるポリマーを形成するこ
ともできる。
施態様を説明するものであり、それらによって本発明が
制限されるものと解釈してはならない。 注記: 以下の略語が実施例で使用される: LA ラウリルアクリレート LMA ラウリルメタクリレート BA ブチルアクリレート EA エチルアクリレート 2−EHA 2−エチルヘキシルアクリレート MMA メチルメタクリレート MAA メタクリル酸 AA アクリル酸 AM アクリルアミド VA 酢酸ビニル C18H37−(EO)20MA C18H37−(エチレンオ
キシド)20メタクリレート C12H25−(EO)23MA C12H25−(エチレンオ
キシド)23メタクリレート HEA ヒドロキシエチルアクリレート HEMA ヒドロキシエチルメタクリレート NVP n−ビニルピロリドン Tg(℃) ガラス転移温度(摂氏度) g グラム μ ミクロン
シクロデキストリン 本実施例では、溶液重合を、メカニカルスターラー、温
度調整装置、コンデンサー、モノマー及び開始剤供給ラ
イン及び窒素供給口を備えた4つ口の4リットルの丸底
フラスコ中で行った。脱イオン水を、表1(H2O #
1)に示されたグラムで、室温で該反応フラスコに添加
した。内容物を、窒素をパージして攪拌しながら55℃
に加熱した。モノマー混合物、脱イオン水(H2O #
2)及びメチル−β−シクロデキストリンを表1に示さ
れたグラムで添加し、反応混合物を形成した。
イソプロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネ
ートから調製されたC18H37−(EO)20MAの類似体
gの硫酸第二鉄溶液(0.15%)及び0.2gの亜二
チオン酸ナトリウムからなる第1の開始剤混合物を反応
フラスコに添加した。脱イオン水55g中に溶解され
た、モノマーの総重量を基準として、0.2%の過硫酸
アンモニウムと0.2%の亜硫酸水素ナトリウムからな
るレドックス開始剤混合物を調製した。反応混合物及び
レドックス開始剤の混合物は、2時間かけて反応フラス
コに別々に供給された。最終ポリマー生成物は、粘稠な
溶液として得られた。次の表は、最終ポリマーの組成
(ポリマーの総重量を基準とした重量%で示す)を示
す。
るシクロデキストリン 本実施例では、溶液重合を、メカニカルスターラー、温
度調整装置、コンデンサー、モノマー及び開始剤供給ラ
イン及び窒素供給口を備えた4つ口の4リットルの丸底
フラスコ中で行った。脱イオン水(H2O #1)及び
メチル−β−シクロデキストリンを、表3に示されたグ
ラムで、室温で該反応フラスコに添加した。内容物を、
窒素をパージして攪拌しながら60℃に加熱した。モノ
マー混合物及び脱イオン水(H2O #2)を表3に示
されたグラムで調製し、反応混合物を形成した。
gの硫酸第二鉄溶液(0.15%)及び0.2gの亜二
チオン酸ナトリウムからなる第1の開始剤混合物を反応
フラスコに添加した。脱イオン水135g中に溶解され
た、モノマーの総重量を基準として、0.2%の過硫酸
アンモニウムと0.2%の亜硫酸水素ナトリウムからな
るレドックス開始剤混合物を調製した。反応混合物及び
レドックス開始剤の混合物は、2時間かけて反応フラス
コに別々に供給された。最終ポリマー生成物は、粘稠な
溶液として得られた。次の表は、最終ポリマーの組成
(ポリマーの総重量を基準とした重量%で示す)を示
す。
に最終ポリマーに組み込まれているかどうか及びどのく
らいの量かを測定するため、複合化された最終ポリマー
の溶解された溶液の粘性(CSSV)及びドデシルベン
ゼンスルホネート又はラウリル硫酸ナトリウム界面活性
剤で解離された最終ポリマーの溶解された溶液の粘性
(DSSV)を、一定の粘度になるまで、解離剤で滴定
することによって測定した。結果を表5に示す。
添加は、解離剤(界面活性剤)を添加したときの粘度の
上昇によって示された。滴定によって測定された十分な
量の界面活性剤が、ポリマーを完全に解離するために加
えられた。メチル−β−シクロデキストリンを該ポリマ
ーから解離すると、該ポリマーの疎水性モノマー部が放
出され、該ポリマーが添加されている溶液を増粘させ
た。界面活性剤モノマーを含まない対照では、ポリマー
に疎水性成分が組み込まれていないため、変化がなかっ
た。比較例では、界面活性剤モノマーが、僅かながらポ
リマーに組み込まれているため、僅かな変化があった。
増大によって示された(溶液ポリマー1−S及び2−
S、並びに溶液ポリマー4−S、5−S及び6−S)。
疎水性部分の増粘効果の増大によって示された(溶液ポ
リマー3−S…より大きな疎水性物質と7−S…より小
さな疎水性物質との比較)。
添加されるシクロデキストリン 本実施例では、エマルション重合を、メカニカルスター
ラー、温度調整装置、コンデンサー、モノマー及び開始
剤供給ライン及び窒素供給口を備えた4つ口の4リット
ルの丸底フラスコ中で行った。
名)XN−45Sアニオン性界面活性剤(Triton
#1)を、表6に示されたグラムで、室温で該反応フラ
スコに添加した。内容物を、窒素をパージして攪拌しな
がら85℃に加熱した。脱イオン水(H2O #2)の
モノマーエマルション、Triton(商品名)XN−
45Sアニオン性界面活性剤(Triton#2)及び
モノマーを表6に示されたグラムで調製した。
の3重量%を反応がまに添加し、次に、脱イオン水25
g中の炭酸ナトリウム0.35重量%(モノマーの総重
量基準)及び脱イオン水30g中の過硫酸ナトリウム
0.35重量%(モノマーの総重量基準)を添加した。
発熱が収まった後、メチル−β−シクロデキストリン及
びTriton XN−45S(Triton#3)ア
ニオン性界面活性剤を、表6に示されたグラムで添加し
た。モノマーエマルションの残量を、3時間かけて、脱
イオン水210g中の過硫酸ナトリウム0.05%(モ
ノマーの総重量基準)からなる開始剤溶液と共に供給し
た。
XN−45Sアニオン性界面活性剤(Triton#
1)、メチル−β−シクロデキストリン及び氷酢酸を、
表6に示されたグラムで、室温で反応フラスコに添加し
た。内容物を、窒素をパージ下、攪拌しながら75℃に
加熱した。脱イオン水(H2O #2)、Triton
(商品名)XN−45Sアニオン性界面活性剤(Tri
ton#2)及びモノマーのモノマーエマルションを表
6に示されたグラムで調製した。t−ブチルヒドロペル
オキシド1.7g、脱イオン水105g中の過硫酸アン
モニウム1.8g及び脱イオン水105g中の亜硫酸水
素ナトリウム2.7gを調製した。
素ナトリウム0.2g、脱イオン水10g中の過硫酸ア
ンモニウム0.44g及び硫酸第一鉄の溶液15g
(0.15重量%)を反応フラスコに添加した。モノマ
ーエマルション及び開始剤溶液を3時間かけて温度を7
5℃で維持しながら供給した。表7は、最終ポリマーの
組成(ポリマーの総重量を基準とした重量%で示す)を
示す。 注記**:方法Bによって調製;その他は方法Aによっ
て調製
クタリゼーション 実施例4の水への溶解度が小さいモノマーが実際に最終
ポリマーにランダムに組み込まれているかどうかを決定
するため、いくつかの手段を使用した。第1には、攪拌
渦周辺の、水への溶解度が非常に小さいモノマーだまり
の欠如が、水への溶解度が非常に小さいモノマーの最終
ポリマーへの良好な転化を示した。第2には、(そのま
まか、遠心分離によるか、あるいはクリーム相から)収
集され及び光学顕微鏡検査法によって特性決定される、
1〜10ミクロンの大きな粒子及びモノマーの液滴の欠
如が、水への溶解度が非常に小さいモノマーの最終ポリ
マーへの良好な組み込みを示した。第3には、ゲル(1
00メッシュの篩を通して収集される)の生成の欠如
が、重合が一般的に良好に行われたことを示した。最後
に、文献データを用いたコポリマーの計算値と、20℃
/分の加熱速度で示差走査熱量計によって測定されるも
のとがほぼ同じガラス転移温度であることが、非常に水
への溶解度の小さいモノマーが良好に組み込まれ、ラン
ダムコポリマーを形成したことを示した。結果を表8に
示す。
ラー、温度調整装置、コンデンサー、モノマー及び開始
剤供給ライン及び窒素供給口を備えた4つ口の5リット
ルの丸底フラスコ中で行った。1,200gの脱イオン
水、0.53gの炭酸ナトリウム、1.13gのSol
usol(商品名)スルホン化エステル界面活性剤(7
5%の水溶液)及び表9に示された量のメチルβ−シク
ロデキストリン(50.8%の水溶液)を反応フラスコ
に室温で添加した。
80℃に加熱した。1gの過硫酸ナトリウム及び174
gの脱イオン水からなる開始剤溶液を調製し、35gの
開始剤溶液を反応がまに充填した。252gの脱イオン
水、21.53gのSolusol(商品名)スルホン
化エステル界面活性剤(75%の水溶液)、250gの
n−ビニルピロリドン、740gのエチルアクリレート
及び20gのn−ドデシルメルカプタンからなる乳化さ
れたモノマー混合物を調製した。脱イオン水135g中
の10gのメタクリル酸からなるメタクリル酸溶液を調
製した。
タクリル酸溶液及び開始剤溶液の残量を、4時間かけて
反応フラスコに添加した。乳化されたモノマー混合物、
メタクリル酸溶液及び開始剤溶液の残量を反応フラスコ
に供給した後、分散液を80℃で30分間保持し、次に
室温まで冷却した。最終ポリマーの組成は、25NVP
/74EA/1MAAであった。
過クロマトグラフィーによって測定した。表10は分子
量のデータを示す。
トリンをn−ドデシルメルカプタン(疎水性連鎖移動
剤)で複合化することにより、疎水性連鎖移動剤が添加
されるエマルションポリマーの重量平均及び数平均分子
量を減少させるという点で、n−ドデシルメルカプタン
の効率が改良されるということが分かった。メチルβ−
シクロデキストリン(疎水性連鎖移動剤)の量を増す
と、n−ドデシルメルカプタンの効率は更に改良され
た。
E、24−E、25−E及び26−Eから、それぞれ1
0gを直径4インチのペトリ皿中で乾燥することによっ
て調製した。小さな試験片を該フィルムから切り出し、
計量し、脱イオン水中に浸漬した。該試験片を定期的に
取り出し、表面水を軽くたたいて除去し、計量して、吸
収された水の量を測定した。結果を、フィルムの総重量
に基づく吸収された水の重量%で、表11に報告する。
ら形成されたエマルションポリマー(2−EHAからの
エマルションポリマー25−E及びBAからのエマルシ
ョンポリマー26−Eに対する、LMAからのエマルシ
ョンポリマー19−E及び24−E)は、同一の条件下
でより少ない量の水を吸収するということが分かった。
Claims (13)
- 【請求項1】 重合単位として、水への溶解度が小さい
少なくとも1つのモノマーを含むポリマーを水性系にお
いて形成する方法であって、(a)水への溶解度が小さ
い少なくとも一つのモノマーを、疎水性キャビティを有
する高分子有機化合物と複合化する工程;及び、(b)
ポリマーの総重量を基準として、約0.1重量%〜約1
00重量%の前記の複合化されたモノマーの水への溶解
度の小さいモノマーと、ポリマーの総重量を基準とし
て、約0重量%〜約99.9重量%の水への溶解度が大
きい少なくとも一つのモノマーとを、水性系において重
合させる工程:を含む前記方法。 - 【請求項2】 重合単位として、水への溶解度が大きい
モノマーを含む、水への溶解度が小さいポリマーを水性
系において形成する方法であって、 (a)(i)水への溶解度が大きいモノマー;及び、
(ii)疎水性キャビティを有する高分子有機化合物;
及び、(iii)水:を含む反応混合物を形成する工
程、 (b)該反応混合物を重合させる工程、を含む前記方
法。 - 【請求項3】 疎水性キャビティを有する前記高分子有
機化合物が、シクロデキストリン、シクロデキストリン
誘導体、シクロイヌロヘキソース、シクロイヌロヘプト
ース及びシクロイヌロクトース、カリキサレン及びキャ
ビタンドからなる群から選ばれる有機化合物である請求
項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 疎水性キャビティを有する前記高分子有
機化合物が、α−シクロデキストリン、β−シクロデキ
ストリン及びγ−シクロデキストリンからなる群から選
ばれるシクロデキストリンである請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 疎水性キャビティを有する前記高分子有
機化合物が、α−シクロデキストリン、β−シクロデキ
ストリン及びγ−シクロデキストリンのメチル、トリア
セチル、ヒドロキシプロピル及びヒドロキシエチル誘導
体からなる群から選ばれるシクロデキストリン誘導体で
ある請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 疎水性キャビティを有する前記高分子有
機化合物が、メチル−β−シクロデキストリンである請
求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記ポリマーがエマルション重合によっ
て形成される請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項8】 前記ポリマーが溶液重合によって形成さ
れる請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項9】 さらに、疎水性キャビティを有する前記
高分子有機化合物を、前記ポリマーから解離する工程を
含む請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 水への溶解度が小さい連鎖移動剤の効
率を改良する方法であって、(a)水への溶解度が小さ
い連鎖移動剤を疎水性キャビティを有する高分子有機化
合物と複合化する工程;及び、(b)水性溶液重合及び
エマルション重合からなる群から選ばれる重合反応に、
該複合体を添加する工程、を含む前記方法。 - 【請求項11】重合単位として以下を有するコポリマー
であって、(a)該コポリマーの総重量を基準として、
約1.0重量%〜約99.0重量%の水への溶解度が小
さいモノマー;及び、(b)該コポリマーの総重量を基
準として、約1.0重量%〜約99.0重量%の水への
溶解度が大きい少なくとも一つのモノマー、エマルショ
ン重合によって水中で形成され、示差走査熱量計によっ
て20℃/分で測定すると単一のガラス転移温度を示す
コポリマー。 - 【請求項12】(a)疎水性キャビティを有する少なく
とも一つの高分子化合物; (b)水への溶解度が小さい少なくとも一つのモノマ
ー;及び、 (c)水:を含む反応混合物。 - 【請求項13】(a)疎水性キャビティを有する少なく
とも一つの高分子化合物;及び、(b)水への溶解度が
小さい少なくとも一つのモノマー:を含む複合体。
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