JPH0819808B2 - 折り戸装置 - Google Patents

折り戸装置

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JPH0819808B2
JPH0819808B2 JP8460889A JP8460889A JPH0819808B2 JP H0819808 B2 JPH0819808 B2 JP H0819808B2 JP 8460889 A JP8460889 A JP 8460889A JP 8460889 A JP8460889 A JP 8460889A JP H0819808 B2 JPH0819808 B2 JP H0819808B2
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信幸 山田
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F7/00Accessories for wings not provided for in other groups of this subclass
    • E05F7/005Aligning devices for wings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D15/00Suspension arrangements for wings
    • E05D15/26Suspension arrangements for wings for folding wings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof characterised by the type of wing
    • E05Y2900/132Doors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/42Rigid engaging means

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一対の扉体の相対する体端側の回動自在に
連結して折り畳み自在とした折り戸を有する折り戸装置
に関する。
(従来の技術) この種の折り戸装置は、例えば洋服だんすやクロージ
ット等の家具の収納空間の前面を開閉する扉用として用
いられている。
従来、このような家具の扉用として用いられている折
り戸装置は、例えば特開昭61−254776号公報に記載され
ているような構造が知られている。
これは、例えば第10図に一部省略して示すように、折
り戸aの一対の扉体bの相対する内端側を回動自在に連
結し、かつ、各扉体bの外端側上下部に、家具本体の前
面開口部の上下縁部に配設されたガイドレールcに沿っ
て移動自在とするローラ機構およびこのローラ機構に対
して扉体bを回動自在に支持するヒンジ機構を有するガ
イドヒンジ体dがそれぞれ取付けられている。
そして、家具の前面を閉塞する折り戸aの一対の扉体
bのいずれか一方あるいは両方を他方に向けて寄せつつ
前方へ引出すことにより、一方あるいは両方の扉体bの
上下のガイドヒンジ体dのローラ機構がガイドレールc
に沿って移動するとともに、ガイドヒンジ体dのピンジ
機構を介して両扉体bの裏面が合わさるように一体的に
折り畳まれ、家具本体の前面が開放される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような折り戸装置では、折り戸aを
開放した状態つまり一対の扉体bを一体的に折り畳んだ
状態のままガイドレールcに沿って移動させ、家具本体
の左右のどちら側にも折り戸aを寄せられるようにして
いる。
しかし、折り戸aを開放した状態つまり一対の扉体を
一体的に折り畳んだ状態のままガイドレールcに沿って
移動させる際には、第10図に示すように、折り畳まれた
折り戸aの先端部を持って移動されると、その折り戸a
の先端部に加わる移動力Fに対し、左側の扉体bには圧
縮力Cが、右側の扉体bには引張り力Tがそれぞれ加わ
るため、各扉体bのガイドヒンジ体dは図中2点鎖線で
示すようにガイドレールcに対して斜めになり、このガ
イドヒンジ体dのガイドレールcに対する走行性を著し
く損なう。
そのため、折り戸aに加えられる移動力Fとの関係に
より、折り戸aが間欠的に振れながら移動するなど、折
り戸aを折り畳んだ状態のままでスムーズな移動を行な
えなかった。
本発明は、上述のような点に鑑みてなされたもので、
折り戸を開放した状態つまり一対の扉体を一体的に折り
畳んだ状態のままで、折り戸をガイドレールに沿ってス
ムーズに移動させることができる折り戸装置を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の折り戸装置は、一対の扉体12の相対する内端
部をヒンジ13にて回動自在に連結して一体的に折り畳み
自在とした折り戸11と、この折り戸11を支持した両扉体
12の一体的な折り畳み開閉をガイドする上下のガイドレ
ール81,91と、上記折り戸11の両扉体12の外端部の上下
部の少なくとも一方にそれぞれ取着され両扉体12が最も
折り畳まれた最開放時に近接する両扉体12の外端部を着
脱可能に連結するガイドヒンジ体21,61とを具備し、上
記ガイドヒンジ体21,61は、上記両扉体12の外端部に固
定されるベース22と、このベース22にヒンジ機構23にて
水平方向に回動自在に軸支された支持部材24,62と、こ
の支持部材24,62の上部に設けられ上記ガイドレール81,
91に沿って移動可能に支持された複数のローラ50,72を
有するガイド部材25,63と、上記支持部材24,62の内端部
に設けられ両扉体12が最も折り畳まれた最開放時に近接
する相手方の扉体12の支持部材24,62を着脱可能に連結
保持する複数の保持片44,68を有する連結部42,69とを備
えているものである。
(作用) 本発明の折り戸装置では、折り戸11の両扉体12を最も
折り畳んだ最開放時には、両扉体12の外端部に装着した
ガイドヒンジ体21,61の連結部42,69の複数の保持片44,6
8によって両扉体12の外端部が一体的に連結保持される
ことにより、折り戸11を開放した状態、つまり一対の扉
体12を一体的に折り畳んだ状態のままガイドレール81,9
1に沿って移動させる際には、この折り戸11の折り畳ま
れた先端部を持って移動されても、ガイドヒンジ体21,6
1がガイドレール81,91に対して斜めになることが防止さ
れ、折り戸11がガイドレール81,91に沿ってスムーズに
移動される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を第1図ないし第6図
を参照して説明する。
第1図ないし第3図において、1は家具で、この家具
1は天板2、底板3、左右の側板4及び裏板5とにより
前面を開口した収納空間6を有して形成されている。
また、11は折り戸で、上記家具1の収納空間6の前面
を3枚の折り戸11にて閉塞可能としており、そして、こ
の各折り戸11は、左右に配設される一対の縦長の扉体12
を有し、この両扉体12の相対する内端部を複数のヒンジ
13によって回動自在に連結して両扉体12の後面側を合せ
るように一体的に折り畳み自在に連結されている。な
お、上記ヒンジ13は、両扉体12が平行に伸ばされた状態
を弾性的に保持する構造のものが用いられている。
上記各折り戸11の各扉体12の外端部の上端部には上部
のガイドヒンジ体21が取付けられている。このガイドヒ
ンジ体21は、その扉体12に固定されるベース22と、この
ベース22にヒンジ機構23にて水平方向に回動自在に支持
された支持部材24と、後述するガイドレール81に沿って
移動可能に支持されるガイド部材25とを備えている。
上記ベース22は、扉体12の後面の埋込溝12aに埋込ま
れる縦断面略コ字状のベースカップ26を有し、このベー
スカップ26の上下の縁部から扉体12の後面に接合する取
付片27がそれぞれ突設され、この各取付片27を通じて扉
体12に複数の固定ねじ28を螺着することにより、ベース
カップ26が扉体12に固定されている。
また、ベースカップ26の内側には縦断面略コ字状のヒ
ンジカップ29が嵌合され、このヒンジカップ29は、ベー
スカップ26の内側に対して外端方向から挿脱可能とし、
そのベースカップ26への挿入状態ではベースカップ26の
内側に位置決め保持され、上下の両外端部にベースカッ
プ26の上下縁部の外端面に接合する取付片30が突設さ
れ、この取付片30を通じてベースカップ26の上下縁部の
外端面に螺着される各取付ねじ31により固定されてい
る。そして、ヒンジカップ29の外端近傍の上下縁部間に
上記ヒンジ機構23のヒンジ軸23aが圧入固定されてい
る。
上記支持部材24は、上記ベース22にヒンジ軸23aを介
して揺動可能に支持される支持アーム32と、この支持ア
ーム32に取付けられる支持プレート33とからなってい
る。この支持アーム32は、外端部が上記ヒンジ軸23aに
回動可能に嵌合され、ヒンジ軸23aを中心に揺動してヒ
ンジカップ29の内側に進退可能としており、第4図のよ
うに、後面に図示しないねじ孔を有するボス34が突設さ
れているとともに、このボス34の両外側部にリブ35がそ
れぞれ突設されている。
また、上記支持部材24の支持プレート33は、垂直板部
36と水平板部37とを有して略L字状に形成され、第6図
のように、垂直板部36に上記支持アーム32のボス34を貫
通嵌合する嵌合孔38が設けられているとともに、この嵌
合孔38の開口縁部の両側部には相対して上記リブ35を嵌
合する溝孔39がそれぞれ設けられている。そして、上記
支持アーム32のボス34を嵌合孔38に嵌合して垂直板部36
の後面に突出させた状態で、第3図に示すように、その
ボス34の周囲に環状のスペーサ40を嵌合して固定ねじ41
をボス34のねじ孔に螺着することにより、固定ねじ41の
頭部がスペーサ40に当接して支持アーム32と支持プレー
ト33とが締付け固定され、かつ、リブ35と溝孔39とを嵌
合で回り止めされている。
また、上記垂直板部36の内端縁部に連結部42が突設さ
れている。この連結部42は、スリット43を介して上下方
向に並設された3片の保持片44を有し、第4図および第
5図に示すように、最上部および最下部の2つの保持片
44と中間部の保持片44とは垂直板部36の前後面方向に交
互に略板厚分だけ突出されており、この各保持片44の先
端部には導入部45が拡開形成されている。
なお、第4図および第5図に示すように、一対の各扉
体12に装着される左右の各支持プレート33の各連結部42
では、各保持片44の前後方向の突出方向が交互に異なる
ようになっており、すなわち、左側の扉体12に装着され
る支持プレート33の連結部42では最上部および最下部の
保持片44が前側に突出するとともに、その中間部の保持
片44が後側に突出し、右側の扉体12に装着される支持プ
レート33の連結部42では最上部および最下部の保持片44
が後側に突出するとともに、その中間部の保持片44が前
側に突出しており、これによって、第5図に示すよう
に、左右の両支持プレート33の連結部42の各保持片44が
交互に組合うことができるようになっている。
また、上記水平板部37には両端部に切欠溝46,47がそ
れぞれ設けられているとともに、その中間部に通孔48が
設けられている。
上記ガイド部材25は、上下方向の板状のホルダ49を有
し、このホルダ49の前後両側面に複数のローラ50がそれ
ぞれ回転自在に軸着されており、このホルダ49の両端部
から下方に向かって突設された連結突部51が上記支持プ
レート33の水平板部37に形成された切欠溝46,47にそれ
ぞれ嵌合され、この水平板部37の通孔48を通じてホルダ
49の底面に調整ボルト52が螺着されている。
そして、この調整ボルト52により、ホルダ49に対して
支持プレート33の上下方向位置を調整することによって
扉体12の上下方向の位置が調整されるようになってい
る。なお、上記ホルダ49の前後両側面には、上記各連結
突部51の上部位置に後述するガイドレール81と接触可能
とする摺動突部53が突設されているとともに、上記各連
結突部51の下端にはフランジ51aが突設されている。
つぎに、上記折り戸11の各扉体12の外端部の下端部に
は下部のガイドヒンジ体61が取付けられている。この下
部のガイドヒンジ体61は、その扉体12に固定されるベー
ス22と、このベース22にヒンジ軸23aにて水平方向に回
動自在に支持された支持部材62と、後述するガイドレー
ル91に沿って移動可能に支持されるガイド部材63とを備
えている。
上記ベース22は、上記上部のガイドヒンジ体21のベー
ス22と同一のものを用いる。
また、上記支持部材62は、上記上部のガイドヒンジ体
21と同様に支持アーム32と支持プレート64とを有し、こ
の支持プレート64は、垂直板部65と水平板部66とを有
し、上記垂直板部65には、支持アーム32のボス34及びリ
ブ35がそれぞれ嵌合する図示しない嵌合孔及び溝孔がそ
れぞれ設けられているとともに、内端縁部にスリット67
を介して上下方向に並設された3片の保持片68を有する
連結部69が設けられている。
また、上記水平板部66には左右に離間して一対の通孔
70が設けられている。なお、上記連結部42と同様に、一
対の各扉体12に装着される左右の各支持プレート64の各
連結部69では、各保持片68の前後方向の突出方向が交互
に異なるようになっており、これによって、左右の両支
持プレート64の連結部69の各支持片68が交互に組合うこ
とができるようになっている。
上記ガイド部材63は、一対のホルダ71を有し、この一
対のホルダ71の前後両側面の四隅には複数のローラ72が
それぞれ回転自在に軸着しており、このホルダ71の上面
に連結されたロッド73が上記支持プレート64の水平板部
66の通孔70を貫通してガイド筒74内に上下動自在に挿入
され、このガイド筒74内でロッド73の上端部のリング75
と水平板部66との間にスプリング76が嵌合されている。
そして、このスプリング76の付勢により、ロッド73を介
して各ローラ72などが上方に向かって付勢支持されてい
る。また、各ガイド筒74は支持プレート64にねじ止めな
どの手段によって取付けられるケース77の内側に保持さ
れている。
上記家具1の天板2の前端下縁部に沿って上部のガイ
ドレール81が取付けられ、このガイドレール81は、断面
略コ字状で内部に上記上部のガイドヒンジ体21のローラ
50が転動自在に嵌合するレール溝82が設けられ、下面中
央に上記ホルダ49が移動可能とするガイド溝83が設けら
れ、このガイド溝83の両側縁部に各ローラ50の下面を支
持する受面84が設けられている。
つぎに、上記家具1の底板3の前端下縁部に沿って埋
込溝3aが形成され、この埋込溝3aに下部のガイドレール
91が埋設されている。このガイドレール91は、断面略コ
字状で内部に上記下部のガイドヒンジ体61の各ローラ72
を転動自在に嵌合するレール溝92が形成され、その上面
中央には上記ロッド73が移動するガイド溝93が形成さ
れ、このガイド溝93の両側縁部に上記各ローラ72の上面
を支持するローラ受面94が形成されている。
なお、上記折り戸11の各扉体12の前面略中央には取手
95がそれぞれ取付けられている。
そうして、家具1に装着された折り戸11の一対の扉体
12は、上部のガイドレール81に各ローラ50が引掛かって
いる上部のガイドヒンジ体21によって吊下げ支持され、
また、下部のガイドレール91に各ローラ72が嵌合してい
る下部のガイドヒンジ体61のスプリング76によって下方
に付勢されている。また、上部のガイドヒンジ体21のヒ
ンジ軸23aと下部のガイドヒンジ体61のヒンジ軸23aとは
垂直方向に同一軸線上に配設されており、各扉体12を平
行に開閉回動することが可能になっている。
つぎに、折り戸11の閉塞状態では、各扉体12が平行に
伸ばされた状態でヒンジ13にて保持され、この全ての折
り戸11が平行に並ぶことにより家具1の収納空間6の前
面を完全に閉塞することができる。また、このときの上
部のガイドヒンジ体21の状態を第4図に示し、下部のガ
イドヒンジ体61についても同様の状態にある。
また、折り戸11を開放するには、例えば、左側の扉体
12の取手95をもって手前側に引出すように操作するとと
もに、この左側の扉体12の外端縁部を右側の扉体12に寄
せるように操作することにより、左側の扉体12の上部の
ガイドヒンジ体21の各ローラ50が上部のガイドレール81
に沿って移動されるとともに、下部のガイドヒンジ体61
の各ローラ72が下部のガイドレール91に沿って移動さ
れ、かつ、第5図に示すように(上部のガイドヒンジ体
21を示す)、各扉体12の上下のガイドヒンジ21,61のヒ
ンジ軸23aを支点として両扉体12が一体的に開放回動さ
れる。そして、折り戸11を中央のヒンジ13にて両扉体12
の後面が合わさるように右側に寄せて一体的に折り畳ま
れるとにより、この折り戸11の左側に収納空間6の前面
が開放される。
なお、この折り戸11の開放については、両扉体12とも
上下の各ガイドヒンジ体21,61によって移動できるた
め、上記とは逆に、右側の扉体12を左側の扉体12に寄せ
て一体的に折り畳み、この左側に寄せた折り戸11の右側
に収納空間6の前面に開放することができ、かつ、両方
扉体12を同時に寄せて一体的に折り畳み、折り戸11の両
側に収納空間6の前面を開放することもできる。
そして、このように折り畳んだ折り戸11は、その折り
畳んだ状態のまま収納空間6の前面に沿って左右に移動
させることができ、全ての折り戸11を折り畳んで収納空
間6の一側に寄せることにより、収納空間6の前面を大
きく開口することができる。
そうして、折り戸11の両扉体12を最も折り畳んだ最開
放状態では、第5図および第6図に示すように(上部の
ガイドヒンジ体21を示す)、一対の各扉体12の上下部の
各ガイドヒンジ体21,61が近接し、この各ガイドヒンジ
体21,61の連結部42,69がそれぞれ一体的に連結される。
すなわち、上部のガイドヒンジ体21で説明すると、第5
図および第6図に示すように、各連結部42の各保持片44
が近接する相手方の各保持片44と前後に交互に擦れ違っ
て相手方の各垂直板部36の前後両側面に交互に嵌合して
組合い、これによって、最も折り畳んだ最開放状態の両
扉体12の外端側が一体的に連結される。
このように、両扉体12の各ガイドヒンジ体21,61が一
体的に連結されるため、折り戸11を開放した状態つまり
一対の扉体12を一体的に折り畳んだ状態のままガイドレ
ール81,91に沿って移動させる際には、第10図に示すよ
うに、折り戸11の折り畳まれた一対の扉体12の先端部を
持って移動され、その先端部に移動力Fが加えられて
も、ガイドヒンジ体21,61のガイド部材25,63がガイドレ
ール81,91に対して斜めになることがなく、折り戸11が
間欠的に振れながら移動することを防止でき、折り戸11
の移動をスムーズに行なうことができる。
一方、上記のように折り畳まれて連結部42,69により
連結状態にある折り戸11を閉鎖するには、扉体12の一方
あるいは両方の外端部を離反する方向に移動させること
により、連結部42,69の連結が外れて扉体12を閉鎖回動
させることができる。また、折り戸11は両扉体12を伸ば
した平行状態のままでも収納空間6の前面を左右に移動
させることも可能である。
次に、本発明の他の実施例を第7図ないし第9図を参
照して説明する。
上記実施例のガイドヒンジ体21,61とはヒンジ機構23
の構造が異なっている。この実施例のヒンジ機構23で
は、第1のリンクアーム101と第2のリンクアーム102と
を備え、これらの両リンクアーム101,102の一端部は扉
体12に埋込まれるベース22に支軸103,104によって回動
自在に軸着されるとともに、両リンクアーム101,102の
他端部は支持部材24,62に取付けられたアーム取付部材1
05に支軸106,107によって回動自在に軸着されている。
上記ベース22は、扉体12の後面でかつ扉体12の外端部
から内側にずれた位置に設けられた埋込孔12bに埋込ま
れるベースカップ108を有し、このベースカップ108の上
下の縁部から扉体12の後面に固定ねじ28によって取付け
られる取付片109がそれぞれ突設されている。
また、上記アーム取付部材105は、支持部材24,62の支
持プレート33,64から直角に折曲された取付板部110にね
じ111によって取付けられる取付片112と、この取付片11
2の上下部に平行に固定され取付板部110の上下面に嵌合
されるとともに両リンクアーム101,102が支軸106,107に
よって軸着される一対のアーム支持片113とからなって
いる。
そして、折り戸11を開閉すると、ガイドレール81,91
に沿って移動する支持部材24,62に対して扉体12のベー
ス22は両リンクアーム101,102を介して開閉回動され
る。このとき、折り戸11の扉体12の開放回動により、両
リンクアーム101,102が次第に前方に向かって可動伸長
されてベース22が扉体12とともに開放回動されながら前
方に押し出される。また、折り戸11の扉体12の閉鎖回動
により、両リンクアーム101,102が次第に後方に向かっ
て回動収縮されてベース22が扉体12とともに閉鎖回動さ
れながら後方に引き込まれる。
そうして、このようなヒンジ機構23の構造を採ること
により、扉体12を開放した際に、ヒンジ機構23によって
扉体12を家具1から前方へ移動させ、扉体12の外端部を
家具1の本体から前方へ離反させることができるため、
ベース22を扉体12の外端部から内側にずれた位置の埋込
孔12bに埋込むことができ、折り戸11を開放した際に閉
鎖状態にある他の折り戸11の扉体12の端部にベース22が
見えることがなく、外観の向上を図れる。
また、第7図に示すように、下部のガイドヒンジ体61
はガイド部材63の構造は、一対のロッド73に対して1つ
のホルダ121とし、このホルダ121の両端部にローラ72を
回動自在に軸着することにより、構造を簡素化でき、安
価にできる。
なお、上記各実施例では上下のガイドヒンジ体のいず
れにも連結部を設けているが、少なくとも一方にあれ
ば、折り戸の折り畳み状態での移動をスムーズに行なえ
る。
また、上記実施例では、家具に折り戸を採用した場合
を示したが、家具などの収納空間の前面を開閉する扉体
に限らずに、部屋の仕切り用として用いる扉体であって
もよく、この場合には、複数の折り戸を用いてもその全
ての折り戸を折り畳んで一側に寄せることができるの
で、仕切り用としても有効利用することができる。
(発明の効果) 本発明によれば、折り戸の一対の扉体を最も折り畳ん
だ最開放時には、一対の扉体の外端部に取着されたガイ
ドヒンジ体に設けた連結部の複数の保持片によって一対
の扉体のガイドヒンジ体の相互を一体的に連結保持する
ことができ、このため、折り戸を開放した状態つまり一
対の扉体を一体的に折り畳んだ状態のままでガイドレー
ルに沿って移動させる際に、折り戸の折り畳まれた先端
部を持って移動されても、ガイドヒンジ体のガイド部材
がガイドレールに対して斜めになって走行性が損なわれ
ることを確実に防止でき、折り戸をガイドレールに沿っ
てスムーズに移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の折り戸装置の一実施例を示す正面図、
第2図は後側から見た一部の断面図、第3図は側方から
見た一部の断面図、第4図は折り戸の閉鎖状態の一部の
平面図、第5図は折り戸の開放状態の一部の平面図、第
6図は支持プレートの正面図、第7図は本発明の折り戸
装置の他の実施例を示す後側から見た一部の断面図、第
8図はその側方から見た一部の断面図、第9図はその一
部の平面図、第10図は折り戸に作用する力の関係につい
て説明する平面図である。 11……折り戸、12……扉体、13……ヒンジ、21……ガイ
ドヒンジ体、22……ベース、23……ヒンジ機構、24……
支持部材、25……ガイド部材、42……連結部、44……保
持片、50……ローラ、61……ガイドヒンジ体、62……支
持部材、63……ガイド部材、68……保持片、69……連結
部、72……ローラ、81,91……ガイドレール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の扉体の相対する内端部をヒンジにて
    回動自在に連結して一体的に折り畳み自在とした折り戸
    と、 この折り戸を支持して両扉体の一体的な折り畳み開閉を
    ガイドする上下のガイドレールと、 上記折り戸の両扉体の外端部の上下部そ少なくとも一方
    にそれぞれ取着され両扉体が最も折り畳まれた最開放時
    に近接する両扉体の外端部を着脱可能に連結するガイド
    ヒンジ体とを具備し、 上記ガイドヒンジ体は、上記両扉体の外端部に固定され
    るベースと、このベースにヒンジ機構にて水平方向に回
    動自在に軸支された支持部材と、この支持部材の上部に
    設けられ上記ガイドレールに沿って移動可能に支持され
    た複数のローラを有するガイド部材と、上記支持部材の
    内端部に設けられ両扉体が最も折り畳まれた最開放時に
    近接する相手方の扉体の支持部材を着脱可能に連結保持
    する複数の保持片を有する連結部とを備えている ことを特徴とする折り戸装置
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