JPS61254776A

JPS61254776A - 収納装置

Info

Publication number: JPS61254776A
Application number: JP9499485A
Authority: JP
Inventors: 石沢　謙二; 東　千代一
Original assignee: Daiken Trade and Industry Co Ltd; Murakoshi Seiko KK
Current assignee: Daiken Trade and Industry Co Ltd; Murakoshi Seiko KK
Priority date: 1985-05-02
Filing date: 1985-05-02
Publication date: 1986-11-12
Also published as: JPH0532548B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、中折れ式の鐸を有する洋服だんすやクロージ
ットなどの収納装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、洋服だんすなどにおいて、収納本体の前面開口部
に中折れ式の一対の扉体を設けたものでは、その一方の
扉体の外端部を収納本体に回動自在に軸架するとともに
、他方の扉体の上下端部に設けたランナーを収納本体の
前面開口部に対向して取付けたレールに摺動自在に挿入
し、一対の扉体を収納本体の一方に寄せて開くようにし
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のような収納装置においては、収納本体の前面端部
が露出するため、扉との間に隙間が生じ、取付具が見え
る。また、収納装置同士を連結する場合継手が目立つ等
見苦しい。さらに、一対の扉体の開き方向が決められて
いるため、収納装置の配置や組合せに制限を受けるとと
もに、扉の軸架部付近の収容物の出入れが困難であった
。

本発明は、上述のような問題を解決しようとするもので
収納本体の前面端部を扉体で覆うことにより隙間を見え
なくし、外観を向上させるとともに、一対の扉体を左右
いずれの方向からも開閉できるようにし、適用場所や組
合せの種類を増やせるとともに、収容物の出入れを容易
にすることを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の収納装置は、前面を開口した収納本体２と、こ
の収納本体２の前面開口部の上下部に沿って設けられた
上下部のレール１３．１４と、上記収納本体２の前面開
口部に対して配設され互いに隣接した内端部でヒンジ１
１により外方に回動自在に連結された一対の扉体１０と
、この一対の扉体１０の背面側外端上下部に取付けられ
て上記上下部のレール１３．１４に移動自在に係合され
かつ一対の扉体１０を外方に回動自在に支持する上下部
の移動具１５゜１６とを備えたものである。

〔作用〕

本発明の収納装置は、収納本体の前端部と扉体背面部と
を当接可能にして収納本体の前端部を覆い隠し、また、
一対の扉体のいずれかを一方または他方に向って引くこ
とにより、一対の扉体は外方に向って回動して折りたた
まれるとともに、いずれかの方向に一対のの体が移動し
、一対の扉体をいずれの方向へも開けるようにしたもの
である。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図および第２図において、１は洋服たんすのような
収納装置を示すもので、この収納装置１は、前面を開口
した箱状の収納本体２を有している。この収納本体２は
、後板３、両側の側板４、天板５および底板６からなり
、この天板５の上面と底板６の下面との前端からやや後
方位置に薄板７．８が取付けられている。

上記収納本体２の前面開口部に対して中折れ式のｍ９が
配設されている。この扉９は、左右一対の扉体１０から
なり、この一対の扉体１０はその中間の互いに隣接した
内端部で内側上下のヒンジ１１により外方に折りたたみ
回動自在に連結されている。

また、上記一対の扉体１０の前面中間寄り位置に把手１
２が取付けられている。

そして、上記収納本体２の前面開口部の上下部に沿って
上下部のレール１３．１４が設けられている。

また、上記一対の扉体１０の背面側外端上下部に、上記
上下部のレール１３．１４に移動自在に係合するととも
に扉体１０を外方に回動自在に支持する上下部の移動具
１５．１６が取付けられている。

つぎに、上記上下部のレール１３．１４および上下部の
移動具１５．１６を、第３図ないし第６図について説明
する。

上記上部のレール１３は、上記天板５の上面の前縁部に
沿って取付けられており、前部の水平状のガイド部２１
と、その後部の上面を開口した断面はぼ口字状のガイド
部２２を有している。

また、上記下部のレール１４は、上記底板６の下面の前
縁部に沿って取付けられており、下面を開口した断面は
ぼ口字状のガイド部２３を有している。

上記上部の移動具１５は、枠体２５の前部の両側下部に
軸受板２６を介して軸２７で支持ローラ２８が軸架され
ているとともに、枠体２５の後部の両側下部に縦軸２９
を介して、周面に弾性環体３０を嵌着した水平ローラ３
１が軸架されている。また、上記枠体２５の中央部内に
支枠３２が上下動自在に嵌合され、この支枠３２の前部
中央に雌ねじ体３３が固定され、この雌ねじ体３３に、
上記枠体２５の前部上下方向にかつ回動自在に設けたね
じ軸３４が螺合されているとともに、上記支枠３２の後
部に、上記枠体２５の後部上下方向に設けたガイドロッ
ド３５が嵌挿されている。さらに、上記支枠３２の前端
部に一対のリンク３６の一端が回動自在に軸着され、こ
の一対のリンク３６の他端に取付板３１がそのカップ部
３８内で回動自在に軸着されている。

そして、上記取付板３１がそのカップ部３８を扉体１０
内に埋設して取付ねじ３９で固定され、かつ、上部のレ
ール１３のガイド部２１上に支持ローラ２８が支持され
ているとともに、ガイド部２２内に水平ローラ３１が係
合されている。

上記下部の移動具１６は、枠体４１の前部に可動枠４２
が上下動自在に設けられている。この可動枠４２は、枠
体４１の両側にガイドロッド４３が上下動自在に嵌合さ
れ、この両側のがイドロッド４３の下端部間および下端
部間に連結板４４．４５が取付けられ、この上下の連結
板４４．４５の中央部間に、上記枠体４１を貫通した作
動杆４６が連結され、この作動杆４６の下端突出部につ
まみ４７が取付けられている。また、上記両側のガイド
ロッド４３に枠体４１の上面と上部の連結板４４の下面
との間にコイルスプリング４８が張設され、可動枠４２
は常時上方に付勢されている。さらに、上記両側のガイ
ドロッド４３の上端部に、周面に弾性環体４９を嵌着し
た水平ローラ５０が軸架されている。また、上記枠体４
１の中央部内に支枠５１が嵌合固定され、この支枠５１
の前端部に一対のリンク５２の一端が回動自在に軸着さ
れ、この一対のリンク５２の他端に取付板５３がそのカ
ップ部５４内で回動自在に軸着されている。

そして、上記取付板５３がそのカップ部５４を扉体１０
内に埋設して取付ねじ５５で固定され、かつ、下部のレ
ール１４のガイド部２３内に水平ローラ５０が係合され
ている。

そうして、一対の扉体１０の収納本体２への装着にあた
っては、各扉体１０の上部の移動具１５を上部のレール
１３上に配置し、支持ローラ２８をガイド部２１上に当
接するとともに、水平ローラ３１をガイド部２２内に挿
入する。

ついで、下部の移動具１６における可動枠４２のつまみ
４１をもって可動枠４２とともに水平ローラ５０を引下
げ、この状態で水平ローラ５０を下部のし・−・ル１４
のガイド部２３の下方に位置させ、ついで、可動枠４２
の引下げを解いてスプリング４８により可動枠４２とと
もに水平ローラ５０を上方に移動復帰させ、水平ローラ
５０をガイド部２３内に挿入する。

そして、一対の扉体１０のいずれかの把手１２を持って
一方に引くと、扉体１０は上下部の移動具１５゜１６に
お【プるリンク３６．５２によって外方に回動しつつ一
方に引ぎ寄せられ、一方に折りたたまれて開く。

また、この扉体１０を開いた状態で、他方の扉体１０の
把手１２を持って他方に引くと、扉体１０は閉じる方向
に回動しつつ移動し、閉じられる。

また、一対の扉体１０の装着時に、上部の移動具１５の
ねじ軸３４を回動し、雌ねじ体３３を介して支枠３２を
上下動調節し、扉体１０の高さ位置を上下動調整する。

また、上下部のレール１３．１４の両端部には移動具１
５．１６の脱落を防止するストッパを設けるが、このス
トッパは収納本体２に突起物を直接取付けたものでもよ
い。

なお、上記実施例では、収納本体は箱体を示したが、壁
面収納の如く建築物の壁部に凹所を設けた収納本体の前
面開口部に扉体を取付けたクロージットにも適用でき、
この場合、上下部のレール１３、１４は天板５、底板６
の代りに、壁部凹所に固定された支持枠に取付ければよ
い。

また、収納本体は一対の扉体により閉塞されているが、
１つの収納本体に対し、２対以上の扉体を並べて取付け
た幅広の収納に適用できることは言うまでもなく、扉体
が左右自在に動くので、横長の収容物の出入れに適して
いる。

さらに、２対の扉体同士をヒンジにより回動自在に連結
することができ、４枚以上の折畳扉とすることも可能で
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、収納本体の画面端部を扉体で覆うこと
により隙間を見えなくし、レールや移動具等の取付具が
見えないとともに収納本体の変形や収納装置同士の連結
継手を目立たなくし、美観の向上を図ることができる。

また、一対の扉体のいずれかを一方または他方に向って
引くことにより、一対の扉体は外方に向って回動して折
りたたまれるとともに、いずれかの方向に一対の扉体が
移動し、一対の２体をいずれの方向へも開くことができ
、かつ他方の扉体を閉じる方向に引くことにより扉体を
回動により伸張しつつ閉じることができ、したがって、
一部屋の隅部に用いても扉体が邪魔することなく、また
、収納内部のどこからでも容易に物の出入れができるの
で、適用性や使用勝手の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の家具の一実施例を示す一部を切り欠い
た斜視図、第２図は第１図の縦断面図、第３図は第２図
の移動具部の拡大断面図、第４図は第３図の背面図、第
５図および第６図は第３図の横断面図である。２・・収納本体、１０・・扉体、１１・・ヒンジ、１３
．１４・・レール、１５．１６・・移動具。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）前面を開口した収納本体と、この収納本体の前面開口部の上下部に沿つて設けられた
上下部のレールと、上記収納本体の前面開口部に対して配設され互いに隣接
した内端部でヒンジにより外方に回動自在に連結された
一対の扉体と、この一対の扉体の背面側外端上下部に取付けられて上記
上下部のレールに移動自在に係合されかつ一対の扉体を
外方に回動自在に支持する上下部の移動具と、を備えたことを特徴とする収納装置。