JPH08174996A - 記録媒体及びこれを用いた画像形成方法 - Google Patents
記録媒体及びこれを用いた画像形成方法Info
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Abstract
もハガキやカ−ドとして利用できる記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 インク吸収性の基材の一方の面に、無機
顔料とバインダ−を主体とするインク受容層を設けた記
録媒体であって、基材の他方の面にカチオン性物質を塗
布又は含浸させたことを特徴とする記録媒体である。
Description
わけインクジェット記録方式を用いたカラー記録に有用
な記録媒体及びそれを用いた画像形成方法に関する。更
に本発明は、はがき、カード等の用途に適した記録媒体
に関する。
化、カラー化、高密度化が容易なことから注目されてお
り、インクジェット記録方式を用いた記録装置も普及し
ている。こうしたインクジェット記録方式には、例えば
特開昭59ー35977号公報や特開平1ー13568
2号公報に開示されるような、記録シートが用いられて
きた。
ェット記録装置を用いて、オリジナルな画像を手軽に作
成できるカードやはがきに対する要求も強い。
式を用いて、はがきやカードに印字する場合に、これら
の記録媒体に要求される性能としては、以下のものが挙
げられる。 1.少なくとも一方の面が、インクジェット記録を用い
て印刷に匹敵するだけの鮮明で濃度が高く、しかも高解
像度のカラー画像を形成可能な記録特性を有しているこ
とであり、表面に光沢を有すると更に望ましい、 2.少なくとも一方の面が、インクジェット記録による
鮮明な画像形成が可能であると同時に、通常の水性ペ
ン、ボールペン、鉛筆、万年筆等でも筆記可能であるこ
と、 3.いずれの面にインクジェット記録した際にも、反対
側の面にインクが浸みださないこと、 4.雨水等の水滴が画像に長時間付着しても、画像が滲
まないこと、 5.同様に、水滴が画像に長時間付着しても、再溶解し
た記録剤が、反対面に浸みださないこと、 等である。
を満足した、はがき、カードとして使用できる記録媒体
を提供することにある。
方式を用いて、オリジナルなカラー画像を有するはが
き、カードを手軽に低コストで作成できる画像形成方法
を提供することにある。
発明により達成される。
一方の面に無機顔料とバインダーを主体とするインク受
容層を設けた記録媒体であって、基材の他方の面にカチ
オン性物質を塗布又は含浸させた記録媒体であって、更
に坪量が、120g/m2 〜200g/m2 の範囲にあ
ること、基材の他方の面に、重量平均分子量が1000
以下のカチオン性低分子物質と重量平均分子量が200
0以上のカチオン性高分子物質を塗布又は含浸させた記
録媒体であること、前記のカチオン性低分子物質とカチ
オン性高分子物質が、重量比で20/1〜1/20の範
囲で含まれる記録媒体であること及びインク受容層表面
が、光沢処理されて成る記録媒体であることを含む。
し、少なくともアニオン性基を有する水溶性染料を含有
するインクを付与し、記録画像を形成することを特徴と
する画像形成方法であり、前記インクを記録信号に従い
オリフィスから液滴として吐出し、前記記録媒体に付与
し、前記インクがイエロー、シアン、マゼンタ及びブラ
ックの4色からなり、インクジェット方式を用いてイン
クを記録媒体に付与し、インクジェット方式がインクに
熱エネルギーを作用させてインクを吐出する方式である
ことを含む。
明する。
形成されたインク受容層により構成され、更に基材の反
対面側に付与されたカチオン性物質によりなる。
クに含有されるべき必須成分は、アニオン性基を少なく
とも含有する水溶性染料である。
BKP、NBKP等に代表される化学パルプ、サイズ
剤、填料を主体とし、その他の抄紙助剤を必要に応じて
用い、常法により抄紙されたものであり、使用されるパ
ルプ材としては、機械パルプや古紙再生パルプを併用し
ても良く、また、これらを主体とするものであってもよ
い。
ルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、石油樹脂
系サイズ、エピクロルヒドリン、アクリルアミド等があ
げられる。填料としては、炭酸カルシウム、カオリン、
タルク、二酸化チタン等があげられる。また、必要に応
じて、表面サイズ処理してもよい。
吸収性を有する必要がある。基材のステキヒトサイズ度
は、0〜15秒の範囲であることが好ましい。基材のイ
ンク吸収性が低い場合には、インクジェット記録におけ
る充分なインク吸収性を確保するために、基材の両面
に、必要以上の量の塗工層を設ける必要があり、製造の
困難さや、製造コストが増すだけでなく、通常の筆記具
での筆記性の悪化、はがき、カードとしての操作性の悪
化、折れ曲がりや表面の擦過によるコート層の脱落によ
る画像の損傷や、紙紛の発生等がある。
00g/m2 の範囲内が適当であり、少なくとも記録媒
体としては、120g/m2 〜200g/m2 の範囲内
であることが必要である。基材自体がインク吸収性であ
るために、記録媒体の坪量が120g/m2 に満たない
場合には、インクを受容した印字部が波打つコックリン
グが発生したり、インクが反対面に浸みだす裏抜けが発
生したり、また、画像に水滴が付着した際の再溶解した
記録剤が反対面へ浸みだしたりする等の問題が生じやす
く、また、坪量が200g/m2 を越える場合、はが
き、カードサイズの記録媒体では、紙のコシが強くなり
過ぎ、記録装置内での搬送特性が著しく低下する恐れが
ある。
ンダーを含み、かかるバインダーとしては、カゼイン、
でんぷん、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメ
チルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリアクリルアミド等、インクに対して膨潤性のあ
る親水性樹脂、SBRラテックス、アクリルエマルジョ
ン、スチレン/アクリル酸共重合体等の親水性部分と疎
水性部分を分子内に有する樹脂等が使用される。
や有機顔料を併用してもよい。
ナ、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ハイド
ロタルサイト、炭酸カルシウム、酸化チタン、クレイ、
タルク、(塩基性) 炭酸マグネシウム等を挙げることが
できるが、これらに限定されるわけではない。有機顔料
の例としては、尿素樹脂、尿素ホルマリン樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリスチレン樹脂等のプラスチックピグメ
ントを代表例として挙げることができるが、これに限定
されない。
ラフィン、ワックス、フッ素化合物等、撥水性を有する
物質及び前記のサイズ剤などを併用することができる。
固着剤、蛍光増白剤、界面活性剤、消泡剤、pH調整
剤、防かび剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、分散剤、減
粘剤の添加剤を含有させてもよい。これらの添加剤につ
いては従来公知の化合物から目的に応じて任意に選択す
ればよい。
の総量として、0.1g/m2 〜50g/m2 、より好
ましくは、0.1g/m2 〜20g/m2 の範囲内であ
る。この塗工量が少ない場合には、基材の一部が表面に
露出していてもよい。また、塗工量が0.1g/m2 に
満たない場合には、インク受容層を設けなかった場合に
比べて染料の発色性の点で効果がなく、一方、50g/
m2 を越えて設けた場合にはコート層の粉落ちが発生し
易い。
に、カチオン性物質が塗布又は含浸されていることが必
須である。
ことにより、画像の耐水性が改善され、画像濃度が向上
する。上記カチオン性物質としては、以下に例示するカ
チオン性低分子物質、カチオン性高分子物質のいずれの
ものも使用可能である。特に、重量平均分子量1000
以下、好ましくは100〜700の範囲のカチオン性低
分子物質を重量平均分子量2000以上、好ましくは2
000〜10000の範囲のカチオン性高分子物質と組
み合わせて用いることにより、完全な耐水性を発現でき
る。
のカチオン性低分子物質と分子量2000以上のカチオ
ン性高分子物質とインクが記録媒体上あるいは記録媒体
に浸透した所で混合する結果、反応の第1段階として記
録媒体中に含まれているカチオン性低分子物質がインク
に再溶解し、カチオン性低分子物質とインクに使用して
いる色材がイオン的相互作用により会合を起こし瞬間的
に溶液相から分離を起こす。
料とカチオン性低分子物質の会合体が記録媒体中に含ま
れる分子量2000以上のカチオン性高分子物質により
吸着されるために会合で生じた染料の凝集体のサイズが
さらに大きくなり,記録媒体の繊維間の隙間に入り込み
にくくなり、その結果として固液分離した液体部分のみ
が記録媒体中にしみこむことになり印字品位と定着性の
両立が達成される。同時に上述したようなメカニズムに
より生成したカチオン低分子物質とアニオン性染料と分
子量2000以上のカチオン性高分子物質とで形成され
る凝集体は、粘性が非常に大きくなり液媒体の動きとと
もに移動することがないので、前述したフルカラーの画
像形成時のように隣接したドットが異色のインクで形成
されていたとしても互いに混じり合うようなことはな
く,ブリーディングも起こらない。また、上記凝集体は
本質的に水不溶性であり、形成された画像の耐水性は完
全なものとなる。
質の具体的な例としては、1級乃至2級乃至3級アミン
塩型の化合物、具体的にはラウリルアミン、ヤシアミ
ン、ステアリルアミン、ロジンアミン等の塩酸塩、酢酸
塩等、第4級アンモニウム塩型の化合物、具体的にはラ
ウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリルジ
メチルベンジルアンモニウムクロライド、ベンジルトリ
ブチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム
等、ピリジニウム塩型化合物、具体的にはセチルピリジ
ニウムクロライド、セチルピリジニウムブロマイド等、
イミダゾリン型カチオン性化合物、具体的には2−ヘプ
タデセニル−ヒドロキシエチルイミダゾリン等、高級ア
ルキルアミンのエチレンオキシド付加物、具体的にはジ
ヒドロキシエチルステアリルアミン等が挙げられる。さ
らに本発明では、あるpH領域においてカチオン性を有
する両性界面活性剤も使用できる。より具体的には、ア
ミノ酸型両性界面活性剤、R−NH−CH2 −CH2 −
COOH型の化合物、ベタイン型の化合物、具体的には
ステアリルジメチルベタイン、ラウリルジヒドロキシエ
チルベタイン等のカルボン酸塩型両性界面活性剤の他、
硫酸エステル型、スルホン酸型、燐酸エステル型等の両
性界面活性剤等がある。もちろんこれらの両性界面活性
剤を使用する場合にはそれらの等電点以下のpHになる
ように記録媒体を調整するか、記録媒体上でインクと混
合した場合に該等電点以下のpHになるように調整する
かのいずれかの方法をとる必要がある。
的には、乳酸アルミニウム、塩基性ポリ水酸化アルミニ
ウム、塩化アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、アク
リル酸アルミニウムなどが挙げられる。
化ベンザルコニウム、ベンジルトリブチルアンモニウム
クロライド、塩基性アルミニウム塩及びポリアリルアミ
ンの低分子物である。
たが、本発明で使用することのできる化合物は、必ずし
もこれらに限定されないことは言うまでもない。
分子物質の本発明における作用及び効果については上述
した通りであり、記録媒体とインクの反応の第2段階と
して、上述した染料とカチオン性低分子物質の会合体を
分子中に吸着せしめ会合で生じた染料の凝集体のサイズ
をさらに大きくし、記録媒体の繊維間の隙間に入り込み
にくくすることにより、固液分離した液体部分のみを記
録媒体中にしみこませることで印字品位と定着性の両立
を達成することにある。
2000以上であれば、本発明を実施する際にその効果
は十分であるが、より好適な高分子物質の分子量は20
00〜10000の範囲である。分子量がこの範囲であ
る高分子物質を用いると、画像濃度が高くなり、より好
ましい。
物質を用いなかった場合には、会合体の形成効果が低く
なる。分子量が2000以上のカチオン性高分子物質を
用いなかった場合には、上記の凝集効果が不十分であ
る。
用によって、より完全な耐水性が発現される。
質としては、例えばポリアリルアミンあるいはその塩、
例えば塩酸塩、ポリアミンスルホンあるいはその塩、例
えば塩酸塩、ポリビニルアミンあるいはその塩、例えば
塩酸塩、キトサンあるいはその塩、例えば酢酸塩等を挙
げることができるが、もちろんこれらに限定されるわけ
ではない。また塩酸塩型、酢酸塩型に限定されるわけで
はない。
チオン化しても良い。具体的には、ビニルピロリドンと
アミノアルキルアルキレート4級塩との共重合体、アク
リルアマイドとアミノメチルアクリルアマイド4級塩と
の共重合体等を挙げることができるが、もちろんこれら
の化合物に限定されないことは言うまでもない。
ポリアリルアミン塩、キトサン塩、カチオン性のアクリ
ルアミドである。
性の高分子物質は水溶性であれば申し分ないが、ラテッ
クスやエマルションの様な分散体であってもかまわな
い。また、上記のカチオン性低分子物質とカチオン性高
分子物質の好ましい使用割合は、重量比で20/1〜1
/20の範囲内である。上記の範囲内で使用すると、更
に画像の耐水性が優れるほか、画像品位、画像濃度も優
れるという効果を有する。
としては、0. 05g/m2 〜7g/m2 が好適な範囲
である。0. 05g/m2 より少ない場合は、これらを
加えない場合と比較して効果がなく、7g/m2 より多
いとインク吸収性が低下するためブリーディングが発生
し易い。より好ましい範囲は0. 3g/m2 〜3g/m
2 である。0. 3g/m2 より少ない場合には、ブリー
ディングや耐水性の改良効果が不十分であり、3g/m
2 より多いと耐光性や画像濃度が低下する傾向にある。
媒体を調整する。
は、まず、基材にカチオン性物質を付与し、その後イン
ク受容層を形成しても良いし、インク受容層を形成した
後に、その反対面にカチオン物質を付与してもよい。
法としては、前記の表面サイズ剤の水系塗工液にこれら
を混合して塗布してもよいし、前記水系塗工液を塗布、
乾燥した後に、これらの化合物を含む液を塗布、あるい
は含浸する方法等も挙げられる。
料、バインダー、その他の添加剤を含む水系塗工液を、
公知の方法、例えば、ロールコーター法、ブレードコー
ター法、ナイフコーター法、ゲートロールコーター法、
サイズプレス法、シムサイザー法等により基材表面に塗
工する。その後、例えば、熱風乾燥炉、熱ドラム等を用
いて乾燥し本発明の記録媒体が得られる。さらに、表面
を平滑化するため、あるいは表面の強度を上げるため
に、スーパーカレンダー処理を施してもよい。
スーパーカレンダー処理を行っても良いが、最表層をキ
ャスト法により仕上げる方法が最も好ましい。
する加熱仕上げ面に、湿潤塗工層を圧着して光沢仕上げ
を行うウエットキャスト法、湿潤塗工層をいったん乾燥
した後、再湿潤により可塑化して鏡面を有する加熱仕上
げ面に圧着して光沢仕上げを行うリウエットキャスト
法、湿潤塗工面をゲル状態にして鏡面を有する加熱仕上
げ面に圧着するゲルキャスト法などを用いることができ
る。記録媒体表面を光沢仕上げする方法は、キャスト法
が最も好ましいが、その他の方法を使用しても良い。
をハガキに適用した例を示し、図6は、その断面を示
す。
Bは基紙であり、Cはカチオン性物質を含む層である。
を行って所望の画像を形成し、C側に宛名を書くことが
できる。C側の郵便番号や切手の枠は、インクジェット
方式を用いて形成しても良いし、オフセット印刷等で印
刷しても良い。
説明する。
オン性基を含有する水溶性染料と水、水溶性有機溶剤、
及びその他、必要に応じて、例えば粘度調整剤、pH調
整剤、防腐剤、界面活性剤、酸化防止剤等からなる。
水溶性染料としては,カラーインデックス(COLOU
R INDEX)に記載されている水溶性の酸性染料,
直接染料、反応性染料であれば特に限定はない。また、
カラーインデックスに記載のないものでも、アニオン性
基、例えばスルホン基、カルボキシル基等を有するもの
であれば特に制限はない。ここで言う水溶性染料の中に
は、溶解度のpH依存性があるものも当然含まれる。
は、水溶性有機溶剤としては、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトン等のケト
ン類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類,エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1、2、6−ヘキサントリオー
ル、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチ
レングリコール等のアルキレングリコール類、エチレン
グリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエ
ーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類、
エタノール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアル
コール、イソブチルアルコール等の1価アルコール類の
他、グリセリン、N−メチル−2−ピロリドン、1、3
−ジメチル−イミダゾリジノン、トリエタノールアミ
ン、スルホラン、ジメチルサルホキサイド等が用いられ
る。上記水溶性の有機溶剤の含有量について特に制限は
ないが、インクの重量に対して1〜50重量%、さらに
好ましくは、2〜30重量%が好適な範囲である。この
他、必要に応じて、粘度調整剤、pH調整剤、防腐剤、
界面活性剤、酸化防止剤、蒸発促進剤等の添加剤を配合
してもかまわない。界面活性剤の選択は,液体の浸透性
を調整する上で特に重要である。
近で、pHが3〜12の範囲、表面張力が10〜60d
yne/cm、粘度が1〜30cps.の範囲である。
クの好ましい表面張力の範囲は、25〜40dyne/
cmである。この範囲にあると、記録媒体のインクの吸
収が速やかに行われ、又、更に滲みすぎないため、鮮明
な画像が形成されるので好ましい。
実施するために、インクに以上説明した成分の他に、ア
ニオン性の界面活性剤あるいはアニオン性の高分子物質
を添加してもよい。あるいは、前記両性界面活性剤をそ
の等電点以上のpHに調整して使用しても良い。アニオ
ン性界面活性剤の例としては、カルボン酸塩型、硫酸エ
ステル型、スルホン酸塩型、燐酸エステル型等、一般的
なものが問題無く使用出来る。また、アニオン性高分子
の例としては、アルカリ可溶型の樹脂、具体的には、ポ
リアクリル酸ソーダ、あるいは高分子の一部にアクリル
酸を共重合したもの等を挙げることができるが、もちろ
んこれらに限定されない。
下に説明する。
を種々の駆動原理を利用して、ノズルより吐出して記録
を行なわせる従来公知のインクジェット記録方式のいず
れのものにも、適用可能である。その代表例として、特
開昭54−59936号公報に記載されている方法で、
熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体積変化を
生じ、この状態変化による作用力によって、インクをノ
ズルから吐出させるインクジェット方式をあげることが
できる。
一例のインジェット記録装置を以下に説明する。その装
置の主要部であるヘッド構成例を図1、図2及び図3に
示す。
ガラス、セラミックス又はプラスチック板等を、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示され
ているが、これに限定されるものではない)とを接着し
て得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成さ
れる保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−
2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層
19、アルミナ等の放熱性の良い基板20よりなってい
る。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、記録シー
ト25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッド
を多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘ
ッドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説
明したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作され
ている。尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド13の
断面図であり、図2は図1の2−2′線での切断図であ
る。
クジェット記録装置の1例を示す。図4において、61
はワイピング部材としてのブレードであり、その一端は
ブレード保持部材によって保持されて固定端となり、カ
ンチレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドに
より記録領域に隣接した一に配設され、又、本例の場
合、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持され
る。62はキャップであり、ブレード61に隣接するホ
ームポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂
直な方向に移動して吐出口面と当接し、キャッピングを
行う構成を備える。更に63はブレード61に隣接して
設けられるインク吸収体であり、ブレード61と同様、
記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。
上記ブレード61、キャップ62、吸収体63によって
吐出回復部64が構成され、ブレード61及び吸収体
63によってインク吐出口面に水分、塵埃等の除去が行
われる。
出口を配した吐出口面に対向する記録媒体にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と摺動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。
2は不図示のモータにより駆動される紙送りローラであ
る。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向
する位置へ記録媒体が給紙され、記録が進行するにつれ
て排紙ローラ53を配した排紙される。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の突出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為の記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。
ン、マゼンタ、イエローのインクがそれぞれ入っている
記録ヘッドをキャリッジ66上に並列に4色並べる。ま
た、記録ヘッドを並列に並べずに、1個の記録ヘッドを
縦列に4つに分割してもよい。さらに、インクは4色で
なく、シアン、マゼンタ、イエローの3色でもよい。
く説明する。
30mlに叩解した、LBKP80部、NBKP20部
の混合物に、カオリン10部(土屋カオリン製)、カチ
オン化でんぷん0. 4部、ポリアクリルアミド(ハリマ
化成製)0. 2部、さらに、中性ロジンサイズ剤(サイ
ズパインNT 荒川化学製)0.1部を配合して、常法
により坪量190g/m2 の記録原紙Lを抄造した。
溶解した後、含浸し、120℃のオーブンで1分間乾燥
させて、本発明の基紙Aを得た。乾燥塗布量は、2g/
m2であった。
Xを調整し、上記の基紙Aの他方の面にバーコーター法
にて塗工し、本発明の記録紙1を得た。乾燥塗布量8.
0g/m2 となるように調整した。
イズが0.22μmのメンブレンフィルター(商品名;
フロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧濾過して
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインク(1)
−Y、(1)−M、(1)−C、(1)−Kを得た。
た以外は実施例(1)−Yと同じ組成。
えた以外は実施例(1)−Yと同じ組成。
は(1)−Yと同じ組成。
びインクを用いて、1mmあたり14本の割合で記録ノ
ズルを有する、熱の作用によりインク滴を吐出させるバ
ブルジェット方式の記録ヘッドを搭載した記録装置によ
りカラー画像を形成し、記録画像を評価した。
%デューティーのベタ画像を隣接して印字し、各色の境
界部を目視にて評価し、画像品位の評価とした。境界が
線状に鮮明に見えるものを○、それ以外を×とした。 2.画像濃度 記録紙の裏面に、100%デューティーのベタ画像をブ
ラックのインクで形成し、12時間放置後の反射濃度を
反射濃度計マクベスRDー918(マクベス社製)にて
測定した。 3.耐水性 記録紙の裏面に形成した100%ディーティの文字の上
にスポイトで水を1滴たらして自然乾燥させ、目視にて
評価した。画像の流れを生じないが文字太りを生じるも
のを○、特に、画像の流れを生じず、且つ文字太りも生
じないものを◎とし、画像が流れてはいるが、文字の読
み取れるものを△、文字の読み取れないものを×とし
た。 4.裏面耐水試験後の表面への浸みだし 記録紙の裏面に形成した100%デューティの5ミリメ
ートル四方のベタ印字部に、スポイトで水を1滴たらし
て自然乾燥させ、記録紙の表面側より目視にて評価し
た。インクが裏面より滲みだしているのがはっきりと認
められるものを×、わずかに認められるものを△、全く
認められないものを○とした。 5.発色性 マゼンタ、シアンの印字部の色味について、彩度が高
く、鮮明に見えるものを○、彩度が低く、黒ずんでみえ
るものを△、明度が低く著しく黒ずんでみえるものを×
として目視にて感応評価した。 6.文字品位 100%デューティーの「電」「驚」の文字が鮮明なも
のを○、判読不能なものを×、品位は悪いが判読可能な
ものを△とした。
工液B、Cを調整し、上記記録原紙Lに実施例1と同様
にして含浸し、基紙B、Cを得た。乾燥塗布量は、2.
0g/m2 となるように調整した。更に、実施例1と同
様にして、インク受容層用塗工液Xを塗工し、本発明の
記録紙2及び比較用の記録紙1を得た。
量140g/m2 の記録原紙Nを得た。下記の組成の塗
工液Dを調整し、実施例1と同様にして、基紙Dを得
た。乾燥塗布量は、2. 0g/m2 となるように調整し
た。
基紙D上にアプリケーターにて乾燥固形分にて10g/
m2 となるように塗布し、次いで、ギ酸カルシウムの1
0%水溶液で処理し、塗膜が湿潤状態にある間に、10
0℃に加熱したステンレスロールに圧着し、乾燥して、
表面に鏡面光沢を有する、本発明の記録紙3を得た。
し、実施例1と同様にして記録原紙Lに含浸し、基紙E
を得た。乾燥塗布量は、0. 5g/m2 となるように調
整した。
受容層用塗工液Xを塗工し、本発明の記録紙4を得た。
乾燥塗布量は、8. 0g/m2 となるように調整した。
し、実施例1と同様にして記録原紙Lに含浸し、基紙F
を得た。乾燥塗布量は、0. 5g/m2 となるように調
整した。
整し、実施例1と同様にして塗工し、本発明の記録紙5
を得た。乾燥塗布量は、8. 0g/m2 となるように調
整した。
受容層用塗工液組成X)の微紛シリカを、微紛アルミナ
(商品名;AKP−G015、住友化学製)に変更した
もの。
紙Nに乾燥固形分0. 5g/m2 となるように含浸した
以外は、実施例3と同様にして本発明の記録紙6を得
た。
量60g/m2 の記録原紙Mを得た。下記の組成の塗工
液Hを調整し、実施例1と同様にして基紙Hを得た。乾
燥塗布量は、0.5g/m2 となるように調整した。更に、
実施例1と同様にして、インク受容層用塗工液Xを塗工
し、本発明の記録紙7を得た。
ク受容層用塗工液Xをバーコーター法にて塗工した。乾
燥塗布量8. 0g/m2 となるように調整した。その
後、インク受容層と反対の面に、上記塗工液Hを乾燥塗
布量が0. 5g/m2 となるように塗布し、本発明の記
録紙8を得た。
布量を2. 0g/m2 となるように調整した以外は、実
施例7と全く同様にして本発明の記録紙9を得た。
示す。
本発明の記録媒体は、一方の面に対して、インクジェッ
ト記録方式を用いて、印刷に匹敵するだけの鮮明で濃度
が高く、高解像度のカラー画像を形成することが可能で
あり、その反対面は特定のインク受容層を設けることな
く、高画質で耐水性のあるインクジェット記録画像が形
成可能であり、特定のインク受容層を設けていないため
に、筆記性は普通紙と同等であり、はがきやカードに最
適である。反対面にカチオン性物質を用いた実施例1〜
9の記録媒体は、記録画像の耐水性に優れるのに対し、
用いなかった比較例1では、その耐水性に劣った。さら
に、カチオン性高分子物質のみを用いた実施例1、7、
8及び9と比較して、分子量1000以下のカチオン性
物質を組み合わせて用いた実施例2〜6はより記録画像
の耐水性が向上した。
の記録媒体は、水滴が長時間付着した際に、再溶解した
記録剤が反対面に浸みだすことはなかった。
ット記録を行なう場合に、本発明を実施した記録媒体を
使用することで、オリジナルなカラー画像を有するはが
きやカードを、手軽に低コストで作成することができ
る。
置のヘッド部の縦断面図である。
置のヘッド部の横断面図である。
ッドの外観斜視図である。
ある。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 インク吸収性の基材の一方の面に、無機
顔料とバインダーを主体とするインク受容層を設けた記
録媒体であって、基材の他方の面に、カチオン性物質を
塗布又は含浸させたことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項2】 坪量が、120g/m2 〜200g/m
2 の範囲にある請求項1に記載の記録媒体。 - 【請求項3】 基材の他方の面に、重量平均分子量が1
000以下のカチオン性低分子物質と重量平均分子量が
2000以上のカチオン性高分子物質を塗布又は含浸さ
せた請求項1に記載の記録媒体。 - 【請求項4】 前記のカチオン性低分子物質とカチオン
性高分子物質が、重量比で20/1〜1/20の範囲で
含まれる請求項3に記載の記録媒体。 - 【請求項5】 インク受理層表面が、光沢処理されて成
る請求項1に記載の記録媒体。 - 【請求項6】 前記カチオン性物質を0.05〜7g/
m2の範囲で塗布又は含浸させた請求項1に記載の記録
媒体。 - 【請求項7】 前記カチオン性物質を0.3〜3g/m
2の範囲で塗布又は含浸させた請求項6に記載の記録媒
体。 - 【請求項8】 請求項1乃至7に記載の記録媒体に対
し、少なくともアニオン基を有する水溶性染料を含有す
るインクを付与し、記録画像を形成することを特徴とす
る画像形成方法。 - 【請求項9】 前記インクを記録信号に従いオリフィス
から液滴として吐出し、前記記録媒体に付与する請求項
8に記載の画像形成方法。 - 【請求項10】 前記インクがイエロー、シアン、マゼ
ンタ及びブラックの4色からなる請求項8に記載の画像
形成方法。 - 【請求項11】 インクジェット方式を用いてインクを
記録媒体に付与する請求項8に記載の画像形成方法。 - 【請求項12】 インクジェット方式が、インクに熱エ
ネルギーを作用させてインクを吐出する方式である請求
項11に記載の画像形成方法。
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