JP2622173B2 - 被記録材及びこれを用いた記録方法 - Google Patents

被記録材及びこれを用いた記録方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジエツト記録方法に好適に用いられる
被記録材に関し、特に水系インクの吸収性や発色性に優
れ、得られる記録画像の鮮明性に優れた被記録材に関す
る。
更に本発明は画像の室内変色等が少なく保存性に優れ
た記録画像を提供する被記録材及びこれを用いた記録方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、インクジエツト用の被記録材としては、 (1)パルプを主成分とした一般の紙を低サイズ度とな
る様に抄紙して、濾紙や吸収紙の様にしたもの。
(2)特開昭56−148585号公報にある様に一般の上質紙
等のインク吸収性の低い基紙上に多孔質の無機顔料を用
いてインク吸収層を設けたもの等が知られている。
また、高品位かつ高解像度のカラー画像を形成するイ
ンクジエツト記録方式においては特に良好な画像保存性
が要求されており、その様な要求から日光等、可視光、
紫外光の照射による画像の褪色を改善する方法が知られ
ている。(例えば特開昭60−49990号公報、特開昭61−5
7380号公報等) 〔発明が解決しようとしている問題点〕 しかし、最近になってコート紙特有の問題として、記
録画像の室内変色の問題がクローズアツプされてきた。
従来、問題とされていた耐光性の問題は紫外光や可視光
の照射による画像の褪色の問題であり、いわゆる一般の
PPC用紙、上質紙からインクジエツト用のコート紙まで
どの紙に印字した画像にも発生する問題であるが、本発
明でいう室内変色の問題は例えば直射日光のあたらない
場所に保存したコート紙上に形成した画像には発生する
が、PCC用紙等のノンコート紙に印字された画像には発
生せず、上述の耐光性とは別個の問題である。このよう
に室内変色の問題は、コート紙に特有の問題であること
からコート層を形成する顔料に帰因する問題であると考
えられる。室内変色は用いられる顔料の比表面積と関係
があることが知られており、比表面積の低い炭酸カルシ
ウム、カオリン、タルク等紙用の一般的な填料を用いれ
ば室内変色は抑制される。しかしながら上記填料を用い
た場合の画像濃度は低く、高品位、高解像度の画像が得
られなくなるという問題点があった。逆に、例えば特開
昭56−185690号公報に開示されているような比表面積が
大きく活性の強いシリカを用いたコート紙では、光学濃
度の高い画像が得られる反面、室内変色の問題が顕著に
なるという欠点があった。上述したように室内変色を抑
制することと画像濃度を高くすることは相反する問題で
あり、従来技術では解決し得ない問題であった。
そこで本発明の目的は、記録画像の保存性、とりわけ
室内変色による劣化が少なく、画像濃度の高い被記録材
及びこれを用いた記録方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、以下の本発明によって達成される。
即ち本発明は、支持体上に顔料を含むインク受容層を
設けてなる被記録材に於いて、前記顔料として、BET比
表面積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ単位表面積当り
のヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である顔料を主体として
含むことを特徴とする被記録材である。
又、本発明は、吸液性基紙の表面に顔料層を有し、前
記顔料としてBET比表面積が30〜120m2/gの範囲にあり且
つ単位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である
顔料を主体として含み、且つ全体のステキヒトサイズ度
が0〜15秒の範囲にあることを特徴とする被記録材であ
る。
更に本発明は、支持体上に顔料を含むインク受容層を
設けてなる被記録材に於いて、前記顔料としてBET比表
面積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ単位表面積当りの
ヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である顔料(A)を主体と
し、更に他の顔料(B)を併用することを特徴とする被
記録材である。
更に又本発明は、水溶性染料を含む被記録液の液滴を
被記録材に付与して記録を行なう記録方法に於いて、前
記被記録材が顔料を含むインク受容層を有し、且つ前記
顔料としてBET比表面積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ
単位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である顔
料を主体として含むことを特徴とする記録方法である。
以下に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。
〔好ましい実施態様〕
本発明でインク受容層を構成する主顔料の特徴は、BE
T比表面積が通常のインクジエツト記録媒体に用いられ
る顔料に比べ小さいにもかかわらず、染料吸着性に優れ
高い画像濃度が得られることである。
本発明で述べるところの単位表面積あたりのヨウ素吸
着量とは、ヨウ素の四塩化炭素溶液に単位重量1gの顔料
を一定時間浸漬した後の四塩化炭素溶液からのヨウ素減
少量(mg)から求められる単位重量あたりのヨウ素吸着
量を比表面積で割った値として与えられる。本発明者等
の知見によれば記録画像の室内変色は染料の酸化分解に
よるものであり、染料が被記録材の表層に捕捉される場
合にはそれだけ染料が空気に接触し、特に比表面積の大
きい顔料に染料が捕捉された場合は空気との接触面積が
それだけ大きくなり室内変色が起こりやすくなる。しか
しながら従来の顔料で比表面積の小さいものを用いると
染料に対する吸着力が不足し、インク中の溶剤とともに
染料が表層から深く被記録材内部へ浸透してしまい染料
の発色性すなわち記録画像の濃度が低下してしまう。
本発明では上述した単位表面積あたりのヨウ素吸着量
がインクジエツト記録画像濃度と良い相関性があり、こ
の値が1.5mg/g以上の顔料粒子を主体としてインク受容
層を形成することにより比表面積が小さくても充分な記
録画像濃度が得られることを見い出した。単位表面積あ
たりのヨウ素吸着量と画像濃度との相関性については、
ヨウ素吸着量が大きいほどその顔料粒子の親電子性が強
いことを意味しており、インクジエツト記録に用いられ
る酸性染料あるいは直接性染料を吸着しやすい性質を有
するためにインク受容層の表層近くに染料が捕捉され高
い画像濃度が得られるのであろうと推定される。
具体的に上記の性質を有する顔料としては、難溶性の
マグネシウム化合物が挙げられ、具体的には酸化マグネ
シウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、シ
ユウ酸マグネシウム、炭酸マグネシウムカルシウム、塩
基性炭酸マグネシウム及びこれらの複塩も含まれ、好ま
しくは酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、塩基性
炭酸マグネシウムを用いることが望まれる。
顔料として酸化マグネシウムを用いる場合、スラリー
化の際にほぼ完全に水酸化マグネシウムに変化してしま
うので支持体上で酸化マグネシウムとして存在する場合
はほとんどない。しかしながら出発物質として酸化マグ
ネシウムを用い、これをスラリー化する際に水酸化マグ
ネシウムに変化せしめた後、支持体上に塗工する方法に
は以下に述べる利点がある。即ち本発明の主たる特徴は
単位表面積あたりのヨウ素空着量の大きな顔料粒子を用
いることであるが、これが従来公知の顔料では見い出し
得ず、室内変色の生じないような小さな比表面積しか持
たない顔料では充分な画像濃度が得られなかったことは
すでに述べた。本発明では酸化マグネシウムをスラリー
化する際に生成する水酸化マグネシウムのヨウ素吸着活
性は出発物質である酸化マグネシウムの活性およびスラ
リー作成条件と関連があることを見いだした。一般にヨ
ウ素吸着量の大きい酸化マグネシウムを用い、生成した
水酸化マグネシウムの一次粒径が0.01〜0.5μm、より
好ましくは0.1〜0.5μm程度であり、二次凝集した平均
粒径が1〜10μm、より好ましくは1〜5μm程度の水
酸化マグネシウムスラリーを作ることができれば良いこ
とが判明したのである。同様に顔料として塩基性炭酸マ
グネシウムを用いた場合にも上述した様な粒子設計が可
能となる。一般に塩基性炭酸マグネシウムは水和した水
酸化マグネシウムスラリーに炭酸ガスをバブルして炭酸
化を行なって得られる。本発明では炭酸化の条件及び水
酸化マグネシウムのヨウ素吸着活性の違いにより所望の
効果即ち高濃度かつ室内変色しない記録画像を与えるこ
とが可能な塩基性炭酸マグネシウムを得ることができる
ことを見いだした。以下に好ましい炭酸化方法について
述べる。酸化マグネシウムを原料とする場合、水中に重
量濃度で15〜20%含有させパワーホモジナイザーによ
り、およそ30分間攪拌する。この操作により酸化マグネ
シウムはほぼ完全に水酸化マグネシウムに変化してい
る。生成した水酸化マグネシウムは1〜20μmの粒度を
もった凝集体となっている。つづいて、濃度を3〜10wt
%に下げた後、水温を45℃〜80℃に保ちながらホモミキ
サー又はパワーホモジナイザーで攪拌しながら炭酸ガス
を500ml/min以上の流量でバブルする。この様にして炭
酸化を行なう。反応の推移はX線回折およびDTAでモニ
ターするだけで充分である。この反応は炭酸化の割合に
して20%〜100%まで任意の段階で止めて良い。炭酸化
の割合はX線回折線のピークの積分強度の比より高める
ことが可能である。炭酸化の初期(およそ20%〜50%)
で反応を止めると水酸化マグネシウムの一次粒子の凝集
体をくずすことなく、凝集体の一部すなわち凝集体の表
面に出ている一次粒子が主に炭酸化反応を起こす。ま
た、炭酸化をほぼ完全に行なうと一次粒子の凝集体がく
ずれ一次粒子に近い状態で分散した塩基性炭酸マグネシ
ウムが得られる。反応をどの段階で止めるかにより、原
料である酸化マグネシウムあるいは水酸化マグネシウム
のヨウ素吸着活性、比表面積、粒径、粒度分布に依存し
て、得られる塩基性炭酸マグネシウムのヨウ素吸着量、
比表面積(S)、単位表面積あたりのヨウ素吸着量
(Q)及びインク吸収性等のインクジエツト記録特性が
異なってくるので、所望の特性が得られるところを反応
の終点として用いることが好ましい。
本発明では、上述したBET比表面積及び単位重量あた
りのヨウ素吸着量が所定の範囲内の値を持つ顔料であれ
ば、特に限定されるものではない。比表面積が120m2/g
を超える顔料を用いると室内変色が悪化する。また比表
面積が30m2/gよりも小さいものはヨウ素吸着量が大きく
てもインク受容層の表層近くに染料がトラツプされる割
合が小さくなり記録画像の濃度が問題になる。またヨウ
素吸着量が1.5mg/m2よりも小さい顔料を用いる場合も、
記録画像濃度が低下してしまう。本発明で得られるとこ
ろの被記録材を構成するインク受容層を形成する顔料は
上述した粒子単独で用いても良いし、これらの粒子を適
当な割合で混合して用いても良い。またインク吸収性、
その他の記録特性を改善する目的で従来公知の無機顔
料、具体的にはシリカ、アルミナ、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、ケ
イソウ土等、あるいは尿素樹脂等の有機顔料を混合して
も良い。この場合、本発明に係る比表面積が30〜120m2/
gの範囲にあり且つ単位表面積あたりのヨード吸着量が
1.5mg/m2以上である顔料粒子を全顔料に対して60wt%以
上、より好ましくは80wt%以上の割合で使用することが
望ましい。含有量がこれよりも少ないと長期保存後の室
内変色性がそこなわれてしまう。
本発明で用いるところの顔料の一次粒子の粒子径とし
て好ましくは20μm以下、さらに好ましくは5μm以
下、最も好ましくは0.01〜5μmの範囲内にあることが
望まれる。本発明者等の知見によれば顔料粒子の粒子径
が小さい程、記録画像の耐光性が良好になる。一次粒子
が0.01μm以下になると画像濃度が低下してしまう。
本発明で述べるところの支持体しては、好ましくはイ
ンク吸収性を有する基紙であるが、特にこれに限定され
るわけではない。例えば、通常用いられる様な高分子フ
イルムであってもかまわない。ただし、この場合にはイ
ンク受容層で完全にインクを吸収するような吸収性のあ
る顔料を用いるとが塗工厚を厚くする、あるいはこの両
者の組みあわせ等の構成をとる必要がある。以下本発明
で好ましい実施態様である支持体が吸液性を有する基紙
の場合について本発明の構成をより詳細に説明する。
本発明により得られる被記録材のインク受容層は前述
した顔料粒子及びバインダー、その他の添加剤により構
成される。
本発明で用いられるバインダーとしては、例えば従来
公知であるポリビニルアルコール、澱粉、酸化澱粉、カ
チオン化澱粉、カゼイン、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン、ヒドロキシセルロース、アクリル樹脂等
の水溶性高分子及びSBRラテツクス、ポリ酢酸ビニル、
エマルジヨン等の水分散型高分子の1種又は2種以上が
混合して用いられる。本発明における顔料とバインダー
との好適な使用割合は重量比で顔料/バインダー(P/
B)が10/1乃至1/4の範囲内、より好ましくは6/1乃至1/1
の範囲内である。1/4よりバインダー量が多いとインク
受容層のインク吸収性が低下し、10/1より顔料が多いと
顔料の粉落ちが激しくなり好ましくない。
本発明の被記録材を調製するに当っては、前記の如き
成分を含む塗工液を、公知の方法、例えば、ロールコー
ター法、ブレードコーター法、エアナイフコーター法、
ゲートロールコーター法、サイズプレス法等により基材
表面に塗工する。又、顔料とバインダーからなる水系塗
工液を基材上に塗布した後は従来公知の乾燥方法、例え
ば、熱風乾燥炉、熱ドラム等を用いて乾燥し本発明の被
記録材が得られる。
又、インク受容層表面を平滑化するため、或いはイン
ク受容層の表面強度を上げるために工程上スーパーカレ
ンダーを用いてもよい。
更に本発明においてはインク受容層に必要に応じて染
料固着剤(耐水化剤)、蛍光増白剤、界面活性剤、消泡
剤、pH調整剤、防かび剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
分散剤等の添加剤を含有させてもよい。
上記添加剤については従来公知の化合物から目的に応
じて任意に選択すれば良い。
インク受容層の顔料の塗工量としては、顔料の総量と
して、0.2〜20g/m2の範囲内、より好ましくは0.2〜8g/m
2の範囲内にあれば良い。塗工量が0.2g/m2に満たない場
合にはインク受容層すなわち顔料を含む層を設けない場
合と比較して染料の発色性の点で効果がなく、20g/m2
超えた場合あるいはインク受容層の最大厚みが25μmを
超えた場合、紙粉の発生の問題が起こり好ましくない。
なお本発明で言うインク受容層の最大厚みとは記録媒体
の断面におけるインク受容層の深さ方向の厚さの最大値
であり、また、顔料の塗工量とはJIS−P−8128の方法
により求まる被記録材全体の灰分の量から基紙あるいは
支持体の灰分の量を除いた値として得られる量である。
本発明では、支持体としてステキヒトサイズ度が低い
基紙を用い、インク受容層の塗工量を調整して、被記録
材としてのステキヒトサイズ度を0〜15秒、好ましくは
0〜10秒の範囲に調整したものがインク吸収性に優れる
ために好ましい。
以上の様な構成の被記録材にインクジエツト記録方式
を用いて、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラツク(Bk)等多色の水系インクで記録
すると得られる画像には室内変色が起こらずかつ保存性
に優れている。
また、インクそれ自体は公知のものでよく、例えばそ
の記録剤は直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染
料、食用色素に代表される水溶性染料等が使用可能であ
り、通常のインクジエツト記録用に用いられるものであ
れば特に制限なく使用できる。
この様な水溶性染料は、従来のインク中において一般
には約0.1乃至20重量%を占める割合で使用されてお
り、本発明においてもこの割合と同様でよい。
本発明に用いる水系インクに使用する溶媒は、水又は
水と水溶性有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適なも
のは水と水溶性有機溶剤と混合溶媒であって、水溶性有
機溶剤としてインクの乾燥防止効果を有する多価アルコ
ールを含有するものである。又、水としては種々のイオ
ンを含有する一般の水でなく、脱イオン水を使用するの
が好ましい。
インク中の水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはイン
クの全重量に対して重量%で0乃至95重量%、好ましく
は2乃至80重量%、より好ましくは5乃至50重量%の範
囲である。
又、本発明に用いるインクは上記の成分の外に必要に
応じて界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包
含し得る。
本発明方法において前記の被記録材に上記のインクを
付与して記録を行うための方法はいずれの記録方法でも
よいが、好ましくはインクジエツト記録方法であり、該
方法は、インクをノズルより効果的に離脱させて、射程
体である被記録材にインクを付与し得る方式であればい
かなる方式でもよい。
特に特開昭54−59936号公報に記載されている方法
で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体積変
化を生じ、この状態変化による作用力によって、インク
をノズルから吐出させるインクジエツト方式は有効に使
用することができる。
〔実施例〕
以下に実施例、比較例により本発明を更に詳細に説明
する。
実施例1 基紙としてステキヒトサイズ度5秒、秤量66g/m2、JI
S−P−8128による灰分量の換算で9.0%の量の炭酸カル
シウムを有するものを用意した。
塗工液として以下の組成のものを作製した。
水 200部 ポリビニルアルコール(PVA−105クラレ製) 4部 ポリビニルアルコール(PVA−117クラレ製) 2部 酸化マグネシウム(宇部化学超微粉マグネシア1次粒径
0.02μm、見掛比重0.32g/m3) 30部 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.6部 作製方法は、まず水150部に対し酸化マグネシウム30
部、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.6部を混合し、サン
ドミルにてφ1mmのガラスビーズを用い60分間,1500rpm
の条件で分散した。
次に分散液を取出し、水50部に対しPVA−105が4部、
PVA−117が2部含まれる溶液を加え攪拌し塗工液とし
た。このようにして得た塗工液を上記の基紙上に110℃,
5分間乾燥した後の塗工量で5g/m2となるようにバーコー
ターにより塗布し被記録材1を得た。なお、このとき使
用した酸化マグネシウムより生成された水酸化マグネシ
ウムのBET比表面積(S)の値はS=58m2/g、単位表面
積あたりのヨウ素吸着量(Q)の値はチオ硫酸ナトリウ
ムを用いた酸化還元滴定法によりQ=1.85mg/m2となる
値をとるものである。
上記の被記録材のインクジエツト記録適性は、1mmに1
6本の割合のノズル間隔で128本のノズルを備えたインク
ジエツトヘツドをY,M,C,Bkの4色分有するインクジエツ
トプリンターを用い、下記組成のインクによりインクジ
エツト記録を行い評価した。
◎インク組成(I) 染料 5部 ジエチレングリコール 20部 水 78部 ・染料(インクI) Y:C.I.ダイレトイエロー86 M:C.I.アシツドレツド35 C:C.I.ダイレクトブルー199 Bk:C.I.フードブラツク2 評価項目は下記2点について行った。
(1)画像濃度 上記のインクジエツトプリンターを用いてベタ印字し
た印字物のフラツク(Bk)の濃度をマクベス反射濃度計
RD−918を用いて評価した。
(2)室内保存性 (1)で得られた印字物をオフイスの壁にはって、3
ケ月間及び6ヶ月間放置した。ブラツク(Bk)ベタ印字
物の印字直後(放置前)の画像の色度と放置後の画像の
色度との差(ΔE)を求め室内保存性の評価とした。
結果は表1に示した。
実施例2 実施例1で使用した酸化マグネシウムを24部に減ら
し、そのかわりに6部のアルミナ(住友化学製AKP−G
(γ−アルミナ、1次粒径0.05μm、BET比表面積136m2
/g))を顔料として加え実施例1同様に被記録材2を形
成した。被記録材2のインクジエツト記録特性は表1に
示した様に、被記録材1とほぼ同様の結果であったが、
インク吸収性が改良されていた。
実施例3,4 実施例1における酸化マグネシウムのかわりに岩谷化
学工業(株)社製マグネシウムMTK−30(平均粒子径0.1
9μm、BET比表面積160m2/g)を原料としてこれの水和
物に炭酸ガスをバブルすることにより塩基性炭酸マグネ
シウムを合成した。まず、酸化マグネシウム20部を水10
0部に分散させ、30分間パワーホモジナイザーにより攪
拌した。この間に原料である酸化マグネシウム(MgO)
はほぼ完全に水酸化マグネシウム(Mg(OH))に変化
する。この後水100部を追加し、さらに攪拌を続けなが
ら炭酸ガスを500ml/minの流量でバブルし炭酸化を行な
った。反応温度を50℃に保ち3時間反応を行うと完全に
水酸化マグネシウムが塩基性炭酸マグネシウムに変化す
ることがX線回折及びDTA測定の結果より確認された。
以上の様にして得られた顔料のS及びQの値は各々S
=35m2/g、Q=2.43mg/m2であった。この顔料を用いて
実施例1と同じ組成で顔料だけを変えた塗工液を作製
し、実施例1と同じ基紙上に顔料を乾燥重量が3g/m2
なるように塗布し被記録材3を得た。
また、この塩基性炭酸マグネシウムを30部から20部に
減らし、そのかわりに10部の実施例1で用いたのと同じ
水酸化マグネシウムを加え塗工液を作製し、やはり実施
例1で用いたのと同じ基紙上に顔料が乾燥重量で3g/m2
となるように塗布し、被記録材を得た。被記録材3及び
4のインクジエツト適性を評価した結果を表1に示す。
被記録材4は、3に比べ画像濃度がさらに高くなった。
また被記録材4は被記録材1に比べインク吸収性が良好
であった。
比較例1〜5 表2に示したSおよびQの値を持つ顔料を実施例1と
同じ処方で同じ基紙に乾燥重量で5g/m2だけ塗布しイン
クジエツト特性を評価した。結果は、表3に示される如
く画像濃度と室内変色性の両方を同時に満足する材料は
なかった。
〔効果〕 以上の如き本発明の被記録材は、特に水溶性染料を含
むインクを使用するインクジエツト用として適してお
り、効果として下記2点を挙げることができる。
(1)コート紙特有の画像保存性の問題がない、即ち、
本発明の被記録材に多色インクを用いたインクジエツト
記録方式により形成されたカラー画像を数ケ月直射日光
のあたらないオフイスの壁等に保存しておいた際の変色
の問題が生じない。
(2)上記(1)の効果に加えてドツトが真円に近く高
濃度であり、ドツトが過大に滲んだりドツトからフエザ
リングが生じたりしないので鮮明かつ解像度の高い画像
が形成できる。

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に顔料を含むインク受容層を設け
    てなる被記録材に於いて、前記顔料として、BET比表面
    積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ単位面積当りのヨウ
    素吸着量が1.5mg/m2以上である顔料を主体として含むこ
    とを特徴とする被記録材。
  2. 【請求項2】前記顔料がインク受容層を構成する全顔料
    に対して60wt%以上含まれる請求項(1)の被記録材。
  3. 【請求項3】前記顔料がインク受容層を構成する全顔料
    に対して80wt%以上含まれる請求項(1)の被記録材。
  4. 【請求項4】前記顔料が難溶性マグネシウム化合物であ
    る請求項(1)の被記録材。
  5. 【請求項5】前記顔料の一次粒子の粒径が0.01〜5μm
    の範囲にある請求項(1)の被記録材。
  6. 【請求項6】吸液性基紙の表面に顔料層を有し、前記顔
    料としてBET比表面積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ単
    位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である顔料
    を主体として含み、且つ全体のステキヒトサイズ度が0
    〜15秒の範囲にあることを特徴とする被記録材。
  7. 【請求項7】前記顔料が顔料層を構成する全顔料に対し
    て60wt%以上含まれる請求項(6)の被記録材。
  8. 【請求項8】前記顔料か顔料層を構成する全顔料に対し
    て80wt%以上含まれる請求項(6)の被記録材。
  9. 【請求項9】前記被記録材のステキヒトサイズ度が0〜
    10秒の範囲にある請求項(6)の被記録材。
  10. 【請求項10】前記顔料が難溶性マグネシウム化合物で
    ある請求項(6)の被記録材。
  11. 【請求項11】前記顔料の一次粒子の粒径が0.01〜5μ
    mの範囲にある請求項(6)の被記録材。
  12. 【請求項12】支持体上に顔料を含むインク受容層を設
    けてなる被記録材に於いて、前記顔料としてBET比表面
    積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ単位表面積当りのヨ
    ウ素吸着量が1.5mg/m2以上である顔料(A)を主体と
    し、更に他の顔料(B)を併用することを特徴とする被
    記録材。
  13. 【請求項13】前記顔料(A)がインク受容層を構成す
    る全顔料に対して60wt%以上含まれる請求項(12)の被
    記録材。
  14. 【請求項14】前記顔料(A)がインク受容層を構成す
    る全顔料に対して80wt%以上含まれる請求項(12)の被
    記録材。
  15. 【請求項15】前記顔料(A)が難溶性マグネシウム化
    合物である請求項(12)の被記録材。
  16. 【請求項16】前記顔料(A)の一次粒子の粒径が0.01
    〜5μmの範囲にある請求項(12)の被記録材。
  17. 【請求項17】前記顔料(B)がシリカ、アルミナ、ケ
    イ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、クレー、タル
    ク、カオリン、ケイソウ土、尿素樹脂から選択される顔
    料である請求項(12)の被記録材。
  18. 【請求項18】水溶性染料を含む記録液の液滴を被記録
    材に付与して記録を行なう記録方法に於いて、前記被記
    録材が顔料を含むインク受容層を有し、且つ前記顔料と
    してBET比表面積が30〜120m2/gの範囲にあり且つ単位表
    面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である顔料を主
    体として含むことを特徴とする記録方法。
  19. 【請求項19】前記水溶性染料が直接染料あるいは酸性
    染料である請求項(18)の記録方法。
  20. 【請求項20】前記記録方法がインクジエツト記録方法
    である請求項(18)の記録方法。
  21. 【請求項21】前記顔料がインク受容層を構成する全顔
    料に対し60wt%以上含まれる請求項(18)の記録方法。
  22. 【請求項22】前記顔料がインク受容層を構成する全顔
    料に対し80wt%以上含まれる請求項(18)の記録方法。
  23. 【請求項23】前記顔料が難溶性マグネシウム化合物で
    ある請求項(18)の記録方法。
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