JPH06234268A - インクジェット記録シート - Google Patents
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- JPH06234268A JPH06234268A JP5045596A JP4559693A JPH06234268A JP H06234268 A JPH06234268 A JP H06234268A JP 5045596 A JP5045596 A JP 5045596A JP 4559693 A JP4559693 A JP 4559693A JP H06234268 A JPH06234268 A JP H06234268A
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Abstract
環境下でのインクの滲み出しによる画像の鮮鋭性や色彩
性の低下を抑え、さらに、経時的な画像の色劣化を防止
したインクジェット記録シートを得ること。 【構成】 支持体の片面に少なくとも1層以上のインク
受理層が塗設されたインクジェット記録シートにおい
て、該インク受理層が、下記化1(式1)で示されるジ
メチルアミン・エピクロルヒドリン付加物の4級塩を含
有する塗被組成物からなることを特徴とするインクジェ
ット記録シート。 【化1】
Description
るインクジェット記録シートに関するものであり、良好
なインク定着性を確保して、特に高湿度条件下における
インクの滲み出しを抑え、さらに、経時的な画像の色劣
化を防止したインクジェット記録シートに関するもので
ある。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、
漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として
種々の用途に於いて急速に普及している。更に、多色イ
ンクジェット方式により形成される画像は、製版方式に
よる多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、
遜色のない記録を得ることが可能である。また、作成部
数が少なくて済む用途に於いては、写真技術によるより
も安価であることからフルカラー画像記録分野にまで広
く応用されつつある。
記録シートとしては、通常の印刷や筆記に使われる上質
紙やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面か
ら努力が成されてきた。しかし、装置の高速化・高精細
化或はフルカラー化などインクジェット記録装置の性能
の向上や用途の拡大に伴い、記録シートに対してもより
高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該記録
シートとしては、印字ドットの濃度が高く色調が明るく
鮮やかであること、インクの吸収が早く印字ドットが重
なった場合に於いてもインクが流れ出したり滲んだりし
ないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上に大
きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないこと等の高い
画像再現性が要求される。
かの提案がなされてきた。例えば、支持体表面にシリカ
系顔料を主成分とした空隙層となるインク受理層を設け
て、インク吸収性を向上させる工夫がなされてきた(特
開昭52-9074号公報、同58-72495号公報等)。このイン
ク受理層によってインク吸収性を上げ、高い印字ドット
濃度やインク滲みがない印字ドットを得るために、特開
昭55-51583号公報及び特開昭56-157号公報には、非膠質
シリカ粉末を配合する提案がある。また、色彩性や鮮明
性はインク中の染料のインク受理層に於ける分布状態に
あることに着目し、染料成分を吸着する特定の剤を用い
る提案(特開昭55-144172号公報)もなされてきた。
な環境下において、インクの滲み出しがなく、鮮鋭性や
色彩性に優れた画像が得られるのであって、印字される
環境または印字後に保管される環境が変化しても同様の
効果を得ることの難しいのが現状である。特に、湿度が
高い条件下で、印字または印字後に保管されると、イン
クジェット記録用のインクは水性であるため、インク中
の着色剤が湿度によって溶解されることにより、インク
の滲み出し現象が生じる。また、着色剤が経時的に変化
して、印字された画像が変色するといった問題もある。
上記のインクの滲み出しが発生することは、ドット径が
肥大化することであり、それによって、画像の鮮鋭性と
色彩性が低下して、良好な画像再現性が悪化する。ま
た、画像の変色は色彩性の低下のみならず、全く異なっ
た色の画像になる問題も発生する。
ット記録シートとしての価値が損なわれることから、こ
のような問題を回避するには、以下の方法が考えられ
る。画像の鮮鋭性を上げるためには、インクは記録シー
トの面方向に拡散しないこと、色彩性を保持するために
は、インク中の着色剤は記録シートの表面に留まること
が好ましい。このことから、インク中の溶媒分のみが速
やかに記録シート内部に浸透することが理想となる。一
方、経時的な変色を回避するためには、インクの着色剤
の変化を起こさせない必要がある。このことから、記録
シート内部にインク中の着色剤を浸透させて、記録シー
トの外部要因(光、オゾンガス)から生じる経時的な着
色剤の変化を抑える方法が挙げられる。しかし、インク
滲み出しと経時的な画像の色劣化は、相反する特性であ
り、両者を同時に向上させる難しさがある。
って、インクジェット方式で印字される環境がかなり区
々となり、環境の影響を受けない画像再現性が要求さ
れ、さらに、フルカラー画像分野まで広がりつつあるイ
ンクジェット方式では、保存性の要求も高まってきてお
り、このような要求を満足したインクジェット記録シー
トが必要とされている。
発明の目的は、良好なインク定着性を確保して、特に、
高湿度条件下でのインクの滲み出しを抑え、さらに、経
時的な画像の色劣化を防止したインクジェット記録シー
トを得ることにある。
ェット記録シートについて、種々の検討を重ねた結果、
該記録シートのインク受理層を特定の剤を含有した塗被
組成物で形成させることによって、インクの定着性が向
上し、高湿度条件下でもインクの滲み出しが抑制され、
さらに画像の色劣化を起こさせ難いことを見い出した。
即ち、本発明は、支持体の片面に少なくとも1層以上の
インク受理層が塗設されたインクジェット記録シートに
おいて、該インク受理層が、下記化2(式1)で示され
るジメチルアミン・エピクロルヒドリン付加物の4級塩
を含有する塗被組成物からなることを特徴とするインク
ジェット記録シートを提供するものである。
ヒドリン付加物の4級塩は、カチオン性を呈する4級の
アンモニウム塩であり、該4級塩の重合度nや配合量
は、インク受理層の塗被組成物の粘度に大きく関係し、
調液、塗工量制御などの製造上で問題とならない範囲で
粘度を考慮して適宜決定すれば良いが、重合度nは20
00以下が扱いやすく、配合量は、コロイド滴定法によ
って測定される該4級塩のカチオンコロイド滴定量(カ
チオン荷電量)ED[meq./g]と該4級塩のインク受
理層中における含有量WD[g/m2]との積PD(該記録
シート単位面積当たりのカチオンコロイド滴定量)が、
0.2〜40meq./m2、好ましくは、0.7〜20meq.
/m2となるように決定することが望ましい。
ルにより、上記PDの配合量は変量するが、0.2meq.
/m2未満では、インクの定着性が確保し難い傾向にあ
り、画像の色劣化も回避し難い。また、40meq./m2を
超えるとインク受理層を通して浸透するインクの吸収速
度が劣るために、インクがインク受理層表面で拡散し、
ドット径の拡大に伴う鮮鋭性の低下が起きやすくなる。
さらに、同じレベルのインク定着性を得るためには、該
4級塩の重合度nの低下に伴って、その配合量を増やす
必要がある。これは、該4級塩の端部は3級化されるた
め、重合度nが減少するほどカチオン性が低下すること
に起因していると考えられる。しかし、あまり配合量が
増えると、インク受理層中で形成される該4級塩の物理
的な構造が、インク浸透を阻害するために、逆にドッド
径の拡大が生じる場合もある。このことから、上記の粘
度の問題も含めると、該4級塩の重合度nは、300〜
2000が好ましい。
アリルアミン共重合体とは、下記化3(式2)で示され
るようなカチオン性を呈する2級アミンであり、画像の
色劣化を防止する機能が高い。該共重合体も一般的な環
境下におけるインク定着性には優れているが、高湿度条
件下でのインク滲み出しを防止する機能は低く、該共重
合体のみを配合しても本発明の目的を達することは出来
ない。しかし、上記のジメチルアミン・エピクロルヒド
リン付加物の4級塩と該共重合体を併用すると、該4級
塩が有する高湿度条件下でもインクの滲み出しを抑制す
る機能と該共重合体が有する画像の色劣化を防止する機
能を共存させることができ、さらに、本発明の目的が確
実に達せられる。
%、nは1〜90モル%を示す。
しても構わないが、更に該4級塩と該共重合体のそれぞ
れのメリットを十分に機能させるためには、混在させた
方が良く、インク受理層に配合される量は、好ましくは
重量比(該4級塩/該共重合体)で、1/4〜2/1で
あり、コロイド滴定法により測定される該4級塩及び該
共重合体のカチオンコロイド滴定量ED及びEAと該4級
塩及び該共重合体のインク受理層中における含有量WD
及びWAを用いて下記数1にて算出される該記録シート
単位面積当たりのカチオンコロイド滴定量Pが、0.2
〜40meq./m2、好ましくは、0.7〜20meq./m2と
なるように決定することが望ましい。
コロイド滴定量[meq./m2]、ED及びEAは、それぞれ単
位重量当たりのジメチルアミン・エピクロルヒドリン付
加物の4級塩及び(メタ)アクリルアミド・ジアリルア
ミン共重合体のカチオンコロイド滴定量[meq./m2]、WD
及びWAは、それぞれインク受理層中におけるジメチル
アミン・エピクロルヒドリン付加物の4級塩及び(メ
タ)アクリルアミド・ジアリルアミン共重合体の含有量
[g/m2]である。
KP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、
CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の
古紙パルプ、等の木材パルプと従来公知の顔料を主成分
として、バインダー及びサイズ剤や定着剤、歩留まり向
上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を1種
以上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワ
イヤ抄紙機等の各種装置で製造された原紙、さらに原紙
に、澱粉、ポリビニルアルコール等でのサイズプレスや
アンカーコート層を設けた原紙や、それらの上にコート
層を設けたアート紙、コート紙、キャストコート紙等の
塗工紙も含まれる。このような原紙及び塗工紙に、その
ままインク受理層を設けても良いし、平坦化をコントロ
ールする目的で、マシンカレンダー、TGカレンダー、
ソフトカレンダー等のカレンダー装置を使用しても良
い。
リオレフィン樹脂層を設けても良いし、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、
ポリウレタン等の合成樹脂やこれらの混合物のフィルム
材や、該合成樹脂を繊維化して成型したシートも含まれ
る。
インダーを主成分とするものであり、これらに本発明の
ジメチルアミン・エピクロルヒドリン付加物の4級塩を
必須成分として添加し構成されるものであるが、要求さ
れるインクジェット記録シートの特性によっては、顔料
とバインダーを配合せずに、該4級塩を主成分としたも
のをインク受理層としても構わない。また、必要に応じ
てインク受理層が塗設された反対面にバックコート層を
設けても構わない。
やバックコート層には、公知の白色顔料を1種以上用い
ることができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭
酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫
酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸
亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ
土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シ
リカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベー
マイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼ
オライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチ
ックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、
ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機顔料等が挙げられる。
れるバインダーには、ポリビニルアルコール、酢酸ビニ
ル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘
導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリ
ビニルアルコール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−
ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエ
ン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は
共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体又は共
重合体等のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸
ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或いは
これらの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単
量体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹
脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の水性接着剤;ポ
リメチルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、
ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系
接着剤が挙げられ、1種以上で使用される。
の中でも主体成分として含有する白色顔料としては、多
孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多
孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナ等があげられ、
特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好まし
い。バインダーの総量は、目的とするインクジェット記
録シートの特性に合わせて、適宜調整することが出来る
が、一般には、顔料100重量%に対して、5〜60重
量%である。さらに、インク受理層には、その他の添加
剤として、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡
剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色
顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増
強剤等を適宜配合することもできる。
剤として、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡
剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色
顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増
強剤等も適宜配合することもできる。
含浸する方法は、各種ブレードコータ、ロールコータ、
エアーナイフコータ、バーコータ、ロッドブレードコー
タ、カーテンコータ、ショートドウェルコータ、サイズ
プレス等の各種装置をオンマシン或はオフマシンで用い
ることができる。また、塗工又は含浸後には、マシンカ
レンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダー、ソフ
トカレンダー等のカレンダーを用いて仕上げても良い。
剤、液媒体、その他の添加剤からなる記録液体である。
着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反
応性染料或は食品用色素等の水溶性染料が挙げられる。
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリ
コール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の
多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが好ましい。その他の添加剤としては、例えば、P
H調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張
力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げら
れる。
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いてもかまわない。例えば、熱溶融性
物質、染顔料などを主成分とする熱溶融性インクを樹脂
フィルム、高密度紙、合成紙などの薄い支持体上に塗布
したインクシートを、その裏面より加熱し、インクを溶
融させて転写する熱転写記録用受像シート、熱溶融性イ
ンクを加熱溶融して微小液滴化、飛翔記録するインクジ
ェット記録シート、油溶性染料を溶媒に溶解したインク
を用いたインクジェット記録シート、光重合型モノマー
及び無色または有色の染顔料を内包したマイクロカプセ
ルを用いた感光感圧型ドナーシートに対応する受像シー
トなどが挙げられる。
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡っていく。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シートとして利用しても何ら
構わない。更に、複写機・プリンター等に広く使用され
ている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録シ
ートとして、本発明におけるインクジェット記録シート
を使用しても構わない。
する現象であり、これを防止するためには、印字面深さ
方向への浸透が必要となる。このことから、表面積の大
きなインク受理層を塗設し、インクの浸透を促進させる
ことによって、インクの滲み出しは防止できる。しか
し、同時にインク中の着色剤が深さ方向に浸透するた
め、印字濃度の低下に伴う色彩性の悪化が生じる。該着
色剤は溶剤成分に溶解し、その溶解成分はアニオン性を
呈していることから、カチオン基を有する剤をインク受
理層に含有させることによって、インク受理層表面に着
色成分を留まらせ、印字濃度の低下を抑制することが可
能となるが、同時にインクの浸透も抑制することから、
再びインクの滲み出し問題が生じる。
性ではあるが、印字濃度は、自明のことながら、可視光
の反射率を示すものであり、反射率はインク受理層表面
のみならず、可視光が該層中に入り込み、再び該層表面
から出る内部反射の影響を無視することは出来ない。こ
のことは、該層中に含まれる着色剤による吸収が関与し
ていることを意味し、印字濃度については、該層中の内
部にインクを留まらせても向上することを示唆してい
る。従って、この相反する特性は、該層表面ではインク
の浸透が早く、該層中でインクが留まれば、インクの滲
み出しと印字濃度の向上を図ることは可能となる。
めること、カチオン基を有する剤を適用することが考え
られるが、本発明の目的である高湿度条件下での着色剤
の溶解によるインクの滲み出しを考えると後者の選択が
必要となる。これは、前者が物理的な吸着であるのに対
し、後者が電気的或いは化学的な結合であることに起因
しており、高湿度条件下での水分による着色剤の再溶解
は後者の方が遥かに低いためである。
る問題の回避も本発明の目的である。これは、インク中
の着色剤に含有される発色団や助色団が何らかの環境の
影響を受けて、実際に発色に関係する可視光領域の波長
吸収スペクトルを変化させたことに起因すると考えられ
る。しかし、本発明に係るジメチルアミン・エピクロル
ヒドリン付加物の4級塩を含有するインク受理層は、こ
の色劣化の回避に効果がある。この作用の厳密な理由は
定かではないが、該4級塩が着色剤と結合することによ
って、発色団や助色団の波長吸収スペクトルが安定化し
たこと、或いは、該4級塩は、成膜性を有しているか
ら、該膜が着色剤を覆って、光やオゾンガスからの影響
を防止したことが考えられる。さらに、(メタ)アクリ
ルアミド・ジアリルアミン共重合体を併用すると色劣化
に対する向上が確実となる。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。
とNBKP(濾水度450mlcsf)20部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35/35の
顔料25部、市販アルキルケテンダイマー0.10部、
市販カチオン系(メタ)アクリルアミド0.03部、市
販カチオン化澱粉0.8部、硫酸バンド0.4部を調成
後、長網抄紙機を用いて坪量90g/m2で抄造した。
た。インク受理層組成物として、合成非晶質シリカ(フ
ァンシールX37B:徳山曹達社製)100部、ポリビ
ニルアルコール(PVA117:クラレ社製)50部、
カチオンコロイダル滴定量6.9meq./gのカチオン性
定着剤(アキュラック41:三井サイアナミッド社製、
式1の平均重合度n≒363)10部を用い、これを調
液し、固形分濃度13%とした。調整したインク受理層
塗液を用いて、エアーナイフコータにより塗工量6g/
m2となるように支持体表面に塗工乾燥後、カレンダー処
理を行い実施例1のインクジェット記録シートを得た。
被組成物は、実施例1のカチオン性定着剤を20部とし
た以外、実施例1と同様の配合とし、支持体に実施例1
と同じ条件で塗工乾燥、カレンダー処理を行い、実施例
2のインクジェット記録シートを得た。
被組成物は、実施例1のカチオン性定着剤を50部とし
た以外、実施例1と同様の配合とし、支持体に実施例1
と同じ条件で塗工乾燥、カレンダー処理を行い、実施例
3のインクジェット記録シートを得た。
被組成物は、実施例1のカチオン性定着剤を20部とカ
チオンコロイダル滴定量3.7meq./gの(メタ)アク
リルアミド・ジアリルアミン共重合体を20部配合した
以外、実施例1と同様の配合とし、実施例1と同じ条件
で塗工乾燥、カレンダー処理を行い、実施例4のインク
ジェット記録シートを得た。
被組成物は、実施例1のカチオン性定着剤を配合しない
以外、実施例1と同様の配合とし、実施例1と同じ条件
で塗工乾燥、カレンダー処理を行い、比較例1のインク
ジェット記録シートを得た。
被組成物は、比較例1と同様の配合とし、塗工量を10
g/m2とした以外は、実施例1と同じ条件で塗工乾燥、
カレンダー処理を行い、比較例2のインクジェット記録
シートを得た。
下に示すドット肥大化率と画像の色劣化率で行い、結果
を表1に示す。ドット肥大化率は、高湿度条件下でのド
ットの肥大化を示すものであり、この数値が大きいほ
ど、インク中の着色成分が水分によって溶解し、インク
の滲み出しを生じさせて、画像の鮮鋭性や色彩性を低下
させることを示す。また、画像の色劣化率は、印字直後
の色と経時させた後の色の変色度合いを示すものであ
り、この数値が大きいと、画像の色劣化が生じているこ
とを示す。
環境下にサンプルを24時間放置して調湿した後、同環
境下で、インクジェットプリンター(IO−720:シ
ャープ社製)により、ブラックインクでドットを印字
し、画像解析装置を用いて、下記数2で定義される円相
当径を測定する。測定後、40℃・90%RHの環境下
に印字したサンプルを24時間放置後、再びドットの円
相当径を下記数2で算出し、40℃・90%RHに放置
する前及び後の円相当径(D1及びD2)の比率D2/D1
をドット肥大化率と定義する。
%RHに放置する前の円相当径、i=2は同放置後の円
相当径である。また、Aは、実測面積である。
ター(IO−720:シャープ社製)により、ブラック
インクでベタ印字を行い、キセノンフェードメータで2
0時間光照射した前後の色の色差を測定した。色差は、
L*a*b*表色系(CIE1976)に従って、光照射
前後のサンプルの色を測定した結果を基に、下記数3で
規定することができる。色差が大きいほど、色劣化が生
じていることを示す。なお、測定は、標準光Cとして、
ミノルタ社製CR100を用いて行った。色差が1.0
未満で有れば、視覚上、色の違いを識別することはほと
んどできない。
ぞれ光照射前後のL*及びa*とb*の差である。
下の様なサイズプレス液をオンマシンサイズプレス装置
を用いて、各々乾燥固形分で4g/m2となるように含
浸塗工をした後、乾燥、カレンダー処理を行い、それぞ
れ比較例3及び実施例5〜9のインクジェット記録シー
トを得た。 (サイズプレス液) 比較例3:固形分濃度6%の澱粉溶液 実施例5:固形分濃度6%の澱粉溶液50部とカチオンコ
ロイダル滴定量6.9meq./gのカチオン性定着剤(式
1の平均重合度n=2〜3)の固形分濃度6%溶液50部
の混合溶液。 実施例6:カチオン定着剤の式1の平均重合度がn=2
5とした以外は、実施例5と同様の混合溶液。 実施例7:カチオン定着剤の式1の平均重合度がn=3
60とした以外は、実施例5と同様の混合溶液。 実施例8:カチオン定着剤の式1の平均重合度がn=5
45とした以外は、実施例5と同様の混合溶液。 実施例9:カチオン定着剤の式1の平均重合度がn=1
820とした以外は、実施例5と同様の混合溶液。
ト肥大化率で行い、結果を表2に示す。
に係るジメチルアミン・エピクロルヒドリン付加物の4
級塩を含有したインク受理層は、高湿度条件下での水分
の介在による着色剤の再溶解を抑制していることが判
る。また、(メタ)アクリルアミド・ジアリルアミン共
重合体を併用した実施例4では、画像の色劣化がさらに
優れることが判る。ジメチルアミン・エピクロルヒドリ
ン付加物の4級塩を含有しない比較例1及び2では、ド
ットの肥大化と画像の色劣化がかなり劣ること、特に、
インク受理層を増やした比較例2では、ドットの肥大化
と画像の色劣化の軽減は見られるものの、実施例1〜4
と比較すると、その効果は少ないことが判る。更に、比
較例3及び実施例5〜9から、本発明に係るジメチルア
ミン・エピクロルヒドリン付加物の4級塩を含有したイ
ンクジェット記録シートは、高湿条件下でのドット肥大
化率が著しく小さくなることを示している。
ば、良好なインク定着性を確保して、特に高湿度条件下
でのインクの滲み出しを抑え、さらに、経時的な画像の
色劣化を防止したインクジェット記録シートを得ること
ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体の片面に少なくとも1層以上のイ
ンク受理層が塗設されたインクジェット記録シートにお
いて、該インク受理層が、下記化1(式1)で示される
ジメチルアミン・エピクロルヒドリン付加物の4級塩を
含有する塗被組成物からなることを特徴とするインクジ
ェット記録シート。 【化1】 但し、nは重合度を示す正数で、2〜2000である。 - 【請求項2】 インク受理層が、(メタ)アクリルアミ
ド・ジアリルアミン共重合体を含有する塗被組成物から
なることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
録シート。
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