JPS61135785A - インクジエツト記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 四　産業上の利用分野 本説明はインクを用いて記録する記録媒体に圓するもの
であり、％に媒体上に記録された画像や文字の＃匿が高
く、吸収性及び記録画像の保存性に筐れたインクジェッ
ト用記緯媒体に関するものである。

（８１［来技術及びその問題点 インクジェット記録方式は、インクの微小＆濶ｔ−棟々
の作動原理により飛翔させて１紙などの記録媒体に付着
させ１画像１文字などの記録上行うものであるが、高速
、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通性が大き
い一更に現像、定着が不要等の特徴があり、漢字を含め
各種図形及びカラー画像等の記録装置として１株々の用
途に於いて急速に普及している。更に、多色インクジェ
ット方式によシ形成される画像は、製版方式による多色
印刷や、カラー写真方式による印画に比較して搗色のな
い記録を得ることも可能で６９１作成部数が少なくて済
む用途に於いては、写真技術によるよりも一＃：１曲で
めることから７ル力ラーｌＩ！１１Ｍ！記録分野に１で
広く応用されつつある。

このインクジェット記録方式でに用される記録媒体とし
ては、通常の印刷や筆記に使われる上質紙やコーテッド
ａｋ使うべく装置やインク組成の面から努力がなされて
来た。しかし、装置の高速化、高精細ｆヒあるいはフル
カラー比などインクジェット記録装置の性自巨の向上ヤ
用途の拡大に伴ない一記録媒体に対してもよシ高度な特
性が安水されるようになった。すなわち、当該記録媒体
としては、インクドツトの＃ｋが筒＜０色調が明るく彩
やかであること一インクの吸収が早くてインクドツトが
重なった場合に於いてもインクが流れ出したり滲んだり
しないこと、インクドツトの横方向への拡散が必要以上
に大きくなく、かつ周辺が滑らかで１＝やけないこと６
更に記録画像が紫外線や空気中の酸素又は水に曝された
場合の染料の抵抗性を低下させず、好ましくは増強させ
ること等が要求される。

これらの問題全解決するために、従来からいくつかの従
来がなされて米だ。例えば→開昭５２−５３０１２号に
は、低サイズの７ＪＸ紙に表面刀０工用の塗料を湿潤さ
せてなるインクジェット記録用紙が、また、Ｐ４開昭５
３−４９１１３号には、尿素−ホルマリン樹脂粉末を内
添したシートに水浴性高分子七宮浸させたインクジェッ
ト記婦用槙が開示されている。これらの−紋紙タイブの
インクジェット記録用紙は、インクの吸収は速やかであ
るが、ドツトの周辺がほやけ易く、ドツトｍ度も低いと
言う欠点がある。

また、特開昭５５−５８３０号には、支持体表面にイン
ク・吸収性の塗層を設けたインクジェット記録用紙が開
示され−まｆｃ、特開昭５５−５１５８３号では被覆１
−中の顔料として非膠質シリカ扮゛末を１更った例が、
更に特開昭５５−１１８２９号ではインク吸収速度の異
なる２Ｌ−構造全便つｆＣ塗抹紙の例が開示されている
。これらのコーテツド紙タイプのインクジェット記録用
紙は−ドツト径やドツトの形状、ドツト＠度−Ｐ色調の
丹現住と言った点では一般紙タイグのインクジェット用
Ｈｆ、より改良されているが、これらのｄｄ球媒体に通
用されるインクに水浴性染料を使った水性インクが多く
、記録媒体上に形成されたーｊに水等がかかった場合、
染料が再び溶解して参み出したりして記録物の価値全署
しく減少させる問題点がある。

そこで、この欠点を改良するために１例えは特開昭５５
−５３５９１号には金属の水浴性塩ｔ″記録面に付与す
る例が、また特開１＠５６−８４９９２号にはポリカチ
オン高分子′ｗＩＬＷ４質を表面に含有する記録媒体の
例が、また、杵開昭５５−１５０３９６号にはインクジ
ェット記−後、該インク中の染料とレーキを形成する耐
水比剤を付与する方法が、そして更に、特開昭５６−５
８８６９号には水＃在高分子を塗布した記録シートにイ
ンクジェット記録後、該水浴性高分子を不溶化すること
によって、耐水化する方法が、それぞれ開示されている
。

ところが、これらの耐水化法は耐水化の効果が弱かった
り、耐水ｆヒ剤が染料と何らかの反応ｔ−起し染料の保
存性全低下させたシして１元分な耐水性と耐元注ｔ″両
立させることになかなか困難であった。

そこで、耐光性を同上させるために、列えば特開昭５４
−６８３０３号、同５４−８５８０４号及び同５６−１
８１５１号には、インク線中へ紫外線吸収剤を添／ＪＬ
Ｉ　Ｌ、た例が開示されている。しかしながらこれらの
紫外線吸収剤はインクの噴射安定性′（ｆ−低下さぜた
シ、倣盆添〃ａでは効果が少ないと云う問題がめる。ま
た別の解決策として、インクジェット記録シートの万ヘ
ペンゾフェ７）系、ベンゾトリアゾール系などの紫外線
吸収剤を含有させることがｐ＃開昭５７−７４１９２号
、同５７−７４１９３号及び同５７−８７９８８号で提
案されているが、耐光性への効果が小さくしかも水に多
量に溶解しないため紫外線吸収剤の効率が悪い。

（Ｑ　発明の目的 本発明は、前述したようなインクジェット適性を改善し
、７に性インク画像の耐水性及び耐光性にも優れた、特
に水浴性黒色染料及び／又は水浴性マゼンタ染料の耐元
注、耐変色性を改善した記録媒体を提供することを目的
とする。

鋤　発明の構成及び作用 即ち１本発明は水浴性染料を含有する水性インクを用い
て記−画１尿金形成するインクジェット記録媒体に於い
て、該記録媒体がハイドロタルサイト類化合物金含有す
るインクジェット記録媒体である。

本発明で云うハイドロタルサイト類化合物とは、化学組
成として水酸化炭酸マグネシウムアルミニウムで、Ｘ＃
ｊ回折法によって１強線のｄｌｌｉＥ７．８９゜２強線
のｄ１直３．９１．３強線のｄ１直２．６０の結晶構造
金持つ化合物である。一部天然に産出するが。

市販銘柄として、陽和化学工業株式会社より合成ハイド
ロタルサイト類化合物として提供されている。例えばキ
ラーワード５００　（Ｍｇ６ＡＬ２　（ＯＨ）１６Ｃｏ
、・４Ｈ２０’）、キラーワード１１００　（Ｍｇａ、
ｓＡｔ２（ＯＨ）ｒ３ＣＯ３−ｍＨ２０（ｍ＝３〜３．
５））及び医薬品グレードのアルカマツク等、更に表面
処理されたものでＤＨＴ−４Ａ（塩基性アルミニウム・
マグネシウム榔カーボネート・ハイドレート）があげら
れる。

本発明では前記ハイドロタルサイト類化合物を含有する
記録媒体の作成方法としては、バルブ繊維を離解してス
ラリーとし抄ａｍで抄造せしめる際、ハイドロタルサイ
トｍ化合物をパルプ繊維と混ぜてスラリーとし、抄造し
たり、シート形成途中のサイズプレス装置等でハイドロ
タルサイト頌ｆヒ合物を分散した塗工液全浸漬または塗
布して含有させる方法、更に適当な支持体にハイドロタ
ルサイト類化合物を含有する塗工液を通常の塗工装置を
用いて塗布して、インク受理Ｉ＠金設ける方法等がある
。これら抄造時や塗工時に前記ハイドロタルサイト類以
外に一般に便われる填料や顔料、接着剤及びその他の添
加剤を併用することも可能である。また９１塚の耐水性
を付与する必要があれば、カチオン性樹脂を併用するこ
とも可能であり１本発明に於いてに、耐水性、耐光性を
同時に向上させるためには、むしろ、積極的に使用する
のが望ましい。

本発明で反用出来る項科めるいは１脚１科としては例え
ば軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン
、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン
、酸化亜鉛、疏ｆヒ亜鉛、炭酸亜鉛、サテンホワイト、
ケイ酸アルミニウム、ケイソウ土、ケイ酸カルシウム、
ケイ酸マグネシウム、合成無定形シリカ、水酸１ヒアル
ミニウム、アルミナ、リトポン等の白色顔料及び有機顔
料としては、スチレン系グラスチックピグメント、アク
リル系プラスチックピグメ／ト、マイクロカプセル、尿
素樹脂顔料等がある。これらの内本′Ａ明に於いては、
合成無定形シリカ及び水酸化アルミニウムが好ましく用
いられる。

°本発明で云うカチオン性樹脂は一水に浴解した時解離
してカチオン性を提するモノマー、オリゴマーあるいは
ポリマーを指すが、好ましくは４級アンモニウム基を有
し、特に好ましくは下記（１３〜（至）の一般式で表わ
される構造含有する化合物を云う。

（１）　　　ＯＬ＋ＣＨ２−ＯＨＯ＋ｎＨ薯 （ＯＨ２）ｍ 几２ 式中Ｒ１，Ｒ２，Ｒ，はアルキ／Ｉ’基、　ｍは１〜７
゜ｎは２〜１０、Ｙは酸基を表わす。

（ＩＩ）〜拍の式中Ｒ１，Ｒ２は−ＯＨ５，−０Ｈ２−
ＯＨＳ、−０Ｈ２−ＯＨ２−ＯＨ、Ｙは酸基を表わす。

■）　ポリアルキレンポリアミンジシアンジアミドアン
モニウム塩縮合物 一般式（１）で表わされる化合物は１例えばナルポリ−
６０７（ナルコケミカル社＃）オるいはポリフィックス
６０１（ｄａ高分子社＃）がめげられる。

−ｆｆ式（ＩＩ）〜（転）で表わされる化合物はポリジ
アリルアミン誘導体で、ジアリルアミン比合物の環化重
合によって得られ、パーコールｌ６９７（アライドコロ
イド社）、　Ｃａｔ　Ｆｌｏｃ　（Ｃａｌｇｏｎ　Ｃｏ
ｒｐ）。

ＰＡ８（日東紡績社）、ネオフィックスＲＰＤ（日華ｆ
ヒ学社製）等を挙げることが出来る。

更に一般式（■で表わされる化合物は例えばネオフィッ
クスＢＰ−７０（日華化学社製）ヲ挙げることが出来る
。

これら−叡式（１１〜■）で表わされるカチオン性樹脂
の含有量は通常０．１〜４　ｆ／ｎζ好ましくは０．２
〜２に背である。

本発明で使用出来る接嘴剤とじては１例えば。

酸化澱粉、エーテル化鍼粉−カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体
、カゼイン、ゼラチン、大豆タン白。

ポリビニルアルコール及びその誘導体、無水マレイ／酸
樹脂、通常のスチレン−ブタジェン共重合体、メチルメ
タクリレート−ブタジェン共重合体等の共役ジエン系重
合体ラテックス、アクリル酸エステル及びメタクリル酸
エステルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラ
テックス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重
合体ラテックス、或はこれらの各稽重合体のカルボキシ
ル基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテ
ックス、メラミン樹脂、尿素樹脂、等の熱硬１ヒ合成樹
脂系等の水性接着剤、及びポリメチルメタクリレート、
ポリウレタン樹脂、不１ｒｖｏポリエステル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニルコポリマー。

ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の台底樹脂系
接着剤が、単独あるいは複合して用いられる。これらの
接着剤は顔料１００部に対して２部〜１２０部、好まし
くは５部〜５０部が用いられるが顔料の結層に充分な量
であればその比率は特に駆足されるものではない。しか
し、１２０部以上の接着剤上用いると接着剤の造膜によ
り、空隙構造を減らし、あるいは空隙を極端に小さくし
てしまう尼め、好ましくない。

その他の添加剤としては顔料分散剤、増粘剤。

流動性変性剤−消泡剤、抑泡剤、離を剤１元泡剤。

浸透剤１着色染料１着色顔料、螢光増白剤、紫外線吸収
剤、Ｒ電防止剤、防腐剤、防パイ剤、耐水化剤等金適宜
配合することも出来る。

支持体としては１紙または熱可塑性樹脂フィルムの如き
シート状物質が用いられる。紙の場合はサイズ剤無添加
あるいは適度なサイジング金施した紙で、損料は含まれ
ても、ｆた含まれなくてもよい。

また、熱可塑性フィルムの場合はポリエステル。

ポリスチレン、ポリ塩「ヒビニル、ポリメチルメタクリ
レート、酢酸セルロース−ポリエチレン、ポリカーボネ
ート等の透明フィルムや、白色顔料の充填あるいは倣細
な発泡による白色不透明なフィルムが使用される。充填
される白色顔料としては、例えば酸化チタン、硫酸カル
シウム、炭酸カルシウム−シリカ、クレー、メルク、酸
化亜鉛等の多くのものが使用される。

また、紙の表面にこれらの樹脂フィルムを貼り合せたり
浴融樹脂によって加工したいわゆるラミネート紙等も便
用可Ｈヒである。これらの樹脂表面とインク受理層の接
着を改善するための下引層やコロナ放電加工等が施され
ていてもよい。

支持体上に塗工しただけのシートは、そのままでも本発
明による記録用シートとしてザ用出来るが１例えばスー
パーカレンダー、クロスカレンダーなどで別熱及び／又
は加圧下ロールエラグ間を通して表１の平滑性衾与える
ことも可能でめる。

この場合−スーパーカレンダー刀ロエによる過度な加工
は、せっかく形成した粒子間の空隙によるインク吸収性
全低下させることになるので加工程度は制限されること
がある。

本発明で云う水性インクとは、下記層色剤及び液媒体、
その他の奈加剤から成る記録液体である。

層色剤としては直接染料、酸性柔料、塩基性柴科５反応
性染料めるいは食品用色素等の７に浴ａ染料が好ましく
用いらする。

例えば、直接染料としては Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｂｌａｃｋ　２．４．９．１１
．１４．１７．１９．２２゜２７、３２．３６．３＆　
４１．４１：！、４９．５Ｌ５６．６λ７１．７４７５
．７７、　ＩＦ５，８０゜１０５．１０６，１０７，１
０８，１１２１１１λ１１７，１３Ｌ　　１４６，１５
４，１９４Ｃ０１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｙｅｌｌｏｗ　　Ｌ
　２．４　＆　ＩＬ　ＩＬ　２４２ａ　２７゜２＆３八
３４３９．４１．４本　４４．４＆５０．５１．５８，
７２．８４８４８７，８８゜９＆　　１００，１１０ Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｏｒａｎｇｅ　　６．８，１０
．２６．２９．３９．４１．４９゜５１．１０２ Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｒｅｄ　　　　Ｌ　２．４　＆
　９．１１．１３１１７．２０゜２亀　２４　２ａ　　
３１，３３，３７，３９．４４４６．４７．４＆５１，
５龜６２１６＆７亀？５，７７．８０，８Ｌ　ｌ　８４
８５，９０゜９４．９９，１０１，１０８，１１０．１
４へ１８９．１９７，２２０．２２４２２へ　２２６゜
２２７．２３０ Ｃ０１，ＤｉｒｅｃｔＶｉｏｌｅｔ　　１．７．９．１
ス３５．４８．５１．９０．９４Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ
　Ｂｌｕｅ　　　Ｌ　２．６．８１１５．２２．２＆　
３４６９゜７０．７１，７２，７５．ｌ　　Ｔ＆　　８
０．８Ｌ８２、８亀　８＆　９０．９＆　　１０６．１
０＆１１０．１２０．１２亀　１５へ　１６４１６氏１
９４１９人　１９４，１９５，１９６，１９９゜２０へ
　２０１，２０２．２０八２０７，２１８゜２３６．２
３７，２３９，２４６，２５８゜Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ
　Ｇｒｅｅｎｌ、　６．８．２８．３＆　３７．６３．
６４Ｃ，１，Ｄｉｒｅｃｔ　Ｂｒａｕｎ　　１ん２．　
ａ　２５．２７．４４．　ｌ　９５゜１（Ａ　　１０１
．１０へ　ＩＬ２．１７３，１９４゜１９５．２０９，
２１０．２１１ 酸性染料としては Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｂｌａｃｋ　　　１．２．７．１６
．１７．２４２６．２１Ｌ　３Ｌ４Ｌ４へ５４５へ６０
．６３．９４，１０７゜１０９、１１４１１８．１１９
．１２１．１２２゜１３Ｌ　１５５１１５６ Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｙｅｌｌｏｗ　　Ｌ　３．４７．Ｉ
ＬＩＬＩＬ１４１７゜ＩＬ１９，２亀２へ２９．３４．
３６１３８゜４０、４１．４ス４４４９．５３．　ｌ　
５９゜６Ｌ　７１．７ス７へ７＆　９９．１１１゜１１
４１１６、１２２．１３へ１６１．１７２Ｃ，１，Ａｃ
１ｄ　Ｏｒａｎｇｅ　　７．　＆　１Ｇ、　３３１５６
！　６４Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｒｅｄ　　　　１．４６．
　＆　１為１４１５．１＆　１９゜２１、２＆　２７．
３０．３ス３４３へ３７゜４０．４２，５１，５ス５４
５７，８０，８λ８＆８亀＆７．８ＪＬ　８９．９２．
９４．９７゜１０６．１０＆　　１１０．１１氏　１１
９，１２９゜１３１．１３＆　１３４．１３へ１５４，
１５５゜１７Ｌ　１７６．１８ｏ、１８４，１８ａ　１
８７゜２４亀２４９．２５４２５へ２６０，２８９゜３
１７．３１８ Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｖｉｏｌｅｔ　　　７．　ＩＬ　１
５．３４３４４Ｌ　４３．４９゜Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｂ
ｌｕｅ　　　　１．７．９．２Ｌ　２＆　２５．２７．
２９．４０゜４１．４３，４５．４９，５１，５λ５５
，５６゜５９．６２．７へ８０．８１．８亀９０．９ス
９＆　１０２，１０４１１１，１１３，１１７゜１２へ
　１２４１２へ１４へ１６７．１７１゜１７へ　１８３
，２２９．２３４２３６Ｃ，１，Ａｃ１ｄ　Ｇｒｅｅｎ
　　　３．１２．１９．２７．４１．９．１６．２０．
２５ｅ、１．Ａｃ１ｄ　Ｂｒａｕｎ　　　　４１４塩基
性染料としては Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　Ｂｌａｃｋ　　２．　ＢＣ，Ｉ、
Ｂａ５ｉｃ　Ｙｅｌｌｏｗ　　１．２．１１．　ｌａ　
１４２１．３Ｌ　３６Ｃ，Ｉ、Ｂａ５ｉｃ　Ｏｒａｎｇ
ｅ　　２．１５．２Ｌ　２２Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　ｌ（
、ｅｄ　　　　１．２．９．１２．１３．３７Ｃ，Ｉ、
Ｂａ５ｉｃ　Ｖｉｏｌｅｔ　　１．３．７．１０．１４
Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　Ｂｌｕｅ　　　１．３．５．７．
９．２４．２５．２６．２８．２９Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ
Ｇｒｅｅｎ　　　ｉ、４゜Ｃ，１，Ｂａ５ｉｃ　Ｂｒａ
ｕｎ　　　ｉ、　１２反応性染料としては− Ｃ，１，ＲｅａｃｔｉｖｅＨｌａｃｋ　　１．３．５．
６．８１１ａ　１４Ｃ１１，ＲｅａｃｔｉｖｅＹｅｌｌ
ｏｗ　１．　Ｚ、　３．１３．１４１５．１７Ｃ，１，
几ｅａｃｔｉｖｅ　Ｏｒａｎｇｅ　２．５．７．　１６
．２０１２４Ｃ，Ｉ、ＲｅａｃｔｉｖｅＲｅｄ　　６．
７．１１．　ＩＬ　１５．１７．２Ｌ　２３．２４３５
，３６．４λ６＆６６ Ｃ，１，几ｅａｃｔｉｖｅＶｉｏｌｅｔ　　２１４　５
．　　＆　　９Ｃ，１，ＲｅａｃｔｉｖｅＢｌｕｅ　　
２．５．７．１２１１３１１４．１５．１？、　ＩＬ１
９、２０．２１．２５．２７．２＆　３７．３８゜４０
、４１．７１ Ｃ，１，ＲｅａｃｔｉｖｅＧｒｅｅｎ　５．７Ｃ，Ｉ、
ＲｅａｃｔｉｖｅＢｒａｕｎ　　１．７．１６更に食品
用色素としては Ｃ，１，Ｆｏｏｄ　Ｂｌａｃｋ　　　２Ｃ＋Ｉ＋Ｆｏｏ
ｄ　Ｙｅｌｌｏｗ　　３．４．５Ｃ，Ｉ、Ｆｏｏｄ　Ｒ
ｅｄ　　　　２．３．７．９．１４５２．８７．９２．
９４゜１０２．１０４，１０５，１０６ Ｃ，１，Ｆｏｏｄ　Ｖｉｏｌｅｔ　　２Ｃ０Ｉ、Ｆｏｏ
ｄ　Ｂｌｕｅ　　　１．２Ｃ，Ｉ。Ｆｏｏｄ　Ｇｒｅｅ
ｎ　　　２．３などが挙げられる。

また水性インクのｆｉ、媒体としては、水及び水浴性の
各種有機溶剤１例えば、メチルアルコール。

エチルアルコール、ｎ−／’ロビルアルコール、インプ
ロビルアルコール。ｎ−ブチルアルコール。

５ｅＣ−ブチルアルコール、ｔｅｒｔ−フチルアルコー
ル、インブチルアルコール等の炭素数１〜４のアルキル
アルコール類；ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等のアミド類；アセトン、ジアセトンアルコール
等のケト／またはケトンアルコール類；テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類；ポリエチレングリコ
ール−ポリプロピレングリコール等のポリアルキレング
リコール類；エチレングリコール、クロピレングリコー
ル。

フチレンクリコール、トリエチレンクリコール。

１、２．６−ヘキサンドリオール、チオジグリコール、
ヘキシレングリコール、ジエチレンクリコール等のアル
キレン基が２〜６個のアルキレングリコール類；グリセ
リン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレン
クリコールメチル（又Ｕエチル）エーテル、トリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル等の多１曲アルコール
の低級アルキルエーテル類等が挙げられる。

これらの多くの水浴性有機溶剤の中でもジエチＶ　７　
／　ＩＪコール等の多価アルコール、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、トリエチレンクリコールモ
ノエチルエーテル等の多価アル＝ｉ　−ルの低級アルキ
ルエーテルは好ましいものである。

その他の添加剤としては例えばＰＨ調節剤、金属封鎖剤
、防カビ剤、粘度調整剤１表面張力調整剤、湿噛剤−界
面活性剤一及び防錆剤等が挙げられる。

本発明によシ、ハイドロタルサイト＠ｆヒ合物を含有さ
せた記録媒体に、水浴性染料を含有する水性インクを用
いて記録すると画像の耐光性が向上する。その理由は定
かではないが染料の褪色や変色は遊離酸やラジカルの発
生によって加速されるものと考えられ、ハイドロタルサ
イト類化合物は。

この発生する遊離酸全捕捉したり、ラジカルの発生を抑
制したり、不安定にしてライフを短かくすることによっ
て染料への影２−ｔ−減らしているのではないかと考え
られる。

インクジェット適性の測定は下記の方法によった。

耐光性はキャノン製インクジェットプリンター（Ａ−１
２１０）を用いて、Ｃ，Ｍ、Ｙ、Ｂｋの各インクでベタ
印写して得た画像部について一キセノンフェードメータ
ー（スガ試験機■社製、ＦＡＬ−２５Ｘ−ＨＣＬ型）で
４０℃、６０％、照度４１ｗ／ｒｒ？で４０時間照射し
、照射前後の色濃度をマクベスデンシトメーターＲ１）
５１４で測定し、照射後の色−産金照射前の色一度で除
した値の百分率を耐光性（残存４）として示した。また
変褪色はこの時の黒印画部の赤変化の程度を肉眼判定し
た。

耐水性は同じキャノン製インクジェットプリンターを用
いて、Ｏ，Ｍ、Ｙ、Ｂｋの各インクでベタ印写して得た
画像部について３０℃の流水に３分間浸漬し、浸漬前後
の濃度をマクベスデンシトメーターＲＤ５１４で測定し
、浸漬後濃度を浸漬画濃度で除した百分率を耐水性の値
とした。数値が高い程耐水性が良好である。

インク吸収速度は、シャープ製又はキャノン製インクジ
ェットプリンター金用いて、赤印字（マゼ／り＋イエロ
ー）のベタ印字直後（約１秒後）に紙送りして、ベーパ
ー押えロール又は指等に接触させ、汚れが出るか出ない
かで判定した。

（６）実施例 以下に本発明の実施例を挙げて説明するが、これらの例
に限定されるものではない。尚実施例に於いて示す部及
びチは重量部及び重被％金意味する。

実施例１ 戸水度３５０ｄｃｓｆのＬＢＫＰ７０部及びヂ水度４０
０ｄｃｓｆのＮＢＫＰ３０部からなるパルプスラリーに
Ｍｇ　４．５　Ａｔ２　（ＯＨ）　１５００５　ａ　ｍ
Ｈ２Ｏ（ｍ＝３〜３．５）の組成を持つ合成ハイドロタ
ルサイト（協和化学社製中目−ワード（ＫＷ−１１００
））１０部を添加しアニオン性高分子量歩ｗ、ｂ向上剤
０．０１部を添加して長網抄紙機で坪量６８η讐の紙を
抄造した。抄紙機の途中に設けたサイズプレス装置によ
り濃度５チの酸化澱粉（日本食品化工社製Ｍ８３８００
）及び濃度２チのカチオン性樹脂（日華化学社製ネオフ
ィックス凡Ｐ−７０）からなるサイズプレスｇを水込み
で５０η貸付着させて常法通り仕上げ、実施例１の記録
用紙とした。

この記録用紙についてインクジェット適性を測定した結
果を表１に示す。

実施例２ 戸水度３５０ｓｊｃｓｆのＬＢＫＰ７０部及び戸水度４
００ｔｓｔｃｓｆのＮＢＫＰ３０部からなるパルプスラ
リーにメルク１０部、カチオン性樹脂（デイツクハーキ
エレス社製エビノックス１３０）２部。

アニオン性高分子童歩留り向上剤０．０１ｆｆｌＳｅ添
加して長網抄紙機で坪量７４　ｆ／ｗ？の紙を抄造した
。

抄紙機の途中に設けたサイズプレス装置で、ポリビニル
アルコール（クラ、し社ｔｌ！、ＰｖＡ１１７）３部、
及びＭｇ６ＡＬ２（ＯＨ）　１６００３φ４Ｈ２０の組
成を持つ合成ハイドロタルサイト（協和化学社製中目−
ワード（ＫＷ−５００））６部からなる固形分濃度９チ
のサイズプレス液を、水込みで６０ｔ〜付層させて、常
法通り仕上け、実施例２の記録用紙とした。この記録用
紙についてインクジェット適性を測定した結果ｔ−衣１
に示す。

比較例１ 実施例２のサイズグレスｇｔ−ポリビニルアルコール３
％＃液を使用した他は実施例２と全く同様にして比較例
１の記録用紙とした。この比較例１の記録用紙について
インクジェット適性を測定した結果を表１に示す。

実施例３〜８ Ｆ水産３７０ｓｇｃｓｆの１．ＢＫＰ８０部、ＦＸ度４
００＋ｄｃｓｆのＮＢＫＰ　　２０部１重質炭酸カルシ
ウム１３部、カチオン澱粉１＋Ｍ５、アルキルケテンダ
イマーサイズ剤（ディックバーキュレス社製。

バーコンＷ）０．０８部及びポリアルキレンポリアミン
エピクロルヒドリン樹脂０．４部から成るスラリーフら
、長網？Ａａ機にて坪１ｉ６Ｅｌβの原紙を抄造し、抄
造時にサインプレス装置で酸化澱粉全固型分で２η讐付
看させてコートＪＥ、紙ヲ製造した。

この原紙のステキヒトサイズ度は２１秒であった。

塗工液とじて表２に示したダロく合成シリカ（富士デヴ
イソン社製、サイロイド７４）Ｘ部１合成ハイドロタル
サイト（協和比学社製、キヨーワードＫＷ−５００）Ｙ
部、ポリビニルアルコール（クラレ社Ｊ　　ＰＶＡ１１
７）４０部、カナオフ４ｊｌ樹脂（昭和高分子社製ポリ
フィックス６０１）５部及び消泡剤少食からなる固型分
１８％の倣工敢金作成し−前記コート原威にエアナイフ
コーターで固型分１２　？／ｎ？となるように塗布乾燥
した。次いで軽くスーパーカレンダーを掛けて実施例３
〜８の記録用紙とした。これらの記録用紙についてイン
クジェット適性を評価した結果ｔ−表２に示す。

実施例９ 塗工液として合成シリカ（水沢化学社製、ミズカ’／ｋ
Ｐ　−７３）　６５部１合成ハイドロタルサイト（協和
化学社線　キ冒−ワードＫＷ−１１００）３５部、ポリ
ビニルアル壬−ル（クラレ社ｇｐｖＡ１０５）４０部、
ポリビニルアルコール（クラｖ社ｇＰ　ＶＡ　ｌ　１７
　）　２０１ｉｔｌＳ、及び消泡剤少量から成る固型分
１７％の塗工液を作成し、前記コート原紙にエアナイフ
コーターで固型分９１７ｍ−となるように塗布乾燥した
。次いで軽くスーパーカレンダーを掛けて、実施例９の
記録用紙とした。この記録用紙についてインクジェット
適性を評価した結果を表２に示す。

比較例２ 塗工液として合成シリカ（徳山ソーダ社製、ファインシ
ールＸＸ−３７）１００．ポリビニルアＡ／　コール（
クラＬ／社、ｄ　　ＰＶＡ１１７）３０部。

及び消泡剤少量から成る固型分１７％の塗工液を作成し
、前記コート原紙にエアナイフコーターで固を分１２２
汐となるように塗布乾燥した。次いで軽くスーパーカレ
ンダー金掛けて比較例２の記録用紙とした。この記録用
紙についてインクジェット適性を評価した結果を表２に
示す。

比較例３ 実施例９の合成ハイドロタルサイトラ合成７リカ（富士
デグインン社展　サイロイド４０４）３５部に置換え、
カチオン性樹ｌ１Ｉｉｌ（日傘比字社製ネオフィックス
凡Ｐ−７０）５部を添加した他は実施１１ｆｌＪ　９と
全く同様にして比較例３の記録用紙とした。この記録用
紙についてインクジェット適性を評価した結果を表２に
示す。

■　発明の効果 本発明によるハイドロタルサイト類化合物を記録媒体中
に含有する実施例１〜９に於いては、全てのインクジェ
ット適性に於いて優れ、特に耐光性の弱いマゼンタ（財
）及び黒（Ｂｋ）の変褪色及び耐光性に於いて極めて優
れた改良効果を示していることが認められる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水溶性染料を含有する水性インクを用いて記録画像を形
   成するインクジェット記録媒体に於いて、該記録媒体が
   ハイドロタルサイト類化合物を含有することを特徴とす
   るインクジェット記録媒体。