JPS63280681A - インクジェット記録媒体 - Google Patents

インクジェット記録媒体

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JPS63280681A
JPS63280681A JP62118043A JP11804387A JPS63280681A JP S63280681 A JPS63280681 A JP S63280681A JP 62118043 A JP62118043 A JP 62118043A JP 11804387 A JP11804387 A JP 11804387A JP S63280681 A JPS63280681 A JP S63280681A
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ink
paper
formula
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Takashi Yamazaki
山崎 岳志
Sueaki Senoo
季明 妹尾
Masaru Ando
勝 安藤
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明はインクを用いて記録する記録媒体に関するもの
であり、特に媒体上に記録された画像や文字の濃度が高
く、記録画像の耐水性及び耐光性に優れたインクジェッ
ト用記録媒体に関するものである。
(B)従来技術及びその問題点 インクジェット記録方式は、インクの微小液滴を種々の
作動原理により飛翔させて、紙などの記録媒体に付着さ
せ1画像、文字などの記録を行うものであるが、高速、
低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通性が大きい
、更に現像、定着が不要等の特徴があり、漢字を含め各
種図形及びカラーWi像等の記録装置として、種々の用
途に於いて急速に普及している。更に、多色インクジェ
ット方式により形成される画像は、製版方式による多色
印刷や、カラー写真方式による印直に比較して遜色のな
い記録を得ることも可能であり、作成部数が少なくて済
む用途に於いては、写真技術によるよりも安価であるこ
とからフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつつ
ある。
このインクジェット記録方式で使用される記録媒体とし
ては、通常の印刷や筆記に使われる上質紙やコーテツド
紙を使うべく装置やインク組成の面から努力が成されて
きた。しかし、装置の高速化、高1![11化あるいは
フルカラー化などインクジェット記録装置の性能の向上
や用途の拡大に伴ない、記録媒体に対してもより高度な
特性が要求されるようになった。すなわち、当該記録媒
体としては、インクドツトの濃度が高く、色調が明るく
鮮やかであること、インクの吸収が早くてインクドツト
が重なった場合に於いてもインクが流れ出したり滲んだ
りしないこと、インクドツトの横方向への拡散が必要以
上に大きくなく、かつ周辺が滑らかでぼやけないこと、
更に記録画像が紫外線や空気中の酸素又は水に曝された
場合の染料の抵抗性を低下させず、好ましくは増強させ
ること等が要求される。
これらの間離を解決するために、従来からいくつかの堤
案がなされてきた0例えば特開昭52−53012号に
は、低サイズの原紙に表面加工用の塗料を湿潤させてな
るインクジェット記録用紙が、また、特開昭53−49
113号には、尿素−ホルマリン崩脂粉末を内添したシ
ートに水溶性高分子を含浸させたインクジェット記録用
紙が開示されている。これらの一般紙タイブのインクジ
ェット記録用紙は、インクの吸収は速やかであるが、ド
ツトの周辺がぼやけ易く、ドツト濃度も低いと言う欠点
がある。
また、特開昭55−5830号には、支持体表面にイン
ク吸収性の塗層を設けたインクジェット記録用紙が開示
され、また、特開昭55−51583号では被覆層中の
顔料として非膠質シリカ粉末を使った例が一更に特開昭
55−11829号ではインク吸収速度の異なる2層構
造を使った塗抹紙の例が開示され、更に特開昭59−1
74381号特開昭60−44389号、同60−13
2785号、同60−171143号等には透明性のイ
ンク受理層を設けたインクジェット記録用シートが開示
されている。これらのコーテッドタイプのインクジェッ
ト記録媒体は、ドツト径やドツト形状、印字濃度や色調
の再現性と言った点では一般紙タイブのインクジェット
用紙より改良されているが、これらの記録媒体に適用さ
れるインクは水溶性染料を使った水性インクが多く、記
録媒体上に形成された画像に水等がかかった場合。
染料が再び溶解して滲み出したりして記録物の価値を著
しく減少させる問題点があり、またインク受理層の高い
光透過性、および透気性等のため染料の劣化が著しい等
の欠点がある。
そこで、これらの欠点の内、耐水性を改良するために、
例えば特開昭55−53591号には金属の水溶性塩を
記録面に付与する例が、また特開昭56−84992号
にはポリカチオン高分子電解質を表面に含有する記録媒
体の例が、また特開昭55−150396号にはインク
ジェット記録f&、該インク中の染料とレーキを形成す
る耐水化剤を付与する方法が、また特開昭56−588
69号には水溶性高分子を塗布した記録シートにインク
ジェット記録後、該水溶性高分子を不溶化することによ
って、耐水化する方法が、さらには特開昭56−996
93号、同59−96987号にはそれぞれハロゲン化
第4アンモニウム及びアルキルアミンの塩を用いて染料
を不溶化する方法が、また特開昭59−96988号に
は金属の水溶性塩を用いて染料をレーキ化する方法がそ
れぞれ開示されている。
ところが、これらの耐水化法は耐水化の効果が弱かった
り、耐水化剤が染料と何らかの反応を起こし染料の保存
性を著しく低下させたりして、記録媒体としてバランス
の取れた品質を得るのが困難であった。
一方、記録画像の耐光性を向上させるために、例えば特
開昭54−68303号、同54−85804号、及び
同56−18151号にはインク液中へ紫外線吸収剤を
添加した例が開示されている。しかしながらこれらの紫
外線吸収剤はインクの噴射安定性を低下させたり、溶解
度が低いために多呈添加が出来ず微I添加では効果が少
ないと云う問題がある。また別の解決策としてインクジ
ェット記録シートの方へベンゾフェノン系、ベンゾトリ
アゾール系などの紫外線吸収剤を含有させることが特開
昭57−74192号、同57−74193号、及び同
57−87988号で提案さ   ゛れているが、これ
らは水への溶解性が悪く多址に使用することが困難であ
ったり、少旦では効果がなかったり、また乳化して用い
ると乳化剤の影響がある等の問題点がある。更に別の解
決策としてアルカリ金属の弱酸塩等の金翼塩を含有させ
ることが特開昭61−43563号、および同61−4
7290号で提案されているがこれらは多重に使用する
と印字画像の色彩性を低下させたり、少Iでは効果が少
ない等の問題点がある。
また、耐水化剤等との併用でそれぞれの効果が阻害され
る等の問題から印字品質のバランスが取れた、インク吸
収性、画像色彩性に優れ耐水性。
耐光性等にも優れた品質の記録媒体を得ることは非常に
困難であった。
(C)発明が解決しようとする問題点 本発明は、インクジェット用水性インクを記録媒体に噴
射して記録画像を形成するインクジェット記録媒体に於
いて、水性インク記録imi像の耐水性及び耐光性を改
善し、直像保存性に優れた記録媒体を提供することにあ
る。
(D)間「を解決するための手段 即ち、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料及
び食品用色素の内の少なくとも一種の水溶性染料を含有
する水性インクを用いて記録画像を形成するインクジェ
ット記録媒体に於て、該記録媒体が下記一般式(I)で
示されるポリ(ジアルカノールアリルアミン)誘導体を
含有することを特徴とするインクジェット記録媒体。
(I) CH2 (但し、式中Aは一般式(II)及び/又は(I[)で
示される3級及び7文は4級ジアルカノールアミノ基、
nは10〜1000の整数) (II) (式中R1,R2は炭素数2〜3のヒドロキシアルキル
基R3は水素又は炭素数1〜2のアルキル基、Xeはハ
ロゲン、CH35O4e、又ハC2H5S O40で示
されるアニオン)。
本発明で用いられるポリ(ジアルカノールアリルアミン
)誘導体(以下PAA誘導体と称する)の製造方法の例
としては、 所定分子凰のポリアリルアミン水溶液に40〜60″C
にてアルキレンオキサイドを付加反応し、更に必要に応
じ60〜80°Cにて所定量のアルキルハライド又はジ
アルキル硫酸を反応させて第3級アンモニウム、部分第
4級アンモニウム塩。
及び全第4級アンモニウム塩の目的物を得る方法が挙げ
られる。
本発明のPAA誘導体を含有する記録媒体の作成方法と
しては、バルブ繊維を離解してスラリーとし抄紙機で抄
造せしめる際、途中に設けたサイズプレス装置でFAA
誘導体を含有したサイズプレス液を浸漬又は塗布する方
法、更に塗工液中にPAA誘導体を含有せしめこの塗工
液をロールコータ−、リバースロールコータ−、エアナ
イフコーター、ブレードコーター、スプレーコーター等
の通常の塗工装置を用いて塗工乾燥しFAA誘導体を含
有するインク受理層を設ける方法や、支持体上に設けた
インク吸収性顔料及び接着剤等からなるインク受FI層
の上に溶解したFAA誘導体を塗布する方法等がある。
この場合一般に使われる填料や顔料、接着剤及びその他
の添加剤を併用することも可能である。
本発明で使用できる填料や顔料としては例えば軽質炭酸
カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、タルク、
’Fa*カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化
亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、ケイ酸ア
ルミニウム、ケイソウ上、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マ
グネシウム、合成非晶質シリカ、水酸化アルミニウム、
アルミナ、リトポン等の白色無機顔料および、スチレン
系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピ
グメント、マイクロカプセル、尿素樹脂顔料等の有機顔
料がある。これらの内水発明に於いては合成非晶質シリ
カが好ましく用いられる。
本発明で云う合成シリカとは、四塩化ケイ素の熱分解に
よる乾式法シリカ、ケイ酸ナトリウムの酸、二酸化炭素
、アンモニウム塩などによる複分解沈澱生成物等のいわ
ゆるホワイトカーボン、ケイ酸ナトリウムの酸などによ
る熱分解やイオン交tIA樹脂層を通して得られるシリ
カゾル又はこのシリカゾルを加熱熟成して得られるコロ
イダルシリカ、シリカゾルをゲル化させ、その生成条件
をかえることによって数ミリミクロンから数十ミリミク
ロン位の一次粒子がシロキサン結合をした三次元的な二
次粒子となったシリカゲル、皿にはシリカゾル、ケイ酸
ナトリウム、アルミン酸ナトリウム等を出発物質として
80℃〜120℃で加熱して生成したいわゆる合成モレ
キュラーシーブ等、二酸化ケイ素を主体とする合成ケイ
素化合物を云う。
本発明で用いられる接着剤としては、例えば、酸化澱粉
、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセルロース、しド
ロキシエチルセルロース、等のセルロース誘導体、カゼ
イン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコール及び
その誘導体、無水マレイン酸樹脂、通常のスチレン−ブ
タジェン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジェン
共重合体等の共役ジエン系重合体ラテックス、アクリル
酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重
合体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス、或はこれ
らの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体
による官能基変性重合体ラテックス、メラミン樹脂、尿
素樹脂、等の熱硬化合成樹脂系等の水性接着剤、及びポ
リメチルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー。
ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系
接着剤が、単独あるいは複合して用いられる。これらの
接着剤は顔料100重量部に対して2重量部〜100重
量部、好ましくは5重量部〜30重量部が用いられるが
顔料の結着に充分な足で有ればその比率は特に限定され
るものではない。
しかし、100重量部以上の接着剤を用いると接着剤の
造膜により、空隙構造を減らし、あるいは空隙を8i端
に小さくしてしまうため、好ましくない。
その他の添加剤としては顔料分散剤、増粘剤、流動性変
性剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤1着色
染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、防腐剤、防パイ剤、耐水化剤等を適宜配合すること
も出来る。
支持体としては、紙または熱可塑性樹脂フィルムの如き
シーI・状物質が用いられる0紙の場合はサイズ剤無添
加あるいは適度なサイジングを施した紙で、填料は含ま
れても、また含まれていなくてもよい。
また、熱可塑性フィルムの場合はポリエステル、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、
酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリカーボネート等の
透明フィルムや、白色顔料の充填あるいは微細な発泡に
よる白色不透明なフィルムが使用される。充填される白
色顔料としては、例えば酸化チタン、硫酸カルシウム、
炭酸カルシウム、シリカ、クレー、タルク、酸化亜鉛等
の多くの物が使用される。
また、紙の表面にこれらの樹脂フィルムを貼り合わせた
り溶W&樹脂によって加工したいわゆるラミネート紙等
も使用可能である。これらの樹脂表面とインク受理層の
接着を改善するための下引層やコロナ放電加工等が施さ
れていてもよい。
支持体上に塗工しただけのシートは、そのままでも本発
明による記録用シートとして使用できるが、例えばスー
パーカレンダー、グロスカレンダーなどで加熱及び/又
は加圧下ロールニップ間を通して表面の平滑性を与える
ことも可能である。
この場合、スーパーカレンダー加工による過度な加工は
、せっかく形成した粒子間の空隙によるインク吸収性を
低下させることになるので加工程度は制限されることが
ある0本発明で云う水性インクとは、下記着色剤及び液
媒体、その他の添加剤から成る記録液体である。
着色剤としては直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応
性染料あるいは食品用色素等の水溶性染料である。
例えば、直接染料としては C,1,Di、rect Black  2.4.9,
11,144?、19,22,27゜32、36.38
.41.48.49.51.56゜62.71.74,
75,77.78,80,105゜106、107.1
08.112.113.117゜132、146.15
4.194 C,1,Direct Yellow 1,2,4,8
,11,12,24,26,27,28゜33.34,
39,41,42,44,48,50゜51、58.7
2.85.86.87.88.98゜100、110 C,1,Direct Orange 6.8.10.
26.29.39.41.49.51゜C,1,Dir
ectRed   1,2,4,8.9,11,13,
17,20.2B。
24、28.31.33.37.39.44.46゜4
7、48.51.59.62.63.73.75゜7?
、 80.81.83.84.85.90.94゜99
、101.108.110.145.189゜197.
220,224,225,226.227゜C,1,D
irect Violet 1,7,9,12,35,
48,51,90.94C,1,Direct  Bl
ue   1,2,6,8,15,22,25,34,
69゜70.71,72.75,76.78,80,8
1゜82.83,86,90,98,106,108゜
110.120,123,158,163,165゜1
92.193,194,195,196,199゜20
0.201,202.203.207.218゜236
.237,239,246,258C,1,Direc
t  Green  1,6,8.28.33.37,
63.64C,1,Direct  Brown  I
A、2,6,25,27,44,58,95,100゜
101.106,112,173.194,195゜2
09.210,211 酸性染料としては C,T、Ac1dB1ack   1,2,7J6,1
?、24,26,28,31゜41.48,52,58
,60,63,94,107゜109、112.118
.119.121.122゜131、155.156 C,1,Ac1d Yellow  1.3,4,7,
11,12.13,14.17J8゜19.23,25
,29.34,36,38,40゜41、42.44.
49.53.55.59.61゜71、72.76、7
8.99.111.114゜116.122,135,
161.172C,lAcidOrange   7,
8,10,33.56.64C,1,Ac1d  Re
d      1,4,6,8,13,14,15,1
8,19,21゜26.27.30,32.34,35
.37.40゜42.51,52,54,57,80.
82,83゜85.87,88,89,92.94,9
7,106゜1os、110,115,119,129
.i3t。
133.134,135.154,155,172゜1
76.180,184,186,187,249゜25
4.256.317,318 C,1,Ac1dViolet   ?、11,15,
34,35,41,43,49,75C,1Acid 
 Blue     1,7.9,22,23.25,
27,29.40゜41.43,45,49,51,5
3,55,56゜59.62,78,80,81,83
,90,92゜93.102,104,1.11,11
3,117゜120.124,126.145.167
.171゜175.183,229,234,236C
11,Ac1d  Green    3,12,19
.27,41,9,16,20,25C,1,Acid
Brown    4.14塩基性染料としては C,1,Ba5ic Black  2.8C,1,B
a5icYellotv  1,2,11,12,14
,21,32.36C11,Ba5ic Orange
  2.15.21.22C,1,Ba5ic Red
   1.2.9.12.13.37C,1,Ba5i
c Violet  1,3,7,10.14C,1,
Ba5ic Blue   1,3,5,7,9.24
,25,26,28.29C,1,Ba5ic Gre
en  1.4C,1,Ba5ic Brown  1
.12反応性染料としては C,1,Reactive Black  1.3.5
.6.8.12.14C,1,−Reactive Y
et low 1.2.3.13.14.15.17C
,1,Reactive Orange 2.5.7.
16.20.24C,1,ReactiveRed  
 6.7.11,1245.1?、21,23゜24、
35.36.42.63.66 C,1,Reactive Violet 2,4,5
.8.9C,1,ReactiveBlue  2,5
,7,12,13,14.15,17,18゜19、2
0.21.25.27.28.37.38゜40.41 C,1,Reactive Green  5.7C,
r、ReactiveBrovn  1,7.16更に
食品用色素としては C,1,Food Black   2C,1,Foo
d Yellow  3,4.5C,1,Food R
ed    2,3,7,9.14,52,87,92
,94゜102、104.105.106 C,1,Food Violet  2C,1,Foo
d Blue   1,2C,1,Food Gree
n   2,3などが挙げられる。
また水性インクの液媒体としては、水及び水溶性の各種
有n溶剤、例えば、メチルアルコール。
エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロ
ピルアルコール、n−ブチルアルコール。
5ec−ブチルアルコール、ter t−ブチルアルコ
ール、イソブチルアルコール等の炭素数1〜4のアルキ
ルアルコール類ニジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトンまたはケトンアルコール類:テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類:ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
グリコール類:エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、
1.2.6−ヘキサンドリオール、チオジグコール、ヘ
キシレングリコール、ジエチレングリコール等のアルキ
レン基が2〜6個のアルキレングリコール類:グリセリ
ン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエチレング
リコールメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル等の多価アルコールの低
級アルキルエーテル類等が挙げられる。
これらの多くの水溶性有機溶剤の中でもジエチレングリ
コール等の多価アルコール、lヘリエチレングリコール
モノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチ
ルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
は杆式しいものである。
その他の添加剤としては例えばPH%節剤、金属封鎖剤
、防カビ剤、粘度面整剤、表面張力調整剤、湿潤剤、界
面活性剤、及び防錆剤、等が挙げちれる。
インクジェット適性の測定は下記の方法によった。
色濃度はシャープ製インクジェットカラーイメージプリ
ンター(IO−720)でシアン(C)、マゼンタ(M
)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各インクでへ
り印写して得た画像について、濃度をマクベスデンシト
メーターRD514で測定した値を用いた。
耐光性はキャノン製インクジェットプリンター(A −
1210)を用いて、Bkのインクでベタ印写して得た
画像部について、キセノンフェードメーター(スガ試験
機−社製+ FAL−25X−HCL型)で40°C1
60%、照度41W/ばで40時間照射するか又は直射
日光下に24時間暴露し、キセノン光照射あるいは日光
暴露前後の感覚色度(L’a”b”)を色彩色差計(C
R−100、ミノルタカメラ製)を用いて測定し照射前
後の感覚色度差(ΔL”Δa 11Δb”)から色差Δ
Eを得た。この値を変退色量として示した。
耐オゾン性はキャノン製インクジェットプリンター(A
 −1210)を用いて−Bkのインクでベタ印写して
得た画像部について、オゾン発生器(三菱電気製、O3
−1)でオゾン濃度3 g / m 3の気流中に5分
間暴露し、オゾン暴露前後の色差ΔEを耐光性と同様に
して求め、この値を変退色量として示した。変退色量は
耐光性、耐オゾン性のいずれにおいても数値が小さいほ
ど変退色が少なく、良好な゛ことを示す。
耐水性は同ヒキヤノン製インクジエツ)〜プリンターを
用いて、C,M、Y、Bkの各インクでベタ印写して得
た画像部について30℃の流水に3分間浸漬し、浸漬前
後の濃度をマクベスデンシトメーターRD514で測定
し、浸漬後濃度を浸漬前温度で除した百分率を耐水性の
値とした。数値が高い程耐水性が良好である。
インク吸収速度は、シャープ製又はキャノン製インクジ
ェットプリンターを用いて、赤印字(マゼンタ+イエロ
ー)のベタ印字画?11(約1秒後)に紙送りして、ペ
ーパー押えロール又は指等に接触させ、汚れが出るか出
ないかで判定した。
(E・)作用 本発明になるポリ(ジアルカノールアリルアミン)誘導
体はそのカチオン性により水溶性染料の耐水化剤として
作用する。更に該誘導体は、印字画像の耐光性、及び保
存性(特に黒印字の耐光性及び耐オゾン性)に対しても
良好に作用する。
インクジェット記録媒体に於ける水溶性染料に対する耐
水化剤として4級アンモニウム塩が広く提案されており
、ジアルカノールアミノ変性物も提案されているが、耐
水性は良いが耐光性が悪い、またはその逆になったりで
あった。
本発明になる作用は、分子址が適度であることにより、
そのカチオン性が3級、4級の組合せで自由に変えられ
、シリカ等の顔料の凝集が適度に設計でき、しかも水溶
性染料の定着に抜群の効果を発揮できる。更に耐光性に
ついてはシリカ及び染料に対しての吸着性及び末端基の
アミノアルコール類による還元性等の複合効果により退
色性が抑制される。
従って本発明は、上記のような複雑な複合作用により、
達成されたもので、従来公知のものの応用ではなく、全
く新しい概念で考えられたものである。
(F)実施例 以下に本発明の実施例を挙げて説明するが、これらの例
に限定されるものではない、尚実施例に於いて示す部及
び%は重1部及び重重%を意味する。 また、実施例及
び比較例に用いたPAA誘導体は表1に示した。
実施例1 氷炭370mIC3FのLBKP80部、氷炭400m
1のNBKP20部から成るパルプスラリーにタルク2
0部、カチオン澱粉(CatoF、玉子ナショナル社り
0.5部を添加して坪i 65 g / m ”の紙を
長網抄紙機で抄造し、抄造時にサイズプレス装置でポリ
ビニルアルコール(PVA117、クラレ社製)2%、
ホワイトカーボンにツブジルLP、日本シリカ社製)、
表1の化合物3のFAA誘導体4%より成るサイズブレ
ス液60 g / m 2付着させ、乾燥後マシンカレ
ンダーを通して仕上げ、実施@1の記録紙とした。
この記録紙についてインクジェット艦性を測定した結果
を表2に示す。
比較Ml 実施例1で用いたサイズプレス液からPAA誘導体を除
いた他は実施例1と全く同様にして、比較@1の記録紙
を得た。この記録紙についてインクジェット適性を測定
した結果を表2に示す。
実施@2〜5 水腹370m1C3FのLBKP80部、水腹400m
 Ic5FのNBKP20部、重質炭酸カルシウム13
部、カチオン澱粉1部、アルキルケテンダイマーサイズ
剤(バーコンW、ディックバーキュレス社製)0.08
部及びポリアルキレンポリアミンエピクロルヒドリン樹
脂0.4部から成るスラリーから、長網抄紙機にて坪1
68g/m2の原紙を抄造し、抄造時にサイズプレス装
置で酸化澱粉を固形分で2 g / m 2付着させて
コート原紙を製造しな、この原紙のステキヒトサイズ度
は21秒であった。
塗工液として合成シリカ(ミズカシルP78D、水沢化
学工業社製)100部、ポリビニルアルコール(PVA
117、クラレ社製)30部、及び表1の化合物4〜7
で示されるPAA誘導誘導体各部0部成る固形分18%
の液を作成し上記コート原紙表面にワイヤーロッドにて
乾燥固形分10g / m 2と成るように塗布乾燥し
1次いで軽くスーパーカレンダーを掛けて仕上げ、それ
ぞれ実施例2〜5の記録紙とした。これらの記録紙につ
いてインクジェット適性を測定した結果を表2に示す。
比較例2 実施例2〜5で用いた塗工液からPAA誘導体を除いた
他は実施FA2〜5と全く同様にして比較例2の記録紙
としな、この記録紙についてインクジェット適性を測定
した結果を表2に示す。
比較@3 実施例2〜5で用いた塗工液のFAA誘導体に代えて表
1の化合物8を用いた他は実施例2〜5と全く同様にし
て比較例3の記録紙とした。この記録紙についてインク
ジェット適性を測定した結果を表2に示す。
実施例6,7 塗工液として合成シリカ(サイロイド74、富士テビソ
ン社製)100部、ポリビニルアルコール(PVAI 
17)30部から成る固形分20%の液を作成し、実施
例2〜5で用いたのと同じコート原紙上にエアナイフコ
ーターで乾燥固形分8g/m2となるように塗布乾燥し
、インク受理層を持つベース紙を作製した。
別に塗工液として合成シリカ(ファインシルX37(B
)−徳山曹達社製)100部、ポリビニルアルコール(
PVAI 17)50部、及び表1の化合物1,2で示
されるFAA誘導誘導体各部0部なる固形分10%の液
を作製し、前記ベース紙の表面に乾燥固形分で5 g 
/ m 2と成るように塗布92燥し、次いで軽くスー
パーカレンダーを掛けて仕上げ、それぞれ実施例6.7
の記録紙とした。
これらの記録紙についてインクジェット適性を測定した
結果を表2に示す。
比較例4 実施例6,7のFAA誘導体の代わりにポリアルキレン
ボリアミンジシアンジアミドアンモニウ塩縮合物(ネオ
フィックスRP−70、日華化学社製)を用いた他は実
施例6,7と全く同様にして比較例4の記録紙とした。
この記録紙についてインクジェット適性を測定した結果
を表2に示す。
比較例5 実施例6,7のFAA誘導体を除いた他は実施例6,7
と全く同様にして比較例5の記録紙としな、この記録紙
についてインクジェット適性を測定した結果を表2に示
す。
(以下余白) 表 1   PAA誘導体 第1表つづき (G)  発明の効果 本発明によるポリ(ジアルカノールアリルアミン)誘導
体を記録媒体中に含有するインフジエラI・記録媒体で
は記録画像の耐水性が得られるばかりでなく色彩性も向
上し、更に黒印字画像の耐光性及び耐オゾン性が著しく
改善される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料及
    び食品用色素の内の少なくとも一種の水溶性染料を含有
    する水性インクを用いて記録画像を形成するインクジェ
    ット記録媒体に於て、該記録媒体が下記一般式( I )
    で示されるポリ(ジアルカノールアリルアミン)誘導体
    を含有することを特徴とするインクジェット記録媒体。 ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中Aは一般式(II)及び/又は(III)で示
    される3級及び/又は4級ジアルカノールアミノ基、n
    は10〜1000の整数) (II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (III) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2は炭素数2〜3のヒドロキシアル
    キル基R_3は水素又は炭素数1〜2のアルキル基、X
    ^■はハロゲン、CH_3SO_4^■、又はC_2H
    _5SO_4^■で示されるアニオン)。
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