JPH08168334A - 畜殺された家禽の胴体からヒレ肉を取り除く方法および装置 - Google Patents

畜殺された家禽の胴体からヒレ肉を取り除く方法および装置

Info

Publication number
JPH08168334A
JPH08168334A JP7186078A JP18607895A JPH08168334A JP H08168334 A JPH08168334 A JP H08168334A JP 7186078 A JP7186078 A JP 7186078A JP 18607895 A JP18607895 A JP 18607895A JP H08168334 A JPH08168334 A JP H08168334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
fillet
poultry
front half
sternum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7186078A
Other languages
English (en)
Inventor
Petrus Christianus H Janssen
ペトルス・クリスチアヌス・ヘンドリクス・ヤンセン
Den Nieuwelaar Adrianus Josephes Van
アドリアヌス・ヨーゼフ・フアン・デン・ニユウエラール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stork PMT BV
Original Assignee
Stork PMT BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=19864456&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH08168334(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Stork PMT BV filed Critical Stork PMT BV
Publication of JPH08168334A publication Critical patent/JPH08168334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0023Dividing poultry
    • A22C21/003Filleting poultry, i.e. extracting, cutting or shaping poultry fillets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0046Support devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0053Transferring or conveying devices for poultry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0092Skinning poultry or parts of poultry

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側ヒレ肉を烏のと体から機械的かつ自動的
に取り除くことができ、同時にできるだけ多い量の肉が
得られ、肉への損傷ができるだけ妨げられる方法を提供
する。 【解決手段】 内側ヒレ肉とと体の間の接続部を破壊す
る前に、畜殺された家禽またはその一部から少なくとも
内側ヒレ肉を自動的に取り除く方法および装置では、鎖
骨および胸骨を境界とする開口部で皮膚が分離され、そ
の後、内側ヒレ肉が少なくとも部分的にと体から削り取
られる。ヒレ肉を取り除く他の方法では、肩関節で3叉
の骨管が切り開かれ、その後、翼骨の助けで少なくとも
内側ヒレ肉がと体から引き離される。烏口突起の領域に
ある内側ヒレ肉膜と胸骨の間の接続部は事前に破壊され
る。畜殺された鳥の前半分をキャリア上に置くには、懸
垂要素上の鳥の脚によって鳥を懸垂し、その後、背部接
続部を除き前半分と後ろ半分を相互に分離する。その
後、前半分はキャリア上に置かれ、背部接続部が破壊さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畜殺した家禽また
はその一部から少なくとも内側ヒレ肉を自動的に除去す
る方法および装置に関する。内側ヒレ肉は、テンダーロ
インまたはテンダーとも呼ばれ、良質であれば、消費者
によって特に価値付けられ、したがって価値ある鳥類の
一部である。内側ヒレ肉は通常、単に胸ヒレ肉とも呼ば
れる外側ヒレ肉をと体から取り除く際にと体上に残る。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、特に、鳥のと体から内側
ヒレ肉を取り除くための様々な方法および装置が知られ
ている。
【0003】米国特許第4477942号は、外側ヒレ
肉を機械的に剥いだ後に、内側ヒレ肉をまず、肩間節の
付近で切り、その後、手でと体から引き離す方法を開示
している。
【0004】米国特許第4648155号では、翼およ
び外側ヒレ肉を取り除いた後、まず内側ヒレ肉を、機械
的に切り離し、斜めに延びる一対のナイフの助けで肋骨
から押し剥がして胸骨の各側で切断し、次いで一対のス
クレーパの助けでと体から削り取ることによって、内側
ヒレ肉を胸郭から取り除く方法が開示されている。スク
レーパは、縁部が削取り動作を与えるゴム製インサート
を備えている。剥がされた内側ヒレ肉は容器で受け取ら
れる。
【0005】米国特許第4827570号は、外側ヒレ
肉を取り除いた後、まず、鎖骨とと体と内側ヒレ肉の接
続部の鎖骨に沿った点にナイフで切り込むことによって
内側ヒレ肉を機械的に取り除くことを開示している。そ
の後、連続した2組のピーリング・フィンガによって内
側ヒレ肉を鎖骨からさらに解放し、その後、削取り要素
の助けでと体の肩関節からと体の腹部側方向に切り進ん
で内側ヒレ肉を完全にと体から切り放す。
【0006】米国特許第4937918号は、外側ヒレ
肉を取り除いた後、回転ナイフで内側ヒレ肉に切り込む
ことによって、内側ヒレ肉をと体に固定する膜をと体か
ら機械的に取り除く方法を開示している。次いで、ディ
スクの助けで内側ヒレ肉の一部をと体から切り離し、最
後に内側ヒレ肉を手でと体から取り除く。
【0007】米国特許第5314374号は、まず、内
側ヒレ肉をと体からほぼ完全に切り離し、次いで一対の
ジョーでつかんで横搬送方向へと体から引き離すことに
よって、キャリア上で搬送される家禽のと体から内側ヒ
レ肉を取り除くことを開示している。
【0008】欧州特許出願第168865号では、開始
点が異なる方法である。胸肉、すなわち外側ヒレ肉およ
び内側ヒレ肉を取り除く前に、鎖骨の一部を取り除く。
削取り要素を使用して胸肉を取り除く。
【0009】従来技術の方法および装置の難点は、それ
で示された機械的削取りプロセスによって、内側ヒレ肉
が、程度の差はあるが長手方向に圧縮され、そのため、
内側ヒレ肉の肉構造が損傷されることである。この結
果、このように得られる内側ヒレ肉の外観は、消費者に
とって魅力の薄いものになり、かつ内側ヒレ肉の品質が
より早く低下する。
【0010】従来技術の他の難点は、内側ヒレ肉の膜が
損傷され、あるいはと体上に残り、そのため、自然な状
態で内側ヒレ肉に膜が付いている場所に、すり減った肉
表面構造が形成され、上述の場合と同様に肉の品質が損
なわれる。
【0011】通常の方法では、内側ヒレ肉を取り除いた
後に、鎖骨付近の内側ヒレ肉の肉の小さな部分がと体上
に残る。というのは、内側ヒレ肉は、鎖骨からの安全な
距離が確保されるように妥当な注意を払って胸骨から切
り離さなければならないからである。この距離が短すぎ
た場合、鎖骨が切断要素または削取り要素に接触し、骨
の破片または鎖骨のかけらが内側ヒレ肉に残る可能性が
高い。これは、製品の品質および製品に関する義務の観
点から許容することはできない。以上のことの結果、内
側ヒレ肉を取り除いた後、無視できない量の肉がと体上
に残る。
【0012】他の難点として、従来技術の方法では、分
離される領域の肉表面の構造をかなり損傷するように内
側ヒレ肉がと体から剥がされることが多いことも留意さ
れたい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、内側
ヒレ肉を鳥のと体から機械的かつ自動的に取り除くこと
ができ、同時にできるだけ多い量の肉が得られ、肉への
損傷ができるだけ妨げられる方法および装置を提供する
ことである。
【0014】
【課題を達成するための手段】この目的は、内側ヒレ肉
を削り取る前に、鎖骨および胸骨の自然な位置によって
画定される開口部で分離することによって胸骨の烏口鎖
骨(sternocoracoclaviculari
s)膜を解放する方法により、本発明によって満たされ
る。この位置で分離すると、内側ヒレ肉を取り除いた
後、と体上に肉が残ることがなくなる。
【0015】内側ヒレ肉を家禽のと体から削り取る前
に、烏口突起の領域にある内側ヒレ肉の膜と胸骨の間の
接続部を破壊することが好ましい。畜殺されたばかりの
製品では、上述のように内側ヒレ肉と鎖骨の間の接続部
を破壊する前でも後でもこのプロセスを実施することが
できる。製品が成熟しており、したがって傷つきやすい
場合は、内側ヒレ肉と鎖骨の間の接続部を破壊した後に
このプロセスを実施することが好ましい。
【0016】内側ヒレ肉の膜をできるだけ無傷で残すに
は、内側ヒレ肉の一部のみを家禽のと体から削り、その
後、すでに削った部分をつかみ、家禽のと体のほぼ前部
で内側ヒレ肉をと体から引き離す。膜を無傷のまま残す
ことによって、膜の下にある肉の表面構造が無傷のまま
になり、そのため、内側ヒレ肉は魅力的な外観を有し、
長持ちする。
【0017】本発明によれば、畜殺された家禽またはそ
の一部から少なくとも内側ヒレ肉を自動的に取り除く装
置は、少なくとも、内側ヒレ肉の付いた胸部を備える、
家禽またはその一部をキャリア自体上に固定するキャリ
アと、胸骨の烏口鎖骨膜を解放するために鎖骨および胸
骨の自然な位置によって画定された開口部に胸骨の各対
向側で挿入されるようになされた、内側ヒレ肉用の分離
要素と、家禽のと体から内側ヒレ肉を削り取る削取り手
段とを備える。キャリアは通常、コンベアの一部を形成
する。キャリアはたとえば、欧州特許出願第55115
6号に記載された構成を有する。そのような場合、削取
り手段および分離要素は、必要に応じてコンベアの経路
に沿って移動自在に構成することができる。キャリアを
固定位置に設置し、削取り手段および分離要素を移動可
能にすることも当然可能である。
【0018】好ましい実施例では、本発明による装置
は、烏口突起の領域にある内側ヒレ肉の膜と胸骨の間の
接続部を破壊する膜分離手段を備える。したがって、膜
は、内側ヒレ肉が家禽のと体から取り除かれた後でも、
引き続き内側ヒレ肉の表面を覆う。これは、内側ヒレ肉
の外観のためと、内側ヒレ肉の特性を維持するために有
利である。
【0019】他の好ましい実施例では、本発明による装
置は、内側ヒレ肉をつかみ、家禽の胸部のほぼ前部で家
禽のと体から引き離す内側ヒレ肉除去手段を備える。
【0020】1組の内側ヒレ肉用の分離要素は、それぞ
れ、他方に面し、自由端を有し、他方に対して、および
キャリアに対して制御可能に移動自在なホルダに対し
て、弾性的に取り付けされた、ほぼ平行な2つのプレー
トから成る。プレートの端部は、鎖骨(存在する場合)
および胸骨を境界とする開口部を容易に通過できるよう
な寸法を有する。胸骨の輪郭にできるだけ厳密に従うこ
とができるように、プレート間の距離は胸骨の最大幅よ
りも短い。ホルダとプレートの間の弾性接続も、プレー
トが胸骨の輪郭に容易にかつ正確に従うことができるよ
うにする。プレートの自由端の縁部はなまくらである。
ただし、任意選択で、前側を鋭利にして、したがって胸
骨または鎖骨から骨の破片が切断され、内側ヒレ肉に入
るのを防止することができる。
【0021】有利な実施例では、1組の内側ヒレ肉用の
膜分離手段は、ほぼ1つの同じ平面で延びる回転可能な
2つのディスクを備える。内側ヒレ肉の下側で鳥の胸郭
に沿ってディスクを移動することによって、内側ヒレ肉
が押し上げられ、したがって、烏口突起の領域にある内
側ヒレ肉の膜と胸骨の間の接続部を破壊することができ
る。ディスクの妥当な押し上げ動作は、その周方向縁部
に円錐台形状を与えることによって得られる。内側ヒレ
肉膜をさらに胸骨から制御可能に分離するために、ディ
スクの周方向縁部は、少なくとも1つの半径方向に突き
出したナイフを備えることが好ましい。
【0022】好ましい実施例では、1組のヒレ肉用の削
取り手段は、キャリアに対して制御可能に移動可能なホ
ルダに対して、ある角度で弾性的に取り付けられ、同時
に、鎖骨の各対向側に置かれ、次いで鎖骨上に置かれ、
鎖骨から胸骨に沿って移動されるようになされた、2つ
のスクレーパ・プレートから成る。スクレーパ・プレー
ト間の距離は、胸骨の最大幅よりも短いことが好まし
い。上述の手段によって、内側ヒレ肉が胸郭を覆う表面
全体にわたって広がる削取り動作が得られる。
【0023】好都合で簡単な実施例では、キャリアは、
経路に沿って分離要素、膜分離手段、および削取り手段
が設置されたコンベアの一部を形成する。
【0024】内側ヒレ肉に付いた翼骨の少なくとも一部
を備える、畜殺された家禽またはその一部を自動的に取
り除く、本発明による他の方法は、家禽の肩関節を切開
するステップと、先端が烏の口状の突起(proces
sus acrocoracoideus)を切断して
3叉の骨管(canalis triosseus)、
すなわちほぼ無傷のままである内側ヒレ肉とそれに付い
ている翼骨の間の接続部を開放するステップと、翼骨に
作用することによって内側ヒレ肉を家禽から分離するス
テップとを含む。このように3叉の骨管を開放すること
によって、翼骨と翼骨に付いた内側ヒレ肉の間の3叉の
骨管中に密閉された腱接続部によって、翼骨または翼骨
が一部を形成する翼を使用して家禽のと体から内側ヒレ
肉を引き離すときに、3叉の骨管を残すことができる。
先端が烏の口状の突起を切断するので、最初に、翼骨と
の腱接続部によって、外側ヒレ肉の下にある内側ヒレ肉
と同時に、翼骨または翼の助けで、外側ヒレ肉をと体か
らはぎ取ることができる。この場合、できるだけ多くの
肉を得るには、ヒレ肉をと体から引き離す前に肩甲骨に
沿って肩部に切り口を設けておくこともできることが分
かる。しかし、翼骨または翼の助けで外側ヒレ肉のみを
鳥から引き離すためのこの肩部切開は、すでに一般に知
られている。
【0025】肩関節の先端が烏の口状の突起の切断は大
幅に容易になり、その信頼性は、肩関節の切り口を設け
る前に、3叉の骨管中の内側ヒレ肉に翼骨を接続する腱
を、胸骨の方へ向けられる側に位置決めするように翼骨
に力を加えた場合に大幅に増大する。前述の手段によっ
て、翼骨の骨頭が肩関節から引き離され、そのため、切
断要素によって先端が烏の口状の突起を必要に応じて簡
単に切断することができる。翼骨と内側ヒレ肉の間の腱
接続部に切断要素が接触する可能性は、この手段によっ
て大幅に低減される。
【0026】肩甲骨および烏口突起に対して肋骨の方向
へ翼骨頭を押し付けた場合、翼骨を所望の方向へ移動す
る非常に信頼できる方法が達成される。
【0027】肩関節に切開を設ける前に、肩関節を、翼
骨から離れた側で肩関節に作用するストップに当てて、
切断要素に対して正確に位置決めすることが好ましい。
【0028】内側ヒレ肉を鎖骨の薄膜および胸骨点付近
で削り取る際に内側ヒレ肉への損傷を防止するには、ヒ
レ肉を取り除く前に鎖骨を取り除いておく。従来技術で
は、このための様々な装置が知られている。鎖骨を取り
除いておくと、先端が烏の口状の突起の切断時にうっか
り鎖骨に接触することはなくなる。
【0029】本発明によれば、畜殺された家禽またはそ
の一部から少なくとも内側ヒレ肉を自動的に取り除く装
置は、少なくとも、翼の少なくとも一部および内側ヒレ
肉の付いた胸部を備える、家禽またはその一部をキャリ
ア自体上に固定するキャリアと、肩関節の先端が烏の口
状の突起を切断する切断要素に対して肩関節を位置決め
する肩関節位置決め手段とを備える。
【0030】好ましい実施例では、キャリアは、コンベ
アの一部を形成し、胸部またはその背側を有する家禽ま
たはその一部をコンベアの搬送方向に移動するように構
成された縦長の円錐形支持要素と、好ましくはキャリア
の経路に沿って設置された切断要素と、キャリアの経路
にほぼ平行に延び、切断要素を翼骨側からの切断向けに
構成する際に、翼骨から離れた側で肩関節に接触するよ
うになされた、ガイドを備える肩関節位置決め手段とか
ら成る。
【0031】他の好ましい実施例では、この装置は、キ
ャリアの経路にほぼ平行に延び、翼骨頭に接触し、翼骨
頭を下向きに変位させるようになされた、ガイドを備え
ることができる、肩関節の残りの部分に対して家禽の肋
骨の方向へ翼骨を変位させる翼骨位置決め手段を有す
る。この実施例では、切断手段は簡単に、ほぼ横方向に
キャリアの経路へ動作し、水平方向へ動作することがで
きる。
【0032】本発明によるヒレ肉除去プロセスに備える
ために、少なくとも、翼の少なくとも一部の付いた胸部
を備える、畜殺された家禽またはその一部の皮膚は、肩
関節の上側と翼腋の間で少なくともほぼ完全に皮膚を切
り裂き、次に家禽と体の側面から皮膚を取り除き、次に
胸部から皮膚を取り除くことによって、正確にかつ確実
に取り除かれる。本発明によるこのための装置は、コン
ベアの一部を形成し、鳥の胸側がコンベアの横搬送方向
へ向けられる第1の位置に運ぶことができ、鳥の胸側ま
たは背側が搬送方向に向けられる第2の位置に運ぶこと
ができ、連続的に、キャリアが、第1の位置で、肩関節
の上側と翼腋の間の皮膚を切開するためにキャリアの経
路に沿って設置された切断手段を通過し、第2の位置
で、家禽のと体の側面の翼の下の皮膚を取り除くために
キャリアの経路に平行に設置された1組の回転可能なら
せんリブ付き皮膚除去ローラを通過し、第1の位置で、
家禽の胸部の胸骨付近の皮膚を取り除くためにキャリア
の経路に平行に設置された1組の回転可能ならせんリブ
付き皮膚除去ローラを通過する、少なくとも、翼の少な
くとも一部の付いた胸部を備える、畜殺された家禽また
はその一部をキャリア自体上に固定するキャリアを備え
る。
【0033】ヒレ肉除去プロセスに備えるために、畜殺
された鳥の前半分は、本発明によって、畜殺され内臓を
抜かれた鳥を懸垂要素上の鳥の脚によって連続的に懸垂
し、鳥の背側にある前半分と後ろ半分の間の接続部を除
き、胸部を備える前半分を、臀部と脚とを備える後ろ半
分から分離することによって、キャリア上に置かれ、そ
の後、前半分がキャリア上に取り付けられ、前記接続部
が破壊される。まず鳥の背側にある前半分と後ろ半分の
間の接続部を保持することによって、前半分は、後ろ半
分の下で胸側を下向きにして懸垂する。後ろ半分を前半
分から分離することによって前半分中に形成された腹部
側の開口部に、ほぼ円錐形のキャリアを容易に自動的に
取り付けることができ、前記キャリアは、後ろ半分と前
半分の間の残りの接続部が破壊された後に鳥を搬送する
ことができる。
【0034】好ましくは、前半分は第1の経路に沿って
搬送され、キャリアは第2の経路に沿って搬送され、前
半分およびキャリアは、前半分の胸側がキャリアに面し
た状態で、それぞれ、他方の方へほぼ同じ速度で移動
し、第1の経路と第2の経路は、少なくとも前半分がキ
ャリア上に取り付けられるまで収束する。キャリアを前
半分に取り付ける他の有利な方法は、胸部を搬送方向へ
向けて前半分を第1の経路に沿って搬送し、キャリアを
第2の経路に沿って搬送し、少なくとも前半分がキャリ
ア上に位置するまで、前半分およびキャリアをそれぞ
れ、第1および第2の経路に沿って他方の方へ移動する
ことによるものである。したがって、背側接続部を除き
前半分が後ろ半分から切り離された畜殺された鳥を搬送
することと、分離された前半分をキャリア上で搬送する
ことを非常に自由に行うことができる。第1の経路およ
び第2の経路は、前半分がキャリアに載る領域でのみ合
流すべきである。
【0035】本発明によれば、畜殺された鳥の前半分を
キャリア上に取り付ける装置は、キャリアが、第1のコ
ンベアの一部を形成し、かつ垂直に対してある角度で前
半分の分離表面の方を向くように端部が構成された縦長
の円錐形支持要素から成るように、設計される。懸垂要
素は、第2のコンベアを形成することが好ましい。
【0036】第1の好ましい実施例では、第1および第
2のコンベアの搬送方向はほぼ同じであり、第1および
第2のコンベアの経路はそれぞれ、他方の方へ収束す
る。
【0037】他の好ましい実施例では、第1および第2
のコンベアの経路はほぼ平行であり、同じ搬送方向で第
2のコンベアよりも低速で動作するように第1のコンベ
アを構成する。他の好ましい実施例では、第1および第
2のコンベアの経路はほぼ平行であり、第1および第2
のコンベアの搬送方向は逆である。この場合、円錐形支
持要素またはその他の適当なキャリアは、第1のコンベ
アと第2のコンベアの間の速度の差のために前半分を捕
捉する。この速度差によって、前半分がキャリア上に固
定され、その後必要に応じてさらに固定され、背部接続
部が、その上に加えられる力によって破壊され、あるい
は切断要素の助けで制御可能に破壊される。第1または
第2のコンベアは、他方のコンベアが動作している間、
前半分がキャリア上に運ばれた時点で静止させることが
できる。
【0038】請求および利点は、以下の詳細な説明を参
照することによってよりよく理解され、同じ参照符号が
同じ部品を指定する添付の図面に関して検討されたとき
に、より容易に理解されよう。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、肩関節中の骨接続部を示
し、鎖骨(ちょう思骨)80の一部、先端が烏の口状の
突起84を一端に有する烏口突起(鎖骨)82、肩甲骨
86、および翼骨頭90を有する翼骨88を示す。内側
ヒレ肉と翼骨88の間の腱接続部は、破線91で表さ
れ、3叉の骨管92を通過する。3叉の骨管92は、先
端が烏の口状の突起84を一点鎖線94に沿って烏口突
起82から切断することによって開放され、それによっ
て、腱接続部91が3叉の骨管92から外れ、翼骨88
に作用することによって内側ヒレ肉をと体から引き離す
ことができる。
【0040】図2および図3は、肩関節ガイド98、翼
骨ガイド100、および切断要素102を示す。肩関節
ガイド98、翼骨ガイド100、および切断要素102
は、キャリア104を矢印106の方向へ移動するため
のコンベアの経路の両側でフレーム(これ以上図示せ
ず)中に設置される。切断要素102は、モータ108
によって駆動される回転ナイフとして示されているが、
固定的に取り付けられたナイフで構成することもでき
る。
【0041】図2に示したように、キャリア104上に
置かれた前半分110の肩関節は、ステーションの通過
時に、翼骨88から離れた先端が烏の口状の突起84の
側に当たる肩ガイド98によって位置決めされる。翼骨
ガイド100によって、翼骨は下向きに押し付けられ、
その後、切断要素102が切開94(図1)を設ける。
以下の加工ステーションで、内側ヒレ肉は、任意選択で
外側ヒレ肉と共に、翼骨88または翼(少なくともその
一部)によってと体から引き離すことができる。と体か
らのヒレ肉の引離しを容易にし、肉の生産量を最大にす
るために、鎖骨80が図2および図3に示したステーシ
ョンを通過する前またはその直後に、鎖骨80を任意選
択でと体から取り除く。
【0042】ヒレ肉を取り除く他の方法を以下で図4
a、図4b、図5、図6a、図6b、図7、図8に関し
て論じる。
【0043】図4aおよび図4bは、2つのミラー・イ
メージ・コンベア・レール2aおよび2bを示す。これ
らのレールの間に、その長手方向、すなわち矢印5で示
した方向へ移動できる摺動要素4が密閉される。摺動要
素4は、一点鎖線で示したチェーン3などによって相互
に結合される。取付け支持体6は、各摺動要素4上に回
転可能および傾斜可能に固定される。各取付け支持体6
は、欧州特許出願第551156号にさらに詳しく記載
されており、鳥の前半分8を置き固定することができる
ほぼ円錐台形の端部を有する。説明を明確にするため
に、図4では、前半分8の胸郭8a、胸骨8b、鎖骨8
c、および烏口突起8dのみを概略的に示す。装置の異
なる構成要素と、それらの構成要素が作用すると体上の
場所をできるだけ明確に示すことができるように、胸郭
8aと胸骨8bの間の遷移領域に位置する内側ヒレ肉は
図示していない。
【0044】3つの加工ステーション10、20、30
はそれぞれ、取付け支持体6の経路に沿って設置され
る。図面を明確にするために、加工ステーション10、
20、30はできるだけ、コンベア・レール2aおよび
2bも保持されたフレームに対して加工ステーションを
固定する支持要素なしで示されている。
【0045】加工ステーション10は、主としてコンベ
ア・レール2aおよび2bの上方に位置し、2つのガイ
ド・ストリップ12を備える。ガイド・ストリップ12
は、図4aでは一方しか見えず、取付け支持体6上に位
置する前半分8の上向きに突き出る胸点(breast
point)が案内されるような幅のスリットがガイ
ド・ストリップ間に開放されている。同様に、ガイド・
ストリップ12間のスリットに、前半分8の胸点が、旋
回可能に取り付けられたレバー14を図4aに示した位
置から押し出したときに、スイッチ16を操作するレバ
ー14の端部が位置する。したがって、スイッチ16
は、加工ステーション10を操作するための信号を与え
る。このことは、後でさらにくわしく引用する。各ガイ
ド・ストリップ12の上方に、ガイド・スロット18a
および18bを備えるプレート19が位置する。プレー
ト19間にホルダ21が密閉されている。ホルダ21
は、図6aにさらに詳しく示されている。ホルダ21
は、それぞれ、スロット18aおよび18bで案内され
る、ピン33aおよび22bを備える。プレート19の
領域の外側で、分離要素24がホルダ21上に弾性的に
固定されている。分離要素24はそれぞれ、ホルダ21
に設けられた穴に対応する2つの穴を備える。この穴
に、分離要素24が横方向にへこむようにプラグ26と
分離要素24の間にばね28を密閉するためにプラグ2
6の各端部に設けられたピンが押し込まれる。分離要素
24の縁部は、通常完全ななまくらにすることができる
が、その前側24aは切断縁部を備えることができる。
ホルダ21は、角度部材34を固定することができるリ
ップ32などを備える。ホルダ21から離れた角度部材
34の端部は、複動油圧シリンダ・ピストン装置38の
ピストン・ロッド36の端部に旋回可能に接続される。
角度部材34から離れた端部で、シリンダ・ピストン装
置38は、軸40の周りで旋回する装置のフレームに接
続される。
【0046】加工ステーション20は、取付け支持体6
の経路の各側に1つずつ設置された2つのディスク42
を備える。ディスクは、図4aでは1つしか見えず、取
付け支持体6上に取り付けられた前半分8の胸骨8bが
支持体間を矢印5の方向へ通過できるように、相互にあ
る距離だけ離れて位置する。ディスク42は、それぞ
れ、動作時に、ディスク42の周方向領域が、ディスク
間を通過する前半分8の近くで、矢印5の方向へ移動す
るように駆動される、軸44上に取り付けられる。ディ
スク42の側面は、円錐台形であり、軸44の長手方向
に対して約10°の角度をなしている。周上のある場所
で、各ディスクの下縁上に、半径方向に突き出る切断要
素46が構成されている。ディスク42の回転は、矢印
5の方向での取付け支持体6の移動に同期する。
【0047】加工ステーション30は、加工ステーショ
ン10と同様にガイド・ストリップ48を有する。ガイ
ド・ストリップの上方に、ガイド・スロット50aおよ
び50bを備え、かつ加工ステーション10と同様に、
ピン54aおよび54bを備えるプレート形ホルダ56
が案内壁自体の間に摺動自在に取り付けられた、案内壁
52が設置される。2つの削取り要素は、その削取り前
側が図8にさらに詳しく示されており、ホルダ56に弾
性的に固定される。図8に示したように、スクレーパ5
8は、金属材料またはプラスチック材料で構成すること
ができ、相互に短い距離だけ離して設置され、横方向に
湾曲された端部58aを前側に備える。ホルダ52は、
複動油圧シリンダ・ピストン装置64のピストン・ロッ
ド62の端部に角度部材60によって旋回自在に取り付
けられる。角度部材60から離れた端部で、シリンダ・
ピストン装置64は、本発明の装置のフレームに旋回自
在に接続される。
【0048】装置の動作を図4a、図6a、図6b、図
7、図8を用いて説明する。まず、図4aに示したよう
に、取付け支持体6上に固定された前半分8が第1の加
工ステーション10を通過する。スイッチ16は、胸骨
8bによるレバー14の動作によって、取付け支持体6
上の前半分8の存在を検出し、装置の制御システムに信
号を送り、したがって、矢印5の方向への取付け支持体
の移動速度を考慮に入れ、所定の遅延時間の後に、シリ
ンダ・ピストン装置38が作動する。このように作動す
るのは、前半分8の胸骨8bの上向きに突き出る点が分
離要素24の前側24aを通過したときである。分離要
素24のホルダ21は、矢印5の方向へ移動し、ピスト
ン・ロッド36がシリンダ・ピストン装置38から押し
出されたときにガイド・スロット18aによってわずか
に下向きに傾斜する。この場合に到達する最終位置を図
4aに破線で示す。この結果として生じる分離要素24
の移動は、取付け支持体6の移動よりもずっと高速であ
る。したがって、分離要素24の前側24aは、胸骨に
沿って下向きに移動し、前方に移動して、胸骨8bと鎖
骨8cを境界とする開口部に入り、胸骨の烏口鎖骨膜を
剥離する。これは図6bを見ると明らかである。図6b
で、矢印68は、分離要素24の前側24aの移動方向
を示す。したがって、内側ヒレ肉70は鎖骨8cの下で
胸骨から切り離される。次いで、分離手段24は、図4
aに示した開始位置に引き戻される。この場合、鎖骨を
もっと早く前半分から取り外すことができ、その場合、
上記の鎖骨という単語が単に鎖骨の自然な位置を定義す
るために使用されることに留意されたい。
【0049】内側ヒレ肉70が鎖骨8cの下で胸骨8b
から解放された前半分は次いで、第2の加工ステーショ
ン20を通過する。回転ディスク42の円錐台形面は、
内側ヒレ肉70の側面に係合し、図7の矢印72で示し
たように前記側面を上向きに押す。この動作で、切断要
素46は、内側ヒレ肉70の下側の膜が、ある距離にわ
たって胸骨から切り離されるようにする。
【0050】前加工された前半分は次いで、第3の加工
ステーション30を通過する。第3の加工ステーション
で、案内ストリップ48は、第2の加工ステーション2
0で押し上げられた内側ヒレ肉70を再び下向きに運
ぶ。前半分8の胸骨8bの上向きに突き出る点が第3の
加工ステーション30中の削取り要素58の端部を通過
した後、シリンダ・ピストン装置64が作動する。移動
ピストン・ロッド62は、ホルダ56およびそれに接続
された削取り要素58を、案内スロット50aおよび5
0bに応じて矢印5の方向へ駆動し、同時にホルダおよ
び削取り要素58はわずかに下向きに傾斜する。この場
合に到達する最終位置を図4に鎖線で示す。削取り要素
58の移動は、取付け支持体6の移動よりもずっと高速
である。動作位置で、削取り要素58の端部58aは、
図8に示したように、鎖骨8cの各側に載り、そのた
め、取付け支持体6上の前半分8が矢印5の方向へ移動
すると、胸骨8bの各側の内側ヒレ肉70に対してほぼ
矢印74の方向に削取り力が加えられる。
【0051】図5は、胸骨8bと内側ヒレ肉が鎖骨8c
の下で分離される第1の加工ステーションの代替実施例
を示す。図6aに関して説明したのと同様に、分離手段
24は、支点78の周りを旋回することができるレバー
76上に弾性的に取り付けられる。分離要素24から離
れたレバー76の端部は、シリンダ・ピストン装置38
のピストン・ロッド36の端部に旋回自在に接続され
る。シリンダ・ピストン装置38の作動時にピストン・
ロッド36が図中の左側に移動すると、レバー76が逆
時計回りに旋回し、分離要素24の前端24aが胸骨8
bに沿って鎖骨8cの下を移動する。
【0052】図9は、ほぼ逆T字形断面のレール120
の一部を示す。このレールに沿って、懸垂要素122が
矢印124の方向へ移動する。本明細書では、懸垂要素
122についてはこれ以上詳しく説明しない。というの
は、懸垂要素は本発明の理解とは無関係であるからであ
る。懸垂要素122は、胸側を搬送方向124に向けら
れた、畜殺され内臓を抜かれた鳥126を搬送する。
【0053】図10に示したように、と体を前半分およ
び後ろ半分として分離する際、鳥126は、軸128上
に回転可能に取り付けられ、相互に所定の距離を隔てて
ほぼ一平面に構成された、ほぼ円形の2つのナイフ13
0を通過する。したがって、と体は完全に切断されるわ
けではない。前半分132と後ろ半分134の間の胸骨
の下の背側の接続部は無傷のまま残る。
【0054】図11aに示したように、胸骨の下の皮膚
接続部は、前半分132の重量のためにただちに崩れる
が、と体の背側では、接続部136が無傷のまま残り、
前半分132を搬送できるほど強靭である。次に、円錐
形端部が前半分132の方へ向けられたキャリア138
が、前半分132の経路に運ばれ、キャリア138を懸
垂要素122と同じ方向124へ、懸垂要素122より
も低速で移動させ、あるいはキャリア138を方向12
4の逆の方向へ移動させることによって、キャリアおよ
び前半分がそれぞれ、他方へ移動する。図11bに示し
たように、前半分132は、キャリア138上でいわゆ
る「捕捉」され、固定される。このように、前半分13
2は、完全に自動的にキャリア138上に載り、接続部
136が破壊された後、前記キャリアは、前半分132
のヒレ肉を取り除くために、前半分を後ろ半分とは独立
に、前述の加工ステーションへ搬送することができる。
【0055】図12に示したように、前半分132およ
びキャリア138を図面の平面に対して直角にほぼ同じ
方向へ並べて移動し、矢印140で示したように、前半
分およびキャリアの経路の収束部でキャリア138上に
前半分132を載せることもできる。
【0056】図13aは、翼8wと皮膚とを備え、矢印
142の方向へ移動する摺動要素4上に回転自在および
傾斜自在に取り付けられたキャリア6上に取り付けられ
た、前半分8を示す。前半分8を有するキャリア6の経
路には、各肩関節の上側と各翼骨頭の間の皮膚に、鎖線
で示した切開146が設けられるように、回転ナイフ1
44が設けられている。この後、図13bに示したよう
に、キャリア6は、傾斜して直立位置になり、らせんリ
ブ付き回転皮膚除去ローラ対140、150(図面では
そのうちの一対しか見えない)に接触して前半分の翼の
下の皮膚を取り除く。図13cに示したように、ヒレ肉
皮膚除去を完了するには、キャリア6を再び傾斜させて
図13aの位置にして、らせんリブ付き回転ローラ対1
52(図面では、そのうちの一方しか見えない)に接触
させて、前半分の胸側の皮膚を取り除く。
【0057】本発明をその好ましい実施例で説明し図示
したが、本明細書で開示した詳細に限らない、本発明か
らの逸脱が、本発明の範囲内で可能であることが理解さ
れよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】1つの腱のみを概略的に示した、鳥の肩関節の
正面図である。
【図2】キャリアと、肩を切開するステーションと、キ
ャリア上の前半分とを備えるコンベアに沿った概略正面
図である。
【図3】キャリアと、肩を切開するステーションとを備
えるコンベアに沿った概略側面図である。
【図4a】本発明によるヒレ肉除去ステーションの実施
例の概略側面図である。
【図4b】図4に示した装置の一点鎖線IVa−IVa
における概略断面図である。
【図5】図4aによる装置のステーションの代替実施例
の概略側面図である。
【図6a】図4aに示した装置の構成要素の概略斜視図
である。
【図6b】第1のプロセスを示す、内側ヒレ肉を有する
鳥のと体の一部の概略正面図である。
【図7】第2のプロセスを示す、図6bに示したと体部
分の概略斜視図である。
【図8】図6bに示したと体部分上で実行される第3の
プロセスを示す、前記と体部分の概略斜視図である。
【図9】畜殺され引き上げられた鳥が懸垂される懸垂フ
ックを有するコンベアの側面図である。
【図10】後ろ半分を前半分から分離するために実行す
べき分離プロセスを示す図である。
【図11a】前半分をキャリア上に運ぶ第1の方法の連
続段階を示す図である。
【図11b】前半分をキャリア上に運ぶ第1の方法の連
続段階を示す図である。
【図12】前半分をキャリア上に運ぶ第2の方法を示す
図である。
【図13a】キャリア上に取り付けられた前半分から皮
膚を取り除く連続段階を示す図である。
【図13b】キャリア上に取り付けられた前半分から皮
膚を取り除く連続段階を示す図である。
【図13c】キャリア上に取り付けられた前半分から皮
膚を取り除く連続段階を示す図である。
【符号の説明】
4 摺動要素 6 取付け支持体 10、20、30 加工ステーション 12 ガイド・ストリップ 98 肩関節ガイド 100 翼骨ガイド 102 切断要素 104 キャリア 108 モータ
フロントページの続き (72)発明者 アドリアヌス・ヨーゼフ・フアン・デン・ ニユウエラール オランダ国、5421・イクス・ヘー・ヘメル ト、デン・ホーク・33

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畜殺された家禽またはその一部から少な
    くとも内側ヒレ肉を自動的に取り除く方法において、内
    側ヒレ肉を削り取る前に、胸骨の烏口鎖骨膜が、鎖骨お
    よび胸骨の自然な位置によって画定される開口部で分離
    することによって剥離されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 内側ヒレ肉を削り取る前に、烏口突起の
    領域にある内側ヒレ肉膜と胸骨の間の接続部が破壊され
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 内側ヒレ肉の一部のみが削り取られ、そ
    の後、すでに削り取られた部分がつかまれ、内側ヒレ肉
    が、ほぼ家禽の胸部の前部で家禽から引き離されること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記内側ヒレ肉に付いた翼骨の少なくと
    も一部を備える、畜殺された家禽またはその一部から、
    少なくとも内側ヒレ肉を自動的に取り除く方法におい
    て、 家禽の肩関節に切り口を設け、先端が烏の口状の突起を
    切断して3叉の骨管、すなわちほぼ無傷のままである内
    側ヒレ肉とそれに付いている翼骨の間の接続部を開放す
    るステップと、 骨頭に作用することによって内側ヒレ肉を家禽から分離
    するステップとを含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 肩関節に切開を設ける前に、3叉の骨管
    中の内側ヒレ肉に翼骨を接続する腱を、胸骨の方へ向け
    られている側に位置決めするように翼骨に力が加えられ
    ることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 翼骨頭が、肩甲骨および烏口突起に対し
    て肋骨の方向へ押し付けられることを特徴とする請求項
    5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 肩関節に切り口を設ける前に、肩関節
    が、翼骨から離れた側で肩関節に作用するストップに当
    てられ、切断要素に対して位置決めされることを特徴と
    する請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ヒレ肉を取り除く前に鎖骨が取り除かれ
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも、翼の少なくとも一部を有す
    る胸部を備える、畜殺された家禽またはその一部から皮
    膚を取り除く方法において、皮膚が、肩関節の上側と翼
    腋の間で少なくともほぼ完全に切断され、次に、家禽胴
    体の側面から取り除かれ、次に、家禽の胸部から取り除
    かれることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 畜殺された家禽の一部をキャリア上に
    置く方法において、 畜殺され内臓を抜かれた鳥を懸垂要素上の鳥の脚によっ
    て懸垂させるステップと、 鳥の背側にある前半分と後ろ半分の間の接続部を除き、
    胸部を備える鳥の前半分を、臀部と脚とを備える鳥の後
    ろ半分から分離するステップと、 キャリア上に前半分を取り付けるステップと、 前記接続部を破壊するステップとを含むことを特徴とす
    る方法。
  11. 【請求項11】 キャリアが、ほぼ円錐形であり、キャ
    リア上に前半分を取り付ける際に前半分の腹部側に挿入
    されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前半分が、第1の経路に沿って搬送さ
    れ、キャリアが、第2の経路に沿って搬送され、前半分
    およびキャリアが、前半分の胸側がキャリアに面した状
    態で、それぞれ、他方の方へほぼ同じ速度で移動し、第
    1の経路と第2の経路が、少なくとも前半分がキャリア
    上に取り付けられるまで搬送することを特徴とする請求
    項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 胸部側を搬送方向へ向けて前半分が第
    1の経路に沿って搬送され、キャリアが、第2の経路に
    沿って搬送され、少なくとも前半分がキャリア上に取り
    付けられるまで、前半分およびキャリアがそれぞれ、第
    1および第2の経路に沿って他方の方へ移動することを
    特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 畜殺された家禽またはその一部から少
    なくとも内側ヒレ肉を自動的に取り除く装置において、 少なくとも、内側ヒレ肉の付いた胸部を備える家禽また
    はその一部をキャリア自体上に固定するキャリアと、 胸骨の烏口鎖骨膜を解放するために鎖骨および胸骨の自
    然な位置によって画定された開口部に胸骨の各対向側で
    挿入されるようになされた、内側ヒレ肉用の分離要素
    と、 家禽の胴体から内側ヒレ肉を削り取る削取り手段とを備
    えることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 烏口突起の領域にある内側ヒレ肉の膜
    と胸骨の間の接続部を破壊する膜分離手段を備えること
    を特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 内側ヒレ肉をつかみ、家禽の胸部のほ
    ぼ前部で家禽の胴体から引き離す内側ヒレ肉除去手段を
    備えることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 【請求項17】 内側ヒレ肉用の分離要素が、それぞ
    れ、他方に面し、自由端を有し、他方に対して、および
    キャリアに対して制御可能に移動自在なホルダに対し
    て、弾性的に取り付けされた、ほぼ平行な2つのプレー
    トから成ることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  18. 【請求項18】 プレート間の距離が、胸骨の最大幅よ
    りも短いことを特徴とする、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 プレートの自由端の縁部が、なまくら
    な縁部を備えることを特徴とする請求項17に記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 内側ヒレ肉用の膜分離手段が、ほぼ1
    つの同じ平面で延びる回転可能な2つのディスクを備え
    ることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  21. 【請求項21】 ディスクの周方向縁部が、円錐台形で
    あることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 ディスクの周方向縁部が、少なくとも
    1つの半径方向に突き出したナイフを備えることを特徴
    とする請求項20に記載の装置。
  23. 【請求項23】 ヒレ肉用の削取り手段が、キャリアに
    対して制御可能に移動自在なホルダに対して、ある角度
    で弾性的に取り付けられ、同時に、鎖骨の各対向側に置
    かれ、次いで鎖骨上に置かれ、鎖骨から胸骨に沿って移
    動されるようになされた、2つのスクレーパ・プレート
    から成ることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  24. 【請求項24】 スクレーパ・プレート間の距離が、胸
    骨の最大幅よりも短いことを特徴とする請求項23に記
    載の装置。
  25. 【請求項25】 キャリアが、経路に沿って分離要素、
    膜分離手段、および削取り手段が設置されたコンベアの
    一部を形成する請求項15に記載された装置。
  26. 【請求項26】 畜殺された家禽またはその一部から少
    なくとも内側ヒレ肉を自動的に取り除く装置において、 少なくとも、翼の少なくとも一部および内側ヒレ肉の付
    いた胸部を備える、家禽またはその一部をキャリア自体
    上に固定するキャリアと、 肩関節の先端が烏の口状の突起を切断する切断要素に対
    して肩関節を位置決めする肩関節位置決め手段とを備え
    ることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  27. 【請求項27】 キャリアが、コンベアの一部を形成
    し、胸部またはその背側を有する家禽またはその一部を
    コンベアの搬送方向へ移動するようになされた縦長の円
    錐形支持要素から成り、切断要素が、キャリアの経路に
    沿って設置され、肩関節位置決め手段が、キャリアの経
    路とほぼ平行に延び、切断要素を翼骨側からの切断向け
    に構成する際に、翼骨から離れた側で肩関節に接触する
    ようになされたガイドを備えることを特徴とする請求項
    26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 肩関節の残りの部分に対して家禽の肋
    骨の方向へ翼骨を変位させる翼骨位置決め手段を備える
    ことを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 翼骨位置決め手段が、キャリアの経路
    にほぼ平行に延び、翼骨頭に接触して翼骨頭を下向きに
    変位させるようになされたガイドを備えることを特徴と
    する請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 切断要素が、ほぼ横方向にキャリアの
    経路へ動作し、水平方向へ動作することを特徴とする請
    求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 畜殺された家禽またはその一部から皮
    膚を取り除く装置において、 前記キャリアが、コンベアの一部を構成し鳥の胸側がコ
    ンベアの横搬送方向へ向けられる第1の位置に運ぶこと
    ができ、鳥の胸側または背側が搬送方向に向けられる第
    2の位置に運ぶことができ、連続的に、キャリアが、 第1の位置で、肩関節の上側と翼腋の間の皮膚に切り口
    を設けるためにキャリアの経路に沿って設置された切断
    手段を通過し、 第2の位置で、家禽の胴体の側面の翼の下の皮膚を取り
    除くためにキャリアの経路に平行に設置された1組の回
    転自在ならせんリブ付き皮膚除去ローラを通過し、 第1の位置で、家禽の胸部の胸骨付近の皮膚を取り除く
    ためにキャリアの経路に平行に設置された1組の回転自
    在ならせんリブ付き皮膚除去ローラを通過する、 少なくとも、翼の少なくとも一部の付いた胸部を備える
    畜殺された家禽またはその一部をキャリア自体上に固定
    するキャリアを備えることを特徴とする請求項29に記
    載の装置。
  32. 【請求項32】 畜殺された家禽の一部をキャリア上に
    置く装置において、キャリアが第2のコンベアの一部を
    構成し、縦長の円錐形支持要素から成り、第2のコンベ
    アが、それぞれ、鳥自体の脚によって懸垂され、鳥の背
    側で接続された前半分および後ろ半分として分離された
    畜殺され内臓を抜かれた鳥を搬送する複数の懸垂要素を
    有し、円錐形支持要素が、その端部が、垂直に対してあ
    る角度で前半分の腹部側の方へ向けられるように構成さ
    れることを特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 第1および第2のコンベアの搬送方向
    がほぼ同じであり、第1および第2のコンベアの経路が
    それぞれ、他方の方へ収束することを特徴とする請求項
    32に記載の装置。
  34. 【請求項34】 第1および第2のコンベアの経路がほ
    ぼ平行であり、第1のコンベアが、同じ搬送方向で第2
    のコンベアよりも低速で動作するように構成されること
    を特徴とする請求項32に記載の装置。
  35. 【請求項35】 第1および第2のコンベアの経路がほ
    ぼ平行であり、第1および第2のコンベアの搬送方向が
    逆であることを特徴とする請求項32に記載の装置。
JP7186078A 1994-07-21 1995-07-21 畜殺された家禽の胴体からヒレ肉を取り除く方法および装置 Pending JPH08168334A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9401198 1994-07-21
NL9401198A NL9401198A (nl) 1994-07-21 1994-07-21 Werkwijze en inrichting voor het fileren van de romp van geslacht gevogelte.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08168334A true JPH08168334A (ja) 1996-07-02

Family

ID=19864456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7186078A Pending JPH08168334A (ja) 1994-07-21 1995-07-21 畜殺された家禽の胴体からヒレ肉を取り除く方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (2) US6007416A (ja)
EP (2) EP1498036B1 (ja)
JP (1) JPH08168334A (ja)
DE (2) DE69536144D1 (ja)
DK (2) DK0695506T4 (ja)
ES (2) ES2227537T3 (ja)
NL (1) NL9401198A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069904A (ja) * 1999-07-23 2001-03-21 Stork Pmt Bv 家禽の胴体部分から内部胸肉を得る方法及び家禽の胴体部分を加工する装置
JP2012161339A (ja) * 2002-12-20 2012-08-30 Stork Pmt Bv 屠殺された家禽の胴体部を処理する方法および装置
KR20140100574A (ko) * 2011-12-23 2014-08-14 노르디셔 마시넨바우 루드. 바더 게엠베하 운트 코. 카게 가금류 사체로부터 이미 부분적으로 분리된 가슴필렛을 내장이 제거된 가금류 몸체의 사체로부터 완전히 분리하는 장치와 방법
KR20180033511A (ko) * 2015-07-29 2018-04-03 마렐 스토크 폴트리 프로세싱 비.브이. 가금류 사체로부터 위시본을 분리하기 위한 장치 및 방법
JP2019509743A (ja) * 2016-03-23 2019-04-11 マレル・シュトルク・ポウルトリー・プロセシング・ベー・フェー 屠殺された家禽の胴体部の竜骨の少なくとも一部から胸肉を分離するためのシステム
WO2024029342A1 (ja) * 2022-08-03 2024-02-08 株式会社前川製作所 食鳥処理装置

Families Citing this family (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1000935C2 (nl) * 1995-08-04 1997-02-06 Stork Pmt Inrichting en werkwijze voor het bewerken van een slachtdier.
GB9525446D0 (en) * 1995-12-13 1996-02-14 Sun Valley Poultry Improvements relating to de-boning poultry
NL1002831C2 (nl) * 1996-04-10 1997-10-14 Meyn Maschf Inrichting voor het fileren van het borststuk van geslacht gevogelte.
EP0813814B1 (en) * 1996-06-21 2004-03-17 Mayekawa Manufacturing Co., Ltd. Method and apparatus for separating bone and meat of upper half of poultry carcass
GB9712015D0 (en) * 1997-06-11 1997-08-06 Filar Limited Procedure and apparatus for deboning poultry
JP3960699B2 (ja) * 1998-01-21 2007-08-15 株式会社前川製作所 鶏肉屠体上半身の脱骨自動処理方法とその装置
DE19848498A1 (de) * 1998-10-21 2000-05-04 Nordischer Maschinenbau Filetiervorrichtung
NL1014845C1 (nl) 1999-06-11 2000-12-12 Stork Pmt Inrichting voor het verwerken van een slachtproduct.
NL1015614C2 (nl) * 2000-07-05 2002-01-08 Systemate Group Bv Ontveller voor karkassen van gevogelte.
US6929541B2 (en) 2002-03-28 2005-08-16 V.H. Cooper & Company, Inc. Method for making a fowl wing cut and the resultant product
NL1022418C2 (nl) 2003-01-17 2004-07-20 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het bewerken van een karkasdeel van geslacht gevogelte.
NL1022858C2 (nl) * 2003-03-06 2004-09-16 Meyn Food Proc Technology Bv Fileerstraat voor gevogelte.
US7175517B1 (en) 2003-07-24 2007-02-13 Perdue Holdings, Inc. Semi-boneless poultry product
US7335095B2 (en) * 2004-03-31 2008-02-26 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Apparatus and method for separating wings from breast meat of poultry
NL1027426C2 (nl) * 2004-11-05 2006-05-15 Systemate Group Bv Fileermachine voor gevogelte.
NL1029227C2 (nl) 2005-06-10 2006-12-12 Meyn Food Proc Technology Bv Werkwijze en inrichting voor het oogsten van een binnenfilet van gevogelte.
DK2332418T3 (en) * 2005-12-09 2018-05-28 Marel Stork Poultry Proc Bv Method and apparatus for treating a body part from slaughtered poultry
NL1033122C2 (nl) * 2006-12-22 2008-06-24 Stork P M T B V Werkwijze en inrichting voor het gescheiden oogsten van rugvel en rugvlees van een karkasdeel van geslacht gevogelte.
FR2919473A1 (fr) * 2007-08-01 2009-02-06 Durand Internat Soc Par Action Sciage de carcasses de porc ou analogue
FR2921545A1 (fr) * 2007-09-28 2009-04-03 Durand Internat Sa Entrainement d'un chariot porte outil de fente d'une machine a fendre les carcasses d'animaux
EP2305045B1 (en) 2008-03-20 2018-09-05 Meyn Food Processing Technology B.V. A gizzard processing device
FR2939011B1 (fr) * 2008-12-02 2011-11-25 J P Bayle Ets Dispositif autorisant la decoupe des filets de volaille integre dans une installation de decoupe automatique des volailles
US9687006B1 (en) * 2009-01-30 2017-06-27 Hormel Foods Corporation Loin back-rib auto-saw
NL1036646C2 (en) * 2009-02-13 2010-08-16 Meijn Food Proc Technology B V Filleting device and method for harvesting fillets.
NL2003384C2 (en) * 2009-08-24 2011-02-28 Meijn Food Proc Technology B V Method and device for processing a carcass-part of slaughtered poultry.
NL2003900C2 (en) * 2009-12-03 2011-06-06 Stork P M T B V Device and method for processing a carcass part of slaughtered poultry.
US8632380B2 (en) 2010-01-26 2014-01-21 Foodmate B.V. Method and apparatus for removing a sleeve of meat from an animal part having bone with knuckles on each of its opposite ends
US8157625B2 (en) 2010-01-26 2012-04-17 Foodmate Bv Method and apparatus for collecting meat from an animal part
US8789684B2 (en) 2010-04-19 2014-07-29 Foodmate Bv Rotatable article support for a conveyor
NL2004573C2 (en) 2010-04-19 2011-10-20 Foodmate B V Turning block alignment.
NL2006075C2 (en) 2011-01-26 2012-07-30 Foodmate B V Rotationally indexed article support for a conveyor system having an alignment station.
US8757354B2 (en) 2010-04-19 2014-06-24 Foodmate Bv Turning block alignment
NL2004574C2 (en) 2010-04-19 2011-10-20 Foodmate B V Rotatable article support for a conveyor.
DE102010035387A1 (de) * 2010-08-20 2012-02-23 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co Kg Vorrichtung und Verfahren zum automatisierten Schneiden der Flügel von Geflügelkörpern
DE102010047660B4 (de) * 2010-09-30 2016-09-01 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum vollständigen Lösen zumindest eines Teils des Brustknorpels von einer vom Brustfleisch befreiten Geflügelkarkasse
US8727839B2 (en) 2011-01-21 2014-05-20 Foodmate Bv Poultry wing cutter for narrow pitch poultry lines
US8267241B2 (en) 2011-01-26 2012-09-18 Foodmate Bv Rotationally indexed article support for a conveyor system having an alignment station
DK2667728T3 (en) 2011-01-26 2015-10-19 Foodmate Bv Process for bone dyrelår of separation and collection of meat thence and device for performing the method
US8882571B2 (en) 2011-01-26 2014-11-11 Foodmate Bv Method of deboning animal thighs for separating and collecting meat therefrom and apparatus for performing the method
US8430728B2 (en) * 2011-02-14 2013-04-30 Foodmate Bv Special cut poultry wing cutter
NL2006312C2 (en) * 2011-02-28 2012-08-29 Meyn Food Proc Technology Bv Method and apparatus for processing a wing of a poultry carcass while the wing is attached to said poultry carcass.
NL2006313C2 (en) * 2011-02-28 2012-08-29 Meyn Food Proc Technology Bv Method and apparatus for harvesting a backmeat of a carcass or carcass part of slaughtered poultry.
DE102011107067B3 (de) 2011-07-11 2012-12-20 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co Kg Vorrichtung und Verfahren zum Abtrennen des Gabelbeins von entweideten Geflügelkörpern
NL2007329C2 (en) 2011-09-01 2013-03-04 Marel Stork Poultry Proc Bv Method and installation for processing slaughtered poultry.
PL2599387T3 (pl) * 2011-12-02 2019-10-31 Nordischer Maschinenbau Urządzenie pomiarowe do indywidualnego odczytu cech transportowanych w szeregu tusz zwierzęcych i urządzenie obrabiające, zawierające co najmniej jedno takie urządzenie pomiarowe
NL2008001C2 (en) * 2011-12-20 2013-06-24 Meyn Food Proc Technology Bv Method and scraper for releasing tissue connections between a fillet and a carcass of slaughtered poultry.
US8342919B1 (en) * 2012-06-11 2013-01-01 Mauer James E Method and apparatus for cutting the second joint of a poultry wing and product therefrom
NL2009033C2 (en) 2012-06-19 2013-12-23 Foodmate B V Weighing method and apparatus.
US8535124B1 (en) 2012-10-17 2013-09-17 Remington Holdings Llc Poultry tender tendon clipper
NL2009718C2 (en) 2012-10-29 2014-05-01 Foodmate B V Method of mechanically removing skin from animal parts.
US8808068B2 (en) 2012-10-29 2014-08-19 Foodmate Bv Method of and system for automatically removing meat from an animal extremity
NL2009782C2 (en) * 2012-11-09 2014-05-12 Marel Stork Poultry Proc Bv Device and method for processing carcass parts of slaughtered poultry.
US9078453B2 (en) 2013-11-01 2015-07-14 Foodmate B.V. Method and system for automatically deboning poultry breast caps containing meat and a skeletal structure to obtain breast fillets therefrom
US8961274B1 (en) 2013-12-18 2015-02-24 Foodmate Bv Selective tendon cutter and method
CN106659173B (zh) * 2014-06-18 2019-10-25 马雷尔斯托克家禽加工有限公司 用于处理脱羽的全腿家禽产品的方法和系统
KR101901075B1 (ko) * 2014-06-30 2018-09-20 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 견 절개 장치 및 견 절개 방법
EP3162214A4 (en) * 2014-06-30 2017-09-06 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Chicken-tenderloin extraction device
DK3205213T3 (da) * 2016-02-12 2019-07-01 Linco Food Systems As Vingeskæreindretning og fremgangsmåde til afskæring af vinger eller vingedele
NL2016700B1 (en) * 2016-04-29 2017-11-16 Marel Stork Poultry Proc Bv System and method for measuring a shoulder joint position of a carcass part of slaughtered poultry.
NL2017997B1 (en) * 2016-12-14 2018-06-26 Meyn Food Processing Tech Bv Vent cutter and method for cutting loose tissue around a vent of poultry
BR102019000099A2 (pt) * 2018-01-03 2019-08-27 Remington Holdings Llc aparelho e método para desossar peitos de aves
DE102019119665B3 (de) * 2019-07-19 2020-06-25 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co. Kg Vorrichtung zum Messen der Schultergelenkposition kontinuierlich geförderter Geflügelkörper, Anordnung zum Filetieren von Geflügelkörpern sowie entsprechende Verfahren
BR112022017683A2 (pt) 2020-03-04 2022-11-16 Foodmate Us Llc Método e aparelho para remover pele de partes animais

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE336162C (de) * 1921-04-25 Heinrich Kook Kofferverschluss
FR388331A (fr) * 1908-03-19 1908-08-08 Daimler Motoren Système d'allumage à rupteur pour moteurs à explosion
DE380714C (de) * 1922-11-25 1923-09-14 Bertalan Kucsera Dr Verschluss fuer die obere Zylinderoeffnung von aerztlichen Spritzen
US4477942A (en) * 1983-05-12 1984-10-23 Victor F. Weaver, Inc. Poultry breast de-boning machine and processing method
NL8402165A (nl) * 1984-07-06 1986-02-03 Meyn Pieter Werkwijze en inrichting voor het verwijderen van borstvlees van een gevogeltekarkas.
US4648155A (en) * 1986-03-18 1987-03-10 Burnett T J Chicken deboning apparatus and method
NL8601087A (nl) * 1986-04-28 1987-11-16 Stork Pmt Borstontveller.
DE3736401C1 (de) * 1987-10-28 1989-03-02 Nordischer Maschinenbau Vorrichtung zum Enthaeuten von Gefluegelkoerpern
US4827570A (en) * 1988-01-25 1989-05-09 Simon-Johnson, Inc. Method and apparatus for removing breast meat from poultry carcass
US4873746A (en) * 1988-01-25 1989-10-17 Simon-Johnson Company Method and apparatus for removing breast meat from poultry carcass
US4937918A (en) * 1988-05-31 1990-07-03 Foodcraft Equipment Company Inline breast deboner
EP0380714B1 (de) * 1989-01-28 1992-08-19 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co Kg Verfahren zum maschinellen Gewinnen des Fleisches von Geflügelkörpern und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE3939340C1 (ja) * 1989-11-29 1991-06-06 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co Kg, 2400 Luebeck, De
US5035673A (en) * 1990-01-31 1991-07-30 Hazenbroek Jacobus R On-line breast halver
US5269722A (en) * 1990-03-19 1993-12-14 Diesing Karl Heinz Method for filleting poultry bodies
DE4008719A1 (de) * 1990-03-19 1991-09-26 Nordischer Maschinenbau Verfahren zum filetieren von gefluegelkoerpern
NL9200037A (nl) * 1992-01-10 1993-08-02 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het fileren van de romp van een geslachte vogel.
US5194035A (en) * 1992-01-17 1993-03-16 Meyn Usa, Inc. Automatic poultry processor and method
US5411434A (en) * 1992-03-24 1995-05-02 Kays Engineering Poultry shoulder and breast severing machine
DE4234040C2 (de) * 1992-10-09 1997-05-22 Nordischer Maschinenbau Verfahren zum maschinellen Gewinnen des Fleisches von Geflügelkörpern und Einrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US5314374A (en) * 1993-06-14 1994-05-24 Jay Koch Apparatus for removing tenders from a poultry carcass
US5374214A (en) * 1993-07-29 1994-12-20 Foodcraft Equipment Company Breast processor
US5368520A (en) * 1994-01-18 1994-11-29 Koch; Jay Apparatus and method for separating wings and attached breasts from poultry carcasses
US5562535A (en) * 1995-08-04 1996-10-08 Puppolo; Celeste Method of processing shark cartilage

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069904A (ja) * 1999-07-23 2001-03-21 Stork Pmt Bv 家禽の胴体部分から内部胸肉を得る方法及び家禽の胴体部分を加工する装置
JP4598926B2 (ja) * 1999-07-23 2010-12-15 ストルク・ぺー・エム・テー・べー・ヴエー 家禽の胴体部分から内部胸肉を得る方法及び家禽の胴体部分を加工する装置
JP2012161339A (ja) * 2002-12-20 2012-08-30 Stork Pmt Bv 屠殺された家禽の胴体部を処理する方法および装置
JP2012161335A (ja) * 2002-12-20 2012-08-30 Stork Pmt Bv 屠殺された家禽の胴体部を処理する方法および装置
KR20140100574A (ko) * 2011-12-23 2014-08-14 노르디셔 마시넨바우 루드. 바더 게엠베하 운트 코. 카게 가금류 사체로부터 이미 부분적으로 분리된 가슴필렛을 내장이 제거된 가금류 몸체의 사체로부터 완전히 분리하는 장치와 방법
KR20180033511A (ko) * 2015-07-29 2018-04-03 마렐 스토크 폴트리 프로세싱 비.브이. 가금류 사체로부터 위시본을 분리하기 위한 장치 및 방법
JP2019509743A (ja) * 2016-03-23 2019-04-11 マレル・シュトルク・ポウルトリー・プロセシング・ベー・フェー 屠殺された家禽の胴体部の竜骨の少なくとも一部から胸肉を分離するためのシステム
WO2024029342A1 (ja) * 2022-08-03 2024-02-08 株式会社前川製作所 食鳥処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0695506B1 (en) 2004-10-27
DE69536144D1 (de) 2011-04-07
EP1498036B1 (en) 2011-02-23
NL9401198A (nl) 1996-03-01
DE69533683T2 (de) 2005-10-27
DK1498036T3 (da) 2011-06-06
DK0695506T4 (da) 2011-04-26
US6142863A (en) 2000-11-07
EP0695506A2 (en) 1996-02-07
US6007416A (en) 1999-12-28
DE69533683T3 (de) 2011-09-15
DK0695506T3 (da) 2005-02-14
EP0695506B2 (en) 2011-01-19
EP1498036A1 (en) 2005-01-19
DE69533683D1 (de) 2004-12-02
EP0695506A3 (en) 1999-04-07
ES2227537T3 (es) 2005-04-01
ES2364653T3 (es) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08168334A (ja) 畜殺された家禽の胴体からヒレ肉を取り除く方法および装置
EP1346639B1 (en) Method for filleting slaughtered poultry
JP5499075B2 (ja) 屠殺された家禽の胴体部を処理する方法および装置
US7232365B2 (en) Method and device for removing a bone from an extremity of a slaughter animal
EP1226758B1 (en) Method and apparatus of separating poultry meat from bones
EP1868443B1 (en) Processing of carcass parts of slaughtered poultry
JPH04126033A (ja) 家禽ボディーから機械的に肉を得る方法および装置
US5961383A (en) Method and device for boning a leg
BRPI0619531B1 (pt) Método e dispositivo para processamento da parte da carcaça da ave abatida
JPH04211323A (ja) 屠殺した動物の脚の膝関節の近傍で正確な切断操作を行うための方法及び装置
JPH03224433A (ja) 家禽の胴体を処理する方法および装置
US10477872B1 (en) Method and apparatus for removing wings from a poultry carcass
JP2002500505A (ja) 全骨除去装置
JPH06253724A (ja) 鳥胴体から手羽を切り離す方法及びその方法を実施する装置
HUT71575A (en) Device and methods for dethaching of animal heads
US3570047A (en) Method for the removal of the liver from the belly cavity of fishes, in particular lean fishes