JPH0816092B2 - 洗剤組成物中の汚れ剥離剤としての陰イオン末端封鎖オリゴマーエステル - Google Patents

洗剤組成物中の汚れ剥離剤としての陰イオン末端封鎖オリゴマーエステル

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JPH0816092B2 JP63001768A JP176888A JPH0816092B2 JP H0816092 B2 JPH0816092 B2 JP H0816092B2 JP 63001768 A JP63001768 A JP 63001768A JP 176888 A JP176888 A JP 176888A JP H0816092 B2 JPH0816092 B2 JP H0816092B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、消費者洗濯および布帛ケア組成物(consum
er laundering and fabric care compositions)中で汚
れ剥離剤として有用な陰イオン封鎖基を有する特定のオ
リゴマーエステルに関する。それらの布帛ケア態様にお
いては、このような組成物の現代的なものは、布帛柔軟
化および帯電防止または汚れ剥離(soil release)性の
合成布帛への付与を包含する分野での消費者ニーズを扱
う。
発明の背景 今使用されている合成布帛の実質的なものは、ダクロ
ン(Dacron)、フォルトレル(Fortrel)、コーデル(K
odel)およびブルー・シィー・ポリエステル(Blue C P
olyester)を包含する商品名で販売されているエチレン
グリコールとテレフタル酸との共重合体である。疎水性
である油汚れおよび油しみを特性が同様に疎水性である
このような布帛の表面から除去することは、消費者に最
も一般に入手しやすい種類の洗濯組成物を使用して達成
することが技術上困難であることがよく認められてい
る。
ポリエステル布帛の表面に結合しかつより親水性にさ
せる物質の提供は、このような布帛からの改良させた油
汚れおよび油しみ剥離を達成する際に役立つことが技術
上認められている。消費者製品中で汚れ剥離剤として使
用されている物質は、一般に、ポリエチレングリコール
セグメントがランダムに散在されたエチレンテレフタレ
ートセグメントを含有する中高(例えば、40,000〜50,0
00)分子量の共重合体である。例えば、米国特許第3,96
2,152号明細書参照。ミリーゼ(Milease)T として商
業上既知のこの種の汚れ剥離ポリエステルは、更に米国
特許第4,116,885号明細書に開示されている。他の商業
的変形物は、パーマロース(Permalose )およびゼル
コン(Zelcon )である(加国特許第1,100,262号明細
書、および米国特許第4,238,531号明細書参照)。
技術上顕著な汚れ剥離性能を消費者洗濯および布帛ケ
ア組成物にコスト上有効に与える新しい汚れ剥離剤の開
発は、簡単ではない。特に有用であるためには、汚れ剥
離剤によるポリエステル布帛表面の効率良い吸着および
表面被覆は、汚れ剥離剤を布帛表面に搬送するためにビ
ヒクルとして使用すべき製品マトリックスの最小限の妨
げによって生じなければならない。マトリックス妨害
は、生ずるときには、汚れ剥離剤の有効性を減少するだ
けではなく、製品中に存在していてもよい他の成分のク
リーニング、柔軟化および/または帯電防止上の利益を
低下する。また、汚れ剥離剤の処方性は、主要な考慮す
べき問題である。その理由は、技術上教示されたポリエ
ステルの限定された溶解度および/または分散性がしば
しば汚れ剥離剤を安定に導入できる処方物の範囲に対す
る重大な拘束を課すからである。このようなチャレンジ
は、一般に、工業的布類処理で使用されている組成物で
は不在であるが、完全に処方された消費者製品の製造業
者には周知である。
陰イオン界面活性剤を含有する各種の消費者洗濯およ
び布帛ケア組成物、特に家庭用洗濯組成物においてこれ
らの基準を満たす汚れ剥離剤は、高度に望ましいであろ
う。
本発明の目的は、1個の陰イオン封鎖基および2個の
陰イオン封鎖基を有する新規陰イオン封鎖オリゴマーエ
ステルを提供することにある。
更に他の目的は、消費者洗濯および布帛ケア組成物で
汚れ剥離剤として使用する組成物(該組成物は本発明の
陰イオン封鎖オリゴマーエステルまたはそれらの混合物
を含む)を提供することにある。
これらの目的および他の目的は、下記開示からわかる
ように、ここで達成される。
背景技術 A.汚れ剥離仕上げ ハンドブック・オブ・ファイバー・サイエンス・エン
ド・テクノロジー(Handbook of Fiber Science and Te
chnology)、マーセル・デッカー、ニューヨーク州ニュ
ーヨーク、1984年、第II巻、パートB、第3章「汚れ剥
離仕上げ」は、汚れ剥離剤の最近のレビューである。再
吟味された陰イオン汚れ剥離剤を含めて汚れ剥離剤のほ
とんどすべては、主として洗濯洗剤文脈外、例えば、工
業的布類処理での応用を見出しているらしい。再吟味さ
れた陰イオン汚れ剥離剤は、一般に、ポリエステルでは
なくポリアクリレートであり、イオン性カルボキシレー
ト基を含有する。
B.ポリエステル化学 「ポリエステルズ・エンド・ゼア・アプリケーション
ズ(Polyesters and their Applications)」ブジョー
クステン等ラインホールド、1956年は、ポリエステル合
成の古いよく確立された技術を再吟味している。繊維ま
たは成形品を形成するのに使用する高分子量ポリエステ
ルを特に強調している。
C.ポリエステル主鎖 ポヌサミー等のMakromol.Chem.184,1279-1284(198
3)は、エチレングリコール,1,2−プロピレングリコー
ルまたはそれらの混合物とテレフタル酸ジメチルとのコ
ポリエステルの最近の合成法および特性化を開示してい
る。生成物の分子量は、4000〜6000である。
D.封鎖試薬および封鎖ポリエステル 米国特許第3,823,185号明細書は、H(OCH2CH2)nSO3Z
(Z=HまたはNa)の合成法を開示している。n=4、
5および9を有する誘導体を単離した。合成ルートは、
イセチオン酸ナトリウムのエトキシ化によった。
特公昭47-35311号公報および特公昭47-35312号公報
は、ポリ(エチレングリコール)スルホエチルエーテル
アルカリ金属塩、例えば、HO(CH2CH2O)nCH2CH2SO3M(式
中、M=NaまたはK)を使用してポリエステル繊維を変
性して染着性を改良することを開示している。試薬の分
子量は、544または640のいずれかであった。
米国特許第4,525,524号明細書は、水をベースとする
系に増大された親和力を有するポリエステル組成物を開
示している。ポリエステルは、有機スルホン酸単量体の
塩を含有し、実質的程度でカルボキシル末端である。
E.洗濯洗剤組成物で使用するエチレンテレフタレート/P
EGテレフタレート汚れ剥離ポリエステル 米国特許第4,116,885号明細書は、平均分子量5,000〜
200.000(好ましくは10,000〜50,000)を有するミリー
ズTなどのエチレンテレフタレート/PEGテレフタレート
汚れ剥離ポリエステル0.15〜25%(最も好ましくは0.5
〜10%)を含有する洗濯洗剤組成物を開示している。こ
れらの洗剤組成物は、更に、或る相溶性アルコールサル
フェートおよびアルキルエトキシサルフェート洗剤界面
活性剤5〜95%(最も好ましくは10〜25%)および他の
不相溶性陰イオン界面活性剤、例えば、線状アルキルベ
ンゼンスルホネート10%以下を含有する。
また米国特許第4,132,680号明細書は、洗剤界面活性
剤2〜95%(好ましくは10〜60%)および分子量10,000
〜50,000を有するエチレンテレフタレート/PEGテレフタ
レート(モル比65:35から80:20)汚れ剥離ポリエステ
ル、例えば、ミリーズT0.15〜25%(最も好ましくは1
〜10%)を含有する汚れ剥離性を有する洗濯洗剤組成物
を開示している。これらの組成物は、更に、水溶液中で
解離して1〜3個のC8〜C24アルキル基を有する第四級
アンモニウム陽イオンを生ずる成分0.05〜15%(最も好
ましくは0.1〜5%)を含む。これらの陽イオンは、汚
れ剥離ポリエステルの洗濯布帛への付着を改良すると教
示されている。第11欄第14行〜第21行参照。
F.汚れ剥離性を付与するためのリンス添加製品中でのポ
リエステルの使用 加国特許第1,100,262号明細書は、或るコリン脂肪酸
エステル0.5〜25%(好ましくは1〜10%)との組み合
わせでジタロージメチルアンモニウムクロリドなどの布
帛柔軟剤1〜80%(好ましくは5〜50%)を含有する布
帛柔軟剤組成物を開示している。これらの柔軟化組成物
は、好ましくはパーマロース、ゼルコンなどのエチレン
テレフタレート/PEGテレフタレート汚れ剥離ポリエステ
ル0.5〜10%(好ましくは1〜5%)を含有する。
米国特許第3,893,929号明細書は、二塩基性カルボン
酸(好ましくはテレフタル酸)と、ポリアルキレングリ
コール(好ましくは分子量1,300〜1,800を有するPEG)
と、アルキレングリコール(エチレングリコール、プロ
ピレングリコールまたはブチレングリコール)とから生
成される汚れ剥離剤を含有するリンス添加酸性溶液を開
示している。好ましい汚れ剥離剤は、分子量3,000〜5,0
00を有する。ジタロージメチルアンモニウムクロリドな
どの陽イオン布帛柔軟剤は、これらの組成物に配合でき
るが、「酸性pHにおいては汚れ剥離剤のポリエステル繊
維への付着を遅延する傾向があるので」好ましくない。
第7欄第54行〜第59行参照。
米国特許第3,712,873号明細書は、脂肪アルコールポ
リエトキシレート1〜5%および上記米国特許第3,893,
929号明細書に開示の種類の汚れ剥離ポリエステル0.1〜
5%を含む、噴霧またはパッディングによって適用され
る布類処理組成物を開示している。これらの組成物は、
追加的に1個のC16〜C22アルキル基を有する第四級アン
モニウム化合物4%までを含有できる。この第四級アン
モニウム化合物とポリエステルとの組み合わせは、処理
された布帛の汚れ剥離特性を改良すると記載されてい
る。上記米国特許第3,712,873号明細書は、他の第四級
アンモニウム化合物、例えば、ジタロージメチルアンモ
ニウムクロリドが上記の優れた性能を与えなかったと述
べている。第3欄第57行〜第61行参照。
G.汚れ剥離性を付与するための乾燥機添加製品でのポリ
エステルの使用 米国特許第4,238,531号明細書は、ポリエチレングリ
コールなどの「分布剤」、および布帛に適用された補助
剤(汚れ剥離剤であることができる)を含有する乾燥機
添加製品を開示している。開示の汚れ剥離剤としては、
ポリアクリル樹脂、ポリビニルアルコールおよびパーマ
ロースTGポリエステルが挙げられている(例8参照)。
H.汚れ剥離性および/または帯電防止性を付与するため
に熱硬化される布帛または布類処理溶液中でのポリエス
テルの使用 米国特許第3,512,920号明細書は、熱硬化後に汚れ剥
離性を綿/ポリエステル布帛に付与するためにデンプン
またはセルロース誘導体を含有する樹脂処理浴中で使用
する低分子量アルキレングリコール/ポリアルキレング
リコールテレフタル酸ポリエステルを開示している。こ
れらのポリエステルを生成するのに使用できるアルキレ
ングリコールとしては、エチレングリコール、1,2−プ
ロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、ブ
チレングリコールおよびそれらの混合物が挙げられてい
る。使用できるポリアルキレングリコールとしては、平
均分子量200〜20,000(好ましくは1,000〜5,000)を有
するPEG、ポリブチレングリコールおよびそれらの混合
物が挙げられている。
米国特許第3,416,952号明細書は、平均分子量300〜6,
000を有するポリオキシアルキレン基などの水溶媒和性
高分子基を含有できるポリエステル帯電防止剤を開示し
ている。好ましいポリオキシアルキレン基は、平均分子
量1,000〜4,000を有するPEGである。処理は、ポリエス
テルの水性分散液を酸化防止剤の存在下で適用した後、
90℃よりも高い温度に加熱して処理物品上にポリエステ
ルの耐久性被覆を得るように実施する。例6は、テレフ
タル酸ジメチルと、エチレングリコールと、平均分子量
350を有するo−メチルポリ(オキシエチレン)グリコ
ールとの接触反応によって生成された1種のこのような
ポリエステルを開示している。ベンジルアルコール中の
このポリエステルの20%溶液は、帯電防止性をポリエス
テル布帛に付与するために使用された。例7は、帯電防
止性をポリエステル布帛に付与するために使用する同様
のポリエステルの20%水溶液を開示している。
米国特許第4,427,557号明細書は、エチレングリコー
ルと、平均分子量200〜1,000を有するPEGと、芳香族ジ
カルボン酸(例えば、テレフタル酸ジメチル)と、スル
ホン化芳香族ジカルボン酸(例えば、5-スルホイソフタ
ル酸ジメチル)との反応によって生成される低分子量コ
ポリエステル(2,000〜10,000)を開示している。PEG
は、一部分、PEGのモノアルキルエーテル、例えば、メ
チルエーテル、エチルエーテルおよびブチルエーテルに
取り替えることができる。コポリエステルの分散液また
は溶液を布類材料に適用し、次いで、高温(90〜150
℃)で熱固定して耐久性汚れ剥離性を付与する。上記米
国特許第3,416,952号明細書も参照。上記米国特許第3,4
16,952号明細書においては、例2はテレフタル酸ジメチ
ルと、スルホイソフタル酸ジメチルナトリウムと、エチ
レングリコールと、平均分子量1540を有するPEGとの反
応によって生成される帯電防止性を付与するために使用
するランダムコポリエステルを開示している。
発明の概要 本発明は、少なくとも1個の陰イオン置換基を有する
オリゴマー汚れ剥離エステルであって、式 I QZ−O−R−OxZ−Q′ (ジ陰イオン) または II Q″Z−O−R−OyH (モノ陰イオン) を有するエステルまたはそれらの混合物〔式中、Q、
Q′およびQ″は同じまたは異なる陰イオン置換基であ
ってもよく、 MO3S(CH2CH2O)n-, MO3S-(L) (YO) (CH2CH2Or およびそれらの混合物(式中、MはHまたは塩形成陽イ
オンであり、Lはフェノキシエトキシ、フェノキシプロ
ポキシまたはC1〜C6アルコキシであり、Yは-CH2CH(C
H3)-または-CH(CH3)CH2-であり、nは1〜30の整数であ
り、qは1または0であり、mは0〜15の整数であり、
但しm+qは少なくとも1であり、rは0〜30の整数で
ある)からなる群から選ばれるものであり;xおよびyは
同じでも異なっていてもよく、各々それぞれ0〜20およ
び1〜20の整数であり;式IおよびIIのR−置換基は-C
H2CH2-、-CH2CH(X)-および-CH(X)CH2-(式中、Xはメチ
ル、エチル、メトキシメチル、またはC1〜C4アルキルポ
リ(オキシアルキレン)オキシメチルである)またはそ
れらの混合物からなる群から選ばれる同じまたは異なる
アルキレン置換基であってもよく;式のZ−置換基は次
の置換基およびそれとアリール−1,3−ジカルボニルま
たは置換アリール−1,3−ジカルボニルまたは置換アリ
ール−1,4−ジカルボニル基との混合物からなる群から
選ばれる同じまたは異なるアリールジカルボニル置換基
であってもよい〕に関する。
Zが次式 の置換基であり、すべてのR置換基が独立に-CH2CH2-、-
CH2CH(CH3)-および-CH(CH3)CH2-から選ばれ、Q、Q′
およびQ″は同じでも異なっていてもよく、各々NaO3S
(CH2CH2O)n-(式中、nは2〜15の整数である)から選
ばれ、xおよびyがそれぞれ3〜7および4〜8の整数
であるモノ−およびジ−陰イオンエステルが、特に好ま
しい。
分子構造中に少なくとも4個のテレフタレートから8
個のテレフタレート基を有するこのような好ましいエス
テルの含量は、本発明のエステルの好ましい混合物中に
少なくとも2重量%である。その組成物について以下に
詳述する。
更に、本発明は、ここに開示の陰イオンオリゴマーエ
ステル(IおよびII)およびそれらの混合物から選ばれ
る有効量(一般に0.1%〜50%)の汚れ剥離成分を含む
前処理、スルー・ザ・ウォッシュ(through-the-was
h)、リンス添加またはタンブル乾燥機添加方式で使用
する消費者洗濯および布帛ケア組成物に関する。本発明
は、更に非イオン洗剤界面活性剤、陰イオン洗剤界面活
性剤、両性洗剤界面活性剤、双性洗剤界面活性剤または
陽イオン洗剤界面活性剤またはそれらの混合物から選ば
れる洗剤界面活性剤約0.1〜約99重量%を含む消費者洗
濯および布帛ケア組成物で特に有用である。従来余り好
ましくはないが今は有効な形態においては、このような
態様の洗剤界面活性剤成分は、陰イオン界面活性剤およ
び陰イオン界面活性剤と後述のような他の界面活性剤と
の混合物から選ばれる。リンス添加またはタンブル乾燥
機添加方式で使用する本発明の態様は、一般に、通常の
布帛柔軟化成分と一緒に上記汚れ剥離成分を含むであろ
う。
発明の具体的な説明 本発明の成分を以下に詳述する。
一般に、本発明のオリゴマー陰イオンエステルおよび
それらの混合物は、上記エステルおよびそれらの混合物
が結合されているか本発明の洗濯および布帛ケア組成物
によって結合するプロセスにある合成布帛、特にポリエ
ステル布帛およびポリエステル/綿布帛混紡からの油汚
れおよびしみの剥離を助長する。本発明のエステルは、
少量で有効である。重要なことに、本発明のエステル
は、消費者が標準使用習慣およびプラクティスを変化さ
せなくとも典型的な消費者製品で使用できる。本発明の
オリゴマーエステルおよびそれらの混合物は、白色度維
持上の利益も与えるであろうし、生物分解性であろうこ
とが予想される。本発明のオリゴマーエステルでの合成
布帛の1回または多回処理は、有効な汚れ剥離上の利益
を与える。本発明の特定の陰イオンオリゴマーエステル
は、1回処理適用において特殊な実用性を有する。
理論によって限定されるものではないが、本発明の陰
イオンオリゴマーエステルおよびそれらの混合物は、
(a)合成布帛表面を覆いかつ保護するのに直接応答で
きる1個の陰イオン親水基、2個の陰イオン親水基、1
個の陰イオン親水基と2個のの陰イオン親水基との混合
物(上記基はオリゴマーエステルを布帛表面に与えるた
めにビヒクルとしてしばしば使用されるとともに本発明
のオリゴマーエステルの更なる添加の有無での布帛の爾
後処理において使用される陰イオン洗剤組成物と特に相
溶性である)と;(b)オリゴマー主鎖(その構造は陰
イオンオリゴマーエステルを布帛表面、特に合成布帛表
面、最も特にポリエステル繊維に由来する布帛に付着さ
せる)との組み合わせを具体化すると推測される。上記
主鎖の構造は、所定の陰イオン基の種類との組み合わせ
で、オリゴマーエステルの処方性が最大限になるように
変性してもよい。
更に、理論によって限定されるものではないが、本発
明のオリゴマー陰イオンエステル混合物は、低分子量陰
イオン汚れ剥離剤(その布帛付着性はオリゴマー主鎖へ
の特定数のテレフタレート単位の組み込みを通して最大
限になる)を与えることが認識されるべきである。低度
の対称は、エチレン対非対称1,2−プロピレン置換基の
比率を変えることにより、1個の陰イオン封鎖基および
2個の陰イオン封鎖基を有するエステルを混合すること
により、かつ異なるエトキシ化度を上記封鎖基に導入す
ることにより陰イオンオリゴマーエステルおよびそれら
の混合物に導入される。組み合わせで、これらの対称減
少因子は、本発明の陰イオンオリゴマーエステル混合物
の高められた広範囲の処方性および改良された汚れ剥離
有効性と関連づけられると推測される。更に、最も有効
な汚れ剥離エステル(約4〜約8個の布帛付着性アリー
ルジカルボニル置換基を含有)の処方性は、実際に、オ
リゴマー主鎖中に4個未満のアリールジカルボニル置換
基を有するエステルの共存によって本発明のエステル混
合物において高められることがあると推測される:これ
らは最適には布帛付着性でなくともよいが、好ましい陰
イオンオリゴマーエステル用の特に有効な可溶化剤であ
ることができる。
ここに開示のすべての%、比率および割合は、特に断
らない限り、重量基準で表現する。
オリゴマーエステル 本発明の好ましい陰イオンオリゴマー汚れ剥離エステ
ルは、特定のスルホエトキシ化末端封鎖基を有し、一般
式 I QZ−O−R−OxZ−Q′ (ジ陰イオンエステ
ル) または II Q″Z−O−R−OyH (モノ陰イオンエステ
ル) を有するか式IおよびIIを有するエステルの混合物であ
る。
これらの式中、Q、Q′およびQ″は、すべてMO3S(C
H2CH2O)n-(式中、nは1〜30、より好ましくは2〜15
の整数であり、MはHまたは塩形成陽イオン、例えば、
アルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニウムなどで
ある)からなる群から選ばれる封鎖基である。
基Q、Q′およびQ″に関する陰イオンオリゴマーエ
ステルの組成は、4種の別個の方法で変性できる: (a)合成に使用するMO3S(CH2CH2O)n-含有試薬(1以
上)の選択により (b)合成後の物理的分離により (c)合成後の混合またはブレンドにより (d)MO3S(CH2CH2O)n-以外の陰イオン封鎖基または一
部分の非スルホン化ポリエトキシレート封鎖試薬を選択
することにより。
上記において、変性法(a)が好ましく;(b)およ
び(c)は余り便利ではなく、(d)はオリゴマーエス
テルの汚れ剥離性および処方性が悪影響されない場合に
のみ許容可能である。
一般に、Q基とQ′基とQ″基との特定の組み合わせ
を到達するための上記(a)のプラクティスは、下記の
3種の有効な変形のいずれかを包含できる: (i)合成で使用するMO3S(CH2CH2O)含有試薬の各
分子が同じ固定整数値n,例えば、3、6、9、または13
を有するときには、陰イオンオリゴマーエステルのQ、
Q′およびQ″基は、すべてが試薬と同じ固定値nを有
するであろうから、同一であろう。
(ii)MO3S(CH2CH2O) −基源がn値の統計的分布を有
する非分別または商業的エトキシレートであるときに
は、nの値の統計的分布は、得られる陰イオンオリゴマ
ーエステルを特徴づけるであろう。いかなる個々のオリ
ゴマーエステル分子も、異なるMO3S(CH2CH2O) −基用
にnの統計的に許された異なる値のいずれかを有するで
あろう。ここで合成においてこのような商業的エトキシ
レートを使用することから生ずる陰イオンオリゴマーエ
ステル混合物は、更に1<<15であるようなnの平均
値(と示す)を有することを特徴とするであろう。エ
トキシレート分布は、商業的エトキシ化反応で典型的に
は得られるものに類似のひずんだモノモード分布である
と予想される(この主題の更なる詳細についてはN.ショ
ーンフェルトの「サーフェス・アクティブ・エチレン・
オキシド・アダクツ(Surface Active Ethylene Oxide
Adducts)、ニューヨーク州パーガモン、1969年、第47
頁〜第62頁参照)。上記末端封鎖エトキシ化変形を有す
るすべてのこのような化合物は、本発明の実施において
有用であることが理解されるべきである。コスト上の理
由で、合成において非分別商業的試薬を使用することが
一般に好ましい。
(iii)MO3S(CH2CH2O)n-基源が異なる値nを有する1以
上のMO3S(CH2CH2O)n-含有試薬の混合物であるときに
は、得られる陰イオンオリゴマーエステル混合物のQ、
Q′およびQ″基は、試薬混合物によって許されるnの
値のいずれかを有するであろう。割合は、試薬混合物の
組成によって支配される。
オリゴマーエステルの陰イオン封鎖基は、個々のオリ
ゴマーエステル分子中でHまたは塩形成陽イオンであっ
てもよい置換基Mを含有する。加水分解を促進する傾向
のため、高濃度の酸性エステルまたは酸性封鎖試薬は、
本発明のオリゴマーエステルの安定性に悪影響を及ぼす
ことがあることが認識されるべきである。この理由で、
本発明で最も実用的重要性を有するオリゴマーエステル
は、一般に、主としてM=H置換ではなくM=Naを有す
るであろう。しかしながら、最も一般的には生成したま
までは、各陰イオンオリゴマーエステル分子中のMは、
H、Naおよびそれらの混合物から選ばれるであろうし、
全エステル組成中のこれらの置換基の相対的割合および
解離度は、エステルを各種の量の水、水性酸、水性アル
カリ、または以下に詳述の洗剤成分と混合することによ
って調製される溶液、油またはスラリーと関連づけられ
る水相のpHおよび濃度に依存するであろう。エステルが
水で処理されていないときには、M置換基の同定および
割合は、排他的に、エステルの合成で使用するMO3S(CH2
CH2O)n-含有試薬に存在する異なるM置換基の割合に依
存するであろう。対照的に、Ca2+、Mg2+などの塩形成陽
イオンを含有する水に入れられたエステルは、一般にこ
のような陽イオンとのイオン交換を受け、Na+を置換す
るであろう。勿論、本発明のエステルを定義する際に、
商業上入手しやすいエトキシレート混合物およびエステ
ルの商業上入手しやすい酸または塩形、またはそれらの
混合物、並びにオリゴマーエステルを商品に処方するこ
とにより、または上記エステルを塩形成陽イオンを含有
する水性浴にさらすことによって生ずることがある塩形
を包含しようとすることが理解されかつ認識される。
本発明の別の有効な陰イオン汚れ剥離エステルは、同
じか異なりかつ基MO3S-(L) (YO) (CH2CH2Or(式
中、MはHまたは塩形成陽イオンであり、Lはフェノキ
シエトキシ、フェノキシプロポキシまたはC1〜C6アルコ
キシであり、Yは-CH2CH(CH3)-または-CH(CH3)CH2-であ
り、qは1または0であり、mは0〜15の整数であり、
但し、m+qは少なくとも1であり、rは0〜30の整数
である)から選ばれる陰イオン封鎖基Q、Q′および
Q″を有する。これらの別法で封鎖されたエステルと上
記MO3S(CH2CH2O)n-封鎖エステルとの混合物は、同様に
有効な汚れ剥離剤である。しかしながら、、これらの別
法で封鎖されたエステルは、一般に、増大されたコスト
の理由で排他的にMO3S(CH2CH2O)n-封鎖されたエステル
よりも好ましくない。
本発明の陰イオンエステルのオリゴマー主鎖は、 Z−O−R−O 部分〔式中、Z−置換基は独立に
次式 の置換基およびそれとアリール−1,3−ジカルボニル、
置換アリール−1,3−ジカルボニルまたは置換アリール
−1,4−ジカルボニル基との混合物からなる群から選ば
れる同じか異なるアリールジカルボニル置換基であって
もよく、R−置換基は-CH2CH2-、-CH2CH(X)-および-CH
(X)CH2-(式中、Xはメチル、エチル、メトキシメチル
またはC1〜C4アルキルポリ(オキシアルキレン)オキシ
メチル、またはそれらの混合物である)からなる群から
選ばれる同じか異なるアルキレン置換基であってもよ
い〕を含む。好ましいオリゴマー主鎖は、Z−置換基と
して次式 の置換基、R−置換基として排他的にエチレン、1−2
プロピレンまたはそれらの混合物を含有する。-CH2CH(C
H3)-および-CH(CH3)CH2-置換基少なくとも0.1モル分率
を有するエステルは、R置換基の総モル数を1.0である
とするときには、高度に好ましい。これらの1,2−プロ
ピレン置換基中に非対称的に置かれたメチル基は、理論
によって限定されるものではないが、処方性に望ましい
効果、それによって汚れ剥離有効性にも望ましい効果を
有することがある。
Z−O−R−O 部分は、説明部分式AA :Z1−O−Ra−OZ2−O−Rb−OZ3
O−Rc−OZ2−O−Rb−O (式中、Z1、Z2およびZ3はすべて であり、Raであり、Rbであり、 Rcは-CH2CH2-である) としてランダムに連結してもよい。或いは、 Z−O−R−O 部分は、説明式BB :Z1−O−Ra−Oi1−O−Rc−Oj (式中、Z′は であり、Raであり、Rcは-CH2CH2-である) のような「ブロック」で連結してもよい。式Bは、実験
的に1,2−プロピレン誘導部分の包含に関して重合度
i、エチレン誘導Z−O−R−O部分の包含に関し
て重合度jを示す。ここで説明上使用するiおよびjに
よって表わされる数は、アルキレン置換基のモル分率に
よって直接決定される。本発明の或る陰イオンエステル
のオリゴマー主鎖を示す式Bは、2個のみの別個のブロ
ックを有する主鎖に必ずしも制限されない。表示は、こ
のような対称誘導体と、最終的には本質上ランダムオリ
ゴマーを含めて構造の漸次より高いランダムさを有する
誘導体との両方を包含する。
最も一般的に、オリゴマー主鎖中の特定の秩序度に到
達しようとする試みはなされていない。しかしながら、
時間、温度、特定のオリゴマー反応体の割合、以下に詳
述の合成での付加順序などのパラメーターを調節するこ
とによって、オリゴマーエステルの主鎖中のZ−O−
R−O単位の順序化は、処方性の潜在的利点および汚
れ剥離剤としてのオリゴマーエステルの使用で影響でき
た。とにかく、上記の可能な変動に無関係に、本発明の
陰イオンオリゴマーエステルは、以下の開示からわかる
ように、改良された汚れ剥離性を示す。
式IおよびIIのオリゴマー主鎖は、それぞれ整数xお
よびyによって上記主鎖の全オリゴマー化度を示す。整
数xはおよびyは、同じでも異なっていてもよく、xは
0〜約20から選ばれ、yは1〜約20から選ばれる。xお
よびyの個々の整数値を有するオリゴマーエステルは、
以下に詳述の技術を使用して分別してもよい。固有に、
使用する合成法の結果であるエステルの混合物は、コス
ト上の有効性および処方性で好ましく、一般に、更に、
特定の(必ずしも整数ではない)平均重合度を有するこ
とを特徴とするであろう。このような状況下では、この
平均重合度は、合成法の直接の結果であるこれらの混合
物に共存するモノ−およびジ−陰イオンエステルの場合
と大体同じであろうことが推測される(yはxと無関係
ではないであろう)。よって、平均重合度は、0.3≦
≦7の範囲内であろう。分子水準においては、構造II
中のy値は、一般にx+1と一致するであろう。しかし
ながら、xおよびyは必ずしも関連した変数ではないブ
レンド組成物は、調製できる。
本発明の特に好ましいモノ−およびジ−陰イオンエス
テルは、Zが次式 の置換基であり、すべてのR置換基が独立に-CH2CH2-、-
CH2CH(CH3)-および-CH(CH3)CH2-から選ばれ、Q、Q′
およびQ″が同じか異なっていてもよく、各々NaO3S(CH
2CH2O) (式中、nは2〜15の整数である)から選ば
れ、xおよびyはそれぞれ3〜7および4〜8の整数で
あるものである。このような好ましいエステル組成にお
けるM=Naの選択は、この塩形成陽イオンの低コストお
よび環境上の許容性と関連する。
本発明のモノ−およびジ−陰イオンエステルの高度に
好ましい混合物は、4〜8個のテレフタレート置換基を
有する好ましいNaO3S(CH2CH2O) 封鎖エステル少なくと
も2重量%を、その他の点では同一に定義された分子構
造を有するが4個未満または8個より多いテレフタレー
ト単位を含有するエステルと一緒に含む。上記のよう
に、後者のエステルの低分子量成分は、最適の布帛付着
性であるとはみなされないが、好ましい陰イオンオリゴ
マーエステルを可溶化する際に特に有効であることあ
る。理論によって限定されるものではないが、これは、
間接的に好ましいオリゴマーエステルの処方性および汚
れ剥離有効性を高めることがある。
本発明のモノ−/ジ−陰イオンエステルの好ましい混
合物中の構造I(ジ陰イオン)を有するオリゴマーエス
テル対構造II(モノ陰イオン)を有するオリゴマーエス
テルの重量比は、一般に、好ましいエステル混合物にお
いて約30:1から約1:20であろう。このような比率の制御
は、ここで合成法で教示する。
8個よりも多いテレフタレート単位を有するエステル
も、汚れ剥離有効性を有すると推測されるが、分子量が
増大するにつれて減少された溶解度および処方性を有す
ると予測される。理論によって限定されるものではない
が、4個未満のアリールジカルボニル置換基を有するエ
ステルの可溶化機能は、それにも拘らず本発明のエステ
ルの混合物中の高分子量エステル成分の処方性を改良す
ることがあると推測される。理論に無関係に、本発明の
エステル混合物は、本発明を実施する目的で有効であ
り、一般に、平均分子量4000未満、より好ましくは3000
未満を有するであろう。
オリゴマーエステルの製法 本発明のオリゴマーエステルは、技術上認められた方
法の組み合わせによって生成できる。下記合成法の説明
は本発明の好ましいオリゴマーエステルについてである
が、他のものは、適当な変形によって生成できる。
本発明のスルホン化オリゴマーエステルは、典型的に
は、(1)エチレングリコール、1,2−プロピレングリ
コールまたはそれらの混合物と;(2)式NaO3S(CH2CH2
O)nH(式中、nは上に開示の通りである)の化合物また
は化合物の混合物と;(3)ジカルボン酸またはそのエ
ステル(テレフタル酸ジメチルが好ましい)とから生成
する。これらの3成分試薬のそれぞれの量は、処方性お
よび汚れ剥離性に関して所望の性質を有するオリゴマー
エステルを生成するように選ばれる。
成分試薬NaO3S(CH2CH2O)nHは、以下の例に報告の方法
の使用によって生成できる。米国特許第3,823,185号明
細書の別法は、同等に応用できると予測される。
好ましくは、使用する唯一のジカルボン酸誘導体は、
テレフタル酸またはその誘導体である。ジメチルエステ
ルが、好ましい。しかしながら、微量の他の芳香族ジカ
ルボン酸(またはそれらのジエステル)または脂肪族ジ
カルボン酸(またはそれらのジエステル)は、汚れ剥離
性が実質上維持される程度で配合できる。場合によって
使用できる他の芳香族ジカルボン酸の例示例としては、
イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ア
ントラセンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、並
びにそれらのジアルキルエステルおよびこれらの酸の混
合物が挙げられる。脂肪族ジカルボン酸を配合するなら
ば、アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、スベリン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸お
よびドデカンジオン酸は、使用できる。
本発明のオリゴマーエステルの好ましい製法は、
(a)所定の割合の混合成分試薬のエステル交換反応お
よび(b)得られた低分子量オリゴマーを所望の程度重
合すること(しかし高重合体の生成を必ず避ける)〔こ
の工程は最初から使用した反応容器中またはクーゲルロ
ール(Kugelrohr)などの別個の装置中のいずれかで実
施する〕を含む。一般的反応順序を第1図に示す。
第1図の反応順序は、エステル交換反応工程で包含さ
れるすべての試薬が結局一緒に混合されることを示す
が、 NaO3S(CH2CH2O)nH試薬をグリコールとジカルボン酸誘導
体との別個のエステル交換反応から誘導された低分子量
オリゴマーの予調製混合物に加えるプロセスの修正を除
外しようとはしない。事実、このようなプロセス変形
は、商業上有利であることがある。
1段または2段で実施するかどうかに無関係に、本発
明のエステル交換反応は、エステル交換反応の場合に典
型的に使用される反応条件に従って実施できる。このよ
うな条件は、通常、120〜220℃の温度でエステル化触媒
の存在下で望ましくは反応容器から空気を排除しながら
攪拌下に実施する。水または1価アルコール(ジカルボ
ン酸またはそれらのエステルのいずれかを使用するかに
依存)が、生成され、一定に除去し、かくして反応を強
制的に完了させる。反応の温度および圧力は、望ましく
は、グリコールが反応混合物から蒸留しないように制御
する(計算された1価アルコールまたは水の大部分が除
去されるまで)。反応を加圧下で実施するならば、特に
速い処理が反応器デザインによって許容されるならば、
より高い温度が使用できる。しかしながら、一般に(少
なくとも小規模生産においては)、より高い温度は、好
ましくない。
エステル交換反応に常用する触媒は、技術上既知のも
のである。これらの触媒としては、亜鉛、チタン、アン
チモン、スズなどの金属〔通常、それらの酸化物、炭酸
塩または酢酸塩として、望ましくはそれらのアルキルま
たはアルキルエステル、例えば、テトライソプロポキシ
チタン(IV)またはn−ブチルトリヒドロキシスズ(I
V)の形態で生ずるもの〕が挙げられる。後者の触媒
は、ファスキャット(FASCAT)4100 (M&Tケミカル
ズ・インコーポレーテッド)として市販されている。
エステル交換反応の程度は、高圧液体クロマトグラフ
ィー(HPLC)、核磁気共鳴分光法(NMR)または他の好
適な分析法によって測定するときに、遊離されるアルコ
ールの量により、または反応混合物中の二塩基酸の低級
アルキルエステルの消失により監視できる。エステル交
換反応は、望ましくは80%よりも高い完了まで行う。90
〜95%完了が好ましい。
所望ならば、リン誘導体(例えば、リン酸およびその
エステル)などの安定剤は、エステル交換工程の終わり
に添加できる。安定剤の目的は、劣化、酸化、および他
の副反応を抑制すること、および/またはエステル交換
触媒の触媒活性を破壊することである。しかしながら、
典型的には、安定剤は、本発明のオリゴマーエステルを
生成するためには使用する必要がない。
エステル交換反応を実施した時には、グリコールエス
テルオリゴマーは、更に重合して分子量を増大する。所
望のオリゴマー化度の達成は、HPLCおよびNMR分析によ
って監視できる。商業的目的で、重合は、通常、約180
〜約260℃の温度において、エステル交換反応でも使用
した種類の触媒(それらの例示例は上記した)の存在下
で実施する。
過剰のグリコールおよび反応時に遊離された他の揮発
性物質は、望ましくは攪拌によって助長された真空下で
除去する。小規模生産においては、周知のクーゲルロー
ル装置が、望ましくは重合工程で使用してもよい。反応
は、13C NMRおよび/または逆相HPLCおよび/またはゲ
ル相浸透クロマトグラフィーによって監視した時に所望
の水準の重合が達成されるまで、続ける。最終分子量10
00〜3000が、最も好ましい。2個の陰イオン封鎖基を有
するオリゴマーエステルに加えて、合成後に得られた粗
組成物は、一般に、1個のみの陰イオン封鎖基を有する
オリゴマーエステルも含有する。より長いかより短い反
応時間を単に使用することによって、ジ陰イオンエステ
ル(式I)またはモノ陰イオンエステル(式II)の割合
は、変化できる。理論によって限定されるものではない
が、式Iのエステル少なくとも0.5(モル分率)を含む
エステル混合物は、必ずしもコスト(より長い反応時
間)の理由ではないが汚れ剥離有効性の理由で好ましい
ことがある。反応体比率または添加順序および時間を調
節することによって、排他的にアルキレングリコール末
端エステルオリゴマーである成分も含有する混合物も、
得ることができる。また、粗組成物は、出発反応体およ
び不純物、副生物または触媒残渣を含有することがあ
る。
上記方法で調製された混合物は、一般に、ここに開示
の消費者製品で使用される。しかしながら、汚れ剥離剤
として小規模試験および評価に十分な個々のオリゴマー
エステルの精製試料は、一般に、以下に詳述のHPLCなど
の分析技術によって粗組成物から分離可能である。同様
に、分析的に分離可能なエステルの分離分画に由来する
エステルのブレンド混合物は、小規模試験で使用可能で
ある。
下記例は、本発明の陰イオンオリゴマーおよびそれら
の合成を更に例示する。
例1 テレフタル酸ジメチルとプ1,2−プロピレングリコー
ルと3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシオクタンスルホン
酸ナトリウムとから生成される好ましいオリゴマ−エス
テルは、次の通り合成した。
A.3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシオクタンスルホン酸
ナトリウムの生成 磁気攪拌機および冷却器を備えた2lの3口丸底フラス
コに、亜硫酸ナトリウム(214.2g;1.7モル;無水;フィ
ッシャー)および蒸留水800mlを入れた。溶液を攪拌下
に60°に加熱して、Na2SO3を溶解した。2−〔2−(2
−クロロエトキシ)エトキシ〕エタノール(236g;1.4モ
ル;99+%アルドリッチ)をアルゴンブランケット下で
加えた。溶液をアルゴン下で45分かけて100℃に加熱し
た。その時間後、反応は、2−〔2−(2−クロロエト
キシ)エトキシ〕エタノールが薄層クロマトグラムで不
在であるので、明白に完了であった。60℃の回転蒸発器
を使用して、水を除去した。2相混合物の機械的攪拌を
使用して、得られた粘稠な白色油をジクロロメタン1.5l
中に72時間かけて抽出した。次いで、ジクロロメタン溶
液を濾過し、無水硫酸ナトリウムを使用して濾液を乾燥
し、60℃の回転蒸発器を使用してジクロロメタンを除去
して無色の粘稠な油、3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシ
オクタンスルホネート(309.5g;収率99%)を生成し
た。
B.エステル交換およびオリゴマー化 磁気攪拌機および冷却器を支持しかつフラスコを受容
する修正クライゼン(Claisen)ヘッドを備えた500mlの
3口丸底フラスコに、3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシ
オクタンスルホン酸ナトリウム(150g;0.67モル)、テ
レフタル酸ジメチル(178.6g:0.92モル;アルドリッ
チ)および1,2−プロピレングリコール(89.7g;1.18モ
ル;マリンクロットまたはフィッシャー)を入れた。フ
ァスキャット4100 (0.7g;0.2%w/w、M&Tケミカル
ズ・インコーポレーテッド)をアルゴンブランケット下
で加えた。混合物を攪拌下にアルゴン下で4時間かけて
175℃に加熱し、次いで、温度、攪拌および不活性雰囲
気を19時間維持し、その際にメタノール(86.1g;理論の
95%)が反応容器から蒸留された。温度を5時間かけて
200℃に上げ、混合物をこの温度に追加の4時間維持
し、その際に若干の1,2−プロピレングリコールを含有
するメタノール(61.8g;理論の104%)が反応容器から
蒸留された。次いで、装置を室温に冷却し、反応混合物
をクーゲルロール装置に移した。クーゲルロールを真空
下で(約1mmHg)維持し、温度を1時間かけて200℃に上
げた。反応混合物をこの温度に合計6.5時間維持し、そ
の際に270MHz 13C NMR分光法は、反応が完了しているこ
とを実証した:3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシオクタン
スルホネートのため末端アルコールを含んだ炭素原子共
鳴(δ=60.2ppm、基準=39.5ppm)は、ほとんど検出さ
れなかった。また、グリコール末端オリゴマー中間体
(δ=19.9ppm、上記のような基準)のためプロピレン
グリコールメチル炭素共鳴は、ほとんど不在であった。
ここでおよび明細書全体にわたって使用する13C NMRシ
フト(ppm)はジメチルスルホキシド(39.5ppm)を便宜
上二次参照として使用してテトラメチルシラン(0ppm)
を意味する。13C NMRスペクトルの残りの共鳴は、スル
ホエトキシ化ポリ(プロピレンテレフタレート)オリゴ
マーの生成と一致した。
生成物の組成は、1H NMR基準で次式 (式中、Rは であり、平均主鎖長は1.75である) のものによって与えられることが実証された。このオリ
ゴマーエステルは、ジ陰イオン構造Iを有する。1Hお
よび13C NMR基準で、構造IIを有するエステルは無視で
きる割合でしか存在しなかった。
例II 構造IおよびIIの共存エステルを有する好ましいオリ
ゴマーエステル混合物は、エステルオリゴマー化反応を
上記の6.5時間よりも早く停止するという単一の修正で
例Iの方法に従うことによって調製できる(この特定の
反応は、エステル交換後クーゲルロール中で上記のよう
に実施すべきである)。その際反応生成物は、上記構造
Iエステルだけではなく構造IIエステルを包含する。生
成物の全式は、下記式によって与えられる: (式中、Eは であり、Rは上記例Iと同様であり、エステルの全混合
物を特徴づける平均主鎖長はオリゴマー化反応に選ば
れる時間の正確な長さに応じて0.3〜1.75である) 例III テレフタル酸ジメチルと、エチレングリコール/1,2−
プロピレングリコールの33:67モル%混合物と、3,6−ジ
オキサ−8−ヒドロキシオクタンスルホン酸ナトリウム
とから生成される好ましいオリゴマーエステル混合物
は、次の通り合成した(例Iの方法〔A〕に従って生成
された3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシオクタンスルホ
ン酸ナトリウムを使用)。
エステル交換およびオリゴマー化 磁気攪拌機および冷却器を支持しかつフラスコを受容
する修正クライゼンヘッドを備えた500mlの3口丸底フ
ラスコに、3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシオクタンス
ルホン酸ナトリウム(22.4g;0.10モル)、テレフタル酸
ジメチル(46.6g:0.24モル;アルドリッチ)、エチレン
グリコール(7.4g;0.12モル)および1,2−プロピレング
リコール(20.1g;0.25モル;フィッシャー)を入れた。
ファスキャット4100 (0.2g;0.2%w/w、M&Tケミカ
ルズ・インコーポレーテッド)をアルゴンブランケット
下で加えた。混合物を攪拌下にアルゴン下で1.5時間か
けて175℃に加熱し、次いで、温度、攪拌および不活性
雰囲気を16時間維持し、その際に若干のエチレングリコ
ールおよび1,2−プロピレングリコールを含有するメタ
ノール(16g;理論の104%)が反応容器から蒸留され
た。次いで、装置を室温に冷却し、反応混合物をクーゲ
ルロール装置に移した。クーゲルロールを真空下で(約
1mmHg)維持し、温度を1.5時間かけて200℃に上げた。
反応混合物をこの温度に合計4.5時間維持し、その際に2
70MHz13C NMR分光法は、反応が完了していることを実証
した:3,6−ジオキサ−8−ヒドロキシオクタンスルホネ
ートのため末端アルコールを含んだ炭素原子共鳴(δ=
60ppm、基準=39.5ppm)は、ほとんど検出されなかっ
た。また、グリコール末端オリゴマー中間体(δ=19pp
m、上記のような基準)のためプロピレングリコールメ
チル炭素共鳴は、ほとんど不在であった。13C NMRスペ
クトルの残りの共鳴は、エチレン/プロピレン「混成」
主鎖を有するスルホエトキシ化オリゴマーエステルの生
成と一致した。その実験組成は、NMRに基づいて試薬化
学量論に照らし次式 〔式中、Rは-CH2CH2-(約0.33モル分率)および (約0.67モル分率)であり、平均主鎖長は約1.75であ
る〕 によって与えられるジ陰イオンエチレン(構造I)の生
成と一致すると決定された。
例IV A.スルホポリ(エトキシ)エタノール−α−(2−スル
ホエチル)−ω−ヒドロキシ−ポリ(オキシ−1,2−エ
タンジイル)の合成 NaO3S(CH2CH2O H (i)2−〔2−(2−クロロエトキシ)エトキシ〕エ
タノールのエトキシ化 2−〔2−(2−クロロエトキシ)エトキシ〕エタノ
ール(100g、0.59モル、99+%、アルドリッチ)を、エ
チレンオキシドガス入口、アルゴン入口、ガス出口、磁
気攪拌機、内部温度計および空冷装置を備えた予秤量1
の3口丸底フラスコに入れた。系をアルゴンでフラッ
シングし、純粋三フッ化ホウ素モノエーテレート(約0.
5ml、純粋、アルドリッチ)を加えた。エチレンオキシ
ドガス(マテソン)を温度を30〜40℃の範囲内に維持す
るのに十分な速度で攪拌下に通過した。重量が76.5g
(エチレンオキシド1.74モル)だけ増大するまでエチレ
ンオキシドの添加を続けて下記の(ii)に従って生成さ
れるスルホン化誘導体の1H NMR分析によって更に認識さ
れる重量増大に基づいて平均重合度 =5.9を有するC1
(CH2CH2O H(176.5g;0.59モル)を与えた。
(ii)亜硫酸ナトリウムとの反応 (i)に従って生成されたエトキシ化2−〔2−(2
−クロロエトキシ)エトキシ〕エタノール(100g;0.33
モル)を亜硫酸ナトリウム(50g;0.4モル;無水、フィ
ッシャー)とともに水150mlに入れた。系を約40時間還
流した。20℃の回転蒸発器を使用して水を反応混合物か
ら取り除いた後、100℃で1mmHgの真空下でクーゲルロー
ル処理した。残渣をジクロロメタン(500ml)で抽出し
た。得られた上澄み液を分離し、溶媒を減圧下で取り除
いて平均エトキシ化度 =5.9を有するNaO3S(CH2CH2O
H(102.5g;0.28モル;収率85%)を生成した。−O
−に近い-CH2-共鳴に比較してのNaO3S-に近い-CH2-共鳴
1H NMR積分(integral)は、エトキシ化度を確認し
た。
より高度にエトキシ化された同族体は、エトキシ化時
に(工程〔i〕)加えるエチレンオキシドの量を増大す
ることによって生成できる。このような反応は、耐圧容
器中で実施できる。
B.エステル交換およびオリゴマー化 磁気攪拌機および冷却器を支持しかつフラスコを受容
する修正クライゼンヘッドを備えた500mlの3口丸底フ
ラスコに、NaO3S(CH2CH2O H( =5.9)(50g;0.14
モル)、テレフタル酸ジメチル(37.0g:0.19モル;アル
ドリッチ)および1,2−プロピレングリコール(18.6g;
0.24モル;フィッシャー)を入れた。ファスキャット41
00 (0.2g;0.2%w/w、M&Tケミカルズ・インコーポ
レーテッド)をアルゴンブランケット下で加えた。混合
物を攪拌下にアルゴン下で2時間かけて175℃に加熱
し、次いで、温度、攪拌および不活性雰囲気を17.5時間
維持し、その際にメタノール(11.9g;理論の98%)が反
応容器から蒸留された。温度を2時間かけて200℃に上
げ、混合物をこの温度に追加の5時間維持し、その際に
更なる蒸留は反応容器から若干の1,2−プロピレングリ
コールで汚染されたメタノール(0.9g;理論の7%)を
生じた。次いで、装置を室温に冷却し、反応混合物をク
ーゲルロール装置に移した。クーゲルロールを走行真空
下で(約1mmHg)維持し、温度を1.5時間かけて200℃に
上げた。反応混合物をこの温度に合計4時間維持し、そ
の際に270MHz13C NMR分光法は、反応が完了しているこ
とを実証した:NaO3S(CH2CH2O) Hのため末端アルコー
ルを含んだ炭素原子共鳴(δ=60ppm、基準=39.5ppm)
は、ほとんど検出されなかった。また、グリコール末端
オリゴマー中間体(δ=19ppm、上記のような基準)の
ため1,2−プロピレングリコールメチル炭素共鳴は、ほ
とんど不在であった。13 C NMRスペクトルの残りの共鳴は、次式 (式中、Rは の化合物の生成と一致した。
HPLC分別による陰イオンオリゴマーエステルの分離法お
よび分析法 本発明の粗オリゴマーエステル組成物、例えば、例I
〜IVのものは、高速高圧液体クロマトグラフィー(HPL
C)によって各種の同定可能な画分に分離できる。典型
的には、粗オリゴマーエステル組成物の各種の画分を同
定しかつ分離するクロマトグラムは、試料注入システ
ム、二成分勾配を形成できるポンプ給送システムおよび
検出器出力の記録装置に連結された紫外線分光光度検出
器からなるHPLC装置を使用して設計される。これらの能
力を与える典型的システムを下記の通り与える。
1.装置 a.ウォーターズ(Waters)WISP710B自動インジェクター b.2個の実験室データ制御(LDC)モデルIIIポンプ c.LDC勾配マスター d.LDCスペクトロモニターIII検出器またはより好ましく
は可変波長検出器、例えば、スペクトラフィジックスモ
デル8440XR e.ウォーターズデータモジュールモデル730記録計 2.溶媒プログラム a.特定の試料の関数で最適性能に調節された線状二成分
勾配;水とアクリロニトリルまたはメタノールとの混合
物から選ばれる溶媒。溶媒系の水成分に典型的には0.01
Mの濃度の酢酸ナトリウムなどのイオン抑制剤を加える
べきである。
b.流量:典型的には1ml/分 3.カラム:4.6mm×25cm。典型的にはフェイズ・セパレー
ションズ・コーポレーション製スフェリソーブ(Spheri
sorb )5μヘキシルまたはオクチル 4.注入容量:10〜50μl 5.検出:254nmUV(固定波長検出器)または好ましくは可
変波長検出器を使用して得ることができる245nm 6.試料調製:上記2aで選ばれた溶媒混合物に予め溶解さ
れた1.0〜4.0mg/mlは、一般に、成分エステルの最良の
同定に好ましいであろう。しかしながら、約50mg/mlま
での濃度は、より好都合に生産規模の分離で使用される
であろう。13 C NMR分光法による陰イオンオリゴマーエステルの分
析法13 C-NMR分析 HPLCによって得られる各種の画分は、各画分に存在す
るオリゴマーエステルの主鎖の重合度を測定するために
13C-NMRによって分析できる。例Iと同様に調製される
オリゴマーエステル組成物の13C-NMRスペクトルは、以
下に表示される共鳴を有する。炭素共鳴の帰属は、モデ
ル化合物および/またはスパイキング実験との比較によ
って行う。13C-NMRパラメーターは、定量的情報を与え
るように選ばれ、即ち、ピーク面積は半生産(semi-pre
parative)HPLC画分に存在する中間体化合物および陰イ
オンオリゴマーエステルの相対量を測定するのに使用で
きる。
数個の鍵の炭素共鳴の化学シフト帰属は、次の通りで
ある:炭素共鳴 化学シフト(ppm) NaO3S-に隣接の-CH2- 51.1 テレフタレートの2,3,5,6炭素 128.4 テレフタレートの1,4炭素 132.2-133.0 プロピレンの炭素 16.1 66.0 69.0 ★中間体による特に19.0ppmでのスペクトルのこの領域
中の追加ピークの消失は、製造時に好都合に監視される
特徴である。
消費者洗濯および布帛ケア組成物;洗剤組成物 本発明の陰イオンオリゴマーエステルは、汚れ剥離性
を与えるために消費者洗濯および布帛ケア組成物で特に
有用である。ここで使用する「消費者洗濯および布帛ケ
ア組成物」なる用語は、「洗剤組成物」なる用語と一般
に関連づけられるものよりも広く規定された群の個人の
消費者および企業消費者による布類処理用製品を意味す
る。近年、個人の消費者および企業消費者は、洗濯洗
剤、リンス添加布帛柔軟剤、タンブル乾燥機布帛柔軟
剤、組み合わさせた洗濯洗剤/帯電防止布帛処理剤、組
み合わさせた洗濯洗剤/布帛柔軟剤、特殊な機能洗濯洗
剤組成物などと個々に関連づけられるものから選ばれる
機能を果たすここで「消費者洗濯および布帛ケア組成
物」と称す迅速に広くなる群の製品の要望を表わすとと
もに提供している。このような「消費者洗濯および布帛
ケア組成物」は、洗濯(即ち、洗剤組成物)、布帛ケア
(即ち、リンス添加布帛柔軟剤など)、または洗濯属性
と布帛ケア属性との組み合わせに排他的に向けることが
できる群の製品を提供する。最近市場で有意な膨張を示
したものは、後者の群である。本発明のオリゴマーエス
テルは、事実、実験室または工業的布類処理環境の特性
である方法および装置並びに制御装置(例えば、パディ
ング法および装置および圧力、温度、濃度、時間などに
関して関連づけられた制御環境)を使用して布帛に適用
できると予想される。しかしながら、本発明のオリゴマ
ーエステルが特に向けられることは、汚れ剥離有効性お
よび広範囲にわたる処方性およびマトリックス相溶性を
与えようとする挑戦である。消費者洗濯および布帛ケア
組成物は、広範囲の処方物をカバーし、工業的または実
験室プロセス装置と比較した時に実際は原始的装置であ
る洗濯機、タンブル乾燥機などのみしか利用できない企
業または消費最終使用者によって全く変わりやすいしば
しば貧弱に制御された方法で布帛処理に使用される。こ
の文脈で商業上実行できるためには、真に有効な汚れ剥
離剤は、広範囲の形態の異なる製品処方物によって布類
表面に搬送可能であるべきであり、かつよいと思うどん
な好都合なマトリックスによっても標準化されたコスト
上最適の汚れ剥離上の利益を消費者に与えるように機能
すべきである。
現在消費者に売り出されている現代の消費者洗濯およ
び布帛ケア組成物としては、一連のパウチなどに剥離自
在に封じ込められた別個の(discrete)または混合洗濯
洗剤および/または布帛ケア成分の多機能アセンブリー
が挙げられる。また、このようなアセンブリーは、特定
の洗濯洗剤および/または布帛ケア成分を製品貯蔵時に
互いに分離状態に保つために被覆物、マイクロカプセル
などを使用してもよい。本発明のオリゴマーエステルの
パウチ、被覆物またはマイクロカプセル封じ込めを使用
した有効な消費者洗濯および布帛ケア組成物は、意図で
きる。このようなパウチ、被覆物またはマイクロカプセ
ル内に封じ込められたエステルの濃度は、広く変化でき
る。
汚れ剥離成分 伝統的粒状または液体洗濯成分形態であるか余り通常
ではない形態、例えば、パウチまたはシート組成物であ
る本発明のいかなる消費者洗濯および布帛ケア組成物
も、有効量の上記陰イオン汚れ剥離オリゴマーエステル
を含有する汚れ剥離成分を含む。「有効量」なるもの
は、使用する特定のオリゴマーエステル、消費者洗濯お
よび布帛ケア組成物の形態(液体、粒状、パウチ、タブ
レットなど)および望まれる利益の大きさおよび種類
(例えば、爾後に汚れ剥離を与えるための清浄な布帛の
前処理;同時のクリーニングおよび汚れ剥離処理など)
に依存するであろう。液体または粒状形態である洗剤組
成物においては、本発明の陰イオンオリゴマーエステル
は、一般に、組成物の約0.01〜約10重量%の量で有効で
ある。汚れ剥離上の利益に関しては、好ましい洗剤組成
物は、汚れ剥離エステル約0.1〜約5重量%、典型的に
はこれらのエステル約0.1〜約3重量%を含むことがで
きる。対照的に、本発明のオリゴマーエステルが剥離自
在に封じ込められているパウチ添加剤またはカプセル化
組成物は、局所的に高濃度、エステル約0.01〜約95重量
%を有することができ、かつ依然として、異なる投与量
を有するより通常の処方手段によって洗濯機またはタン
ブル乾燥機に生ずるものと比較した時に同等に有効な汚
れ剥離エステル濃度を与えることができる。
洗剤界面活性剤 本発明の洗剤組成物に配合する洗剤界面活性剤の量
は、使用する特定の界面活性剤(1以上)、処方すべき
組成物の形態(例えば、粒状、液状、液体濃厚物、シー
ト、パウチ)および所望の効果に応じて組成物の約1〜
約99重量%で変化できる。好ましくは、洗剤界面活性剤
(1以上)は、組成物の約5〜約80重量%を構成する。
洗剤界面活性剤は、非イオン界面活性剤、陰イオン界面
活性剤、両性界面活性剤、双性界面活性剤、または陽イ
オン界面活性剤であることができる。これらの界面活性
剤の混合物も、使用できる。本発明の好ましい洗剤組成
物は、陰イオン界面活性剤のコスト上の有効性と、本発
明の陰イオンオリゴマーエステルとこのような界面活性
剤との増大された相溶性とを兼備する。それゆえ、好ま
しい洗剤組成物は、本発明のオリゴマーエステルと一緒
に陰イオン洗剤界面活性剤または陰イオン界面活性剤と
ここに開示の他の界面活性剤との混合物を含む。
A.非イオン界面活性剤 好適な非イオン界面活性剤は、一般に、米国特許第3,
929,678号明細書第13欄第14行〜第16欄第6行に開示さ
れている。有用な非イオン界面活性剤の種類としては、
下記のものが挙げられる。
1.アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物。
これらの化合物としては、直鎖または分枝鎖配置のいず
れかに約6〜約12個の炭素原子を有するアルキル基を有
するアルキルフェノールとエチレンオキシドとの縮合物
(エチレンオキシドはアルキルフェノール1モル当たり
約5〜約25モルに等しい量で存在する)が挙げられる。
この種の化合物の例としては、フェノール1モル当たり
約9.5モルのエチレンオキシドと縮合されたノニルフェ
ノール;フェノール1モル当たり約12モルのエチレンオ
キシドと縮合されたドデシルフェノール;フェノール1
モル当たり約15モルのエチレンオキシドと縮合されたジ
ノニルフェノール;およびフェノール1モル当たり約15
モルのエチレンオキシドと縮合されたジイソオクチルフ
ェノールが挙げられる。この種の市販の非イオン界面活
性剤としては、GAFコーポレーションによって市販され
ているイゲパール(Igepal)CO-630、ローム・エンド・
ハース・カンパニーによって市販されているトリトン
(Triton)X-45、X-114、X-100、およびX-102が挙げら
れる。
2.脂肪族アルコールとエチレンオキシド約1〜約25モル
との縮合物。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖ま
たは分枝第一級または第二級であることができ、一般
に、約8〜約22個の炭素原子を有する。炭素数約10〜約
20のアルキル基を有するアルコールとアルコール1モル
当たり約4〜約10モルのエチレンオキシドとの縮合物
が、特に好ましい。このようなエトキシ化アルコールの
例としては、ミリスチルアルコールとアルコール1モル
当たり約10モルのエチレンオキシドとの縮合物;および
ココナッツアルコール(鎖長が10〜14個の炭素原子で変
化するアルキル鎖を有する脂肪アルコールの混合物)と
エチレンオキシド約9モルとの縮合物が挙げられる。こ
の種の市販の非イオン界面活性剤の例としては、ユニオ
ン・カーバイド・コーポレーションによって市販されて
いるタージトール(Tergitol)15-S-9(C11〜C15線状ア
ルコールとエチレンオキシド約9モルとの縮合物);シ
ェル・ケミカル・カンパニーによって市販されているネ
オドール(Neodol)45-9(C14〜C15線状アルコールとエ
チレンオキシド9モルとの縮合物)、ネオドール23-6.5
(C12〜C13線状アルコールとエチレンオキシド6.5モル
との縮合物)、ネオドール45-7(C14〜C15線状アルコー
ルとエチレンオキシド7モルとの縮合物)、ネオドール
45-4(C14〜C15線状アルコールとエチレンオキシド4モ
ルとの縮合物)、およびザ・プロテクター・エンド・ギ
ャンブル・カンパニーによって市販されているキロ(Ky
ro)EOB(C13〜C15線状アルコールとエチレンオキシド
9モルとの縮合物)が挙げられる。
3.プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合
によって生成された疎水性ベースとエチレンオキシドと
の縮合物。これらの化合物の疎水部分は、分子量約1500
〜約1800を有し、水不溶性を示す。この疎水部分へのポ
リオキシエチレン部分の付加は、全体として分子の水溶
性を増大する傾向があり、生成物の液体特性は、ポリオ
キシエチレン含量が縮合物の全重量の約50%(約40モル
までのエチレンオキシドとの縮合に相当)である点まで
保持される。この種の化合物の例としては、ワイアンド
ット・ケミカル・コーポレーションによって市販されて
いるプルロニック(Pluronic)界面活性剤の或るものが
挙げられる。
4.プロピレンオキシドとエチレンジアミンとの反応から
生ずる生成物とエチレンオキシドとの縮合物。これらの
生成物の疎水部分は、エチレンジアミンと過剰のプロピ
レンオキシドとの反応生成物からなり、一般に、分子量
約2500〜約3000を有する。この疎水部分は、縮合物がポ
リオキシエチレン約40〜約80重量%を含有し、かつ分子
量約5,000〜約11,000を有する程度までエチレンオキシ
ドと縮合する。この種の非イオン界面活性剤の例として
は、ワイアンドット・ケミカル・コーポレーションによ
って市販されているテトロニック(Tetronic)化合物の
或るものが挙げられる。
5.半極性非イオン界面活性剤。その例としては、炭素数
約10〜約18のアルキル部分1個および炭素数約1〜約3
のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群か
ら選ばれる部分2個を含有する水溶性アミンオキシド;
炭素数約10〜約18のアルキル部分1個および炭素数約1
〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からな
る群から選ばれる部分2個を含有する水溶性ホスフィン
オキシド;および炭素数約10〜約18のアルキル部分1個
および炭素数約1〜3のアルキルおよびヒドロキシアル
キル部分からなる群から選ばれる部分1個を含有する水
溶性スルホキシドが挙げられる。
好ましい半極性非イオン洗剤界面活性剤は、式 (式中、R3は炭素数約8〜約22のアルキル、ヒドロキシ
アルキル、またはアルキルフェニル基またはそれらの混
合物であり;R4は炭素数約2〜約3のアルキレンまたは
ヒドロキシアルキレン基またはそれらの混合物であり;x
は0〜約3であり;各R5は炭素数約1〜約3のアルキル
またはヒドロキシアルキル基または約1〜約3個のエチ
レンオキシド基を含有するポリエチレンオキシド基であ
る) を有するアミンオキシド界面活性剤である。R5基は、例
えば、酸素または窒素原子を通して互いに結合して環構
造を形成することができる。
好ましいアミンオキシド界面活性剤は、C10〜C18アル
キルジメチルアミンオキシドおよびC8〜C12アルコキシ
エチルジヒドロキシエチルアミンオキシドである。
6.炭素数約6〜約30、好ましくは炭素数約10〜約16の疎
水基および約1.5〜約10、好ましくは約1.5〜約3、最も
好ましくは約1.6〜約2.7個の糖単位を含有する多糖(例
えば、ポリグリコシド)親水基を有する米国特許第4,56
5,647号明細書に開示のアルキル多糖類。炭素数5また
は6のいかなる還元糖も、使用でき、例えば、グルコシ
ル部分の代わりにグルコース、ガラクトースおよびガラ
クトシル部分が、使用できる(場合によって、疎水基
は、2位、3位、4位などで結合して、グルコシドまた
はガラクトシドに対立するものとしてグルコースまたは
ガラクトースを与える)。糖間結合は、例えば、追加の
糖単位の1位と前の糖単位上の2位、3位、4位および
/または6位との間にあることができる。
場合によって、余り望ましくはないが、疎水部分と多
糖部分と結合するポリアルキレンオキシド鎖があること
ができる。好ましいアルキレンオキシドは、エチレンオ
キシドである。典型的疎水基としては、炭素数約8〜約
18、好ましくは約10〜約16の飽和または不飽和分枝また
は非分枝アルキル基が挙げられる。好ましくは、アルキ
ル基は、直鎖飽和アルキル基である。アルキル基は、3
個までのヒドロキシ基を含有することができ、かつ/ま
たはポリアルキレンオキシド鎖は、約10個まで、好まし
くは5個未満のアルキレンオキシド部分を含有すること
ができる。好適なアルキル多糖類は、オクチル、ノニ
ル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシ
ル、およびオクタデシル、ジ−、トリ−、テトラ−、ペ
ンタ−、およびヘキサグルコシド、ガラクトシド、ラク
トシド、グルコース、フルクトシド、フルクトースおよ
び/またはガラクトースである。好適な混合物として
は、ココナッツアルキル、ジ−、トリ−、テトラ−、お
よびペンタグルコシドおよびタローアルキルテトラ−、
ペンタ−、およびヘキサグルコシドが挙げられる。
好ましいアルキルポリグリコシドは、式 R2O(CnH2nO)t(グリコシル)x (式中、R2はアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシ
ルアルキル、ヒドロキシルアルキルフェニル、およびそ
れらの混合物からなる群から選ばれ、そしてアルキル基
は約10〜約18個、好ましくは約12〜約14個の炭素原子を
有し;nは2または3、好ましくは2であり;tは0〜約1
0、好ましくは0であり;xは約1.5〜約10,好ましくは約
1.5〜約3、最も好ましくは約1.6〜約2.7である) を有する。グリコシルは、好ましくはグルコースに由来
する。これらの化合物を生成するために、先ず、アルコ
ールまたはアルキルポリエトキシアルコールを生成し、
次いで、グルコースまたはグルコース源と反応させて、
グルコシド(1位で結合)を生成する。次いで、追加の
グリコシル単位は、それらの1位と前のグリコシル単位
の2位、3位、4位および/または6位、好ましくは主
として2位との間で結合できる。
7.下記式を有する脂肪酸アミド界面活性剤 〔式中、R6は炭素数約7〜約21(好ましくは約9〜約1
7)のアルキル基であり、各R7は水素、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、および-(C2H4O)xH(式
中、xは約1〜約3)からなる群から選ばれる〕 好ましいアミドは、C8〜C20アンモニアアミド、モノ
エタノールアミド、ジエタノールアミド、およびイソプ
ロパノールアミドである。
B.陰イオン界面活性剤 本発明で使用するのに好適な陰イオン界面活性剤は、
一般に、米国特許第3,929,678号明細書第23欄第58行〜
第29欄第23行に開示されている。有用な陰イオン界面活
性剤の種類としては、下記のものが挙げられる。
1.通常のアルカリ金属石鹸、例えば炭素数約8〜約24、
好ましくは炭素数約10〜約20の高級脂肪酸のナトリウム
塩、カリウム塩、アンモニウム塩およびアルキロールア
ンモニウム塩。好ましいアルカリ金属石鹸は、ラウリン
酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、オレイン酸ナ
トリウムおよびパルミチン酸カリウムである。
2.分子構造中に炭素数約10〜約20のアルキル基およびス
ルホン酸エステル基または硫酸エステル基を有する有機
硫酸反応生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属
塩、アンモニウム塩およびアルキロールアンモニウム塩
(「アルキル」なる用語には、アシル基のアルキル部分
が包含される)。
この群の陰イオン界面活性剤の例は、アルキル硫酸ナ
トリウムおよびアルキル硫酸カリウム、特にタローまた
はやし油のグリセリドを還元することによって生成され
たものなどの高級アルコール(C8〜C18炭素原子)を硫
酸化することによって得られるもの;およびアルキル基
が直鎖または分枝鎖配置に約9〜約15個の炭素原子を有
するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびアル
キルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば、米国特許第
2,220,099号明細書および米国特許第2,477,383号明細書
に記載の種類のものである。アルキル基中の炭素原子の
平均数が約11〜約13である線状直鎖アルキルベンゼンス
ルホネート(略称C11〜C13LAS)が、特に有用である。
この種の別の群の好ましい陰イオン界面活性剤は、ア
ルキルポリエトキシレートサルフェート、特にアルキル
基が約10〜約22個、好ましくは約12〜約18個の炭素原子
を有し、かつポリエトキシレート鎖が約1〜約15個のエ
トキシレート部分、好ましくは約1〜約3個のエトキシ
レート部分を含有するものである。これらの陰イオン洗
剤界面活性剤は、ヘビーデューティー液体洗濯洗剤組成
物を処方するのに特に望ましい。
この種の他の陰イオン界面活性剤としては、アルキル
グリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、特にタロー
およびやし油から誘導される高級アルコールのエーテ
ル;やし油脂肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウム
およびやし油脂肪酸モノグリセリド硫酸ナトリウム;1分
子当たり約1〜約10単位のエチレンオキシドを含有し、
かつアルキル基が約8〜約12個の炭素原子を有するアル
キルフェノールエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリ
ウム塩またはカリウム塩;および1分子当たり約1〜約
10単位のエチレンオキシドを含有し、かつアルキル基が
約10〜約20個の炭素原子を有するアルキルエチレンオキ
シドエーテル硫酸のナトリウム塩またはカリウム塩が挙
げられる。
また、脂肪酸基中に約6〜約20個の炭素原子を有し、
かつエステル基中に約1〜約10個の炭素原子を有するα
−スルホン化脂肪酸のエステルの水溶性塩;アシル基中
に約2〜約9個の炭素原子を有し、かつアルカン部分中
に約9〜約23個の炭素原子を有する2−アシルオキシア
ルカン−1−スルホン酸の水溶性塩;アルキル基中に約
10〜約20個の炭素原子を有し、かつエチレンオキシド約
1〜約30モルを有するアルキルエーテルサルフェート;
約12〜約24個の炭素原子を有するオレフィンスルホン酸
の水溶性塩;およびアルキル基中に約1〜約3個の炭素
原子を有し、かつアルカン部分中に約8〜約20個の炭素
原子を有するβ−アルキルオキシアルカンスルホネート
が挙げられる。
本発明で使用するのに特に好ましい界面活性剤として
は、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェ
ート、アルキルポリエトキシサルフェートおよびそれら
の混合物が挙げられる。これらの陰イオン界面活性剤
と、アルコール1モル当たり平均約4〜約10モルのエチ
レンオキシドでエトキシ化されたC10〜C20アルコールか
らなる群から選ばれる非イオン界面活性剤との混合物
が、特に好ましい。
3.陰イオンホスフェート界面活性剤 4.N−アルキル置換スクシナメート C.両性界面活性剤 両性界面活性剤は、脂肪族基が直鎖または分枝鎖であ
ることができ、脂肪族置換基の1つが約8〜約18個の炭
素原子を有し、かつ脂肪族置換基の少なくとも1つが陰
イオン水溶化基、例えば、カルボキシ、スルホネート、
サルフェートを含有する第二級または第三級アミンの脂
肪族誘導体、または複素環式第二級および第三級アミン
の脂肪族誘導体と広く記載できる。本発明で有用な両性
界面活性剤の例については米国特許第3,929,678号明細
書第19欄第38行〜第22欄第48行参照。
D.双性界面活性剤 双性界面活性剤は、第二級および第三級アミンの誘導
体、複素環式第二級および第三級アミンの誘導体、また
は第四級アンモニウム、第四級ホスホニウムまたは第三
級スルホニウム化合物の誘導体と広く記載できる。本発
明で有用な双性界面活性剤の例については米国特許第3,
929,678号明細書第19欄第38行〜第22欄第48行参照。
E.陽イオン界面活性剤 陽イオン界面活性剤も、本発明の洗剤組成物に配合で
きる。陽イオン界面活性剤は、一般に陰イオンラジカル
と会合する、少なくとも一つの第四級窒素を一般的に含
む各種の化合物からなる。五価窒素環化合物も、第四級
窒素化合物と考えられる。好適な陰イオンは、ハライ
ド、メチルサルフェートおよびヒドロキシドである。第
三級アミンは、洗浄液pH値約8.5未満において陽イオン
界面活性剤と同様の特性を有することができる。
好適な陽イオン界面活性剤としては、下記式を有する
第四級アンモニウム界面活性剤が挙げられる。
[R2(OR3)y][R4(OR3)y]2R5N+X- 〔R2は、アルキル鎖中に約8〜約18個の炭素原子を有す
るアルキルまたはアルキルベンジル基であり;各R3は、
独立に-CH2CH2-、−CHCH(CH)−、-CH2CH(CH2OH)
-、および-CH2CH2CH2-からなる群から選ばれ;各R4は独
立にC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ベン
ジル、2個のR4を結合することによって形成された環構
造、 -CH2CHOHCHOHCOR6CHOHCH2OH (式中、R6はヘキソースまたは分子量約1000未満を有す
るヘキソース重合体)および水素(yが0ではない時)
からなる群から選ばれ;R5はR4と同じであるかアルキル
鎖であり、R2+R5の炭素原子の合計数は約18以下であ
り;各yは0〜約10であり、y値の和は0〜約15であ
り;Xは相溶性陰イオンである〕。
上記化合物の好ましい例は、アルキル第四級アンモニ
ウム界面活性剤、特にR5がR4と同じ基から選ばれる時の
上記式に記載のモノ長鎖アルキル界面活性剤である。最
も好ましい第四級アンモニウム界面活性剤は、C8〜C16
アルキルトリメチルアンモニウム、C8〜C16アルキルジ
(ヒドロキシエチル)メチルアンモニウム、C8〜C16
ルキルヒドロキシエチルジメチルアンモニウム、および
C8〜C16アルキルオキシプロピルトリメチルアンモニウ
ムの塩化物、臭化物およびメチル硫酸塩である。上記の
うち、デシルトリメチルアンモニウムメチルサルフェー
ト、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリス
チルトリメチルアンモニウムブロミドおよびココナッツ
トリメチルアンモニウムクロリドおよびココナッツトリ
メチルアンモニウムメチルサルフェートが、特に好まし
い。
本発明で有用な陽イオン界面活性剤のより完全な開示
は、米国特許第4,228,044号明細書に見出すことができ
る。
洗剤ビルダー 本発明の洗剤組成物は、鉱物硬度制御を助長するため
に無機および/または有機洗剤ビルダーを含有する。こ
れらのビルダーは、組成物の約5〜約80%を構成する。
ビルダー入り液体処方物は、好ましくは洗剤ビルダー約
10〜約30重量%を含み、一方、ビルダー入り粒状処方物
は、好ましくは洗剤ビルダー約10〜約50重量%を含む。
好適な洗剤ビルダーとしては、式 Naz[(A102)z(SiO2)y].xH2O (式中、zおよびyは少なくとも約6であり、z対yの
モル比は約1.0〜約0.5であり、xは約10〜約264であ
る) を有する結晶性アルミノシリケートイオン交換物質が挙
げられる。
本発明で有用な非晶質水和アルミノシリケート物質
は、実験式 Mz(zA102・ySiO2) (式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまた
は置換アンモニウムであり、zは約0.5〜約2であり、
yは1である) を有する(上記物質はマグネシウムイオン交換容量少な
くともCaCO3硬度約50mg当量/無水アルミノシリケート
gを有する)。
アルミノシリケートイオン交換ビルダー物質は、水和
形態であり、結晶性ならば水約10〜約28重量%を含有
し、非晶質ならば潜在的に一層多量の水を含有する。高
度に好ましい結晶性アルミノシリケートイオン交換物質
は、それらの結晶マトリックス中に水約18%〜約22%を
含有する。好ましい結晶性アルミノシリケートイオン交
換物質は、更に、粒径約0.1μ〜約10μによってえ特徴
づけられる。非晶質物質は、しばしば、より小さく、例
えば、約0.01μ未満である。より好ましいイオン交換物
質は、粒径約0.2μ〜約4μを有する。「粒径」なる用
語は、通常の分析技術、例えば、走査型電子顕微鏡を利
用する顕微鏡測定法により測定する時の所定のイオン交
換物質の平均粒径を意味する。結晶性アルミノシリケー
トイオン交換物質は、通常更に、CaCO3水硬度少なくと
も約200mg当量/アルミノシリケートg(無水基準で計
算)であり、一般に約300mg当量/g〜約352mg当量/gの範
囲内であるカルシウムイオン交換容量によって特徴づけ
られる。アルミノシリケートイオン交換物質は、なお更
に、Ca++少なくとも約2グレン/ガロン/分/g/ガロン
(アルミノシリケート;無水基準)、一般に約2グレン
/ガロン/分/g/ガロン〜約6グレン/ガロン/分/g/ガ
ロン(カルシウムイオン硬度基準)の範囲内であるカル
シウムイオン交換速度によって特徴づけられる。ビルダ
ー目的に最適のアルミノシリケートは、カルシウムイオ
ン交換速度少なくとも約4グレン/ガロン/分/g/ガロ
ンを示す。
非晶質アルミノシリケートイオン交換物質は、通常、
Mg++交換容量少なくとも約50mg当量CaCO3/g(Mg++12mg/
g)およびMg++交換速度少なくとも約1グレン/ガロン
/分/g/ガロンを有する。非晶質物質は、Cu Kα放射線
(波長1.54Å単位)によって調べる時には観察可能な回
折図を示さない。
本発明で有用なアルミノシリケートイオン交換物質
は、市販されている。これらのアルミノシリケートは、
構造が結晶性または非晶質であることができ、天然産ア
ルミノシリケートであることができ、または合成的に誘
導できる。アルミノシリケートイオン交換物質の製法
は、米国特許第3,985,669号明細書に開示されている。
本発明で有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケート
イオン交換物質は、ゼオライトA、ゼオライトP
(B)、およびゼオライトXなる呼称で入手できる。特
に好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケート
イオン交換物質は、式 Na12[(A102)12(SiO2)12].xH2O (式中、xは約20〜約30、特に約27である)を有する。
本発明で有用な他の洗浄性ビルダーとしては、アルカ
リ金属ケイ酸塩、アルカリ金属炭酸塩、ホスフェート、
ポリホスフェート、ホスホネート、ポリホスホン酸、C
10 18アルキルモノカルボン酸、ポリカルボン酸、それ
らのアルカリ金属塩、アンモニウム塩または置換アンモ
ニウム塩およびそれらの混合物が挙げられる。上記のも
ののアルカリ金属塩、特にナトリウム塩が、好ましい。
無機ホスフェートビルダーの特定例は、トリポリリン
酸ナトリウム、トリポリリン酸カリウム、ピロリン酸ナ
トリウム、ピロリン酸カリウム、重合度約6〜約21を有
する高分子メタリン酸ナトリウムまたは高分子メタリン
酸カリウム、およびオルトリン酸ナトリウム、オルトリ
ン酸カリウムである。ポリホスホネートビルダーの例
は、エチレン−1,1−ジホスホン酸のナトリウム塩およ
びカリウム塩、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホス
ホン酸のナトリウム塩およびカリウム塩、およびエタン
−1,1,2−トリホスホン酸のナトリウム塩およびカリウ
ム塩である。他の好適なリンビルダー化合物は、米国特
許第3,159,581号明細書、米国特許第3,213,030号明細
書、米国特許第3,400,148号明細書、米国特許第3,400,1
76号明細書、米国特許第3,422,021号明細書、および米
国特許第3,422,137号明細書に開示されている。しかし
ながら、本発明の組成物で使用するのに好適であるが、
本発明の利点の1つは、最小量のホスホネートおよびホ
スフェートしか使用せずに、または完全な不在下で有効
な洗剤組成物を処方できることである。
無リン無機ビルダーの例は、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、セスキ炭
酸ナトリウム、セスキ炭酸カリウム、四ホウ酸ナトリウ
ム10水和物、四ホウ酸カリウム10水和物、およびSiO2
アルカリ金属酸化物のモル比約0.5〜約4.0、好ましくは
約1.0〜約2.4を有するケイ酸ナトリウムまたはケイ酸カ
リウムである。
有用な水溶性無リン有機ビルダーとしては、各種のア
ルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウムのポ
リ酢酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリ
ヒドロキシスルホン酸塩が挙げられる。ポリアセテート
およびポリカルボキシレートビルダーの例は、エチレン
ジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、オキシジコハク酸、
メリト酸、ベンゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナ
トリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、アンモニウム塩
および置換アンモニウム塩である。
高度に好ましいポリカルボキシレートビルダーは、米
国特許第3,308,067号明細書に開示されている。このよ
うな物質としては、マレイン酸、イタコン酸、メサコン
酸、フマル酸、アコニット酸、シトラコン酸、メチレン
マロン酸などの脂肪族カルボン酸の単独重合体および共
重合体の水溶性塩が挙げられる。
他のビルダーとしては、米国特許第3,723,322号明細
書に開示のカルボキシ化炭水化物が挙げられる。
有用な無リン洗剤ビルダー物質の種類は、エーテルポ
リカルボキシレートであることが見出された。洗剤ビル
ダーとして使用する多数のエーテルポリカルボキシレー
トが、開示されている。有用なエーテルポリカルボキシ
レートの例としては、米国特許第3,128,287号明細書お
よび米国特許第3,635,830号明細書に開示のようなオキ
シジスクシネートが挙げられる。
本発明でビルダーとして有用な特定の種類のエーテル
ポリカルボキシレートは、一般式 (式中、AはHまたはOHであり;BはHまたは であり、XはHまたは塩形成陽イオンである) を有するものである。例えば、上記一般式中、Aおよび
Bが両方ともHであるならば、化合物は、オキシジコハ
ク酸およびその水溶性塩である。AがOH、BがHである
ならば、化合物は、タルトレートモノコハク酸(TMS)
およびその水溶性塩である。AがH、Bが次式 であるならば、化合物は、タルトレートジコハク酸(TD
S)およびその水溶性塩である。これらのビルダーの混
合物は、本発明で使用するのに特に好ましい。TMS対TDS
の重量比約97:3から約20:80のTMSとTDSとの混合物が、
特に好ましい。これらのエーテルポリカルボキシレート
のより完全な開示は、1986年1月30日出願の米国特許出
願第823,909号明細書に含まれている。
また、好適なエーテルポリカルボキシレートとして
は、環式化合物、特に脂環式化合物、例えば、米国特許
第3,923,679号明細書、第3,835,163号明細書、第4,158,
635号明細書、第4,120,874号明細書および第4,102,903
号明細書に記載のものが挙げられる。
他の有用な洗浄性ビルダーとしては、構造 〔式中、Mは水素または陽イオン(得られる塩は水溶
性)、好ましくはアルカリ金属、アンモニウムまたは置
換アンモニウム陽イオンであり、nは約2〜約15であり
(好ましくは、nは約2〜約10、より好ましくはnは平
均約2〜約4)、各Rは同じであるか異なり、水素、C1
4アルキルまたはC14置換アルキルから選ばれる(好
ましくは、Rは水素である)〕 によって表わされるエーテルヒドロキシポリカルボキシ
レートが挙げられる。これらのエーテルポリカルボキシ
レートのより完全な開示は、1985年7月11日出願の米国
特許出願第754,560号明細書に含まれている。
また、米国特許第4,566,984号明細書に開示の3,3−ジ
カルボキシ−4−オキサ−1,6−ヘキサンジオエートお
よび関連化合物は、本発明の洗剤組成物で好適である。
他の有用なビルダーとしては、C5〜C20アルキルコハク
酸およびそれらの塩が挙げられる。この種の特に好まし
い化合物は、ドデセニルコハク酸である。
また、有用なビルダーとしては、ナトリウムおよびカ
リウムのカルボキシメチルオキシマロン酸塩、カルボキ
シメチルオキシコハク酸塩、cis−シクロヘキサンヘキ
サカルボン酸塩、cis−シクロペンタンテトラカルボン
酸塩、フロログルシノールトリスルホン酸塩、水溶性ポ
リアクリル酸塩(例えば、分子量約2,000〜約200,00
0)、および無水マレイン酸とビニルメチルエーテルま
たはエチレンとの共重合体の塩が挙げられる。
他の好適なポリカルボキシレートは、米国特許第4,14
4,226号明細書に開示のポリアセタールカルボキシレー
トである。これらのポリアセタールカルボキシレート
は、下記のようにして生成できる。グリオキシル酸のエ
ステルおよび重合開始剤を一緒に重合条件下に置く。次
いで、得られたポリアセタールカルボン酸エステルを化
学的に安定な末端基に結合して、ポリアセタールカルボ
キシレートをアルカリ性溶液中での迅速な解重合に対し
て安定化し、対応の塩に転化し、界面活性剤に加える。
特に有用な洗浄性ビルダーとしては、C10〜C18アルキ
ルモノカルボン酸(脂肪酸)およびそれらの塩が挙げら
れる。これらの脂肪酸は、動物および植物の油脂、例え
ば、タロー、やし油およびパーム油から誘導できる。好
適な飽和脂肪酸は、合成的にも生成できる(例えば、石
油の酸化により、またはフィシャー−トロプシュ法によ
る一酸化炭素の水素添加により)。特に好ましいC10〜C
18アルキルモノカルボン酸は、飽和ココナッツ脂肪酸、
パーム核脂肪酸、およびそれらの混合物である。
他の有用な洗浄性ビルダー物質は、ベルギー特許第79
8,856号明細書に開示の「種ビルダー」組成物である。
このような種ビルダー混合物の特定例は、粒径5μを有
する炭酸ナトリウムと炭酸カルシウムとの3:1wt混合
物;粒径0.5μを有するセスキ炭酸ナトリウムと炭酸カ
ルシウムとの2.7:1wt混合物;粒径0.01μを有するセス
キ炭酸ナトリウムと水酸化カルシウムとの20:1wt混合
物;粒径5μを有する炭酸ナトリウムとアルミン酸ナト
リウムと酸化カルシウムとの3:3:1wt混合物である。
任意洗剤成分 通常の技術上確立された使用量(一般に、洗剤組成物
の0〜約20%)で本発明の洗剤組成物に配合できる他の
任意成分としては、溶媒、ヒドロトロープ、可溶化剤、
加工助剤、腐食抑制剤、染料、充填剤、光学増白剤、殺
菌剤、pH調節剤(モノエタノールアミン、炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウムなど)、酵素、酵素安定剤、香
料、布帛柔軟成分、帯電防止剤、漂白剤、漂白剤活性
剤、漂白剤安定剤などが挙げられる。
一般的洗剤処方物 本発明の有用な洗濯および布帛ケア組成物は、固形
物、粉末、粒状物、タブレット、液体または流動性ゲル
として、または担体基体上または上記陰イオンオリゴマ
ーエステルが剥離自在の形態で存在するパウチ中に処方
できる。
本発明の好ましい形態の洗濯および布帛ケア組成物
は、上記エステルを含有し、かつ場合によって布帛柔軟
剤および/または帯電防止剤である布帛ケア剤も含む液
体洗剤組成物である。本発明の高度に好ましい形態の洗
濯および布帛ケア組成物は、等方性液体洗剤組成物であ
る。
本発明の洗剤組成物を具体化する粒状処方物は、通常
の技術により調製でき、即ち、個々の成分を水にスラリ
ー化し、次いで、得られた混合物を微粒化し噴霧乾燥す
ることにより、または成分のパンまたはドラム造粒によ
り調製できる。粒状処方物は、好ましくは洗剤界面活性
剤(通常陰イオン界面活性剤)約10〜30%、最も好まし
くは界面活性剤約15〜約25%を含む。
洗剤組成物を具体化する液体処方物は、ビルダー入り
または無ビルダーであることができる。無ビルダーなら
ば、これらの組成物は、全界面活性剤約15〜50%(好ま
しくは約20〜35%);有機塩基、例えば、モノ−、ジ
−、またはトリ−アルカノールアミン0〜5%(好まし
くは0〜2%);アルカリ金属水酸化物などの中和系;
エタノール、イソプロパノールなどの低級第一級アルコ
ール;および水約20〜80%を含有する。
ビルダー入り液体洗剤組成物は、ビルダーが使用量で
混合物に可溶化されるならば単相液体の形態であること
ができる。このような液体は、通常、全界面活性剤約10
〜14%(好ましくは約15〜25%)、有機または無機であ
ることができるビルダー約1〜25%(好ましくは約3〜
20%)、ヒドロトロープ系約10%まで、および水約20〜
80%を含有する。不均質な混合物を調製する成分(また
は完全には溶解できない量のビルダー)を配合したビル
ダー入り液体洗剤は、本発明の洗剤組成物も含むことが
できる。このような液体は、通常、塑性剪断特性を有す
る系を調製するために、安定な分散液を維持するため
に、かつ相分離または固体沈降を防止するために、粘度
調節剤を使用する。
陰イオンオリゴマーエステルの加水分解が本発明の消
費者洗濯および布帛ケア組成物の処方時または貯蔵時に
生じないことを保証するために、エステルは、一般に、
極端なpHにはさらすべきではない。消費者製品は、一般
に、温和さのために、布帛ケアのために、かつ酵素など
の成分の最大溶解度のために、約4〜約10.5、より好ま
しくは約5〜約8.5のpH範囲内で(1.0重量%水溶液中で
測定)処方する。
本発明に係る消費者洗濯および布帛ケア組成物の特定例 例V 汚れ剥離性洗剤組成物は、下記成分を混合することに
よって調製する。
成分 重量% 例Iの陰イオンオリゴマーエステル 5 C13線状アルキルベンゼンスルホン酸、ナトリウム塩 60 C12〜C13アルコールポリエトキシレート(6.5) 35 例Vの組成物を1000ppmの濃度で水性洗濯浴に加えて
布帛クリーニングおよび汚れ剥離性能を与える。
例VI 汚れ剥離性洗剤組成物は、下記成分を混合することに
よって調製する。
成分 重量% 例IIの陰イオンオリゴマーエステル 3 C13線状アルキルベンゼンスルホン酸、ナトリウム塩 50 C12〜C13アルコールポリエトキシレート(6.5) 40 例VIの組成物を1250ppmの濃度で水性洗濯浴に加えて
布帛クリーニングおよび汚れ剥離性能を与える。
例VII 汚れ剥離性洗剤組成物は、下記成分を混合することに
よって調製する。
成分 重量% 例IIIの陰イオンオリゴマーエステル 3 C13線状アルキルベンゼンスルホン酸、ナトリウム塩 50 C12〜C13アルコールポリエトキシレート(6.5) 47 例VIIの組成物を1200ppmの濃度で水性洗濯浴に加えて
布帛クリーニングおよび汚れ剥離性能を与える。
例VIII 以下に示される種類の組成物は、サッシエ材料として
透水性不織布を使用して所定の50gのサッシエとして調
製する。サッシエを水性布帛処理浴に単純に入れて、上
記水性浴に布帛を浸漬するのに使用する時に汚れ剥離性
能上の利益を与える。
成分 重量% 例IVの陰イオンオリゴマーエステル 10 硫酸ナトリウム 90 ★硫酸ナトリウム上に噴霧し、風乾 例IX 汚れ剥離性粒状洗剤組成物は、次の通りである。成分 重量% 例Iの陰イオンオリゴマーエステル 2.0 C14〜C15アルキルエトキシ硫酸ナトリウム 10.7 C13線状アルキルベンゼンスルホン酸 4.3 C12〜C14アルキルポリエトキシレート(6) 0.5 塩化C12アルキルトリメチルアンモニウム 0.5 トルエンスルホン酸ナトリウム 1.0 トリポリリン酸ナトリウム 32.9 炭酸ナトリウム 20.3 ケイ酸ナトリウム 5.8 微量成分および水 残部 100.0 ★平均分子量8,000を有するPEG中にエンロービングして
局所的に高濃度のアルカリからの保護を与える エンロービングされたオリゴマーエステル粒子を除い
て、成分を連続攪拌下に一緒に加えて、水性スラリーを
調製し、次いで、このスラリーを噴霧乾燥して粒状物を
調製する。次いで、エンロービングされたオリゴマーエ
ステル粒子を粒状物と混合して、組成物を調製する。例
IXの洗剤組成物の濃度1500ppmを使用した水性洗濯浴を4
0℃で使用して布帛を洗浄しかつ汚れ剥離上の利益を与
える。
例X 汚れ剥離性布帛柔軟化粒状洗剤組成物は、次の通りで
ある。成分 重量% 例IIIの陰イオンオリゴマーエステル 2.0 C12〜C13アルコールポリエトキシレート(6.5) 20.0 硫酸マグネシウム 1.0 ゼオライト4A水和物(大きさ1〜10μ) 26.0 炭酸ナトリウム 18.3 重炭酸ナトリウム 15.7 布帛柔軟化粘土+ 3.0 ケイ光増白剤 1.7 微量成分(増白剤、酵素包含) 残部 100.0 ★平均分子量8,000を有するPEG中にエンロービングして
局所的に高濃度のアルカリからの保護を与える 好ましい布帛柔軟化粘土は、サザーン・クレイ・カン
パニー(以前はジョージア・カオリン・カンパニー)か
ら得ることができる陽イオン交換容量約100meq/100gを
有する本質上純粋な白色の触知できないスメクタイト/
モンモリロナイトである。例Xの洗剤組成物の濃度1500
ppmを使用した水性洗濯浴を40℃で使用して布帛を洗浄
しかつ汚れ剥離および布帛柔軟化上の利益を与える。
例XVII 布帛柔軟剤ベース組成物は、下記成分から調製する。成分 重量% 塩化ジタロージメチルアンモニウム 4.3 1−メチル−1−タローアミドエチル−2−タローイミ
ダゾリニウムメチルサルフェート(バリソフト475)
1.0 エタノール 0.7 イソプロパノール 0.1 香料 0.42 染料 o.1 微量成分 0.1まで 水 残部 ★防腐剤、NaCl、NaOH、H2SO4、酸化防止剤溶液 このベース組成物に例I、II、IIIまたはIVの陰イオ
ンオリゴマーエステル1重量%を加えて、リンス添加方
式で使用する組み合わされた布帛柔軟化/汚れ剥離処理
組成物を与える。 シュレックス・カンパニー 混合物AおよびBを調製し、70℃で一緒に加熱するこ
とによって70:30(重量%)の割合で一緒にする。3デ
ニールの長さ0.16〜1.43cmのレーヨン繊維70%とポリ酢
酸ビニル結合剤30%とからなる不織基体を切断して23×
28cmのシートとする。このような各シートを次の通り処
理する:23×28cmのシート当たり約2.5gのA+B混合物
であるわずかに標的よりも多い塗布量を加熱板上に分布
させ、不織布の23×28cmのシートをその上に置く。小さ
いペイントローラーを使用して、混合物をシートの隙間
に含浸する。含浸シートを加熱板から取り外し、室温に
冷却し、それによって混合物は凝固する。布帛コンディ
ショニング成分の凝固後、含浸シートをナイフでスリッ
トする(好都合には、23×28cmのシートは、シートの一
寸法から延出する3〜9個の直線で囲まれたスリットを
備えており、スリットは実質上平行関係にありかつシー
トの上記寸法の少なくとも一縁から約2.5cm以内に延出
している)。個々のスリットの幅は、約0.5cmである。
本発明の陰イオンオリゴマーエステルは、1以上の含
浸シートを50〜80℃で操作するタンブル乾燥機に布帛と
一緒に入れることによって、布帛柔軟剤と一緒に消費者
の布帛に適用して、組み合わされた汚れ剥離/布帛柔軟
化上の利益を布帛に与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個の陰イオン置換基を有する
    オリゴマーエステルであって、式 I QZ−O−R−OxZ−Q′ または II Q″Z−O−R−OyH を有するエステルまたはそれらの混合物〔式中、Q、
    Q′およびQ″は MO3S(CH2CH2O)n-, MO3S-(L) (YO)m(CH2CH2O) およびそれらの混合物(式中、MはHまたは塩形成陽イ
    オンであり、Lはフェノエトキシ、フェノキシプロポキ
    シまたはC1〜C6アルコキシであり、Yは-CH2CH(CH3)-ま
    たは-CH(CH3)CH2-であり、nは1〜30の整数であり、q
    は1または0であり、mは0〜15の整数であり、但しm
    +qは少なくとも1であり、rは0〜30の整数である)
    からなる群から選ばれる同じまたは異なる陰イオン置換
    基であってもよく;xおよびyは同じでも異なっていても
    よく、各々整数であり、xは0〜20から選ばれ、yは1
    〜20から選ばれ;R−置換基は-CH2CH2-、-CH2CH(X)-およ
    び-CH(X)CH2-(式中、Xはメチル、エチル、メトキシメ
    チル、またはC1〜C4アルキルポリ(オキシアルキレン)
    オキシメチルである)またはそれらの混合物からなる群
    から選ばれる同じまたは異なるアルキレン置換基であっ
    てもよく;Z−置換基は次式 の置換基およびそれと、アリール−1,3−ジカルボニル
    または置換アリール−1,3−ジカルボニルまたは置換ア
    リール−1,4−ジカルボニル基との混合物からなる群か
    ら選ばれる同じまたは異なるアリールジカルボニル置換
    基であってもよい〕。
  2. 【請求項2】xおよびyが8未満の整数であり、Z−置
    換基が次式 の置換基である、特許請求の範囲第1項に記載のオリゴ
    マーエステルまたはそれらの混合物。
  3. 【請求項3】xが3〜7の整数であり、yが4〜8の整
    数である、特許請求の範囲第1項に記載のオリゴマーエ
    ステル。
  4. 【請求項4】Zが次式 の置換基であり、すべてのR置換基が独立に-CH2CH2-、-
    CH2CH(CH3)-および-CH(CH3)CH2-から選ばれ、Q、Q′
    およびQ″は同じでも異なっていてもよく、各々NaO3S
    (CH2CH2O)n-(式中、nは2〜15の整数である)から選
    ばれる、特許請求の範囲第1項に記載の陰イオンオリゴ
    マーエステルの混合物。
  5. 【請求項5】式Iを有するエステル対式IIを有するエス
    テルの重量比が、約30:1から約1:20である、特許請求の
    範囲第4項に記載の陰イオンオリゴマーエステルの混合
    物。
  6. 【請求項6】-CH2CH2-置換基であるR置換基対-CH2CH(C
    H3)-および-CH(CH3)CH2-置換基であるR置換基のモル比
    が、約0:1から約0.9:0.1である、特許請求の範囲第4項
    に記載の陰イオンオリゴマーエステルの混合物。
  7. 【請求項7】式IまたはIIを有するエステルの少なくと
    も2重量%が、4個の 単位〜約8個の 単位を含有する、特許請求の範囲第4項に記載の陰イオ
    ンオリゴマーエステルの混合物。
  8. 【請求項8】式Iを有するエステル対式IIを有するエス
    テルの重量比が約30:1から約1:1であり、-CH2CH2-置換
    基であるR置換基対-CH2CH(CH3)-および-CH(CH3)CH2-置
    換基であるR置換基のモル比が約0:1から約0.7:0.3であ
    り、式IまたはIIを有するエステルの少なくとも2重量
    %が少なくとも4個の 単位を含有する、特許請求の範囲第4項に記載の陰イオ
    ンオリゴマーエステルの混合物。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第1項に記載の陰イオンオ
    リゴマーエステルおよび陰イオンオリゴマーエステルの
    混合物を含む汚れ剥離成分約0.1〜約50重量%を含むこ
    とを特徴とする洗濯および布帛ケア組成物。
  10. 【請求項10】陰イオン界面活性剤、陰イオン界面活性
    剤、非イオン界面活性剤、双性界面活性剤およびそれら
    の混合物からなる群から選ばれる洗剤界面活性剤約1〜
    約50重量%、および特許請求の範囲第1項に記載の陰イ
    オンオリゴマーエステルまたは陰イオンオリゴマーエス
    テルの混合物約0.1〜約50重量%を含むことを特徴とす
    る洗剤組成物。
  11. 【請求項11】洗剤界面活性剤成分が、少なくとも1種
    の陰イオン洗剤界面活性剤を含む、特許請求の範囲第10
    項に記載の洗剤組成物。
  12. 【請求項12】液体洗濯洗剤として処方されてなる、特
    許請求の範囲第10項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】固形物、粉末、粒状物、タブレットまた
    は流動性ゲルとして処方するかパウチまたはシート形態
    中に剥離自在に封じ込めるか他の担体基体中または上に
    剥離自在に封じ込めてなる、特許請求の範囲第9項に記
    載の組成物。
  14. 【請求項14】固形物、粉末、粒状物、タブレットまた
    は流動性ゲルとして処方するかパウチまたはシート形態
    中に剥離自在に封じ込めるか他の担体基体中または上に
    剥離自在に封じ込めてなる、特許請求の範囲第10項に記
    載の組成物。
  15. 【請求項15】陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性
    剤、非イオン界面活性剤、双性界面活性剤およびそれら
    の混合物からなる群から選ばれる洗剤界面活性剤約1〜
    約30重量%、および特許請求の範囲第4項に記載の陰イ
    オンオリゴマーエステルまたは陰イオンオリゴマーエス
    テルの混合物約0.1〜約4重量%を含むことを特徴とす
    る洗剤組成物。
  16. 【請求項16】陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性
    剤、非イオン界面活性剤、双性界面活性剤およびそれら
    の混合物からなる群から選ばれる洗剤界面活性剤約1〜
    約30重量%、および特許請求の範囲第8項に記載の陰イ
    オンオリゴマーエステルまたは陰イオンオリゴマーエス
    テルの混合物約0.1〜約4重量%を含むことを特徴とす
    る洗剤組成物。
  17. 【請求項17】重量で (a)陰イオン界面活性剤(酸基準で)約10%〜約35
    %、 (b)式R1(OC2H4)jOH(式中、R1はC10〜C16アルキル基
    またはC8〜C12アルキルフェニル基であり、jは平均約
    3〜約9である)のエトキシ化非イオン界面活性剤(該
    非イオン界面活性剤はHLB約10〜約13を有する)0%〜
    約15%、 (c)(i)式 [R2(OR3)y][R4(OR3)y]2R5N+X- 〔式中、R2はアルキ鎖中に約6〜約16個の炭素原子を有
    するアルキルまたはアルキルベンジル基であり;各R3
    -CH2CH2-、 -CH2CH(CH3)-、 -CH(CH3)CH2- -CH2CH(CH2OH)-、 -CH2CH2CH2-およびそれらの混合物からなる群から選ば
    れ;各R4はC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキ
    ル、ベンジルおよび水素(yが0ではない時)からなる
    群から選ばれ;R5はR4と同じであるかアルキル鎖であ
    り、R2+R5の炭素原子の総数は約8〜約16であり;各y
    は平均0〜約10であり、y値の和は0〜約15であり;Xは
    相溶性陰イオンである〕を有する第四級アンモニウム界
    面活性剤 (ii)式 [R2(OR3)y][R4(OR3)y]R5N (式中、R2,R3,R4、R5およびyは上に定義の通りであ
    る) を有するアミン界面活性剤 (iii)式 [R2(OR3)y][R4(OR3)y]R5N→0 (式中、R2,R3,R4、R5およびyは上に定義の通りであ
    る) を有するアミンオキシド界面活性剤 (iv)式 (式中、R6は炭素数約8〜約20のアルキル、ヒドロキシ
    アルキルまたはアルケニル基であり、R7およびR8は各々
    水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−
    ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒド
    ロキシプロピルからなる群から選ばれ、上記基は追加的
    に約5個までのエチレンオキシド単位を含有する) のアミド界面活性剤および (v)それらの混合物 からなる群から選ばれる補助界面活性剤約0%〜約15% (d)洗剤ビルダー約5%〜約30% (e)中和系 (f)水性溶媒系 (g)式 (式中、すべてのR置換基は独立に-CH2CH2-、-CH2CH(CH
    3)-および-CH(CH3)CH2-から選ばれ、nは2〜15の整数
    であるか平均エトキシ化度を表わす2〜15の数であり、
    は次式 のエステル主鎖の平均重合度であり、0.3〜7の数であ
    り;Eは次式 の置換基と次式 の置換基との混合物であり、但し上記E置換基の少なく
    とも0.5モル分率は次式 の置換基であり、更に但しすべてのR置換基の全部の少
    なくとも0.1モル分率は1,2-プロピレン置換基である) を有する陰イオンオリゴマー汚れ剥離エステル約0.1%
    〜約5.0% を含むことを特徴とするヘビィ−デューティー液体洗剤
    組成物。
  18. 【請求項18】E置換基の少なくとも0.95モル分率が次
    (式中、平均エトキシ化度nは2よりも大きく;エステ
    ル主鎖の平均重合度は少なくとも約1.75であり;すべ
    てのR置換基の全部の少なくとも0.33モル分率は1,2−
    プロピレン置換基である) の置換基である陰イオンオリゴマー汚れ剥離エステルを
    含む、特許請求の範囲第17項に記載の洗剤組成物。
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