JPS61293285A - 帯電防止剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

産業上の利用分野 本発明は新規のアルカノアミドに関するものであり、そ
れは、家庭洗濯物の布帛、特にそれの合成ポリマーファ
イバー例えばポリエステルのような繊維質物質により洗
濯水およびすすぎ水から吸着され得ることが発見された
ものであり、かつ、その種の布帛へ特に良好な帯電防止
的性質を付与してその上での静電荷の蓄積と発生が防止
されるようになることが発見されたものである。さらに
具体的にいえば、本発明はトリアルキル酢酸と多官能ア
ミンとの多官能アミドであり、その中で。 トリアルキル酢酸成分はそれのアルキルの各々の中で１
個から１０個Ｑ）炭素原子を含み、多官能アミン成分は
、通常は脂肪族であるが、２から５個のアミノ基を含む
。この種の化合物は以後はポリアミドおよびポリアミン
、あるいはマルチアミドおよびマルチアミンと呼ぶ。そ
れらはそれぞれ、少くとも２個のアミド基またはアミン
基を含む。 また１本発明内には、帯電防止性洗剤、本発明の帯電防
止性化合物の一つまたは一つより多（を含むすすぎ用お
よびその他の洗濯物用組成物および製品、および、洗濯
、すすぎおよびその他の操作においてその種の組成物で
以て洗濯物を処理してそれへ帯電防止的性質を付与する
方法、がある。 従来技術： ネオデカン酸およびネオペンタン酸は現在、エクソン・
ケミカル・アメリカズによって市販されつつあり、その
会社が発行し、「ネオ酸の性質、化学および応用」（版
権１９８２年）の標題の小冊子の中で記述されている。 その他のネオアルカン酸もつ（られており、例えば、ネ
オヘプタン酸、ネオノナン酸、および混合状のネオデカ
ン−、ネオトリデカン−およびネオテトラデカン酸であ
る。 ネオ酸のアミドおよびそれらの製造法はその冊子の１０
頁の第１欄に広く参照されており、各種のネオデカノア
ミドの用途がそこに述べられており、殺虫剤、可塑剤（
ポリ塩化ビニル用）、起泡増進剤、起泡抑制剤、および
滑剤（ポリオレフィンフィルム用）が含まれる。しかし
、本発明の上述マルチアミドあるいは洗濯用帯電防止剤
としてのそ４らの用途については何ら述べられていない
。 １９３０−１９８４年の間の米国特許および１９６７−
１９８５年の間のケミカルφアブストラクトについての
コンピューター探索では、ポリアルキレンポリアミンと
５から２０個の炭素原子との反応生成物の少割合を含む
炭化水素を志向する米国特許４．４４０，３３６が発見
されたが１その中で、アミドは腐蝕防止剤として作用す
る。この特許は本発明のポリアミドのいずれをも開示し
ているとは見えず、その種の化合物のどれかが帯電防止
性をもつことを暗示していない。 近年の合成有機洗剤はすぐれた洗浄剤であるので、しば
しばそれらで以て洗った洗濯物は望ましい柔軟性に欠け
る。その種の洗濯物の多くの布帛のファイバーである合
成ポリマーファイハーバ静電荷を蓄積する欠点をもちや
すく、その静電荷は機械乾燥中かあるいは布帛が他の物
質とこすり合わされるときにおこって静電気を蓄積し放
電またはスパーク発生をもたらすので、洗剤組成物中ま
たはすすぎ水中に組入れるとき、あるいはその他の方法
で施用するときに洗濯物上で静電荷を減らしあるいはそ
の静電荷の蓄積を閉止する物質を発見するために多くの
研究が−実施てきた。 ジ低級アルキルジ高級アルキルアンモニウムクロライド
、例えばジメチルジステアリルアンモニウムクロライド
のような四級アンモニウム塩は洗剤中の布帛柔軟剤とし
て、すすぎ水へ添加するための布帛柔軟化用組成物中で
、そして、洗濯物乾燥型中へ入れるよう考えられている
紙、スポンジおよび他の支持材の中において、布帛柔軟
剤として使用されてきたが１それらの中で、その種のカ
チオン性物質は転動しつつある洗濯物へ移される。 いくつかのアミンはまたいくつかのその種の応用におい
て有用であることが見出されている。しかし、その種の
カチオン性物質はアニオン性洗剤と妨害的に反応するの
で、アニオン性洗剤組成物中でのそれらの使用は望まし
くない反応生成物の生成をもたらし洗剤性の損失をひき
おこす。その種のカチオン性物質はまた螢光増白剤と反
応して増白性能低下の原因となる。 問題点を解決するための手段： 本発明の一つの重要な特徴は、水に不溶でありかつ普通
の使用温度例えば１０℃から９０℃、好ましくは１０℃
から６０℃において油状または可塑状で流動可能または
展延性である望ましい状態にある、中性アミドが発見さ
れたことである。所望の物理的特性をもつ特別のアミド
は洗濯機中の洗濯水またはすすぎ水から洗濯物の上に吸
着され得るかさもなければ沈着できるものであり、ある
いは乾燥器内で乾燥中の洗濯物の上に沈着でき、ネオア
ルカン酸のポリアミドである。本発明によると、その種
の新規化合物はトリアルキル酢酸とポリアミンとのボ！
１アミドであり、これはフィラメント質およびファイバ
ー質の物質に対して帯電防止剤として有用であり、その
際、トリアルキル酢酸成分はそれのアルキルの各々の中
に１から１０個の炭素原子をもち、ポリアミン成分は２
から５個のアミノ基を含む。好ましいポリアミドは、ト
リアルキル酢酸の各々のアルキル炭素原子合計が６から
１２個であり、ポリアミン成分が炭素原子が２から１０
個のアルキレン基および／またはポリアミド基を連結す
るポリオキシアルキレン基ヲもつジアミンまたはトリア
ミン成分であるものである。そのような化合物において
、そのポリオキシアルキレン基のオキンアルキレンは炭
素原子数が２から４個であり、各ポリオキシアルキレン
基中のその種のオキシアルキレン基の数は１から４０で
あり、そのポリオキクアルキ゛レンアルキレンのアルキ
レン基は炭素原子数が１から１０個である。 また本発明内には、洗剤組成物、すすぎ組成物、および
本発明ポリアミドを含む「乾燥器用製品」があり、そし
て、洗濯、すすぎおよび乾燥のサイクルの間で洗濯物へ
その種のポリアミドを施用する方法、がある。 本明細書においては、本発明のポリアミド、構成成分群
、成分、およびそれらの置換分、および反応剤は、洗剤
組成物、すすぎ用製品および乾燥器用製品の構成成分の
ように、単数の形で言及されるが、そねらの混合物も意
図されていることは理解されるはずである。「ネオアル
キル」と言うときには、それはネオアルカン酸のそれか
らカルボキシルな外したのちの「残基」を記述するつも
りである。 エクソン・ケミカル・アメリカズから最上級および工業
級として商業的に入手できるネオデカン酸は、分校状ノ
ネンと一酸化炭素とを高圧下昇温において水性の酸性触
媒の存在下で反応させることによって合成される（コツ
ホ反応）。関係する一般的機構はカルボニウムイオンの
発生とそれに続く一酸化炭素および触媒との酪化で「錯
体ｊを形成させることを含み、錯体はその後に遊離酸を
発生するよう加水分解される。その遊離酸の式はＲ’　
−Ｃ−Ｃ０ＯＨ であり、式中、Ｒ＋Ｈ＋Ｈにおける炭素原子数は８であ
り；そのネオデカン酸の約３１％は、Ｒ２とＲ３とｂ−
ともにメチルでありＲ１がヘキシルである構造のもので
あり７６７％は、Ｒ２がメチルであり　Ｒ３が炭素原子
含量がメチルより大きくかつＲ１より小さく、そして、
Ｒ１が炭素原子含量カヘキシルより小さくかつＲ３のそ
れよリモ太きい、式のものであり；そして、２％は、Ｒ
２とＲ３６；ともに炭素原子含量がメチルより大きくか
つＲ１より小さく、そして、Ｒ１が炭素原子含量がヘキ
シルのそれよりも小さくかつＲ２およびＲ３のそれより
も大きい式のものである。ネオデカン酸の解離恒数（Ｋ
ａ　）は４．２０Ｘ１０　　である。 入手および採用できる他のネオアルカン酸の中には、ネ
オペンタン酸、ネオヘプタン酸、ネオノナン酸、ネオデ
カン酸、ネオドデカン酸、ネオトリデカン酸、およびネ
オテトラデカン酸のような炭素原子含量の範囲が５から
１４個または５から１６個の範囲にあるものが挙げられ
る。前述のとおり、ポリアミンは好ましくはジアミンま
たはトリアミンである。トリアミンは好ましくはテキサ
コ・ケミカル・カンパ＝−によりジーファミン■の商標
下で販売されているもののよりなアルキレンポリオキシ
アルキレントリアミンである。その種の物質のうら、シ
ェフアミンＴ−４０３、すなわち、式　　　　　　　　
　　　Ｔ ＣＨ２（ＯＣＨ２ＣＨ）ｘＮＨ２ Ａ−ＣＣＨ２（ＯＣＨ２ＣＴＨ）、ＮＨ４Ｉ ＣＨ２（ＯＣＨ２ＣＨ）２ＮＨ２ をもち１式中、Ａニエチル、Ｔ＝メチル、およびｘ　＋
　ｙ　＋　ｚ　＝　５．５であるもの、が好ましい。ジ
アミンはそれの両方のアミノ基がアルキレンポリオキシ
アルキレン成分によって連結されているかあるいは低級
アルキレン基によって連結されている。 オキシアルキレン基を含む市販で入手できるジアミンの
うら、このシェフアミン類が好ましく、そである。その
式においてＴはメチルであり、ｎが２から１０の範囲に
あり、さらに好ましくは２から７である。使用してよい
その種の化合物のなかには、ｎが平均２．６であるシェ
フアミンＤ−２３０、ｎが５．６であるシェフアミ：ｙ
Ｄ−４００、およびｎが５３．１であるシェフアミ７　
Ｄ−２，０００、がある。これらのジアミンの中で、最
も好ましいのはシェフアミンＤ−２３０である。有用で
ある非アルコキンル化ジアミンの中にはエチレンジアミ
ンおよびヘキサメチレンジアミンのような炭素原子Ｉ！
１′−２から６個のアルキレンジアミンがある。 本発明のポリアミドの製造にネオアルカン酸を使う代り
に、相当するアシルハライドを使用してよい。その種の
物質は通常はネオデカノイルクロライドのような酸塩化
物として使用されるが、それはペンウォルト・コーボレ
ークヨンのルシドイル・ディビジョンから入手でき、１
９８２年９月に印刷された酸塩化物の標題の彼らの製品
小冊子の中に記載されており、これには一般的に酸塩化
物とアミンとの反応を記述している。 本発明のポリアミドは； から成る群から選ばれる式のものであって、式中、Ａは
炭素原子数が１から２０個のアルキルと水素とから成る
群から選ばｔｌ、、、　Ｔはメチルと水素から成る群か
ら選ばれ、Ｒが４から１６個の炭素原子のネオアルキル
であり、ｎは１から４０であり、そしてｘ、ｙおよび２
が各々１から８の数字であって合計が４かｈｌｏである
が；ネオアルカノイルクロライドを適当なポリアミンと
反応させることによってつくってもよい。しかし、より
安価な合成は適切なネオアルカン酸から直接であり、そ
れをその種のポリアミンと昇温下で反応させることによ
る。七の種の反応の生成物は不幸にして。 希望するよりも色ウーしばしば暗色であり、明らかに、
少くとも一部には反応が昇温下で行なわれることによる
。「触媒」として反応混合物中でエチレングリコールを
使用することはより低温で反応を実施することを可能に
しそれによって生成物の色を改善することが発見された
。現在、直接的縮合反応を促進し改善された色の生成物
を生成させる他の触媒を発見する研究がなされている。 生成物の色はネオアルカノイルクロライドとのより高価
な反応を利用することによって改善できるが、色の改善
された生成物の生成をもたらす直接縮合法を発見する努
力が続けられている。 直接縮合法については、トリアルキル酢酸（あるいはネ
オアルカン酸）とポリアミンとをしばしば、適当な昇温
下において、しばしば１８０から５２０℃１例えば２３
０から２３０℃の範囲において、約−から８時間、好ま
しくは１から４時間にわたって、そしてしばしば反応物
上で窒素または不活性ガスの「蔽い」を使用し、全反応
中は攪拌を継続し、縮合水を反応中に継続的に除去しな
がら１反応させる。しかし、ある方法については、特に
発熱的である場合には、冷却が好ましく、反応は室温ま
たはそ名よりやや高い温度において行なってよい。生成
物の融点は通常は低く、従って生成物は望ましくは液体
であり、好ましくは粘稠で油状の液体である。そのよう
な物理的状態はアミド官能性の特性である強い分子間力
のために、匹敵するかさらに低い分子量の一級および二
級アミドには珍らしい。しかし、本発明の物質の粘稠油
状液体状態は、帯電防止性洗剤組成物の中に組込まれる
ときに帯電防止作用を果たすのを助けるので、きわめて
望ましいと考えられる。本発明のポリアミドがはんグ）
わずかに水溶性でありしかも一方では１０℃から９０℃
、しばしば２０℃から６０℃の範囲のような通常の洗濯
温度において水性媒体中全体に容易に分散可能であるこ
とがまた重要である。例えば、ポリーＨンおよびネオア
ルカン酸の反応剤を選ぶとき、その種の反応剤をエチレ
ンオキサイドおよびプロピレンオキサイド（あるいはブ
ナレンオキサイド）のような疎水性および親水性の基の
所望割合で以て選ぶことは、帯電防止剤の親水−親油バ
ランスを調節することを可能とし、それによってその水
中溶解度を「微調整」シ、七′Ｆ′ｌが意図する製品ま
たは用途において有効な帯電防止剤であることができる
ようにする。 洗剤組成物またはすすぎ用組成物の中で使用するための
、あるいは洗浄およびすすぎの操作において用いるため
の最良の帯電防止剤はネオデカン酸のようなネオアルカ
ン酸とシェフアミンＴ−４０５のようなポリオキシプロ
ピレントリアミンとからつくられることが発見された。 シェフアミンＤ−２３０，Ｄ−４００およびＤ−２，Ｏ
ＤＤのようなその他のシェフアミンも発叫ポリアミドを
つくるのに用いてよく、そして、これらのシェフアミン
のなかで、Ｄ−２３０／ｌ″−すぐれており、なぜなら
ば、その他のシェフアミン類は、繊維質表面上への吸着
を少なくするよう働く、高含量のオキシプロピレン基、
高分子量および親水性特性の欠如の故に、帯電防止剤と
して有効性が低い生成物をもたらすからである。ポリア
ミンがエチレンジアミンまたはへキサメチレンジアミン
であるとキニは、そねらのポリアミドの帯電防止活性は
洗濯物を洗ｋｎする間に得ることｂ−できるが、所望の
トリアルキル酢酸とシェフアミンＴ−４０３またはシェ
フアミンＤ−２３０とで以てつ（られるポリアミドの場
合はど有効ではない。 本発明の帯電防止剤の製造に用いることができるジエフ
ァミンナポリアミンは、ジエファソン・ケミカル・カン
パニーによる１９７８年に版権を得た。テキサコ・ケミ
カル・カンパニーが発行する、［シェフ゛γミンーポリ
オキシブロビレンアミン」の標題の小冊子に記載されて
いる。その種のポリマーについての式はそれの２頁と６
頁に与えられており、それらの代表的物理性質は５頁と
４頁に列記されている。シェフアミンの用途はその小冊
子全体に記載さねており、その中の主なものはエボギシ
樹脂およびボリウ

【／タンのような合成樹脂の成分とし
ての用途である。冊子の終り近くの書誌目録には、６１
−６４頁において、シェフアミンと関連物質の織物への
応用が列記され総括されでいる。いくつかの場合には布
帛の帯電防止仕上げが、ポリオキンエチレンジアミンま
たは類似ポリアミンを適当な酸と反応させて帯電防止性
ポリアミドをつくることによって報告され℃いる。 引用されている興味のある文献の中には日本特許７１１
０７．４６１　；　７１／２９．９１４　；　７１／３
２，５１９および米国特許３，５５８．４１９がある。 しかし、これらの文献は、シェフアミン０）小冊子に述
べられているとおり、本発明のポリアミドおよびそれの
望ましい特性を述べていないしまたは暗示していない。 本発明の好ましいトリアミドは式 ％式％ の本のであり、式中、Ａは１から２０個の炭素原子のア
ルキルと水素とから成る群から選ばれ、Ｔはメチルと水
素から成る群から選ばれ、Ｒは４から１５個の炭素原子
のネオアルキルであり、Ｘ。 ｙおよび２は各々１から８へ数字であって合計が４から
１０である。さらに好ましくは、Ａは１から４個の炭素
原子のアルキルであり、Ｔはメチルであり、■は４から
９個の炭素原子のネオアルキルであり、Ｘ、ｙおよび２
は各々１から６の数字であってそれらの合計は４から８
である。さらに好ましくは、Ａは１かｌ−１３個の炭素
原子のアルキルであり、Ｔはメチルであり、Ｒは４から
９個の炭素原子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよび２
は各々１から６の数字であり、平均合計で４．５から６
である。最も好ましくは、Ａはエチルであり、Ｔはメチ
ルであり、Ｒは９個または約９個の炭素原子のネオアル
キルであり−Ｘ　＋　Ｙおよび２は各々１から６の数字
であってその合計は平均で約５．５である。本発明の好
ましいジアミドは式式中、Ｔはメチルと水素から成る群
から選ばれ、Ｒは４から１５個の炭素原子のネオアルキ
ルであり、ｎは１から４０である。さらに好ましくは、
Ｔはメチルであり、Ｒは４か１９個の炭素原子のネオア
ルキルであり、ｎは２から１０の数字である。さらに好
ましくは、Ｔはメチルであり、Ｒは４から９個の炭素原
子のネオアルキルであり、ｎは２から７の数字である。 最も好ましくは、Ｔはメチルであり、Ｒは９または約９
個の炭素原子のネオアルキルであり、ｎは約５．６の平
均値である。 その他の有用なジアミドは５から１０個の炭素原子のネ
オアルカン酸と２から６個の炭素原子のアルキレンジア
ミンとのジアミンである。そのような化合物の中で、好
ましいものはＮ、Ｎ’−エチレン−ビス−ネオデカノア
ミドおよびＮ　、　Ｎ′−ヘキサメチレン−ビス−ネオ
デカノアミドである。 上記の式および成分とそれらの置換分に関する記述から
、ポリアミン（ジアミンを含む）のアミン基は完全にア
ミド型へ変換されていることが見らする。しかし、その
種のアミドはきわめて好ましいが、少くとも％がアミド
化されている不完全「アミド化」ポリアミンも帯電防止
剤として使用してよいことも考えられている。それらは
アニオン性洗剤と反応し得るという点において四級アン
モニウム塩の望ましくない性質のいくらかヲモツが、し
かし、その反応とそれに伴なう洗剤性の減少および洗濯
物の斑点発生の増加は、そねらアミン基の一部しか非反
応性アミドへ変換さ１ていないので一般的に許容される
ことが期待される。未反応アミン基の存在に基づく悪効
果は本発明の完全アミド化帯電防止剤と混合することに
よって改善することができる。 本発明のジアミドおよびトリアミドの混合物は望ましく
かつ有効ないかなる割合におい℃も使用できる。例えば
、Ｎ、Ｎ’−エチレン−ビス−ネオデカノアミドはＮ、
Ｎ′−ヘキサメチレン−ビス−ネオデカノアミドと混合
してよく、Ｎ　、　Ｎ’−エチレン−ビス−ネオデカノ
アミドはＮ　、　Ｎ’−へキサメチレン−ビス−ネオペ
ンタノアミドと混合してもよく、シェフアミンＴ−４０
５のトリネオデカノアミドはシェフアミンＤ−２３０の
ジネオデカノアミドと混合でき、そして、シェフアミン
Ｔ−４０５のト１】ネオデカノアミドはＮ、Ｎ’−エチ
レン−ビス−ネオデカノアミドと混合してもよく、これ
らは可能性のある組合せのほんの二、三の例である。ま
た、ポリアミドの５者および４者およびその他の組合せ
を実施してもよい。 本発明のポリアミドは、ポリエステル、ナイロン、ポリ
アクリレートおよびアセテート、それらのいくつかある
いは全部の混合物、およびそれらの物質のどれかと木綿
のような天然繊維との混合物、のような各種の布帛材料
を処理するのに使って妨害的な静電荷蓄積の傾向を軽減
させることができる。それらはまた、ビデオテープ、カ
メラフィルムおよび写真、映画フィルム、音響記録テー
プ、およびポリ塩化ビニルからつくった品物のようなプ
ラスチックシートおよび成型（およびその他の形成法の
）プラスチック品、のような非繊維状ポリマー材料を処
理するのに使用してよい。そのような処理において、ポ
リアミドは直接に、あるいは懸濁液または溶液状で、液
体、ペースト、ゲル、泡、またはスプレーとして、処理
すべき表面へ比較的少量で施用することができ、通常は
ポリアミドの被処理物質に対する割合はｏ、ｏｏｏｏｓ
から０．１％（重量による）である。 本発明の帯電防止剤は直接にか懸濁液または溶液として
処理物質へ施用してそれらへ帯電防止性とすることがで
きるが、通常はそれらの被処理物質の各種の処理に使用
する他の組成物中に組込むことがきわめて好ましい。例
えば、その種の帯電防止剤を洗剤組成物中に組入れてそ
れらの組成物で洗濯した洗濯物が厄介な静電荷を蓄積し
ないようにすることが望ましい。そのような組成物は洗
剤的割合の合成有機洗剤と洗濯物へ帯電防止特性を付与
するような十分な割合の本発明のポリアミドから成る。 本発明のポリアミドはアニオン型の洗剤組成物中で使用
するのに特に有利であり、それは、四級アンモニウムハ
ライドとちがって、アニオン性洗剤と悪く反応すること
がなく螢光増白剤と錯化しないからである。このように
、それらは洗濯物の上に沈着しその外観を損う妨害的脂
肪性反応生成物を形成することがなく、その洗剤組成物
の洗剤的活性の減少をひきおこすことがない。その上、
それらは洗濯工程中に洗濯物、特にそれの合成ポリマー
繊維例えばポリエステルの上に吸着され得るので、有効
な帯電防止剤である。本発明の好ましい洗剤組成物にお
いて、その合成有機洗剤は硫酸塩および／またはスルホ
ン酸塩タイプのものであり、通常はその親油部分におい
て炭素原子が８から２０個好ましくは１０から１８個で
ある高級アルキルのような高級脂肪族鎖が含まれる。好
ましくは、それらの物質は水溶性塩９例えばす）　ＩＪ
ウム塩の形で存在してもよい。本発明のポリアミドは非
イオン性洗剤組成物、あるいは両性的洗剤を含めた各種
のタイプの洗剤組成物を含むことができるが、好ましく
は、その洗剤はアニオン性洗剤であり、通常は次の、高
級アルキルベンゼンスルホネート、高級脂肪族アルコー
ルサルフェート、オレフィンスルホネート、パラフィン
スルホネート、モノグリセリドサルフェート、脂肪族ア
ルコールエトキシレートサルフェト、イセチオン酸の高
級脂肪族スルホエステル、高級脂肪族アシルザルコシド
、およびＮ−タウリンのアシル−およびスルホ−アミド
、の一つまたは一つより多くである。そのような洗剤中
には、通常は、高級脂肪族基またはアルキル基が存在し
、それは好ましくは直鎖であり、通常は炭素原子数が８
から２０個、さらに好ましくは１２から１８個である。 低級アルコキシ鎖カ上述エトキシレートサルフェート中
におけるように洗剤中に存在するときには、通常は６か
ら３０個のエトキシ、好ましくは６から１０個のエトキ
クが存在する。そのような洗剤は通常はナトリウム塩と
して用いられるが、ただし、カリウム、アンモニウムお
よびトリエタノールアミンの塩のようなその他の水溶性
塩も状況に応じてまた便用できる。 重質洗濯の応用については、洗剤組成物は通常はビルダ
ーを含み、硬水中において特に、アニオン性洗剤の洗剤
性を増す。利用できる各種ビルダーの中で、好ましいも
のは、ポリ燐酸塩、トリポリ燐酸ナトリウム、およびピ
ロ燐酸四ナトリウム；炭酸塩；重炭酸塩；セスキ炭酸塩
；珪酸塩；セスキ珪酸塩；クエン酸塩；ニトリロトリア
セテート；およびポリアセタールカルホキシレー）；／
ｌ’含すれ、それらはすべて水溶性の塩であり、水和ゼ
オライ）Ａのような水不溶性である水軟化用ゼオライト
も含まれる。 洗剤組成物中の本発明ネオアルカノアミドの割合は帯電
防止特性付与的な割合（洗濯中に本発明のポリアミドを
吸着する洗濯物に対する）であり。 それは通常は重量で洗剤組成物の約０．５から２０％、
好ましくは１から１０％、さらに好ましくは２から７％
、最も好ましくは６から５％、の範囲にあり、好ましく
は４％である。 ポリアミド、洗剤およびビルダーのほかに、本発明の組
成物は固体または粒状の形にあるときでも、通常はいく
らかの水分をまた含む。そのような粒状固体製品の水分
の割合は通常は２から２０％の範囲にあり、例えば、約
８％である。その粒状物質は望ましくは噴霧乾燥した（
あるいは凝集状または一部凝集状の）洗剤組成物ビード
の形にあり１粒径は米国標準篩の＆１０から１４０、好
ましくは１０から１００の範囲にある。洗剤組成物のそ
の他の形態をつくってもよく、液体、ゲル。 ペースト、棒およびケーキが含まれ、粒状組成物および
その種の他の形態の組成物は通常は官能的および美感的
の補助剤を含み、充填剤を含むことができる。そのよう
な助剤および充填剤は通常は洗剤の残余から成る。使用
できる助剤の中には。 螢光または光学的増白剤例えばスチルベン増白剤；再沈
着防止剤例えばナトリウム・カルボキシメチルセルロー
ス；汚水剥離促進用ポリマー例えばアルカリルＱＣＦ、
ポリオキシエチレンテレフタレートーホリエチレンテレ
フタレート・コポリマー。 布帛柔軟剤例えばベントナイト；ゲル化防止剤（クララ
チャー中で使用するための〕例えばクエン酸および硫酸
マグネシウム；着色剤例えばウルトラマリン青顔料およ
び染料；白化剤例えば二酸化チタン；酵素例えば混合状
の蛋白分解性および澱゛　　粉分解性の酵素；および香
料がある。ときどき用いられる充填剤または増粘剤の中
で、最も好ましいのは硫酸ナトリウムであり、ただし塩
化ナトリウムも使用されている。液体洗剤組成物中にお
いて、水、低級アルコール、グリコール、補助溶剤、ヒ
ドロトロープ、および凍結防止添加剤も存在してよい。 本発明の粒状の帯電防止性洗剤の中の洗剤、ビルダー、
本発明グ）ポリアミド帯電防止剤および水分の割合は通
常はそれぞれ、５から５５％、１０から８５％、０．５
から２０％、および２から２０％の範囲内にある。好ま
しい割合は、それぞれ８から６０％、２５から７０％、
１から１０％および苫から１５％であり、最も好ましい
割合はそれぞれ１０から２５％、６０から７０％、２か
ら７％、および５から１２％である。水分含量は標準的
水分テスト、１０５℃における１時間の加熱、によって
除かれる水和水分を含み、その除去された水分はその他
の成分に与えられるパーセンテージの中には含まれない
。 洗剤組成物は、それが粒状の形にあるべきときには１本
発明のポリアミド帯電防止剤を含めてそれの各種成分の
水性クララチャー混合物を、周知の噴霧乾燥設備を利用
しかつ標準の噴霧乾燥手順に従って、自由流動状ビード
形態へ噴霧乾燥することによってつくることができ、そ
の手順においては、燃料油または燃料ガスの燃焼生成物
である乾燥用熱ガスを落下する噴霧部に関して向流的ま
たは並流的に通過させ、滴は水性クララチャー混合物か
ら噴霧して乾燥ビードな生成させ、これを噴霧塔の底か
ら取出し、次に所望寸法範囲へ篩分けまたは分級してよ
い。得られるピードはすぐれた洗剤であり、洗濯物によ
って吸着されて静電荷蓄積傾向を下げる帯電防止剤をも
つことができる。 しかし、ポリアミド帯電防止剤を洗剤組成物の残余と一
緒に噴霧乾燥せずに、洗剤組成物、粒状成分と一緒に混
合（および好ましくは凝集化）することによってつくら
れたベースピードまたは洗剤組成物、の残余の噴霧乾燥
粒子の上へ噴霧するかさもなけ４ば施用するときには、
一層大きい帯電防止活性が観察できる。非イオン性洗剤
組成物の好ましい製造方法においては、ポリアミドは昇
温（４０℃−３０℃）において液状化可能非イオン性洗
剤の調合割合で溶解および／または分散され、得られる
液体を多孔質噴霧乾燥ビルダービードの上へ噴霧しそれ
によって吸収させる。上記の改善さねた帯電防止結果は
また洗濯水へポリアミド帯電防止剤を添加し、それへ洗
剤組成物またはそれの諸成分を別に添加することによっ
てまた得ることができる。そのような用法およびその他
の用法のために、帯電防止剤は、マイクロセル（合成珪
酸カルンウム粉末）、充填剤例えば粒状硫酸ナトリウム
、あるいは布帛柔軟剤例えばベントナイト。 ビルダーまたはビルダー混合物、あるいはその他の適当
な物質、のような適当な担持体と混合することによって
、洗剤組成物を帯電防止性とする洗剤添加物としてしば
しば、使用に便利な粉末形態でつくることができる。き
わめて有望な担持体は■ フレッシュＯスタート　洗剤用のベースピードあり、そ
れは炭酸ナトリウムと重炭酸ナトリウムとの混合状の（
非燐酸塩洗剤用の）多孔質噴霧乾燥ビードであってもよ
く、あるいは噴霧乾燥形態のトリポリ燐酸ナトリウムを
含んでいてよい。そのフレッシュ・スタートベースピー
ドは４０％までのポリアミド、例えばネオデカン酸とシ
ェフアミンＴ−４０６として市販されるアミンとのトリ
アミドの２５から５５％を含むことができ、それでも自
由流動状粒子である。上述の各種担持体中での帯電防止
剤の割合は意図する用途に適したものであって、それが
液状、ゲルまたはペースト状の洗剤組成物かつ（られる
ときのように粒状洗剤組成物についての割合と変ってい
てよく、その際溶剤または液体媒体の割合は固形または
粒状物製品の水分含量と異っていて、５から９５％であ
ってよく、しかし通常は１０から３５％である。洗剤、
帯電防止剤、ビルダー（存在するとぎ）、および助剤（
存在するとき）の割合はそれに応じて調節されるが、通
常はそれらの相対的割合は粒状物固形組成物中とほぼ同
じであり、その中で、補助剤含量は通常は３から３０％
の範囲にあり、充填剤含量は５から３０％であってよい
。しかし、その種の洗剤組成物および他の帯電防止性調
製剤の中のポリアミド帯電防止剤の割合は、組成物を適
切な方式で用いるときに、ポリアミドが処理される物質
へ帯電防止性質を付与することができる水準で保たれる
。半梁熟練者は最大の有用性と満足できる安定性をもつ
製品をつくるように調合を変えることができる。同様に
、すすぎ液または乾燥器の中で使用されるべき組成物を
生成させることが望まれる場合には調合を変えることも
考えられている。すすぎ組成物は適当な溶剤媒体の中に
溶解されあるいは水性液体媒体の中で分散された本発明
ポリアミドのみを、しばしば好ましくはヒドロトロープ
またはその他の界面活性成分または安定剤の助けで以て
、時々含むことができる。帯電防止剤の割合は好ましく
は前記で論じた帯電防止性粒状洗剤組成物とほぼ同じに
保たれ、例えば０．５から２０％であり、ただし、洗剤
およびビルダーが存在しない場合において通常はさらに
より実在的であるので、より低”い割合も使用できる。 すすぎ水中で使用するための液の調製には、溶剤または
液体の割合は通常は３０か６９０％であり、一方、界面
活性剤物質またはヒドロトープの含量は通常は０．１か
ら５％の範囲にある。四級アンモニウムハライドがまた
存在する場合には、それの割に、ポリウレタンまたはセ
ルロースの細長片または布または紙の基板を本発明の帯
電防止剤（通常はその重量％は基板重量基準の１０から
１００％である）で以て含浸するときには、高級脂肪酸
のモノグリセリドまたはジグリセリドのような脂肪性物
質がまた存在して、布帛彬維表面上へポリアミドが沈着
するのを助けてもよい。適当であるその種の物質はココ
ナツツ油脂肪酸ジグリセリドである。 本発明のポリアミド帯電防止剤を洗濯またはすすぎの操
作の間に洗濯物の上へ、洗濯水またはすすぎ液からの洗
濯物上への吸着によって施用するときには、洗濯水中の
洗剤組成物またはすすぎ用製剤の濃度は洗濯された品物
例えばポリエステルまたはポリエステル木綿混紡の布帛
の洗濯物へ帯電防止性質を付与するのに十分なものであ
る。その有効濃度は普通はＯ，ＯＯ２から０．０５％の
ポリアミドの範囲にあり、好ましくはその範囲は０、０
０４から０．２％である。洗濯水中の洗剤組成物または
すすぎ用組成物は通常は０．０５から０．５％、好まし
くは０．０８から０．２％の範囲にある。 洗濯水またはすすぎ水は通常は１０から９０℃、例えば
３０から３０℃の範囲にあり、過硼酸塩含有洗剤組成物
が用いられるときには特に１０から９０℃の洗濯温度の
低い方の部分は米国家庭洗濯の実際について代表的であ
り、その範囲の高い方の部分は欧州の実際において用い
られる温度である（すすぎ温度は両者について通常はそ
のような範囲の下の方の部分にある）。米国の実際にお
いては、正常の洗濯温度は２０から６０℃の範囲にあり
、「低温水洗濯」およびすすぎにおいては。 その範囲は２０から４０℃である（すすぎについては低
い方の温度）。洗濯操作は通常は５分から１時間かかり
、すすぎにはその時間の中の２分から２０分かかる。用
いる水は軟水でも硬水でもよく、０から２３０　ｐ、ｐ
、ｍ、　（炭酸カルシウムとして。 カルシウムおよびマグネシウム硬度の混合）であってよ
い。そのような洗濯および／またはすすぎの条件の下で
１本発明のポリアミドは洗濯されつつある洗濯物、特に
ポリエステルのような合成有機ポリマーの洗濯物に対し
て十分に実在的であり、ポリマーを帯電性にする十分な
割合でその上へ吸着され、それにより、帯電防止剤す一
存在しない場合の機械乾燥（転勤式）操作あるいはポリ
マー表面へ施用される摩擦力のために、他物質とこすり
合わせるときのように蓄積し得る静電荷を、すべて消滅
させる。 洗った洗濯物を乾燥型中において、本発明のポリアミド
または四級アンモニウム塩とのそれの混合物を沈着させ
た支持体物質で以て処理するときには、得られる乾燥洗
濯物は静電荷蓄積の傾向が減少する。 上述の手順のいず４かを使用して得られる結果はロバー
トＡ・バウマンの１９８５年２月５日公告の米国特許４
，４９７，７１５に記載グ）とおりの高級アルキルイソ
ステアルアミドによって達成される結果よりも一般に良
好であり、そし℃、我々の米国特許願通し番号７１６．
８７１に記載されるモノネオアルカノールアミドを帯電
防止剤として使用するときに得られる結果よりも良好で
さえある。イソステアルアミドおよびモノネオアルカノ
ールアミドはアニオン性洗剤と悪く反応しないきわめて
有効な帯電防止剤であるけれども１本発明のポリアミド
の少くともいくつか、例えば、ネオデカン酸のシェフア
ミンＴ−４０５ポリアミドは帯電防止活性においてなお
一層有効であり、従って調合パーセンテージおよびそれ
の施用割合は実質的に減らすことができ、顕著な節約と
良好な製品をもたらす。 帯電性にされるべき物質へ本発明のポリマーを施用する
方法はいずれも使用でき、そして、良好な帯電防止性質
がその処理物質へ付与されるが、洗濯、すすぎおよび乾
燥、あるいはそれらのいくらかまたは１１−べ°〔のよ
うな複数の適用操作を帯電防止剤の存在下で利用するこ
とは本発明内にある。 また、洗ｌＡ物は溶液または分散液として帯電防止剤で
以て刷毛塗りするかスプレーしてもよく、カーペットの
ような他の物質も同じく処理してよい。 しかし、本発明の帯電防止剤の顕著な利点は洗剤組成物
および洗濯水中でアニオン性洗剤と相容性であることＫ
あり、そのアニオン性洗剤組成物にオ、；いては、四級
アンモニウム塩の帯電防止的割合はしばしばアニオン性
洗剤の洗剤活性に望ましくない効果をもち、洗濯物ある
いは鷺の他の洗濯される品物の有害な斑点（反応生成物
による）発生をしばしばもたらす妨害的反応をひきおこ
す。 本発明のいくつかの代表的ポリアミドについての赤外吸
収スペクトルは付属図面に示されている。 以下の実施例は本発明を例証するものであるが制限を付
与するものではない。特記しないかぎり、これらの実施
例、明細書、および特許請求の範囲において、与えられ
る部はすべて重量によるもので、温度はすべて℃である
。 実施例１ １４６？のシェフアミンＴ−４０５ポリオキシプロピレ
ント１１アミンを１３５？のエクソンのネオデカン酸（
最上級）と、磁気攪拌器、加熱マントルおよび氷コンデ
ンサを備えた１ｔの三つロガラス製フラスコの中で反応
させる。この縮合反応を２３０℃の温度において実施し
、コンデンサーから集めた水を観察することによって看
視した。 ６時間後、反応は本質上完了し、フラスコを加熱マント
ルから外す。室温へ冷えるまで放置し、内容物を次に１
ｔの分別漏斗へ移し、その中で、水、エタノールおよび
塩酸：水とエタノール；水酸化すＩ−ＩＪウム水溶液；
および蒸溜水；で以て順次、中性になるまで洗滌する。 洗滌完了後、過剰の水を切り、洗滌生成物を真空回転蒸
発器中で乾燥し、２６０？の生成物が得られる。 この生成物は比較的暗い色で、融点は０℃より低く、屈
折率（ＮＤ２０℃）は１．４７４５である。 ネオデカン酸とポリオキ７プロピレントリアミンとのト
リアミドであるこのつ（られたポリアミドの赤外吸収ス
ペクトルは第１図に示されている。 核磁気共鳴スペクトルが得られ予期される構造と一致す
る。 エチレングリコールの反応剤の約１０重量％（約３０？
）がこの縮合反応用の触媒様として存在するときには、
反応の温度は２３０℃へ下げることができ、つくられる
アミドはより明るい色である。 さらに明るい色の油状液体生成物はネオデカン酸の代り
にネオデカノイルクロライドを利用することによって得
ることができる。さらに、反応温度を下げてよい。その
結果、得られる生成物は色がさらに明るい。シェフアミ
ンＴ−４０５とのネオデカノイルクロライドの反応につ
いては、用いるネオデカノイルクロライドの重量は１９
０？であり、反応は３０℃またはそれ以下で（低温を保
つために水浴を使い、反応は発熱的である）３時間の間
実施し、その時間で反応は完了と考えられる。上述反応
剤のほかに、１ｔの三つロフラスコ（これにはドライエ
ライト管付きのコンデンサー、温度計、チェサピーク・
撹拌器および滴下漏斗がとりつけられている）の中に、
反応用の溶剤媒体としての７００＃Ｉ／のジエチルエー
テルと１グラムモル（ＩＯＩＰ）のトリエチルアミン（
これはＨＣ１用トラップとして作用する）がまた存在し
ている。 ネオデカノイルクロライドの添加完了後、水浴をフラス
コから外し、反応混合物を室温にさせ、その後さらＶＣ
ｌから５時間攪拌する。次１ｆＣ２ｔの分別漏斗へ移し
、水で２回、５％塩酸水溶液で１回、５％の水酸化す）
　ＩＪウム水溶液で１回、洗滌し、続いて、生成物がｐ
Ｈ紙に対して中性になるまで蒸溜水で以て１回または１
回以上洗滌する。 残留エーテルをすべてスチーム浴によって除き。 生成物を真空回転蒸発器上で仕上げる。得られた生成物
は無色透明から明るいコハク色であり、純度が高く、慣
用的方法によってつくった同じ生成物について前述した
赤外およびＮ、Ｍ、Ｒ，スペクトルを示す。 実施例２ ポリオキシプロピレントリネオデカノアミドなつくる酸
クロライド製造法の変形において、チェサビーク・攪拌
器、コンデンサー、温度計１滴下漏斗、および水浴を取
付けた３ｔの三つロフラスコを使い、このフラスコへ２
０６ＰのシェフアミンＴ−４０５ポリオキシプロピレン
トリアミン、６００ｍ１のメチレンクロライドおよび１
３５ｙ−のトリエチルアミンを添加すス。添加速度を調
節することによって温度を６０℃より低く保ちなり′−
ら、フラスコへ滴下漏斗を通して２５５？のネオデカノ
イルクロライド（ペンウォルト・コーボレーシヨンから
得ｐ）才しる）を添加した。５イ・オデカノイルクロラ
イドの添加後、反応混α物を°はぼ室温において保ちざ
らに５時間攪拌した。その後、３００ｒｕｔの部分の蒸
溜水で以て２回、同じ量の水酸化ナトリウムの１０％水
溶液で以て２回、そして次にｐＨ試験紙に対して中性を
示すまで水で以て流層した。ポリオキシプロピレントリ
ネオデカノアミドの得られたメチレンクロライド溶液を
次に無水硫酸ナトリウムを通して洲過し、メチレンクロ
ライドを蒸発させ、アミド生成物を回収した。 実施例６ ポリオキシプロピレンジネオデカノアミドを縮合法によ
ってつくり、磁気攪拌器、ヒーター、ディーン・シュタ
ルクトラップ、およびヒーター用の温度看視調節器をつ
けた温度計、なとりつけた３００ｍ１の三つロフラスコ
を使った。窒素取入口をフラセコへ連結し、窒素ガスを
反応混合物の表面の上方に保ちそれを蔽うようにした。 フラスコへ、大約の分子量ｂ：２ｓｏの９５１のシェフ
アミンＤ−２３０ポリオキシプロピレンジアミン（ジア
ミン１モルあたり平均で２．６モルのプロピレンオキサ
イドを含む）と１７２９−のネオデカン酸を添加した。 混合物を窒素で以て蔽い、２７０から６００°Ｃの範囲
の温度へ加熱し、その温度で５時間保った。反応はその
時点で完了と考えられ、反応生成物を次に分別漏斗へ移
し５％の水酸化ナトリウム水溶液で以て５回洗縫し、続
いて蒸溜水で以て６回洗滌した。過剰の水を除き、生成
物を回転蒸発器上で乾燥する。 実施例４ 実施例１−５の方法と似た方法により、ただし、次の表
Ｉに記載の条件で以て、本発明の他のアミドをつくった
。 本実施例および実施例１−６の生成物の物理的特性を測
定し、赤外スペクトルおよび核磁気共鳴スペクトル（プ
ロトンおよびＣ１３）を生成物のいくつかについて測定
した。生成物のすべての融点は１０°Ｃより低い。屈折
率はエチレンジアミン−ネオデカン酸縮合生成物につい
て１．４７８２、ヘキザメチレンジアミンーネオデカン
酸縮合生成物について１．４７４２、シェフアミンＤ−
２３０−ネオデカン酸縮合生成物について１．４３３７
、およびシェフアミンＴ−４３０−ネオデカノイルクロ
ライド反応生成物について１．４７４５である。 トリーＤ　Ｅ　Ｃ、、Ｊ　−ｒ＋　ｌ・：（：　、Ｈ−
ＤＥＣ、およびＥ−ＤＥＣＫついての赤外スペクトルの
コピーは図面のそれぞれ第１−４図にある。つくられて
かつ赤外分析にかけらｊたこれらおよびすべてのマルチ
−ネオデカノアミドは吸収が５５３０ｃｍ−’において
強い二級アミド伸縮（Ｎ−Ｈ）、吸収が１３５５ｃｒｎ
−’において強い二級アミドカルボキシＣＣ＝０）、お
よび吸収がポリオキシプロピレンアミド（シェフアミン
が製造）Ｋついてｉ、ｉｏ。 ｃｒｎ−’においてきわめて強いエーテル伸縮（Ｃ−０
）、に関して類似の赤外吸収バンドを示した。 トＩＪ−ＤＥＣについて行なったプロトンおよびＣ１０
の核磁気共鳴スペクトルはこのアミドの構造と一致する
。これらのスペクトルは異性体混合物の存在のためにき
わめて複雑であった。 実施例５ 直鎖トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム　１６．
４トリポリ燐酸ナトリウム　　　　　　　　２４．０珪
酸ナトリウム（Ｎａ２：　５ｉ０２＝　１　：　２．４
　）　　　６．５炭酸ナトリウム　　　　　　　　　　
　　　４．５硼砂　　　　　　　　　　　　　　　　　
　１．０螢光増白剤　　　　　　　　　　　　　　　０
．５メチルセルロース　　　　　　　　　　　　０．５
ナトリウムカルボキシメチルセルロース　　　　　０．
２硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　４９６香料
　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．２１００．
０ 上記処方の噴霧乾燥洗剤組成物は固体含量は固体含量Ｉ
！Ｉ″−６０％の水性クララチャー混合物を慣用の向流
式噴霧乾燥塔において噴霧乾燥して香料を除く噴霧乾燥
洗剤ピードを生成させることによってつくり、それらの
ピードは次にその表面上へ液体香料の調合上の割合をス
プレーすることによって香気を与えた。生成物な篩にか
けその粒径が米国篩系列の煮１０から＆１００の範囲に
あるようにした。次に、前述実施例に記載のタイプのシ
アルカッアミドまたはトリアルカノアミドの５部を１０
０部の洗剤組成物ビードの１００部とへ噴霧して帯電防
止性の洗剤組成物な生成させた。アルカノアミドを洗剤
組成物と混合して帯電防止性洗剤組成物をつくる代りに
、それを洗濯水へ添加してもよく、ときにはすすぎ液へ
添加することが好ましい。つくられた洗剤組成物上の各
種帯電防止剤物質の存在の効果は、テスト布帛をトップ
ローディング・ワールブール洗濯機中で洗濯し、電気式
自動布帛乾燥器の中で乾燥し、その後パネルの人と電荷
測定装置の両方を使って静電気蓄積について試験するこ
とによって、テストした。バラスト負荷をテスト・スワ
ツチと一緒に洗濯機中で使用した。バラスト負荷（５ボ
ンド）は狛のテＩＪ織フェースクロス、柿の木綿密ｔａ
リスワツチ（１４インチ×１５インチ）、および偽の３
５％ダクロン＝５５％木綿（１４インチ×１５“、耐久
性プレス仕上げなし）、から成る。帯電防止効果測定用
Ｋ　使５　ｆストースワツチはダブルニット綾織す；３
５％ダクロン−′５５％木綿パーマネントブレス；ブル
ーパーマネントブレス；およびナイロン；のものである
。用いる試験手順においては、洗濯機および乾燥器を３
Ａ変性アルコールを使って完全に洗証し続いて風乾を行
なったのち、洗濯機を１２０″Ｆ′の水１７ガロンを使
用して１４分間の洗濯時間に設定する。「熱」洗濯は水
道水による低温すすぎを含めた正規の機械サイクルを利
用するものである。帯電防止剤を含む洗剤組成物を機械
を一杯にしたのちに洗濯水へ添加し、機械を約１０秒間
攪拌させ、テリ織タオルとその他のきれ（５ボンド）の
バラスト負荷と各種の合成ポリマーのテスト・スワツチ
を、攪拌を継続しなりｔら別々に添加する。その後、各
種の布帛を取出し電気乾燥型中に入れ、そこで約２時間
にわたって乾燥する。 テストスワツチとバラストからの２枚のテリ織タオルと
を次にさらに１０分間乾燥し、テストスワツチを経験評
価者のテストパネルによって静電気まつわりつきについ
て次に評価するｔ、後で実施する計測的な静気測定の前
に、テストスワツチは低湿度室（関係湿度２５％）の中
で一晩吊す。平均テスト材料上の静電荷を計測的に測定
するために、帯電防止剤を含む洗剤組成物で以て洗濯し
たのち、静電気テストスワツチはすべて制御された方式
で羊毛で以て制御ｉ１１された条件下で２５から３０％
の関係湿度においてこすり、その後、スラッチ上の静電
荷を測定し、測定された静電荷を各材料について平均し
、その後、諸材料についての平均値を再び平均して、静
電気指数（５ｔａｔｉｃ　１ｎｄｅｘ　）　が得られる
。６指数単位（キロボルトで）はどの小さい差が有意で
あり、消費者が６単位だけ静電気指数が異なっている洗
濯物の静電気的まつわりつきにおいて差を認めるという
ことを示している。 次の表は本実施例の洗剤組成物およびい（つかの前述組
成物についての静電気指数を示しているが、それらは洗
濯機へ負荷あたり１０５５’の割合（１００Ｐの洗剤組
成物と５Ｊの帯電防止剤）で装填されたが１それは洗濯
水基準では０．１５５％である。 洗剤組成物と一緒の帯電防止剤 対照標準（帯電防止剤なし） −ＤＥＣ −ＤＥＣ Ｊ−ＤＥＣ（分子量＝２３０） Ｊ−ＤＥＣ（分子量＝４００） トリーＤＥＣ（分子量＝４０５　） ＣＩＳＡ（ココ−インステアルアミド。 米国特許４，４９７，７１５） Ｔ−ＤＥＣ（タロウーネオデ力ノアミド。 Ｓ　、Ｎ、　７１６．８７１　） 二２ 静電気値　　　　　自動乾燥後の観測された６８　　　
　　　　　　極度にひどい ２１　　　　　　　　　軽度 ２３　　　　　　　　　軽度 ２２　　　　　　　　　きわめて暁度 ３１　　　　　　　　　　中程度から「ひどい」２０．
５　　　　　　　　なし ２５　　　　　　　　　中程度 ２４　　　　　　　　　中程度から軽度表２のデーター
から、トリーＤＥＣがテストされた物質の中で、経験評
価者のテスト・パネルによって報告されるとおり、測定
静電気および静電気的まつわりつきの両方に関して、最
も有効な帯電防止剤であることが見られる。しかし、テ
ストした本発明のその他の生成物もポリエステルのよう
な合成布帛の静電気防止に改善をもたらし、従ってその
目的について、洗剤組成物の成分として有用である。そ
の種の物質を活性成分の匹敵する濃度ですすぎ水の中に
組入れるときには、その帯電防止的効果がまた存在する
合成布帛、特にポリエステル、の上でまた得られる。同
様に、それらの帯電防止剤が、洗濯物が乾燥器中で転勤
している間に洗濯物を接触させるための紙またはポリウ
レタン−スポンジのような乾燥器用生成物が存在すると
き、あるいは帯電防止剤が乾燥器中で洗濯物の上ヘスブ
レーされるときには、その種の望ましい帯電防止効果が
また、ポリエステル含有布帛には特に、おこる。洗濯物
乾燥器の用途には、用いる帯電防止剤の割合は乾燥器洗
濯物の重量に関して、洗剤組成物を洗濯物の洗濯に際し
て使用するときに用いる割合とほぼ同じであり、それは
、）ＩＪ−ＤＥＣＫついて約０．２％である。しかし、
すすぎの応用および乾燥器用生成物の応用についての帯
電防止剤の割合は処理される洗濯物を基準に、洗剤組成
物を使用するときに用いる範囲にあってよい。 本実施例に記述する実験と類似の実験により、ポリエス
テルを含めた合成布帛を含む平均の洗濯物負荷について
静電気を完全になくするためには、洗剤組成物中に少く
とも３．５％の）ＩＪ−ＤＥＣが存在するべきである。 本発明の他のポリアミドで以て匹敵する活性を得るため
には、少くとも５％のＨ−ＤＥＣ，Ｅ−ＤＥＣあるいは
Ｊ−ＤＥＣＣＤ−２３０）であるべきである。従来の主
導的非カチオン性帯電防止剤、Ｔ−ＤＥＣおよびＣｌ５
Ａ。 については通常は（同じ帯電防止活性を得るために）少
くとも、それぞれ１５％と９％が使用される。 洗濯され機械乾燥された洗濯物の上の静電荷な除去する
のに必要とされるト１７−ＤＥＣが比較的小パーセンテ
ージであることは、本発明の洗剤組成物の製造を容易に
する。帯電防止剤をクララチャー混合物中の洗剤組成物
と一緒に噴霧乾燥することは帯電防止剤の活性を減殺す
ること６’−認められているので、帯電防止剤を本実施
例においてさきに述べたとおり、予め噴霧乾燥された洗
剤組成物へ後添加することが望ましい。通常は液状の大
きい割合の帯電防止剤を後添加することはより少ない帯
電防止剤を含むものよりも顕著に劣る流動特性の粒状洗
剤の生成をもたらすことができる。 従って、より経済的であることのほかに、本発明の帯電
防止剤を洗剤組成物中で使用することはより望ましい物
理的特性、例えば流動性、をもつ有効製品の生成を可能
にする。 上述の各種帯電防止剤はまた、ＥＳＣＡ装置（電子表面
組成分析）を使って、洗濯物表面とへの実際の沈着につ
いてテストした。このようｆｒ試験によって１本発明の
洗剤組成物で以て洗濯したダクロンの布帛の分子的表面
層においては、トリー　、Ｄ　Ｅ　Ｃは７０重量％を構
成し、Ｈ−ＤＥＣ。 Ｅ−ＤＥＣおよびＪ　−Ｄ　Ｅ　Ｃはそれぞれ重量で６
８％、２５％および５６％であり、一方比較用のＣｌ５
ＡおよびＴ−ＤＥＣはそれぞれ重量で２８％および５５
％の構成であった。ジアミドおよびモノアミドの吸着は
ほぼ同じであり、一方ジアミドの帯電防止活性の方り″
−高いので、本発明化合物の帯電防止活性はまたアミド
含量、並びに洗濯布帛上への吸着に依存する。）ＩＪ−
ＤＥＣのようなトリアミドはアミド含量がより高く最も
よく吸着され、すぐれた帯電防止剤効果に通ずる。この
ことはまた、）’１−ＤＥＣ類似で、ただしきわめて高
分子量、例えば分子量＝５，０００（付加的プロピレン
オキサイド含量に基づく）であり従ってアミド含量が低
いトリアミドが、トリーＤＥＣよりなぜ有効性が低いか
を説明するものである。 上述の洗濯テストは正規の洗濯温度、１２０″Ｆ′また
は４９℃において実施され、その温度において、上述洗
剤組成物中でトリーＤＥＣ含量が６．５％ノ３合、５ポ
ンドの洗濯物バラスト負荷を使つて、重合物テスト布帛
はパネル員の意見によると、軽く帯電していることが示
され、その静電気値は１９キロボルトであった。洗濯水
の温度を１００’ＦＣ！１８℃）、８０″ＦＣ２７℃）
および６０″Ｆ′（１５，５℃）へ下げると、静電気値
はそれぞれ１６．１７および１２へ低下し、各々の場合
において観察される静電気（パネルによる）はなかった
。 上述各種洗濯温度において、洗剤組成物の洗剤的活性は
それが帯電防止剤を含んでいてもいなくても本質的に同
じである。従って、この帯電防止剤は、洗剤と反応する
ことによってアニオン性洗剤の洗濯活性を妨害する四級
アンモニウムノ・ライド帯電防止剤と異なり、洗浄性に
悪い効果をもたない。 実施例５に記載の洗剤組成物のほかに、本明細書におい
て既述のとおりの他のシアルカッアミドおよびトリアル
カノアミド、例えばジペンタノアミド、トリトリデカノ
アミド、を本実施例のそれらと置換えて使用して、その
他の洗剤組成物をつくった。また、そのようなポリアミ
ドの混合物もつくった。それらを洗剤組成物の調合の中
で本実施のポリアミドに置換え、帯電防止剤の存在に基
づく悪影響もなく（カチオン性帯電防止剤が用いられる
時と異なり）それらによって洗濯した洗濯物が効果的に
靜浄化され、かつ、洗濯された洗濯物、特にポリエステ
ルのような合成ポリマーを含む洗濯物に対する有用な帯
電防止性が認められる、という結果が得られた。帯電防
止剤を含めて洗剤組成物の各種成分の割合を本明細書に
おいて与えられている範囲内に保ちなり−ら±１０％、
±２０％および±３０％であるときにも、同様である。 帯電防止剤を変えることのほかに、アニオン性洗剤を変
え、本明細書中で述べたアニオン性洗剤およびそれらの
混合物を直鎖トリデフルベンゼンスルホン酸ナトリウム
に置換えた。例えば、直鎖ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムおよびパラフィン
鎖中で炭素原子が１０から１８個のパラフィンスルホン
酸ナトリウムをそのように使用した。それらの場合、洗
濯物に対する有用な帯電防止活性が観察でき、それらの
帯電防止剤は組成物の洗剤性を妨害しない。 実施例７ トリーＤＥＣを移動する多孔性の噴霧乾燥された非燐酸
塩フレッシュスタート・ペースビードの上ヘスブレーし
、これは約４０％の炭酸ナトリウム、４０％の重炭酸ナ
トリウム、２％の珪酸ナトリウム、１２％の水分および
６％の各種助剤（螢光増白剤、染料および顔料を含む）
を含むものであるが、帯電防止剤含量す一重量で３０％
であるようにする。適当な場合には、ベースビードは、
これもまた３０％程度までトリポリ燐酸ナトリウムを含
み、炭酸塩および重炭酸塩は各々２５％へ減らしてよい
。得られる生成物は流動性であり、洗剤組成物、特にア
ニオン性洗剤組成物用の添加剤として有用であってそれ
らに帯電防止的およびピルグー的活性に寄与する。 本発明は各種の例証および具体化に関して記述したが、
それらに制限されるものではない。半梁熟練者は本明細
書に見るとき、本発明から逸脱することなく、等価およ
び代替のものを利用できることは明らかであるからであ
る。

【図面の簡単な説明】

本発明のいくつかの代表的ポリアミドについての赤外吸
収スペクトルが付属図面に示されており、第１図はシェ
フアミンＴ−４０３として販売されるポリオキ７プロピ
レントリアミンのトリネオデカノアミドの吸収スペクト
ルであり、第２図はシェフアミンＤ−２３０として販売
されるポリオキシプロピレンジアミンのジペンタノアミ
ドについてのスペクトルであり、第３図はネオデカン酸
とへキサメチレンジアミンとのジネオデカノアミドにつ
いてのスペクトルであり、 第４図はネオデカン酸とエチレンジアミンとのジネオデ
カノアミドについてのスペクトルである。 特許出願人　コルゲート・パーモリブ・カンパニー（外
５名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、フイラメント質およびフアイバー質物質に帯電防止
   剤として有用であるトリアルキル酢酸とポリアミンとの
   ポリアミドであつて、トリアルキル酢酸成分がそのアル
   キルの各々の中に１個から１０個の炭素原子をもち、ポ
   リアミン成分が２個から５個のアミノ基を含む、ポリア
   ミド。 ２、トリアルキル酢酸成分の各々のアルキルの炭素原子
   の和が３から１２であり、ポリアミン成分が炭素原子数
   が２個から１０個のアルキレン基および／またはポリア
   ミドのアミド基を連結するポリオキシアルキレン基をも
   つジアミンまたはトリアミン成分であり、そのポリアル
   キレン基のオキシアルキレンが２個か４個の炭素原子の
   ものであり、各ポリオキシアルキレン基中のその種の基
   の数が１から４０個であり、そしてポリオキシアルキレ
   ンアルキレンのアルキレン基が１個から１０個の炭素原
   子のものである、特許請求の範囲第１項に記載のポリア
   ミド。 ３、ジアミドまたはトリアミドである、特許請求の範囲
   第２項に記載のポリアミド。 ４、ネオデカン酸と２から６個の炭素原子のアルキレン
   ジアミンとのジアミドである、特許請求の範囲第３項に
   記載のポリアミド。 ５、Ｎ，Ｎ′−エチレン−ビス−ネオデカノアミドであ
   る、特許請求の範囲第４項に記載のポリアミド。 ６、Ｎ，Ｎ′−ヘキサメチレン−ビス−ネオデカノアミ
   ドである、特許請求の範囲第４項に記載のポリアミド。 ７、▲数式、化学式、表等があります▼ から成る群から選ばれる式のものであり、式中、Ａは１
   個から２０個の炭素原子のアルキルと水素から成る群か
   ら選ばれ、Ｔがメチルと水素から成る群から選ばれ、Ｒ
   は４から１３個の炭素原子のネオアルキルであり、ｎは
   １から４０であり、ｘ、ｙおよびｚが各々１から８の数
   字であつて合計が４から１０である、特許請求の範囲第
   ３項に記載のポリアミド。 ８、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ をもつもので、式中、Ａが１から４個の炭素原子のアル
   キルであり、Ｔがメチルであり、Ｒが４から９個の炭素
   原子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよびｚが各々１か
   ら３の数字でその合計が４から８である、特許請求の範
   囲第７項に記載のポリアミド。 ９、Ａが１から３個の炭素原子のアルキルであり、ｘ、
   ｙおよびｚの平均合計が４．５から６の範囲にある、特
   許請求の範囲第８項に記載のポリアミド。 １０、Ａがエチルであり、Ｒが約９個の炭素原子のネオ
   アルキルであり、ｘ、ｙおよびｚが各々１から３の数字
   でそれらの合計が平均で約５．３である、特許請求の範
   囲第９項に記載のポリアミド。 １１、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ をもつ、特許請求の範囲第７項に記載のポリアミド。 １２、Ｔがメチルであり、Ｒが４から９個の炭素原子の
   ネオアルキルであり、ｎが２から１０の数字である、特
   許請求の範囲第１１項に記載のポリアミド。 １３、Ｒが約９個の炭素原子のネオアルキルであり、ｎ
   が２から７の数字である、特許請求の範囲第１２項に記
   載のポリアミド。 １４、ｎが約５．６の平均値である、請求の範囲第１３
   項に記載のポリアミド。 １５、洗剤的割合の合成有機洗剤と；洗濯物へ洗濯中に
   帯電防止特性を付与する割合の、フイラメント質および
   フアイバー質の物質に対する帯電防止剤として有用であ
   る、トリアルキル酢酸とポリアミンとのポリアミドと；
   から成る洗剤組成物であつて、トリアルキル酢酸成分の
   各々のアルキルの各々が１から１０個の炭素原子のもの
   であり、かつポリアミン成分が２から５個のアミノ基を
   含む、洗剤組成物。 １６、粒状形態にあり、かつ、約５から３５％の硫酸塩
   および／またはスルホン酸塩型の合成有機洗剤；その種
   の合成有機洗剤のための約１０から８５％のビルダー；
   フイラメント質およびフアイバー質物質のための帯電防
   止剤として有用である約０．５から２０％のトリアルキ
   ル酢酸のポリアミドであつて、そのトリアルキル酢酸成
   分の各々のアルキルの炭素原子の和が３から１２個の炭
   素原子であり、かつ、ポリアミン成分が２から１０個の
   炭素原子のアルキレン基および／またはポリアミドのア
   ミノ基を連結するポリオキシアルキレンアルキレンをも
   つジアミンおよび／またはトリアミン成分であり、その
   ポリオキシアルキレン基のオキシアルキレンが２から４
   個の炭素のものであつて各ポリオキシアルキレン基中の
   その種のオキシアルキレン基の数が１から４０個であり
   、ポリオキシアルキレンアルキレンのアルキレン基が１
   から１０個の炭素原子のものである、ポリアミド；約２
   から２０％の水分；および、存在するとすれば残余％の
   充填剤および／または補助剤；から成る、特許請求の範
   囲第１５項に記載の洗剤組成物であつて、その洗剤物組
   成物粒子が米国篩系列のＮｏ．１０からＮｏ．１４０の
   範囲にある、洗剤組成物。 １７、ポリアミドがジアミドまたはトリアミドまたはそ
   れらの混合物であり；ビルダーがポリ燐酸塩、炭酸塩、
   重炭酸塩、セスキ炭酸塩、珪酸塩、セスキ珪酸塩、クエ
   ン酸塩、ニトリロトリアセテート、ポリアセタールカル
   ボキシレート、ゼオライト、およびそれらの混合物から
   成る群から選ばれ、合成有機洗剤が直鎖高級アルキルベ
   ンゼンスルホネート、分校状高級アルキルベンゼンスル
   ホネート、高級脂肪族アルコールサルフエート、オレフ
   インスルホネート、パラフインスルホネート、モノグリ
   セリドサルフエート、高級脂肪族アルコールエトキレー
   トサルフエート、イセチオン酸の高級脂肪酸スルホエス
   テル、高級脂肪アシルザルコシド、およびＮ−メチルタ
   ウリンのアシル−およびスルホ−アミド、から成る群か
   ら選ばれ；洗剤組成物中のトリアルキル酢酸とポリアミ
   ンとの帯電防止性ポリアミドの割合が１から１０％であ
   る；特許請求の範囲第１６項に記載の洗剤組成物。 １８、ポリアミドがネオデカン酸と炭素原子数が２から
   ６個のアルキレンジアミンとのジアミドである、特許請
   求の範囲第１７項に記載の洗剤組成物。 １９、ポリアミドがＮ，Ｎ′−エチレン−ビス−ネオデ
   カノアミドである、特許請求の範囲第１８項に記載の洗
   剤組成物。 ２０、ポリアミドがＮ，Ｎ′−ヘキサメチレン−ビス−
   ネオデカノアミドである、特許請求の範囲第１８項に記
   載の洗剤組成物。 ２１、ポリアミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ あるいは ▲数式、化学式、表等があります▼ のいずれか、あるいはそれらの混合物であり、式中、Ａ
   は炭素原子数が１から２０個のアルキルおよび水素から
   成る基から選ばれ、Ｔがメチルと水素から成る群から選
   ばれ、Ｒが炭素原子数が４から１３個のネオアルキルで
   あり、ｎが１から４０であり、ｘ、ｙおよびｚが各々１
   から８であつて合計で４から１０である、特許請求の範
   囲第１７項に記載の洗剤組成物。 ２２、ポリアミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものであり、式中、Ａが炭素原子数が１から４個のア
   ルキルであり、Ｔがメチルであり、Ｒが炭素原子数が４
   から９個のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよびｚが各々
   １から３であつて合計で４から８である、特許請求の範
   囲第２１項に記載の洗剤組成物。 ２３、ポリアミドの式において、Ａが炭素原子数が１か
   ら３個のアルキルであり、ｘ、ｙおよびｚの平均合計が
   ４．５から６の範囲にある、特許請求の範囲第２２項に
   記載の洗剤組成物。 ２４、ポリアミドの式において、Ａがエチルであり、Ｒ
   が約９個の炭素原子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよ
   びｚが各々１から３の数字でありその合計が平均約５．
   ３である、特許請求の範囲第２３項に記載の洗剤組成物
   。 ２５、ポリアミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである、特許請求の範囲第２１項に記載の洗剤組
   成物。 ２６、ポリアミドの式において、Ｔがメチルであり、Ｒ
   が４から９個の炭素原子のネオアルキルであり、ｎが２
   から１０の数字である、特許請求の範囲第２５項に記載
   の洗剤組成物。 ２７、ポリアミドの式において、Ｒが約９個の炭素原子
   のネオアルキルであり、ｎが約５．６の平均値である、
   特許請求の範囲第２６項に記載の洗剤組成物。 ２８、特許請求の範囲第１５項に記載の洗剤組成物の洗
   剤的割合と帯電防止的割合を含む水性媒体中で洗濯物を
   洗濯することから成る、洗濯物を洗濯し同時に洗濯物が
   静電荷を発生および／または保持する能力を下げる方法
   。 ２９、水性媒体中の洗剤組成物の洗剤的割合が０．０５
   から０．５％であり、帯電防止剤の帯電防止的割合が０
   ．００２から０．０５％であり、帯電防止剤がネオデカ
   ン酸と炭素原子数が２から６個のアルキレンジアミンと
   のジアミドである、特許請求の範囲第２８項に記載の方
   法。 ３０、水性媒体中の洗剤組成物の洗剤的割合が０．０５
   から０．５％であり、帯電防止剤の帯電防止的割合が０
   ．００２から０．０５％の範囲であり、帯電防止剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ のものまたはそれらの混合物であつて式中、Ａが１から
   ２０個の炭素原子のアルキルおよび水素から成る群から
   選ばれ、Ｔがメチルおよび水素から成る群から選ばれ、
   Ｒが４から１３個の炭素原子のネオアルキルであり、ｎ
   が１から４０であり、ｘ、ｙおよびｚが各々１から８の
   数字であつて合計で４から１０である、特許請求の範囲
   第２７項に記載の方法。 ３１、帯電防止剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものであり、式中、Ａが１から４個の炭素原子のアル
   キルであり、Ｔがメチルであり、Ｒが４から９個の炭素
   原子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよびｚが各々１か
   ら３の数字であつて合計が４から８である、特許請求の
   範囲第３０項に記載の方法。 ３２、ポリアミド帯電防止剤の式において、Ａがエチル
   であり、Ｒが約９個の炭素原子のネオアルキルであり、
   ｘ、ｙおよびｚが各々１から３であつてそれらの合計が
   平均で約５．３である、特許請求の範囲第３１項に記載
   の方法。 ３３、洗濯物を処理してそれが静電荷を発生および／ま
   たは保持する能力を下げる方法であつて、洗剤組成物の
   洗剤的割合を含む洗濯水中で洗濯物を洗濯し、その洗濯
   物を特許請求の範囲第１項に記載のポリアミドの帯電防
   止的割合を含むすすぎ水で以てすすぎ、その洗濯物を乾
   燥する、ことから成る方法。 ３４、帯電防止剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものであつて、式中、Ａが１から４個の炭素原子のも
   のであり、Ｔがメチルであり、Ｒが４から９個の炭素原
   子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよびｚが各々１から
   ３の数字であつてその合計が４から８であり、洗濯水中
   の洗剤組成物の洗剤的割合が０．０５から０．５％の範
   囲にあり、すすぎ水中の帯電防止剤ポリアミドの帯電防
   止的割合が０．００２から０．０５％の範囲にある、特
   許請求の範囲第３２項に記載の方法。 ３５、洗濯水中の洗剤組成物の洗剤的割合が約０．１５
   ％であり、すすぎ水中の帯電防止剤ポリアミドの帯電防
   止性割合は約０．００６％であり、その帯電防止剤の式
   の中において、Ａがエチルであり、Ｔがメチルであり、
   Ｒが９個の炭素原子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよ
   びｚが各々１から３であつて合計が約５．３である、特
   許請求の範囲第３４項に記載の方法。 ３６、洗濯物を自動洗濯物乾燥器中で処理して洗濯物が
   静電荷を発生および／または保持する能力を下げる方法
   であつて、フイラメント質およびフアイバー質の物質に
   帯電防止剤として有用であるトリアルキル酢酸とポリア
   ミンとのポリアミドの、洗濯物重量の０．０２から０．
   ２％を洗濯物表面へ施用することから成り、その帯電防
   止剤において、トリアルキル酢酸成分がそのアルキルの
   各々の中に１から１０個の炭素をもつものであり、かつ
   ポリアミン成分が２から５個のアミノ基を含む、処理方
   法。 ３７、帯電防止剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ のものであつて、式中、Ａが１から２０個の炭素原子の
   アルキルと水素とから成る群から選ばれ、Ｔがメチルと
   水素から成る群から選ばれ、Ｒが４から１３個の炭素原
   子のネオアルキルであり、ｎが１から４０であり、ｘ、
   ｙおよびｚが各々１から８の数字であつて合計で４から
   １０である、特許請求の範囲第３６項に記載の方法。 ３８、帯電防止剤が式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものであり、式中、Ａが１から４個の炭素原子のアル
   キルであり、Ｔがメチルであり、Ｒが４から９個の炭素
   原子のネオアルキルであり、ｘ、ｙおよびｚが各々１か
   ら３の数字であつて合計で４から８であり、洗濯物表面
   へ施用する量が洗濯物重量の約０．１％である、特許請
   求の範囲第３７項に記載の方法。