JPH08101987A - 入浴報知装置 - Google Patents

入浴報知装置

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JPH08101987A
JPH08101987A JP26112994A JP26112994A JPH08101987A JP H08101987 A JPH08101987 A JP H08101987A JP 26112994 A JP26112994 A JP 26112994A JP 26112994 A JP26112994 A JP 26112994A JP H08101987 A JPH08101987 A JP H08101987A
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bathing
alarm
bathroom
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person
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JP26112994A
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Yukinobu Noguchi
幸伸 野口
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Gastar Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室外に浴室入浴者の入浴中情報を報知でき
る入浴報知装置を提供する。 【構成】 圧力センサ26の検出信号を利用して風呂の入
浴者を検知する検知センサ36を設け、この検知センサ36
の検知信号に基づいて浴室入浴者の入浴中情報を表示す
る表示部29を浴室外に設ける。また、検知センサ36の検
知信号を受けて入浴者の入浴時間を計測する入浴中タイ
マ30を設け、入浴中タイマ30により計測した入浴時間が
予め設定した設定時間以上になったときに警報報知を行
う警報装置31を設け、警報装置31による警報報知が予め
定めた警報解除時間内に解除されないときには連絡番号
登録部33に登録されている連絡番号の知人宅35に通信回
線を通して外部通報を行う外部通報判断部32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、浴室入浴者の
入浴中情報を浴室外の人に報知するために用いられる入
浴報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、安全で快適な住生活を送るため
に、風呂釜の高性能化や様々な入浴付帯設備の開発等が
行われている。
【0003】図2には、風呂釜としての機能と給湯器と
しての機能を共に備えた複合給湯器の一例が模式図によ
って示されており、このような複合給湯器は、広く用い
られている。以下、この複合給湯器の動作について簡単
に説明する。同図において、給湯熱交換器3側では、給
湯運転が行われるようになっており、給水管1から給湯
熱交換器3側に水が供給されて、流量センサ6から運転
制御装置5に入水信号が加えられると、運転制御装置5
により、燃焼ファン7と、ガス供給通路19の電磁弁8と
比例弁10等の制御が行われ、バーナ2の燃焼制御が行わ
れ、出湯温度センサ15で検出される出湯温度がリモコン
14で設定される設定温度となるように給湯運転の制御が
行われる。
【0004】また、この装置は、電磁弁等の注湯弁25を
開けることにより、給湯熱交換器3側で作り出した湯を
追い焚き循環管路18を介して浴槽21内に落とし込んで湯
張りを行うことができるようになっており、注湯通路12
に設けられた圧力センサ26により浴槽21内の水位が検出
されるようになっており、この湯張りの水位がリモコン
14等で設定される設定水位に達したときに注湯弁25が閉
じられて湯張りの停止が行われ、次に循環ポンプ20を起
動して給湯熱交換器3側と同様の動作が追い焚き熱交換
器23側で行われ、追い焚き運転が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人が入浴す
るときには、例えば、人が急に熱い湯に入ると血圧が急
激に上がるといったように体調が変化するために、健康
な人でも急に体調を崩すこともあり、特に高齢者の場合
は、入浴時の体調の変化により浴室内で具合が悪くなり
倒れてしまうことがある。また、高齢者は、浴室内で体
調を崩さなくても足を滑らせて転んだとき等も、そのと
きの対処がうまくできずに浴室内に長時間閉じこもった
状態になる虞もある。
【0006】しかしながら、上記のようなトラブルが発
生したとしても、従来、浴室入浴者の入浴中情報を浴室
外の人に報知する入浴報知装置は用いられていないため
に、上記トラブルが浴室外の人に知らされることはな
く、浴室外の人が浴室内の異常に気がつくには非常に長
い時間がかかってしまい、上記トラブルに対する迅速、
かつ的確な対処を行うことはできなかった。
【0007】また、近年、高齢者人口の増加および核家
族化に伴い、一人暮らしの高齢者が増加しており、その
ような一人暮らしの高齢者が上記のように浴室内で倒れ
たりしたときには、例えば、その高齢者と別々に暮らし
ている家族に上記入浴中のトラブルを逸早く知らせる必
要があるが、浴室内の入浴中情報を浴室外の別の家族の
家に知らせる装置も用いられていないために、上記と同
様に、高齢者の浴室内でのトラブルに対して家族等が迅
速、かつ的確に対処することは困難であった。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、浴室入浴者の入浴
中情報を浴室外の人に報知することにより、高齢者等の
浴室入浴者のトラブルに対する的確な対処を促すことが
できる入浴報知装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は次のように構成されている。すなわち、本発
明は、風呂の入浴者を検知する検知センサを設け、該検
知センサの検知信号に基づいて浴室入浴者の入浴中情報
を報知する報知部を浴室外に設けたことを特徴として構
成されている。
【0010】また、前記検知センサの検知信号を受けて
入浴者の入浴時間を計測する計測手段を設け、該計測手
段により計測した入浴時間が予め設定した設定時間以上
になったときに警報報知を行う警報手段を設けたこと、
前記外部通報の連絡番号登録部を設け、警報報知と同時
又は警報報知が予め定めた警報解除時間内に解除されな
いときには前記連絡番号登録部に登録されている連絡番
号に通信回線を通して外部通報を行う外部通報手段を設
けたことも本発明の特徴的な構成とされている。
【0011】
【作用】上記構成の本発明において、検知センサにより
風呂の入浴者が検知され、その検知センサの検知信号に
基づいて、報知部により浴室入浴者の入浴中情報が浴室
外に報知され、例えば、浴室入浴者のトラブルに対する
浴室外の人の対処が促される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本発明に係わる入浴報知装置の一実施
例の要部構成がブロック図により示されている。同図に
示すように、本実施例の入浴報知装置は、圧力センサ2
6、水位変化演算部27、入浴判別部28、表示部29、入浴
中タイマ30、警報装置31、外部通報判断部32、連絡番号
登録部33、警報時間タイマ34を有して構成されており、
外部通報判断部32は電話回線等の通信回線により知人宅
35と接続されている。また、本実施例では、上記圧力セ
ンサ26、水位変化演算部27、入浴判別部28により、風呂
の入浴者を検出する検知センサ36が形成されている。
【0013】圧力センサ26は、図2に示したように、例
えば、複合給湯器の注湯通路12に設けられており、浴槽
21の水圧によって浴槽21内の水圧を検出し、水位変化演
算部27に加える。
【0014】水位変化演算部27は、圧力センサ26から加
えられる検出信号の圧力変化の情報に基づき、その水位
変化の微分値(水位の変化速度)を演算し、その演算結
果を入浴判別部28に加える。
【0015】入浴判別部28には、図示されていない水位
急変動の判別部が設けられており、この水位急変動判別
部には予め水位の急変動を判別するための基準となる基
準値が与えられている。この基準値は任意に設定可能で
あるが、本実施例では、人が浴槽に出入りするときに、
少なくとも水位の変動速度が3cm/sec 、つまり、1秒
間に0.003 kg/cm2 の圧力変動があるものと想定し、そ
の値を基準値として与えてある。水位急変動判別部は水
位変化演算部27から加えられる水位急変動の検出演算値
とこの基準値とを比較し、検出演算値がこの基準値を越
えて増加(基準値を含む)したときに水位の急上昇と判
断し、検出演算値が基準値を越えて減少したときに、水
位の急降下と判断する。
【0016】そして、入浴判別部28は、この水位急変動
判別部による判断に基づいて、水位の急上昇時には人が
浴槽21に入浴したと判断し、入浴開始信号を表示部29と
入浴中タイマ30に加える。また、前記水位急変動判別部
により水位の急降下と判断されたときには、人が浴槽21
から出たと判断し、入浴終了信号を表示部29と入浴中タ
イマ30に加える。
【0017】表示部29は、浴室外のリモコン14等に設け
られており、入浴判別部28からの信号を受けて、入浴判
別部28から入浴開始信号が加えられたときには、リモコ
ン14の表示画面等に、例えば、“入浴中”の表示を点灯
させ、入浴判別部28から入浴終了信号が加えられたとき
には、その“入浴中”の表示の消灯を行う。
【0018】入浴中タイマ30は、入浴判別部28から入浴
開始信号が加えられてから入浴終了信号が加えられるま
での入浴者の入浴時間を計測する計測手段として機能す
るものであり、計測した入浴中時間を警報装置31に加え
る。
【0019】警報装置31は、図示されていないメモリ部
を有しており、このメモリ部には警報装置31による警報
報知の開始基準となる設定時間が予め入力されている。
警報装置31は前記入浴中タイマ30からの信号を受けて、
入浴中タイマ30により計測した入浴時間がメモリ部に予
め設定した設定時間以上になったときに警報報知を行う
警報手段として機能するものであり、入浴中タイマ30に
より計測した入浴時間が前記設定時間以上になったとき
にはブザー等により浴室内の異常を報知すると共に、浴
室内異常信号を外部通報判断部32に加える。
【0020】外部通報判断部32は、図示されていない警
報解除時間メモリを有しており、この警報解除時間メモ
リには予め定めた警報解除時間が入力されている。ま
た、外部通報判断部32には、連絡番号登録部33に入力さ
れている外部通報の連絡番号の信号が加えられるように
なっている。外部通報判断部32は、前記警報装置31によ
る警報報知が予め定めた警報解除時間内に解除されない
ときには、連絡番号登録部33に登録されている連絡番号
に通信回線を通して外部通報を行う外部通報手段として
機能するものであり、警報装置31から浴室内異常信号が
加えられると、警報時間タイマ34を作動させ、この警報
時間タイマ34で計測される警報時間が前記警報解除時間
メモリに与えられている警報解除時間内に解除されない
ときには、通信回線を通して、連絡番号登録部33に登録
されている連絡番号に外部通報を行い、知人宅35に浴室
内の異常を報知する。
【0021】本実施例は以上のように構成されており、
次にその動作について説明する。図2に示した複合給湯
器により通常の給湯運転等が行われ、浴槽21に湯が張ら
れている状態のときに、圧力センサ26により浴槽21内の
湯の圧力を検出し、その検出信号を水位変化演算部27に
加え、水位変化演算部27により水位の変化を入浴判別部
28に加えると、入浴判別部28は、入浴判別部28に設けら
れている水位急変動判別部(図示せず)により、浴槽21
内の水位が急激に上昇したかどうかを判断し、例えば、
水位の変動が1秒間に3cm以上あり、水位が急激に上昇
したと判断したときには、入浴判別部28は表示部29に入
浴開始信号を加える。
【0022】そうすると、表示部29はその入浴開始信号
を受けて、リモコン14の表示画面等に“入浴中”の表示
を行う。また、このとき、入浴判別部28は、入浴開始信
号を入浴中タイマ30に加え、入浴中タイマ30は入浴判別
部28からの入浴開始信号を受けて、入浴時間の計測を開
始する。
【0023】そして、その後、入浴判別部28により、浴
槽21内の水位の急降下が行われたかどうかが判断され、
例えば、入浴判別部28は前記水位変化演算部27からの信
号を受けて、水位が1秒間に3cm以上降下したときには
水位が急降下したと判断し、表示部29に入浴終了信号を
加え、表示部29は前記“入浴中”の表示をオフする。
【0024】また、前記入浴中タイマ30により計測され
る入浴時間は、時々刻々警報装置31に加えられ、警報装
置31により、警報装置31のメモリ部(図示せず)に予め
設定されている設定時間と入浴中タイマ30により計測さ
れる入浴時間とが比較され、入浴時間が設定時間を過ぎ
たか否かが判断される。そして、入浴時間が前記設定時
間を過ぎたと判断されたときには、警報装置31によりブ
ザー等により浴室内外に浴室内の異常が報知される。ま
た、このとき、警報装置31は、浴室内異常信号を外部通
報判断部32に加え、外部通報判断部32は、その浴室内異
常信号を受けて警報時間タイマ34をスタートさせる。
【0025】外部通報判断部32は、警報時間タイマ34に
より計測される警報報知の時間と外部通報判断部32の警
報解除時間メモリ(図示せず)に予め定められている警
報解除時間とを比較し、警報時間タイマにより計測され
る警報報知の時間が警報解除時間メモリに与えられてい
る警報解除時間を過ぎたときには、外部通報判断部32
は、連絡番号登録部33に登録されている連絡番号に電話
回線等の通信回線を通して知人宅35に外部通報を行う。
【0026】本実施例によれば、上記動作により、浴室
入浴者の入浴中情報が常に浴室外のリモコン14等に表示
されるために、浴室外の人が浴室入浴者の入浴中情報を
常に知ることが可能となる。そのため、浴室外の人が浴
室内の入浴中情報を常に把握し、“入浴中”の表示が行
われているときには、浴室内に入浴者がいることを気に
かけていることにより、浴室内の異常等に迅速に対処す
ることができる。
【0027】また、本実施例によれば、上記動作によ
り、入浴中タイマ30により入浴者の入浴時間を計測し、
この計測した入浴時間が予め設定した設定時間以上にな
ったときには、警報装置31により浴室内外に警報報知が
行われるために、浴室外の人が、たとえリモコン14の表
示を気にかけていなくとも、浴室内で異常が生じた可能
性を浴室外の人に知らせることが可能となり、その警報
報知に基づいて浴室内の人が浴室内の異常に対処するこ
とを促すことができる。また、浴室内の人が入浴中に居
眠りをしてしまったときにも、警報装置31による警報に
より浴室内の人が眠りから醒めることができるために、
入浴中の居眠りによる事故を未然に防ぐこともできる。
【0028】さらに、本実施例によれば、上記のよう
に、警報装置31による警報報知が予め定めた警報解除時
間内に解除されないときには、予め登録されている連絡
番号に電話回線等を通して外部通報を行うために、登録
されている連絡番号の知人宅35に、浴室内の異常を即座
に知らせることができる。そのため、例えば、一人暮ら
しの高齢者が浴室内で体調を崩して倒れてしまったよう
なときに、その浴室内での異常を電話回線等により家族
に知らせることにより、浴室内での異常に対する家族に
よる対処を促すことが可能となり、たとえ高齢者が一人
暮らしをしていても安心して暮らすことが可能となる。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実
施例では、風呂の入浴者を検知する検知センサ36は、複
合給湯器の圧力センサ26により浴槽21の圧力を検知して
その検知信号の基づいて浴槽21に入浴している入浴者を
検知するセンサとしたが、検知センサ36は、必ずしも圧
力センサ26の検知信号に基づいて入浴者を検知するセン
サとは限らず、例えば、浴室内の天井や壁等に人感セン
サを設けてこの人感センサを風呂の入浴者を検知する検
知センサとしても構わない。
【0030】また、上記実施例では、表示部29は、浴室
入浴者の入浴中情報を、“入浴中”の表示の点灯又は消
灯によりリモコン14等の表示画面に表示するようにした
が、表示部29による表示の仕方は適宜設定されるもので
ある。
【0031】さらに、表示部29を設ける代わりに、検知
センサ36の検知信号に基づいて浴室入浴者の入浴中情報
を、例えば、音楽等により報知する報知部を浴室外に設
けても構わない。
【0032】さらに、上記実施例では、警報装置31は、
ブザー等により警報報知を行うようにしたが、ブザーの
代わりに、例えば、チャイムや他の音声等により警報報
知を行うようにしても構わない。
【0033】さらに、上記実施例では、連絡番号登録部
33には、知人宅35の連絡番号を登録し、外部通報判断部
32は、警報報知が警報解除時間内に解除されないときに
は知人宅35に電話回線等を通して外部通報を行うように
したが、連絡番号登録部33に登録する連絡番号は適宜設
定されるものであり、例えば、管理人や警備会社等の連
絡番号を登録してもよく、外部通報判断部32によりその
管理人や警備会社等に外部通報を行うようにしてもよ
い。また、外部通報判断部32により外部通報を行うとき
に、電話回線以外の通信回線を通して外部通報を行うよ
うにしてもよい。
【0034】さらに、上記実施例では、外部通報判断部
32には図示されていない警報解除時間メモリが設けられ
ており、警報装置31による警報報知が警報解除時間メモ
リに予め与えられている警報解除時間内に解除されない
ときに外部通報を行うようにしたが、外部通報判断部32
は、警報装置31による警報報知と同時に外部通報を行う
ようにしてもよい。
【0035】さらに、浴室内に、入浴希望時間を入力す
る入浴希望時間設定部等を有するリモコンを設け、この
リモコンを入浴中タイマ30と警報装置31とに連動させる
等して、入浴中タイマ30により計測される入浴時間が入
浴希望時間設定部に設定した入浴希望時間以上になった
ときに、警報装置31により警報報知を行うようにするこ
ともできる。そのようにすると、例えば、浴室内で居眠
りをしてしまったときにも警報装置31による警報報知に
より起きることが可能となり、入浴希望時間を越えて眠
ってしまうようなことはなく、このように入浴報知装置
を目覚まし的に利用することもできる。
【0036】さらに、本発明の入浴報知装置は、警報装
置31等の警報手段や外部通報判断部32等の外部通報手段
を省略することもできる。ただし、警報手段を設けるこ
とにより、より確実に浴室外の人に浴室内の異常に対す
る迅速な対処を促すことが可能となり、また、浴室内の
人にも入浴時間が長すぎることを報知することにより、
例えば、浴室内で眠ってしまったことによる事故の発生
を未然に防ぐことが可能となるし、また、外部通報手段
を設けることにより、たとえ高齢者等が一人暮らしをし
ていて浴室内で異常が生じたときにも知人宅35等の登録
されている連絡番号に通報を行うことにより、外部通報
された人による対処を促すことが可能となるために、警
報手段や外部通報手段を設けることが望ましい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、検知センサにより風呂
の入浴者を検知してその検知信号に基づいて浴室入浴者
の入浴中情報を報知部により浴室外に報知することがで
きるために、浴室外の人に浴室内の入浴中情報を知らせ
ることが可能となり、浴室外の人の浴室入浴者に対する
注意を促すことができる。そのため、浴室内に異常が生
じたときに、浴室外の人が異常を迅速に知ることがで
き、迅速な対処を行えるようになる。
【0038】また、検知センサの検知信号を受けて入浴
者の入浴時間を計測する計測手段を設け、該計測手段に
より計測した入浴時間が予め設定した設定時間以上にな
ったときに警報報知を行う警報手段を設けた本発明によ
れば、入浴時間が予め設定した設定時間以上になったと
きに警報手段による警報報知が行われるために、たとえ
浴室外の人が浴室内の人を気にかけていなかったとして
も、浴室内に異常が生じた可能性があるときには、迅
速、かつ確実に浴室外の人にそのことをより確実に知ら
せることが可能となり、異常に対する浴室外の人の迅速
な対処をより迅速に促すことが可能となる。
【0039】さらに、外部通報の連絡番号登録部を設
け、警報報知と同時又は警報報知が予め定めた警報解除
時間内に解除されないときには前記連絡番号登録部に登
録されている連絡番号に通信回線を通して外部通報を行
う外部通報手段を設けた本発明によれば、警報報知が解
除されないときには、登録されている連絡番号に通信回
線を通して外部通報が行われるために、例えば、高齢者
等が一人暮らしをしていて、浴室内でトラブルが生じた
ときにも、その浴室内での異常の可能性を、登録されて
いる知人宅や警備会社等の連絡番号に即座に通報を行
い、知人宅等に知らせることが可能となり、家族等によ
る前記異常に対する迅速な対処を促すことができる。そ
のため、高齢者等が一人暮らしをするにしても、安心し
て入浴することが可能となり、快適に暮らせるようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる入浴報知装置の一実施例の要部
構成を示すブロック図である。
【図2】一般的な複合給湯器を示す説明図である。
【符号の説明】
26 圧力センサ 28 入浴判別部 29 表示部 30 入浴中タイマ 31 警報装置 32 外部通報判断部 33 連絡番号登録部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風呂の入浴者を検知する検知センサを設
    け、該検知センサの検知信号に基づいて浴室入浴者の入
    浴中情報を報知する報知部を浴室外に設けたことを特徴
    とする入浴報知装置。
  2. 【請求項2】 検知センサの検知信号を受けて入浴者の
    入浴時間を計測する計測手段を設け、該計測手段により
    計測した入浴時間が予め設定した設定時間以上になった
    ときに警報報知を行う警報手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の入浴報知装置。
  3. 【請求項3】 外部通報の連絡番号登録部を設け、警報
    報知と同時又は警報報知が予め定めた警報解除時間内に
    解除されないときには前記連絡番号登録部に登録されて
    いる連絡番号に通信回線を通して外部通報を行う外部通
    報手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の入浴報
    知装置。
JP26112994A 1994-09-30 1994-09-30 入浴報知装置 Pending JPH08101987A (ja)

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