JP2002133553A - 浴室監視装置 - Google Patents

浴室監視装置

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JP2002133553A
JP2002133553A JP2000326262A JP2000326262A JP2002133553A JP 2002133553 A JP2002133553 A JP 2002133553A JP 2000326262 A JP2000326262 A JP 2000326262A JP 2000326262 A JP2000326262 A JP 2000326262A JP 2002133553 A JP2002133553 A JP 2002133553A
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Japan
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human body
notification
bathroom
remote control
detection sensor
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JP2000326262A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Ikeuchi
康秀 池内
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は浴室における異常状態報知後の報知
解除を円滑に行い、使用の利便性を向上させたものであ
る。 【解決手段】 浴室に設けられ人体を検出する人体検出
センサと、該人体検出センサの検出による検出情報を異
常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び台所
リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段による
報知があった後、人体の動きを確認したとき報知を解除
する報知解除手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体の動きを撮像し
て画像処理する人体検出センサを取り付けた浴室監視装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室内の動きを検出するため人体
検出センサを設けることは知られている。そして、セン
サには赤外線センサやCCDカメラ等を使用して浴室内
全体を監視し、一定時間(例えば10分間程度)人体の
動きがなかった場合には、異常が生じたことをブザー等
により警報報知するようになっている。ところが、浴槽
内で寝ていたとき等一定時間後に動きを回復する場合も
ありうる。また、安全を確認した後には報知状態を解除
させて、再び監視状態に置く必要がある。従来は警報報
知後において、報知状態を解除するために解除用のスイ
ッチを別途に設けて、解除スイッチを押すことによって
報知解除させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
では解除スイッチを別個に設ける必要が生じるのに加
え、解除用のスイッチを押さなければ報知状態が解除せ
ず再び監視状態に置くことができないという難点を有し
ていた。また、浴室内に人が存在する場合であっても人
が浴室内に吊るした洗濯物の蔭に隠れているときには、
人体センサが作動していても人体の動きを確認すること
ができず、人体センサを利用して報知を解除することは
できないという問題がある。また、風呂と台所とがイン
ターホンで繋がれている場合にあっても、報知の解除を
行なうためには、風呂場に足を運んで解除操作を行なう
必要があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、浴室における異
常状態報知後の報知解除を円滑に行い、使用の利便性を
向上させたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の浴室監視装置は、浴室に設けられ人体を検
出する人体検出センサと、該人体検出センサの検出によ
る検出情報を異常時に報知する報知手段を有する風呂リ
モコン及び台所リモコンとからなるものにおいて、前記
報知手段による報知があった後、人体の動きを確認した
とき報知を解除する報知解除手段を設けたことを第1の
特徴としている。この第1の特徴によれば、別途に解除
用のスイッチを設けることなく、しかも自動的に監視状
態に復帰させることができたものである。また、本発明
の浴室監視装置は、浴室に設けられ人体を検出する人体
検出センサと、該人体検出センサの検出による検出情報
を異常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び
台所リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段に
よる報知があった後、前記風呂リモコンの操作スイッチ
の操作により報知を解除する報知解除手段を設けたこと
を第2の特徴としている。この第2の特徴によれば、浴
室内に人が存在する場合であって浴室内に吊るした洗濯
物の蔭に隠れているときであっても、人が浴室に存在す
るものと推測して報知を解除することができ、再び人体
を監視状態に置くことができる。
【0006】さらに、本発明の浴室監視装置は、浴室に
設けられ人体を検出する人体検出センサと、該人体検出
センサの検出による検出情報を異常時に報知する報知手
段を有する風呂リモコン及び台所リモコンとからなるも
のにおいて、前記報知手段による報知があった後、前記
風呂リモコンあるいは台所リモコンのインターホン通話
スイッチの操作により報知を解除する報知解除手段を設
けたことを第3の特徴としている。この第3の特徴によ
れば、風呂と台所とがインターホンで繋がれている場合
にあっても、報知の解除を行なうために、風呂場に足を
運んで解除操作を行なう必要がなくなった。
【0007】さらに、本発明の浴室監視装置は、浴室に
設けられ人体を検出する人体検出センサと、該人体検出
センサの検出による検出情報を異常時に報知する報知手
段を有する風呂リモコン及び台所リモコンとからなるも
のにおいて、前記報知手段による報知があった後、前記
人体検出センサにより人体の動きを確認したとき報知を
解除する報知解除手段を設け、かつ前記風呂リモコンの
操作スイッチの操作より報知を解除する報知解除手段を
設けたことを第4の特徴としている。この第4の特徴に
よれば、人体の動きの確認と、風呂のリモコンのスイッ
チとのいずれかにより報知解除しているので、浴室内で
人の動きがあれば直に解除でき、また、動きが確認でき
なくても風呂リモコンを操作すれば浴室内に元気な人が
存在していると推測できることで、迅速に監視状態に復
帰することができる。さらに、本発明の浴室監視装置
は、浴室に設けられ人体を検出する人体検出センサと、
該人体検出センサの検出による検出情報を異常時に報知
する報知手段を有する風呂リモコン及び台所リモコンと
からなるものにおいて、前記報知手段による報知があっ
た後、前記人体検出センサにより人体の動きを確認した
とき報知を解除する報知解除手段を設け、かつ前記風呂
リモコンあるいは台所リモコンのインターホン通話スイ
ッチの操作により報知を解除する報知解除手段を設けた
ことを第5の特徴としている。この第5の特徴によれ
ば、人体の動きの確認と、インターホン通話スイッチ操
作とのいずれかにより報知解除しているので、浴室内で
人の動きがあれば直に解除でき、また、動きが確認でき
なくても、台所からインターホン通話スイッチを操作す
れば浴室内に元気な人が存在していることが判るで、浴
室に足を運ぶことなく迅速に監視状態に復帰することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態を示す全体構成図である。図2は本発明の一実施形
態を示す電気回路のブロック図である。図3は人体検出
センサの画像検出部の1画素を構成する画像コア回路の
構成を示す回路図である。図4はセンサの撮像範囲と検
知範囲及び検知領域との関係を示す説明図である。図5
は本発明の一実施形態を示す制御フローチャートであ
る。図6は本発明の他実施形態のフローチャートであ
る。図7は人体検出センサと風呂リモコン、台所リモコ
ン相互間の説明図である。
【0009】図1は浴室1及び温水機器40を側方から
見た断面図であり、本発明の一実施形態の概略を示すも
のであって、浴室1内部には浴槽2及び洗場3を設けて
ある。4は浴室への出入口である。そして、浴室1の壁
面上部には人体センサ5が設置されている。浴室1がシ
ステムバスルームの場合には保守点検上、天井に取付け
てもよい。本実施形態の人体センサ5は、人工網膜を利
用した撮像装置を有し浴室における人体の動きを撮像し
て画像処理する人体検出センサ51と、赤外線検知によ
り人体を検知する赤外線センサ52とから構成している
が、それぞれ別個に設けてもよい。
【0010】人体センサ5の出力は、給湯器等の温水機
器40と接続する接続コード41を通じて温水機器40
のコントローラ42に入力され、コントローラ42から
浴室用リモコン60や台所用リモコン70へ伝送され
る。ここに、温水機器40とは、浴槽に給湯等水を加熱
するための機器であり、具体的には給湯器付風呂釜、給
湯器付暖房機、温水暖房機、給湯器等により構成されて
いる。温水機器にはガスを燃料とするもののみならず石
油を燃料とするものでもよい。そして、給湯器を制御す
るリモコン60、70には浴室1に入浴者がいることを
知らせるランプ、液晶表示部等の表示部を有しており、
人体センサ5が入浴者を検知して信号線から検知信号を
出力すると表示部が発光して表示するようになってい
る。そして入浴者の動きが一定時間無かった場合、浴槽
で寝ているかまたは倒れたと推測し、まず浴室用リモコ
ン60で警報音あるいは音声により注意を喚起し、浴室
側から応答が所定時間内にない場合には、台所用リモコ
ン70で警報音あるいは音声により他者に報知するよう
にしてある。
【0011】また、前記した人体センサ5と温水機器4
0とを接続する接続コード41の途中には、人体センサ
5を着脱自在とするためのコネクター43を設けてあ
る。また、人体センサ5を作動させるための電源は、電
源プラグ47から導入され温水機器40のコントローラ
42部のトランスを介して降圧され低電圧化されて供給
される。90はコントローラ42内に設けたマイクロコ
ンピュータからなる制御部である。
【0012】図2は人工網膜チップを利用した人体検出
センサ51と、赤外線センサ52とからなる人体センサ
5の具体構成を示したものである。人体検出センサ51
は人体を検出すると共に検出した画像を処理する撮像装
置6と、撮像装置6に制御信号を与えると共に処理情報
を判定する制御装置7とから構成されている。そして、
人体検出センサ51の他に赤外線センサ52を同一のケ
ース体内に設け、その制御装置7を共用し、浴室1が暗
い場合の監視の相互補填を行なうようにしてある。
【0013】前記撮像装置6の撮像部8は、縦32×横
32画素(=1024画素)からなる画像検出部9、結
像レンズ10、スキャナ11、マルチプレクサ12及び
スキャナ駆動制御部13から構成されている。画像検出
部9の画素はそれぞれモノクロ256階調「レベル0
(黒)〜255(白)の256階調」で表現される。
【0014】そして、撮像部8においては、浴室内の画
像は、結像レンズ10によって画像検出部9に結像され
る。スキャナ11は、スキャナ駆動制御部13によって
駆動制御されており、画像検出部9の各画素列を順次一
定周期毎に受光状態(オン状態)となるように制御して
いる。受光状態となった1列の各画素から同時に出力さ
れた光電流は、マルチプレクサ12によってアナログデ
ータからシリアルデータに変換され、増幅器14で増幅
された後、画像処理部15へ入力される。なお、アナロ
グデータからシリアルデータへの変換等は外部に設けた
制御装置部あるいは別途設けたICにより行っても良
い。
【0015】また、画像検出部9の各画素は、図3に示
すように画素コア回路17によって構成されている。画
素コア回路17は受光素子18、電荷蓄積回路19、感
度可変回路20から構成されており、感度可変端子21
及びリセット端子22がスキャナ11に接続され、光電
流出力端子23がマルチプレクサ12に接続されてい
る。
【0016】図2においてゲイン調整部16は、画像処
理部15における画像平均値(画像の明るさ)をチェッ
クし、画像平均値が適切な範囲から外れていれば、増幅
器14によって撮像装置6のゲインを調整すると共にス
キャナ駆動制御部13によって画像検出部9の蓄積時間
を調整し、適正な明るさの画像が得られるように調光す
る。
【0017】人工網膜を用いた撮像装置6では、画像平
均値は、画像検出部9を構成する32×32個の全画素
における階調(0階調(黒)〜255階調(白)の25
6階調)の平均値であり、0〜255の値で表わさせ
る。この画像平均値は増幅器14のゲインと画像検出部
9の蓄積時間によって決定される。ここで、ゲインはカ
メラの絞りに相当し、蓄積時間はカメラのシャッタース
ピードに相当する。従って、撮像装置6の適正な画像平
均値を得ようとすれば、適当なゲインに固定しておき、
蓄積時間を調整すればよい。あるいは、適当な蓄積時間
を固定しておき、ゲインを調整すればよい。
【0018】そして、図2において少なくとも撮像をお
こなう画像検出部9と画像処理を行なう画像処理部15
とは1チップで構成されている。このチップは人工網膜
チップと称される。また、このチップの裏面位置には、
制御装置7を設けてあり、制御装置7はマイクロコンピ
ュータからなりこの内部には人体検出センサに51よる
検知処理を行なう検知領域を複数の領域に分割する領域
分割手段24をソフトウエアーとして組込んである。
【0019】具体的には、図4に示すように、画像処理
部15に入力された画像情報を処理するためのポイント
テーブル25を複数域に分割するものである。すなわち
人体検出センサによる検出可能な撮像能力範囲(ポイン
トテーブル25全体に相当)を、まず画像処理の必要な
検知領域26と、画像処理を行なわない非検知領域27
とに区画している。すなわち、撮像能力範囲のすべてを
検知領域とはしていない。これにより検出処理可能な検
出処理領域のうちの一部を、実際に検知し処理するセン
サ検知領域として使用することで画像の処理範囲を限定
して、画像処理の速度を早めている。さらに前記の検知
領域26を、洗場領域30及び浴槽領域31の2つの領
域に分割したものである。また、検知領域26は、洗場
領域30及び浴槽領域31並びに入口領域の3つの領域
に分割してもよい。
【0020】そして、人体検出センサ51を構成する結
像レンズ10と撮像装置6と制御装置7とは、前記赤外
線センサ52と共に1つのケースに納められ、人体セン
サセットとして浴室1の壁面、天井等に取り付けられ
る。
【0021】そして、撮像装置6の検知出力と赤外線セ
ンサ52の検知出力はそれぞれ判定手段32へ入力され
る。また、判定手段は撮像装置6からの出力と赤外線セ
ンサからの出力に基づき、浴室における入浴者の有無や
入浴者の動きなどを総合的に判断する。
【0022】人工網膜により検出した画像は次のように
画像処理される。画像処理部15は、画像検出部9を構
成する全画素から画像情報を一定時間毎に受信する。画
像処理部15は、一定時間毎に画像情報を受け取ると、
該画像情報を処理し、判定手段32に出力して入浴者の
動きを監視するのである。
【0023】具体的には、まず画像検出部9で検出した
一定時間前の画像(前画像)と現時点での画像(現画
像)との受光量の差(差分)を画像処理部15で演算す
る。差分が正の画素は+で表わし、負の画素は−で表わ
し、差が0の画素は0で表わす。対象物の動きは画像の
境界によって判定できるので、画像の境界の移動はそこ
での差分の正または負となって表れる。これにより画像
境界の移動の方向が推定される。そして差分の総和を見
ることで大まかな人の動きが把握できる。さらに、上記
解析方法を2次元の画像に適用して、具体的には画素上
の方向を縦方向、横方向、右上がり斜め方向、右下がり
斜め方向の4つに分けて、この4つの方向毎に現画像と
前画像との差分(スカラー)を求めて、この差分の画像
から各方向ごとの動きを判定し、各方向の差分をベクト
ルとして表わすようにしてもよい。そして該画素とその
周辺の3×3画素の差分ベクトルを平均化することで
(オプチカルフロー)、浴室における人の存在や人の動
きを検知することができる。
【0024】図4に示すように人体検出センサ51の検
知領域26は、洗場領域30、浴槽領域31の2つのエ
リアに分け、各エリア毎に前記差分の総和または動き量
を検知している。ここで、動き量とは、各領域30、3
1毎に各画素のオプチカルフローのスカラー量を平均し
たもの(スカラー平均)、もしくはスカラー量の和(ス
カラー和)である。
【0025】次に、浴室1に人が入室したか否か等の判
別について説明する。図5において、人が浴室に入り始
めると、まず待機状態にある赤外線センサが人体を検知
してオンとなる(ステップS1)と共にタイマセットさ
れ(ステップS2)、人体検出センサ51が一定時間内
に洗場において人を検知すると(ステップS3)、入室
したものと判断する(ステップS4)。この入室判定に
おいて、人体検出センサ51による人体検知には撮像及
び動き量の演算等に時間を要すること、あるいは浴室が
暗い場合には監視感度が鈍いことから、赤外線センサ5
2を併用し、赤外線センサ52が検出した後人体検出セ
ンサ51が共に人を検出することで、人体検出センサ5
1の弱点を補い、入室の確実を期しているものである。
【0026】また、浴室からの退出時においても、赤外
線センサ52がオフとなった場合(ステップS5におい
てノーの場合)で、かつ、人体検出センサ51が動き量
を検知しない場合(ステップS6においてノーの場合)
に浴室から退出したものと判断させている。赤外線セン
サ52では浴槽湯温を人体温度と誤って判断することが
有り得るので、この赤外線センサ52の弱点を他のセン
サを使用することで補完している。
【0027】そして、人体検出センサ51が洗場におい
て人を検知しなかった場合(ステップS3でノーの場
合)でも、浴槽において人を検知すると(ステップS
8)、所定時間内に赤外線センサ52及び人体検出セン
サ51が共に人を検知している場合には(ステップS
9、S10)、入室しているものと判断することとして
いる(ステップS4)。なお、入室したものと判定した
のちはセンサの監視継続時間を平均的な入浴時間に見合
うようにタイマセット(ステップS11)している。こ
のタイマセット時間は、浴室に人が居ることを検知して
延長するようにしてもよい。
【0028】また、人体検出センサ51と、温水機器の
制御部90と、風呂及び台所リモコンとの関係は、図7
に示される。風呂リモコン60には運転スイッチ61、
風呂への自動給湯スイッチ・追焚きスイッチ等の操作ス
イッチ62、風呂・台所相互間のインターホン通話用の
インターホン通話スイッチ63を設けてある。64は液
晶表示部で、給湯温度等の表示ができるようになってい
る。65は表示部の画面を変更して設定を可変するため
の設定スイッチである。66は人体検出センサ51の検
出による検出情報を報知するブザー、音声報知ナビゲー
タ等の報知手段である。また、台所に設置した台所リモ
コン70には運転スイッチ71、風呂への自動給湯スイ
ッチ等の操作スイッチ72、風呂・台所相互間のインタ
ーホン通話用のインターホン通話スイッチ73を設けて
ある。74は液晶表示部で、給湯温度等の表示ができる
ようになっている。75は人体検出センサ51の検出に
よる検出情報を報知するブザー、音声報知ナビゲータ等
の報知手段である。
【0029】そして、風呂リモコン60と台所リモコン
70とは、有線コード80、81によってコントローラ
42の制御部90に接続されている。制御部90には温
水機器を制御する給湯器制御部82と、人体検出センサ
51による異常検出信号により作動して前記報知手段6
6、75を動作させる報知動作部83と、報知手段によ
る報知を解除する報知解除手段である報知解除部84と
を設けてある。なお、これら報知動作部83及び報知解
除部84はセンサ側に設けてもよい。これにより温水機
器側の制御負担を少なくできる。
【0030】図6は人体監視のフローチャートを示すも
のである。人体監視のフローは図5のフローで入室判断
されることによって開始される(ステップS12)。そ
して撮像装置8によって前述したように一定時間毎に撮
像され、前画像と現画像とを比較して処理させること
で、人体の静止状態を検出するのである。一定時間人体
の動きが止った場合には異常と判定され(ステップS1
3でイエスの場合)、判定手段32から信号を出力し、
報知動作部83を介してブザー等の報知手段66、75
により報知される(ステップS14)。報知により人体
検出センサ51は人体の動きは検出するが、報知動作部
83は既に動作しているので報知解除されない限り再度
動作しない。
【0031】そこで報知後においては報知を解除してや
る必要がある。この報知解除の方法として、報知後に再
び人体が動いたと判定することにより報知解除すること
としている(ステップS15でイエスの場合)。これに
より浴槽内で一定時間以上静止してその後動き始めた場
合には、異常状態ではないと推測できるので、センサ側
から信号が報知解除部84に出力されて、報知動作部8
3は報知解除部84によって自動的に報知解除されて、
再び監視フローに置かれることとなる(ステップS1
8)。
【0032】また、報知により浴室内での異常状態を知
った家族が台所リモコンのインターホンにより浴室リモ
コンのインターホンに対して呼出しを掛け、浴室から応
答があった場合においても、前記同様に異常状態ではな
いと推測できるので、信号により報知解除されて、再び
監視フローに置かれることとなる(ステップS16)。
報知解除の信号は例えば台所リモコンのインターホン通
話スイッチ73のオン信号により行なえばよい。あるい
はまた、風呂リモコンのインターホン通話スイッチ63
のオン信号により行なえばよい。
【0033】また、報知解除は風呂リモコンの操作スイ
ッチ62の操作によって行なうようにしている(ステッ
プS17でイエスの場合)。操作スイッチ62とは前述
したように風呂の追焚きスイッチ、自動給湯スイッチ等
のスイッチをいい、その操作を行なうことは浴室に元気
な人が存在することを意味する。つまり、浴室内に異常
がないことを意味するので、以後は監視を継続すること
としているのである。
【0034】さらに、報知解除の手段として、温水機器
に内蔵した圧力センサにより浴槽内の水位上昇を検出し
た場合に、人体の動きあるものと認識判定して、解除信
号を出力するようにしても良い。
【0035】また、2つの報知解除手段を組み合わせ
て、報知解除のための信号を出力するようにしてもよ
い。例えば、人体検出センサによる動き確認するもの
と、風呂リモコンのスイッチ操作あるいはインターホン
通話スイッチ操作によるものとを組合せ、いずれかのも
のから信号が出力されることにより、報知動作の解除を
行なうようにしてもよい。あるいは、上記三者を組み合
わせてもよい。なお、入浴者が浴室内で倒れたままで上
記のいずれの解除方法によっても、信号が出力されない
場合には、報知状態は維持され、警報され続けることと
なる。
【0036】そして、上述した実施形態は本発明の好適
な実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定さ
れることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。
例えば、本実施形態ではシステムバスルームについて説
明したが、この例に限られることなくこれ以外の既存の
浴室にも設置できるものである。また、人体検出センサ
は低画素数のセンサを用いたが、CCDによる撮像セン
サを使用しても同様の効果が期待できるものである。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、別途に解除用のスイッ
チを設けることなく、しかも自動的に監視状態に復帰さ
せることができたものである。また、浴室内に人が存在
する場合であって浴室内に吊るした洗濯物の蔭に隠れて
いるときであっても、人が浴室に存在するものと推測し
て報知を解除することができ、再び人体の監視状態に置
くことができる。また、風呂と台所とがインターホンで
繋がれている場合にあっても、報知の解除を行なうため
に、風呂場に足を運んで解除操作を行なう必要がなくな
った。さらに、浴室内で人の動きがあれば直に解除で
き、また、動きが確認できなくても風呂リモコンを操作
すれば浴室内に元気な人が存在していると推測できるこ
とで、迅速に監視状態に復帰することができる。また、
浴室内で人の動きがあれば直に解除でき、また、動きが
確認できなくても、台所からインターホン通話スイッチ
を操作すれば浴室内に元気な人が存在していることが判
るで、浴室に足を運ぶことなく迅速に監視状態に復帰さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を示す全体構成図で
ある。
【図2】図2は本発明の一実施形態を示す電気回路のブ
ロック図である。
【図3】図3は人体検出センサの画像検出部の1画素を
構成する画像コア回路の構成を示す回路図である。
【図4】図4はセンサの撮像範囲と検知範囲及び検知領
域との関係を示す説明図である。
【図5】図5は本発明の一実施形態を示すフローチャー
トである。
【図6】図6は本発明の他実施形態を示すフローチャー
トである。
【図7】図7は本発明の実施形態であるリモコン部とコ
ントローラ部との関連を示す説明図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 浴槽 3 洗場 4 出入口 5 人体センサ 6 撮像装置 7 制御装置 9 画像検出部 15 画像処理部 17 画像コア回路 24 領域分割手段 26 検知領域 30 洗場領域 31 浴槽領域 32 判定手段 40 温水機器 42 コントローラ 47 電源プラグ 50 人体センサ 51 人体検出センサ 52 赤外線センサ 60 風呂リモコン 62 操作スイッチ 63 インターホン通話スイッチ 70 台所リモコン 90 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室に設けられ人体を検出する人体検
    出センサと、該人体検出センサの検出による検出情報を
    異常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び台
    所リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段によ
    る報知があった後、人体の動きを確認したとき報知を解
    除する報知解除手段を設けたことを浴室監視装置。
  2. 【請求項2】 浴室に設けられ人体を検出する人体検
    出センサと、該人体検出センサの検出による検出情報を
    異常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び台
    所リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段によ
    る報知があった後、前記風呂リモコンの操作スイッチの
    操作により報知を解除する報知解除手段を設けたことを
    浴室監視装置。
  3. 【請求項3】 浴室に設けられ人体を検出する人体検出
    センサと、該人体検出センサの検出による検出情報を異
    常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び台所
    リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段による
    報知があった後、前記風呂リモコンあるいは台所リモコ
    ンのインターホン通話スイッチの操作により報知を解除
    する報知解除手段を設けたことを浴室監視装置。
  4. 【請求項4】 浴室に設けられ人体を検出する人体検出
    センサと、該人体検出センサの検出による検出情報を異
    常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び台所
    リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段による
    報知があった後、前記人体検出センサにより人体の動き
    を確認したとき報知を解除する報知解除手段を設け、か
    つ前記風呂リモコンの操作スイッチの操作より報知を解
    除する報知解除手段を設けたことを浴室監視装置。
  5. 【請求項5】 浴室に設けられ人体を検出する人体検出
    センサと、該人体検出センサの検出による検出情報を異
    常時に報知する報知手段を有する風呂リモコン及び台所
    リモコンとからなるものにおいて、前記報知手段による
    報知があった後、前記人体検出センサにより人体の動き
    を確認したとき報知を解除する報知解除手段を設け、か
    つ前記風呂リモコンあるいは台所リモコンのインターホ
    ン通話スイッチの操作により報知を解除する報知解除手
    段を設けたことを浴室監視装置。
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