JP2002279551A - 人体検出装置 - Google Patents

人体検出装置

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JP2002279551A
JP2002279551A JP2001073422A JP2001073422A JP2002279551A JP 2002279551 A JP2002279551 A JP 2002279551A JP 2001073422 A JP2001073422 A JP 2001073422A JP 2001073422 A JP2001073422 A JP 2001073422A JP 2002279551 A JP2002279551 A JP 2002279551A
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time
notification
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body detection
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JP2001073422A
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Chie Oka
智恵 岡
Yoshikane Kuboya
賢謙 久保谷
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はユーザに対する不快感を与えること
なく救命可能性を向上させた人体検出装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 人体の動きを検出する人体検出センサ
と、日々の時刻をカウントするクロックと、前記人体検
出センサによって人体の動きの停止を検出し停止状態の
所定時間継続により警報を発する報知手段とからなるも
のにおいて、夜間の特定時間帯のみ前記所定時間の時間
短縮を行う時間短縮手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の動きを検出
し異常が生じた場合には、遠隔場所に居る他者に警報を
発する報知手段を設けた人体検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば浴室に人体を検出する検出
センサを取付け、この検出センサによって人の動きを監
視して、監視中に静止状態が一定時間以上継続すると浴
室等内で倒れた等異常が生じたものと推測し、遠隔場所
に居る他の人にブザー等で報知がなされるものは知られ
ている。そして、上記静止状態(人体の停止状態)にあ
るか否かの判定時間は、予め設定された一定時間(例え
ば1分間)に固定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、静止状態にあ
るか否かの判定時間を短くすると、停止後他者に報知す
るまでの警報報知時期は速くなるものの危険性の少ない
時間帯においてはユーザに対して煩雑に動作を要求する
必要が生じ、また判定時間を長くすると、ユーザに対す
る動作要求は低減するものの危険性の高い時間帯におい
ては警報報知時期が遅れることとなる問題を有してい
た。一方、浴室内での上記異常事故は、統計上夜間、特
に午前2時から午前5時に多発していることが判明し
た。夜間においては、脱衣室と浴室との温度差が大きい
ため、血圧の高い中高年の場合、血圧は脱衣時には血管
が収縮して上昇し、入浴すると血流が良くなって血管拡
張に伴い低下する。浴槽から出ると血管が収縮し、浴槽
に入ると血管が拡張する、このように浴槽からの出入り
を繰り返すことにより、血圧変動が激しくなって血管の
収縮、拡張作用を刺激する。こうした血圧の急変動が心
臓に負担を与え、ヒートショックの要因になると考えら
れる。
【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ユー
ザに対する不快感を与えることなく救命可能性を向上さ
せた人体検出装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の人体検出装置は、人体の動きを検出する人
体検出センサと、日々の時刻をカウントするクロック
と、前記人体検出センサによって人体の動きの停止を検
出し停止状態の所定時間継続により警報を発する報知手
段とからなるものにおいて、夜間の特定時間帯のみ前記
所定時間の時間短縮を行う時間短縮手段を設けたことを
第1の特徴としている。この第1の特徴によれば、危険
の少ない時間帯においては動作要求によるユーザの動作
が煩雑となることがなく、異常検出の多い危険な時間帯
においては迅速に他者に報知することができ、入の救命
の可能性を向上させることができる。
【0006】また、本発明の人体検出装置は、人体の動
きを検出する人体検出センサと、日々の時刻をカウント
するクロックと、前記人体検出センサによって人体の動
きの停止を検出した後、停止状態の所定時間継続により
入浴者に動作の要求を報知する動作要求報知手段と、動
作要求報知の後、停止状態の所定時間継続により警報を
発する報知手段とからなるものにおいて、夜間の特定時
間帯のみ動作要求報知後の所定時間の時間短縮を行う時
間短縮手段を設けたことを第2の特徴としている。この
第2の特徴によれば、上記の特徴に加え、特定時間帯に
おいても動作要求によるユーザの動作が煩雑となること
がなく、実使用上なんら不快感を与えることもなく、ま
た動作要求報知後警報報知に至るまでの時間は短くなっ
て、他者への報知を迅速に行うことができる。
【0007】 また、本発明の人体検出装置は、人体の
動きを検出する人体検出センサと、日々の時刻をカウン
トするクロックと、前記人体検出センサによって人体の
動きの停止を検出した後、停止状態の所定時間継続によ
り入浴者に動作の要求を報知する動作要求報知手段と、
動作要求報知の後、停止状態の所定時間継続により警報
を発する報知手段とからなるものにおいて、夜間の特定
時間帯のみ動作要求報知後及び人体の動きの停止を検出
した後の所定時間の時間短縮を行う時間短縮手段を設け
たことを第3の特徴としている。この第3の特徴によれ
ば、上記の特徴に加え、異常検出の多い危険な時間帯に
おいては、動作要求報知後の所定時間のみならず動作要
求報知に至るまでの所定時間も短縮化でき、他者への報
知時間をさらに迅速にすることができ、入の救命の可能
性をさらに向上させることができる。また、危険の少な
い時間帯においては、動作要求によるユーザの動作が煩
雑となることがなく、使用上不快感を与えることがな
い。また、本発明の人体検出装置は、人体の動きを検出
する人体検出センサと、日々の時刻をカウントするクロ
ックと、風呂に温水を供給する温水機器を遠隔位置から
操作する風呂リモコン及び台所リモコンと、前記人体検
出センサによって人体の動きの停止を検出した後、停止
状態の所定時間継続により入浴者に動作の要求を報知す
る動作要求報知手段と、動作要求報知の後、停止状態の
所定時間継続により警報を発する報知手段とからなるも
のにおいて、報知手段を前記風呂リモコン及び台所リモ
コンに設け、夜間の特定時間帯のみ動作要求報知後及び
人体の動きの停止を検出した後の所定時間の時間短縮を
行う時間短縮手段を設けたことを第4の特徴としてい
る。この第4の特徴によれば、上記の特徴に加え、温水
機器を制御するリモコンに人体検出センサの報知手段を
設けることで、別個に報知手段を設ける必要がなくな
り、しかも浴室内外における報知の迅速化を図ることが
できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態を示す全体構成図である。図2は本発明の一実施形
態を示す電気回路のブロック図である。図3は人体検出
センサの画像検出部の1画素を構成する画像コア回路の
構成を示す回路図である。図4はセンサの撮像範囲と検
知範囲及び検知領域との関係を示す説明図である。図5
は本発明の一実施形態を示す制御フローチャートであ
る。図6は本発明の一実施形態を示す人体監視のフロー
チャートである。図7は人体検出センサと温水機器とリ
モコンとの関係を示す一実施形態の説明図である。図8
は人体検出センサと温水機器とリモコンとの関係を示す
他実施形態の電気制御のブロック図である。図9は記憶
部の拡大図である。
【0009】図1は浴室1、温水機器40、該温水機器
40を遠隔位置から操作する浴室に設置した風呂リモコ
ン60、台所に設置した台所リモコン70等を、接続し
た状態を示す説明図であり、本発明の一実施形態の概略
を示すものであって、浴室1内部には浴槽2及び洗場3
を設けてある。4は浴室1への出入口である。5は人体
センサであり、その詳細については後述するが、浴室1
の内壁面上部等に取り付けてある。そして人体センサ5
は、本実施形態では浴室1の壁面に取り付けているが、
この例に限ることなく、浴室1の天井面に取り付けても
良い。人体センサ5は、人工網膜を利用した撮像装置を
有し、浴室1における人体の動きを撮像して画像処理す
る人体検出センサ51と、赤外線による熱検知により人
体を検知する赤外線センサ52とから構成している。こ
の人体センサ5の設置は浴室に限られず、トイレ、洗面
所等密閉空間であってもよい。
【0010】浴室1には温水機器40を遠隔操作する風
呂リモコン60を設置し、また台所には温水機器40を
遠隔操作する台所リモコン70を設置している。ここ
に、温水機器40とは、浴槽に給湯等水を加熱するため
の機器であり、具体的には給湯器付風呂釜、給湯器付暖
房機、温水暖房機、給湯器等により構成されている。温
水機器にはガスを燃料とするもののみならず石油を燃料
とするものでもよい。温水機器40と、リモコン60、
70と、人体検出センサ51との接続については、図1
のものにおいては、まず温水機器40と台所リモコン7
0とがケーブル41により接続され、次に台所リモコン
70と風呂リモコン60とがケーブル41で接続され、
さらに風呂リモコン60と人体検出センサ51とがケー
ブル41で接続されている。そして、給湯器等を制御す
る前記リモコン60、70には、浴室1に入浴者がいる
ことを知らせる液晶表示パネル等の表示部を有してお
り、人体センサ5が入浴者を検知して、検知信号を出力
すると、表示部が点灯等表示するようになっている。表
示部は上記のものに限られず、入浴者の動きが一定時間
無かった場合、浴槽で寝ているかまたは倒れたと推測
し、まず風呂リモコン60で警報音あるいは音声により
注意を喚起し、浴室側から応答が所定時間内にない場合
には、台所リモコン70において警報音あるいは音声に
より家族等他者に警報報知するようにしておけばよい。
また、人体検出センサをトイレに設置する場合には、温
水便座を遠隔操作するリモコン等に報知手段を設けてお
けばよい。さらに、人体検出センサを洗面所に設置する
場合には、洗面所の給湯カランの湯温等を遠隔操作する
機器あるいは洗面所の暖房機のリモコン等に報知手段を
設けておけばよい。
【0011】そして、温水機器40の内部には熱交換器
及びバーナが内蔵されており、制御のための各種センサ
を設けてある。また、温水機器40から浴槽2に対して
給湯落しこみ管46が接続配管されている。また、人体
センサ5を作動させるための電源は、温水機器40の電
源プラグ47から導入され、温水機器40のコントロー
ラ42部の図示しないトランスを介して降圧され低電圧
化されて供給される。
【0012】図2は人工網膜チップを利用した人体検出
センサ51と、赤外線センサ52とからなる人体センサ
5の具体構成を示したものである。人体検出センサ51
は人体を検出すると共に検出した画像を処理する撮像装
置6と、撮像装置6に制御信号を与えると共に処理情報
を判定する制御装置7とから構成されている。また、制
御装置7と外部のリモコン60、70とは例えば後述す
る通信IC等の通信部53により送受信するようにして
ある。そして、人体検出センサ51の他に赤外線センサ
52を同一のケース体内に設け、その制御装置7を共用
し、浴室1が暗い場合の監視の相互補填を行なうように
してある。
【0013】前記撮像装置6の撮像部8は、縦32×横
32画素(=1024画素)からなる低解像度の画像検
出部9、結像レンズ10、スキャナ11、マルチプレク
サ12及びスキャナ駆動制御部13から構成されてい
る。RAM容量が許せば、もっと多くの画素(縦128
×横128画素)を用いても良く、また多数の画素を間
引いてその一部で検出処理しても良い。画像検出部9の
画素はそれぞれモノクロ256階調「レベル0(黒)〜
255(白)の256階調」で表現される。
【0014】そして、撮像部8においては、浴室内の画
像は、結像レンズ10によって画像検出部9に結像され
る。スキャナ11は、スキャナ駆動制御部13によって
駆動制御されており、画像検出部9の各画素列を順次一
定周期毎に受光状態(オン状態)となるように制御して
いる。受光状態となった1列の各画素から同時に出力さ
れた光電流は、マルチプレクサ12によってアナログデ
ータからシリアルデータに変換され、増幅器14で増幅
された後、画像処理部15へ入力される。なお、アナロ
グデータからシリアルデータへの変換等は外部に設けた
制御装置部あるいは別途設けたICにより行っても良
い。
【0015】また、画像検出部9の各画素は、図3に示
すように画素コア回路17によって構成されている。画
素コア回路17は受光素子18、電荷蓄積回路19、感
度可変回路20から構成されており、感度可変端子21
及びリセット端子22がスキャナ11に接続され、光電
流出力端子23がマルチプレクサ12に接続されてい
る。
【0016】図2においてゲイン調整部16は、画像処
理部15における画像平均値(画像の明るさ)をチェッ
クし、画像平均値が適切な範囲から外れていれば、増幅
器14によって撮像装置6のゲインを調整すると共にス
キャナ駆動制御部13によって画像検出部9の蓄積時間
を調整し、適正な明るさの画像が得られるように調光す
る。この調光は後述する分割された各検知領域ごとに行
ってもよい。
【0017】人工網膜を用いた撮像装置6では、画像平
均値は、画像検出部9を構成する32×32個の全画素
における階調(0階調(黒)〜255階調(白)の25
6階調)の平均値であり、0〜255の値で表わさせ
る。この画像平均値は増幅器14のゲインと画像検出部
9の蓄積時間によって決定される。ここで、ゲインはカ
メラの絞りに相当し、蓄積時間はカメラのシャッタース
ピードに相当する。従って、撮像装置6の適正な画像平
均値を得ようとすれば、適当なゲインに固定しておき、
蓄積時間を調整すればよい。あるいは、適当な蓄積時間
を固定しておき、ゲインを調整すればよい。
【0018】そして、図2において少なくとも撮像をお
こなう画像検出部9と画像処理を行なう画像処理部15
とは1チップで構成されている。このチップは人工網膜
チップと称される。特に人体を撮像し検出する画像検出
部と、検出した画像を処理する画像処理部とを1つの半
導体チップで一体化することにより、大型の画像処理部
を小型化することが可能となり、センサ全体を小型化す
ることができる。また、このチップの裏面位置には、制
御装置7を設けてあり、制御装置7はマイクロコンピュ
ータからなり、この内部には人体検出センサ51による
検知処理を行なう検知領域を複数の領域に分割する領域
分割手段24等をソフトウエアーとして組込んである。
【0019】具体的には、図4に示すように、画像処理
部15に入力された画像情報を処理するためのポイント
テーブル25を複数域に分割するものである。すなわち
人体検出センサ51による検出可能な撮像能力範囲(ポ
イントテーブル25全体に相当)を、まず画像処理の必
要な検知領域26と、画像処理を行なわない非検知領域
27とに区画している。すなわち、撮像能力範囲のすべ
てを検知領域とはしていない。これにより検出処理可能
な検出処理領域のうちの一部を、実際に検知し処理する
センサ検知領域として使用することで画像の処理範囲を
限定して、画像処理の速度を早めている。さらに前記の
検知領域26を、洗場領域30及び浴槽領域31の2つ
の領域に分割したものである。なお、この検知領域26
を、図4のように、洗場領域30、浴槽領域31及び浴
室への入口領域29の3つの領域に分割するようにして
もよく、要するに複数の領域に分割すればよい。
【0020】そして、人体センサ51を構成する結像レ
ンズ10と撮像装置6と制御装置7とは、前記赤外線セ
ンサ52と共に1つのケースに納められ、人体センサセ
ットとして壁面等に取り付けられる。取り付け位置は浴
室への出入口4を含め、浴室1全体を視野角に納めるよ
うにすれば良い。
【0021】そして、撮像装置6の検知出力と赤外線セ
ンサ52の検知出力はそれぞれ判定手段32へ入力され
る。判定手段は撮像装置6からの出力と赤外線センサか
らの出力に基づき、浴室における入浴者の有無や入浴者
の動きなどを総合的に判断するようになっている。
【0022】人工網膜により検出した画像は次のように
画像処理される。画像処理部15は、画像検出部9を構
成する全画素から画像情報を一定時間毎に受信する。画
像処理部15は、一定時間毎に画像情報を受け取ると、
該画像情報を処理し、判定手段32に出力して入浴者の
動きを監視するのである。
【0023】具体的には、まず画像検出部9で検出した
一定時間前の画像(前画像)と、現時点での画像(現画
像)との受光量の差(差分)を、画像処理部15で演算
する。差分が正の画素は+で表わし、負の画素は−で表
わし、差が0の画素は0で表わす。対象物の動きは画像
の境界によって判定できるので、画像の境界の移動はそ
こでの差分の正または負となって表れる。これにより画
像境界の移動の方向が推定される。そして差分の総和を
見ることで大まかな人の動きが把握できる。さらに、上
記解析方法を2次元の画像に適用して、具体的には画素
上の方向を縦方向、横方向、右上がり斜め方向、右下が
り斜め方向の4つに分けて、この4つの方向毎に現画像
と前画像との差分(スカラー)を求めて、この差分の総
和から各方向ごとの動きを判定するようにしてもよい。
そして該画素とその周辺の3×3画素の差分ベクトルを
平均化することで(オプチカルフロー)、浴室における
人の存在や人の動きを検知するようにしてもよい。
【0024】図4に示すように人体検出センサ51の検
知領域26は、入口領域29、洗場領域30及び浴槽領
域31の3つのエリアに分け、各エリア毎に前記差分の
総和または動き量を検知している。ここで、動き量と
は、各領域30、31毎に各画素のオプチカルフローの
スカラー量を平均したもの(スカラー平均)、もしくは
スカラー量の和(スカラー和)である。
【0025】次に、浴室1に人が入室したか否か等の判
別について説明する。図5において、人が浴室1に入り
始めると、まず待機状態にある赤外線センサ52が人体
を検知してオンとなる(ステップS1)と共にタイマセ
ットされ(ステップS2)、人体検出センサ51が一定
時間内に洗場において人を検知すると(ステップS
3)、入室したものと判断する(ステップS4)。この
入室判定において、人体検出センサ51による人体検知
には撮像及び動き量の演算等に時間を要すること、ある
いは浴室1が暗い場合には監視感度が鈍いことから、赤
外線センサ52を併用し、赤外線センサ52が検出した
後、人体検出センサ51が共に人を検出することで、人
体検出センサ51の弱点を補い、入室の確実を期してい
るものである。
【0026】また、浴室1からの退出時においても、赤
外線センサ52がオフとなった場合(ステップS5にお
いてノーの場合)で、かつ、人体検出センサ51が動き
量を検知しない場合(ステップS6においてノーの場
合)に浴室1から退出したものと判断させている(ステ
ップS7)。赤外線センサ52では浴槽湯温を人体温度
と誤って判断することが有り得るので、この赤外線セン
サ52の弱点を他のセンサを使用することで補完してい
る。
【0027】そして、人体検出センサ51が洗場3にお
いて人を検知しなかった場合(ステップS3でノーの場
合)でも、浴槽2において人を検知すると(ステップS
8)、所定時間内に赤外線センサ52及び人体検出セン
サ51が共に人を検知している場合には(ステップS
9、S10)、入室しているものと判断することとして
いる(ステップS4)。なお、入室したものと判定した
のちはセンサの検知継続時間を平均的な入浴時間に見合
うようにタイマセットしている。
【0028】また、人体検出センサ51の取り付けは、
浴室1の天井あるいは壁面上部位置であり、この位置は
標準的な浴室において洗場3及び浴槽2を設けた浴室内
の人の動きを俯瞰できる最適位置である。人体センサ5
を構成する人体検出センサ51と赤外線センサ52とは
1つのケース内に収納することで、取付けし易く、点検
も容易となる。なお、ケースにはさらにマイクロホンを
取り付けて、赤外線センサ52の死角となるような場所
に人が居ることを確認するようにしてもよい。
【0029】次に装置全体を構成するセンサ、リモコン
等の各部材間における他の実施例の接続構成について図
7を用いて説明する。風呂リモコン60と台所リモコン
70とは、有線のリモコンのケーブル41によってそれ
ぞれ温水機器40内のコントローラの制御部90に接続
されている。
【0030】また、人体検出センサ51はケーブル41
により風呂リモコン60に接続されている。この風呂リ
モコン60には、ケーブル41を接続するための接続用
の端子85を設けてあり、人体検出センサ51を作動さ
せるための電源をこの風呂リモコン60から供給するよ
うになっている。人体検出センサ51と温水機器40あ
るいはリモコン60、70との接続は、上記の例に限ら
れず、図8に示されるように人体検出センサ51から通
信ICを経て、温水機器40と接続する台所リモコン7
0から風呂リモコン60を介して接続してもよい。また
通信ICを介して台所リモコン70、風呂リモコン60
及び温水機器40の順序で接続してもよい。
【0031】そして図7において、制御部90には温水
機器40を制御する給湯器制御部91と、人体検出セン
サ51による異常検出信号により作動し前記各リモコン
60、70に設けたスピーカ等の報知手段61、71を
動作させる報知動作部92と、報知手段による報知を解
除する報知解除部93とを設けてある。なお、これら報
知動作部92及び報知解除部93は、センサ側あるいは
リモコン側に設けてもよい。これにより温水機器側の制
御負担を少なくできる。
【0032】また、風呂リモコン60には報知を解除す
るための報知解除手段62であるインターホンスイッ
チ、温水機器を操作するための操作用のスイッチ63、
表示を行うための液晶表示板、タッチパネル等の表示手
段64が設けられている。また台所リモコン70には報
知を解除するための報知解除手段72であるインターホ
ンスイッチ、温水機器を操作するための操作用のスイッ
チ73、表示用の表示手段74が設けられている。ま
た、各リモコンに設けた音声報知のための報知手段6
1、71は、スピーカと音声ICにより構成することを
推奨する。
【0033】さらに、報知解除手段72による報知解除
がなされない場合において、緊急連絡用の特定電話番号
に発信する電話発信部100を制御部90内に設けても
よい。
【0034】図8は人体検出センサ51と各リモコン6
0・70、温水機器40間の通信接続関係を示す回路図
の一例であり、本実施例は通信ICを使用して接続して
ある。人体検出センサ51には前述した撮像装置6の
他、制御装置7、通信用の通信ICからなる通信部53
を設けてある。この通信部53は、アナログ通信部55
とデジタル通信部56とにより構成してあり、アナログ
通信部55は例えばASK(amplitude shift keying)
方式で構成すればよい。また、デジタル通信部56は例
えばQPSK(quadri phase shift keying)方式の
他、M16QAM、GFSK、BPSK等のデジタル高
速変調方式を採用すればよい。
【0035】風呂リモコン60には、前述した操作スイ
ッチの他に、表示手段64、風呂リモコン制御部65、
通信用の通信ICからなる前記同様のアナログ通信部6
6、デジタル通信部67を設けてある。また、風呂リモ
コン60には、スピーカ等61に報知用の音声IC6
8、PCMコーディック69を設けてある。このPCM
コーディック69は、例えばADPCM、DPCMなど
のPCM(pulse code modulation)方式により、音声
情報や映像情報を符号化及び復号化するものである。
【0036】また、風呂リモコン60のインターホンス
イッチ62はオン操作により、台所リモコン70に設け
たインターホンのスピーカと通話状態となるものであ
る。マイクロホンスイッチと兼用させてもよい。風呂リ
モコン60のリモコンケースには、ケーブル41を接続
するための接続用の端子85を設けてあり、ケーブル4
1により温水機器40と接続する台所リモコン70を介
して風呂リモコン60を経て、人体検出センサ51に作
動用の電源を供給するようになっている。
【0037】また、前記人体検出センサ51には、後述
する音声記憶部及び画像記憶部とからなるデータ記憶部
54を設けてある。台所リモコン70には、前述した操
作スイッチ73の他、表示手段74、台所リモコン制御
部75、アナログ通信用の通信ICからなるアナログ通
信部76、デジタル通信用の通信ICからなるデジタル
通信部77を設けてある。その他に78は音声ICでス
ピーカ等71に報知用のICであり、79はPCMコー
ディックである。また、台所リモコン70のインターホ
ンスイッチ62はそのオン操作により、風呂リモコン6
0に設けたインターホンのスピーカと通話状態となるも
のである。マイクロホンスイッチと兼用させてもよい。
温水機器40には、前述した制御部90、給湯制御部9
1の他、通信用の通信ICからなるアナログ通信部9
5、商用電源を低電圧化するためのトランス96等を設
けてある。
【0038】そして、人体検出センサ51のアナログ通
信部55及びデジタル通信部56は、風呂リモコン60
のアナログ通信部66及びデジタル通信部67と接続さ
れ、該風呂リモコン60のアナログ通信部66及びデジ
タル通信部67は、台所リモコン70のアナログ通信部
76及びデジタル通信部77を介して温水機器40のア
ナログ通信部95と接続されている。これら通信部間の
ケーブル41線は電力重畳式の二芯ケーブルを使用し、
センサ用の信号と通常の給湯制御用の制御信号と重畳し
て伝送するようにしておけばよい。
【0039】図9はデータ記憶部54の内容を示す説明
図である。
【0040】図9において音声記憶部101は、前述し
たリモコンに設けた報知手段61、71に音声を報知さ
せるための音声データを記憶させたものであり、ROM
等から構成してある。この音声記憶部101は、少なく
とも、入浴者に対して「動いて下さい」と言うメッセー
ジで体を動かす動作の要求を報知するための音声データ
を記憶させた動作要求報知音声記憶部107と、入浴者
の動きが停止して所定時間経過した場合に他者に警報を
発するための音声データを記憶させた警報報知音声記憶
部108とから構成してある。また、前記動作要求報知
音声記憶部107と報知手段61、71とで動作要求報
知手段を構成している。
【0041】102は画像記憶部であり、前記表示手段
61、71に人体検出用の画像を表示させる画像表示デ
ータを記憶させたものであり、ROM等から構成してあ
る。この画像記憶部102は、人体検出に必要な機能を
画像により表示するためのものであり、例えば人体検出
の初期操作に必要な画面を表示手段に表示するための画
像データを記憶させる操作用画像記憶部103、人体の
動きが停止した状態を前記表示手段に表示する画像デー
タを記憶する停止画像記憶部104、報知手段を報知さ
せた状態を前記表示手段に表示するための画像データを
記憶する報知用画像記憶部105及びその他画像を表示
するために必要なデータを記憶させるその他記憶部10
6から構成してある。
【0042】そして、人体検出センサ51の制御装置7
には、日々の時刻をカウントするクロック109、夜間
の特定時間帯のみ所定時間の時間短縮を行う時間短縮手
段110を設けてある。日々の時刻をカウントするクロ
ックは、リモコン内の時計データを通信により受信し利
用しても良い。この時間短縮手段110はコンピュータ
のソフトウエアとしてプログラムされている。
【0043】特定時間帯は、例えば午前2時から午前5
時のように定めておけばよい。午前0時から午前5時と
しても良い。所定時間とは、人体検出センサ51により
人体の動きの停止を検出した後警報を発するまでに至る
時間をいう。この所定時間は、人体の動きの停止検出後
から動作要求の報知を行うまでの時間と、動作要求報知
後から警報を発するまでの時間とを合算してもよい。
【0044】そして、人体検出装置の操作に際しては、
予めリモコンの操作スイッチを操作して、人体検出セン
サ51側の操作用画像記憶部103から操作に必要な初
期画面画像を表示手段64、74に呼出して表示させ、
その画面から特定の画面を選択して操作を開始する。こ
れと同時に、人体検出センサ51側の音声記憶部101
から音声データの一部を呼出して、スピーカ等の報知手
段61、71により音声で報知させる。
【0045】次に、図6に示されるように、入室判断が
されると、人体監視のフローに入り(ステップS1
1)、撮像装置8によって前述したように一定時間毎に
人体を撮像し、前画像と現画像とを比較して画像処理
し、判定手段32により判定させる。
【0046】この入室がクロック109による特定の時
間帯である場合には(ステップS20でイエスの場
合)、制御装置7に設けた時間短縮手段110により前
述した所定時間に対して時間的な短縮を加える(ステッ
プS21)。具体的には、人体検出センサ51による人
体の動きの停止を検出した場合(ステップS12でイエ
スの場合)に、警報報知する(ステップS15)までの
所定時間を、特定時間帯以外の時間帯では例えば60秒
間に設定しているところを、時間短縮手段110によ
り、例えば30秒間に短縮するものである。この結果、
ヒートショック事故の多発している夜間の特定時間帯に
おける他者への報知に要する時間を短縮することができ
る。
【0047】この特定時間帯における人体監視中に、人
体検出センサ51により人体の動きが止ったことを検出
した場合には(ステップS12でイエスの場合)、判定
手段32から信号を出力し、人体検出センサ51側の音
声記憶部101の動作要求報知音声記憶部107と画像
記憶部102の停止画像記憶部104から、停止した場
面に対応する予め記憶させた情報を読み出して、アナロ
グ通信部55及びデジタル通信部56を介して伝送し、
リモコン部に音声で報知すると共に画像で表示する(ス
テップS13)。温水機器40を制御するリモコン6
0、70から人体検出センサ51に電源を供給し、この
リモコン部で報知することにより、配線工事が簡略化さ
れるのみならずセンサの報知部材を別途に設ける必要が
なくなる。
【0048】この報知は具体的には、例えば「浴室での
動きがありません。動いて下さい」という音声情報およ
び文字画像によって報知するようにすればよい。浴槽内
では動きが止まる場合があるので人体検出センサの誤検
出を防ぐためである。動きの停止があってから、動作の
要求報知があるまでの時間(ステップS22)は短すぎ
ると、浴槽に浸かっていて動かない場合には何度も動作
要求がなされることとなるため、かえって実使用上不便
となる。このため危険の少ない入浴時間帯では、ステッ
プS22の所定時間を例えば40秒間と設定している。
しかし、危険の多い夜間の特定時間帯では報知が遅くな
るので、この特定時間帯では上記所定時間を20秒間に
短縮しているのである。
【0049】上記所定時間内に、人体検出センサ51が
動きを検出すれば(ステップS23でノーの場合)、入
浴者は健在であると推測できる。一方、停止状態をカウ
ンタ等でカウントし、停止状態が所定時間継続すると
(ステップS14でイエスの場合)異常状態と判定さ
れ、判定手段32から信号を出力し、音声記憶部101
の警報報知音声記憶部108及び画像記憶部102の報
知画像記憶部105から、他者に異常状態を知らせるた
めの予め記憶させた情報を、通信部53を介して異常検
出信号を伝送し、各リモコンの報知手段61、71に音
声で報知すると共に表示手段64、74に画像で表示す
る(ステップS15)。
【0050】この報知は具体的には、例えば「浴室を見
に行って下さい」という音声情報および文字画像によっ
て報知するようにしてある。これにより、人体検出セン
サ51による人体の異常情報を浴室のみならず台所に同
時に報知することができる。動作要求報知後から警報報
知までの所定時間(ステップS14)は、危険の少ない
通常の時間帯では20秒間のところ、特定時間帯では1
0秒間に短縮してある。この結果、特定時間帯における
他者への連絡報知時間を短くして、救命の向上を図るこ
とができる。
【0051】異常検出信号は、通信ICからなる通信部
を介して、図8のように伝送する。すなわち、人体検出
センサ51に設けた音声記憶部101、画像記憶部10
2から、音声及び画像データを前述した信号に応じて呼
び出し、アナログ及びデジタル通信部66、76を介し
て台所リモコン70に伝送し、台所リモコン70に設け
られたスピーカ等の報知手段71及び表示手段74に報
知及び表示する。画像の検出、処理は前述した各領域2
9、30、31毎に行うことにより、報知及び表示のた
めの応答速度を早めることとなる。
【0052】 報知後においては報知を解除する必要
があるが、この報知解除の方法として、報知により浴室
内での異常状態を知った家族が、台所リモコン70のイ
ンターホンにより浴室リモコン60のインターホンに対
して呼出しを掛け、浴室1から応答があった場合に、浴
室内の入浴者は健全な状態と推測できるので、報知解除
用のインターホンスイッチ62の信号により、ケーブル
41を経て、コントローラの制御部90内の報知解除部
93を介して報知解除されて(ステップS16)、再び
監視フローに置かれることとなる。温水機器を遠隔位置
から制御するケーブル41を利用することで、解除指令
を伝送するための特別のケーブルを敷設する必要はなく
なるのである。
【0053】インターホンスイッチ62による報知解除
手段により報知解除がなされない場合には、特定の電話
番号に発信するコントローラ内の電話発信部100から
自動的に外部に発信されるようにしてもよい(ステップ
S17)。これにより、家族が同居していない場合に
も、安心して入浴することができる。
【0054】なお、人体監視フローにおいて、動き停止
がない場合には(ステップS12でノーの場合)、浴室
に人がいない状態を検出すると(ステップS18でイエ
スの場合)、浴室から退出したものと判断される(ステ
ップS7)。
【0055】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その範囲内で各種設計変更可能である。例
えば、本実施形態ではシステムバスルームについて説明
したが、この例に限られることなくこれ以外の既存の浴
室にも設置できるものである。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、危険の少ない時
間帯においては動作要求によるユーザの動作が煩雑とな
ることがなく、異常検出の多い危険な時間帯においては
迅速に他者に報知することができ、入の救命の可能性を
向上させることができる。また本発明は、特定時間帯に
おいても動作要求によるユーザの動作が煩雑となること
がなく、実使用上なんら不快感を与えることもなく、ま
た動作要求報知後警報報知に至るまでの時間を短くし
て、他者への報知を迅速に行うことができる。さらに本
発明は、異常検出の多い危険な時間帯においては、動作
要求報知後の所定時間のみならず動作要求報知に至るま
での所定時間も短縮化でき、他者への報知時間をさらに
迅速にすることができ、入の救命の可能性をさらに向上
させることができる。また、危険の少ない時間帯におい
ては、動作要求によるユーザの動作が煩雑となることが
なく、使用上不快感を与えることがない。さらに本発明
は、温水機器を制御するリモコンに人体検出センサの報
知手段を設けることで、別個に報知手段を設ける必要が
なくなり、しかも浴室内外における報知の迅速化を図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を示す全体構成図で
ある。
【図2】図2は本発明の一実施形態を示す電気回路のブ
ロック図である。
【図3】図3は人体検出センサの画像検出部の1画素を
構成する画像コア回路の構成を示す回路図である。
【図4】図4はセンサの撮像範囲と検知範囲及び検知領
域との関係を示す説明図である。
【図5】図5は本発明の一実施形態を示すフローチャー
トである。
【図6】図6は本発明の人体監視のフローを示すフロー
チャートである。
【図7】図7は本発明の装置全体を示す一実施形態を示
すブロック図である。
【図8】図8は通信関係を示す他実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図9】図9は記憶部の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 浴槽 3 洗場 4 出入口 5 人体センサ 6 撮像装置 7 制御装置 9 画像検出部 15 画像処理部 17 画像コア回路 24 領域分割手段 26 検知領域 29 入口領域 30 洗場領域 31 浴槽領域 32 判定手段 40 温水機器 41 ケーブル 42 コントローラ 47 電源プラグ 51 人体検出センサ 52 赤外線センサ 54 データ記憶部 55 アナログ通信部 56 デジタル通信部 60 風呂リモコン 61 報知手段 62 解除手段 66 アナログ通信部 67 デジタル通信部 70 台所リモコン 71 報知手段 76 アナログ通信部 77 デジタル通信部 85 端子 90 制御部 100 電話発信部 101 音声記憶部 102 画像記憶部 103 操作用画像記憶部 104 停止画像記憶部 105 報知用画像記憶部 106 その他記憶部 107 動作要求報知音声記憶部 108 警報報知音声記憶部 109 クロック 110 時間短縮手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA01 CC02 CG06 CG07 CH03 CH06 EA01 FC12 FC13 FF06 HA18 5C086 AA22 BA04 CA12 CA25 CA28 CB40 DA14 DA33 EA23 EA36 EA41 EA45 FA07 FA18 5C087 AA02 AA03 AA25 AA40 BB03 BB32 BB34 BB48 BB65 BB72 DD03 DD24 EE18 FF01 FF02 FF04 FF19 FF21 GG02 GG20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の動きを検出する人体検出センサ
    と、日々の時刻をカウントするクロックと、前記人体検
    出センサによって人体の動きの停止を検出し停止状態の
    所定時間継続により警報を発する報知手段とからなるも
    のにおいて、夜間の特定時間帯のみ前記所定時間の時間
    短縮を行う時間短縮手段を設けたことを特徴とする人体
    検出装置。
  2. 【請求項2】 人体の動きを検出する人体検出センサ
    と、日々の時刻をカウントするクロックと、前記人体検
    出センサによって人体の動きの停止を検出した後、停止
    状態の所定時間継続により入浴者に動作の要求を報知す
    る動作要求報知手段と、動作要求報知の後、停止状態の
    所定時間継続により警報を発する報知手段とからなるも
    のにおいて、夜間の特定時間帯のみ動作要求報知後の所
    定時間の時間短縮を行う時間短縮手段を設けたことを特
    徴とする人体検出装置。
  3. 【請求項3】 人体の動きを検出する人体検出センサ
    と、日々の時刻をカウントするクロックと、前記人体検
    出センサによって人体の動きの停止を検出した後、停止
    状態の所定時間継続により入浴者に動作の要求を報知す
    る動作要求報知手段と、動作要求報知の後、停止状態の
    所定時間継続により警報を発する報知手段とからなるも
    のにおいて、夜間の特定時間帯のみ動作要求報知後及び
    人体の動きの停止を検出した後の所定時間の時間短縮を
    行う時間短縮手段を設けたことを特徴とする人体検出装
    置。
  4. 【請求項4】 人体の動きを検出する人体検出センサ
    と、日々の時刻をカウントするクロックと、風呂に温水
    を供給する温水機器を遠隔位置から操作する風呂リモコ
    ン及び台所リモコンと、前記人体検出センサによって人
    体の動きの停止を検出した後、停止状態の所定時間継続
    により入浴者に動作の要求を報知する動作要求報知手段
    と、動作要求報知の後、停止状態の所定時間継続により
    警報を発する報知手段とからなるものにおいて、報知手
    段を前記風呂リモコン及び台所リモコンに設け、夜間の
    特定時間帯のみ動作要求報知後及び人体の動きの停止を
    検出した後の所定時間の時間短縮を行う時間短縮手段を
    設けたことを特徴とする人体検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063978A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Denso Wave Inc 監視システム及び無線タグ
JP2012113480A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Nec Saitama Ltd 携帯端末およびその制御方法
JP2017117004A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社ガスター 浴槽内での脳活動維持システム及び脳活動維持方法

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