JP2001133040A - 風呂給湯器 - Google Patents

風呂給湯器

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JP2001133040A
JP2001133040A JP31346199A JP31346199A JP2001133040A JP 2001133040 A JP2001133040 A JP 2001133040A JP 31346199 A JP31346199 A JP 31346199A JP 31346199 A JP31346199 A JP 31346199A JP 2001133040 A JP2001133040 A JP 2001133040A
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JP
Japan
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water heater
bath
remote controller
kitchen
bathroom
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JP31346199A
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English (en)
Inventor
Masaharu Itagaki
雅治 板垣
Koichiro Ito
康一郎 伊藤
Yoshio Hayakawa
美穂 早川
Yukiko Imai
由紀子 今井
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴者の異常を検知し警告するとともに、迅
速に対処を行うことのできる機能を備えた風呂給湯器を
提供する。 【解決手段】 本発明の風呂給湯器は、風呂リモコン1
9に人感知センサ17が付設されている。人感知センサ
17は、浴室内における入浴者の位置や姿勢を検知した
り、入浴者の転倒を検知する。さらに、台所リモコン2
1と風呂リモコン19に警報手段が備えられている。こ
れらのリモコンは人感知センサ17で入浴者の転倒や動
けなくなった状態等の異常を検知したときに警報を発す
る。また、風呂リモコン19には外部通信回線29につ
ながる通信手段が設けられている。異常が生じた場合
に、外線通信回路を介して知人や医者、消防署、セキュ
リティ会社等に自動的に通報することにより、一人暮し
の人でも異常の報知を簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴者に突発的な
異常事態が発生したことを検知し、外部に報知する機能
等を備えた風呂給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、一般的な風呂給湯器の装置構成
を概略的に示す図である。この風呂給湯器100と浴槽
115との間は、往き及び戻りの追焚き配管111、1
13でつながっている。また、給湯器本体100の運転
や停止、湯温の設定等を行う浴室リモコン119あるい
は台所リモコン121が、浴室あるいは台所に装備され
ている。利用者はこれらのリモコンで風呂給湯器を操作
できる。最近では、さらに、浴室と台所間で給湯器本体
を介して通信を行うことができるものもある。この通信
とは警報音や予め音声ICに記憶されたメッセージを発
するものである。例えば、入浴者が浴室内で異常を感じ
たとき等に風呂リモコン119の呼び出しボタンを押す
と、台所リモコン121から警報音や「お風呂で呼んで
います。」等のメッセージが発せられる。また、台所と
浴室間で双方向のインターホーン機能を備えるものも提
案されている。
【0003】しかしながら、風呂リモコンの呼び出しボ
タン等を操作するためには、入浴者が風呂リモコン11
9が設置してある場所まで移動する必要がある。入浴者
が入浴している途中で心筋梗塞等により身体の運動機能
が低下した場合には、入浴者が動けなくなるので、上記
呼び出しボタンの操作は困難となる。
【0004】一方、持病のある人や老齢者が一人で入浴
している途中で異常が発生した場合に、その異常を検知
する入浴者異常検知装置が、特開平8−701号、特開
平8−702号、特開平8−703号等に開示されてい
る。
【0005】図5は、特開平8−701号に開示された
入浴者異常検知装置の概略構成を示す図であり、(A)
は浴室の平面図、(B)は側面図である。この例の入浴
者異常検知装置は、浴室131の床下の浴槽133から
離れた位置及び浴槽133内に複数の荷重センサが設け
られている。入浴者が浴室内に入ると荷重センサ135
が入浴者を検知し、浴槽内に入ると荷重センサ137、
139が検知する。入浴者が洗い場で倒れて移動不可能
になった場合は、荷重センサ135の出力が急激に上昇
した後で低下し、その後変化しなくなることで異常を検
知する。また浴槽内で移動不可能になった場合は、荷重
センサ137、139で入浴者が浴槽に入ってから出る
までの時間を計測し、所定時間を超えると異常を検知す
る。
【0006】図6は、特開平8−702号に開示されて
いる入浴者異常検知装置の概略構成を示す図であり、
(A)は浴室の平面図、(B)は側面図である。この例
の入浴者異常検知装置は、浴槽131の水平面を直交す
るようにセンサが設けられている。このセンサは発信器
141、143と受信器145、147の対の構成を有
している。入浴者が浴槽に入ったときと出たときは、い
ずれかのセンサで検知される。この入浴時間が所定時間
を超えると異常を検知する。
【0007】図7は、特開平8−703号に開示されて
いる入浴者異常検知装置を概略構成図である。この例の
入浴者異常検知装置は、浴槽131の水位を検知する水
位計149を備える。この水位計149で計測される水
位の変位が入浴者の浴槽への出入りによるものかどうか
を解析、判断し、入浴時間が所定時間を超えると異常を
検知する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の入浴者異常検知
装置はいずれも単体であり、給湯器やそのリモコンと連
携していない。このため、入浴中に異常が発生した場合
の検知は迅速に行うことができるが、台所等に居る家人
への報告や緊急連絡先等に通報する等のその後の対処を
行うといった機能は備えていない。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、入浴者の異常を検知し警告すると
ともに、迅速に対処を行うことのできる機能を備えた風
呂給湯器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1態様の風呂給湯器は、 給湯器本体
と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の
運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置され
た、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給湯器
本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段と、
各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
て; 上記風呂リモコンに人感知センサが付設されてお
り、 該センサが検知する入浴者の状況に応じて上記制
御部が給湯器各部を制御することを特徴とする。入浴者
が動けなくなったり意識を失う等の緊急状況を検知し
て、制御部から台所リモコンに異常を警告したり外部へ
通報する等の命令を与えるため、迅速に異常を検知して
その対処を行うことができる。
【0011】この態様においては、上記人感知センサ
が、浴室内における入浴者の位置及び/又は姿勢を検知
するものであることとしてもよい。あるいは、上記人感
知センサが入浴者の転倒を検知するものであることとし
てもよい。この場合、上記人感知センサからの信号を受
けて上記制御部が入浴者の高さ方向の移動速度を算出
し、該速度がある値以上の場合に入浴者が転倒したもの
と判断することができる。あるいは、ある時間以上入浴
者の動きがない場合に異常を検知できる。
【0012】さらに、 上記台所リモコン及び/又は風
呂リモコンに警報手段が備えられており、入浴者の転倒
又は上記異常を検知したときに警報を発することとして
よい。この場合、 上記異常等を検知した場合に、まず
浴室リモコンから浴室内に警報を発し、その後一定時間
内に異常等が解消した場合、あるいは、警報リセットが
行われた場合には警報を停止することとしてよい。ある
いは、 上記異常等を検知した場合に、まず浴室リモコ
ンから浴室内に警報を発し、その後一定時間内に異常等
が解消しない場合、あるいは、警報リセットが行われな
い場合には台所リモコンから警報を発することも好まし
い。入浴者が風呂リモコンの警報に気付いてリセットす
ることができれば、異常の程度が低いと推定できる。リ
セットすることができなければ異常の程度が高いと推定
され、台所リモコンで警報を発し、家族等に緊急を知ら
せることができる。
【0013】本発明の第2態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 上記風呂リモコンに人感知センサが付設され
ており、 該センサが検知する入浴者の状況に応じて上
記制御部が給湯器各部を制御し、 該風呂リモコンに、
取り外し式の報知機能部であって、風呂リモコン又は給
湯器との通信手段及び人体装着手段を有する報知機能部
が設けられていることを特徴とする。風呂リモコンが浴
室の壁等に設置されている場合でも、入浴者に報知機能
部が装着されるため、異常が発生したときに離れた風呂
リモコン設置場所まで移動する必要がなく、迅速に異常
を通報できる。
【0014】この態様においては、 上記報知機能部
に、台所リモコンの警報を操作する操作手段を設けても
よい。浴槽内で動けなくなったときにすぐに台所リモコ
ンの警報を鳴らすことができるため、迅速に対処するこ
とができる。
【0015】本発明の第3態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 上記風呂リモコンに人感知センサが付設され
ており、 該センサが検知する入浴者の状況に応じて上
記制御部が給湯器各部を制御し、 風呂リモコン又は給
湯器から外部通信回線につながる通信手段が設けられて
いることを特徴とする。異常が生じた場合に、外線通信
回路を介して知人や医者、消防署、セキュリティ会社等
に自動的に通報することにより、一人暮しの人でも異常
の報知を簡単に行うことができる。
【0016】この態様においては、 上記外部通信回線
が上記給湯器本体にガスを供給するガスメータに連結さ
れており、該ガスメータを介して通信を行うこととして
もよい。この場合、 上記ガスメータが、非常時の連絡
先の入力部を備えることしてもよい。ガスメータに知人
や医者、消防署、セキュリティ会社等の緊急連絡先の電
話番号や住所を入力しておくことで、利用者が簡単に緊
急連絡先を入力できる。
【0017】本発明の第4態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 浴槽湯張り水位センサ、及び、風呂給湯器を
介して浴槽内の水を排出する手段を有し、 上記風呂リ
モコンに人感知センサが付設されており、 浴槽内に入
浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張り水位センサで
検知された水位がある時間以上変化しない場合は浴槽内
の水を排水することを特徴とする。
【0018】本発明の第5態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 浴槽湯張り水位センサ、及び、風呂給湯器を
介して浴槽栓抜きアクチュエータを有し、 上記風呂リ
モコンに人感知センサが付設されており、 浴槽内に入
浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張り水位センサで
検知された水位がある時間以上変化しない場合は浴槽の
栓を抜くことを特徴とする。
【0019】入浴者が浴槽内にいるにもかかわらず水位
が所定時間以上変化しなければ、浴槽の出入りがなく入
浴者が浴槽内あるいは浴槽外で動けない状態にあると推
定できるため、異常が発生したことを検知できる。そし
て、入浴者が浴槽内で動けなくなった場合、浴槽の水を
排水することで入浴者が溺れる等の被害を予防すること
ができる。
【0020】さらに、 上記台所リモコンに、上記水を
排出する手段を操作する排水スイッチ又は上記浴槽栓抜
きアクチュエータを操作する操作ボタンを設けることと
してもよい。台所で入浴者の異常発生が報知されたと
き、台所から浴槽の水を迅速に排水することができる。
【0021】さらに、 上記風呂リモコンに警報手段が
備えられており、 浴槽内に入浴者がいる場合であっ
て、上記浴槽湯張りセンサで検知された水位がある時間
以上変化しない場合は上記風呂リモコンから警報を発
し、その後一定時間内に警報が解除されない場合は浴槽
内の水を排出することとしてもよい。あるいは、 上記
台所リモコンに警報手段が備えられており、 浴槽内に
入浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張りセンサで検
知された水位がある時間以上変化しない場合は上記台所
リモコンから警報を発し、その後一定時間内に警報が解
除されない場合は浴槽内の水を排出することとしてもよ
い。
【0022】入浴者が風呂リモコンの警報に気付いてリ
セットすることができれば、異常の程度が低いと推定で
きる。リセットすることができなければ、異常の程度が
高いと推定でき、台所リモコンで警報を発して家族等に
緊急を知らせることができる。それでも家人がいなくて
対処不能の場合は、浴槽内の水を排出して入浴者が溺れ
る等の被害を予防することができる。
【0023】本発明の第6態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンに
警報手段が備えられており、 浴槽の底、背もたれ又は
肘掛けなどの入浴者が接する部分に接触式の身体機能検
知センサが設けられており、該センサで検知された身体
機能を示す値が異常値を示した場合、上記風呂リモコン
及び/又は台所リモコンから警報を発することを特徴と
する。入浴者の体調を随時管理することで、入浴者の身
体機能の異常を迅速に検知して報知することができる。
【0024】本発明の第7態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンに
警報手段が備えられており、 入浴者に装着される身体
機能検知センサが設けられており、該センサで検知され
た身体機能を示す値が異常値を示した場合、上記風呂リ
モコン及び/又は台所リモコンから警報を発することを
特徴とする。入浴者の体調を随時管理することで、入浴
者の身体機能の異常を迅速に検知して報知することがで
きる。また、身体機能検知センサは常に入浴者に装着さ
れているため、入浴の全時間において管理ができる。
【0025】本発明の第8態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンに
警報手段が備えられており、 上記風呂リモコンに音声
マイクが設けられており、入浴時の音声をサンプリング
し、ある強さ以上の入浴者の声又は転倒音が発せられる
と上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンから警報を
発することを特徴とする。入浴者が異常を感じたときに
声を発したり、転倒音が発生すると警報を発すること
で、迅速に異常を検知することができる。
【0026】これら態様においては、 さらに、上記風
呂リモコンに台所リモコンとのインターホーン機能が備
えられていることとしてもよい。入浴者が台所にいる家
族等に緊急を知らせることができる。また、台所リモコ
ンに異常が報知されたときに、台所から風呂へ呼びかけ
ることができる。
【0027】さらに、 上記風呂リモコンに、予め浴室
の床の振動周波数を記憶させておき、上記音声マイクか
ら入力されるサンプリング音の周波数と上記床の振動周
波数を比較して転倒音を判定することとしてもよい。転
倒音を判断でき、転倒を検知して報知することができ
る。
【0028】本発明の第9態様の風呂給湯器は、 給湯
器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給
湯器の運転を操作する台所リモコンと、 浴室内に設置
された、給湯器の運転を操作する風呂リモコンと、 給
湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器で
あって; 上記風呂リモコンに人感知センサが付設され
ており、 上記台所リモコンに警報手段が備えられてお
り、 入浴者の異常が生じた場合に、上記台所リモコン
から「お風呂で○○○が○○○しています。見てくださ
い。」等の警報音声を発することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の実施例に係る風呂給湯器の概略の
構成を示す図である。この例の風呂給湯器本体1と浴槽
15の間は、図4の従来のものと同様に、往き及び戻り
の追焚き配管11、13でつながっている。さらに、こ
の例の給湯器本体1は、浴槽15の水を排水する機能を
備えている(詳細後述)。浴室内には入浴者を監視する
人感知センサ17が設置されている。この人感知センサ
17は、入浴者の位置や姿勢を検知して信号を送信する
機能を備えている(詳細後述)。給湯器1内にはマイコ
ン等からなる制御部3が設置されている。この制御部3
は給湯器各部の機器を制御する。また、制御部3は、人
感知センサ17等からの信号を受けて入浴者の異常を判
断する機能を有する。
【0030】浴室内には風呂リモコン19が設置され、
台所には台所リモコン21が設置されている。両リモコ
ン19、21は、給湯器制御部3と信号線(有線)2
3、25または無線で接続されている。これらのリモコ
ンは給湯器の運転や停止、温度設定、時間設定等の機能
を有し、さらに警報機能(スピーカー18)を備えてい
る。このスピーカー18は、制御部3の人感知センサ1
7からの入浴者異常を示す信号が入力されると警報を発
するものである。両リモコンは、給湯器本体の制御部3
を介して信号線23、25でつながっている。さらに、
給湯器本体1はガスメータ27を介してデータ線(NT
T等の外部回線)29でガス会社28に接続されてい
る。さらに、ガス会社28は、入浴者の知人や医療機
関、消防署、セキュリティ会社等31に通報する送信シ
ステムを備えている。
【0031】この例の装置の人感知センサについて詳細
に説明する。入浴者監視用のセンサとしては、浴室の壁
や天井等に設置される非接触型の人感知センサ17や浴
槽の壁等に設置される接触型のセンサ16や人体に取り
付けるタイプのセンサ19aを用いることができる。
【0032】この例の非接触式の人検知センサ17は、
風呂リモコン19と一体に作られており浴室の壁に設置
されて、浴室内の人の移動や位置を検出する。この人検
知センサは焦電型赤外線素子とレンズ等から構成され
る。レンズは、浴室内を複数の区域に分割し、分割され
た各区域からの赤外線を集光するように、遮蔽板の移動
によって開口位置を変えている。したがって、レンズの
開口位置、すなわち分割された区域のいずれかに人間が
存在すると、その区域から発せられる赤外線を検知して
人間を検知する。または、赤外線素子の基板を回転走査
させて、あらゆる方向からの赤外線が検知できるように
してもよい。また、浴室内は浴槽内のお湯等の熱源体が
存在する。しかし、移動物体である人体は、温度分布波
形がセンサの走査ごとに変化することで、静止物体であ
る他の熱源体と区別されて入浴者であることが検知され
る。このような赤外線人感知センサは、すでに家電等に
応用されている技術である。
【0033】検知された温度分布波形が変化せず、所定
時間一定のままであった場合、入浴者が動けなくなった
等の異常が生じたことが推定されるため、異常を検知し
信号を発する。または、全区域に対してレンズを開とす
ることで、人の動きによってセンサから出力されるパル
ス数をカウントし、活動量を知ることができる。この活
動量が所定時間変化しなければ、入浴者が動けない状態
であると推定され、異常信号を風呂リモコンに発する。
【0034】入浴者の転倒を検知する場合は、赤外線セ
ンサを浴室の壁の高さ方向の数ヵ所に設けて、各高さ位
置での人体を検知する。床面から所定距離(一例60c
m)以上の高さに設置されたセンサから信号が発せられ
ない場合は、入浴者が床に倒れている可能性が高いた
め、入浴者の転倒が検知される。または、上位置のセン
サと下位置のセンサの出力時間が所定値よりも短けれ
ば、急激に身体が下降したこととなり、転倒を検知す
る。
【0035】入浴者監視装置を浴槽に設置する場合は、
上述の特開平8−701号、特開平8−702号、特開
平8−703号等に開示されている装置を使用してもよ
い。この場合は、受信器の出力を風呂リモコン又は給湯
器の受信部に接続し、風呂リモコンに受信された信号か
ら異常を検知する。
【0036】入浴者監視装置の端末あるいはセンサとし
て、風呂リモコン19に取り外し可能な報知部19aを
設けてもよい。これは手首に巻かれたり首に掛けられた
りするもので、浴室の壁等に設置または固定された風呂
リモコン19の異常検知部と通信する。したがって、入
浴者が随時身体に装着しておくことができ、入浴者が風
呂リモコン19から離れた場所で動けなくなった場合
に、この報知部19aを作動させて風呂リモコン19に
異常検知信号を発する。あるいは、この報知部19aに
入浴者の脈拍や血圧等を検知するセンサ(圧電センサ
等)を取り付けておき、入浴者の身体機能情報を検知
し、それに基づいて入浴者の異常を検知してもよい。
【0037】接触型のセンサ16は、浴槽の背もたれ部
や肘掛け部に設置される。このセンサも脈拍や血圧を検
知する圧電センサ等が使用される。入浴者は浴槽の中
で、背もたれ部や肘掛け部に背中や肘を当て、脈拍や血
圧を測定する。測定された値から入浴者の異常を検知す
る。
【0038】図2は、図1の風呂給湯器の入浴者異常検
知後の制御の概要を示すフローチャートである。最初
に、S10で、人感知センサ17が入浴者の異常が検知
されれば、S11で異常が発生したことを浴室リモコン
19から浴室内に報知する。S12で、浴室リモコン1
9側で報知がリセットされなければ、S13で台所リモ
コン21から警報を発する。または、S14で浴槽の栓
を抜き排水する。または、S15で外部回線29を介し
てガス会社または緊急連絡先に通報する。ここで、S1
3、S14、S15の作業のいずれかのみ、あるいは、
複数を組み合わせて行うことができる。S10で異常が
検知されない場合及びS12で警報がリセットされた場
合は、S16で正常運転が行われる。
【0039】風呂リモコンが異常信号を受け取ると、リ
モコンに内臓されている警報機能が作動し、浴室内にブ
ザー等の警報を発する(図2のS11)。入浴者が警報
音に気づいて風呂リモコン19のリセットスイッチを押
す等で解消させれば、警報音は停止する(S12)。し
かし、リセットされずに所定時間以上警報音が発せられ
続けると、台所リモコン21からの警報発信(S1
3)、浴槽の排水(S14)、外部通信回線への接続
(S15)命令のいずれか、あるいは複数が組み合わさ
れて作動する。
【0040】台所リモコンからの警報発信命令(S1
3)について説明する。風呂リモコン19の警報機能が
リセットされなければ、風呂リモコンからデータ線23
を通って給湯器本体1の制御部3に異常検知信号が送ら
れる。この異常検知信号はさらにデータ線25を介し
て、台所リモコン21に送信される。台所リモコン21
はブザー音やメッセージ等が記録された音声ICを内蔵
している。台所リモコン21が異常信号を受け取ると、
リモコンに内臓されている警報機能が作動し、台所でブ
ザー音やメッセージ等の警報を発する(S13)。台所
にいる家族等は浴室で入浴者に異常が起こったことを知
り、迅速に対処することができる。
【0041】次に、浴槽の排水機能(S14)について
説明する。風呂リモコン19の警報機能がリセットされ
なければ、風呂リモコン19からデータ線23を通って
給湯器の制御部に異常検知信号が送られ、浴槽の排水機
能が自動的に作動する。図3は、図1の風呂給湯器の本
体の構造を模式的に示す図である。風呂給湯器本体1
は、台所や洗面所へ温水を供給する主給湯器と、この主
給湯器の温水配管から分岐した風呂給湯器を有する。主
給湯器には水源から水を供給する水供給配管51と、台
所や洗面所に温水を供給する温水供給管配管53が設け
られている。主給湯器内には、主熱交換器55、バーナ
57、燃焼ファン59等が備えられている。バーナ57
にはガス供給源61から燃焼ガスが供給され、さらに燃
焼ファン59から燃焼用空気が送られて燃焼し、燃焼ガ
スを発生する。この燃焼ガスは熱交換器55で、水供給
管路51内を流れる水と熱交換して水を加熱する。この
温水は温水供給管路53を通って各個所に送られる。
【0042】主給湯器の温水供給配管53から分岐した
風呂給湯器用温水配管63は、バキュームブレーカ65
と逆止弁67を介して、風呂給湯器の循環配管に接続し
ている。すなわち、主給湯器から送られた温水は、循環
配管の往き管路11を通って浴槽15に送られ、戻り管
路13を通って戻り、管路を循環する。バキュームブレ
ーカ65は、断水等で給水圧が負圧になった場合に作動
して、浴槽の水が逆流することを防ぐ。
【0043】風呂用給湯器には熱交換器69、バーナ7
1等が設けられている。バーナ71で、燃焼ガスをファ
ン59から送られた燃焼用空気で燃焼させて燃焼ガスを
発生させる。燃焼ガスは熱交換器69で配管11内の温
水と熱交換して温水を加熱する。温水温度は、配管13
に設けられたサーミスタ73で検知される。さらに、循
環管路にはポンプ75と水位センサ77が設けられてい
る。ポンプ77の出側の配管には三方弁74が配置され
ている。この三方弁74は配水管14も接続されてい
る。この三方弁74は給湯器本体1の制御部3により制
御され、必要時には浴槽15内の水を排水できる。
【0044】制御部3が浴槽の排水命令を発すると、三
方弁74が作動し、浴槽の水が排出される。したがっ
て、入浴者が浴槽内で動けなくなった場合に、自動的に
排水され、入浴者が溺れる等の被害を防ぐことができ
る。また、台所リモコン21に浴槽排水ボタン21aが
設けらている風呂給湯器の場合、台所リモコン21に異
常検知信号が送られたとき、家人が排水ボタン21aを
押すと浴槽の水が排水される。
【0045】浴槽の排水機能は、浴槽の栓を自動的に抜
く構造であってもよい。この場合、浴槽15の栓83
(図1参照)に栓を開閉するアクチュエータが設けられ
ている。このアクチュエータは給湯器本体1の制御部で
制御されて作動する。排水命令が受け取られると、アク
チュエータが作動し、栓83が自動的に抜け、浴槽内の
水は排水される。
【0046】次に、外部回線通信命令(S15)につい
て説明する。風呂リモコン19の警報機能がリセットさ
れなければ、風呂リモコン19データ線23を通って、
給湯器本体1の制御部に異常検知信号が送られる。この
信号は通信回線29を通してガスメータ27を介し、ガ
ス会社に通報される。ガス会社のホストコンピュータに
は、知人や医者、消防署、セキュリティ会社等の緊急連
絡先の電話番号や住所が予め登録してある。ガス会社
は、異常を検知すると、早急に緊急連絡先を読み出し、
連絡して対処する。この機能は、特に一人暮しの老齢者
等に有効である。この通報機能は、ガスメータやガス会
社を介さずに、給湯器から直接電話回線等の外部回線に
接続されるようにしてもよい。この場合、通報先のデー
タは予め給湯器の制御部等に登録されている。外部通信
回線29は電話回線や特別に付設された回線あるいは無
線が使用される。
【0047】人感知センサとしては、以下に挙げるもの
を使用することもできる。 (1)浴槽の水位を検知する。 給湯器の戻り配管13には浴槽15の水位を検出する水
位センサ77が設けられている(図3参照)。この水位
センサ77で水位を検知し、水位が上昇後所定時間変位
しなければ、入浴者が浴槽内で動けなくなったと判断す
る。 (2)浴室リモコン19にマイクを内蔵し、浴室内で発
せられる音をサンプリングする。 浴室リモコン19に、予め入浴者の声や浴室の床の周波
数を記憶させておく。入浴者が異常時に声を発したり、
転倒すると、そのサンプリング音の周波数を記憶された
周波数と比較し、一致すれば声が発せられたことや転倒
したことを検知する。
【0048】(2)身体機能測定センサを人体に装着す
る。 この身体機能測定センサは、風呂リモコン19に取り外
し可能に設けられている。さらにこのセンサは取り外さ
れて手首等に装着したり首から掛けることができ、入浴
者の心拍数や血圧を計測する。計測された値が許容範囲
を超えると、入浴者の身体機能に異常を生じたこととな
り、異常が検知される。このセンサは、浴槽内の入浴者
が頻繁に接触する背もたれ部や肘掛け部等の部分に取り
付けてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下の効果を発揮する。 (1)入浴者が浴室で倒れたり動けなくなった場合等の
突発的な異常事態を迅速に知り、瞬時に外部の人間や施
設に警報を発することができる。 (2)警報を受け取った外部の人間により、または自動
的に、瞬時に危険回避動作をとることができる。 (3)身体機能計測センサを設けたものは、心拍数や血
圧を計測する機能を有するため、異常の警報だけでな
く、入浴者の状況を把握することができる。 (4)身体機能計測センサを設けたものは、心拍数や血
圧を計測する機能を有するため、日常時でも自分で健康
管理を行うことができる。 (5)身体機能計測センサを設けたものは、日常的に医
者や健康管理センターへ心拍数や血圧等の測定データを
報告することで、自宅で健康診断などのサービスを受け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る風呂給湯器の概略の構成
を示す図である。
【図2】図1の風呂給湯器の入浴者異常検知後の制御の
概要を示すフローチャートである。
【図3】図1の風呂給湯器の本体の構造を模式的に示す
図である。
【図4】一般的な風呂給湯器の装置構成を概略的に示す
図である。
【図5】特開平8−701号に開示された入浴者異常検
知装置の概略構成を示す図であり、(A)は浴室の平面
図、(B)は側面図である。
【図6】特開平8−702号に開示されている入浴者異
常検知装置の概略構成を示す図であり、(A)は浴室の
平面図、(B)は側面図である。
【図7】特開平8−703号に開示されている入浴者異
常検知装置を概略構成図である。
【符号の説明】
1 給湯器本体 3 制御部 11、13 追い焚配管 14 排水管 15 浴槽 16 接触式
センサ 17 人感知センサ 18 スピー
カー 19 風呂リモコン 21 台所リ
モコン 23、25、29 信号線 27 ガスメ
ータ 28 ガス会社 31 知人等 51 水供給配管 53 温水供
給配管 55 主熱交換器 57 バーナ 59 燃焼ファン 61 ガス供
給源 63 温水配管 65 バキュ
ームブレーカ 67 逆止弁 69 風呂給
湯用熱交換器 71 バーナ 73 風呂サ
ーミスタ 74 三方弁 75 ポンプ 77 水位センサ 83 浴槽栓
フロントページの続き Fターム(参考) 3L024 CC10 CC17 CC21 DD11 DD41 EE03 FF17 FF18 GG12 GG36 GG42 GG45 3L073 AB01 AC07 AD09 AE09 AE10

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、 を備える風呂給湯器であって;上記風呂リモコンに人感
    知センサが付設されており、 該センサが検知する入浴者の状況に応じて上記制御部が
    給湯器各部を制御することを特徴とする風呂給湯器。
  2. 【請求項2】 上記人感知センサが、浴室内における入
    浴者の位置及び/又は姿勢を検知するものであることを
    特徴とする請求項1記載の風呂給湯器。
  3. 【請求項3】 上記人感知センサが入浴者の転倒を検知
    するものであることを特徴とする請求項1記載の風呂給
    湯器。
  4. 【請求項4】 上記人感知センサからの信号を受けて入
    浴者の高さ方向の移動速度を算出し、該速度がある値以
    上の場合に入浴者が転倒したものと判断することを特徴
    とする請求項3記載の風呂給湯器。
  5. 【請求項5】 ある時間以上入浴者の動きがない場合に
    異常と判断することを特徴とする請求項1記載の風呂給
    湯器。
  6. 【請求項6】 上記台所リモコン及び/又は風呂リモコ
    ンに警報手段が備えられており、入浴者の転倒又は上記
    異常を検知したときに警報を発することを特徴とする請
    求項1〜5いずれか1項記載の風呂給湯器。
  7. 【請求項7】 上記異常等を検知した場合に、まず浴室
    リモコンから浴室内に警報を発し、その後一定時間内に
    異常が解消した場合には警報を停止することを特徴とす
    る請求項6記載の風呂給湯器。
  8. 【請求項8】 上記異常等を検知した場合に、まず浴室
    リモコンから浴室内に警報を発し、その後一定時間内に
    警報リセットが行われた場合には警報を停止することを
    特徴とする請求項6記載の風呂給湯器。
  9. 【請求項9】 上記異常等を検知した場合に、まず浴室
    リモコンから浴室内に警報を発し、その後一定時間内に
    異常等が解消しない場合には台所リモコンから警報を発
    することを特徴とする請求項6記載の風呂給湯器。
  10. 【請求項10】 上記異常等を検知した場合に、まず浴
    室リモコンから浴室内に警報を発し、その後一定時間内
    に警報リセットが行われない場合には台所リモコンから
    警報を発することを特徴とする請求項6記載の風呂給湯
    器。
  11. 【請求項11】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;上記風呂リモコンに人感知センサが付設されてお
    り、 該センサが検知する入浴者の状況に応じて上記制御部が
    給湯器各部を制御し、 該風呂リモコンに、取り外し式の報知機能部であって、
    風呂リモコン又は給湯器との通信手段及び人体装着手段
    を有する報知機能部が設けられていることを特徴とする
    風呂給湯器。
  12. 【請求項12】 上記報知機能部に、台所リモコンの警
    報を操作する操作手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項11記載の風呂給湯器。
  13. 【請求項13】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;上記風呂リモコンに人感知センサが付設されてお
    り、 該センサが検知する入浴者の状況に応じて上記制御部が
    給湯器各部を制御し、風呂リモコン又は給湯器から外部
    通信回線につながる通信手段が設けられていることを特
    徴とする風呂給湯器。
  14. 【請求項14】 上記外部通信回線が上記給湯器本体に
    ガスを供給するガスメータに連結されており、該ガスメ
    ータを介して通信を行うことを特徴とする請求項13記
    載の風呂給湯器。
  15. 【請求項15】 上記ガスメータが、非常時の連絡先の
    入力部を備えることを特徴とする請求項13又は14記
    載の風呂給湯器。
  16. 【請求項16】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;浴槽湯張り水位センサ、及び、風呂給湯器を介して
    浴槽内の水を排出する手段を有し、 上記風呂リモコンに人感知センサが付設されており、 浴槽内に入浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張り水
    位センサで検知された水位がある時間以上変化しない場
    合は浴槽内の水を排水することを特徴とする風呂給湯
    器。
  17. 【請求項17】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;浴槽湯張り水位センサ、及び、風呂給湯器を介して
    浴槽栓抜きアクチュエータを有し、 上記風呂リモコンに人感知センサが付設されており、 浴槽内に入浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張り水
    位センサで検知された水位がある時間以上変化しない場
    合は浴槽の栓を抜くことを特徴とする風呂給湯器。
  18. 【請求項18】 上記台所リモコンに、上記水を排出す
    る手段を操作する排水スイッチ又は上記浴槽栓抜きアク
    チュエータを操作する操作ボタンが設けられていること
    を特徴とする請求項16又は17記載の風呂給湯器。
  19. 【請求項19】 上記風呂リモコンに警報手段が備えら
    れており、 浴槽内に入浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張り水
    位センサで検知された水位がある時間以上変化しない場
    合は上記風呂リモコンから警報を発し、その後一定時間
    内に警報が解除されない場合は浴槽内の水を排出するこ
    とを特徴とする請求項16又は17記載の風呂給湯器。
  20. 【請求項20】 上記台所リモコンに警報手段が備えら
    れており、 浴槽内に入浴者がいる場合であって、上記浴槽湯張り水
    位センサで検知された水位がある時間以上変化しない場
    合は上記台所リモコンから警報を発し、その後一定時間
    内に警報が解除されない場合は浴槽内の水を排出するこ
    とを特徴とする請求項16又は17記載の風呂給湯器。
  21. 【請求項21】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンに警報手
    段が備えられており、 浴槽の底、背もたれ又は肘掛けなどの入浴者が接する部
    分に接触式の身体機能検知センサが設けられており、該
    センサで検知された身体機能を示す値が異常値を示した
    場合、上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンから警
    報を発することを特徴とする風呂給湯器。
  22. 【請求項22】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンに警報手
    段が備えられており、 入浴者に装着される身体機能検知センサが設けられてお
    り、該センサで検知された身体機能を示す値が異常値を
    示した場合、上記風呂リモコン及び/又は台所リモコン
    から警報を発することを特徴とする風呂給湯器。
  23. 【請求項23】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;上記風呂リモコン及び/又は台所リモコンに警報手
    段が備えられており、 上記風呂リモコンに音声マイクが設けられており、入浴
    時の音声をサンプリングし、ある強さ以上の入浴者の声
    又は転倒音が発せられると上記風呂リモコン及び/又は
    台所リモコンから警報を発することを特徴とする風呂給
    湯器。
  24. 【請求項24】 さらに、上記風呂リモコンに台所リモ
    コンとのインターホーン機能が備えられていることを特
    徴とする請求項23記載の風呂給湯器。
  25. 【請求項25】 上記風呂リモコンに、予め浴室の床の
    振動周波数を記憶させておき、上記音声マイクから入力
    されるサンプリング音の周波数と上記床の振動周波数を
    比較して転倒音を判定することを特徴とする請求項23
    又は24記載の風呂給湯器。
  26. 【請求項26】 給湯器本体と、 浴室外の場所(台所等)に設置された、給湯器の運転を
    操作する台所リモコンと、 浴室内に設置された、給湯器の運転を操作する風呂リモ
    コンと、 給湯器本体、台所リモコン、風呂リモコン間の通信手段
    と、 各部を制御する制御部と、を備える風呂給湯器であっ
    て;上記風呂リモコンに人感知センサが付設されてお
    り、 上記台所リモコンに警報手段が備えられており、 入浴者の異常が生じた場合に、上記台所リモコンから
    「お風呂で○○○が○○○しています。見てくださ
    い。」等の警報音声を発することを特徴とする風呂給湯
    器。
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