JP2001307247A - 異常監視システム - Google Patents

異常監視システム

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JP2001307247A
JP2001307247A JP2000120106A JP2000120106A JP2001307247A JP 2001307247 A JP2001307247 A JP 2001307247A JP 2000120106 A JP2000120106 A JP 2000120106A JP 2000120106 A JP2000120106 A JP 2000120106A JP 2001307247 A JP2001307247 A JP 2001307247A
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JP
Japan
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abnormality
time
toilet
signal
abnormal
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JP2000120106A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Maeshiba
信介 前芝
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Showa Kiki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Kiki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プライバシーを保護しつつ、異常事態が発生
したときには本人に頼ることなく異常事態を報知するこ
とができる異常監視システムの提供。 【解決手段】 トイレの使用の有無を検知する検知手段
1と、検知された使用の有無から求められたトイレの使
用時間及び/又は空き時間と設定された使用時間及び/
又は空き時間とをそれぞれ比較して異常の有無を判定
し、異常と判定された際に異常信号を出力する異常判定
手段2と、出力された異常信号により異常を監視する異
常監視手段3とを備えた異常監視システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象者のトイ
レの使用の有無から異常を判定して通報する異常監視シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一人住まいの老人や自宅療養者等の異常
を監視するシステムとして、異常があった場合に本人が
非常スイッチにて信号を発してコントロールセンター等
の監視機関に知らせる手段、あるいは湯沸かしポットの
湯の残量の変化を検知して監視する手段、ビデオカメラ
で監視をする手段などを用いて、緊急の異常が発生した
際に電話回線を通じて自動的に監視機関であるセキュリ
ティ会社のコントロールセンターへ異常信号を送って通
報し、状況に応じて担当者が現場へ急行し、適切な処置
を行い、状況によっては、110番や119番通報、あ
るいはあらかじめ登録されている連絡先にも連絡すると
いうシステムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の異常監視システ
ムにおいて、本人が異常を感じたときに非常スイッチを
押して通報するシステムでは、発作等により自力ではス
イッチ操作ができない場合がある。また湯沸かしポット
の湯量の管理は、元来、湯は自然に蒸発するために管理
が難しく、また必ずお湯が飲まれるわけでもないので、
管理手段としては正確性に欠けるという欠点がある。さ
らに、ビデオカメラによる監視はプライバシー保護の観
点から問題がある。
【0004】そこで、本発明は、プライバシーを保護し
つつ、異常事態が発生したときには本人に頼ることなく
異常事態を報知することができる異常監視システムを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の異常監視システ
ムは、トイレの使用の有無を検知する検知手段と、検知
された使用の有無から求められたトイレの使用時間及び
/又は空き時間と設定された使用時間及び/又は空き時
間とをそれぞれ比較して異常の有無を判定し、異常と判
定された際に異常信号を出力する異常判定手段と、出力
された異常信号を受信して異常を監視する異常監視手段
とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、異常監視にトイレを利
用することを特徴とするものである。人の生理現象で欠
かせないないのが用便である。そのため、人が屋内で生
活をする上で毎日使用するのがトイレであり、用便の時
間や用便と用便との間の空き時間には限度がある。その
ため、トイレの使用時間及び空き時間の範囲が特定で
き、トイレの使用時間があまりに長すぎると、発作等の
原因でトイレから出ることができない何か異常事態が発
生したと判定でき、逆に、トイレの空き時間が長すぎる
と、トイレに入ることができない何か異常事態が発生し
たと判定することができる。 したがって、異常事態発
生の判定にトイレの使用の有無を利用することができ
る。
【0007】トイレの使用時間は、通常、用便の時間は
60分を超えることはないので、60分を超える場合は
異常とみなし、60分に設定することができる。また、
用便の間隔、すなわちトイレの空き時間は、12時間以
内に大便あるいは小便のため、トイレを少なくとも1回
は利用するので、空き時間が12時間を超える場合は異
常とみなし、12時間に設定する。但し、トイレの使用
時間あるいは空き時間の設定は、使用者がトイレで新聞
を読む習慣や病気の種類などにトイレに近い場合などに
よって異なるので、これらのことを考慮して任意に設定
できるものとする。
【0008】トイレの使用の有無を検知する手段として
は、トイレの人の出入りを直接検知する赤外線を利用し
た光電センサー、または超音波センサーの動体センサ
ー、扉の開閉検知センサーを利用することができる。
【0009】また、間接的に使用の有無を検知する手段
として、水栓便器では、用便後に洗浄水を流すが、洗浄
水を流さない時間があまりに長すぎると、トイレから出
ることができない何か異常事態が発生したか、逆にトイ
レに入ることができない何か異常事態が発生したと判定
することができので、水栓便器に付属しているロータン
クの液位の変化を検知して異常事態発生の判定を行うこ
とができる。液位の変化を検知する手段として、便器に
付属しているロータンクに液面フロート式のセンサーを
取付け、トイレの水を流す毎に信号が発せられるように
し、所定の時間、信号の発生がないときは、異常事態が
発生したと判定する。
【0010】また、外出で長時間にわたり家を空ける
と、トイレの空き時間が長くなり、また洗浄水を使用し
ないためロータンクの液位が変化しないので、空き時間
が設定空き時間を超えて異常事態が発生したものと判定
されるという不都合が生じる。この不都合をなくすた
め、外出の際には、異常信号を発信しないようにするた
め、異常信号の発信を中止する発信中止手段として発信
中止スイッチを設ける。さらに、帰宅後、中止の解除を
忘れないようにするため、システムが中止されているこ
とをランプの点滅等で報知する中止報知手段を設け、シ
ステムの解除を促す。また、中止の状態であっても、検
知手段であるセンサーが動作すれば、中止が解除され、
定常状態に復帰させる機能を持たせる。発信中止手段
は、磁気カード等を用いることもできる。
【0011】また、本発明は、異常信号の送信は、異常
を監視する手段であるセキュリティー会社、その他救急
センターと電話回線で接続して行う。
【0012】
【実施例】実施例1 図1は本発明の監視システムの一実施例を示すブロック
図である。トイレの空き時間、トイレの使用時間あるい
はロータンクの液位変化を検知する検知手段1と、検知
手段1からの検知信号から異常か否かを判定して異常が
あれば異常信号を出力する異常判定手段2と、異常信号
が入力される監視手段3で構成される。
【0013】検知手段1で検知された検知信号により異
常判定手段2の時間計算部2aでクロックパルスが計数
され、トイレの空き時間、トイレの使用時間あるいはロ
ータンクの液位変化の時間が計算される。時間計算部2
aで計算された計算時間は、時間比較部2bで設定時間
入力部2cから入力した設定時間と比較される。比較の
結果が異常判定部2dで判定され、異常と判定されれ
ば、異常信号発信部2eから異常信号が出力される。
【0014】異常判定手段2からの異常信号は、監視手
段3に入力される。監視手段3では、例えば、正常の状
態では青ランプで表示し、異常信号が入力されると、赤
ランプの点滅を行って報知する。
【0015】外出の際には、異常信号を発信しないよう
にするため、異常信号の発信を中止する手段4として外
出用スイッチを設け、中止を報知する中止報知手段4a
として点滅するランプを設ける。また、異常信号の発信
を中止する発信中止手段には、中止の状態であっても、
検知手段であるセンサーが動作すれば、検知信号が入力
され、中止が解除され、定常状態に復帰させるようにす
る。
【0016】次に、本発明のシステムを図2のフローチ
ャート及び図3のタイムチャートを参照して説明する。
【0017】初期はセンサー動作offの状態からスタ
ートし、ステップ1でセンサー動作offの継続時間が
計算される。計数の結果、センサー動作offの継続時
間が設定された12時間以上になると、トイレに入るこ
とができない救急事態が発生したと判定し、異常信号を
発信して監視手段に報知する。
【0018】センサー動作offの継続時間が12時間
未満で人がトイレに入ると、ステップ2で、センサー動
作がonとなりセンサー動作onの継続時間が計算さ
れ、センサー動作onの継続時間が設定された60分以
上になると、トイレの使用時間が長すぎて、トイレから
出ることができない救急事態が発生したと判定し、異常
信号を発信して監視手段に報知する。センサー動作on
の継続時間が60分未満で人がトイレから出るとセンサ
ー動作がoffとなり、ステップ1へ戻る。
【0019】図3のタイムチャートのパターン1は、図
2のフローチャートのループA間を定常的に移行する正
常な状態を示すもので、トイレ使用時間が設定時間(6
0分)を超えず、空き時間が設定時間(12時間)を超
えない場合は、異常信号は発信されない。
【0020】図3のタイムチャートのパターン2は、図
2のフローチャートのステップ1の空き時間による異常
信号の発信を示すもので、空き時間が設定時間(12時
間)以上になり、異常信号が発信される。
【0021】図3のタイムチャートのパターン3は、図
2のフローチャートのステップ2の使用時間による異常
信号の発信を示すもので、トイレ使用時間が設定時間
(60分)以上となり、異常信号が発信される。
【0022】実施例2 図4は本実施例の監視システムの別実施例のフローチャ
ートである。本実施例では、トイレの空き時間を利用し
て異常を監視するものである。検知手段1でトイレから
の退室の検知信号により異常判定手段2の時間計算部2
aでクロックパルスが計数され、トイレの空き時間ある
いはロータンクの液位変化なしの時間が計算される。時
間計算部2aで計算された計算時間は、時間比較部2b
で設定時間入力部2cから入力した設定空き時間と比較
される。比較の結果が異常判定部2dで判定され、異常
と判定されれば、異常信号発信部2eから異常信号が出
力される。そのタイムチャートは、図3のパターン2に
示される。異常判定手段2からの異常信号は、監視手段
3に入力される。監視手段3で実施例1と同様に赤ラン
プの点滅を行って報知する。
【0023】実施例3 図5は本実施例の監視システムの別実施例のフローチャ
ートである。本実施例では、トイレの使用時間を利用し
て異常を監視するものである。検知手段1でトイレ入室
の検知信号により異常判定手段2の時間計算部2aでク
ロックパルスが計数され、トイレの使用時間あるいはロ
ータンクの液位変化の時間が計算される。時間計算部2
aで計算された計算時間は、時間比較部2bで設定時間
入力部2cから入力した設定使用時間と比較される。比
較の結果が異常判定部2dで判定され、異常と判定され
れば、異常信号発信部2eから異常信号が出力される。
そのタイムチャートは、図3のパターン3に示される。
【0024】実施例4 図6本発明の監視システムの発信中止スイッチを入れた
場合のフローチャート、図7は本発明の監視システムの
発信中止スイッチを入れた場合のタイムチャートであ
る。外出の際には、異常信号を発信しないようにするた
め、発信中止手段である発信中止スイッチonすると、
中止報知手段であるランプが点滅する。帰宅後、発信中
止スイッチをoffにするとシステムは復帰し、定常状
態になるが、帰宅後、発信中止スイッチをonのままで
トイレに入っても、検知手段1が人を検知し、発信中止
スイッチが解除され、定常状態になる。
【0025】
【発明の効果】本発明では、人が屋内で通常の生活で必
ず利用するトイレの使用の有無によりトイレの使用時間
及び/又は空き時間を演算して確実に異常の有無を判定
して異常信号を発信するので、プライバシーの問題もな
く、システムの信頼性が高く実用性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視システムのブロック図である。
【図2】本発明の監視システムのフローチャートであ
る。
【図3】本発明の監視システムのタイムチャートであ
る。
【図4】本実施例の監視システムの別実施例のフローチ
ャートである。
【図5】本実施例の監視システムの別実施例のフローチ
ャートである。
【図6】本発明の監視システムの外出用スイッチを入れ
た場合のフローチャートである。
【図7】本発明の監視システムの外出用スイッチを入れ
た場合のタイムチャートである。
【符号の説明】
1:検知手段 2:異常判定手段 2a:時間計算部 2b:時間比較部 2c:設定時間入力部 2d:異常判定部 2e:異常信号発信部 3:監視手段 4:発信中止手段 4a:中止報知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレの使用の有無を検知する検知手段
    と、 検知された使用の有無から求められたトイレの使用時間
    及び/又は空き時間と設定された使用時間及び/又は空
    き時間とをそれぞれ比較して異常の有無を判定し、異常
    と判定された際に異常信号を出力する異常判定手段と、 出力された異常信号を受信して異常を監視する異常監視
    手段とを備えたことを特徴とする異常監視システム。
  2. 【請求項2】 前記検知手段が、人体を感知するセンサ
    ー、便器に付属するロータンクの液位の変化を検知する
    センサーあるいはトイレの扉の開閉を検知するセンサー
    であることを特徴とする請求項1記載の異常監視システ
    ム。
  3. 【請求項3】 異常信号の発信を中止し、及び中止解除
    の信号あるいは検知手段の検知信号により中止の解除を
    行う発信中止手段を備えたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の異常監視システム。
  4. 【請求項4】中止の報知をするための中止報知手段を備
    えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の異常監
    視システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR20220023838A (ko) * 2020-08-20 2022-03-03 (주)케이.아이.기술 화장실 내 응급상황 발생 감지 및 처리 시스템

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