JPH09131382A - 在宅看護管理装置 - Google Patents

在宅看護管理装置

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Publication number
JPH09131382A
JPH09131382A JP28840195A JP28840195A JPH09131382A JP H09131382 A JPH09131382 A JP H09131382A JP 28840195 A JP28840195 A JP 28840195A JP 28840195 A JP28840195 A JP 28840195A JP H09131382 A JPH09131382 A JP H09131382A
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JP
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manager
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JP28840195A
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English (en)
Inventor
Osami Taira
修実 平
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TAIRA SYST KAIHATSU KIYOURIYOK
TAIRA SYST KAIHATSU KIYOURIYOKU KK
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TAIRA SYST KAIHATSU KIYOURIYOK
TAIRA SYST KAIHATSU KIYOURIYOKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢者等の被管理者には全く負担をかけること
なく、自動的に異常発生を判断して身内等の管理者に異
常発生を報知し、速やかな看護を可能にする在宅看護管
理装置を提供する。 【解決手段】被管理者14が寝ているか、起床して一般
の室内(寝室、居間、浴室等)に居るか、便所に入って
いるか、を検出する手段1〜4(例えば各室内に設けた
赤外線センサ等)を設け、制御手段5内に被管理者の生
活リズムに対応した基準時間範囲、すなわち、睡眠時
間、起床時刻、便所の使用時間等を予め記憶しておき、
上記検出手段で検出した実際の生活状態が上記の基準時
間範囲から外れた場合に異常発生と判断し、予め設定し
た管理者に電話で異常を報知するように構成した在宅看
護管理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者や病身者等
の在宅状態を観察し、異常発生時等には近親者等に報知
し、速やかな看護を可能にする在宅看護管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、少子化と核家族化の進行により、
高齢者の単身居住が増加している。このように高齢者或
いは病身者が単身で居住している場合には、万一、病気
や怪我で倒れた場合、子や孫等の身内の者に連絡するこ
とが困難になり、そのため手遅れになるおそれもある。
また、身内の者にしても離れて居住している親の安否が
心配になるという状況がある。上記のように異常が発生
した場合、一般的には、単身居住者が自分で電話をかけ
て身内の者に異常発生を報知するものと思われるが、単
身居住者が倒れて電話までたどり着けない場合や、意識
不明になってしまった場合等には、異常発生を知らせる
ことが出来ない。また、ホームヘルパーが定期的に訪問
して高齢者等の安否を確認する制度もあるが、何時異常
が発生するか判らないので、次の訪問時まで異常検出が
遅れ、手遅れになるおそれがあると共に、ホームヘルパ
ーの人員不足や費用面の問題もある。
【0003】このような場合の対策として、単身居住者
が緊急用の送信機を持ち、異常発生時に送信機を操作し
て異常発生を知らせる方式が考えられる。しかし、この
方式では、常時送信機を携帯するのが煩わしいと共に、
高齢者は単純な操作でも記憶するのが困難なことがあ
り、さらに呆けや意識不明になった場合には送信機を操
作することも出来ないので、実用的でない、という問題
がある。なお、上記のごとき問題は、単身居住者に限ら
ず、例えば老夫婦が一緒に居住しているような場合で
も、一方に異常が発した場合に、他方が老衰や呆け等で
適切な処置を行なうことが困難な場合がある。また、い
わゆるシルバーマンションのように、複数の高齢者を居
住者とし、医療施設も備えた集合住宅の場合にも、各居
住者の異常を適切に判断して速やかな看護を可能にする
ため、各居住者の状態を管理する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のごと
き問題を解決するためになされたものであり、高齢者等
の被管理者には全く負担をかけることなく、自動的に異
常発生を判断して身内等の管理者に異常発生を報知し、
速やかな看護を可能にする在宅看護管理装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、被管理者が就寝状態か否かを検出する就寝検出
手段と、上記被管理者が一般室内に居るか否かを検出す
る一般居住検出手段と、上記被管理者が便所に入ってい
るか否かを検出する排泄行為検出手段と、上記被管理者
の生活リズムに対応して予め設定した基準時間範囲と上
記各検出手段の検出結果に基づいて判別した時間情報と
を比較し、実際の時間が基準時間範囲から逸脱した場合
に異常発生と判断し、予め定めた管理者に異常を報知す
る制御手段と、を備えるように構成している。なお、就
寝状態とは、ベッドや布団等の寝具を用いている状態で
あり、睡眠状態か覚醒状態かは問わない。
【0006】上記のように、請求項1に記載の発明にお
いては、被管理者が寝ているか、起床して一般の室内
(寝室、居間、浴室等)に居るか、便所に入っている
か、を検出する手段(例えば各室内に設けた赤外線セン
サ等)を設け、被管理者の生活リズムに対応した基準時
間範囲、すなわち、睡眠時間、起床時刻、便所の使用時
間等(時間幅と時刻とが含まれる)を予め測定して記憶
しておき、実際の生活状態が上記の基準時間範囲から外
れた場合に異常発生と判断し、予め設定した管理者に異
常を報知するように構成したものである。実際の生活状
態が上記の基準時間範囲から外れた場合とは、例えば起
床時刻が通常の時間帯よりも大幅に遅れた場合、便所に
居る時間が異常に長い場合、一つの部屋(例えば居間)
に留まっている時間が通常の範囲よりも大幅に長い場合
等である。上記のように構成したことにより、被管理者
に全く負担をかけず、しかも管理されていることを感じ
させないで、被管理者の異常検出と通報を行なうことが
出来る。
【0007】次に、請求項2に記載の発明においては、
上記制御手段が、上記各検出手段の検出結果に基づいて
判別した実際の時間情報に応じて上記基準時間範囲を順
次書き換える学習機能を備えたものである。上記生活リ
ズムに対応した基準時間範囲は、加齢や体調の変化等に
応じて多少変化するので、このような学習機能を備える
ことにより、生活リズムの変化によく適応した管理を行
なうことが出来る。
【0008】次に、請求項3に記載の発明においては、
上記制御手段が、通常の電話通信網に接続されており、
電話通信網を介して上記管理者に異常報知を行なうもの
である。上記制御手段と各管理者間の情報伝達機構は、
専用回線等を用いてもよいが、一般的な電話通信網、す
なわち日本電信電話会社(NTT)等の電話回線や携帯
電話、ポケットベル等を利用することにより、遠方の管
理者に容易に情報を伝達することが出来る。なお、集合
住宅内の内線電話回線等も含まれる。
【0009】次に、請求項4に記載の発明においては、
上記制御手段が、管理者として複数の管理者を定め、か
つ複数の管理者について予め定めた優先順位を記憶して
おり、異常発生時には、優先順位の高い方から順に、何
れかの管理者が異常報知を受信するまで順次報知するも
のである。管理者が単数では不在等の理由によって異常
報知が確実に行なわれないおそれがある。そのため、本
発明では複数の管理者を定めているが、それら複数の管
理者の全てに報知するのは無駄が多い。そのため、複数
の管理者に優先順位を定め、優先順位の高い方から順
(例えば長男、次男等の順)に報知を行ない、何れかの
管理者が報知を受信した場合には、それ以降の報知は行
なわないようにしたものである。
【0010】次に、請求項5に記載の発明においては、
上記制御手段が、上記各管理者毎に予め設定された暗証
番号を記憶しており、電話を介して異常報知を受けた管
理者が当該暗証番号を返信することにより、当該管理者
の受信を確認する機能を備えたものである。上記請求項
4のように、或る管理者が受信した場合に以降の報知を
行なわない構成の場合には、安全のため管理者が確実に
受信したことを確認する必要がある。そのため、予め管
理者毎に暗証番号を定めておき、受信した管理者が暗証
番号を返信することによって受信したことを確認するよ
うに構成したものである。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、上記複数
の管理者のうち、少なくとも優先順位が最も低い管理者
として常時受信可能な管理組織を設定するように構成し
たものである。管理者としては、一般に子、孫等の近親
者が考えられるが、一般人の場合には、常時在宅すると
は限らないので、異常発生時に複数の管理者の全てが連
絡不能になる可能性がある。そのため、常時連絡可能な
組織、例えば管理会社や消防署の救急センター(119
番)を最下位の管理者として設定しておき、上位の管理
者の全てに連絡不能の場合には、上記の連絡可能な組織
に異常報知を行なうように構成したものである。
【0012】次に、請求項7に記載の発明においては、
各検出手段の検出結果に基づき、被管理者が就寝中であ
るにも関わらず家内の他の個所に人が存在する場合に、
管理者に異常を報知する機能を付加したものである。被
管理者が就寝中は、一般に他の人は家内に存在しないは
ずである。したがって就寝中に他人が存在する場合は、
悪意の侵入者である可能性があるので、このような場合
には異常報知することにより、被管理者の安全を確保す
ることが出来る。
【0013】次に、請求項8に記載の発明においては、
複数の被管理者が同一住居で生活している場合、各被管
理者毎に固有のID番号を有するID番号提示手段を各
被管理者に配設し、各検出手段は上記ID番号提示手段
との間で信号の授受を行なって上記ID番号を読み取
り、制御手段では上記のID番号に応じて各被管理者毎
に当該被管理者の存在位置を判別し、各被管理者毎に異
常判断を行ない、異常を生じた被管理者についての管理
者に異常を報知する機能を備えたものである。複数の被
管理者が同居している場合、例えば老夫婦の場合やシル
バーマンション等においては、各人の生活状態を個別に
検出し、各々の生活リズムに適合した基準時間範囲で判
定する必要がある。そのため各被管理者毎に固有のID
番号を有するID番号提示手段を持たせ(例えばICカ
ード式の送受信器を衣類に取り付ける等)、検出手段の
検出エリアに被管理者が入ったときに信号を送って上記
のID番号を読み取ることにより、被管理者の判別と存
在位置の検出とを行なうようにしたものである。そして
各被管理者についての管理者が異なる場合には、該当す
る管理者に異常報知を行なうように構成している。な
お、この場合、被管理者毎にID番号提示手段を携帯す
ることになるが、ID番号提示手段は検出手段からの制
御でID番号読み取りを行なうものであり、被管理者自
身は何の操作も行なう必要がないので、煩わしさを与え
ることがないと共に、被管理者が意識不明になった場合
等でも全く支障なく動作する。なお、被管理者が単身居
住の場合でも、大型のペット(犬、猫等)を室内で飼っ
ている場合には、赤外線センサで両者を区別することは
困難なので、上記と同様の構成とし、被管理者がID番
号提示手段を携帯することになる。
【0014】次に、請求項9に記載の発明は、これまで
説明した異常報知に加えて、上記各検出手段で検出した
被管理者の通常の生活の状態のうち、予め設定した項目
について管理者に報知するように構成したものである。
本発明は、基本的には異常状態時に報知するものである
が、上記の各検出手段によって被管理者の通常の生活状
態、すなわち、起床時刻、就寝時刻、居間で寛いでいる
状態等を検出することが出来るので、異常発生時でなく
とも、必要があれば、それらの状況を管理者に報知する
ことが出来る。したがって請求項8においては、必要と
する項目を予め設定しておくことにより、通常の生活状
態(例えば起床した時刻)も管理者に報知するように構
成したものである。このように通常の生活状況を管理者
が知ることにより、被管理者が正常であることを管理者
が確認することが出来ると共に、場合によっては生活状
況の変化から本格的な異常になる前に異常の先駆的状況
に気付くこともできる。
【0015】次に、請求項10に記載の発明は、これま
で説明した異常報知に加えて、排泄用ナプキン(いわゆ
るおむつ)の湿潤(すなわち排泄が行なわれたこと)を
報知する機能を付加したものである。いわゆる養護老人
ホームのごとき施設においては、排泄用ナプキン交換の
看護を行なう必要のある場合があるが、排泄用ナプキン
の湿潤を自動的に検出して報知することにより、排泄用
ナプキンに排泄が行なわれた場合に速やかにその交換を
行なうことが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示すブロック図である。図1において、1は被管理
者14が就寝状態か否かを検出する就寝検出手段であ
る。なお、就寝状態とは、ベッドや布団等の寝具を用い
ている状態であり、睡眠状態か覚醒状態かは問わない。
この就寝検出手段としては、例えば寝室のベッド上空の
天井等に赤外線センサを設け、被管理者14がベッド上
に存在するか否かを検出する。上記赤外線センサとして
は、単に所定領域(赤外線センサの検出領域10)に人
間が存在することを検出する程度のセンサもあるが、被
管理者14が寝返りを打った程度の微小な動きを検出で
きる精密なセンサ(例えば松下電工株式会社の製品番号
NTP−S70−T)も実用化されている。或いは、就
寝検出センサ1として、ベッドや布団に設けた圧力セン
サを用い、被管理者14がベッド等に横たわっているか
否かを検出するように構成してもよい。
【0017】また、2および3は、被管理者14が一般
室内に居るか否かを検出する一般居住検出手段である。
この一般居住検出手段2、3としては、上記と同様の赤
外線センサを用いることが出来る。また、一般室内とは
便所を除く意味であり、寝室、居間、台所、浴室等にそ
れぞれ一般居住検出手段を設ける。例えば、一般居住検
出手段2は寝室に、一般居住検出手段3は居間に設け
る。設置個所は例えば各室の出入口付近の天井に設け、
被管理者14が当該検出手段の検出領域11、12を通
過したことを検出する(具体的には入ったときと出たと
きに信号を送出する)ことにより、当該室に入った時と
出た時とを後記の制御手段5で判断し、その室に被管理
者が存在するか否かを判断することが出来る。
【0018】なお、赤外線センサには、赤外線が変化し
た際にのみ信号出力し、一定の赤外線が放出されている
場合には反応しないタイプがある。したがって部屋の中
にストーブや炬燵等の赤外線放射器具が存在しても、動
作開始時と停止時とにしか反応しないので、被管理者1
4の出入りは区別して検出することが出来る。また、前
記のように室の出入り口に狭い検出領域を持つセンサを
設置して出入りを検出するように構成した場合には、室
内にストーブ等があっても影響はない。また、4は、被
管理者14が便所に入っているか否かを検出する排泄行
為検出手段である。この排泄行為検出手段4も上記と同
様の赤外線センサ(検出領域13)を用いることが出来
る。
【0019】なお、図1においては、一人の被管理者1
4が就寝中、寝室で起きている場合、居間に居る場合、
便所に居る場合のそれぞれの状態を象徴的な図形で示し
ており、各センサの検出領域内に常時存在するような図
になっているが、例えば検出領域を出入口付近の狭い範
囲に限定して設け、その室内に出入りした際に検出する
ようにしてもよい。
【0020】また、浴室にも被管理者14の存在の検出
を行なうセンサを設けることが望ましいが、現在の赤外
線センサでは湯気のため被管理者の検出が困難である。
そのため、例えば後記図2の実施の形態で説明するIC
カード型の送受信器を被管理者14の衣類等に取付け、
浴室の脱衣所等に検出手段を設けることにより、実質的
な入浴時間(浴室に居る時間)を検出することが出来
る。なお、浴室で実用可能な赤外線センサが出来れば、
上記検出手段1〜4と同様の構成も可能である。
【0021】上記のように、就寝検出センサ1、一般居
住検出手段2、3、排泄行為検出手段4を設け、それら
の信号を制御手段5で判別することにより、就寝中か、
寝室内で起きている状態か、居間に居る状態か、便所に
入っている状態か、等を判別することが出来る。なお、
部屋数が多い場合には、それぞれの部屋に一般居住検出
手段を設ければよい。
【0022】次に、制御手段5は、上記各検出手段から
の検出信号を受けて被管理者14の存在位置とその時間
を判別する位置判別手段5−1と、個々の被管理者の生
活リズムに対応して予め設定した基準時間範囲を記憶し
ている基準時間記憶手段5−2と、上記基準時間記憶手
段5−2の基準時間範囲と上記位置判別手段5−1で判
別した被管理者の存在位置の時間情報(どの場所にどれ
だけ存在するか)とを比較し、実際の時間が基準時間範
囲から逸脱した場合に異常発生と判断する異常判断手段
5−3と、異常発生時に電話回線6を介して予め定めた
複数の管理者の加入電話7、8、9に順次異常を報知す
る報知手段5−4と、上記の管理者に関する情報を記憶
しておく管理者情報記憶手段5−5と、後記の学習手段
5−6とを備えている。この制御手段5は、具体的には
例えばコンピュータと自動電話呼び出し装置(例えば市
販のNCU制御回路:ネットワーク・コントロール・ユ
ニットに音声合成機能を付加した装置)を用いて構成す
ることが出来る。
【0023】制御手段5と各管理者間の情報伝達機構
は、専用回線等を用いてもよいが、一般的な電話通信
網、すなわち日本電信電話会社(NTT)等の電話回線
や携帯電話、ポケットベル等を利用することにより、遠
方の管理者に容易に情報を伝達することが出来る。な
お、養護老人ホームやいわゆるシルバーマンションのよ
うな集合住宅の場合には内線電話回線を用いることが出
来る。
【0024】また、上記基準時間範囲の例としては、例
えば次のごときものがある。 就寝時刻が午後9時から11時の間 就寝時間(ベッド上に横たわっている時間)が9時間
未満 起床時刻が午前6時から8時の間 継続して居間に居る時間が3時間未満 便所に居る時間が1回につき15分未満 浴室に居る時間が1時間未満 基準時間記憶手段5−2は、上記のごとき当該被管理者
に固有の基準時間範囲を予め記憶している。なお、この
内容は予め当該被管理者について実際に測定した値を入
力してもよいし、或いは被管理者や家族から聞いた生活
状況に基づいて設定した数値でもよい。一般に高齢者は
生活状況が規則的であり、あまり大幅に変化することは
少ない。また、上記のに記載した数値は、単身居住の
高齢者について一般に通用するとされる数値である。
【0025】異常判断手段5−3は、位置判別手段5−
1で検出した実際の時間情報が上記の範囲から外れた場
合に異常と判断する。上記の基準時間の例では、例え
ば、午後9時前に就寝した場合、9時間以上連続して寝
ている場合、午前8時を過ぎても起床しない場合、3時
間以上継続して居間に居る場合、便所に15分以上入っ
ている場合、風呂に1時間以上入っている場合等には、
被管理者に異常が生じて、その場所で倒れている状況や
寝たままになっている状況が考えられる。
【0026】また、報知手段5−4による複数の管理者
に対する報知は次のようにして行なう。すなわち、管理
者には予め優先順位を設定し、優先順位の高い方から順
に報知を行なう。例えば、被管理者が単身居住の親であ
る場合、長男を優先順位1、次男を優先順位2、消防署
の救急センター(119番)を優先順位3とする。管理
者情報記憶手段5−5には上記のような管理者に関する
情報、すなわち、管理者名、優先順位、電話番号および
後記の暗証番号等を記憶しておく。
【0027】上記のように、優先順位を定めておき、優
先順位の高い方から順に電話番号を呼び出して報知を行
ない、何れかの管理者に電話が繋がって報知が行なわれ
た場合には、それ以後の管理者には報知を行なわない。
このように構成したのは次の理由による。すなわち、管
理者が単数では不在等の理由によって異常報知が確実に
行なわれないおそれがあるため、複数の管理者を定めて
いるが、それら複数の管理者の全てに報知するのは無駄
が多い。そのため、優先順位の高い方から順に報知を行
ない、何れかの管理者が報知を受信した場合には、それ
以降の報知は行なわないようにしたものである。なお、
養護老人ホームやいわゆるシルバーマンションのように
管理室やナースセンターに常駐の管理者が存在する場合
には、単数の管理者に通報するように構成してもよい。
なお、異常報知の内容は、例えば本システムの名称がA
システムで被管理者名がBの場合に「Aシステムです。
B様のお宅で異常が発生しました」等の予め設定した言
葉を音声で通報する。また、「B様の便所で異常が発生
しました」のように異常発生個所も報知するようにして
もよい。これらの音声は合成音声(報知手段5−4内の
ICメモリに予め設定した言葉を記憶しておく)或いは
予め録音したものを用いる。
【0028】また、管理者宅の電話に接続されたのみで
は、確実に管理者に報知が行なわれたか否か不確実なの
で、管理者自身が受信したことを確認するため、各管理
者毎に予め暗証番号を設定し、電話を介して異常報知を
受けた管理者が当該暗証番号(管理者のみが記憶してい
る)を返信することにより、報知手段5−4で当該管理
者の受信を確認することが出来る。この場合には、異常
を報知する際に、例えば「B様のお宅で異常が発生しま
した。確認できる場合は暗証番号を押して下さい」等の
予め設定した言葉を音声で送信し、暗証番号送信を促す
ように構成するとよい。なお、暗証番号の送信は通常の
押しボタン式電話機の押しボタンを操作することによっ
て行なうことが出来る。さらに報知手段5−4で暗証番
号を受信した場合には、「確認しました」旨の音声を送
信した後、回線を切る処理を行なう。なお、暗証番号を
受信しなかった場合もしくは電話が接続出来ない状態で
所定時間が経過した場合(当該管理者に報知出来なかっ
た場合)には、そのまま(もしくは上記と同様の音声を
送った後)回線を切って次の管理者宅の電話に通報す
る。
【0029】また、上記のように制御手段5が暗証番号
を受信することによって管理者の異常報知受信を確認し
た場合には、自動的に本システム全体をリセットして通
常の待機状態に復帰させることもできるが、管理者また
は被管理者の操作によってリセットするように構成する
ことも出来る。すなわち、管理者に異常発生を報知した
のみでは、必ずしも被管理者の介護が行なわれるとは限
らない。したがって異常報知を行なった場合には、管理
者が被管理者の住居に出向いて本システムのリセットス
イッチ(制御手段5に設ける)を操作するか、もしくは
被管理者自身が上記リセットスイッチを操作(例えば誤
った異常報知の場合等)した場合に本システム全体をリ
セットして通常の待機状態に復帰させるように構成する
こともできる。
【0030】また、管理者としては、一般に子、孫等の
近親者が考えられるが、一般人の場合には、常時在宅す
るとは限らないので、異常発生時に複数の管理者の全て
が連絡不能になる可能性がある。そのため、常時連絡可
能な組織、例えば管理会社や消防署の救急センター(1
19番)を最下位の管理者として設定しておき、上位の
管理者の全てに連絡不能の場合には、上記の連絡可能な
組織に異常報知を行なうように構成すると確実である。
【0031】また、学習手段5−6は、位置判別手段5
−1で検出した実際の時間情報に応じて上記基準時間記
憶手段5−2に記憶している基準時間範囲を順次書き換
えるものである。すなわち、生活リズムに対応した基準
時間範囲は、加齢や体調の変化等に応じて多少変化する
ので、このような学習機能を備えることにより、生活リ
ズムの変化によく適応した管理を行なうことが出来る。
例えば、就寝時間の平均が7時間程度であり、長くても
8時間程度の場合は、多少の余裕を持たせて基準時間範
囲を9時間に設定するが、睡眠時間が次第に短くなって
平均が6時間で長くても7時間程度になった場合には、
基準時間範囲を8時間に変更する。
【0032】次に、図2は、本発明の第2の実施の形態
を示すブロック図である。この実施の形態は、複数の被
管理者が同一住居で生活している場合の管理装置であ
る。複数の被管理者が同一住居で生活している場合に
は、単身居住の場合とは異なった構成が必要である。す
なわち、複数の被管理者が同居している場合、例えば老
夫婦同居の場合やシルバーマンション等においては、各
人の生活状態を個別に検出し、それぞれの生活リズムに
適合した基準時間範囲で判定する必要がある。そのため
各被管理者毎に固有のID番号を有するICカード式の
送受信器を衣類に取り付け、各検出手段も送受信装置を
用い、検出手段の検出エリアに被管理者が入ったとき
に、検出手段から送信している信号に応じて上記の送受
信器からID番号を読み取ることにより、被管理者の判
別と存在位置の検出とを行なう。この場合、被管理者毎
に送受信器を携帯することになるが、検出手段からの制
御で送受信器の番号読み取りを行なうように構成すれ
ば、被管理者自身は何の操作も行なう必要がないので、
煩わしさを与えることがないと共に、被管理者が意識不
明になった場合等でも全く支障なく動作するように出来
る。なお、被管理者毎に管理者が異なる場合には、異常
を生じた被管理者についての管理者に異常を報知する。
これらの管理者情報は管理者情報記憶手段5−5に記憶
させておく。
【0033】図2において、14A、14B、14C、
14Dはそれぞれ異なる被管理者であり、図2では、各
人がそれぞれ就寝中、寝室で起きている状態、居間に居
る状態、便所に居る状態を例示している。また、15
A、15B、15C、15Dはそれぞれの被管理者毎に
異なったID番号を有するICカードであり、各被管理
者が携帯(例えば衣服に取り付ける)している。また、
各検出手段1’〜4’は前記の赤外線センサではなく、
極超短波(例えばGHz程度の電波)、光線(レーザ光
線等)または超音波等を送信し、自己の検出領域10〜
13に入ったICカード15A、15B、15C、15
DからID番号を読み取ることにより、自己の検出領域
に入った被管理者を判別する装置である。具体的には、
駅の改札口に備えられているノータッチ式の定期券読み
取り装置(使用者が定期券を読み取り装置の前方に提示
するだけで内容を読み取る装置)を上記検出手段とし、
定期券と同様のカードを上記ICカードとして用いるこ
とが出来る。上記の検出手段とICカードの組合せシス
テムの市販品としては、例えば松下通信工業株式会社製
の「非接触カードシステム」等があり、それを用いて実
現できる。
【0034】上記のようなICカードは、数mの極めて
短い距離で送受信を行なうものであるため、極小電力の
回路で済む。さらに検出手段のエリアに被管理者が入っ
たときにのみ動作し、通常時は電力消費の非常に少ない
待機状態もしくは停止状態になるように構成すれば、電
力消費は極めて少なくなる。さらに、上記ICカード内
で、検出手段からの信号送信電力を整流して得た電力を
用いて動作するように構成すれば、電源を全く必要とし
ないように構成することもできる。
【0035】また、就寝状態か否かを判別する場合に
は、圧力センサと上記のIC番号読み取り装置とを併用
し、圧力センサでベッド上に存在か不存在かを判断し、
上記IC番号読み取り装置で複数の被管理者のうちの誰
であるかを判断するように構成してもよい。
【0036】なお、図2においては、4人の被管理者が
それぞれ就寝中、寝室で起きている場合、居間に居る場
合、便所に居る場合のそれぞれの状態を象徴的な図形で
示しており、各センサの検出領域内に常時存在するよう
な図になっているが、例えば一般居住検出手段2’、
3’の検出領域を出入口付近の狭い範囲に限定して設け
(具体的には前記の定期券読み取り装置のごとき構
成)、その室内に出入りした際に検出するようにしても
よい。
【0037】また、被管理者が単身居住の場合でも、大
型のペット(犬、猫等)を室内で飼っている場合には、
赤外線センサで両者を区別することは困難なので、上記
と同様の構成とし、被管理者がICカードを携帯するこ
とになる。この場合には、被管理者が単身なので、番号
の判別機能は必要とせず、単に被管理者自身が各検出手
段の検出領域に出入りしたことを検出すればよい。
【0038】次に、本発明の第3の実施例の形態につい
て説明する。この実施の形態は、これまで説明した異常
報知に加えて、上記各検出手段で検出した被管理者の通
常の生活の状態のうち、予め設定した項目について管理
者に報知するように構成したものである。本発明は、基
本的には異常状態時に報知するものであるが、上記の各
検出手段によって被管理者の通常の生活状態、すなわ
ち、起床時刻、就寝時刻、居間で寛いでいる状態、定期
的に服用すべき薬を飲んだ状態(例えば台所の水場を使
用したことによって判断)等を検出することが出来るの
で、異常発生時でなくとも、必要があれば、それらの状
況を管理者に報知することが出来る。したがって必要と
する項目(例えば起床時刻、就寝時刻等)を予め設定し
ておくことにより、通常の生活状態も管理者に報知する
ことが出来る。この場合には、図1または図2におい
て、上記の項目を記憶する手段(図示せず)を設け、ま
た、報知手段5−4内に、位置判別手段5−1で判別し
た通常の生活状況のうち、上記の項目に該当するものを
報知する機能を付加すればよい。この報知方法として
は、予め設定した項目に対応した言葉を記録しておき、
電話で通報する。例えば「就寝時刻」を設定した場合に
は、被管理者が就寝すると「只今B様がおやすみになり
ました」等の音声が電話で管理者に送られることにな
る。
【0039】このように被管理者の通常の生活状況を管
理者が知ることにより、被管理者が正常であることを管
理者が確認することが出来ると共に、場合によっては生
活状況の変化から本格的な異常になる前に異常の先駆的
状況、例えば薬を頻繁に飲み忘れるとか1か所に居る時
間が長くなる(行動が鈍くなる)等に気付くこともでき
る。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。この実施の形態は、これまで説明した異常報
知に加えて、排泄用ナプキン(いわゆるおむつ)の湿潤
(すなわち排泄が行なわれたこと)を報知する機能を付
加したものである。具体的な構成は、排泄用ナプキンに
湿度センサ(電気抵抗式、サーミスタ式等多数あり)を
設けて被管理者の排泄が行なわれたことを検知し、有線
または無線送信器によって制御手段5へ送信するように
構成する。いわゆる養護老人ホームのごとき施設におい
ては、排泄用ナプキン交換の看護を行なう必要のある場
合があるが、排泄用ナプキンの湿潤を自動的に検出して
報知することにより、排泄用ナプキンに排泄が行なわれ
た場合に速やかにその交換を行なうことが出来る。この
場合の報知内容は、例えば予め定めた音声や単なる音響
信号でもよい。
【0041】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。この実施の形態は、他人の侵入を判別する機
能を付加したものである。被管理者が就寝中は、一般に
他の人は家内に存在しないはずである。したがって就寝
検出手段1によって被管理者が就寝中であることを検出
しているのと同じ期間に、他の検出センサに反応があっ
た場合には、異常判断手段で異常(悪意の侵入者である
可能性がある)と判断し、異常報知するように構成す
る。これにより被管理者の安全を確保することが出来
る。なお、ペットを飼っている場合には、ペットの登録
を行なうことにより、上記の機能を停止することが出来
る。また、前記図2の実施の形態のように、複数の被管
理者が同居している場合には、前記のICカードで判別
した正規の被管理者が全て就寝状態であるときに、他の
動物が存在する場合には侵入者である、と判断するよう
に構成する。
【0042】次に、これまで説明した制御手段5におけ
る制御内容の例をフローチャートに基づいて説明する。
まず、図3は、管理システムの登録処理に関するフロー
チャートである。図3において、ステップS1に示す情
報レベル1とは、前記第3の実施の形態で説明した通常
の生活状況を報知するものであり、情報レベル1を報知
する必要のある場合は、ステップS1において、その項
目と報知すべき管理者の電話番号とを登録する。ステッ
プS2に示す情報レベル2とは、前記第1の実施の形態
で説明した異常報知のうち通常の管理者(子や孫等の一
般管理者)に対する報知であり、ステップS2では、異
常報知すべき管理者の優先順位と電話番号とを登録す
る。ステップS3では、登録した管理者数が6か所以下
か否かを判断する。例えば、異常報知すべき管理者数の
最大値は7か所であり、7か所以上になると直ちにステ
ップS5へ行く。6か所以下の場合はステップS4で登
録完了か否かを判断し、さらに登録したい場合にはステ
ップS2以下を繰返し、6か所以下でも登録が完了して
いる場合にはステップS5へ行く。ステップS5に示す
情報レベル3とは、前記第1の実施の形態で説明した異
常報知のうち情報レベル2の管理者が全て不在の場合に
報知する緊急用の管理組織(消防署の救急センターや管
理会社)に対する報知であり、ステップS5では、異常
報知すべき管理者の電話番号を登録する。そしてステッ
プS6で登録確認処理を行なった後、登録完了する。
【0043】次に、図4は、動作のメインフローチャー
トである。図4において、ステップS7に示す就寝セン
サ作動とは、前記の就寝検出手段1で被管理者が就寝中
か否か示すものであり、“はい”は就寝中、“いいえ”
は起床したことを示す。また、ステップS8に示す寝室
センサ作動とは、前記一般居住検出手段2で寝室に設け
たセンサの動作であり、“はい”は被管理者が寝室に居
る状態、“いいえ”は寝室に居ない状態を示す。また、
ステップS9に示す排泄センサ作動とは、前記第4の実
施の形態で説明した排泄用ナプキンに設けた湿度センサ
が被管理者の排泄を検知した状況を示すものであり、
“はい”は排泄された状態、“いいえ”は排泄されない
状態を示す。なお、排泄報知が不要の場合には、このス
テップは削除する。また、ステップS10に示す排泄行
為センサ作動とは、前記排泄行為検出手段4で被管理者
が便所に居るか居ないかを示すものであり、“はい”は
便所に居る状態、“いいえ”は便所に居ない状態を示
す。また、ステップS11に示す部屋センサ作動とは、
前記一般居住検出手段3で居間に設けたセンサの動作で
あり、“はい”は被管理者が居間に居る状態、“いい
え”は居間に居ない状態を示す。
【0044】図3に示すメインフローチャートでは、ま
ず、被管理者が就寝中か否かを判断し、就寝中の場合
は、その就寝時間を学習した後、それが正常な基準時間
(図4では正常時間と記す、以下同じ)範囲内か否かを
判断し、正常範囲の場合は後述する観察モードへ行く。
また、正常時間範囲外の場合には、異常発生と判断して
後述する異常管理モードへ行く。
【0045】被管理者が就寝中でない場合は、寝室に居
るか居ないかを判断し、居る場合にはその時間を学習し
た後、正常時間範囲か否かを判断し、範囲外の場合には
異常発生と判断して後述する異常管理モードへ行く。正
常範囲の場合には排泄センサの判断へ行く。
【0046】寝室に居ない場合は、排泄用ナプキンが汚
れているか否かを判断し、汚れている場合には、その時
間を学習した後、正常時間範囲か否かを判断する。正常
時間範囲外の場合、例えば短い時間で排泄用ナプキンが
汚れた場合には、異常管理モードへ行く。範囲内の場合
には次の排泄行為センサ(便所に居るか)へ行く。
【0047】次に、被管理者が便所に居るか否かを判断
し、居る場合にはその時間を学習した後、正常時間範囲
か否かを判断する。そして範囲外の場合、例えば便所に
居る時間が大幅に長い場合には、異常と判断して異常管
理モードへ行く。正常範囲内の場合には次の部屋センサ
作動へ行く。
【0048】次に、被管理者が居間に居るか否かを判断
し、居る場合にはその時間を学習した後、正常時間範囲
か否かを判断する。そして範囲外の場合、例えば居間に
継続して居る時間が3時間以上の場合には、異常と判断
して異常管理モードへ行く。正常範囲内の場合にはステ
ップS7へ戻る。
【0049】次に、図5は、異常管理モードを示すフロ
ーチャートである。図5においては、まず、情報レベル
2の管理者(異常時の一般管理者)の優先順位の最も高
い管理者を設定する。次に、異常発生個所(寝室、居
間、便所等)を記録した後、上記の管理者に電話を送信
する動作を行なう。そして回線が接続されたか否かを判
断し、接続された場合には異常発生の情報を通達する。
この内容は、例えば「異常が発生しました。受信を確認
されましたら暗証番号をお送り下さい」等の予め設定し
た言葉を音声で送信する。次に、異常報知が確実に通達
されたことを確認するため、管理者からの暗証番号の送
信を待ち、送られてきた暗証番号が記憶している数値と
一致している場合には、通話を切る処理を行なう。
【0050】一方、暗証番号が不一致(送信されない場
合を含む)の場合には、情報レベル2の管理者の第2の
優先順位の管理者を設定し、最初の通話を切った後、第
2順位の管理者に上記と同様に異常情報の連絡を行な
う。また、通話出来ないままで情報レベル2に登録して
ある管理者が全て終了した場合には、情報レベル3の管
理者(管理会社や救急センター等の非常連絡用)へ電話
連絡を行なう。この異常報知は確実に報知される。そし
て連絡後には通話を切る処理を行なう。次に、介護者が
到着したか否かを判断(被管理者以外の人が検出された
かによって判断)し、介護者が到着した場合には、正常
化処理(異常状態が終了した後に機器をリセットする)
が行われるまで待機する。また、所定時間(例えば1時
間、任意に設定可能)が経過しても介護者が到着しなか
った場合には、再び情報レベル3の管理者へ異常報知を
行なう。
【0051】なお、上記のフローチャートでは、情報レ
ベル3の管理者の場合にのみ「正常化処理完了まで待
機」(正常化処理とは異常状態が終了した後に機器をリ
セットする意味)のステップを設けているが、前記のよ
うに管理者(情報レベル2の管理者)が被管理者の住居
に出向いてリセットスイッチを操作するか、もしくは被
管理者自身がリセットスイッチを操作して本システムを
リセットして通常の待機状態に復帰させる構成の場合に
は、情報レベル2のフローにも管理者が到着したか否か
の判断と正常化処理完了まで待機のステップを設ければ
よい。
【0052】例えば、図5の「暗証番号一致」の次に、
所定の設定時間内に被管理者宅へ管理者が出向いたか否
かを判断(管理者が被管理者の住居に出向いたことを前
記の各検出手段が検出)し、上記設定時間が過ぎても出
向いていない場合には、再度、電話で異常報知を行な
う。管理者が被管理者の住居に出向いたことを前記の各
検出手段が検出した場合、すなわち被管理者以外の人が
被管理者宅に居る状態を検出したときに異常情報の報知
を解除するように構成する。なお、正常化処理(装置全
体のリセット)は上記と同様に管理者または被管理者の
操作によって行なうように構成する。
【0053】次に、図6は、観察モードを示すフローチ
ャートである。この観察モードは前記第5の実施の形態
に相当する。図6において、就寝センサ作動“いいえ”
の場合、すなわち、被管理者が起きている場合には、前
記のメインフローチャートのステップS8へ行く。被管
理者が就寝中の場合には、就寝時間を学習した後、正常
時間範囲内か否かを判断し、範囲外の場合には異常管理
モードへ行く。正常範囲内の場合には、寝室センサ、排
泄センサ(無くともよい)、排泄行為センサ、部屋セン
サのそれぞれが作動しているか否か、すなわち、家内に
動物が存在するか否かを判断する。この場合、被管理者
本人は就寝中であるから、他の場所に居ることはない。
したがって何れかのセンサで動物の存在が検出された場
合には、ペット登録と来客登録の有無を判断し、そのど
ちらもない場合には、侵入者があると判断されるので、
異常管理モードへ行き、管理者に異常を報知する。この
ように、被管理者が就寝中に家内の他の場所に動物の存
在が検出され、ペットや来客の登録がない場合には、悪
意の侵入者である可能性があるので、異常報知を行な
う。
【0054】なお、前記第2の実施の形態で説明した複
数の被管理者が住んでいる場合には、前記のICカード
型送受信器で判別した正規の被管理者が全て就寝状態で
あるときに、他の動物が存在する場合には侵入者であ
る、と判断することが出来る。ペットや来客の扱いにつ
いては上記と同様である。
【0055】さらに、これまで説明した本発明のシステ
ムと被管理者本人の操作による異常発生報知とを組み合
わせたシステムとすることも出来る。すなわち、本発明
による異常検知方式では、被管理者自身が多少の異常を
感じた場合(例えば発病の前兆を感じた場合)でも被管
理者の生活リズムが正常範囲内の場合には異常を検知す
ることが出来ない。通常、このような場合には被管理者
が管理者に電話連絡するものと思われるが、被管理者自
身が異常を感じた場合に簡単かつ早急に異常報知をした
い場合が考えられる。一方、被管理者が小型の送信器を
持ち、異常発生時に被管理者本人が上記送信器のスイッ
チを操作することによって制御手段に異常発生を送信す
るシステムにおいては、被管理者自身の意志によって異
常を報知することが出来るが、被管理者が動作不能や意
識不明になった場合には異常報知が出来ず、また被管理
者に操作を強いるので煩わしいという問題がある。その
ため、本発明のシステムと被管理者本人の操作による異
常発生報知とを組み合わせたシステムとすることによ
り、自動的な異常検知と被管理者自身の意志による異常
報知とを両立させ、さらに確実な異常報知システムとす
ることが出来る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明において
は、被管理者の生活状態を検出する手段を設け、かつ、
被管理者の生活リズムに対応した基準時間範囲を予め記
憶しておき、実際の生活状態が上記の基準時間範囲から
外れた場合に異常発生と判断し、予め設定した管理者に
異常を報知するように構成したことにより、被管理者に
全く負担をかけず、しかも管理されていることを感じさ
せないで、被管理者の異常検出と通報を行なうことが出
来る、という効果が得られる。また、実際の時間情報に
応じて基準時間範囲を順次書き換える学習機能を設ける
ことにより、生活リズムの変化によく適応した管理を行
なうことが出来る。また、電話通信網を介して上記管理
者に異常報知を行なうことにより、遠方の管理者に容易
に情報を伝達することが出来る。また、複数の管理者に
ついて予め定めた優先順位を記憶し、異常発生時には、
優先順位の高い方から順に、何れかの管理者が異常報知
を受信するまで順次報知するように構成したことによ
り、異常発生を確実に報知することが出来ると共に、無
駄な処置をなくすことが出来る。
【0057】また、各管理者毎に予め設定された暗証番
号を記憶し、電話を介して異常報知を受けた管理者が当
該暗証番号を返信することにより、当該管理者の受信を
確認する機能を備えたものにおいては、管理者が確実に
受信したことを確認することが出来る。また、優先順位
が最も低い管理者として常時受信可能な管理組織を設定
するように構成したものにおいては、通常の管理者の全
てが連絡不能になった場合でも確実に緊急時の連絡を行
なうことが出来る。また、被管理者が就寝中であるにも
関わらず家内の他の個所に人が存在する場合に、管理者
に異常を報知する機能を付加したものにおいては、侵入
者があった場合に被管理者の安全を確保することが出来
る。
【0058】また、複数の被管理者が同一住居で生活し
ている場合、各被管理者毎に固有のID番号を有する送
受信手段を各被管理者に配設したものにおいては、各人
の生活状態を個別に検出し、各々の生活リズムに適合し
た基準時間範囲で判定し、各々の管理者に異常報知を行
なうことが出来る。また、予め設定した項目について通
常の生活状態も管理者に報知するように構成したものに
おいては、被管理者が正常であることを管理者が確認す
ることが出来ると共に、場合によっては生活状況の変化
から本格的な異常になる前に異常の先駆的状況に気付く
こともできる。また、排泄用ナプキンの湿潤を報知する
機能を付加したものにおいては、いわゆる養護老人ホー
ム等において、排泄用ナプキンの湿潤を自動的に検出し
て報知することにより、排泄用ナプキンに排泄が行なわ
れた場合に速やかにその交換を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図3】登録処理を示すフローチャート。
【図4】本発明の管理におけるメインフローチャート。
【図5】異常管理モードを示すフローチャート。
【図6】観察モードを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…就寝検出手段 2、3…一般居住検出手段 4…排泄行為検出手段 5…制御手段 5−1…位置判別手段 5−2…基準時間記憶手段 5−3…異常判断手段 5−4…報知手段 5−5…管理者情報記憶手段 5−6…学習手段 6…電話回線 7、8、9…管理者の加入電話 10〜13…検出領域 14…被管理者 14A〜14D…同居している複数の被管理者 15A〜15D…ID番号を提示するICカード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/10 G08B 25/10 D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被管理者が就寝状態か否かを検出する就寝
    検出手段と、 上記被管理者が一般室内に居るか否かを検出する一般居
    住検出手段と、 上記被管理者が便所に入っているか否かを検出する排泄
    行為検出手段と、 個々の被管理者の生活リズムに対応して予め設定した基
    準時間範囲と上記各検出手段の検出結果に基づいて判別
    した時間情報とを比較し、実際の時間が基準時間範囲か
    ら逸脱した場合に異常発生と判断し、予め定めた管理者
    に異常を報知する制御手段と、 を備えたことを特徴とする在宅看護管理装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記各検出手段の検出結
    果に基づいて判別した時間情報に応じて上記生活リズム
    に対応した基準時間範囲を順次書き換える学習機能を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の在宅看護管理装
    置。
  3. 【請求項3】上記制御手段は、通常の電話通信網に接続
    されており、電話通信網を介して上記管理者に異常報知
    を行なうことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の在宅看護管理装置。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、上記管理者として複数の
    管理者を定め、かつ複数の管理者について予め定めた優
    先順位を記憶しており、異常発生時には、優先順位の高
    い方から順に、何れかの管理者が異常報知を受信するま
    で順次報知することを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れかに記載の在宅看護管理装置。
  5. 【請求項5】上記制御手段は、上記各管理者毎に予め設
    定された暗証番号を記憶しており、電話を介して異常報
    知を受けた管理者が当該暗証番号を返信することによ
    り、当該管理者の受信を確認する機能を備えたことを特
    徴とする請求項4に記載の在宅看護管理装置。
  6. 【請求項6】上記複数の管理者のうち、少なくとも優先
    順位が最も低い管理者として常時受信可能な管理組織を
    設定してあることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    何れかに記載の在宅看護管理装置。
  7. 【請求項7】上記制御手段は、上記各検出手段の検出結
    果に基づき、被管理者が就寝中であるにも関わらず家内
    の他の個所に人が存在する場合に、管理者に異常を報知
    する機能を付加したものである、ことを特徴とする請求
    項1乃至請求項6の何れかに記載の在宅看護管理装置。
  8. 【請求項8】複数の被管理者が同一住居で生活している
    場合、各被管理者毎に固有のID番号を有するID番号
    提示手段を各被管理者に配設し、 上記各検出手段は、上記ID番号提示手段との間で信号
    の授受を行なって上記ID番号を読み取り、 上記制御手段は、上記のID番号に応じて各被管理者毎
    に当該被管理者の存在位置を判別し、各被管理者毎に異
    常判断を行ない、異常を生じた被管理者についての管理
    者に異常を報知することを特徴とする請求項1乃至請求
    項7の何れかに記載の在宅看護管理装置。
  9. 【請求項9】上記制御手段は、上記各検出手段で検出し
    た被管理者の通常の生活の状態のうち、予め設定した項
    目について管理者に報知する手段を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項8の何れかに記載の在宅看護管
    理装置。
  10. 【請求項10】被管理者が身に付けた排泄用ナプキンの
    湿潤を検出する排泄検出手段を付加し、上記制御手段
    は、上記排泄検出手段の検出結果に基づいて被管理者が
    排泄したことを管理者に報知する機能を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項9の何れかに記載の在宅看
    護管理装置。
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