JP2001052277A - 行動遠方監視システム及びhシステム - Google Patents

行動遠方監視システム及びhシステム

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JP2001052277A
JP2001052277A JP11222785A JP22278599A JP2001052277A JP 2001052277 A JP2001052277 A JP 2001052277A JP 11222785 A JP11222785 A JP 11222785A JP 22278599 A JP22278599 A JP 22278599A JP 2001052277 A JP2001052277 A JP 2001052277A
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Yoshio Masuda
義雄 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康の変化が心配な独り暮らしの高齢者な
ど、常に監視する必要のある人を被監視者とし、被監視
者の健康状態の悪化などを被監視者が監視されていると
言う意識なしに間接的に検出し、被監視者の保護者など
から構成される監視者、及び被監視者の健康を気遣う支
援者に通報する行動遠方監視システム及びHシステムを
提供することにある。 【解決手段】 被監視者Aの行動空間に設置されたHシ
ステムと、監視センタに設置されたCシステムとを備
え、被監視者Aの行動空間に複数のセンサを設置し、行
動監視端末により各センサの出力を時間情報と共に記録
して行動空間データメモリに格納すると同時に、通信網
により接続されたCシステムに転送して、Cシステムに
て転送されたデータを基に被監視者の行動分析を行い、
この分析結果を基に決まる警報を監視者、及び支援者に
通報する。またHシステムは単独でも動作することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、行動監視端末によ
り行動空間内の人の動きを検出すると共に、通信網を利
用して行動監視端末の検出結果を集中管理して、異常等
を関係者に通報する行動遠方監視システム及びHシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会、少子化社会の到来により
「独り暮らし高齢者」は増加している。特に地方におい
ては、地元との密着性、持ち家の保有率の高さから自分
の家を離れられない。一方、子供は少子化により親との
同居が少なくなり、地元と離れた所に住んでいて、そこ
で職業に従事するケースが増えている。独り暮らしの高
齢者の健康状態は不安定であり、時々刻々変化してゆ
く。遠く離れた子供にとってはこのことが最大の心配事
であり、出来得れば「見守り人」「見張り番」が24時
間監視して異常の予兆を知り、予防対処することが出来
るようにしたい。
【0003】公的にも「独り暮らし高齢者」の異常行動
の予知は社会的保障の上からも要請されており、失火、
失踪、死体放置等の予防のためにも必要要件である。従
来、この種の遠方監視システムは、画像監視カメラを用
い、画像監視カメラの出力をセンターで監視する遠方監
視方式とか、本人が異常になった時に、自ら異常発生ボ
タンを操作してセンターに警報を送る監視方式等があ
る。前者の場合としては、a)本人が絶えずカメラで監
視されているというプライバシーの侵害の危惧があり、
心理的に拒否され易い。b)「独り暮らし高齢者」宅に
設置される端末機器は、カメラで撮られる画像が動画、
静止画であれ高価であり、更に画像信号をセンタ−に伝
送するためには広帯域伝送システムを必要とし、回線コ
ストも高価となると同時に辺鄙な場所まで普及出来な
い。後者の場合としては、c)端末機器、伝送コストと
も簡単かつ廉価であるが、本人が異常の場合には操作出
来ないことが多く、また逆に操作し易い場所に設置され
た場合には誤操作が多発する例が多い。この場合は同時
に、病院、消防署等の公的機関の無駄な出勤回数が増加
し、多額の出勤コストがかかる欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
社会的背景に対応し、社会の強い要請に答えたもので、
その目的は、安価に実現出来き、しかも都会から辺鄙な
地方まで、国内だけでなく国際的にも容易に適応出来る
行動遠方監視システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、本発明は以下のように構成し
た。請求項1記載の発明は、監視を要する被監視者の行
動空間に設置されたHシステムと、監視センタに設置さ
れたCシステムとを備え、前記Hシステムと、前記Cシ
ステムと、被監視者の監視者及び支援者などに連絡可能
な通信端末とが、通信網を介して相互に接続された行動
遠方監視システムにあって、前記Hシステムは、前記行
動空間に設置された1個または複数のセンサと、前記セ
ンサの出力を入力し、所定の監視処理を行う行動監視端
末とから構成され、前記行動監視端末は、少なくとも、
前記センサの出力を時間情報と共に記録する行動空間デ
ータメモリと、前記行動空間データメモリ内容を通信網
により接続された前記Cシステムに転送する自動信号送
受信機とを備え、前記Cシステムは、少なくとも受信し
た前記行動空間データメモリの内容を記憶する行動デー
タメモリと、前記被監視者の定常的な行動により生じる
パターンを予め記憶する行動パターンメモリと、被監視
者の行動分析を行う行動分析手段と、少なくとも前記通
信網に接続された前記通信端末に通報する自動信号送受
信器とを備え、前記行動分析手段にて前記行動データメ
モリの内容を前記行動パターンメモリの内容を参照して
分析し、前記行動分析手段の分析結果により決まる警報
を前記通信端末に通報することを特徴とする行動遠方監
視システムである。本発明の請求項1によれば、被監視
者の日常の行動パターンを検出できる。
【0006】請求項2記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Cシステムにおいて、前記行動データメ
モリの内容と前記行動パターンメモリの内容とのずれを
分析して、前記ずれにより正常か異常かを判定し、前記
異常の場合は警報を前記通信端末に通報することを特徴
とする請求項1記載の行動遠方監視システムである。本
発明の請求項2によれば、被監視者の行動パターンに異
常があった場合には監視者等に異常が通報される。
【0007】請求項3記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Cシステムにおいて、前記異常を異常の
程度に合わせて区分した異常レベルを設定し、前記異常
レベルを異常の予兆、異常の発生、緊急事態の3段階と
して、前記異常レベルにより異なった警報を前記通信端
末に通報することを特徴とする請求項2記載の行動遠方
監視システムである。本発明の請求項3によれば、監視
者等は被監視者の異常レベルにより細かい通報を受ける
ため、監視者等は的確な行動をとることができる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Cシステムにおいて、前記異常レベルの
うち異常の発生が所定回数連続した場合に、異常レベル
を緊急事態と判定することを特徴とする請求項3記載の
行動遠方監視システムである。本発明の請求項4によれ
ば、被監視者の体調の変化も警報として知ることが出来
る。
【0009】請求項5記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Hシステムにおいて、前記行動監視端末
に行動空間パターン異常検出器を設け、前記Cシステム
において緊急を要する異常レベルの分析に必要なデータ
及び処理手順を前記行動空間パターン異常検知器に格納
して、前記緊急を要する異常レベルの分析と警報の発信
を、前記Hシステムにおいて行うことを特徴とする請求
項1記載の行動遠方監視システムである。本発明の請求
項5によれば、緊急時に直接Hシステムから警報が発信
されるため、Cシステムによる通報の遅れがなくなる。
【0010】請求項6記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Hシステムにおいて、前記行動空間デー
タメモリの内容を前記自動信号送受信機により前記監視
センタに送るタイミングを、深夜等の決められた時刻の
他、前記緊急を要する異常レベルを検出したタイミング
であることを特徴とする請求項5記載の行動遠方監視シ
ステムである。本発明の請求項6によれば、深夜などの
特定の時間帯だけでなく緊急時にもCシステムに、行動
空間メモリの内容を転送できる。
【0011】請求項7記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Hシステムにおいて、前記被監視者の前
記行動空間に設置した前記センサに火災報知器を含み、
前記火災報知器が作動した場合には直ちに、前記行動空
間データメモリの内容を前記自動信号送受信機により前
記監視センタに送ることを特徴とする請求項1記載の行
動遠方監視システムである。本発明の請求項7によれ
ば、火災時の被監視者の居場所を検出できる。
【0012】請求項8記載の発明は、前記行動遠方監視
システムの前記Cシステムにおいて、前記行動データメ
モリの内容と前記行動パターンメモリの内容とのずれを
分析した分析結果を、月報等の出力により監視者等に報
告することを特徴とする請求項2記載の行動遠方監視シ
ステムである。本発明の請求項8によれば、警報に至ら
ない被監視者の行動パターンの変化を発見できる。
【0013】請求項9記載の発明は、被監視者の行動空
間に設置され、通信網を介して接続された監視を要する
前記被監視者の監視者及び支援者などに連絡可能な通信
端末に、被監視者の異常を通知するHシステムにおい
て、 前記行動空間に設置された1個または複数のセン
サと、前記センサの出力を入力し所定の監視処理を行う
行動監視端末とを備え、前記行動監視端末は、少なくと
も、前記センサの出力を時間情報と共に記録する行動空
間データメモリと、 被監視者の定常的な行動により生
じるパターンとのずれから異常行動を検出する行動空間
パターン異常検出器と、通信網に接続された前記通信端
末と通信を行う自動信号送受信機とを備え、前記行動空
間データメモリと前記行動空間パターン異常検出器の内
容を比較し、前記比較結果により前記被監視者の異常状
態を検出して、警報を前記通信端末に通報することを特
徴とするHシステムである。本発明の請求項9によれ
ば、Hシステム単独で警報の通報が出来る。
【0014】請求項10記載の発明は、請求項1及び請
求項9記載の前記Hシステムにおいて、前記センサのう
ち少なくとも任意の一つが、前記被監視者が日常的及び
物理的に通過する行動路の行動点に設置されたセンサで
あることを特徴とする請求項1記載の行動遠方監視シス
テム及び請求項9記載のHシステムである。本発明の請
求項10によれば、被監視者の行動パターンを把握する
ことが出来る。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項1及び請
求項9記載の前記Hシステムにおいて、前記センサのう
ち任意の一つが、前記被監視者の前記行動空間に設置さ
れた電気機器またはガス機器等の機器の操作状態を検出
するセンサであるか、もしくは火災報知器であることを
特徴とする請求項1記載の行動遠方監視システム及び請
求項9記載のHシステムである。本発明の請求項11に
よれば、例えば、ガスの付けっぱなしを検出することに
よる火災の予防や、火災が起こった場合の被監視者の居
場所のリアルタイムの特定にも利用できる。
【0016】請求項12記載の発明は、請求項1及び請
求項6記載の前記Hシステムにおいて、前記センサから
前記行動監視端末に信号を伝送する伝送手段が、前記行
動空間内に配線された電力線を用いる配電線伝送方式で
あることを特徴とする請求項1記載の行動遠方監視シス
テム及び請求項9記載のHシステムである。本発明の請
求項12によれば、配線の新たな布設が不要になる。
【0017】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の前記Hシステムにあって、前記配電線伝送方式の変調
方式に、多周波信号を用いたことを特徴とする請求項1
2記載の行動遠方監視システム及びHシステムである。
本発明の請求項13によれば、電話のダイヤルトーン用
ICを流用出来るため安価になる利点がある。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項1及び請
求項9記載の前記Hシステムにおいて、前記通信端末
が、監視者及び支援者が携帯する携帯電話、もしくは監
視者及び支援者に連絡可能な電話機である場合には、音
声信号によるメッセージを前記通信端末に送信すること
を特徴とする請求項1記載の行動遠方監視システム及び
請求項9記載のHシステムである。本発明の請求項14
によれば、音声により一般の電話や携帯電話に通報でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る行動遠方監視
システム及びHシステムの実施形態について、図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明に係る行動遠方監視シ
ステムのシステム構成図である。本発明の行動遠方監視
システムは、行動空間(本発明ではH空間と称す)に設
けたHシステム1と、監視センタに設けたCシステム2
と、H空間に対応した一台または複数台の通信端末3及
び通信端末4とから構成されている。例えば、独り暮ら
しの老人など健康を常に監視する必要のある人を被監視
者とし、特定の被監視者を被監視者Aとして、被監視者
Aが日常の生活をしている住居等の領域を被監視者Aの
H空間として、H空間内にはそれぞれのHシステム1が
設置されている。Hシステム1とCシステム2と通信端
末3及び通信端末4とは、電話回線網、データ回線網、
インターネット等で構成される通信網5により相互に接
続されている。Cシステム2は、被監視者の監視を行う
監視センタ内に設置され、Hシステム1から送られてく
るデータを処理する。通信端末3は 、被監視者の保護
者及び肉親などから構成される監視者に直接連絡のとれ
る通信端末であり、通信端末4は、例えば被監視者の主
治医等の、被監視者の健康を気遣う支援者に直接連絡が
とれる通信端末である。また通信端末3及び通信端末4
は携帯電話、一般電話、ファクシミリなどがある。尚、
被監視者Aに対応する監視者、保護者、及び支援者を、
それそれ監視者W(以下保護者も監視者に含める)、支
援者Sと記す。Hシステム1は、H空間内のドア、トイ
レ、ガスレンジ等に設置した1個または複数のセンサ
(S1,S2,・・,SS1,SS2,・・)から構成
されるセンサシステム7と、行動監視端末6とから構成
される。
【0020】図2は被監視者Aの住むH空間の間取りと
行動点とセンサ配置を示す図である。また図3は行動点
の通過状況を時間軸上に図示した図である。ここで、被
監視者Aは具体的には独り暮らしの高齢者であり、H空
間は、被監視者Aの住んでいる家である。ここでD1〜
Dnは、高齢者、即ち被監視者Aが日常的及び物理的に
通過する行動路(ダイナミック・ライン)の特異な点
(本発明では行動点と称す)を表す。行動点D1〜Dn
の任意の行動点Di(iは任意の正の整数を表す。ま
た、本発明では単にDiと記す場合もある。)の例とし
ては、各部屋の出入口、玄関、門などが選択される。ま
たS1〜SnはそれぞれD1〜Dnに対応してそれぞれ
の場所に設置されたON/OFF型のセンサを表し、S
S1〜SSnはD1〜Dnに関係しない場所に設置され
たセンサを表す。図2において、SS1、SS2はそれ
ぞれテレビの電源、台所のガスレンジに連動したセンサ
で、これを操作した時にONになり、停止するとOFF
になる。またSS3は火災報知器である。さらにSS4
は流し台前方の床に設けられた圧力センサを示し、人間
が流し台に立つとON、離れるとOFFとなる存在検知
センサである。
【0021】次に、被監視者Aの日常行動と、Diに対
応したセンサSiと、SSi( SS1〜SSnの内の
任意のセンサSSiと表す。)との関係を図2と図3を
用いて説明する。被監視者Aの日常行動は時間軸上でD
iの通過回数で表現できる。例えば、 a)寝室で朝起床、トイレに行き、また戻る。 D1:2回、D3:2回 通過。 b)寝室を出てキッチンにて朝食を作り、居間に5回運
び居間で朝食をとると同時に、テレビを付ける。 D1:1回、D2:10回、D4:9回 通過、SS
1:1回 ON操作、SS2:4回 ON/OFF操
作、SS4:9回 ON/OFF操作。 c)居間からトイレに行き、戻り、テレビを消して、庭
に出て散歩し、玄関から入って居間に戻る。 D4:3回、D3:2回、D7:1回、D5:1回 通
過。 SS1:1回 OFF操作。 被監視者Aの起床時間は朝の最初のD1通過時間で示さ
れる。起床行動パターンはトイレへの往復行動(D1,
D3,D3,D1)で定型化出来る。食事行動はD2,
D4の往復関数で定型化出来る。
【0022】この様に、被監視者Aの日常行動、即ち起
床・就寝行動とかトイレ行動とか食事行動等はDiの関
数で表現することが出来る。また同時に各々の日常行動
の発生時間とか、発生回数とかには特徴がある。図4は
被監視者Aの一日の各日常行動の発生範囲及び回数を例
示したものである。ここで、Siが検出したDiの通過
回数を検出回数Ni(又は単にNi)とし、入室から退
室までの行動を1行動とした行動の回数をMiとし、D
iを通過して次にDiを通過するまでの時間間隔を経過
時間Ti(又は単にTi)とし、Diを退室してから次
に入室するまでの時間を発生時間間隔Ii(又は単にI
i)と定義して、図4を参考に被監視者Aの行動パター
ンをまとめると、次のようになる。 a)起床・就寝時間は一日の最初と最後のD1の発生時
間により監視出来る。当該日の最初のD1が朝5時から
8時迄に発生すれば「定常(正常)」、最終D1の発生
時間(就寝時間)の「正常」は19時から22時迄であ
る。 b)トイレ行動は最初は起床行動と共に発生するが、以
降は発生時刻のばらつきが多く就寝時まで発生する。従
って監視対象は発生時の時刻分布ではなく、トイレ行動
の回数M3である。被監視者Aの場合、定常のトイレ行
動の回数M3は10回〜18回と認識される。D3で表
せば20回〜36回が定常値である。これと同時にトイ
レ行動の発生時間間隔I3も監視の対象となる。トイレ
行動は、D3の入退出1組で1回として表し、次の入退
室までの時間間隔がI3である。被監視者Aの場合のト
イレ行動の定常発生時間間隔I3は1時間前後が定常値
である。この様にトイレ行動の場合は同じD3のデータ
から二つの監視項目、即ちM3、I3を得ることができ
る。
【0023】以下同様に食事行動、外出行動、入浴行動
などもDiの定常発生パターンから、監視対象となる定
常範囲を仮定できる。図5はHシステムのブロック図で
ある。Hシステムはセンサシステム7と行動監視端末6
とから構成されている。センサシステム7は、図2に示
す配置に設置したセンサSiまたはセンサSSiの出力
を送信機73により変調し、伝送路72を経由して伝送
し、各センサSi及びSSiからの出力を行動監視端末
6のセンサインターフェース71に伝送するシステムで
ある。伝送路72は、信号用ペア線とか電力線といった
有線の場合と、リモコン用赤外線とか微弱電波を用いた
無線の場合がある。送信機73で用いる変調方式として
は、直接信号を伝送する方法ほか、多周波変調等により
変調して送る方式などがある。伝送路72に何を用いる
か、また変調方式をどうするかは、行動点Di及びセン
サSSiの設置位置の環境状況により選択すれば良い。
センサインターフェース71は行動監視端末6のデータ
バス68に接続されている。行動監視端末6は、データ
バス68と、データバス68に接続されたデータ信号処
理器61と、行動空間データメモリ62と、行動空間パ
ターン異常検出器63と、自動信号送受信器64と、時
計65と、自動信号送受信器64と、通信網5と電話機
67との接続を自動的に切り替えるNCU(回路制御ユ
ニット)66と、電話機67から構成されている。行動
空間データメモリ62はセンサSiとセンサSSiから
の出力を時系列的に格納するメモリである。行動空間デ
ータメモリ62はセンサSiが通過を検出する毎に、ま
たセンサSSiからの出力が変化する毎に、時計65か
ら読み出した時間情報と、センサ名と、センサの検出し
た状態とを1レコードとして格納する。例えば、図3を
例に取り、その一部を切り出して行動空間データメモリ
62の格納状況を表にすると表1に示すようになる。
【0024】
【表1】
【0025】また、行動空間パターン異常検出器63
は、行動の異常及び緊急事態を判定検出する。監視者A
の場合、一日の定常行動は午前5時以降起床、午後22
時以前就寝である。行動空間パターン異常検出器63で
行っている「異常の発生」及び「緊急事態」の判定は、
判定Aと判定Bを基準に行っている。判定Aと判定Bの
時間関係を図示したのが図8である。次に、図8を参照
しながら判定Aと判定Bを説明する。判定Aは前日
(5:00〜22:00)は行動空間に居住しており、
前日22:00以降の行動がなく、この状態が当日の1
1:00まで続いた場合を「異常の発生」とした。ここ
で、一部前述の定義と重複するが、センサSiに対する
検出回数をNi、センサSSiに対する検出回数をNN
i、センサSiの最後に検出のあった時刻から現在まで
の経過時間をTi、センサSSiの最後に検出のあった
時刻から現在までの経過時間をTTiと定義する。N
i、NNi、TiおよびTTiで表現すると、前日5:
00〜22:00の範囲でS5+S7が零または偶数
(住居の外へ出ていないか、外に出たが戻っている)
で、前日22:00から当日11:00までの間にΣN
i=0かつΣNNi=0( Ni及びNNiは正の整数
であるので、NiとNNiの値がすべて零と同じ意味に
なる)である場合が「異常の発生」である。
【0026】判定Bは、当日の5:00から22:00
に行動があり、かつ外出していなくて、当日の5:00
から22:00の時間帯で行動の無い時間が6時間続い
た場合に「緊急事態」と判定する。同じく、Ni、NN
i、TiおよびTTiで表現すると、5:00から2
2:00の時間帯でS5+S7が零または偶数で、ΣN
i+ΣNNi>0(NiまたはNNiに零以外がある)
であり、かつTiとTTiの最小値が6時間を超える場
合が「緊急事態」である。
【0027】図9は、行動空間パターン異常検出器63
に内蔵された「異常の発生」及び「緊急事態」の判定処
理を行うフローチャートを示す。これはNi、Ti等で
記述した前述の処理をフローチャートで示したものであ
る。図9のフローチャートの説明は前述と重複するので
省略する。但し、「異常の発生」はデータをCセンタに
送るのみであるが、「緊急事態」の場合はさらに通信端
末3及び通信端末4に警報を通知する。
【0028】これらの異常パターン及び処理プログラム
は行動空間パターン異常検出器63に内蔵されたメモリ
に記憶されており、一般的にはSi及びSSiの検出状
況により算出された検出回数Ni及びNNi、経過時間
Ti及びTTi、さらに検出回数と経過時間から計算さ
れる発生間隔Iiと、 NiとNNiのそれぞれの累積
回数と、異常パターンの検出回数、経過時間、発生間
隔、及び累積回数との比較から「異常の発生」及び「緊
急事態」の判定が行われる。尚、行動空間パターン異常
検出器63に内蔵された「異常の発生」及び「緊急事
態」の判定処理は、監視センタのCシステム2において
Hシステム1が送信した行動空間データメモリ62の内
容を基に分析し、自動、または手動操作により作成され
たデータ及びプログラムにより行われる。また、このデ
ータ及びプログラムは、フロッピーデスクによる設定や
ROMの交換などによる手動設定、または自動信号送受
信器64によりダウンロードしたものを自動設定するこ
とにより、設定される。
【0029】自動信号送受信器64は、データ信号処理
器61等の指示により、自動的に行動空間データメモリ
62の内容を監視センタのCシステム2に送ったり、特
定のメッセージを音声信号に変換して、監視者W、及び
支援者Sに連絡するため、自動的に音声メッセージを通
信端末3及び通信端末4に送出する機能を持っている。
また自動信号送受信器64は、行動空間パターン異常検
出器63に組み込まれた図示していない異常パターンメ
モリの書き換えデータをCシステム2より自動受信する
場合にも用いられる。
【0030】データ信号処理器61は自動信号送受信器
64に指令することで、電話料金の安い深夜等の所定の
時間等の決められた時刻に行動空間データメモリ62の
内容をCシステム2に送る機能と、例えば行動監視端末
6が前述する「緊急事態」の発生、火災報知器SS3の
作動等を検出し、Cシステム2にて緊急の更なる詳細な
分析を必要とする場合には、Cシステム2に行動空間デ
ータメモリ62等の必要な情報を送る機能とを有する。
また前述した方法で被監視者Aの「異常事態」を検出し
た場合には、通信端末3に音声メッセージ等を送出する
ように自動信号送受信器64に指令する機能とを有す
る。
【0031】図6は、伝送線路72に、住宅に配電され
ている電力線を用いたセンサシステム7及び行動監視端
末6内に設置されたセンサインターフェース71の例で
ある。センサSi又はセンサSSiは送信機STi73
1に接続されている。送信機STi731は電力線を用
いた場合の図5の送信機73の具体例である。また送信
機STi731は、電力線721のコンセントに直接挿
入することで、センサSiの出力をセンサインターフェ
ース71に送ることが出来る。一方、センサインターフ
ェース71は、電力線721を経由して送られてくるセ
ンサの出力を受信して行動監視端末6に出力する。セン
サSiからのON/OFF等の検出信号は多周波信号発
生器OSC734にて多周波信号fmfnの発生/停止
に変換され、送信機STi731内の変調器MOD73
3により高周波にFM変調され、結合器CPR732に
て電力線に重畳される。センサインターフェース71で
は、電力線より送られてくる送信機STi731からの
信号を結合器CPR711にて高周波のみを取り出し、
FM復調器DEM712にて多周波信号fmfnに戻さ
れ、多周波受信機FREC713にてON/OFF信号
に復元された後、行動監視端末6内のデータバス68に
出力される。
【0032】図7はCシステム構成図である。Cシステ
ム2はバス27を介してデータ信号処理器21と行動デ
ータメモリ22と行動パターンメモリ23と行動分析手
段24と自動信号送受信器25と入出力装置26が接続
されている。行動監視端末6からの信号は通信網5を介
して自動信号送受信機25より受信される。受信したデ
ータが行動空間データであれば、被監視者単位に分類さ
れた行動データメモリ22のレコードに格納される。行
動パターンメモリ23は行動データメモリ22に格納さ
れた特定の被監視者(例えば被監視者A)のデータを基
に作成した特定の被監視者の日常の平均的行動パターン
を格納したメモリである。行動分析手段24では、所定
のタイミングで指定された被監視者のデータを行動デー
タメモリ22と行動パターンメモリ23から引き出し、
後述する方法で行動分析し、日常の平均的行動パターン
からのずれを分析する。データ信号処理器21は、行動
分析処理手段24の分析結果を基に警報を発する必要の
ある被監視者の監視者、及び支援者に連絡するための通
信端末3及び通信端末4に警報を送信するため、通信端
末3及び通信端末4の機能により音声、ファクシミリ、
電子メール等の警報を送出するように自動信号送受信器
25を制御し、警報を送信させる。またデータ信号処理
器21は、入出力装置26を制御して各種入出力処理を
行うことが出来る。
【0033】次に、Cシステム2の行動分析手段24が
行っている行動分析方法について、被監視者Aを例に説
明する。予備的段階として被監視者Aの行動パターンを
数日に亘ってHシステム1で観測する。得られた行動点
Diの時系列データ(Di群と称す)をCシステム2に
集め、そのデータから被監視者A固有のDi群の定常分
散範囲を計算し、そのずれ分布によって異常レベルを定
義する。例えば、前述の「行動様式の認識」で例示した
起床行動で言えば、前日の最終D1の発生時間が正常で
あり、かつ、当該日の最初のD1が朝5時から8時迄に
発生すれば「定常(正常)、8時以降10時までに発生
すれば「異常の予兆」、11時以降ならば「異常の発
生」、13時までに発生しなければ「緊急事態」と仮定
する。「定常」をレベル0、「予兆」をレベル1、「異
常の発生」をレベル2、「緊急事態」をレベル3とし、
対処の緊急度合いを定義する。この場合、最終D1の発
生時間(就寝時間)の「定常」は19時から22時まで
で、レベル1は16時から19時に発生と設定する。此
の事から「前日正常に生活していたのに午後3時になっ
てもおきてこない」ならば緊急事態を意味するが、仮に
朝5時に水を飲みに起きた場合にはD1、D2それぞれ
2回動作し、「正常な起床」と見なされてしまう。監視
項目としてはもう一つの定義、外出していなくて家にお
り(D5とD7との累積回数の和が偶数であることが必
要条件となる)、Di全ての動作間隔が6時間以上空い
ている事も必要条件となる。
【0034】又トイレのD3の回数が50回なったこと
は「異常の予兆」レベル1と定義され監視されるが3日
続けば同じ回数でもレベル2に移行する。尚、「緊急事
態」判定条件がHシステム1とCシステム2とで若干異
なるが、Hシステムの処理を簡単化するためなどの理由
によりるもので、特に問題はない。
【0035】以上述べたごとく本発明の行動分析方法は
Di群の発生時間Tti、特に最初の発生時間Tfiと
最終の発生時間Tli、発生時間間隔Ii及び発生回数
Miで、更にDiに関連するDj、Dk…等の相互関係
で記述し、被監視者A固有の習性から此等の定常分布、
定常的なDi、Dj等の相互関連パターンを確定し、こ
れを「定常行動パターン」と仮定し、これらからの乖離
から正常か異常かのレベル、即ち「異常レベル」を決定
する特徴を持つ。
【0036】この異常レベルと被監視者Aの行動を表2
に例示する。ここで緊急事態とは前述した如く、H空間
内の特定の部屋等にいると(関係Diにより)判断され
ているにも拘らず、規定時間を経ても「行動が無い」様
な場合である。この場合は、行動監視端末6か、Cシス
テム2から監視者Wに直接「緊急警報」が発信される。
【表2】
【0037】また表3に異常レベルのレベル1〜3によ
る監視者、及び支援者に送る音声メッセージの一例を示
した。
【表3】
【0038】又、Cシステム2における連続監視によ
り、表4の様にレベル2(異常の発生)が例えば3日間
連続した場合にはレベル3(緊急事態)と見做し、「緊急
警報」を発信する方法も含む。
【表4】
【0039】また、Cシステム2は入出力装置25にプ
リンタを設けることにより希望により監視者に報告書を
作成することが出来る。報告書は、例えば表5のよう
に、行動分析手段24の分析結果から月平均の状況をま
とめて出力する。
【表5】
【0040】更に、監視者の要請と医療機関との連係に
より、1時間毎の行動点の通過回数とか、テレビのON
になっている時間などをまとめて出力し、被監視者の健
康状態変化を解析する用途にも使える。以上説明した処
理は主にCシステム2の行動分析手段24により行われ
る。又、上記処理の一部は、前述の様にCシステム2に
より通信網5を利用した直接的方法により、またはRO
M交換等による間接的方法により、行動監視端末6の行
動空間パターン異常検出器63に書き込むことによりH
システム1に分担させることができる。また同時に、行
動監視端末6の行動空間パターン異常検出器63に、予
め例えば図9のフローチャートのプログラムを組み込む
ことにより、Hシステム1単独でも動作することが可能
である。更に、H空間で火災報知器が作動した場合に
は、行動空間データメモリ62の内容がCシステム2に
送られてくるため、センサSi及びセンサSSiの作動
状況により被監視者がどの部屋にいるかが分かり、監視
者の了解と消防署の連係により適切な救助が可能にな
る。
【0041】以上詳述した通り、本発明の行動遠方監視
システム及びHシステムによれば、被監視者の異常を迅
速に監視者(保護者など)、及び支援者に通知すること
が可能になる。また支援者Sは被監視者Aの近傍の医療
機関、近所の人、或いは支援契約者等々多様に選択でき
る。監視者Wが即座に現場に行けなくとも支援者Sに依
頼することにより即時対応が可能となる。従って監視者
Wが国内は勿論国外にいても直ちに適応できる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の請求項1の
行動遠方監視システムによれば、監視を要する被監視者
の行動空間に設置されたHシステムと、監視センタに設
置されたCシステムとを備え、 Hシステムと、Cシス
テムと、被監視者の保護者などにより構成される監視
者、及び支援者などに連絡可能な通信端末とが、通信網
を介して相互に接続されている。Hシステムは、行動空
間に設置された1個または複数のセンサと、センサの出
力を入力し所定の監視処理を行う行動監視端末とから構
成され、複数のセンサから送られるセンサの信号により
被監視者の行動を知ることができる。行動監視端末は、
少なくとも、センサの出力を時間情報と共に記録する行
動空間データメモリと、行動空間データメモリ内容を通
信網により接続されたCシステムに転送する自動信号送
受信機とを備えいるため、センサで検出した情報を時系
列的に記録した被監視者の行動をCシステムに送ること
が出来る。Cシステムは、少なくとも受信した行動空間
データメモリの内容を記憶する行動データメモリと、被
監視者の定常的な行動により生じるパターンを予め記憶
する行動パターン異常検出器と、被監視者の行動分析を
行う行動分析手段と、少なくとも通信網に接続された通
信端末に通報する自動信号送受信器とを備えているた
め、行動分析手段にて行動データメモリと行動パターン
異常検出器の内容を分析し、行動分析手段の分析結果に
より決まる警報を通信端末に通報することが出来る。従
って、被監視者のトイレ回数が異常に多いとか等の行動
をとった場合には、異常状態が検出され、迅速に監視者
(保護者など)、及び支援者の電話、Eメール等に通知
することができる。また被監視者に対する監視は監視カ
メラのように直接監視するのではなく、行動パターンを
間接的に逐次行動データメモリに記録し、監視センタだ
けでなく、監視者(保護者など)、及び支援者により構
成されるチームで対応することから、被監視者は監視さ
れていることを意識することがない。即ち、請求項1の
行動遠方監視システムは見守ると言うコンセプトで構築
された人間にやさしいシステムでもある。また請求項1
の行動遠方監視システムは被監視者Aを24時間「見守
って」いるので、例えば火事、地震などの場合も直前の
居場所が推定出来き、捜査の有力な足がかりとなる。更
に、Cシステムの行動データメモリに格納した内容は被
監視者Aの「行動パターンの推移」になることから医学
的にも貴重な資料を提供することになる。例えば、被監
視者Aの了解の下、行動データメモリに格納した内容を
医療機関で用いれば、食事行動の減少とかトイレ行動の
増加とか外出行動の減少とかの記録として使うことが出
来、被監視者Aの治療に有力なバックアップデータとな
る。
【0043】請求項2及び3の行動遠方監視システムで
は、Cシステムにおいて、行動データメモリの内容と行
動パターンメモリの内容とのずれを分析し、ずれにより
異常レベルを、例えば「正常行動パターン」、「異常の
予兆」、「異常の発生」、「緊急事態」のように決定
し、異常レベルに合わせた警報を通信端末に通報するよ
うにして、監視者(保護者など)、及び支援者が被監視
者の異常状態をある程度把握出来るため、緊急度に応じ
た対応が可能になる。
【0044】請求項4の行動遠方監視システムのCシス
テムにおいて、異常レベルのうち異常の発生が所定回数
連続した場合に、異常レベルを緊急事態と判定している
ので被監視者の体調に異常があった場合にも早期に警報
が通知され、適切な対応をとることが出来る。
【0045】請求項5の行動遠方監視システムにおける
Hシステムにおいて、行動監視端末に行動空間パターン
異常検出器を設け、Cシステムにおいて緊急を要する異
常レベルの分析に必要なデータ及び処理手順を行動空間
パターン異常検知器に格納して、緊急を要する異常レベ
ルの分析と警報の発信を、Hシステムにおいて行うよう
にしているため、トイレで倒れた等の緊急事態において
も迅速に監視者(保護者など)、及び支援者に通知する
ことができる。
【0046】請求項6の行動遠方監視システムのHシス
テムにおいて、行動空間データメモリの内容を自動信号
送受信機により監視センタに送るタイミングを、深夜等
の決められた時刻の他、緊急を要する異常レベルを検出
したタイミングで行っているため、通信に安価な深夜料
金を利用出来る他、Cシステムにても緊急時の処理及び
通報が可能になる。
【0047】請求項7の行動遠方監視システムのHシス
テムにおいて、被監視者の行動空間に設置したセンサに
火災報知器を含み、火災報知器が作動した場合には直ち
に、行動空間データメモリの内容を自動信号送受信機に
より監視センタに送るため、被監視者の居住する住居等
に火災が発生した場合においても、不在なのか、またど
の部屋に在室しているが直ちに分かり、消防署と連係す
ることで救助が迅速に行われる利点がある。
【0048】請求項8の行動遠方監視システムの前記C
システムにおいて、行動データメモリの内容と行動パタ
ーンメモリの内容とのずれを分析した分析結果を、月報
等の出力により監視者等に報告することが出来るため、
例えば監視者が医師等と相談する時の資料に用いること
により、被監視者の体調の変化や「ぼけ」の始まり等の
異常を、予兆の段階で発見出来る可能性が大きくなる。
【0049】請求項9のHシステムにあっては、監視を
要する被監視者の監視者及び支援者などに通信網を介し
て接続され、 被監視者の行動空間に設置された1個ま
たは複数のセンサと、センサの出力を入力し所定の監視
処理を行う行動監視端末とから構成され、行動監視端末
は、少なくとも、センサの出力を時間と共に記録する行
動空間データメモリと、 被監視者の定常的な行動によ
り生じるパターンを予め記憶し、被監視者の異常を検出
する行動空間パターン異常検出器と、通信網に接続され
た通信端末と通信を行う自動信号送受信機とを備え、行
動空間データメモリと行動空間パターン異常検出器の内
容を比較し、比較結果により決まる警報を通信端末に通
報するため、トイレで倒れた等の緊急事態においても迅
速に監視者(保護者など)、及び支援者に通知すること
ができる。
【0050】請求項10のHシステムにおいて、センサ
のうち少なくとも任意の一つが、被監視者が日常的及び
物理的に通過する行動路の行動点に設置されたセンサで
あることから、被監視者の行動パターンを把握すること
が出来る。請求項11のHシステムにおいて、センサの
うち任意の一つが、被監視者の行動空間に設置された電
気機器またはガス機器等の機器の操作状態を検出するセ
ンサであることから被監視者の行動パターンを把握だけ
でなく、ガスの付けっぱなし等を検出出来るため、火災
が発生する前に監視者等に事前に通報できる。また、セ
ンサが火災報知器である場合は、火災の発生と同時に行
動空間データメモリ62の内容をCシステム2に送るた
め、被監視者の居場所を早期に特定出来、早めの救出が
可能になる。
【0051】請求項12のHシステムにおいて、センサ
から行動監視端末に信号を伝送する伝送手段が、行動空
間内に配線された電力線を用いる配電線伝送方式である
ことから、配線の費用が不要になり、ACコンセントに
差し込むだけで自由にセンサを設定出来る利点があり、
センサシステムの変更を容易にする利点がある。請求項
13のHシステムにあって、配電線伝送方式の変調方式
に、多周波信号を用いるため、電話のダイヤルトーンに
用いているIC等の電子部品を流用出来、安価になる利
点がある。
【0052】請求項14のHシステムにおいて、通信端
末が、監視者及び支援者が携帯する携帯電話や、監視者
及び支援者に連絡可能な電話機である場合には、音声信
号によるメッセージを通信端末に送信するようにしてい
るため、監視者(保護者など)、及び支援者に通報する
手段が増え、不在等による通報の遅れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る行動遠方監視システムのシステム
構成図である。
【図2】被監視者Aの住むH空間の間取りと行動点とセ
ンサ配置を示す図である。
【図3】行動点の通過状況を時間軸上に図示した図であ
る。
【図4】被監視者Aの一日の各日常行動の発生範囲及び
回数を例示したものである。
【図5】本発明のHシステムのブロック図である。
【図6】住宅に配電されている電力線を用いたセンサシ
ステム7及び行動監視端末6のセンサインターフェース
71の例である。
【図7】図7はCシステム構成図である。
【図8】判定Aと判定Bの時間関係を図示したもの。
【図9】行動空間パターン異常検出器63に内蔵された
「異常の発生」及び「緊急事態」の判定処理を行うフロ
ーチャートを示す。
【符号の説明】
1 Hシステム 2 Cシステム 3 通信端末 4 通信端末 5 通信網 6 行動監視端末 7 センサシステム 22 行動データメモリ 23 行動パターンメモリ 24 行動分析手段 62 行動空間データメモリ 63 行動空間パターン異常検出器 64 自動信号送受信器 71 センサインターフェース 721 電力線 731 送信機 D1〜Dn 行動点 S1〜Sn センサ SS1〜SSn 機器の操作状態を検出するセンサ、ま
たは火災報知器
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA37 BB04 BB07 BB12 BB19 BB20 BB40 BB65 BB74 BB75 BB76 BB77 DD04 DD24 EE18 FF01 FF04 FF17 FF20 FF23 GG07 GG20 GG21 GG24 GG29 GG30 GG31 GG57 GG70 GG83

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視を要する被監視者の行動空間に設置
    されたHシステムと、監視センタに設置されたCシステ
    ムとを備え、前記Hシステムと、前記Cシステムと、被
    監視者の監視者及び支援者などに連絡可能な通信端末と
    が、通信網を介して相互に接続された行動遠方監視シス
    テムにあって、前記Hシステムは、前記行動空間に設置
    された1個または複数のセンサと、前記センサの出力を
    入力し、所定の監視処理を行う行動監視端末とから構成
    され、前記行動監視端末は、少なくとも、前記センサの
    出力を時間情報と共に記録する行動空間データメモリ
    と、前記行動空間データメモリ内容を通信網により接続
    された前記Cシステムに転送する自動信号送受信機とを
    備え、前記Cシステムは、少なくとも受信した前記行動
    空間データメモリの内容を記憶する行動データメモリ
    と、前記被監視者の定常的な行動により生じるパターン
    を予め記憶する行動パターンメモリと、被監視者の行動
    分析を行う行動分析手段と、少なくとも前記通信網に接
    続された前記通信端末に通報する自動信号送受信器とを
    備え、前記行動分析手段にて前記行動データメモリの内
    容を前記行動パターンメモリの内容を参照して分析し、
    前記行動分析手段の分析結果により決まる警報を前記通
    信端末に通報することを特徴とする行動遠方監視システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記行動遠方監視システムの前記Cシス
    テムにおいて、前記行動データメモリの内容と前記行動
    パターンメモリの内容とのずれを分析して、前記ずれに
    より正常か異常かを判定し、前記異常の場合は警報を前
    記通信端末に通報することを特徴とする請求項1記載の
    行動遠方監視システム。
  3. 【請求項3】 前記行動遠方監視システムの前記Cシス
    テムにおいて、前記異常を異常の程度に合わせて区分し
    た異常レベルを設定し、前記異常レベルを異常の予兆、
    異常の発生、緊急事態の3段階として、前記異常レベル
    により異なった警報を前記通信端末に通報することを特
    徴とする請求項2記載の行動遠方監視システム。
  4. 【請求項4】 前記行動遠方監視システムの前記Cシス
    テムにおいて、前記異常レベルのうち異常の発生が所定
    回数連続した場合に、異常レベルを緊急事態と判定する
    ことを特徴とする請求項3記載の行動遠方監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記行動遠方監視システムの前記Hシス
    テムにおいて、前記行動監視端末に行動空間パターン異
    常検出器を設け、前記Cシステムにおいて緊急を要する
    異常レベルの分析に必要なデータ及び処理手順を前記行
    動空間パターン異常検知器に格納して、前記緊急を要す
    る異常レベルの分析と警報の発信を、前記Hシステムに
    おいて行うことを特徴とする請求項1記載の行動遠方監
    視システム。
  6. 【請求項6】 前記行動遠方監視システムの前記Hシス
    テムにおいて、前記行動空間データメモリの内容を前記
    自動信号送受信機により前記監視センタに送るタイミン
    グを、深夜等の決められた時刻の他、前記緊急を要する
    異常レベルを検出したタイミングであることを特徴とす
    る請求項5記載の行動遠方監視システム。
  7. 【請求項7】 前記行動遠方監視システムの前記Hシス
    テムにおいて、前記被監視者の前記行動空間に設置した
    前記センサに火災報知器を含み、前記火災報知器が作動
    した場合には直ちに、前記行動空間データメモリの内容
    を前記自動信号送受信機により前記監視センタに送るこ
    とを特徴とする請求項1記載の行動遠方監視システム。
  8. 【請求項8】 前記行動遠方監視システムの前記Cシス
    テムにおいて、前記行動データメモリの内容と前記行動
    パターンメモリの内容とのずれを分析した分析結果を、
    月報等の出力により監視者等に報告することを特徴とす
    る請求項2記載の行動遠方監視システム。
  9. 【請求項9】 被監視者の行動空間に設置され、通信網
    を介して接続された監視を要する前記被監視者の監視者
    及び支援者などに連絡可能な通信端末に、被監視者の異
    常を通知するHシステムにおいて、前記行動空間に設置
    された1個または複数のセンサと、前記センサの出力を
    入力し所定の監視処理を行う行動監視端末とを備え、前
    記行動監視端末は、少なくとも、前記センサの出力を時
    間情報と共に記録する行動空間データメモリと、被監視
    者の定常的な行動により生じるパターンとのずれから異
    常行動を検出する行動空間パターン異常検出器と、通信
    網に接続された前記通信端末と通信を行う自動信号送受
    信機とを備え、前記行動空間データメモリと前記行動空
    間パターン異常検出器の内容を比較し、前記比較結果に
    より前記被監視者の異常状態を検出して、警報を前記通
    信端末に通報することを特徴とするHシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1及び請求項9記載の前記Hシ
    ステムにおいて、前記センサのうち少なくとも任意の一
    つが、前記被監視者が日常的及び物理的に通過する行動
    路の行動点に設置されたセンサであることを特徴とする
    請求項1記載の行動遠方監視システム及び請求項9記載
    のHシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1及び請求項9記載の前記Hシ
    ステムにおいて、前記センサのうち任意の一つが、前記
    被監視者の前記行動空間に設置された電気機器またはガ
    ス機器等の機器の操作状態を検出するセンサであるか、
    もしくは火災報知器であることを特徴とする請求項1記
    載の行動遠方監視システム及び請求項9記載のHシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項1及び請求項6記載の前記Hシ
    ステムにおいて、前記センサから前記行動監視端末に信
    号を伝送する伝送手段が、前記行動空間内に配線された
    電力線を用いる配電線伝送方式であることを特徴とする
    請求項1記載の行動遠方監視システム及び請求項9記載
    のHシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の前記Hシステムにあ
    って、前記配電線伝送方式の変調方式に、多周波信号を
    用いたことを特徴とする請求項12記載の行動遠方監視
    システム及びHシステム。
  14. 【請求項14】 請求項1及び請求項9記載の前記Hシ
    ステムにおいて、前記通信端末が、監視者及び支援者が
    携帯する携帯電話、もしくは監視者及び支援者に連絡可
    能な電話機である場合には、音声信号によるメッセージ
    を前記通信端末に送信することを特徴とする請求項1記
    載の行動遠方監視システム及び請求項9記載のHシステ
    ム。
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