JP2009088983A - 居場所通知方法及び住宅内監視システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】住宅内での人の居場所を居場所検知手段で取得しておき、所定時間毎に、その所定時間の間に人の居場所の変化があったか否かをチェックし、居場所の変化があった場合には、現在の人の居場所を示す居場所情報をセンタ装置に送信し、居場所の変化がなかった場合には、前記居場所情報を前記センタ装置に送信しないようにする。
【選択図】図4
Description
図1は、この発明の実施の形態1の住宅内監視システムを含むネットワークシステムの全体構成を示す図である。
住宅内監視システム100は、住宅1内に設置されるシステムであって、住宅1内の人の有無を検知する人検知手段としての複数の人感センサ2〜4と、住宅内監視システム100全体を制御する制御装置10とを備えている。住宅内監視システム100は、インターネットなどのネットワーク30を介して救助センタのセンタ装置20に接続されており、人感センサ2〜4の検知信号に基づき取得した住宅1内での人の居場所情報を、ネットワーク30を介してセンタ装置20に送信する機能を有するものである。なお、住宅内監視システム100は、任意の住宅1毎に設置されているが、ここでは、説明の便宜上、1つのみを図示している。
まず、住宅内監視システム100がスタートすると、各人感センサ2〜4は、人の検知を開始し、人を検知すると、検出信号を制御装置10に送信する。制御装置10は、検出信号を受信すると(S1)、その検出信号の発信元の人感センサを特定する識別データを内部に記憶するとともに、識別データに基づき特定した居場所情報(例えば、「居間」といった情報)をネットワーク30を介してセンタ装置20に送信する(S2)。また、制御装置10は、時間計測手段12に指示して、予め設定された所定時間(例えば10分など)の計測を開始させる(S3)。
図3は、この発明の実施の形態1における、人の居場所の変化状況の一例と居場所通知のタイミングとを示す図である。
図3において、居場所の変化状況を、塗りつぶしの模様の変化で示しており、図中、矢印で示す部分は、居場所の移動タイミングを示している。この例では、時間経過とともに居場所が変化していることが示されている。なお、塗りつぶしの模様が同じ部分は、同じ場所であることを示している。また、「時間の計測」の黒菱形の点は、所定時間が経過した時点を示しており、「通知のタイミング」の十字星マークは、住宅内監視システム100からセンタ装置20へ居場所通知を行ったタイミングを示している。
住宅内監視システム100がスタートして最初に居場所の変化が検出された際は、住宅内監視システム100からセンタ装置20へ居場所通知が行われる(通知タイミング(1)に相当)。この居場所通知のタイミングは、図3の(1)で示す通知タイミングである。その後、矢印(A)で示されるタイミングでの人の居場所の移動の際には、所定時間経過前であるので通知は行われない。そして、最初の通知から所定時間が経過したタイミング(2つめの黒菱形部分)では、人の居場所自体は前回の居場所と同じであるが、前回通知から現在までの所定時間内に居場所の変化があったため、2度目の通知が行われる(通知タイミング(2)に相当)。
以上の実施の形態1では、前回通知した居場所から現在に至るまで居場所に変化がなければ、変化が無い間、全く居場所通知を行わないようにしているが、実施の形態2では、このように居場所の移動が長時間無い場合でも、予め設定した時間毎には居場所を通知するようにしたものである。
まず、住宅内監視システム100がスタートすると、各人感センサ2〜4は、人の検知を開始し、人を検知すると、検出信号を制御装置10に送信する。制御装置10は、検出信号を受信すると(S11)、その検出信号の発信元の人感センサを特定する識別データを内部に記憶するとともに、識別データに基づき特定した居場所情報をネットワーク30を介してセンタ装置20に送信する(S12)。また、制御装置10は、時間計測手段12に指示して、予め設定された第2の時間(例えば1時間など)と第1の時間(例えば10分など)の計測を開始させる(S13,S14)。
図5は、この発明の実施の形態2における、人の居場所の変化状況の一例と居場所通知のタイミングとを示す図である。図5の見方は図3とほぼ同様であり、重複する説明は省略する。なお、図5の「第1の時間の計測」部分は、図3の「時間の計測」部分と同様であり、「第2の時間の計測」の黒丸の点は、第2の時間が経過した時点を示している。
以上の実施の形態1及び実施の形態2では、居場所通知のタイミングを時間計測により制御することで、住宅内監視システム100とセンタ装置20との間のトラフィック量軽減及びセンタ装置20の処理負荷を抑えるようにしたものであるが、実施の形態3は、特に、災害発生時の、住宅内監視システム100とセンタ装置20との間のトラフィック量軽減を行うものである。
実施の形態3の住宅内監視システム100は、住宅1内に設置されるシステムであって、住宅1内の人の有無を検知する人検知手段としての複数の人感センサ2〜4と、住宅内監視システム100全体を制御する制御装置10とを備えている。住宅内監視システム100は、インターネットなどの第1のネットワーク30を介して救助センタのセンタ装置20に接続されており、人感センサ2〜4の検知信号に基づき取得した住宅1内での人の居場所情報を、ネットワーク30を介してセンタ装置20に送信する機能を有するものである。住宅内監視システム100は、更に、第1のネットワーク30とは別の第2のネットワーク40で気象庁50と接続されており、気象庁50から発信される、後述の「緊急地震速報」を受信するように構成されている。なお、住宅内監視システム100は、任意の住宅1毎に設置されているが、ここでは、説明の便宜上、1つのみを図示している。
地震が発生しP波を検知した気象庁50は、「緊急地震速報」を第2のネットワーク40を介して発信する。住宅内監視システム100の制御装置10は、気象庁50が発信した「緊急地震速報」を、災害情報受信手段14により受信すると、内部に記憶した識別データに基づいて、住宅内の人の最新の居場所を把握し、その居場所情報を通信手段11により第1のネットワーク30を介して救助センタのセンタ装置20へ送信する。
Claims (8)
- 住宅内での人の居場所情報を管理し、該居場所情報を救助センタのセンタ装置にネットワークを介して送信する住宅内監視システムにおける居場所通知方法であって、
住宅内での人の居場所を居場所検知手段で取得しておき、所定時間毎に、その所定時間の間に人の居場所の変化があったか否かをチェックし、居場所の変化があった場合には、現在の人の居場所を示す居場所情報を前記センタ装置に送信し、居場所の変化がなかった場合には、前記居場所情報を前記センタ装置に送信しないことを特徴とする居場所通知方法。 - 住宅内での人の居場所情報を管理し、該居場所情報を救助センタのセンタ装置にネットワークを介して送信する住宅内監視システムにおける居場所通知方法であって、
住宅内での人の居場所を居場所検知手段で取得しておき、第1の所定時間毎に、その第1の所定時間の間に人の居場所の変化があったか否かをチェックする第1チェックを行い、居場所の変化があった場合には、現在の人の居場所を示す居場所情報を前記センタ装置に送信し、居場所の変化がなかった場合には、その居場所の変化がない期間が第2の所定時間継続しているか否かをチェックする第2チェックを行い、前記第2の所定時間継続していれば、前記居場所情報を前記センタ装置に送信し、前記第2の所定時間継続していなければ、前記居場所情報を前記センタ装置に送信しないことを特徴とする居場所通知方法。 - 住宅内での人の居場所情報を管理し、該居場所情報を救助センタのセンタ装置に第1のネットワークを介して送信する住宅内監視システムにおける居場所通知方法であって、
住宅内での人の居場所を居場所検知手段で取得しておき、災害の発生を示す災害情報を外部装置から第2のネットワークを介して受信すると、現在の人の居場所を示す居場所情報を前記第1のネットワークを介して前記センタ装置に送信することを特徴とする居場所通知方法。 - 前記居場所情報は、住宅内の部屋を特定する情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の居場所通知方法。
- 住宅内での人の居場所情報を管理し、該居場所情報を救助センタのセンタ装置にネットワークを介して送信する住宅内監視システムであって、
住宅内での人の居場所を検知する居場所検知手段と、
該居場所検知手段で検知した居場所を示す居場所情報を前記センタ装置に通知する通知制御手段とを備え、
該通知制御手段は、所定時間毎に、その所定時間の間に人の居場所の変化があったか否かをチェックし、居場所の変化があった場合には、現在の人の居場所を示す居場所情報を前記センタ装置に送信し、居場所の変化がなかった場合には、前記居場所情報を前記センタ装置に送信しないことを特徴とする住宅内監視システム。 - 住宅内での人の居場所情報を管理し、該居場所情報を救助センタのセンタ装置にネットワークを介して送信する住宅内監視システムであって、
住宅内での人の居場所を検知する居場所検知手段と、
該居場所検知手段で検知した居場所を示す居場所情報を前記センタ装置に通知する通知制御手段とを備え、
該通知制御手段は、第1の所定時間毎に、その第1の所定時間の間に人の居場所の変化があったか否かをチェックする第1チェックを行い、居場所の変化があった場合には、現在の人の居場所を示す居場所情報を前記センタ装置に送信し、居場所の変化がなかった場合には、その居場所の変化がない期間が第2の所定時間継続しているか否かをチェックする第2チェックを行い、前記第2の所定時間継続していれば、前記居場所情報を前記センタ装置に送信し、前記第2の所定時間継続していなければ、前記居場所情報を前記センタ装置に送信しないことを特徴とする住宅内監視システム。 - 住宅内での人の居場所情報を管理し、該居場所情報を救助センタのセンタ装置に第1のネットワークを介して送信する住宅内監視システムであって、
住宅内での人の居場所を検知する居場所検知手段と、
災害の発生を示す災害情報を外部装置から第2のネットワークを介して受信する災害情報受信手段と、
該居場所検知手段で検知した居場所を示す居場所情報を前記第1のネットワークを介して前記センタ装置に通知する通知制御手段とを備え、
該通知制御手段は、前記災害情報受信手段で災害情報を受信した際に、現在の人の居場所を示す居場所情報を前記第1のネットワークを介して前記センタ装置に送信することを特徴とする住宅内監視システム。 - 前記居場所検知手段は、人を検知する複数の人検知手段で構成され、各人検知手段は前記住宅内の各部屋にそれぞれ配置されており、前記複数の人検知手段のうち、人を検知した人検知手段を特定することで、人の居場所である部屋を特定し、人の居場所として検知するものであることを特徴とする請求項5乃至請求項7の何れかに記載の住宅内監視システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007255801A JP2009088983A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 居場所通知方法及び住宅内監視システム |
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2007
- 2007-09-28 JP JP2007255801A patent/JP2009088983A/ja active Pending
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