JP2008234534A - 防災監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】火災時に警戒区域における人の所在状況を把握して避難誘導等を迅速且つ適切に行えるようにする。
【解決手段】受信機10からの感知器回線14に接続された火災感知器18−1〜18−nには、受信機10からの伝送回線16に接続された情報送受信部20−1〜20−nが設けられる。警戒区域の建物への入館者26は情報管理端末24を携帯する。情報管理端末24は周期的に固有番号を送信し、固有番号は近くの情報送受信部20−(n−1)で受信され、その固有アドレスを付加して受信機10に送信される。受信機10は受信した固有番号と経由した情報送受信部の固有アドレスから警戒区域の所在位置を認識して管理する。火災作動時に受信機10は管理している所在位置を避難誘導の支援情報とマップ画面に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】受信機10からの感知器回線14に接続された火災感知器18−1〜18−nには、受信機10からの伝送回線16に接続された情報送受信部20−1〜20−nが設けられる。警戒区域の建物への入館者26は情報管理端末24を携帯する。情報管理端末24は周期的に固有番号を送信し、固有番号は近くの情報送受信部20−(n−1)で受信され、その固有アドレスを付加して受信機10に送信される。受信機10は受信した固有番号と経由した情報送受信部の固有アドレスから警戒区域の所在位置を認識して管理する。火災作動時に受信機10は管理している所在位置を避難誘導の支援情報とマップ画面に表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、受信機から引き出された伝送路に火災感知器、火災発信機等の検知器を接続して火災等の異常を監視する防災監視システムに関する。
従来の防災監視システムは、防災センタに受信機を設置し、警戒区域となる端末側には火災感知器、発信機、地区音響等の機器及び防排煙機器を設置して受信機からの伝送路に接続してシステムを構成している。
このような防災監視システムで火災感知器が作動して受信機で作動表示が行われた場合、防災システムの管理者は、防災センタの受信機に表示されている火災作動地区に出向いて現場の状況を確認し、避難誘導や消防機関への通報などの適切な処置を行う運用となっている。
特開2000−123953号公報
特開2003−106063号公報
しかしながら、このような従来の防災監視システムにあっては、現場確認に基づき受信機で火災確定操作を行って地区音響鳴動、防排煙機器の連動制御、非常放送による非難誘導を行った場合、警戒区域のどの場所にどのくらいの人が入っているかを正確に推定することが困難であり、予め策定された火災時の行動計画に従って必要な避難誘導を行うことになるが、実際の状況が計画策定時と異なることが予想され、避難誘導に手間取るという問題がある。
また、火災発生という緊急状態であるため、避難誘導を行っても指示に従わずに行動することも想定され、必ずしも迅速且つ適切な避難誘導を指示できない恐れもある。
本発明は、火災時に警戒区域における人の所在状況を把握して避難誘導等を迅速且つ適切に行えるようにする防災監視システムを提供することを目的とする。
本発明は、受信機から引き出された感知器回線に火災感知器、火災発信機等の検知器を接続して火災等の異常を監視する防災監視システムに於いて、
受信機から引き出された専用の伝送回線に接続されて検知器と一体又は近傍に設けられ、受信機から伝送された情報を外部装置に送信すると共に外部装置から送信された情報を受信して予め設定した固有アドレスと共に受信機に伝送する情報送受信部と、
監視区域への入館者が携帯し、予め設定された固有番号を、情報送受信部を経由して受信機に周期的に送信する情報管理端末と、
受信機に設けられ、情報管理端末から情報送受信部を経由して受信した固有番号と固有アドレスに基づいて情報管理端末の所在位置を検出して管理する所在管理部と、
を備えたことを特徴とする。
受信機から引き出された専用の伝送回線に接続されて検知器と一体又は近傍に設けられ、受信機から伝送された情報を外部装置に送信すると共に外部装置から送信された情報を受信して予め設定した固有アドレスと共に受信機に伝送する情報送受信部と、
監視区域への入館者が携帯し、予め設定された固有番号を、情報送受信部を経由して受信機に周期的に送信する情報管理端末と、
受信機に設けられ、情報管理端末から情報送受信部を経由して受信した固有番号と固有アドレスに基づいて情報管理端末の所在位置を検出して管理する所在管理部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、情報送受信部と情報管理端末との間では無線通信、赤外線通信又は超音波通信により情報を送受信する。
受信機の所在管理部は、検知器の作動時に、情報管理端末の所在位置を避難誘導支援情報として表示する。
子供、女性、高齢者等の弱者に携帯させる情報管理端末に重要度を示す固有番号を設定し、受信機の所在管理部は重要度を示す固有番号をもつ情報管理端末を判別して所在位置を管理し、火災作動時に重要度を判別した所在位置を識別表示する。
本発明の防災監視システムに於いて、更に、受信機の外部装置として、受信機の防災情報を表示すると共に受信機を遠隔的に操作する総合防災制御装置を設け、所在管理部を総合防災制御装置に設けても良い。
本発明によれば、警戒区域への入場者に情報管理端末を携帯させることで、受信機側で情報管理端末の所在位置を検出して管理することができる。特に、火災感知器や発信機の作動時には、所在位置を非難誘導支援情報として表示することで、警戒区域のどの場所にどのくらい人がいるかがすぐにわかり、火災発生場所に近い所在位置の人に対し優先的に避難経路を非常放送などにより適切に指示することができる。
また情報管理端末は一定周期で固有番号を送信しているため、避難誘導の所在表示を地図上で行うことで、避難行動に伴う所在位置の変化や動きを略リアルタイムで把握でき、万一、逃げ遅れた人がいた場合にも、その所在位置を把握して救助隊への適切な指示ができる。
また情報管理端末に重要度を示す固有番号を設定して子供、女性、高齢者等に携帯してもらうことで、火災作動時に重要度を判別した所在位置を一般の所在位置に対し識別可能に表示し、避難誘導に時間のかかる子供、女性、高齢者等の警戒区域における所在状況を正確に把握し、より適切な避難誘導が可能となる。
図1は本発明による防災監視システムの実施形態を示した説明図である。図1において、本実施形態の防災監視システムは監視センタなどに受信機10を設置しており、受信機10に対しては更に、別の監視場所に設置された総合防災制御装置12を接続している。
受信機10からは感知器回線14が引き出され、感知器回線14に火災感知器18−1〜18−n及び発信機22を接続している。感知器回線14は信号線と電源線を兼用した電源兼用信号線であり、火災感知器18−1〜18−nに電源を受信機10から供給すると同時に、火災感知器側での火災検出による火災作動信号を受信機10に送信する。
受信機10としては、感知器回線単位にオンオフ型の火災感知器を接続して火災を監視するP型受信機と、感知器回線に固有アドレスを設定した火災感知器を接続し、受信機10からのポーリングにより火災を監視するR型受信機がある。
本実施形態にあっては、P型受信機及びR型受信機のいずれであってもよい。また受信機がP型の場合、感知器回線14は2線式の電源兼用信号線であるが、R型受信機の場合には、感知器回線14は信号回線とは別に専用の信号線を持った4線式の場合もある。
このような防災監視システムにつき、本実施形態にあっては、更に、火災感知器18−1〜18−n及び発信機22のそれぞれに情報送受信部20−1〜20−nを設けている。
情報送受信部20−1〜20−nは、受信機10から引き出された専用の伝送回線16に接続されている。情報送受信部20−1〜20−nは、受信機10から伝送された情報を外部装置に非接触通信、本実施形態にあっては小電力の無線通信により送信すると共に、外部装置から送信された情報を受信して、予め設定した固有アドレスを付加して受信機10に情報を伝送する。
情報送受信部20−1〜20−nと通信する外部装置として、本実施形態にあっては、警戒区域の建物や施設に入る入館者26に携帯させる情報管理端末24を対象としている。
情報管理端末24は入館者26が警戒区域の建物または施設に入る際に渡され、情報管理端末24には固有番号が予め設定されており、この固有番号を情報送受信部20−1〜20−nのうちの通信可能な相手先を経由して受信機10に周期的に送信するようにしている。
ここで火災感知器18−1〜18−n及び発信機22に設けた情報送受信部20−1〜20−nは、入館者26が携帯する情報管理端末24との間で小電力による無線通信により情報を送受しており、それぞれの通信可能エリアは火災感知器及び発信機の設置場所を中心に予め制限されたエリアとなるように送信電力を設定している。
本実施形態において、情報送受信部20−1〜20−nが送信可能なエリアは、設置場所を中心に例えば数メートル以内のエリアとする。このため、警戒区域の天井に設置している火災感知器18−1〜18−nから見た情報管理端末24の通信可能エリアは、ほぼ独立して存在することとなり、情報管理端末24から周期的に送信される固有番号を情報送受信部20−1〜20−nのいずれかで受信して、受信した自己の固有アドレスを付加して受信機10に送ることになる。
受信機10にあっては、受信した固有番号に付加された固有アドレスから固有信号を受信した情報送受信部の位置を検出し、ここから情報管理端末24の所在位置を特定して管理することができる。
また情報送受信部20−1〜20−nによる情報管理端末24の通信可能エリアは、基本的には独立して分離していることが望ましいが、隣接する通信エリアと重複していたとしても所在位置の特定に問題はない。
例えば、火災感知器18−1,18−2が同じ部屋の天井面に設置されていた場合、それぞれの情報送受信部20−1〜20−nの通信可能エリアは境界部分で重複している場合がある。
このような場合、通信可能エリアの境界部分に情報管理端末24が位置すると、情報送受信部20−1,20−2の両方で固有信号が受信され、それぞれ別々の固有アドレスが付加されて受信機10に送られる。このとき受信機10にあっては、同じ固有番号の情報管理端末24が別の固有アドレスの所在位置に存在することを検出することになる。このような場合には、2つの所在位置の中間位置に情報管理端末24が存在するとして所在位置を特定すればよい。
また本実施形態にあっては、防災監視システムの警戒区域に入っている多数の入館者がそれぞれ情報管理端末24を携帯しており、それぞれ周期的に固有番号を送信しており、したがって同じ通信エリアに複数の情報管理端末24が存在する場合、対応する情報送受信部に対する固有番号の送信に衝突を起こすことになる。
このような複数の情報管理端末24からの固有番号の送信による情報送受信部側での衝突防止のため、例えば無線LANで知られているCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)を適用する。CSMA/CAは通信中にデータ衝突があっても送信側はデータを送信し続け、受信側からのACK応答を待って衝突の有無を確認し、衝突によりデータが壊れた場合にはACKが来ないのでデータを再送する。
このような通信衝突の問題は、伝送回線16に接続した情報送受信部20−1〜20−nにおいても生ずる。これは有線伝送の衝突であることから、例えば有線LANで知られたCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)による衝突回避を図る。CSMA/CDは、データ送信中に通信衝突を起こした場合、通信を途中で止め、待ち時間を置いて再度送信する方式である。通信衝突がない場合には、送信終了後の待ち時間を置いて次の装置がデータを送信する。
なお、情報管理端末24からの固有信号の送信時の衝突回避、及び情報送受信部20−1〜20−nからの受信機10に対する送信時の衝突回避としては、CSMA/CA,CSMA/CD以外に、装置ごとに異なった遅延時間を設定して送信する方式や遅延時間をランダムに決定して送信する方式など、適宜の衝突回避を適用することができる。
受信機10にあっては、情報送受信部20−1〜20−nを経由して多数の入館者26が保有する情報管理端末24から送信された固有アドレスが付加された固有番号を受信し、固有番号に付加された固有アドレスから固有信号の受信場所、即ち情報送受信部20−1〜20−nの警戒区域における所在位置を検出し、現在、入館者26が警戒区域のどの場所にいるかを示す所在情報を管理する。
受信機10で管理されている所在情報は、例えば受信機10で火災感知器18−1〜18−nまたは発信機22の動作による火災作動信号の受信時に、受信機10の表示部に火災作動区画を含む所在位置マップ図面を表示し、そのマップ図面の中に所在位置を表示することで、警戒区域のどの場所に何人、入館者26がいるかを表示し、これを避難誘導のための支援情報として利用する。
受信機10に対し接続された総合防災制御装置12は、受信機10で表示している各種の防災情報の表示と受信機操作を遠隔的に行える装置であり、例えばシリアル伝送路を介して接続されている。
このため、受信機10で管理している入館者の所在情報については、受信機10で火災作動時に表示すると同時に総合防災制御装置12に伝送し、総合防災制御装置12の表示部に火災作動区画を含む所在位置マップ画面を表示して入館者の所在位置を表示することもできる。
更に総合防災制御装置12は、有線LANなどにより他の設備、例えば入退室管理設備のコンピュータに接続することができ、したがって入退室管理システムに対し、受信機10で得られた入館者の所在情報を入退室管理のためのデータとして、総合防災制御装置12を介して転送することもできる。
図2は図1の受信機、情報送受信部及び情報管理端末の回路構成と機能構成を示したブロック図である。図2において、受信機10にはMPUを用いた受信制御部28が設けられ、受信制御部28に対し情報送信部30、情報受信部32、火災受信部34、表示部36、操作部38、移報部40、火災監視データベース42及び位置情報データベース44を設けている。
受信機10から引き出された専用の伝送回線16に接続した情報送受信部20にはMPUを用いた信号処理部52が設けられ、信号処理部52に対し有線送信部54、有線受信部56、無線送信部58、無線受信部60、記憶部64、更に電源部66を設けている。なお、情報送受信部20は図1のように複数設けられるが、説明を簡単にするため1台を代表して示している。
更に、情報送受信部20との間で小電力無線通信を行う情報管理端末24にはMPUを用いた信号処理部68が設けられ、信号処理部68に対し無線送信部70、無線受信部72、記憶部76が接続され、更に電源部78が設けられている。
受信機10の受信制御部28には、MPUによるプログラムの実行で実現される機能として、火災監視制御部48と所在管理部50の機能が設けられている。火災監視制御部48は、火災受信部34により火災感知器18もしくは図1に示した発信機22から火災作動信号を受信すると、第1報目の火災作動受信であることを判別して受信機10で火災受信警報を出し、管理者の現場確認に基づく確認操作があると火災確定動作を行い、地区音響鳴動や外部通報などを行う。
火災監視制御部48による制御のため火災監視データベース42には、例えば火災感知器の種別データや火災作動した感知器に連動する防排煙機器などの連動データなどが予め登録されている。
受信制御部28に設けた所在管理部50は、入館者が携帯している情報管理端末24から情報送受信部20を経由して受信した固有番号と固有アドレスに基づき、情報管理端末24の所在位置を検出して管理する。
具体的には、所在管理部50は、火災監視制御部48で火災作動受信を判別すると、情報管理端末24の所在位置を避難誘導支援情報として例えば表示部36に表示するか、更には移報部40を介して総合防災制御装置12に表示し、そこから更に別の設備、例えば非常放送を用いた非難誘導放送設備に転送して表示させることも可能である。
また本実施形態にあっては、情報管理端末24の記憶部76に入館者を識別するための識別子として固有番号を予め登録しているが、この登録番号には一般者向けの登録番号と、子供、女性、高齢者などの弱者を対象とした重要度を示す重要固有番号の2種類が使用されている。
このため受信機10の所在管理部50にあっては、情報管理端末24から受信した固有番号について、一般固有番号か重要固有番号かを判別し、それぞれの位置情報につき一般位置情報と重要位置情報に分けて表示するようにしており、特に重要位置情報については一般位置情報から区別できるように、輝度を高めたり、フリッカさせたり、目立つ色を使用したりして強調表示するようにしている。
ここで情報管理端末24の信号処理部68は、予め定めた一定周期で記憶部76に記憶している固有番号を読み出して、無線送信部70からアンテナ74により小電力通信方式により、現在存在する通信可能エリアの情報送受信部20に送信する。
情報管理端末24からの送信情報は情報送受信部20のアンテナ62で受信され、無線受信部60で復調された後、信号処理部52に読み込まれる。信号処理部52は、受信した固有番号に、記憶部64に記憶している自分自身の固有アドレスを付加し、有線送信部54から伝送回線16を介して受信機10に送信する。
情報送受信部20からの伝送情報は受信機10の情報受信部32で受信され、復調された固有番号と経由場所を示す固有アドレスが所在管理部55に与えられ、所在管理部55は位置情報データベース44を参照して、固有番号を送信した情報管理端末24の所在位置を検出して管理する。
ここで火災感知器18に設けた情報送受信部20の電源部66は、受信機10からの感知器回線14により火災感知器18が電源供給を受けていることから、火災感知器18側から電源を入力して各回路部に電源を供給している。一方、情報管理端末24については入館者が携帯することから、電源部78としてはバッテリーを内蔵している。
本実施形態の防災監視システムにあっては、基本的には入館者が携帯している情報管理端末24から固有番号を送信し、火災感知器18に設けている情報送受信部20を経由して受信機10に送信して所在位置を検出管理するものであるが、必要な場合には受信機10から情報送受信部20を経由して情報管理端末24に情報を伝送することも可能である。
図3は本実施形態における情報管理端末の他の実施形態を示したブロック図である。図3の情報管理端末24にあっては、図2に加え更に、信号処理部68に対し表示部80と操作部82を接続している。このため、情報管理端末24は受信機10から必要な情報を送信し、これを表示部80に表示することができる。
また操作部82によるスイッチ操作で、受信機10に対し情報管理端末24を携帯している入館者が必要な情報を送って問合せなどを行うことが可能である。また、火災作動時に受信機10側から入館者の情報管理端末24に避難誘導などに必要な情報あるいは火災作動区画などを知らせて避難方向を示すメッセージやガイダンスを表示することも可能である。
図4は図2の受信機10における位置情報データベース44に設けた位置検索テーブルの説明図である。図4において、位置検索テーブル84は、図1の情報送受信部20−1〜20−nに設定している固有アドレスA1〜Anに対応して、それぞれの設置場所を示す警戒区域の名称などを位置情報として予め登録している。
したがって、受信機10で受信された情報管理端末24の固有番号に付された情報送受信部20の固有アドレスによって位置検索テーブル84を参照し、固有アドレスに対応した位置情報を取得し、これによって情報管理端末24の所在位置、即ち情報管理端末24を携帯している入館者の所在位置を検出して管理することができる。
図5は図2の受信機10における位置情報データベース44に設けた所在管理テーブルの説明図である。図5において、所在管理テーブル86には、入館者に渡した情報管理端末24に設定した固有番号毎に、図4の位置検索テーブルから取得した位置情報、更に固有番号が重要固有番号か一般固有番号かを示す重要度フラグで構成された所在位置情報が登録されている。この例で固有番号の最上位が「1」のものが重要固有番号であり、最上位が「0」のものが一般固有番号である。
図6は図1の受信機側で表示する所在位置マップ画面を示した説明図である。図6において、受信機10の表示部36には、火災作動受信時に火災作動区画90を含む所在位置マップ画面88が表示される。
所在位置マップ画面88には、現在得られている例えば図5に示す所在管理テーブル86に基づき、一般所在情報92と重要所在情報94が色分けなどにより識別されて表示されている。
このような所在位置マップ画面88が火災作動受信に伴って表示されることで、受信機10に付いている管理者は、火災作動区画90を含む警戒エリアにおける入館者の所在状況、即ち人数と場所を正確に把握することができ、この所在位置マップ画面88を確認しながら、非常放送などを使用して入館者を迅速且つ適切に避難させるための誘導を行うことができる。
また図6の所在位置マップ画面88のように、火災作動区画90の中に重要所在情報94が存在する場合には、重要所在情報94を示す重要固有番号を持っている入館者は子供、高齢者、女性などの弱者であることから、直ちに救出する必要があり、保安員や消防隊などに状況を通知して適切な救助活動を速やかに行うことができる。
更に、避難誘導を行った場合、その指示に従って入館者は指示された避難経路を辿って避難することになるが、そのときの入館者の動きは図6の所在位置マップ画面88上で移動表示されることとなり、所在位置マップ画面88を見ていることで、入館者の避難の様子をほぼリアルタイムで把握して適切な対応をとることができる。
図7は本実施形態における所在管理処理を示したタイムチャートである。図7において、情報管理端末24は、ステップS1で所定の送信周期への到達を判別し、ステップS2で固有番号を送信する。
情報管理端末24から送信した固有番号は、そのとき情報管理端末24が位置している通信エリアの情報送受信部20において、ステップS101に示すように受信され、受信した固有番号に情報送受信部20に設定している固有アドレスを付加して受信機10に送信する。
受信機10にあっては、ステップS201で情報送受信部20を経由した情報管理端末24からの固有番号、即ち情報送受信部20の固有アドレスが付加された固有番号を受信すると、受信した情報送受信部20の固有アドレスから、図4の位置検索テーブル84を参照して、対応する位置情報を取得して、図5の所在管理テーブルの固有番号に対応して保存する。
続いてステップS202で、受信した固有番号は重要を示すか否かチェックし、重要を示した場合には、ステップS203で固有番号の位置情報に重要度フラグを「1」にセットする。
続いてステップS204で火災作動の有無をチェックしており、万一、火災作動を判別した場合にはステップS205に進み、図5に示した所在管理テーブル86から情報管理端末20の位置情報を読み出して、図6の所在位置マップ画面88に示すように所在位置を表示する。
図8は本実施形態の受信機による防災監視処理を示したフローチャートである。図8において、受信機10の防災監視処理は、ステップS1で火災感知器または発信機の作動受信の有無を判別しており、作動受信を判別すると、ステップS2で第1報目か否かチェックし、第1報目であれば、ステップS3で、火災受信機10自体で火災受信警報を行う。
続いてステップS4で火災作動情報を表示部に表示する。この火災作動情報の表示は、火災作動時刻と火災作動場所を表示する。続いてステップS5で管理者の現場確認に伴う火災確定操作の有無をチェックし、火災確定操作があれば、ステップS6で火災確定動作を行う。
この火災確定動作は、地区音響鳴動、避難誘導のための非常放送起動、外部通報などを行う。続いてステップS7で火災復旧操作の有無をチェックしており、現場確認で非火災であった場合や、あるいは火災確定後に消防活動により鎮火した際などの火災復旧操作を判別すると、ステップS8で火災復旧動作を行う。
火災復旧動作は、ステップS3で行った火災受信警報の停止、ステップS4で行った火災作動情報の表示の消去などである。このようなステップS1〜S8の処理を、ステップS9で停止指示があるまで繰り返す。
図9は図8の防災監視処理と並行して受信機で実行される本実施形態の所在管理処理を示したフローチャートである。図9の所在管理処理にあっては、ステップS1で入館者が携帯している情報管理端末24からの情報を受信したか否かチェックしており、情報を受信すると、ステップS2に進み、受信情報に含まれる経由場所を示す情報送受信部20の固有アドレスから、図4の位置検索テーブル84を参照して、対応する位置情報を取得する。
次にステップS3で情報管理端末24の固有番号は重要を示すか否かチェックし、重要を示す場合には、ステップS4で重要度フラグをセットする。続いてステップS5で、固有番号、位置情報及び重要度フラグからなる所在情報を、図5に示す所在管理テーブル86に1つのレコードとして登録する。
このステップS1〜S5の処理は、防災監視設備における通常監視状態で入館者の所在を示す位置情報を作成する処理として実行されている。
次にステップS6で火災感知器または発信機の火災作動受信の有無をチェックしており、火災作動受信があると、ステップS7に進み、図5の所在管理テーブル86を読み出し、図6に示すように表示部に所在位置マップ画面88を表示し、マップ画面上に重要度に応じて区別した一般所在情報92と重要所在情報94を表示する。
この所在位置の地図表示となる所在位置マップ画面88は、主に非難誘導の支援画面として活用される。このようなステップS1〜S7の処理を、ステップS8で停止指示があるまで繰り返す。
図10は本実施形態の火災感知器や発信機に設けた情報送受信部20の処理を示したフローチャートである。図10において、情報送受信処理は、ステップS1で入館者が携帯している情報管理端末24からの固有番号を無線受信したか否かチェックしており、無線受信すると、ステップS2で固有番号に自己の固有アドレスを付加して受信機10に送信し、これをステップS3で停止指示があるまで繰り返す。
図11は本実施形態で入館者が携帯している情報管理端末24による処理を示したフローチャートである。図11において、情報管理端末処理は、ステップS1で所定の送信周期か否かチェックしており、送信周期を判別すると、ステップS2で自己の固有番号を送信し、これをステップS3で停止指示があるまで繰り返している。
図12は本発明による防災監視システムの他の実施形態を示した説明図である。図12の実施形態にあっては、図1の受信機10から引き出してきた情報送受信部20−1〜20−nを接続する伝送回線16を、この実施形態にあっては総合防災制御装置12から引き出すようにしている。
このため、伝送回線16を接続している総合防災制御装置12の制御部に、図2の受信機10の受信制御部28に示した所在管理部50のプログラムの実行により実現される機能が設けられることになる。
総合防災制御装置12に所在管理部50が設けられた場合には、入館者26が携帯する情報管理端末24からの固有番号の送信に伴う受信信号、即ち固有番号に中継した情報送受信部の固有アドレスを付加した信号から所在位置を検出して管理する処理は、図1の実施形態と同じであり、受信機10から火災作動信号の移報を受けた際に、位置情報を避難誘導支援のために総合防災制御装置12の表示部に表示して、非常放送などによる避難誘導を支援することになる。
また、必要に応じて総合防災制御装置12の所在管理部50で管理している位置情報を、図示しない別の例えば入退室管理システムなどにデータとして転送して利用させることもできるし、受信機10側に、火災作動時に位置情報を転送して表示させることもできる。
なお本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:受信機
12:総合防災制御装置
14:感知器回線
16:伝送回線
18,18−1〜18〜n:火災感知器
20,20−1〜20−n:情報送受信部
22:発信機
24:情報管理端末
26:入管者
28:受信制御部
30:情報送信部
32:情報受信部
34:火災受信部
36,80:表示部
38,82:操作部
40:移報部
42:火災監視データベース
44:位置情報データベース
48:火災監視制御部
50:所在管理部
52,68:信号処理部
54:有線送信部
56:有線受信部
58,70:無線送信部
60,72:無線受信部
62,74:アンテナ
64,76:記憶部
66,78:電源部
84:位置検索テーブル
86:所在管理テーブル
88:所在位置マップ画面
90:火災作動区画
92:一般所在情報
94:重要所在情報
96,98:画面切替ボタン
12:総合防災制御装置
14:感知器回線
16:伝送回線
18,18−1〜18〜n:火災感知器
20,20−1〜20−n:情報送受信部
22:発信機
24:情報管理端末
26:入管者
28:受信制御部
30:情報送信部
32:情報受信部
34:火災受信部
36,80:表示部
38,82:操作部
40:移報部
42:火災監視データベース
44:位置情報データベース
48:火災監視制御部
50:所在管理部
52,68:信号処理部
54:有線送信部
56:有線受信部
58,70:無線送信部
60,72:無線受信部
62,74:アンテナ
64,76:記憶部
66,78:電源部
84:位置検索テーブル
86:所在管理テーブル
88:所在位置マップ画面
90:火災作動区画
92:一般所在情報
94:重要所在情報
96,98:画面切替ボタン
Claims (5)
- 受信機から引き出された感知器回線に火災感知器、火災発信機等の検知器を接続して火災等の異常を監視する防災監視システムに於いて、
前記受信機から引き出された専用の伝送回線に接続されて前記検知器と一体又は近傍に設けられ、前記受信機から伝送された情報を外部装置に送信すると共に前記外部装置から送信された情報を受信して予め設定した固有アドレスと共に前記受信機に伝送する情報送受信部と、
監視区域への入館者が携帯し、予め設定された固有番号を、前記情報送受信部を経由して前記受信機に周期的に送信する情報管理端末と、
前記受信機に設けられ、前記情報管理端末から前記情報送受信部を経由して受信した前記固有番号と固有アドレスに基づいて前記情報管理端末の所在位置を検出して管理する所在管理部と、
を備えたことを特徴とする防災監視システム。
- 請求項1記載の防災監視システムに於いて、前記情報送受信部と情報管理端末との間で無線通信、赤外線通信又は超音波通信により情報を送受信することを特徴とする防災監視システム。
- 請求項1記載の防災監視システムに於いて、前記受信機の所在管理部は、前記検知器の作動時に、前記情報管理端末の所在位置を避難誘導支援情報として表示することを特徴とする防災監視システム。
- 請求項1記載の防災監視システムに於いて、子供、女性、高齢者等の弱者に携帯させる前記情報管理端末に重要度を示す固有番号を設定し、前記受信機の所在管理部は重要度を示す固有番号をもつ前記情報管理端末を判別して所在位置を管理し、火災作動時に前記重要度を判別した所在位置を識別表示することを特徴とする防災監視システム。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の防災監視システムに於いて、更に、前記受信機の外部装置として、前記受信機の防災情報を表示すると共に前記受信機を遠隔的に操作する総合防災制御装置を設け、前記所在管理部を前記総合防災制御装置に設けたことを特徴とする防災監視システム。
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