JP2005031808A - 検出システム、検出方法及び検出プログラム - Google Patents

検出システム、検出方法及び検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】状況に応じて、複数の受信機の検知範囲を即時に切り替えることが可能な検出システム、検出方法及び検出プログラムを提供する。
【解決手段】検出システム1は、通信ネットワーク25を介して、発信機21を携帯した歩行者22が移動する観測エリア26内の複数の受信機20a、20b、…、20eから送信される受信機情報を受信し、位置検出データを出力する受信信号処理部2と、位置検出データから歩行者の現在位置の推定を行う位置推定部3と、歩行者22が移動した場合に発信機の位置を表示する位置表示部4と、状況に応じて受信機20a、20b、…、20eの検出エリアの範囲を切り替える受信感度設定切替手段5とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ある観測エリア内に存在する対象物を検出する検出システム、検出方法及び検出プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、イベント会場等の領域内に受信機を複数設置し、領域内を移動する歩行者が発信機を所持することにより、歩行者の位置を推定することが行われている。発信機から送信された送信信号は、そのエリアの受信機が検出し、各受信機は、一つの位置検出システムに、無線あるいは有線で発信機から得た情報を送信する。このように移動通信システムを利用し、歩行者などの移動体の位置の検出が可能な位置検出システム及び位置検出方法は開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
例えば、図17のような観測対象となる観測エリア126において、観測エリア126内に歩行者122が携帯する発信機121から送信された送信信号を受信機120a、120b、…、120eが受信し、通信ネットワーク125を介して位置検出システムに送信することにより、歩行者の位置を検出することができる。受信機120aの検知範囲をエリアA、受信機120bの検知範囲をエリアB、…、受信機120eの検知範囲をエリアEとすると、図17では、歩行者122は、受信機120a、120b、…、120eによって、エリアE→エリアA→エリアB→エリアC→エリアDを移動したことを認識できる。このとき、受信機の周囲の物理的な環境に応じて送信信号受信状態によって、受信機の検出範囲を調整することが必要になる。図18に示すように、エリアCとエリアDの間に重複エリア127が発生した場合、歩行者の体の向きによる発信機からの送信信号強度の変化などによって、2つの受信機120c、120dのどちらでも受信できることによる位置誤認が発生する。このように、複数の受信機が感知しうるエリアを作ることは望ましくないので、重複エリアを発生させないように検出範囲の設定を行うことが必要となる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−178041号公報(第5−6頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、歩行者等の精度の高い位置検出を行う際には、検出範囲の重複エリアを発生させないことが必要であるが、一方、観測エリア内で災害が発生した場合、災害発生現場付近に歩行者がいるかいないかを即時に判断することが必要となる。例えば、図17において、観測エリア126全体が危険である場合は、全受信機120a、120b、…、120eの検知範囲を最大にし、観測エリア126内に歩行者が存在しないことを確認する必要がある。しかし、従来は、このような状況に応じて、複数の受信機の検知範囲を即時に切り替えることが困難であった。
【0006】
そこで、上記の問題に鑑み、本発明は、状況に応じて、複数の受信機の検知範囲を即時に切り替えることが可能な検出システム、検出方法及び検出プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、発信機を携帯した移動体が移動する観測エリア内の複数の受信機から、通信ネットワークを介して送信される発信機の情報に基づいて、移動体の位置を検出するシステムにおいて、(イ)複数の受信機の受信信号を感知する強さを示す値を各要素として表した数列である受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む感度設定ファイルから、設定IDに対応する受信信号感知レベル列を検索する感度設定制御部と、(ロ)複数の受信機の受信信号感知レベルを設定するための特定の設定IDを指定する切替指示部と、(ハ)切替指示部から受信した特定の設定IDに対応する受信信号感知レベル列を感度設定制御部から受信する感度切替部と、(ニ)感度切替部から受信した受信信号感知レベル列を要素毎に各受信機に対応する受信信号感知レベル指定信号に変換し、通信ネットワークを介して、受信信号感知レベル指定信号を各受信機に送信する受信機制御部とを備えることを特徴とする検出システムであることを要旨とする。
【0008】
本発明の第1の特徴に係る検出システムによると、状況に応じて、複数の受信機の検知範囲を即時に切り替えることができる。
【0009】
又、第1の特徴に係る検出システムの感度設定制御部は、受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを感度設定ファイルとして登録しても良い。
【0010】
又、第1の特徴に係る検出システムは、(ホ)受信機から送信される受信機情報を受信する受信信号処理部と、(へ)受信機情報を位置検出データとして受信し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、それらの変更した値を取り込む外部イベント取込部と、(ト)予め登録された、異常状況列及びその異常状況が発生した際設定する受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む異常状況ファイルから、変更した値に対応する異常状況列が存在する場合、異常状況列に対応する受信信号感知レベル列固有の設定IDを検索する異常状況検出部とを更に備えても良い。ここで、「外部センサ」とは、電圧計、温度計などの計器類や非常ボタンなどの観測エリアの状態を把握するセンサを指す。又、「センサの異常状態を示す値」とは、センサの通常あり得ない値を指す。例えば、電圧計の示す高電圧値や温度計の示す高温度値、非常ボタンの押下信号などが含まれる。この位置検出システムによると、異常状態が発生した場合、自動的に複数の受信機の検出範囲をその異常状態に適した範囲に切り替えることができる。
【0011】
又、第1の特徴に係る検出システムの外部イベント取込部は、観測エリア内に設置された外部センサの状態に変更が生じた場合においても、それらの変更した値を取り込んでも良い。
【0012】
本発明の第2の特徴は、発信機を携帯した移動体が移動する観測エリア内の複数の受信機から、通信ネットワークを介して送信される発信機の情報に基づいて、移動体の位置を検出するシステムにおいて、(イ)複数の受信機の受信信号を感知する強さを示す値を各要素として表した数列である受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む感度設定ファイルから、設定IDに対応する受信信号感知レベル列を検索するステップと、(ロ)検索された受信信号感知レベル列を要素毎に各受信機に対応する受信信号感知レベル指定信号に変換し、通信ネットワークを介して、受信信号感知レベル指定信号を各受信機に送信するステップとを含む検出方法であることを要旨とする。
【0013】
第2の特徴に係る検出方法によると、状況に応じて、複数の受信機の検知範囲を即時に切り替えることができる。
【0014】
又、第2の特徴に係る検出方法は、(ハ)受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを感度設定ファイルとして登録するステップを更に含んでも良い。
【0015】
又、第2の特徴に係る検出方法は、(ニ)異常状況列及びその異常状況が発生した際設定する設定IDを含む異常状況ファイルを登録するステップと、(ホ)受信機から受信した情報をシステムで処理できる形式に変換した位置検出データを出力するステップと、(へ)位置検出データを受信し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、それらの変更した値をセンサの異常状態を示す値として取り込むステップと、(ト)異常状況ファイルから、センサの異常状態を示す値に対応する異常状況列が発生した際設定する設定IDを検索するステップとを更に含んでも良い。この検出方法によると、異常状態が発生した場合、自動的に複数の受信機の検出範囲をその異常状態に適した範囲に切り替えることができる。
【0016】
又、第2の特徴に係る検出方法の取り込むステップは、観測エリア内に設置された外部センサの状態に変更が生じた場合においても、それらの変更した値を取り込んでも良い。
【0017】
更に、第2の特徴に係る検出方法の設定IDを検索するステップは、観測エリア内に特定の移動体が検出されない異常状態が発生した場合、直前に滞在していた検出エリア、あるいは、直前に滞在していたエリアの隣接エリアの受信機の受信信号感知レベルを上げる受信信号感知レベル列固有の設定IDを検索しても良い。この検出方法によると、自動的に複数の受信機の検出範囲を切り替えることにより、特定の被追跡移動体を精度良く検出することが可能となる。
【0018】
本発明の第3の特徴は、発信機を携帯した移動体が移動する観測エリア内の複数の受信機から、通信ネットワークを介して送信される発信機の情報に基づいて、移動体の位置を検出するシステムに、(イ)複数の受信機の受信信号を感知する強さを示す値を各要素として表した数列である受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む感度設定ファイルから、設定IDに対応する受信信号感知レベル列を検索する手順と、(ロ)検索された受信信号感知レベル列を要素毎に各受信機に対応する受信信号感知レベル指定信号に変換し、通信ネットワークを介して、受信信号感知レベル指定信号を各受信機に送信する手順とを含む検出プログラムであることを要旨とする。
【0019】
又、第3の特徴に係る検出プログラムは、(ハ)受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを感度設定ファイルとして登録する手順を更に実行させても良い。
【0020】
又、第3の特徴に係る検出プログラムは、(ニ)異常状況列及びその異常状況が発生した際設定する設定IDを含む異常状況ファイルを登録する手順と、(ホ)受信機から受信した情報をシステムで処理できる形式に変換した位置検出データを出力する手順と、(へ)位置検出データを受信し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、それらの変更した値をセンサの異常状態を示す値として取り込む手順と、(ト)異常状況ファイルから、センサの異常状態を示す値に対応する異常状況列が発生した際設定する設定IDを検索する手順とを更に実行させても良い。
【0021】
又、第3の特徴に係る検出プログラムの取り込む手順は、観測エリア内に設置された外部センサの状態に変更が生じた場合においても、それらの変更した値を取り込んでも良い。
【0022】
更に、第3の特徴に係る検出プログラムの設定IDを検索する手順は、観測エリア内に特定の移動体が検出されない異常状態が発生した場合、直前に滞在していた検出エリア、あるいは、直前に滞在していたエリアの隣接エリアの受信機の受信信号感知レベルを上げる受信信号感知レベル列固有の設定IDを検索しても良い。
【0023】
本発明の第3の特徴に係る検出プログラムを読み出すことにより、検出システム等に上記の手順を実行させることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して、本発明の第1〜第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
【0025】
一定の空間内の物体の位置を計測する技術は、さまざまな手法が存在し、例えばGlobal Positioning System(GPS)やPersonal Handyphone System(PHS)による位置検出方法、無線識別タグによる方法、ビデオカメラによる物体撮像画像により位置を特定する方法等がある。このうち、GPSや公衆網を利用するPHSは、主に屋外で範囲を限定されない広い空間内での位置検出に適している。一方で、自営網を利用するPHSや無線タグシステム、ビデオカメラなどは、倉庫内や、比較的範囲の狭い、限定された領域で位置検出を行うのに適している。
【0026】
範囲が限定された空間内で位置検出を行う場合は、いずれの方法においても、それぞれの位置検出手段の検出エリアを予め検出に適した状態に設定しておく必要がある。
【0027】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、部屋、倉庫、イベント会場など範囲の限定された空間内に存在する検出対象(対象物)を、検出の目的に合わせて検出の感度を変更し、目的に応じた位置検出を行う検出システムについて説明する。
【0028】
(観測エリア内の受信機及び発信機)
以下において、検出対象として、ある観測エリアを移動する歩行者を例にとり、歩行者を検出する検出システムについて説明する。本発明の実施の形態に係る検出システムは、図1に示すように、ある観測エリア26内の歩行者22の位置を検出する。観測エリア26内には、位置を検出したい複数のエリア毎に受信機20a、20b、…、20eを設置する。一方、被検出対象である歩行者22には発信機21を携帯させる。
【0029】
この発信機21は、具体的には、無線タグ等が使用可能である。無線タグは、例えば、いわゆるRF−ID(Radio Frequency IDentification)等からなり、図2に示すように、無線タグ30毎に異なるID(以下、「発信機ID」という。)を保持する識別情報保持部31と、識別情報保持部31に保持されている発信機IDに応じた所定の周波数の送信信号を生成する送信部32と、送信アンテナ33とを備えている。送信部32は、識別情報保持部31に保持されている発信機IDに応じた送信信号を生成し、送信アンテナ33を介して送信する。
【0030】
この無線タグ30が発信機IDに応じた信号を送信する間隔は、歩行者22の移動速度と、各受信機20a、20b、…、20eの配置間隔に応じて決定し、例えば、通常の建物内を歩行によって移動する場合では数秒に1回程度とする。あるいは、会場内を歩行で移動する場合には受信機20a、20b、…、20eの配置間隔を狭くし、発信機IDに応じた送信信号を送信する間隔を短くすることによって歩行者22の位置を検出する精度を向上させることができる。又、この送信間隔は、送信部32が発信機IDに応じた送信信号を送信する間隔を制御することによって調整することができる。
【0031】
一方、受信機20a、20b、…、20eも、それぞれ固有のIDを持つ。受信機20a、20b、…、20eは、発信機21から発信機IDを含む送信信号を検出する。受信機20は、例えば、図3に示すように、アンテナ201、感度アッテネータ202、受信判定部203、データ転送部204を備える。アンテナ201は、複数の発信機21a、21b、21cから発信された送信信号を受信し、感度アッテネータ202は、所定の送信信号強度より強い送信信号を受信判定部203に送出する。データ転送部74は、受信判定部203が受信したとみなした発信機について、受信機情報を生成し、通信ネットワーク25を介して受信信号処理部2に転送する。ここで、「受信機情報」とは、発信機21が受信機20の検出エリア内に到着あるいは検出エリア内から離脱したことを示す検出フラグ、受信機ID、発信機IDを含む情報をいう。受信機情報には、受信機20a、20b、…、20eが発信機21から情報を受信した時刻情報が含まれていても構わない。各受信機20a、20b、…、20eの各検出エリア(エリアA、エリアB、…、エリアE)は、検出システム1から調整可能である。この調整については、後に詳述する。
【0032】
(検出システムの構成)
本発明の実施の形態に係る検出システム1は、図1に示すように、通信ネットワーク25を介して、発信機21を携帯した歩行者22が移動する観測エリア26内の複数の受信機20a、20b、…、20eから送信される受信機情報を受信し、位置検出データを出力する受信信号処理部2と、位置検出データから歩行者の現在位置の推定を行う位置推定部3と、歩行者22が移動した場合に発信機の位置を表示する位置表示部4と、状況に応じて受信機20a、20b、…、20eの検出エリアの範囲を切り替える受信感度設定切替手段5とを備える。
【0033】
受信信号処理部2は、受信機20a、20b、…、20eから受信した受信機情報を検出システム1で処理できる形式に変換したデータを出力する。この変換したデータを、「位置検出データ」という。受信した受信機情報に時刻情報が付加されていない場合は、受信信号処理部2が時刻情報を付加した後、位置検出データに変換しても構わない。
【0034】
位置推定部3は、イベントキュー(待ち行列)を備え、受信信号処理部2から供給される位置検出データをイベントキューの最後に順次格納する。そして、イベントキューの先頭から位置検出データを取り出し、順次、歩行者の位置推定処理を行う。
【0035】
位置表示部4は、歩行者22の位置に変更が生じた場合、位置推定部3から受信した位置検出データに基づいて、外部表示装置(図示せず)に発信機21の位置をマップ表示する。外部表示装置は、モニタなどの画面を指し、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル等が使用可能である。又、外部表示装置としてプリンターなどを用いても構わない。
【0036】
受信感度設定切替手段5は、切替指示部51と、感度入力部52と、感度切替部53と、受信機制御部54と、感度設定制御部55と、感度設定ファイル保持部56とを備える。
【0037】
まず、感度設定ファイル保持部56が保持する感度設定ファイルは、受信信号感知レベル列と、そのレベル列固有の設定IDを含む。受信信号感知レベル列とは、各受信機20a、20b、…、20eの受信信号を感知する強さを示す値(以下、「受信信号感知レベル」という。)を各要素として表した数列である。受信信号感知レベル列SPLは、k(1≦k≦M(M:感度設定ファイルに登録された受信信号感知レベル列の数))を受信信号感知レベル列の数を表すインデックスとし、Nを受信機数とすると、(SPLk1、 SPLk2、…、 SPLkN)と表される。図4に、感度設定ファイルの一例を示す。例えば、すべての受信機の検出エリアが重複しない最適状態の受信信号感知レベル列を設定ID「0001」として保存し、受信機1の感知レベルのみを最大にした受信信号感知レベル列を設定ID「0002」として保存し、すべての受信機の感知エリアを最大にした受信信号感知レベル列を設定ID「0003」として保持すると仮定する。このとき、通常の位置検出においては、設定ID「0001」を設定することにより、精度の良い位置検出を行うことができる。又、異常事態が発生した場合は、それがエリアAで起こったものであれば設定ID「0002」を設定し、観測エリア全体が危険であれば設定ID「0003」を設定することにより、危険エリアの歩行者等の存在確認を行うことができる。以下の説明において、図4を参照する場合は、その設定IDは上記のような状態に対応するものとして設定されていることとする。尚、図4の設定ID「000n」では、すべての受信機の受信信号感知レベルが「v」となっており、このIDを設定した場合は、各受信機の受信信号感知レベルが外部入力装置(図示せず)等から任意に設定されることを示している。感度設定ファイルに保持されていない特殊な状況であれば、設定ID「000n」を設定することにより、任意に状況に対応できる。
【0038】
又、感度設定ファイル保持部56は、RAM等の内部記憶装置でも良く、HDやFD等の外部記憶装置でも良い。
【0039】
切替指示部51は、複数の受信機の受信信号感知レベルを設定するための特定の設定IDを指定する。具体的には、外部入力装置(図示せず)によって入力された受信信号感知レベル列の設定IDを受信し、この受信した設定IDを感度切替部53へ送信する。ここで、外部入力装置とは、具体的には、キーボード、マウス等の機器を指す。外部入力装置から入力操作が行われると対応するキー情報が切替指示部51あるいは感度入力部52に伝達される。例えば、観測エリア26内で、災害が発生するなど異常事態が起こったときは、ユーザが外部入力装置により設定ID「0003」(図4参照)を設定する。切替指示部51は、この設定IDを受信することにより、すべての受信機の感知レベルを最大にすることができる。
【0040】
感度入力部52は、ユーザが外部入力装置を用いて入力した各受信機の受信信号感知レベルから受信信号感知レベル列を作成し、それに対応する設定IDを作成する。そして、受信信号感知レベル列及び設定IDを感度設定制御部55に送信する。
【0041】
感度切替部53は、切替指示部51から受信した設定IDに基づいて、その設定IDに該当する受信信号感知レベル列を感度設定制御部55から受信し、受信機制御部54へ送信する。
【0042】
感度設定制御部55は、感度入力部52から入力された受信信号感知レベル列及び設定IDを感度設定ファイルとして、感度設定ファイル保持部56に登録する。この登録方法については、後に詳述する。又、感度切替部53から指定された設定IDに対応する受信信号感知レベル列を感度設定ファイル保持部56から検索し、感度切替部53に送信する。
【0043】
受信機制御部54は、感度切替部53から受信した受信信号感知レベル列を受信信号感知レベル指定信号に変換し、通信ネットワーク25を介して、それぞれの受信機に送信する。各受信機は、受信機制御部54から受信した受信信号感知レベル指定信号に基づいて、受信信号感知レベルを変更する。
【0044】
又、第1の実施の形態に係る検出システム1は、処理制御装置(CPU)を有し、切替指示部51、感度入力部52、感度切替部53、受信機制御部54、感度設定制御部55などをモジュールとして内蔵する構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。尚、図示してはいないが、検出システム1は、感度切替部53等の機能を実行させるためのプログラムを保存する記録媒体を備えていても良い。記録媒体は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
【0045】
第1の実施の形態に係る検出システムによると、精度の高い位置検出を目的とする場合や観測エリア内に検出対象が存在するか否かを確認する場合など、状況に応じて、複数の受信機の検出範囲を切り替えることが可能となる。
【0046】
(検出方法)
まず、感度設定制御部55による感度設定ファイルの登録方法について、図1を参照しながら、図5を用いて説明する。
【0047】
(イ)まず、ステップS101において、感度入力部52から感度設定ファイル登録ルーチンを起動する。感度入力部52は、外部入力装置によって入力されたデータを元に、受信信号感知レベル列及び受信信号感知レベル列固有の設定IDを作成する。そして、受信信号感知レベル列及び設定IDを感度設定制御部55に送信する。
【0048】
(ロ)次に、ステップS102において、感度設定制御部55は、感度入力部52から入力された受信信号感知レベル列及び設定IDを取得する。
【0049】
(ハ)次に、ステップS103において、感度設定制御部55は、感度設定ファイル保持部56を検索し、取得した受信信号感知レベル列が過去に登録したレベル列と重複しているか否か判断する。重複していない場合は、ステップS104に進み、取得した受信信号感知レベル列及び設定IDを感度設定ファイル保持部56に登録する。ステップS103において、取得した受信信号感知レベル列が既に登録されている場合は、何もせずに処理を終了する。
【0050】
次に、第1の実施の形態に係る検出方法について、図1を参照しながら、図6を用いて説明する。
【0051】
(イ)まず、ステップS201において、予め、図5において説明した方法などにより、感度設定ファイルを感度設定ファイル保持部56に登録しておく。一方、位置表示部4は、歩行者22の位置に変更が生じた場合、位置推定部3から受信した位置検出データに基づいて、外部表示装置(図示せず)に発信機21の位置をマップ表示する。このとき、各受信機20a、20b、…、20eの受信信号感知範囲も外部表示装置に表示する。具体的には、例えば、図1に示すように、受信機を取り囲む円として受信信号感知範囲を表示しても構わない。この受信信号感知範囲は、周囲の環境に金属物など送信信号を吸収する物体が存在するなどの条件によって狭くなる場合がある。あるいは、観測エリア26内に異常事態が発生し、感知範囲を拡張したい場合もある。
【0052】
(ロ)このように状況に変化が生じたときは、各受信機20a、20b、…、20eに、状況に応じた受信範囲を設定する必要があり、設定すべき受信信号感知レベル列に対応する設定IDを外部入力装置によって、切替指示部51に入力する。例えば、エリアAの受信範囲を広くする場合は、設定ID「0002」(図4参照)を入力し、観測エリア全体が危険な災害が発生した場合は、設定ID「0003」(図4参照)を入力する。そして、ステップS202において、切替指示部51は、この設定IDを受信し、感度切替部53へ送信する。
【0053】
(ハ)次に、感度切替部53は、切替指示部51から指定された設定IDを感度設定制御部55に送信する。ステップS203において、感度設定制御部55は、感度切替部53から指定された設定IDに対応する受信信号感知レベル列を感度設定ファイル保持部56から検索する。そして、この受信信号感知レベル列を感度切替部53に送信する。
【0054】
(ニ)次に、感度切替部53は、感度設定制御部55から受信した受信信号感知レベル列を受信機制御部54へ送信する。ステップS204において、受信機制御部54は、この受信信号感知レベル列を受信信号感知レベル指定信号に変換し、それぞれの受信機に送信する。各受信機は、受信機制御部54から受信した受信信号感知レベル指定信号に基づいて、受信信号感知レベルを変更する。
【0055】
第1の実施の形態に係る検出方法によると、状況に応じて各受信機の受信信号感知レベルを変更できる。例えば、設定ID「0002」(図4参照)を入力した場合の観測エリア内の状態を図7に示す。エリアAで異常事態が発生した場合、例えば、エリアAが立ち入り禁止区域であるにも関わらず、受信機20aが歩行者22を検出した場合などに、切替指示部51から受信機20aの受信信号感知レベルを最大にする設定IDを入力し、受信機20aの受信信号感知レベルのみを最大にすることができる。
【0056】
又、設定ID「0003」(図4参照)を入力した場合の観測エリア内の状態を図8に示す。観測エリア26全体が危険な状態であれば、観測エリア26内に歩行者が存在するか否かを即時に確認することが不可欠である。その際は、観測エリア26内の各受信機20a、20b、…、20eの受信信号感知レベルを最大にする。緊急時には、各受信機の検出エリアによる位置の区別は行う必要はなく、観測エリア26内の発信機21から発する信号を確認できれば良い。従来は、安否の確認をするために実際にそのエリアを人間が巡回して確認する必要があったが、第1の実施の形態に係る検出方法によると、人間が足を運ぶことなく、安全かつ即時に歩行者の存在などを確認することができる。
【0057】
このように、第1の実施の形態に係る検出方法によると、精度の高い位置検出を目的とする場合や観測エリア内に検出対象が存在するか否かを確認する場合など、状況に応じて、検出精度の切替が容易に可能となる。又、既存の受信機の受信範囲を変更して検出を行うため、別途、安全確認用のカメラなどの確認手段を備え付ける必要がなく、安価に所在情報を得ることが可能となる。
【0058】
(第2の実施の形態)
第2の実施の実施の形態では、第1の実施の形態で説明した検出システムに加え、異常状況を検出した際は、その異常状況に応じて、自動的に受信機の感度設定を行うシステムについて説明する。観測エリア内の受信機及び発信機については、第1の実施の形態と同様である。
【0059】
(検出システムの構成)
第2の実施の形態に係る検出システムは、図9に示すように、通信ネットワーク25を介して、発信機21を携帯した歩行者22が移動する観測エリア26内の複数の受信機20a、20b、…、20eから送信される受信機情報を受信し、位置検出データを出力する受信信号処理部2と、位置検出データから歩行者の現在位置の推定を行う位置推定部3と、歩行者22が移動した場合に発信機の位置を表示する位置表示部4と、状況に応じて受信機20a、20b、…、20eの検出エリアの範囲を切り替える受信感度設定切替手段5と、受信信号処理部2から受信した位置検出データに基づき、直前の位置検出データから変更が生じた場合にトリガを発生する外部イベント取込部6と、外部イベント取込部6から異常状況を検出した際、自動的に受信機20a、20b、…、20eの検出エリアの範囲を切り替える異常時感度切替手段7を備える。
【0060】
受信信号処理部2は、受信機20a、20b、…、20eから受信した受信機情報を検出システム1で処理できる形式に変換したデータを位置推定部3及び外部イベント取込部6に出力する。この変換したデータを、「位置検出データ」という。受信した受信機情報に時刻情報が付加されていない場合は、受信信号処理部2が時刻情報を付加しても構わない。ここで、「受信機情報」とは、前述したように、検出フラグ、受信機ID、発信機IDを含む情報であるが、第2の実施の形態においては、その受信機の受信信号感知レベルを含むこととしても良い。
【0061】
位置推定部3及び位置表示部4は、第1の実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0062】
外部イベント取込部6は、受信信号処理部2から受信した位置検出データを処理し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、位置検出データを取り込む。そして、トリガを発生して、異常時感度切替手段7の異常状況検出部72に位置検出データを送信する。位置検出データに変更が生じるときとは、歩行者があるエリアに到着、あるいはあるエリアから離脱したときを指す。又、外部イベント取込部6は、観測エリア26内に設置された非常ボタンや、電圧計、温度計などの計器類の外部センサ28を監視し、外部センサ28の状態に変更が生じた場合にもそれらの値を取り込む。そして、トリガを発生して、異常時感度切替手段7の異常状況検出部72に外部センサ28の状態を送信する。外部センサ28の状態に変更が生じるときとは、計器類の値が変化したときや非常ボタンが押下されたときなどを指す。
【0063】
異常時感度切替手段7は、異常状況入力部71と、異常状況検出部72と、異常状況ファイル保持部74を備える。
【0064】
異常状況ファイル保持部74が保持する異常状況ファイルは、異常状況及び、その状況が発生した際に適用する受信機の受信信号感知レベル列の設定IDを記録するファイルである。「異常状況」とは、観測エリア26内に存在した歩行者が検知されなくなった場合や、観測エリア26内に設置された非常ボタンが押下されたとき、あるいは、観測エリア26内に設置された電圧計、温度計などの計器類が、通常あり得ない値を示すときなど、異常な事態を指す。異常状況ファイルは、例えば、図10に示すように、受信機あるいは外部センサの異常状態を示す値を各要素として表した数列である異常状況列ES(1≦l≦N、N:登録される異常状況列の数)と、その異常状況が発生した際設定する受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む。センサの種類としては、各受信機の受信信号感知レベルや非常ボタンの押下情報、計器類の電流あるいは電圧などが含まれる。例えば、図10において、センサ1を電圧計、センサ2を温度計、センサnを非常ボタンとすると、電圧計の値が500V以下あるいは1500V以上であり、温度計の値が15℃以下あるいは100℃以上であり、非常ボタンが押下されたときは、設定ID「0010」の受信信号感知レベル列が各受信機に設定されるとする。
【0065】
異常状況入力部71は、ユーザが外部入力装置を用いて入力したセンサの値から異常状況列を作成し、その異常状況の際に設定する受信信号感知レベル列の設定IDを作成する。そして、この異常状況列及び設定IDを異常状況ファイル保持部74に登録する。ここで、外部入力装置とは、具体的には、キーボード、マウス等の機器を指す。外部入力装置から入力操作が行われると対応するキー情報が異常状況入力部71に伝達される。
【0066】
異常状況検出部72は、外部イベント取込部6から位置検出データ、あるいは、外部センサ28の状態を受信する。即ち、位置検出データの変更、若しくは外部センサ28(プラントなどの計器データなど)の状況に変更が検出された際に、位置検出データあるいは外部センサ28の値を受信する。異常状況検出部72は、位置検出データに含まれる受信信号感知レベルや外部センサ28の状態(非常ボタンの押下情報、計器類の電流値あるいは電圧値など)を異常状況ファイル保持部74から検索し、それが予め設定された異常状況に該当するか否かを判断する。指定された異常状況列に該当した場合、異常状況検出部72は、感度切替部53に、異常状況に対応する受信信号感知レベル列の設定IDを出力する。尚、受信信号感知レベルは、位置検出データに含まれる情報を用いると説明したが、検出システム1内で、現在の各受信機の受信信号感知レベルを保持している場合は、その値を参照することとし、必ずしも位置検出データに受信信号感知レベルが含まれていなくても構わない。
【0067】
感度切替部53は、異常状況検出部72から指定された設定IDを感度設定制御部55に送信する。感度設定制御部55は、感度切替部53から指定された設定IDに対応する受信信号感知レベル列を感度設定ファイル保持部56から検索し、感度切替部53に送信する。そして、第1の実施の形態と同様に、感度切替部53は、受信信号感知レベル列を受信機制御部54へ送信する。受信機制御部54は、感度切替部53から受信した受信信号感知レベル列を受信信号感知レベル指定信号に変換し、通信ネットワーク25を介して、それぞれの受信機に送信する。各受信機は、受信機制御部54から受信した受信信号感知レベル指定信号に基づいて、受信信号感知レベルを変更する。
【0068】
又、第2の実施の形態に係る検出システム1は、第1の実施の形態に係る検出システムと同様、処理制御装置(CPU)を有し、異常状況入力部71、異常状況検出部72などをモジュールとして内蔵する構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。尚、図示してはいないが、検出システム1は、異常状況検出部72等の機能を実行させるためのプログラムを保存する記録媒体を備えていても良い。記録媒体は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
【0069】
尚、図示してはいないが、第2の実施の形態に係る検出システムは、異常状況の検出や受信機の感度設定などを実行させるためのプログラムを保存するプログラム保持部を備えていても良い。
【0070】
第2の実施の形態に係る検出システムによると、異常状態が発生した場合、自動的に複数の受信機の検出範囲をその異常状態に適した範囲に切り替えることが可能となる。
【0071】
(検出方法)
まず、異常状況入力部71による登録以外の異常状況ファイルの登録方法について説明する。この登録方法では、異常時感度切替手段7が異常状況列を取得した際、この自動登録について、図9を参照しながら、図11を用いて説明する。
【0072】
(イ)まず、ステップS301において、異常状況入力部71から異常状況ファイル登録ルーチンを起動する。
【0073】
(ロ)次に、ステップS302において、異常状況検出部72は、外部イベント取込部6から入力された異常状況列を取得する。即ち、受信信号感知レベルや外部センサ28の状態など、異常状況ファイルに登録される種類のセンサの値を取得する。そして、ステップS303において、異常状態列に対応して設定すべき受信信号感知レベル列の設定IDを設定する。この設定IDは、異常状況検出部72において自動的に与えられても良く、外部入力装置から指定されても良い。
【0074】
(ハ)次に、ステップS304において、異常状況検出部72は、取得した異常状況列が過去に異常状況ファイル保持部74に登録されているか判断する。登録されていない場合は、ステップS305に進み、異常状況列及び設定IDを異常状況ファイル保持部74に登録する。ステップS304において、既に登録されている場合は、何もせずに処理を終了する。
【0075】
次に、第2の実施の形態に係る検出方法について、図9を参照しながら、図12を用いて説明する。
【0076】
(イ)まず、ステップS401において、外部イベント取込部6は、受信信号処理部2から受信した位置検出データを処理し、直前の位置検出データから変更が生じた場合、トリガを発生して、異常状況検出部72に位置検出データを送信する。又、外部センサ28に異常が発生した場合、外部イベント取込部6はトリガを発生して、異常状況検出部72に外部センサ28の状態を送信する。
【0077】
(ロ)次に、ステップS402において、異常状況検出部72は、異常状況ファイル保持部74を検索し、受信した異常状態が予め設定された異常状況列に該当するか否かを判断する。即ち、受信した位置検出データや外部センサ28の状態から、異常状況ファイルに含まれるセンサを選択し、そのセンサの値が異常状況列に示される値に該当するか判断する。
【0078】
(ハ)ステップS402において、該当しない場合はステップS401に戻り、外部イベント取込部6から発生されるトリガを待つ。ステップS402において、該当した場合はステップS403へ進み、異常状況検出部72は、異常状況ファイル保持部74から設定すべき受信信号感知レベル列の設定IDを取得し、感度切替部53に設定IDを送信する。感度切替部53は、異常状況検出部72から指定された設定IDに基づいて、該当する受信信号感知レベル列を感度設定制御部55から受信する。
【0079】
(ニ)次に、感度切替部53は、受信信号感知レベル列を受信機制御部54へ送信する。ステップS404において、受信機制御部54は、感度切替部53から受信した受信信号感知レベル列を受信信号感知レベル指定信号に変換し、通信ネットワーク25を介して、それぞれの受信機に送信する。各受信機は、受信機制御部54から受信した受信信号感知レベル指定信号に基づいて、受信信号感知レベルを変更する。
【0080】
上記の検出方法によると、精度の高い位置検出を目的とする場合や観測エリア内に検出対象が存在するか否かを確認する場合など、状況に応じて、自動的に複数の受信機の検出範囲を切り替えることが可能となる。
【0081】
例えば、ある火災探知機が作動した時、それまで精度の高い位置の検出を行う設定にしていたシステムを、作業者の在・不在を確かめる設定に自動的に切り替わるように予め異常状況列に登録しておくことで、非常時の安否に関する情報取得を、容易に行えるようにすることができる。
【0082】
又、ある特定の発信機の移動を追跡する際に、第2の実施の形態に係る検出システムを用いてもよい。以下において、追跡すべき発信機を携帯した移動体を「被追跡移動体」という。
【0083】
被追跡移動体を追跡する場合は、その発信機の信号をいずれの受信機共に受信していなかった場合を異常状態と見なし、その発信機が最後に存在していた受信機、もしくはその受信機に隣接する複数の受信機の感度を上げる。第2の実施の形態に係る検出システムは、エリア間の隣接情報として、図13に示す隣接エリア情報を有する。図14は、図13の隣接エリア情報をOD表でデータ化したものである。図13及び図14によると、エリアAはエリアD及びエリアEと隣接し、エリアBはエリアC及びエリアDと隣接し、エリアCはエリアB及びエリアDと隣接し、エリアDはエリアA、エリアB、エリアC及びエリアEと隣接し、エリアEはエリアA及びエリアDと隣接する。
【0084】
以下に、被追跡移動体の追跡方法について、図15を参照しながら、図16を用いて説明する。図15及び図16において、被追跡移動体は、観測エリア内を移動する歩行者であるとする。
【0085】
(イ)まず、ステップS501において、異常状況検出部72が外部イベント取込部6から状況の変化によるトリガを受信する。即ち、歩行者があるエリアに到着、あるいはあるエリアから離脱したことを検知する。次に、ステップS502において、歩行者が検出エリア内に存在するか判断する。例えば、図15において、エリアBで検出されていた被追跡移動体が検出されなかったとする。このときは、ステップS503に進み、直前に滞在していたエリアの受信信号感知レベルは最大であるか判断する。エリアBの受信信号感知レベルが最大でない場合は、ステップS504に進み、エリアBの受信信号感知レベルを1つ上げる。そして、ステップS505に進み、エリアBの受信機に対して、内部的に追跡中であることを示すフラグ(以下、「追跡中フラグ」という。)を立て、異常状況検出部72はこのフラグを保持する。そして、再び、ステップS502に戻る。
【0086】
(ロ)ステップS502〜S504を繰り返すことにより、エリアBの受信信号感知レベルが最大になった場合は、ステップS503において、ステップS507に進み、隣接エリアの受信機の受信信号感知レベルが最大であるか判断する。図15においては、エリアC及びエリアDの受信信号感知レベルが最大であるか判断する。最大である場合は、ステップS501に戻り、トリガの受信を待つ。最大でない場合は、ステップS508に進み、隣接エリア(エリアC及びエリアD)の受信信号感知レベルを上げる。
【0087】
(ニ)次に、ステップS509に進み、隣接エリアの受信機に対して、追跡中フラグを立てる。そして、ステップS510に進み、受信機の受信範囲に歩行者が存在するか判断する。存在しない場合は、ステップS507に戻り、隣接エリアの受信信号感知レベルが最大となるまで、あるいは、受信範囲に歩行者を検知するまで、ステップS507〜S510を繰り返す。
【0088】
(ホ)ステップS510において、歩行者が存在した場合は、ステップS511に進み、追跡中フラグが立ち、歩行者を検知していない受信機の受信信号感知レベルを元に戻す。図15においては、エリアDの受信機が歩行者を検知しており、エリアCの受信機が歩行者を検知していない。よって、エリアCの受信機の受信信号感知レベルを元の受信信号感知レベルに戻す。そして、ステップS512において、歩行者を検知していない受信機の追跡中フラグを元に戻す。図15においては、エリアCの受信機の追跡中フラグを元に戻す。
【0089】
上記の検出方法においては、図12で説明したように、異常状況検出部72が、対応する受信信号感知レベル列設定IDを異常状況ファイル保持部74から検索し、その設定IDを感度切替部53に送信することにより、各受信機に受信信号感知レベル指定信号を設定する。
【0090】
上記の検出方法によると、自動的に複数の受信機の検出範囲を切り替えることにより、特定の被追跡移動体を精度良く検出することが可能となる。
【0091】
(その他の実施の形態)
本発明は上記の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0092】
例えば、本発明の実施の形態において、観測エリアを移動する移動体は、歩行者であると説明したが、これに限らないことは勿論である。
【0093】
又、本発明の実施の形態において、位置検出手段として無線タグシステムを採用した場合について説明したが、PHS等の無線システムを用いた場合でも、同様の原理で適用可能である。又、本発明の実施の形態において、2次元空間での位置検出のみについて述べているが、3次元空間にも拡張可能であることは勿論である。
【0094】
又、本発明の実施の形態において、通常の位置検出モードと異常事態モードの切替を、切替指示部51などで行うと説明したが、簡単なスイッチを検出システム1に設け、機械的にこれらのモードを切り替えるとしても構わない。
【0095】
又、本発明の実施の形態において、感度設定ファイル保持部56と異常状況ファイル保持部74を分けて保持すると説明したが、一つの記憶装置に保持されても構わない。
【0096】
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【0097】
【発明の効果】
本発明によると、状況に応じて、複数の受信機の検知範囲を即時に切り替えることが可能な検出システム、検出方法及び検出プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る検出システムの構成ブロック図である。
【図2】第1の実施に形態に係る発信機に備えられた無線タグの構成ブロック図である。
【図3】第1の実施に形態に係る受信機の構成ブロック図である。
【図4】第1の実施の形態に係る受信信号感知レベル列の一例である。
【図5】第1の実施の形態に係る感度設定ファイルの登録方法を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施の形態に係る検出方法を示すフローチャートである。
【図7】一部の受信機の感知レベルを最大にしたときの観測エリアの一例である。
【図8】すべての受信機の感知レベルを最大にしたときの観測エリアの一例である。
【図9】第2の実施の形態に係る検出システムの構成ブロック図である。
【図10】第2の実施の形態に係る異常状況列の一例である。
【図11】第2の実施の形態に係る異常状況列の登録方法を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態に係る検出方法を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態に係る歩行者の移動可能エリアを説明する模式図である。
【図14】第2の実施の形態に係る現在位置の隣接エリアを説明するOD表である。
【図15】第2の実施の形態に係る歩行者の追跡方法を説明する模式図である。
【図16】第2の実施の形態に係る歩行者の追跡方法を示すフローチャートである。
【図17】従来の検出エリアを示す図である。
【図18】従来の検出エリアの重なり例を示す図である。
【符号の説明】
1 検出システム
2 受信信号処理部
3 位置推定部
4 位置表示部
5 受信感度設定切替手段
6 外部イベント取込部
7 異常時感度切替手段
20、20a、20b、…、20e、120a、120b、…、120e 受信機
21a、21b、21c、121 発信機
22、122 歩行者
25、125 通信ネットワーク
26、126 観測エリア
28 外部センサ
30 無線タグ
31 識別情報保持部
32 送信部
33 アンテナ
51 切替表示部
52 感度入力部
53 感度切替部
54 受信機制御部
55 感度設定制御部
56 感度設定ファイル
71 異常状況入力部
72 異常状況検出部
74 異常状況ファイル
127 重複エリア
201 アンテナ
202 感度アッテネータ
203 受信判定部
204 データ転送部

Claims (14)

  1. 発信機を携帯した移動体が移動する観測エリア内の複数の受信機から、通信ネットワークを介して送信される前記発信機の情報に基づいて、前記移動体の位置を検出するシステムにおいて、
    前記複数の受信機の受信信号を感知する強さを示す値を各要素として表した数列である受信信号感知レベル列及び該受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む感度設定ファイルから、前記設定IDに対応する前記受信信号感知レベル列を検索する感度設定制御部と、
    前記複数の受信機の受信信号感知レベルを設定するための特定の設定IDを指定する切替指示部と、
    該切替指示部から受信した前記特定の設定IDに対応する受信信号感知レベル列を前記感度設定制御部から受信する感度切替部と、
    前記感度切替部から受信した受信信号感知レベル列を要素毎に各受信機に対応する受信信号感知レベル指定信号に変換し、前記通信ネットワークを介して、前記受信信号感知レベル指定信号を前記各受信機に送信する受信機制御部とを備えることを特徴とする検出システム。
  2. 前記感度設定制御部は、受信信号感知レベル列及び該受信信号感知レベル列固有の設定IDを前記感度設定ファイルとして登録することを特徴とする請求項1に記載の検出システム。
  3. 前記受信機から送信される受信機情報を受信する受信信号処理部と、
    前記受信機情報を位置検出データとして受信し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、それらの変更した値を取り込む外部イベント取込部と、
    予め登録された、異常状況列及びその異常状況が発生した際設定する前記受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む異常状況ファイルから、前記変更した値に対応する異常状況列が存在する場合、該異常状況列に対応する受信信号感知レベル列固有の設定IDを検索する異常状況検出部とを更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の検出システム。
  4. 前記外部イベント取込部は、前記観測エリア内に設置された外部センサの状態に変更が生じた場合においても、それらの変更した値を取り込むことを特徴とする請求項3に記載の検出システム。
  5. 発信機を携帯した移動体が移動する観測エリア内の複数の受信機から、通信ネットワークを介して送信される前記発信機の情報に基づいて、前記移動体の位置を検出するシステムにおいて、
    前記複数の受信機の受信信号を感知する強さを示す値を各要素として表した数列である受信信号感知レベル列及び該受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む感度設定ファイルから、前記設定IDに対応する前記受信信号感知レベル列を検索するステップと、
    前記検索された受信信号感知レベル列を要素毎に各受信機に対応する受信信号感知レベル指定信号に変換し、前記通信ネットワークを介して、前記受信信号感知レベル指定信号を前記各受信機に送信するステップとを含むことを特徴とする検出方法。
  6. 前記受信信号感知レベル列及び該受信信号感知レベル列固有の設定IDを前記感度設定ファイルとして登録するステップを更に含むことを特徴とする請求項5に記載の検出方法。
  7. 異常状況列及びその異常状況が発生した際設定する前記設定IDを含む異常状況ファイルを登録するステップと、
    前記受信機から受信した情報を前記システムで処理できる形式に変換した位置検出データを出力するステップと、
    前記位置検出データを受信し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、それらの変更した値をセンサの異常状態を示す値として取り込むステップと、前記異常状況ファイルから、前記センサの異常状態を示す値に対応する異常状況列が発生した際設定する前記設定IDを検索するステップとを更に含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の検出方法。
  8. 前記取り込むステップは、前記観測エリア内に設置された外部センサの状態に変更が生じた場合においても、それらの変更した値を取り込むことを特徴とする請求項7に記載の検出方法。
  9. 前記設定IDを検索するステップは、前記観測エリア内に特定の移動体が検出されない異常状態が発生した場合、直前に滞在していた検出エリア、あるいは、直前に滞在していたエリアの隣接エリアの受信機の受信信号感知レベルを上げる受信信号感知レベル列固有の設定IDを検索することを特徴とする請求項7又は8に記載の検出方法。
  10. 発信機を携帯した移動体が移動する観測エリア内の複数の受信機から、通信ネットワークを介して送信される前記発信機の情報に基づいて、前記移動体の位置を検出するシステムに、
    前記複数の受信機の受信信号を感知する強さを示す値を各要素として表した数列である受信信号感知レベル列及び該受信信号感知レベル列固有の設定IDを含む感度設定ファイルから、前記設定IDに対応する前記受信信号感知レベル列を検索する手順と、
    前記検索された受信信号感知レベル列を要素毎に各受信機に対応する受信信号感知レベル指定信号に変換し、前記通信ネットワークを介して、前記受信信号感知レベル指定信号を前記各受信機に送信する手順とを実行させることを特徴とする検出プログラム。
  11. 前記受信信号感知レベル列及び該受信信号感知レベル列固有の設定IDを前記感度設定ファイルとして登録する手順を更に実行させることを特徴とする請求項10に記載の検出プログラム。
  12. 異常状況列及びその異常状況が発生した際設定する前記設定IDを含む異常状況ファイルを登録する手順と、
    前記受信機から受信した情報を前記システムで処理できる形式に変換した位置検出データを出力する手順と、
    前記位置検出データを受信し、直前の位置検出データから変更が生じた場合に、それらの変更した値をセンサの異常状態を示す値として取り込む手順と、
    前記異常状況ファイルから、前記センサの異常状態を示す値に対応する異常状況列が発生した際設定する前記設定IDを検索する手順とを更に実行させることを特徴とする請求項10又は11に記載の検出プログラム。
  13. 前記取り込む手順は、前記観測エリア内に設置された外部センサの状態に変更が生じた場合においても、それらの変更した値を取り込むことを特徴とする請求項12に記載の検出プログラム。
  14. 前記設定IDを検索する手順は、前記観測エリア内に特定の移動体が検出されない異常状態が発生した場合、直前に滞在していた検出エリア、あるいは、直前に滞在していたエリアの隣接エリアの受信機の受信信号感知レベルを上げる受信信号感知レベル列固有の設定IDを検索することを特徴とする請求項12又は13に記載の検出プログラム。
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