JP7074061B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7074061B2
JP7074061B2 JP2018537004A JP2018537004A JP7074061B2 JP 7074061 B2 JP7074061 B2 JP 7074061B2 JP 2018537004 A JP2018537004 A JP 2018537004A JP 2018537004 A JP2018537004 A JP 2018537004A JP 7074061 B2 JP7074061 B2 JP 7074061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
marker
information processing
read
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018537004A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018042906A1 (ja
Inventor
陽方 川名
龍一 鈴木
健太郎 井田
真奈 笹川
香 池松
一郎 椎尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Sony Group Corp
Original Assignee
Sony Corp
Sony Group Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp, Sony Group Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2018042906A1 publication Critical patent/JPWO2018042906A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7074061B2 publication Critical patent/JP7074061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10366Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves the interrogation device being adapted for miscellaneous applications
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/53Querying
    • G06F16/532Query formulation, e.g. graphical querying
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/58Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • G06F16/5866Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using information manually generated, e.g. tags, keywords, comments, manually generated location and time information
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
人が日常において物探しに費やす時間はとても多く、物探しに掛ける時間は人生において無駄な時間とも言える。非特許文献1で開示されている統計によると、ビジネスパーソンが仕事に必要な物を探すために費やす時間は年間で150時間にも及ぶとも言われている。
このような無駄な時間である物探しに費やす時間を少なくすることができれば、より多くの時間を有意義に過ごすことが出来る。そのために、物探しに費やす時間を少なくする技術も開示されており、例えば非特許文献2には、探し物に予め遠隔からリーダで読み取れるタグを貼付することで、タグが読み取れた際の情報を基に探し物を探し当てることが可能な技術が開示されている。
Davenport, L.: Order from Chaos: A Six-step Plan for Organizing Yourself, Your Office, and Your Life, Three Rivers Press (2001). Ishii, K., Yamamoto, Y., Imai, M. and Nakadai,K.: A Navigation System Using Ultrasonic Directional Speaker with Rotating Base, pp. 526-535, Springer Berlin Heidelberg (2007).
我々が普段物探しをする時には、目的物を探すために色々な周辺状況や他の物等を見ているため、物探しは生活空間を観察して様々な物のありかを確認する作業でもあると言える。従って、前回の物探しでたまたま見かけた物が、次回の物探しで容易に見つけられることもある。
そこで、本開示では、物探し中に検出された情報に基づいて目的物を容易に探索させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提案する。
本開示によれば、目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を提供する提供部と、提供したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取るマーカに関する情報を取得する取得部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記マーカ情報に基づいて生成された、次に読み取られるマーカに関する情報を提供する提供部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また本開示によれば、目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を提供することと、提供したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取るマーカに関する情報を取得することと、を含む、情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を取得することと、取得したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取られるマーカに関する情報を提供することと、を含む、情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を提供することと、提供したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取るマーカに関する情報を取得することと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
また本開示によれば、コンピュータに、目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を取得することと、取得したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取られるマーカに関する情報を提供することと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、物探し中に検出された情報に基づいて目的物を容易に探索させることが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することが出来る。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の構成例を示す説明図である。 同実施の形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す説明図である。 同実施の形態に係るサーバ装置200の機能構成例を示す説明図である。 同実施の形態に係る情報処理システム1の全体の動作例を示す流れ図である。 RFIDタグ10の間の相対距離の例を示す説明図である。 4つのRFIDタグ10のそれぞれの相対距離を表で示す説明図である。 リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10(TagA及びTagB)を読み取れたことを示す説明図である。 リーダ20による一度のスキャンでどのRFIDタグ10も読み取れないことを示す説明図である。 リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10が読み取れたが、別のスキャンの際にはその内の片方のRFIDタグ10しか読み取れない場合の例を示す説明図である。 RFIDタグ10の間の相対距離の情報及び当該情報に基づいて生成される無向グラフの例を示す説明図である。 図10に示した無向グラフにおける、TagAとTagFとの間の最短距離を、ダイクストラ法を用いて計算した場合の例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。 情報処理装置100のハードウェア構成例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の実施の形態
1.1.概要
1.2.構成例
1.3.動作例
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
<1.本開示の実施の形態>
[1.1.概要]
まず、本開示の実施の形態の概要について詳細に説明する。
人が日常において物探しに費やす時間はとても多く、物探しに掛ける時間は人生において無駄な時間とも言える。上述したように、非特許文献1で開示されている統計によると、ビジネスパーソンが仕事に必要な物を探すために費やす時間は年間で150時間にも及ぶとも言われている。
このような無駄な時間である物探しに費やす時間を少なくすることができれば、より多くの時間を有意義に過ごすことが出来る。そのために、物探しに費やす時間を少なくする技術も開示されている。例えば非特許文献2には、探し物に予め遠隔からリーダで読み取れるタグを貼付することで、タグが読み取れた際の情報を基に探し物を探し当てることが可能な技術が開示されている。
しかし、非特許文献2で開示された技術のように、物にタグを貼り付ける技術は、物にタグを貼り付けた上で、そのタグと物との関係をサーバに登録する手間をユーザに強いることになる。より具体的には、例えば、タグの位置やタグを貼り付けた物の名前といった情報を、ユーザに登録させる必要があり、そのような情報の登録作業を一つ一つのタグについて行わせるのはユーザにとって非常に大きな負担となる。従ってタグが増えれば増えるほど、ユーザによるサーバへの登録の負担が増大する。
我々が普段物探しをする時には、目的物を探すために色々な周辺状況や他の物等を見ているため、物探しは生活空間を観察して様々な物のありかを確認する作業でもあると言える。従って、前回の物探しでたまたま見かけた物が、次回の物探しで容易に見つけられることもある。
すなわち、物探しを支援するシステムにおいて、人が物探しをしている間に見つけた他の物の情報を効果的に利用することが出来れば、次回からの物探しに大いに役立つと考えられる。
そこで本件開示者は、上述の点に鑑み、物探しをしている間に見つけた他の物の情報を効果的に利用することで、ユーザに目的物を容易に探索させることが可能な技術について、鋭意検討を行った。その結果、本件開示者は、以下で説明するように、物探しをしている間に見つけた他の物の情報を効果的に利用することで、ユーザに目的物を容易に探索させることが可能な技術を考案するに至った。
以上、本開示の実施の形態の概要について説明した。
[1.2.構成例]
(システム構成例)
続いて、本開示の実施の形態について詳細に説明する。まず、本開示の実施の形態に係る情報処理システムの構成例について説明する。
図1は、本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の構成例を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の構成例について詳細に説明する。
図1に示した情報処理システム1は、ユーザに物探しを効率的に行わせることを目的としたシステムである。情報処理システム1は、リーダ20と、情報処理装置100と、サーバ装置200と、データベース300と、を含んで構成される。また、ユーザは、物探しの事前準備として、パッシブRFIDタグであるRFIDタグ10を部屋の中の適当な場所に貼付する。RFIDタグ10が貼付されるものは、壁のように動かないもの、棚やテーブル等の家具のように滅多に動かさない物、リモコンやメガネなどのように頻繁に動かす物など、何であっても良い。
リーダ20は、所定の周波数の電波を発する装置であり、部屋の中で物探しを行うユーザが携帯する装置である。リーダ20は、パッシブRFIDタグであるRFIDタグ10に近付けられることで、RFIDタグ10からタグIDを読み取る。リーダ20は、RFIDタグ10からタグIDを読み取ると、読み取ったタグIDを含んだタグ情報を情報処理装置100に送信する。タグ情報には、例えばRSSI(Received Signal Strength Indicator、受信強度)が含まれる。リーダ20と情報処理装置100との間では、例えば2.4GHz帯を使用するIEEE 802.15.1規格に基づいた無線通信が行われる。
情報処理装置100は、リーダ20とともに部屋の中で物探しを行うユーザが携帯する装置である。情報処理装置100は、例えばスマートフォン、タブレット型の携帯端末、眼鏡型や腕時計型のウェアラブルデバイス等、ユーザが携帯するのに適した装置であり、図1ではスマートフォンの形で示されている。
本実施形態では、情報処理装置100は撮像機能を備える。情報処理装置100は、リーダ20からタグ情報を受信すると、撮像処理を実行する。これにより、情報処理装置100は、リーダ20がRFIDタグ10を読み取った際の周囲の状況を撮像することができる。リーダ20がRFIDタグ10を読み取った際の、周囲の状況の画像は、その後のユーザの物探しに活用されうる。
情報処理装置100は、リーダ20からタグ情報を受信し、撮像処理を実行すると、RFIDタグ10のタグ情報、撮像画像、その他の情報をサーバ装置200へ送信する。その他の情報としては、例えば、タグ情報を受信した時刻が含まれうる。
サーバ装置200は、情報処理装置100から送信された情報に基づき、情報処理装置100に情報を提供する。本実施形態では、情報処理装置100から送信された、RFIDタグ10のタグ情報、撮像画像、その他の情報に基づき、ユーザが次にリーダ20で読み取るべきRFIDタグ10の情報を生成し、読み取るべきRFIDタグ10の情報を情報処理装置100に提供する。
本実施形態では、サーバ装置200は、次に読み取るべきRFIDタグ10の情報を生成する際に、データベース300に格納されたデータを参照する。データベース300には、情報処理装置100から送信された情報に基づいて、タグ同士の相対関係を示す情報が格納される。そしてサーバ装置200は、データベース300に格納される、タグ同士の相対関係を示す情報から無向グラフを作成し、その無向グラフから、次に読み取るべきRFIDタグ10の情報を生成する。
以上、図1を用いて本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の構成例について説明した。続いて、本開示の実施の形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明する。
(情報処理装置100の構成例)
図2は、本開示の実施の形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す説明図である。以下、図2を用いて本開示の実施の形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明する。
図2に示したように、本開示の実施の形態に係る情報処理装置100は、通信部110と、処理部120と、出力部130と、記憶部140と、撮像部150と、センサ部160と、を含んで構成される。
通信部110は、他の装置との間の通信処理を実行する。本実施形態では、通信部110は、リーダ20との間の2.4GHz帯を使用するIEEE 802.15.1規格に基づいた無線通信や、サーバ装置200との間の通信処理を実行する。通信部110は、本開示の提供部や取得部として機能しうる。
処理部120は、例えばCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などで構成され、情報処理装置100における様々な処理を実行する。処理部120は、例えば、通信部110がサーバ装置200から受信した情報に基づいた出力部130への情報の出力を行う。また処理部120は、例えば、通信部110がリーダ20からタグ情報を受信すると、撮像部150に撮像処理を実行させて画像を取得する。
出力部130は、処理部120による制御に基づき様々な情報の出力を行う。出力部130は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、LED(Light Emitting Diode)、バイブレータ等で構成されうる。
本実施形態では、出力部130は、通信部110がサーバ装置200から受信した情報に基づき、リーダ20を持ったユーザが次に読み取るべきタグの情報を出力する。出力部130が出力する、リーダ20を持ったユーザが次に読み取るべきタグの情報の詳細については後述する。
記憶部140は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、情報処理装置100を動作させるためのコンピュータプログラムや、通信部110が受信した情報、撮像部150が撮像した画像などを記憶する。
撮像部150は、レンズやイメージセンサ、A/Dコンバータなどで構成される。本実施形態では上述したように、通信部110がリーダ20からタグ情報を受信すると、撮像部150は、処理部120の制御に基づいて撮像処理を実行する。すなわち撮像部150は、リーダ20からタグ情報を受信した時点での周囲の状況を撮像する。
センサ部160は、例えば、測位センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、照度センサ、温度センサ、気圧センサ、心拍センサなどの様々なセンサの中から少なくともいずれかのセンサからなる。なお、上述の測位センサとしては、例えば具体的には、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機、および/または通信装置などを含みうる。GNSSは、例えばGPS(Global Positioning System)、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、BDS(BeiDou Navigation Satellite System)、QZSS(Quasi-Zenith Satellites System)、またはGalileoなどを含みうる。また測位センサとしては、例えば、無線LAN、MIMO(Multi-Input Multi-Output)、セルラー通信(例えば携帯基地局を使った位置検出、フェムトセル)、または近距離無線通信などの技術を利用して位置を検出するものが含まれうる。
なお、上述した様々なセンサは、情報処理装置100に設けられていなくても良い。すなわち、上述した様々なセンサは、リーダ20を用いてRFIDタグ10をスキャンするユーザの身体に身に付けられていても良い。
以上、図2を用いて本開示の実施の形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明した。続いて、本開示の実施の形態に係るサーバ装置200の機能構成例について説明する。
(サーバ装置200の構成例)
図3は、本開示の実施の形態に係るサーバ装置200の機能構成例を示す説明図である。以下、図3を用いて本開示の実施の形態に係るサーバ装置200の機能構成例について説明する。
図3に示したように、本開示の実施の形態に係るサーバ装置200は、通信部210と、処理部220と、を含んで構成される。
通信部210は、他の装置との間の通信処理を実行する。本実施形態では、通信部210は、情報処理装置100やデータベース300との間の通信処理を実行する。通信部210は、本開示の提供部や取得部として機能しうる。
処理部220は、例えばCPUやROM、RAMなどで構成され、情報処理装置100における様々な処理を実行する。本実施形態では、処理部220は、リーダ20によるRFIDタグ10のスキャンに応じて情報処理装置100から送信されてきた情報をデータベース300に格納したり、データベース300に格納された情報から、リーダ20を持ったユーザが次に読み取るべきタグの情報を生成したりする。
以上、図3を用いて本開示の実施の形態に係るサーバ装置200の機能構成例について説明した。続いて、本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の動作例を説明する。
[1.3.動作例]
(システム全体の動作例)
まず、本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の全体の動作例について説明する。図4は、本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の全体の動作例を示す流れ図である。以下、図4を用いて本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の全体の動作例について説明する。
本開示の実施の形態に係る情報処理システム1は、上述したように、部屋の中の至る場所にRFIDタグ10が貼付されている。貼付されたRFIDタグ10が予めリーダ20によってスキャンされることで、タグ情報がデータベース300に蓄積される。タグ情報がデータベース300に蓄積されることで、ユーザの物探しの利便性が高まる。
図4に示した一連の処理の開始前に、ユーザは情報処理装置100に目的地、すなわち探したい物の情報を入力する。探したい物の情報は、例えば撮像部150が過去にリーダ20からタグ情報の受信に応じて撮像した画像の中から選択することで入力されても良い。タグ情報の受信に応じて撮像した画像の中から選択することで、対応するRFIDタグ10のタグIDが特定される。
ユーザはリーダ20を用いてRFIDタグ10をスキャンする(ステップS101)。RFIDタグ10は、リーダ20からの電波を受けて動作し、タグIDを送信する。リーダ20は、RFIDタグ10からタグIDを受信することでタグの読み取りを完了する(ステップS102)。なお、リーダ20は、RFIDタグ10をスキャンする際に、複数のRFIDタグ10をスキャンすることがあり得る。リーダ20が複数のRFIDタグ10をスキャンできたかどうかは、それらのRFIDタグ10が近いかどうかの計算に用いられる。
リーダ20は、RFIDタグ10からタグIDを受信すると、受信したタグIDと、その時点での受信強度(RSSI)とを含むタグ情報を情報処理装置100に送信する(ステップS103)。上述したように、リーダ20と情報処理装置100との間では、例えば2.4GHz帯を使用するIEEE 802.15.1規格に基づいた無線通信が行われる。
情報処理装置100は、リーダ20からタグ情報を受信すると、撮像部150に撮像処理を実行させて写真を撮影する(ステップS104)。すなわち情報処理装置100は、リーダ20からタグ情報を受信した時点における周囲の環境を撮像する。撮像部150が撮像した画像は記憶部140に記憶されうる。
情報処理装置100は、リーダ20からタグ情報を受信すると、リーダ20からタグ情報を受信した時点における、センサ部160によるセンシングデータを記憶部140に記憶してもよい。
そして情報処理装置100は、リーダ20から受信したタグ情報、撮像部150に撮像させた画像、及びタグ情報の受信時刻を示すタイムスタンプをサーバ装置200に送信する(ステップS105)。ここでの通信はPOST通信となる。
また情報処理装置100は、ステップS102で読み取ったタグIDをcurrentタグIDとして、また目的のRFIDタグ10のタグIDをtargetタグIDとして、それぞれサーバ装置200に送信する(ステップS106)。ここでの通信はGET通信となる。
サーバ装置200は、情報処理装置100からcurrentタグID及びtargetタグIDを受信すると、データベース300から、全てのタグ情報を取得する(ステップS107)。
データベース300から全てのタグ情報を取得すると、サーバ装置200は、全てのRFIDタグ10の間の相対距離を計算する(ステップS108)。このRFIDタグ10の間の相対距離の計算は、例えば処理部220が実行する。
図5は、RFIDタグ10の間の相対距離の例を示す説明図である。図5には、TagAとTagBとの間、TagCとTagDとの間、TagAとTagDとの間の相対距離の例が示されている。本実施形態では、相対距離を近い順から10、20、・・・と10刻みで表す。もちろん相対距離の表し方は係る例に限定されるものではない。なお、初期状態では、全てのRFIDタグ10は、他のRFIDタグ10との間の相対距離がNULL(近くない)であるとする。
図5に示した例では、TagAとTagBとの間の相対距離が10、TagCとTagDとの間の相対距離が20、TagAとTagDとの間の相対距離がNULL(近くない)であることを示している。また図6は、4つのRFIDタグ10のそれぞれの相対距離を表で示す説明図である。図6に示した表において、×で表されているところは、同じRFIDタグ10、または、相対的に離れているRFIDタグ10であることを示す。すなわち、TagAと、TagC及びTadDとは相対的に離れていることを示す。
サーバ装置200によるRFIDタグ10の間の相対距離の算出手法の一例を説明する。本実施形態では、サーバ装置200は、リーダ20による一度のスキャンで複数のRFIDタグ10を読み取れたかどうかでRFIDタグ10の間の相対距離を算出する。
図7は、リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10(TagA及びTagB)を読み取れたことを示す説明図である。図7の符号ar1で示した破線は、リーダ20が発する電波の到達範囲を示している。すなわち、符号ar1で示した破線の内側にRFIDタグ10があれば、そのRFIDタグ10はリーダ20によるスキャンで読み取られることを意味する。
図7のように、リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10が読み取れた場合は、サーバ装置200は、これらのRFIDタグ10は相対的に近い位置にあると判断し、これらのRFIDタグ10の相対距離を10と算出する。
図8は、リーダ20による一度のスキャンでどのRFIDタグ10も読み取れないことを示す説明図である。このようにリーダ20による一度のスキャンでどのRFIDタグ10も読み取れない場合、サーバ装置200は、相対的に近い位置にあると判断したRFIDタグ10以外のRFIDタグ10は相対的に離れていると判断する。図8に示した例では、サーバ装置200は、TagA及びTagBと、TagDとは、相対的に離れていると判断する。
リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10が読み取れたが、別のスキャンの際にはその内の片方のRFIDタグ10しか読み取れない場合もあり得る。図9は、リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10が読み取れたが、別のスキャンの際にはその内の片方のRFIDタグ10しか読み取れない場合の例を示す説明図である。図9の符号ar1、ar2で示した破線は、リーダ20が発する電波の到達範囲を示している。
リーダ20による一度のスキャンで2つのRFIDタグ10(TagC及びTagD)を読み取れたことで、サーバ装置200はこれらのRFIDタグ10の相対距離を10と算出する。しかし、リーダ20による別のスキャンの際には、1つのRFIDタグ10(TagD)しか読み取れなかった。この場合、サーバ装置200は、TagCとTagDとの相対距離を10加算して、20に更新する。
このように、リーダ20によるスキャン結果により、RFIDタグ10の間の相対距離の情報は随時変化しうる。そして、リーダ20によるスキャンの回数が増えれば増えるほど、RFIDタグ10の間の相対距離の情報の信頼性が向上することになる。
ステップS108で全てのRFIDタグ10の間の相対距離を計算すると、続いてサーバ装置200は、RFIDタグ10の間の相対距離の情報に基づいて無向グラフを作成する(ステップS109)。無向グラフは、処理部220が作成する。
RFIDタグ10の間の相対距離の情報に基づいた無向グラフの作成例を説明する。図10は、RFIDタグ10の間の相対距離の情報及び当該情報に基づいて生成される無向グラフの例を示す説明図である。
例えばサーバ装置200は、図10のようにRFIDタグ10の間の相対距離の情報を算出すると、その算出結果に基づいて図10のように無向グラフを生成する。生成した無向グラフは、リーダ20を持ったユーザが、目的地に向かうために次に目指すべきタグに関する情報の生成のために用いられる。
なお、RFIDタグ10は、壁のように動かない物や、棚やテーブルその他の家具のようにあまり動かされない物にばかり貼られるとは限らない。すなわちRFIDタグ10は、眼鏡やリモートコントローラ、ペンケースなど頻繁に動かされる物にも貼付されうる。
従って、サーバ装置200は、無向グラフを一度作成しても、その無向グラフが常に適切なものかどうかはわからない。すなわち、ある時点ではある2つのRFIDタグ10の間の相対距離が10であったとしても、別の時点では、その2つのRFIDタグ10の間の相対距離が50に変化しているかもしれない。
そこでサーバ装置200は、無向グラフの作成時にそれぞれの辺に重み付けを行っても良い。すなわち、あるRFIDタグ10はリモコンに貼られており位置が変化しやすいのであれば、そのRFIDタグ10と繋がっている辺は重みを軽くしてもよい。そしてサーバ装置200は、最短距離の算出時に、仮に最短距離のルートであっても、重みが軽い辺は除外するよう算出しても良い。
ステップS109で無向グラフを生成すると、続いてサーバ装置200は、currentタグIDに対応するRFIDタグ10と、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離を計算する(ステップS110)。2つのRFIDタグ10の最短距離は、ステップS109で生成した無向グラフに基づいて処理部220が計算する。
2つのRFIDタグ10の最短距離の計算手法の例を説明する。2つのRFIDタグ10の最短距離は、例えばダイクストラ法を用いて計算することが出来る。
図11は、図10に示した無向グラフにおける、TagAとTagFとの間の最短距離を、ダイクストラ法を用いて計算した場合の例を示す説明図である。ダイクストラ法を用いると、TagAとTagFとの間の最短距離のルートはTagB、TagC、TagEを経由するルートであることが分かる。従って、リーダ20がTagAを読み取った場合、次にスキャンすべきRFIDタグ10はTagBであることが分かる。
currentタグIDに対応するRFIDタグ10と、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離を計算すると、続いてサーバ装置200は、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離を情報処理装置100に送信する(ステップS111)。このステップS111の通信は、ステップS106のGET通信に対応するPOST通信である。またサーバ装置200は、次にリーダ20がスキャンすべきRFIDタグ10の情報も併せて情報処理装置100に送信する。リーダ20がスキャンすべきRFIDタグ10の情報には、そのRFIDタグ10のスキャン時に情報処理装置100で撮像された画像も含まれる。またサーバ装置200は、生成した無向グラフをそのまま情報処理装置100に提供しても良い。
本開示の実施の形態に係る情報処理システム1は、それぞれの装置が上述した一連の動作を実行することで、物探しをしているユーザが次にリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10の情報を情報処理装置100に提示することが出来る。
なお、上記ステップS101においてリーダ20でスキャンされたRFIDタグ10が目的のタグであれば、サーバ装置200は、次にリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10の情報を情報処理装置100に送信するのでは無く、そのRFIDタグ10が目的のタグである旨の情報を情報処理装置100に送信しても良い。
以上、図4を用いて本開示の実施の形態に係る情報処理システム1の全体の動作例について説明した。続いて、情報処理装置100のユーザインターフェースの例を説明する。
まず、ユーザが探したい物を情報処理装置100に入力する際に、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す。図12は、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図12には、ユーザに探したい物を入力させるためのユーザインターフェースが出力部130に出力されている様子が示されている。
図12に示した例では、探したい物の画像がグリッド状に表示されるユーザインターフェースが示されている。それぞれの画像は、それまでにユーザがリーダ20でRFIDタグ10をスキャンした際に、情報処理装置100が撮像した画像である。すなわち、出力部130に出力されている画像の中から1つを選択すると、その選択された画像に対応するRFIDタグ10のタグIDが決まる。
次に、ユーザが物を探している際に情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す。図13は情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図13には、ユーザが物を探している際に情報処理装置100が出力するユーザインターフェースが出力部130に出力されている様子が示されている。
図13に示したユーザインターフェースは、リーダ20でRFIDタグ10をスキャンすると、そのスキャンに応じて情報処理装置100が撮像した画像と、ユーザが次にスキャンすべきRFIDタグ10の画像と、を表示する。
図14は情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図14には、ユーザが探したい物を入力してから、最初にリーダ20でRFIDタグ10をスキャンした際のユーザインターフェースが出力部130に出力されている様子が示されている。
ユーザがリーダ20でRFIDタグ10をスキャンすると、情報処理装置100は、そのスキャンに応じて撮像部150で撮像した画像c1をユーザインターフェースに出力する。また、ユーザがリーダ20でRFIDタグ10をスキャンすると、情報処理装置100は、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10に対応した画像n1、及び、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離t1をサーバ装置200から取得し、ユーザインターフェースに出力する。targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離t1については、例えば図14に示したように棒グラフ及び数値で表示してもよいが、最短距離t1の表示形式は係る例に限定されるものでは無い。
情報処理装置100は、スキャンに応じて撮像部150で撮像した画像及びtargetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離の履歴をユーザインターフェースに出力する。
図15は、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図15には、ユーザが探したい物を入力してから4度、リーダ20でRFIDタグ10をスキャンした際のユーザインターフェースが出力部130に出力されている様子が示されている。
ユーザがリーダ20でRFIDタグ10をスキャンすると、情報処理装置100は、そのスキャンに応じて撮像部150で撮像した画像c1~c4をユーザインターフェースに出力する。また、ユーザがリーダ20でRFIDタグ10をスキャンすると、情報処理装置100は、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10に対応した画像n2、及び、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離t1~t4をサーバ装置200から取得し、ユーザインターフェースに出力する。
このようにスキャンに応じて撮像部150で撮像した画像及びtargetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離の履歴をユーザインターフェースに出力することで、情報処理装置100は、探し物までの最短距離が近づいている、または遠ざかっていることをユーザに提示することができる。
なお情報処理装置100は、スキャンによって探し物までの最短距離が前回のスキャンより短くなった場合と、遠くなった場合とで、ユーザインターフェースにおける棒グラフの色を変化させても良い。
情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの別の例を示す。例えば、撮像部150が撮像している画像に、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10に対応した画像や、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離の情報を重畳させてもよい。
図16は、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図16には、撮像部150が撮像している画像に、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10に対応した画像n11、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離の情報t11、および、そのRFIDタグ10の方向を示す矢印a11を重畳させているユーザインターフェースの例が示されている。
RFIDタグ10の方向を示す矢印a11は、例えば、リーダ20でのRFIDタグ10のスキャン時におけるセンサ部160のセンシングデータ、特に位置情報に基づいて表示されうる。位置情報は、GNSS、Wi-Fi、ビーコンなどを使って求められうる。また、過去のユーザのRFIDタグ10のスキャンの傾向から続けてスキャンされるRFIDタグ10があれば、それぞれのスキャンの際のセンシングデータから、RFIDタグ10の間の方向が推定されうる。
図17は、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図17には、撮像部150が撮像している画像に、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10に対応した画像n11、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離の情報t11、および、そのRFIDタグ10の方向を示す棒グラフb11、b12を重畳させているユーザインターフェースの例が示されている。棒グラフb11、b12は、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10の方向の方に色が付けられる。
図18は、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースの例を示す説明図である。図18には、撮像部150が撮像している画像に、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10に対応した画像n11、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離の情報t11、および、そのRFIDタグ10の方向を示すヒートマップh11を重畳させているユーザインターフェースの例が示されている。ヒートマップh11は、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10の方向の方の色が濃くなくなるように色が付けられる。
このように撮像部150が撮像している画像に各種情報を重畳させることで、情報処理装置100は、例えば以下のような効果をユーザインターフェースに与えることが出来る。
例えば、次にユーザがリーダ20でスキャンすべきRFIDタグ10が近くなると、情報処理装置100は、撮像部150が撮像している画像におけるそのRFIDタグ10の場所を明るくする効果や、その場所に向かって枠が小さくなるようなアニメーション表示を、撮像部150が撮像している画像に対して行ってもよい。
また、targetタグIDに対応するRFIDタグ10との間の最短距離が0だけど、ユーザが迷っている場合など、なかなかRFIDタグ10のスキャンが行われない場合は、情報処理装置100は、過去のスキャン時のセンシングデータに基づき、目的のRFIDタグ10までナビゲーションするユーザインターフェースを出力部130に出力しても良い。
ここまでは、スマートフォンの形態を有する情報処理装置100に表示されるユーザインターフェースの例を示したが、上述したように、情報処理装置100は、スマートフォン以外にも様々な形態をとりうる。そのため、情報処理装置100が出力するユーザインターフェースも、そのデバイスに応じて適切な形態で表示されることは言うまでも無い。
ここまでは、ユーザがリーダ20で次にスキャンすべきRFIDタグ10の情報を視覚的に提示する例を示したが、本開示は係る例に限定されるものではない。リーダ20で次にスキャンすべきRFIDタグ10の情報は、聴覚的に提示しても良く、触覚的に提示してもよい。すなわち、音によって提示してもよく、振動によって提示しても良い。
振動により提示する場合、情報処理装置100は、次にスキャンすべきRFIDタグ10と情報処理装置100との間の距離に応じて振動のパターンを変化させても良い。また振動により提示する場合、情報処理装置100は、次にスキャンすべきRFIDタグ10の方向を振動により伝えても良い。例えば情報処理装置100が複数のアクチュエータを備える場合、情報処理装置100は、それぞれのアクチュエータの振動パターンを変化させることで方向をユーザに伝えても良い。
音により提示する場合、情報処理装置100は、次にスキャンすべきRFIDタグ10と情報処理装置100との間の距離に応じて音の鳴動パターンを変化させても良い。また音により提示する場合、情報処理装置100は、次にスキャンすべきRFIDタグ10の方向を音声により伝えても良い。
なお、本実施形態では、リーダ20と情報処理装置100とが別々の装置である例を示したが、本開示は係る例に限定されるものでは無い。情報処理装置100に、RFIDタグ10を読み取る機能が設けられていても良い。
また、本実施形態では、次に読み取るべきタグの情報を情報処理装置100が出力していたが、本開示は係る例に限定されるものでは無い。例えば、リーダ20に、次に読み取るべきタグの情報を出力する機能が設けられていても良い。
また、本実施形態ではRFIDタグ10をリーダ20で読み取らせることでユーザに物探しを効率的に行わせていたが、本開示は係る例に限定されるものでは無い。例えば、所定の形状を有するマーカ、例えば二次元バーコードなどを撮像部150に撮像させることでRFIDタグ10のスキャンの代わりとしてもよい。また例えば、ユーザが探したい物や、部屋の中の特徴的な物体などをマーカとして、それらの物体を撮像部150に撮像させることでRFIDタグ10のスキャンの代わりとしてもよい。物体の撮像画像は例えばサーバ装置200において解析されることで、どの物体がユーザによって撮像されたかが識別されうる。
<2.ハードウェア構成例>
次に、図19を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図19は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚や聴覚、触覚などの感覚を用いて通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカまたはヘッドフォンなどの音声出力装置、もしくはバイブレータなどでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストもしくは画像などの映像、音声もしくは音響などの音声、またはバイブレーションなどとして出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。ストレージ装置919は、例えばCPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS-232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などを含みうる。
撮像装置933は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、角速度センサ、地磁気センサ、照度センサ、温度センサ、気圧センサ、または音センサ(マイクロフォン)などの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理装置900の筐体の姿勢など、情報処理装置900自体の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音など、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPS受信機を含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。なお、情報処理装置900のハードウェア構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
<3.まとめ>
以上説明したように、本開示の実施の形態によれば、RFIDタグのスキャンによって、ユーザが目指すべき場所をナビゲーションすることが可能な情報処理装置100、及び、情報処理装置100へ情報を提供するサーバ装置200が提供される。
本開示の実施の形態に係る情報処理装置100は、ユーザがリーダ20をRFIDタグ10にかざしたことに応じて、次にユーザが目指すべきRFIDタグ10の情報を提示することが出来る。この際、ユーザは、RFIDタグ10の情報の登録は一切不要であり、ユーザは、リーダ20をRFIDタグ10にかざしていくだけで良い。すなわち本実施形態によれば、RFIDタグを使用した物探し支援システムにおいてユーザの手間及び負担となっていた、タグに関する情報の登録作業が一切不要となるために、このようなユーザの負担や手間を大きく低減させることが出来る。
例えば、ユーザは、本実施形態のシステムを使用する際には、RFIDタグの位置や、RFIDタグを貼り付けた物の名前を登録する必要は無い。RFIDタグの位置は、相対距離がより短いRFIDタグを辿ることによって、名前は写真を見ることによって、それぞれユーザが判断できるからである。
また、本開示の実施の形態に係るサーバ装置200は、情報処理装置100から送信された、RFIDタグ10の情報及び画像を取得する。そして、本開示の実施の形態に係るサーバ装置200は、取得した情報に基づいてRFIDタグ10の間の相対距離を算出し、次にスキャンすべきRFIDタグ10の情報や、目的の物体に対応するRFIDタグ10までの最短距離の情報を情報処理装置100に提供することができる。
本明細書の各装置が実行する処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、各装置が実行する処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、各装置に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した各装置の構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供されることが可能である。また、機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアまたはハードウェア回路で構成することで、一連の処理をハードウェアまたはハードウェア回路で実現することもできる。
また上述の説明で用いた機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックの一部又は全部は、たとえばインターネット等のネットワークを介して接続されるサーバ装置で実現されてもよい。また上述の説明で用いた機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックの構成は、単独の装置で実現されてもよく、複数の装置が連携するシステムで実現されても良い。複数の装置が連携するシステムには、例えば複数のサーバ装置の組み合わせ、サーバ装置と情報処理装置との組み合わせ等が含まれ得る。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
例えば、上記実施形態では、ユーザの部屋の中における物探しを支援する例が示されていたが、本開示は係る例に限定されるものでは無い。例えば、自動車を運転する運転手に対して目的地までの走行を支援する際にも本技術が適用されうる。例えば、自動車に備えられたカメラが周囲を撮像し、所定のマーカとなりうる物体を撮像すると、車内のカーナビゲーションシステムに、目的地までの次のマーカの情報を提示するような場合にも、本技術を適用することが可能となる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を提供する提供部と、
提供したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取るマーカに関する情報を取得する取得部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記取得部が取得した情報に基づいて、前記次に読み取るマーカに関する情報を出力する出力部をさらに備える、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記出力部は、前記次に読み取るマーカに関する情報を画像で出力する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記出力部は、前記次に読み取るマーカに関する情報をグラフで出力する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(5)
前記出力部は、前記次に読み取るマーカに関する情報を音で出力する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(6)
前記出力部は、前記次に読み取るマーカに関する情報を振動で出力する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(7)
前記取得部は、前記次に読み取るマーカに関する情報として該マーカに対応する画像を取得する、前記(1)~(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記取得部は、前記次に読み取るマーカに関する情報として前記マーカの間の位置関係の情報を取得する、前記(1)~(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)
目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記マーカ情報に基づいて生成された、次に読み取られるマーカに関する情報を提供する提供部と、
を備える、情報処理装置。
(10)
前記取得部が取得した前記マーカ情報に基づいて、前記マーカの間の位置関係の情報を生成する制御部をさらに備える、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記提供部は、前記次に読み取られるマーカに関する情報として前記制御部が生成した位置関係の情報から導出された次に読み取られるマーカの情報を提供する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記提供部は、前記次に読み取られるマーカに関する情報として前記制御部が生成した位置関係の情報を提供する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(13)
前記提供部は、前記次に読み取られるマーカに関する情報として該マーカに対応する画像を提供する、前記(9)~(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を提供することと、
提供したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取るマーカに関する情報を取得することと、
を含む、情報処理方法。
(15)
目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を取得することと、
取得したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取られるマーカに関する情報を提供することと、
を含む、情報処理方法。
(16)
コンピュータに、
目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を提供することと、
提供したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取るマーカに関する情報を取得することと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
(17)
コンピュータに、
目的地に至る経路上のマーカが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカを読み取られた際に撮像された画像の情報を取得することと、
取得したマーカ情報に基づいて生成された、次に読み取られるマーカに関する情報を提供することと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
200 サーバ装置
300 データベース

Claims (17)

  1. ランダムに配置されたマーカのいずれかが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカ読み取られた際に撮像された周囲像を提供する提供部と、
    提供した前記マーカ情報に基づくマーカ同士の相対関係を示す情報、および、前記周囲画像に基づいて生成された、ユーザが所在不明の探し物を見つけるために次に読み取るべきマーカに関する情報を取得する取得部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記取得部が取得した情報に基づいて、前記次に読み取るべきマーカに関する情報を出力する出力部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力部は、前記次に読み取るべきマーカに関する情報を画像で出力する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力部は、前記次に読み取るべきマーカに関する情報をグラフで出力する、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記出力部は、前記次に読み取るべきマーカに関する情報を音で出力する、請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力部は、前記次に読み取るべきマーカに関する情報を振動で出力する、請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、前記次に読み取るべきマーカに関する情報として該マーカに対応する画像を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、前記次に読み取るべきマーカに関する情報として前記マーカの間の位置関係の情報を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. ランダムに配置されたマーカのいずれかが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカ読み取られた際に撮像された周囲像を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記マーカ情報に基づくマーカ同士の相対関係を示す情報、および、前記周囲画像に基づいて生成された、ユーザが所在不明の探し物を見つけるために次に読み取られるべきマーカに関する情報を提供する提供部と、
    を備える、情報処理装置。
  10. 前記取得部が取得した前記マーカ情報に基づいて、前記マーカの間の位置関係の情報を生成する制御部をさらに備える、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記提供部は、前記次に読み取られるべきマーカに関する情報として前記制御部が生成した位置関係の情報から導出された次に読み取られるべきマーカの情報を提供する、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記提供部は、前記次に読み取られるべきマーカに関する情報として前記制御部が生成した位置関係の情報を提供する、請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記提供部は、前記次に読み取られるべきマーカに関する情報として該マーカに対応する画像を提供する、請求項9に記載の情報処理装置。
  14. 情報処理装置が有する通信部が実行する情報処理方法であって、
    ランダムに配置されたマーカのいずれかが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカ読み取られた際に撮像された周囲像を提供することと、
    提供した前記マーカ情報に基づくマーカ同士の相対関係を示す情報、および、前記周囲画像に基づいて生成された、ユーザが所在不明の探し物を見つけるために次に読み取るべきマーカに関する情報を取得することと、
    を含む、情報処理方法。
  15. 情報処理装置が有する通信部が実行する情報処理方法であって、
    ランダムに配置されたマーカのいずれかが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカ読み取られた際に撮像された周囲像を取得することと、
    取得した前記マーカ情報に基づくマーカ同士の相対関係を示す情報、および、前記周囲画像に基づいて生成された、ユーザが所在不明の探し物を見つけるために次に読み取られるべきマーカに関する情報を提供することと、
    を含む、情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    ランダムに配置されたマーカのいずれかが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカ読み取られた際に撮像された周囲像を提供することと、
    提供した前記マーカ情報に基づくマーカ同士の相対関係を示す情報、および、前記周囲画像に基づいて生成された、ユーザが所在不明の探し物を見つけるために次に読み取るべきマーカに関する情報を取得することと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  17. コンピュータに、
    ランダムに配置されたマーカのいずれかが読み取られた際のマーカ情報及び前記マーカ読み取られた際に撮像された周囲像を取得することと、
    取得した前記マーカ情報に基づくマーカ同士の相対関係を示す情報、および、前記周囲画像に基づいて生成された、ユーザが所在不明の探し物を見つけるために次に読み取られるべきマーカに関する情報を提供することと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
JP2018537004A 2016-09-05 2017-07-14 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム Active JP7074061B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016172495 2016-09-05
JP2016172495 2016-09-05
PCT/JP2017/025639 WO2018042906A1 (ja) 2016-09-05 2017-07-14 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018042906A1 JPWO2018042906A1 (ja) 2019-06-24
JP7074061B2 true JP7074061B2 (ja) 2022-05-24

Family

ID=61300529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018537004A Active JP7074061B2 (ja) 2016-09-05 2017-07-14 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10706243B2 (ja)
JP (1) JP7074061B2 (ja)
WO (1) WO2018042906A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG11202107062SA (en) * 2018-12-28 2021-07-29 Aichi Steel Corp Vehicle and vehicular diagnostic system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257378A (ja) 2004-03-10 2005-09-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ナビゲーションサービスとガイダンスサービスの提供方法とそのシステム
JP2016045511A (ja) 2014-08-19 2016-04-04 富士通株式会社 無線タグ読取装置、無線タグ読取システム、及び無線タグ読取装置の制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5948842B2 (ja) * 2011-12-14 2016-07-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
KR20130091908A (ko) * 2012-02-09 2013-08-20 한국전자통신연구원 실내 네비게이션 서비스 제공 장치 및 그 방법
US20160360561A1 (en) * 2015-06-05 2016-12-08 Seagate Technology Llc Optically recognized code for wireless pairing
JP6618346B2 (ja) * 2015-12-18 2019-12-11 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法、および、プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257378A (ja) 2004-03-10 2005-09-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ナビゲーションサービスとガイダンスサービスの提供方法とそのシステム
JP2016045511A (ja) 2014-08-19 2016-04-04 富士通株式会社 無線タグ読取装置、無線タグ読取システム、及び無線タグ読取装置の制御方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
本田 智史,外2名,ロービジョン向け店舗内ナビゲーションシステムの提案,情報処理学会研究報告 2011(平成23)年度▲6▼ [DVD-ROM] ,日本,一般社団法人情報処理学会,2012年04月15日,p.1-7

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018042906A1 (ja) 2019-06-24
WO2018042906A1 (ja) 2018-03-08
US20190205580A1 (en) 2019-07-04
US10706243B2 (en) 2020-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6705465B2 (ja) 可観測性グリッドベースの自律的環境探索
AU2013377215B2 (en) Method of fitting hearing aid connected to mobile terminal and mobile terminal performing the method
US10514708B2 (en) Method, apparatus and system for controlling unmanned aerial vehicle
US20200171667A1 (en) Vision-based robot control system
KR20220028042A (ko) 포즈 결정 방법, 장치, 전자 기기, 저장 매체 및 프로그램
US20170307393A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP2015513389A5 (ja)
US20200273200A1 (en) Camera localization based on skeletal tracking
US9628947B2 (en) Wearable map and image display
US10026189B2 (en) System and method for using image data to determine a direction of an actor
KR101623642B1 (ko) 로봇 청소기, 단말장치의 제어방법 및 이를 포함하는 로봇 청소기 제어 시스템
JP2015102880A (ja) 作業支援システム
JP5272843B2 (ja) 情報表示方法、情報表示システム、および、携帯端末
JP7074061B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
WO2015068447A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理システム
WO2020026480A1 (ja) 位置検出システム及び位置検出方法
JP5801690B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2008111693A (ja) 移動体装置および目標物情報検索方法
US10735902B1 (en) Method and computer program for taking action based on determined movement path of mobile devices
KR20210157470A (ko) 자세 검출 및 비디오 처리 방법, 장치, 전자 기기 및 저장 매체
WO2015105075A1 (ja) 情報処理装置及び電子機器
CN108459598B (zh) 一种用于处理任务区域的任务的移动电子设备以及方法
JP6523353B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2022014758A (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20240255285A1 (en) Systems and methods of lift to find augmented reality guidance

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190515

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190522

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220425

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7074061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151