JP6771929B2 - 火災報知システム - Google Patents
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本発明は、火災発生時に、簡便に建物内の在館者の位置と火災の位置を把握して、在館者を避難させたり、消防隊に指示を出したりするための支援情報を提供することができる火災報知システムを簡便に提供することを目的とする。
本発明の実施の形態1について図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る火災報知システム1の一例を示す概略構成図である。
火災報知システム1は、建物(例えば、ホテル、マンションなどの集合住宅、オフィスビル、商業施設など)の各部屋等に設置される複数の火災感知手段である火災感知器30と、火災感知器30の火災検出結果に基づいた警報を行う火災受信手段である火災受信機10とが、配線70によって接続されている。さらに火災報知システム1には、火災受信機10とインターネット回線網等の外部ネットワークNWを介して接続される支援手段である支援装置100が接続されている。火災報知システム1の配線70は、グランド線71とプラス線72のペア線からなり、火災受信機10から火災感知器30に電源を供給する電源線であるとともに、火災受信機10と火災感知器30の間で通信を行うための通信線となっている。配線70には、火災受信機10からの命令によりベルを鳴動させたり、防排煙機器を動作させたりする図示しない中継器やその他の端末機器も接続されている。
火災受信手段である火災受信機10は、端末情報部11、受信機通信部12、火災判定部13、表示部14、電池15および外部通信部16を備える。
端末情報部11は、建物に設置される複数の火災感知器30の個々に付与されているアドレスと、火災感知器30の設置場所等の情報がアドレスに関連付けて火災感知器情報として格納する端末データベースを有する。端末データベースには、火災感知器30の情報の他に中継器やその他の端末機器の情報も格納されている。
受信機通信部12は、配線70を介して火災感知器30に電源を供給するとともに、端末情報部11に格納されている火災感知器30のアドレスに基づき火災感知器30と通信を行い情報の授受を行う。
電池15は、非常用電源として用いられるもので、通常時は図示しない商用電源から電源供給を受けて動作している火災受信機10に停電時に電源を供給する。
外部通信手段である外部通信部16は、外部ネットワークNWを介して、支援装置100と通信を行い情報の授受を行う。
火災感知器30は、煙感知器、熱感知器、炎感知器等があるが、ここでは火災時に発生する煙を検知して火災を検出する光電式煙感知器を例に説明する。
火災感知手段である火災感知器30は、感知器電源部31、感知器通信部32、火災検出部33、位置検出受信部51、支援情報送信部52を備える。
情報送信手段である感知器通信部32は、アドレスを格納しており、配線70を介して、アドレスに基づき火災受信機10と通信を行い情報の授受を行う。
火災検出部33は、火災時に発生する煙を検知して火災を検出するものであり、図示しない発光部および受光部を有する。火災検出部33は、火災検出動作として発光部を所定時間毎に発光させ、煙が存在する場合に散乱される光を受光部が所定の光量を超えて受光したときに火災として検出する。
支援情報送信部52は、火災受信機10から送信される支援情報を支援情報信号として携帯端末90に向けてBluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)等の近距離無線通信で送信する。近距離無線通信での送信は、複数の電波強度(例えば電波強度大、電波強度中、電波強度小)で行い、その電波強度の情報を支援情報信号に含める。
支援手段である支援装置100は、支援装置通信部101、端末情報部102、携帯端末判定部103および支援情報部104を備える。
支援装置通信部101は、外部ネットワークNWを介して火災受信機10と通信を行い情報の授受を行う。
端末情報部102は、火災受信機10の端末情報部11と同様に建物に設置される複数の火災感知器30の個々に付与されているアドレスと、火災感知器30の設置場所等の情報がアドレスに関連付けて火災感知器情報として格納する端末データベースを有する。なお、複数の火災受信機10の端末データベースを火災受信機10の個々を識別する火災受信機固有番号とともに格納するようにしてもよい。また、火災受信機10の端末情報部11に格納されている端末データベースを、外部ネットワークNWを介して収集して、端末情報部102に格納するようにしてもよい。
支援情報部104は、避難誘導のための情報や、消防隊の消火活動を支援するための支援情報を作成する。また、支援情報部104には、消防隊の隊員が所持する携帯端末90を識別するための消防隊員識別情報や建物の関係者が所持する携帯端末90を識別するための関係者識別情報が記録されている。消防隊員識別情報や関係者識別情報としては、例えば携帯端末90に付与されている個体識別番号や製造番号あるいは電話番号等の一意的に付与されている携帯端末固有番号を利用することができる。
ここで、火災受信機10と火災感知器30の通信の一例について説明する、受信機通信部12は、配線70に電源を供給し、グランド線71とプラス線72の間の線間電圧を24Vにする。受信機通信部12は、プラス線72の電圧を降下させて、配線70の線間電圧を所定時間15V以下に低下させるパルスを発生させ、15V以上であればパルス「0」、15V以下であれば「1」とするパルスの組み合わせにより火災感知器30に通信信号を送信する。また、受信機通信部12は、通信信号の送信を行っていないとき、配線70の線間電圧を測定して、線間電圧が15V以上の場合にはパルス「0」を15V以下の場合にはパルス「1」と判断し、パルスの組み合わせにより火災感知器30から送信された通信信号を受信する。
感知器通信部32は、受信機通信部12と同様に、配線70の線間電圧を変動させて、パルスを組み合わせて火災受信機10に通信信号を送信し、線間電圧を測定することにより、火災受信機10から送信された通信信号を受信する。
次に図2に基づき本実施の形態1に係る火災報知システム1の動作について説明する。図2において破線によって分割された左側が支援装置100の動作を示し、中央が火災受信機10の動作を示し、右側が火災感知器30の動作を示す。
火災受信手段である火災受信機10は、商用電源から電源が供給されると動作を開始し(SJ01)、受信機通信部12が配線70に電圧を出力して電源を供給し(SJ02)、火災感知手段である火災感知器30に電源が供給される。
火災感知器30は、電源が供給されると電源手段である感知器電源部31が感知器動作電圧に電圧を変換し、感知器通信部32および火災検出部33に電源を供給する(SK03)。電源が供給されると火災検出部33は、火災検出動作を開始する(SK04)。図2には詳細に示さないが火災検出部33は、火災検出動作を開始すると所定時間毎に火災が発生していないかの検出動作を繰り返している。
感知器通信部32が状態情報収集の信号を受信すると(SK06)、火災検出部33が火災検出動作で火災を検出している火災検出中であるか判定する(SK07)。ステップSK07で、火災検出中である場合は、火災受信機10から後述する火災発生中の通知を受信していないか判定する(SK08)。感知器通信部32は、ステップSK08で火災発生中の通知を受信していない場合に、状態情報として火災信号をそのまま送信し、火災発生中の通知を受信している場合に、状態情報として後述する携帯端末90の携帯端末情報を付加して(SK09)、火災信号を送信する(SK10)。
ここで、火災感知器30がステップSK20でビーコン信号の受信動作を開始した後に最初に受信した状態情報には、それまでに含まれていなかった携帯端末情報が含まれるため、ステップSJ21で変化有りと判断される。そのため、外部通信部16は、火災報知情報を支援装置100に送信することとなる。
図3(a)は、ステップSJ15で初の火災信号を受信したときの支援情報であり、ステップSS23で受信した火災報知情報には、火災信号を送信したAD05の火災感知器30の情報しか含まれていないため、AD05の火災感知器30が設置されている部屋で火災が発生していることを示す炎のマークを付加している。
なお、図3(c)は、しばらく時間が経過して火災が広がり、新たに火災をAD07の火災感知器30が検出し、T02、T03、T05、T08の携帯端末90を所有する在館者が避難のためにAD06の火災感知器30の設置場所に移動し、T04の携帯端末90を所持する消防隊員がAD07の火災感知器30の設置場所に移動した状態の支援情報である。
火災感知器30は、ステップSK18で火災発生中を受信したとき、支援情報送信部52からビーコン信号の送信命令を送信して、携帯端末90にビーコン信号を強制的に送信させるようにしてもよい。
火災受信機10でステップSJ21の火災感知器30から収集した状態情報に変化があったかを判定することなく、火災受信機10から支援装置100に火災報知情報を送信して、支援装置100で火災報知情報に変化があったかを判断し、支援情報を更新するようにしてもよい。
支援装置100からの支援情報をステップSJ27〜ステップSK30のように火災受信機10および火災感知器30を経由して携帯端末90に送信するのではなく、支援装置100から外部ネットワークNWを介して、携帯端末固有情報を指定して直接携帯端末90に送信するようにしてもよい。
また、火災感知器30は、火災受信機10から電源を受けた当初から位置検出受信部51に電源を供給し、火災が発生していないときにも在館者の位置情報を取得するようにしてもよい。
また、支援情報部104は、携帯端末90からのビーコン信号に消防隊員や建物の関係者等の一般の人と区別する識別コードが含まれる場合に、消防隊員識別情報や関係者識別情報に登録するようにしてもよい。
また、位置検出受信部51は、携帯端末90から全携帯端末に共通の携帯端末であることを示す情報のみを含むビーコン信号を受信して、携帯端末90が付近に存在することのみを検出するようにしてもよい。
また、ビーコン信号として、火災感知器30に格納されているソフトウェアを起動させる信号を送信し、ビーコン信号を受信して起動したソフトウェアにより火災感知器30から携帯端末90に通信開始を送信して、それを受信した携帯端末90と火災感知器30が通信を確立してから携帯端末情報等のやりとりするようにしてもよい。
また、携帯端末情報として、MACアドレス等の一意的な識別子を送信し、支援装置100で識別子と位置情報を対応付けたデータベースに基づき携帯端末の位置を特定するようにしてもよい。
本発明の実施の形態2について図面に基づき説明する、
図4は、本発明の実施の形態2に係る火災報知システム2の一例を示す概略構成図である。火災報知システム2は、実施の形態1で説明した火災報知システム1における火災感知器30から、携帯端末90とのやりとりを行う機能を独立させ、配線70に接続できるようにしたものである。本実施の形態2は、実施の形態1と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。
火災感知手段である火災感知器30Bは、感知器電源部31、感知器通信部32、火災検出部33を備える。
位置検出端末50は、位置検出手段である位置検出受信部51、支援情報送信部52、位置検出用電源手段である位置検出電源部53および位置検出用情報送信手段である位置検出通信部54を備える。
位置検出電源部53は、感知器電源部31と同様に配線70を介して火災受信機10から電源の供給を受け、所定の電圧である位置検出端末動作電圧(例えば10V)に電圧を変換して位置検出端末50の各部に供給する。
位置検出通信部54は、感知器通信部32と同様にアドレスを格納しており、配線70を介して、アドレスに基づき火災受信機10と通信を行い情報の授受を行う。
なお、火災受信手段である火災受信機10の端末情報部11は、火災感知器30の火災感知器情報に加え、位置検出端末50のアドレスおよびそのアドレスに関連する設置場所等の情報である位置検出端末情報が格納されている
本実施の形態2に係る火災報知システム2の動作は、実施の形態1の火災警報システム1で、位置検出手段である位置検出受信部51および支援情報送信部52に関する感知器電源部31および感知器通信部32が行っていた動作を、位置検出用電源手段である位置検出電源部53および位置検出用情報送信手段である位置検出通信部54が行っている。以下に、位置検出電源部53および位置検出通信部54の具体的な動作について説明する。
位置検出電源部53は、電源が供給されると位置検出通信部54に電源を供給し(SK03)、火災受信手段である火災受信機10から位置検出通信部54が火災発生中を受信すると位置検出受信部51および支援情報送信部52に電源を供給する(SK19)。
位置検出通信部54は、状態情報収集の信号を受信すると(SK06)、火災受信機10に携帯端末90の情報を状態情報として送信する(SK10またはSK13)。
なお、本実施の形態2と実施の形態1を組み合わせてもよく、消防法により設置場所が規定されている火災感知器30では携帯端末90とやりとりができない場所に、位置検出端末50を補助のために設置することができる。
本発明の実施の形態3について図面に基づき説明する、
図5は、本発明の実施の形態3に係る火災報知システム3の一例を示す概略構成図である。火災報知システム3は、実施の形態2で説明した火災報知システム2における配線70をペア線から3線としたものである。本実施の形態3は、実施の形態2と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。
火災受信手段である火災受信機10Aは、端末情報部11、受信機通信部12A、火災判定部13、表示部14、電池15および外部通信部16を備える。
受信機通信部12Aは、グランド線71を基準として、プラス線72Aおよび通信線73に24Vの電源を供給する。そして、受信機通信部12Aは、通信線73の電圧を降下させて、グランド線71と通信線73の間の線間電圧を所定時間15V以下に低下させるパルスを発生させて、火災感知手段である火災感知器30Bおよび位置検出端末50と通信信号を送信する。
位置検出用電源手段である位置検出電源部53も同様に、配線70Aのグランド線71およびプラス線72Aを介して、火災受信機10から電源の供給を受け、所定の電圧である位置検出端末動作電圧(例えば10V)に電圧を変換して位置検出端末50の各部に供給する。
つまり、火災報知システム3では、配線70Aを3線とし、火災感知器30および位置検出端末50が動作するための電源をプラス線72Aで供給し、火災受信機10と火災感知器30および位置検出端末50との間の通信を通信線73によって行うようにして、電源供給と通信を行う線を別としたものである。
火災報知システム2においては、グランド線71およびプラス線72のペア線からなる配線70で、火災感知器30Bおよび位置検出端末50に電源を供給するとともに通信を行っていたが、配線70による電圧降下が大きくなると、火災感知器30Bおよび位置検出端末50に供給される電圧がパルスの「0」と「1」を判別する電圧以下となると、通信ができなくなってしまう。
なお、実施の形態1の配線70を3線の配線70Aにしてもよく、同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態4について図面に基づき説明する、
図6は、本発明の実施の形態4に係る火災報知システム4の一例を示す概略構成図である。火災報知システム4は、実施の形態2で説明した火災報知システム2における一対のペア線からなる配線70を2対のペア線からなる配線70Bとし、火災感知手段である火災感知器30Bおよび位置検出端末50を別のペア線に接続したものである。本実施の形態4は、実施の形態2と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。
火災受信機手段である火災受信機10Bは、端末情報部11、受信機通信部12B、火災判定部13、表示部14、電池15、外部通信部16および位置情報通信部17を備える。
受信機通信部12Bは、配線70のグランド線71およびプラス線72を介して、火災感知器30Bに電源を供給するとともに通信を行う。
位置情報通信部17は、配線70のグランド線71Bおよびプラス線72Bを介して、位置検出端末50に電源を供給するとともに通信を行う。
本実施の形態4に係る火災報知システム4の動作は、実施の形態2の火災報知システム2の受信機通信部12が行っていた動作のうち、位置検出端末50への電源供給および通信を位置情報通信部17が行うほかは、火災報知システム2同様である。
なお、位置情報通信部17は、火災発生中にのみ配線70Bのグランド線71Bおよびプラス線72Bに電源を供給し、位置検出端末50と通信を行うようにしてもよい。
なお、配線70Bのグランド線71および71Bを、図7の様に共通の1本のグランド線71Cとした配線70Cとしても同様の効果を得ることができる。
また、配線70Bの第1ペア線と第2ペア線を別々の配線としてもよい。
本発明の実施の形態5について図面に基づき説明する、
図8は、本発明の実施の形態5に係る火災報知システム5の一例を示す概略構成図である。実施の形態1おいては、携帯端末90からのビーコン信号を受信する火災報知システムついて説明したが、本実施の形態5の火災報知システム5は、火災感知器30Cからビーコン信号を送信するようにしたものである。本実施の形態5は、実施の形態1と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。
設置情報送信部55は、火災感知器30Cのアドレスを設置位置情報として含むビーコン信号を送信する。なお、設置位置情報としては、火災感知器30Cの設置階や設置座標等の火災感知器30Cの位置を示す情報であってもよい。
支援手段である支援装置100Cは、支援装置通信部101C、端末情報部102、携帯端末判定部103Cおよび支援情報部104を備える。
支援装置通信部101Cは、外部ネットワークNWを介して火災受信機10および携帯端末90から送信される情報を受信し、火災受信機10および携帯端末90と通信を行い情報の授受を行う。
携帯端末判定手段である携帯端末判定部103Cは、支援装置通信部101Cが携帯端末90から受信した情報に基づき、情報を発した携帯端末90がどの火災感知器30Cからのビーコン信号を検出したかを判定する。
次に図9に基づき本実施の形態5に係る火災報知システム5の動作について説明する。図9において破線によって分割された左側が支援装置100Cの動作を示し、中央が火災受信手段である火災受信機10の動作を示し、右側が火災検出手段である火災感知器30Cの動作を示す。
火災受信機10は、電源が供給されると動作を開始する(SJ01)。以降、ステップSK18までの動作は、図2に示す火災報知システム1の動作とほぼ同じであるため、説明を省略する。異なる点は、火災報知システム5は、携帯端末90から携帯端末固有番号を含むビーコン信号を受信することがないので、図2における火災感知器30による火災発生中受信済(SK08およびSK11)である場合に、状態情報に携帯端末90の情報を付加する(SK09およびSK12)動作を行わない。そのため、状態情報の送信であるステップSK10およびSK13では、状態情報に携帯端末90の情報は含まれない。
支援情報部104は、受信した携帯端末情報および火災報知情報に変化がないか判断し(SS57)、変化がない場合はなにもせずステップSJ05に戻り、変化がある場合は、消火活動や避難が順調に行われるように、火災発生場所や携帯端末90の位置を分析して火災感知器30Cが設置されている場所に適した支援情報を作成する(SS25)。 火災報知システム5は、SS26〜SK30まで、火災報知システム1と同様に動作するため説明を省略する。また、支援情報については、実施の形態1と同様とすることができるため説明を省略する。
なお、支援情報を、外部ネットワークNWを通じて消防署や外部の防災センター等の外部機器で表示するようにしてもよい。
また、ビーコン信号として、携帯端末90に格納されているソフトウェアを起動させる信号を送信し、ビーコン信号を受信して起動したソフトウェアにより携帯端末90から火災感知器30Cに通信開始を送信して、それを受信した火災感知器30Cと携帯端末90が通信を確立してから設置位置情報や火災報知情報をやりとりするようにしてもよい。
また、設置位置情報として、MACアドレス等の一意的な識別子を送信し、支援装置100で識別子と位置情報を対応付けたデータベースに基づき携帯端末の位置を特定するようにしてもよい。
また、火災報知システム5は、火災報知システム2のように、火災感知器30Cから支援情報送信部52および設置情報送信部55を位置検出端末として独立させてもよく、火災報知システム3および4のように配線70を3線式にしたり、2対のペア線にしたりしてもよい。
Claims (4)
- 火災受信手段から延設された配線に火災感知手段が接続され、前記火災受信手段が前記火災感知手段からアドレスに基づき状態情報を収集して火災の場合に火災表示を行う火災報知システムにおいて、
前記火災感知手段の各部に電源を供給する電源手段と、
前記電源手段から電源が供給されるものであって、携帯端末から送信されるビーコン信号を受信する位置検出手段と、
前記位置検出手段がビーコン信号を受信すると前記ビーコン信号に基づく携帯端末情報を送信する情報送信手段と、
前記携帯端末情報を受信すると、前記携帯端末情報を含む火災報知情報を、外部ネットワークを介して前記携帯端末の位置を特定する携帯端末判定手段に送信する外部通信手段を備えていることを特徴とする火災報知システム。 - 前記電源手段は、火災発生中でない場合に前記位置検出手段に電源の供給を行わず、火災発生中の場合に前記位置検出手段に電源を供給することを特徴とする請求項1に記載の火災報知システム。
- 火災受信手段から延設された配線に火災感知手段が接続され、前記火災受信手段が前記火災感知手段からアドレスに基づき状態情報を収集して火災の場合に火災表示を行う火災報知システムにおいて、
携帯端末から送信されるビーコン信号を受信する位置検出手段と、
前記位置検出手段に電源を供給する位置検出用電源手段と、
前記位置検出手段がビーコン信号を受信すると前記ビーコン信号に基づく携帯端末情報を送信する位置検出用情報送信手段とを備えている位置検出端末を前記配線に接続し、
前記携帯端末情報を受信すると、前記携帯端末情報を含む火災報知情報を、外部ネットワークを介して前記携帯端末の位置を特定する携帯端末判定手段に送信する外部通信手段を備えていることを特徴とする火災報知システム。 - 前記位置検出用電源手段は、火災発生中ではない場合に前記位置検出手段に電源の供給を行わず、火災発生中の場合に前記位置検出手段に電源を供給することを特徴とする請求項3に記載の火災報知システム。
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