JP6675248B2 - 防災支援システム - Google Patents
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Description
これに対して、本発明は、異状の初期対応にあたる自衛組織の人員の配置を地図表示する際に、役割ごとの配置を視覚的に理解し易くすることを目的とする。
(2)に記載の防災支援システムによれば、人員が手空き状態であるか否か等の活動状態を視覚的に理解し易くすることができる。
(3)に記載の防災支援システムによれば、異状の初期対応にあたる自衛組織の人員の配置を地図表示する際に、役割ごとの配置を視覚的に理解し易く表示することができる。さらに、人員が手空き状態であるか否かを視覚的に理解し易く表示することもできる。
1−1.自動火災報知設備100の構成
まず、本発明の一実施形態に係る防災支援システム200と通信接続される自動火災報知設備100(以下、「自火報設備100」という。)の構成の一例について、図1を参照して説明する。自火報設備100は防災支援システム200と、通信回線C1を介して通信接続される。ここで通信回線C1は、例えば、インターネット、移動体通信網、無線LAN又はこれらの組み合わせである。自火報設備100は、図示しない信号線を介して防災支援システム200と通信接続されてもよい。
次に、防災支援システム200の構成の一例について、図1を参照して説明する。防災支援システム200は、支援装置7と、自衛消防隊の隊員(又は隊員候補)が携帯する1以上の端末8とで構成される。支援装置7と端末8とは通信回線C1を介して通信する。
次に、支援装置7の構成について、図2を参照して説明する。支援装置7は、自衛消防隊の活動を支援するための装置である。支援装置7は、例えば、サーバである。支援装置7は、物理サーバであってもクラウドサーバであってもよい。この支援装置7は、通信部71と、記憶部72と、制御部73とを備える。
通信部71は、通信回線C1を介して端末8及び自火報設備100と通信するためのインタフェースである。通信部71は有線又は無線で通信回線C1に接続する。
記憶部72は、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置である。記憶部72は、後述する自衛消防隊の活動を支援するための処理を実行するためのプログラムを記憶する。また、記憶部72は、隊員候補情報データベース(図面においては「データベース」を「DB」と表記する。)721と、隊員情報データベース722と、ピクトグラムデータベース723と、平面図データベース724と、発信機位置データベース725とを記憶する。これらのデータベースの一例について、図3を参照して説明する。
制御部73は、記憶部72に記憶されるプログラムを実行して支援装置7の各部の動作を制御する制御装置である。制御部73は、CPU等の演算処理装置を備え、機能的構成として、情報受付部731と、編成部732と、情報生成部733と、情報発信部734と、位置情報取得部735とを備える。
次に、端末8の構成について、図5を参照して説明する。端末8は、自衛組織を構成する人員又は候補者により携帯される端末であり、本実施形態では、自衛消防隊の隊員候補により携帯される端末として説明する。具体的には、スマートフォンやタブレット端末やウェアラブル端末である。端末8は、通信部81と、表示部82と、操作部83と、信号受信部84と、記憶部85と、制御部86とを備える。
通信部81は、通信回線C1を介して支援装置7等の外部装置と通信するためのインタフェースである。通信部81は無線で通信回線C1に接続する。
表示部82は、液晶ディスプレイ等の表示装置である。表示部82は、後述する表示制御部863による制御の下、画面を表示する。
操作部83は、端末8を携帯する人員が入力操作を行うための操作入力装置であり、例えばタッチパネルである。操作部83は、操作者による操作を検出し、検出した操作情報を制御部86に出力する。例えば、端末8を携帯する人員の活動状態情報を入力する。また、例えば、端末8を携帯する人員が、割り当てられた役割に対する活動報告情報を入力する。このとき、割り当てられた役割が完了した場合は、完了したことを隊員の活動報告情報として入力する。
信号受信部84は、建物に設置された測位手段から端末8の現在位置を特定するための信号を受信する信号受信手段であり、本実施形態では、建物の各所に設置されるビーコン発信機から周期的に発信されるビーコン信号を受信する。このビーコン信号には、ビーコン発信機の識別情報である発信機IDが重畳されている。ビーコン信号は、例えば、近距離無線通信規格であるBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やZigBee(登録商標)に従って発信される。信号受信部84は、ビーコン信号を受信すると、当該信号に重畳されている発信機IDを制御部86に出力する。
記憶部85は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部85は、後述する自衛消防隊の活動を支援するための処理を実行するためのプログラムを記憶する。
制御部86は、記憶部85に記憶されるプログラムを実行して端末8の各部の動作を制御する制御装置である。制御部86は、CPU等の演算処理装置を備え、機能的構成として、情報受付部861と、情報発信部862と、表示制御部863とを備える。
次に、防災支援システム200の動作の一例について、図7及び8を参照して説明する。具体的には、火災発生時の動作について説明する。
上記の実施形態は下記のように変形してもよい。また、下記の変形例は他の1以上の変形例と組み合わせてもよい。
上記の実施形態に係る自衛消防隊は、異状に対して初期対応を行うための自衛組織の一例である。また、自衛消防隊の編成は、隊員候補が当該建物に居るか居ないかを示す在不在の情報や、編成時点での隊員候補の位置情報等に基づいて、最適化するように実行してもよく、あるいは、予め登録されている編成のまま自衛消防隊を編成してもよい。また、上記の実施形態に係る自衛消防隊員は、端末8を携帯する人員の一例である。上記の実施形態に係る防災支援システム200の利用者は必ずしも自衛消防隊である必要はなく、自衛消防隊に類する組織であってもよい。
上記の実施形態に係る情報受付部731は火災発生の情報を受け付けているが、火災は異状の一例である。情報受付部731は、火災発生以外にも、地震、津波、洪水等の自然災害やテロや武力攻撃等の異状発生又は火災を含めた異状発生の可能性の情報を受け付けるようにしてもよい。情報受付部731が地震発生又は地震発生の可能性の情報を受け付ける場合には、情報受付部731は、例えば、図示せぬ感震装置から出力される制御信号を受け付けるようにしてもよい。または、支援装置7や防災センタに設けた端末8が備える図示せぬ所定のスイッチの押下に応答して地震発生の情報を受け付けるようにしてもよい。この所定のスイッチは、例えば、地震発生を知覚した、支援装置7の管理者や防災センタのオペレータにより押下される。また、情報受付部731は、外部から受信される、緊急地震速報等の地震早期警報を受け付けるようにしてもよい。
上記の実施形態に係る地図画面(図6参照)に表示される平面地図は、地図の一例である。地図画面に表示される地図は、立体地図や垂直断面地図であってもよい。また、地図画面に表示される地図は、その種類が任意に切り替えられてもよい。
上述の図4に示すピクトグラムは、自衛消防隊員の役割を表すピクトグラムの一例である。同図に示すピクトグラムは人の上半身を模しているが人の全身を模したものとしてもよい。また、同図に示す、手空き状態を表すピクトグラムは両腕を上に挙げた人を模しているが片腕を上に挙げた人を模したものとしてもよい。また、同図に示すピクトグラムは、人の上半身を模した図形の上に、役割を象徴する物又は記号を模した図形を重ねて構成されているが、後者の図形のみで構成されてもよい。また、同図に示す、手空き状態を表すピクトグラムは、手空き状態であることが図形的に表されているが、表示態様(色、網掛け有無、点滅等)の違いにより表されてもよい。例えば、活動中のピクトグラムを暖色系の色で表示して活性が高い状態を表し、手空き状態を寒色系の色で表示して活性が低い状態を表すようにしてもよく、その状態を人が直感的に認識できる態様で表示するようにする。
上記の実施形態に係る地図情報は、火災受信機3が備える図示せぬ表示部や、自火報設備100と接続される図示せぬ総合操作盤の表示部に表示されてもよい。このとき、火災受信機3または総合操作盤の記憶手段が、隊員情報データベース722、ピクトグラムデータベース723、平面図データベース724および発信機位置データベース725と同等のデータを保持するようにしてもよい。火災受信機3または総合操作盤の制御手段は、これらのデータを参照することによって、隊員ごとの役割及び活動状態に応じたピクトグラムを特定し、その現在位置を特定することができる。そして、隊員ごとに特定したピクトグラムを現在位置に対応する位置に配置させるように地図情報を生成し、この地図情報に基づいて各隊員に対応するピクトグラムを表示する平面地図を表示部に表示させてもよい。さらに、位置情報取得部735に相当する位置情報取得手段を火災受信機3または総合操作盤に設け、自火報設備100の信号線C2または別途設けた専用の信号線を介して、各端末8の位置情報を取得するようにしてもよい。このようにして、各端末8の現在位置をピクトグラムによって平面地図上に配置して表示する動作を自火報設備100で完結させてもよい。
上記の実施形態に係る端末8は、自端末の位置情報としてビーコン発信機の発信機IDを支援装置7に送信しているが、無線LANのアクセスポイントから発信されるビーコン信号を受信して、その電波強度に基づいて自端末の測位を行ってもよい。その際、端末8は、PDR(歩行者デッドレコニング)を併用してもよい。または、端末8の側にビーコン発信機を備えさせ、建物の各所にビーコン受信機を設置し、端末8から発信されたビーコン信号を受信したビーコン受信機を判別することにより端末8の現在位置を特定するようにしてもよい。この場合、建物の各所に設置されるビーコン受信機は、端末8から発信されたビーコン信号を受信すると、当該信号に含まれる発信機IDと自機の装置IDとを支援装置7に発信して、支援装置7の側で、受け付けた装置IDに対応する設置場所情報を特定することで端末8の現在位置を特定するようにしてもよい。または、端末8は、IMES(Indoor Messaging System)を利用した測位方式や、音波信号を利用した測位方式等の他の測位方式を採用してもよい。
上記の実施形態に係る支援装置7は、端末8から位置情報としてビーコン発信機の発信機IDを受信しているが、建物が入退室管理システムを備えている場合には、入退室管理システムから取得される入退室情報に基づいて端末8の位置情報を管理するようにしてもよい。
上記の実施形態では支援装置7の側で地図情報が生成され、生成された地図情報が端末8に発信されているが、この地図情報は端末8の側で生成されてもよい。この変形例に係る端末8の記憶部85は、隊員情報データベース722と、ピクトグラムデータベース723と、平面図データベース724とを、支援装置7と同様に記憶する。
Claims (3)
- 異状発生又は異状発生の可能性の情報を受け付ける情報受付部と、
異状発生又は異状発生の可能性の情報が受け付けられた場合に、前記異状に対して初期対応を行うための自衛組織を編成する編成部であって、複数の人員の各々に対して前記自衛組織の役割を割り当てる編成部と、
前記複数の人員が各々携帯する端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記端末の各々の位置を地図表示する地図情報であって、各人員に割り当てられた役割を図形的に表すピクトグラムを、当該人員が携帯する端末の位置を示すように地図表示する地図情報を、前記取得された位置情報に基づいて生成する情報生成部と、
前記地図情報を表示部に表示させる表示制御部と
を備えることを特徴とする防災支援システム。 - 前記ピクトグラムは、各人員に割り当てられた役割だけでなく、当該人員の活動状態を該活動状態に応じた異なる態様で視覚的に表すものであることを特徴とする請求項1に記載の防災支援システム。
- 前記各端末と通信回線を介して通信する支援装置を備える防災支援システムであって、
前記支援装置は、前記情報受付部と、前記編成部と、前記位置情報取得部と、前記情報生成部とを備え、さらに前記生成された地図情報を前記端末に対して通信回線を介して発信する情報発信部を備え、
前記端末は、前記発信された地図情報を表示部に表示させる表示制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の防災支援システム。
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