JP2000050368A - 通信端末の使用状態確認方法、その装置及び通信処理システム - Google Patents

通信端末の使用状態確認方法、その装置及び通信処理システム

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JP2000050368A
JP2000050368A JP11102793A JP10279399A JP2000050368A JP 2000050368 A JP2000050368 A JP 2000050368A JP 11102793 A JP11102793 A JP 11102793A JP 10279399 A JP10279399 A JP 10279399A JP 2000050368 A JP2000050368 A JP 2000050368A
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Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
Shota Uenishi
章太 上西
Hiroshi Yagisawa
博史 八木沢
Kenji Kawamoto
健二 川本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】管理者が設置場所に出向いたり、通信端末の記
録物で確認することなく、通信端末の使用状態を簡易に
確認できる確認方法及びその装置の提供。 【解決手段】ローカルネットワーク1の通信端末11a
〜11nの使用状態をローカルネットワーク1,ネット
ワークコントローラ3及び外部ネットワーク2を介して
ホストコンピュータ4の記録手段32に通知情報として
記録させる一方、問い合わせ端末5から問い合わせ情報
をネットワーク1,2を介してホストコンピュータ4に
送信して、問い合わせ情報に基づいて記録手段32の通
知情報から回答情報を前記ホストコンピュータ4に作成
させ、この回答情報をホストコンピュータ4から問い合
わせ端末5にネットワークを介して返送させ、問い合わ
せ端末5の告知手段により回答情報を告知させて通信端
末11a〜11nの使用状態を確認する通信端末の使用
状態確認方法及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ローカルネットワー
クに接続された通信端末の使用状態を確認するための通
信端末の使用状態確認方法、その装置及び通信処理シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気機器や電子機器等の制御
対象及びこの制御対象の制御に用いる被制御端末を同じ
場所に設置し、被制御端末から離れた場所に制御端末を
設置すると共に、制御端末から電灯線を介して被制御端
末に制御信号を送ることにより、被制御端末で制御対象
を制御(例えば、ON・OFF制御)するようにしたロ
ーカルネットワーク通信制御システムが考えられてい
る。
【0003】この様なローカルネットワーク通信制御シ
ステムでは、どのような通信端末(被制御端末)が設置
され機能(作動)しているか等の使用状態を確認できる
のが望ましい。
【0004】この要望を満たす方法としては、 「(i).被制御端末(通信端末)が設置されている邸認
識用のハウスコードや被制御端末のアドレスを設定する
設定手段を設けて、設定手段による設定状態を目視する
ことにより確認する方法、 (ii).被制御端末である通信端末が作動しているか否か
を宅内で表示器により確認する方法(例えば、特開昭6
3−179698号公報参照)、 (iii).被制御端末である通信端末が稼働状態にあるか
どうかを確認するために、独立に監視機器をローカルネ
ットワークに接続する方法や、被制御端末(子機)に対
応する数の表示器を制御端末(親機)に設ける方法(特
開昭62−138620号公報、特開昭56−1390
45号公報参照)」等がある。
【0005】また、従来、この様なローカルネットワー
クとしては、特開平9−215663号公報に開示され
た様に、一般家庭で計測した健康状態に関するデータを
ネットワークを通じて医師等の専門家に送ることによ
り、自宅等で専門家のアドバイスを受けながら健康管理
することができる在宅健康管理システムが考えられてい
る。この在宅健康管理システムでは、心電計,電子血圧
計,電子体温計等の計測装置に無線送信回路が設けら
れ、在宅管理端末に無線送受信回路が設けられていると
共に、計測装置による計測値が在宅管理端末に無線で送
信される様にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(i)の
技術では、通信端末(被制御端末)毎に設定状態を確認
しなければならない。このため、通信端末の数が多い場
合には、動作確認作業等に手間がかかると同時に、通信
端末の設置位置を忘れると確認作業を見落とす恐れがあ
る。
【0007】また、上述の(ii)の技術でも、通信端末の
数が多い場合には、動作確認作業等に手間がかかると同
時に、確認作業を見落とす虞もある。しかも、(ii)の技
術では、制御端末から制御信号を通信端末(被制御端
末)に送信して、通信端末が動作しているか否かを一人
で確認することができないものであった。
【0008】更に、(iii)の技術では、監視機器や多数
の表示器にかかるコストが高く、設置場所を確保するの
が容易でなかった。
【0009】その上、(i)〜(iii)の方法では、通信端末
の稼働状態(使用状態)の確認を宅内でしか行えず、居
住者以外が被制御端末を管理しようとした場合、管理者
が設置場所に出向くか、図面や書類等で記録したもので
の確認を行う必要がある。そして、管理者が設置場所に
出向く場合には時間がかかるものであり、図面や書類等
の記録物での確認を行う場合には被制御端末の設置時に
記録物を作成する必要があり、手間がかかると共に間違
いが発生しやすいものであった。
【0010】更に、特開平9−215663号公報に開
示された様な在宅健康管理システムでは、計測装置や在
宅管理端末に計測値の表示,記憶,通信処理,データ処
理等のプログラムが内蔵されていることが必要で、この
計測装置や在宅管理端末(端末装置)の処理機能の追加
・変更をするにも限界があった。
【0011】そこで、この発明の第1の目的は、管理者
が設置場所に出向いたり、通信端末が記録された図面や
書類等の記録物を用いたりすることなく、通信端末の使
用状態を簡易に確認できる通信端末の使用状態確認方法
及び装置を提供することにある。
【0012】また、この発明の第2の目的は、計測装置
や端末装置の処理機能の追加・変更を簡易に行うことが
できる通信処理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この第1の目的を達成す
るため、請求項1の発明は、ローカルネットワークに接
続された通信端末の使用状態を前記ローカルネットワー
ク,ネットワークコントローラ及び外部ネットワークを
介してホストコンピュータの記録手段に通知情報として
記録させる一方、問い合わせ端末から問い合わせ情報を
前記外部ネットワークを介して前記ホストコンピュータ
に送信して、前記問い合わせ情報に基づいて前記記録手
段の通知情報から回答情報を前記ホストコンピュータに
作成させ、この回答情報を前記ホストコンピュータから
前記問い合わせ端末にネットワークを介して返送させ、
前記問い合わせ端末の告知手段により前記回答情報を告
知させて前記通信端末の使用状態を確認する通信端末の
使用状態確認方法としたことを特徴とする。
【0014】また、請求項2の発明は、上記第1の目的
を達成するため、ローカルネットワークに接続され且つ
少なくとも自己を識別する通知情報を送信可能な通信端
末と、前記通信端末と外部ネットワークとを接続するネ
ットワークコントローラと、前記外部ネットワークに接
続されたホストコンピュータと、前記ネットワークを介
して前記ホストコンピュータに接続された問い合わせ端
末を備える通信端末の使用状態確認装置であって、前記
問い合わせ端末は、前記通信端末の通知情報を問い合わ
せるための情報を前記ホストコンピュータに送信する送
信部と、前記問い合わせ情報に対する回答情報を受信す
る受信部と、前記回答情報を告知させる告知手段を有
し、前記ホストコンピュータは、前記通信端末からの通
知情報を記録保存する記録手段と、前記問い合わせ端末
からの問い合わせ情報を受信する受信部と、この問い合
わせ情報に基づいて前記記録手段から前記通知情報を読
み出し回答情報を作成する処理部と、この回答情報を前
記問い合わせ端末に送信する送信部を備える通信端末の
使用状態確認装置としたことを特徴とする。
【0015】更に、請求項3の発明は、請求項2におい
て、複数の前記通信端末の通知情報を一旦記録する記録
手段が前記ネットワークコントローラに設けられている
と共に、前記記録手段に記録された前記複数の通信端末
からの通知情報をまとめて前記ホストコンピュータに送
信する送信部が前記ネットワークコントローラに設けら
れていることを特徴とする。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
において、前記ホストコンピュータは合成音声信号又は
蓄積音声信号を用いた回答情報を作成して前記問い合わ
せ端末に送信するように設定されていると共に、前記問
い合わせ端末は前記音声信号による回答情報を出力する
音声出力手段を前記告知手段として備えることを特徴と
する。
【0017】更に、上述した第2の目的を達成するた
め、請求項5の発明は、ローカル内の通信路に接続され
且つ自己識別信号を通知情報として送信する複数の通信
端末と、前記通信路と外部ネットワークを接続するネッ
トワークコントローラと、前記外部ネットワークに接続
され且つ前記通知情報を保存する記録手段及びデータ通
信処理手段が設けられたホストコンピュータを備える通
信端末情報処理システムであって、前記複数の通信端末
の少なくとも一つは無線通信手段が設けられた計測装置
との間での無線通信手段を有する端末装置であり、前記
ホストコンピュータは前記計測装置の動作プログラムま
たは前記ネットワークコントローラの動作プログラムを
送信する様に設定されている通信処理システムとしたこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 (i)第1の実施の形態 [構成] <全体構成>図1において、1はローカル(建物内)ネ
ットワーク、2はWEB即ちWWWを利用したインターネット
通信網等の外部(建物外部)ネットワーク、3はローカ
ルネットワーク1と外部ネットワーク(ISDN回線網)2
とを接続するネットワークコントローラ、4は外部ネッ
トワーク2に接続されたホストコンピュータ、5は外部
ネットワーク2に接続された問い合わせ端末である。 <ローカルネットワーク1>ローカルネットワーク1
は、通信路である電灯線10と、多数の通信端末(ロー
カル通信端末)11a〜11nと、この通信端末(被制
御端末)11a〜11nを電灯線10に接続する配線
(接続線)10a〜10nと、この通信端末11a〜1
1nに接続された電子機器(電子製品)や電気機器(電
気製品)等の制御対象や監視対象となる機器(製品)1
2a〜12nを有する。
【0019】この通信端末11a〜11nは、図4に示
したようなヘッダ,ハウスコード,アドレス,コマンド
等を含む通知情報[制御信号(通信信号)]Sを出力可能
な図示しない制御部(演算制御回路)を有する。
【0020】このローカルネットワーク1の具体例とし
ては、例えば図3に示したように、4つの通信端末11
a〜11dを設け、この通信端末11a〜11dに非常
コールボタン12a′,エアコン(空調装置)12
b′,電子レンジ12c′,人感センサ12d′等の機
器をそれぞれ接続し、電灯線10をネットワークコント
ローラ3を介して外部ネットワーク2に接続した例を示
したものである。
【0021】以下の説明は、通信端末11a〜11d
と、非常コールボタン12a′,エアコン(空調装置)
12b′,電子レンジ12c′,人感センサ12d′等
の機器に基づいて行う。
【0022】この通信端末11aは、非常コールボタン
12a′の作動状態(使用状態)を検出して、非常コー
ルボタン12a′が押されたことをセンターに認知させ
たり、センターが必要な通報処理を行うセキュリティシ
ステムに使用したり、或いは高年齢者宅に設置して、ヘ
ルパーを呼び出すためのケアシステムとして使用したり
するのに用いられる。
【0023】通信端末11bは、エアコン(空調装置)
12b′の稼働状態(使用状態)を宅内(住宅内)又は
宅外(住宅外)から監視して、エネルギーの使用状態
や、室内の温度・湿度・浮遊ガス、粉塵等の空気環境を
モニター(監視又はチェック)して、必要に応じてエア
コン12b′の動作状態を変更制御することにより、エ
ネルギーの使用や室内環境を適切に保つ目的で使用され
る。
【0024】通信端末11cは、電子レンジ12c′の
図示しない制御部(演算制御回路)に接続されて、電子
レンジ12c′の稼働状態の監視や制御を直接行うのに
用いられる。例えば、この制御部(演算制御回路)に
は、電子レンジ12c′の調理情報が記憶させられたメ
モリ(図示せず)を有する。
【0025】この調理情報としては、例えば、レンジ、
オーブン等調理スケジュールや強度、時間等の制御値の
情報および表示器や音声ガイダンスの出力データや、操
作キーの割り当て情報等がある。この調理情報に従っ
て、電子レンジ12c′の調理制御プログラム(調理プ
ログラム)及びこの調理制御プログラムに対応する調理
メニューの表示や音声出力等の設定がなされる。この調
理情報は、予め規定のものをメモリに記憶させておく。
【0026】このメモリの調理情報は、機能更新情報と
して電灯線10を利用しての通信により追加,更新,書
き換え可能に設定されている。尚、このメモリとして
は、書き換え可能で且つ不揮発性のメモリ或いはRAM
等を用いることができる。従って、調理メニューを新し
く追加,更新、書き換えしたい場合には、通信端末11
cを介して電子レンジ12c′に設けられたメモリに追
加,更新、書き換えしたい調理情報を送信して、メモリ
の記憶内容を送信した調理情報に応じて制御部により追
加,更新、書き換えを行わせることによって、常に最新
の機能を保つことができると共に、宅配食材等に合わせ
た調理制御プログラムを提供できることになる。
【0027】通信端末11dは、人感センサ12d′の
制御を行うと共に、人感センサ12d′の検出情報(使
用状態)を基にした他の機器の制御に用いられる。例え
ば、通信端末11dは、人感センサ12d′の検出情報
(使用状態)を住居内の告知手段(表示器やブザー等の
機器)やセキュリティセンターに通知するのに用いられ
る。即ち、通信端末11dは、この通信端末11dを利
用して宅内利用者が外出して宅内を警戒状況に設定した
場合において、人感センサ12d′が検出情報として人
を感知したとき、住居内の告知手段であるブザーを作動
させてアラームすると共に、セキュリティセンターに通
知する等の通報処理を行うセキュリティシステムとして
使用される。
【0028】また、通信端末11d及び人感センサ12
d′は、省エネルギーのために用いることもできる。即
ち、通路やトイレ或いは部屋(室)に人感センサ12
d′を配置するとともに、この通路やトイレ或いは部屋
(室)に配置した照明を通信端末11dでON・OFF
制御可能に設けて、人感センサ12d′が人を感知し
て、感知信号が通信端末11dに入力されたときに、こ
の人を感知した人感センサ12d′が配置された場所の
照明を通信端末11dがONさせ、人を感知しなくなる
とONした照明をOFFさせる様にすることで、省エネ
ルギー化を図ることもできる。
【0029】更に、通信端末11d及び人感センサ12
d′は、高齢者の監視や通報処理を行うための機器の制
御に用いることができる。例えば、通信端末11dは、
人感センサ12d′からの検出情報を基に、高齢者の安
全確保のためのいわゆるHAシステムに用いることがで
きる。
【0030】また、通信端末11d及び人感センサ12
d′は、高齢者等のケアシステムのための監視や通報処
理を行うための機器の制御に用いることができる。即
ち、通信端末11dは、人感センサ12d′からの検出
情報を基に室内の人の気配や動きを宅外(建物外部)の
センターに通報して、室内の人の気配や動きを宅外(建
物外部)のセンターで監視させることにより、高齢者の
一人暮らしの状況や動作の異常状態を見守るのに用いる
ことができる。そして、センターでは、通信端末11d
からの通報処理(使用情報)に応じて電話やTV電話等
による呼びかけを行ったり、必要に応じてヘルパーや看
護婦を派遣したりする高齢者のケアサービスを行うこと
ができる。
【0031】尚、通信端末11a〜11dを設置したと
きに、或いは通信端末11a〜11dに設けたスイッチ
等を通信端末11a〜11dの設置後に押すことによ
り、上述した図4の通知情報Sが通信端末11a〜11
dから電灯線10を介してネットワークコントローラ3
に設定のために通知(伝送)されて、通信端末11a〜
11dのアドレスがネットワークコントローラ3の記憶
部21に記憶されるようになっている。この通知情報S
のフォーマットは、上述した様にヘッダ,ハウスコー
ド,アドレス,コマンド等を含んでいる。
【0032】このヘッダは通信の始まりを示すのに用い
られる符号であり、ハウスコードは建物(家)毎の識別
コードである。また、アドレスは、通信端末11a〜1
1nの識別に用いられる識別番号等であっても良いし、
通信端末11a〜11nの種別を表す符号のものであっ
ても良い。尚、非常コールボタン12a′,エアコン
(空調装置)12b′,電子レンジ12c′,人感セン
サ12d′等の機器にそれぞれ対応する通信端末11a
〜11dの番号はそれぞれ異なる。
【0033】また、コマンドには、通知情報Sであるこ
とを示す内容や制御情報が書き込まれている。更に、通
知情報Sには、これに接続される機器固有の製造メーカ
や製造番号、性能情報、機能情報が書き込まれていても
よい。また、後述するように、通知情報Sには、通信端
末11a〜11nの使用状態(通信端末11a〜11n
自身の情報や機器12a〜12nの制御情報及び監視情
報等その他)が含まれる。尚、上述の例では、説明の便
宜上、通信端末11a〜11nと機器12a〜12nを
分けて説明したが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。即ち、実際には、通信端末11a〜11nの機能
は電子機器や電気機器等の機器12a〜12nに通信制
御部として組み込むことにより、取り扱い性を良くして
もよい。そして、この場合には電子機器や電気機器等の
機器が通信端末となる。 <ネットワークコントローラ3>ネットワークコントロ
ーラ3は、図6に示したように、主制御回路20,記憶
部21,電灯線通信インターフェース22,入出力イン
ターフェース23,表示器24,鳴動部25,Dチャン
ネル制御回路26,基本インターフェース27を有す
る。そして、主制御回路20には記憶部21,入出力イ
ンターフェース23及びDチャンネル制御回路26が接
続され、入出力インターフェース23には表示器24及
び鳴動部25が接続され、Dチャンネル制御回路26に
は基本インターフェース27が接続されている。この電
灯線通信インターフェース22には電灯線10が接続さ
れている。また、基本インターフェース27は外部ネッ
トワーク2のISDN回線2aに接続されている。 <ホストコンピュータ4>ホストコンピュータ4は、図
2に示したように、外部ネットワーク2にISDN回線2
b,2cを介して接続された通信処理装置(データ通信
処理手段)30,30と、通信処理装置30,30に接
続された処理部[演算制御回路(制御部)]31と、処理
部31に接続された記憶部(記録手段)32を有する。
この記憶部32としては、メモリ、或いはハードデス
ク,光磁気ディスク等の大容量記録装置を用いることが
できる。
【0034】通信処理装置30は、受信部33と送信部
34を有する。この受信部33は、問い合わせ端末5か
らの問い合わせ情報や、宅内の通信端末11a〜11n
の使用状態の情報を外部ネットワーク2を介して受信し
て、処理部31に入力する様になっている。そして、こ
の入力された通知情報は処理部31により記憶部32に
記憶される。また、処理部31は、問い合わせ端末5か
らの問い合わせ情報に基づいて、記憶部32から通知情
報Sを読み出して、回答情報を作成する様になってい
る。この回答情報は、通信処理装置30の送信部34か
ら外部ネットワーク2を介して問い合わせ端末5に返送
される様になっている。 <問い合わせ端末5>問い合わせ端末5は、通信端末1
1a〜11nの通知情報を問い合わせるための情報をホ
ストコンピュータ4に送信する送信部と、問い合わせ情
報に対する回答情報を受信する受信部と、回答情報を記
録する記録部と、回答情報を告知させる告知手段を有す
る。この問い合わせ端末5としては例えばFAXや電
話、或いはパソコン(パーソナルコンピュータ)等があ
り、これらの構成は周知であるのでその送信部,受信
部,記録部,告知手段等の説明は省略する。この問い合
わせ端末5は、外部ネットワーク2にISDN回線2dを介
して接続されている。 [作用]次に、この様な構成の通信端末の使用状態確認装
置の他の設定条件を作用と共に説明する。 (1)通信端末11a〜11nのネットワークコントロー
ラ3への登録 この通信端末11a〜11nは、図4に示したようなヘ
ッダ,ハウスコード,アドレス,コマンド等を含む通知
情報[制御信号(通信信号)]Sを出力可能な図示しない
制御部(演算制御回路)を有する。そして、通信端末1
1a〜11nを電灯線10に接続してONさせると、通
信端末11a〜11nは制御部から通知情報Sをアドレ
ス設定要求としてネットワークコントローラ3に送信す
る。この通知情報Sは、電灯線通信インターフェース2
2を介して主制御回路20に読み込まれ、主制御回路2
0により記憶部に記録される一方、主制御回路20は通
信端末11a〜11nからのアドレス設定要求を受け入
れたことを通信端末11a〜11nに肯定応答(ACK)
として返信し、通信端末11a〜11nは通知情報Sの
アドレスを自己アドレスとする。 (2)通信端末11a〜11nからホストコンピュータ4
への通知情報処理 この通信端末11a〜11nからホストコンピュータ4
への通知情報処理は、ネットワークコントローラ3を介
して行われる。
【0035】このネットワークコントローラ3は、通信
端末11a〜11nからの通知情報を電灯線通信インタ
ーフェース23を介して受信する。そして、ネットワー
クコントローラ3の主制御回路20は、記憶部21に記
憶保存された判定手順プログラムにより電灯線通信イン
ターフェース23に入力される入力情報が何であるかを
判断する。
【0036】また、主制御回路20は、入力情報が通知
情報である場合、入力情報を図7に示す信号フォーマッ
ト(情報符号)に変換してDチャンネル制御回路26に
入力する。この図7の信号フォーマットは、ネットワー
クコントローラ3がDチャンネルでSETUP信号を外部ネ
ットワーク(ISDN回線網)を介してホストコンピュータ
4に送信する際に用いる形式の一例を示したもので、SE
TUP信号にUUIが付加されている。この信号フォーマット
には、図7に示すように、メッセージヘッダー,コマン
ド種別,ハウスコード,アドレス,コマンド等がこの順
に含まれている。
【0037】そして、Dチャンネル制御回路26は、主
制御回路20から入力された情報符号を基にISDN回線2
aに送信する情報信号を作る(生成する)。この情報信
号は、基本インターフェース27により外部ネットワー
ク(ISDN回線網)2に接続できる物理信号に変換され、
外部ネットワーク2を介してホストコンピュータ4に送
信される。
【0038】この情報信号の送信に際しては、図5に示
したSETUP信号がホストコンピュータ4の通信処理装置
30の受信部33に最初に入力される。このSETUP信号
は、電話番号を通知して、ホストコンピュータ4と接続
する信号を要求する信号である。このSETUP信号には付
加情報としてUUIが加えられている。
【0039】このSETUP信号が通信処理装置30の受信
部33に入力されると、受信部33は外部ネットワーク
2から接続の要求があったことを検出して、情報信号を
処理部31に入力する。
【0040】この処理部31は、受信したSETUP信号のU
UIの情報を解読して、図7のメッセージヘッダーによ
り、ホストコンピュータ4と通信端末11a〜11dと
の間で通信に使用される情報であるか否かを判断する。
そして、処理部31は、ホストコンピュータ4と通信端
末11a〜11dとの間で通信に使用される情報である
と判断すると、更にコマンド種別によりホストコンピュ
ータ4に向けて発信された通知情報であるかを判断し、
通知情報である場合にはこの通知情報を記憶部32に記
憶して通信を終了させる。
【0041】また、処理部31は、外部ネットワーク2
から通信処理装置30の受信部33に入力されるSETUP
信号のUUIの情報の解読の結果、通知情報を更に引き続
き送受信する必要がないと判断した場合、接続を拒否す
る指令を通信処理装置30の受信部33に出す。一方、
この指令に基づいて通信処理装置30は、ISDN回線網で
ある外部ネットワーク2に切断を要求するDISC信号(図
5参照)を送信部34から外部ネットワーク2を介して
ネットワークコントローラ3に送信し、通信を完了させ
る。
【0042】この様な通信方法を取ることににより、通
話料金が不要となり、UUIによる情報通信料金だけで済
むことになる。この料金は全国一律の定額料金で、通話
料金に比べ非常に安価に設定されているので、通信費用
が節約できると同時に、通信に要する時間が短くて済
み、1台のホストコンピュータ4で取り扱える通信端末
の数、住宅戸数を多くすることができ、経済的である。
【0043】尚、上述した例では、通信端末11a〜1
1nが通知情報をネットワークコントローラ3及びネッ
トワークコントローラ3を介してホストコンピュータ4
に通知情報を送信したが、必ずしもこれに限定されるも
のではない。例えば、通知情報(新しい通信端末の情報
を含む)をネットワークコントローラ3の記憶部に蓄積
させて、この蓄積した通知情報を定期的にまとめてホス
トコンピュータ4に送信するようにしても良い。
【0044】また、外部ネットワーク1の通信端末から
通知情報(新しい通信端末の情報を含む)をネットワー
クコントローラ3の記憶部に蓄積させる一方、ホストコ
ンピュータ4が定期的にネットワークコントローラ3に
問い合わせを行うことにより、この問い合わせに基づい
てネットワークコントローラ3が蓄積した通知情報をホ
ストコンピュータ4に送信させるようにしても良い。
【0045】更に、ホストコンピュータ4が定期的にネ
ットワークコントローラ3に問い合わせることにより、
この問い合わせに基づいてネットワークコントローラ3
がローカルネットワーク1に対して問い合わせを行い、
ローカルネットワーク1に通信端末の通知情報(新しい
通信端末の情報を含む)があれば、ネットワークコント
ローラ3がこの通知情報を取り出してホストコンピュー
タ4に送信する様にしても良い。 (3)問い合わせ端末5による問い合わせ 問い合わせ端末5としてFAX又は電話を利用し、このFAX
又は電話によってローカルネットワーク1の通信端末1
1a〜11nの使用状態を確認する場合の手順を図9の
フローチャートに従って説明する。
【0046】問い合わせ端末5であるFAX又は電話でホ
ストコンピュータ4に対する電話の操作をすると、問い
合わせ端末5によるホストコンピュータ4への問い合わ
せが開始される。 ステップS1 本ステップでは、問い合わせ端末5であるFAX又は電話
により外部ネットワーク2を介してホストコンピュータ
4に対して電話をかけ、ステップS2に移行する。 ステップS2,S3 本ステップで、ホストコンピュータ4の処理部31は、
受信部33に入力される通信要求(ダイヤル番号)がホ
ストコンピュータ4のダイヤル番号であるか否かを確認
する。この確認判断は、ナンバーディスプレーサービス
又はISDNの番号通知サービスにより行う。そして処理部
31は、、ダイヤル番号が記憶部32に予め記憶されて
いるものでなければ、ステップS3で通信要求を不正な
アクセスとして切断させて、処理を終了する。また、処
理部31は、受信部33に入力される通信要求(ダイヤ
ル番号)が記憶部32に予め記憶されているものであれ
ば、ステップS4に移行する。
【0047】このとき、ダイヤル番号毎に受け付けるサ
ービスを限定しておき、限定されたサービスのみを受け
付けるようにしておけば、セキュリィテーを強化でき
る。 ステップS4 本ステップでは、ホストコンピュータ4の処理部31
が、記憶部32に記憶されたプログラムに従って必要な
ガイダンスのデータを読み出して、読み出したデータ
(プッシュボタンによるサービス選択のための音声ガイ
ダンス)を音声データであることを示す所定のフォーマ
ットに変換して送信部34に入力する。そして、処理部
31は、送信部34を制御して、音声データであること
を示す所定のフォーマットから読み出したガイダンスの
データを解析して音声信号に変換させ、変換したガイダ
ンスの音声信号を送信部33及び外部ネットワーク2を
介して問い合わせ端末5に返送し、ステップS5に移行
する。 ステップS5 本ステップでは、ホストコンピュータ4からのガイダン
スの音声信号が問い合わせ端末5側のFAX又は電話に入
力され、音声ガイダンスが問い合わせ端末5のFAX又は
電話の受話器の音声出力部(スピーカ)から出力され
る。この際、問い合わせ端末5は、音声ガイダンスによ
りプッシュボタン(又は電話のダイヤル)によるサービ
ス選択を促して、プッシュボタンの選択を待つ。そし
て、問い合わせ端末5は、プッシュボタンの選択がボイ
ス(音声)回答要求に対応すれば、この選択をホストコ
ンピュータ4に返送して、ステップS10の制御に移行
させる。また、問い合わせ端末5は、プッシュボタンの
選択がFAX回答要求に対応すれば、この選択をホストコ
ンピュータ4に返送して、ステップS6の制御に移行さ
せる。例えば、この選択は、1#が音声(ボイス)によ
る回答要求、2#がFAXによる回答要求とする。 ステップS6 本ステップでは、送信してもらいたい情報の選択用の音
声ガイダンスがホストコンピュータ4から問い合わせ端
末5に返送されて、音声ガイダンスが問い合わせ端末5
の音声出力部から出力される。そして、問い合わせ端末
5では、この音声ガイダンスに従って送信してもらいた
い情報の選択をプッシュボタンにより行い、ステップS
7に移行する。 ステップS7 本ステップでは、問い合わせ端末5のFAXにデータが送
信される様にするために、FAXのスタートボタンを押し
てデータの受信を開始させて、受話器をおき、ステップ
S8に移行する。このデータは、ホストコンピュータ4
の記憶部32に記憶された通知情報の一部又は全部であ
る。このデータの例としては図8に示したようにアドレ
スと機器名及び備考(他の情報)等がある。 ステップS8,S9 本ステップでは、受信を終了して、ステップS9に移行
し電話を切断し終了する。 ステップS10 本ステップでは、送信してもらいたい情報の選択用の音
声ガイダンスがホストコンピュータ4から問い合わせ端
末5に返送されて、音声ガイダンスが問い合わせ端末5
の音声出力部から出力される。この音声ガイダンスとし
ては、例えばサービス1「登録された全ての通信端末を
音声で通知するの選択は1#」、サービス2「新しく登
録された通信端末を音声で通知するの選択は2#」、サ
ービス3「機器の詳細な情報を含めて登録された全ての
通信端末を音声で通知するの選択は3#」等がある。そ
して、問い合わせ端末5では、この音声ガイダンスに従
って送信してもらいたい情報の選択をプッシュボタンに
より行い、この選択をホストコンピュータ4に送信し、
ステップS11,S12,S13に移行する。 ステップS11 このステップS11では、ホストコンピュータ4の記憶
部32に記憶(登録)された通信端末の全ての情報がホ
ストコンピュータ4から送信され、この情報(回答情
報)が問い合わせ端末5の受話器から音声で出力され、
ステップS9に移行する。尚、回答情報は、合成音声信
号又は蓄積音声信号が用いられ、ホストコンピュータ4
で生成される。 ステップS12 このステップS12では、ホストコンピュータ4の記憶
部32に新しく記憶(登録)された通信端末の情報(回
答情報)がホストコンピュータ4から送信され、この情
報が問い合わせ端末5の受話器から音声で出力され、ス
テップS9に移行する。 ステップS13 このステップS13では、ホストコンピュータ4の記憶
部32に記憶(登録)された通信端末の全ての情報(回
答情報)及び機器の詳細な情報(回答情報)がホストコ
ンピュータ4から送信され、この情報が問い合わせ端末
5の受話器から音声で出力され、ステップS9に移行す
る。 (4)その他 不正アクセスを防止するために暗証番号を使用すること
もできる。また、上述した例では、問い合わせのできる
住宅は、その電話番号に割り当てられた1邸に限定して
いるが、音声ガイダンスに従ってハウスコードを指定す
ることも可能である。
【0048】パソコンを用いると共にWEBの画面上で、
ステップS1〜ステップS9と同様な内容の送受信を行
うことにより、ステップS9のデータと同じデータを画
面に表示させることができる。
【0049】また、電子メールで所定の形式でステップ
S1〜ステップS9と同様な送受信を行うことにより、
同様なステップS9と同様なデータの返送を受け取るこ
ともできる。
【0050】ローカルネットワーク1の機器使用状態は
ホストコンピュータ4の記憶部32に記憶されているの
で、問い合わせ端末5はどこからでもローカルネットワ
ーク1の機器使用状態を監視することが可能である。ま
た、宅内に特別な装置を設ける必要なしに、正確に機器
使用状態を知ることができる。
【0051】FAXや電話を問い合わせ端末5として機器
使用状態の確認に用いることができるので、特別な操作
を覚えることが不要で、ホストコンピュータ4のソフト
ウエアの高度化を随時行うことにより、操作性を随時向
上させることも可能となる。
【0052】以上のことから、安価に且つきわめて操作
性の良い確認手段を提供できると共に、宅内に設置する
通信端末の場所や操作表示部に特別な配慮が不要とな
り、施工性もきわめて良くなる。
【0053】また、複数の通信端末の通知情報をまとめ
てネットワークコントローラ3がホストコンピュータ4
に通知することにより、ネットワークコントローラ3と
ホストコンピュータ4との通信回数を減らして、通信コ
ストを下げることができると同時に、ホストコンピュー
タ4の通信処理の負荷を下げることができるので、ロー
コストの性能の高くないコンピュータを使用することが
できる。 (5)実施例 図10は図1〜図3に示したシステム構成のより具体的
な例を示したものである。
【0054】本システムは、図1,3の通信端末11d
として電灯線モジュール50用い、図3の人感センサ1
1d′として赤外線人感センサ51を用いた例を示した
ものである。この電灯線モジュール50には、電灯線通
信回路50aと、CPUを有する制御回路50bが設け
られている。この電灯線通信回路50aには、図3の配
線10dとして電源コード52が接続され、電源コード
52の先端には電源プラグ53が接続されている。そし
て、この電源プラグ53を建物Hの電灯線10に接続さ
れた多数のコンセント54の一つに差し込むことで、電
灯線モジュール50が電灯線10に接続される。尚、通
信端末11a〜11nには電灯線モジュール50と同じ
構成のものが用いられるが、本実施例では赤外線人感セ
ンサ51が複数設けられている場合の例を示してある。
【0055】また、ネットワークコントローラ3は、図
6に示した構成を有する。しかし、本実施例では、説明
の便宜上、電灯線通信インターフェース22,CPUを
有する主制御回路20,及び図6のDチャンネル制御回
路26と基本インターフェース27からなる網接続回路
55のみを図示してある。この電灯線通信インターフェ
ース22には電源コード56が配線として接続され、電
源コード56の先端には電源プラグ57が接続されてい
る。そして、電源プラグ57を電灯線10に接続された
多数のコンセント54の一つに差し込むことで、ネット
ワークコントローラ3が電灯線10に接続される。この
網接続回路55には、公衆回線網である外部ネットワー
ク2を介して判定装置であるホストコンピュータ4が接
続されている。尚、外部ネットワーク2には、多数の建
物hの図示しないネットワークコントローラが接続され
ている。
【0056】本システムでは、赤外線人感センサ51に
て人体の存在を検出し、その出力を電灯線モジュール5
0の制御回路50bのCPUで認識する。そして制御回
路50bは、赤外線人感センサ51からの反応信号を受
信すると、赤外線人感センサ51の反応があったことを
示すデータと赤外線人感センサ51の取り付け位置を示
すデータを電灯線通信回路50aを介して電灯線10に
送信する。この赤外線人感センサ51は建物Hの居間,
寝室,玄関,トイレ,台所の5カ所に設置されている。
【0057】電灯線10上に送信されたデータはネット
ワークコントローラ(通信回線制御装置)3で受信さ
れ、ネットワークコントローラ3内の電灯線通信インタ
ーフェース(電灯線通信回路)22を介して主制御回路
20のCPUで認識される。この主制御回路20のCP
Uは、赤外線人感センサ51からの反応情報を受信する
と、接続回路55を介して公衆回線網である外部ネット
ワーク2を介して判定装置であるホストコンピュータ4
と接続し、赤外線人感センサ51の反応があったことを
示すデータと赤外線人感センサ51の取り付け位置を示
すデータ及びどの建物かを特定できるデータをホストコ
ンピュータ4に送信する。ホストコンピュータ4はそれ
らのデータと共に時刻を示すデータを記録・蓄積してお
き、日常の生活パターンの解析やそのパターンの相違な
どを分析し、安否を判断する。
【0058】本発明は、ネットワークコントローラ3に
内蔵された主制御回路20のCPUにより公衆回線接続
をおこなって、即ちネットワークコントローラ3を主制
御回路20のCPUにより外部ネットワーク2に接続し
て、外部ネットワーク2に接続されたホストコンピュー
タ4に送信を行うかどうかのアルゴリズムによって実現
される。 (実施例1)ネットワークコントローラ3の主制御回路
20は赤外線人感センサ51の反応情報を受け取ると、
公衆回線網である外部ネットワーク2を通じて判定装置
であるホストコンピュータ4に赤外線人感センサ51の
反応情報を送信する。この送信後、主制御回路20のC
PUは、20分間、同一の赤外線人感センサ51からの
反応情報を受け取っても、ある地点に滞在していたと判
定して、判定装置であるホストコンピュータ4に送信し
ない。ただし、この非送信時間は適当に設定する。そし
て、主制御回路20のCPUは、送信後20分以上経過
してから再びその赤外線人感センサ51から反応を受け
た場合には、その反応情報をホストコンピュータ4に送
信する。また、主制御回路20のCPUは、送信後20
分以上経過するまでに他の赤外線人感センサ51から反
応を受けた場合には、その反応情報をホストコンピュー
タ4に送信する。
【0059】この様に送信することにより、人が移動し
た場合にはすぐそれを知ることができ、20分以上その
場所、例えばトイレや台所、玄関など普通長期間滞在す
ることがないような場所から動きが無くなったことを早
く知ることができる。また、ある場所、例えば居間や寝
室などに長期間滞在している間に多発する赤外線人感セ
ンサ反応情報による通信回線の利用を制限することがで
きる。 (実施例2)ネットワークコントローラ3の主制御回路
20は赤外線人感センサ51の反応情報を受け取ると、
公衆回線網である外部ネットワーク2を通じて判定装置
であるホストコンピュータ4に赤外線人感センサ51の
反応情報を送信する。この送信後、主制御回路20のC
PUは、10分以内に同一の赤外線人感センサ51から
の反応情報を受け取っても、ある地点に滞在していたと
判定して、判定装置であるホストコンピュータ4に送信
しない。
【0060】また、主制御回路20のCPUは、送信後
10分以内に再びその赤外線人感センサ51から反応を
受信すると、その時から次の反応受信まで再び10分以
上経過するかどうかを監視する。そして、主制御回路2
0のCPUは、10分を経過してから同一の赤外線人感
センサ51からの反応信号を受信すると、つまり同一の
赤外線人感センサ51からの反応間隔が10分を以上経
過した(10分を越えた)場合は、反応情報を判定装置
であるホストコンピュータ4に送信する。
【0061】しかし、この方法では、赤外線人感センサ
51の反応が長期にわたって多発した場合には、反応情
報がホストコンピュータ4に送信されないので、赤外線
人感センサ51の反応が全く無くなったか赤外線人感セ
ンサ51の反応が多発しているのかがホストコンピュー
タ4が区別できなくなる。そのため、赤外線人感センサ
51の反応が多発している場合、20分に一回は反応情
報を主制御回路20のCPUからホストコンピュータ4
に送信することで、赤外線人感センサ51の反応が全く
無くなったか赤外線人感センサ51の反応が多発してい
るのかの区別をホストコンピュータ4ができるようにす
る。
【0062】また、この赤外線人感センサ51から反応
があった場合には、その反応情報はホストコンピュータ
4に送信される。
【0063】この様に送信することにより、人が移動し
た場合にはすぐにそれを知ることができ、20分以上そ
の場所、例えばトイレや台所、玄関など普通長期間滞在
することがないような場所から動きが無くなったことを
早く知ることができる。また、ある場所、例えば居間や
寝室などに長期間滞在している間に多発する赤外線人感
センサ反応情報による通信回線の利用を制限することが
できる。
【0064】更に、宅内で共通に使用するハウスコード
を用いることで、間違いなくその家庭で使用されている
通信端末であることが確認でき、通信端末毎の固有のア
ドレスにより、任意の通信端末の識別が可能である。ま
た、アドレスに機器の種別(例えば、エアコン、電子レ
ンジ、非常コールボタン等)を対応させることにより、
アドレスのみで機器の別を知ることもできる。
【0065】尚、通知する情報としては、他にメーカ
名、製造番号、ロット、ソフトウエアバージョン、実装
機能一覧を送信することもできる。これらの情報はコマ
ンドとして伝送される。
【0066】ローカルネットワーク1として電灯線10
を使用して通信することにより、新たに通信線を敷設す
る必要がなく、施工コストを下げる効果がある。また、
電灯線通信技術としてスペクトラム拡散通信を使用する
ことにより、専用線に近い通信の信頼度が確保でき、よ
り確実な通信が可能となる。
【0067】更に、電灯線10に代えて無線を通信端末
11a〜11n及びネットワークコントローラ3の通信
路とすることにより、新たな通信線を設置する必要がな
くなり、施工コストを下げる効果がある。また、無線と
して微弱電波を使用することにより、安価な通信端末を
提供できる。しかも、変調方式としてスペクトラム拡散
を使用することにより、同時使用端末数が増えると共に
秘話性が確保できる。
【0068】また、無線として、特定小電力電波を使用
することにより、個別の免許を要せずに且つ安定した通
信ができる。更に、無線として赤外線を使用することに
より、安価に通信端末を構成することができる。
【0069】ISDNのDチャンネルのUUIを使用すること
により、短い時間で且つローコストで通信することがで
きる。
【0070】問い合わせ端末5として、FAXを使用する
ことにより、特別な専用の装置の開発が不要となり、結
果を紙に記録することも可能となり、且つ、操作が電話
をかける行為と同じであるため、操作を分かりやすくで
きる。また、FAXとPB信号を用いることにより、FAXに
よる文字又は図により使用状態を知ることができる。
【0071】問い合わせ端末5として、電話を使用する
ことにより、特別な専用の装置の開発が不要となり、且
つ、操作が電話をかける行為と同じであるため、操作を
覚えやすい。更に、問い合わせ端末5として、公衆回線
に接続された電話、又は携帯電話、PHS等の移動体通
信用電話端末とPB信号の組み合わせにより問い合わせ
を行い、ホストコンピュータ4による合成音声信号又は
蓄積音声信号の合成によりローカルネットワークの1の
通信端末使用状態を知ることができる。
【0072】また、問い合わせ端末5としてFAX又は電
話を使用した場合に、操作のガイダンスを音声で案内す
ることにより、操作性を分かりやすくできる。しかも、
電話はどこにでもあり、どこからでも操作ができる。ま
た、携帯電話やPHSであれば更に便利である。
【0073】また、問い合わせ端末5として汎用のブラ
ウザやメーラーを実装したパソコンが使用でき、このパ
ソコンをインターネットに接続して使用することによ
り、問い合わせのための装置やソフトの開発が不要であ
る。更に、ブラウザやメーラーの操作を知っていれば問
い合わせのために特別な操作を覚えることが不要であ
る。
【0074】更に、個別の装置を用いて機能の追加や、
操作性の向上を行う場合、全ての家庭に置かれた機器を
交換しなければならないが、上述のFAXや電話或いはイ
ンターネットに接続してパソコンを用いて問い合わせを
する方法によれば、一カ所のホストコンピュータ4のプ
ログラムの変更により対応できるので、非常にローコス
トに対応できて、ユーザーは常に最新の機能が利用でき
る。 (ii)第2の実施の形態 図11,図12は、この発明の第2の実施の形態を示し
たものである。本実施の形態は、基本的に第1の実施の
形態と略同じ構成を利用して、在宅健康管理システムを
通信処理システムとして構築した例を示したものであ
る。
【0075】図11に示した在宅健康管理システムは、
ローカル(建物内)ネットワーク1、WEB即ちWWWを利用
したインターネット通信網等の外部(建物外部)ネット
ワーク2、ローカルネットワーク1と外部ネットワーク
(ISDN回線網)2とを接続するネットワークコントロー
ラ3、外部ネットワーク2に接続されたホストコンピュ
ータ4を有する。このネットワークコントローラ3の具
体的な構成は図6に示し、ホストコンピュータ4の具体
的な構成は図2に示している。
【0076】また、ローカルネットワーク1は、第1の
実施の形態と同様に、通信路である電灯線10と、多数
(複数)の通信端末(ローカル通信端末)11a〜11
nと、この通信端末(被制御端末)11a〜11nを電
灯線10に接続する配線(接続線)10a〜10nを有
する。
【0077】この複数の通信端末11a〜11nのうち
の一つには、即ち、通信端末11aには無線通信手段4
0を有する端末装置が用いられている。この無線通信手
段40は図示しない無線送信手段及び無線受信手段を有
する。
【0078】また、在宅健康管理システムは、無線通信
による計測値(計測データ)を通信端末11aに対して
送信可能な計測装置(計測端末)41を有する。42は
計測装置41の無線通信手段で、この無線通信手段42
は図示しない無線送信手段及び無線受信手段を有する。
この計測装置41としては、例えば万歩計,体重計,体
脂肪計,体温計,心電図等が考えられる。また、計測装
置41は、万歩計,体重計,体脂肪計,体温計,心電図
等の機能を複数組み合わせた複合機能を有していてもよ
い。図12は、図11の計測装置41の具体例として万
歩計(計測装置)41aを用いた例を示したものであ
る。
【0079】また、複数の残りの通信端末11b〜11
nのうちの一つには、即ち、通信端末11bには表示装
置(表示手段)が用いられている。
【0080】上述のホストコンピュータ4は、計測装置
41の動作プログラムまたはネットワークコントローラ
3の動作プログラムを図2に示した記憶部(記録手段)
32に記録(記憶)していて、計測装置41の動作プロ
グラムまたはネットワークコントローラ3の動作プログ
ラムを必要に応じて計測装置41又はネットワークコン
トローラ3に送信する様に設定されている。
【0081】ネットワークコントローラ3は、ホストコ
ンピュータ4から送信された計測装置41の動作プログ
ラムを受けると、通信端末11aを作動制御して、計測
装置41の動作プログラムを計測装置41に無線送信さ
せるか、或いは、計測装置41の動作プログラムに従っ
て通信端末11aを作動制御して計測装置41を作動制
御する様にする。
【0082】また、ネットワークコントローラ3は、ホ
ストコンピュータ4から送信されたネットワークコント
ローラ3の動作プログラムを受けると、受け取った動作
プログラムによって、通信端末11a〜11nを作動制
御したりする。
【0083】この様な構成の在宅健康管理システムにお
いて、計測装置41を万歩計41aとした場合の動作を
説明する。
【0084】通信端末11aは、無線通信手段40を介
して常に無線で接続要求信号を送信している。このと
き、万歩計41aが通信端末11aの無線通信手段40
による通信可能エリアに入ると、歩計41aは接続要求
に応答して接続通知を無線で通信端末11aの無線通信
手段40に送信する。
【0085】この無線通信を受けた通信端末11aは、
万歩計41aへの接続通知を電灯線10を介してネット
ワークコントローラ3に対し行う(図15参照)。この
ときの接続通知のデータ形式は図16に示した通知情報
Sの形式で行われる。この通知情報Sのフォーマット
は、ヘッダ,ハウスコード,アドレス,コマンド,検査
符号,訂正符号等を含んでいる。
【0086】このヘッダは通信の始まりを示すのに用い
られる符号であり、ハウスコードは建物(家)毎の識別
コードである。尚、このハウスコードは、接続が最初に
行われる場合には書き込まれていなくてもよく、ネット
ワークコントローラ3から確認信号として返されるAC
K信号の中で通知してもよい。
【0087】また、アドレスは、計測装置41の識別に
用いられる端末の信号で、識別番号等であっても良い
し、計測装置41の種別を表す符号のものであっても良
い。図12の実施例の場合には、計測装置41が万歩計
41aであるので、万歩計41aである識別信号(識別
符号)とする。
【0088】更に、コマンドには、通知情報Sであるこ
とを示す内容や制御情報等のデータが書き込まれてい
る。また、通知情報Sには、計測装置41の監視情報や
計測値データ等が含まれる。図12の実施例の場合、計
測装置41が万歩計41aであるので、コマンドは万歩
計41aが初めて接続されたことを示すデータである。
検査符号は、データのチェックコードで、CRC等で構
成される。訂正符号は、伝送路上での誤りを受信側で修
正する為の信号で、リードソロモン符号等を使用する。
【0089】上述したように、万歩計41aに対する接
続通知が通信端末11aからネットワークコントローラ
3に対してなされると、ネットワークコントローラ3は
外部ネットワーク2を介してホストコンピュータ4に万
歩計41aが接続されたことを通知する(図15参
照)。このときISDNのDchのUUIを使う場合
は、図13に示す手順による。即ち、図13に示したよ
うに、setup情報のユーザー情報として万歩計41aの
接続を示すコード(例えば、万歩計41aからの信号を
そのまま使用しても良い。)を載せる。ホストコンピュ
ータ4は、このsetup情報のユーザー情報(万歩計41
aの接続を示すコード)を受け取ると、切断の意味のDi
sc情報をネットワークコントローラ3に送る。以上の手
順により、回線を接続しないで情報を通知することがで
きる。この方法により、全国一律に低コスト(例えば
0.4円)で情報を通知することができる。
【0090】ホストコンピュータ4は、UUIで万歩計
接続通知を受けると、ネットワークコントローラ3に万
歩計制御プログラムを送信する(図15参照)。このと
き同じくUUIを使用する場合、図14に示した様にホ
ストコンピュータ4からsetup情報の万歩計制御プログ
ラムが含まれる制御情報がネットワークコントローラ3
に送られる。ネットワークコントローラ3は、制御情報
を受け取ると、切断の意味のDisc情報をホストコンピュ
ータ4に送る。この際、万歩計制御プログラムが大きく
て、一回のUUI通知では万歩計制御プログラムをネッ
トワークコントローラ3に送信できない場合、ホストコ
ンピュータ4は複数回に分けて万歩計制御プログラムが
含まれる制御情報をネットワークコントローラ3に送信
する。
【0091】また、この場合のプログラムは万歩計41
aのためのものであるので、一日最低一回は決まった時
間に計測するのが望ましい。しかも、データが取れる状
態であればいつでも計測しても良い。
【0092】更に、通信端末11aにブザーやその他の
電子音発生手段等の告知手段43を設けておいて、ネッ
トワークコントローラ3により通信端末11aを作動制
御して、通信端末11aの告知手段43でブザー音やそ
の他の電子音を鳴らすことにより、通信端末11aの無
線通信手段40による通信可能な範囲まで万歩計41a
を近づけることを促すようにしても良い。この場合、ネ
ットワークコントローラ3のプログラムとしては、毎夜
決まった時間に通信端末11aのブザーやその他の電子
音を鳴らして、万歩計41aを通信端末11aに近づけ
て計測することを促すと共に、万歩計41aが通信端末
11aに近づいた場合に、何時でも万歩計41aからの
歩数データ等を計測して、この計測した歩数データ等を
ホストコンピュータ4に通知するようにすると良い。こ
の様な作動制御は、ホストコンピュータ4からネットワ
ークコントローラ3に送られる万歩計制御プログラムに
よって行われる。
【0093】計測装置41の種類によっては、24時間
連続計測が必要なものや、定期的にデータを取る必要が
あるものもあり、この様な計測はホストコンピュータ4
のプログラムで判断して、ホストコンピュータ4からネ
ットワークコントローラ3に通知して、ネットワークコ
ントローラ3により通信端末11aを作動制御させる様
にする。
【0094】また、万歩計41aだけでなく体温計が通
信端末11aに接続された場合には、ホストコンピュー
タ4からネットワークコントローラ3に体温計用のプロ
グラムも通知される様にする。
【0095】上述のように万歩計41aからの計測デー
タがホストコンピュータ4に通知されると、ホストコン
ピュータ4は通知された計測データを記憶部32に記憶
する。一方、表示装置である通信端末11bの操作によ
って、ネットワークコントローラ3は、表示装置である
通信端末11bの操作によってホストコンピュータ4の
記憶部32に記録された計測データを呼び出して表示さ
せる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2の発
明は、ローカルネットワークに接続された通信端末の使
用状態を前記ローカルネットワーク,ネットワークコン
トローラ及び外部ネットワークを介してホストコンピュ
ータの記録手段に通知情報として記録させる一方、問い
合わせ端末から問い合わせ情報を前記ネットワークを介
して前記ホストコンピュータに送信して、前記問い合わ
せ情報に基づいて前記記録手段の通知情報から回答情報
を前記ホストコンピュータに作成させ、この回答情報を
前記ホストコンピュータから前記問い合わせ端末にネッ
トワークを介して返送させ、前記問い合わせ端末の告知
手段により前記回答情報を告知させて前記通信端末の使
用状態を確認する構成としたので、管理者が設置場所に
出向いたり、通信端末が記録された図面や書類等の記録
物を用いたりすることなく、通信端末の使用状態を簡易
に確認できる。
【0097】また、請求項3の発明は、請求項2におい
て、複数の前記通信端末の通知情報を一旦記録する記録
手段が前記ネットワークコントローラに設けられている
と共に、前記記録手段に記録された前記複数の通信端末
からの通知情報をまとめて前記ホストコンピュータに送
信する送信部が前記ネットワークコントローラに設けら
れている構成としたので、ネットワークコントローラと
ホストコンピュータとの通信回数を減らして、通信コス
トを下げることができると同時に、ホストコンピュータ
の通信処理の負荷を下げることができるので、ローコス
トの性能の高くないコンピュータを使用することができ
る。
【0098】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
において、前記ホストコンピュータは合成音声信号又は
蓄積音声信号を用いた回答情報を作成して前記問い合わ
せ端末に送信するように設定されていると共に、前記問
い合わせ端末は前記音声信号による回答情報を出力する
音声出力手段を前記告知手段として備える構成としたの
で、操作性を分かりやすくできる。
【0099】更に、請求項5の発明は、ローカル内の通
信路に接続され且つ自己識別信号を通知情報として送信
する複数の通信端末と、前記通信路と外部ネットワーク
を接続するネットワークコントローラと、前記外部ネッ
トワークに接続され且つ前記通知情報を保存する記録手
段及びデータ通信処理手段が設けられたホストコンピュ
ータを備える通信端末情報処理システムであって、前記
複数の通信端末の少なくとも一つは無線通信手段が設け
られた計測装置との間での無線通信手段を有する端末装
置であり、前記ホストコンピュータは前記計測装置の動
作プログラムまたは前記ネットワークコントローラの動
作プログラムを送信する様に設定されている構成とした
ので、計測装置や端末装置の処理機能の追加・変更を簡
易に行うことができる。しかも、通信端末に合わせてシ
ステムの動作が自動的に設定され、使用する側の手間が
かからないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る通信端末の使用状態確認装置を
示す概略構成図である。
【図2】図1のホストコンピュータの制御回路図であ
る。
【図3】図1のローカルネットワークの説明図である。
【図4】図2に示した通信端末のネットワークコントロ
ーラへの登録時の説明図である。
【図5】図1のネットワークコントローラのホストコン
ピュータへの登録の説明図である。
【図6】図1,2のネットワークコントローラの制御回
路図である。
【図7】UUIのメッセージ構成例を示す説明図である。
【図8】FAXでホストコンピュータから引き出したロー
カルネットワークの使用状態の回答情報例を示す説明図
である。
【図9】図1の問い合わせ端末によるホストコンピュー
タへの問い合わせ及び回答の手順を示すフローチャート
である。
【図10】図1〜図3に示した通信端末の使用状態確認
装置の実施例を示す説明図である。
【図11】この発明に係るローカル通信端末の使用状態
確認装置の他の例を示す概略構成図である。
【図12】図11の計測装置を万歩計にしたときの例を
示す概略構成図である。
【図13】図12のネットワークコントローラとホスト
コンピュータの通信手順の説明図である。
【図14】図12のホストコンピュータとネットワーク
コントローラの通信手順の説明図である。
【図15】図12の通信端末,ネットワークコントロー
ラ及びホストコンピュータの間での通信手順の作動説明
図である。
【図16】図12に示した通信端末のネットワークコン
トローラへの登録時の説明図である。
【符号の説明】 1・・・ローカルネットワーク 2・・・外部ネットワーク 3・・・ネットワークコントローラ 4・・・ホストコンピュータ 5・・・問い合わせ端末 11a〜11n・・・通信端末(ローカル通信端末) 30・・・通信処理装置(データ通信処理手段) 31・・・処理部 32・・・記憶部(記録手段) 33・・・受信部 34・・・送信部 40・・・無線通信手段 41・・・計測装置 41a・・・万歩計
フロントページの続き (72)発明者 川本 健二 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルネットワークに接続された通信
    端末の使用状態を前記ローカルネットワーク,ネットワ
    ークコントローラ及び外部ネットワークを介してホスト
    コンピュータの記録手段に通知情報として記録させる一
    方、問い合わせ端末から問い合わせ情報を前記外部ネッ
    トワークを介して前記ホストコンピュータに送信して、
    前記問い合わせ情報に基づいて前記記録手段の通知情報
    から回答情報を前記ホストコンピュータに作成させ、こ
    の回答情報を前記ホストコンピュータから前記問い合わ
    せ端末にネットワークを介して返送させ、前記問い合わ
    せ端末の告知手段により前記回答情報を告知させて前記
    通信端末の使用状態を確認することを特徴とする通信端
    末の使用状態確認方法。
  2. 【請求項2】 ローカルネットワークに接続され且つ少
    なくとも自己を識別する通知情報を送信可能な通信端末
    と、 前記通信端末と外部ネットワークとを接続するネットワ
    ークコントローラと、 前記外部ネットワークに接続されたホストコンピュータ
    と、 前記外部ネットワークを介して前記ホストコンピュータ
    に接続された問い合わせ端末を備える通信端末の使用状
    態確認装置であって、 前記問い合わせ端末は、前記通信端末の通知情報を問い
    合わせるための情報を前記ホストコンピュータに送信す
    る送信部と、前記問い合わせ情報に対する回答情報を受
    信する受信部と、前記回答情報を告知させる告知手段を
    有し、 前記ホストコンピュータは、前記通信端末からの通知情
    報を記録保存する記録手段と、前記問い合わせ端末から
    の問い合わせ情報を受信する受信部と、この問い合わせ
    情報に基づいて前記記録手段から前記通知情報を読み出
    し回答情報を作成する処理部と、この回答情報を前記問
    い合わせ端末に送信する送信部を備える通信端末の使用
    状態確認装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、複数の前記通信端末
    の通知情報を一旦記録する記録手段が前記ネットワーク
    コントローラに設けられていると共に、前記記録手段に
    記録された前記複数の通信端末からの通知情報をまとめ
    て前記ホストコンピュータに送信する送信部が前記ネッ
    トワークコントローラに設けられていることを特徴とす
    る通信端末の使用状態確認装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記ホストコ
    ンピュータは合成音声信号又は蓄積音声信号を用いた回
    答情報を作成して前記問い合わせ端末に送信するように
    設定されていると共に、前記問い合わせ端末は前記音声
    信号による回答情報を出力する音声出力手段を前記告知
    手段として備え通信端末の使用状態確認装置。
  5. 【請求項5】ローカル内の通信路に接続され且つ自己識
    別信号を通知情報として送信する複数の通信端末と、前
    記通信路と外部ネットワークを接続するネットワークコ
    ントローラと、前記外部ネットワークに接続され且つ前
    記通知情報を保存する記録手段及びデータ通信処理手段
    が設けられたホストコンピュータを備える通信端末情報
    処理システムであって、 前記複数の通信端末の少なくとも一つは無線通信手段が
    設けられた計測装置との間での無線通信手段を有する端
    末装置であり、 前記ホストコンピュータは前記計測装置の動作プログラ
    ムまたは前記ネットワークコントローラの動作プログラ
    ムを送信する様に設定されていることを特徴とする通信
    処理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073966A (ja) * 2000-06-16 2002-03-12 Zojirushi Corp 生活モニターシステム
JP2002305470A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Matsushita Electric Works Ltd 電力線搬送通信システム
JP2009088983A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Electric Corp 居場所通知方法及び住宅内監視システム
KR101449810B1 (ko) 2011-12-21 2014-10-13 후지쯔 가부시끼가이샤 휴대 단말 장치, 기록 매체 및 제어 방법
JP2015149795A (ja) * 2014-02-05 2015-08-20 三菱電機株式会社 電力制御システム

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