JP6240849B2 - 安否確認システムおよび安否確認方法 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば見守り対象者の安否を見守り支援者が確認するような安否確認システムおよび安否確認方法に関する。
従来より、若年層の県外流出による過疎化や高齢化が進行している地域が存在している。また、都市部においても、アパートや公営住宅などの集合住宅で暮らす高齢独居世帯が増え、孤独死が問題となっている。
ここで、高齢者などの見守り対象者宅で発生する異常を各高齢者の生活状況に合わせて検出し、サービス利用者に通知することのできる生活見守りシステムが提案されている(特許文献1参照)。この生活見守りシステムは、
電力モニタ、家電品動作モニタ、水道センサ、マットスイッチ、および人感知センサを用いて、居住者の電力利用状況、電気製品の利用時間、水道の利用時間、トイレや風呂の利用時間、および外出と帰宅の状況などを把握するものである。これにより、個別の高齢者の生活状況に合わせたきめ細かいサービスが可能とされている。
また、各種情報を情報通信網により監視者に送信し、被監視者の健康状態、居住環境、安全等の安否情報を通知する生活見守りシステムも提案されている(特許文献2参照)。この生活見守りシステムは、被監視者の情報通信端末・電化製品にソフトウェアまたはハードウェアとして組込んだ、目覚まし時計や仏壇・仏具・神棚や電子楽器や医療器具・健康器具や気象計器・測定器やセンサー・セキュリティ機器等の音・音のパターンやデータ・操作情報等、生活音や声・心音・足音等を自動認識し、情報通信網を通じて監視者に送信し、被監視者の健康状態、居住環境、安全等の安否情報を通知するものである。これにより、被監視者のプライバシーを守り、安価で、使い勝手の良い生活見守りシステムを実現できるとされている。
しかし、上記の方法は、いずれも多数の装置を用いるために、安価にするのが難しいという問題点がある。また、対象者の状態を様々な装置で把握するため、例えば、生活が規則正しいか否か、何時にトイレに行ったか等が検出されるため、対象者にとってプライバシーを侵害されている意識をぬぐいきれないという問題点がある。
また、センサ類に頼りすぎると、センサ類が故障した場合に情報が得られず、問題が生じる可能性がある。すなわち、センサ類が故障した場合、対象者が通常の生活をしているにもかかわらず異常と判定することになる、それをもとに駆けつけてしまうという問題点がある。このように何事もないときに駆けつけられると、対象者はプライバシーを侵害されていると感じる可能性がある。
特開2004−287770号公報 特開2005−196812号公報
この発明は、上述の問題に鑑みて、対象者のプライバシーを侵害することなく、容易に安否確認を行うことができる安否確認システムおよび安否確認方法を提供することを目的とする。
この発明は、安否確認対象者による操作入力を受けつける操作入力部と、電力線を通じて通信する電力線通信部と、前記電力線通信部から受信した制御信号に従って各種動作を実行して応答信号を前記電力線通信部から送信する制御部とを有する対象者端末と、前記電力線を通じて前記対象者端末と通信する電力線通信部と、遠隔地の端末にて確認できる形態での情報出力を行う出力部と、前記電力線通信部により前記対象者端末に対して前記制御信号を送信する処理と前記応答信号を受信する処理、および該応答信号に基づいて安否情報を前記出力部により出力する処理を行う制御部とを有する管理装置とを備え、前記対象者端末は、人を感知する人感センサを備え、前記管理装置の制御部は、前記応答信号により前記操作入力部での操作入力がされていない対象者端末が存在していると判定した場合に、その対象者端末に対して前記人感センサで検出したセンサ検出情報を送信させるセンサ検出情報要求処理を実行する構成である安否確認システム、およびこれによる安否確認方法であることを特徴とする。
この安否確認システムの構成を詳述すると、安否確認対象者の居住空間内に設置される対象者端末と、前記対象者端末との通信を行うホスト装置と、前記ホスト装置に対する動作指示および安否確認対象者を見守る支援者の支援者端末に対する安否確認情報の出力を行うサーバとを備え、前記対象者端末は、安否確認対象者による操作入力を受けつける操作入力部と、電力線を通じて前記ホスト装置と通信する電力線通信部と、前記電力線通信部を通じて前記ホスト装置から受け付けた制御信号に従って前記操作入力部による操作入力情報を応答信号として前記電力線通信部を通じて前記ホスト装置に送信する制御を行う制御部とを備え、前記ホスト装置は、前記電力線を通じて前記対象者端末と通信する電力線通信部と、前記電力線とは異なる通信線と通じて前記サーバと通信する通信部と、前記通信部を通じて前記サーバ装置から受け付けた指示信号に従って前記対象者端末に対する前記制御信号の送信と前記応答信号の受信および該応答信号を前記通信部により前記サーバへ送信する制御を行う制御部とを備え、前記サーバは、前記通信線を通じて前記ホスト装置と通信する通信部と、遠隔地の端末にて確認できる形態での情報出力を行う出力部と、前記ホスト装置に前記指示信号を送信し前記応答信号を受け付け、該応答信号に応じた安否情報を前記出力部により出力する動作を行う制御部とを備えることができる。
この発明により、対象者のプライバシーを侵害することなく、容易に安否確認を行うことができる安否確認システムおよび安否確認方法を提供できる。
安否確認システムのシステム構成図。 画面付き対象者端末とホスト装置の構成を示すブロック図。 対象者端末の動作を示すフローチャート。 対象者端末とホスト装置とサーバの動作を示すフローチャート。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、安否確認システム1のシステム構成図である。安否確認システム1は、複数の対象者端末2、電力線3、ホスト装置4、サーバ5、ルータ6、管理端末7、通信網8、および複数の支援者端末9により構成されている。このうちのホスト装置4とサーバ5とで管理装置Aを構成している。
対象者端末2は、高齢者などの見守り対象者の居住空間内に設置される端末であり、画面付き対象者端末2aとシンプル対象者端末2bの2種類がある。この対象者端末2は、例えば集合住宅等の複数世帯が居住する施設において、各世帯の居住空間で電源コンセントに接続して設置される。
電力線3は、電力供給がされる電力線であり、日本であれば100Vの家庭用電力線などが該当する。この電力線3は、集合住宅等の施設で、配電盤から各世帯の居住空間に電力供給するために、配電盤から各居住空間に枝分かれして繋がっている。従って、各居住空間はこの電力線3で接続されている。
ホスト装置4は、サーバ5からの指示に従って対象者端末2に対する信号送信と信号受信を行い、受信した信号をサーバ5に送信する。このホスト装置4は、集合住宅等の施設で配電盤の近くに設置するなど、施設に1つ設置されればよい。従って、1つの施設には、1つのホスト装置4と、複数の対象者端末2が設置され、これらが電力線3で電気的に接続された状態となる。
サーバ5は、一般的なコンピュータ装置で構成されており、制御を行うCPU等の制御部、情報を記憶するハードディスク等の記憶部、CD−ROM等の媒体を処理する媒体処理部、イーサネット(登録商標)等の方式によりルータ6およびホスト装置4と通信する通信部(出力部)、操作入力を受け付けるキーボードとマウスなどの操作入力部、および画像を表示する液晶ディスプレイまたはCRTディスプレイ等の表示部を備えている。なお、記憶部は、動部品を使用したハードディスク・ドライブ(HDD)ではなく、フラッシュメモリーにデータを記憶する構成としている。これにより、停電等などの障害に対する堅牢性と低コスト化を実現している。
ルータ6は、通信網8を通じて情報通信を行える装置であり、例えば3GルータやWiFiルータ等のモバイルルータとするなど、通信網8を通じて通信できる適宜のルータで構成することができる。
管理端末7は、管理者が操作してサーバ5のメンテナンス等を行う装置であり、一般的なコンピュータ装置で構成されている。
通信網8は、例えば3G回線などのモバイル通信回線、あるいはインターネットなどの通信回線など、適宜の通信網とすることができる。
支援者端末9は、ノートパソコン9aやスマートフォン9bなど、少なくとも通信機能と表示機能を有する適宜の端末で構成することができる。
図2は、画面付き対象者端末2aとホスト装置4の構成を示すブロック図である。
画面付き対象者端末2aは、人感センサ21、表示部22、制御部として機能するCPUモジュール23、通知部として機能する発光部25、操作入力部として機能する押下ボタン26、電力線通信部27、および電源コンセント28を備えている。なお、対象者端末2b(図1参照)は、画面付き対象者端末2aから表示部22を除いた構成であり、表示部22に関する動作以外は画面付き対象者端末2aと同一の動作を実行する。
人感センサ21は、人を検知できるセンサであれば良く、この実施例では8×8(64画素)の赤外線アレイセンサで構成する。これにより、室内において対象者の存在する方向に一致する画素が高温に検出できるため、この高温に検出している身体(見守り対象者)の挙動の有無、あるいは身体と判別できる温度部分の有無を検出することで、所定の移動を検出すれば安全と判別するなど安否を判定することができる。これにより、高齢者が病的な要因等で行動できない状況を早期に発見することが可能になり、人命救助に役立てることが可能となる。
なお、人感センサ21は、赤外線アレイセンサに加えて測距センサや焦電センサなどを組合せて複合センシングを行う構成としてもよい。この場合、家具等による死角についても検出することが可能となる。
表示部22は、文字表示を行うことができる液晶表示部など、適宜の表示部とすることができる。この実施例では2行程度の文字を表示できる液晶表示部としている。
CPUモジュール23は、各種の制御動作を実行するCPUで構成することができ、記憶部24を備えている。このCPUモジュール23は、人感センサ21による検出信号の受信処理、記憶部24に対する情報記憶処理と情報読出し処理、発光部25の発光制御処理、押下ボタン26による入力信号の受付処理、電力線通信部27を通じた通信処理、および表示部22への文字等の表示処理を実行する。
記憶部24は、押下ボタン26が押下されたか否かの操作入力情報等を記憶している。
発光部25は、LEDランプ等の発光体で構成されており、CPUモジュール23の発光制御信号に従って発光する。この発光は、操作入力要求状態を示す発光、期限徒過状態を示す発光、平常状態を示す発光など、種々の状態を示す発光とすることができる。
押下ボタン26は、対象者に押下されると、押下されたという操作入力情報をCPUモジュール23内の記憶部24に記憶する。
電力線通信部27は、電力線を通信回線として利用する電力線搬送通信を実行するものであり、低速PLC(Power Line Communication)方式での通信をする低速PLCモジュールにより構成されている。この低速PLCモジュールは、100kHz〜400kHzの周波数帯域を利用して、電力線に通信信号を重畳するものである。変調方式としては様々なものを利用できるが、この実施例では電灯線の雑音に強いDCSK(Differential Code Shift Keying)変調方式を用いる。また、低速PLCモジュールには、ノイズ対策の回路も組み込んでいる。このような構成で技術基準適合証明を取得した低速PLCモジュールを用いている。
電源コンセント28は、一般家庭に設置されている電源コンセント差し込み口に差し込むコンセントであり、電力線通信部27に接続されている。この電源コンセント28は、対象者端末2(2a,2b)に電力供給することに加えて、電力線通信部27による通信信号の送受信も行う。
ホスト装置4は、電源コンセント31、電力線通信部32、CPUモジュール33、およびイーサネット通信部35を備えている。
電源コンセント31および電力線通信部32は、それぞれ対象者端末2(2a,2b)の電源コンセント28および電力線通信部27と同一の構成および動作を行うものであるため、その詳細な説明を省略する。
CPUモジュール33は、各種の制御動作を実行するCPUで構成することができ、記憶部34を備えている。このCPUモジュール33は、複数の対象者端末2に対して順次応答要求を行う応答要求処理、応答要求処理に応じて帰ってきた応答信号をサーバ5へ送信する送信処理、必要に応じて記憶部34に情報を記憶あるいは読み出す記憶部処理を実行する。応答要求処理としては、対象者端末2に対して押下ボタン26の押下状況を問い合わせる押下状況問い合わせ処理、および、人感センサ21による検出情報を問い合わせる人感センサ検出情報問い合わせ処理を実行する。
このCPUモジュール33は、電力線通信部32を通じた通信処理において、ホスト装置4をホスト、対象者端末2をクライアントとするポーリング方式の通信を行う。これにより、バス型のネットワークトポロジーに対応し、安否確認のリアルタイム性の要件を満たせるようにしている。また、このCPUモジュール33は、双方向通信を行うポーリング方式双方向プロトコルを用いる構成としている。これにより、対象者端末2からの情報収集だけでなく、地域情報などの伝達用情報をホスト装置4から対象者端末2へ送信する双方向性を実現している。
イーサネット通信部35は、イーサネットを介してソケット通信によりサーバ5と通信を行う。これにより、サーバ5からの指示信号を受信し、この指示信号に従って複数の対象者端末2から収集した情報をサーバ5へ送信する双方向通信を実現する。
図3は、対象者端末2のCPUモジュール23が実行する動作のうち、押下ボタン26と発光部25に関する動作を示すフローチャートである。
CPUモジュール23は、操作入力要求条件を満たして押下要求を開始するまで待機する(ステップS1:No)。この押下要求とは、対象者が元気に過ごしていて大丈夫であることを支援者に通知することを要求する通知要求(お元気発信要求)となる。この操作入力要求条件は、ホスト装置4からの押下要求開始信号を受けたこと、あるいは、予め設定した時刻(例えば午前9時など)になったことなど、適宜の条件とすることができる。
この押下要求を開始するとき、CPUモジュール23は、記憶部24に記憶している情報を消去等して初期化する。このように適宜のタイミングで記憶部24に記憶する情報を消去等して初期化することで、前日の押下情報が残っていて誤動作することを防止できる。また、この初期化の際、押下ボタン26が未押下のままであれば、初期化を行わない構成とする。これにより、押下ボタン21が押下されていなければ未押下の状態のままであることを維持できる。CPUモジュール23は、このような初期化等を行う押下要求の開始を、例えば1日毎など所定期間毎に実行する。
押下要求を開始するタイミングになると(ステップS1:Yes)、CPUモジュール23は、発光部25を点灯する(ステップS2)。この点灯は、操作入力要求状態であることを示すものであり、例えば青色や緑色に点灯するなど、適宜の点灯とすることができる。
押下ボタン26が押下されると(ステップS3:Yes)、CPUモジュール23は、押下されたことを記憶部24に記憶し(ステップS4)、発光部25を消灯して平常状態に戻し(ステップS5)、処理を終了する。
押下ボタン26が押下されていない場合(ステップS3:No)、CPUモジュール23は、押下期限が徒過していなければ(ステップS6:No)、押下されるまで待機する。
押下期限が徒過していれば(ステップS6:Yes)、CPUモジュール23は、発光部25の発光種別を変更し(ステップS7)、ステップS3へ処理を戻す。この発光種別の変更は、押下ボタン26が未押下(つまり、元気であることを未通知)であり期限徒過状態となったことを知らせるための変更であり、ステップS2での点灯とは異なる種別の点灯、例えば赤色点灯等の異なる色での点灯とする、あるいは青色や緑色の点滅として異なる発光状態にするなど、適宜の発光種別とすることができる。この未押下の発光種別での発光は、見守り対象者に対して、人感センサ21が動作中を知らせる意味にもなる。
このようにして、CPUモジュール23は、発光部25の状態を、押下要求状態(通知要求状態)、未押下状態(未通知状態)、押下不要状態(平常状態)の3状態に区分し、どの状態であるかを対象者に知らせることができる。そして、押下ボタン26が押下されると、押下要求状態(通知要求状態)と未押下状態(未通知状態)のどちらの状態であっても押下不要状態(平常状態)に移行することができる。
図4は、安否確認システム1の全体の動作を示すフローチャートであり、サーバ5の制御部、ホスト装置4のCPUモジュール33、および対象者端末2のCPUモジュール23の動作を示している。
サーバ5の制御部は、確認開始のタイミングになるまで待機し(ステップS11:No)、確認開始のタイミングになると(ステップS1:Yes)、複数の対象者端末2のうち1つに押下有無を問い合わせる押下有無問い合わせ信号をホスト装置4に送信する(ステップS12)。確認開始のタイミングは、対象者端末2で押下要求をしてから十分な時間が経過したタイミングにするのがよく、予め定めた時間(例えば正午など)としておくとよい。
ホスト装置4のCPUモジュール33は、イーサネット経由で受信した押下有無問い合わせ信号を低速PLC方式の信号に変換して電力線3の電力に重畳して対象者端末2へ転送する(ステップS13)。
対象者端末2のCPUモジュール23は、受信した低速PLC方式の押下有無問い合わせ信号(制御信号)に従って、記憶部24に記憶されている操作入力情報を読出し(ステップS14)、電力線3を介してホスト装置4へ低速PLC方式の応答信号を送信する(ステップS15)。このステップS14〜S15は、受信した押下有無問い合わせ信号にて指定されている対象者端末2が実行し、指定されていない対象者端末2は応答しない。これにより、複数の対象者端末2が電力線3に接続されても衝突により通信不能とならないようにしている。また、この応答信号には、人感センサ21で検出する情報は含まないようにしている。これにより、人感センサ21の検出に基づいて送信される情報がなく、安否確認対象者のプライバシーを守れるようにしている。
ホスト装置4のCPUモジュール33は、受信した応答信号をイーサネット経由でサーバ5へ転送する(ステップS16)。
サーバ5の制御部は、応答信号を記憶部34に記憶する(ステップS17)。
全ての対象者端末2についての応答信号の受信を完了するまでの間(ステップS18:No)、サーバ5の制御部は、指定する対象者端末2を次のものに切り替え(ステップS19)、ステップS12〜S17を繰り返す繰り返し処理を行う。
全ての対象者端末2から応答信号を受信すると(ステップS18:Yes)、サーバ5の制御部は、応答信号の種類で対象者端末2を分類する(ステップS20)。この分類は、押下ボタン26が押下されたことが操作入力情報に記憶されている対象者端末2は「正常」、押下ボタン26が押下されたことが操作入力情報に記憶されていない対象者端末2は「未押下」あるいは「異常」として分類するなど、適宜の分類とすることができる。
サーバ5の制御部は、ルータ6を通じて、上記「正常」や「異常」などの確認内容を出力する(ステップS21)。この時の出力は、例えば支援者端末9で受信可能なEメール形式での送信を行う等、支援者が遠隔地にいても確認できる適宜の方式での出力とする。
サーバ5の制御部は、未押下である対象者端末2の1つに対して、人感センサ21での検出情報を問い合わせるセンサ問い合わせ信号を、イーサネット経由でホスト装置4へ送信するセンサ検出情報要求処理を行う(ステップS22)。
ホスト装置4のCPUモジュール33は、イーサネット経由で受信したセンサ問い合わせ信号を低速PLC方式の信号に変換して電力線3の電力に重畳して対象者端末2へ転送する(ステップS23)。
対象者端末2のCPUモジュール23は、受信した低速PLC方式のセンサ問い合わせ信号号に従って、人感センサ21での検出情報と、記憶部24に記憶されている操作入力情報を読出し(ステップS24)、電力線3を介してホスト装置4へ低速PLC方式の応答信号を送信する(ステップS25)。このステップS24〜S25も、上記ステップS14〜S15と同じく指定された対象者端末2のみが実行するため、衝突により通信不能とならない。
ホスト装置4のCPUモジュール33は、受信した応答信号をイーサネット経由でサーバ5へ転送する(ステップS26)。
サーバ5の制御部は、応答信号を記憶部34に記憶する(ステップS27)。この応答信号に含まれているのは、人感センサ21での検出情報と、押下ボタン26が押下操作されたか否かを示す操作入力情報である。これにより、未押下だが人感センサ21により無事を確認できる、未押下だから再確認したが既に押下ボタン26が押下されていて無事を確認できる、あるいは、未押下のままで人感センサ21でも対象者を検出できないから異常状態である可能性があると確認できるなど、対象者の状態を確認することができる。
全ての未押下の対象者端末2に対する問い合わせが完了するまで(ステップS29:No)、未押下の対象者端末2内の次の端末に指定を切り替え(ステップS30)、ステップS22〜S27を所定間隔で繰り返す繰り返し処理を行う。この所定間隔は、例えば1時間毎とするなど、適宜の間隔とすることができる。
未押下の全ての対象者端末2から応答信号を受信すると(ステップS29:Yes)、サーバ5の制御部は、応答信号の種類で対象者端末2を分類する(ステップS31)。この分類は、人感センサ21により対象者の移動が検出されている場合は「安全移動」、人感センサ21により対象者の体温が正常範囲と検出されて静止しているときは「安全静止」、押下ボタン26が押下された操作入力情報を受信している場合は「正常復帰」、人感センサ21により対象者を検出できていない場合は「危険」として分類するなど、適宜の分類とすることができる。
サーバ5の制御部は、ルータ6を通じて、上記「安全移動」、「安全静止」、「正常復帰」、「危険」などの確認内容を出力する(ステップS32)。この時の出力は、例えば支援者端末9で受信可能なEメール形式での送信を行う等、支援者が遠隔地にいても確認できる適宜の方式での出力とする。
サーバ5の制御部は、未押下である対象者端末2が残っていなければ(ステップS33:No)、処理を終了し、残っていれば(ステップS33:Yes)、繰り返し期限を徒過していないか判定する(ステップS34)。この繰り返し期限は、例えば48時間とする、あるいは1時間おきの問い合わせを48回とするなど、予め定めた適宜の期間とすることができる。
繰り返し期限を徒過していれば(ステップS34:Yes)、サーバ5の制御部は処理を終了し、徒過していなければ(ステップS34:No)、押下ボタン21を未押下の対象者端末2を整理する(ステップS35)。このとき、ステップS20で未押下と分類された対象者端末2から、ステップS31で正常復帰(すなわち押下操作あり)と分類された対象者端末2を除くリセット処理を行うことで、未押下の対象者端末2を抽出する。
サーバ5の制御部は、このステップS35において、指定する対象者端末2を整理後の複数の対象者端末2のうちの1つに定めて、ステップS22へ処理を戻す。この繰り返し処理は、例えば1時間に1回とするなど、予め定めた所定の間隔で実行すると良い。
以上の構成および動作を有する安否確認システム1により、見守り支援者は、見守り対象者のプライバシーを侵害することなく、容易に安否確認を行うことができる。
見守り対象者が押下ボタン26を押下することで無事であることを知らせる構成であるため、見守り対象者の挙動を監視することにならず、見守り対象者にとってプライバシーが保持され、かつ、安否を容易に知らせるということを両立できる。また、見守り対象者が自ら押下ボタン26を押下する構成であるため、情報リテラシーが不要となる。
また、押下ボタン26の押下は、例えば午前9時から正午までといったように定められた期間内にすればよいため、見守り対象者は、起床時間が変化したり朝に押し忘れたりしても、その期間内に落ち着いて押下ボタン26を押下することができる。従って見守り対象者の「早く押下しなければならない」といった心理的負担を少なくすることができる。
また、押下ボタン26が押下されていなかった場合、人感センサ21で見守り対象者を検出し、安否情報を補完的に発信することができる。このため、押下ボタン26が押下されていないからと見守り支援者が駆けつける前に、人感センサ21で検出された状況を見て、押下ボタン26の押し忘れで安全に過ごしているか、押下ボタン26を押せない危険な状態なのかを把握することができる。従って、例えば見守り対象者の移動を検出していれば、無事でいることをわかって駆け付ける、あるいは電話をして安否確認し、押下ボタン26を押下するように促すといったことができる。これにより、時間的余裕が生まれ、見守り支援者の負担を軽減することができる。
また、押下ボタン26により押下されたことは、記憶部24に記憶されているため、見守り対象者がいつのタイミングで押下して、サーバ5からの問い合わせがいつのタイミングで行われても、押下されたことを確実に応答信号で送信することができる。
このように、押下ボタン26による能動的安否発信と人感センサ21を組み合わせることで、高齢者のライフスタイルに合わせた安否確認システム1を提供することができる。
またこれにより、仮に人感センサ21が故障していて正常であることが検出できずに見守り支援者が見守り対象者の家に訪問したような場合でも、そもそも見守り対象者本人が押下ボタン21を押し忘れてそのままにしているのであるから、プライバシーの侵害と感じることを防止できる。
また、発光部25は、押下要求状態や未押下状態を見守り対象者に認識させることができる。これにより、見守り対象者は、押下ボタン26を押下するタイミングを容易に知ることができる。また、押下し忘れたときに、押下し忘れたことを一目みて容易に認識し、押下ボタン26を押下することができる。
また、対象者端末2とホスト装置4の間の通信を電力線3により行うため、見守り対象者は、対象者端末2の電源コンセント28を居住空間内の電源コンセント差し込み口に差し込むだけで利用でき、LANケーブルを引くなどの必要がなく誰でも容易に利用できる。
また、集合住宅においても、ホスト装置4を1つ設置し、各家庭の居住空間内にそれぞれ対象者端末2を設置すればよいため、容易かつ安価に安否確認システム1を利用することができる。
また、高齢者を支援する立場の自治会関係者、民生員、遠隔地の家族などの見守り支援者は、日々の安否情報をEメール等で確認できるため、見守り支援者に過度の負担をかけることがなく、見守り支援者が遠隔地にいても見守り対象者の安否状況を即時に知ることができる。
また、電力線搬送通信(PLC)を用いることで、ネットワーク配線を含めたシステム全体の低コスト化を図ることができる。また、Eメールによる通知であれば、通信網8も低速3G回線を利用することで低コスト化が図れる。
また、画面付き対象者端末2aは、表示部22を備えており、サーバ5からホスト装置4を介して受信した文字情報等の情報を表示できるため、高齢者が地域から見守られていると感じる様に地域情報を表示することができる。
このようにして、高齢者が地域から見守られていると感じる低価格な安否確認システム1を提供し、公営住宅や被災地の仮設住宅などの集合住宅での孤独死の防止に役立てることができる。
また、安否確認システム1は、ICTによる健康で自立して暮らせる社会の実現の一部を担うことができる。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、ホスト装置4とサーバ5を別々の構成としたが、1つのコンピュータを用いた一体の構成としてもよい。
この発明は、安否を確認するために一定期間(例えば1日)毎に安否情報を送信するようなシステムに利用することができ、他にも、対象者側の一定の情報を一定期間毎に送信し、支援者側でこれを確認するようなシステムに利用することができる。
1…安否確認システム
2…対象者端末
3…電力線
21…人感センサ
23…CPUモジュール
24…記憶部
25…発光部
26…押下ボタン
27…電力線通信部
32…電力線通信部
A…管理装置

Claims (6)

  1. 安否確認対象者による操作入力を受けつける操作入力部と、
    電力線を通じて通信する電力線通信部と、
    前記電力線通信部から受信した制御信号に従って各種動作を実行して応答信号を前記電力線通信部から送信する制御部とを有する対象者端末と、
    前記電力線を通じて前記対象者端末と通信する電力線通信部と、
    遠隔地の端末にて確認できる形態での情報出力を行う出力部と、
    前記電力線通信部により前記対象者端末に対して前記制御信号を送信する処理と前記応答信号を受信する処理、および該応答信号に基づいて安否情報を前記出力部により出力する処理を行う制御部とを有する管理装置とを備え
    前記対象者端末は、
    人を感知する人感センサを備え、
    前記管理装置の制御部は、
    前記応答信号により前記操作入力部での操作入力がされていない対象者端末が存在していると判定した場合に、その対象者端末に対して前記人感センサで検出したセンサ検出情報を送信させるセンサ検出情報要求処理を実行する構成である
    安否確認システム。
  2. 前記管理装置の制御部は、
    前記センサ検出情報要求処理を予め定めた所定間隔で繰り返し実行する繰り返し処理と、
    前記繰り返し処理の開始後に前記操作入力部による操作入力がされた操作入力情報を前記応答信号により受信すると、その応答信号を受信した対象者端末に対する前記センサ検出情報要求処理の送信を停止するリセット処理とを実行する構成である
    請求項1記載の安否確認システム。
  3. 前記対象者端末は、
    前記操作入力部による操作入力を要求する操作入力要求状態と、操作入力が期限内に行われなかった期限徒過状態と、前記操作入力を要求しない平常状態とを区別可能に前記安否確認対象者に通知する通知部を備え、
    前記対象者端末の制御部は、
    予め定められた操作入力要求条件を満たすと前記通知部を操作入力要求状態とし、
    前記操作入力要求状態となった後前記操作入力部による操作入力がされないまま期限を徒過すると前記通知部を前記期限徒過状態とし、
    前記通知部が前記操作入力要求状態と前記期限徒過状態のどちらであっても前記操作入力部による操作入力が行われると前記通知部を前記平常状態とする復帰処理を実行する構成である
    請求項2記載の安否確認システム。
  4. 前記管理装置の制御部は、
    前記センサ検出情報要求処理を繰り返して繰り返し期限に達すると、その繰り返し期限に達した対象者端末に対する前記センサ検出情報要求処理を停止する
    請求項3記載の安否確認システム。
  5. 前記対象者端末は、
    前記操作入力部で操作入力された操作入力情報を記憶する記憶部を備え、
    前記対象者端末の制御部は、
    前記制御信号により前記操作入力情報が求められたとき、前記記憶部に記憶している操作入力情報を送信する構成である
    請求項1からのいずれか1つに記載の安否確認システム。
  6. 対象者端末は、
    操作入力部が安否確認対象者による操作入力を受けつけるステップと、
    電力線通信部が電力線を通じて通信するステップと、
    制御部が前記電力線通信部から受信した制御信号に従って各種動作を実行して応答信号を前記電力線通信部から送信するステップと
    人感センサが人を感知するステップとを行い、
    管理装置は、
    電力線通信部が前記電力線を通じて前記対象者端末と通信するステップと、
    出力部が遠隔地の端末にて確認できる形態での情報出力を行うステップと、
    制御部が前記電力線通信部により前記対象者端末に対して前記制御信号を送信する処理と前記応答信号を受信する処理、および該応答信号に基づいて安否情報を前記出力部により出力する処理を行うステップと
    前記制御部が前記応答信号により前記操作入力部での操作入力がされていない対象者端末が存在していると判定した場合に、その対象者端末に対して前記人感センサで検出したセンサ検出情報を送信させるセンサ検出情報要求処理を実行するステップとを行う
    安否確認方法。
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