JP6077037B2 - 見守りシステム - Google Patents

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本発明は一人で暮らす高齢者の見守りシステムに関する。
社会の高齢化に伴い一人暮らしの高齢者が増加し、高齢者が一人でも安心して生活できる環境を整えることが重要となっている。その一例として、高齢者が突然の病気や怪我で助けが必要になった場合、緊急を知らせるボタンを押して助けを呼ぶシステムが考えられているが、意識を失って倒れた場合などでは、ボタンを押すことができないため、誰も気が付かないまま放置されてしまう恐れがある。このため、一人暮らしの高齢者などの見守り対象者を、カメラやセンサーなどで監視し、異常を検知すると管理センターに通知して助けを呼ぶ見守りシステムが提案されている(特許文献1〜3)。
これらのシステムでは、見守り対象者の意志とは関係なくに、機器によって見守り対象者の日常活動がモニターされ、見守り対象者の活動状況に異常が生じたことが検知されると緊急事態であると判断され通報が行われる。このため、見守り対象者が意識を失っても、助けを呼ぶことができずに放置されることはない。
特開2002−175581号公報 特開2006−260524号公報 特許第5433092号公報
見守り対象者の生活空間に各種のセンサーを配置して、収集した情報を通信手段によって管理センターに送信し、見守り対象者の安全を集中管理するシステムは、緊急時に見守り対象者が放置されることがなく、また多くの見守り対象者を集中して管理するため効率も良い。しかし、このようなシステムによって日常活動を常にモニターされる見守り対象者にとっては、日常の生活が目に見えない第三者によって常に監視されているという感覚が拭えず、プライバシーが保たれているのか心理的な負担が大きくストレスとなる面もある。
本発明は上記のような課題に鑑み、見守り対象者に第三者に監視されているといった心理的負担を負わせることなく、見守り対象者が自ら救助を呼ぶことができない状況であっても、異常を検知し救助が行われる見守りシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の見守りシステムは、管理端末と、見守り対象者の安否確認のための連絡ボタンとが接続された見守りシステムであって、前記連絡ボタンは、前記見守り対象者の操作により、前記見守り対象者の識別符号が記憶され、前記見守り対象者が所持又は身に付けた記憶媒体から、前記識別符号を取得して前記管理端末に前記識別符号を送信する手段を有し、前記管理端末は、前記連絡ボタンから送信された前記識別符号を、前記見守り対象者の無事を知らせる情報として前記識別符号の受信時刻を記録する手段を備え、前記記憶媒体は、近距離にある他の見守り対象者が所持又は身に付けた他の記憶媒体に記憶された他の識別符号を取得する手段を有し、前記連絡ボタンは、前記見守り対象者の操作により、前記記憶媒体から前記他の識別符号を取得し、前記管理端末に前記他の識別符号を送信し、前記管理端末は、前記連絡ボタンから送信された前記他の識別符号を、前記他の見守り対象者の無事を知らせる情報として前記他の識別符号の受信時刻を記録することを特徴とする
また、前記連絡ボタンは、前記識別符号とともに前記連絡ボタンの設置場所を前記管理端末に送信することを特徴とする。
また、前記記憶媒体は、前記見守り対象者の、携帯端末、身に付ける物若しくは体内に埋め込まれたICチップ、又はICカードのいずれかに備えられることを特徴とする。
また、本発明の別の態様の見守りシステムは、管理端末と、見守り対象者が所持する携帯端末とが接続される見守りシステムであって、前記携帯端末は、前記見守り対象者の識別符号を記憶する手段と、前記見守り対象者の周囲に人が居ないことを検知する手段と、前記見守り対象者の周囲に人が居ないことが検知された場合、前記携帯端末の画面に安否確認のための連絡ボタンを表示する手段と、前記見守り対象者が前記表示された連絡ボタンを操作することにより、前記識別符号を前記管理端末に送信する手段とを備え、前記管理端末は、前記携帯端末から送信された前記識別符号を、前記見守り対象者の無事を知らせる情報として前記識別符号の受信時刻を記録する手段を備えることを特徴とする。
また、前記携帯端末は、前記識別符号とともに前記携帯端末の位置情報を前記管理端末に送信することを特徴とする。
また、前記管理端末は、記録されている最後の受信時刻から所定時間が経過すると、前記見守り対象者の携帯端末に安否確認の通知を送信することを特徴とする。
また、前記携帯端末は、前記見守り対象者側のテレビ受像機と通信可能であり、前記見守り対象者の安否確認通知を前記テレビ受像機に表示させる指示を送信することを特徴とする。
本発明によれば、見守り対象者に第三者に監視されているといった心理的負担を負わせることなく、見守り対象者が自ら救助を呼ぶことができない状況であっても、異常を検知し救助が行われる見守りシステムを提供することができる。
実施形態に係る見守りシステムの構成を示す図である。 実施形態に係る連絡ボタンと携帯端末の外観を示す図である。 管理端末の表示画面の一例を示す図である。 複数の携帯端末との通信を模式的に示す図である。 管理端末からの安否確認通知の一例を示す図である。 管理端末に記録されたデータの一例を示す図である。
以下、図を参照して本発明の一実施形態について詳細に説明する。
(システム構成)
本発明の一実施形態である見守りシステムの構成を図1に示す。実施形態の見守りシステムは、ネットワーク1を介して接続された連絡ボタン2と記憶媒体として携帯端末3と管理端末4を備える。
連絡ボタン2は、見守り対象者の居室や福祉施設の廊下などに固定して配置された連絡手段であり、インターネットなどのネットワーク1によって管理端末4と接続されている。携帯端末3はそれぞれの端末に識別符号が付与されており、各見守り対象者に1台ずつ配布されている。携帯端末3はネットワーク1に接続された基地局5を介して、無線通信によってネットワーク1に接続され管理端末4と通信することができる。
連絡ボタン2の外観の一例を図2(a)に示す。本実施形態における連絡ボタン2は居室の壁や施設の廊下などに設置された押釦で、見守り対象者が行う操作は連絡ボタン2を押すだけである。連絡ボタン2はネットワーク1を介して管理端末4と通信することができる。また、連絡ボタン2はBluetooth(登録商標)等の電波方式あるいは赤外線通信等の光学方式による近距離通信手段により、連絡ボタン2を操作した見守り対象者が所持する携帯端末3とも通信を行うことができる。
図1の見守り対象者に押された連絡ボタン21は、ボタンを押した見守り対象者が所持する携帯端末31から、近距離通信手段によって識別符号を取得し、管理端末4に取得した識別符号を送信する。管理端末4は受信した識別符号によって連絡ボタン21を押した見守り対象者を識別し、誰が何時何分に何処の連絡ボタン21を押したのかを記憶装置に通知履歴データとして保存する。
見守り対象者以外の第三者は識別符号が付与された携帯端末3を所持していないので、連絡ボタン2を押しても携帯端末3の識別符号が取得できず連絡ボタン2から管理端末4への送信は行われない。このため、第三者による誤報を防止できる。
図1の実施形態では、記憶媒体として基地局5を介した無線通信ができる携帯端末3を用いているが、記憶媒体に基地局5との無線通信機能は必ずしも必要ではない。連絡ボタン2が近距離通信手段によって識別符号を取得できる記憶媒体であれば特に限定されるものではない。スマートフォンなどの携帯端末3の他に、近距離通信手段を有する記憶媒体を備えた機器や物、例えば、各種のウェアラブル端末の他、見守り対象者の身に付ける物(衣服、帽子、眼鏡、装飾品、時計(腕時計若しくは懐中時計等の時計型端末)、ベルト、靴、鞄、傘、杖等)または体内に埋め込まれたICチップ、見守り対象者が携帯するICカード(クレジットカード、キャッシュカード、社員証、住基カード、運転免許証、会員証、交通系ICカード)などを利用することができる。記憶媒体に記憶された識別符号は連絡ボタン2によって管理端末4へ送信される。基地局5との無線通信機能を削除することで、記憶媒体を小型化することができ身に付けたり携帯することが容易になる。
また、連絡ボタン2にスピーカを併設し、ボタンが押されると、管理端末4が受信した識別符号からボタンを押した個人を特定し、例えば「ハナさん、今日もお元気でなによりです」のような返信をするようにしてもよい。同時に、管理端末4から反応があることによって、ボタン押下が確実に受信されたことが確認できることにもなる。このようにすることによって、見守り対象者が誰かと繋がっているという安心感が得られ、積極的に連絡ボタン2を押す行為を後押しすることができる。
見守りシステムを構成する携帯端末3には、例えば一般的な携帯電話やスマートフォン、タブレット端末等を用いることができる。図2(b)はスマートフォンの表示画面に、アプリケーションソフトで連絡ボタン2を模したアイコンを表示したものである。表示画面の下側には、前回管理端末4に連絡した時間が表示される。実施形態の見守りシステムでは、連絡ボタン2に加え、或いは連絡ボタン2の代わりに、見守り対象者がスマートフォンに表示された連絡ボタンのアイコンをタッチすることによっても、携帯端末3から基地局5とネットワーク1を介して管理端末4に識別符号が送信される。
また、携帯端末3の画面上の連絡ボタンが押された場合も、携帯端末3から音声、テキスト、画像のいずれかまたは併用して応答させるようにし、管理端末4がボタン押下を確かに受信したことを確認するようにしてもよい。
管理端末4はネットワーク1に接続されたサーバなどによって構築されている。管理端末4は連絡ボタン2または携帯端末3から識別符号を受信すると、識別符号を基に送信者である見守り対象者を特定し、見守り対象者ごとに操作が行われた時刻を記録し、通知履歴データを作成し保存する。また管理端末4は、通知履歴データに基づいて、所定の時間、新たな識別符合の連絡が無い見守り対象者を抽出し、該当する見守り対象者の携帯端末3に安否確認の通知を行う。このとき携帯端末3の位置情報も管理端末4に送信する。
また、携帯端末3は、見守り対象者の周囲に人が居ないことを検知する手段を備えていることが望ましい。具体的には、周囲の所定範囲の人間の音声を検知し、周囲に音声が検知できない場合には、見守り対象者が一人で居ると推定する。周囲に人が居るのに音声(会話)がないことは不自然だからである。この場合、テレビ、ラジオ等から発生される音声と、人が直接発する音声を区別する手段を備えていればさらに望ましい。そして、特に、見守り対象者が一人で居ると推定できる場合は、携帯端末3の画面に連絡ボタンを強制的に表示する。このとき、連絡ボタンが表示されたことを示す音も同時に発生させるようにしてもよい。
また、携帯端末3の画面に連絡ボタンを強制的に表示するタイミングは、一定期間、連絡ボタンが押されていない場合(安否確認が長時間なされていない状態)、または見守り対象者が日常的に連絡ボタンを押す時間帯(例えば、午前8〜9時、午後10〜11時等)が過ぎても連絡ボタンが押されなかった場合にも、連絡ボタンを強制的に表示するようにしてもよい。
(見守りシステム)
次に、実施形態の見守りシステムにより、見守り対象者の安全確認と異常の検知がどのように行われるのか説明する。
本実施形態の見守りシステムは、日常生活を送っている見守り対象者に、元気で異常が無いときに連絡ボタン2を押してもらい、自分が無事で大丈夫であることを管理端末4に連絡してもらうシステムである。管理端末4は見守り対象者が送信した識別符号を、見守り対象者の無事を知らせる情報として識別符号の受信時刻を記録する。連絡ボタン2を押す作業は見守り対象者が自主的に行うもので、見守りシステムからの指示で強制されて行うものではない。また、見守り対象者の周囲にセンサーを配置し、見守り対象者の意志とは無関係にデータを送信するようなシステムではないので、見守り対象者は常に監視されているというストレスを受けることがない。
見守りシステムの管理者は、見守り対象者から自発的に送られてくる連絡の通知履歴データを見ることによって、常時見守り対象者の無事を確認できる。
例えば、図1の見守りシステムで携帯端末31を所持した見守り対象者が連絡ボタン21を押すと、連絡ボタン21は携帯端末31と近距離通信手段によって通信を行い、携帯端末31の識別符号を取得し管理端末4に送信する。管理端末4は、受信した識別符号から携帯端末31の所有者を特定し、見守り対象者は元気で無事であるとして受信時刻を通知履歴データに記録する。
管理端末4は、見守り対象者からの連絡を受信すると、通知履歴データを更新していく。通知履歴データの一例を図6に示すが、図6の通知履歴データでは、見守り対象者の氏名ごとに、連絡を受信した時刻が通知履歴データに記録されていく。図6で通知履歴欄の上段の数字は、管理端末4が連絡ボタン2または携帯端末3からの連絡を受信した時刻であり、下段は操作された連絡ボタン2の設置場所を示している。
連絡ボタン2はその設置場所が決まっているので、通知履歴データには誰が、何処から、何時何分に連絡を行ったのかが記録され保存される。また、図6の通知履歴の欄の下段に「Aさん」と記録されているのは、後述するようにAさんの携帯端末3によって、BさんとCさんの識別符号の連絡があったことを示している。
管理端末4は通知履歴データに基づいて、各見守り対象者の大丈夫度を算出し、例えば図3のように管理端末4のモニター41に表示する。大丈夫度の指標は様々なものが考えられるが、例えば、最新の連絡時間からの経過時間の逆数や、予め設定した所定時間までの残り時間などを算出したものを採用できる。見守りシステムの管理者は、モニター41の表示から見守り対象者全員の状況を一目で把握することができ、最後の連絡時間から長時間連絡の無い見守り対象者の部屋に電話したり、訪問したりして異常の有無を確認する。
管理端末4は、最後の連絡時間から予め設定された所定時間が経過しても次の連絡がない見守り対象者が現れた場合、その見守り対象者の携帯端末3に対してネットワーク1と基地局5を介して安否確認の通知を送信するシステムとしてもよい。安否確認の通知を受けた見守り対象者は、無事であれば連絡ボタン2または携帯端末3を操作して管理端末4に識別符号を送信する。安否確認を通知後の連絡ボタン2または携帯端末3からの連絡を受信した管理端末4は、その受信時刻を最後の受信時刻として通知履歴データを更新する。
安否確認の通知を行った後も見守り対象者から連絡がない場合、管理端末4は見守り対象者に異常事態が生じていると判断し、見守り者側である見守りシステムの管理者に異常が生じた見守り対象者がいることを伝える。見守りシステムの管理者は、管理端末4からの情報により、職員を確認に向かわせるなどの指示を出すことができる。
本実施形態の見守りシステムでは、管理端末4が見守り対象者から所定時間の間、連絡がないことを検知して見守りシステムの管理者に異常事態であることを通知する。このため、例えば緊急連絡システムと併用して本実施形態の見守りシステムを用いれば、見守り対象者の意識があり動けるときは、緊急連絡システムによって助けを呼び、意識がなく緊急連絡システムでの通報ができない場合は、本実施形態の見守りシステムが見守り対象者の異常を検知し助けを呼ぶ。
さらに、本実施形態の携帯端末3は、Bluetooth(登録商標)等の電波方式あるいは赤外線通信等の光学方式による近距離通信手段により、お互いの識別符号を取得することが可能である。
例えば、図4のように携帯端末31、32、33を所持する見守り対象者Aさん、Bさん、Cさんが、Aさんの部屋に集まって談笑している場合、携帯端末31、32、33は、お互いに携帯端末の識別符号を取得して携帯端末のメモリに記憶する。そして、AさんがB、Cさんと一緒にいるときに、連絡ボタン2又は携帯端末31を操作すると、Aさんの携帯端末31のメモリに記憶されたBさんとCさんの識別符号が携帯端末31の識別符号と共に管理端末4に送信される。このとき、管理端末4は、Aさんの携帯端末31から、Bさん、Cさんの連絡があったとして通知履歴データを更新する。つまり、Aさん、Bさん、Cさんそれぞれの通知履歴に、無事であるとして識別符号の受信時刻が記録される。
このように、複数の見守り対象者が一箇所に集まっている場合には、お互いに相手に異常がないことを確認できているので、個々に連絡を行う必要はない。誰か一人が連絡ボタン2又は携帯端末3を操作して管理端末4に異常はなく大丈夫であることを連絡すれば、集まっている全員の識別符号が管理端末4に送信され、集まっている見守り対象者全員が無事で大丈夫であるとして通知履歴データが更新される。
近距離通信手段により取得され携帯端末3のメモリに記憶される識別符号のデータは、数分毎にリセットされる。このため、数分毎に誰が周囲にいるのか更新された識別符号の情報がメモリに記憶されることになる。
例えば、Aさんの連絡によって一緒にいるBさんとCさんの通知履歴データも更新される場合は、図6のように通知履歴の欄の受信時刻の下には場所ではなく「Aさん」などと表記すれば、BさんとCさんが自分で連絡したものではないことも識別できる。
最新の連絡時刻から予め設定された所定時間が経過しても次の連絡がない場合、管理端末4は見守り対象者の携帯端末3にネットワーク1と基地局5を介して安否確認の通知を送信する。携帯端末3は音、振動、光などによって、見守り対象者に管理端末4から安否確認の通知が届いていることを知らせるが、他の機器を併用して知らせるシステムとすることもできる。
例えば、図5のように携帯端末3が、見守り対象者に管理端末4からの安否確認の通知を受信すると、携帯端末3は近距離通信手段によってテレビ受像機6と通信し、テレビ受像機6に連絡ボタンを押すように文字で表示して知らせるようにしても良い。自室にいる見守り対象者が、テレビドラマに夢中になって携帯端末3からの知らせに気が付かなくても、テレビ受像機6に安否確認の通知が届いていることが表示されるので、見守り対象者に異常がなければ直ぐに気づくことができる。テレビ受像機6に表示する他に、スピーカーから特定の音楽を流して見守り対象者に通知することもできる。
本実施形態のシステムでは、見守り対象者からの異常がなく大丈夫だという連絡を管理端末4で処理することにより、見守り対象者の安否確認を行っている。連絡がないことによって見守り対象者の異常を検知するため、突然の異常時に見守り対象者が誰にも連絡を行えない状況になっても、連絡がないことを管理端末4が検知して見守り対象者の安否確認が行われる。また、センサーなどで見守り対象者の行動を監視する必要はないので、見守り対象者のプライバシーも守られ、心理的なストレスを軽減することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 ネットワーク
2 連絡ボタン
3 携帯端末
4 管理端末
5 基地局

Claims (7)

  1. 管理端末と、見守り対象者の安否確認のための連絡ボタンとが接続された見守りシステムであって、
    前記連絡ボタンは、
    前記見守り対象者の操作により、前記見守り対象者の識別符号が記憶され、前記見守り対象者が所持又は身に付けた記憶媒体から、前記識別符号を取得して前記管理端末に前記識別符号を送信する手段を有し、
    前記管理端末は、
    前記連絡ボタンから送信された前記識別符号を、前記見守り対象者の無事を知らせる情報として前記識別符号の受信時刻を記録する手段を備え、
    前記記憶媒体は、近距離にある他の見守り対象者が所持又は身に付けた他の記憶媒体に記憶された他の識別符号を取得する手段を有し、
    前記連絡ボタンは、前記見守り対象者の操作により、前記記憶媒体から前記他の識別符号を取得し、前記管理端末に前記他の識別符号を送信し、前記管理端末は、前記連絡ボタンから送信された前記他の識別符号を、前記他の見守り対象者の無事を知らせる情報として前記他の識別符号の受信時刻を記録することを特徴とする見守りシステム。
  2. 前記連絡ボタンは、前記識別符号とともに前記連絡ボタンの設置場所を前記管理端末に送信することを特徴とする請求項に記載の見守りシステム。
  3. 前記記憶媒体は、前記見守り対象者の、携帯端末、身に付ける物若しくは体内に埋め込まれたICチップ、又はICカードのいずれかに備えられることを特徴とする請求項1又は2に記載の見守りシステム。
  4. 管理端末と、見守り対象者が所持する携帯端末とが接続される見守りシステムであって、
    前記携帯端末は、
    前記見守り対象者の識別符号を記憶する手段と、
    前記見守り対象者の周囲に人が居ないことを検知する手段と、
    前記見守り対象者の周囲に人が居ないことが検知された場合、前記携帯端末の画面に安否確認のための連絡ボタンを表示する手段と、
    前記見守り対象者が前記表示された連絡ボタンを操作することにより、前記識別符号を前記管理端末に送信する手段と、を備え、
    前記管理端末は、
    前記携帯端末から送信された前記識別符号を、前記見守り対象者の無事を知らせる情報として前記識別符号の受信時刻を記録する手段を備えることを特徴とする見守りシステム。
  5. 前記携帯端末は、前記識別符号とともに前記携帯端末の位置情報を前記管理端末に送信することを特徴とする請求項に記載の見守りシステム。
  6. 前記管理端末は、記録されている最後の受信時刻から所定時間が経過すると、前記見守り対象者の携帯端末に安否確認の通知を送信することを特徴とする請求項に記載の見守りシステム。
  7. 前記携帯端末は、前記見守り対象者側のテレビ受像機と通信可能であり、前記見守り対象者の安否確認通知を前記テレビ受像機に表示させる指示を送信することを特徴とする請求項に記載の見守りシステム。
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