JP2010072698A - 安否情報通報装置 - Google Patents

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誠也 内田
Hiroyoshi Kohiyama
広義 小檜山
Nobuhiko Himejima
暢彦 姫嶋
Masanobu Kakita
正信 柿田
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Hiji High Tech Co Ltd
Iwatsu System Solution Co Ltd
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Abstract

【課題】利用者をライブセンサー等によって監視せずに、利用者の安否の確認ができること。
【解決手段】他の通信端末装置へ安否情報を送信する安否情報通報装置に対して、安否ボタンの押下を検知するボタン操作検知手段と、設定時刻を含む所定時間帯に安否ボタンの押下があったか否かを判定する安否判定手段と、安否判定手段によって所定時間帯に安否ボタンが押下されたと判定された場合は利用者の識別情報と安否ボタンの押下された時刻を含む安否情報を、または、安否判定手段によって所定時間帯に安否ボタンが押下されなかったと判定された場合は利用者の識別情報を含む安否情報を、他の通信端末装置へ送信する安否情報送信手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、独居老人等の安否を通信回線を介して確認する安否情報通報装置に関する。
従来の安否確認の機能を有する装置としては、たとえばライブセンサーを用いて一定時間内に同センサーからの信号が無い場合に、管理センターあるいは個人の所定の通信端末に自動通報を行う通報装置がある。
たとえば、特許文献1では、既存の換気扇等の電気機器に備えられている人感センサー を利用して安否確認を行う装置が提案されている。この装置は、電源コンセントから居住者を感知する人感センサーを有する換気扇の電源プラグへ流れる電流を検出して、この検出信号が有意となった時刻を求めて当該時刻を示す送信信号を通報装置へ送信するというものである。
特許文献2では、居住者の動きを感知するセンサーからの信号を観測することによって居住者の安否の判断を行い、異常の場合にはメッセージデータを送ることによって、居住者の安否を確認することのできるシステムが提案されている。
特開2007−233452号公報 特開2004−259097号公報
しかしながら、上記各文献に記載されているようなセンサーを用いて安否確認を行うという手法は、利用者の生活パターン等を把握して対応する必要性がある。またセンサー配置等によりセンサーが働かず誤報を起したり、センサーが誤動作して通報を行わないような事態が発生する虞がある。一方、利用者にとっては、センサーに監視されている等の不満や抑圧感を生じさせることにもなる。
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、利用者をライブセンサー等によって監視せずに、利用者の安否の確認を行うことができる利便性に優れた安否情報通報装置を提供することを目的とする。
本発明に係わる安否情報通報装置は、該安否情報通報装置に安否ボタンを設け、予め記憶手段に設定された時刻に安否ボタンのランプを点滅したり、内蔵するスピーカあるいは外部スピーカからの音、あるいはメッセージにより、独居老人等の利用者に安否ボタンを押下することを促し、利用者は安否ボタンを押すとそのボタンを押下した旨の情報を予め決められたセンター等の他の通報先の受信装置、あるいは一般の固定電話、携帯電話等の受信端末(これらを総称して他の通信端末装置という。)に通報することを特徴とし、他の通信端末装置自体あるいは該通信端末装置の操作者が安否情報通報装置からの通報があれば異常なしと判断することを可能とする。
また、本発明に係わる安否情報通報装置は、他の通信端末装置へ安否情報を送信する安否情報通報装置であって、安否ボタンの押下を検知するボタン操作検知手段と、設定時刻を含む所定時間帯に安否ボタンの押下があったか否かを判定する安否判定手段と、安否判定手段によって所定時間帯に安否ボタンが押下されたと判定された場合は利用者の識別情報と安否ボタンの押下された時刻を含む安否情報を、または、安否判定手段によって所定時間帯に安否ボタンが押下されなかったと判定された場合は利用者の識別情報を含む安否情報を、他の通信端末装置へ送信する安否情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、所定時間帯は、押下時刻のバラツキを検知して、可変にするようにしても良い。
本発明では、安否ボタンの操作の有無によって安否を判定して安否情報を提供するので、利用者はセンサーによって監視されることなく、通報先で利用者の安否の確認が可能となる。
好ましくは、安否判定手段は、設定時刻よりも予め定められた時間前に安否ボタンのランプを点滅させるようにするとよい。これにより、利用者はボタン押下の時間帯の到来を知ることができる。
より好ましくは、安否判定手段は、設定時刻の経過によって音または音声メッセージを出力するようにするとよい。設定時刻が経過しても安否ボタンの押下を検知しない場合は、音や音声メッセージで利用者に通知することにより、より確実に安否ボタンの押下を促すことができる。
また、本発明に係わる安否情報通報装置は、安否ボタンの押下された時刻が所定時間帯に含まれていない場合は、設定時刻を現在時刻にセットし、安否ボタンの押下された時刻が所定時間帯に含まれている場合は、現在時刻と設定時刻との差が所定値以上ある場合は、設定時刻を現在時刻に近づけるように微調整する時刻調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明では、所定時間帯(安否確認時間帯)を安否ボタン押下のタイミングで調整することによって、利用者の生活リズムの応じた安否確認を可能とし、利便性の向上と利用の定着を図ることができる。
さらに、本発明に係わる安否情報通報装置は、安否情報の送信タイミングを個々に設定可能であり、安否情報送信手段は、所定時間帯に安否ボタンの押下を検知したときは、送信タイミングまで待って安否情報の送信を行い、所定時間帯に安否ボタンの押下を検知しなかったときは、所定時間帯後、直ちに安否情報を送信することを特徴とする。
本発明では、複数の安否情報通報装置と接続する他の通信端末装置側で受信のタイミングが重なることを防ぐ一方、利用者に異常事態の発生の可能性があるときは、直ちに通報可能にする。
以上の如く、本発明によれば、安否確認の通報手段としてライブセンサー等を用いた通報手段によらず、安否情報通報装置に安否ボタンを設け、安否確認時間帯に安否ボタンの押下があったか否かを検知することにより安否判定を行い、この判定結果を他の通信端末装置へ送信することによって、利用者を監視せずに利用者の安否確認を行うことができる。また、利用者によって安否ボタンの押下された時刻が安否確認時間帯に含まれているかどうかを判定することによって、安否確認時間帯を調整するので、利用者は生活のリズムにあわせて安否ボタンの押下操作を行うことができ利便性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は第1の実施の形態による安否情報通報装置1のブロック図である。ここで、安否情報通報装置1は、アナログ公衆電話回線を接続する回線端子2、アナログ電話機の接続端子3、回線切替のためのリレー4(リレー駆動回路を含む)、リレー4の切替接点4a、4b、ダイヤルパルス送出するためのリレー5(リレー駆動回路を含む)、ダイヤルパルス送出するリレー接点5a、ライントランス6、DTMF信号送出回路7、時計IC8、安否情報通報装置1全体を制御するワンチップマイコン9、デジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換回路10、スピーカアンプ11、スピーカ12、LEDランプ13、および、安否ボタン14を有している。
ワンチップマイコン9は、電気的に消去可能な不揮発性メモリであるEEPROM91を内蔵しており、プログラムやデータを格納し種々の処理を実行する。
図2は、ワンチップマイコン9の機能ブロック図である。中央演算処理部90は、安否ボタンの操作14の有無を検知するボタン操作検知手段92、ボタン操作を検知して安否を判定する安否判定手段93、センターなど他の通信端末装置へ安否情報を送信する安否情報送信手段94を有している。各手段92〜94は、プログラムによって実現可能な機能である。
また、各リレー4、5は、リレー駆動回路を備えており、ワンチップマイコン9からの出力信号によって、リレー接点4a,4b、またはリレー接点5aを切り替える。常時は、図1に示すようにリレー4は、回線端子2と電話機端子3を接続する方向にリレー接点4a,4bを切り替え、リレー5はプッシュ回線に接続されるときは、リレー接点5aをメーク側に接続している。安否情報通報装置1が安否情報を送信するときのみリレー4の接点4a,4bをライントランス6側に切り替える。
次に、図3を用いて上記の構成を有する安否情報通報装置1の動作を説明する。図3は、上記の安否判定手段93を中心とした処理手順を示すフローチャートである。
安否判定手段93は起動されると、まず時計IC8から現在の時刻情報を読み取り(S101)、予めEEPROM91に書き込まれている設定時刻データと一致したときに(S102で「YES」)、LEDランプ13を点滅させ(S103)、かつ予めEEPROM91に書き込まれているメッセージデータを読み出しDA変換回路10およびアンプ11を通しスピーカ12に音声出力する(S104)。この状態で利用者によって安否ボタン14が押されるとボタン操作検知手段92によってこれを検知して(S105で「YES」)、安否ボタン14の押下時刻を記憶すると共にLEDの点滅やガイダンスを停止する(S110,S111)。そして、安否情報送信手段94によって、回線切替リレー4を駆動して電話端子2をライントランス6側に接続し、管理センターにDTMF信号送出回路7より利用者番号と安否ボタンの押下時刻を送信する(S112)。なお、ダイヤル回線の場合は、ダイヤルパルス送出リレー5を動作させて管理センターの通信端末装置と接続する。
一方、ステップS105で、安否ボタン14の押下を検知しない場合は、無応答時間をカウントアップして(S106)、このカウント値がEEPROM91に予め設定されているカウント数以上になったか否かを判定し(S107)、この設定カウント数に到達していない場合は(S107で「NO」)、ステップS105に戻って以降の処理を繰り返し、設定カウント数に到達した場合は(S107で「YES」)、LEDの点滅およびガイダンスを停止して(S108,S109)、ステップS101に戻って上述の処理を繰り返す。
安否情報通報装置1は、以上の処理手順によって安否情報を管理センターへ通報する。
なお、上記の説明では利用者が安否ボタン14を押したときに管理センターに情報を送っているが、図4の処理手順に示すように、設定された時刻よりある一定時間たっても安否ボタンが押されなかった場合にのみ、管理センターに情報を送るようにしてもよい。あるいは、図5に示すように、安否ボタン14が押されたときと、一定時間無応答を検出したときの両方のタイミングで、管理センターに通報するようにしても良い。なお、図5では、管理センター側でいずれのタイミングで送信された通報かを識別できるように、ステップS310では、利用者番号、現在時刻と共に一定時間無応答であったことを示す応答No情報を送信し、ステップS313では、利用者番号、現在時刻と共に安否ボタン14が押されたことを示す応答Yes情報を送信する。
以上、本実施の形態によれば、安否ボタンの押下タイミングをLEDやガイダンスによって利用者に通知し、その後一定時間内に安否ボタンの押下があったか否かを検知することによって安否を判定し、その結果を管理センターなどの他の通信端末装置へ送信するので、センサーで利用者を監視することなく安否を確認することができる。
(変形例)
上記の例では安否ボタン14が押されたことを判断する時刻の範囲が比較的狭いこと(数十分程度)を想定しているが、これを広くし、LED点滅とスピーカからのガイダンス出力のタイミングを変えるようにしても良い。
例えば安否確認の時間帯を午前4時から午後12時の間のいつでもよいことにし、この時間範囲で一回も安否ボタン14が押されない状態の間はLEDランプ13を点滅状態にし、押されるとLEDランプ13消灯状態とする。LEDランプ13が点滅状態のときは、ある一定時刻(例えば23時45分)を過ぎるとスピーカ12から催促のメッセージを一定時間(例えば15分間)流し、この一定時間の間に安否ボタン14が押されないと安否ボタン14の押下が無かったと判定する。管理センターに送る情報は上述と同様とする。これにより、利用者は広い時間帯で安否ボタンを押下すればよく、また押下忘れの場合はスピーカからのメッセージで通知されるので利便性が向上する。
なお、設定時刻は固定ではなく、数字キーを設け自由に変えられるようにし、設定時刻の設定に変更があった場合は、その内容が管理センターに送られるようにしてもよい。これにより、利用者の生活のリズムにあった使用が可能となり、また管理センターに設定時刻の変更を通知することによって安否情報の取得タイミングを知ることができ正確な監視が可能となる。
また、別途不在キーを設け不在キーの操作により、安否ボタン14の押下の監視あるいは解除をできるようにしてもよい。
また、上記の例では安否情報通装置1の本体に安否ボタン14を1個設けているが、これを安否情報通装置1の本体から有線あるいは無線で接続された複数個の安否ボタンを設けるようにしてもよい。たとえば、安否ボタン14とスピーカ12を時計に設け、設定時刻データ96を起床時刻に設定しておけば、この時計を目覚まし時計として利用することができ、同時に安否確認も行うことができる。
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、設定時間データを安否情報通報装置ごとに可変にするものである。安否情報通報装置1のハードウェア構成は図1に示す第1の実施の形態と同様である。
図6は、本実施の形態によるワンチップマイコン9の機能ブロック図である。図2との主な違いは、安否確認ボタン押下の通知タイミングを利用者の生活リズムの変化に合せてずらしていく時刻調整手段95を設け、また、安否判定手段93と、安否情報送信手段94の処理手順を後述の如く変えたことである。
また、EEPROM91に時刻管理テーブル99を設け、図10に示すように安否確認の基準時刻となる設定時刻(t)のほか、LEDランプ13の点滅時間(t1)、スピーカ12へのガイダンス出力時間(t2)、設定時刻を調整する際の不感帯時間(t3)と微調整時間(Δt)、安否情報の送信時刻(t4)をそれぞれ保存しておく。なお、不感帯時間(t3)は微調整時間(Δt)よりも大きな値となるように設定する。なお、設定時刻(t)は、第1の実施の形態の設定時刻データに相当し、ガイダンス出力時間(t2)は第1の実施の形態の無応答時間カウント数データに相当する。
以下、本実施の形態による安否情報通報装置1の動作を第1の実施の形態との違いを中心に説明する。
(安否判定処理)
図7は、安否判定手段93の処理手順を示すフローチャートである。安否判定手段93は起動されると、まず時計IC8より現在時刻を読み取り(S401)、現在時刻が設定時刻(t)から点滅時間(t1)を引いた時刻に到達したか否かを判定し(S402)、到達した場合は(S402で「YES」)、LEDの点滅を開始する(S403)。そして、ボタン操作検知手段92を介して安否ボタンが押されたか否かを判定し(S404)、安否ボタンが押された場合は、LEDの点滅とガイダンス出力を停止して(S415,S416)、応答Yes情報を引数としてセットして(S417)、安否情報送信手段94を起動する(S413)。その後、次の起動タイミングになるまで所定時間遅延して(S414)、ステップS401に戻って以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS404で安否ボタンが押されなかった場合は(S404で「NO」)、現在時刻が設定時刻(t)に到達したか否かを判定し(S405)、到達していない場合はステップS404へ戻り、到達した場合は(S405で「YES」)、スピーカ12からガイダンスの出力を開始する(S406)。次に、安否ボタンが押されたか否かを判定し(S407)、押された場合は(S407で「YES」)、ステップS415へ移行して以後の処理を繰り返し、押されていない場合は(S407で「NO」)、無応答時間をカウントアップする(S408)。そして、無応答時間が時刻管理テーブル99に保存されているガイダンス出力時間(t2)に到達したか否かを判定し(S409)、到達していない場合は、ステップS407へ戻り、到達した場合は(S409で「YES」)、LED点滅とガイダンス出力を停止し(S410,S411)、応答No情報を引数としてセットして(S417)、安否情報送信手段94を起動する(S413)。その後、次の起動タイミングになるまで所定時間遅延して(S414)、ステップS401に戻って以降の処理を繰り返す。
(安否情報送信処理)
次に上記のステップS413によって、起動される安否情報送信手段94の処理手順を図8を用いて説明する。
安否情報送信手段94は起動されると、まず、時計ICから現在時刻を読み取って、これを記録し(S501)、次に安否判定手段93から引数として与えられた情報が応答Yes情報か否かを判定する(S502)。応答Yes情報の場合は、送信時刻(t4)まで遅延して(S503)、送信時刻に到達すると、リレー4を電話機端子3側からライントランス6側へ切り替えて、DTMF信号送出回路7を介してDTMF信号を送出して管理センターの通信端末装置と接続して、EEPROM91に保存されている利用者番号とステップS501で記録した時刻および応答Yes情報を管理センターへ通報する(S504)。一方、ステップS502で、安否判定手段93から引数として与えられた情報が応答No情報の場合は、直ちに、利用者番号とステップS501で記録した時刻および応答No情報を管理センターへ通報する(S505)。
(時刻調整処理)
次に、図9を用いて、時刻調整手段95の処理手順を説明する。時刻調整手段95は、ボタン操作検知手段92が安否ボタン14の押下を検知することによって起動する。時刻調整手段95は起動すると、まず時計IC8より現在時刻読み取り(S601)、その時刻が、t―t1時刻と、t+t2時刻の間にあるか否かを判定する(S602)。
ステップS602でNOの場合は、設定時刻(t)に現在時刻をセットして(S607)終了する。
ステップS602でYESの場合は、現在時刻と設定時刻(t)との差は不感帯時間(t3)以上か否かを判定し(S603)、不感帯時間以上の場合は次に現在時刻は設定時刻より大きいか否かを判定する(S604)。その結果、現在時刻が設定時刻より大きい場合は、設定時刻(t)に微調整時間(Δt)を加えた時刻を新たな設定時刻(t)としてセットし(S605)、現在時刻が設定時刻より小さい場合は、設定時刻(t)から微調整時間(Δt)を差し引いた時刻を新たな設定時刻(t)としてセットする(S606)。すなわち、設定時刻(t)を微調整時間(Δt)分だけ現在時刻に近づける処理を実行する。
なお、上記の処理は、固定の微調整時間分だけずらすようにしたが、現在時刻と設定時刻との差に基づいて、一定の比率でずらすようにしてもよい。
以上の処理によって、安否確認時間帯(t−t1〜t+t2)にないときに、安否ボタン14が押されたときは、その時刻が新たな設定時間となるように調整し、安否確認時間帯にあるときは、押された時刻に近づけるように微調整する。また、安否ボタン14が押された時刻と設定時刻の差が所定値(t3)以下の場合は時刻調整を行わないようにする。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加えて、利用者の生活リズムに合せて設定時刻を調整して安否確認を行うことができるので、より利便性が向上する。また、安否確認時間帯に安否ボタンが押されたときは、予め設定された送信タイミングで管理センターに送信するので、安否情報通報装置ごとに異なる送信タイミングを設定しておくことによって管理センター側での通報の集中を回避することができる。その一方、安否確認時間帯に安否ボタンが押されない場合は直ちに管理センターに通報するので利用者の異常事態を迅速に検知することができる。
また、管理センターで受信時刻のトレンドを監視することによって、応答Yes情報が続いた場合でも利用者の生活のリズムの変化から異常の兆候を知ることができる。
本発明の第1の実施の形態による安否情報通報装置のブロック図である。 図1のワンチップマイコン9の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による安否情報通報装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の他の実施例による安否情報通報装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のさらに他の実施例による安否情報通報装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるワンチップマイコン9の機能ブロック図である。 図6の安否判定手段93の処理手順を示すフローチャートである。 図6の安否情報送信手段94の処理手順を示すフローチャートである。 図6の時刻調整手段95の処理手順を示すフローチャートである。 図6の時刻管理テーブル99のデータ構成図である。
符号の説明
1 安否情報通報装置
2 アナログ公衆電話回線を接続する回線端子
3 アナログ電話機の接続端子
4 回線切替のためのリレーおよびリレー駆動回路
4a,4b リレー4の切替接点
5 ダイヤルパルス送出するためのリレーおよびリレー回路
5a ダイヤルパルス送出するリレー5の接点
6 ライントランス
7 DTMF信号送出回路
8 時計IC
9 ワンチップマイコン
10 DA変換回路
11 スピーカアンプ
12 スピーカ
13 LEDランプ
14 安否ボタン
90 央演算処理部
91 メモリ(EEPROM)
92 ボタン操作検知手段
93 安否判定手段
94 安否情報送信手段
95 時刻調整手段
96 設定時刻データ
97 無応答時間カウント数データ
98 メッセージデータ
99 時刻管理テーブル

Claims (5)

  1. 安否ボタンを具備し、利用者が該安否ボタンを押下することにより、通信回線を介して他の通信端末装置へ安否情報を送信する安否情報通報装置であって、
    前記安否ボタンの押下を検知するボタン操作検知手段と、
    設定時刻を含む所定時間帯に前記安否ボタンの押下があったか否かを判定する安否判定手段と、
    前記安否判定手段によって前記所定時間帯に安否ボタンが押下されたと判定された場合は利用者の識別情報と安否ボタンの押下された時刻を含む安否情報を、または、前記安否判定手段によって前記所定時間帯に安否ボタンが押下されなかったと判定された場合は利用者の識別情報を含む安否情報を、前記他の通信端末装置へ送信する安否情報送信手段と、を備えたことを特徴とする安否情報通報装置。
  2. 前記安否判定手段は、前記設定時刻よりも予め定められた時間前に前記安否ボタンのランプを点滅させることを特徴とする請求項1に記載の安否情報通報装置。
  3. 前記安否判定手段は、前記設定時刻の経過によって音または音声メッセージを出力することを特徴とする請求項1または2に記載の安否情報通報装置。
  4. 安否ボタンの押下された時刻が前記所定時間帯に含まれていない場合は、前記設定時刻を現在時刻にセットし、
    安否ボタンの押下された時刻が前記所定時間帯に含まれている場合は、現在時刻と前記設定時刻との差が所定値以上ある場合は、前記設定時刻を現在時刻に近づけるように微調整する時刻調整手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の安否情報通報装置。
  5. 安否情報の送信タイミングを個々に設定可能であり、安否情報送信手段は、前記所定時間帯に安否ボタンの押下を検知したときは、前記送信タイミングまで待って安否情報の送信を行い、前記所定時間帯に安否ボタンの押下を検知しなかったときは、前記所定時間帯後、直ちに安否情報を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の安否情報通報装置。
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