JP2016162058A - 見守りシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで高い見守りの効果が得られる見守りシステムの提供。【解決手段】このシステム2では、見守り器4は、制御部8と、居住者が動いていることを感知し制御部8に知らせる人感センサ10と、居住者が通常状態であることを知らせるための通常状態スイッチ12と、居住者にこの見守り器4の操作を促すための通知部16と、見守り状況閲覧用サーバー6に情報を送るための通信部18とを備えている。制御部8は、人感センサ10の情報を通信部18を通して見守り状況閲覧用サーバー6に送付するとともに、所定の時刻になったときに通常状態スイッチ12の操作を促すために通知部16を動作させ、居住者が通常状態スイッチ12を操作したときはその情報を通信部18を通して見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。見守り状況閲覧用サーバー6は、見守り器4から送付された情報を希望者の要求に応じて閲覧させることを可能としている。【選択図】図1
Description
本発明は、居住者の安否を見守るためのシステムに関する。
地方の過疎化や少子高齢化の進行により、高齢者のみの世帯が増加している。このような高齢者世帯は、今後も増加していくものと見込まれている。このような世帯、特に独り暮らしの高齢者世帯に対して、居住者の安否を見守るためのシステムに対する要求が強くなっている。
スマートフォンやタブレット端末等のIT機器を使用して、音声、映像、電子メール等により居住者の安否を確認する方法が採られている。しかし、高齢者がこのようなIT機器を使いこなすことは容易ではない。高齢者向けに簡易操作を可能としたIT機器も存在するが、それでもなお、高齢者がこれらを使いこなせず、その使用を諦めてしまうことが多いのが実態である。
住居や居住者自身にセンサ、カメラ、マイク等を設置し、これらから得られる情報を用いて、居住者の状況を自動で判断する見守り装置が提案されている。例えば、特開2014−89494公報に開示された装置では、住居に設置した人感センサと居住者に装着した加速度センサとにより、居住者の状態を判断している。
センサやカメラ等を使用して居住者の状況を自動判断する方法では、センサ等の測定誤差等に起因する判断の誤りが起こりうる。所望の見守り効果が得られないときがある。さらにこの方法では、見守り装置や見守りサービスのコストが高くなりうる。見守り装置や見守りサービスを必要とする一般の高齢者世帯においては、高い所得を得ていない者が多く存在する。また、高齢者世帯をサポートするために、実際に見守りサービスの導入を推進しているのは、経済的な基盤が弱い地域の自治会やボランティア組織であることが多い。コストがかかる見守り装置や見守りサービスは、多くの場合導入が困難であるのが実態である。
本発明の目的は、コストのかからない、しかも高い見守りの効果が得られる見守りシステムの提供にある。
本発明に係る見守りシステムは、居住者をその住居から離れた場所から見守るためのシステムである。このシステムは、上記住居に設置される見守り器と、この見守り器と通信可能な見守り状況閲覧用サーバーとを備えている。上記見守り器は、制御部と、居住者が動いていることを感知し上記制御部に知らせる人感センサと、上記居住者が通常状態であることを知らせるための通常状態スイッチと、居住者にこの見守り器の操作を促すための通知部と、上記見守り状況閲覧用サーバーに情報を送るための通信部とを備えている。上記制御部は、人感センサの情報を上記通信部を通して上記見守り状況閲覧用サーバーに送付するとともに、所定の時刻になったときに上記通常状態スイッチの操作を促すために上記通知部を動作させ、居住者が上記通常状態スイッチを操作したときはその情報を上記通信部を通して上記見守り状況閲覧用サーバーに送付する。上記見守り状況閲覧用サーバーは、上記見守り器から送付された情報を希望者の要求に応じて閲覧させることを可能としている。
好ましくは、上記通知部は、通知灯と音声出力部とを備えている。上記制御部が上記通知部を動作させるときにおいては、上記制御部は、まず上記通知灯を点灯させ、さらに上記人感センサから居住者の動きの情報を受け取りかつ通常状態スイッチが操作されないときは、上記音声出力部から音声を出力させる。
好ましくは、上記通知部は一又は複数の音声データを格納する音声メモリをさらに備えている。上記制御部は上記所定の時刻に応じた上記音声データを上記音声メモリから選択し、この音声データに対応した音声を上記音声出力部から出力させる。
好ましくは、上記見守り器は、居住者に外出か在宅かを通知させるための外出スイッチをさらに備えている。上記制御部は、居住者が上記外出スイッチを操作したときその情報を上記通信部を通して上記見守り状況閲覧用サーバーに送付する。
好ましくは、上記通知部が外出通知灯をさらに備えている。この外出通知灯は、居住者が外出を通知させているときは点灯し、在宅を通知させているときは消灯するように構成されている。上記外出通知灯が点灯している状態で上記制御部が上記人感センサから居住者の動きの情報を受け取りかつ居住者が在宅を通知させるように上記見守り器を操作しないときは、上記制御部は、この操作を促すために上記通知部を動作させる。
好ましくは、上記通知部は音声出力部をさらに備えている。上記制御部が上記通知部を動作させるときにおいては、上記制御部は上記音声出力部から音声を出力させる。
本発明に係る見守り方法は、居住者をその住居から離れた場所から見守るための方法である。この方法では、上記住居に設置され居住者が通常状態であることを通知するための通常状態スイッチを備える見守り器と、この見守り器と通信可能な見守り状況閲覧用サーバーとを使用する。この方法は、居住者が在宅していることを見守り器が感知する工程、所定の時刻になったときに、居住者に上記通常状態スイッチを操作するように上記見守り器が促す工程、上記見守り器が感知した情報及び居住者が上記通常状態スイッチを操作したときの操作情報を上記見守り状況閲覧用サーバーに上記見守り器が送付する工程、及び希望者の要求に応じて、上記見守り状況閲覧用サーバーに送付された情報を上記見守り状況閲覧用サーバーが閲覧させる工程を備える。
好ましくは、上記見守り器が、通知灯と音声出力部とを備えており、上記居住者に上記通常状態スイッチを操作するように上記見守り器が促す工程においては、上記通知灯を点灯させる工程及び上記見守り器が居住者の在宅を感知しかつ上記通常状態スイッチが操作されないときには、上記音声出力部から音声を出力させる工程を備える。
本発明に係るプログラムは、居住者をその住居から離れた場所から見守るためのプログラムである。このプログラムは、上記住居に設置され居住者が通常状態であることを通知するための通常状態スイッチを備えるコンピュータを使用する。このプログラムは、このコンピュータに、居住者が在宅していることを感知する機能、所定の時刻になったときに、居住者に上記通常状態スイッチを操作するように促す機能、及び上記コンピュータが感知した情報と居住者が上記通常状態スイッチを操作したときの操作情報とを、このコンピュータと通信可能でありこのコンピュータから送付された情報を閲覧させることができる見守り状況閲覧用サーバーに送付する機能を実現させる。
発明者らは、高齢者世帯の見守り活動にボランティアとして参加しながら、現実に高い見守り効果が得られる見守りシステムについて検討を行ってきた。その結果、センサやカメラ等のみに居住者の状況の把握を任せるのではなく、居住者自らが能動的に自己の状態を知らせるシステムにすること、このときIT機器に不慣れな高齢者でも簡単に操作できるシステムにすることが、高い見守り効果を上げるのに有効であるとの結論に至った。さらに、このようなシステムは、安価な部品の組み合わせで実現できるため、多くの高齢者世帯に設置することが可能である。
本発明に係る見守りシステムでは、居住者は、居住者自らが通常の状態であることを知らせるための通常状態スイッチを備えている。この通常状態スイッチにより、「ワンタッチ入力」で居住者が自己の状態を知らせることを可能としている。さらにこのシステムは、居住者が動いていることを感知する人感センサと、居住者が通常状態スイッチの操作を忘れないように、所定の時刻になるとスイッチの操作を促す通知部とを備えている。通常状態スイッチと人感センサと通知部との組み合わせにより、高い見守り効果が得られる。このシステムでは、人感センサの情報や通常状態スイッチの操作についての情報は見守り状況閲覧用サーバーに送付され、希望者が閲覧することができる。これにより、離れた場所から、居住者の状況を確認できる。このシステムで使用されるスイッチ、人感センサ等の部品は、安価である。この見守りシステムによれば、安いコストで高い見守り効果が得られる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る見守りシステム2の構成図である。このシステム2は、見守り器4と見守り状況閲覧用サーバー6とを備えている。
見守り器4は、見守りの対象となる居住者の住居に設置される。見守り器4は、居住者の動作を検知し、その情報を見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。見守り器4は、居住者にこの見守り器4の操作を促し、その操作の情報を見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。図に示されるように、見守り器4は、制御部8、人感センサ10、通常状態スイッチ12、外出スイッチ14、通知部16及び通信部18を備えている。
なお、図1は機能的なブロックで本システム2の構成を示したものであり、これは現実のハードウエアの構成とは必ずしも一致はしない。例えば、後に説明されるように、図1の通知部16の中に記載されている音声メモリは、独立したフラッシュメモリICで実現される場合だけでなく、制御部8を構成するマイクロコンピュータに内蔵されたフラッシュメモリで実現される場合もありうる。この場合、制御部8のマイクロコンピュータと通知部16の音声メモリとは、ハードウエアとしては一体である。
制御部8は見守り器4の全体の動作を制御している。制御部8は、人感センサ10、通常状態スイッチ12、通知部16及び外出スイッチ14と接続している。制御部8は、時計機能を備えている。制御部8の実現の方法は種々考えられる。最も典型的には、制御部8は、マイクロコンピュータと、このマイクロコンピュータで実行されるプログラムと、このプラグラムを格納する不揮発性メモリと、時計用のICを含む回路で実現される。不揮発性メモリは、マイクロコンピュータに内蔵されていることもある。マイクロコンピュータで時計機能を実現してもよい。
人感センサ10は、居住者の動きを感知する。人感センサ10は、居住者が動いたことを感知して、一定幅の信号を制御部8に送る。居住者が不在のときや居住者が在宅していても動かないときは、人感センサ10は信号を発しない。制御部8は、この信号を処理して見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。この処理の方法は、種々考えられる。例えば制御部8は、所定の時間(例えば1時間)の間に、何回人感センサ10が信号を発したかをカウントする。このカウント数が、居住者の動きの情報として見守り状況閲覧用サーバー6に送付される。
通常状態スイッチ12は、居住者が通常状態であることを通知するためのスイッチである。これは、高齢者も容易に操作できるように、「ワンタッチ入力」が可能とされたスイッチである。通常状態スイッチ12は例えば、通常の押しボタンスイッチで実現できる。このスイッチが、ワンタッチ操作ができるタッチパネルで実現されていてもよい。ワンタッチで操作ができれば、このスイッチは、他の方法で実現されていてもよい。このスイッチが操作されると信号が制御部8に送られる。制御部8は、この信号を居住者の通常状態スイッチ12の操作情報として、見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。見守り状況閲覧用サーバー6に送付する情報の種類は種々考えられる。例えば、制御部8は通常状態スイッチ12が操作された時刻を見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。
外出スイッチ14は、居住者が外出か在宅かを通知するためのスイッチである。居住者が外出する際に、外出スイッチ14を操作することで、居住者が外出していることが見守り状況閲覧用サーバー6に通知される。居住者が帰宅したとき、外出スイッチ14を操作することで、居住者が在宅であることが通知される。これも通常状態スイッチ12と同様に、「ワンタッチ入力」が可能とされたスイッチである。外出スイッチ14は例えば、通常の押しボタンスイッチで実現できる。このスイッチは、ワンタッチで操作ができれば、他の方法で実現されていてもよい。このスイッチが操作されると信号が制御部8に送られる。制御部8は、この信号を居住者の外出又は在宅の情報として、見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。見守り状況閲覧用サーバー6に送付する情報の種類は種々考えられる。例えば、制御部8は外出スイッチ14が操作された時刻を見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。
通知部16は、居住者に見守り器4の操作を促すために使用される。この実施形態では、光及び音声により、居住者に通常状態スイッチ12及び外出スイッチ14の操作を促すことができる。この実施形態では、通知部16は、通常状態通知灯20、外出通知灯22、音声出力部24及び音声メモリ26を備えている。
通常状態通知灯20は、通常状態スイッチ12の操作を促すための通知灯である。制御部8は、所定の時刻になると、通常状態通知灯20を点灯させる。これにより、居住者に通常状態スイッチ12を操作すべき時刻であることを知らせる。通常状態通知灯20は、点灯したままでも点滅していてもよい。通常状態スイッチ12が操作されたとき、制御部8は通常状態通知灯20を消灯する。典型的には通常状態通知灯20は、LEDで構成される。通常状態通知灯20が電球で構成されていてもよい。その他の発光手段で構成されていてもよい。
外出通知灯22は、居住者が外出を通知させているときに点灯し、居住者が在宅を通知させているときに消灯するように構成されている。外出通知灯22は、制御部8が外出を通知している状態であるか、在宅を通知している状態であるかを居住者に知らせる。居住者が外出する際に外出スイッチ14を操作したとき、制御部8は外出通知灯22を点灯させる。この点灯により、制御部8は外出を通知している状態であることを居住者に知らせる。外出通知灯22は、点灯したままでも点滅していてもよい。居住者が帰宅したとき、外出通知灯22は、居住者に外出スイッチ14を操作すべきことを知らせる役割を果たす。外出スイッチ14が操作されたとき、又は通常状態スイッチ12が操作されたとき、制御部8は外出通知灯22を消灯する。この消灯により、制御部8は在宅を通知している状態であることを居住者に知らせる。典型的には外出通知灯22は、LEDで構成される。外出通知灯22が電球で構成されていてもよい。その他の発光手段で構成されていてもよい。通常状態通知灯20と外出通知灯22とは、異なる色で点灯させるのが好ましい。
音声出力部24は、音声で居住者に見守り器4の操作を促す。通常状態通知灯20が点灯されており、さらに制御部8が人感センサ10から居住者の動きの信号を受け取りかつ通常状態スイッチ12が操作されないときは、制御部8は、上記音声出力部24から音声を出力させる。この音声により通常状態スイッチ12の操作を促す。居住者が外出する際に外出スイッチ14を操作したとき、制御部8は、音声出力部24から音声を出力させる。これにより、制御部8は外出を通知していることを居住者に知らせる。外出通知灯22が点灯されており、制御部8が上記人感センサ10から居住者の動きの情報を受け取りかつ居住者が見守り器4を操作しないときは、制御部8は、上記音声出力部24から音声を出力させる。この音声により外出スイッチ14の操作を促す。これにより、居住者に在宅を通知させるように促す。上記音声出力部24は通常、スピーカーとアンプとを備えている。
音声メモリ26は、音声出力部24から出力する音声データを格納する。この音声データはデジタルデータである。制御部8がこの音声データを音声メモリ26から読み取り、アナログ音声信号に変換して(デジタル−アナログ変換、DACと称される)音声出力部24に送付する。これにより、音声データに対応した音声が音声出力部24から出力される。このDACは、典型的にはマイクロコンピュータに内蔵されている。DACが、独立したICであってもよい。DACが上記アンプに内蔵されていてもよい。
音声メモリ26には、通常複数の音声データが格納されている。例えば、出力する時刻に応じた、異なるデータが格納される。朝に出力する音声データとして、朝の挨拶や起床を促す言葉が格納される。昼に出力する音声データとして、昼の挨拶や運動を促すメッセージが格納される。各々の時刻用に、複数の種類の音声用のデータが格納されていてもよい。制御部8は、音声の出力にあたり、その時刻や状況に応じた音声データを選択する。このデータに応じた音声を、音声出力部24から出力させる。
音声メモリ26には、典型的には、見守り器4から脱着可能な不揮発性メモリが用いられる。フラッシュメモリICがその代表例である。例えば、パソコン等を用いて、このフラッシュメモリに、居住者の子供や孫等の家族の声で挨拶やメッセージの音声データが格納される。この音声データが格納されたフラッシュメモリが、通知部16に設けられたメモリのリーダ(図示されず)にセットされる。
音声データは、見守り状況閲覧用サーバー6から書き込まれてもよい。この場合、音声データは、見守り状況閲覧用サーバー6が見守り器4に送付する。音声データは、通信部18を通して制御部8に送られる。制御部8はこのデータを音声メモリ26に格納する。この場合、音声メモリ26は、マイクロコンピュータに内蔵された不揮発性メモリで実現されていてもよい。
以上のとおり、図1の実施形態では、通知部16は、光により操作を促す手段と音声により操作を促す手段とを備えている。通知部16が光により操作を促す手段のみを備えていてもよい。通知部16が音声により操作を促す手段のみを備えていてもよい。通知部16が、振動などその他の方法で操作を促す手段を備えていてもよい。
通信部18は、見守り状況閲覧用サーバー6と通信を行う。典型的には、通信部18はLANインターフェースを提供する。このLANインターフェースは、有線でも無線でもよい。この通信部18はLANと接続され、さらにインターネットを介して見守り状況閲覧用サーバー6と接続されている。このLANインターフェースの回路は、制御部8のマイクロコンピュータに内蔵されていてもよい。
見守り状況閲覧用サーバー6は、見守り器4から送付された情報を蓄積する。見守り状況閲覧用サーバー6は、見守り器4から送付された情報を希望者の要求に応じて閲覧させることを可能としている。希望者とは、通常は、居住者の見守りをする者である。見守り者として、居住者と離れた場所に住む家族や、地域の民生委員、ケアマネージャー、見守りボランティア団体等が想定される。見守り状況閲覧用サーバー6は、例えば通常のWEBサーバーで実現できる。居住者の見守りをする者は、インターネットを介してこの見守り状況閲覧用サーバー6に接続することで、居住者の状況を確認することができる。図1に示されるとおり、居住者の見守りをする者は、自宅のパソコン28や、タブレット端末30、スマートフォン32等のモバイル機器から、居住者の状況を確認することができる。居住者に時間毎にどれだけの動きがあったか、通常状態スイッチ12が操作されたか否か、操作されたときは何時に操作されたか、何時から何時まで外出していたか、等の情報が確認できる。
見守り状況閲覧用サーバー6では、居住者のプライバシー保護のため、見守り状況閲覧用サーバー6にアクセスする権限を有する者だけが、居住者の状況を閲覧できるようになっている。閲覧をする者は、自らが見守りをする居住者の状況だけが閲覧可能である。これは、このサーバー6の管理者が、このサーバー6にアクセスするための専用のID番号を見守り者に発行することや、パスワードを設定することで実現できる。
以下では、この見守り器4の制御部8の動作が、さらに詳細に説明される。この見守り器4の制御部8は、主に次の動作の制御を行っている。
(1)居住者の動きの感知とその情報の送付
(2)通常状態の検知とその情報の送付
(3)外出の検知とその情報の送付
(1)居住者の動きの感知とその情報の送付
(2)通常状態の検知とその情報の送付
(3)外出の検知とその情報の送付
上記(1)の動作の制御では、制御部8は、常時人感センサ10からの信号を監視している。制御部8は、所定の時間(例えば1時間)の間に、何回人感センサ10からの信号が検知されたかをカウントする。このカウント数が、所定の時間間隔で(例えば1時間ごとに)、見守り状況閲覧用サーバー6に送付される。
上記(2)の動作の制御では、制御部8は、居住者に通常状態スイッチ12の操作を促すために通知部16を動作させる。居住者が通常状態スイッチ12を操作したときの情報を、通信部18を通して上記見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。図2には、この動作の流れを示すフローチャートが示されている。
制御部8では、時計機能を使用して、常時時刻のチェックをしている(A1)。この時刻があらかじめ決められた所定の時刻と一致するかが、判断される(A2)。例えば、起床時の7時、昼の12時、夕方の18時、及び就寝前の22時が所定の時刻とされ、これらのいずれかの時刻になったかが判断される。これらの時刻になったと判断したときは、制御部8は通常状態通知灯20を点灯させる(A3)。この点灯により、制御部8は、居住者に通常状態スイッチ12を操作するように促す。制御部8は、通常状態スイッチ12からの信号を監視することで、居住者が通常状態スイッチ12を操作したか否かを判断する(A4)。居住者が通常状態スイッチ12を操作したときは、制御部8はこの時の時刻を通常状態スイッチ12の操作情報として、通信部18を通して見守り状況閲覧用サーバー6に送付し(A8)、通常状態通知灯20を消灯させる(A9)。
上記(A4)にて、通常状態スイッチ12が操作されていないと判断されたとき、制御部8は、人感センサ10からの信号から、居住者の動きがあるかを判断する(A5)。居住者の動きがないときは、制御部8は引き続き通常状態スイッチ12が操作されるか否かの監視をする。居住者の動きがあるときは、制御部8は一定時間経過後、音声にて居住者に通常状態スイッチ12の操作を促す。まず、制御部8は音声メモリ26の中から、時刻に応じた音声データを選択する(A6)。例えば起床時の7時であれば、朝の挨拶が選択される。制御部8はこの音声データを読み込んで、これに対応した信号を音声出力部24に送ることで、音声を出力させる(A7)。制御部8は、居住者が通常状態スイッチ12を操作したか否かの判断処理(A4)に戻る。上記と同様に、居住者が通常状態スイッチ12を操作したときは、制御部8はこの時の時刻を見守り状況閲覧用サーバー6に送付し(A8)、通常状態通知灯20を消灯させる(A9)。居住者が通常状態スイッチ12を操作しないときは、制御部8は一定時間経過後、音声データを選択し(A6)音声を出力させる(A7)。例えば、2分ごとに音声を出力させる。
上記(3)の動作の制御では、制御部8は、外出を通知している状態であるか否かを居住者に知らせるため、及び居住者に外出スイッチ14の操作を促すために通知部16を動作させる。居住者が外出スイッチ14を操作したときの情報を、通信部18を通して上記見守り状況閲覧用サーバー6に送付する。図3には、この動作の流れを示すフローチャートが示されている。図の処理(B1)から処理(B5)までが、居住者が外出の際に外出スイッチ14を操作したときの制御部8の動作である。処理(B6)から処理(B11)までが、居住者が帰宅したときの制御部8の動作である。
制御部8は、常時外出スイッチ14の信号を監視し、外出スイッチ14が操作されたか否かを判断している(B1)。居住者が外出時に、外出スイッチ14を操作したときは、その時刻を通信部18を通して見守り状況閲覧用サーバー6に送付する(B2)。居住者が外出したことが見守り状況閲覧用サーバー6に通知される。外出を通知していることを居住者に知らせるため、制御部8は、外出表示灯を点灯させ(B3)、音声出力部24から音声を出力させる。このために、制御部8は音声メモリ26の中から、音声データを選択する(B4)。制御部8はこの音声データを読み込んで、これに対応した信号を音声出力部24に送ることで、音声を出力させる(B5)。
制御部8は、常時外出スイッチ14の信号を監視し、帰宅した居住者が外出スイッチ14を操作したか否かを判断している(B6)。居住者が外出スイッチ14を操作したときは、制御部8はこの時の時刻を、居住者の在宅情報として、通信部18を通して見守り状況閲覧用サーバー6に送付する(B10)。制御部8は、外出通知灯22を消灯させる(B11)。なお、図示されないが、上記判断の処理(B6)においては、居住者が外出スイッチ14の代わりに、通常状態スイッチ12を操作したときも、制御部8はこの時の時刻を見守り状況閲覧用サーバー6に送付し(B10)、外出通知灯22を消灯させる(B11)。居住者が操作するスイッチを誤っただけであり、居住者は在宅していると判断できるからである。
外出スイッチ14が操作されていないと判断されたとき、制御部8は、人感センサ10からの信号から、居住者の動きがあるかを判断する(B7)。居住者の動きがないと判断されたとき、制御部8は、外出スイッチ14の監視に戻る(B6)。居住者の動きがあると判断されたとき、制御部8は、居住者が在宅を通知させることを促すために、通知部16を動作させる。制御部8は、音声にて居住者に外出スイッチ14の操作を促す。まず、制御部8は音声メモリ26の中から、音声データを選択する(B8)。制御部8はこの音声データを読み込んで、これに対応した信号を音声出力部24に送ることで、音声を出力させる(B9)。制御部8は、居住者が外出スイッチ14を操作したか否かの判断処理(B6)に戻る。上記と同様に、居住者が外出スイッチ14を操作したときは、制御部8はこの時の時刻を見守り状況閲覧用サーバー6に送付し(B10)、外出通知灯22を消灯させる(B11)。居住者が外出スイッチ14を操作しないときは、制御部8は一定時間経過後に音声データを選択し(B8)音声を出力させる(B9)。例えば、2分ごとに音声を出力させる。
制御部8がマイクロコンピュータとこのマイクロコンピュータで実行されるプログラムとを含む構成とされている場合、制御部8の動作はこのプログラムをこのコンピュータ上で実行させることで実現される。換言すれば、このプログラムが、コンピュータに、居住者が在宅していることを感知する機能、所定の時刻になったときに、居住者に通常状態スイッチ12を操作するように促す機能、及びコンピュータが感知した情報と居住者が上記通常状態スイッチ12を操作したときの操作情報とを上記見守り状況閲覧用サーバー6に送付する機能を実現させている。上記(1)、(2)及び(3)の制御は、このプログラムがコンピュータに実現させている。図2及び3は、このプログラムの処理の一部を示すフローチャートである。
図1の実施形態では、見守り器4は外出スイッチ14を備えている。外出スイッチ14は本発明の必須の構成要件ではない。見守り器4が外出スイッチ14を備えなくてもよい。この場合は、見守り器4の制御部8は、上記(3)の制御機能を備えていない。
以下、本発明の作用効果が説明される。
見守り装置や見守りサービスを必要する一般の高齢者世帯においては、高い所得を得ていない者が多く存在する。また、実際に見守りサービスの導入を推進しているのは、経済的な基盤が弱い地域の自治会やボランティア組織であることが多い。コストがかかる見守り装置や見守りサービスは、多くの場合導入が困難であるのが実態である。現実に最も望まれているのは、コストのかからない、しかも高い見守りの効果が得られる見守りシステムである。
見守りシステムでは、居住者が動けない状態になっていること、また身体の一部は動くが外部に助けを求めることができない状態になっていることを早期に検知することが重要である。特に後者の状態は、安価なセンサのみで検知するのが困難である。高度なセンサやカメラを導入するのは、コストが高くなり、またプライバシー保護の問題も生じてくる。
本発明に係る見守りシステム2では、センサのみに居住者の状況の把握を任せるのではなく、居住者自らが能動的に自己の状態を知らせるための機能を有する。具体的には、このシステム2は、通常状態スイッチ12を備えている。居住者は、このスイッチを操作することで、自らが通常の状態であることを見守りをする者に知らせることができる。さらにこの見守りシステム2は、居住者が動いていることを感知する人感センサ10を備えている。この見守りシステム2では、居住者は動くことができるが通常状態スイッチ12を操作することができない状況が検知できる。この見守りシステム2では、居住者が体の一部は動くが外部に助けを求めることができない状態であっても、早期に検知することができる。この通常状態スイッチ12と人感センサ10との組み合わせにより、高い見守り効果が実現されている。
居住者が能動的に自己の状態を知らせることを実現するのに重要なのは、操作の容易性である。操作が容易でなければ、居住者が機器を操作することを諦めてしまう。これにより、見守り効果を上げることができなくなる。
本発明に係る見守りシステム2では、居住者は、通常状態スイッチ12を操作することだけで、自己が通常の状態であることを知らせることができる。居住者が自己の状態を知らせるための「ワンタッチ入力」を実現している。このシステム2では、IT機器に不慣れな高齢者でも簡単に操作ができる。居住者が操作を諦めることが防止されている。これは、高い見守り効果の実現に寄与する。
居住者が能動的に機器を操作するシステムの問題は、居住者がその操作を忘れることである。居住者が操作を忘れると、見守り効果が上がらないことが起こりうる。
本発明に係る見守りシステム2では、居住者が通常状態スイッチ12の操作を忘れないように、所定の時刻になると通常状態スイッチ12の操作を促す通知部16を備えている。この見守りシステム2では、居住者が、通常状態スイッチ12の操作を忘れることが防止されている。これにより、高い見守り効果が実現されている。
図1に示されるとおり、通知部16は、通常状態通知灯20と音声出力部24とを備えていることが好ましい。特に高齢者は、通常は目にしない光の存在を、非常に気にする傾向を有する。通常状態通知灯20は、居住者に通常状態スイッチ12を操作すべき時刻であることを知らせるのに有効である。それでも居住者が通常状態通知灯20の点灯に気がつかず通常状態スイッチ12が操作されない場合においては、音声により通常状態スイッチ12を操作すべきことを居住者に知らせることができる。この見守りシステム2では、居住者が、通常状態スイッチ12の操作を忘れることが効果的に防止されている。
図1に示されるとおり、通知部16が複数の音声データを格納できる音声メモリ26を備えているのが好ましい。この音声メモリ26に種々の音声を格納しておくことで、時刻や状況に応じた音声の出力ができる。例えば居住者の家族の声で、通常状態スイッチ12の操作を促すメッセージを出力することができる。日によって異なった種類のメッセージを出力することができる。居住者が操作するたびに、異なったメッセージを出力することができる。これは、居住者が通常状態スイッチ12の操作を忘れることを効果的に防止するとともに、普段会話が少ない独居者に会話の楽しみを与える効果を有する。これにより、居住者は楽しみをもってこの通常状態スイッチ12の操作をすることができる。居住者に対して、通常状態スイッチ12の操作を習慣化させることができる。
居住者が動けない状態であることの検知をセンサで行うことの問題は、この状態と外出との区別が困難であることである。外出を、居住者が動けない状態になっていると誤認識することは見守り者の見守り負荷を増大させる。居住者が動けない状態になっている状態を外出と誤認識することは、見守り効果を著しく損ねる結果となる。
図1に示されるとおり、見守り器4は外出スイッチ14を備えるのが好ましい。これにより、居住者自らが外出しているか在宅かを通知することができる。これは居住者が動けない状態であることと外出との区別を容易にする。これは誤認識の低減に寄与する。これは、誤認識による見守り者の見守り負荷の増加や見守り効果の低減を効果的に防止する。
図1に示されるとおり、通知部16は、外出通知灯22と音声出力部24とを備えていることが好ましい。前述のとおり、外出通知灯22により、居住者は外出を通知していることを知ることができる。外出通知灯22は、居住者が帰宅したとき、在宅になったことを通知するために居住者に外出スイッチ14の操作を促す。さらに、居住者が外出通知灯22の点灯に気がつかず通常状態スイッチ12が操作されない場合においては、音声により外出スイッチ14を操作すべきことを居住者に知らせることができる。これにより、居住者が、外出スイッチ14の操作を忘れることが効果的に防止されている。これにより、見守り者は、居住者が外出しているか在宅しているかをより正確に把握することができる。これは、誤認識による見守り者の見守り負荷の増加や見守り効果の低減を効果的に防止する。通常は、この音声出力部24は、通常状態スイッチ12の操作を促す音声出力部24と共通である。
上記の通り、このシステム2では、通常状態スイッチ12、人感センサ10、マイクロコンピュータ等の組み合わせで高い見守り効果を実現している。このシステム2で使用する部品コストは安価である。このシステム2では高度なセンサやカメラは必要としない。このシステム2は安価に実現できる。このシステム2は、多くの高齢者世帯に設置することが可能である。
以上説明されたとおり、本発明によれば、コストのかからない、しかも高い見守りの効果が得られる見守りシステム2が実現されている。このことから、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたシステムは、居住者の見守りに用いられる。
Claims (9)
- 居住者をその住居から離れた場所から見守るためのシステムであって、
上記住居に設置される見守り器と、この見守り器と通信可能な見守り状況閲覧用サーバーとを備えており、
上記見守り器が、
制御部と、
居住者が動いていることを感知し上記制御部に知らせる人感センサと、
上記居住者が通常状態であることを知らせるための通常状態スイッチと、
居住者にこの見守り器の操作を促すための通知部と、
上記見守り状況閲覧用サーバーに情報を送るための通信部とを備えており、
上記制御部が、人感センサの情報を上記通信部を通して上記見守り状況閲覧用サーバーに送付するとともに、所定の時刻になったときに上記通常状態スイッチの操作を促すために上記通知部を動作させ、居住者が上記通常状態スイッチを操作したときはその情報を上記通信部を通して上記見守り状況閲覧用サーバーに送付し、
上記見守り状況閲覧用サーバーが、上記見守り器から送付された情報を希望者の要求に応じて閲覧させることを可能とした居住者見守りシステム。 - 上記通知部が、通知灯と音声出力部とを備えており、
上記制御部が上記通知部を動作させるときにおいては、
上記制御部が、まず上記通知灯を点灯させ、さらに上記人感センサから居住者の動きの情報を受け取りかつ通常状態スイッチが操作されないときは、上記音声出力部から音声を出力させる請求項1に記載の居住者見守りシステム。 - 上記通知部が一又は複数の音声データを格納する音声メモリをさらに備えており、
上記制御部が上記所定の時刻に応じた上記音声データを上記音声メモリから選択し、この音声データに対応した音声を上記音声出力部から出力させる請求項2に記載の居住者見守りシステム。 - 上記見守り器が、居住者に外出か在宅かを通知させるための外出スイッチをさらに備えており、
上記制御部が、居住者が上記外出スイッチを操作したときその情報を上記通信部を通して上記見守り状況閲覧用サーバーに送付する請求項1から3のいずれかに記載の居住者見守りシステム。 - 上記通知部が外出通知灯をさらに備えており、
この外出通知灯が、居住者が外出を通知させているときは点灯し、在宅を通知させているときは消灯するように構成されており、
上記外出通知灯が点灯している状態で上記制御部が上記人感センサから居住者の動きの情報を受け取りかつ居住者が在宅を通知させるように上記見守り器を操作しないときは、上記制御部が、この操作を促すために上記通知部を動作させる請求項4に記載の居住者見守りシステム。 - 上記通知部が音声出力部をさらに備えており、上記制御部が上記通知部を動作させるときにおいては、上記制御部が上記音声出力部から音声を出力させる請求項5に記載の居住者見守りシステム。
- 居住者をその住居から離れた場所から見守るための方法であって、
上記住居に設置され居住者が通常状態であることを通知するための通常状態スイッチを備える見守り器と、この見守り器と通信可能な見守り状況閲覧用サーバーとを使用し、
居住者が在宅していることを見守り器が感知する工程、
所定の時刻になったときに、居住者に上記通常状態スイッチを操作するように上記見守り器が促す工程、
上記見守り器が感知した情報、及び居住者が上記通常状態スイッチを操作したときの操作情報を上記見守り状況閲覧用サーバーに上記見守り器が送付する工程、
及び
希望者の要求に応じて、上記見守り状況閲覧用サーバーに送付された情報を上記見守り状況閲覧用サーバーが閲覧させる工程
を備える居住者見守り方法。 - 上記見守り器が通知灯と、音声出力部とを備えており、
上記居住者に上記通常状態スイッチを操作するように上記見守り器が促す工程においては、
上記通知灯を点灯させる工程
及び
上記見守り器が居住者の在宅を感知しかつ上記通常状態スイッチが操作されないときには、上記音声出力部から音声を出力させる工程
を備える請求項7に記載の居住者見守り方法。 - 居住者をその住居から離れた場所から見守るためのプログラムであって、
上記住居に設置され居住者が通常状態であることを通知するための通常状態スイッチを備えるコンピュータを使用し、
このコンピュータに、
居住者が在宅していることを感知する機能、
所定の時刻になったときに、居住者に上記通常状態スイッチを操作するように促す機能、
及び
上記コンピュータが感知した情報と居住者が上記通常状態スイッチを操作したときの操作情報とを、このコンピュータと通信可能でありこのコンピュータから送付された情報を閲覧させることができる見守り状況閲覧用サーバーに送付する機能
を実現させるためのプログラム。
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