以下、実施形態に係る見守りシステム1について図を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態に係る見守りシステム1の全体システム構成を示す図である。図1に示すように、見守りシステム1は、利用者端末10、対象者端末20、副端末25、及びサーバ装置30等を有する。利用者端末10は、見守り者である利用者が利用する端末である。利用者端末10は、利用者毎に設けられる。他方、対象者端末20及び副端末25は、見守り対象者が利用する端末である。対象者端末20及び副端末25は、見守り対象者毎に、見守り対象者が居る施設又は住居内に設置される。対象者端末20及び副端末25は、端末装置の一例である。
見守りシステム1は、利用者端末10、対象者端末20、及び副端末25を複数有してもよい。利用者端末10、対象者端末20、及びサーバ装置30は、インターネット、携帯電話ネットワーク等の通信ネットワークを介して、有線又は無線により相互に接続される。また、対象者端末20には、副端末25、及び見守り対象者が居る施設又は住居内に設置された一又は複数のセンサ26等が接続される。
利用者端末10は、例えば、ホームセキュリティのコントローラとすることができる。利用者端末10は、撮像部11、音入力部12、操作部13、表示部14、音出力部15、第1通信部16、第1記憶部17、及び第1制御部18等を有する。
撮像部11は、CCD素子又はC-MOS素子など、可視光に感度を有する光電変換素子と、その光電変換素子上に像を結像する結像光学系と、光電変換素子から出力された電気信号を増幅し、アナログ/デジタル(A/D)変換するA/D変換器とを有する。撮像部11は、撮影したRGB各色の画像を各画素が0~255の範囲の輝度値を有するデジタルの画像データに変換して第1制御部18へ出力する。
音入力部12は、マイクロフォンと、光電変換素子から出力された電気信号を増幅し、アナログ/デジタル(A/D)変換するA/D変換器とを有する。音入力部12は、入力された音をデジタルの音声データに変換して第1制御部18へ出力する。
操作部13は、例えば、タッチパネル等であり、利用者による操作を受け付け、受け付けた操作に応じた信号を第1制御部18へ出力する。表示部14は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、第1制御部18からの指示に従って画像、テキスト等の各情報を表示する。音出力部15は、例えばスピーカ等であり、第1制御部18からの指示に従って音を出力する。
第1通信部16は、例えばW-CDMA方式又はLTE方式等に準拠した通信インタフェース回路を有し、基地局を介して移動体通信網等の通信ネットワークに接続する。又は、第1通信部16は、例えばTCP/IP等に準拠した通信インタフェース回路を有し、インターネット等の通信ネットワークに接続する。第1通信部16は、通信ネットワークから受信したデータを第1制御部18へ出力し、第1制御部18から入力されたデータを通信ネットワークに送信する。
第1記憶部17は、ROM、RAM等の半導体メモリ、磁気ディスク又はCD-ROM、DVD-ROM等の光ディスクドライブ及びその記録媒体を有する。第1記憶部17は、利用者端末10を制御するためのコンピュータプログラム及び各種データを記憶し、第1制御部18との間でこれらの情報を入出力する。コンピュータプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いて第1記憶部17にインストールされてもよい。また、第1記憶部17は、データとして、各利用者に割り当てられた利用者ID及びパスワード等を記憶する。
第1制御部18は、CPU、MPU等のプロセッサと、ROM、RAM等のメモリと、その周辺回路とを有し、利用者端末10の各種信号処理を実行する。なお、第1制御部18として、DSP、LSI、ASIC、FPGA等が用いられてもよい。なお、利用者端末10がホームセキュリティのコントローラとされる場合、利用者端末10は、見守り対象者が居る施設又は住居等に対する防犯機能等を有する。これらの防犯機能については詳細な説明を省略する。
対象者端末20は、利用者端末10と同様に、ホームセキュリティシステムで使用されるコントローラを利用することができる。対象者端末20は、インタフェース部21、第2通信部22、第2記憶部23及び第2制御部24等を有する。
インタフェース部21は、例えばUSBのようなシリアルバス規格等の通信インタフェース規格に準じるインタフェース回路を有し、副端末25及び/又はセンサ26等と通信接続して各種の情報を、有線又は無線により送受信する。なお、インタフェース部21は、WiFi、Bluetooth(登録商標)、NFC等の近距離無線通信規格に準じるインタフェース回路を有してもよい。
第2通信部22は、例えばTCP/IP等に準拠した通信インタフェース回路を有し、インターネット等の通信ネットワークに接続する。第2通信部22は、通信ネットワークから受信したデータを第2制御部24へ出力し、第2制御部24から入力されたデータを通信ネットワークに送信する。
第2記憶部23は、第1記憶部17と同様の半導体メモリ、磁気ディスク又は光ディスクドライブ及びその記録媒体を有する。第2記憶部23は、対象者端末20を制御するためのコンピュータプログラム及び各種データを記憶し、第2制御部24との間でこれらの情報を入出力する。コンピュータプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いて第2記憶部23にインストールされてもよい。また、第2記憶部23は、データとして、副端末25の装置ID、アドレス情報、各センサ26のセンサID等を記憶する。
第2制御部24は、第1制御部18と同様のプロセッサ、メモリ、及び周辺回路を有し、対象者端末20の各種信号処理を実行する。なお、第2制御部24として、DSP、LSI、ASIC、FPGA等が用いられてもよい。
副端末25は、通常時、高い頻度で見守り対象者が利用する装置である。例えば、対象者端末20と同等の機能を有する操作表示機であり、対象者端末20が壁等に固定設置される場合、副端末25を持ち運び可能な装置としてもよい。副端末25は、利用者端末10から送信されるテキスト、画像、及び/又は音声等の、見守り対象者への連絡情報を、通信ネットワークを介して受信して表示又は音声出力する。また、副端末25は、見守り対象者による操作を受け付け、受け付けた操作に応じて各情報の表示又は音声出力を制御する。副端末25は、単に画像を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等、又は、単に音声を出力するスピーカ等であってもよい。この場合、副端末25は、対象者端末20を介して通信ネットワークに接続され、利用者端末10から送信される連絡情報を、対象者端末20を介して受信して表示又は音声出力する。或いは、副端末25は、利用者端末10と同様の構成を有し、通信ネットワークに接続され、利用者端末10から送信されるテキスト、画像、及び/又は音声等の見守り対象者への連絡情報を、通信ネットワークを介して受信して表示又は音声出力してもよい。
センサ26は、見守り対象者の活動状況を検出する。活動状況とは、施設又は住居内における見守り対象者の動きに関する状況及び/又は施設又は住居内における見守り対象者の周辺環境の状況を意味する。見守り対象者の動きに関する状況は、見守り対象者が施設又は住居内に存在するか否か、見守り対象者が動いているか否か、又は、見守り対象者が副端末25又はエアコン等の他の家電機器に対する操作を行っているか否か等である。見守り対象者の周辺環境の状況は、見守り対象者が居る施設又は住居内のPM2.5又はCO2濃度等の空気の質、気圧、紫外線量、煙濃度、照度、温度、及び/又は湿度等である。
対象者端末20がホームセキュリティのコントローラである場合、見守り対象者の動きに関する状況を検出するために、コントローラに設置された防犯用の各種のセンサ26が利用される。例えば、いわゆる人感センサと呼ばれる人体が発生する赤外線の変化に基づいて人の動きを検知するセンサ26が利用される。或いは、窓の開閉を検知して対象者端末20へ無線により出力する開閉検知用のセンサ26が利用される。これらの防犯用のセンサ26の出力は、対象の施設又は住居が警戒中か警戒解除中であるか否かに関わらず対象者端末20へ送信される。また、上記の防犯用のセンサ以外にも、ベッドからの離床を検知するマットセンサ等の各種のセンサ26が利用されてもよい。また、センサ26は、センサ出力を対象者端末20へ送信するためのインタフェースを備えてもよい。
また、見守り対象者の動きに関する状況を検出するために、センサ26は、対象者端末20との通信機能を備えた特定の家電機器の操作又は電力消費量を、家電機器から受信することにより検出してもよい。
また、見守り対象者の周辺環境の状況を検出するために、センサ26は、施設又は住居内のPM2.5又はCO2濃度等の空気の質、気圧、紫外線量、煙濃度、照度、温度、及び/又は湿度等を検出してもよい。
センサ26は、検出結果を示す検出信号を、対象者端末20を介してサーバ装置30に送信する。なお、センサ26は、例えば、TCP/IP等に準拠した通信インタフェース回路を有し、検出結果を示す検出信号を、対象者端末20を介さずに直接サーバ装置30へ送信してもよい。
サーバ装置30は、第3通信部31、第3記憶部32、及び第3制御部33等を有する。
第3通信部31は、第2通信部22と同様の通信インタフェース回路を有し、通信ネットワークに接続する。第3通信部31は、通信ネットワークから受信したデータを第3制御部33へ出力し、第3制御部33から入力されたデータを通信ネットワークに送信する。
第3記憶部32は、第1記憶部17と同様の半導体メモリ、磁気ディスク又は光ディスクドライブ及びその記録媒体を有する。第3記憶部32は、サーバ装置30を制御するためのコンピュータプログラム及び各種データを記憶し、第3制御部33との間でこれらの情報を入出力する。コンピュータプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いて第3記憶部32にインストールされてもよい。また、第3記憶部32は、データとして、条件テーブル321、提案信号テーブル323、及び連絡情報テーブル324等を記憶する。更に、第3記憶部32は、データとして、利用者毎に、各利用者の利用者ID、パスワード、利用者端末10の端末ID、アドレス情報、各利用者が見守る見守り対象者の氏名、対象者端末20の装置ID、アドレス情報、副端末25の装置ID、アドレス情報、各センサ26のセンサID等を関連付けて記憶する。
条件テーブル321は、サーバ装置30が通知信号及び提案信号を送信するか否かを判定するための条件が記憶されるテーブルである。また、通知信号テーブル322は、送信された通知信号が記憶されるテーブルであり、提案信号テーブル323は、送信された提案信号が記憶されるテーブルである。また、連絡情報テーブル324は、利用者端末10から送信された連絡情報が記憶されるテーブルである。これらのテーブルの詳細については後述する。
第3制御部33は、第1制御部18と同様のプロセッサ、メモリ、及び周辺回路を有し、サーバ装置30の各種信号処理を実行する。第3制御部33は、プロセッサ上で動作するプログラムの機能モジュールとして実装される活動状況取得手段331、送信手段332、確認状況取得手段333、受信手段334、送信頻度取得手段335、及び開封状況取得手段336等を有する。なお、第3制御部33として、DSP、LSI、ASIC、FPGA等が用いられてもよい。
図2は、条件テーブル321のデータ構造の一例を示す模式図である。条件テーブル321には、サーバ装置30が利用者端末10へ通知信号及び提案信号を送信する際に参照される複数の条件が、その識別番号(条件ID)と関連付けて予め記憶される。条件テーブル321は、見守り対象者の活動状況(以下、単に「活動状況」ということもある)に関する条件321Aを少なくとも含む。また、条件テーブル321は、見守り対象者による利用者端末10から送信された連絡情報の開封状況(以下、単に「開封状況」ということもある)に関する条件321Bと、連絡情報の送信頻度(以下、単に「送信頻度」ということもある)に関する条件321Cの少なくとも一方を含む。なお、開封とは連絡情報を視認可能に表示させることを意味する。
見守り対象者の活動状況に関する条件321Aとして、時刻(時刻を含む期間)、時間(連続時間)、エリア、見守り対象者の動きに関する状況及び/又は見守り対象者の周辺環境の状況等が設定される。例えば、各条件の内容として、所定期間(AM1~8時等)に所定エリア(寝室等)に不在であること、所定時間(24時間等)以上、所定エリアに不在であること、所定時間(3時間等)以上、所定エリアの温度が所定温度(40℃等)以上であること等が設定される。なお、一つの条件の内容として、複数の状況(見守り対象者の動きに関する状況及び周辺環境の状況)の組合せが設定されてもよい。また、同一のエリア、見守り対象者の動きに関する状況及び/又は見守り対象者の周辺環境の状況等について、異なる所定時間が条件として設定されていてもよい。例えば、「3時間以上所定エリアに不在」という条件と「4時間以上所定エリアに不在」という条件とが同時に設定されてもよい。
また、連絡情報の開封状況に関する条件321Bとして、見守り対象者による連絡情報の開封頻度、閲覧頻度、未開封の連絡情報の数、連絡情報を受信してから開封されるまでの時間等が設定される。例えば、各条件の内容として、所定期間(例えば1日)において見守り対象者により開封された連絡情報の数が所定数(例えば2通)未満であるか、見守り対象者により連絡情報が開封されていない期間の長さが所定長さ(例えば12時間)以上であるかが設定される。或いは、見守り対象者により開封されていない連絡情報の数が所定数(例えば10通)以上であるか等が設定される。開封状況に関する条件は、活動状況に関する条件と同様に、一つの条件の内容として、複数の組合せが設定されてもよい。
また、利用者端末10から送信される連絡情報の送信頻度に関する条件321Cが設定される。例えば、各条件の内容として、所定期間(例えば1日)において利用者端末10から送信された連絡情報の数が所定数(例えば2通)未満であるか、利用者端末10から連絡情報が送信されていない期間の長さが所定長さ(例えば12時間)以上であるか等が設定される。送信頻度に関する条件も、同様に、一つの条件の内容として、複数の組合せが設定されてもよい。
図3は、通知信号が記憶される通知信号テーブル322のデータ構造の一例を示す模式図である。通知信号とは、見守り対象者の安否を確認することを促すために、サーバ装置30から利用者端末10へ送信される信号である。図3に示すように、通知信号テーブル322には、サーバ装置30が利用者端末10へ送信した通知信号の、識別番号(通知ID)、活動状況、充足条件、送信時刻、緊急度、及び確認状況等が、互いに関連付けて記憶される。活動状況は、センサ26等によって検出された見守り対象者の検出信号に関する情報である。充足条件は、条件テーブル321に設定された条件のうち、充足された一以上の条件である。通知信号の送信判定のための充足条件は、例えば、活動状況に関する条件及び開封状況に関する条件の一方又は両方とされる。送信時刻は、サーバ装置30が各通知信号を送信した時刻である。緊急度は、充足された条件等について一般に想定される緊急性の度合いである。確認状況は、プッシュ通知等で通知される簡易的な各通知信号に対する利用者による詳細状況の確認状況である。確認状況には、確認有無、確認時刻、及び差分時間等が含まれる。確認有無は、サーバ装置30が各通知信号を受信した後、利用者端末10の利用者が各通知信号に示される活動状況に対する詳細確認を行ったか否かを示す。確認時刻は、利用者が詳細確認を行った時刻である。差分時間は、送信時刻から確認時刻までの時間である。
図4は、提案信号が記憶される提案信号テーブル323のデータ構造の一例を示す模式図である。提案信号とは、連絡情報を見守り対象者へ送信することを提案するために、サーバ装置30から利用者端末10へ送信される信号である。提案信号の送信判定のための充足条件は、例えば、活動状況に関する条件及び送信頻度に関する条件の一方又は両方とされる。その他については、提案信号テーブル323は、図3に示された通知信号テーブル322と同じであるため、説明を省略する。
図5は、見守りシステム1における活動状況信号及び通知信号の送受信に関する動作シーケンスの一例を示す図である。この動作シーケンスは、予め各装置の各記憶部に記憶されているプログラムに基づいて、主に各装置の各制御部により、各装置の各要素と協働して実行される。
まず、対象者端末20の第2制御部24は、インタフェース部21を介して各センサ26から検出信号を受信し、受信した検出信号から施設又は住居内における見守り対象者に関する検出信号を取得する。第2制御部24は、各センサ26から定期的に検出信号を取得し、検出信号を受信した時刻、検出信号を送信した各センサ26が観測するエリア、及び検出信号に示される内容(見守り対象者の存否、動きの有無、特定の装置に対する操作の有無、空気の質、明るさ、温度又は湿度等)を見守り対象者に関する活動状況信号として取得する(ステップS101)。
次に、対象者端末20の第2制御部24は、取得した見守り対象者に関する活動状況を示す活動状況信号を、第2通信部22を介してサーバ装置30に送信する(ステップS102)。なお、第2制御部24は、取得した活動状況信号を第2記憶部23に一旦記憶し、所定周期(例えば1分間)毎に活動状況信号をサーバ装置30に送信してもよい。その場合、第2制御部24は、各周期内における見守り対象者の存否、動きの有無もしくは特定の装置に対する操作の有無、又は、各周期内の空気の質、明るさ、温度もしくは湿度等の平均値もしくは最大値を活動状況信号として取得する。
一方、サーバ装置30の活動状況取得手段331は、第3通信部31を介して対象者端末20から活動状況信号を受信し、活動状況信号に示される活動状況を取得する(ステップS103)。
次に、サーバ装置30の送信手段332は、通知判定処理を実行する(ステップS104)。送信手段332は、通知判定処理において、見守り対象者の活動状況に関する条件、及び連絡情報の開封状況に関する条件を参照し、通知信号を利用者端末10に送信するか否かを判定する。通知判定処理の詳細については図10で後述する。
通知判定処理において通知信号を利用者端末10に送信すると判定された場合、サーバ装置30の送信手段332は、第3通信部31を介して利用者端末10に通知信号を送信する(ステップS105)。例えば、通知信号には、通知ID、見守り対象者の氏名、送信時刻、充足条件、緊急度、及びメッセージ等が含まれる。送信手段332は、送信した通知信号に対応する通知ID、活動状況、充足条件、及び送信時刻を通知信号テーブル322に記憶する。なお、送信手段332は、通知信号テーブル322において、その通知信号に対応する確認有無として確認未を設定し、確認時刻及び差分時刻としてブランクを設定する。一方、通知判定処理において通知信号を利用者端末10に送信しないと判定された場合、送信手段332は、通知信号を送信しない。この場合、以降の処理は省略される。
送信手段332が利用者端末10に通知信号を送信した場合、利用者端末10の第1制御部18は、第1通信部16を介してサーバ装置30から通知信号を受信し、通知信号に含まれる各情報を利用者に通知する(ステップS106)。第1制御部18は、例えば、汎用的な電子メールソフトを使用してプッシュ通知等の通知信号を受信し、通知信号に含まれる各情報を表示部14に表示する。なお、第1制御部18は、通知信号に含まれる各情報を音出力部15により音で出力してもよい。
図6(a)は、見守り対象者の安否に関する通知信号を確認するための表示画面600の一例を示す模式図である。図6(a)に示すように、表示画面600には、見守り対象者の氏名601、送信時刻602、概要603、緊急度604、及びメッセージ605等が表示される。通知信号の概要603として、例えば、充足条件が表示される。
次に、第1制御部18は、操作部13を用いて利用者による詳細確認の指示を受け付ける(ステップS107)。第1制御部18は、まず、利用者による詳細確認を行うための専用アプリケーションの起動指示を受け付けて、専用アプリケーションを起動する。
図6(b)は、専用アプリケーションの表示画面610の一例を示す模式図である。図6(b)に示すように、表示画面610には、テキスト611、詳細確認ボタン612、及び駆け付け要請ボタン613等が表示される。テキスト611には、表示画面600に示した各情報が表示される。詳細確認ボタン612が押下されると、利用者による詳細確認が実行される。駆け付け要請ボタン613が押下されると、見守りシステム1の管理者に対して見守り対象者が居る施設又は住居への訪問が要請される。なお、緊急度604は、表示させないようにしてもよい。又、駆け付け要請ボタン613は、緊急度604が高の場合のみ表示させるようにしてもよい。
詳細確認ボタン612が押下されると、第1制御部18は、詳細確認ボタン612の押下を利用者による詳細確認の指示として受け付け、受信した通知信号に対する応答信号を、第1通信部16を介してサーバ装置30に送信する(ステップS108)。応答信号は、詳細確認を要求するための信号であり、応答信号には、受信した通知信号に含まれていた通知IDが含まれる。
一方、サーバ装置30の確認状況取得手段333は、第3通信部31を介して利用者端末10から応答信号を受信し、受信した応答信号に基づいて通知信号テーブル322を更新する。確認状況取得手段333は、通知信号テーブル322において、受信した応答信号に含まれる通知IDに対応する確認有無として確認ありを設定し、確認時刻として現在時刻を設定する。また、確認状況取得手段333は、差分時間として、確認時刻と送信時刻の差、即ち通知信号を利用者端末10に送信してから通知信号に対する応答信号を利用者端末10から受信するまでの時間を設定する。また、確認状況取得手段333は、第3通信部31を介して利用者端末10に詳細情報を送信する(ステップS109)。詳細情報には、受信した応答信号に含まれる通知IDに対応する所定期間(例えば直近の24時間)の活動状況が示される。
一方、利用者端末10の第1制御部18は、第1通信部16を介してサーバ装置30から詳細情報を受信し、詳細情報に示される活動状況を表示部14に表示する(ステップS110)。第1制御部18は、専用アプリケーションの表示画面に活動状況を表示する。
図6(c)は、活動状況を表示する表示画面620の一例を示す模式図である。図6(c)に示すように、表示画面620には、見守り対象者の氏名621及び活動状況622等が表示される。活動状況622には、サーバ装置30が対象者端末20から取得した各活動状況が、取得した時刻毎に表示される。なお、活動状況はグラフ等で表示されてもよい。これにより、利用者は、任意のタイミングで見守り対象者の活動状況を認識することができる。
また、サーバ装置30の確認状況取得手段333は、利用者端末10から応答信号を受信した場合、通知信号テーブル322から、受信した応答信号に対応する各情報を読み出し、利用者による詳細確認の確認状況を取得する(ステップS111)。確認状況取得手段333は、通知信号テーブル322から、受信した応答信号に対応する活動状況、充足条件、及び送信時刻を読み出すとともに、確認状況として、確認有無、確認時刻、及び差分時間等を取得する。また、確認状況取得手段333は、充足条件毎、又は、送信時刻の時間帯毎に、確認有無が確認未に設定されている項目数、即ち通知信号を利用者端末10に送信し且つその通知信号に対する応答信号を利用者端末10から受信していない回数を計数し、確認状況として取得してもよい。なお、確認状況取得手段333は、応答信号を受信したタイミングだけでなく、通知信号を送信してから所定時間(例えば1日)経過しても応答信号を受信しなかったタイミングでも、確認状況を取得してもよい。以上により、見守りシステム1における見守り対象者に関する活動状況信号及び通知信号の送受信に関する動作シーケンスが終了する。
図7は、見守りシステム1における連絡情報及び提案信号の送受信に関する動作シーケンスの一例を示す図である。この動作シーケンスは、予め各装置の各記憶部に記憶されているプログラムに基づいて、主に各装置の各制御部により、各装置の各要素と協働して実行される。
利用者は、見守り対象者の安否を確認する別の方法として、利用者端末10を操作して見守り対象者への連絡情報を対象者端末20又は副端末25へ送信することができる。また、利用者は、見守り対象者の安否を確認することを促す通知信号をサーバ装置30から受信するほかに、連絡情報を見守り対象者へ送信することを提案する提案信号をサーバ装置30から受信することができる。
利用者端末10の第1制御部18は、まず、操作部13を用いた利用者による指示に従ってテキストデータ、画像データ又は音声データを含むメッセージを生成し、連絡情報として取得する(ステップS201)。なお、第1制御部18は、撮像部11及び/又は音入力部12に画像データ及び/又は音声データを生成させ、連絡情報として取得してもよい。或いは、第1制御部18は、画像データ及び/又は音声データを、連絡情報のテキストデータに添付するようにしてもよい。連絡情報を送信するための専用アプリケーションとしては、例えば汎用的な電子メール又はSNS(Social Networking Service)等のサービスを利用することができる。
次に、第1制御部18は、取得した連絡情報及びその識別情報を含む信号を、利用者ID及びパスワードとともに、第1通信部16を介してサーバ装置30に送信する(ステップS202)。
一方、サーバ装置30の受信手段334は、利用者端末10から送信された連絡情報、識別情報、利用者ID、及びパスワードを、第3通信部31を介して受信する。そして、受信手段334は、受信した利用者ID及びパスワードを、第3記憶部32に記憶された利用者ID及びパスワードと照合する。受信手段334は、照合に成功した場合、受信した連絡情報及び識別情報を、第3記憶部32の連絡情報テーブル324に互いに関連付けて記憶する(ステップS203)。そして、受信手段334は、連絡情報及びその識別情報を含む信号を、第3通信部31を介して対象者端末20に送信する(ステップS204)。
図8は、利用者端末10から送信される連絡情報が記憶される連絡情報テーブル324のデータ構造の一例を示す模式図である。図8に示すように、連絡情報テーブル324には、利用者端末10から送信された連絡情報の、識別番号(連絡ID)、標題、メッセージ、受信時刻、及び開封状況等が、互いに関連付けて記憶される。標題、及びメッセージは、利用者によって生成されたテキストデータである。メッセージには、画像データ又は音声データが添付されてもよい。受信時刻は、サーバ装置30が各連絡情報を受信した時刻である。開封状況は、通知信号テーブル322の確認状況と同様に、各連絡情報に対する見守り対象者による開封状況を示し、開封有無、開封時刻、及び差分時間等が含まれる。
一方、対象者端末20の第2制御部24は、第2通信部22を介してサーバ装置30から連絡情報及び識別情報を受信する。そして、第2制御部24は、受信した連絡情報及び識別情報を第2記憶部23に記憶するとともに、インタフェース部21を介して副端末25に送信する(ステップS205)。
一方、副端末25は、対象者端末20から連絡情報及び識別情報を受信すると、連絡情報を受信した旨を表示して見守り対象者に通知する。次に、副端末25は、見守り対象者による連絡情報の出力表示を受け付ける(ステップS206)。出力表示を受け付けると、副端末25は、見守り対象者が連絡情報を閲覧するための専用アプリケーションを起動し、連絡情報を表示し且つ/又は音声出力する(ステップS207)。連絡情報を閲覧するための専用アプリケーションとしては、例えば汎用的な電子メール又はSNS(Social Networking Service)等のサービスを利用することができる。なお、ステップS206からS207の処理は、副端末の機能を備えた対象者端末で行うようにしてもよい。
図9(a)は、連絡情報を閲覧するための表示画面900の一例を示す模式図である。図9(a)に示すように、表示画面900には、例えば、連絡情報の送信者の氏名901、受信時刻902、標題903、メッセージ904等が表示される。また、図9(b)は、連絡情報を閲覧するための表示画面910の他の一例を示す模式図である。図9(b)に示すように、表示画面910には、例えば、メッセージ914に添付された画像915が、テキスト911とともに表示されてもよい。
次に、副端末25は、連絡情報が見守り対象者により開封されたことを示す開封通知を対象者端末20に送信する(ステップS208)。開封通知にはその連絡情報の識別情報が含まれる。
一方、対象者端末20の第2制御部24は、開封通知を、インタフェース部21を介して副端末25から受信し、受信した開封通知を、第2通信部22を介してサーバ装置30に送信する(ステップS209)。
一方、サーバ装置30の送信手段332は、開封通知を、第3通信部31を介して対象者端末20から受信した場合、即ち連絡情報が見守り対象者により開封された場合、開封通知を、第3通信部31を介して利用者端末10に送信する(ステップS210)。開封通知には、その連絡情報の識別情報が含まれる。
一方、利用者端末10の第1制御部18は、第1通信部16を介してサーバ装置30から開封通知を受信し、例えば、連絡情報が見守り対象者により開封された旨を表示部14に表示して利用者に通知する(ステップS211)。
一方、サーバ装置30の開封状況取得手段336は、受信した開封通知に対応する連絡情報を、連絡情報テーブル324から読み出し、見守り対象者により連絡情報が開封されたことを記録する(ステップS212)。開封状況取得手段336は、例えば、確認状況取得手段333が通知信号の確認状況を記録する場合と同様にして、連絡情報の開封状況を記録することができる。
一方、サーバ装置30の送信手段332は、提案判定処理を実行する(ステップS213)。送信手段332は、見守り対象者の活動状況に関する条件、及び連絡情報の送信頻度に関する条件を参照し、提案信号を利用者端末10に送信するか否かを判定する。例えば、送信手段332は、活動状況及び送信頻度の両方が条件を満たす場合に提案信号を利用者端末10に送信すると判定する。
次に、サーバ装置30の送信手段332は、判定結果に従って、第3通信部31を介して利用者端末10に提案信号を送信する(ステップS214)。
このように、利用者は、電子メール、画像又は音声等の各連絡情報を見守り対象者が開封したことを認識することができる。
なお、サーバ装置30は、ステップS210において、開封通知を即時に送信するのでなく、予め定められた期間(例えば深夜帯を除く期間)等に送信してもよい。
また、副端末25がディスプレイ及びスピーカである場合、ステップS205、S209の処理は省略され、ステップS206~S208の処理は対象者端末20により実行される。その場合、対象者端末20の第2制御部24は、連絡情報を受信した旨を、インタフェース部21を介して副端末25に表示して見守り対象者に通知する。次に、対象者端末20の第2制御部24は、インタフェース部21を介して、副端末25を用いた見守り対象者による連絡情報の閲覧指示を受け付ける。閲覧指示を受け付けると、第2制御部24は、連絡情報を、インタフェース部21を介して副端末25に表示させ且つ/又は音声出力させる。そして、第2制御部24は、開封通知を、第2通信部22を介してサーバ装置30に送信する。
或いは、副端末25が利用者端末10と同様の構成を有する場合、副端末25は、利用者端末10から送信される連絡情報を、対象者端末20を介さずに、通信ネットワークを介して直接受信して表示又は音声出力してもよい。この場合、ステップS205、S209の処理は省略される。これにより、利用者は、見守り対象者が外出中等で、施設又は住居内で活動していることを示す活動信号がなくても、見守り対象者が副端末25で連絡情報を開封したことを確認することで、見守り対象者について過度に心配する必要がないことを知ることができる。
図10は、見守り対象者の安否を確認することを促す通知信号の通知判定処理の動作の例を示すフローチャートである。図10に示す通知判定処理は、図5に示したフローチャートのステップS104において実行されるほか、例えば、一定の制御周期ごとに実行されてもよい。
まず、活動状況取得手段331は、見守り対象者の活動状況を取得する(ステップS301)。また、開封状況取得手段336は、見守り対象者による連絡情報の開封状況を取得する(ステップS302)。
次に、送信手段332は、活動状況及び開封状況の両方が通知条件を満たすか否かを判定する(ステップS303)。活動状況及び開封状況の両方が通知条件を満たす場合、送信手段332は、見守り対象者の安否を確認することを強く促す緊急度の高い第1の通知信号を利用者端末10へ送信し(ステップS304)、一連のステップを終了する。この結果、例えば、図6(a)に示したように、「駆け付けを要請してください」等の緊急度の高いメッセージ605が表示される。
送信手段332は、例えば、取得した見守り対象者に関する活動状況信号のうち見守り対象者が活動していることを示す活動信号の所定期間(例えば1日)における取得数が所定数(例えば100)未満である場合に、活動状況が通知条件を満たすと判定する。或いは、送信手段332は、活動信号を取得していない期間の長さが所定長さ(例えば12時間)以上である場合に、活動状況が通知条件を満たすと判定してもよい。これらの所定期間、所定数、及び所定長さは、それぞれ、第1所定期間、第1所定数、及び第1所定長さの一例である。
また、送信手段332は、例えば、所定期間(例えば1日)において見守り対象者により開封された連絡情報の数が所定数(例えば2通)未満である場合に、開封状況が通知条件を満たすと判定する。この場合、利用者によって少なくとも所定期間に所定数以上の連絡情報が送信される必要がある。したがって、送信手段332は、所定期間において利用者端末10から送信された連絡情報の数が所定数未満である場合には、連絡情報を送信することを提案する提案信号を利用者端末10へ送信するようにしてもよい。これにより、例えば、「連絡情報を送信してみてはいかがですか?」等のメッセージが利用者の利用者端末10に表示され、見守りシステム1は、連絡情報を送信するように利用者を促すことができる。
或いは、送信手段332は、見守り対象者により連絡情報が開封されていない期間の長さが所定長さ(例えば12時間)以上である場合に、開封状況が通知条件を満たすと判定してもよい。これらの所定期間、所定数、及び所定長さは、それぞれ、第2所定期間、第2所定数、及び第2所定長さの一例である。
次に、送信手段332は、活動状況及び開封状況のいずれか一方が通知条件を満たすか否かを判定する(ステップS305)。活動状況及び開封状況のいずれか一方が通知条件を満たす場合、送信手段332は、第1の通知信号より緊急度の低い第2の通知信号を利用者端末10へ送信し(ステップS306)、一連のステップを終了する。この結果、例えば、「連絡してみてはいかがですか?」等の緊急度の低いメッセージが利用者端末10に表示される。これにより、利用者は、通知信号を受信した場合でも、メッセージの内容から見守り対象者について過度に心配する必要がないことが分かるので、駆け付け等が過剰に要請されることが抑制される。
なお、ステップS305は省略されてもよい。これにより、活動状況及び開封状況の両方が通知条件を満たす場合にだけ通知信号が利用者端末10へ送信されるため、利用者は、忙しい場合でも見守り対象者の安否を効果的に把握することができる。
次に、送信手段332は、活動状況及び開封状況のいずれも通知条件を満たさない場合、通知信号を送信せずに(ステップS307)、一連のステップを終了する。なお、いずれの通知条件を満たさない場合でも、例えば、一定期間以上、通知信号を送信していない場合などに通知信号を送信するようにしてもよい。
なお、送信手段332は、見守り対象者により連絡情報が開封されたことを示す開封通知を受信したときは、活動信号を取得したとみなすようにしてもよい。これにより、見守りシステム1は、開封通知を活動信号として効果的に利用して、見守り対象者が活動していることを検出する精度をより向上させることができる。
以上説明してきたように、本発明に係る見守りシステムは、住居内における見守り対象者の活動状況と、見守り対象者による連絡情報の開封状況とに基づいて、見守り対象者の安否に関する通知信号を利用者端末へ送信する。この際、見守りシステムは、活動状況及び開封状況の両方が条件を満たす場合に通知信号を送信する。これにより、本発明に係る見守りシステムは、見守り者が見守り対象者の活動状況を効果的に把握することを可能とする。また、見守り対象者による連絡情報の開封状況は、見守り対象者が高い頻度で利用する装置を用いることで、住居内に多数のセンサを設置することを要せず、簡素な構成とすることができる。
なお、上述の実施例においてサーバ装置30の各手段により実行された処理は、代わりに対象者端末20により実行されてもよい。その場合、対象者端末20の第2記憶部23が、サーバ装置30の第3記憶部32の代わりに、各プログラム及び各データを記憶し、対象者端末20の第2制御部24が、サーバ装置30の第3制御部33の代わりに、各手段として動作する。図5のステップS102及びS103の処理は省略され、ステップS104及びS105の処理は、対象者端末20の第2制御部24により実行される。また、ステップS108において利用者端末10の第1制御部18は、応答信号を対象者端末20に送信し、ステップS109及びS111の処理は、対象者端末20の第2制御部24により実行される。或いは、副端末25が利用者端末10と同様の構成を有する場合、同様に、上述の実施例においてサーバ装置30の各手段により実行された処理が、代わりに副端末25により実行されてもよい。
また、対象者端末20は、副端末25及び/又はセンサ26毎に、別個に設けられてもよい。又は、対象者端末20は、省略されてもよい。この場合、副端末25及び/又はセンサ26は、サーバ装置30と通信するための通信インタフェース回路を有し、対象者端末20を介さずに、サーバ装置30と直接通信する。
更に、対象者端末20は、副端末25の機能を含んで構成されてもよい。その場合、副端末25は、省略されてもよいし、省略されなくてもよい。
また、利用者端末10は、ホームセキュリティのコントローラのほかに、例えば、多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレットPC、パーソナルコンピュータ等であってもよい。また、利用者端末10は、操作部13として、マウス、キーボードなどを更に備えていてもよい。また、対象者端末20は、ホームセキュリティシステムのコントローラのほかに、組込型のコンピュータ又はパーソナルコンピュータ、ホームサーバ又はゲートウェイ機器等であってもよい。また、対象者端末20は、副端末25の機能を備えた多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレットPC又はパーソナルコンピュータ等で実現されてもよい。また、副端末25は、対象者端末20と無線通信機能を備えた多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレットPC又はパーソナルコンピュータ等で実現されてもよい。対象者端末20又は副端末25をスマートフォン等の移動体端末とした場合、見守り対象者が外出中から開封通知をサーバ装置に送信することができる。従って、見守り対象者が外出しており、活動信号を取得できない場合でも、外出先で利用者端末から受信した連絡情報を受信し、開封確認することで緊急度が高いと判断されずに済む。
以上のように、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。