JP2015156056A - サーバ装置、起床促進方法及び起床促進プログラム - Google Patents

サーバ装置、起床促進方法及び起床促進プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザを効果的に起こすこと。【解決手段】本願に係るサーバ装置は、判定部と、特定部と、実行部とを有する。判定部は、ユーザが起床したか否かを判定する。特定部は、判定部によってユーザが起床していないと判定された場合に、コミュニケーションサービス上でユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する。実行部は、特定部によって特定された関係ユーザに対して、ユーザに関する所定の処理を実行する。例えば、実行部は、判定部によって起床していないと判定されたユーザに対する制裁処理を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、サーバ装置、起床促進方法及び起床促進プログラムに関する。
従来、起床を苦手とする人のために、目覚まし時計が市販されている。近年、スマートフォンの普及に伴い、スマートフォン用目覚ましアプリケーションが、従来の目覚まし時計に代わって利用されるようになってきている。
スマートフォン用目覚ましアプリとして、様々な指示やペナルティをユーザに与えることで、目覚め効果を促進させるアプリが知られている。例えば、目覚まし設定時刻になると所定のアラーム音に連動して、端末に所定の動作を与えさせる機能や、クイズを提示し解答させる機能を有するアプリが存在する。
特表2011−527785
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザを効果的に起こすことができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術は、ユーザとユーザ端末との関わりの中で、目覚まし効果を増強しているに過ぎない。つまり、上記の従来技術では、例えば、ユーザが目覚ましアプリからの指示をクリアしさえすれば、その時点で、目覚まし機能によるユーザとユーザ端末との関わりは完結してしまう。したがって、上記の従来技術では、ユーザを効果的に起こすことができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザを効果的に起こすことができるサーバ装置、起床促進方法及び起床促進プログラムを提供することを目的とする。
本願に係るサーバ装置は、ユーザが起床したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ユーザが起床していないと判定された場合に、コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された関係ユーザに対して、前記ユーザに関する所定の処理を実行する実行手段と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザを効果的に起こすことができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る起床促進処理の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る起床促進システムの構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る端末装置に表示される画面例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るタイマー記憶部の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る制裁内容記憶部の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係るSNSサーバ装置の構成例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る友人情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る個人情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、第1の実施形態に係る起床促進システムによる処理手順を示すシーケンス図である。 図12は、変形例に係るメッセージ履歴記憶部の一例を示す図である。 図13は、変形例に係る起床促進処理の一例を示す図である。 図14は、変形例に係る起床促進処理の一例を示す図である。 図15は、第2の実施形態に係る起床促進処理の一例を示す図である。 図16は、第2の実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す図である。 図17は、サーバ装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係るサーバ装置、起床促進方法及び起床促進プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係るサーバ装置、起床促進方法及び起床促進プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
〔1.起床促進処理〕
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る起床促進処理の一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る起床促進処理の一例を示す図である。図1では、サーバ装置100によって、起床促進処理が行われる例を示す。
図1に示す端末装置T11は、ユーザU31によって利用される。ここで、端末装置T11には、ユーザU31によって設定されたタイマー時刻に所定の起床命令を発動する目覚ましアプリケーション(以下、「目覚ましアプリ」と表記する場合がある)がインストールされる。そして、端末装置T11は、例えば、ユーザU31が目覚ましアプリケーションにタイマー時刻を「7:00」に設定する操作を行った場合に、設定されたタイマー時刻「7:00」をサーバ装置100に送信する(ステップS11)。この場合、サーバ装置100は、端末装置T11から受信したタイマー時刻「7:00」を記憶する。
続いて、端末装置T11は、現在時刻が「7:00」になった場合に、ユーザU31を起床させるための処理を実行する。図1の例の場合、端末装置T11は、効果音とともに「スマートフォンを100回振って下さい!」といった起床命令に関する画面を表示する(ステップS12)。そして、端末装置T11は、起床命令に対応する応答操作がユーザU31によって行われた場合に、ユーザU31が起床したことを示す起床命令応答をサーバ装置100に送信する(ステップS13)。
続いて、サーバ装置100は、端末装置T11から受信した起床命令応答に基づいて、ユーザU31が起床したか否かを判定する(ステップS14)。例えば、サーバ装置100は、タイマー時刻から一定時間内に端末装置T11から起床命令応答を受信した場合に、ユーザU31が起床したと判定する。一方、サーバ装置100は、タイマー時刻から一定時間内に起床命令応答を受信しない場合には、ユーザU31が起床していないと判定する。
ここでは、サーバ装置100によって、ユーザU31が起床していないと判定されたとする。この場合、サーバ装置100は、ユーザU31が利用しているSNS(Social Networking Service)サーバ装置200へアクセスすることで、SNS上でユーザU31と関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する(ステップS15)。図1の例では、サーバ装置100は、ユーザU31と関係性を有する関係ユーザとして、SNS上でユーザU31と友人関係にあるユーザU32を特定する。
続いて、サーバ装置100は、ユーザU31と関係性を有するユーザU32に対して、ユーザU31に関する所定の処理を実行する。ここで、所定の処理とは、ユーザU31への制裁を示す制裁処理に該当する。図1の例の場合、サーバ装置100は、SNSサーバ装置200で保持されているユーザU31の非公開情報をユーザU32が閲覧可能な状態になるように、SNSサーバ装置200へ公開要求を送信する(ステップS16)。これにより、例えば、ユーザU32は、端末装置T12を用いてSNSサーバ装置200にアクセスすることで、ユーザU31の非公開情報を閲覧することができる(ステップS17)。
このように、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、ユーザU31が起床していない場合には、SNS上でユーザU31と友人関係にあるユーザU32を特定し、ユーザU31の非公開情報をユーザU32から閲覧可能な状態にする。これにより、サーバ装置100は、友人であるユーザU32に非公開情報が閲覧される心理的強制力をユーザU31に働かせることができるので、ユーザU31を効果的に起こすことができる。
〔2.起床促進システムの構成〕
次に、図2を用いて、第1の実施形態に係る起床促進システムの構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る起床促進システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、起床促進システム1は、端末装置10と、サーバ装置100と、SNSサーバ装置200とを含む。端末装置10と、サーバ装置100と、SNSサーバ装置200とは、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、端末装置10は、図1に示した端末装置T11や端末装置T12に対応する。なお、図2に示す起床促進システム1には、複数台の端末装置10や、複数台のSNSサーバ装置200が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。端末装置10は、ユーザによる操作に従って、サーバ装置100とネットワークN上で連携した目覚ましアプリがインストールされる。なお、図2に示した起床促進システム1には、SNSサーバ装置200にアカウントを有する複数のユーザによって利用される複数の端末装置が含まれるものとする。
サーバ装置100は、端末装置10を利用するユーザの起床判定を行うとともに、起床していないと判定されたユーザに対して上述した制裁処理を行う。
SNSサーバ装置200は、コミュニケーションサービスの一例としてソーシャルネットワーキングサービスを提供するサーバ装置である。
〔3−1.端末装置の構成〕
次に、図3を用いて、第1の実施形態に係る端末装置10について説明する。図3は、第1の実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、目覚ましアプリ制御部14とを有する。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続される。
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12と出力部13とは一体化される。
目覚ましアプリ制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、目覚ましアプリがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。また、目覚ましアプリ制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
このような目覚ましアプリ制御部14は、上述した目覚ましアプリを実行制御する。なお、目覚ましアプリは、サーバ装置100からダウンロードされることで端末装置10にインストールされてもよいし、サーバ装置100以外のサーバ装置(例えば、各種アプリケーションを提供するサーバ装置)からダウンロードされることで端末装置10にインストールされてもよい。
目覚ましアプリ制御部14は、タイマー送信部15と、確認部16と、応答送信部17とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、目覚ましアプリ制御部14の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、目覚ましアプリ制御部14が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
タイマー送信部15は、端末装置10のユーザによって設定されたタイマー時刻を含むタイマー情報をサーバ装置100に送信する。具体的には、タイマー送信部15は、ユーザによって起床命令を発動するタイマー時刻が設定された場合に、設定されたタイマー時刻と、端末装置10又は端末装置10のユーザを識別するためのユーザIDとを含むタイマー情報をサーバ装置100に送信する。なお、タイマー送信部15は、ユーザによって設定されたタイマー時刻を図3に図示しない所定の記憶部(メモリなど)に格納する。
確認部16は、タイマー時刻や制裁処理の内容をユーザに確認させる。具体的には、確認部16は、タイマー時刻や制裁処理の内容に関する各種画面を出力部13に表示することで、ユーザに各種設定及び各種確認を行わせる。ここで、図4を用いて、確認部16による処理を説明する。図4は、第1の実施形態に係る端末装置10に表示される画面例を示す図である。図4に示すように、確認部16は、ユーザにタイマー時刻を設定させる設定画面W11を出力部13に表示する。
そして、確認部16は、設定画面W11においてユーザがタイマー時刻を設定した場合に、起床しなかった際に制裁処理を実行するか否かを確認するための確認画面W12を出力部13に表示する。
そして、確認部16は、確認画面W12において、制裁処理を実行する旨の操作がユーザによって行われた場合に、制裁処理の内容を選択するための選択画面W13を出力部13に表示する。これにより、端末装置10のユーザは、制裁処理の内容を選択することができる。そして、確認部16は、選択画面W13においてユーザによって選択された制裁処理の内容をサーバ装置100に送信する。なお、選択画面W13に表示される制裁処理の内容は、後述するがサーバ装置100の確認部132によって端末装置10に送信される。
応答送信部17は、起床命令に対応する操作がユーザによって行われた場合に、起床命令応答をサーバ装置100に送信する。具体的には、応答送信部17は、現在時刻とタイマー送信部15によって所定の記憶部に格納されたタイマー時刻とを比較し、現在時刻がタイマー時刻になった場合、ユーザを起床させるための処理を実行する。例えば、応答送信部17は、図1のステップS12に示すように、所定の時刻に目覚ましアプリが効果音とともに「スマートフォンを100回振って下さい!」といった起床命令に関する画面を出力部13に表示する。そして、応答送信部17は、起床命令に対応する操作がユーザによって行われた場合に、ユーザが起床したことを示す起床応答命令をサーバ装置100に送信する。
〔3−2.サーバ装置の構成〕
次に、図5を用いて、第1の実施形態に係るサーバ装置100について説明する。図5は、第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、サーバ装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図5に示すように、記憶部120は、タイマー記憶部121と、制裁内容記憶部122とを有する。
タイマー記憶部121は、端末装置10の各ユーザによって設定されるタイマー時刻に関する情報を記憶する。ここで、図6に、第1の実施形態に係るタイマー記憶部121の一例を示す。図6に示した例では、タイマー記憶部121は、「ユーザID」、「タイマー時刻」といった項目を有する。
「ユーザID」は、端末装置10又は端末装置10のユーザを識別するための識別情報を示す。「タイマー時刻」は、端末装置10にインストールされた目覚ましアプリを介して、ユーザによって任意に設定される起床命令の発動時刻を示す。
すなわち、図6では、ユーザID「U31」によって識別されるユーザが、タイマー時刻「2014年2月1日6時15分」を目覚ましアプリに設定した例を示している。なお、以下では、「ユーザID」に記憶される情報をユーザの参照符号として用いる場合がある。例えば、ユーザID「U31」によって識別されるユーザを「ユーザU31」と表記する場合がある。
制裁内容記憶部122は、所定の時刻に起床しなかったユーザへの罰となる各種制裁処理を記憶する。ここで、図7に、第1の実施形態に係る制裁内容記憶部122の一例を示す。図7に示した例では、制裁内容記憶部122は、「ユーザID」、「制裁内容」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図6に示したユーザIDに対応する。「制裁内容」は、所定の時刻に起床しなかったユーザへの罰となる各種制裁処理の候補を示す。なお、「制裁内容」に記憶される制裁処理の候補は、あらかじめ目覚ましアプリによって設定されてもよいし、目覚ましアプリインストール時にユーザに設定されてもよい。
すなわち、図7では、ユーザU31ユーザが起床しなかった場合には、ユーザU31に「買物ポイントの移転」や「非公開情報の公開」といった制裁処理が実行される場合があることを示している。なお、「買物ポイントの移転」等の制裁処理については後述する。
制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、サーバ装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(起床促進プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部130は、タイマー受付部131と、確認部132と、判定部133と、特定部134と、実行部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
タイマー受付部131は、端末装置10から送信されるタイマー情報を受け付ける。具体的には、タイマー受付部131は、端末装置10のタイマー送信部15からタイマー情報を受信し、受信したタイマー情報に含まれるタイマー時刻とユーザIDとを対応付けてタイマー記憶部121に格納する。
確認部132は、制裁処理の内容をユーザに確認させる。具体的には、確認部132は、タイマー受付部131が受信したタイマー情報に含まれるユーザIDに対応する制裁処理の内容を制裁内容記憶部122から取得する。そして、確認部132は、取得した制裁処理の内容を端末装置10へ送信する。そして、端末装置10の確認部16は、サーバ装置100の確認部132から受信した制裁処理の内容の中からユーザに選択された制裁処理の内容をサーバ装置100に送信することになる。これにより、確認部132は、起床しなかった際の制裁処理の内容をユーザに確認することができる。
判定部133は、ユーザが起床したか否かを判定する。具体的には、判定部133は、タイマー記憶部121に記憶されているタイマー時刻を取得して、取得したタイマー時刻と現在時刻を比較する。そして、判定部133は、取得したタイマー時刻と現在時刻が一致してから一定時間内に、応答送信部17から起床命令応答を受信した場合には、ユーザが起床したと判定する。この場合、判定部133は、タイマー記憶部121からユーザのタイマー設定情報を消去する。一方、判定部133は、タイマー時刻と現在時刻が一致してから一定時間経過しても応答送信部17から起床命令応答を受信しない場合には、ユーザが起床していないと判定する。
特定部134は、端末装置10のユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する。具体的には、特定部134は、判定部133によってユーザが起床していないと判定された場合に、SNSサーバ装置200から友人情報を取得する。例えば、特定部134は、判定部133によって起床していないと判定されたユーザのユーザIDを含む取得要求をSNSサーバ装置200に送信することで、かかるユーザに関する友人情報を取得する。そして、特定部134は、取得した友人情報を解析することで、コミュニケーションサービス上でユーザと関係性を有する関係ユーザを特定する。なお、特定部134は、ユーザと関係性を有する他のユーザが複数存在する場合には、全ての他のユーザを関係ユーザとして特定してもよいし、ランダムに1人以上の他のユーザを関係ユーザとして特定してもよい。
実行部135は、特定部134によって特定された関係ユーザに対して、ユーザに関する所定の処理を実行する。具体的には、実行部135は、確認部132によってユーザに確認された制裁処理を実行する。例えば、実施形態に係る実行部135は、制裁処理として、起床しなかったユーザの非公開情報を関係ユーザに閲覧可能な状態にする。この場合、実行部135は、SNSサーバ装置200で保持されているユーザの非公開情報を関係ユーザが閲覧可能な状態になるように、SNSサーバ装置200へ公開要求を送信する。このとき、実行部135は、起床しなかったユーザのユーザIDと、公開先となる関係ユーザのユーザIDを含む公開要求をSNSサーバ装置200に送信する。
〔3−3.SNSサーバ装置の構成〕
次に、図8を用いて、第1の実施形態に係るSNSサーバ装置200について説明する。図8は、第1の実施形態に係るSNSサーバ装置200の構成例を示す図である。図8に示すように、SNSサーバ装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続される。
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図8に示すように、記憶部220は、友人情報記憶部221と、個人情報記憶部222とを有する。
友人情報記憶部221は、端末装置10の各ユーザによって登録される友人に関する情報を記憶する。ここで、図9に、第1の実施形態に係る友人情報記憶部221の一例を示す。図9に示した例では、友人情報記憶部221は、「ユーザID」、「友人ユーザID」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図6及び図7に示したユーザIDに対応し、端末装置10又は端末装置10のユーザを識別するための識別情報を示す。「友人ユーザID」は、「ユーザID」によって識別されるユーザとSNS上で関係性を有する他のユーザを示す。ここでいう関係性とは、例えば、友人登録関係などを示す。すなわち、図9では、ユーザU31が、SNS上でユーザU32及びユーザU33と友人関係を有する例を示している。
個人情報記憶部222は、端末装置10のユーザに係る画像などを保存する。ここで、図10に、第1の実施形態に係る個人情報記憶部222の一例を示す。図10に示した例では、個人情報記憶部222は、「ユーザID」、「コンテンツ」、「公開先」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図6、図7及び図9に示したユーザIDに対応する。「コンテンツ」は、ユーザがSNS上に登録している画像データや動画データや投稿記事やその他の個人情報などを示す。「公開先」は、画像などの「コンテンツ」の公開先を示する。この「公開先」には、「コンテンツ」にアクセスすることが許可されているユーザのユーザIDが格納される。
すなわち、図10上段では、ユーザU31が、コンテンツ「C11」をユーザU33及びU35に公開しており、コンテンツ「C12」を全てのユーザに公開している例を示す。
制御部230は、例えば、CPUやMPU等によって、SNSサーバ装置200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部230は、提供部231と、実行部232とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
提供部231は、友人情報記憶部221に記憶されている友人情報をサーバ装置100に提供する。具体的には、提供部231は、サーバ装置100の特定部134から、ユーザIDを含む取得要求を受信した場合に、かかるユーザIDに対応する友人ユーザIDを友人情報記憶部221から取得し、取得した友人ユーザIDを友人情報としてサーバ装置100に提供する。
例えば、ユーザU31が起床しないと判定された場合、サーバ装置100の特定部134は、提供部231に対してユーザU31のSNS上での友人情報を要求する。この場合、提供部231は、友人情報記憶部221に記憶されている友人ユーザID「U32」及び「U33」をサーバ装置100に提供する。これにより、特定部134は、ユーザU31の関係ユーザとして、ユーザU32及びユーザU33を特定することができる。
実行部232は、サーバ装置200の実行部135から要求される処理を実行する。具体的には、第1の実施形態に係る実行部232は、サーバ装置100の実行部135から公開要求を受け付ける。この公開要求には、起床しなかったユーザのユーザIDと、公開先となる関係ユーザのユーザIDが含まれる。この場合、実行部232は、起床しなかったユーザIDに対応する個人情報記憶部222の「公開先」に、公開先となる関係ユーザのユーザIDを追加する。
実行部232による処理について一例を挙げて説明する。例えば、実行部232は、図1に示したように、ユーザU31の非公開情報をユーザU32が閲覧可能な状態にするよう公開要求を受けたとする。ここで、図10上段の例のように、ユーザU31のコンテンツ「C11」がユーザU32に公開されていない場合、実行部232は、図10下段に示すように、コンテンツ「C11」の公開先にユーザU32を追加する処理を実行する。これにより、ユーザU32からもコンテンツ「C11」が閲覧可能となる。なお、上記例ではコンテンツ「C11」への公開処理を示したが、これに限るものではない。例えば、実行部232は、複数の非公開のコンテンツからランダムに1つ以上選択した非公開のコンテンツへ公開処理を実行してもよい。
〔4.起床促進システムの処理手順〕
次に、図11を用いて、第1の実施形態に係る起床促進システム1による処理の手順について説明する。図11は、第1の実施形態に係る起床促進システム1による処理手順を示すシーケンス図である。
図11に示すように、端末装置10は、ユーザの操作に従って、タイマー情報をサーバ装置100に送信する(ステップS101)。続いて、サーバ装置100は、タイマー情報の送信元である端末装置10に、ユーザIDに対応する制裁処理の内容を送信することで、起床しなかった際に実行される制裁処理の内容をユーザに確認する(ステップS102)。
続いて、端末装置10は、起床命令に対応する応答操作が端末装置10のユーザによって行われた場合に、ユーザが起床したことを示す起床命令応答をサーバ装置100に送信する(ステップS103)。
続いて、サーバ装置100は、タイマー時刻から一定時間内に端末装置10から起床命令応答を受信した場合に、端末装置10のユーザが起床したと判定する(ステップS104)。一方、サーバ装置100は、タイマー時刻から一定時間内に起床命令応答を受信しない場合には、ユーザが起床していないと判定する(ステップS104)。
続いて、サーバ装置100は、ユーザが起床していないと判定した場合、ユーザが利用しているSNSサーバ装置200へアクセスすることで、SNS上で端末装置10のユーザと関係性を有する関係ユーザを特定する(ステップS105)。続いて、サーバ装置100は、SNSサーバ装置200へ制裁処理の内容に係る要求を送信する(ステップS106)。
そして、SNSサーバ装置200は、サーバ装置100からの要求に対応する制裁処理を実行する(ステップS107)。
〔5.変形例〕
上述した第1の実施形態に係る起床促進処理は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、起床促進処理の他の実施形態について説明する。
〔5−1.関係ユーザの特定(1)〕
上述してきた特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、メッセージ送受している頻度が高い他のユーザほど優先的に関係ユーザとして特定してもよい。この点について図12を用いて説明する。
図12は、変形例に係るメッセージ履歴記憶部223の一例を示す図である。なお、変形例に係るSNSサーバ装置200は、図12に示すメッセージ履歴記憶部223を記憶部220に有するものとする。図12に示した例では、メッセージ履歴記憶部223は、「日時」、「送信元」、「送信先」、「メッセージ内容」といった項目を有する。
「日時」は、メッセージが送信された日時を示す。「送信元」は、メッセージを送信したユーザのユーザIDを示す。「送信先」は、メッセージの送信先であるユーザのユーザIDを示す。「メッセージ内容」は、メッセージの本文等を示す。
この例の場合、提供部231は、サーバ装置100から取得要求を受信すると、友人情報に加えて、メッセージ履歴記憶部223に記憶されているメッセージ履歴をサーバ装置100に提供する。そして、サーバ装置100の特定部134は、提供部231によって提供されたメッセージ履歴を解析することにより、ユーザとSNS上で関係性を有する他のユーザのうち、メッセージを送受している頻度が最も高い他のユーザを関係ユーザとして特定する。
例えば、図12の例において、ユーザU31に制裁処理を実行するものとする。この場合、メッセージ履歴M1、M2及びM4に示すように、ユーザU31は、ユーザU32との間でメッセージの送受信を3回行っている。また、メッセージ履歴M6に示すように、ユーザU31は、ユーザU33との間でメッセージの送受信を1回行っている。また、他のメッセージ履歴M3及びM5については、ユーザU31が関与していない。このため、特定部134は、起床しなったユーザU31と友人関係にあるユーザU32及びU33のうち(図9の友人情報を参照)、ユーザU31とメッセージを送受している頻度が最も高いユーザU32を関係ユーザとして特定する。これにより、実行部135は、ユーザU32に対して、ユーザU31に関する制裁処理(例えば、ユーザU31の非公開情報をユーザU32に公開する処理)を実行する。
このように、サーバ装置100は、メッセージを送受信した頻度が高い関係ユーザ、すなわち、関係性がより強い関係ユーザに対して、起床しなかったユーザに関する制裁処理を実行する。これにより、サーバ装置100は、タイマー時刻を設定したユーザに対して心理的強制力をより強く働かせることができるので、ユーザをより効果的に起こすことができる。
〔5−2.関係ユーザの特定(2)〕
また、上述してきた特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、立場が上位である他のユーザほど優先的に関係ユーザとして特定してもよい。この点について図12の例を用いて説明する。なお、ここでは、提供部231は、友人情報に加えて、メッセージ履歴記憶部223に記憶されているメッセージ履歴をサーバ装置100に提供するものとする。
この例の場合、特定部134は、メッセージ履歴のメッセージ内容に基づいて、ユーザ間の立場関係を予測する。例えば、特定部134は、メッセージ内容から「さん」、「君」、「部長」、「先生」といった敬称を取得し、取得した敬称からユーザ間の立場関係を予測する。具体的には、ユーザU31とユーザU32間で送受信されたメッセージ内容M1、M2、M4では、ユーザU31はユーザU32に対し「さん」を使用し、ユーザU32はユーザU31に対し「君」を使用している。このようなことから、特定部134は、ユーザU32がユーザU31よりも立場が上位であると予測する。また、特定部134は、メッセージ本文中には「です」、「ます」といった丁寧語が使用されているか否かに基づいて、ユーザ間の立場関係を予測してもよい。
そして、特定部134は、ユーザU31が起床しなかった場合には、ユーザU31よりも立場が上であるユーザU32を関係ユーザとして特定する。これにより、実行部135は、ユーザU32に対して、ユーザU31に関する制裁処理を実行する。
このように、サーバ装置100は、所定の時刻に起床しない場合には、制裁として友人関係にある他のユーザのうち上位の立場にある関係ユーザに対して、起床しなかったユーザに関する制裁処理を実行する。これにより、サーバ装置100は、タイマー時刻を設定したユーザに対して心理的強制力をより強く働かせることができるので、ユーザをより効果的に起こすことができる。
〔5−3.関係ユーザの特定(3)〕
また、上述してきた特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、端末装置10に個人情報が登録されている他のユーザほど優先的に関係ユーザとして特定してもよい。具体的には、特定部134は、起床していないと判定されたユーザの端末装置10にアクセスし、「電話帳」などに登録されているユーザ情報と、SNS上で友人登録関係にあるユーザ情報を比較する。そして、特定部134は、端末装置10の電話帳などに登録されているユーザを関係ユーザとして特定する。
このように、SNS上で友人関係にあるユーザの中で、個人情報としてメールアドレスや電話番号などを端末装置にも登録されているユーザは、SNS上で単なる友人関係にあるユーザよりも強い関係性を有するユーザと考えられる。つまり、サーバ装置100は、所定の時刻に起床しない場合には、制裁として友人関係にあるユーザの中からより関係性の強いユーザを関係ユーザとすることで、ユーザに対して心理的強制力をより強く働かせることができるので、ユーザをより効果的に起こすことができる。
〔5−4.制裁処理〕
また、上述してきた実行部135は、制裁処理として、ユーザが利用しているネットワークサービスで利用可能な仮想通貨又は仮想アイテム、ネットワークサービス上におけるユーザのランクの少なくとも1つを、特定部134によって特定された関係ユーザに移転してもよい。この点について、図13を用いて説明する。
図13は、変形例に係る起床促進処理の一例を示す図である。図13は、図1に示す第1の実施形態にゲームサーバとしてゲームサーバ装置300が加わったものである。なお、以下では、図1と同様の処理については説明を省略する。
図13に示すように、サーバ装置100によってユーザU31が起床していないと判定された場合に(ステップS14)、サーバ装置100は、ユーザU31が利用しているSNSサーバ装置200へアクセスすることで、SNS上でユーザU31と関係性を有し、かつ、ユーザU31と同インターネットゲームを利用している他のユーザである関係ユーザ特定する(ステップS15)。
続いて、サーバ装置100は、ユーザU31への制裁処理として、ユーザU31が利用しているインターネットゲーム上で保持している仮想通貨、仮想アイテム、ゲーム内でのランクの少なくとも1つを、ユーザU31と関係性を有するユーザU32に移転する移転要求をゲームサーバ装置300に送信する(ステップS16)。
移転要求を受けたゲームサーバ装置300は、ユーザU32に対して、ユーザU31が利用しているインターネットゲーム上で保持している仮想通貨、仮想アイテム、ゲーム内でのランクの少なくとも1つを移転する(ステップS17)。
これにより、サーバ装置100は、起床しないと判定されたユーザには、制裁としてSNS上で友人関係にあり、かつ、同ネットワークゲームを利用している相手に仮想データを移転してしまうという心理的強制力を用いて、ユーザを効果的に起こすことができる。
なお、移転される内容は、サーバ装置100、SNSサーバ装置200、ゲームサーバ装置300、ユーザのいずれかによって決められてよい。
また、ゲームサーバ装置300は、ゲームサーバに限られず、例えば、インターネット上で様々なコンテンツを配信するウェブサーバであって、ユーザのポイントやランクを管理するウェブサーバであってもよい。この場合、サーバ装置100は、起床しなかったユーザのポイントやランクを関係ユーザに移転するようウェブサーバに依頼する。また、図13では、ゲームサーバ装置300が独立したものである例を示したが、ゲームサーバ装置300は、SNSサーバ装置200と一体化されていてもよいし、サーバ装置100と一体化されていてもよい。
〔5−5.位置情報を利用した起床促進〕
また、上述したサーバ装置100は、制裁処理として、起床していないユーザの所在地から所定範囲内に所在する他のユーザに対してユーザを起床させるように指示してもよい。この点について、図14を用いて説明する。
図14は、変形例に係る起床促進処理の一例を示す図である。図14では、サーバ装置100が関係ユーザの特定に位置情報を利用する例について説明する。図14に示すように、サーバ装置100は、ユーザU31が利用しているSNSサーバ装置200へアクセスすることで、SNS上でユーザU31と関係性を有する他のユーザのうち、ユーザU31の所在地から所定範囲内に所在する他のユーザを関係ユーザとして特定する(ステップS15)。ここで、所定範囲とは、ユーザU31又はサーバ装置100によって自由に設定されてもよい。また、範囲を設定せずに、SNS上でユーザU31と関係性を有する他のユーザのうち、ユーザU31の所在地の最も近くに所在する他のユーザを関係ユーザとして特定してもよい。
例えば、図14に示すように、サーバ装置100は、SNS上でユーザU31と関係性を有する他のユーザとしてユーザU32、ユーザU33、ユーザU34を特定したとする。この場合、サーバ装置100は、ユーザU31の所在地と、それぞれ他のユーザの所在地を比較する。なお、各ユーザの位置情報は、事前に各ユーザによってサーバ装置100に登録されているものとする。
例えば、図14に示すように、所定範囲がユーザU31又はサーバ装置によって、「AA町1丁目以内」と設定されたとすると、サーバ装置100は、登録された各ユーザの位置情報に基づいて、ユーザU31の所在地と丁目まで共通する位置に所在するユーザU32を関係ユーザとして特定する。なお、例えば、「AA町2丁目以内」と設定されていたとすると、候補がユーザU32及びユーザU33となる。このように、複数の候補が特定された場合には、サーバ装置100は、よりユーザU31に近い位置に所在するユーザを関係ユーザとして特定してもよいし、候補者全員を関係ユーザとして特定してもよい。
続いて、サーバ装置100は、特定した関係ユーザ(ここではユーザU32とする)の端末装置T12に対して、ユーザU31が起床しないため現地まで起こしに向かうよう起床要求を通知する(ステップS16)。例えば、サーバ装置100は、ユーザU31の住所及び起床に成功した場合の報酬内容が掲載された起床要求画面を送信する。ここでは、ユーザU32が、サーバ装置100からの通知起床要求に応答して、ユーザU31を起床させに向かうものとする(ステップS17)。これにより、ユーザU31が起床した場合、端末装置T11は、起床命令応答をサーバ装置100に送信する(ステップS18)。この場合、サーバ装置100は、ユーザU31が起床したと判定する(ステップS19)。そして、サーバ装置100は、SNSサーバ装置200で保持されているユーザU31の非公開情報をユーザU32が閲覧可能な状態になるように、SNSサーバ装置200へ公開要求を送信する(ステップS20)。そして、SNSサーバ装置200は、サーバ装置100からの公開要求に従って公開処理を行う(ステップS21)。なお、ステップS18の起床命令応答は、ステップS12の起床命令への応答であってもよいし、サーバ装置100が、ユーザU32に起床要求画面を配信するときに(ステップS16)、ユーザU31には起床を報告する専用の報告ページを配信させてもよい。また、サーバ装置100は、図14に示した移転要求をゲームサーバ装置300に送信してもよい。
これにより、サーバ装置100は、所定の時刻に起床しない場合には、制裁として他人が起床させに来る可能性があるという心理的強制力を用いて、ユーザを効果的に起こすことができる。
〔6.効果〕
上述してきたように、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、判定部133と、特定部134と、実行部135とを有する。判定部133は、ユーザが起床したか否かを判定する。特定部134は、判定部133によってユーザが起床していないと判定された場合に、SNS(コミュニケーションサービスの一例)上でユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する。実行部135は、特定部134によって特定された関係ユーザに対して、ユーザに関する所定の処理を実行する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、アラーム設定したユーザに対して心理的強制力を働かせることができるので、ユーザを効果的に起こすことができる。
また、第1の実施形態に係る特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、ユーザとメッセージを送受している頻度が高い他のユーザほど優先的に関係ユーザとして特定する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、ユーザと関係性がより強い他のユーザを関係ユーザとするので、より強い心理的強制力によりユーザを効果的に起こすことができる。
また、第1の実施形態に係る特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、ユーザによって利用される端末装置10に個人情報が登録されている他のユーザほど優先的に関係ユーザとして特定する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、ユーザと関係性を有する可能性が高い他のユーザを関係ユーザとするので、心理的強制力によりユーザを確実かつ効果的に起こすことができる。
また、第1の実施形態に係る特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、ユーザよりも立場が上位である他のユーザほど優先的に関係ユーザとして特定する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、上司などの他のユーザに非公開情報等が閲覧されてしまうという心理的強制力によりユーザをより効果的に起こすことができる。
また、第1の実施形態に係る実行部135は、所定の処理として、ユーザがネットワークサービスで保持する所定のデータを関係ユーザに移転する処理を実行する。例えば、実行部135は、ゲームサーバ装置300で管理されている仮想通貨、仮想アイテム、ゲーム内でのランクの少なくとも1つを関係ユーザに移転するようゲームサーバ装置300に指示する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、他のユーザである関係ユーザにデータが移転されてしまうという心理的強制力によりユーザをより効果的に起こすことができる。
また、第1の実施形態に係る実行部135は、所定の処理として、ユーザの非公開情報を関係ユーザに提供する処理を実行する。例えば、実行部135は、SNSサーバ装置200で管理されているユーザの非公開情報を関係ユーザに公開するようSNSサーバ装置200に指示する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、他のユーザである関係ユーザに非公開情報が閲覧されてしまうという心理的強制力によりユーザをより効果的に起こすことができる。
また、第1の実施形態に係る特定部134は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザのうち、ユーザの所在地から所定範囲内に所在する他のユーザを関係ユーザとして特定する。また、実行部135は、特定部134によって特定された関係ユーザに対して、判定部133によって起床していないと判定されたユーザを起床させるよう通知する。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置100は、他のユーザである関係ユーザが起床させに来る可能性があるという心理的強制力を用いて、ユーザを効果的に起こすことができる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、起床しなかったユーザに対して制裁処理を実行する例を示した。しかし、起床しなかったユーザを起床させるための処理を実行してもよい。第2の実施形態では、この点について説明する。
〔1.起床促進処理〕
まず、図15を用いて、第2の実施形態に係る起床促進処理の一例について説明する。図15は、第2の実施形態に係る起床促進処理の一例を示す図である。図15では、サーバ装置400によって、起床促進処理が行われる例を示す。
ここで、ユーザU31は、目覚ましアプリによる起床命令(ステップS12)で一旦起床したとしても、再度就寝してしまうことが考えられる。そこで、サーバ装置400は、ユーザU31と友人関係にある関係ユーザによる操作に従って、ユーザU31を起床させる。
具体的には、図15に示すように、サーバ装置400は、端末装置T11から受信した起床命令応答に基づいて(ステップS13)、ユーザU31が起床していないと判定した場合に(ステップS14)、ユーザU31と関係性を有する関係ユーザとして、ユーザU32、U33及びU34を特定する(ステップS15)。
続いて、サーバ装置400は、特定したユーザU32、U33及びU34に対して、ユーザU31を起床させるためのアラート操作を行うよう指示する(ステップS16)。例えば、サーバ装置400は、「ユーザU31が起きません!アラート操作を行って起床させて下さい。」といったメッセージを送信する。
指示を受けた各関係ユーザの端末装置T12〜T14は、各関係ユーザによってアラート操作が行われた場合に、アラート操作が行われた旨の通知をサーバ装置400へ送信する(ステップS17)。そして、サーバ装置400は、関係ユーザの端末からアラート操作の通知を受信すると、起床通知をユーザU31の端末装置T11に送信する(ステップS18)。
続いて、ユーザU31の端末装置T11は、起床通知の受信と連動してステップS12に示す起床命令画面を効果音とともに表示する(ステップS19)。
起床通知によって再度発動させられた起床応答命令によってユーザU31が起床し、起床命令応答が端末装置T11からサーバ装置400へ送信された場合(ステップS20)、サーバ装置400は、起床命令応答を受信しユーザU31は起床したと判定する(ステップS21)。
ここで、サーバ装置400は、ユーザU31が起床するまでに各関係ユーザが行ったアラート回数を記憶しておく。例えば、図15に示すように、アラート操作を行った回数がユーザU34、ユーザU33、ユーザU32の順に多かったものとする。この場合、サーバ装置400は、ユーザU34がユーザU31の起床に最も貢献したとして、ユーザU34に優先的に、また、より多くの報酬を与える。ここで、報酬とは上述した非公開情報開示やデータ移転などを含むユーザU31への制裁を示す制裁処理である。図15では、ユーザU31の非公開情報公開が設定されており、サーバ装置400は、ユーザU31の起床に最も貢献したユーザU34へ、ユーザU31の非公開情報を公開する公開要求をSNSサーバ装置200へ送信する(ステップS22)。これにより、ユーザU34は、端末装置T14を用いてSNSサーバ装置200にアクセスすることで、ユーザU31の非公開情報を閲覧することができる(ステップS23)。
これにより、サーバ装置400は起き損ないを防止することができる。つまり、起床しない場合には、SNS上で関係性を有する関係ユーザから起こされてしまう(親しい関係の相手からの起床命令は、他人からの起床命令よりも効果がある)という心理的強制力を用いて、ユーザを効果的に起こすことができる。
なお、制裁処理は非公開情報開示やデータ移転に限るものではない。さらに、データ移転の場合には、移転元となるゲームサーバ装置やウェブサーバ装置が第2の実施形態に係る起床促進処理に導入されているものであり、これらはSNSサーバと一体化していてもよい。
〔2.サーバ装置の構成〕
次に、図16を用いて、第2の実施形態に係るサーバ装置400について説明する。図16は、第2の実施形態に係るサーバ装置400の構成例を示す図である。図16に示すように、サーバ装置400は、通信部110と、記憶部120と、制御部430とを有する。
基本的な構成は、図5に示す第1の実施形態に係るサーバ装置100に準じ、制御部430において、アラート送信部436と、実行部435とを有する。
アラート送信部436は、特定部134によって特定された関係ユーザに対して、起床していないと判定されたユーザを起床させるためのアラート操作を行うよう指示する。また、アラート送信部436は、関係ユーザからのアラート操作の通知に応答して、起床通知を端末装置10へ送信する。
また、アラート送信部436は、関係ユーザが行ったアラート操作回数を記憶する。そして、実行部435は、アラート操作を行った関係ユーザが複数の場合には、アラート操作回数に基づいて、起床しなかったユーザに対する制裁処理の実行対象となる関係ユーザを決定したり、制裁処理の内容を決定したりする。例えば、実行部435は、アラート操作回数に応じた報酬を決定する。具体的には、実行部435は、アラート操作回数が多かった関係ユーザほど優先的に非公開情報を閲覧可能にしたり、より多くの仮想データポイントを移転する。
〔3.効果〕
また、第2の実施形態に係るサーバ装置400は、SNS上でユーザと関係性を有する他のユーザから指示に従って、ユーザによって利用される端末装置10に対してユーザを起床させるための起床通知を送信するアラート送信部436を有する。また、実行部435は、アラート送信部436に起床通知を送信させた回数に基づいて、所定の処理を実行する関係ユーザを決定する。
これにより、第2の実施形態に係るサーバ装置400は、SNS上で関係性を有する関係ユーザから起こされてしまうという心理的強制力を用いて、ユーザを効果的に起こすことができる。
(他の実施形態)
上述した第1及び第2の実施形態は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、他の実施形態について説明する。
〔1.確認処理〕
上記実施形態では、端末装置10の確認部16が、ユーザに対して制裁処理の内容を選択させるか、又は、確認させる例を示した。しかし、端末装置10は、ユーザに対して制裁処理の内容を選択及び確認させなくてもよい。この場合、サーバ装置100は、制裁内容記憶部122に記憶されている制裁内容のうち、ランダムに制裁内容を選択し、選択した制裁内容を実行するようにしてもよい。これにより、サーバ装置100は、制裁内容をユーザに事前に認識させないので、目覚ましタイマーを設定したユーザに対して心理的強制力をより強く働かせることができ、ユーザをより効果的に起こすことができる。なお、この例の場合、端末装置10は、確認部16を有しなくてもよく、また、サーバ装置100は、確認部132を有しなくてもよい。
〔2.起床命令〕
また、上記実施形態では、端末装置10の応答送信部17が、「スマートフォンを100回振って下さい!」といった起床命令に関する画面を表示する例を示した。しかし、応答送信部17による起床命令は、この例に限られない。例えば、応答送信部17は、ユーザに対してクイズを出して、クイズに正答した場合に、ユーザが起床したことを示す起床応答命令をサーバ装置100に送信してもよい。また、例えば、応答送信部17は、端末装置10の位置情報の変化を検出し、検出結果が所定値以上である場合に、ユーザが移動したと判定し、ユーザが起床したことを示す起床応答命令をサーバ装置100に送信してもよい。また、例えば、応答送信部17は、端末装置10の電波強度の変化を検出し、検出結果が所定値以上である場合に、ユーザが移動したと判定し、ユーザが起床したことを示す起床応答命令をサーバ装置100に送信してもよい。
〔3.プログラム〕
また、上述してきた各実施形態に係るサーバ装置100及び400は、例えば図17に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、サーバ装置100を例に挙げて説明する。図17は、サーバ装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が第1の実施形態に係るサーバ装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
また、例えば、コンピュータ1000が第2の実施形態に係るサーバ装置400として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部430の機能を実現する。
〔4.その他〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、判定部は、判定手段や判定回路に読み替えることができる。
100 サーバ装置
130 制御部
131 タイマー受付部
132 確認部
133 判定部
134 特定部
135 実行部
400 サーバ装置
430 制御部
435 実行部
436 アラート送信部

Claims (13)

  1. ユーザが起床したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ユーザが起床していないと判定された場合に、コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された関係ユーザに対して、前記ユーザに関する所定の処理を実行する実行手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザのうち、前記ユーザとメッセージを送受している頻度が高い他のユーザほど優先的に前記関係ユーザとして特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記特定手段は、
    前記コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザのうち、前記ユーザによって利用される端末装置に個人情報が登録されている他のユーザほど優先的に前記関係ユーザとして特定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記特定手段は、
    前記コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザのうち、前記ユーザよりも立場が上位である他のユーザほど優先的に前記関係ユーザとして特定する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のサーバ装置。
  5. 前記コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザから指示に従って、前記ユーザによって利用される端末装置に対して前記ユーザを起床させるための起床通知を送信する送信手段をさらに備え、
    前記実行手段は、
    前記送信手段に前記起床通知を送信させた回数に基づいて、所定の処理を実行する関係ユーザを決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のサーバ装置。
  6. 前記実行手段は、
    前記所定の処理として、前記ユーザがネットワークサービスで保持する所定のデータを前記関係ユーザに移転する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のサーバ装置。
  7. 前記実行手段は、
    前記ネットワークサービスで管理されている前記所定のデータを前記関係ユーザに移転するよう前記ネットワークサービスに指示する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 前記実行手段は、
    前記所定のデータとして、前記ネットワークサービスで管理されている前記ユーザのポイント、前記ネットワークサービスで利用可能な仮想通貨又は仮想アイテム、前記ネットワークサービス上における前記ユーザのランクの少なくとも1つを前記関係ユーザに移転する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のサーバ装置。
  9. 前記実行手段は、
    前記所定の処理として、前記ユーザの非公開情報を前記関係ユーザに提供する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のサーバ装置。
  10. 前記実行手段は、
    前記コミュニケーションサービスで管理されている前記ユーザの非公開情報を前記関係ユーザに公開するよう前記コミュニケーションサービスに指示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のサーバ装置。
  11. 前記特定手段は、
    前記コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザのうち、前記ユーザの所在地から所定範囲内に所在する他のユーザを前記関係ユーザとして特定し、
    前記実行手段は、
    前記特定手段によって特定された関係ユーザに対して、前記判定手段によって起床していないと判定された前記ユーザを起床させるよう通知する、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載のサーバ装置。
  12. コンピュータが実行する起床促進方法であって、
    ユーザが起床したか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって前記ユーザが起床していないと判定された場合に、コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された関係ユーザに対して、前記ユーザに関する所定の処理を実行する実行工程と、
    を含んだことを特徴とする起床促進方法。
  13. ユーザが起床したか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順によって前記ユーザが起床していないと判定された場合に、コミュニケーションサービス上で前記ユーザと関係性を有する他のユーザである関係ユーザを特定する特定手順と、
    前記特定手順によって特定された関係ユーザに対して、前記ユーザに関する所定の処理を実行する実行手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする起床促進プログラム。
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