JP2018013387A - 情報処理装置、情報処理システム、端末装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
上記特許文献1に記載の携帯電話機では、報知手段の報知開始時刻の前の所定時間にて、報知制御部により振動検出センサにより検出された振動数が計測され、当該振動数が所定の閾値を超えている場合に、報知手段によるアラームの報知が解除され、当該振動数が所定の閾値以下の場合に、報知手段によりアラームが報知される。
本発明の情報処理装置では、アラームが出力されてから起床するまでに最も時間がかかったユーザーの寝起きの音声、画像及び動画等のマルチメディア情報が所定のグループに属するユーザーに送信される。このため、ユーザーは、当該マルチメディア情報の送信を避けるべく、アラームが出力されてからより短時間で起床する可能性が高くなる。したがって、ユーザーを効果的に目覚めさせることができる。加えて、上記マルチメディア情報がSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等により公開された場合、当該マルチメディア情報に対して他のユーザーがメッセージ等を投稿することにより、当該メッセージの投稿の度に、端末装置からアラームとは異なる受信音等の音声が出力されるので、ユーザーが起床後に再び寝てしまう(所謂、二度寝)を抑制できる。
さらに、所定のグループを構成する複数のユーザーにマルチメディア情報が公開されるので、当該グループの親近感をより高めることができる。
以下、本発明に係る第一実施形態の情報処理システムについて、図面に基づいて説明する。
[情報処理システムの概要]
図1は、本発明に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。
情報処理システム1は、図1に示すように、複数のユーザー端末10(端末装置)及び本発明の情報処理装置に相当するサーバー装置20を備える。これら複数のユーザー端末10及びサーバー装置20のそれぞれは、ネットワーク(例えばインターネット等のWAN(Wide Area Network))を介して通信可能に接続される。
なお、複数のユーザー端末10及びサーバー装置20のそれぞれは、インターネット等のネットワークを介して接続されることとしたが、これに限らず、例えば、専用線を介して接続されてもよい。
なお、以下では、一例として、上記態様についての詳細を説明する。
ユーザー端末10は、例えばコンピューターであり、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話端末、タブレット端末等により構成されている。このユーザー端末10は、図1に示すように、表示部11と、入力操作部12と、端末通信部13と、端末記憶部14と、アラーム出力部15と、撮像部16と、計時部17と、位置検出部18と、端末制御部19と、を含んで構成される。
表示部11は、例えば液晶ディスプレイ等により構成され、端末制御部19の制御の下、所定の画像(例えば、アラームを停止させるための停止条件となる設問(キーワード情報))及び当該設問の回答入力欄の他、他のユーザーのマルチメディア情報が表示されるSNSの画面等を表示させる。
入力操作部12は、ユーザーの操作による操作信号を端末制御部19に出力する。入力操作部としては、例えば、表示部11と一体に設けられたタッチパネルや、キーボード、マウス等の入力装置等を例示できる。本実施形態では、入力操作部12を介して上記設問の回答が入力された際に、アラームが停止される。
端末通信部13は、本発明の送信手段に相当し、サーバー装置20やネットワーク上の所定の装置と通信する。
端末記憶部14に記憶されるプログラムとしては、例えば、情報処理システム1によるアラーム処理(以降、目覚しゲームと称す場合がある)を実施するためのアプリケーション等の端末プログラム(情報処理プログラム)等が記憶される。
さらに、端末記憶部14には、サーバー装置20から送信されたキーワード情報、ユーザー端末10を管理するユーザーや他のユーザーのマルチメディア情報、ユーザー操作により設定入力されたアラーム時刻及びユーザー情報の他、アラームの停止時刻等が記録される。
なお、本実施形態では、アラーム時刻は、ユーザーの入力操作部12の操作により設定される。
位置検出部18は、例えば、GPS(Global Positioning System)等によりユーザー端末10の位置を検出する。
端末制御部19は、CPU(Central Processing Unit)等の演算回路、RAM(Random Access Memory)等の記憶回路により構成され、ユーザー端末10の各部を制御する。
この端末制御部19は、端末記憶部14等に記憶されているプログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。具体的には、端末制御部19は、上記プログラムを読み込み実行することで、図1に示すように、グループ設定要求手段191、アラーム制御手段192、撮像制御手段193、表示制御手段194、マルチメディア情報送信手段195等として機能する。
グループ設定要求手段191は、目覚しゲームの実施を要求する旨の実施要求情報や、目覚しゲームへの参加を要求する旨の参加要求情報をサーバー装置20に送信する。
アラーム制御手段192は、アラーム出力部15を制御して、アラーム時刻にアラームを出力する。また、アラーム制御手段192は、入力操作部12からキーワードが入力された場合に、アラーム出力部15を制御してアラームを停止させ、アラームが停止された停止時刻を取得する。すなわち、アラーム制御手段192は、本発明の停止手段として機能する。
撮像制御手段193は、撮像部16を制御、つまり、カメラ161の駆動を制御し、静止画や動画を取得させる。
表示制御手段194は、表示部11に各種情報を表示させる。
マルチメディア情報送信手段195は、サーバー装置20から公開指示情報を受信した場合に、マルチメディア情報(ユーザーの画像)をサーバー装置20に送信する。
図2は、サーバー装置20の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態のサーバー装置20は、コンピューターであり、通信部21と、記憶部22(記憶手段)と、制御部23と、等を含んで構成されている。
通信部21は、例えばLAN等を介してネットワークに接続されており、ネットワークを介してユーザー端末10と通信する。
この記憶部22には、ユーザー端末10に送信するキーワード情報の配信や配信タイミングの判定、マルチメディア情報を公開する対象を決定するための情報処理プログラム等の各種プログラムや、各種データが記録される。
キーワード情報は、目覚しゲームに参加するユーザーのユーザー端末10において、アラームを停止する際に入力するキーワードを記憶する。このキーワードは、例えば、サーバー装置20の管理者により入力されて予め記憶部22に記憶されていてもよく、後述するユーザー情報等に基づいて抽出された関連情報に基づいて設定されたキーワードであってもよい。なお、本実施形態では、上記関連情報をキーワード情報として設定する例を示す。
ユーザーID(UID)は、各ユーザーを識別するための情報である。
属性情報は、ユーザーの体調を判定するための体調判定関連情報、ユーザーの位置情報等のユーザーの特性を示す情報である。体調判定関連情報としては、例えば、ユーザーの仕事内容(肉体労働の有無)、疾病の有無等を含む。ユーザーの位置情報は、例えば、ユーザーの居所や、職場や学校等の住所等が記録される。なお、属性情報として、その他、ユーザーの趣味等の嗜好情報、性別、年齢、年収、身長や体重等が含まれていてもよい。
コミュニティグループ情報は、SNSにおいてユーザーが属するコミュニティグループに関する情報であり、例えば、コミュニティグループを識別するためのコミュニティグループID等が記録される。
関係情報は、ユーザー間の関係性を示す情報であり、例えば友人情報、親族情報、恋人情報、仕事情報、学校情報等が記録される。これらの関係情報は、ユーザーと関係のある他ユーザーのUIDが記録されており、例えば、友人情報はユーザーと友人関係にある他ユーザーのUID、親族情報は親族関係にある他ユーザーのUID、恋人情報は恋人関係にある他ユーザーのUID、仕事情報は職場の同僚のUID、学校情報は同じ学校の同級生や同一サークル、同一クラブに属する他ユーザーのUIDが記録される。
CIDは、コミュニティグループを識別するための識別情報である。このCIDは、例えば、管理ユーザーが新たなコミュニティグループを生成した際に付与される。
登録ユーザーIDは、コミュニティグループに属するユーザーのUIDが記録される。
管理ユーザーIDは、コミュニティグループを管理するユーザーのUIDが記録される。
コミュニティ名は、SNSにおいて公開されるコミュニティグループの名称である。
コミュニティ属性は、コミュニティグループに設定されたテーマに関する情報であり、例えば、テニス、野球、ゲーム等のユーザーの趣味等に関する情報が記録されていてもよく、大学名、会社名等の組織名が記録されていてもよい。
参加ユーザー情報は、図3に示すように、例えば、グループID(GID)と、参加ユーザーIDと、提案ユーザーIDと、アラーム時刻と、睡眠予定時間と、停止時刻と、が関連付けられて複数記憶されている。
グループID(GID)は、目覚しゲームに参加する複数のユーザーが所属するグループを特定する識別情報である。本実施形態では、ユーザー端末10から、目覚しゲームを実施する旨の開始要求情報が送信された場合に、サーバー装置20により参加ユーザー情報が生成され、GIDが割り振られる。
提案ユーザーID(提案UID)は、目覚しゲームの実施を要求したユーザーのUIDが記録される。
アラーム時刻は、ユーザーがユーザー端末10において予め設定したアラーム時刻であり、参加UID毎に対応付けられて記憶されている。
睡眠予定時間は、ユーザーがユーザー端末10において目覚しゲームに参加する際に入力される時間である。
停止時刻は、ユーザー端末10においてアラームが出力された後、当該アラームが停止された時刻である。この停止時刻は、ユーザー端末10においてアラームが停止された際に、ユーザー端末10からサーバー装置20に送信され、参加ユーザー情報の停止時刻に記憶される。
制御部23は、CPU等の演算回路、RAM等の記憶回路により構成され、記憶部22等に記憶されている情報処理プログラム(ソフトウェア)をRAMに展開し、RAMに展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。そして、制御部23は、上記各種処理を実行することで、図2に示すように、グループ設定手段231、アラーム時刻取得手段232、関連情報検出手段233、キーワード情報出力手段234、停止時刻取得手段235、算出手段236、覚醒時間調整手段237、マルチメディア情報取得手段238及び公開手段239(情報送信手段)として機能する。
関連情報検出手段233は、ユーザー情報やコミュニティグループ情報から目覚しゲームに参加するユーザーに関連した関連情報を検出する。また、関連情報検出手段233は、当該関連情報からキーワードを抽出し、キーワード情報として記憶部22に記憶する。
停止時刻取得手段235は、複数のユーザー端末10から停止時刻及びUIDを受信し、参加ユーザー情報の停止時刻として記憶する。
覚醒時間調整手段237は、ユーザーのアラーム時刻、睡眠予定時間及びユーザー情報に応じて覚醒時間を調整する。
マルチメディア情報取得手段238は、所定のグループに属する複数のユーザー間において、覚醒時間が最大となるユーザーのマルチメディア情報をユーザー端末10から取得する。
公開手段239は、マルチメディア情報取得手段238により取得されたマルチメディア情報を所定のグループに属する複数のユーザーがそれぞれ管理する複数のユーザー端末10に送信する。例えば、公開手段239は、マルチメディア情報を複数のユーザー端末10に送信することで、ソーシャルネットワーキングサービスにおける掲示板やタイムライン等に公開する。
次に、上記のような情報処理システム1のユーザー端末10及びサーバー装置20の動作について、図面に基づいて説明する。
図4は、本実施形態の情報処理システム1における情報処理方法を示すフローチャートである。
本実施形態では、ユーザー端末10において所定の操作が行われることで、ユーザー端末10からサーバー装置20に対して目覚しゲームの実施及び参加を要求する旨の要求情報がサーバー装置20に送信される(ステップS1)。また、サーバー装置20は、ユーザー端末10から送信された要求情報に基づいて、目覚しゲームを実施するグループを設定して、参加ユーザー情報を生成する(ステップS21)。
このステップS1及びステップS21では、ユーザー端末10の表示制御手段194は、SNSの所定のコンテンツ(ソーシャルネットワーキングサービス)を表示部11に表示させるとともに、目覚しゲームを実施する旨を示すアイコン等を表示させる。そして、ユーザーにより入力操作部12の操作により当該アイコンが選択される等により、目覚しゲームを実施する旨が選択されると、グループ設定要求手段191は、サーバー装置20に対して、目覚しゲームの実施要求情報をUIDとともに送信する。
サーバー装置20は、参加要請情報を受信すると、参加要請情報に含まれるCIDのコミュニティグループに属するユーザー、又は参加要請情報に含まれるUIDのユーザーのユーザー端末10に、目覚しグループの参加の有無を問う参加可否情報を送信する。
サーバー装置20のグループ設定手段231は、UIDと参加要求情報とを受信すると、生成した参加ユーザー情報の参加UIDに、参加要求情報を送信したユーザーのUIDを記録する。
そして、ユーザー端末10は、サーバー装置20からアラーム設定要求情報を受信すると、アラーム時刻及び睡眠予定時間を取得し、アラーム時刻及び睡眠予定時間を含むアラーム設定情報をサーバー装置20に送信する(ステップS2)。
具体的には、ユーザー端末10の端末制御部19は、アラーム設定要求情報を受信すると、表示部11に、アラーム時刻及び睡眠予定時間の入力を促す設定画面を表示させる。そして、当該設定画面において、ユーザーの入力操作部12の操作により、アラーム時刻及び睡眠予定時間が入力されると、端末制御部19は、当該アラーム時刻及び睡眠予定時間とUIDとを関連付けたアラーム設定情報をサーバー装置20に送信する。
ステップS23では、関連情報検出手段233は、参加ユーザー情報に記録された参加UIDから、参加ユーザーに共通する情報を関連情報として検出し、当該関連情報をキーワード情報として記憶部22に記憶させる。
ここで、関連情報検出手段233は、例えば、参加ユーザーがSNSにおける同一のコミュニティグループに属している場合、当該コミュニティグループのコミュニティグループ情報から、コミュニティ属性や、コミュニティ名、管理ユーザー等を関連情報として検出する。そして、これらのいずれか又は複数の関連情報に含まれるキーワードを抽出してキーワード情報とする。例えば、コミュニティ属性に「夏までに−5kgダイエットする」とのテーマが設定されている場合、「夏」「−5kg」「ダイエット」とのキーワードのいずれか又は複数を抽出してキーワード情報として記録する。なお、管理UIDの管理者の名前等をキーワード等に設定してもよい。
さらに、関連情報検出手段233は、上記のいずれにも該当しない場合等において、目覚しゲームの実施を提案した提案ユーザー(目覚ましゲームの実施要請情報をサーバー装置20に送信したユーザー端末10を管理するユーザー)のユーザー情報を関連情報として検出する。この場合、例えば、提案ユーザーのユーザー情報から、名前や居住都道府県名等をキーワードとして抽出し、キーワード情報とする。
そして、キーワード情報出力手段234は、上記のように設定されたキーワード情報と、アラーム停止の際に、表示させる設問画面情報とを各ユーザー端末10に送信する。
そして、ユーザー端末10において計時部17により計時された時刻がアラーム時刻になると、アラーム出力部15は、アラームを出力する(ステップS4)。
そして、ユーザー端末10の表示制御手段194は、ステップS4によりアラームを出力するタイミングで、表示部11に停止条件が含まれる図5に示すような設問表示画面SH1を表示させる(ステップS5)。この設問表示画面SH1は、例えば、図5に示すように、設問SH11と、当該設問SH11の回答入力欄SH12と、が表示される。
そして、アラーム制御手段192は、停止条件を充足したか否かの判定を行う(ステップS6)。ステップS6において「NO」と判定された場合、表示制御手段194は、停止条件が充足されてアラームが停止されるまでの間、設問表示画面SH1を表示する。
具体的には、撮像制御手段193は、アラームが出力されると、撮像部16のカメラ161を駆動させる。これにより、表示部11に設問表示画面SH1が表示されている間、設問表示画面SH1を視認したユーザーの顔がカメラにより撮像可能な状態となる。そして、アラームが停止されるタイミングは、ユーザーによりキーワードが入力されるタイミングであり、ユーザーが設問表示画面SH1を視認している状態となる。よって、このタイミングで、カメラによる撮像を行うことで、ユーザーの顔(寝起き状態の顔)が撮像される。また、撮像制御手段193は、撮像した画像(ユーザーの寝起き状態の顔)を端末記憶部14に記憶する。
そして、算出手段236は、同一GIDの目覚しゲームに参加した全ての参加ユーザーに対する停止時刻を取得すると、参加ユーザー情報に記録されたアラーム時刻と停止時刻との差である覚醒時間を、参加ユーザーごとに算出する(ステップS25)。
例えば、算出手段236は、グループAのユーザーA001のアラーム時刻07:15及び停止時刻07:18:15の差を検出し、当該差を覚醒時間(195秒)として検出する。このようにして算出手段236は、ユーザーA002〜A005のそれぞれの覚醒時間を算出する。図3に示す例では、例えば、ユーザーA002の覚醒時間は、190秒であり、ユーザーA003の覚醒時間は、105秒であり、ユーザーA004の覚醒時間は、310秒であり、ユーザーA005の覚醒時間は、250秒である。
ここで、早朝に起床する必要があるユーザーや、睡眠時間が確保し難いユーザーは、目覚しゲームにおいて不利である。このため、本実施形態では、覚醒時間の調整実施条件が予め設定されており、当該調整実施条件を充足するユーザーの覚醒時間を所定時間短縮する。この調子実施条件は、アラーム時刻、睡眠予定時間、肉体労働の有無、疾病の有無等にそれぞれ設定されている。具体的には、アラーム時刻に対しては、予め設定された第一判定時刻(例えば6:30)より前に設定されていること、睡眠予定時間に対しては、予め設定された第一判定時間(例えば4.5時間)未満であること、ユーザー情報の属性情報に記録された体調判定関連情報において、肉体労働有が記録されていること、疾病有が記録されていること、が調整実施条件となる。
具体的に、覚醒時間調整手段237は、アラーム時刻が第一設定時刻よりも早い場合に予め設定された時間だけ覚醒時間を短縮する。また、睡眠予定時間が第一設定時間よりも短い場合、予め設定された時間だけ覚醒時間を短縮する。また、肉体労働有の場合、及び疾病有の場合においても、予め設定された時間だけ覚醒時間を短縮する。
例えば、図3におけるユーザーID「A004」のユーザーは、アラーム時刻、睡眠予定時間、肉体労働有の3つの項目で調整実施条件を充足しているので、1つの項目につき、例えば、40秒を減算する。このため、覚醒時間調整手段237により調整された覚醒時間は、190秒となる。
一方、ユーザー端末10のマルチメディア情報送信手段195は、上記ステップS8の処理が実行された後、公開指示情報が受信されたか否かを判定する(ステップS9)。ステップS29によりサーバー装置20から公開指示情報を受信した公開対象ユーザーのユーザー端末10のマルチメディア情報送信手段195は、ステップS9にて「YES」と判定し、それ以外のユーザーのユーザー端末10のマルチメディア情報送信手段195は、ステップS9にて「NO」と判定する。
ステップS9の判定処理により「YES」と判定されると、マルチメディア情報送信手段195は、端末記憶部14に記憶されたマルチメディア情報(ステップS7にて撮像された撮像画像)をサーバー装置20に送信する(ステップS10)。
そして、公開手段239は、上記マルチメディア情報を公開したことを示す公開情報を参加ユーザーのユーザー端末10に送信し(ステップS31)、処理を終了させる。これにより、ユーザー端末10は、公開情報に基づいて、SNSの所定のコンテンツにアクセスすることで、公開対象ユーザーのマルチメディア情報を閲覧することが可能となる。つまり、公開手段239は、所定のコンテンツにアクセスした参加ユーザーのユーザー端末10に対して、公開したマルチメディア情報を送信し、ユーザー端末10は、当該マルチメディア情報を受信することで、表示部11において当該マルチメディア情報を表示することが可能となる。
一方、ユーザー端末10においては、上記公開情報を受信した後、及び、上記ステップS9にて「NO」と判定された場合に、処理を終了させる。
以上説明した本実施形態に係る情報処理システム1は、以下の効果を奏する。
本実施形態の情報処理システム1では、サーバー装置20は、グループに属する参加ユーザーのユーザー端末10においてアラームを出力するアラーム時刻を取得するアラーム時刻取得手段232と、当該アラームが停止された停止時刻を取得する停止時刻取得手段235と、アラーム時刻と停止時刻との差である覚醒時間を参加ユーザー毎に算出する算出手段236と、覚醒時間が最大となる参加ユーザーのマルチメディア情報(ユーザーの寝起き状態の画像)を取得するマルチメディア情報取得手段238と、を備える。つまり、本実施形態では、アラームが出力されてから起床までの時間が最も遅かった参加ユーザーの寝起きの画像等のマルチメディア情報が目覚しゲームを実施したグループの各参加ユーザーに送信されることになる。このため、各参加ユーザーは、当該マルチメディア情報の公開を避けるべく、アラームが出力されてからより短時間で起床しようと試みる可能性が高くなる。したがって、ユーザーを効果的に目覚めさせるアラーム効果を得ることができる。
さらに、通常の目覚し時計等のアラーム機能では、ユーザーがアラームを停止させた後に、再び寝てしまう(所謂、二度寝)場合がある。これに対して、本実施形態では、マルチメディア情報がSNSの所定のコンテンツ(タイムラインや掲示板等)に公開されることで、当該マルチメディア情報に対して他の参加ユーザーからメッセージ等が投稿される可能性が高い。この場合、例えば、参加ユーザーのアラーム時刻が略同一若しくは一定の範囲内であれば、当該メッセージの投稿の度に、ユーザー端末10からプッシュ通知等の通知音等が出力されるので、ユーザーの二度寝を抑制できる。
これに対し、本実施形態では、制御部23は、アラーム時刻に応じて覚醒時間を調整する覚醒時間調整手段237として機能する。すなわち、覚醒時間調整手段237は、アラーム時刻が第一設定時刻よりも早い場合に、覚醒時間を短縮する。また、覚醒時間調整手段237は、睡眠予定時間が第一設定時間よりも短い場合に、覚醒時間を短縮する。さらに、覚醒時間調整手段237は、ユーザー情報の属性情報に含まれる体調判定関連情報に基づいて、調整実施条件を判定する。つまり、属性情報に疾病有や肉体労働有が記録された参加ユーザーの覚醒時間を予め設定された時間だけ短縮する。
このため、参加ユーザーがアラーム時刻の違いによる不利益を被ることが無く、公平性を担保することができ、目覚しゲームへの参加率を向上させることができる。
次に、本発明の第二実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態の情報処理システムは、上記第一実施形態に係る情報処理システム1と略同一の構成を備える他、サーバー装置20の記憶部22に予め広告情報が記憶されている点、並びに、制御部23のキーワード情報出力手段234が当該広告情報に基づく広告表示情報を生成する点で上記第一実施形態と異なる。すなわち、本実施形態では、関連情報検出手段233は、広告情報取得手段としても機能する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同様の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
具体的に、キーワード情報出力手段234は、記憶部22に記憶されたキーワード情報を取得すると、当該キーワードに関連する広告情報を当該記憶部22に記憶された広告情報群から検出し、取得する。そして、キーワード情報出力手段234は、取得した広告情報に基づく広告画面情報を生成する。
なお、本実施形態では、キーワード情報に関連する広告情報を検出する際に、広告料金の最も高い広告情報を取得することとしたが、これに限らず、例えば、広告情報は、ランダムに取得されてもよいし、ユーザーの購入履歴等に広告情報に該当する商品が含まれている場合には、当該商品に関連する広告情報を優先的に取得してもよいし、当該商品に関連する広告情報を除外して、他の広告情報を取得するようにしてもよい。
さらに、記憶部22には、予め複数の広告情報が記憶されていることとしたが、これに限らず、例えば、他のサーバー装置等からキーワード情報に基づく広告情報を検出し、当該広告情報に基づく広告画面情報を生成するようにしてもよい。加えて、キーワード情報出力手段234が広告画面情報を生成することとしたが、これに限らず、例えば、予め記憶部22に広告情報に対応付けて広告画面情報が記憶され、当該広告画面情報を各ユーザー端末10に送信するようにしてもよい。
本実施形態では、ユーザー端末10の表示制御手段194は、ステップS4によりアラームを出力するタイミングで、表示部11に停止条件が含まれる図6に示すような広告表示画面SH2を表示させる(ステップS5)。
この広告表示画面SH2は、例えば、図6に示すように、広告SH21と、当該広告SH21の内容を反復確認させる回答入力欄SH22と、が表示される。例えば、広告SH21は、「おいしくて健康!わかめクッキーダイエット」の広告画像であり、当該広告画像の下部には、上記広告SH21の内容を反復させるための文字列が表示され、一部の文字が白抜きにて(回答入力欄SH22として)表示されている。
本実施形態に係る情報処理システムは、上記第一実施形態に係る情報処理システム1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
本実施形態では、キーワード情報出力手段234が、記憶部22に記憶されたキーワード情報を取得すると、当該キーワードに関連する広告情報を記憶部22に記憶された広告情報群から検出し、取得する。そして、キーワード情報出力手段234は、取得した広告情報に基づく広告画面情報を生成し、当該広告画面情報を各ユーザー端末10に送信するので、ユーザー端末10の表示部11には、ユーザーの属するグループに関連する広告情報が表示される。これによれば、当該目覚しゲームに参加しているユーザーのユーザー端末10に各種広告が表示されるので、アラームを停止させるために、ユーザーは、当該広告を確実に視認する。このため、ユーザーは、アラームを停止させる際に、自らに有用な商品等の広告を認識できる。
また、広告SH21の下部に当該広告SH21の内容を反復させるための文字列が表示され、当該文字列の一部に上記広告SH21の内容の一部を入力するので、当該広告内容をユーザーに刻み込むことができ、当該広告の広告価値を高めることができる。
次に、本発明の第三実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態の情報処理システムは、上記第一実施形態に係る情報処理システム1と略同一の構成を備える他、サーバー装置20の制御部23の構成が上記第一実施形態と異なる。すなわち、本実施形態では、情報処理方法が上記第一実施形態の情報処理方法と一部異なる。
例えば、同一のグループに所属する複数のユーザー(参加ユーザー)が連れ立って旅行に出かける場合等では、集合場所に参加ユーザーが集合した後、旅行に出発することがある。このような場合において、本実施形態のサーバー装置は、集合場所に集合する時刻に基づいて、各参加ユーザーが起床するアラーム時刻を、参加ユーザーのユーザー情報に基づいて、それぞれ設定する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同様の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
サーバー装置20Aは、上記第一実施形態のサーバー装置20と略同一の構成を備え、制御部23に代えて制御部23Aを備える。
本実施形態では、第一実施形態と同様に、記憶部22に参加ユーザー情報が記憶される。ここで、本実施形態では、当該参加ユーザー情報のデータ構成が上記第一実施形態と異なる。
本実施形態では、参加ユーザー情報は、図8に示すように、例えば、GIDと、参加UIDと、提案UIDと、アラーム時刻と、停止時刻とに加え、出発地(住所)と、目的地(集合場所)と、集合時刻と、所要時間と、が関連付けられて複数記憶される。
目的地は、実施要求情報に含まれる情報であり、旅行等における参加ユーザーの集合場所を示す。
集合時刻は、実施要求情報に含まれる情報であり、集合場所への集合時刻を示す。
所要時間は、後述する所要時間取得手段240により取得される出発地から集合場所までの所要時間である。
また、記憶部22には、出発地から集合場所までの交通経路の探索、及び出発地から集合場所までの所要時間を算出するための地図情報や、公共交通機関の発着時刻等を記録した公共交通機関情報等の各種経路探索用情報を記憶する。
制御部23Aは、図7に示すように、上記第一実施形態と同様に、グループ設定手段231、関連情報検出手段233、キーワード情報出力手段234、停止時刻取得手段235、算出手段236、覚醒時間調整手段237、マルチメディア情報取得手段238、公開手段239として機能する他、所要時間取得手段240、アラーム時刻設定手段241、位置取得手段242等として機能する。なお、本実施形態では、グループ設定手段231が集合時刻取得手段として機能する。
所要時間取得手段240は、記憶部22に記憶された経路探索用情報を用いて、各参加ユーザーの出発地から集合場所までの所要時間を取得する。
アラーム時刻設定手段241は、所要時間取得手段240により算出された所要時間と、集合時刻とに基づいて、各参加ユーザーのアラーム時刻を設定する。
位置取得手段242は、各参加ユーザーの位置(すなわち、ユーザー端末の位置)を取得する。
次に、上記のような情報処理システムのユーザー端末10及びサーバー装置20Aの動作について、図面に基づいて説明する。
図9及び図10は、本実施形態の情報処理システムにおける情報処理方法を示すフローチャートである。
図9に示すように、本実施形態では、第一実施形態におけるステップS1及びステップS21に代わりに、ステップS11及びステップS32を実施する。
すなわち、ステップS11及びステップS32では、ユーザー端末10の表示制御手段194は、SNSの所定のコンテンツを表示部11に表示させるとともに、例えば、目覚しゲームを実施する旨を示すアイコン、及び目覚しゲームとともに目的地及び集合時刻を設定する旨のアイコンを表示させる。ここで、ユーザーにより入力操作部12の操作により目覚しゲームを実施する旨を示すアイコン(目覚ましゲームのみを実施する旨のアイコン)が選択された場合は、以降、第一実施形態と同様の処理を実施する。
一方、目覚しゲームとともに目的地及び集合時刻を設定する旨のアイコンが選択されると、表示制御手段194は、さらに、目的地及び集合時刻の入力を促す画面を表示させる。そして、ユーザーの入力操作部12の操作により、目的地及び集合時刻が入力されると、グループ設定要求手段191は、サーバー装置20Aに対して、目的地及び集合時刻を含む実施要求情報をUIDとともに送信する。
参加可否情報を受信したユーザー端末10の処理も第一実施形態と同様であり、ユーザーの入力操作部12の操作により、目覚しゲームに参加する旨が選択された場合に、UIDと参加要求情報とをサーバー装置20Aに送信する。
そして、サーバー装置20Aのグループ設定手段231は、UIDと参加要求情報とを受信すると、生成した図8に示すような参加ユーザー情報の参加UIDに、参加要求情報を送信したユーザーのUIDを記録する。
これに加え、サーバー装置20Aのグループ設定手段231は、各参加ユーザーのユーザー情報に記録される登録位置情報(居所)に基づいて、出発地を設定する。なお、ここでは、出発地として、参加ユーザーの居所を設定したが、これに限定されない。例えば、ユーザー端末10において、目覚しゲームに参加する旨が選択された場合に、出発地の入力を促す画面を表示させ、ユーザーの入力操作部12の操作に基づいて出発地を取得してもよい。この場合、参加要求情報に出発地が含まれ、グループ設定要求手段191は、参加要求情報に基づいて出発地を設定する。なお、提案ユーザーに対する出発地に関しても同様であり、実施要求情報に出発地を含ませてもよい。
そして、本実施形態では、ステップS32の後、サーバー装置20Aの所要時間取得手段240は、出発地から集合場所までの所要時間を取得する(ステップS33)。
具体的には、所要時間取得手段240は、記憶部22に記憶された地図情報や、公共交通機関情報に基づいて、出発地から集合場所までの移動経路を探索する。この際、集合時刻又は集合時刻の所定時間前(例えば5分前等)を到着時刻とした経路探索を実施する。そして、所要時間取得手段240は、探索された移動経路のうち所要時間が最小となる経路を抽出し、当該経路の所要時間を参加ユーザー情報に記録する。
このステップS34では、アラーム時刻設定手段241は、集合時刻から、算出された所要時間と所定のマージン時間(例えば40分の準備時間及び予備時間)とを加算した時間だけ遡った時刻をアラーム時刻として設定する。
サーバー装置20の位置取得手段242は、通信部21を介して上記位置情報を取得する(ステップS35)。このステップS35で取得された参加ユーザーの位置情報は、適宜、記憶部22に記憶される。
このステップS36の判定処理において、「NO」と判定された場合、すなわち、全ての参加ユーザーが集合場所に到着している場合には、以下の処理を実行することなく、処理を終了させる。
ここで、遅延ユーザーとしては、例えば集合場所に到着していない参加ユーザーを全員遅延ユーザーとしてもよく、集合場所からの距離が最大となるユーザーを遅延ユーザーとして検出してもよい。また、集合場所までの到着予定時間が最大となるユーザーを遅延ユーザーとしてもよい。
一方、ユーザー端末10においては、上記ステップS13の処理が実行された後、公開指示情報が受信されたか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14の判定処理により「YES」と判定されると、端末制御部19は、位置検出部18により位置情報を取得し、当該取得した最新の位置情報をサーバー装置20に送信する(ステップS15)。
一方、ユーザー端末10においては、上記公開情報を取得すると、集合場所に到着したか否かを判定する(ステップS16)。
このステップS16の判定処理により「NO」、すなわち、未だ集合場所に到着していないと判定されると、再度ステップS13の処理に戻り、上記各ステップS13〜S16を繰り返す。
一方、ステップS16の判定処理により「YES」と判定された場合及びステップS14において「NO」と判定された場合に、端末制御部19は、上記処理を終了させる。
本実施形態に係る情報処理システムは、上記第一実施形態に係る情報処理システム1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
サーバー装置20の制御部23Aが複数のユーザーの集合場所への集合時刻を取得する集合時刻取得手段(グループ設定手段231)及び複数のユーザーごとに出発地から集合時刻までの所要時間を取得する所要時間取得手段240として機能する。このため、あるグループの複数のユーザーのうち、旅行に出かけるユーザーごとの出発地から集合場所までの所要時間を取得できる。また、制御部23Aが所要時間に応じてアラーム時刻を設定することから、ユーザーは、ユーザー端末10においてアラームを自ら設定しなくてもアラームが出力されるので、ユーザー端末10の利便性を向上できる。
これに対し、本実施形態では、集合時刻の5分前に上記グループに属する複数のユーザー端末10の位置情報をサーバー装置20において取得し、集合場所から例えば最も遠い場所に位置する遅延ユーザーの位置情報が公開されるので、集合場所に集合時刻に到着できる可能性が最も低いユーザーの位置を容易に把握できる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
[変形例1]
上記各実施形態では、端末制御部19は、入力操作部12によりキーワード情報が入力された場合にアラームを停止させることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、端末制御部19は、撮像部16により画像が撮像された際にアラームを停止させるようにしてもよい。
この際、端末制御部19は、撮像された撮像画像に対して顔認証処理や虹彩認証等を実施し、参加ユーザー本人の顔であると判定された場合にアラームを停止させてもよい。これにより、参加ユーザーの顔が映り込まない撮像画像が取得される不都合を回避でき、目覚しゲームでの不正を抑制できる。なお、顔認証処理としては、公知の技術を利用できる。
また、このような構成では、設問画面情報として、所定の顔の撮像画像を取得する旨が記録されていてもよい。この場合、アラームが出力されて、表示部11に設問表示画面が表示された際に、所定の顔の撮像画像を撮像する旨の指令(例えば、笑顔の撮像画像を取得する旨の指令等)が表示される。そして、アラーム制御手段192は、撮像された撮像画像に対して顔認証処理を実施するともに、さらに、表情判定処理を行う。例えば、指令内容が上述のように笑顔での撮像画像の取得である場合は、笑顔であるか否かを判定する。なお、表情判定処理としては、笑顔検出等の公知の技術を用いることができる。その後、取得された撮像画像が指定した表情である場合に、アラーム制御手段192は、アラームを停止させる。このような構成では、起床時間のみならず、昼間でもゲーム性の高いアラーム処理を実施でき、時間効率の高い生活を促すことができる。
上記各実施形態では、アラームが停止された際に、撮像制御手段193により撮像画像を取得したが、さらに、上記変形例1にて示したような顔認証を実施してもよい。このような場合、例えば、ユーザーが撮像部16のレンズを指で押さえたり、同居人にキーワード情報を入力させる等により他人の顔を撮像させたりする不正を回避することができる。
この場合、例えば、端末記憶部14にユーザー本人の顔の撮像画像(通常の顔画像)を記憶しておく。当該撮像画像は、ユーザーが例えば顔認証処理用に予め撮像した画像であり、基準撮像画像となる。
そして、上記第一実施形態のように、アラーム制御手段192にアラームが停止されたタイミングで、撮像制御手段193は、カメラ161を制御してユーザーの顔の撮像画像を取得する。この後、端末制御部19は、撮像された撮像画像に対して顔認証処理を実施し、ユーザー本人であると判定された場合は、アラームを停止させるとともに、基準撮像画像と撮像画像とを比較して、その類似度を算出する(加工判定処理)。そして、類似度が所定閾値以下である場合に、撮像画像に対して画像加工処理を実施して加工画像を生成し、当該加工画像をマルチメディア情報としてサーバー装置20に送信する。この画像加工処理は、例えば、端末記憶部14に記憶された装飾画像(髭画像、丸坊主画像、鼻毛画像、皺画像等)を撮像画像内の対応箇所に配置する。又は、撮像画像に対して、魚眼レンズフィルター等の座標変換処理を行うことで加工画像を生成してもよい。
このような構成では、公開手段239により公開されるユーザーの撮像画像(加工画像)がユーザーにとって公開を回避したいと思う画像となるので、撮像画像と予め登録されたユーザー本人の顔とに特徴の差がない場合であっても、起床に対する緊張感を持たせることができる。これにより、化粧前の顔(所謂、すっぴん)と化粧後の顔に差がないユーザーにおいても、ゲーム性の高いアラーム処理を実行できる。
なお、上記では、顔認証用の基準撮像画像と、撮像画像をと比較する例を示したが、例えば、就寝時に撮像画像(比較画像)を取得し、撮像画像と比較画像との類似性により撮像画像を加工するか否かを判定してもよい。
さらに、サーバー装置20の記憶部22に、上述したような基準撮像画像や比較画像を記憶しておいてもよい。この場合、サーバー装置20の制御部23が、上述したような加工判定処理を実施し、取得した撮像画像に対して画像加工処理を実施してもよい。
上記各実施形態では、マルチメディア情報として、撮像部16により撮像される撮像画像(静止画)を例示したが、これに限定されない。例えば、マルチメディア情報や、音声や、動画であってもよい。音声の場合は、ユーザー端末10に設けられたマイクにより、ユーザーの音声を録音する。また、動画の場合は、撮像部16及びマイクを用いて、ユーザーの動画を取得する。
この場合、アラームを停止させる停止条件として、キーワードの音声入力等とすることが好ましい。すなわち、アラーム制御手段192は、音声入力されたキーワードを音素解析し、正解である場合に、アラームを停止させる。また、当該音声は、端末記憶部14にマルチメディア情報として記録される。
上記第一及び第二実施形態では、睡眠予定時間がユーザーIDに対応付けられてサーバー装置20に送信されることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、睡眠予定時間は、サーバー装置20に送信されなくてもよい。この場合、例えば、制御部23の算出手段236がユーザーの行動履歴情報等から睡眠予定時間を算出するようにしてもよい。
また、参加ユーザー情報に睡眠予定時間が含まれなくてもよい。この場合では、覚醒時間調整手段237による睡眠予定時間による覚醒時間の調整は実施されない。
上記第一実施形態では、関連情報検出手段233は、参加ユーザーに関連する関連情報を検出してキーワード情報を生成する例を示したが、これに限定されない。例えば、関連情報検出手段233は、どの参加ユーザーにも関連しない情報(例えば時事情報等)からキーワードを設定してもよい。また、提案ユーザーがキーワードを設定してもよい。この場合、提案ユーザーのユーザー端末10からサーバー装置20に実施要求情報をする際に、提案ユーザーにより設定入力されたキーワードを当該実施要求情報に含ませればよい。また、当該キーワードは、例えば、サーバー装置20から送信される参加可否情報に含ませて各参加ユーザーのユーザー端末10に送信すればよい。
上記各実施形態では、キーワード情報出力手段234は、1つのグループに属する全てのユーザーに同一のキーワード情報を出力することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、キーワード情報は、ユーザーごとに異なってもよい。この場合、よりユーザーに関連する関連情報に基づいた設問画面情報及び広告画面情報が生成され、当該ユーザーにより有意義な設問及び広告を提示できる。
さらに、上記各実施形態では、関連情報検出手段233を備えることとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、関連情報検出手段233はなくてもよい。この場合、キーワード情報出力手段234は、予め記憶部22に記憶された設問画面情報及び広告画面情報をユーザー端末10に対してランダムに出力すればよい。また、設問画面情報においては、上記関連情報に基づく設問に限られないので、例えば、設問として、計算や、英訳等の設問を提示でき、当該設問の難易度を変えることにより、よりゲーム感を高めることができる。
上記第一及び第二実施形態において、ステップS3において、キーワード情報に複数のキーワードが記録されている場合、ステップS5にて複数の設問とそのキーワードを入力させる設問表示画面SH1を表示してもよい。この場合、例えば全ての設問に対する回答がキーワードと一致している場合に、停止条件を充足したと判定する。このような構成では、目覚しゲームにおけるゲーム性がより向上し、ユーザー間のコミュニティの増進を図れる。また、ユーザーにより一層の緊張感を与えることで、ユーザーの脳の覚醒を促すことができ、更なる目覚しの効果を得ることができる。
一方、複数のキーワードを取得した場合に、ユーザーの入力操作部12の操作によって例えば設問の変更を要求する要求情報が入力された際、設問表示画面SH1に表示させる設問を変更してもよい。この場合、設問に対する回答(キーワード)をユーザーが忘れた場合でも、他の設問に対する回答がキーワードと一致すれば、アラームを停止することが可能となる。この際、設問の変更可能な回数(取得したキーワードの数)を設問表示画面SH1に表示させてもよい。
上記各実施形態では、覚醒時間調整手段237を備えることとし、所定の条件を充足した場合に、覚醒時間を調整することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、覚醒時間調整手段237はなくてもよい。この場合、マルチメディア情報取得手段238は、算出手段236により算出された覚醒時間が最大となるユーザーを選択し、公開手段239は、当該ユーザーのマルチメディア情報を当該ユーザーと同じグループの他のユーザーが管理する他のユーザー端末10に送信すればよい。この場合、上記図4及び図9に示した情報処理を簡略化できるとともに、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記各実施形態では、覚醒時間調整手段237は、覚醒時間の調整条件を充足する場合に、1つの項目につき40秒減算することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、覚醒時間調整手段237は、上記調整条件を充足しない1つの項目につき40秒を加算するようにしてもよい。また、覚醒時間調整手段237は、1つの項目につき所定の秒数を加算及び減算することに限らず、例えば、1つの項目につき、所定の値(例えば、0.9)を乗算及び除算することとしてもよい。さらに、項目ごとに上記秒数を異ならせることにより、項目ごとの重み付けを変更してもよい。
例えば、アラーム時刻が第一設定時刻よりも早い場合に、アラーム時刻と第一設定時刻との時間差が大きい程、覚醒時間を大きく減少させてもよい。この場合、例えば、アラーム時刻と第一設定時刻との時間差(第一時間差)に対して所定の割合を乗算した値を覚醒時間の減算量としてもよく、第一時間差と覚醒時間の減算量とを関連付けたテーブルデータを記憶部22に記憶しておき、当該テーブルデータに基づいて、覚醒時間から減算量を算出してもよい。
睡眠予定時間においても同様であり、睡眠予定時間が第一設定時間よりも短い場合に、睡眠予定時間と第一設定時間との時間差が大きい程、覚醒時間を大きく減少させてもよい。この場合も、例えば、睡眠予定時間と第一設定時間との時間差(第二時間差)に対して所定の割合を乗算することで減算量を求めてもよく、第二時間差と減算量とを関連付けたテーブルデータに基づいて、減算量を求めてもよい。
この第二設定時間は、第一設定時間よりも短い時間とすることが好ましい。これにより、同一の睡眠予定時間であっても、アラーム時刻が早いユーザーと、アラーム時刻が遅いユーザーとの公平性を担保することができる。例えば、睡眠予定時間が7時間であり、アラーム時刻が5:00の参加ユーザーと、睡眠予定時間が7時間であり、アラーム時刻が8:00の参加ユーザーとにおいて、第一設定時間及び第二設定時間がともに7時間である場合、アラーム時刻が8:00である参加ユーザーが有利となり、公平性を担保できない。これに対して、第一設定時間を7時間、第二設定時間を6時間とする場合、アラーム時刻が5:00の参加ユーザーの覚醒時間は調整実施条件を満たすと判定され、公平性を担保することが可能となる。
この第二設定時刻は、第一設定時刻よりも遅い時刻とすることが好ましい。これにより、同一のアラーム時刻であっても、睡眠予定時間が短いユーザーと、睡眠予定時間が長いユーザーとの公平性を担保することができる。
例えば、アラーム時刻が7:00であり、睡眠予定時間が4時間の参加ユーザーと、睡眠予定時間が7時間の参加ユーザーとにおいて、第一設定時刻及び第二設定時刻がともに6:00である場合、睡眠予定時間が7時間である参加ユーザーが有利となり、公平性を担保できない。これに対して、第一設定時刻を6:00、第二設定時刻を8:00とする場合、睡眠予定時間が4時間の参加ユーザーの覚醒時間は調整実施条件を満たすと判定され、公平性を担保することが可能となる。
例えば、覚醒時間調整手段237は、属性情報に肉体労働有が記録されている場合、アラーム時刻が、第一設定時刻よりも遅い第三設定時刻より早い場合に、調整実施条件を満たすと判定し、睡眠予定時間が、第一設定時間よりも長い第三設定時間より短い場合に、調整実施条件を満たすと判定してもよい。同様に、属性情報に疾病有が記録されている場合、アラーム時刻が、第一設定時刻よりも遅い第四設定時刻より早い場合に、調整実施条件を満たすと判定し、睡眠予定時間が、第一設定時間よりも長い第四設定時間より短い場合に、調整実施条件を満たすと判定してもよい。さらに、第四設定時間は、疾病の種類等により変更されてもよい。
上記第一及び第二実施形態では、アラーム時刻取得手段232は、1つのグループに属する複数のユーザーがそれぞれ管理する複数のユーザー端末10のそれぞれからアラーム時刻を取得することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、アラーム時刻取得手段232は、1つのユーザー端末10(例えば提案ユーザーのユーザー端末10)からアラーム時刻を取得することとしてもよい。この場合、当該設定されたアラーム時刻に起床したいと考えているユーザーが目覚しゲームに参加すればよい。これによれば、当該目覚しゲームに参加するユーザー端末10のそれぞれからアラーム時刻を取得する必要がないので、上記情報処理方法を簡略化できる。また、この場合、アラーム時刻に応じて覚醒時間を調整する必要がないので、覚醒時間調整手段237はなくてもよい。
上記第二実施形態では、キーワード情報として画像の広告情報を用いたが、これに限定されない。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、広告情報として音声又は動画の広告情報を用いてもよい。このような場合、アラームとして、当該広告の音声や動画を出力してもよい。
例えば、上記広告情報として、近日公開予定の映画の広告を用いる場合、アラーム音として当該映画のナレーションを用い、広告情報として、売出し中の新人アイドルの画像や公演情報等を用いる場合、アラーム音として、当該アイドルの楽曲や当該アイドルの音声等が出力されるようにしてもよい。すなわち、本変形例では、出力されるアラーム音にも広告要素を追加できる。
このような構成によれば、上記第二実施形態と同様の効果を奏することができる他、目覚しゲームに参加するユーザーのユーザー端末10におけるアラーム出力部15から出力されるアラーム音を同じに設定できるので、より公平にアラーム処理を実行できる。また、ユーザーに関連しない広告情報に対する広告効果を得ることもできる。すなわち、より広告効果を高めたアラーム処理を実行できる。
上記第三実施形態では、所要時間取得手段240は、出発地から集合場所までの最短の交通経路を検索し、当該交通経路における所要時間を取得することとしたが、これに限らない。例えば、所要時間取得手段240は、出発地から集合場所までの最短の交通経路に代えて、最長の交通経路を検索することとしてもよい。これによれば、ユーザーは、集合場所まで最も時間が掛かる交通経路にて移動する際の所要時間に基づいてアラーム時刻が設定されるので、余裕を持った時間にアラームが出力される。したがって、アラームが出力されてから起床するまでに時間が掛かったり、身支度に時間が掛かったりした場合でも、上記最長の交通経路ではなく最短の交通経路にて移動すれば、集合時刻に集合場所に確実に到着できる。
上記第三実施形態では、アラーム時刻設定手段241は、所要時間に一律のマージン時間を加算した時間に基づいてアラーム時刻を設定することとしたが、これに限らない。例えば、アラーム時刻設定手段241は、ユーザー情報(属性情報)に基づいて当該マージン時間を異ならせてもよい。例えば、アラーム時刻設定手段241は、ユーザーB002が50代以上の女性である場合や朝風呂を習慣としている場合には、30代の一般男性に比べて、マージン時間を長く(例えば、1時間)設定してもよい。これによれば、マージン時間を考慮してアラームが設定されるので、ユーザーが集合時刻に集合場所に確実に到着できる。
上記第三実施形態では、アラーム時刻設定手段241は、ユーザーごとの所要時間にマージン時間を加算した時間に基づいてアラーム時刻を設定することとしたが、これに限らない。例えばアラーム時刻設定手段241は、参加ユーザーのうち、所要時間が最も大きいユーザーB005と同じ所要時間にマージン時間を加算した時間に基づいてアラーム時刻を設定し、ユーザー端末10に送信することとしてもよい。この場合、集合場所までさほど時間を要しない他のユーザーB001〜B004は、早い時間に目覚めることとなるが、全てのユーザーが同じ時間に起床することで、目覚しゲームのゲーム性をさらに高めることができる。なお、この場合、覚醒時間調整手段237による調整は実行されなくてもよく、制御部23Aは、覚醒時間調整手段237として機能しなくてもよい。
さらに、全てのユーザーB001〜B005のユーザー端末10において、同時刻にアラームが設定されることから、最大の覚醒時間であるユーザーの寝起き画像が短時間(例えば、5分程度)で表示されるので、ユーザーの二度寝をさらに抑制できる。
上記第三実施形態では、ステップS37において、公開手段239は、位置情報公開対象であるユーザーの管理するユーザー端末10に位置情報を公開させる公開指示情報を送信することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、公開手段239は、位置情報公開対象であるユーザーの管理するユーザー端末に位置情報とともに、マルチメディア情報(例えば、ステップS7で取得された撮像画像や音声や動画)を公開させる公開指示情報を送信するようにしてもよい。これによれば、集合場所への到着が遅れているユーザーの位置情報及びマルチメディア情報をグループに属する他のユーザーが視認できる。したがって、目覚しゲームに参加したユーザーは、マルチメディア情報が公開される可能性が2倍になるので、当該目覚しゲームに参加している複数のユーザーの二度寝の可能性を低減でき、集合時刻に確実に集合できる。したがって、予定通りに旅行を進めることができる可能性を高めることができる。
上記各実施形態では、サーバー装置20が本発明の情報処理装置として機能することとした。しかしながら、本発明は、これに限らない。例えば、ユーザー端末10がサーバー装置20と同様の機能を有し、当該ユーザー端末10が情報処理装置として機能することとしてもよい。この場合、例えば提案ユーザーのユーザー端末10に、上記サーバー装置20の機能を持たせてもよい。
また、ユーザー端末10において、アラーム制御手段192により、アラームが停止されると、アラームの停止時刻を他の参加ユーザーのユーザー端末10に送信する。各ユーザー端末10から停止時刻が送信された後、端末制御部19は、取得した他の参加ユーザーの停止時刻と、アラーム制御手段192によりアラームを停止した停止時刻(自己の停止時刻)とを比較し、自己の停止時刻が最も遅い場合に、他のユーザー端末10に対してマルチメディア情報(例えば撮像画像等)を送信(公開)する。このような場合でも、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
Claims (14)
- 所定のグループに属する複数のユーザーがそれぞれ管理する複数の端末装置において、アラームを出力するアラーム時刻を取得するアラーム時刻取得手段と、
前記アラームが出力された前記端末装置において、前記アラームが停止された停止時刻を取得する停止時刻取得手段と、
前記アラーム時刻と前記停止時刻との差である覚醒時間を前記複数のユーザーごとに算出する算出手段と、
前記覚醒時間が最大となるユーザーのマルチメディア情報を取得するマルチメディア情報取得手段と、
前記マルチメディア情報を前記複数の端末装置に送信する公開手段と、を備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記アラーム時刻がそれぞれ異なる場合に、当該アラーム時刻の時間差に応じて前記覚醒時間を調整する覚醒時間調整手段を備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置において、
前記複数のユーザーの属性を含むユーザー情報を取得するユーザー情報取得手段を備え、
前記覚醒時間調整手段は、前記ユーザーの属性から当該ユーザーの体調を示す体調レベルを判定し、当該体調レベルが所定のレベルよりも低い場合に覚醒時間を調整する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置において、
前記複数のユーザーの集合場所への集合時刻を取得する集合時刻取得手段と、
前記複数のユーザーごとに、出発地から前記集合場所までの所要時間を取得する所要時間取得手段と、を備え、
前記アラーム時刻取得手段は、前記所要時間に応じて前記アラーム時刻を設定する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記アラーム時刻取得手段は、前記複数のユーザーがそれぞれ管理する前記複数の端末装置の少なくともいずれか1つから前記アラーム時刻を取得する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記端末装置に前記アラームを停止させるためのキーワード情報を出力するキーワード情報出力手段を備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項6に記載の情報処理装置において、
前記ユーザー及び前記ユーザーの属するグループの少なくともいずれかに関連する関連情報を検出する関連情報検出手段を有し、
前記キーワード情報出力手段は、前記関連情報を前記キーワード情報として出力する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項7に記載の情報処理装置において、
前記関連情報は、広告情報である
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置に通信可能に接続される端末装置と、を備える情報処理システムであって、
前記端末装置は、
前記アラーム時刻にアラームを出力するアラーム出力手段と、
前記アラームを停止させる停止手段と、
前記アラームが停止される際に、ユーザーのマルチメディア情報を取得する情報取得手段と、
前記アラームが停止された停止時刻及び前記マルチメディア情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、を備える
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項9に記載の情報処理システムにおいて、
前記情報処理装置は、前記端末装置に前記アラームを停止させるためのキーワード情報を出力するキーワード情報出力手段を備え、
前記停止手段は、前記キーワード情報を入力することにより前記アラームを停止させる
ことを特徴とする情報処理システム。 - 予め設定されたアラーム時刻にアラームを出力するアラーム出力手段と、
前記アラームを停止させる停止手段と、
前記アラームが停止される際に、ユーザーのマルチメディア情報を取得する情報取得手段と、
前記アラームが停止された停止時刻及び前記アラーム時刻の差である覚醒時間を前記ユーザーの属するグループを構成する他のユーザーの端末装置に送信する送信手段と、
前記他のユーザーの端末装置から受信した覚醒時間のいずれよりも、自己の覚醒時間が大きい場合に、前記マルチメディア情報を前記他の端末装置に送信する公開手段と、を備える
ことを特徴とする端末装置。 - コンピューターにより実行される情報処理方法であって、
前記コンピューターは、
所定のグループに属する複数のユーザーがそれぞれ管理する複数の端末装置において、アラームを出力するアラーム時刻を取得し、
前記アラームが出力された前記端末装置において、前記アラームが停止された停止時刻を取得し、
前記アラーム時刻と前記停止時刻との差である覚醒時間を前記複数のユーザーごとに算出し、
前記複数のユーザー間において、前記覚醒時間が最大となるユーザーのマルチメディア情報を取得し、
前記マルチメディア情報を前記複数のユーザーがそれぞれ管理する前記複数の端末装置に送信する
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンピューターにより読み込み実行される情報処理プログラムであって、
前記コンピューターを、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報処理装置として機能させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - コンピューターにより読み込み実行される情報処理プログラムであって、
前記コンピューターを、請求項11に記載の端末装置として機能させる
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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