JP2003044956A - 移動体監視方法およびシステム - Google Patents

移動体監視方法およびシステム

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JP2003044956A JP2001231210A JP2001231210A JP2003044956A JP 2003044956 A JP2003044956 A JP 2003044956A JP 2001231210 A JP2001231210 A JP 2001231210A JP 2001231210 A JP2001231210 A JP 2001231210A JP 2003044956 A JP2003044956 A JP 2003044956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体の現在および過去の状態を簡単に把握す
ることを目的とする。 【解決手段】移動体の移動可能範囲を区分した領域毎に
画像データを撮影するカメラ20と、移動体2に装着し
た識別手段30を検知して識別番号および滞在位置を把
握する移動体情報検知手段40とを設置する。そして監
視者1の携帯する監視端末70から識別番号等を指定す
る。すると制御部60は、指定された移動体の識別番号
等に基づいて滞在位置を特定し、さらに特定されたカメ
ラ番号等に基づいて所望の画像データを選択し、監視端
末70に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体監視方法およ
びシステムに関するものであり、特に高齢者介護施設に
おいて高齢者の状態を把握するための方法およびシステ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】高齢者介護施設では、徘徊癖のある痴呆
性の高齢者を介護することが多い。このような高齢者の
行動パターンおよび現在の状態等を把握するため、高齢
者介護施設内に複数台のカメラを設置している。図6に
従来の高齢者介護施設の説明図を示す。同図(1)に示
す高齢者介護施設10では、高齢者の移動可能な施設1
0内を複数の領域に区分して、各領域の画像を撮影する
カメラ20を設置している。一方、施設内のナースステ
ーション11には、各カメラ20が撮影した画像を表示
するモニタ22を設置している。これにより、高齢者の
行動パターンおよび現在の状態等を把握している。
【0003】また、高齢者の健康状態の急変に対応する
ため、また日常生活に介助を必要とする高齢者の要求に
対応するため、いわゆるナースコールシステムを導入し
ている。図6(1)の高齢者介護施設10では、高齢者
の個室12等に電話型の呼出端末16が設置されてい
る。一方、ナースステーション11には応答端末15が
設置されている。図6(2)に示す応答端末15には、
各高齢者の部屋番号、氏名および通話ランプ(ボタン)
が形成されている。そして高齢者の個室12からナース
ステーション11に連絡が入ると、その高齢者に対応す
る通話ランプが点滅し、ナース等の介護者がこの通話ボ
タンを押して、その高齢者と交信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ナースステ
ーション11に設置したモニタ22の台数が、カメラ2
0の台数より少ない場合には、全てのカメラ20の画像
を同時に表示することができない。そこで高齢者の行動
パターンを把握する場合には、高齢者の移動に合わせ
て、モニタ22に表示するカメラ20の画像を切り換え
る必要がある。この切り換え作業は、施設内の地理、カ
メラ20の設置場所および設置方向を3次元的に把握し
ていない限り、非常に困難であるという問題がある。な
お、全てのカメラ20の画像を同時に表示すべく、カメ
ラ20と同じ台数のモニタ22を設置するには、多額の
費用がかかるという問題がある。
【0005】また、ナースコールは、高齢者が緊急に介
護を必要としている場合だけでなく、いたずらのため
に、また単に話し相手を求めて行われる場合がある。後
者の場合でも、高齢者との会話だけでは緊急度が判断で
きないため、介護者は他の緊急度の高い介護作業を中断
して、その高齢者に対応する必要があるという問題があ
る。なお、インターフォン型の端末を使用した画像およ
び音声によるナースコールシステムでは、高齢者の状態
を観察して緊急度を判断することができるが、システム
の導入に多額の費用がかかり、また上述したカメラ20
と機能的に重複するという問題がある。本発明は上記問
題点に着目し、移動体の現在および過去の状態を簡単に
低コストで把握することが可能な、移動体監視方法およ
びシステムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る移動体監視方法は、移動体監視範囲を
複数の領域に区分して前記各領域を撮影するとともに、
前記各領域の撮像画像を画像データとして記憶格納して
おき、移動体に付帯させた識別手段により前記移動体の
滞在領域を時系列で特定し、特定した前記滞在領域の前
記画像データを連続した時系列画像データとして再生す
る構成とした。これにより、移動体の時系列画像データ
を簡単に入手することができる。従って、移動体の現在
および過去の状態を簡単に把握することができる。
【0007】また、携帯可能な監視端末から移動体を特
定し、通信回線を介して前記時系列画像データを呼び出
し、呼び出した前記時系列画像データを前記監視端末上
で再生する構成とした。これにより、管理センタ等に監
視者を常時配置する必要がなくなる。従って、移動体の
現在および過去の状態を低コストで把握することができ
る。
【0008】一方、本発明に係る移動体監視システム
は、移動体の移動可能範囲を区分した複数の領域につき
画像データを撮影する複数のカメラと、撮影された前記
画像データを撮影したカメラ番号および時間情報により
特定可能として保存する画像データメモリと、前記移動
体に付帯させた前記移動体の識別手段と、前記識別手段
を検知することにより前記移動体の識別番号および前記
移動体の滞在位置を把握する移動体情報検知手段と、把
握した前記移動体の滞在位置を前記移動体の識別番号お
よび時間情報により特定可能として保存する移動体情報
メモリと、前記移動体の識別番号および時間情報を指定
して前記移動体の画像データを要求し受領した前記画像
データを表示する監視端末と、前記監視端末からの要求
において指定された前記移動体の識別番号および時間情
報に基づいて前記移動体情報メモリから前記移動体の滞
在位置を特定し、特定された前記移動体の滞在位置を撮
影した前記カメラ番号および時間情報に基づいて前記画
像データメモリから画像データを選択し、選択された前
記画像データを前記監視端末に出力する制御部とを有す
る構成とした。これにより、監視端末から移動体の識別
番号および時間情報を指定するたけで、移動体の現在お
よび過去の画像データを入手することができる。従っ
て、移動体の現在および過去の状態を簡単に把握するこ
とができる。
【0009】なお前記監視端末は、携帯可能であるとと
もに、前記移動体との通信機能を有する構成とするのが
好ましい。これにより、管理センタ等に監視者を常時配
置する必要がなくなる。従って、移動体の現在および過
去の状態を低コストで把握することができる。
【0010】なお前記識別手段は、前記監視端末との通
信機能を有する構成とするのが好ましい。これにより移
動体は、どこからでも監視者と通信することができる。
従って、移動体の現在の状態を把握することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る移動体監視システム
の好ましい実施の形態を、添付図面にしたがって詳細に
説明する。なお以下には、高齢者の状態把握システムの
場合を例にして説明する。また、以下に記載するのは本
発明の実施形態の一態様にすぎず、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0012】最初に、第1実施形態について説明する。
図1に第1実施形態に係る移動体監視システムの説明図
を示す。第1実施形態に係る移動体監視システムは、移
動体である高齢者2の現在および過去の状態を把握する
システムであって、移動体監視範囲を区分した複数の領
域につき画像データを撮影する複数のカメラ20と、撮
影された前記画像データを撮影したカメラ番号および時
間情報により特定可能として保存する画像データメモリ
52と、移動体に付帯させた移動体の識別手段30と、
その識別手段30を検知することにより移動体の識別番
号および移動体の滞在位置を把握する移動体情報検知手
段40と、把握した移動体の滞在位置を移動体の識別番
号および時間情報により特定可能として保存する移動体
情報メモリ54と、携帯可能であるとともに移動体との
通信機能を有し移動体の識別番号および時間情報を指定
して移動体の画像データを要求し受領した画像データを
表示する監視端末70と、その監視端末70からの要求
において指定された移動体の識別番号および時間情報に
基づいて移動体情報メモリ54から移動体の滞在位置を
特定し、特定された移動体の滞在位置を撮影したカメラ
番号および時間情報に基づいて画像データメモリ52か
ら画像データを選択し、選択された画像データを監視端
末70に出力する制御部60とを有するものである。
【0013】移動体である高齢者2の過去の行動パター
ンおよび現在の状態を把握するため、高齢者の監視範囲
を複数の領域に区分し、各領域の画像データを撮影する
カメラ20を設置する。すなわち図6(1)に示すよう
に、高齢者の移動可能範囲である高齢者介護施設10内
を、高齢者の個室、廊下、食堂、トイレ、浴室等の複数
の領域に区分する。そして各領域全体の画像データを撮
影可能な位置に、それぞれカメラ20を設置する。な
お、高齢者の状態把握のためには高齢者を大きく撮影す
る必要があるので、各領域を別のカメラで撮影するのが
好ましい。もっとも、設置スペースやコスト等との関係
上、1台のカメラで複数の領域を撮影してもよい。ま
た、カメラ20が撮影する画像の種類は、静止画像また
は動画像のいずれでもよいが、画像データの保存のため
デジタル画像を撮影可能なデジタルカメラを設置するの
が好ましい。またカメラ20は、撮影時間や撮影方向等
の撮影動作を、ナースステーション等の管理センタから
制御可能に形成する。
【0014】また図1に示すように、撮影された画像デ
ータを保存する画像データメモリ52を、ナースステー
ション等の管理センタに設置したサーバ50内に設け
る。画像データは撮影したカメラ番号毎にまとめられ、
時間情報により特定可能とされた上で、画像データメモ
リ52に保存される。
【0015】一方、移動体である高齢者2に識別手段3
0を装着する。識別手段30として周波数発信器等を使
用する。すなわち、各高齢者に特定の周波数を割り当
て、その特定周波数を発信する発信器等を各高齢者に装
着する。識別手段30は、小型かつ軽量のタグ状に形成
し、高齢者2による携帯を可能とする。
【0016】また、その識別手段30を検知する移動体
情報検知手段40を設ける。移動体情報検知手段40
は、金属探知器と同様のゲート状に形成する(図2参
照)。識別手段30として周波数発信器を使用する場合
には、移動体情報検知手段40として周波数受信器を形
成する。また移動体情報検知手段40は、上述した各領
域の境界部分に設置する。これにより、移動体の領域間
の移動を知ることが可能となり、移動体の滞在位置を領
域単位で把握することができる。また、移動体の滞在位
置とカメラ番号とを簡単に対応付けることができる。
【0017】さらに、把握した移動体情報を保存する移
動体情報メモリ54を、ナースステーション等の管理セ
ンタに設置したサーバ50内に設ける。移動体情報検知
手段40が把握した移動体の滞在位置は、後述するよう
に識別番号および時間情報により特定可能とした上で、
移動体情報メモリ54に保存される。
【0018】一方、携帯可能な監視端末70を準備し、
ナース等の介護者1がこれを携帯する。監視端末は後述
する制御部60に対して、移動体の識別番号および時間
情報を指定した上で、移動体の画像データを要求可能と
する。また、制御部60から受信した画像データを表示
可能に形成する。なお、携帯型の監視端末70に加え
て、固定型の監視端末をナースステーションに設置する
のが好ましい。
【0019】さらに監視端末70は、ナースコールシス
テムの応答端末としての機能を併有する。すなわち、高
齢者の個室等に設置された呼出端末16(図6参照)か
らのナースコールを受信可能に形成する。なお従来と同
様に、ナースステーションに固定設置されている応答端
末15でも、ナースコールを受信可能とするのが好まし
い。
【0020】そして、ナースステーション等の管理セン
タに設置したサーバ50内に、制御部60を形成する。
制御部60は、監視端末70からの画像データの要求を
受信可能に形成する。そして、当該要求において指定さ
れた移動体の識別番号および時間情報に基づいて、移動
体情報メモリ54から移動体の滞在位置を特定する。さ
らに、特定された移動体の滞在位置を撮影していたカメ
ラ番号および時間情報に基づいて、画像データメモリ5
2から所望の画像データを選択する。そして、選択され
た画像データを監視端末70に出力する。
【0021】次に、上記のように構成した第1実施形態
に係る移動体監視システムを使用して、高齢者の過去の
行動パターンを把握する方法、およびナースコールの緊
急度を判断する方法について説明する。図2にサーバ内
での処理の説明図を示し、図3に移動体の監視方法のフ
ローチャートを示す。
【0022】第1に、高齢者の過去の行動パターンを把
握する方法について説明する。まず、カメラ20により
各領域の画像データを撮影する(ステップ80)。な
お、静止画像を撮影するカメラを設置した場合には、一
定時間毎に画像データを撮影する。撮影された画像デー
タは、撮影したカメラ番号および時間情報により画像デ
ータを特定可能とした上で、サーバ50内の画像データ
メモリ52に保存する(ステップ82)。その際、例え
ば前日以前の古い画像データを消去してから保存するこ
とにより、メモリを節約するのが好ましい。
【0023】これと同時に、移動体情報を検知する(ス
テップ84)。具体的には、移動体情報検知手段40に
より、移動体に付帯させた識別手段を検知して、移動体
の識別番号および滞在位置を把握する。例えば、図2に
おいて移動体αが領域CからBへ移動する場合には、移
動体情報検知手段としてのゲートを通過する。その際
ゲートは、移動体に付帯させた識別手段を検知して、
その移動体の識別番号αを把握する。さらに、移動体α
は直前まで領域Cにいたのであるから、ゲートを通過
したことにより現在は領域Bにいると判断して、移動体
の滞在位置を把握する。
【0024】上記のように把握した移動体の滞在位置
を、移動体の識別番号および時間情報により特定可能と
した上で、サーバ50内の移動体情報メモリ54に保存
する(ステップ82)。具体的には、図2に示すマトリ
クス55として保存する。すなわち、各行に領域番号を
配置し各列に検知時間を配置したマトリクス55を作成
し、把握した滞在位置および時間情報に対応する行列要
素に、把握した識別番号を記入する。そして、例えば識
別番号としてαを指定し、時間情報として直近の時間を
指定した場合には、このマトリクス55により滞在位置
としてBを特定することができる。
【0025】一方、移動体である高齢者の行動パターン
を把握するため、ナース等の介護者は、識別番号等を指
定して制御部に画像データを要求する(ステップ9
0)。まず、介護者が携帯している監視端末70によ
り、移動体の識別番号および時間情報を指定する。時間
情報の指定は、「15時35分」のようにある時点を指
定してもよいし、「15時30分から15時40分」の
ように幅をもって指定してもよい。なお時間情報の入力
がない場合には、最新の画像データを要求しているもの
として、入力の手間を省略することもできる。このよう
に指定した移動体情報を、監視端末70から制御部に送
信し、画像データを要求する。
【0026】制御部は、監視端末70からの要求を受信
すると、まず移動体の滞在位置を特定する(ステップ9
2)。具体的には、当該要求において指定された移動体
の識別番号および時間情報に基づいて、サーバ50内の
移動体情報メモリ54から、移動体の滞在位置を特定す
る。さらに、特定した移動体の滞在位置を最も近くから
撮影しているカメラ番号を特定する。なお、移動体の滞
在位置とカメラ番号との関係は、予め制御部に登録して
おく。次に制御部は、特定されたカメラ番号および監視
端末70の指定に係る時間情報に基づいて、サーバ50
内の画像データメモリ52から、所望の画像データを選
定する(ステップ94)。そして、選定した画像データ
を監視端末に出力する(ステップ96)。なお、監視端
末70からの時間情報の指定に幅がある場合には、その
指定範囲に対応する複数の画像データを特定して、時系
列画像データとして監視端末70に出力する。
【0027】監視端末70は、制御部から受信した画像
データを表示する(ステップ98)。介護者は、表示さ
れた画像データから高齢者の過去の行動パターンを把握
し、高齢者の健康状態を把握したり、高齢者の移動に危
険な場所を補修するなど、介護に役立てることができ
る。
【0028】第2に、ナースコールの緊急度を判断する
方法について説明する。なお、画像データの撮影および
画像データメモリ52への保存、並びに移動体情報の検
知および移動体情報メモリ54への保存については、上
記と同様に行う。
【0029】移動体である高齢者は、施設内に設置した
呼出端末16(図6参照)によりナースコールを行う。
ナース等の介護者は、携帯する監視端末70によりナー
スコールを受信する。なお従来と同様に、ナースステー
ションに設置した応答端末15により受信することもで
きる。介護者は、高齢者との会話により高齢者の識別番
号を確認する。そして、監視端末70から識別番号を指
定して制御部に送信し、画像データを要求する。
【0030】制御部は、監視端末70からの要求を受信
すると、当該要求において指定された移動体の識別番号
および時間情報に基づいて、サーバ50内の移動体情報
メモリ54から、移動体の最新の滞在位置を特定する。
次に、その移動体の滞在位置を撮影していたカメラ番号
を特定する。次に制御部は、特定されたカメラ番号およ
び監視端末70の指定に係る時間情報に基づいて、サー
バ内の画像メモリ52から、所望の画像データを選定す
る。そして、選定した画像データを監視端末70に出力
する。
【0031】監視端末70は、制御部から受領した画像
データを表示する。介護者は、表示された画像データか
ら高齢者の現在の状態を把握し、ナースコールの緊急度
を判断する。ナースコールの緊急度が低い場合は、他の
緊急度の高い介護作業を優先して行う。一方、ナースコ
ールの緊急度が高い場合は、他の緊急度の高い介護作業
を中断して、当該高齢者に対応する。
【0032】上記のように構成した第1実施形態に係る
移動体監視システムでは、監視端末から移動体の識別番
号および時間情報を指定するたけで、移動体の現在およ
び過去の画像データを入手することができる。従って、
移動体の現在および過去の状態を簡単に把握することが
できる。これにより、高齢者の行動パターンを把握して
介護に役立てることができる。さらに、ナースコールの
緊急度を判断して効率的な介護を行うことができる。
【0033】また、監視端末を移動体と通信可能に形成
しているので、ナースコールの応答端末として機能させ
ることができる。さらに、監視端末を携帯可能に形成し
ているので、介護者がどこにいてもナースコールに応答
することができる。よって、ナースステーション等の管
理センタに介護者を常時配置する必要がなくなり、人件
費を削減することができる。従って、移動体である高齢
者の状態を低コストで把握することができる。
【0034】なお、第1実施形態に係る移動体監視シス
テムは、泥棒等の侵入者があった場合に、その移動経路
を追跡するシステムとして使用することもできる。もっ
とも、移動体である侵入者には識別手段を装着すること
ができないので、移動体情報検知手段として金属探知器
等を使用し、侵入者が身につけている金属物を検知する
ことにより、その滞在位置を把握する。
【0035】次に、第2実施形態について説明する。図
4に第2実施形態に係る移動体監視システムの説明図を
示す。第2実施形態に係る移動体監視システムは、移動
体の識別手段130につき、監視端末との通信機能を有
するように構成したものである。なお、第1実施形態と
同じ構成となる部分については、その説明を省略する。
【0036】具体的には、移動体の識別手段としてPH
S等の移動通信手段130を使用する。このPHS等の
移動通信手段130は、ナースコールシステムの呼出端
末として機能する。すなわち、高齢者の個室等に設置さ
れている呼出端末と同様に、応答端末に対してナースコ
ールを発信することができる。また、移動体情報検知手
段としてPHS等の受信アンテナ140を使用する。こ
れにより、PHS等の移動通信手段130を所持する移
動体の識別番号および滞在位置の把握が可能となる。
【0037】一方、ナース等の介護者が携帯する監視端
末にも、PHS等の移動通信手段を使用すれば、移動体
が所持するPHS等の移動通信手段からナースコールが
あった場合に、発信元である移動体の識別番号の特定が
可能となる。そして、特定した識別番号を指定して、制
御部に対し移動体の最新の画像データを自動的に要求す
るように、監視端末を形成することもできる。
【0038】上記のように構成した第2実施形態に係る
移動体監視システムにより、ナースコールの緊急度を判
断する方法について説明する。第2実施形態では、移動
体である高齢者は、自己の携帯するPHS等の移動通信
手段130からナースコールを行う。一方ナース等の介
護者が携帯する監視端末では、ナースコールを受信する
際に発信元である移動体の識別番号を自動的に特定す
る。そして介護者は、特定した識別番号を監視端末から
制御部に送信し、画像データを要求する。なお監視端末
は、特定した識別番号を指定して、制御部に対し移動体
の最新の画像データを自動的に要求することもできる。
その後は第1実施形態と同様である。
【0039】上記のように第2実施形態に係る移動体監
視システムでは、識別手段につき監視端末との通信機能
を有する構成としたので、高齢者は固定型の呼出端末の
有無にかかわらず、どこからでもナースコールを行うこ
とができる。これにより高齢者は、介護が必要な旨を迅
速に介護者に伝達することができる。従って、高齢者の
現在の状態を把握することができる。また、識別手段と
してPHS等の移動通信手段を使用すれば、高齢者の識
別番号および滞在位置の把握を、既存の装置により低コ
ストで行うことができる。さらに、介護者が識別番号を
特定して制御部に送信する手間を省くことができる。
【0040】なお、図5に第2実施形態の変形例を示
す。図5では、介護者1の携帯する監視端末70に小型
カメラ71を設ける一方で、施設内の固定カメラ20の
付近にモニタ72を設置している。そして、高齢者が固
定カメラ20の前からナースコールを行えば、画像およ
び音声による双方向通信が可能となり、高齢者の状態を
的確に把握することができる。この場合、高齢者は固定
カメラ20側を向いて会話することになるから、高齢者
の状態をより的確に把握することが可能となる。
【0041】また、高齢者2は車椅子4で移動する場合
が多いので、上述したPHS130等は車椅子4に固定
してもよい。さらに小型カメラ5よびモニタ6を車椅子
4に設置すれば、高齢者2がどこにいても画像および音
声による双方向通信が可能となり、高齢者2の状態を的
確に把握することが可能となる。なお、小型カメラ5お
よびモニタ6は車椅子4に設置するので、高齢者2がこ
れらの携帯に苦労することはない。
【0042】
【発明の効果】移動体監視範囲を複数の領域に区分して
前記各領域を撮影するとともに、前記各領域の撮像画像
を画像データとして記憶格納しておき、移動体に付帯さ
せた識別手段により前記移動体の滞在領域を時系列で特
定し、特定した前記滞在領域の前記画像データを連続し
た時系列画像データとして再生する構成としたので、移
動体の現在および過去の状態を簡単に把握することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る移動体監視システムの説明
図である。
【図2】サーバ内での処理の説明図である。
【図3】移動体の監視方法のフローチャートである。
【図4】第2実施形態に係る移動体監視システムの説明
図である。
【図5】第2実施形態に係る移動体監視システムの変形
例の説明図である。
【図6】従来の高齢者介護施設の説明図であり、(1)
は高齢者介護施設の平面図であり、(2)はナースコー
ルシステムの説明図である。
【符号の説明】
1………介護者、2………高齢者、4………車椅子、5
………小型カメラ、6………モニタ、10………高齢者
介護施設、11………ナースステーション、12………
個室、15………応答端末、16………呼出端末、20
………カメラ、22………モニタ、30………識別手
段、40………移動体情報検知手段、50………サー
バ、52………画像データメモリ、54………移動体情
報メモリ、55………マトリクス、60………制御部、
70………監視端末、72………小型カメラ、130…
……PHS、140………受信アンテナ
フロントページの続き Fターム(参考) 4C341 MM20 MR14 MR15 MR18 MS22 5C086 AA22 BA01 BA07 CA28 CB36 DA14 DA16 DA33 EA41 EA45 FA18 5H180 AA21 BB04 BB05 BB15 CC04 CC12 5K067 AA34 BB32 BB36 EE02 FF03 JJ53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体監視範囲を複数の領域に区分して
    前記各領域を撮影するとともに、前記各領域の撮像画像
    を画像データとして記憶格納しておき、移動体に付帯さ
    せた識別手段により前記移動体の滞在領域を時系列で特
    定し、特定した前記滞在領域の前記画像データを連続し
    た時系列画像データとして再生することを特徴とする移
    動体監視方法。
  2. 【請求項2】 携帯可能な監視端末から移動体を特定
    し、通信回線を介して前記時系列画像データを呼び出
    し、呼び出した前記時系列画像データを前記監視端末上
    で再生することを特徴とする請求項1に記載の移動体監
    視方法。
  3. 【請求項3】 移動体監視範囲を区分した複数の領域に
    つき画像データを撮影する複数のカメラと、 撮影された前記画像データを、撮影したカメラ番号およ
    び時間情報により特定可能として保存する画像データメ
    モリと、 前記移動体に付帯させた前記移動体の識別手段と、 前記識別手段を検知することにより、前記移動体の識別
    番号および前記移動体の滞在位置を把握する移動体情報
    検知手段と、 把握した前記移動体の滞在位置を、前記移動体の識別番
    号および時間情報により特定可能として保存する移動体
    情報メモリと、 前記移動体の識別番号および時間情報を指定して前記移
    動体の画像データを要求し、受領した前記画像データを
    表示する監視端末と、 前記監視端末からの要求において指定された前記移動体
    の識別番号および時間情報に基づいて、前記移動体情報
    メモリから前記移動体の滞在位置を特定し、特定された
    前記移動体の滞在位置を撮影した前記カメラ番号および
    時間情報に基づいて、前記画像データメモリから画像デ
    ータを選択し、選択された前記画像データを前記監視端
    末に出力する制御部と、 を有することを特徴とする移動体監視システム。
  4. 【請求項4】 前記監視端末は、携帯可能であるととも
    に、前記移動体との通信機能を有することを特徴とする
    請求項3に記載の移動体監視システム。
  5. 【請求項5】 前記識別手段は、前記監視端末との通信
    機能を有することを特徴とする請求項3に記載の移動体
    監視システム。
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