JP2004289434A - 撮影システム - Google Patents

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洋一 中村
Hiroshi Yamaguchi
博司 山口
Atsushi Enomoto
淳 榎本
Mamoru Shinohara
衛 篠原
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Abstract

【課題】テーマパーク等の施設において定点カメラにより入場者を撮影するに際し、撮影時に撮影対象の被写体以外の他の人物が撮影領域に入ってこないようにする。
【解決手段】テーマパーク内の撮影システム1Aにおいて被写体ユーザU0を撮影して画像データS1を取得する。この際、検出エリア人物センサ17が、撮影エリア5Aを含む検出エリア9Aにおいて、撮影対象の被写体ユーザU0以外の人物を検出した場合、その人物は撮影エリア5Aに進入しようとしている他の人物であるとみなして、撮影エリア5Aに進入しない旨を他の人物に警告する警告信号を表示器15に送信して他の人物に警告を行う。検出エリア人物センサ17が撮影エリア5Aに進入しようとする他の人物を検出した場合に、撮影動作を一時中止するようにしてもよい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、テーマパーク等において定点に設置されたカメラにより被写体である人物の画像を撮影する撮影システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、テーマパーク等において、アトラクション内に定点カメラを設置して入場者を被写体として撮影を行い、撮影により得られた画像データをプリント出力して得られたプリントを入場者に渡すというプリントシステムが提案されている。このようなプリントシステムにおいては、アトラクション毎に入場者にプリントが渡されるため、入場者はプリントが出来上がるまでアトラクション毎に待つ煩わしさがある。
【0003】
このため、入場者である人物を特定するためのID情報を記録した無線ICカードのような無線タグを入場者に渡し、テーマパーク内に複数設置された定点カメラにより撮影を行う撮影システムが提案されている(特許文献1参照)。この撮影システムにおいては、撮影時にID情報を無線タグから定点カメラとともに設置された通信装置に送信し、撮影により得られた画像データとID情報とを関連付けて画像サーバに保管している。このため、入場者である人物は後日画像サーバにアクセスし、ID情報に基づいて画像データを検索することにより、テーマパーク内において得られた自身の画像をまとめて参照することができ、これにより、アトラクション毎にプリントの受け取りを待つという入場者の煩わしさを低減することができる。また、特許文献1に記載されたシステムにおいては、入場者が無線タグを操作することにより、定点カメラを操作して定点カメラの方を向いた自身の画像の撮影を行うことも可能である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−177750号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記撮影システムにおいては、定点カメラが撮影可能な領域(撮影領域)内に、無線タグを所持する入場者が存在する場合にその入場者を撮影対象入場者として撮影が行われるが、撮影対象入場者を撮影しようとしたときに、撮影対象入場者とは異なる他の入場者が、定点カメラと撮影対象入場者との間に進入する場合がある。このように、撮影時に定点カメラと撮影対象入場者との間に他の入場者が進入すると、撮影対象入場者が他の入場者に邪魔されて撮影した画像に含まれていなかったり、他の入場者が撮影対象入場者の目障りな位置に写ってしまうという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、撮影対象となる人物以外の他の人物が、撮影された画像に含まれないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1の撮影システムは、撮影領域に存在する人物を撮影対象人物として、該撮影対象人物を撮影する撮影手段と、
前記撮影領域内へ進入しようとする前記撮影対象人物以外の他の人物を検出する人物検出手段と、
該人物検出手段が前記他の人物を検出した場合に、前記他の人物への警告を行う撮影制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
なお、本発明による第1の撮影システムにおいては、前記撮影制御手段は、前記撮影手段による撮影後に、撮影により取得した撮影画像に前記他の人物が含まれているか否かを判定し、前記撮影画像に前記他の人物が含まれている場合に、再度前記撮影対象人物の撮影を行うよう前記撮影手段を制御する手段であってもよい。
【0009】
本発明による第2の撮影システムは、撮影領域に存在する人物を撮影対象人物として、該撮影対象人物を撮影する撮影手段と、
前記撮影領域内へ進入する前記撮影対象人物以外の他の人物を検出する人物検出手段と、
該人物検出手段が前記他の人物を検出した場合に、前記撮影手段による撮影を一時中止する撮影制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
「人物検出手段」としては、他の人物を直接検出するセンサ等の手段、撮影手段が撮影した画像を解析することによりその画像に撮影対象人物以外の人物が含まれるか否かを検出する手段等、撮影対象人物以外の他の人物の撮影領域への進入を検出できればいかなる手段をも用いることができる。
【0011】
「他の人物への警告」の方法としては、音声によるもの、文字や絵等の表示によるもの等、他の人物に撮影領域に入らないように指示する旨を通知することができれば、いかなる方法をも用いることができる。
【0012】
「一時中止する」とは、撮影の中止した後に人物検出手段が他の人物を検出しなくなった場合に、撮影対象人物の撮影を再開することを前提とした中止を意味する。
【0013】
【発明の効果】
本発明による第1の撮影システムによれば、撮影制御手段は、人物検出手段が撮影領域に存在する撮影対象人物以外の他の人物を検出した場合に、他の人物への警告を行う。このため、他の人物に対して撮影領域へ進入しないように促すことができ、これにより、撮影対象人物以外の他の人物が撮影領域に進入することを防止できる。したがって、撮影により得られた画像に撮影対象人物以外の他の人物が含まれてしまうことを防止できる。
【0014】
また、請求項2の第1の撮影システムにおいては、撮影制御手段が、撮影手段による撮影後に、撮影により取得した撮影画像に他の人物が含まれているか否かを判定する。そして、撮影制御手段は、撮影画像に他の人物が含まれている場合には、再度撮影対象人物の撮影を行うよう撮影手段を制御する。このため、一度撮影した画像に他の人物が含まれていても、再度撮影を行って他の人物が含まれない画像を得ることができる。
【0015】
本発明による第2の撮影システムによれば、撮影制御手段は、人物検出手段が撮影領域に存在する撮影対象人物以外の他の人物を検出した場合に、撮影手段による撮影を一時中止する。このため、他の人物を検出しなくなった後に、再度撮影を行うことにより、撮影により得られた画像に撮影対象人物以外の他の人物が含まれてしまうことを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による撮影システムを備えた画像管理システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態による画像管理システムは、テーマパーク内に設置されるものであり、テーマパーク内に設置されてテーマパークの入場者である人物(以下被写体ユーザU0とする)を被写体として撮影を行って被写体の画像を表す画像データS1を取得する複数(ここでは3つ)の撮影システム1A,1B,1Cと、撮影システム1A,1B,1Cとネットワーク3を介して接続された画像保管サーバ4とを備える。なお、画像保管サーバ4は、被写体ユーザU0が所持するパソコン、携帯電話およびPDA等の端末装置6並びに画像データS1のプリント出力、アルバムの作成およびCD−Rへの記録等を行うラボ8とネットワーク3を介して接続されている。また、画像保管サーバ4には、後述する無線タグ30に記憶されたユーザIDと、ユーザの氏名、住所等のユーザ情報とが対応付けられて記憶されている。
【0017】
被写体ユーザU0はデジタルカメラ10および無線タグ30を所持し、テーマパーク内を移動することにより、撮影システム1A,1B,1Cにより撮影される。
【0018】
なお、無線タグ30はテーマパークへの入場時に被写体ユーザU0に渡される。
【0019】
図2は撮影システムの構成を示す概略斜視図である。なお、撮影システム1A,1B,1Cの構成は同一であるため、ここでは撮影システム1Aについてのみ説明する。図2に示すように撮影システム1Aは、テーマパーク内の撮影エリア5A内に存在する被写体ユーザU0の撮影を行うものであり、エリア19に入場する入場者数をカウントするためのゲート11A,11Bと、ゲート11A,11Bの間のエリア19に存在する無線タグ30を所持する被写体ユーザU0の数をカウントする広域センサ12と、撮影エリア5A内に存在する無線タグ30を所持する被写体ユーザU0と通信を行う通信デバイス13と、被写体ユーザU0の撮影を行う撮影デバイス14と、被写体ユーザU0への撮影指示や撮影デバイス14が取得した画像データS1の表示等を行う表示器15と、撮影デバイス14により被写体ユーザU0を捕捉するために、撮影エリア5A内に存在する被写体ユーザU0を検出するための赤外線センサや超音波センサからなる人物センサ16A,16Bと、撮影エリア5Aの周囲にある検出エリア9Aから撮影エリア5Aへ進入しようとする人物を検出する赤外線センサからなる検出エリア人物センサ17とを備える。
【0020】
ゲート11A,11Bはエリア19に入場する入場者数を無線タグ30の所持、不所持に拘わらずカウントするためのものであり、カウント数は例えば画像保管サーバ4とともに設置された不図示のテーマパークのシステムに入力され、エリア19に入場した入場者数の把握に用いられる。また、カウント数は入場者数を表す情報として撮影デバイス14にも入力され、撮影動作の制御に用いられる。
【0021】
なお、ゲート11A,11Bとしては、電光管により人物の数をカウントするもの、回転可能な遮断バーを設け、遮断バーを回転させることにより人物を通過させて人物数をカウントするもの等、人物の数をカウントすることができる任意の構成を有するものを用いることができる。
【0022】
広域センサ12は、エリア19内に存在する無線タグ30を所持する被写体ユーザU0を検出する。図3は広域センサ12の構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、広域センサ12は、問い合わせ情報を表す問い合わせ信号を所定間隔で発信するとともに、無線タグ30からの問い合わせ信号に対する返信信号を受信する通信部12Aと、返信信号を受信した旨を表す信号、返信信号により表される返信情報を撮影デバイス14に出力する出力部12Bとを備える。
【0023】
通信デバイス13は、撮影エリア5Aに存在する無線タグ30を所持する被写体ユーザU0と通信を行う。図4は通信デバイス13の構成を示す概略ブロック図である。図4に示すように、通信デバイス13は、問い合わせ情報を表す問い合わせ信号を所定間隔で発信するとともに、無線タグ30からの問い合わせ信号に対する返信信号、さらには無線タグ30から送信される撮影指示信号を受信する通信部13Aと、通信部13Aが受信した返信信号により表される返信情報を撮影デバイス14に出力する出力部13Bとを備える。
【0024】
ここで、無線タグ30が送信する返信信号により表される返信情報は、被写体ユーザU0を特定するユーザIDを含む。ユーザIDは被写体ユーザU0に固有の番号であり、予め無線タグ30に記憶された番号をユーザIDとして用いてもよく、無線タグ30を被写体ユーザU0に渡す際に、その被写体ユーザU0が所望とする番号や記号をユーザIDとして無線タグ30に記憶してもよい。
【0025】
図5は撮影デバイスの構成を示す概略ブロック図である。図5に示すように撮影デバイス14は、デジタルカメラからなり、撮影により画像データS1を取得する撮影部14Aと、画像データS1を一時的に記憶する第1のメモリ14Bと、ゲート11A,11B、広域センサ12、通信デバイス13、表示器15および人物センサ16A,16Bと信号の送受信を行う送受信部14Cと、撮影デバイス14の駆動を制御する制御部14Dと、制御プログラムや種々の情報を記憶する第2のメモリ14Eと、撮影部14Aのパンおよびチルトを行う駆動部14Fと、ネットワーク3に接続された通信部14Gとを備える。
【0026】
撮影デバイス14においては、広域センサ12が撮影デバイス14に送信した、広域センサ12が返信信号を受信した旨を表す情報に基づいて、制御部14Dが撮影部14Aを直ちに撮影可能な待機状態に設定する。具体的には、撮影部14Aの電源がオフである場合や小電力化のためのスリープ状態となっている場合には電源をオンとしたり、スリープ状態を解除する。なお、既に撮影部14Aの電源がオンとなっている場合や既にスリープ状態が解除されている場合には、その状態を維持する。
【0027】
また、撮影デバイス14は、ゲート11A,11Bがカウントしたエリア19内への入場者数を表す情報に基づいてエリア19内への入場者数を把握して撮影モードを切り替える。具体的には、制御部14Dがエリア19内への入場者数をしきい値Th1と比較し、しきい値Th1未満であって自動撮影に適した状態にある場合には撮影部14Aの撮影モードを自動撮影に切り替える。なお、入場者数がしきい値Th1以上となって撮影のために1つの被写体ユーザU0を特定することが困難となった場合には、制御部14Dが撮影を一時的に中止するように撮影部14Aの撮影モードを切り替える。
【0028】
なお、入場者数がしきい値Th1以上となった場合には、撮影エリア5A内に無線タグ30を所持する被写体ユーザU0が複数存在する可能性があり、1つの被写体ユーザU0を特定することが困難であるため、被写体ユーザU0が無線タグ30を操作することによって撮影を行うマニュアル撮影モードに撮影モードを切り替えてもよい。この場合、撮影デバイス14は、撮影時に被写体ユーザU0に撮影を行わせる指示を指示信号として表示器15に送信する。また、無線タグ30から送信された返信信号により表される返信情報にはユーザIDが含まれるため、ユーザIDに基づいて撮影しようとする被写体ユーザU0に表示器15から呼びかけて撮影を行う撮影モード、あるいは撮影しようとする被写体ユーザU0以外は撮影エリア5Aから退出する旨を通知してから撮影を行う撮影モードに切り替えてもよい。本実施形態においては、マニュアル撮影モードに切り替えるものとして説明する。なお、マニュアル撮影モード時に被写体ユーザU0に対して撮影を行うことを呼びかけるようにしてもよい。
【0029】
ここで、マニュアル撮影モードおよび被写体ユーザU0に呼びかけて撮影を行う撮影モードにおいては、撮影される被写体ユーザU0に自身が撮影されることを知らせる必要がある。このため、制御部14Dは画像保管サーバ4にアクセスして、返信情報に含まれるユーザIDに基づいて後述するユーザデータベースを参照してユーザの氏名を表す情報を取得して表示器15に送信し、後述するように表示器15に撮影しようとする被写体ユーザU0の氏名の呼びかけを行わせる。
【0030】
また、撮影デバイス14は、通信デバイス13が送信した返信信号により表される返信情報および撮影により取得した画像データS1を通信部14Gから画像保管サーバ4に送信する。なお、撮影により取得した画像データS1を表示器15に送信して表示器15に表示するようにしてもよい。
【0031】
また、撮影デバイス14は、人物センサ16A,16Bから送信された信号に基づいて撮影エリア5A内の被写体ユーザU0の位置を把握し、駆動部14Fを駆動して撮影部14Aの画角内に被写体ユーザU0が入るように撮影部14Aのパンおよびチルトを行う。
【0032】
さらに、撮影デバイス14は、被写体ユーザU0を撮影しようとする際に、検出エリア人物センサ17が検出エリア9A内に人物を検出すると、撮影対象の被写体ユーザU0とは異なる他の人物が撮影エリア5Aに進入しようとしているとみなして、他の人物に警告を行うべく表示器15に警告信号を送信する。
【0033】
ここで、検出エリア人物センサ17は、後述するようにゲインを高くしたり低くしたりしながら、検出エリア9A内の人物を検出している。ここで、ゲインが高い場合に人物を検出した場合は、その人物は検出エリア人物センサ17から比較的遠い位置に存在する。逆にゲインが低い場合に人物を検出した場合は、その人物は検出エリア人物センサ17から比較的近い位置に存在する。そして、検出エリア人物センサ17は、検出エリア9A内に人物を検出すると、その人物を検出したときのゲインを表す情報を含む検出信号を撮影デバイス14へ送信する。
【0034】
そして、検出エリア人物センサ17が送信した検出信号を送受信部14Cが受信すると、制御部14Dは検出信号に含まれるゲインを表す情報に基づいて、検出エリア人物センサ17が検出した人物の撮影デバイス14との間の距離を算出する。一方、撮影をしようとしている場合には、撮影部14Aは被写体ユーザU0との距離を測距しているため、撮影部14Aは測距した距離の情報を制御部14Dに入力している。制御部14Dは、検出エリア人物センサ17が検出した人物と撮影デバイス14との間の距離(第1の距離とする)および撮影部14Aが測距した距離(第2の距離とする)とを比較し、第1および第2の距離が略同一であれば、検出エリア人物センサ17が検出した人物は撮影しようとする被写体ユーザU0の仲間あるいは家族であるとみなして、警告信号を表示器15に送信しない。
【0035】
一方、撮影しようとする被写体ユーザU0よりも撮影デバイス14から離れた位置に存在する人物は、被写体ユーザU0の撮影の邪魔とはならず、その人物は背景の一部とみなすことができる。この場合、検出エリア人物センサ17が検出した人物は背景の一部であるとみなして、制御部14Dは警告信号を表示器15に送信しない。これに対して、撮影しようとする被写体ユーザU0よりも撮影デバイス14に近い位置に存在する人物は、被写体ユーザU0の撮影の邪魔となる。したがって、第1の距離が第2の距離よりも小さい場合には、検出エリア人物センサ17が検出した人物は撮影しようとする被写体ユーザU0とは関係がなく、撮影の邪魔となる他の人物とみなして、警告信号を表示器15へ送信する。警告信号は、撮影エリア5Aへ進入しようとする他の人物に対して、撮影エリア5Aへ入らないように指示する旨を通知するためのものであり、表示器15から音声を発生させる、および/または表示器15に文字や絵を表示することにより、他の人物に撮影エリア5Aに入らないように指示するものである。
【0036】
ところで、他の人物が子供であったりすると、警告を行ってもそれを無視して撮影エリア5Aに進入してしまう場合がある。このため、制御部14Dは、撮影後に撮影部14Aが取得した画像データS1により表される画像に他の人物が含まれるか否かを判定し、他の人物が含まれる場合には、撮影部14Aに再度撮影を行わせる。具体的には、警告信号を送信して一度は検出エリア9Aからは人物がいなくなったものの、撮影中または撮影後に検出エリア人物センサ17が送信した検出信号を受信した場合には、制御部14Dは撮影部14Aが取得した画像データS1により表される画像に他の人物が含まれると判定する。そして、他の人物が含まれると判定された場合には、制御部14Dは撮影部14Aに再度の撮影を行わせる。この際、制御部14Dは、表示器15に再度撮影を行う旨の音声を出力させる指示を行う。
【0037】
なお、撮影部14Aが取得した画像データS1により表される画像に他の人物が含まれるか否かの判定は、上記方法に限定されるものではなく、種々の方法を採用することができる。例えば、被写体ユーザU0を撮影しようとする際に、画像データS1を取得する前に、フレーム最適化のために撮影部14Aにより絶えず画像を取得するようにし、後述するように撮影指示の音声の出力を開始したときのフレームに含まれる人物数と、撮影により取得した画像データS1により表される画像に含まれる人物数とを比較し、後者が前者よりも多ければ、画像データS1により表される画像に撮影対象の被写体ユーザU0とは異なる他の人物が含まれていると判定してもよい。
なお、人物数の検出は、フレームおよび画像データS1により表される画像において、人物の顔を検出し、検出した顔の数をカウントすることにより行えばよい。なお、顔の検出としては、フレームおよび画像データS1により表される画像中の肌色領域を検出する方法、顔のテンプレートとテンプレートマッチングを行う方法等を用いることができる。
ここで、撮影デバイス14が取得した画像データS1は、通信デバイス13が送信した返信信号により表される返信情報、撮影日時を表す撮影日時情報、および撮影システム1Aの設置場所を表す設置場所情報とともに、画像保管サーバ4に送信される。なお、返信情報、撮影日時情報および設置場所情報は画像データS1とは別ファイルとして画像保管サーバ4に送信してもよく、画像データS1のタグに記述して画像データS1とともに画像保管サーバ4に送信してもよい。本実施形態においては、返信情報、撮影日時情報および設置場所情報は画像データS1のタグに記述されるものとする。
【0038】
図6は表示器の構成を示す概略ブロック図である。図6に示すように表示器15は、撮影デバイス14から送信される種々の指示を表す指示信号および画像データS1を受信する受信部15Aと、画像データS1や種々の情報を表示するモニタ15Bと、指示信号に基づいて被写体ユーザU0に撮影の指示等を行うための音声を出力するスピーカ15Cとを備える。
【0039】
ここで、上述したように撮影デバイス14において設定された撮影モードが、マニュアル撮影モードおよび被写体ユーザU0に呼びかけてから撮影を行うモードである場合のように、被写体ユーザU0に呼びかけを行う場合には、その旨が撮影デバイス14から指示され、「○○くん、これから撮影するよ」、「××ちゃん、撮影ボタンを押してね」等のように、被写体ユーザU0を特定した音声を出力する。
【0040】
人物センサ16A,16Bは、撮影エリア5A内の被写体ユーザU0の位置を検出し、被写体ユーザU0の位置を表す位置信号を、パンおよびチルトに用いるために撮影デバイス14に送信する。なお、図2においては2つの人物センサ16A,16Bを設けているが、3以上の人物センサを設けて被写体ユーザU0の位置の検出精度を向上させてもよい。
【0041】
検出エリア人物センサ17は、赤外線センサからなり、検出のための赤外線の出力ゲインを高くしたり低くしたりしながら、検出エリア9A内の人物を検出する。そして、検出エリア9A内の人物を検出した場合には、検出した旨および検出時のゲインを表す情報を含む検出信号を撮影デバイス14に送信する。
【0042】
図7は画像保管サーバの構成を示す概略ブロック図である。図7に示すように画像保管サーバ4は、撮影システム1A,1B,1C、被写体ユーザU0が所持する端末装置6およびラボ8とネットワーク3を介しての通信を行う通信部41と、画像データS1、検索用のデータベースDB1、画像保管サーバ4の制御プログラム、ユーザIDとユーザ情報とを対応付けたユーザデータベースDB2等の種々の情報を記憶する大容量のメモリ42と、メモリ42に記憶されるデータベースDB1を生成することにより、メモリ42に記憶された画像データS1の管理を行う管理部43と、画像保管サーバ4の駆動を制御する制御部44とを備える。
【0043】
管理部43は、撮影システム1A,1B,1Cが送信した画像データS1のタグに記述された情報(タグ情報)からデータベースDB1を生成する。ここで、画像データS1のタグ情報には、画像データS1のファイル名、返信情報により表される被写体ユーザU0のユーザID、撮影日時情報、設置場所情報、カメラIDおよび撮影情報が含まれる。
【0044】
なお、撮影情報には、撮影時におけるストロボの有無、ズーム倍率、パンおよびチルトの量が含まれる。
【0045】
そして、管理部43は、画像データS1に付与されたタグ情報に含まれる被写体ユーザU0のユーザIDに基づいて、被写体ユーザU0毎に画像データS1を分類し、さらに画像データS1のタグ情報に記述された撮影日時情報に基づいて、撮影日時が古い順に画像データS1をソートしてデータベースDB1を生成する。
【0046】
画像保管サーバ4の制御部44は、端末装置6からアクセスがあると、被写体ユーザU0が端末装置6に入力したユーザIDに基づいてデータベースDB1を検索して、そのユーザIDに分類された画像データS1の閲覧をアクセスした端末装置6に許可する。被写体ユーザU0は端末装置6を操作して、画像データS1のダウンロードや、アルバム作成の依頼、CD−R作成の依頼およびプリント注文を画像保管サーバ4に対して行う。
【0047】
図8は無線タグ30の構成を示す概略ブロック図である。図8に示すように、無線タグ30は、無線タグ30を所持する被写体ユーザU0を特定するユーザID等を記憶するメモリ31と、問い合わせ信号の受信およびユーザIDを含む返信情報を表す返信信号や撮影指示信号の送信を行う通信部32と、マニュアル撮影を行う場合に撮影指示を行う撮影ボタン33と、無線タグ30の駆動を制御する制御部34とを備え、被写体ユーザU0が所持しやすいようにカード状に形成されてなるものである。ここで、撮影ボタン33が押下されると、撮影指示を行うための撮影指示信号が通信部32から通信デバイス13に送信される。
【0048】
なお、無線タグ30の具体例としては電池内蔵で交信距離が数メートル以上の長距離型RFIDタグが考えられる。また、無線タグ30は、撮影システム1A,1B,1Cでの撮影を望むテーマパークの入場者である被写体ユーザU0に配布される。この際、被写体ユーザU0の氏名、住所および電話番号等を画像保管サーバ4のユーザデータベースDB2に登録することにより、被写体ユーザU0に基づいて被写体ユーザU0の氏名を特定することができるため、上述したように撮影時に表示器15から被写体ユーザU0を特定した音声を出力することが可能となる。
【0049】
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図9および図10は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここでは撮影システム1Aにおいて行われる処理について説明する。
【0050】
撮影デバイス14の制御部14Dは、通信デバイス13に常時問い合わせ信号を所定間隔で発信させており(ステップS1)、さらに通信デバイス13が撮影エリア5A内に存在する被写体ユーザU0の無線タグ30から問い合わせ信号に対する返信信号を受信したか否かを監視している(ステップS2)。ステップS2が肯定されると、人物センサ16A,16Bにより撮影エリア5A内の被写体ユーザU0を検出し(ステップS3)、被写体ユーザU0を捕捉するように撮影部14Aのパンおよびチルトを行う(ステップS4)。
【0051】
そして、制御部14Dは撮影部14Aが被写体ユーザU0を捕捉したか否かを判定し(ステップS5)、ステップS5が否定されるとステップS3へ戻る。ステップS5が肯定されると、制御部14Dは、送受信部14Cが検出エリア人物センサ17が送信した検出信号を受信したか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6が肯定されると、検出信号に含まれるゲインを表す情報に基づいて、検出エリア人物センサ17が検出した人物と撮影デバイス14との間の距離である第1の距離を算出し(ステップS7)、第1の距離が撮影部14Aが測距した第2の距離よりも小さいか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8が肯定されると、撮影エリア5Aに撮影対象の被写体ユーザU0とは異なる他の人物が進入するおそれがあるとして、表示器15に警告信号を送信し(ステップS9)、ステップS6に戻る。
【0052】
ステップS6およびステップS8が否定されると、ステップS10に進み、制御部14Dは、撮影モードが自動撮影かマニュアル撮影かを判定する。なお、撮影モードは、広域センサ12がカウントしたエリア19内の被写体ユーザU0の数が所定のしきい値Th1以上の場合にマニュアル撮影に、しきい値Th1未満の場合に自動撮影に切り替えられる。
【0053】
撮影モードが自動撮影の場合には、制御部14Dは撮影を行う旨の指示を表示器15に行い(ステップS11)、表示器15から出力される撮影指示の音声のタイミングに合わせて撮像部14Aが撮影を行って画像データS1を取得する(ステップS12)。
【0054】
一方、撮影モードがマニュアル撮影の場合には、制御部14Dは被写体ユーザU0に無線タグ30の撮影ボタン33を押下させる指示を表示器15に行う(ステップS13)。そして、制御部14Dは、被写体ユーザU0が撮影ボタン33を押下することにより無線タグ30が送信した撮影指示信号を通信デバイス13が受信したか否かの監視を開始し(ステップS14)、ステップS14が肯定されるとステップS12に進み、撮影部14Aが撮影を行って画像データS1を取得する。
【0055】
次いで、制御部14Dは、撮影中または撮影後に検出エリア人物センサ17が送信した検出信号を送受信部14Cが受信したか否かを判定し(ステップS15)、ステップS15が肯定されると、画像データS1により表される画像に被写体ユーザU0以外の他の人物が含まれているとみなして、表示器15に再度撮影を行う旨の音声を出力させる指示を行い(ステップS16)、ステップS6に戻る。ステップS15が否定されると、画像データS1により表される画像には、被写体ユーザU0以外の他の人物は含まれないものとみなして、制御部14Dは通信部14Gを介して画像データS1および無線タグ30が送信した返信信号により表される返信情報を画像保管サーバ4に送信し(ステップS17)、処理を終了する。
【0056】
画像保管サーバ4においては、管理部43が撮影システム1A,1B,1Cから送信された画像データS1のタグ情報からデータベースDB1を生成する。
【0057】
そして、被写体ユーザU0が後日端末装置6から画像保管サーバ4にアクセスし、ユーザIDを画像保管サーバ4に送信すると、制御部44がユーザIDをキーとしてメモリ42に保管されたデータベースDB1を検索し、そのユーザIDに分類された画像データS1を端末装置6に表示する。具体的には、例えば図11に示すようにファイル名順にソートされた画像データS1のサムネイル画像の一覧を端末装置6に表示する。なお、サムネイル画像の一覧には、ファイル名、撮影日時および撮影エリア名も含まれる。
【0058】
被写体ユーザU0はサムネイル画像の一覧からプリント注文やCD−Rへの記録等の注文を行うサムネイル画像を選択し、注文の指示を画像保管サーバ4に対して行う。また、所望とする画像データS1をダウンロードして自身でアルバムを作成することも可能である。
【0059】
なお、画像保管サーバ4に注文を行った場合には、画像保管サーバ4は注文のあった画像データS1をラボ8に送信する。ラボ8は注文に応じて画像データS1のプリント出力やCD−Rへの記録を行う。
【0060】
このように、第1の実施形態においては、検出エリア人物センサ17が、検出エリア9Aにおいて撮影エリア5Aに進入しようとする被写体ユーザU0以外の他の人物を検出すると、警告信号を表示器15に送信して他の人物に警告を行うようにしたため、他の人物に撮影エリア5Aへ進入しないように促すことができ、これにより、他の人物が撮影エリア5Aへ進入することを防止できる。したがって、撮影により得られた画像データS1を再生することにより得られる画像に、撮影対象となる被写体ユーザU0以外の他の人物が含まれてしまうことを防止することができる。
【0061】
また、画像データS1により表される画像に、撮影対象となる被写体ユーザU0以外の他の人物が含まれているか否かを判定し、他の人物が含まれる場合には、再度の撮影の指示を行うようにしたため、一度撮影した画像に他の人物が含まれていても、再度撮影を行って他の人物が含まれない画像を得ることができる。
【0062】
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。上記第1の実施形態においては、撮影デバイス14の制御部14Dが、撮影エリア5Aに進入しようとする他の人物を検出すると警告信号を表示器15に送信しているが、第2の実施形態においては、撮影動作を一時中止するようにしたものである。
【0063】
なお、撮影動作の一時中止とは、撮影のために、被写体ユーザU0を画角内に収めるためのパン、チルト、フォーカスおよび測光等の撮影のための設定が完了している状態において、撮影のための設定を一旦解除し、他の人物を検出しなくなった後に再度撮影を行うことを前提としている。なお、撮影動作を一時中止した後に撮影を再度行うためには、再度撮影のための設定を行う必要がある。
【0064】
次いで、第2の実施形態において行われる処理について説明する。図12は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、図12に示すフローチャートにおいて、ステップS21からステップS28までの処理は、図9に示す第1の実施形態のフローチャートのステップS1からステップS8までの処理と同一であるため、ここでは詳細な説明は省略する。ステップS28が否定されると、制御部14Dは撮影部14Aの撮影動作を一時中止し(ステップS29)、ステップS24に戻る。なお、ステップS26,S28が肯定された場合は、第1の実施形態におけるステップS10以降の処理が行われる。
【0065】
ここで、撮影動作を一時中止することにより、被写体ユーザU0は撮影エリア5Aに進入しようとする他の人物に、撮影中であるため撮影エリア5A内に進入しないように依頼することができる。
【0066】
このように、第2の実施形態においては、検出エリア人物センサ17が、撮影エリア5Aに進入しようとする被写体ユーザU0以外の他の人物を検出すると、撮影動作を一時中止するようにしたため、被写体ユーザU0は、他の人物に撮影エリア5Aへ進入しないように依頼することができ、これにより、他の人物が撮影エリア5Aへ進入することを防止できる。そして、検出エリア人物センサ17が他の人物を検出しなくなった後に、被写体ユーザU0の撮影を行うことにより、撮影により得られた画像データS1を再生することにより得られる画像に、撮影対象となる被写体ユーザU0以外の他の人物が含まれてしまうことを防止することができる。
【0067】
なお、上記第1および第2の実施形態においては、検出エリア人物センサ17により、検出エリア9Aから撮影エリア5A内に進入しようとする人物を検出しているが、図13に示すように検出エリア人物センサ17に代えて、検出エリア9Aの撮影を行うカメラ18A,18Bを設け、カメラ18A,18Bにより検出エリア9Aにおいて人物の撮影が行われた場合に、撮影エリア5A内に進入しようとする他の人物X1,X2が検出されたものとして、警告信号を表示器15に送信してもよい。ここで、カメラ18A,18Bは図13の矢印Y1,Y2に示すように撮影方向を変更可能なものである。
【0068】
なお、検出エリア9A内に人物が存在するか否かの判定は、人物が存在しない場合の背景画像を予めカメラ18A,18Bにより撮影しておき、背景画像とカメラ18A,18Bが撮影した画像との各画素における差分値の絶対値の総和を算出し、この総和が所定のしきい値以上となった場合に、検出エリア9A内に人物が存在するものと判定することにより行うことができる。
【0069】
またこの場合、2台のカメラ18A,18Bを使用しているため、図14に示すように、各カメラ18A,18Bと検出エリア9A内の人物とを結ぶ直線L1,L2を仮に設定し、カメラ18A,18Bを結ぶ直線L3の長さ、直線L3と直線L1とがなす角度K1、および直線L3と直線L2とがなす角度K2を測定することにより、三角測量の要領で各カメラ18A,18Bから検出エリア9A内の人物までの距離を測定することができる。このように距離を測定することにより、撮影デバイス14と被写体ユーザU0との間の距離よりも、各カメラ18A,18Bと検出エリア9A内の人物との間の距離が小さい場合に、その人物を撮影エリア5A内に進入しようとする他の人物とみなすようにしてもよい。
【0070】
また、このようにカメラ18A,18Bを設けた場合には、カメラ18A,18Bが撮影した画像に含まれる人物の顔のサイズを検出し、撮影デバイス14が撮影しようとする画像に含まれる被写体ユーザU0の顔のサイズと比較して、前者が後者よりも大きい場合に、撮影デバイス14と被写体ユーザU0との間の距離よりも、各カメラ18A,18Bと検出エリア9A内の人物との間の距離が小さいとみなして、その人物を撮影エリア5A内に進入しようとする他の人物とみなすようにしてもよい。
【0071】
また、カメラ18A,18Bを設けた場合には、カメラ18A,18Bが撮影により取得する各フレームから人物を検出し、その位置を比較することにより、1秒間あたりのフレームレート(例えば1/30)から検出エリア9A内の人物の移動速度および移動方向を算出して検出エリア9A内の人物が撮影エリア5A内に到達する時間を推定し、撮影までの時間と推定された時間とを比較して、検出エリア9A内の人物が撮影エリア5A内に進入することが予測される場合にのみ、警告信号を表示器15に送信するようにしてもよい。
【0072】
この場合、検出エリア9Aにおいて人物を検出しても、移動速度が遅く撮影までには撮影エリア5Aに到達しない場合、移動方向が撮影エリア5Aの方向ではない場合には、警告信号の送信または撮影動作の一時中止はなされることなく、撮影が行われることとなる。
【0073】
また、図15に示すように、撮影デバイス14の画角A1よりも広角の画角A2を有するカメラ20により、検出エリア9Aに存在する人物を検出するようにしてもよい。
【0074】
また、エリア19には無線タグ30を所持する人物のみの入場を許可するようにした場合、図16に示すように撮影エリア5Aのみならず検出エリア9A内にも指向性を有する、通信デバイス13と同様の機能を有する通信デバイス21を設け、通信デバイス21が、撮影対象の被写体ユーザU0の無線タグ30が送信した返信信号とは異なる返信信号を受信した場合に、検出エリア9A内に被写体ユーザU0とは異なる他の人物が存在すると判定してもよい。
【0075】
また、検出エリア人物センサ17、カメラ18A,18B、カメラ20および通信デバイス21を組み合わせて使用して、他の人物の検出精度を向上させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による撮影システムを備えた画像管理システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】撮影システムの構成を示す概略斜視図
【図3】広域センサの構成を示す概略ブロック図
【図4】通信デバイスの構成を示す概略ブロック図
【図5】撮影デバイスの構成を示す概略ブロック図
【図6】表示器の構成を示す概略ブロック図
【図7】画像保管サーバの構成を示す概略ブロック図
【図8】無線タグの構成を示す概略ブロック図
【図9】第1の実施形態による撮影システムにおいて撮影時に行われる処理を示すフローチャート(その1)
【図10】第1の実施形態による撮影システムにおいて撮影時に行われる処理を示すフローチャート(その2)
【図11】サムネイル画像の一覧を示す図
【図12】第2の実施形態による撮影システムにおいて撮影時に行われる処理を示すフローチャート
【図13】本発明の他の実施形態による撮影システムを備えた画像管理システムにおける他の人物の検出を説明するための図
【図14】三角測量を説明するための図
【図15】本発明の他の実施形態による撮影システムを備えた画像管理システムにおける他の人物の検出を説明するための図
【図16】本発明の他の実施形態による撮影システムを備えた画像管理システムにおける他の人物の検出を説明するための図
【符号の説明】
1A,1B,1C 撮影システム
3 ネットワーク
4 画像保管サーバ
5A,5B,5C 撮影エリア
6 端末装置
8 ラボ
9A 検出エリア
11A,11B ゲート
12 広域センサ
13,21 通信デバイス
14 撮影デバイス
15 表示器
16A,16B 人物センサ
17 検出エリア人物センサ
18A,18B,20 カメラ

Claims (3)

  1. 撮影領域に存在する人物を撮影対象人物として、該撮影対象人物を撮影する撮影手段と、
    前記撮影領域内へ進入しようとする前記撮影対象人物以外の他の人物を検出する人物検出手段と、
    該人物検出手段が前記他の人物を検出した場合に、前記他の人物への警告を行う撮影制御手段とを備えたことを特徴とする撮影システム。
  2. 前記撮影制御手段は、前記撮影手段による撮影後に、撮影により取得した撮影画像に前記他の人物が含まれているか否かを判定し、前記撮影画像に前記他の人物が含まれている場合に、再度前記撮影対象人物の撮影を行うよう前記撮影手段を制御する手段であることを特徴とする請求項1記載の撮影システム。
  3. 撮影領域に存在する人物を撮影対象人物として、該撮影対象人物を撮影する撮影手段と、
    前記撮影領域内へ進入する前記撮影対象人物以外の他の人物を検出する人物検出手段と、
    該人物検出手段が前記他の人物を検出した場合に、前記撮影手段による撮影を一時中止する撮影制御手段とを備えたことを特徴とする撮影システム。
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