JPH08163451A - 情報通信装置及び映像通信システム - Google Patents

情報通信装置及び映像通信システム

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JPH08163451A
JPH08163451A JP29667894A JP29667894A JPH08163451A JP H08163451 A JPH08163451 A JP H08163451A JP 29667894 A JP29667894 A JP 29667894A JP 29667894 A JP29667894 A JP 29667894A JP H08163451 A JPH08163451 A JP H08163451A
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JP29667894A
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Yasuo Nakamura
安夫 中村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔地のビデオカメラから取り込まれた映像
を、現在のカメラの映像から過去の映像へさかのぼっ
て、連続的に映像を検索・表示できる情報通信装置及び
映像通信システムを提供する。 【構成】 ネットワークに接続された複数の映像通信装
置と映像格納装置とを備える映像通信システムであっ
て、映像通信装置は、該映像通信装置から受信した映像
データと、該映像格納装置から受信した映像データとを
選択して表示する手段を備え、前記映像格納装置は、映
像データ格納手段と、前記映像通信装置から読み出し要
求があった場合に、要求された映像データを該映像通信
装置に送信する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク上に接続
された複数の映像通信装置から同時に送信される映像を
受信、表示する技術および映像格納装置に格納された映
像を検索、表示する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議システムや遠隔地の状況を監
視する監視システム等では、ビデオカメラ等から取り込
んだ映像をネットワークを介して、伝送・表示すること
が行なわれている。
【0003】一方、ビデオカメラから取り込んだ映像を
ディジタル化し、必要に応じてMPEG(Moving Picture Ex
perts Group)やMotion JPEG(Joint Photographic Codin
g Experts Group) 等の映像符号化方式により圧縮し
て、映像データベースに格納するシステムがある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、遠
隔地の映像を伝送・表示するシステムと、映像データベ
ースに格納された映像を検索・表示するシステムとは、
独立なシステムであり、現在のカメラの映像から過去へ
さかのぼって、映像を検索しようとすると、双方のシス
テムを別々に起動する必要があった。
【0005】また、双方とも独立したシステムであるの
で、過去から現在へ、連続的に映像を検索・表示するこ
とはできず、操作の一貫性もなかった。
【0006】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、遠隔地のビデオカメラから取り込まれた映
像を、現在のカメラの映像から過去の映像へさかのぼっ
て、連続的に映像を検索・表示できる情報通信装置並び
に映像通信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに第1の本発明の情報通信装置は ネットワークを介
して記憶装置並びに複数の情報通信装置が接続されてい
るシステムにおける一情報通信装置であって、他の前記
情報通信装置の入力画像または前記記憶装置に記憶され
た任意時刻の画像のいずれかの画像データを要求するた
めの要求データを送信する送信手段、前記要求データに
応じて伝送される前記情報通信装置または前記記憶装置
が発生した伝送データを受信する受信手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】更にネットワークを介して映像データを送
受信する映像通信装置と、該ネットワークから受信した
映像データを格納する映像格納装置とを備える映像通信
システムであって、前記映像通信装置は、映像入力手段
と、該映像入力手段により入力された映像データをネッ
トワークに送信する映像送信手段と、該ネットワークか
ら受信した映像データを受信する映像受信手段と、映像
受信手段により受信された映像データを表示する映像表
示手段と、前記映像格納装置に格納された映像データを
読み出す手段と、該映像格納装置から送信された映像デ
ータを受信する手段と、該映像通信装置から受信した映
像データと該映像格納装置から受信した映像データとを
選択する手段と、該選択手段によって選択された動画デ
ータを表示する手段とを有し 前記映像格納装置は、該
ネットワークから受信した映像データを受信する映像受
信手段と、該映像受信手段から受信した映像データを格
納する映像格納手段と、前記映像通信装置から読み出し
要求があった場合に、要求された映像データを該映像通
信装置に送信する手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明にかかる好適な
一実施例を詳細に説明する。
【0010】図1は本実施例における映像通信システム
のシステム構成図である。
【0011】図1 において、1〜4 はビデオカメラ、11
〜16は映像通信装置、20は映像格納装置である。ビデオ
カメラ14はそれぞれ映像通信装置11〜14に接続されてい
る。
【0012】30は映像通信装置11〜16と映像格納装置20
とを接続するネットワークであり、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN) および電話網、ISDN、専用線等の広
域網(WAN) が含まれる。
【0013】図2 は本実施例における映像通信装置11〜
16のブロック図である。
【0014】図2 において、1はビデオカメラ、100 は
内部バス、111 はカメラ1 のパン・チルト・ズーム等を
制御するカメラ制御部、112 はビデオカメラから取り込
んだビデオ信号をA/D変換して映像通信装置内に取り
込む映像入力制御部、113 ディジタル映像情報を圧縮・
伸長する映像符号化・復号化部、114 は映像通信装置11
の全体の制御を司る主制御部、115 は各種処理手順(プ
ログラム) 、通信データ、制御情報等を格納する主記憶
部、116 は高速にデータ書き込み/読み出しが可能な二
次記憶装置、117 はポインティングデバイス(マウス)
等の操作部、118 はビットマップディスプレイ等の表示
部、119 はネットワーク30との通信制御を行なう通信制
御部である。
【0015】図3 は本実施例における映像格納装置20の
ブロック図である。
【0016】図3 において、200 は内部バス、203 はデ
ィジタル映像情報を圧縮・伸長する映像符号化・復号化
部(CODEC) 、204 は映像格納装置20の全体の制御を司る
主制御部、205 は各種処理手順(プログラム) 、通信デ
ータ、制御情報等を格納する主記憶部、206 は高速にデ
ータ書き込み/読み出しが可能な二次記憶装置、207は
ポインティングデバイス(マウス)等の操作部、208 は
ビットマップディスプレイ等の表示部、209 はネットワ
ーク30との通信制御を行なう通信制御部である。
【0017】図4、図6 は本実施例における映像通信装置
11〜16の動作を示すフローチャートである。
【0018】図7、図8 は本実施例における映像格納装置
20の動作を示すフローチャートである。
【0019】図9 は本実施例における映像通信装置15〜
16の表示部118 の全体映像を表示する画面例である。
【0020】図9 において、910 〜 960はビデオカメラ
1 〜 4が接続された映像通信装置11〜14から送信された
映像を受信して表示する映像ウインドウ、911 〜961 は
各映像ウインドウ910 〜960 に対する送信元の名前およ
び映像を入力した時刻を表示するステータスである。
【0021】図10は本実施例における映像通信装置15〜
16の表示部118 の個別映像を表示する画面例である。
【0022】図10において、1010は指定された映像通信
装置11〜14から送信された映像を受信して表示する映像
ウインドウ、1020および1030はカメラ制御部111 を介し
て、ビデオカメラ1 〜4 を制御するための操作を行うカ
メラ制御パネルであり、マウスによる各種グラフィカル
ユーザインタフェース( GUI) のクリック操作によ
り、カメラ制御部111 に対して命令を発行し、カメラの
パン・チルト(1020)・ズーム(1030)等を可能にする。
【0023】1050は時刻を入力するための時刻指定パネ
ルであり、時刻入力フィールド1051に時刻を入力し、
「設定」ボタン1052をクリックした時点で、映像格納装
置20に格納されている動画データにアクセスし、指定し
た時刻に対応するデータを検索する。
【0024】1040は、映像通信装置11〜14からの映像と
映像格納装置20に格納されている動画データの読み出し
を切り替えるためのスイッチであり、「現在」ボタン10
41をクリックすると映像通信装置11〜14の映像を動画表
示ウィンドウ1010に表示する。また、「過去」ボタン10
42をクリックすると映像格納装置20に格納されている動
画データを読み出し動画表示ウィンドウ1010に表示す
る。時刻指定パネル1050に時刻を入力し、「設定」ボタ
ン1052をクリックした時点で、映像格納装置20に蓄積さ
れている動画データを検索し、表示する。
【0025】図11は本実施例における映像通信システム
で用いるデータフォーマットの一例を示す図であり、4
1〜4 5の各フィールドより成るヘッダ部とデータ部4
6とから構成されている。
【0026】このヘッダ部4 1〜4 5には各種通信コマ
ンド等を指定するパケット種別フィールド4 1と、発信
者の名前を書き込む発信者名フィールド4 2と、受信者
の名前を書き込む受信者名フィールド4 3と、文字、静
止画像、音声、動画等のメディアタイプを書き込むメデ
ィア種別フィールド4 4と、その他の付加情報を書き込
むその他フィールド4 5とが含まれる。またデータフィ
ールド4 6に書き込まれる情報はディジタルデータとし
て扱うことのできるすべてのメディアが対象となる。
【0027】以上の構成から成る本実施例の映像通信装
置11での映像送信処理の詳細を図4 に示すフローチャ
ートに従って以下に説明する。尚、上述したように、映
像通信装置11は主制御部114 の制御の下、主記憶部11
5 に格納されたメール処理プログラムに従って以下の処
理を実行するものである。
【0028】まず、ステップS401において、各種イベン
トが発生するのを待つ。イベントが発生した場合は、ス
テップS402に進み、イベント種別がカメラ操作指示かど
うかを調べる。カメラ操作指示であった場合は、ステッ
プS403に進み、カメラ制御部111 を介して、ビデオカメ
ラ1 〜 4に対するカメラ制御を行なう。
【0029】カメラ操作のコマンドとしては、 tilt( θ) 、pan(φ) 、zoom(z) ・・・ (1) があり、これらのコマンドに従ってカメラのチルト(til
t), パン(pan),ズーム(zoom)が制御されるものとする。
【0030】これらのコマンドは図10におけるカメラ制
御パネル1020、1030に割りつけられている。カメラ制御
パネル1020の上/下方向ボタンを押下している間、角度
θを増加/減少させてtilt( θ) コマンドを呼び出す。
同様にカメラ制御パネル1020の左/右方向ボタンを押下
している間、角度φを増加/減少させてpan(φ) コマン
ド呼び出す。またカメラ制御パネル1030のスクロールバ
ーを操作している間は、ズーム倍率z を増加/減少させ
てzoom(z) コマンド呼び出す。
【0031】なお、カメラ操作の指示は、自映像通信装
置からと他映像通信装置からの場合がある。
【0032】ステップS402において、イベント種別がカ
メラ操作指示でない場合は、ステップS404に進み、カメ
ラ入力があるか調べる。映像通信装置11に接続された
ビデオカメラ1 が正常に動作している場合には、ステッ
プS404に進み、映像入力制御部112 によって取り込まれ
たビデオ信号をA/D変換する。
【0033】次にステップS406に進み、映像CODEC113に
より、ディジタル映像データを圧縮し、続いてステップ
S407に進み、後述する通信データフォーマットを作成し
た後、通信制御部119 を介して、ネットワーク30に送信
する。この場合、通信データは図11に示すフォーマット
に従い、パケット種別フィールド41には、「映像送信」
を示すコードが書き込まれ、発信者名フィールド4 2に
は映像通信装置11の名前が、受信者名フィールド4 3
には他の映像通信装置12〜16または映像格納装置20の名
前が、メディア種別フィールド4 4には「動画」を示す
コードが、その他フィールド4 5には映像を取り込んだ
時刻が、データフィールド4 6にはディジタル化された
映像データが書き込まれる。
【0034】また、前述した受信者名にはネットワーク
上の全ての装置を示す「ブロードキャストアドレス」を
使用する。なお、必要に応じて、特定の複数の装置を示
す「マルチキャストアドレス」や、特定の装置を示す
「ユニキャストアドレス」を使用しても良い。
【0035】以上の処理により、映像通信装置11〜14か
ら、ネットワーク30上に映像情報がリアルタイムに送信
されることになる。
【0036】次に、本実施例の映像通信装置15での映像
受信処理の詳細を図5 に示すフローチャートに従って以
下に説明する。
【0037】まず、ステップS501において、各種イベン
トが発生するのを待つ。イベントが発生した場合は、ス
テップS502に進み、イベント種別が映像受信かどうかを
調べる。
【0038】図2 における通信制御部119 を介してネッ
トワーク30から図11に示す通信データを受信した場合、
パケット種別フィールド41を調べ、「映像送信」を示す
コードが識別された場合は、ステップS503に進み、図9
の画面例に示すような全体映像表示処理を行ない、ステ
ップS501に戻る。なお、受信者名フィールド4 の名前が
自映像通信装置を示していない場合には、その受信デー
タは廃棄される。
【0039】また、ステップS502において、イベント種
別が映像受信でない場合は、ステップS504に進み、特定
の映像送信元が選択されたかどうか調べる。ここで特定
の映像送信元を選択する操作は、図9 の映像ウインドウ
910 〜960 のうち任意の一つの映像ウインドウをクリッ
クすることにより行なう。ステップS504において、特定
の映像送信元が選択された場合は、ステップS505に進
み、後述する映像検索処理を行ない、ステップS501に戻
る。
【0040】次に、図6 に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の映像通信装置15における映像表示処理の
詳細を説明する。
【0041】図4 のステップS502において、映像データ
を受信した場合は、以下の全体映像表示処理を行なう。
まず、ステップS501において、受信した映像データのデ
ータフィールド4 6を読み出し、映像CODEC113により、
ディジタル映像データを伸長する。続いて、ステップS6
02に進み、発信者名フィールド4 2を読み出し、映像送
信元を識別する。更に、ステップS603に進み、図9 に示
す表示画面の映像ウインドウ910 〜960 が空いているか
どうか調べる。空いている場合は、ステップS604に進
み、映像送信元に対応する映像ウインドウに受信した映
像データを表示する。同時にその他フィールド4 5から
映像を取り込んだ時刻を読み出し、発信者名とともに時
刻をステータス911 〜961 のいずれかの位置に表示す
る。
【0042】ネットワーク30上に複数の映像送信元が存
在する場合は、ステップS602で取得した発信者名に対応
した映像ウインドウ受信した映像データを表示する。
【0043】一方、ネットワーク30上に7 台以上の映像
送信元が存在する場合は、図9 に示す表示画面の映像ウ
インドウが満杯のためステップS603において、ステップ
S604に進まずに、処理を終了する。
【0044】なお、この場合に映像ウインドウの数を増
やした新たな画面を作成して、同時に表示する映像送信
元の数を増やしても良い。
【0045】以上の処理により、映像通信装置11〜14か
ら、ネットワーク30上に送信された映像をリアルタイム
に受信して表示することが出来る。
【0046】次に、図7 に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の映像通信装置15における映像検索処理の
詳細を説明する。
【0047】図4 のステップS504において、特定の映像
送信元が選択された場合は、以下の個別映像表示処理を
行なう。
【0048】まず、ステップS701において、映像通信装
置15の表示部208 に図10に示す個別映像表示画面が生成
されているかどうか調べる。個別映像表示画面が生成さ
れていない場合は、ステップS702に進み、図10に示す個
別映像表示画面を生成する。次に、ステップS703におい
て、図10の「現在」ボタン1041が選択されたかどうか調
べる。「現在」ボタン1041が選択された場合は、ステッ
プS704に進み、カメラ制御パネル1020、1030でカメラ操
作指示が行なわれたかどうか調べる。カメラ操作指示が
行なわれた場合は、ステップS705に進み、カメラ操作指
示に対応したカメラ制御を映像映像送信元に対して行な
う。具体的には、図11に示すフォーマットに従い、パケ
ット種別フィールド41には、「カメラ制御」を示すコー
ドを書き込み、発信者名フィールド4 2には自映像通信
装置15 の名前を、受信者名フィールド4 3には図6 の
ステップS602で取得した発信者名の名前を、メディア種
別フィールド4 4には「制御データ」を示すコードが、
その他フィールド4 5にはカメラ制御コマンドを、デー
タフィールド4 6にはカメラ制御コマンドの付加情報を
書き込んだ通信データを作成し、通信制御部119 を介し
て、ネットワーク30に送信する。
【0049】次にステップS706に進み、受信した映像を
図10の映像ウインドウ1010に拡大表示して処理を終了す
る。図9 における全体映像ウインドウ910 〜960 に比べ
て、図10の個別映像ウインドウ1010はサイズを大きくと
れるため、拡大した映像の表示が可能である。
【0050】一方、ステップS707において、図10の「過
去」ボタン1042が選択されたことを検出した場合は、ス
テップS708に進み、以下に示す過去映像の検索・表示処
理を行なう。ステップS708では、映像の入力された時刻
設定操作が完了するのを待つ。図10の時刻指定パネル10
50の時刻入力フィールド1051に時刻が入力され、「設
定」ボタン1052がクリックされたことを検出すると、ス
テップS709に進み、時刻入力フィールド1051に入力され
た時刻を読み出す。
【0051】続いて、ステップS710に進み、映像格納装
置20に対して、設定時刻に対応する映像データを要求す
る。具体的には、図11に示すフォーマットに従い、パケ
ット種別フィールド41には、「映像データ要求」を示す
コードを書き込み、発信者名フィールド4 2には自映像
通信装置15 の名前を、受信者名フィールド4 3には映
像格納装置20の名前を、メディア種別フィールド4 4に
は「制御データ」を示すコードを、その他フィールド4
5には設定された時刻を書き込んだ通信データを作成
し、通信制御部119 を介して、ネットワーク30に送信す
る。
【0052】次にステップS711に進み、通信制御部119
を介してネットワーク30から映像格納装置20が送信した
映像データを受信する。続くステップS712において、受
信した映像データのデータフィールド4 6を読み出し、
映像CODEC113により、ディジタル映像データを伸長す
る。更に、ステップS713に進み、図10に示す個別映像表
示画面の映像ウインドウ1010に受信した映像データをウ
インドウサイズに合わせて拡大表示する。
【0053】以上の処理により、遠隔地のビデオカメラ
から取り込まれた映像を、現在のカメラの映像から過去
の映像へさかのぼって、連続的に映像を検索・表示する
ことが出来る。
【0054】次に、図8 に示すフローチャートを参照し
て、本実施例の映像格納装置20における映像格納処理の
詳細を説明する。
【0055】まず、ステップS801において、各種イベン
トが発生するのを待つ。イベントが発生した場合は、ス
テップS802に進み、イベント種別が映像受信かどうかを
調べる。図3 における通信制御部209 を介してネットワ
ーク30から図11に示す通信データを受信した場合、パケ
ット種別フィールド41を調べ、「映像送信」を示すコー
ドが識別された場合は、ステップS803に進み、以下の映
像データ格納処理を行なう。ステップS803では、発信者
名フィールド4 2を読み出し、映像送信元を識別する。
【0056】次にその他フィールド4 5をを読み出し、
映像を取り込んだ時刻情報を取得する。そしてデータフ
ィールド4 6に書き込まれた映像データを読み取り、時
刻情報とともに、映像送信元に対応する二次記憶装置20
6 内の領域に映像データを格納する。なお、受信者名フ
ィールド4 3の名前が自映像格納装置を示していない場
合には、その受信データは廃棄される。
【0057】一方、ステップS802において、イベント種
別が映像受信でない場合は、ステップS804に進み、映像
通信装置11〜16から映像データが要求されているかどう
か調べる。図3 における通信制御部209 を介してネット
ワーク30からパケット種別フィールド41に「映像データ
要求」を示すコードを含む通信データを受信した場合
は、ステップS805に進み、発信者名フィールド4 2に書
き込まれた要求元映像通信装置の名前およびその他フィ
ールド4 5に設定された時刻情報を取得する。続いて、
ステップS806に進み、要求元映像通信装置の名前および
設定時刻情報をキーとして検索して二次記憶装置206 か
ら所望の映像データを読み出す。続いてステップS807に
進み、後述する通信データフォーマットを作成した後、
通信制御部209 を介して、ネットワーク30に送信する。
【0058】この場合、通信データは図11に示すフォー
マットに従い、パケット種別フィールド41には、「映像
送信」を示すコードが書き込まれ、発信者名フィールド
4 2には映像格納装置20の名前が、受信者名フィールド
4 3には要求元映像通信装置の名前が、メディア種別フ
ィールド4 4には「動画」を示すコードが、その他フィ
ールド4 5には時刻情報が、データフィールド4 6には
映像データが書き込まれる。
【0059】以上の処理により、映像通信装置11〜16か
ら要求された過去の映像をネットワーク30上に送信する
ことが出来る。
【0060】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1 つの機器からなる装置に適
用しても良い。また、映像通信装置の台数は6 台に制限
されるものではない。
【0061】また、本発明はシステムあるいは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ネッ
トワークを介して記憶装置並びに複数の情報通信装置が
接続されているシステムまたは一情報通信装置であっ
て、他の前記情報通信装置の入力画像または前記記憶装
置に記憶された任意時刻の画像のいずれかの画像データ
を要求するための要求データを送信する送信手段、前記
要求データに応じて伝送される前記情報通信装置または
前記記憶装置が発生した伝送データを受信する受信手段
とを有するのでシステムに他の情報通信装置における現
在の映像並びに現在から過去にさかのぼり過去に得られ
た映像を連続的に表示、検索が可能になるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における映像通信システムのシステム
構成図である。
【図2】本実施例における映像通信装置のブロック図で
ある。
【図3】本実施例における映像格納装置のブロック図で
ある。
【図4】本実施例における映像通信装置の映像送信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施例における映像通信装置の映像受信処理
の動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施例における映像通信装置の映像表示処理
の動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例における映像格納装置の映像検索処理
の動作を示すフローチャートである。
【図8】本実施例における映像格納装置の映像格納処理
の動作を示すフローチャートである。
【図9】本実施例における映像通信装置の全体映像表示
画面例を示す図である。
【図10】本実施例における映像通信装置の個別映像表
示画面例を示す図である。
【図11】本実施例における通信データフォーマット例
を示す図である。
【符号の説明】
1〜4 ビデオカメラ 11〜16 映像通信装置 20 映像格納装置 30 ネットワーク 100、200 内部バス 111 カメラ制御部 112 映像入力制御部 113、203 映像符号化・復号化部 114、204 主制御部 115、205 主記憶部 116、206 二次記憶装置 117、207 操作部 118、208 表示部 119、209 通信制御部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して記憶装置並びに複
    数の情報通信装置が接続されているシステムにおける一
    情報通信装置であって、 他の前記情報通信装置の入力画像または前記記憶装置に
    記憶された任意時刻の画像のいずれかの画像データを要
    求するための要求データを送信する送信手段、 前記要求データに応じて伝送される前記情報通信装置ま
    たは前記記憶装置が発生した伝送データを受信する受信
    手段とを有することを特徴とする情報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記要求先の入力画像の入力を指示をす
    る指示手段を有することを特徴とする請求項1項記載の
    情報通信装置。
  3. 【請求項3】 前記要求データは前記複数の情報通信装
    置のうち入力画像を要求する情報処理装置を示すデータ
    を含むことを特徴とする請求項1項記載の情報通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記要求データは要求データを送信した
    情報通信装置を示すデータを含むことを特徴とする請求
    項1項記載の情報通信装置。
  5. 【請求項5】 前記要求データは前記任意時刻を指定す
    るデータを含むことを特徴とする請求項1項記載の情報
    通信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段で受信した伝送データは画
    像データを含むことを特徴とする請求項1項の情報通信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データを表示する表示手段を有
    することを特徴とする請求項1項記載の情報通信装置。
  8. 【請求項8】 前記伝送データは伝送データの送信元デ
    ータを含むことを特徴とする請求項1項記載の情報通信
    装置。
  9. 【請求項9】 前記表示装置は前記複数の情報通信装置
    それぞれから受信した伝送データに含まれる画像データ
    を前記送信元データに応じた所定位置にマルチ画像表示
    することを特徴とする請求項7項及び請求項8項記載の
    情報通信装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は前記マルチ画像から任
    意の画像の指定に応じて前記任意の画像のみを表示する
    ことを特徴とする請求項9項記載の情報通信装置。
  11. 【請求項11】 前記要求データを符号化するための符
    号化手段を有することを特徴とする請求項1項記載の情
    報通信装置。
  12. 【請求項12】 前記伝送データを復号化するための復
    号化手段を有することを特徴とする請求項1項記載の情
    報通信装置。
  13. 【請求項13】 前記他の情報通信装置が現在入力して
    いる入力画像か前記記憶装置に記憶された画像のをいず
    れかを要求するか指示する指示手段憶を有していること
    を特徴とする請求項1項記載の情報通信装置。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して映像データを送
    受信する映像通信装置と、該ネットワークから受信した
    映像データを格納する映像格納装置とを備える映像通信
    システムであって、 前記映像通信装置は、映像入力手段と、該映像入力手段
    により入力された映像データをネットワークに送信する
    映像送信手段と、該ネットワークから受信した映像デー
    タを受信する映像受信手段と、映像受信手段により受信
    された映像データを表示する映像表示手段と、前記映像
    格納装置に格納された映像データを読み出す手段と、該
    映像格納装置から送信された映像データを受信する手段
    と、該映像通信装置から受信した映像データと該映像格
    納装置から受信した映像データとを選択する手段と、該
    選択手段によって選択された動画データを表示する手段
    とを有し、 前記映像格納装置は、該ネットワークから受信した映像
    データを受信する映像受信手段と、該映像受信手段から
    受信した映像データを格納する映像格納手段と、前記映
    像通信装置から読み出し要求があった場合に、要求され
    た映像データを該映像通信装置に送信する手段とを有す
    ることを特徴とする映像通信システム。
  15. 【請求項15】 前記映像通信装置はネットワークから
    受信した映像データの送信元を識別する識別手段と、該
    識別手段により識別に応じて映像通信装置毎の映像をマ
    ルチ画表示する表示手段とを有する請求項14項記載の
    映像通信システム。
  16. 【請求項16】 該表示手段上の映像通信装置ごとの映
    像から、任意の映像を選択する選択手段と、該選択手段
    によって選択された前記映像通信装置ごとに個別の映像
    を表示する個別映像表示手段とを有する請求項第15項
    記載の映像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記映像通信手段は前記映像格納装置
    に対して、該個別映像表示手段に表示された前記映像通
    信装置の過去の映像データを読み出す手段と、 該映像通信装置から受信した現在の映像データと該映像
    格納装置から受信した過去の映像データとを選択する手
    段と、 該選択手段によって選択された動画データを該個別映像
    表示手段に表示する手段とを備えることを特徴とする請
    求項14項記載の映像通信システム。
  18. 【請求項18】 前記個別映像表示手段に表示された映
    像サイズは、前記複数の映像表示手段に表示された映像
    サイズとは異なることを特徴とする請求項14項に記載
    の映像通信システム。
  19. 【請求項19】 前記個別映像表示手段に表示された映
    像サイズは、前記表示手段に表示された映像通信装置ご
    との映像の映像サイズを拡大したものであることを特徴
    とする請求項16項に記載の映像通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003044956A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 移動体監視方法およびシステム
KR100390067B1 (ko) * 2001-02-07 2003-07-04 (주)씨앤에스 테크놀로지 멀티드롭 네트워크를 이용한 근거리 영상전송 시스템 및그 전송방법
KR100452111B1 (ko) * 2002-01-15 2004-10-12 지에스지 주식회사 치과 병원에서의 환자관리 시스템 및 그 방법

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