JP4944291B2 - 照明システム - Google Patents

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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住空間に設置される照明装置の点滅状態に基づいて住空間に居住する居住者の生活状況を確認することが可能な照明システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、独り暮らしのお年寄りを監視する目的で、その住まいで使用される電気製品の使用状況をセンサで検知して通報するシステムが提供されている。特に、このようなシステムは病院と独り暮らしのお年寄りの家庭、あるいは行政の看護サービス施設と独り暮らしのお年寄りの家庭などの間で整備されつつある。
【0003】
具体的には、例えば電気ポットにその使用状況を検出するセンサを設けたり、あるいは冷蔵庫に扉の開閉を検出するセンサを設け、センサの検出信号を電話回線を通じて行政の看護サービス施設に送信し、電気ポットが長時間使用されていなかったり、あるいは冷蔵庫が長時間開閉されていなければ異常が生じていると判断して、当該お年寄りの自宅を訪問するというような行政サービスが高齢化社会に対応して開始されている。また、電気ポットや冷蔵庫などに使用状況を検出するセンサを特別に設けた商品も既に開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような電気製品を利用した従来システムでは、電気ポットや冷蔵庫が住空間に1台しか設置されていない場合が多く、そのように1つしかない電気製品の使用状況だけで、その住空間に居住する居住者の状態を判断することが非常に難しいものであった。例えば、電気ポットが2日以上使用されていない、あるいは冷蔵庫の扉が1日中開閉されていないといった使用状況に基づく判断では、異常か否かの判断に1日以上を要してしまうため、独り暮らしのお年寄りが突発的な異常で倒れるというような場合などでは、異常発生の判断及びその対処が間に合わない虞がある。しかも、このような従来システムでは居住者の生活状況を細かく監視することができず、電気ポットや冷蔵庫などの電気製品の使用状況のみでは、発生した異常が非常に緊急性を要する程度か、あるいは多少心配だから様子を見に行く方が良いというような程度かといった判断が不可能である。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、如何なる住空間にも設置される照明装置を利用して居住者の状態を従来よりも細かく監視することができる照明システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、住空間に設置される光源を含む照明装置と、この照明装置と所定の関係を持ち、前記住空間における特定人の存在を検出する特定人存在検出手段と、特定人存在検出手段による特定人の存在の検出パターンを、前記住空間で特定人が通常に生活する際に得られる基本検出パターンと比較することで異常発生の有無を判断する異常検知手段と、異常検知手段で異常発生有りと判断された場合に特定人を監視する監視者に対して異常発生を報知する報知手段とを備え、前記特定人存在検出手段は、照明装置に設けられ、人体から放射される赤外線により検出領域内の人体の存在を検出する人体検出部を具備することを特徴とし、通常、人(居住者)が生活する住空間には必ず何らかの照明装置が設置されるものであり、居住者が活動する際にはその照明装置が点灯され、居住者が不在の際には照明装置が消灯されることになるから、照明装置に設けられた人体検出部の検出結果に基づいて特定人存在検出手段で居住者(特定人)の存在を検出し、異常検知手段にて、予め得られた基本検出パターンと特定人存在検出手段の検出パターンとを比較することで住空間における居住者(特定人)の状態を監視し、異常が発生している場合には報知手段にて監視者に報知することによって迅速な処置が行える。
【0008】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記異常検知手段は、特定人存在検出手段による特定人の存在の検出パターンと前記基本検出パターンとを比較して前記住空間に外部からの侵入者が存在すると推定される場合に異常発生有りと判断することを特徴とし、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0009】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記報知手段は、住空間の外部にいる監視者に対して視覚的に異常発生を報知することを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏するとともに、監視者に対して的確に報知することができる。
【0010】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記報知手段は、前記照明装置の光源を所定の周期で点滅させることによって異常発生を報知することを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏するとともに、構成の簡素化が図れる。
【0011】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記異常検知手段は、外部から住空間への侵入者が存在するか否かを判断する動作モードに切換可能としたことを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏するとともに、例えば、特定人が就寝している深夜に住空間へ侵入する侵入者を監視して防犯が図れる。
【0012】
請求項の発明は、請求項の発明において、通信媒体を介して外部から送られてくる情報に応じて前記異常検知手段の動作モードを切り換える手段を備えたことを特徴とし、使い勝手の向上が図れる。
【0013】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記基本検出パターンに基づいて前記照明装置を制御し、特定人の通常の生活パターンに合わせて光源を点滅させる手段を備えたことを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏するとともに、例えば、外出して留守にする際に光源を点滅させることで恰も在宅しているように思わせて空き巣などの侵入を未然に防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の実施形態と基本的な構成が共通である参考例について説明する。
参考例の照明システムは、図1に示すように白熱灯や蛍光灯などの光源を含む複数台の照明装置Aと、商用電源ACから各照明装置Aへの給電を入・切して照明装置Aをオン・オフする複数台のスイッチ装置Bと、各スイッチ装置Bと信号線Lsにより接続され、照明装置Aのオン・オフの状態を示すデータを信号線Lsを介して受信する制御盤Cとで構成される。
【0016】
照明装置Aは、光源1と、スイッチ装置Bを介して商用電源ACからの給電を受けて光源1を点灯する点灯回路部2とを備えてなり、例えば住空間の天井などに配設される照明器具の器具本体(図示せず)に収容される。
【0017】
スイッチ装置Bは、商用電源ACから照明装置Aへの給電経路中に挿入される接点開閉部11と、接点開閉部11の接点の開閉状態を示すデータ(以下、監視データという)を信号線Lsを介して制御盤Cに送信する送信部12と、例えば住空間の壁などに配設されて接点開閉部11や送信部12を収容するケース(図示せず)とを備え、ケースの前面に設けられた操作ハンドル(図示せず)を操作することで接点開閉部11の接点の開閉状態を切り換えるように構成される。なお、接点開閉部11の接点の開閉状態は従来周知の構成を有する検出スイッチを用いて検出するようにすればよい。
【0018】
制御盤Cは、スイッチ装置Bから信号線Lsを介して送信される監視データを受信する受信部21と、後述する基本点滅パターン(基本検出パターン)を含む種々のデータを記憶するメモリ22と、時刻をカウントする時計部23と、受信部21で受信した監視データに基づいて照明装置Aの点滅状態(オン・オフ状態)を検出し、この点滅状態とメモリ22に記憶されている基本点滅パターンとを比較して居住者の状態を判断するコントロール部24と、公衆電話回線や専用線などの通信回線Ltを介して外部とのデータ通信を行う通信部25と、特定の照明装置Aの点滅を制御するためにコントロール部24から出力される制御信号を制御信号線Lcに送出する制御信号送信部26と、コントロール部24の指令によりスピーカSを駆動して音声を発生させる音声発生回路部27とを備える。
【0019】
コントロール部24はマイクロコンピュータを主構成として予め与えられたプログラムを実行することにより、各スイッチ装置Bから送られてくる監視データを時計部23でカウントする時刻と共にメモリ22に記憶し、監視データ及び時刻から1日の平均的な時間経過に対する照明装置Aの点滅状態をパターン化して基本点滅パターンと比較する処理や、個々の照明装置Aの点滅状態と予めメモリ22に記憶されている通常の使用状況における基本の点滅状態とを比較する処理を行い、これらの比較処理の結果、監視データによって把握される照明装置Aの点滅パターン(検出パターン)及び点滅状態がメモリ22に記憶されている基本点滅パターンや各照明装置A毎の基本の点滅状態と著しく異なる場合には居住者(特定人)に異常が生じていると判断する。さらに、居住者に異常が生じていると判断した場合、コントロール部24は通信部25から通信回線Ltを介して外部(例えば、従来例で説明した看護サービス施設などに居る監視者)に異常の発生を報知する処理や、制御信号送信部26から特定の照明装置Aに対して制御信号を送信することで照明装置Aを短い周期で点滅動作させて異常の発生を報知する処理、あるいは音声発生回路部27によりスピーカSを通じて異常の発生を報知する音声を発生させる処理の何れか又は全てを実行する。なお、図1に示すように上記特定の照明装置Aは、制御信号線Lcを介して制御信号を受信する受信部3を備え、点灯回路部2において受信部3で受信した制御信号に基づき光源1を点滅させる。
【0020】
次に具体的な事例に基づいて本参考例の動作を説明する。図2は一戸建ての住戸の1階部分を模式的に表した間取り図であり、玄関D、玄関ホールE、リビングF、台所G、寝室H、洗面所I、浴室J、便所K、玄関先L並びに門Mに各々照明装置A1〜A10が照明器具の形態で設置されている。また、玄関D、玄関ホールE、玄関先L並びに門Mに設置された各照明装置A1,A2,A9,A10を点滅するスイッチ装置B1,B2,B9,B10が玄関Dの壁に設置され、リビングF及び台所Gに設置された照明装置A3,A4を点滅するスイッチ装置B3,B4がリビングFの壁に設置され、寝室Hに設置された照明装置A5を点滅するスイッチ装置B5が寝室Hの壁に設置される。さらに、洗面所I及び浴室Jに設置された照明装置A6,A7を点滅するスイッチ装置B6,B7が洗面所Iの壁に設置されるとともに、便所Kに設置された照明装置A8を点滅するスイッチ装置B8が便所Kの外の玄関ホールEの壁に設置される。なお、各設置場所においては、複数のスイッチ装置Bが従来周知の配線器具用の取付枠を用いて並列に配置される。
【0021】
一方、制御盤CはリビングFの玄関Dに隣接する壁に設置されており、信号線Lsにより各スイッチ装置B1〜B10と接続され、制御信号線Lcにより玄関先Lの照明装置A9及び門Mの照明装置A10に接続されるとともに、公衆電話回線などの通信回線Ltと接続される。なお、スピーカSは屋外に設置されており、電線Lxにより制御盤Cと接続される。
【0022】
ここで、上記住戸の居住者が子供と別居する年配の親夫婦(あるいは片方の親、以下同じ)、もしくは上記住戸が所謂2世帯住宅であって子供の世帯が2階(又は2階と3階)で別々に生活している年配の親夫婦という場合を想定する。この場合において、親夫婦の平均的な1日の生活パターンが、例えば、朝6時頃に起床した後、朝食の準備及び食事に続いて家事(朝食の後片付けや掃除、洗濯など)を済ませ、さらに昼食の準備及び食事から後片づけに続いて外出(買い物や通院など)し、およそ17時頃に帰宅して夕食の準備及び食事から後片づけに続いて入浴及び団欒(テレビ鑑賞など)の後、およそ21時過ぎに就寝し、就寝後の夜中に1回又は2回程度便所に行くという生活パターンであるとすると、このような生活パターンに応じた各照明装置A1〜A10の基本的な点滅のパターン(基本点滅パターン)が図3(a)〜(j)のように表される。
【0023】
すなわち、玄関Dに設置された照明装置A1については、図3(a)に示すように昼食後に点灯するとともに夕食時から就寝時までの時間帯に間欠的に点灯する基本点滅パターンが設定され、玄関ホールEに設置された照明装置A2については、図3(b)に示すように就寝時から起床時までの時間帯で1〜2回程度短い時間だけ点灯するとともに起床時から昼食後及び夕方から就寝時までの時間帯に間欠的に点灯する基本点滅パターンが設定され、リビングFに設置された照明装置A3については、図3(c)に示すように起床時から昼食後及び夕方から就寝時までの時間帯に間欠的に点灯する基本点滅パターンが設定され、台所Gに設置された照明装置A4については、図3(d)に示すように朝食、昼食及び夕食の各食事時並びにその前後の時間帯に点灯する基本点滅パターンが設定され、寝室Hに設置された照明装置A5については、図3(e)に示すように就寝時から起床時までの時間帯で1〜2回程度短い時間だけ点灯するとともに起床後の食事の準備及び就寝前の時間帯に点灯する基本点滅パターンが設定される。また、洗面所Iに設置された照明装置A6については、図3(f)に示すように起床時から食事の準備までの時間帯に点灯するとともに夕食の準備から就寝時までの時間帯に間欠的に点灯する基本点滅パターンが設定され、浴室Jに設置された照明装置A7については、図3(g)に示すように夕食後から就寝時頃までの時間帯で1回30分程度点灯する基本点滅パターンが設定され、便所Kに設置された照明装置A8については、図3(h)に示すように就寝時から起床時までの時間帯で1〜2回程度短い時間だけ点灯するとともにその他の外出時を除く時間帯に間欠的に点灯する基本点滅パターンが設定され、玄関先Lに設置された照明装置A9については、図3(i)に示すように夕食時の前後からおよそ23時頃までの時間帯に常時点灯する基本点滅パターンが設定され、門Mに設置された照明装置A10については、図3(j)に示すように夕食の前後から就寝時までの時間帯で来客のあったときに点灯する基本点滅パターンが設定される。なお、これら全ての基本点滅パターンがデータとして予めメモリ22に記憶されている。
【0024】
而して、居住者(親夫婦)が上述のような平均的な生活パターンから大きく離れた行動を起こせば、そのような行動に伴って照明装置A1〜A10の点滅状態も基本点滅パターンに則った点滅状態と大きく異なることとなる。したがって、制御盤Cのコントロール部24にて各スイッチ装置B1〜B10から送られてくる監視データを時計部23でカウントする時刻と共にメモリ22に記憶し、監視データ及び時刻から各照明装置A1〜A10の点滅状態をパターン化して上記基本点滅パターンと比較したり、あるいは個々の照明装置A1〜A10の点滅状態と予めメモリ22に記憶されている各照明装置A1〜A10の基本点滅パターンに基づく点滅状態とを即時に比較することにより、監視データによって把握される照明装置A1〜A10の点滅パターン及び点滅状態がメモリ22に記憶されている基本点滅パターンや各照明装置A1〜A10毎の基本の点滅状態と著しく異なる場合に居住者(親夫婦)に異常が生じていると判断することが可能となる。以下、実際に想定される幾つかの異常発生のパターンについて説明する。
【0025】
1)<親夫婦は正常であるが、強盗の侵入など、第三者によって生活パターンが乱された場合>
住戸に侵入した強盗に脅されて金品を要求された場合、リビングFや寝室Hなどの金品が保管されていそうな場所の照明装置A3,A5が点灯されるため、これらの照明装置A3,A5に対応するスイッチ装置B3,B5から監視データを受け取った制御盤Cのコントロール部24では、メモリ22に記憶されている各照明装置A3,A5の基本点滅パターンと比較して、通常は夜中に点灯しないはずの照明装置A3や1〜2回しか点灯しないはずの照明装置A5が長い時間点灯していれば、上述のような異常が発生していると判断して異常発生を報知する処理を行う。すなわち、コントロール部24は、別居している子供夫婦の住戸に設置されたパーソナルコンピュータに対して、通信部25により通信回線Ltを介して異常発生を報知するようにしており、異常発生を報知された子供夫婦が親夫婦の住戸に様子を見に駆けつけたり、あるいは警察に通報するなどの処置を取ることができる。なお、上述のような有線の通信回線Ltに限らず無線の通信回線を用いても良く、例えば通信衛星を利用した無線回線により子供夫婦の住戸から親夫婦の住戸に設置されている制御盤Cを常時監視するようにすれば、直ちに異常発生を知ることができて迅速な処置が可能となる。
【0026】
また、子供夫婦が同じ住戸の2階や3階に同居している場合であれば、制御盤Cから外部に報知する代わりに、例えば、制御盤Cのコントロール部24が制御信号送信部26より制御信号線Lcを介して制御信号を送信することで特定の照明装置(玄関先Lに設置された照明装置A9や門Mに設置された照明装置A10あるいは同居する子供夫婦の住空間に設置された照明装置など)を短い周期で点滅させることで隣近所や同居の子供夫婦に異常発生を報知することも可能である。このように生活パターンを監視する照明装置A1〜A10を、異常発生を報知するための手段に用いることもできる。なお、異常発生を報知するために点滅させる照明装置は玄関先Lに設置された照明装置A9や門Mに設置された照明装置A10に限定されるものではなく、全ての照明装置A1〜A10を点滅させてもよいし、いずれにせよ、確実に異常発生を報知することができればよい。なお、上記照明装置A9,A10の点滅に合わせてコントロール部24にて音声発生回路部27を制御し、屋外に設置されたスピーカSから音又は音声によって異常発生を報知すれば、さらに効果的である。
【0027】
2)<独り暮らしの親が朝起きてこない場合>
図3に示した平均的な生活パターンによれば、6時前後には寝室Hや洗面所I、リビングFあるいは台所Gなどの照明装置A3〜A6を点灯するためにスイッチ装置B3〜B6がオン操作されていなければならないはずであるのに、例えば寝室Hのスイッチ装置B5だけがオン操作されて照明装置A5が点灯されているにもかかわらずリビングFのスイッチ装置B3がオン操作されない場合には、制御盤Cのコントロール部24が各スイッチ装置B3〜B6からの監視データに基づいて上記状況を把握し、居住者(親)が目覚めてはいるがあまり動けない状態にあるとか、あるいは寝室Hのスイッチ装置B5からさえも監視データが送信されてこなければ居住者が目覚めてもいない状態にあるといった居住者の異常状態を大まかにではあるが確認することができ、このような異常状態の発生を報知することで即座の対応(子供夫婦がすぐに駆けつける、子供夫婦が親(居住者)の住戸に電話をかけて確認する、あるいは親の住戸に近い人に連絡して駆けつけてもらう等の対応)を取ることが可能である。
【0028】
3)<独り暮らしの親が浴室で倒れた場合>
居住者(親)が図3に示した平均的な生活パターンで行動していながら、浴室Jの照明装置A7が点灯されてから長時間消灯されない場合には、制御盤Cのコントロール部24が浴室の照明装置A7に対応するスイッチ装置B7からの監視データに基づいて居住者が浴室Jで倒れていると判断し、例えば通信部25から通信回線Ltを介して子供夫婦のパーソナルコンピュータに異常発生を報知する。なお、浴室Jの照明装置A7が点灯されてからの経過時間はコントロール部24が具備するタイマによってカウントすればよい。
【0029】
そして、上記異常発生が報知された子供夫婦がまずは親の住戸に電話をかけて本人が正常でたまたま浴室Jの照明装置A7を消し忘れたのか否かを確認し、電話に応答しないようであれば、親の住戸に近い人に連絡して駆けつけてもらう等の即座の対応が可能である。なお、子供夫婦が親と同居している場合のように一人の居住者に対して多くの監視者が居る場合において、浴室Jでの居住者の監視を照明装置A7の点滅状態に基づいて行うことは非常に効果的である。
【0030】
4)<独り暮らしの親が外出したまま帰宅しない場合>
居住者(親)が図3に示した平均的な生活パターンにおいて設定されている帰宅時間を過ぎても玄関Dや玄関ホールEのスイッチ装置B1,B2がオン操作されなければ、制御盤Cのコントロール部24は外出先で居住者に何らかの異常が発生したものと判断し、例えば通信部25から通信回線Ltを介して子供夫婦のパーソナルコンピュータに異常発生を報知する。そして、上記異常発生が報知された子供夫婦は、親が携帯している携帯電話機に電話をかけて安否を確認したり、あるいは親の行動予定の場所(病院や福祉センタ、友人宅など)に連絡をとり、親が帰宅時間を過ぎて何処で何をしているかを確認することができる。
【0031】
5)<独り暮らしの親が自宅で倒れるなどして動けなくなった場合>
例えば、居住者(親)が食事中に食物を喉に詰まらせたり、脳梗塞などの病気で突然倒れて動けなくなった場合、制御盤Cのコントロール部24では、台所Gの照明装置A4やリビングFの照明装置A3が長時間点灯したままとなっていたり、さらに時々行くはずの場所である便所Kや玄関ホールEなどの照明装置A2,A8が点灯しなければ、居住者の身に異常が発生して住戸内のどこかで動けない状態にあると判断し、例えば通信部25から通信回線Ltを介して子供夫婦のパーソナルコンピュータに異常発生を報知する。そして、上記異常発生が報知された子供夫婦は親の住戸に電話をかけたり、親の住戸に近い人に連絡して駆けつけてもらったり、あるいは救急車を呼ぶなどの緊急の対応が可能となる。
【0032】
なお、上述の事例以外にも、同一の住空間に生活する2人以上の世帯があり、1人は朝起床して昼間働くサラリーマンであって、もう1人が夜勤で働いており、同一の住空間で生活していながら、1日の内で殆ど顔を合わす時間がないような場合、例えば、子供が昼間学校に通っており、親が夜に働いて食事を作るなどの活動をする場合、きちんと学校に通っているか否かというような子供の行動を心配する親が子供の昼間の行動を照明装置Aの点滅状態に基づいて監視することができる。あるいは、子供夫婦が年を取った親夫婦を心配して監視するのと逆に、親が子供を心配して監視する場合、例えば親と同居することを嫌う子供の生活を本発明の照明システムを用いてある程度監視することができる。
【0033】
上述のように人(居住者)が生活する住空間に必ず設置される照明装置の点滅状態を検出し、監視対象の特定人(ある特定の居住者など)の平均的な生活パターンに応じた基本点滅パターンと比較することによって住空間における上記特定人の状態を監視することができる。しかも、個々の照明装置A1,…の点滅状態について基本点滅パターンに基づく通常の点滅状態と即座に比較して上記特定人に対する異常発生の有無を判断することができ、電気ポットなどの電気製品を用いた従来システムのように異常発生の検出が遅れるという虞がほとんどなくなるものである。
【0034】
ところで、本参考例の制御盤Cでは外部から通信回線Ltを介して通信部25とデータ通信を行うことにより、コントロール部24が動作制御のコマンドやメモリ22に記憶された内容の変更のコマンドを受け取って実行することができるようにしてあり、例えば突発的な用事などが発生した場合にコントロール部24における監視動作を解除することができる。
【0035】
また、制御盤Cのコントロール部24から制御信号送信部26及び制御信号線Lcを介して制御信号を送信することで特定の照明装置(玄関先Lに設置された照明装置A9や門Mに設置された照明装置A10)を基本点滅パターンに従って点滅させるようにすれば、外出して住戸を留守にする際などに恰も住戸に人が居るように思わせることができて盗難防止が図れるという利点がある。
【0036】
なお、本参考例では1日分の基本点滅パターンをメモリ22に記憶するようにしているが、例えば1週間程度の期間について各曜日毎に基本点滅パターンを設定してメモリ22に記憶しておき、コントロール部24にて各曜日毎のばらつきを考慮した上で監視データに基づく点滅パターンを基本点滅パターンと比較して異常発生の有無を判断するようにしても良い。
【0037】
(実施形態
本実施形態の照明システムは、図4に示すように基本的な構成が参考例と共通であるから、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0038】
各照明装置A1〜A10には人体の発する赤外線を検出して人の存在を検出する人体検出部4が設けてある。人体検出部4は従来周知の構成を有するものであって、人体から放射される赤外線(熱線)の変化を検出する焦電素子と、多数のレンズがドーム型に配設されてなり、検出範囲内の赤外線を焦電素子の受光面に集光するマルチレンズと、焦電素子の出力を信号処理して人体の存在を示す人体検出信号を出力する信号処理回路とを備えている。なお、マルチレンズを用いて検出範囲を人体よりも十分に小さい複数の領域に分割することにより、微分型の検出素子である焦電素子を用いながら、停止状態に近い人体のごく僅かな動きを検出することができる。
【0039】
人体検出部4から出力される人体検知信号は信号線Lbを介してスイッチ装置B1〜B10の送信部12に送信され、さらに送信部12から信号線Lsを介して制御盤Cの受信部21に送信される。ここで、各スイッチ装置B1〜B10においては、操作ハンドルの操作に基づいて接点開閉部11が接点の開閉状態を切り換える通常の動作モード(通常動作モード)と、照明装置A1〜A10の人体検出部4から送信される人体検出信号に基づいて接点開閉部11が接点の開閉状態を切り換える動作モード(人体検出動作モード)とを選択することができるようにしてある。つまり、人体検出動作モードが選択されている場合、例えば人体検出信号が入力されると接点開閉部11が接点を閉じて照明装置A1,…に給電して点灯させるとともに、人体検出信号が入力されなくなってから所定時間が経過した時点で接点開閉部11が接点を開いて照明装置A1,…への給電を停止して消灯させることにより、照明装置A1,…の消し忘れなどによる不要な電力消費を防いで省エネルギ化が図れるようにしてある。
【0040】
而して、スイッチ装置B1〜B10の動作モードが人体検出動作モードに設定されている場合、スイッチ装置B1〜B10の送信部12から制御盤Cのコントロール部24へは参考例で説明した監視データの代わりに人体検出信号が送信されており、コントロール部24は人体検出信号に基づいて照明装置A1〜A10の点滅状態を検出している。
【0041】
図5は参考例で説明した一戸建ての住戸に本実施形態を適用した事例を示しており、共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。例えば、独り暮らしの親が浴室で倒れた場合を想定すると、居住者(親)が図3に示した平均的な生活パターンで行動していながら、浴室Jの照明装置A7に設けた人体検出部4から長時間人体検出信号が送信されたままになっている場合、制御盤Cのコントロール部24では居住者が浴室Jで倒れていると判断し、例えば通信部25から通信回線Ltを介して子供夫婦のパーソナルコンピュータに異常発生を報知することができる。
【0042】
なお、制御盤Cのコントロール部24の機能を各照明装置A1〜A10に担わせて照明装置A1〜A10単体で異常発生の有無を判断し、ブザーを鳴動するなどして異常発生を報知するようにしても良い。
【0043】
ところで、居住者が就寝している深夜の時間帯においては、例えば玄関先L並びに門Mに設置されている照明装置A9,A10を使って泥棒などの外部から住戸への侵入者を監視する動作モード(監視モード)にコントロール部24を設定するようにしても良い。あるいは、通信回線Ltを介して通信部25に制御コマンドを送信し、外出先から留守宅のコントロール部24を監視モードに設定することも可能である。
【0044】
(実施形態
本実施形態は、図6に示すように老人養護施設や病院のように監視対象の特定人(老人養護施設に入居している老人や病院の入院患者など)が多数生活する施設において、その施設に設置されている照明装置Aの点滅状態に基づいて上記特定人の行動を監視し、異常が発生した場合には監視者(老人養護施設の介護人や病院の看護婦又は医師など)に通報するものである。
【0045】
特定人の個室O1〜Onには主照明用の照明装置A111〜A11nが天井に設置され、スタンド型の照明器具として構成された照明装置A121〜A12nがベッドの枕元に設置されるとともに、洗面台用の照明装置A131〜A13nが壁に設置され、さらに各照明装置A11n〜A13nを点滅するスイッチ装置B11n〜B13nが出入り口近くの壁に設置されている。また、廊下Pには主照明用の照明装置A141〜A14nが所定の間隔で天井に設置され、足元を照明して夜間の歩行を助けるための照明装置A151〜A15nが所定の間隔で壁に設置されるとともに、制御盤Cが壁に設置される。さらに、便所Qには主照明用の照明装置A161〜A16nが所定の間隔で天井に設置されるとともに、各照明装置A161〜A16nを点滅するスイッチ装置B16n〜B16nが出入り口近くの壁に設置されている。
【0046】
特定人の個室Oi(i=1〜n)に設置される照明装置の内で照明装置A11iは実施形態2で説明した人体検出部4を備える照明装置Aと同一の構成を有し、照明装置A12i,A13i参考例で説明した人体検出部4を備えていない照明装置Aと同一の構成を有している。また、廊下Pに設置される主照明用の照明装置A14iは、スイッチ装置の代わりに制御盤Cによって点滅制御される点を除いて参考例で説明した人体検出部4を備えていない照明装置Aとほぼ同一の構成を有し、便所Qに設置される照明装置A16i参考例で説明した人体検出部4を備えていない照明装置Aと同一の構成を有している。
【0047】
一方、廊下Pの壁に設置される照明装置A15iは実施形態2で説明した人体検出部4を備える照明装置Aとほぼ同一の構成を有し、夜間などにおいて廊下Pを歩行する人を検出すると点灯して歩行者の足元を照らし、歩行者が通過してしばらくすると自動的に消灯する、いわゆる足元灯として構成される。なお、このような足元灯の基本構成は従来周知であるから詳細な構成の図示並びに説明は省略する。
【0048】
制御盤Cはスイッチ装置B11i〜B13i,B16i及び照明装置A15iと信号線Lsで接続されており、スイッチ装置B11i〜B13i,B16iから信号線Lsを介して送信される監視データ並びに照明装置A15iから信号線Lsを介して送信される人体検出信号に基づいて、コントロール部24が照明装置A11i〜A13i,照明装置A15i,A16iの点滅状態を監視している。
【0049】
例えば、個室Oiを出る特定人がスイッチ装置B11i〜B13iを操作して照明装置A11i〜A13iを消灯するか、あるいは人体検出部4で人体を検出しなくなることで照明装置A11iが消灯すると、スイッチ装置B11i〜B13iから信号線Lsを介して監視データが送信され(又は照明装置A11iから人体検出信号が送信され)、さらに特定人が廊下Pに出て照明装置A15iの人体検出部で検出されると照明装置A15iから信号線Lsを介して人体検出信号が制御盤Cに送信される。そして、特定人が廊下Pを歩行すると、廊下Pに設置されている照明装置A15iの人体検出部で順次検出され、各照明装置A15iから送信される人体検出信号によって、コントロール部24では特定人の行動を監視することができる。
【0050】
而して、本実施形態では特に痴呆性の病気が原因で徘徊癖のある患者の夜中の行動を監視することができるだけでなく、照明装置A15iから送信される人体検出信号のみに基づいて、昼間でも廊下Pを歩行する特定人の行動を監視することができる。
【0051】
(実施形態
図7はマンションなどの集合住宅の各戸に本実施形態を設置した場合を示す間取り図である。但し、本実施形態のシステム構成は参考例と共通であるから詳細な説明は省略する。
【0052】
図7に示すように、集合住宅の各戸において玄関先D’、玄関E’、廊下F’、寝室G’、和室H’、リビングI’、台所J’、子供部屋K’、便所L’、洗面所M’並びに浴室N’に各々照明装置A21〜A31が設置されている。また、玄関先D’、玄関E’並びに廊下F’に設置された照明装置A21〜A23を点滅するスイッチ装置B21〜B23が玄関D’の壁に設置され、寝室G’に設置された照明装置A24、和室H’に設置された照明装置A25並びに子供部屋K’に設置された照明装置A28を点滅するスイッチ装置B24,25,28がそれぞれ寝室G’、和室H’、子供部屋K’の壁に設置される。さらに、リビングI’及び台所J’に設置された各照明装置A26,A27を点滅するスイッチ装置B26,B27がリビングI’の壁に設置されるとともに、便所L’、洗面所M’並びに浴室N’に設置された各照明装置A29〜A31を点滅するスイッチ装置B29〜B31が廊下F’の壁に設置される一方、制御盤Cは子供部屋K’の壁に設置されており、信号線Lsにより各スイッチ装置B21〜B31と接続されるとともに、集合住宅に敷設されている通信線Ltにより、例えば集合住宅の管理人室に設置された端末と接続され、さらに制御信号Lcにより玄関先D’の照明装置A21に接続される。なお、各照明装置A21〜A31の基本点滅パターンについては参考例で説明したようなパターンとほぼ共通であるが、各住戸毎に居住者の生活パターンが異なることから、運用開始後の一定期間に各照明装置A21〜A31の点滅状態を制御盤Cにて検出し、その検出結果に基づき又各住戸毎に多少のばらつきを考慮して基本点滅パターンを設定し、メモリ22に記憶しておく。
【0053】
そして、運用開始後には参考例で説明したように、制御盤Cのコントロール部24にて各スイッチ装置B21〜B31から送られてくる監視データを時計部23でカウントする時刻と共にメモリ22に記憶し、監視データ及び時刻から各照明装置A21〜A31の点滅状態をパターン化して上記基本点滅パターンと比較したり、あるいは個々の照明装置A21〜A31の点滅状態と予めメモリ22に記憶されている各照明装置A21〜A31の基本点滅パターンに基づく点滅状態とを即時に比較することにより、監視データによって把握される照明装置A21〜A31の点滅パターン及び点滅状態がメモリ22に記憶されている基本点滅パターンや各照明装置A21〜A31毎の基本の点滅状態と著しく異なる場合に特定人(各住戸の居住者)に異常が生じていると判断する。さらに、コントロール部24は異常が発生していると判断すれば、通信部25から通信線Ltを介して管理人室の端末に異常発生を報知し、管理人に適切な処置(管理人自身が住戸に駆けつけたり、警察や消防に連絡するなどの処置)を取ってもらうことができる。
【0054】
なお、各住戸の制御盤C同士を通信線Ltにより接続してネットワークを構成し、隣近所が共同で防犯及び監視を行うようにしても良い。
【0055】
(実施形態
本実施形態は1台の照明装置AAで構成される。この照明装置AAは、図8に示すように光源1と、商用電源ACから電源供給を受けて光源1を点灯する点灯回路部5と、人体から放射される赤外線(熱線)の変化を検出する焦電センサ6と、焦電センサ6の検出結果に基づいて特定人の行動を監視するとともに点灯回路部5を制御して光源1を点滅させることが可能な監視制御部7とを備えている。焦電センサ6は人体検出部4にも使用されているものであって、人が動くことによる赤外線の受光量変化を検出して検出信号を出力する。また、監視制御部7はマイクロコンピュータを主構成とし、予め与えられたプログラムを実行することによって焦電センサ6の検出信号に基づく特定人の行動パターン(検出信号のパターン)と、内蔵のメモリなどに予め記憶している通常時の行動パターン(基本検出パターン)とを比較し、両者が著しく異なる場合に特定人に異常が発生していると判断するとともに、異常発生を外部に報知する処理を行う。
【0056】
次に具体的な事例に基づいて本実施形態の動作をさらに詳しく説明する。
【0057】
図9に示すような1間の住空間に居住する居住者を監視対象の特定人Hとし、上述した照明装置AAが天井吊り下げ型の照明器具として室内に設置される場合を想定する。ここで、照明装置AAが備える焦電センサ6は住空間のほぼ全体を検出領域としている。
【0058】
例えば、特定人Hが通常6時に起床して7時まで住空間内で活動し、7時から19時までは外出し、19時から23時まで住空間内で活動し、23時以降就寝するという生活パターンをとる場合、焦電センサ6の検出信号は図10(a)のように出力される。すなわち、特定人Hが活動する6時から7時及び19時から23時の時間帯だけ検出信号が出力され、その他の時間帯では特定人Hが不在又は殆ど動かないために検出信号が出力されないものである。なお、焦電センサ6の検出信号は本来パルス状の信号となるが、特定人Hが住空間に居て活動している場合には連続的又は短い間隔で検出信号が出力されるため、図10(a)〜(c)では便宜上検出信号を連続的な信号のように表現している。そして、図10(a)に示すような通常時の検出信号のパターンが基本検出パターンとしてメモリに記憶される。
【0059】
ここで、特定人Hが病気などで外出できなくなったとき、焦電センサ6の検出信号の出力パターンは、図10(b)に示すように通常の起床時間である6時から就寝時間である23時までの時間帯で常時出力されるようなパターンとなる。すなわち、通常は外出して不在である7時から19時の時間帯に検出信号が出力されることから、監視制御部7では特定人Hに何らかの異常が発生したと判断する。また、特定人Hの病状が悪化して殆ど動けない状態になった場合、焦電センサ6の検出信号の出力パターンは、図10(c)に示すように食事などの時間以外は殆ど出力されないか、あるいは全く出力されないようなパターンとなる。そして、監視制御部7では図10(c)に示すようなパターンで検出信号が出力された場合、例えば点灯回路部5を制御して光源1を10秒間隔で点滅を繰り返すようにする。このようにすれば、まず特定人Hが異常に気づくが、本当に病気などで動けない状態にあれば、依然として検出信号の出力パターンに変化が生じないはずであり、このような短い周期での光源1の点滅が長時間続けば、住空間の外からでも確認できるため、周囲に居る人に特定人Hの異常発生を知らせることができ、異常発生に気づいた人が特定人Hの様子を伺ったり、警察や消防に連絡するなどの処置を取ることができる。なお、予め異常発生に気づいた場合の連絡先などを特定人Hから近所の住人などに知らせておけば、特定の人(両親など)に異常発生の情報を伝えることも可能である。
【0060】
本実施形態では1台の照明装置AAで特定人Hの異常発生を検出して報知することが可能な安価な照明システムが構成できるという利点がある。なお、焦電センサ6の代わりに検出領域内で動かない人体でも検出可能なセンサ(サーモビュアなど)を用いても良いし、このようなセンサと焦電センサ6を両方備えれば、特定人Hの状態をさらに詳細に識別することが可能となる。また、光源1を点滅させて異常発生を知らせる代わりにブザーや音声によって住空間の外、あるいは特定の人に異常発生を知らせるようにしても良い。
【0061】
(実施形態
本実施形態は、例えば図11に示すように各々異なる住空間に設置される3台の照明装置AA1〜AA3と、これら住空間の外に設置されて各照明装置AA1〜AA3と信号線Lsで接続される表示パネルXとで構成される。但し、各照明装置AA1〜AA3の基本構成は実施形態と共通するので、共通する構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0062】
照明装置AA1は、図12に示すように光源1と、商用電源ACから電源供給を受けて光源1を点灯する点灯回路部5と、光源1の点灯を検出する点灯検出センサ8と、点灯検出センサ8の検出結果に基づいて特定人の行動を監視する監視制御部7と、表示パネルXに対して信号線Lsを介して異常発生の報知信号を送信する通信部10とを備えている。また、照明装置AA2は、図13に示すように実施形態5の照明装置AAに上記通信部10を加えた構成を有している。さらに、照明装置AA3は、図14に示すように点灯検出センサ8の代わりに赤外線を検出することで検出領域内の人体の存在を検出するサーモビュアなどの存在検出センサ9を備え、その他の構成は照明装置AA1と共通である。なお、図示は省略するが、表示パネルXは信号線Lsを介して受信する報知信号に応じて各住空間における異常の発生を文字や記号などを使って視覚的に表示する表示部201〜203を備えている。
【0063】
而して、各照明装置AA1〜AA3においては、監視制御部7が点灯検出センサ8、焦電センサ6、存在検出センサ9の検出信号に基づく特定人の行動パターン(検出信号のパターン)と、内蔵のメモリなどに予め記憶している通常時の行動パターン(基本検出パターン)とをそれぞれ比較し、両者が著しく異なる場合に特定人に異常が発生していると判断するとともに、異常発生を外部に報知する処理を行う。
【0064】
次に具体的な事例に基づいて本実施形態の動作をさらに詳しく説明する。
【0065】
図11に示すような1間の住空間に居住する居住者を各々監視対象の特定人H1〜H3とし、上述した照明装置AA1〜AA3が天井吊り下げ型の照明器具として各室内に設置される場合を想定する。例えば、特定人H1〜H3が実施形態で説明したように通常6時に起床して7時まで住空間内で活動し、7時から19時までは外出し、19時から23時まで住空間内で活動し、23時以降就寝するという生活パターンをとる場合、点灯検出センサ8の検出信号は図15(a)のように出力され、焦電センサ6の検出信号は図15(b)のように出力され、存在検出センサ9の検出信号は図15(c)のように出力される。すなわち、点灯検出センサ8では特定人H1が照明装置AA1を点灯する19時から23時の時間帯だけ検出信号を出力し、焦電センサ6では特定人H2が活動する6時から7時及び19時から23時の時間帯だけ検出信号を出力するとともにその他の時間帯では特定人H2が不在又は殆ど動かないために検出信号を出力せず、存在検出センサ9では特定人H3が在宅する19時から7時の時間帯だけ検出信号を出力する。そして、図15(a)〜(c)に示すような通常時の各検出信号のパターンが基本検出パターンとして各照明装置AA1〜AA3の監視制御部7が内蔵するメモリなどに記憶される。
【0066】
ここで、特定人H1〜H3が病気などで外出できなくなったとき、点灯検出センサ8、焦電センサ6並びに存在検出センサ9の各検出信号の出力パターンは、それぞれ図16(a)〜(c)に示すようなパターンとなる。つまり、照明装置AA1においては、図16(a)に示すように特定人H1の気分がすぐれずに通常の就寝時間(23時)よりも早い時間(例えば22時頃)には消灯して就寝しているため、19時から22時の時間帯に点灯検出センサ8の検出信号が出力されるようなパターンとなり、監視制御部7では通常は点灯しているはずの22時から23時の時間帯に点灯検出センサ8の検出信号が出力されないことから、特定人H1に何らかの異常が発生したと判断することができる。また、照明装置AA2においては、図16(b)に示すように通常の起床時間である6時から就寝時間である23時までの時間帯で焦電センサ6の検出信号が常時出力されるようなパターンとなり、通常は外出して不在であるはずの7時から19時の時間帯に焦電センサ6の検出信号が出力されることから、監視制御部7では特定人H2に何らかの異常が発生したと判断することができる。さらに、照明装置AA3においては、図16(c)に示すように存在検出センサ9の検出信号が24時間常時出力されるようなパターンとなり、通常は外出して不在であるはずの7時から19時の時間帯に存在検出センサ9の検出信号が出力されることから、監視制御部7では特定人H3に何らかの異常が発生したと判断することができる。
【0067】
また、特定人H1〜H3の病状が悪化して殆ど動けない状態になった場合、点灯検出センサ8、焦電センサ6並びに存在検出センサ9の各検出信号の出力パターンは、それぞれ図17(a)〜(c)に示すようなパターンとなる。つまり、照明装置AA1においては、図17(a)に示すように特定人H1の気分がすぐれずに照明装置AA1を点灯することもできない状況であるため、点灯検出センサ8の検出信号が全く出力されないようなパターンとなり、監視制御部7では点灯検出センサ8の検出信号が全く出力されないことから、特定人H1に何らかの処置が必要な異常が発生したと判断し、通信部10から表示パネルXに対して信号線Lsを介して異常発生の報知信号を送信させ、表示パネルXの表示部201に異常発生を示す表示を行わせる。また、照明装置AA2においては、図17(b)に示すように焦電センサ6の検出信号の出力パターンが食事などの時間以外は殆ど出力されないか、あるいは全く出力されないようなパターンとなり、監視制御部7では特定人H2に何らかの処置が必要な異常が発生したと判断し、通信部10から表示パネルXに対して信号線Lsを介して異常発生の報知信号を送信させ、表示パネルXの表示部202に異常発生を示す表示を行わせる。さらに、照明装置AA3においては、図17(c)に示すように存在検出センサ9の検出信号が24時間常時出力されるようなパターンが続くこととなり、監視制御部7では特定人H3に何らかの処置が必要な異常が発生したと判断し、通信部10から表示パネルXに対して信号線Lsを介して異常発生の報知信号を送信させ、表示パネルXの表示部203に異常発生を示す表示を行わせる。
【0068】
そして、表示パネルXの表示部201〜203に表示された異常発生の表示を見た監視者が特定人H1〜H3の様子を伺ったり、警察や消防に連絡するなどの適切な処置を取ることができる。なお、監視者が不在で適切な処置を取ることができない等の理由で異常状態が解消されない場合、自動的に公衆電話回線などの通信回線を通じて電話や電子メール等を利用して病院や警察署などに連絡を取る手段を照明装置AA1〜AA3に設けるようにしてもよい。
【0069】
本実施形態では各住空間に設置された1台の照明装置AA1〜AA3により、各住空間で生活する特定人H1〜H3の異常発生を検出し、住空間の外に設置された表示パネルXによって異常発生を報知することが可能な安価な照明システムが構成できるという利点がある。
【0070】
なお、上述した各実施形態において、監視データや人体検出信号の送信や照明装置Aを遠隔制御するための制御信号の送信には、屋内の電力線を利用する従来周知の電力線搬送方式や、赤外線や電波を媒体とする無線方式、パーソナルコンピュータのネットワーク等、あるいは光ファイバを利用する方式を用いても良い。また、本発明に係る照明システムでは、場合によって特定人の日常生活に関する情報を取り扱うため、特定人のプライバシー保護の観点から第3者に情報が漏れないように工夫する必要がある。特に、通信線Ltを介して外部に情報を送る場合は、情報を暗号化するなどの策を講じることが有効である。
【0071】
なお、コントロール部24において、一旦異常発生有りと判断した点滅パターン(検出パターン)と同一の点滅パターンについては再度異常発生有りと判断しないように基本点滅パターンを修正するようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】
請求項1の発明は、住空間に設置される光源を含む照明装置と、この照明装置と所定の関係を持ち、前記住空間における特定人の存在を検出する特定人存在検出手段と、特定人存在検出手段による特定人の存在の検出パターンを、前記住空間で特定人が通常に生活する際に得られる基本検出パターンと比較することで異常発生の有無を判断する異常検知手段と、異常検知手段で異常発生有りと判断された場合に特定人を監視する監視者に対して異常発生を報知する報知手段とを備え、前記特定人存在検出手段は、照明装置に設けられ、人体から放射される赤外線により検出領域内の人体の存在を検出する人体検出部を具備するので、通常、人(居住者)が生活する住空間には必ず何らかの照明装置が設置されるものであり、居住者が活動する際にはその照明装置が点灯され、居住者が不在の際には照明装置が消灯されることになるから、照明装置に設けられた人体検出部の検出結果に基づいて特定人存在検出手段で居住者(特定人)の存在を検出し、異常検知手段にて、予め得られた基本検出パターンと特定人存在検出手段の検出パターンとを比較することで住空間における居住者(特定人)の状態を監視し、異常が発生している場合には報知手段にて監視者に報知することによって迅速な処置が行える。
【0074】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記異常検知手段は、特定人存在検出手段による特定人の存在の検出パターンと前記基本検出パターンとを比較して前記住空間に外部からの侵入者が存在すると推定される場合に異常発生有りと判断するので、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0075】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記報知手段は、住空間の外部にいる監視者に対して視覚的に異常発生を報知するので、請求項1の発明の効果に加えて、監視者に対して的確に報知することができる。
【0076】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記報知手段は、前記照明装置の光源を所定の周期で点滅させることによって異常発生を報知するので、請求項1の発明の効果に加えて、構成の簡素化が図れる。
【0077】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記異常検知手段は、外部から住空間への侵入者が存在するか否かを判断する動作モードに切換可能としたので、請求項1の発明の効果に加えて、例えば、特定人が就寝している深夜に住空間へ侵入する侵入者を監視して防犯が図れる。
【0078】
請求項の発明は、請求項の発明において、通信媒体を介して外部から送られてくる情報に応じて前記異常検知手段の動作モードを切り換える手段を備えたので、使い勝手の向上が図れる。
【0079】
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記基本検出パターンに基づいて前記照明装置を制御し、特定人の通常の生活パターンに合わせて光源を点滅させる手段を備えたので、請求項1の発明の効果に加えて、例えば、外出して留守にする際に光源を点滅させることで恰も在宅しているように思わせて空き巣などの侵入を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例を示すブロック図である。
【図2】同上を設置した住空間の間取り図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】実施形態を示すブロック図である。
【図5】同上を設置した住空間の間取り図である。
【図6】実施形態を設置した住空間の間取り図である。
【図7】実施形態を設置した住空間の間取り図である。
【図8】実施形態を示すブロック図である。
【図9】同上を設置した住空間の見取り図である。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】実施形態を示すブロック図である。
【図12】同上における照明装置のブロック図である。
【図13】同上における照明装置のブロック図である。
【図14】同上における照明装置のブロック図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
A 照明装置
1 光源
2 点灯回路部
B スイッチ装置
11 接点開閉部
12 送信部
C 制御盤
21 受信部
22 メモリ
23 時計部
24 コントロール部
25 通信部

Claims (7)

  1. 住空間に設置される光源を含む照明装置と、この照明装置と所定の関係を持ち、前記住空間における特定人の存在を検出する特定人存在検出手段と、特定人存在検出手段による特定人の存在の検出パターンを、前記住空間で特定人が通常に生活する際に得られる基本検出パターンと比較することで異常発生の有無を判断する異常検知手段と、異常検知手段で異常発生有りと判断された場合に特定人を監視する監視者に対して異常発生を報知する報知手段とを備え、前記特定人存在検出手段は、照明装置に設けられ、人体から放射される赤外線により検出領域内の人体の存在を検出する人体検出部を具備することを特徴とする照明システム。
  2. 前記異常検知手段は、特定人存在検出手段による特定人の存在の検出パターンと前記基本検出パターンとを比較して前記住空間に外部からの侵入者が存在すると推定される場合に異常発生有りと判断することを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 前記報知手段は、住空間の外部にいる監視者に対して視覚的に異常発生を報知することを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  4. 前記報知手段は、前記照明装置の光源を所定の周期で点滅させることによって異常発生を報知することを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  5. 前記異常検知手段は、外部から住空間への侵入者が存在するか否かを判断する動作モードに切換可能としたことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  6. 通信媒体を介して外部から送られてくる情報に応じて前記異常検知手段の動作モードを切り換える手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の照明システム。
  7. 前記基本検出パターンに基づいて前記照明装置を制御し、特定人の通常の生活パターンに合わせて光源を点滅させる手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の照明システム
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