JP5111765B2 - 建物内状況確認システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災発生時や災害発生時に、生存者の有無や火災場所等の建物内の状況を確認するための建物内状況確認システムに関する。
従来より、火災発生時に、建物内における生存者の有無や火災区域を確認すると共に、消火活動、誘導避難及び救助活動を行なう防災システムが知られる(例えば、特許文献1参照)。この防災システムは、火災検出装置、消火ロボット装置、避難誘導装置、残人感知装置及び救助搬送装置を有し、高層化した建物で利用可能である。火災が発生した場合、火災検出装置は火災区域を特定し、消火ロボット装置、避難誘導装置及び残人感知装置は同時に動作する。消火ロボット装置は、火災検出装置により火災が特定されると、火災発生区域に移動する。残人感知装置は、火災区域内に人が残っているかどうかを確認する。避難誘導装置は、火災区域から避難できるように誘導する。救助搬送装置は、残人感知装置により火災区域に人がいると判断されたとき、火災区域に送り出され、救助活動をする。火災区域が無人になったとき、消火ロボット装置は消火活動を行なう。
特開平06−15014号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、避難誘導装置及び消火ロボット装置が大掛かりなものとならざるを得ず、当該システムを住宅用途に適用する場合、コストが高くなるという問題があった。また、既存の住宅に当該システムを後工事で導入する場合、種々の感知装置によるネットワークを追加して構築する必要があるため、施工が難しいものとなっていた。
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、コストを削減すると共に、既存の住宅に構築可能であって、非常時に建物内の状況を建物外から確認可能な建物内状況確認システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、建物内に設けられる被制御機器と、建物内の周囲に人がいるかどうかについての状況確認をし、その確認結果に基づき、前記被制御機器を制御するための制御信号を送信する人感センサと、を備えた建物内状況確認システムにおいて、 建物外に設けられ、前記制御信号を受信した後、前記制御信号に基づいて人がいるかどうかを建物外から確認することが可能な外部確認手段をさらに備え、前記人感センサは、建物内の各部屋に設けられ、部屋ごとに、一定周期で、前記各部屋に人がいるかどうか確認をして前記制御信号を送信し、前記外部確認手段は、通常モードと、非常モードとを有し、該通常モードと該非常モードとのモード変換は自動又は手動で行われ、前記通常モード時には、前記制御信号を受信し、前記人感センサによる状況確認によって得られる状況情報を登録してデータベース化することにより、通常の状況情報を把握し、前記非常モード時には、前記制御信号に基づいて建物内の状況を確認し、その確認された状況の情報と、前記通常モード時に予め登録された建物内の状況情報とを照合し、それらの情報の差異の有無を表示することを特徴とする。
この発明において、前記人感センサは、有線により前記外部確認手段と接続されることが望ましい。
この発明において、前記人感センサは、建物内に複数設けられることが望ましい。
この発明において、前記複数の人感センサは、予め登録された順序に従って前記外部確認手段に前記制御信号を送信することが望ましい。
この発明において、前記被制御機器は、電池で動作する通信部を有し、前記通信部は、前記外部確認手段と信号を送受信することが望ましい。
この発明において、前記被制御機器は、前記人感センサを有する照明器具からなることが望ましい。
本発明によれば、外部確認手段により、状況確認手段からの制御信号の情報と、予め登録された建物内の状況情報とを照合することができるので、火災発生又は災害発生等の非常時に建物外から建物内の状況を確認でき、建物内の被害を把握することができる。
本発明の一実施形態に係る建物内状況確認システムについて図1及び図2を参照して説明する。
まず、図1を参照して、建物内状況確認システムの構成を説明する。建物内状況確認システム(以下、状況確認システムと略す)1は、建物内に設けられる照明器具(被制御機器)2と、ユーザの操作に応じて、照明器具2を操作するための操作信号を送信するリモコン3及び固定式操作器(操作手段)4と、建物内の状況を確認すると共に、当該状況に応じて、照明器具2を制御するための制御信号を送信する人感知器5、煙感知器6及び火災報知器(状況確認手段)7と、建物外で建物内の機器と通信可能であって、人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7から送信される制御信号を受信可能である外部コントローラ(外部確認手段)8を有する。
照明器具2は、天井又は壁に固定される照明器具と、照明スタンドとを含み、リモコン3、固定式操作器4又は器具に備えられた各種操作ボタン(不図示)により操作される。また、照明器具2は、状況確認システム1から独立した電源である電池21で動作する通信部22を有する。通信部22は、無線通信回路又は有線通信回路からなり、通常時にはAC電源で、停電時には電池21で動作する。また、通信部22は、電力線9を介して又は無線で外部コントローラ8に信号を送信する。火災発生又は災害発生等の非常時に、ユーザが、器具に設けられたボタン又はスイッチ(不図示)のうちいずれかを押すと、信号が通信部22から送信される。無線の場合、当該信号は、例えば赤外線又は微弱電波により送信される。外部コントローラ8は、この信号を受信し、生存者の存在を確認する。このような構成のため、非常時であって建物内が停電したときに、生存者が通信部22を操作して、自らの存在を外部に報知することが可能となる。なお、災害には地震や洪水が含まれる。
さらに、照明器具2は、電池23で動作する人感センサ(状況確認手段)24を有する。人感センサ24は、周囲にいる生存者を感知し、周囲の生存者の有無に応じて、照明器具2を制御するための制御信号を送信する。この制御信号は通信部22により器具外部に送信される。外部コントローラ8は、非常時にこの制御信号を受信した場合、当該信号に基づいて生存者の存在を建物外から確認することができる。このように、照明器具2は電池23で動作する人感センサ24を有するので、非常時であって建物内が停電したときに、人感センサ24を動作させることができ、生存者の確認を行なうことができる。なお、人感センサ24からの制御信号に応じて、照明器具2は停電時に点灯してもよい。また、通信部22と人感センサ24は同一の電池により駆動されても構わない。
上記の通り、状況確認システム1は、人感センサを有する照明器具を備えるところ、近年、人を感知したときに照明を点灯させるために人感センサを有する照明器具が広く普及しており、当該照明器具を利用することができる。このため、住宅を含む建物内で必要とされる照明器具の人感センサを転用して生存者の有無を確認することができる。その結果、状況確認システム1を既存の住宅に構築することができると共に、人感知器を別途設置しなくてもよく、コストを低減することが可能となる。
リモコン3は、照明器具2の点灯制御するための電源キー31と、照明器具2の照度を調整するための照度調整キー32、33とを備える。照度調整キー32は照度を下げるためのキーであり、照度調整キー33は照度を上げるためのキーである。また、リモコン3は、状況確認システム1から独立した電源である電池34で動作する通信部35を有する。通信部は無線通信回路からなる。
上記リモコン3の通信部35は、ユーザによる各種キー操作に基づいて、照明器具2を操作するための操作信号を照明器具2の通信部22に送信する。操作信号は、例えば赤外線又は微弱電波により送信される。また、通信部35は外部コントローラ8と無線により信号を送受信することが可能である。リモコン3のいずれかのキーをユーザが押すと、上記の操作信号が通信部35から送信される。非常時に、外部コントローラ8はこの操作信号を受信し、当該信号に基づいて生存者の存在を確認する。この操作信号を受信した外部コントローラ8は、照明器具2の点灯を指示するための信号を送信し、この信号を受信した通信部35は、照明器具2を点灯させるための操作信号を照明器具2に送信する。照明器具2の点灯により、生存者は非常時に安全に避難することができる。このように、リモコン3は電池34で動作する通信部35を有するので、非常時であって建物内が停電したときに、生存者がリモコン3のキーを操作して、自らの存在を外部に報知することが可能となる。
さらに、リモコン3は、電池34で動作する人感センサ36を有する。人感センサ36は、周囲にいる生存者を感知し、周囲の生存者の有無を確認する。この確認結果に応じて、照明器具2を制御するための制御信号を送信する。この制御信号は通信部35を介して送信される。外部コントローラ8は、非常時にこの制御信号を受信した場合、当該信号に基づいて生存者の存在を建物外から確認することができる。このように、リモコン3は電池34で動作する人感センサ36を有するので、非常時であって建物内が停電したときに、人感センサ36を動作させることができ、生存者の確認を行なうことができる。また、リモコン3は使用者近傍に配置されることが多いので、リモコン3に人感センサ36を備えることにより、非常時に、生存者の確認を効果的に実施できる。なお、上記制御信号は、例えば、照明器具2に点灯を指示して、生存者の周囲を照らさせるための操作信号である。
固定式操作器4は、壁や照明器具2に固定されるものであり、照明器具2の点灯制御するための電源ボタン41と、照明器具2の照度を調整するための照度調整ボタン42、43とを備える。照度調整ボタン42は照度を下げるためのボタンであり、照度調整ボタン43は照度を上げるためのボタンである。さらに、固定式操作器4は、状況確認システム1から独立した電源である電池44で動作する通信部45を有する。通信部45は、有線通信回路からなり、通常時にはAC電源で、停電時には電池44で動作する。なお、ユーザが照明器具2を操作するために操作するものは、ボタンではなくスイッチでも構わない。また、電源ボタン41により照明器具2が消灯されている場合であっても、外部コントローラ8と照明器具2の通信部22とを通信可能とするため、照明器具2への電力の供給が行なわれていてもよい。
上記固定式操作器4の通信部45は、ユーザによる各種ボタン操作に基づいて、照明器具2を操作するための操作信号を、照明器具2の通信部22に電力線9を介してすなわち有線で出力する。また、通信部45は外部コントローラ8と信号を電力線9により送受信可能である。固定式操作器4のいずれかのボタンをユーザが押すと、上記の操作信号が通信部45から送信される。非常時に、外部コントローラ8はこの操作信号を受信し、生存者の存在を確認する。操作信号受信後、外部コントローラ8は、照明器具2の点灯を指示するための信号を送信し、この信号を受信した通信部45は、照明器具2を点灯させる操作信号を照明器具2に送信する。照明器具2の点灯により、生存者は非常時に安全に避難することができる。このように、固定式操作器4は電池44で動作する通信部45を有するので、非常時であって建物内が停電したときに、生存者が固定式操作器4のボタンを操作して、自らの存在を外部に報知することが可能となる。
さらに、固定式操作器4は、電池44で動作する人感センサ46を有する。人感センサ46は、通常時にはAC電源で、停電時には電池44で動作する。人感センサ46は、周囲にいる生存者を感知し、周囲の生存者の有無を確認する。この確認結果に応じて、照明器具2を制御するための制御信号を送信する。この制御信号は通信部45を介して送信される。外部コントローラ8は、非常時にこの操作信号を受信した場合、当該信号に基づいて生存者の存在を建物外から確認することができる。このように、固定式操作器4は電池44で動作する人感センサ46を有するので、非常時であって建物内が停電したときに、人感センサ46を動作させることができ、生存者の確認を行なうことができる。なお、上記制御信号は、例えば、照明器具2に点灯を指示して、生存者の周囲を照らさせるための操作信号である。
人感知器5は生存者の有無を確認するための人感センサを有する。人感センサは、例えば赤外線センサからなる。煙感知器6は煙を感知するための煙センサを有する。火災報知器7は火災を感知し、火災の発生を警報音を発することにより周囲に報知する。
人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7は、生存者の有無、火災発生の有無を確認すると共に、当該確認結果に応じて、照明器具2を点灯制御するための制御信号を送信する。外部コントローラ8はこの制御信号を受信した場合、この制御信号に基づいて、建物内の生存者の有無及び火災発生の有無を建物外から確認することができる。また、これらは、建物内においてそれぞれ広範囲に複数設けられる。このため、建物内において広範囲に状況を確認することができる。なお、上記制御信号は、例えば、照明器具2に点灯を指示して、生存者の周囲を照らさせるための操作信号である。
また、人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7は、それぞれ、バッテリ51、61、71を備える。非常時であって建物内が停電したとき、バッテリ51、61、71は人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7に電力を供給する。このため、非常時であって停電が生じたときに、人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7を動作させることができる。
さらに、人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7は、電力線9により外部コントローラ8と接続される。このため、外部コントローラ8は、電力線9を介して人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7に電力を供給することができる。従って、建物内が停電し、バッテリ51、61、71からの電力供給が停止したときに、人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7は外部コントローラ8からの電力により制御信号を送信することができ、外部コントローラ8はこの制御信号に基づいて建物外から建物内の状況を確認することができる。
外部コントローラ8は、建物外で建物内の機器と通信可能なリモコン、携帯電話又は建物外に設けられたパソコンからなり、リモコン3の人感センサ36、固定式操作器4の人感センサ46、照明器具2の人感センサ24、人感知器5、煙感知器6及び火災報知器7から送信される制御信号を電力線9を介して又は無線で受信することができる。リモコン3の人感センサ36、固定式操作器4の人感センサ46、照明器具2の人感センサ24からの制御信号は、それぞれ、リモコン3の通信部35、固定式操作器4の通信部45、照明器具2の通信部22を介して送信される。このような構成により、生存者の有無及び火災発生の有無を確認すると共に、生存者がいる場所及び火災発生場所を特定して、建物内の被害を把握することができる。なお、当該パソコンは、例えば、建物の管理会社や建物のセキュリティ管理会社等に設けられる。
上記外部コントローラ8のモードは、建物内の通常の状況情報を登録するための通常モードと、火災発生又は災害発生等の非常時に建物内の状況を確認するための非常モードとを有する。通常モードから非常モードへのモード変換は、テレビ、ラジオ又は自治体等からの緊急放送により災害情報を受信したとき、地震を感知したとき、建物内において停電により電源電圧が変化したとき、建物内の電源がAC電源から発電機等の緊急用電源に切り替わったとき、建物内の家具等の背面又は側面等に取り付けられた倒れ感知器が家具等の転倒を感知したとき、建物付近でガス漏れ警報、音声による警報、消防車のサイレン又は自治体の災害警報を感知したとき、煙感知器6及び火災報知器7から制御信号を受信したときに自動又は手動で行なわれる。
非常モード時に建物内の状況を確認するため、外部コントローラ8は、通常モード時に予め登録された建物内の状況情報をメモリ(不図示)に格納している。通常モード時の状況情報の登録方法は次の通りである。まず、通常モード時に、外部コントローラ8は、リモコン3の人感センサ36、固定式操作器4の人感センサ46、照明器具2の人感センサ24及び人感知器5に、建物内の状況の確認、すなわち周囲に人がいるかどうかを確認するように指示する指示信号を出力する。当該指示信号に基づいて、人感センサ36、46、24及び人感知器5は周囲の状況を確認し、確認結果に基づく制御信号を出力する。人感センサ36、46、24はそれぞれ通信部35、45、22を介して信号を送受信する。外部コントローラ8はこの制御信号を受信することにより、通常の状況を確認することができる。従って、これらのセンサ又は人感知器5を建物内の各部屋に設け、一定周期で建物内を確認し、確認により得られた状況情報を登録すなわちデータベース化することにより、部屋ごとに通常の状況情報を把握することができる。この状況情報には、例えば、夜に子供部屋に人がいるという情報や、朝に台所がある部屋に居住者が皆いるという情報が含まれる。
次に、図2を参照して、上記外部コントローラ8による生存者有無の確認の手順を説明する。非常モード時に、外部コントローラ8は、リモコン3の人感センサ36、固定式操作器4の人感センサ46、照明器具2の人感センサ24、人感知器5に、建物内の状況確認を指示する指示信号を送信する(S101)。リモコン3の人感センサ36、固定式操作器4の人感センサ46及び照明器具2の人感センサ24は、それぞれ、リモコン3の通信部35、固定式操作器4の通信部45及び照明器具2の通信部22を介して上記指示信号を受信する。指示信号には、予め登録された順序で状況の確認結果を返送するように指示する情報が含まれる。例えば、外部コントローラ8は、予めデータベース化された状況情報から火災又は災害等が発生した日付、時間又は曜日に該当する通常の状況情報を読み出し、当該日付等のデータに合わせた優先度を設け、例えば人がいる可能性の高い箇所から状況確認の結果を返送するように指示する。また、非常時に危険性の高い箇所から状況確認の結果を返送するように指示してもよい。
指示信号を受信した人感センサ24、36、46及び人感知器5は周囲の状況を確認し、生存者の有無を確認する(S102)。この確認結果に基づき、人感センサ24、36、46及び人感知器5は、照明器具2を制御するための制御信号を電力線9を介して又は無線で送信する。人感センサ24、36、46は、それぞれ、照明器具2の通信部22、リモコン3の通信部35及び固定式操作器4の通信部45を介して制御信号を送信する。制御信号送信の際、制御信号は予め登録された順序で送信される(S103)。このため、上記のように状況確認について優先度を設けて、その優先度が高い人感センサ等から順番に状況を確認することにより、効果的な状況確認及びそれに応じた迅速な対応が可能となる。
制御信号が送信された後、外部コントローラ8は当該制御信号を受信する(S104)。外部コントローラ8は、この制御信号の情報と、予め登録された建物内の状況情報とを照合する(S105)。照合の結果、これらに差異があった場合(S106でYes)、外部コントローラ8のモニタはその旨を表示し(S107)、確認作業は終了する。これらに差異がない場合(S106でNo)、外部コントローラ8のモニタはその旨を表示し(S108)、確認作業は終了する。
このように、外部コントローラ8は、上記制御信号の情報と、予め登録された建物内の状況情報とを照合するので、生存者の有無、火災発生の有無、生存者がいる場所及び火災発生場所を確認できるだけでなく、通常人がいる場所に生存者がいないこと、通常人がいない場所に生存者がいること等の状況情報を取得できる。このようにして、非常時に建物内の状況を確認でき、この状況情報を救助活動又は消化活動に役立てることができる。
本発明は、上記のような実施形態の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、外部コントローラ8は、照明器具2を制御するための制御信号を受信して建物内の状況を確認するだけでなく、リモコン3又は固定式操作器4から外部コントローラ8に送信される、建物内の状況を報知するための信号に基づいて建物内の状況を確認してもよい。
本発明の一実施形態に係る建物内状況確認システムの構成を示すブロック図。 上記建物内状況確認システムにおいて、非常時に建物内の状況を確認する手順を示すフローチャート。
符号の説明
1 建物内状況確認システム
2 照明器具(被制御機器)
3 リモコン(操作手段)
4 固定式操作器(操作手段)
5 人感知器(状況確認手段)
6 煙感知器(状況確認手段)
7 火災報知器(状況確認手段)
8 外部コントローラ(外部確認手段)
9 電力線
21、34、44 電池(電源)
22、35、45 通信部
24、36、46 人感センサ(状況確認手段)

Claims (6)

  1. 建物内に設けられる被制御機器と、
    建物内の周囲に人がいるかどうかについての状況確認をし、その確認結果に基づき、前記被制御機器を制御するための制御信号を送信する人感センサと、
    を備えた建物内状況確認システムにおいて、
    建物外に設けられ、前記制御信号を受信した後、前記制御信号に基づいて人がいるかどうかを建物外から確認することが可能な外部確認手段をさらに備え、
    前記人感センサは、建物内の各部屋に設けられ、部屋ごとに、一定周期で、前記各部屋に人がいるかどうか確認をして前記制御信号を送信し、
    前記外部確認手段は、通常モードと、非常モードとを有し、該通常モードと該非常モードとのモード変換は自動又は手動で行われ、
    前記通常モード時には、前記制御信号を受信し、前記人感センサによる状況確認によって得られる状況情報を登録してデータベース化することにより、通常の状況情報を把握し、
    前記非常モード時には、前記制御信号に基づいて建物内の状況を確認し、その確認された状況の情報と、前記通常モード時に予め登録された建物内の状況情報とを照合し、それらの情報の差異の有無を表示することを特徴とする建物内状況確認システム。
  2. 前記人感センサは、有線により前記外部確認手段と接続されることを特徴とする請求項1に記載の建物内状況確認システム。
  3. 前記人感センサは、建物内に複数設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建物内状況確認システム。
  4. 前記複数の人感センサは、予め登録された順序に従って前記外部確認手段に前記制御信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の建物内状況確認システム。
  5. 前記被制御機器は、電池で動作する通信部を有し、
    前記通信部は、前記外部確認手段と信号を送受信することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建物内状況確認システム。
  6. 前記被制御機器は、前記人感センサを有する照明器具からなることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の建物内状況確認システム。
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