JP3140911B2 - 人間活動監視補助装置 - Google Patents

人間活動監視補助装置

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JP3140911B2 JP06162954A JP16295494A JP3140911B2 JP 3140911 B2 JP3140911 B2 JP 3140911B2 JP 06162954 A JP06162954 A JP 06162954A JP 16295494 A JP16295494 A JP 16295494A JP 3140911 B2 JP3140911 B2 JP 3140911B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住居等の生活空間にお
いて、人間の活動を監視し、その活動パターンに応じて
照明や空調等の自動運転を行ったり、人間の生活異変を
検知して警報を発する人間活動監視補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人体が近づいたことを検知して、室内照
明を点灯したり、便器に水を流したりすることは、生活
関連設備の制御において既に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人体が個別の
生活関連設備に近づいた時点でその生活関連設備の運転
を開始したのでは、暖房等のタイムラグのある生活関連
設備にあっては、遅すぎて、運転の効果が薄れるものが
ある。
【0004】また、個別の生活関連設備に付設(あるい
は至近に設置)されている人体検知センサが何個が住居
内にあったとしても、住居内における人の移動を追跡監
視することは困難であり、人の生活異変(お年寄りが住
居内で倒れる等)があっても、これを有効に検知するこ
とはできない。
【0005】本発明は、住居等の生活空間において、人
間の活動を監視し、その活動パターンに応じて照明や空
調等の自動運転を行ったり、人間の生活異変を検知して
警報を発する人間活動監視補助装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様の人間活
動監視補助装置は、 生活空間内における人間の活動を監
視するとともにその活動を補助する人間活動監視補助装
置であって; 該空間内における人体の移動を検知する人体移動検知セ
ンサと; 照明、空調等の該空間の生活関連設備をリモートコント
ロールする生活関連設備遠隔操作手段と; 上記人体移動検知センサからの人体移動信号、及び、上
記生活関連設備の運転状況を表す該設備遠隔操作手段か
らの運転信号を入力され、 これらの信号を時刻と関連付
けて生活データとして記憶し、 この生活データを解析し
て、複数回にわたり同様の生活データパターンが存在す
るか否か、すなわち該生活空間内の人間の行動パターン
の“同じらしさ”を判定・学習し、 この学習に基づき、
時刻と人体移動検知センサよりの信号から同じらしい行
動パターンの開始を認識し、 該行動パターンに添うよう
に、先行して上記生活関連設備を自動的に運転する指令
を、上記生活関連設備遠隔操作手段に発する、 行動パタ
ーン学習指令手段と; 警報を発する警報手段と、 上記人体移動検知センサのう
ちの予め定められたセンサの信号を監視して、所定時間
内に人体の通過がなかったと判断された場合には、移動
途中に人間が倒れたと判定し、上記警報手段に警報発生
を指令する警報指令手段と、 を具備することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】生活空間(住居等)における人間の移動は、人
体移動検知センサ(赤外線センサ等)で検知される。こ
の人体移動の信号と、照明、空調等の生活関連設備の運
転状況を表す運転信号は、行動パターン学習指令手段に
入力される。その信号は、その信号の入力された時刻に
関連付けられて記憶される。そして同手段は、特定時間
帯における居住者の行動パターン、例えば夜の2時ごろ
に照明をつけてトイレに行く等、を学習する。そして、
学習後に同じらしい行動パターンが開始されたことを、
認識した場合、その行動パターンにおいて要求される生
活関連設備を自動的に先行運転する。そうすれば、居住
者に個別の生活関連設備を操作する手間をかけることな
く、かつ遅滞なく生活関連設備を運転できる。
【0008】
【0009】この態様の人間活動監視補助装置にあって
は、例えば住居内の廊下を人が移動していることを人体
移動検知センサが検知した場合で、その廊下中のあるセ
ンサまでは人体の通過を検知したが、それから先のセン
サが所定時間経過後も人体の通過を検知しないという事
態が発生した場合、両センサ間でその人が倒れているも
のと判断することもできる。そして家人あるいは関係者
の注意を喚起するような警報(ブザーあるいは自動電話
等)を発する。そのため、お年寄り等の生活異変をいち
早く家人等に知らせることができる。
【0010】
【0011】この態様の人間活動監視補助装置は、上記
の生活関連設備自動運転機能及び生活異変警報機能の両
方を有する。そのため、特に生活の利便と安全を図るこ
とができる。
【0012】本発明の人間活動監視補助装置において
は、上記人体移動検知センサが、該センサの検知範囲に
おける温度分布の変化を検知し、該温度分布の変化が増
大するにつれて信号出力が増大する赤外線センサである
ことが好ましい。その理由は、人間の活動をより定量的
に捉えることができるからである。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る人間活動監視補助装置の
一実施例について、図1ないし図5を参照しつつ説明す
る。ここで、図1は本実施例における人間活動監視補助
装置の一構成例を示す構成図、図2は本発明に係る人間
活動監視補助装置に用いられたCPUによる制御手順の
一例を示すメインフローチャート、図3は本発明に係る
人間活動監視補助装置に用いられてたCPUによる生活
関連機器支援処理の具体的制御手順を示すサブルーチン
フローチャート、図4は本発明に係る人間活動監視補助
装置が使用される住宅内の構成例を示す平面配置図、図
5は赤外線センサの出力例を示す波形図である。
【0014】先ず、本装置は、図1に示されたように、
4つの赤外線センサ1a〜1dと、この4つの赤外線セ
ンサ1a〜1dのセンサ出力を順に選択して次段へ入力
するためのマルチプレクサ回路(図1において「MP
X」と略記)2と、このマルチプレクサ2を介して接続
された赤外線センサ1a〜1dの駆動回路3と、アナロ
グ・ディジタル変換器(図1において「A/D」と略記
すると共に、以下「A/D変換器」と言う。)4と、C
PU5と、制御プログラムが記憶された読み出し専用の
ROM6と、発生事象等のデータの記憶、読み出しが可
能なRAM7と、CPU5の制御信号に応じて警報を発
生する警報装置8と、CPU5からの制御信号を空調装
置13へ送信するための第1のリモート送信装置9と、
CPU5からの制御信号を照明機器14a,14bへ送
信するための第2のリモート送信装置10と、CPU5
と警報装置8及びCPU5と第1及び第2のリモート送
信装置9,10とのインターフェイスを図る第1のイン
ターフェイス回路11と、外部から入力される空調装置
13及び照明機器14a,14bの動作信号をCPU5
へ入力するに適した信号に変換する第2のインターフェ
イス回路12と、を具備してなるものである。
【0015】人体移動検知センサとしての赤外線センサ
1a〜1dは、人の動きを検出するためのもので、セン
サの検知範囲に人が出現することによる赤外線の入射を
検知することにより人の検出を可能としたものである。
例えば、既に公知・周知となっている焦電型赤外線セン
サ等が好適である。
【0016】これらの赤外線センサ1a〜1dは、住宅
内において適宜な間隔を隔てて配設されているもので、
例えば、図4に示された構成を有する住宅内において、
第1の赤外線センサ1aは寝室20の出入口20aの正
面に、第2の赤外線センサ1bは寝室20前の廊下と居
間21前の廊下との交差点付近に、第3の赤外線センサ
1cはトイレ22の出入口2aの正面近傍に、第4の赤
外線センサ1dは居間21の出入口21aと同じ壁の面
に、それぞれ設けらており、各箇所における人の出現を
検知できるようになっている。
【0017】これら赤外線センサ1a〜1dは、マルチ
プレクサ回路2を介して駆動回路3へ順次接続されるよ
うになっており、駆動回路3からは各赤外線センサ1a
〜1d のセンサ信号がA/D変換器4に出力され、こ
のA/D変換器4によりディジタル信号に変換されてC
PU5へ入力されるようになっている。
【0018】RAM7は、赤外線センサ1a〜1dによ
り人が検知された場合、センサの区別や検知時刻等に関
するデータが記憶される(詳細は後述)ものである。警
報手段としての警報装置8は、後述するようにCPU5
による制御により人が倒れた等の非常時と判定された場
合に、警報ブザー(図示せず)を鳴らしたり警報灯(図
示せず)を点灯させたりするもので、第1のインターフ
ェイス回路11を介して入力されるCPU5からの制御
信号に応じて動作するようになっているものである。
【0019】第1及び第2のリモート送信装置11,1
2は、第1のインターフェイス回路11を介してCPU
5から入力された空調装置13を駆動するための制御信
号及び同様にしてCPU5から入力された照明機器14
a,14bを駆動するための制御信号を、いわゆるコー
ドレスで空調装置13に設けられたリモート受信装置
(図示せず)または、照明機器14a,14b側に設け
られたリモート受信装置15へ送信するためのものであ
る。
【0020】この第1及び第2のリモート送信装置1
1,12の具体例としては、赤外線発光ダイオードを利
用したものや、無線搬送波を利用したもの等一般的にこ
の種の装置に使用されているものが好適である。
【0021】第2のインターフェイス回路12に入力さ
れるAIRCON動作信号及び照明動作信号は、空調装
置13が始動した際や照明機器14a,14bが点灯さ
れた際に入力される信号で、例えば、一定レベルの電圧
信号やいわゆる接点信号等などである。これらの信号
は、第2のインターフェイス回路10によりCPU5の
入力に適した信号形式に変換されてCPU5へ入力され
るようになっている。
【0022】尚、本実施例においては、本装置の電源回
路(図示せず)が断とされた場合にも、CPU5が動作
して日時演算プログラムが実行されて、現実の日時が所
望に応じて解るようにするために、バックアップ電池1
6が接続されている。すなわち、このバックアップ電池
16は、図示しない電源回路により本装置が動作状態に
ある場合には、いわゆるフローティング状態で充電さ
れ、電源回路が断とされた場合には、CPU5への電源
供給を負担するようになっている充電可能な電池であ
る。
【0023】空調装置13及び照明機器14a,14b
は、例えば、図4に示された構成の住宅内に設備される
もので、この例では、空調装置13はトイレ22内に設
置されている。また、第1の照明機器14aは寝室20
と居間21との間の廊下に、第2の照明機器14bはト
イレ22内に、それぞれ設置されるものである。また、
これら空調装置13及び照明機器14a,14bは、本
実施例における人間活動監視補助装置により遠隔操作さ
れる他、それぞれに設けられている手動スイッチの押下
によっても動作可能となっているものである。
【0024】図2及び図3にはCPU5による本装置の
制御手順がフローチャートにより示されており、以下、
同図を参照しつつその内容を説明する。先ず、図2に示
されたメインフローチャートを参照しつつCPU5によ
る制御手順を概括的に説明すれば、初めに、各センサ1
a〜1dのセンサ結果に基づく警報処理が行われる(図
2のステップ100)。具体的には、例えば、真夜中に
寝室20で就寝していた人が寝室20から出てトイレ2
2に行くような場合、通常は、先ず第1の赤外線センサ
1aによって人が検出された後、適宜な時間経過後に第
2の赤外線センサ1bによって人が検知されるものであ
る(図5参照)。
【0025】ところが、例えば、第1の赤外線センサ1
aと第2の赤外線センサ1bとの間の廊下で気分が悪く
なって、途中で歩行を中止したようなことが起きた場合
には、第1の赤外線センサ1aによる人の検知後、所定
時間経過しても第2の赤外線センサ1bからは人の検知
信号が得られないこととなる。このように、第1の赤外
線センサ1aによる人の検知後、予め設定した時間経過
しても第2の赤外線センサ1bによって人の検知がなさ
れない時に、CPU5から第1のインターフェイス回路
11を介して警報装置8へ駆動信号が出力され、警報装
置8により図示されない警報灯を点灯する或いは警報ブ
ザー(図示せず)を鳴らす等の警報動作が行われるよう
になっている。本実施例においては、CPU5及び第1
のインターフェイス回路11並びにステップ100の実
行により警報指令手段が実現されている。
【0026】なお、上述の説明は第1及び第2の赤外線
センサ1a,1bを例に採り説明したが、この警報処理
では各赤外線センサ1a〜1dの検知時間を判断するこ
とにより上述のような異常事態が生じたか否かを判定す
るようにしているものである。そして、上述の警報処理
(図2のステップ100)の後は、生活関連機器支援処
理サブルーチンが実行されることによって(図2のステ
ップ200)、本装置の使用者の住宅内における行動パ
ターンがCPU5の処理によって学習されつつ、この学
習された行動パターンが実行され得ると赤外線センサ1
a〜1dの検知出力に基づいて、一定の条件の下で判断
された場合には、使用者の行動に先だって照明機器14
a,14b等のいわゆる生活関連機器が駆動されるよう
になっている。
【0027】図3にはこの生活関連機器支援処理サブル
ーチンの一例が示されており、以下、同図を参照しつつ
その処理内容について説明する。先ず、各種センサ信号
の入力が循環的に確認される(図3のステップ20
2)。すなわち、赤外線センサ1a〜1dにより人の検
知がなされたか否か、第2のインターフェイス回路12
を介して空調装置13の手動による始動を知らせるAI
RCON動作信号又は照明機器14a,14bの手動に
よる点灯を知らせる照明動作信号の入力の有無が判断さ
れる。
【0028】今、仮に本装置が初めて始動されたとし、
しかも、その直後使用者が次のような行動を行ったとす
る。すなわち、使用者が深夜の3時に寝室20から廊下
に出て照明機器14aを手動スイッチ(図示せず)によ
り点灯し、さらに廊下を歩いてトイレ22に入り、照明
機器14bを手動により点灯すると共に、同じく手動に
より空調装置13を始動し、その後、空調装置13及び
各照明機器14a,14bを手動により電源断として寝
室20へ戻ったとする。
【0029】かかる前提の下、ステップ202の処理に
より、第1の赤外線センサ1aのセンサ信号、照明機器
14aの点灯、第2の赤外線センサ1bのセンサ信号、
第3の赤外線センサ1cのセンサ信号、照明機器14b
の点灯及び空調装置13の始動が順に検知されることと
なる。そして、これら各センサ信号及び動作信号は、そ
の発生時刻と共に、RAM7に用意されている一時記憶
領域に仮の事象として一時的に記憶する処理が行われる
(図3のステップ204)。本実施例においては、本装
置の図示しない始動スイッチが断とされても、バックア
ップ電池16によりCPU5に電源が供給されるように
なっており、一般的に良く知られている日時演算のプロ
グラムが実行されて常に現実の日時が認識できるように
なっている。
【0030】そして、このCPU5によるソフトウェア
処理による時刻算出により、先の仮の事象記憶処理にお
ける各センサ信号等の検知時刻が確定されるようになっ
ている。仮の事象記憶処理の後は、次述するようにして
行動パターンの判定が行われる(図3のステップ20
6)。先ず、RAM7には後述するようないわゆる学習
機能により生活関連機器の使用に関する使用者の過去の
行動パターンが記憶されており、この記憶されている行
動パターンの中に、先の仮の事象記憶処理において仮に
記憶された事象、すなわち、略同一時刻(例えば、5分
程度の範囲内で)において同一のセンサ信号又は動作信
号が発生したことがあったか否かが判定される。
【0031】上述した前提条件のように、本装置が初め
て始動された場合には、比較対象とするべき行動パター
ンが記憶されてないので、該当する行動パターンがない
ので、該当の行動パターン無しと判定されて(NO)、
続いて学習対象とするか否かの判定が行われることとな
る(図3のステップ208)。すなわち、上述のように
して仮の事象記憶として記憶された事象が一定回数(例
えば、3回)以上発生したものであるか否かを判定し、
一定回数以上発生したと判定された場合(YES)に
は、行動パターンの一つとしてRAM7内の特定の領域
に記憶され(図3のステップ212)、一連の処理が終
了し、先のメインルーチンへ戻ることとなるが、この行
動パターンとして記憶された後は、前述したステップ2
06における行動パターン判定の際の基準データとして
供されることとなる。
【0032】尚、初めて発生した事象である場合には、
仮の行動パターンとして記憶され、一定期間内に(この
例では、再び翌日の深夜3時に)同一の事象が発生しな
い場合には、学習対象でないとして(NOの場合)、仮
の記憶がリセットされて一連の処理が終了し、先のメイ
ンルーチンへ戻ることとなる。
【0033】一方、上述の前提とした使用者の行動が後
述するような条件の下で、既に行動パターンとして記憶
されている場合には、ステップ206の判定処理におい
て、第1の赤外線センサ1aのセンサ出力が略同一時刻
で得られたことにより、そのセンサ信号の検知が一連の
行動パターン(毎晩、略同一の時刻にトイレ22へ行く
という行動)の開始に該当すると判定されることとな
る。
【0034】そして、使用者の手動による照明機器14
a,14b等の点灯に先だって、照明機器14a,14
bの点灯及び空調装置13の始動が、CPU5からの制
御信号がリモート送信装置9,10により送信されるこ
とにより行われる生活関連機器駆動処理が実行されるこ
ととなる(図3のステップ210)。上述のように生活
関連機器駆動処理が行われた後は、終了処理が行われる
(図3のステップ214)。すなわち、使用者による照
明機器14b及び空調装置13の電源を断とする操作が
なくとも、第3の赤外線センサ1cにより使用者がトイ
レ22から出たことが検知されることにより、照明機器
14bの消灯及び空調装置13の停止が第1及び第2の
リモート送信装置9,10を用いて行われ、さらに、第
1の赤外線センサ1aにより寝室20へ戻った使用者が
検知されると照明機器14aの消灯が、同様に第2のリ
モート送信装置10を利用して行われるようになってい
る。そして、この後は、先のメインルーチンへ戻ること
となる。
【0035】上述した実施例においては、CPU5、第
1のインターフェイス回路11、第1及び第2のリモー
ト送信装置9,10により生活関連設備遠隔操作手段が
実現され、CPU5と図2におけるステップ200の実
行により行動パターン学習指令手段が実現されるように
なっている。
【0036】また、上述した実施例においては、深夜に
トイレを使用する場合を例に採り説明したが、勿論この
ような例に限定される必要はなく、毎日の生活の中で繰
り返し行われる一連の行動に起因する各種機器の始動、
停止であれば、全く同様に適用できるものであり、勿論
制御対象となるのは、上述の空調装置13や照明機器1
4a,14bに限られるものではなく、他の機器(例え
ば、洗濯機等)であってもよいものである。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を発揮する。 住居等の生活空間において、人間の活動を監視し、
その活動パターンに応じて照明や空調等の自動運転を行
ったり、人間の生活異変を検知して警報を発する人間活
動監視補助装置を提供できる。
【0038】 本発明の人間活動監視補助装置は、居
住者の行動パターンにおいて要求される生活関連設備を
自動的に先行運転するので、居住者に個別の生活関連設
備を操作する手間をかけることなく、かつ遅滞なく生活
関連設備を運転できる。 センサ間で人が倒れた場合にそれを検知する機能を
有する人間活動監視補助装置にあっては、お年寄り等の
生活異変をいち早く家人等に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る人間活動監視補助装置の一実施例
における構成を示す構成図である。
【図2】本発明に係る人間活動監視補助装置に用いられ
るCPUによる制御手順を示すメインフローチャートで
ある。
【図3】本発明に係る人間活動監視補助装置に用いられ
るCPUによる生活関連機器支援処理の具体的制御手順
を示すサブルーチンフローチャトである。
【図4】本発明に係る人間活動監視補助装置が使用され
る住宅の構成例を示す平面配置図である。
【図5】赤外線センサの出力例を示す波形図である。
【符号の説明】
1a〜1d 赤外線センサ 5 CPU 8 警報装置 9 第1のリモー
ト送信装置 10 第2のリモート送信装置 13 空調装置 14a,14b 照明機器 16 バックアッ
プ電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 25/04 F24F 11/02 G06F 9/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生活空間内における人間の活動を監視す
    るとともにその活動を補助する人間活動監視補助装置で
    あって; 該空間内における人体の移動を検知する人体移動検知セ
    ンサと; 照明、空調等の該空間の生活関連設備をリモートコント
    ロールする生活関連設備遠隔操作手段と; 上記人体移動検知センサからの人体移動信号、及び、上
    記生活関連設備の運転状況を表す該設備遠隔操作手段か
    らの運転信号を入力され、 これらの信号を時刻と関連付けて生活データとして記憶
    し、 この生活データを解析して、複数回にわたり同様の生活
    データパターンが存在するか否か、すなわち該生活空間
    内の人間の行動パターンの“同じらしさ”を判定・学習
    し、 この学習に基づき、時刻と人体移動検知センサよりの信
    号から同じらしい行動パターンの開始を認識し、 該行動パターンに添うように、先行して上記生活関連設
    備を自動的に運転する指令を、上記生活関連設備遠隔操
    作手段に発する、 行動パターン学習指令手段と; 警報を発する警報手段と、 上記人体移動検知センサのうちの予め定められたセンサ
    の信号を監視して、所定時間内に人体の通過がなかった
    と判断された場合には、移動途中に人間が倒れたと判定
    し、上記警報手段に警報発生を指令する警報指令手段
    と、 を具備することを特徴とする人間活動監視補助装置。
  2. 【請求項2】 学習された行動パターンが実行され得る
    と、一定の条件の下で判断された場合には、使用者の行
    動に先だって照明機器が点灯されることを特徴とする請
    求項1記載の人間活動監視補助装置。
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