JP5820254B2 - 二酸化炭素分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二酸化炭素分離装置に関し、より詳細には、アミン等を担持した固体の吸着材を用い、二酸化炭素を含有する被処理気体からの高濃度の二酸化炭素の回収と、吸着材の再生とを連続して行う二酸化炭素分離装置に関する。
従来より、二酸化炭素を含む被処理気体から二酸化炭素を分離する二酸化炭素分離装置については、多くの検討が為されている。このような二酸化炭素分離装置には、二酸化炭素を含む被処理気体をアミン等を担持した固体の吸着材と接触させることにより、二酸化炭素を選択的に吸着させるものがある(特許文献1)。二酸化炭素を吸着した後の吸着材は、被処理気体の流れを止めた後、吸着材を加熱または減圧することにより吸着した二酸化炭素の脱着が行われる。これにより、吸着材はその吸着能を回復して再生されることになる。再生した吸着材は、再び二酸化炭素を含む被処理気体と接触させることにより、繰り返し二酸化炭素の分離に使用することができる。
吸着材の再生に際しては、吸着材を塔などに充填し、その内部の残留空気や二酸化炭素以外の気体を排気(減圧)した後に間接加熱するか(間接加熱方式)、吸着材の充填層に直接水蒸気が導入される(蒸気供給方式、特許文献3)。このような二酸化炭素の吸着と吸着材の再生とを連続して行う場合には、複数の吸着塔を設けて交互に吸着と脱着を行う「固定層方式」が採用されている(特許文献2)。
特公平3−7413号公報(請求項1) 国際公開WO2011/013332号公報 特開平6−134302号公報
しかしながら、上述の固定層方式では、複数の吸着塔において二酸化炭素の吸着と脱着とを交互に行うことが必要なため、自動化を図るには切り替え動作が煩雑となる。
また、上述の間接加熱方式の場合、高濃度で二酸化炭素を回収するためには、高い真空度が必要となり、ポンプ動力が過大となる。従って、吸着材を再生させるための脱着熱(間接加熱エネルギー)以外に、減圧ポンプ動力が必要となる。また、吸着材の再生に際しては、過度の加熱によるアミン等の劣化を防止するためにも、可能な限り高い真空度の下に低温で行うことが必要となる(特許文献1)。
また、蒸気供給方式は、二酸化炭素を脱着する際に水蒸気が吸着材表面に凝縮するため、再生後吸着材を乾燥させる必要がある。従って、蒸気供給方式の場合、二酸化炭素を放出させための脱着熱エネルギー(水蒸気発生器)以外に、吸着材を乾燥する乾燥熱が必要となる。加えて水蒸気発生用の純水が消費されることになる。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するために為されたものであり、本発明の目的は、吸着材自体を移動させることにより、定常的に二酸化炭素の回収を行うことができる移動層式の二酸化炭素分離装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、二酸化炭素の脱着の際に吸着材に凝集した水を加熱して水蒸気とし、これを再び二酸化炭素の脱着に使用することにより、エネルギー効率の高い二酸化炭素分離装置を提供することである。
本発明の二酸化炭素分離装置は、二酸化炭素吸着材を用いて、二酸化炭素を含有する被処理気体から二酸化炭素の分離を行うとともに、二酸化炭素吸着後の前記二酸化炭素吸着材の再生を行う二酸化炭素分離装置であって、前記二酸化炭素吸着材により被処理気体から二酸化炭素を吸着し、吸着後の被処理気体を排出するとともに、二酸化炭素を吸着した前記二酸化炭素吸着材を排出する移動層式の吸着塔と、前記吸着塔から排出された二酸化炭素吸着後の前記二酸化炭素吸着材を受容し、該二酸化炭素吸着材に脱着用水蒸気を凝縮させることにより前記二酸化炭素吸着材から二酸化炭素を脱着させた後、前記二酸化炭素吸着材を排出する移動層式の再生塔と、前記再生塔から排出される前記二酸化炭素吸着材を受容し、加熱により前記二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水を水蒸気として蒸発させて乾燥させた後、該乾燥後の二酸化炭素吸着材を排出する移動層式の乾燥塔と、前記乾燥塔から排出される乾燥した二酸化炭素吸着材を吸着塔へ移送する移送手段と、を備え、前記乾燥塔における加熱により前記二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水から生成する水蒸気を前記再生塔における前記脱着用水蒸気として利用することにより、前記再生塔と前記乾燥塔の間で水が循環利用されることを特徴としている。
二酸化炭素吸着材を移動層とすることにより、吸着塔において二酸化炭素の吸着を連続して行うことができるとともに、再生塔においては二酸化炭素の脱着を連続して行うことが可能となる。また、乾燥塔において二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水から脱着用水蒸気を得ることができるので、二酸化炭素吸着材の乾燥に使用したエネルギーを脱着用水蒸気の顕熱として二酸化炭素の脱離に使用することができる。
上記の二酸化炭素分離装置では、前記乾燥塔における二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水の乾燥が間接加熱により行われ、該凝縮水から発生する水蒸気の全てが前記脱着用水蒸気として利用されるように構成することができる。
また、前記乾燥塔における二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水の乾燥が過熱水蒸気を用いて行われ、該凝縮水から発生する水蒸気と、前記過熱水蒸気に由来する水蒸気との混合水蒸気の一部が、前記脱着用水蒸気として利用されるように構成することもできる。
この構成では、前記混合水蒸気を加熱することにより得られる過熱水蒸気を、前記乾燥塔における前記過熱水蒸気として再び供給する間接加熱装置と、前記混合水蒸気及び前記過熱水蒸気を循環させる循環ポンプとを更に備えていることが好ましい。
本発明の二酸化炭素分離装置では、前記再生塔から排出される脱着後の二酸化炭素を回収する回収手段を更に備えていてもよい。
また、本発明においては、前記再生塔と前記乾燥塔とを一体構造とすることができる。これにより、二酸化炭素分離装置の低コスト化及びコンパクト化を図ることができる。
更に、前記再生塔の直前及び/又は前記乾燥塔の直後に、気流漏洩防止手段を設けてもよい。これにより、再生塔の直前及び/又は乾燥塔の直後において圧力差が存在する場合にも、回収される二酸化炭素の濃度の低下を防止することができる。
また、本発明の二酸化炭素分離装置は、前記乾燥塔から排出される二酸化炭素吸着材を冷却するための冷却塔を更に備えていてもよい。
本発明の二酸化炭素分離装置は、二酸化炭素吸着材を移動層とすることにより、吸着塔において二酸化炭素の吸着を連続して行うことが可能となるとともに、再生塔においては二酸化炭素の脱着を連続して行うことが可能となるので、定常的な二酸化炭素の回収が可能となり、被処理気体の流路の切り替えを不要として、自動化を容易に行うことができる。また、乾燥塔において二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水から脱着用水蒸気を得ることができるので、吸着材の乾燥エネルギーがそのまま脱着用水蒸気に顕熱として含まれ、更に二酸化炭素の脱離に際しての生成エネルギーとして利用されるので、エネルギー効率の高い二酸化炭素分離装置となるとともに、脱着用水蒸気の循環使用により、脱着用水蒸気を発生させるための純水の補給が不要となる。
本発明の二酸化炭素分離装置の構成を示す概略図である。 (a)は、図1の二酸化炭素分離装置における再生塔及び乾燥塔の一体的構造を詳細に示す図であり、(b)は、(a)における吸着材加熱部の平面図である。 図1の二酸化炭素分離装置における再生塔及び乾燥塔の他の構成を示す図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら以下に説明するが、本発明は以下の記載に限定されるものではない。
本発明において使用される二酸化炭素吸着材は、多孔性物質にアミン化合物を担持させることにより調製し得る。二酸化炭素吸着材の調製に使用し得る多孔性物質としては、活性炭、活性アルミナなどを例示することができる。本実施形態では活性炭を多孔性物質として用いている。アミン化合物としては、ポリエチレンイミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラエチレンペンタミン、メチルジエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジブチルアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサエチレンジアミン、ベンジルアミン、モルホリン等が挙げられる。本実施形態では、ジエタノールアミンを使用している。アミン化合物の活性炭への担持は、所定の濃度に調整したジエタノールアミン水溶液に活性炭を投入し、濾過して乾燥させることにより得ることができる。
図1に本発明の一実施形態に係る二酸化炭素分離装置1の概略構成を示す。本実施形態の二酸化炭素分離装置は、移動層である二酸化炭素吸着材を収納する吸着塔11を備え、吸着塔11の上方には、二酸化炭素吸着材を供給する吸着材ホッパー10が設けられている。吸着材ホッパー10からは、所定の速度で二酸化炭素吸着材が供給される。また、吸着塔11には、10〜30%の二酸化炭素を含む常圧近傍の被処理気体が供給され、二酸化炭素吸着材による二酸化炭素の吸着が行われる。この被処理気体が燃焼排ガスである場合には、吸着塔11への導入に先だって、脱硫、脱塵装置、減温塔、除湿器等による前処理を行っておくことが好ましい。
吸着塔11の下方には、吸着塔11から排出された二酸化炭素吸着後の二酸化炭素吸着材を再生するための移動層式の再生塔12と、再生後の二酸化炭素吸着材を乾燥させる移動層式の乾燥塔13とが設けられている。再生塔12には後述するように乾燥塔13で生成する脱着用水蒸気が供給され、これを二酸化炭素吸着材に凝縮させることにより、二酸化炭素吸着材からの二酸化炭素の脱着が行われる。更に、本発明の二酸化炭素分離装置は、乾燥塔13から排出される二酸化炭素吸着材を冷却するための冷却塔14と、冷却塔14から排出される二酸化炭素吸着材を吸着材ホッパー10に戻送するコンベア15とを備えており、更に、再生塔12において脱着した二酸化炭素を回収する回収ポンプ16と、二酸化炭素を貯留する二酸化炭素ホルダー17とを備えている。これにより、本実施形態においては、移動層を成す二酸化炭素吸着材は二酸化炭素分離装置1内で循環し、これにより二酸化炭素の分離が連続的に行われることになる。
本実施形態における二酸化炭素分離装置は、以下のように機能する。まず、吸着塔11の下部に二酸化炭素を含む被処理気体が導入されるとともに、吸着塔11の上部に吸着材ホッパー10から移動層である吸着材が供給される。吸着塔11内では吸着材と被処理気体とが接触し、二酸化炭素の吸着材への吸着が起こる。その際の二酸化炭素吸着材の温度は、本実施形態では約40℃である。移動層である吸着材は吸着塔11の上部から下部に向かって所定の速度で移動し、最終的には二酸化炭素吸着材は吸着塔11の下部から排出される。被処理気体の供給速度及び吸着材の移動速度は、吸着材の吸着塔11内における滞留時間内に二酸化炭素の吸着が完了するように、また、後述するように、再生塔12内での二酸化炭素吸着材の再生が完了するように決められる。二酸化炭素の吸着を終えると、被処理気体は吸着塔11の上方から排出されるとともに、二酸化炭素吸着材は吸着塔11の下部から排出される。
吸着塔11から排出された二酸化炭素吸着後の吸着材は、次に再生塔12に移送される。再生塔12では、上方から移送されてくる二酸化炭素吸着材と、脱着用水蒸気とが接触することになる。脱着用水蒸気は、後述するように乾燥塔13で生成され、再生塔12の下方から導入される。二酸化炭素吸着材と脱着用水蒸気とが接触すると、脱着用水蒸気が二酸化炭素吸着材の表面で凝縮し、その際に凝縮熱を放出することになる。本実施形態では、この脱着用水蒸気の凝縮熱が二酸化炭素の脱着のエネルギーとして利用されている。
このような脱着用水蒸気の凝縮による二酸化炭素の脱着は、二酸化炭素吸着材と脱着用水蒸気とが接触すると短時間で完了し、定常状態では再生塔12内はほぼ100%の二酸化炭素で満たされることになる。また、二酸化炭素の脱着が短時間で完了することから、再生塔12内での二酸化炭素の脱着が生じる部分は比較的狭い部分に限られていることが知られている。従って、再生塔12(二酸化炭素吸着材)の形状が円筒である場合には、二酸化炭素の脱着は、この円筒の中心軸に直角の薄いプレート状のゾーン(再生ゾーン)で二酸化炭素の脱着が起こっている。従って、再生塔12内での二酸化炭素吸着材の移動速度と脱着用水蒸気の供給量は、上記の再生ゾーンが再生塔12のほぼ中央に位置するように調節することが好ましい。前述のように、移動層の移動速度は吸着塔11内の二酸化炭素の吸着の速度とも関係しているので、本実施形態の二酸化炭素分離装置1の全体の二酸化炭素吸着材の移動速度は、二酸化炭素の吸着の速度と、二酸化炭素吸着材の再生の速度との両方を考慮して決められる。
再生塔12において二酸化炭素吸着材から脱着した二酸化炭素は、本実施形態では、回収ポンプ16により圧縮され、二酸化炭素ホルダー17に貯留される。一方、二酸化炭素の脱着後の凝縮水を含んだ二酸化炭素吸着材は、再生塔12の下方から排出される。
二酸化炭素脱着後の二酸化炭素吸着材は、次に乾燥塔13に移送される。乾燥塔13では、凝縮水を含んだ二酸化炭素吸着材の乾燥が行われる。二酸化炭素吸着材の乾燥は、本実施形態では、二酸化炭素吸着材を水蒸気、熱水などの熱媒を用いて間接加熱することにより行われる。二酸化炭素吸着材の間接加熱により、二酸化炭素吸着材に含まれている凝縮水は再び水蒸気となり、再生塔12に戻送されて脱着用水蒸気として再使用されることになる。本実施形態では、このように脱着用水蒸気は再生塔12と乾燥塔13とを循環して再使用されるので、ロスする少量の純水を補充するだけで、二酸化炭素吸着材による二酸化炭素の吸着と脱着とを連続して行うことができる。乾燥後の二酸化炭素吸着材は、乾燥塔13の下方から排出される。
次に、乾燥塔13から排出された二酸化炭素吸着材は、冷却塔14に移送され、吸着塔11における二酸化炭素の吸着温度である約40まで冷却される。なお、この冷却塔14は、後述するコンベア15による搬送中に二酸化炭素吸着材の温度が放熱により低下し、吸着塔11における二酸化炭素の吸着温度まで低下する場合には不要となる。冷却後の二酸化炭素吸着材は、冷却塔14の下方から排出される。
次に、冷却後の二酸化炭素吸着材は、コンベア15により吸着材ホッパー10に送られ、移動層として吸着塔11に再び供給される。
本実施形態の二酸化炭素分離装置1では、二酸化炭素吸着材を移動層とすることにより、吸着塔11において二酸化炭素の吸着を連続して行うことが可能となるとともに、再生塔12においては二酸化炭素の脱着を連続して行うことが可能となるので、定常的な二酸化炭素の連続回収が可能となり、被処理気体の流路の切り替えを不要として、自動化を容易に行うことができる。また、乾燥塔13において二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水から脱着用水蒸気を得ることができるので、吸着材の乾燥エネルギーがそのまま脱着用水蒸気の生成エネルギーとして利用されるので、エネルギー効率の高い二酸化炭素分離装置となり、しかも脱着用水蒸気の循環使用により、脱着用の純水の使用量を大幅に減少させることができ、ロス分の補給のみで足りることとなる。
なお、上記の実施形態において、再生塔12内の圧力が外気圧より低い場合は、外部の空気が再生塔12に流入し、回収される二酸化炭素の濃度が低下してしまう場合がある。このような場合には、吸着塔11と再生塔12との間に気流漏洩防止手段、具体的には、例えばロックホッパーを設けることが好ましい。
同様に、乾燥塔13内の圧力が外気圧より低い場合は、外部の空気が乾燥塔13に流入し、最終的に再生塔12で回収される二酸化炭素の濃度が低下してしまう場合がある。このような場合には、乾燥塔13と冷却塔14との間にも、ロックホッパーなどの気流漏洩防止手段を設けることが好ましい。
図2(a)は、本発明における再生塔12及び乾燥塔13のより具体的な態様を示している。本実施形態では、再生塔12及び乾燥塔13が接続部18を介して一体的に構成されており、再生塔12から接続部18を介して乾燥塔13に直接二酸化炭素吸着材が移送されるとともに、乾燥塔13から接続部18を介して再生塔12に直接脱着用水蒸気が戻送される。本実施形態においても、図1の吸着塔11から排出された二酸化炭素吸着後の吸着材が再生塔12に移送されるが、再生塔12においては、二酸化炭素の脱着が行われる上述の再生ゾーンが再生塔12内のどの部分でも同じ位置になるように、二酸化炭素吸着後の吸着材は再生塔12の全体に亘って均一に供給することが好ましい。
図2(a)の実施形態においても、再生塔12において二酸化炭素の脱着に使用される脱着用水蒸気は、二酸化炭素脱着後の凝縮水を含んだ二酸化炭素吸着材の間接加熱により生成される。この間接加熱は、具体的には、乾燥塔13内に設置された吸着材加熱部19により行われる。図2(b)は吸着材加熱部19の部分のみを表しており、同図に示すように、吸着材加熱部19は多数の熱媒流路20と多数の吸着材流路21とが交互に形成された構造を有している。これらの熱媒流路20と吸着材流路21は、仕切板を等間隔で並べることにより形成されており、熱媒流路20のそれぞれには、二酸化炭素吸着材の加熱に用いるための水蒸気、熱水などの熱媒を供給する共通の導入管22と、熱媒流路20から排出される二酸化炭素吸着材の加熱を終えた熱媒を集めるための共通の排出管23とが接続されている。本実施形態では、熱媒として、例えば60℃の飽和蒸気(約20kPa)を用いることができ、そのために、回収ポンプ16によって、再生塔12内の圧力を20kPaに調整する。なお、乾燥塔13の間接加熱に使用される熱媒の条件は、乾燥熱が流入できる条件(60℃以上)であれば良い。このような熱媒により、吸着材流路21を下降する二酸化炭素吸着材が間接的に加熱され、二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水が水蒸気となる。この水蒸気は下降する二酸化炭素吸着材の間を通過して再生塔12に達し、そこで脱着用水蒸気として使用されることになる。
図2(a)に示す二酸化炭素分離装置を作製して実際に運転した場合、例えば、二酸化炭素吸着材の移動速度は0.05〜0.5m/分となり、再生塔12における二酸化炭素吸着材の滞留時間は約5分、乾燥塔13における二酸化炭素吸着材の滞留時間は約15分となる。このような吸着材加熱部19を設けたことにより、二酸化炭素吸着材の乾燥及び脱着用水蒸気の生成を効率よく行うことができ、この実施形態においても、脱着用水蒸気の凝縮熱が二酸化炭素の脱着のエネルギーとして利用されることになる。
また、図2(a)の実施形態においても、再生塔12内での二酸化炭素吸着材の移動速度と脱着用水蒸気の供給量は、上述の再生ゾーンが再生塔12のほぼ中央に位置するように調節することが好ましい。従って、前述のように、本実施形態の二酸化炭素分離装置1の全体の二酸化炭素吸着材の移動速度は、二酸化炭素の吸着の速度に加えて、二酸化炭素吸着材の再生の速度を考慮して決められる。
図3は、本発明における再生塔12及び乾燥塔13の他の具体的態様を示している。本実施形態においても、再生塔12及び乾燥塔13が接続部18を介して一体的に構成されている。従って、再生塔12から接続部18を介して乾燥塔13に直接二酸化炭素吸着材が移送されるとともに、乾燥塔13から接続部18を介して再生塔12に直接脱着用水蒸気が戻送される。本実施形態においても、二酸化炭素の脱着が行われる再生ゾーンが再生塔12内のどの部分でも同じ位置になるように、二酸化炭素吸着後の吸着材は再生塔12の全体に亘って均一に供給される。
図3の実施形態においては、図2(a)の実施形態とは異なり、吸着材加熱部19が設けられていない。本実施形態においては、二酸化炭素吸着材の再生は、二酸化炭素吸着材に過熱水蒸気を接触させることにより行われる。即ち、本実施形態では、図3に示す導入管24を介して過熱水蒸気が再生塔12に均一に供給される。即ち、本実施形態では、図3に示す導入管24を介して過熱水蒸気を再生塔12に均一に供給することにより、二酸化炭素吸着材の再生が行われる。ここで使用される過熱水蒸気は、例えば、約20kpa,120℃である。本実施形態では、過熱水蒸気は二酸化炭素吸着材に直接接することになるので、乾燥塔13の上部においては、二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水から発生する水蒸気と、加熱に用いた過熱水蒸気に由来する水蒸気とを混合した混合水蒸気が存在することにとなる。この混合水蒸気は、例えば60℃の飽和水蒸気となっている。この混合水蒸気には上述のように凝縮水の乾燥蒸発に使用した水蒸気も含まれるため、乾燥塔13の上部には必要な脱着用水蒸気よりも多量の水蒸気が存在している。従って、混合水蒸気の一部のみが再生塔12に送られて脱着用水蒸気として利用されることになる。
本実施形態においては、脱着用水蒸気として利用されなかった混合水蒸気は、図3に示すように、ライン27を介して循環ポンプ25に送られ、間接加熱装置26により加熱されて過熱水蒸気となり、再び導入管24に送られる。上記の例では、混合水蒸気の約5%が脱着用水蒸気として利用され、残りの95%は間接加熱装置26により加熱されて再び過熱水蒸気として利用される。ここで、より高温の過熱水蒸気を使用すれば、少量で乾燥に必要な熱量が供給されるため、乾燥塔13と間接加熱装置26とを循環する水蒸気の量は上記の95%より小さくすることができる。
図3に示す二酸化炭素分離装置を作製して実際に運転した場合、例えば、二酸化炭素吸着材の移動速度は0.05〜0.5m/分、再生塔12における二酸化炭素吸着材の滞留時間は約5分、乾燥塔13における二酸化炭素吸着材の滞留時間は約5分となる。このことから、図3の二酸化炭素分離装置の場合、前述の図2の装置より乾燥塔13における二酸化炭素吸着材の滞留時間が短くなっており、装置全体の大きさを小さくすることができることが分かる。
本発明の二酸化炭素分離装置によれば、被処理気体から高濃度で二酸化炭素を回収することができるので、廃ガス処理の分野において利用可能である。
1 二酸化炭素分離装置
11 吸着塔
10 吸着材ホッパー
12 再生塔
13 乾燥塔
14 冷却塔
15 コンベア
16 回収ポンプ
17 二酸化炭素ホルダー
18 接続部
19 吸着材加熱部
20 熱媒流路
21 吸着材流路
22 導入管
23 排出管
24 導入管
25 循環ポンプ
26 間接加熱装置
27 ライン

Claims (7)

  1. 二酸化炭素吸着材を用いて、二酸化炭素を含有する被処理気体から二酸化炭素の分離を行うとともに、二酸化炭素吸着後の前記二酸化炭素吸着材の再生を行う二酸化炭素分離装置であって、
    前記二酸化炭素吸着材により被処理気体から二酸化炭素を吸着し、吸着後の被処理気体を排出するとともに、二酸化炭素を吸着した前記二酸化炭素吸着材を排出する移動層式の吸着塔と、
    前記吸着塔から排出された二酸化炭素吸着後の前記二酸化炭素吸着材を受容し、該二酸化炭素吸着材に脱着用水蒸気を凝縮させることにより前記二酸化炭素吸着材から二酸化炭素を脱着させた後、前記二酸化炭素吸着材を排出する移動層式の再生塔と、
    前記再生塔から排出される前記二酸化炭素吸着材を受容し、加熱により前記二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水を水蒸気として蒸発させて乾燥させた後、該乾燥後の二酸化炭素吸着材を排出する移動層式の乾燥塔と、
    前記乾燥塔から排出される乾燥した二酸化炭素吸着材を吸着塔へ移送する移送手段と、を備え、
    前記乾燥塔における加熱により前記二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水から生成する水蒸気を前記再生塔における前記脱着用水蒸気として利用することにより、前記再生塔と前記乾燥塔の間で水が循環利用される
    二酸化炭素分離装置。
  2. 前記乾燥塔における二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水の乾燥が間接加熱により行われ、該凝縮水から発生する水蒸気の全てが前記脱着用水蒸気として利用される請求項1に記載の二酸化炭素分離装置。
  3. 前記乾燥塔における二酸化炭素吸着材に含まれる凝縮水の乾燥が過熱水蒸気を用いて行われ、該凝縮水から発生する水蒸気と、前記過熱水蒸気に由来する水蒸気との混合水蒸気の一部が、前記脱着用水蒸気として利用される請求項1に記載の二酸化炭素分離装置。
  4. 前記混合水蒸気を加熱することにより得られる過熱水蒸気を、前記乾燥塔における前記過熱水蒸気として再び供給する間接加熱装置と、前記混合水蒸気及び前記過熱水蒸気を循環させる循環ポンプとを更に備えた請求項3に記載の二酸化炭素分離装置。
  5. 前記再生塔から排出される脱着後の二酸化炭素を回収する回収手段を更に備えた請求項1乃至4の何れかに記載の二酸化炭素分離装置。
  6. 前記再生塔と前記乾燥塔とが一体構造である請求項1乃至5の何れかに記載の二酸化炭素分離装置。
  7. 前記乾燥塔から排出される二酸化炭素吸着材を冷却するための冷却塔を更に備えた請求項1乃至の何れかに記載の二酸化炭素分離装置。
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