JPH09276344A - 通報解除システム - Google Patents
通報解除システムInfo
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- JPH09276344A JPH09276344A JP8095116A JP9511696A JPH09276344A JP H09276344 A JPH09276344 A JP H09276344A JP 8095116 A JP8095116 A JP 8095116A JP 9511696 A JP9511696 A JP 9511696A JP H09276344 A JPH09276344 A JP H09276344A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の通報解除システムでは、要介護者の介
護を求める通報が発っせられた場合、その通知の解除に
対する配慮が十分ではなかった。 【解決手段】 要介護者の身体に発生した異常又は要介
護者の発する介護者呼出要求を自動検知する人体検知セ
ンサ104、センサアダプタ103及び異常検知装置1
02と、その異常又は介護者呼出要求が自動検知された
場合、介護者に通報を発する通報装置105と、その通
報装置105による通報を解除する少なくとも1つの通
報解除装置101とを備え、通報解除装置101は、要
介護者のいる場所に通じる経路途上又は要介護者のいる
場所に設置される通報解除システムによれば、介護者の
通報解除操作に費やされる時間を削減または削除し、よ
り速やかな介護に対応できる。
護を求める通報が発っせられた場合、その通知の解除に
対する配慮が十分ではなかった。 【解決手段】 要介護者の身体に発生した異常又は要介
護者の発する介護者呼出要求を自動検知する人体検知セ
ンサ104、センサアダプタ103及び異常検知装置1
02と、その異常又は介護者呼出要求が自動検知された
場合、介護者に通報を発する通報装置105と、その通
報装置105による通報を解除する少なくとも1つの通
報解除装置101とを備え、通報解除装置101は、要
介護者のいる場所に通じる経路途上又は要介護者のいる
場所に設置される通報解除システムによれば、介護者の
通報解除操作に費やされる時間を削減または削除し、よ
り速やかな介護に対応できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護者に例えば、
要介護者の身体の異常を通報し、その通報を解除する通
報解除システムに関する。
要介護者の身体の異常を通報し、その通報を解除する通
報解除システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢社会の急速な進展に伴い、要
介護者の身体、あるいは行動の異常を検知し、通報する
システムの研究開発が数多くなされるようになってき
た。
介護者の身体、あるいは行動の異常を検知し、通報する
システムの研究開発が数多くなされるようになってき
た。
【0003】例えば、綜合警備保障(株)は、光ファイ
バ−を用いた特殊センサによって、要介護者の動きを感
知し、監視領域内で要介護者が倒れた場合に、アラ−ム
音と共に倒れた様子の漫画画像を表示し、介護者に異常
発生を通報する老人ホームや家庭向け介護支援システム
「オート・ケア・コール」を開発している(平成6年1
2月新聞発表)。このシステムでは、監視モニタ上に異
常の発生した部屋番号を点滅させたり、介護者が監視モ
ニタ前にいない時には、無線の受信機やポケットベルを
利用して、介護者に通報する機能も付与されている。
バ−を用いた特殊センサによって、要介護者の動きを感
知し、監視領域内で要介護者が倒れた場合に、アラ−ム
音と共に倒れた様子の漫画画像を表示し、介護者に異常
発生を通報する老人ホームや家庭向け介護支援システム
「オート・ケア・コール」を開発している(平成6年1
2月新聞発表)。このシステムでは、監視モニタ上に異
常の発生した部屋番号を点滅させたり、介護者が監視モ
ニタ前にいない時には、無線の受信機やポケットベルを
利用して、介護者に通報する機能も付与されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、要介護
者の異常の早急な検知、および通報に関する研究開発は
盛んであっても、異常発生後の通報解除に関するシステ
ムの仕様には、ユ−ザニ−ズを考慮した特別な記述は見
受けられない。
者の異常の早急な検知、および通報に関する研究開発は
盛んであっても、異常発生後の通報解除に関するシステ
ムの仕様には、ユ−ザニ−ズを考慮した特別な記述は見
受けられない。
【0005】火災あるいは不審者侵入を通報するセキュ
リティシステムにおいては、異常事態発生の通報は非日
常的事象であり、通報解除のしやすさを勘案する必要性
はあまり感じられないが、要介護者の異常事態発生は、
火災あるいは不審者侵入事態発生に比べ事態発生頻度の
高いことが予想され、通報解除も容易に行える必要があ
ると考えられる。
リティシステムにおいては、異常事態発生の通報は非日
常的事象であり、通報解除のしやすさを勘案する必要性
はあまり感じられないが、要介護者の異常事態発生は、
火災あるいは不審者侵入事態発生に比べ事態発生頻度の
高いことが予想され、通報解除も容易に行える必要があ
ると考えられる。
【0006】老人ホーム等、異常監視モニタ室等の設置
された施設であれば、介護者はモニタ側に常に駐在して
いると考えられ、異常通報解除もスムーズに行われるも
のと予想される。しかし、一般家庭の場合、介護者は家
事等のため異常監視モニタ側にはいないことの方が多
く、異常監視モニタの異常通報状態の解除に多少の時間
がかかるものと想像される。無線の受信機やポケットベ
ルを利用して異常発生を知る場合には、これらの通報装
置を介護者が常に携帯している必要があり、更に、これ
ら携帯通報装置の通報状態解除に併せて、異常監視メイ
ン装置の通報状態を解除するための何らかの操作が必要
になるものと考えられる。
された施設であれば、介護者はモニタ側に常に駐在して
いると考えられ、異常通報解除もスムーズに行われるも
のと予想される。しかし、一般家庭の場合、介護者は家
事等のため異常監視モニタ側にはいないことの方が多
く、異常監視モニタの異常通報状態の解除に多少の時間
がかかるものと想像される。無線の受信機やポケットベ
ルを利用して異常発生を知る場合には、これらの通報装
置を介護者が常に携帯している必要があり、更に、これ
ら携帯通報装置の通報状態解除に併せて、異常監視メイ
ン装置の通報状態を解除するための何らかの操作が必要
になるものと考えられる。
【0007】例えば、通報を受けた介護者が要介護者の
いる場所に向かう最短の経路からそれて異常監視メイン
装置の通報解除を行えば、要介護者の元に到着する時間
はそれだけ遅くなる。また、通報解除の手続きを省いて
要介護者の元に駆けつけた場合、介護作業を行っている
間中、通報状態が維持されることになり、人に緊張感を
与えるアラーム音が介護者及び要介護者の両者に与える
心理的効果は大きいと想像され、冷静な介護処置を誤る
可能性さえ懸念される。
いる場所に向かう最短の経路からそれて異常監視メイン
装置の通報解除を行えば、要介護者の元に到着する時間
はそれだけ遅くなる。また、通報解除の手続きを省いて
要介護者の元に駆けつけた場合、介護作業を行っている
間中、通報状態が維持されることになり、人に緊張感を
与えるアラーム音が介護者及び要介護者の両者に与える
心理的効果は大きいと想像され、冷静な介護処置を誤る
可能性さえ懸念される。
【0008】当方では、要介護者が部屋に1人でいる時
に、要介護者の身体異常や呼出要求を、センサを用いて
検知し、介護者に通報するシステムを、先の特許願「要
介護者の異常検出システム」(平成6年8月4日出願)
として提案した。このシステムの機能に加えて、介護者
および要介護者の両者に負荷をかけない通報解除方法を
考案することは、家庭内介護に利点をもたらすものと思
われる。また、通報発生時、介護者が確かに通報に応じ
られるということを要介護者に通知すれば、要介護者に
一層の安心感を提供できると考えられる。
に、要介護者の身体異常や呼出要求を、センサを用いて
検知し、介護者に通報するシステムを、先の特許願「要
介護者の異常検出システム」(平成6年8月4日出願)
として提案した。このシステムの機能に加えて、介護者
および要介護者の両者に負荷をかけない通報解除方法を
考案することは、家庭内介護に利点をもたらすものと思
われる。また、通報発生時、介護者が確かに通報に応じ
られるということを要介護者に通知すれば、要介護者に
一層の安心感を提供できると考えられる。
【0009】本発明は上記の点に鑑み、要介護者の異常
検知システムにおいて、通報解除操作に要する時間の短
縮或いは削除を可能とし、併せて、要介護者に通報に応
じられることを通知可能な通報解除システムの提供を目
的としている。
検知システムにおいて、通報解除操作に要する時間の短
縮或いは削除を可能とし、併せて、要介護者に通報に応
じられることを通知可能な通報解除システムの提供を目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、要介護者の身体に発生した異常又は要介護
者の発する介護者呼出要求を自動検知する自動検知手段
と、その自動検知手段により前記異常又は介護者呼出要
求が自動検知された場合、介護者に通報を発する通報手
段と、その通報手段による通報を解除する少なくとも1
つの通報解除手段とを備え、前記通報解除手段は、前記
要介護者のいる場所に通じる経路途上又は前記要介護者
のいる場所に設置されることを特徴とする通報解除シス
テムである。
の本発明は、要介護者の身体に発生した異常又は要介護
者の発する介護者呼出要求を自動検知する自動検知手段
と、その自動検知手段により前記異常又は介護者呼出要
求が自動検知された場合、介護者に通報を発する通報手
段と、その通報手段による通報を解除する少なくとも1
つの通報解除手段とを備え、前記通報解除手段は、前記
要介護者のいる場所に通じる経路途上又は前記要介護者
のいる場所に設置されることを特徴とする通報解除シス
テムである。
【0011】なお、前記通報解除装置は、スイッチ又は
音声認識装置を有するとしてもよい。
音声認識装置を有するとしてもよい。
【0012】また、前記要介護者のいる場所に設置され
た通報解除手段は、前記要介護者のいる場所における人
の出入り又は通過の有無に基づいて、前記通報手段によ
る通報を解除するとしてもよい。
た通報解除手段は、前記要介護者のいる場所における人
の出入り又は通過の有無に基づいて、前記通報手段によ
る通報を解除するとしてもよい。
【0013】更に、前記介護者が通報に応じられる状態
であることを前記要介護者に通知する通知手段を更に備
えたとしてもよい。
であることを前記要介護者に通知する通知手段を更に備
えたとしてもよい。
【0014】
(実施の形態1)本発明の通報解除システムの第1の実
施の形態について、その構成図である図1を参照しなが
ら、構成と動作に大別して説明する。自動検知手段2
は、要介護者1の状態を監視し、要介護者の身体異常及
び介護者呼出要求を検知する検知装置である。通報手段
3は、その自動検知手段2により前記介護者呼出要求が
検知された場合に、介護者4に通報を発する通報装置で
ある。通報解除手段5は、通報手段3による通報を解除
するための介護者4による応答を受け付ける通報解除装
置であり、前記要介護者1のいる場所に通じる経路途上
又は前記要介護者1のいる場所に複数設置される。
施の形態について、その構成図である図1を参照しなが
ら、構成と動作に大別して説明する。自動検知手段2
は、要介護者1の状態を監視し、要介護者の身体異常及
び介護者呼出要求を検知する検知装置である。通報手段
3は、その自動検知手段2により前記介護者呼出要求が
検知された場合に、介護者4に通報を発する通報装置で
ある。通報解除手段5は、通報手段3による通報を解除
するための介護者4による応答を受け付ける通報解除装
置であり、前記要介護者1のいる場所に通じる経路途上
又は前記要介護者1のいる場所に複数設置される。
【0015】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。自動検知手段2は、要介護者1の音声をマイクによ
り入力し、その入力した音声を予め登録した音声と比較
することにより、要介護者1が介護者4を呼んでいるの
か否かを判断する。例えば、自動検知手段2には、要介
護者1の「お願いします」、「おーい」とか、苦しんだ
ときに発するであろう「うー」、「痛い」等の音声デー
タが予め登録された記憶装置6が接続されている。自動
検知手段2は、その登録されている音声の何れかとマイ
クにより入力した音声とが一致した場合に、要介護者1
が介護者4を必要としていると判断する(介護者呼出要
求の検知)。そして、このようにして介護者呼出要求を
検知した場合、自動検知手段2は、通報を発するための
通報許諾信号を通信手段3に送信する。
る。自動検知手段2は、要介護者1の音声をマイクによ
り入力し、その入力した音声を予め登録した音声と比較
することにより、要介護者1が介護者4を呼んでいるの
か否かを判断する。例えば、自動検知手段2には、要介
護者1の「お願いします」、「おーい」とか、苦しんだ
ときに発するであろう「うー」、「痛い」等の音声デー
タが予め登録された記憶装置6が接続されている。自動
検知手段2は、その登録されている音声の何れかとマイ
クにより入力した音声とが一致した場合に、要介護者1
が介護者4を必要としていると判断する(介護者呼出要
求の検知)。そして、このようにして介護者呼出要求を
検知した場合、自動検知手段2は、通報を発するための
通報許諾信号を通信手段3に送信する。
【0016】通報手段3は、自動検知手段2により介護
者呼出要求が検知された場合、介護者4に通報を発す
る。例えば、通報手段3は、自動検知手段2から通報許
諾信号を受信している間中、スピーカーを用いて、通常
介護者4が居ることが多いと考えられる部屋の全てに渡
って聞こえる音量で、所定の警告音を出力させる。
者呼出要求が検知された場合、介護者4に通報を発す
る。例えば、通報手段3は、自動検知手段2から通報許
諾信号を受信している間中、スピーカーを用いて、通常
介護者4が居ることが多いと考えられる部屋の全てに渡
って聞こえる音量で、所定の警告音を出力させる。
【0017】通報解除手段5は、通報手段3による通報
を解除するための介護者4による応答を受け付け、その
警告音の解除の処理を行う。例えば、通報解除手段5
は、スイッチを有し、介護者4がそのスイッチを操作す
ることにより、通報解除の信号が発せられ、その解除信
号は自動検知手段2に送られる。自動検知手段2は、複
数個の通報解除手段5の何れかから解除信号を受信すれ
ば、通報手段3に送信している通報許諾信号の送信を中
止する。これにより、通報手段3による通報が解除され
る。
を解除するための介護者4による応答を受け付け、その
警告音の解除の処理を行う。例えば、通報解除手段5
は、スイッチを有し、介護者4がそのスイッチを操作す
ることにより、通報解除の信号が発せられ、その解除信
号は自動検知手段2に送られる。自動検知手段2は、複
数個の通報解除手段5の何れかから解除信号を受信すれ
ば、通報手段3に送信している通報許諾信号の送信を中
止する。これにより、通報手段3による通報が解除され
る。
【0018】なお、本実施の形態では、通報手段3は、
通常介護者4が居ることが多いと考えられる部屋の全て
に渡って聞こえる音量で、所定の警告音を出力させると
したが、通報手段3は、通報解除手段5の各々に併設さ
れたスピーカーを用いて、スピーカーの近辺で聞こえる
音量で警告音を出力させるとしてもよい。或いは、警告
ランプを用いて、光により通報するとしてもよい。
通常介護者4が居ることが多いと考えられる部屋の全て
に渡って聞こえる音量で、所定の警告音を出力させると
したが、通報手段3は、通報解除手段5の各々に併設さ
れたスピーカーを用いて、スピーカーの近辺で聞こえる
音量で警告音を出力させるとしてもよい。或いは、警告
ランプを用いて、光により通報するとしてもよい。
【0019】また、本実施例では、通報手段3による通
報を解除するだけとしたが、「今向かってます」、「す
ぐ行きます」等の予め登録された音声を要介護者1に向
けて発声させたり、或いは、ランプ等を使って、その要
介護者1に介護に向かっていることを知らせるとしても
よい。
報を解除するだけとしたが、「今向かってます」、「す
ぐ行きます」等の予め登録された音声を要介護者1に向
けて発声させたり、或いは、ランプ等を使って、その要
介護者1に介護に向かっていることを知らせるとしても
よい。
【0020】(実施の形態2)本発明の通報解除システ
ムの第2の実施の形態について、その構成図である図2
を参照しながら説明する。本実施の形態の通報解除シス
テムは、少なくとも1つの通報解除装置101、異常検
知装置102、センサアダプタ103、人体検知センサ
104、通報装置105及びバス106により構成され
る。通報解除装置101は、要介護者の常に居る部屋に
設置するか、或いは要介護者のいる部屋に介護者が向か
う経路途上に設置する。
ムの第2の実施の形態について、その構成図である図2
を参照しながら説明する。本実施の形態の通報解除シス
テムは、少なくとも1つの通報解除装置101、異常検
知装置102、センサアダプタ103、人体検知センサ
104、通報装置105及びバス106により構成され
る。通報解除装置101は、要介護者の常に居る部屋に
設置するか、或いは要介護者のいる部屋に介護者が向か
う経路途上に設置する。
【0021】人体検知センサ104は、例えば2次元赤
外線センサ(National TechnicalReport vol.39,No.
4;松下電器産業社製、商品名:パナアイ)を主構成要
素とし、検出視野内の赤外線を検出して被写体の温度を
計測し、前記検出視野内の被写体の温度分布を40×8
ブロックのマトリックスにデジタル化して出力する。例
えば、ベットを検出視野とすれば、そのベットから要介
護者が転落した場合、その検出視野の温度が低下するの
で、異常を検出することができる。
外線センサ(National TechnicalReport vol.39,No.
4;松下電器産業社製、商品名:パナアイ)を主構成要
素とし、検出視野内の赤外線を検出して被写体の温度を
計測し、前記検出視野内の被写体の温度分布を40×8
ブロックのマトリックスにデジタル化して出力する。例
えば、ベットを検出視野とすれば、そのベットから要介
護者が転落した場合、その検出視野の温度が低下するの
で、異常を検出することができる。
【0022】要介護者の身体異常或いは呼出要求は、人
体検知センサ104でセンシングされ、センサアダプタ
103及びバス106を介して異常検知装置102に伝
えられ、更に通報装置105へと通報指示が送信され
る。介護者の応答により、通報解除装置101がONに
なると、その信号がバス106を介して異常検知装置1
02に送信され、更に通報装置105へと送信されて、
通報が解除される。
体検知センサ104でセンシングされ、センサアダプタ
103及びバス106を介して異常検知装置102に伝
えられ、更に通報装置105へと通報指示が送信され
る。介護者の応答により、通報解除装置101がONに
なると、その信号がバス106を介して異常検知装置1
02に送信され、更に通報装置105へと送信されて、
通報が解除される。
【0023】図3は、異常検知装置102の詳細な構成
図である。図3に示すように、異常検知装置102は、
電文送受信部201、電文処理部202、人数確認部2
03、センサ情報蓄積部204、異常判定部205、及
びセンサ情報設定部206を備える。
図である。図3に示すように、異常検知装置102は、
電文送受信部201、電文処理部202、人数確認部2
03、センサ情報蓄積部204、異常判定部205、及
びセンサ情報設定部206を備える。
【0024】電文送受信部201は、通報解除装置10
1、或いは後述する人体検知センサ104からの電文を
受信し、電文処理部202で電文内容を解読する。電文
は、例えば、HBS規格(ET−2101)に準拠した
ものとする。電文内容が人体検知センサ104からの情
報であった場合には、人数確認部203に人数情報が送
られ、更にセンサ情報蓄積部204に蓄えられる。異常
判定部205は、センサ情報蓄積部204内の情報を参
照し、通報が必要な場合には、通報装置105に通報指
示を出すため、通報解除の電文を作成し、電文送受信部
201に送信の指示を送る。また、異常判定部205
は、電文処理部202で解読された電文を直接受け取る
こともできる。センサ情報設定部206は、バス106
に接続されている複数のセンサのアドレスや数の設定を
行う。
1、或いは後述する人体検知センサ104からの電文を
受信し、電文処理部202で電文内容を解読する。電文
は、例えば、HBS規格(ET−2101)に準拠した
ものとする。電文内容が人体検知センサ104からの情
報であった場合には、人数確認部203に人数情報が送
られ、更にセンサ情報蓄積部204に蓄えられる。異常
判定部205は、センサ情報蓄積部204内の情報を参
照し、通報が必要な場合には、通報装置105に通報指
示を出すため、通報解除の電文を作成し、電文送受信部
201に送信の指示を送る。また、異常判定部205
は、電文処理部202で解読された電文を直接受け取る
こともできる。センサ情報設定部206は、バス106
に接続されている複数のセンサのアドレスや数の設定を
行う。
【0025】なお、通報装置105は、バス106を介
して異常検知装置106に接続されるとしたが、図11
に示すように、通報提示装置207は、異常検知装置1
02に直接接続されるとしてもよい。通報提示装置20
7は、通報装置105と同様の機能を有し、更に、通報
解除装置101の機能をも有する装置である。
して異常検知装置106に接続されるとしたが、図11
に示すように、通報提示装置207は、異常検知装置1
02に直接接続されるとしてもよい。通報提示装置20
7は、通報装置105と同様の機能を有し、更に、通報
解除装置101の機能をも有する装置である。
【0026】図4は、通報解除に関して異常判定部20
5が行う制御動作を示すフローチャートである。通報保
持状態において、通報解除装置101からの電文を受け
ると(ステップS301)、通報解除の電文を作成し、
電文送受信部201へ送信の指示を行うか、或いは通報
提示装置207へ通報解除指示を行う(ステップS30
2)。更に、介護者が通報に応じたことを示す通報音声
を鳴動させるように、電文送受信部201、或いは通報
提示装置207に指示を出し(ステップS303)、そ
の後、異常監視状態となる。通報解除装置101からの
電文を受信していない場合は、通報保持状態に戻る。
5が行う制御動作を示すフローチャートである。通報保
持状態において、通報解除装置101からの電文を受け
ると(ステップS301)、通報解除の電文を作成し、
電文送受信部201へ送信の指示を行うか、或いは通報
提示装置207へ通報解除指示を行う(ステップS30
2)。更に、介護者が通報に応じたことを示す通報音声
を鳴動させるように、電文送受信部201、或いは通報
提示装置207に指示を出し(ステップS303)、そ
の後、異常監視状態となる。通報解除装置101からの
電文を受信していない場合は、通報保持状態に戻る。
【0027】具体的な例を示せば、本実施の形態によっ
て、介護者の通報解除操作にかかる時間を短縮すること
ができる。通報解除装置を要介護者の身辺側に設置する
ことが可能なため、途中、通報解除のために異常検知装
置の設置場所を経由する必要がなく、介護者が要介護者
の元へ直接向かい、そこで通報解除を行うことができ
る。また、宅内の複数箇所に通報解除装置を設置すれ
ば、介護者が宅内最寄りの通報解除装置を押した時、通
報に応じたことを示す音声が発せられ、要介護者に安心
感を与えることができる。
て、介護者の通報解除操作にかかる時間を短縮すること
ができる。通報解除装置を要介護者の身辺側に設置する
ことが可能なため、途中、通報解除のために異常検知装
置の設置場所を経由する必要がなく、介護者が要介護者
の元へ直接向かい、そこで通報解除を行うことができ
る。また、宅内の複数箇所に通報解除装置を設置すれ
ば、介護者が宅内最寄りの通報解除装置を押した時、通
報に応じたことを示す音声が発せられ、要介護者に安心
感を与えることができる。
【0028】(実施の形態3)本発明の通報解除システ
ムの第3の実施の形態について、第2の実施の形態と異
なる部分のみを図面を参照しながら説明する。図5は、
本実施の形態における通報解除装置101の構成図であ
る。図5に示すように、本実施の形態における通報解除
装置101は、マイク401、音声認識処理部402、
音声データ蓄積部403、および電文送信部404を備
える。
ムの第3の実施の形態について、第2の実施の形態と異
なる部分のみを図面を参照しながら説明する。図5は、
本実施の形態における通報解除装置101の構成図であ
る。図5に示すように、本実施の形態における通報解除
装置101は、マイク401、音声認識処理部402、
音声データ蓄積部403、および電文送信部404を備
える。
【0029】マイク401は、介護者の音声応答を入力
する。音声認識処理部402は、マイク401からの音
声入力と、後述する音声データ蓄積部403内の音声デ
ータとを比較し、入力された音声が介護者の音声である
か否かを認識する。介護者の音声であると認識された場
合は、通報解除の電文を作成し、後述の電文送信部40
4に電文を送信する。音声データ蓄積部403は、介護
者の音声データを予め蓄積する。電文送信部404は、
音声認識処理部402から送られた通報解除電文をバス
106上に送信する。
する。音声認識処理部402は、マイク401からの音
声入力と、後述する音声データ蓄積部403内の音声デ
ータとを比較し、入力された音声が介護者の音声である
か否かを認識する。介護者の音声であると認識された場
合は、通報解除の電文を作成し、後述の電文送信部40
4に電文を送信する。音声データ蓄積部403は、介護
者の音声データを予め蓄積する。電文送信部404は、
音声認識処理部402から送られた通報解除電文をバス
106上に送信する。
【0030】図6は、音声認識処理部402が行う制御
動作を示すフローチャートである。音声認識処理部40
2は、マイク101からの音声入力を受けると(ステッ
プS501)、音声データ蓄積部403内に予め蓄積さ
れたデータとの比較を行い(ステップS502)、入力
音声が介護者の音声であるか否かを判定する(ステップ
S503)。介護者の音声であった場合、通報解除の電
文を作成し電文送信部404に出力した後(ステップS
504)、通常状態となる。
動作を示すフローチャートである。音声認識処理部40
2は、マイク101からの音声入力を受けると(ステッ
プS501)、音声データ蓄積部403内に予め蓄積さ
れたデータとの比較を行い(ステップS502)、入力
音声が介護者の音声であるか否かを判定する(ステップ
S503)。介護者の音声であった場合、通報解除の電
文を作成し電文送信部404に出力した後(ステップS
504)、通常状態となる。
【0031】具体的な例を示せば、本実施の形態によっ
て、介護者の通報解除操作にかかる時間を短縮すること
ができ、併せて、通報に応じたのが確かに介護者である
ことを保証することができる。通報を受けた介護者は音
声で応答することによる通報解除が可能であり、更に、
介護のできない子供や、客人、あるいは不法侵入者によ
って、通報が解除されてしまうのも防ぐことができる。
て、介護者の通報解除操作にかかる時間を短縮すること
ができ、併せて、通報に応じたのが確かに介護者である
ことを保証することができる。通報を受けた介護者は音
声で応答することによる通報解除が可能であり、更に、
介護のできない子供や、客人、あるいは不法侵入者によ
って、通報が解除されてしまうのも防ぐことができる。
【0032】(実施の形態4)本発明の通報解除システ
ムの第4の実施の形態について、第2の実施の形態と異
なる部分のみを図面を参照しながら説明する。
ムの第4の実施の形態について、第2の実施の形態と異
なる部分のみを図面を参照しながら説明する。
【0033】図7は、本実施の形態において通報解除に
関して異常判断部205が行う制御動作を示すフローチ
ャートである。
関して異常判断部205が行う制御動作を示すフローチ
ャートである。
【0034】異常判定部205は、通報保持状態におい
て、センサアダプタ103から人数情報を受信すると
(ステップS601)、その情報とセンサ情報蓄積部2
04内に蓄積されている人数情報とを比較し(ステップ
S602)、人数が増加しているか否かを判定する(ス
テップS603)。人数が増加している場合、通報解除
電文を作成し電文送受信部201へ送信の指示を出す
か、或いは、通報提示装置207へ通報解除指示を出し
(ステップS604)、その後、異常監視状態となる。
ステップS601においてセンサアダプタ103から人
数情報を受信していない場合、およびステップS603
において人数が増加していない場合は、共に通報保持状
態に戻る。
て、センサアダプタ103から人数情報を受信すると
(ステップS601)、その情報とセンサ情報蓄積部2
04内に蓄積されている人数情報とを比較し(ステップ
S602)、人数が増加しているか否かを判定する(ス
テップS603)。人数が増加している場合、通報解除
電文を作成し電文送受信部201へ送信の指示を出す
か、或いは、通報提示装置207へ通報解除指示を出し
(ステップS604)、その後、異常監視状態となる。
ステップS601においてセンサアダプタ103から人
数情報を受信していない場合、およびステップS603
において人数が増加していない場合は、共に通報保持状
態に戻る。
【0035】図8は、人数情報を検知する人体検知セン
サ104、及びセンサアダプタ103の詳細な構成図で
ある。人体検知センサ104は、2次元赤外線センサ7
01、人数/位置算出部702、及び信号処理制御部7
03を備える。
サ104、及びセンサアダプタ103の詳細な構成図で
ある。人体検知センサ104は、2次元赤外線センサ7
01、人数/位置算出部702、及び信号処理制御部7
03を備える。
【0036】センサアダプタ103は、変化検出部70
4、センシング間隔設定タイマ部705、情報蓄積部7
06、電文処理部707、及び電文送受信部708を備
える。
4、センシング間隔設定タイマ部705、情報蓄積部7
06、電文処理部707、及び電文送受信部708を備
える。
【0037】信号処理制御部703は、人体位置センサ
101及びセンサアダプタ103の各構成要素の動作を
制御する。
101及びセンサアダプタ103の各構成要素の動作を
制御する。
【0038】人数/位置算出部702は、2次元赤外線
センサ701の出力に基づいて、検知領域内の人体の数
及び前記検知領域内の各人体の座標上の位置情報を算出
する。具体的には、人数/位置情報は、人数情報と前記
人数分の位置情報とからなる。前記各人の位置情報は、
40×8のマトリックスに分割された検知領域内の1ブ
ロックを示す行列で表される。
センサ701の出力に基づいて、検知領域内の人体の数
及び前記検知領域内の各人体の座標上の位置情報を算出
する。具体的には、人数/位置情報は、人数情報と前記
人数分の位置情報とからなる。前記各人の位置情報は、
40×8のマトリックスに分割された検知領域内の1ブ
ロックを示す行列で表される。
【0039】変化検出部704は、後述のセンシング間
隔タイマ部705からのタイミング信号毎に、人数/位
置算出部702の出力情報を情報蓄積部706に蓄積し
ている前回のサンプリング情報と比較し、各人体の数の
変化及び各人体の位置の変化を検出する。
隔タイマ部705からのタイミング信号毎に、人数/位
置算出部702の出力情報を情報蓄積部706に蓄積し
ている前回のサンプリング情報と比較し、各人体の数の
変化及び各人体の位置の変化を検出する。
【0040】また、変化検出部704は、信号処理制御
部703の指示に従って電文を作成する。まず、変化検
出部704は、信号処理制御部703の人数/位置情報
に関する電文作成指示に従って、人数/位置算出部70
2からの人数/位置情報に情報名を付し、電文送受信部
708に出力する。更に、変化検出部704は、信号処
理制御部703の前記各情報の変化情報に関する電文作
成指示に従って、電文を作成する。変化検出部704
は、変化のあった情報のみについて、検出した変化情報
を人数/位置情報に付加して電文を作成する。具体的に
は、変化検出部704からの人数/位置情報に関する電
文は、人数情報、人数の変化量、各人の位置情報、及び
各人の位置変化量からなる。さらに、変化検出部704
は、このようにして作成した電文に、情報名を付し、電
文送受信部708に出力する。変化検出部704は、前
記変化検出電文を電文送受信部708に渡した後、情報
蓄積部706内の情報を、最新の情報に書き換える。
部703の指示に従って電文を作成する。まず、変化検
出部704は、信号処理制御部703の人数/位置情報
に関する電文作成指示に従って、人数/位置算出部70
2からの人数/位置情報に情報名を付し、電文送受信部
708に出力する。更に、変化検出部704は、信号処
理制御部703の前記各情報の変化情報に関する電文作
成指示に従って、電文を作成する。変化検出部704
は、変化のあった情報のみについて、検出した変化情報
を人数/位置情報に付加して電文を作成する。具体的に
は、変化検出部704からの人数/位置情報に関する電
文は、人数情報、人数の変化量、各人の位置情報、及び
各人の位置変化量からなる。さらに、変化検出部704
は、このようにして作成した電文に、情報名を付し、電
文送受信部708に出力する。変化検出部704は、前
記変化検出電文を電文送受信部708に渡した後、情報
蓄積部706内の情報を、最新の情報に書き換える。
【0041】センシング間隔設定タイマ部705は、変
化検出部704に予め設定されたセンシング間隔でタイ
ミング信号を出力する。
化検出部704に予め設定されたセンシング間隔でタイ
ミング信号を出力する。
【0042】情報蓄積部706は、変化検出部704か
らの出力を蓄積する。
らの出力を蓄積する。
【0043】電文処理部707は、後述の電文送受信部
708が異常検知装置102から受信した電文を解読す
る。更に、電文処理部707は、電文で指定された要求
を満たす電文を、情報蓄積部706の内容から作成し、
電文送受信部708へ渡す。
708が異常検知装置102から受信した電文を解読す
る。更に、電文処理部707は、電文で指定された要求
を満たす電文を、情報蓄積部706の内容から作成し、
電文送受信部708へ渡す。
【0044】電文送受信部708は、バス106を介し
て異常検知装置102への電文送受信を行う。
て異常検知装置102への電文送受信を行う。
【0045】図9及び図10は、信号処理制御部703
が行う制御動作を示すフローチャートである。図9及び
図10に示すように、電源が投入されると、信号処理制
御部703は、人数/位置情報を収集するよう、人数/
位置算出部702に指示する(ステップS801)。人
数/位置算出部702によって全情報が収集されるのを
待って(ステップS802)、人数/位置情報を変化検
出部704に出力するよう人数/位置算出部702に指
示する(ステップS803)。
が行う制御動作を示すフローチャートである。図9及び
図10に示すように、電源が投入されると、信号処理制
御部703は、人数/位置情報を収集するよう、人数/
位置算出部702に指示する(ステップS801)。人
数/位置算出部702によって全情報が収集されるのを
待って(ステップS802)、人数/位置情報を変化検
出部704に出力するよう人数/位置算出部702に指
示する(ステップS803)。
【0046】この後、人数/位置情報を情報蓄積部70
6に出力するよう変化検出部704に指示し(ステップ
S804)、前記人数/位置情報から電文を組み立て、
電文送受信部708に出力するよう送信要求を行う(ス
テップS805)。以上のステップS801〜ステップ
S805で初期化処理を終了する。
6に出力するよう変化検出部704に指示し(ステップ
S804)、前記人数/位置情報から電文を組み立て、
電文送受信部708に出力するよう送信要求を行う(ス
テップS805)。以上のステップS801〜ステップ
S805で初期化処理を終了する。
【0047】次に、センシング間隔設定タイマ部705
を起動し、センシング間隔の初期値を設定する(ステッ
プS806)。このセンシング間隔設定タイマ部705
がタイムアウトする度にステップS808〜ステップS
814の処理を繰り返す。すなわち、信号処理制御部7
03は、センシングが終了する度に(ステップS80
7)、センシング間隔設定タイマ部705を再起動させ
(ステップS808)、人数/位置情報を収集するよう
人数/位置算出部702に指示し(ステップS80
9)、人数/位置情報の収集完了を待って(ステップS
810)、検出情報を変化検出部704に渡す。変化検
出部704では、渡された情報と情報蓄積部706内に
ある前回までの情報とを比較し(ステップS811)、
比較の結果、今回収集された人数/位置情報と前回収集
された人数/位置情報との間に変化があればステップS
813に移り(ステップS812)、人数/位置情報の
変化量を求め、人数/位置情報に関する電文を作成し、
出力する(ステップS813)。これと同時に、ステッ
プS813で得られた人数/位置情報の変化量を情報蓄
積部706に蓄積する(ステップS814)。
を起動し、センシング間隔の初期値を設定する(ステッ
プS806)。このセンシング間隔設定タイマ部705
がタイムアウトする度にステップS808〜ステップS
814の処理を繰り返す。すなわち、信号処理制御部7
03は、センシングが終了する度に(ステップS80
7)、センシング間隔設定タイマ部705を再起動させ
(ステップS808)、人数/位置情報を収集するよう
人数/位置算出部702に指示し(ステップS80
9)、人数/位置情報の収集完了を待って(ステップS
810)、検出情報を変化検出部704に渡す。変化検
出部704では、渡された情報と情報蓄積部706内に
ある前回までの情報とを比較し(ステップS811)、
比較の結果、今回収集された人数/位置情報と前回収集
された人数/位置情報との間に変化があればステップS
813に移り(ステップS812)、人数/位置情報の
変化量を求め、人数/位置情報に関する電文を作成し、
出力する(ステップS813)。これと同時に、ステッ
プS813で得られた人数/位置情報の変化量を情報蓄
積部706に蓄積する(ステップS814)。
【0048】この後、処理はステップS807に戻り、
タイマのタイムアウトを待って、再び同様の動作を繰り
返す。なお、ステップS812において変化がないと判
断されると、ステップS813、ステップS814の処
理を行うことなく、次の処理に進む。
タイマのタイムアウトを待って、再び同様の動作を繰り
返す。なお、ステップS812において変化がないと判
断されると、ステップS813、ステップS814の処
理を行うことなく、次の処理に進む。
【0049】具体的な例を示せば、本実施の形態によっ
て、介護者の通報解除操作にかかる時間を削除すること
ができる。要介護者を監視している人体検知センサが、
要介護者の元へ介護者が到着したことを自動的に検知
し、通報解除を行うため、途中、通報解除のために異常
検知装置の設置場所を経由する必要がなくなる。
て、介護者の通報解除操作にかかる時間を削除すること
ができる。要介護者を監視している人体検知センサが、
要介護者の元へ介護者が到着したことを自動的に検知
し、通報解除を行うため、途中、通報解除のために異常
検知装置の設置場所を経由する必要がなくなる。
【0050】なお、上記実施の形態では、要介護者の部
屋における蓄積した人数の変化、即ち、その部屋の出入
りに基づいて、通報解除の電文を作成するとしたが、通
報が発せられた後に、その部屋を人が通過したか否かの
検出に基づいて、通報解除の電文を作成するとしてもよ
い。即ち、通報が発せられた後に、その部屋を人が通過
した場合、介護者が到着したとみなしてもよい。
屋における蓄積した人数の変化、即ち、その部屋の出入
りに基づいて、通報解除の電文を作成するとしたが、通
報が発せられた後に、その部屋を人が通過したか否かの
検出に基づいて、通報解除の電文を作成するとしてもよ
い。即ち、通報が発せられた後に、その部屋を人が通過
した場合、介護者が到着したとみなしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明の通報解除システ
ムによれば、通報に応じた介護者が要介護者の元へ到着
する時間を従来よりも短縮させることが可能である。
ムによれば、通報に応じた介護者が要介護者の元へ到着
する時間を従来よりも短縮させることが可能である。
【0052】また、本発明によれば、通報解除手段に音
声認識装置を用いることで、通報に応じたのが確かに介
護者であることを保証することが可能となる。
声認識装置を用いることで、通報に応じたのが確かに介
護者であることを保証することが可能となる。
【0053】また、本発明によれば、通報解除と同時
に、介護者が通報に応じられることを要介護者に通知す
ることも可能となり、要介護者により大きな安心感を与
えることが可能である。
に、介護者が通報に応じられることを要介護者に通知す
ることも可能となり、要介護者により大きな安心感を与
えることが可能である。
【図1】本発明の通報解除システムの第1の実施の形態
の構成図
の構成図
【図2】本発明の通報解除システムの第2の実施の形態
の構成図
の構成図
【図3】異常検知装置102の詳細な構成図
【図4】第2の実施の形態における異常判定部203で
の制御動作フローチャート
の制御動作フローチャート
【図5】第3の実施の形態における通報解除装置101
の詳細な構成図
の詳細な構成図
【図6】音声認識処理部402での制御動作フローチャ
ート
ート
【図7】第3の実施の形態における異常判定部203で
の制御動作フローチャート
の制御動作フローチャート
【図8】人体検知センサ104およびセンサアダプタの
詳細な構成図
詳細な構成図
【図9】信号処理制御部703の制御動作フローチャー
トの前半部
トの前半部
【図10】信号処理制御部703の制御動作フローチャ
ートの後半部
ートの後半部
【図11】異常検知装置102の別の構成図
101 通報解除装置 102 異常検知装置 103 センサアダプタ 104 人体検知センサ 105 通報装置 106 バス
Claims (4)
- 【請求項1】 要介護者の身体に発生した異常又は要介
護者の発する介護者呼出要求を自動検知する自動検知手
段と、 その自動検知手段により前記異常又は介護者呼出要求が
自動検知された場合、介護者に通報を発する通報手段
と、 その通報手段による通報を解除する少なくとも1つの通
報解除手段とを備え、 前記通報解除手段は、前記要介護者のいる場所に通じる
経路途上又は前記要介護者のいる場所に設置されること
を特徴とする通報解除システム。 - 【請求項2】 前記通報解除装置は、スイッチ又は音声
認識装置を有することを特徴とする請求項1に記載の通
報解除システム。 - 【請求項3】 前記要介護者のいる場所に設置された通
報解除手段は、前記要介護者のいる場所における人の出
入り又は通過の有無に基づいて、前記通報手段による通
報を解除することを特徴とする請求項1に記載の通報解
除システム。 - 【請求項4】 前記介護者が通報に応じられる状態であ
ることを前記要介護者に通知する通知手段を更に備えた
ことを特徴とする通報解除システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095116A JPH09276344A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 通報解除システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095116A JPH09276344A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 通報解除システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09276344A true JPH09276344A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14128879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8095116A Pending JPH09276344A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 通報解除システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09276344A (ja) |
Cited By (3)
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JP2010033201A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Isao Saito | 在宅要介護者等緊急対応システム |
JP2013248068A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Carecom Co Ltd | ナースコールシステム |
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-
1996
- 1996-04-17 JP JP8095116A patent/JPH09276344A/ja active Pending
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