JP2001307259A - 緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム

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JP2001307259A
JP2001307259A JP2000122531A JP2000122531A JP2001307259A JP 2001307259 A JP2001307259 A JP 2001307259A JP 2000122531 A JP2000122531 A JP 2000122531A JP 2000122531 A JP2000122531 A JP 2000122531A JP 2001307259 A JP2001307259 A JP 2001307259A
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JP
Japan
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emergency
signal
abnormality
house
emergency call
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Application number
JP2000122531A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
Hiroshi Yagisawa
博史 八木沢
Masahiro Tsuchiya
雅弘 土谷
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常検出時に、緊急度の低い場合には緊急通
報を省くことができるシステムを提供する。 【解決装置】 宅10内には、センサ11と、異常検知
装置12と、緊急通報電話13(緊急通報装置)が設置
されている。センター20には、ホストコンピュータ2
1と、表示装置22と、緊急受信装置23(受信装置)
が設置されている。 異常検知装置12は、センサ11
からの信号に基づき観察対象者の異常を検知して、異常
検知信号を出力する。ホストコンピュータ21は、異常
検知信号を受けた時に、その内容を表示装置22に表示
させるとともに、その緊急度を判断し、緊急度が高いと
判断した時には、通報指令信号を出力する。緊急通報電
話13は、この通報指令信号に応答して緊急信号を出力
する。緊急受信電話23がこの緊急信号を受信すること
により、オペレータは観察対象者と通話可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅独居老人等の
観察対象者の安否確認を行い、異常時に緊急通報するシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常の緊急通報システムでは、各契約ユ
ーザー宅に、観察対象者の状態や行動を検出する多数
(複数)のセンサと、異常検知装置と、緊急通報装置が
設置されている。異常検知装置は、上記センサからの信
号に基づいて観察対象者の異常を検知して、通報指令信
号を緊急通報装置に出力する。緊急通報装置は、この通
報指令信号に応答して、センター側の受信装置に緊急通
報する。
【0003】しかし、上記のように全ての異常検出に応
答して緊急通報を行うと、この緊急通報に応対するセン
ター側のオペレータの負担が増大するし、センター側か
らの緊急出動回数が必要以上に多くなってしまう。
【0004】そこで、特開平9−28681号公報に開
示されたシステムでは、異常検出時に、観察対象者に対
してボタン操作等の特殊な応答を促し、これに応答した
場合には緊急を要しないと判断し、応答が無い場合には
緊急通報するように構成しており、これにより無駄な緊
急出動等を削減している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のシステムで
は、観察対象者の応答により、緊急通報するか否かを判
断するため、その判断基準が一義的,固定的であり、よ
り柔軟にかつ簡易に判断基準を設定することが要望され
ていた。
【0006】
【課題を解決するための装置】本発明の第1の態様は、
緊急通報システムにおいて、宅内に設置され、観察対象
者の状態や行動を検出するセンサと、宅内に設置され、
上記センサからの信号に基づき異常を検知して、異常検
知信号を出力する異常検知装置と、宅内に設置され、通
報指令信号に応答して緊急信号を出力する緊急通報装置
と、宅外に配置され、上記異常検知装置からの異常検知
信号を受けてその緊急度を判断し、緊急通報を要する程
度に緊急度が高いと判断した時に、通報指令信号を出力
するホストコンピュータと、宅外に配置され、上記緊急
信号を受信する受信装置と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】本発明の第2の態様は、第1態様の緊急通
報システムにおいて、上記緊急通報装置が緊急通報電話
を含み、上記受信装置が緊急受信電話を含み、さらに、
上記ホストコンピュータからの表示指令により、上記検
知された異常の内容を表示する表示装置が宅外に配置さ
れ、この表示装置が上記緊急受信電話の近傍に配置され
ていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係わ
る緊急通報システムを、図1を参照して説明する。各契
約ユーザー宅10には、多数(複数)のセンサ11が設
置されている。これらセンサ11は、観察対象者の状態
や行動を検出するものであり、例えば人体を感知する赤
外線検知センサであり、宅内の複数箇所に設置されてい
る。トイレのセンサ11が反応すると、観察対象者がト
イレに入ったことが分かり、次に居間のセンサ11が反
応すると、トイレから出たことが分かる。上記センサ1
1には、人感センサのみならず、電気,ガス,水道等の
供給状態を検出するセンサも含まれる。さらにセンサ1
1は、体温その他の生体情報を検出するものも含む。
【0009】上記宅10内には、さらに異常検知装置1
2と緊急通報電話13(緊急通報装置)が設置されてい
る。異常検知装置12は、上記センサ11からの信号に
基づいて観察対象者の異常を検知する。例えば、トイレ
に入ってからの経過時間が閾値を超えた時には、異常と
判定し、異常検知信号を出力する。緊急通報電話13
は、異常検知装置12からの通報指令信号に応答して、
緊急通報を行う。
【0010】また、多数のユーザー宅10を集中して監
視するセンター20には、ホストコンピュータ21と、
このホストコンピュータ21に接続された表示装置22
と、緊急受信電話23(受信装置)が設置されている。
異常検知装置12とホストコンピュータ21とは、広域
ネットワーク30(通信装置)を介して接続され、緊急
通報電話13と緊急受信電話23も広域ネットワーク3
0を介して接続されている。表示装置22は、ホストコ
ンピュータ21からの表示指令に基づき、モニター画面
上に文字,画像で表示したり、音声で表示したりする。
表示装置22は緊急受信電話23の近くに配置されてい
る。
【0011】上記構成をなす緊急通報システムの作用
を、図2を参照しながら説明する。異常検知装置12
が、観察対象者の異常を検知した時には、即座に緊急通
報電話13に通報指令を出力せず、センター20側のホ
ストコンピュータ21に異常検知信号を送信する。ホス
トコンピュータ21では、この異常検知信号に基づき、
その異常の内容、およびユーザー宅の識別情報を表示装
置22に表示する。
【0012】さらにホストコンピュータ21では、検知
された異常の緊急度を判定する。緊急度の高い異常であ
ると判定した時には、異常検知装置12に通報指令信号
を送信する。異常検知装置12では、この通報指令信号
を中継して緊急通報電話13に出力する。緊急通報電話
13では、この通報指令信号に応答して緊急通報を緊急
受信電話23に自動発信する。
【0013】センター20にいるオペレータは、緊急受
信電話23で緊急通報を受信した時に、観察対象者とハ
ンズフリーの通話を行う。この通話の内容により、緊急
事態であると判断した時には、救護者の派遣,救急車の
出動要請等を行う。観察対象者との通話が不可能な場合
にも同様である。この際、オペレータは、表示装置22
に表示された内容を参照しながら、観察対象者と通話を
行うことができ、意思疎通の行き届いた適切な会話を行
うことができる。
【0014】上述したように、第1実施形態によれば、
ホストコンピュータ21で異常の緊急度を判断して、緊
急度が高いと判断した時にのみ、緊急通報を行うように
したので、緊急度の低い場合には、オペレータが応対せ
ずに済み、その負担を軽減することができる。
【0015】ホストコンピュータ21での緊急度の判断
基準は、契約によりユーザー毎に設定することができ、
より柔軟な緊急通報体制をとることができる。また、こ
の設定はホストコンピュータ21で一括して行うことが
できるので、設定が容易である。
【0016】本発明は上記実施形態に制約されず種々の
態様が可能である。例えば、ホストコンピュータ21
は、宅10とセンター20から離れた場所に設置しても
よい。この場合、表示装置22は、ホストコンピュータ
21と長い回線を介して接続され、センター20内にお
いて、緊急受信電話23の近くに設置される。また、上
記緊急通報装置,受信装置が電話機能を備えていなくて
もよい。この場合、緊急通報に応答して救助活動を行う
ことになるが、その出動回数を減らすことができる。
【0017】なお、上記実施形態のシステムの構成は、
フレキシブルに仕様変更が可能であり、本発明から逸脱
した仕様に変更することもできる。参考までに、図3,
図4を参照して説明する。図3では、検知された異常の
緊急度をホストコンピュータ21ではなく、オペレータ
が判断し、緊急度が高い場合にはホストコンピュータ2
1を操作して、通報指令信号を異常検知装置12に送信
するようになっている。これにより、オペレータは観察
対象者と通話可能となる。
【0018】また、図4に示すように、異常検知装置1
2が異常を検知したときに、緊急通報電話13に通報指
令を出力する。ホストコンピュータ21では、異常検知
装置12からの異常検知信号を受けた時に、表示装置2
2に異常の内容とユーザー識別情報を表示させる。この
場合、ユーザー宅に応答ボタンの入力手段を設置し、異
常検知手段が異常を検知した時に、音や光で観察対象者
の応答を促し、応答が無い場合には通報を行う機能を付
加してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1態様
によれば、ホストコンピュータで異常の緊急度が高いと
判断した時にのみ、緊急通報を行うようにしたので、オ
ペレータの負担を軽減したり、緊急出動回数を減じるこ
とができる。しかもホストコンピュータ21での緊急度
の判断基準は、柔軟かつ容易に設定できる。本発明の第
2態様によれば、オペレータは、表示装置に表示された
異常の内容を参照しながら、観察対象者と通話を行うこ
とができ、意思疎通の行き届いた適切な会話を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる緊急通報システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同システムにより実行される作用を説明する図
である。
【図3】同システムの構成を一部変更することにより実
行可能な他の作用を説明する図である。
【図4】同システムの構成を一部変更することにより実
行可能なさらに他の作用を説明する図である。
【符号の説明】
10 ユーザー宅 11 センサ 12 異常検知装置 13 緊急通報電話(緊急通報装置) 20 センター 21 ホストコンピュータ 22 表示装置 23 緊急受信電話(受信装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA09 AA10 AA11 AA19 AA31 BB12 BB64 BB74 BB76 DD03 DD24 EE18 FF01 FF04 FF05 FF19 FF23 GG07 GG08 GG70 GG83 5K101 KK14 KK19 MM07 NN12 NN17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】宅内に設置され、観察対象者の状態や行動
    を検出するセンサと、 宅内に設置され、上記センサからの信号に基づき異常を
    検知して、異常検知信号を出力する異常検知装置と、 宅内に設置され、通報指令信号に応答して緊急信号を出
    力する緊急通報装置と、 宅外に配置され、上記異常検知装置からの異常検知信号
    を受けてその緊急度を判断し、緊急通報を要する程度に
    緊急度が高いと判断した時に、通報指令信号を出力する
    ホストコンピュータと、 宅外に配置され、上記緊急信号を受信する受信装置と、
    を備えたことを特徴とする緊急通報システム。
  2. 【請求項2】上記緊急通報装置が緊急通報電話を含み、
    上記受信装置が緊急受信電話を含み、さらに、上記ホス
    トコンピュータからの表示指令により、上記検知された
    異常の内容を表示する表示装置が宅外に配置され、この
    表示装置が上記緊急受信電話の近傍に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の緊急通報システム。
JP2000122531A 2000-04-24 2000-04-24 緊急通報システム Pending JP2001307259A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164372A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Toshiba Corp 医用装置及びスクリーンロック制御プログラム
JP2010033201A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Isao Saito 在宅要介護者等緊急対応システム
JP6093993B1 (ja) * 2016-04-15 2017-03-15 株式会社プレステージ・インターナショナル 救急手配システム及び救急手配プログラム

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